JP2003143405A - 閾値配列修正方法、およびドットパターンデータ構造 - Google Patents
閾値配列修正方法、およびドットパターンデータ構造Info
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- JP2003143405A JP2003143405A JP2001337873A JP2001337873A JP2003143405A JP 2003143405 A JP2003143405 A JP 2003143405A JP 2001337873 A JP2001337873 A JP 2001337873A JP 2001337873 A JP2001337873 A JP 2001337873A JP 2003143405 A JP2003143405 A JP 2003143405A
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Landscapes
- Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】出力解像度とスクリーン線数との干渉により発
生する縞、いわゆる単版モアレを、特に網%の50%近
傍で低減する。 【解決手段】ドットパターンにより階調を再現するため
の閾値が配列された閾値配列を修正する際に、網点の接
点の約半分が接している網点画像データにおいて、網点
の接点中、非接点とすべき非接点候補位置を1個決定す
るステップS2〜S9の処理と、網点の非接点中、接点
とすべき接点候補位置を1個決定するステップS100
の処理と、ステップS2〜S9の過程で選択された非接
点候補位置の閾値とステップS100の過程で選択され
た接点候補位置の閾値を入れ替えるステップS20の処
理を行うことで、閾値配列を修正し、結果として、網点
の接点位置の配置を修正する。
生する縞、いわゆる単版モアレを、特に網%の50%近
傍で低減する。 【解決手段】ドットパターンにより階調を再現するため
の閾値が配列された閾値配列を修正する際に、網点の接
点の約半分が接している網点画像データにおいて、網点
の接点中、非接点とすべき非接点候補位置を1個決定す
るステップS2〜S9の処理と、網点の非接点中、接点
とすべき接点候補位置を1個決定するステップS100
の処理と、ステップS2〜S9の過程で選択された非接
点候補位置の閾値とステップS100の過程で選択され
た接点候補位置の閾値を入れ替えるステップS20の処
理を行うことで、閾値配列を修正し、結果として、網点
の接点位置の配置を修正する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、イメージセッ
タ、CTP(Computer to Plate)装置、CTC(Computer
to Cylinder)装置、DDCP(Direct Digital Color P
roof)システム等の印刷分野機器における網点画像出力
機、あるいは電子写真方式やインクジェット方式等の連
続階調画像を2値画像あるいは多値画像で出力する装置
に適用して好適な閾値配列修正方法、およびドットパタ
ーンデータ構造に関する。
タ、CTP(Computer to Plate)装置、CTC(Computer
to Cylinder)装置、DDCP(Direct Digital Color P
roof)システム等の印刷分野機器における網点画像出力
機、あるいは電子写真方式やインクジェット方式等の連
続階調画像を2値画像あるいは多値画像で出力する装置
に適用して好適な閾値配列修正方法、およびドットパタ
ーンデータ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】印刷製版分野において、原稿画像を印刷
物として再現する際、印刷機に装着された刷版を介して
印刷用紙上にインキが乗せられて画像が形成される。
物として再現する際、印刷機に装着された刷版を介して
印刷用紙上にインキが乗せられて画像が形成される。
【0003】印刷物上での原稿画像の再現方法として、
形成する画像を、複数の網点(ドットともいう。)から
なるドットパターンとする面積階調再現方法が知られて
いる。
形成する画像を、複数の網点(ドットともいう。)から
なるドットパターンとする面積階調再現方法が知られて
いる。
【0004】この場合、前記刷版にも、ドットパターン
が形成されるが、この刷版は、前記イメージセッタから
出力されるフイルムを介して作成され、あるいは前記C
TP装置あるいは前記CTC装置により直接的に作成さ
れる。
が形成されるが、この刷版は、前記イメージセッタから
出力されるフイルムを介して作成され、あるいは前記C
TP装置あるいは前記CTC装置により直接的に作成さ
れる。
【0005】そして、前記フイルムあるいは前記刷版に
形成されるドットパターンは、予めワークステーション
等の画像処理装置により作成される。
形成されるドットパターンは、予めワークステーション
等の画像処理装置により作成される。
【0006】図10は、前記フイルムあるいは前記刷版
に形成しようとするドットパターンの模式的な例を、画
像処理装置のディスプレイに表示している状態を示して
いる。
に形成しようとするドットパターンの模式的な例を、画
像処理装置のディスプレイに表示している状態を示して
いる。
【0007】各網点1は、基本的には、n個×n個(図
10では、例として8個×8個)の画素から形成される
網点セル(単にセルともいう。)2の中の黒化画素の固
まりで形成されている。
10では、例として8個×8個)の画素から形成される
網点セル(単にセルともいう。)2の中の黒化画素の固
まりで形成されている。
【0008】なお、図10に描いている網点1は、画像
処理装置内部での、いわゆるデジタル網点を示してい
る。実際に、印刷物上に形成される網点は、いわゆるド
ットゲインにより各網点1が丸みを帯びる。
処理装置内部での、いわゆるデジタル網点を示してい
る。実際に、印刷物上に形成される網点は、いわゆるド
ットゲインにより各網点1が丸みを帯びる。
【0009】この図10例において、左上の網点1の網
%(網パーセントともいう。)は、約6.3[%]、右
上の網点1の網%は、約18.8[%]、下の2つの網
点1の網%は、それぞれ50[%]である。
%(網パーセントともいう。)は、約6.3[%]、右
上の網点1の網%は、約18.8[%]、下の2つの網
点1の網%は、それぞれ50[%]である。
【0010】網点セル2のピッチは、スクリーン線数の
逆数で表される。スクリーン線数は、1インチ当たりに
含まれる網点セル2の列の数[線/インチ]で定義され
る。
逆数で表される。スクリーン線数は、1インチ当たりに
含まれる網点セル2の列の数[線/インチ]で定義され
る。
【0011】また、イメージセッタ、CTP装置、CT
C装置、DDCPシステム等の出力機の解像度(出力解
像度という。)、図10例では、ドットパターンの解像
度は、1インチ当たりの画素の数[画素/インチ]で定
義される。
C装置、DDCPシステム等の出力機の解像度(出力解
像度という。)、図10例では、ドットパターンの解像
度は、1インチ当たりの画素の数[画素/インチ]で定
義される。
【0012】従来から、この出願の発明者は、この出力
解像度とスクリーン線数との干渉により発生する好まし
くない縞(以下、版を重ね合わせなくとも1つの版で発
生する縞であることから、便宜上、単版モアレともい
う。)を低減するために、多数の網点セル2から構成さ
れる、いわゆるスーパーセル内での黒化画素の配置ある
いは黒化画素の配置を決定する閾値配列(網点閾値デー
タともいう。)を最適化する技術を提案している{たと
えば、特開平11−112814号公報に開示された技
術(以下、第1の技術という。)}。
解像度とスクリーン線数との干渉により発生する好まし
くない縞(以下、版を重ね合わせなくとも1つの版で発
生する縞であることから、便宜上、単版モアレともい
う。)を低減するために、多数の網点セル2から構成さ
れる、いわゆるスーパーセル内での黒化画素の配置ある
いは黒化画素の配置を決定する閾値配列(網点閾値デー
タともいう。)を最適化する技術を提案している{たと
えば、特開平11−112814号公報に開示された技
術(以下、第1の技術という。)}。
【0013】ここで、スーパーセル自体およびこのスー
パーセルに関連して網点を生成する技術の参考文献とし
ては、例えば、「書名:ポストスクリプト・スクリーニ
ング、著者:ピーター・フィンク、発行元:株式会社エ
ムディエヌコーポレーション、発行日:1994年8月
11日、初版第1刷」を挙げることができる。
パーセルに関連して網点を生成する技術の参考文献とし
ては、例えば、「書名:ポストスクリプト・スクリーニ
ング、著者:ピーター・フィンク、発行元:株式会社エ
ムディエヌコーポレーション、発行日:1994年8月
11日、初版第1刷」を挙げることができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、網点1の接
点、たとえば、図10において、下側の網点1同士の黒
化画素が接続される接点3は、面積階調再現方法におい
て、光学的なドットゲインの影響によりトーンジャンプ
といわれる特異な挙動を示す点として知られている。す
なわち、印刷された網点からなる画像(網点画像あるい
はドットパターン)上で、画像濃度が、面積階調の網%
から計算される濃度以上に不連続に変動することが知ら
れている。
点、たとえば、図10において、下側の網点1同士の黒
化画素が接続される接点3は、面積階調再現方法におい
て、光学的なドットゲインの影響によりトーンジャンプ
といわれる特異な挙動を示す点として知られている。す
なわち、印刷された網点からなる画像(網点画像あるい
はドットパターン)上で、画像濃度が、面積階調の網%
から計算される濃度以上に不連続に変動することが知ら
れている。
【0015】このトーンジャンプを解消しまたは緩和す
る技術として、特開2001−189859号公報に開
示された技術(以下、第2の技術という。)を挙げるこ
とができる。
る技術として、特開2001−189859号公報に開
示された技術(以下、第2の技術という。)を挙げるこ
とができる。
【0016】この第2の技術では、スーパーセル内の各
網点が、ある階調で一度に接するのではなく、網%の5
0%を挟む前後の階調で徐々に各網点1の接点3の黒化
画素が接するように工夫している。
網点が、ある階調で一度に接するのではなく、網%の5
0%を挟む前後の階調で徐々に各網点1の接点3の黒化
画素が接するように工夫している。
【0017】この第2の技術によれば、トーンジャンプ
を解消しまたは緩和することは可能である。しかし、こ
の第2の技術では、網点1の接点3の空間的な規則性、
言い換えれば、ドットパターン上における規則性につい
ては考慮していないので、ドットパターンを形成する網
点の接点が空間的に規則的に並んでしまうと、印刷物
上、網%が50[%]前後、たとえば、50±5[%]
の階調部分で単版モアレとして視認される場合があると
いうことを、この出願の発明者が見いだした。
を解消しまたは緩和することは可能である。しかし、こ
の第2の技術では、網点1の接点3の空間的な規則性、
言い換えれば、ドットパターン上における規則性につい
ては考慮していないので、ドットパターンを形成する網
点の接点が空間的に規則的に並んでしまうと、印刷物
上、網%が50[%]前後、たとえば、50±5[%]
の階調部分で単版モアレとして視認される場合があると
いうことを、この出願の発明者が見いだした。
【0018】特に、この単版モアレは、出力機の解像度
を低くして高スクリーン線数の網点画像(ドットパター
ン)を作成する場合、解像度÷スクリーン線数(以下、
解像度/スクリーン線数と記載する。)の比で定義した
場合には、解像度/スクリーン線数の値が10以下の場
合に問題となることを、この出願の発明者が見いだし
た。
を低くして高スクリーン線数の網点画像(ドットパター
ン)を作成する場合、解像度÷スクリーン線数(以下、
解像度/スクリーン線数と記載する。)の比で定義した
場合には、解像度/スクリーン線数の値が10以下の場
合に問題となることを、この出願の発明者が見いだし
た。
【0019】この発明は、このような課題を考慮してな
されたものであって、網点の接点の配置を原因とする単
版モアレを解消しまたは緩和することを可能とする網点
閾値配列修正方法、およびドットパターンデータ構造を
提供することを目的とする。
されたものであって、網点の接点の配置を原因とする単
版モアレを解消しまたは緩和することを可能とする網点
閾値配列修正方法、およびドットパターンデータ構造を
提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】この発明の閾値配列修正
方法は、1以上の黒化画素からなる網点の集合パターン
であるドットパターンにより階調を再現するための閾値
が配列された閾値配列の修正方法であって、ある階調に
おいて、前記網点の接点中、非接点とすべき非接点候補
位置を少なくとも1個決定するA過程と、前記ある階調
において、前記網点の非接点中、接点とすべき接点候補
位置を少なくとも1個決定するB過程と、前記閾値配列
中、前記A過程で選択された非接点候補位置の閾値と、
前記B過程で選択された接点候補位置の閾値を入れ替え
ることで、前記閾値配列を修正するC過程とを備え、前
記網点の接点配置を修正することを特徴とする(請求項
1記載の発明)。
方法は、1以上の黒化画素からなる網点の集合パターン
であるドットパターンにより階調を再現するための閾値
が配列された閾値配列の修正方法であって、ある階調に
おいて、前記網点の接点中、非接点とすべき非接点候補
位置を少なくとも1個決定するA過程と、前記ある階調
において、前記網点の非接点中、接点とすべき接点候補
位置を少なくとも1個決定するB過程と、前記閾値配列
中、前記A過程で選択された非接点候補位置の閾値と、
前記B過程で選択された接点候補位置の閾値を入れ替え
ることで、前記閾値配列を修正するC過程とを備え、前
記網点の接点配置を修正することを特徴とする(請求項
1記載の発明)。
【0021】この発明によれば、予め決められている閾
値配列中の閾値を入れ替えることで、ドットパターン上
における網点の接点位置の配置を変更するようにしてい
る。このように処理することにより、出力解像度とスク
リーン線数との干渉により発生する縞、いわゆる単版モ
アレをドットパターン上で解消しまたは緩和することが
できる。
値配列中の閾値を入れ替えることで、ドットパターン上
における網点の接点位置の配置を変更するようにしてい
る。このように処理することにより、出力解像度とスク
リーン線数との干渉により発生する縞、いわゆる単版モ
アレをドットパターン上で解消しまたは緩和することが
できる。
【0022】この場合、前記A過程および前記B過程で
は、前記ドットパターン中、前記網点の接点の約半分が
接しているドットパターンを周波数分析して特定周波数
成分を求めた後、前記非接点候補位置における前記特定
周波数成分の強度を求めるとともに、前記接点候補位置
における前記特定周波数成分の強度を求め、求めた強度
の大小により、それぞれ、前記非接点候補位置と前記接
点候補位置とを決定することにより、より具体的に入れ
替えるべき閾値の位置を求めることができる(請求項2
記載の発明)。
は、前記ドットパターン中、前記網点の接点の約半分が
接しているドットパターンを周波数分析して特定周波数
成分を求めた後、前記非接点候補位置における前記特定
周波数成分の強度を求めるとともに、前記接点候補位置
における前記特定周波数成分の強度を求め、求めた強度
の大小により、それぞれ、前記非接点候補位置と前記接
点候補位置とを決定することにより、より具体的に入れ
替えるべき閾値の位置を求めることができる(請求項2
記載の発明)。
【0023】また、この発明は、前記ドットパターンの
解像度の単位を[画素/インチ]、前記網点のスクリー
ン線数の単位を[線/インチ]とするとき、前記ドット
パターンの解像度をスクリーン線数で割った商の値が1
0以下の値とされている網点画像データを作成する閾値
配列に適用しているため、単版モアレを解消しまたは緩
和する効果が大きい(請求項3記載の発明)。
解像度の単位を[画素/インチ]、前記網点のスクリー
ン線数の単位を[線/インチ]とするとき、前記ドット
パターンの解像度をスクリーン線数で割った商の値が1
0以下の値とされている網点画像データを作成する閾値
配列に適用しているため、単版モアレを解消しまたは緩
和する効果が大きい(請求項3記載の発明)。
【0024】この発明は、略均一の大きさで、かつ直交
して略等間隔に並んでいる網点の集合パターンであるド
ットパターンのデータ構造において、前記網点の接点の
配置が不規則的配置とされていることを特徴とする(請
求項4記載の発明)。このようにすれば、単版モアレを
解消しまたは緩和する効果が大きい。
して略等間隔に並んでいる網点の集合パターンであるド
ットパターンのデータ構造において、前記網点の接点の
配置が不規則的配置とされていることを特徴とする(請
求項4記載の発明)。このようにすれば、単版モアレを
解消しまたは緩和する効果が大きい。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。
ついて図面を参照して説明する。
【0026】図1は、この発明の一実施の形態に係る製
版システム10の基本的な構成を示している。
版システム10の基本的な構成を示している。
【0027】この製版システム10は、基本的には、画
像入力部14と画像処理部16と網点画像データ作成部
(ドットパターン作成部)20と閾値配列修正部22と
画像出力装置24とから構成される。
像入力部14と画像処理部16と網点画像データ作成部
(ドットパターン作成部)20と閾値配列修正部22と
画像出力装置24とから構成される。
【0028】この製版システム10は、スキャナ等の画
像入力部14により原稿画像12から読み取った画像
を、1以上の黒化画素からなる網点の集合パターンであ
るドットパターンによりフイルムF等に再現するシステ
ムである。
像入力部14により原稿画像12から読み取った画像
を、1以上の黒化画素からなる網点の集合パターンであ
るドットパターンによりフイルムF等に再現するシステ
ムである。
【0029】なお、網点画像データ作成部20と閾値配
列修正部22は、図示していないワークステーションや
パーソナルコンピュータにより達成される機能を示して
いる。
列修正部22は、図示していないワークステーションや
パーソナルコンピュータにより達成される機能を示して
いる。
【0030】画像入力部14において、光源からの光が
照射され副走査方向に移送される原稿画像12からの反
射光または透過光が、リニアイメージセンサ等の光電変
換素子に導かれて電気的に主走査され、その光電変換素
子を通じて電気信号である画像信号(画素信号)に変換
される。変換された画像信号は、A/D変換器により連
続調画像データである例えば、値0、1、…、255を
とる8ビットのデジタル画像データ(単に画像データと
もいう。)DAに変換される。
照射され副走査方向に移送される原稿画像12からの反
射光または透過光が、リニアイメージセンサ等の光電変
換素子に導かれて電気的に主走査され、その光電変換素
子を通じて電気信号である画像信号(画素信号)に変換
される。変換された画像信号は、A/D変換器により連
続調画像データである例えば、値0、1、…、255を
とる8ビットのデジタル画像データ(単に画像データと
もいう。)DAに変換される。
【0031】なお、画像入力部14としては、このよう
なスキャナに限らず、DVD等の画像記録ディスク(画
像記録媒体)、通信ネットワーク、デジタルカメラ等、
結果としてデジタル画像データを出力する媒体であれば
よい。
なスキャナに限らず、DVD等の画像記録ディスク(画
像記録媒体)、通信ネットワーク、デジタルカメラ等、
結果としてデジタル画像データを出力する媒体であれば
よい。
【0032】画像入力部14から出力された画像データ
DAに対して、画像処理部16により、必要に応じて色
補正処理、シャープネス処理等が行われて画像データG
が作成される。実際上、画像処理部16もパーソナルコ
ンピュータにより構成される。
DAに対して、画像処理部16により、必要に応じて色
補正処理、シャープネス処理等が行われて画像データG
が作成される。実際上、画像処理部16もパーソナルコ
ンピュータにより構成される。
【0033】この実施の形態において画像出力装置24
の解像度、すなわち出力解像度は、例として、1200
[画素/インチ]であるものとする。
の解像度、すなわち出力解像度は、例として、1200
[画素/インチ]であるものとする。
【0034】なお、画像出力装置24の解像度として
は、900〜5000[画素/インチ]程度の値を選択
することができる。
は、900〜5000[画素/インチ]程度の値を選択
することができる。
【0035】画像処理部16により所定の処理のなされ
た画像データGは、階調画像データ作成装置としての網
点画像データ作成部20に供給される。なお、近年、網
点画像データ作成部20に供給される画像データGとし
て、上記デジタルカメラ等、結果としてデジタル画像デ
ータを出力する媒体で画像処理がなされたものが直接供
給される場合もある。
た画像データGは、階調画像データ作成装置としての網
点画像データ作成部20に供給される。なお、近年、網
点画像データ作成部20に供給される画像データGとし
て、上記デジタルカメラ等、結果としてデジタル画像デ
ータを出力する媒体で画像処理がなされたものが直接供
給される場合もある。
【0036】網点画像データ作成部20は、比較部3
2、アドレス計算部34、スーパーセル閾値テンプレー
ト等の閾値配列(閾値データあるいは閾値マトリクスと
同じ意味)が複数記憶される記憶媒体としての閾値配列
記憶部36(なお、記憶されている閾値配列の符号も閾
値配列36とする。)、および記憶されている閾値配列
36中、所望の閾値配列36を選択する選択手段として
の網属性入力部38から構成される。
2、アドレス計算部34、スーパーセル閾値テンプレー
ト等の閾値配列(閾値データあるいは閾値マトリクスと
同じ意味)が複数記憶される記憶媒体としての閾値配列
記憶部36(なお、記憶されている閾値配列の符号も閾
値配列36とする。)、および記憶されている閾値配列
36中、所望の閾値配列36を選択する選択手段として
の網属性入力部38から構成される。
【0037】網点画像データ作成部20に供給された画
像データGは、比較部32の比較入力に供給される。ま
た、画像データGから閾値データ上のx軸とy軸のアド
レスを表すアドレスAD=AD(x,y)がアドレス計
算部34により計算される。
像データGは、比較部32の比較入力に供給される。ま
た、画像データGから閾値データ上のx軸とy軸のアド
レスを表すアドレスAD=AD(x,y)がアドレス計
算部34により計算される。
【0038】閾値配列36は、アドレス計算部34によ
り指定されたアドレスADに格納されている閾値{この
場合、値1、…、255をとる8ビット(正確には、8
ビットから1を引いた値であるが、便宜上、8ビットと
いう。)の閾値}Tを読み出して比較部32の基準入力
に供給する。
り指定されたアドレスADに格納されている閾値{この
場合、値1、…、255をとる8ビット(正確には、8
ビットから1を引いた値であるが、便宜上、8ビットと
いう。)の閾値}Tを読み出して比較部32の基準入力
に供給する。
【0039】閾値配列36としては、複数の閾値配列3
6中、網属性入力部38により指定された網属性(スク
リーン線数、網角度および網形状)に対応するものが使
用される。なお、この実施の形態において、例として、
スクリーン線数は175線[線/インチ]であり、網角
度は15°、網形状はスクエア形状に指定されているも
のとする。具体的な閾値配列36としては、上記第1の
技術を適用して得られる閾値配列を採用することができ
る。この実施の形態において、出力解像度をスクリーン
線数で割った商の値は、1200÷175≒6.9にな
っている。比較的低解像度で、高スクリーン線数であ
る。
6中、網属性入力部38により指定された網属性(スク
リーン線数、網角度および網形状)に対応するものが使
用される。なお、この実施の形態において、例として、
スクリーン線数は175線[線/インチ]であり、網角
度は15°、網形状はスクエア形状に指定されているも
のとする。具体的な閾値配列36としては、上記第1の
技術を適用して得られる閾値配列を採用することができ
る。この実施の形態において、出力解像度をスクリーン
線数で割った商の値は、1200÷175≒6.9にな
っている。比較的低解像度で、高スクリーン線数であ
る。
【0040】なお、スクリーン線数は、85線、175
線、300線等、50線〜600線の間の値に選択する
ことができる。
線、300線等、50線〜600線の間の値に選択する
ことができる。
【0041】上述したように、スーパーセルは、複数の
網点セルから構成されている。一般に、網点生成技術分
野においては、出力解像度により定まる画素グリッド上
にスーパーセルを設定し、設定したスーパーセルを網点
セルに分割し、分割した網点セル内の各画素に対応して
閾値を割り当てて閾値配列36を生成するようにされて
おり、各網点セルに閾値が割り当てられたスーパーセル
をスーパーセル閾値テンプレート、すなわち閾値配列3
6という。
網点セルから構成されている。一般に、網点生成技術分
野においては、出力解像度により定まる画素グリッド上
にスーパーセルを設定し、設定したスーパーセルを網点
セルに分割し、分割した網点セル内の各画素に対応して
閾値を割り当てて閾値配列36を生成するようにされて
おり、各網点セルに閾値が割り当てられたスーパーセル
をスーパーセル閾値テンプレート、すなわち閾値配列3
6という。
【0042】複数の網点セルから構成されるスーパーセ
ルを考えることで、スクリーン線数と網角度をより細か
く変化させることが可能になり、指定されたスクリーン
線数と網角度に、より近い値を選択することができると
いう有利さがある。
ルを考えることで、スクリーン線数と網角度をより細か
く変化させることが可能になり、指定されたスクリーン
線数と網角度に、より近い値を選択することができると
いう有利さがある。
【0043】画素グリッドとは、黒化単位である画素の
集合体をいう。したがって、画素グリッドは、出力解像
度で画素が縦横に整然と並んでいる状態をイメージすれ
ばよい。
集合体をいう。したがって、画素グリッドは、出力解像
度で画素が縦横に整然と並んでいる状態をイメージすれ
ばよい。
【0044】比較部32では、画像データGと閾値Tに
ついて、G≧T→1(オン、黒化)、G<T→0(オ
フ、白抜け、非黒化、白化)の大小比較演算を行い、そ
の比較演算結果の値1または値0をとるドットパターン
を示す階調画像データとしての網点画像データHを作成
する。
ついて、G≧T→1(オン、黒化)、G<T→0(オ
フ、白抜け、非黒化、白化)の大小比較演算を行い、そ
の比較演算結果の値1または値0をとるドットパターン
を示す階調画像データとしての網点画像データHを作成
する。
【0045】作成された網点画像データH、すなわち階
調画像データは、CRTモニタ等の表示部23に供給さ
れるとともに、画像出力装置24を構成する露光記録部
26に供給される。ここで、網点画像データHにより、
表示部23上に表示される画像は、0または1個以上の
黒化画素からなるドットを有する網点セルの集合パター
ン、すなわちドットパターンにより形成される階調画像
となる。
調画像データは、CRTモニタ等の表示部23に供給さ
れるとともに、画像出力装置24を構成する露光記録部
26に供給される。ここで、網点画像データHにより、
表示部23上に表示される画像は、0または1個以上の
黒化画素からなるドットを有する網点セルの集合パター
ン、すなわちドットパターンにより形成される階調画像
となる。
【0046】露光記録部26では、この露光記録部26
内に配された感光材料M上を、網点画像データHに応じ
てオンオフするレーザビーム(記録ビーム)により露光
走査記録して、感光材料M上に潜像としての網点画像を
形成する。網点画像の形成された感光材料Mは、自動現
像機28により現像処理されて、顕像化された網点画像
が形成されたフイルムFが作成される。このフイルムF
が原版とされて刷版が作成され、作成された刷版が図示
していない印刷機に装着され、装着された刷版に対して
インキが付けられる。
内に配された感光材料M上を、網点画像データHに応じ
てオンオフするレーザビーム(記録ビーム)により露光
走査記録して、感光材料M上に潜像としての網点画像を
形成する。網点画像の形成された感光材料Mは、自動現
像機28により現像処理されて、顕像化された網点画像
が形成されたフイルムFが作成される。このフイルムF
が原版とされて刷版が作成され、作成された刷版が図示
していない印刷機に装着され、装着された刷版に対して
インキが付けられる。
【0047】刷版に付けられたインキが印刷用紙に乗せ
られることで、印刷用紙上にドットパターンにより画像
が形成された所望の印刷物を得ることができる。
られることで、印刷用紙上にドットパターンにより画像
が形成された所望の印刷物を得ることができる。
【0048】なお、この発明は、原版としてのフイルム
Fを出力する画像出力装置24ではなく、図1に示すよ
うに、網点画像データHにより刷版PPを直接出力する
ことの可能な画像出力装置であるCTP出力機24aに
も適用することができる。CTP出力機24a内では、
感光材料Mがレーザビーム(記録ビーム)により走査記
録されることで、直接、刷版PPが得られる。
Fを出力する画像出力装置24ではなく、図1に示すよ
うに、網点画像データHにより刷版PPを直接出力する
ことの可能な画像出力装置であるCTP出力機24aに
も適用することができる。CTP出力機24a内では、
感光材料Mがレーザビーム(記録ビーム)により走査記
録されることで、直接、刷版PPが得られる。
【0049】また、画像出力装置24としては、いわゆ
るレーザ光を用いた走査露光装置に限らず、面露光方式
やインクジェット方式でフイルム、刷版あるいは印刷物
を描画する装置にも適用することができる。
るレーザ光を用いた走査露光装置に限らず、面露光方式
やインクジェット方式でフイルム、刷版あるいは印刷物
を描画する装置にも適用することができる。
【0050】さらには、CTC(computer to cylinde
r)印刷機24bに網点画像データHを供給するように
構成すれば、このCTC印刷機24bでは網点画像デー
タHに基づき、シリンダに巻き付けられた感光材料Mが
走査記録されて得られた刷版にインキが付けられ、刷版
に付けられたインキが印刷用紙上に乗せられることで、
シート上に画像形成された所望の印刷物PMを直接得る
ことができる。
r)印刷機24bに網点画像データHを供給するように
構成すれば、このCTC印刷機24bでは網点画像デー
タHに基づき、シリンダに巻き付けられた感光材料Mが
走査記録されて得られた刷版にインキが付けられ、刷版
に付けられたインキが印刷用紙上に乗せられることで、
シート上に画像形成された所望の印刷物PMを直接得る
ことができる。
【0051】なお、図1例中の網点画像データ作成部2
0を構成する閾値配列36は、CDROM、CDR等の
パッケージメディアであって持ち運ぶことの可能な光デ
ィスク等の記録媒体49に記録して可搬することが可能
である。閾値配列36は、データとして伝送することも
可能である。
0を構成する閾値配列36は、CDROM、CDR等の
パッケージメディアであって持ち運ぶことの可能な光デ
ィスク等の記録媒体49に記録して可搬することが可能
である。閾値配列36は、データとして伝送することも
可能である。
【0052】この実施の形態において、閾値配列36
は、パーソナルコンピュータ等に搭載されているハード
ディスク等の記憶媒体に記憶されているものを用いる。
は、パーソナルコンピュータ等に搭載されているハード
ディスク等の記憶媒体に記憶されているものを用いる。
【0053】以上が、この発明の一実施の形態に係る製
版システム10の基本的な構成についての説明である。
版システム10の基本的な構成についての説明である。
【0054】次に、図2のフローチャートを参照して、
単版モアレを解消しまたは緩和するための閾値配列36
の修正方法について説明する。なお、このフローチャー
トの制御主体は、閾値配列修正部22である。閾値配列
修正部22で生成された画像は、表示部23上に表示す
ることができる。
単版モアレを解消しまたは緩和するための閾値配列36
の修正方法について説明する。なお、このフローチャー
トの制御主体は、閾値配列修正部22である。閾値配列
修正部22で生成された画像は、表示部23上に表示す
ることができる。
【0055】まず、ステップS1では、網点の接点を有
する網点画像データHを作成する。この場合、網点画像
データHを構成する網点中、網点の接点の約半分が接し
ている網点画像データH(符号をH=Haとする。)を
作成する。
する網点画像データHを作成する。この場合、網点画像
データHを構成する網点中、網点の接点の約半分が接し
ている網点画像データH(符号をH=Haとする。)を
作成する。
【0056】上述した図10の下側の図から理解される
ように、網%が50[%]の各網点1の接点(接点画
素)3は、上下左右4箇所の半分、すなわち2箇所ある
ことになる。この2箇所中、1箇所が隣り合う他の網点
1と接している状態が、網点1の接点3の約半分が接す
る状態である。
ように、網%が50[%]の各網点1の接点(接点画
素)3は、上下左右4箇所の半分、すなわち2箇所ある
ことになる。この2箇所中、1箇所が隣り合う他の網点
1と接している状態が、網点1の接点3の約半分が接す
る状態である。
【0057】なお、網形状がスクエア形状である場合、
基本的に、網点1の接点3が全て接している網点画像デ
ータHの網%は50%であるが、網点形状によって、網
点1の接点3が全て接している網%が変化する。
基本的に、網点1の接点3が全て接している網点画像デ
ータHの網%は50%であるが、網点形状によって、網
点1の接点3が全て接している網%が変化する。
【0058】ここで、網点1の接点3の約半分が接する
場合とは、(網点数×4÷2)÷2=(網点の接点の
数)÷2となることから、結局、ドットパターン中に、
略網点1の数と同数の接点3がある状態をいう。
場合とは、(網点数×4÷2)÷2=(網点の接点の
数)÷2となることから、結局、ドットパターン中に、
略網点1の数と同数の接点3がある状態をいう。
【0059】そこで、この網点1の接点3を有する網点
画像データHaの作成ステップでは、閾値配列36のサ
イズに対応した画素値の均一な画像データGが閾値配列
修正部22から比較部32およびアドレス計算部34に
供給される。
画像データHaの作成ステップでは、閾値配列36のサ
イズに対応した画素値の均一な画像データGが閾値配列
修正部22から比較部32およびアドレス計算部34に
供給される。
【0060】各画素値が均一な画像データGと閾値配列
36を構成する閾値Tとが比較され、上述した比較部3
2での比較演算が行われることにより、図3に例として
示す網点1の接点3を有する網点画像データ(ドットパ
ターン)Haが作成される。
36を構成する閾値Tとが比較され、上述した比較部3
2での比較演算が行われることにより、図3に例として
示す網点1の接点3を有する網点画像データ(ドットパ
ターン)Haが作成される。
【0061】次に、ステップS2では、図3に示す網点
画像データHaから、図4に示す網点1の接点3のみの
画素からなる接点分布データDaを抽出する。
画像データHaから、図4に示す網点1の接点3のみの
画素からなる接点分布データDaを抽出する。
【0062】ここで、接点分布データDaを抽出する
際、注目画素が接点3(あるいは非接点とすべき画素で
あるので非接点候補3ともいう。)かどうかを判別する
判別方法について説明する。
際、注目画素が接点3(あるいは非接点とすべき画素で
あるので非接点候補3ともいう。)かどうかを判別する
判別方法について説明する。
【0063】図5に示す3画素×3画素の領域46で考
えた場合、注目画素*に対して、注目画素*が黒化画素
であってかつその左右の画素D、Eが黒化画素で、上下
の画素B、Gが白化画素である場合、注目画素*は、接
点(非接点候補)3であると決定する。
えた場合、注目画素*に対して、注目画素*が黒化画素
であってかつその左右の画素D、Eが黒化画素で、上下
の画素B、Gが白化画素である場合、注目画素*は、接
点(非接点候補)3であると決定する。
【0064】今回は、理解の容易化のために、画素が斜
めに接している接点は除外しているが、同様の手法で斜
めの画素を考慮に入れて接点の検出をより高精度で行う
こともできる。
めに接している接点は除外しているが、同様の手法で斜
めの画素を考慮に入れて接点の検出をより高精度で行う
こともできる。
【0065】次に、図4に示す接点分布データDaに対
して、ステップS3(S3−1〜S3−4)に示す低周
波成分の抽出処理を行う。
して、ステップS3(S3−1〜S3−4)に示す低周
波成分の抽出処理を行う。
【0066】図4から分かるように、接点分布データD
aは、位置空間(実空間)上の画像データである。ここ
で、位置空間上の画像データとは、xy平面上で定義さ
れる座標上のデータであることをいう。
aは、位置空間(実空間)上の画像データである。ここ
で、位置空間上の画像データとは、xy平面上で定義さ
れる座標上のデータであることをいう。
【0067】まず、ステップS3−1では、この接点分
布データDaに対して2次元の高速フーリエ変換(Fast
Fourie Transformation、略してFFT)処理を行い、
周波数空間上のデータ(周波数空間上のパワースペクト
ラム分布)に変換する。
布データDaに対して2次元の高速フーリエ変換(Fast
Fourie Transformation、略してFFT)処理を行い、
周波数空間上のデータ(周波数空間上のパワースペクト
ラム分布)に変換する。
【0068】次に、ステップS3−2では、周波数空間
上のデータに対し、図6に示す人の視覚特性65による
重み付け処理である視覚フィルタ処理を行う。図6から
分かるように、人の視覚特性65は、周波数0.8(c
/mm)近傍で最大感度を有する特性を用いている。
上のデータに対し、図6に示す人の視覚特性65による
重み付け処理である視覚フィルタ処理を行う。図6から
分かるように、人の視覚特性65は、周波数0.8(c
/mm)近傍で最大感度を有する特性を用いている。
【0069】次いで、ステップS3−3では、遮断周波
数をスクリーン線数とする低域通過フィルタ(Low Pass
Filter、略してLPF)により処理し、低周波成分を
抽出する。
数をスクリーン線数とする低域通過フィルタ(Low Pass
Filter、略してLPF)により処理し、低周波成分を
抽出する。
【0070】次に、ステップS3−4では、抽出された
周波数空間上の低周波成分に対して高速逆フーリエ変換
(Inverse Fast Fourie Transformation、略してIFF
T)処理を行い、位置空間上の低周波成分を得る。
周波数空間上の低周波成分に対して高速逆フーリエ変換
(Inverse Fast Fourie Transformation、略してIFF
T)処理を行い、位置空間上の低周波成分を得る。
【0071】なお、上述したステップS3−1〜S3−
4の低周波成分の抽出処理は、たとえば、上述した第1
の技術に開示されている。
4の低周波成分の抽出処理は、たとえば、上述した第1
の技術に開示されている。
【0072】次いで、ステップS4では、位置空間上の
低周波成分に対して、さらにFFT処理を行い、特定周
波数成分に分解する。
低周波成分に対して、さらにFFT処理を行い、特定周
波数成分に分解する。
【0073】次に、ステップS5では、分解された特定
周数成分の各強度を比較し、強度順に並べ替える。
周数成分の各強度を比較し、強度順に並べ替える。
【0074】そして、ステップS6では、並べ替えた特
定周波数成分の各強度中、まず、強度が最も大きい、す
なわち強度が1番目の特定周波数成分に対してIFFT
処理を行い、位置空間上の強度分布に変換する。
定周波数成分の各強度中、まず、強度が最も大きい、す
なわち強度が1番目の特定周波数成分に対してIFFT
処理を行い、位置空間上の強度分布に変換する。
【0075】実際上、ステップS6の処理では、現時点
で残っている特定周波数成分の強度中、もっとも強度の
高い、すなわち最大強度を有する特定周波数成分に対し
てIFFT処理を行い、再び位置空間上の強度分布を求
める処理を行っている。
で残っている特定周波数成分の強度中、もっとも強度の
高い、すなわち最大強度を有する特定周波数成分に対し
てIFFT処理を行い、再び位置空間上の強度分布を求
める処理を行っている。
【0076】次いで、ステップS7では、この位置空間
上の強度分布と図4に示した接点(非接点候補)3から
なる接点分布データDaを比較し、各接点(非接点候
補)3の位置での強度を算出する。
上の強度分布と図4に示した接点(非接点候補)3から
なる接点分布データDaを比較し、各接点(非接点候
補)3の位置での強度を算出する。
【0077】次いで、ステップS8では、各接点(非接
点候補)3の強度中、最大の強度を有する接点(非接点
候補)3の位置を、非接点とすべき非接点候補位置に決
定する。
点候補)3の強度中、最大の強度を有する接点(非接点
候補)3の位置を、非接点とすべき非接点候補位置に決
定する。
【0078】次に、ステップS9では、この非接点候補
位置が1個であるかどうかを判断する。通常、ステップ
S8での位置空間上の特定周波数の強度分布は、正弦波
状の周期を有するため、この段階では、非接点候補位置
が複数決定される。
位置が1個であるかどうかを判断する。通常、ステップ
S8での位置空間上の特定周波数の強度分布は、正弦波
状の周期を有するため、この段階では、非接点候補位置
が複数決定される。
【0079】そこで、再び、前記ステップS6で求めた
特定周波数成分の強度が次に大きい(すなわち、強度が
2番目の)特定周波数成分に対して、ステップS6のI
FFT処理を再び行う。
特定周波数成分の強度が次に大きい(すなわち、強度が
2番目の)特定周波数成分に対して、ステップS6のI
FFT処理を再び行う。
【0080】再びステップS7では、強度が2番目の特
定周波数成分に対する位置空間上の強度分布と、前回の
ステップS8の処理で選択決定してある複数の非接点候
補位置とを比較し、各非接点候補位置での強度を算出す
る。
定周波数成分に対する位置空間上の強度分布と、前回の
ステップS8の処理で選択決定してある複数の非接点候
補位置とを比較し、各非接点候補位置での強度を算出す
る。
【0081】次いで、ステップS8では、各非接点候補
位置の強度中、最大の強度を有する非接点候補を、非接
点とすべき非接点候補位置に選択決定する。
位置の強度中、最大の強度を有する非接点候補を、非接
点とすべき非接点候補位置に選択決定する。
【0082】同様に、ステップS9では、この非接点候
補位置が1個であるかどうかを判断する。
補位置が1個であるかどうかを判断する。
【0083】非接点候補位置が1個に絞れなかった場合
には、上述したのと同様に、ステップS6以降では、強
度が3番目の特定周波数成分に対して、IFFT処理を
行い、以下、ステップS9の判断が成立するまで、ステ
ップS6〜S8の処理を繰り返す。
には、上述したのと同様に、ステップS6以降では、強
度が3番目の特定周波数成分に対して、IFFT処理を
行い、以下、ステップS9の判断が成立するまで、ステ
ップS6〜S8の処理を繰り返す。
【0084】ステップS9の判断が成立したとき、すな
わち、非接点候補位置が1個となったとき、次のステッ
プS50、S100の接点候補位置の決定処理に移行す
る。
わち、非接点候補位置が1個となったとき、次のステッ
プS50、S100の接点候補位置の決定処理に移行す
る。
【0085】なお、ステップS9の判断が成立したと
き、図4に示した接点分布データDa中、選択された1
個の非接点候補位置に対応する接点3が、白化される画
素に対応する黒化画素である。
き、図4に示した接点分布データDa中、選択された1
個の非接点候補位置に対応する接点3が、白化される画
素に対応する黒化画素である。
【0086】次に、ステップS50では、接点候補分布
データDbを作成する。
データDbを作成する。
【0087】接点候補分布データDbは、図3に示した
網点1の接点3を有する網点画像データHaに対して、
図5に示した3画素×3画素の領域46で考えた場合、
注目画素*に対して、注目画素*が白化画素であってか
つその左右の画素D、Eが黒化画素で、上下の画素B、
Gが白化画素である場合、その注目画素*は、接点候補
であると決定する。
網点1の接点3を有する網点画像データHaに対して、
図5に示した3画素×3画素の領域46で考えた場合、
注目画素*に対して、注目画素*が白化画素であってか
つその左右の画素D、Eが黒化画素で、上下の画素B、
Gが白化画素である場合、その注目画素*は、接点候補
であると決定する。
【0088】また、注目画素*が白化画素で、その上下
の画素B、Gが黒化画素でかつ左右の画素D、Eが白化
画素である場合、注目画素*は、接点候補であると決定
する。
の画素B、Gが黒化画素でかつ左右の画素D、Eが白化
画素である場合、注目画素*は、接点候補であると決定
する。
【0089】あるいは接点候補は、単に、網点1の周辺
部の黒化画素、また、網%を50%〜60%の範囲で制
限した場合の網点周辺部の黒化画素とすることもでき
る。
部の黒化画素、また、網%を50%〜60%の範囲で制
限した場合の網点周辺部の黒化画素とすることもでき
る。
【0090】いずれにしても、接点分布データDaを構
成する接点3の画素数と接点候補分布データDbを構成
する接点候補の画素数とがほぼ等しい画素数であるドッ
トパターンに適用することが好ましい。
成する接点3の画素数と接点候補分布データDbを構成
する接点候補の画素数とがほぼ等しい画素数であるドッ
トパターンに適用することが好ましい。
【0091】次いで、この接点候補分布データDbに対
して、網点1の接点3(黒化画素)とすべき接点候補位
置を選択決定する処理を行う。
して、網点1の接点3(黒化画素)とすべき接点候補位
置を選択決定する処理を行う。
【0092】すなわち、ステップS3〜S9の処理で
は、結果として、1個の黒化画素を白化画素に変更する
ための網点の接点除外画素位置を決定したが、このステ
ップS100の処理では、結果として、1個の白化画素
を黒化画素に変更するための網点の接点候補位置を決定
する処理を行う。
は、結果として、1個の黒化画素を白化画素に変更する
ための網点の接点除外画素位置を決定したが、このステ
ップS100の処理では、結果として、1個の白化画素
を黒化画素に変更するための網点の接点候補位置を決定
する処理を行う。
【0093】図7のフローチャートは、ステップS10
0の処理の詳細なフローを示している。このステップS
100の処理中、ステップS10(S10−1、S10
−2、S10−3、S10−4)〜S15の処理内容
は、上述したステップS3(S3−1、S3−2、S3
−3、S3−4)〜S9の処理内容に対応するので、簡
単に説明する。
0の処理の詳細なフローを示している。このステップS
100の処理中、ステップS10(S10−1、S10
−2、S10−3、S10−4)〜S15の処理内容
は、上述したステップS3(S3−1、S3−2、S3
−3、S3−4)〜S9の処理内容に対応するので、簡
単に説明する。
【0094】すなわち、ステップS10(S10−1、
S10−2、S10−3、S10−4)の処理では、接
点候補分布データDb中の位置空間上での低周波成分を
抽出する。
S10−2、S10−3、S10−4)の処理では、接
点候補分布データDb中の位置空間上での低周波成分を
抽出する。
【0095】さらに、ステップS11のFFT処理で
は、抽出された低周波成分を特定周波数成分に分解す
る。
は、抽出された低周波成分を特定周波数成分に分解す
る。
【0096】ステップS12では、特定周波数成分を強
度順に並べ替える。
度順に並べ替える。
【0097】ステップS13では、ステップS6と同様
に、現時点でまだIFFT処理を行っていない残ってい
る周波数成分の中、もっとも強度の高い、すなわち最大
強度を有する特定周波数成分に対してIFFT処理を行
い、再び位置空間上の強度分布を求める。
に、現時点でまだIFFT処理を行っていない残ってい
る周波数成分の中、もっとも強度の高い、すなわち最大
強度を有する特定周波数成分に対してIFFT処理を行
い、再び位置空間上の強度分布を求める。
【0098】次いで、ステップS14では、ステップS
7と同様に、この位置空間上の強度分布と接点候補分布
データDbを比較し、各接点候補の強度を算出する。
7と同様に、この位置空間上の強度分布と接点候補分布
データDbを比較し、各接点候補の強度を算出する。
【0099】次いで、ステップS15では、各接点候補
の強度中、最小の強度を有する接点候補の位置を、接点
とすべき接点候補位置に決定する。ステップS15の処
理は、ステップS8の処理と比較して最大の強度ではな
く、最小の強度を有する接点候補を接点候補位置に選択
する点で異なる。
の強度中、最小の強度を有する接点候補の位置を、接点
とすべき接点候補位置に決定する。ステップS15の処
理は、ステップS8の処理と比較して最大の強度ではな
く、最小の強度を有する接点候補を接点候補位置に選択
する点で異なる。
【0100】次に、ステップS16では、この接点候補
位置が1個であるかどうかを判断する。通常、ステップ
S8での位置空間上の強度分布は、正弦波状の周期を有
するため、この段階では、接点候補位置が複数選択され
る。
位置が1個であるかどうかを判断する。通常、ステップ
S8での位置空間上の強度分布は、正弦波状の周期を有
するため、この段階では、接点候補位置が複数選択され
る。
【0101】そこで、再び、前記ステップS11で求め
た特定周波数成分の強度が次に大きい(すなわち、強度
が2番目の)特定周波数成分に対して、ステップS13
のIFFT処理を行う。
た特定周波数成分の強度が次に大きい(すなわち、強度
が2番目の)特定周波数成分に対して、ステップS13
のIFFT処理を行う。
【0102】以下、同様の処理手順により、ステップS
16の処理において、接点候補位置が1個に絞れなかっ
た場合には、このステップS16の判断が成立するま
で、ステップS13〜S15の処理を繰り返す。
16の処理において、接点候補位置が1個に絞れなかっ
た場合には、このステップS16の判断が成立するま
で、ステップS13〜S15の処理を繰り返す。
【0103】ステップS16の判断が成立したとき、す
なわち、接点候補位置が1個となったとき、次のステッ
プS20の処理に移行する。
なわち、接点候補位置が1個となったとき、次のステッ
プS20の処理に移行する。
【0104】なお、ステップS16の判断が成立したと
き、接点候補分布データDb中、選択された1個の接点
候補位置が、白化画素を黒化画素にすべき画素位置とさ
れる。
き、接点候補分布データDb中、選択された1個の接点
候補位置が、白化画素を黒化画素にすべき画素位置とさ
れる。
【0105】次に、ステップS20では、ステップS9
とステップS16とで選択決定された接点位置(非接点
候補位置)の閾値と接点候補位置の閾値を入れ替えるこ
とで、現在の閾値配列36を修正する。
とステップS16とで選択決定された接点位置(非接点
候補位置)の閾値と接点候補位置の閾値を入れ替えるこ
とで、現在の閾値配列36を修正する。
【0106】修正された閾値配列36により生成される
網点画像データHによれば、網点1の接点3の配置位置
が修正される。
網点画像データHによれば、網点1の接点3の配置位置
が修正される。
【0107】次に、網点1の接点配置の修正効果を確認
するために、ステップS21の処理では、ステップS1
の処理で比較部32とアドレス計算部34に供給した画
素値の均一な画像データGを、その比較部32とアドレ
ス計算部34に供給する。
するために、ステップS21の処理では、ステップS1
の処理で比較部32とアドレス計算部34に供給した画
素値の均一な画像データGを、その比較部32とアドレ
ス計算部34に供給する。
【0108】そして、各画素値が均一な画像データGと
修正後の閾値配列36を構成する閾値Tとが比較され、
上述した比較部32での比較演算を行い、図3に示した
網点1の接点3を有する網点画像データ(ドットパター
ン)Haと同様の網点画像データHcを作成し、ステッ
プS22では、単版モアレの評価のために、ステップS
2の処理と同様の処理で、接点分布データDcを作成す
る。
修正後の閾値配列36を構成する閾値Tとが比較され、
上述した比較部32での比較演算を行い、図3に示した
網点1の接点3を有する網点画像データ(ドットパター
ン)Haと同様の網点画像データHcを作成し、ステッ
プS22では、単版モアレの評価のために、ステップS
2の処理と同様の処理で、接点分布データDcを作成す
る。
【0109】ステップS23の処理では、この接点分布
データDcを目視し、単版モアレが現れているかどうか
を評価確認する。目視ではなく、閾値配列36の修正前
後のステップS3の低周波成分抽出処理後の位置空間上
の強度分布同士で比較することもできる。
データDcを目視し、単版モアレが現れているかどうか
を評価確認する。目視ではなく、閾値配列36の修正前
後のステップS3の低周波成分抽出処理後の位置空間上
の強度分布同士で比較することもできる。
【0110】もし、単版モアレが現れていると評価した
場合には、この評価が良好となるまで、ステップS1〜
S22までの処理を繰り返す。
場合には、この評価が良好となるまで、ステップS1〜
S22までの処理を繰り返す。
【0111】図8は、ステップS23の評価を良好とし
た場合の、図3に示す網点1の接点を有する網点画像デ
ータ(ドットパターン)Haに対応する閾値配列修正後
の網点画像データ(ドットパターン)Hcを示してい
る。
た場合の、図3に示す網点1の接点を有する網点画像デ
ータ(ドットパターン)Haに対応する閾値配列修正後
の網点画像データ(ドットパターン)Hcを示してい
る。
【0112】図9は、図8に示す網点画像データHcか
ら、図5に示したアルゴリズムにより抽出した網点1の
接点3からなる接点分布データDcを示している。
ら、図5に示したアルゴリズムにより抽出した網点1の
接点3からなる接点分布データDcを示している。
【0113】修正後の閾値配列36により生成した修正
後の接点分布データDcには、図4に示した接点分布デ
ータDaと比較して、単版モアレに対応する周期性が解
消されまたは緩和されていることが理解される。
後の接点分布データDcには、図4に示した接点分布デ
ータDaと比較して、単版モアレに対応する周期性が解
消されまたは緩和されていることが理解される。
【0114】このように上述した実施の形態によれば、
1以上の黒化画素からなる網点1の集合パターンである
ドットパターンにより階調を再現するための閾値Tが配
列された閾値配列36を修正する際に、ある階調(たと
えば、網点1の接点の約半分が接している網点画像デー
タHa)において、網点1の接点3中、非接点とすべき
非接点候補位置を1個決定するステップS2〜S9の過
程(A過程)と、前記ある階調において、網点1の非接
点中、接点3とすべき接点候補位置を1個決定するステ
ップS100の過程(B過程)と、ステップS2〜S9
の過程で選択された非接点候補位置の閾値Tと、ステッ
プS100の過程で選択された接点候補位置の閾値Tを
ステップS20の過程で入れ替えることで、網点1の接
点3の位置の配置を修正するようにしている。
1以上の黒化画素からなる網点1の集合パターンである
ドットパターンにより階調を再現するための閾値Tが配
列された閾値配列36を修正する際に、ある階調(たと
えば、網点1の接点の約半分が接している網点画像デー
タHa)において、網点1の接点3中、非接点とすべき
非接点候補位置を1個決定するステップS2〜S9の過
程(A過程)と、前記ある階調において、網点1の非接
点中、接点3とすべき接点候補位置を1個決定するステ
ップS100の過程(B過程)と、ステップS2〜S9
の過程で選択された非接点候補位置の閾値Tと、ステッ
プS100の過程で選択された接点候補位置の閾値Tを
ステップS20の過程で入れ替えることで、網点1の接
点3の位置の配置を修正するようにしている。
【0115】このような手順で閾値Tを入れ替えた閾値
配列36を作成することで、網点の接点付近で生じる出
力解像度とスクリーン線数との干渉で発生する縞、いわ
ゆる単版モアレを解消しまたは軽減することができる。
配列36を作成することで、網点の接点付近で生じる出
力解像度とスクリーン線数との干渉で発生する縞、いわ
ゆる単版モアレを解消しまたは軽減することができる。
【0116】上記ステップS2〜S9の過程と、ステッ
プS100の過程における処理をそれぞれ複数回行うこ
とで、換言すれば、非接点候補位置と接点候補位置を複
数箇所選択決定することで、単版モアレを解消しまたは
軽減する効果がより高くなる。
プS100の過程における処理をそれぞれ複数回行うこ
とで、換言すれば、非接点候補位置と接点候補位置を複
数箇所選択決定することで、単版モアレを解消しまたは
軽減する効果がより高くなる。
【0117】このようにして決定した閾値配列36は、
光ディスク等の記録媒体49に記録して市場に供給する
ことが可能である。
光ディスク等の記録媒体49に記録して市場に供給する
ことが可能である。
【0118】以下、同様にして、網属性入力部38によ
り新たなパラメータ(スクリーン線数、網角度、出力解
像度、網形状等)を設定することにより、このパラメー
タに対応した修正後の閾値配列36を略自動的に決定す
ることができる。
り新たなパラメータ(スクリーン線数、網角度、出力解
像度、網形状等)を設定することにより、このパラメー
タに対応した修正後の閾値配列36を略自動的に決定す
ることができる。
【0119】通常、カラーの印刷を行う際には、C(シ
アン)、M(マゼンタ)、Y(黄)、K(黒)4色分の
版を作成することが必要になるため、上述したアルゴリ
ズムにより4つの異なる角度{通常、0°(たとえばY
版)、15°(たとえばC版)、45°(たとえばM
版)、75°(たとえばK版)}をもつ4版分の閾値配
列36を作成する。
アン)、M(マゼンタ)、Y(黄)、K(黒)4色分の
版を作成することが必要になるため、上述したアルゴリ
ズムにより4つの異なる角度{通常、0°(たとえばY
版)、15°(たとえばC版)、45°(たとえばM
版)、75°(たとえばK版)}をもつ4版分の閾値配
列36を作成する。
【0120】上述したステップ7の各非接点候補位置で
の強度算出処理およびステップS14の各接点候補位置
での強度算出処理の際には、接点位置にのみ注目してい
るが、ステップS20の閾値位置の入れ替え処理の際に
は、ドットパターン全体での低周波成分を考慮にいれて
もよい。
の強度算出処理およびステップS14の各接点候補位置
での強度算出処理の際には、接点位置にのみ注目してい
るが、ステップS20の閾値位置の入れ替え処理の際に
は、ドットパターン全体での低周波成分を考慮にいれて
もよい。
【0121】すなわち、上述した方式では、非接点候補
位置と接点候補位置の算出に際して、接点3の分布(図
4)にのみ着目しているが、ドットパターン全体の分布
(図3)を考慮に入れるとなおよい。つまり、接点3の
分布の低周波成分とともに、前記第1の技術で実施され
ているドットパターン全体に対する低周波成分を各候補
位置に対して算出し、候補位置決定の際に考慮する。こ
れにより接点分布が良化し、かつドットパターンも悪化
することがない。
位置と接点候補位置の算出に際して、接点3の分布(図
4)にのみ着目しているが、ドットパターン全体の分布
(図3)を考慮に入れるとなおよい。つまり、接点3の
分布の低周波成分とともに、前記第1の技術で実施され
ているドットパターン全体に対する低周波成分を各候補
位置に対して算出し、候補位置決定の際に考慮する。こ
れにより接点分布が良化し、かつドットパターンも悪化
することがない。
【0122】また、網点1の接点3が存在する網%範囲
で、再帰的に上記図2に示したフローチャートに基づく
アルゴリズムを適用してもよい。たとえば、50%→4
8%→52%→49%→51%→48.5%の各網%で
順に本アルゴリズムを適用することにより、50%付近
で単版モアレを解消しまたはより緩和することができる
閾値配置修正後の閾値配列36を得ることができる。
で、再帰的に上記図2に示したフローチャートに基づく
アルゴリズムを適用してもよい。たとえば、50%→4
8%→52%→49%→51%→48.5%の各網%で
順に本アルゴリズムを適用することにより、50%付近
で単版モアレを解消しまたはより緩和することができる
閾値配置修正後の閾値配列36を得ることができる。
【0123】また、非接点候補を決定する際、たとえば
黒化画素の4辺の画素が白化画素である、いわゆる孤立
画素となるような極端に網点形状をくずす候補画素は選
択しないようにすることが好ましい。接点候補を決定す
る際も同様である。
黒化画素の4辺の画素が白化画素である、いわゆる孤立
画素となるような極端に網点形状をくずす候補画素は選
択しないようにすることが好ましい。接点候補を決定す
る際も同様である。
【0124】なお、上述した実施の形態においては、2
値の網点画像データHを対象としているが、この発明は
2値の網点画像データHに限らず、出力値が「0,1,
2,3」の値をとる4値、8値等の多値網点画像データ
にも適用することができる。
値の網点画像データHを対象としているが、この発明は
2値の網点画像データHに限らず、出力値が「0,1,
2,3」の値をとる4値、8値等の多値網点画像データ
にも適用することができる。
【0125】上記の手順により作成した閾値配列36を
設定した図1例の製版システム10によれば、従来、単
版モアレのために作成が困難であった、たとえば、解像
度が1200[画素/インチ]で、スクリーン線数が1
75[線/インチ]の出力条件、一般的には、出力解像
度÷線数の値が10以下の出力条件の場合であっても、
単版モアレ発生のほとんどないドットパターンとしての
画像が形成されたフイルムF等を作成することができる
という利点が得られる。
設定した図1例の製版システム10によれば、従来、単
版モアレのために作成が困難であった、たとえば、解像
度が1200[画素/インチ]で、スクリーン線数が1
75[線/インチ]の出力条件、一般的には、出力解像
度÷線数の値が10以下の出力条件の場合であっても、
単版モアレ発生のほとんどないドットパターンとしての
画像が形成されたフイルムF等を作成することができる
という利点が得られる。
【0126】上述した実施の形態においては、閾値配列
36を用いる階調画像再現方法における閾値の配置位置
の決定方法を例として説明しているが、この発明は、網
点の接点付近の階調において、どのような閾値配列36
が最適な配置であるのかを決定するものであり、当業者
であれば、容易に推測できるように、この技術で決定さ
れる閾値配列36を、濃淡画像の1画素をZ×Zドット
のサブマトリクスに対応させ、各画素の濃度をサブマト
リクス内の黒化画素の面積率で再現する濃度パターン法
等の他の階調再現技術にも適用可能であることはいうま
でもない。
36を用いる階調画像再現方法における閾値の配置位置
の決定方法を例として説明しているが、この発明は、網
点の接点付近の階調において、どのような閾値配列36
が最適な配置であるのかを決定するものであり、当業者
であれば、容易に推測できるように、この技術で決定さ
れる閾値配列36を、濃淡画像の1画素をZ×Zドット
のサブマトリクスに対応させ、各画素の濃度をサブマト
リクス内の黒化画素の面積率で再現する濃度パターン法
等の他の階調再現技術にも適用可能であることはいうま
でもない。
【0127】また、上述の実施の形態においては、網点
1の大きさで濃淡を表現するいわゆるAMスクリーンに
よる網点(略均一の大きさの網点が直交して略等間隔に
並んでいる。)を例として説明しているが、網点以外の
配置方式による階調再現方法、たとえば、同一サイズの
ドットを不規則に配置し、該ドットの密度で濃淡を表現
するFMスクリーンにおいても、閾値配列に関連して発
生する低周波成分の低減に適用できる等、この発明の要
旨を逸脱することなく、種々の構成を採りうることはも
ちろんである。
1の大きさで濃淡を表現するいわゆるAMスクリーンに
よる網点(略均一の大きさの網点が直交して略等間隔に
並んでいる。)を例として説明しているが、網点以外の
配置方式による階調再現方法、たとえば、同一サイズの
ドットを不規則に配置し、該ドットの密度で濃淡を表現
するFMスクリーンにおいても、閾値配列に関連して発
生する低周波成分の低減に適用できる等、この発明の要
旨を逸脱することなく、種々の構成を採りうることはも
ちろんである。
【0128】なお、FMスクリーンの場合には、低域通
過フィルタ処理では、人間の視覚特性のみのフィルタと
することにより、網点周期でのスクリーン線数に対応す
る低域通過フィルタによるフィルタリングは不要であ
る。
過フィルタ処理では、人間の視覚特性のみのフィルタと
することにより、網点周期でのスクリーン線数に対応す
る低域通過フィルタによるフィルタリングは不要であ
る。
【0129】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、網点の接点の配置を原因とする出力解像度とスクリ
ーン線数との干渉により発生する縞、いわゆる単版モア
レを解消しまたは緩和することができる。
ば、網点の接点の配置を原因とする出力解像度とスクリ
ーン線数との干渉により発生する縞、いわゆる単版モア
レを解消しまたは緩和することができる。
【図1】この発明の一実施の形態に係る閾値配列が適用
された製版システムの構成を示すブロック図である。
された製版システムの構成を示すブロック図である。
【図2】閾値入れ替え手順の例を示す全体フローチャー
トである。
トである。
【図3】網点画像データにより表される位置空間上のド
ットパターンを示す線図である。
ットパターンを示す線図である。
【図4】図3のドットパターンに対する網点の接点を示
す線図である。
す線図である。
【図5】網点の接点(非接点候補)を抽出するアルゴリ
ズムの一例を説明する図である。
ズムの一例を説明する図である。
【図6】人の視覚特性の説明に供される線図である。
【図7】接点候補位置決定の説明に供されるフローチャ
ートである。
ートである。
【図8】網点の接点位置入れ替え後の位置空間上のドッ
トパターンを示す線図である。
トパターンを示す線図である。
【図9】図8のドットパターンに対する網点の接点を示
す線図である。
す線図である。
【図10】一般的に、ドットパターンを説明する図であ
る。
る。
1…網点 2…網点セル
3…接点 10…製版システ
ム 12…原稿画像 14…画像入力部 16…画像処理部 20…網点画像デ
ータ作成部 22…閾値配列修正部 24…画像出力装
置 26…露光記録部 28…自動現像機 32…比較部 34…アドレス計
算部 36…閾値配列(閾値配列記憶部) 38…網属性入力
部 46…領域 49…記録媒体 Da、Dc…接点分布データ Db…接点候補分
布データ F…フイルム G…画像データ H…網点画像データ Ha…網点の接点の約半分が接する網点画像データ M…感光材料 PM…印刷物 PP…刷版
ム 12…原稿画像 14…画像入力部 16…画像処理部 20…網点画像デ
ータ作成部 22…閾値配列修正部 24…画像出力装
置 26…露光記録部 28…自動現像機 32…比較部 34…アドレス計
算部 36…閾値配列(閾値配列記憶部) 38…網属性入力
部 46…領域 49…記録媒体 Da、Dc…接点分布データ Db…接点候補分
布データ F…フイルム G…画像データ H…網点画像データ Ha…網点の接点の約半分が接する網点画像データ M…感光材料 PM…印刷物 PP…刷版
Claims (4)
- 【請求項1】1以上の黒化画素からなる網点の集合パタ
ーンであるドットパターンにより階調を再現するための
閾値が配列された閾値配列の修正方法であって、 ある階調において、前記網点の接点中、非接点とすべき
非接点候補位置を少なくとも1個決定するA過程と、 前記ある階調において、前記網点の非接点中、接点とす
べき接点候補位置を少なくとも1個決定するB過程と、 前記閾値配列中、前記A過程で選択された非接点候補位
置の閾値と、前記B過程で選択された接点候補位置の閾
値を入れ替えることで、前記閾値配列を修正するC過程
とを備え、 前記網点の接点配置を修正することを特徴とする閾値配
列修正方法。 - 【請求項2】請求項1記載の閾値配列修正方法におい
て、 前記A過程および前記B過程では、前記ドットパターン
中、前記網点の接点の約半分が接しているドットパター
ンを周波数分析して特定周波数成分を求めた後、前記非
接点候補位置における前記特定周波数成分の強度を求め
るとともに、前記接点候補位置における前記特定周波数
成分の強度を求め、求めた強度の大小により、それぞ
れ、前記非接点候補位置と前記接点候補位置とを決定す
ることを特徴とする閾値配列修正方法。 - 【請求項3】請求項1または2記載の閾値配列修正方法
において、 前記ドットパターンの解像度の単位を[画素/イン
チ]、前記網点のスクリーン線数の単位を[線/イン
チ]とするとき、前記ドットパターンの解像度をスクリ
ーン線数で割った商の値が10以下の値とされているこ
とを特徴とする閾値配列修正方法。 - 【請求項4】略均一の大きさで、かつ直交して略等間隔
に並んでいる網点の集合パターンであるドットパターン
のデータ構造において、 前記網点の接点の配置が不規則的配置とされていること
を特徴とするドットパターンデータ構造。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001337873A JP2003143405A (ja) | 2001-11-02 | 2001-11-02 | 閾値配列修正方法、およびドットパターンデータ構造 |
| US10/166,003 US7224488B2 (en) | 2001-06-12 | 2002-06-11 | Method of correcting threshold array, dot pattern data structure, method of correcting pixel layout of image, and method of determining threshold array for generating image |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001337873A JP2003143405A (ja) | 2001-11-02 | 2001-11-02 | 閾値配列修正方法、およびドットパターンデータ構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003143405A true JP2003143405A (ja) | 2003-05-16 |
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001337873A Pending JP2003143405A (ja) | 2001-06-12 | 2001-11-02 | 閾値配列修正方法、およびドットパターンデータ構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003143405A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008018491A1 (fr) * | 2006-08-08 | 2008-02-14 | Kimoto Co., Ltd. | Dispositif et procédé de tramage |
| US7492483B2 (en) | 2004-03-05 | 2009-02-17 | Fujifilm Corporation | Threshold matrix, a method of generating the same, and a method of assigning the same |
| US7511856B2 (en) | 2004-03-05 | 2009-03-31 | Fujifilm Corporation | Threshold matrix, storage unit for storing threshold matrix as data, and raster image processor incorporating storage unit |
| US7522312B2 (en) | 2004-03-05 | 2009-04-21 | Fujifilm Corporation | Threshold matrix, a method of generating the same, and a method of reproducing color image |
| US7619778B2 (en) | 2005-01-25 | 2009-11-17 | Fujifilm Corporation | Method of generating a threshold matrix for producing a color separation, the matrix having a varied intensity distribution, method of reproducing a color image using the threshold matrix, apparatus for producing the color separation, and the threshold matrix |
| JP2014127985A (ja) * | 2012-12-27 | 2014-07-07 | Fujifilm Corp | 閾値マトリクス作成装置、方法、プログラム及び画像形成装置 |
-
2001
- 2001-11-02 JP JP2001337873A patent/JP2003143405A/ja active Pending
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