JP2003144257A - 家 具 - Google Patents
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Landscapes
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Abstract
ダウンを図りつつ。家具本体と脚要素とを確実且つ精度
よくテーパ結合させた家具を提供する。 【解決手段】外周にテーパ面D361aを有した凸部分
D36を家具本体D3及び脚要素D2fの一方に設け、
内周にテーパ面D2f8aを有した凹部分D2f8を他
方に設けて、これら凸部分D36及び凹部分D2f8か
らなるテーパ結合部Dxを介して家具本体D3に脚要素
D2fを取り付けるために、凸部分D36のテーパ面D
361aと凹部分D2f8のテーパ面D2f8aの少な
くとも一方を、成形時の抜き勾配を利用して形成した。
Description
によって支持させるようにした家具に関するものであ
る。
要素を取り付けるには、ボルト及びナット等の部材を用
いて家具本体に脚要素を直接取り付けるか、あるいは家
具本体に取り付けた脚取付部材を介してボルト及びナッ
ト等を用いて間接的に脚要素を取り付けるようにしてい
るのが一般的である。
ボルト及びナットによって家具本体と脚要素とを接合す
ると、その接合部位で構造的な脆弱さが生じてしまう。
減しつつより強固な接合状態を実現するための方法とし
ては、家具本体又は脚要素の何れか一方に凸部分を設け
るとともに他方に凹部分を設け、それら凸部分と凹部分
との凹凸結合を介して家具本体と脚要素とを接合するこ
とが考えられる。そして、接合精度を容易に向上しつつ
より強度な接合状態を得るためには、凸部分の外周にテ
ーパ面を形成するとともに凹部分の内周にもテーパ面を
形成して、それらテーパ面同士のテーパ結合により、凸
部分と凹部分とを接合させることが望ましいとも考えら
れる。
分、ひいてはそれらにテーパ面を形成するためには、精
度の高い加工方法が必要であるため、却って製造の手間
やコストの増大を招くことになってしまう。
て、家具本体と脚要素に凸部分と凹部分さらにはその凹
凸部分にテーパ面を簡易に形成して、極めて容易に脚要
素を家具本体に取り付けられるようにした家具を提供す
ることを目的としている。
は、家具本体に脚要素をテーパ結合部を介して取り付け
た構成を有し、そのテーパ結合部を、家具本体及び脚要
素の何れか一方に設けられ外周にテーパ面を有した凸部
分と、他方に設けられ内周にテーパ面を有した凹部分と
を備えたものにし、凸部分のテーパ面と凹部分のテーパ
面の少なくとも一方を、成形時の抜き勾配を利用して形
成したことを特徴とするものである。
テーブル、収納家具、ワゴン、棚、パーティションパネ
ル、展示パネル、ホワイトボード、展示ケースなど、脚
要素を有する家具全般が含まれ、その家具本体又は脚要
素の一部又は全部が型成形により形成したものである。
したがって、家具本体や脚要素と凸部分や凹部分とが一
体であっても別体であってもよく、家具本体や脚要素全
体が型成形品であるとは限らず、家具本体や脚要素に設
けられる凸部分や凹部分のみが型成形品である場合や、
凸部分や凹部分を含む小部品のみが型成形品である場合
も、本発明の範疇に含まれる。
凸部分及び凹部分のテーパ面をそれぞれ形成すると、凸
部分と凹部分とを嵌合させ両者をテーパ結合させるため
の形状をわざわざ形成する必要がないので、それらテー
パ面を形成するための精度や手間、コスト等に格別の留
意を払うことなく、高強度且つ高精度な家具本体と脚要
素との結合状態を極めて簡単に得ることができる。
するためには、凸部分と凹部分とを共に抜き型部を含む
成形型を用いて形成するものとし、凸部分のテーパ面
を、凹部分を形成するための鋳型の凹部分形成部の外周
形状に略対応させ、且つ凹部分のテーパ面を、凸部分を
形成するための鋳型の凸部分形成部の内周形状に略対応
させるようにするとよい。
で、脚要素を家具本体に対して位置決めを容易に図るた
めには、凸部分及び凹部分の中心部から偏位した位置
に、家具本体と脚要素とを固定する一以上の固定手段を
設けることが好ましい。特に凸部分の外周及び凹部分の
内周が円形状の場合は、凸部分及び凹部分の中心部でそ
れらを固定すると回転してしまうが、固定手段の配置位
置を中心部から変位させることで、極めて簡単且つ確実
に位置決めできることになる。簡素な構成で位置決めを
図ることができ、同時に家具本体と脚要素との離脱を防
止できる固定手段としては、ねじ部材を利用したものが
挙げられる。
本体側から配するようにすると外部に露出して外観を損
なうおそれがある。このような不具合を回避するために
は、脚要素を、背面側ないし内向面側等の外部から見え
にくい位置に設けた開口部を通じて内部空間を開放して
なる中空の部材として、その開口部を通じて内部空間側
から前記固定手段を配し得るようにするとよい。このよ
うにすることで、外観及び固定手段の配し易さの向上と
同時に、脚要素を軽量化することもできる。
具本体が部分的に薄肉となって局所的に強度が低下する
おそれが生じたり、家具本体と脚要素との間に凸部分と
凹部分との繋ぎ目が不自然に露出して外観を損なう場合
があることから、このような不具合を解消するには、凸
部分を家具本体の下向面に設けるとともに、凹部分を脚
要素の上端部に設けることが好ましい。
部分を、家具本体及び脚要素と共に容易に形成するため
には、家具本体及び脚要素を、それぞれ凸部分又は凹部
分のいずれかを含めて一体に形成することが望ましい。
を参照して説明する。
具は、図1〜図4に示すように、オフィスや家庭等で使
用される個人用執務デスク(以下、単にデスクと称す
る)Dである。このデスクDは、天板部D1とそれを直
接支持する前後各一対の脚要素D2f,D2rとによっ
て主として構成されている。天板部D1はさらに、天板
部本体D3とそれに蓋設される蓋体部たるガラス板D4
とから主として構成される。
示すように、天板面Daの周縁部を形成する周囲水平壁
D31と、この周囲水平壁D31の下面から垂下させた
周囲立壁D32とを具備するアルミダイキャスト製の一
体成形品である。これら周囲水平壁D31と周囲立壁D
32とは、中央部を上下に貫通させて内部空間DSを包
囲する深みのあるボックス状の枠構造をなしており、天
板部本体D3の上端に内部空間DSを開放するための開
口部D3aが形成されるようにしている。また、その平
面輪郭形状は、横長略矩形状であって、使用端D1aは
中央部をやや凹ませた部分円弧状にしており、反使用端
D1bは中央部をやや膨出させた部分円弧状にしてい
る。さらに、このデスクDは、CDユニットD7、スピ
ーカユニットD5、各スピーカユニットD5に対するバ
ックキャビティ機能を発揮する左右一対をなす空気室部
D52、及び、これら各スピーカユニットD5の背面側
の音波を該天板部の使用端側に導く左右一対をなす音響
管D53x等からなる音響システムを有しており、その
うち左右一対の空気室部D52及び音響管D53xの構
成要素である音響管本体D53を天板部本体D3と一体
にアルミダイキャスト成形により形成することにより、
枠構造をなす天板部本体D3の補強部としての機能や、
発光ダイオードLの配置部D6を設けるための機能等を
兼ねさせている。
的に説明すると、図6〜図10に示すように、まず、周
囲立壁D32は、周囲水平壁D31の外縁からその全周
に亘って垂下させた外壁要素D33と、外壁要素D33
よりも内側において周囲水平壁D31から垂下する1又
は複数の内立壁要素とから構成した多重壁構造をなすも
のである。内立壁要素は、それらのうち、最も内側に配
され周囲水平壁D31の内縁から平面視略矩形状をなす
ように垂下させたものを内壁要素D34としており、部
分的にこれら外壁要素D33及び内壁要素D34間に形
成したものを中間壁要素D35としている。
反使用端D1b側及び両側縁部において外壁要素D33
と内壁要素D34との間に垂下させたもので、その周囲
水平壁D31の下面から下端までの高さ寸法は外壁要素
D33及び内壁要素D34のそれよりも約3倍弱であ
り、周囲立壁D32のうち最も大きい高さ寸法を有して
いる。なお、外壁要素D33と内壁要素D34の高さ寸
法は略同一である。反使用端D1b側においてこの中間
壁要素D35は、外壁要素D33に沿って中央部を後方
へ向けてやや膨出させた部分円弧状をなしている。ま
た、中間壁要素D35には、図6に示すように、使用端
D1a側におけるコーナー部分で部分的に内側へL字形
状に屈曲させて屈曲部D35aを形成する一方、反使用
端側D1bにおけるコーナー部分で部分的に内側へ部分
円弧状に湾曲させて湾曲部D35bを形成することによ
って天板部本体D3の剛性を高めており、これら屈曲部
D35a、湾曲部D35bと外壁要素D33のコーナー
部分との間に、下方に円筒状をなして突出させた脚要素
取付部として機能する凸部分D36を形成している。こ
の凸部分D36の具体的構成については後述する。
D3の側縁部において、それぞれ前後に対をなす凸部分
D36の中心を、前後に延びる中間壁要素D35のより
も天板部本体D3の幅方向に内側の位置に設定している
一方、内壁要素D34を前記凸部分D36の内側縁と略
同一ないし若干内寄りの位置に設定している。さらに、
天板部本体D3の反使用端D1b側においても同様に、
後方へ湾曲して膨出する中間壁要素D35を左右に対を
なす凸部分D36の中心よりもさらに奥方位置に設定し
ている一方、内壁要素D34を前記凸部分D36の前縁
と略同一ないし若干前方寄りの位置に設定している。ま
た、天板部本体D3の使用端D1a側には、後述するよ
うにこの天板部本体D3の内部空間DSに設けられる引
出しD8やCDユニットD7を前方に露出させる目的の
ため、その両側縁部を除いて中間壁要素D35を設けて
いないが、内壁要素D34を左右に対をなす凸部分D3
6の中心と略同一ないし若干後方寄りの位置に設定して
いる。このようにすることで、特に側縁部と反使用端D
1b側においては、凸部分D36を前後又は左右に挟む
ように、前記外壁要素D33、中間壁要素D35及び内
壁要素D34とそれらに該当する周囲水平壁D31の部
位とによって理想的な太い梁構造が形成される。また、
使用端D1a側においても、外壁要素D33及び内壁要
素D34とそれらに該当する周囲水平壁D31の部位と
によって、機能性やデザイン性を損なわない程度に可能
な限り太い梁構造が形成される。
0に示すように、内壁要素D34によって囲まれて形成
されたもので、平面視、ガラス板D4と略同一ないし一
回り大きい矩形状をなす。そしてその上端から前記ガラ
ス板D4の略厚み分下がった位置に、内方に向かって延
びる段部D3bが設けてあり、この段部D3bの上向き
面にガラス板D4の周縁部下面を支持させるようにして
いる。なお、防振や密着性向上等の目的から、この上向
き面とガラス板D4下面との間に、例えば透明樹脂シー
トを介在させるなどしてもよい。なお、本実施形態で
は、天板部本体D3の下面側において、内壁要素D34
を前記段部D3bの先端及び基端に二重壁構造をなすよ
うに形成することで、天板部本体D3の剛性を向上する
ようにしている。
図2に示すように等厚矩形板状をなすもので、透光性を
有し、本実施形態では地中海地方の空や海の色を連想さ
せ使用者にリラックス感を惹起させるような青色系の
色、具体的にはいわゆる地中海ブルーやコートダジュー
ルブルーに着色してある。なお、透光性を有するとは、
光を通過させるものであればよく、半透明であっても良
い。そして、このガラス板D4は、前記開口部D3aに
上方から蓋設されることで、その上面が前記周囲水平壁
D31の上面と略面一となり、それら両者で天板面Da
を構成している。
の下面には、図3、図6、図8及び図9に示すように、
その幅方向中央部において前記中間壁要素D35の下端
と略同一高さ位置に下端を設定した細幅の垂下片D37
を一体に設けており、この垂下片D37と反使用端D1
b側の内壁要素D34における幅方向中央部の下端との
間に、更に図2、図5、図7及び図10にも示すよう
に、家具本体部の開口部D3aを前後に縦断する角柱状
をなす中央桟部D38を前記垂下片及び内壁要素D34
と一体に設けている。
D36、及び脚要素D2f,D2rの構成並びに形成方
法について説明する。
6及び図11に示すように、周囲水平壁D31の下面か
ら円筒状をなして下方に突出する筒状壁D361からな
るものであり、その筒状壁D361の外周を下方に向か
うほど直径が漸次小さくなるテーパ面D361aとして
いる。なお、前記筒状壁D361の内周も下方に向かう
ほど直径が漸次小さくなるテーパ形状をなしている。し
かして筒状壁D361の外周は、外壁要素D33のうち
屈曲又は湾曲するコーナー部分と中間壁要素D35のコ
ーナー部分に形成した屈曲部D35a又は湾曲部D35
bとを接続し外壁要素D33と略同一の高さ寸法を有す
る十文字形状のリブD36L上に連続して形成されてい
る。さらにこのリブD36Lは、筒状壁D361の内側
においても内周に連続して形成されているが、この部位
においてリブD36Lは筒状壁D361の外側の部位よ
りも周囲水平壁D31からの高さ寸法を大きく、具体的
には筒状壁D361の高さ寸法よりも若干小さい寸法に
している。このような、これらリブD36Lによって脚
要素取付部の補強を図っている。更に、筒状壁D361
の後縁部側においては、その肉厚を他の部位よりも若干
厚くしておき、アルミダイキャスト成形後に下方に開口
するねじ孔D362を形成するようにしている。
D2r(後脚要素)は、図1〜図4及び図11に示すよ
うに、中空柱状をなす脚本体D2f1,D2r1と、こ
の脚本体D2f1,D2r1の下面に取り付けたアジャ
スタD2Aとを具備するものであり、天板部本体D3の
脚要素取付部たる凸部分D36にそれぞれ取り付けられ
る。脚本体D2f1,D2r1は、天板部本体D3同
様、表面に鋳肌を表出させたアルミダイキャスト製の一
体成形品であり、アルミダイキャストの鋳肌が表出され
るようにしている。
に表出させる態様としては、直接表出させる場合のほ
か、透明被膜を介して視認可能に表出させる態様、或い
は薄い着色塗装を介して間接的に表出させる態様等が挙
げられる。直接表出させる態様の場合に、鋳物の表面を
削り又は磨く加工を施すことを妨げるものではない。特
に型割りした際に、パーティングラインに沿ってバリが
残り、これを削り取って磨く必要が生じる場合がある
が、このままでは素肌と磨いた箇所の質感・外観が異な
って見栄えが悪くなるため、どこかしらを磨くと、質感
・外観を整えるために他の必要な部分、場合によっては
全体を磨く措置を施すことがあるが、これは鋳肌を外面
に表出させる態様に含まれる。また、透明被膜や着色塗
装は、型割りした後に直ぐに被着させる態様の他に、パ
ーティングラインのバリを削り取った後に被着させる態
様も含まれる。着色塗装の場合は、直接的に鋳肌が視認
可能なものではないが、人間はある限度において素地表
面の光沢や接触感等からでもアルミダイキャストたる質
感を感得できるものであり、それが感じられる程度に塗
装厚みや色が薄ければ、着色を施してもアルミダイキャ
スト製品の重厚感や本物感を有効に醸し出すことができ
る。アルミの素材の色に近い色のメタリック塗装は、上
に言う薄い着色塗装の態様に含まれる。なお、先に説明
した天板部本体D3等のアルミダイキャスト製部材も同
様に鋳肌を表出させているが、その態様及び趣旨は上述
のとおりである。
される各一対の前脚本体D2f1及び後脚本体D2r1
は共通の構成として、前面側及び両側面側を覆って後方
に内部空間を開放させてなる脚要素の主体となる周壁D
2f2,D2r2と、周壁D2f2,D2r2の内側に
おいてその上端から若干下方位置に設けられる上壁D2
f3,D2r3と、周壁D2f2,D2r2の下端に設
けられる底壁D2f4,D2r4と、前記上壁D2f
3,D2r3よりも低位置において上壁D2f3,D2
r3と底壁D2f4,D2r4との間の内部空間を上下
に区画するように周壁D2f2,D2r2の内面のうち
後端側の一部を残して略全周に亘って設けられる板状の
水平リブD2f5,D2r5と、底壁D2f4,D2r
4及び水平リブD2f5,D2r5間に亘って内部空間
を左右に区画するように設けられる板状の垂直リブD2
f6,D2r6とを有している。また、前記内部空間の
下端部における奥行き方向中央部やや後方寄りの位置か
ら先端部までは中実であり、アルミダイキャスト成形後
にその部位及び底壁に下方に開口してアジャスタD2A
のねじ軸部D2A1を取り付けるためのねじ孔D2f7
を形成するようにしている。また、前脚本体D2f1と
後脚本体D2r1との異なる構成として、特に前脚本体
D2f1は、周壁D2f2を上端から下方に向けて膨出
させ、高さ方向中央部やや下寄りの部位で一旦窄めると
ともに、そこから下端に向けて再度膨出させるように形
成することで、その表面を凹凸するように滑らかに湾曲
させて生物的な形状を連想させるよう、例えば猛獣等の
動物の脚を模した形状に構成してある。一方、後脚本体
D2r1は、周壁D2r2を上端から下端に向けて漸次
細くなるように形成してある。また、後脚本体D2r1
の垂直リブD2r6における高さ方向の異なる複数箇所
(本実施形態では例えば3箇所)には、この垂直リブD
2r6を部分的に厚肉にした円筒状の背板取付部D2r
9を形成してあり、この背板取付部D2r9に、アルミ
ダイキャスト製の板状をなす背板D2Cをねじ止めによ
り取り付けて、外観の向上を図っている。なお、背板D
2Cの上端は、水平リブD2r5の高さ位置に設定して
あるため、水平リブD2r5と上壁D2r3との間の内
部空間は後方へ開放されたままである。しかして、これ
ら脚本体D2f1,D2r1には、周壁D2f2,D2
r2の上端部と上壁D2f3,D2r3とによって囲繞
される部位に、脚要素D2f,D2rの天板部本体D3
に対する被取付部たる凹部分D2f8,D2r8を形成
している。この凹部分D2f8,D2r8の内周は、下
方に向かうにつれて直径が漸次小さくなるテーパ面D2
f8a,D2r8aとなっており、具体的にはこのテー
パ面D2f8a,D2r8aが、前記凸部分D36の外
周のテーパ面D36aの傾斜角度等の形状に対応してい
る。さらに、前記上壁D2f3,D2r3の中心から偏
位した位置であって前記凸部分D36に形成されたねじ
孔D362に対応する位置には、上下に貫通するねじ挿
通孔D2f8b,D2r8bを形成している。
パ面D361aと凹部分D2f8,D2r8の内周にお
けるテーパ面D2f8a,D2r8aは、いずれも型抜
き成形する際に必然的に生じる形状であるが、本実施形
態ではこの型抜き成形により生じたテーパ形状をそのま
ま利用して前記凹部D2f8,D2r8分及び凸部分D
36をテーパ係合させてその部位をテーパ結合部Dxと
し、脚要素D2f,D2rと天板部D1とをがたなく確
実に接合した上で、脚要素D2f,D2rの内部空間側
から固定手段たるねじ部材D2Bを前記ねじ挿通孔D2
f8b,D2r8b及びねじ孔D362に差し込んで、
脚要素D2f,D2rを天板部D1に固定するようにし
ている。このようなテーパ面D361a,D2f8a,
D2r8aを形成するための天板部本体D3及び脚本体
D2f1,D2r1のアルミダイキャスト成形による形
成方法について、以下、簡単に説明する。なお、前脚本
体D2f1と後脚本体D2f1とは略同様の方法により
形成されるので、ここでは前脚本体D2f1のみについ
て説明する。
D3及び前脚本体D2f1をダイキャスト成形するため
の鋳型のうち、特に凸部分D36の周辺部及び凹部分D
2f8の周辺部のみを断面図として示したものである。
まず、天板部本体D3は、周囲水平壁D31の下面を主
として境に上下に分割される2つの鋳型D110,D1
20を用いて形成される。上側の鋳型D110は主とし
て周囲水平壁D31の上面と、内部空間DSに配される
構成部分のうち上方に開放される形状を形成するもので
ある。一方、下側の鋳型D120は、主として周囲水平
壁D31の下面、周囲立壁D32、凸部分D36に加え
て、内部空間DSに配される構成部分のうち下方に開放
される形状を形成するものである。これら鋳型D11
0,D120において、抜き方向に沿う天板部本体D3
の面を形成する部位は、いずれも抜き成形に必然の形状
としてテーパ面となっており、それに対応して天板部本
体D3にもテーパ面が形成される。したがって、この下
側の鋳型D120において、特に凸部分D36の外周を
形成するための凸部分形成部D121も、内周を下方に
向かうにつれて直径が漸次小さくなるテーパ面D121
aとしており、注湯されたアルミ素材が硬化してできた
天板部本体D3を前記テーパ面D121aを利用して鋳
型から上方へ抜き出すと、凸部分D36の外周にはそれ
に対応するテーパ面D361aが形成されることにな
る。
部を境にして前後に分割される2つの鋳型D130,D
140と、これらの鋳型D130,D140に対して上
下方向にスライド移動可能に設けられ前脚本体D2f1
の上端に凹部分D2f8を形成するための抜き型部たる
スライド型D150との3つの鋳型を用いて形成され
る。これらの鋳型D130,D140,D150も、抜
き方向に沿う前脚本体D2f1の面を形成する部位は何
れもテーパ面となっており、それに対応して前脚本体D
2f1にもテーパ面が形成される。前後方向に分割され
る鋳型D130,D140はそれぞれ、前脚本体D2f
1の周壁D2f2の前半部分の表面等を形成するもの
と、周壁D2f2の後半部分における表面と周壁D2f
2の内面と内部空間におけるリブ等を形成するものであ
る。一方、前記スライド型D150のうち凹部分D2f
8の内周を形成する凹部分形成部D151は、外周を下
方に向かうにつれて直径が漸次小さくなるテーパ面D1
51aとしており、注湯されたアルミ素材が硬化してで
きた脚本体に対しこのスライド型D150を前記テーパ
面D151aを利用して上方へ抜き出すと、凹部分D2
f8の内周にはそれに対応するテーパ面D2f8aが形
成されることになる。
凹部分D2f8,D2r8とは相互に嵌合し、その嵌合
の際にテーパ面D361a、D2f8a,D2r8a同
士が係合する。したがって、凸部分D36の外周におけ
るテーパ面の形状は、前記凹部分形成部D151の外周
におけるテーパ面D151aの形状と略同一であり、凹
部分D2f8,D2r8の内周におけるテーパ面D2f
8a,D2r8aの形状は、前記凸部分形成部D121
の内周におけるテーパ面D121aと略同一である。
外にも、スピーカユニットD5や音響管やCDユニット
D7等からなる音響システム、発光ダイオードLからな
る発光手段、引出しD8等を備えている。音響システム
は、天板部本体D3の内部空間に配置されるCDユニッ
トD7、このCDユニットD7に図示しない配線を通じ
て接続され天板部本体D3の反使用端D1b側に設けら
れるスピーカユニットD5、天板部本体D3の反使用端
D1bに一体形成した起立壁体D311を介して前記ス
ピーカユニットD5を取り付けるためのユニット取付ブ
ラケットD51、スピーカユニットD5から発せられる
音波を天板部本体D3の内部空間DSを通して着座者に
伝えるための空気室部D52及び音響管D53x等から
構成される。音響管D53xは、天板部本体D3と一体
に内部空間DSにおいてアルミダイキャスト成形された
断面U字状をなす左右一体の音響管本体D53と、その
音響管本体D53に上方から蓋設される前記ガラス板D
4の一部とから構成される。音響管本体D53は、前記
空気室部D52とも一体をなすものである。そして、こ
の音響管本体D53と一体に、アルミダイキャスト成形
によって発光ダイオードLの配置部D6、CDユニット
D7の取付部D72、引出しD8の取付部D82等が設
けられている。発光ダイオードLの配置部D6は、音響
管本体D53と前記内壁要素D34との間において内部
空間DSの前後左右の四隅に設けられている。そして、
発光ダイオードLの配線部L3をCDユニットD7の背
面に接続し、CDユニットD7の前面側の操作部D7a
の操作によって発光ダイオードLを点灯又は消灯するよ
うにしている。CDユニットD7及び引出しD8は、天
板部本体D3の内部空間においてそれぞれ左側及び右側
に設けられる。したがって、CDユニットD7の左縁部
及び引出しD8の右縁部は左右の音響管本体D53に、
それぞれ内側方へ向けて突出させた舌片状の取付部D7
2、D82によって支持される。また、CDユニットD
7の右縁部及び引出しD8の左縁部は、天板部本体D3
の内部空間を左右に区画するように前後に延びる角柱状
の中央桟部D38によってそれぞれ支持される。この中
央桟部D38は、該天板部本体D3と一体にダイキャス
ト成形されたものであり、その後端部が反使用端D1b
側の内壁要素D34の下端に連結されており、前端部が
使用端D1a側の周囲水平壁D31から一体に垂下させ
た垂下片D37に連結されている。なお、引出し部D8
は、前記取付部D82及び中央桟部D38に支持させた
レールD81によって出し入れ可能に支持されている。
たるデスクDは、天板部本体D3に設けた凸部分D36
と脚要素D2f,D2rに形成した凹部分D2f,D2
rとをテーパ結合部Dxを介して結合させることによっ
て、天板部D1を脚要素D2f,D2rに支持させた構
成を有しているが、凸部分D36の外周におけるテーパ
面D361a及び凹部分D2f8,D2r8の内周にそ
れぞれ形成したテーパ面D2f8a,D2r8aはわざ
わざ形成したものではなく、アルミダイキャストの抜き
成形に基づいて必然的に当然に形成される形状を有効に
利用したものである。そのため、高い精度で高強度の結
合部位を極めて簡単に形成することができ、わざわざ形
成する際に生じるコストや手間を有効に削減することが
可能である。また、アルミダイキャストにより天板部本
体D3や脚要素D2f,D2rを製造することで、デス
クDの軽量化を図るとともに、本物感を醸成することも
できる。
2r8とは、共に概略円筒状をなすものであるが、その
中心から偏位した一箇所で両者をねじ止めすることによ
って固定するようにしているため、天板部本体D3にテ
ーパ結合した脚要素D2f,D2rが水平回転すること
なく、極めて良好に位置決めすることができる。その際
に固定手段として用いられるねじ部材D2Bは、特に脚
要素D2f,D2rの内部を後方に開口する中空のもの
として、外部から見えにくい位置から設けられているた
め、外観をも良好なものとすることが可能である。
成は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能
であるのはいうまでもない。
具は、図14〜図17に示すように会議の際に複数人に
使用されるテーブルTであって、天板部T1と、この天
板部T1に直接取り付けて天板部Tを直接支持する脚要
素T2とを具備してなる。天板部T1はさらに、天板部
本体T3と、この天板部本体T3の内部空間TSを開口
する開口部T38に蓋設した蓋体部たるガラス板T4と
を備えたボックス状をなすものである。
に示すように、天板面の周縁部を形成する周囲水平壁T
31と、この周囲水平壁T31の下面から垂下させた周
囲立壁T32とを有し、これらをアルミダイキャストに
より一体成形したものである。これら周囲水平壁T31
と周囲立壁T32とは、中央部を上下に貫通させて内部
空間TSを包囲する深みのあるボックス状の枠構造をな
しており、天板部本体T3の上端に内部空間TSを開放
するための開口部T38が形成されるようにしている。
また、周囲立壁T32の前後方向及び左右方向に架け渡
した補強桟T34、T35を設けている。
19〜図21に示すように、ガラス板T4の外周部分に
位置してガラス板T4の上面4aとともに天板面を構成
する天板外周面T31aを備えてなるものである。
壁要素T322とからなる2重壁構造をなし、天板部本
体T3に剛性を与えている。外壁要素T321は、天板
部本体T3の周縁に沿って下方に垂下させたもので、天
板部T1の周縁部分に強度を付与するようにしたもので
ある。内壁要素T322は、前記外壁要素T321の略
3倍の周囲水平壁T31からの高さ寸法を有するように
設けて、該内壁要素T322で囲まれた内部空間TSが
深みを有する空間となるようにしたものである。また、
内壁要素T322の4つのコーナー部分は、部分円弧状
に湾曲させており、このコーナー部分と周囲水平壁T3
1のコーナー部分との間には、周囲水平壁T32よりも
ガラス板の厚み分だけ低いコーナー水平壁T311を形
成している。すなわちこのコーナー水平壁T311は、
上面をガラス板T4支持面としたものであり、ガラス板
T4の四隅を支持している。また、このコーナー水平壁
T311の下面には、それぞれ天板部本体T3と一体を
なし下方に突出する概略円筒状の脚要素取付部たる凸部
分T37を形成している。
具体的に説明する。この凸部分T37は、図15、図1
8、図19及び図21に示すように、周囲水平壁T31
の下面から円筒状をなして下方に突出する筒状壁T37
1からなるものであり、その筒状壁T371の外周を下
方に向かうほど直径が漸次小さくなるテーパ面T371
aとしている。なお、前記筒状壁T371の内部は上方
に開放されており、その内周T371bも下方に向かう
ほど直径が漸次小さくなるテーパ形状をなしている。し
かして筒状壁T371の内周T371bには、十文字形
状のリブT371cが筒状壁T371に連続して形成さ
れており、これによって筒状壁T371の剛性を高めて
いる。なお、このリブT371cの下端は、筒状壁T3
71の下端よりも若干高位置に設定されている。更に、
筒状壁T371のうち十文字形状のリブT371cの一
方を挟む対角位置において、その肉厚を他の部位よりも
若干厚くしてあり、その部位にアルミダイキャスト成形
後に下方に開口する一対のねじ孔T372を形成するよ
うにしている。
ラス板T4の下端に直接当たってガラス板T4を支持す
る支持面T34aを備え、内部空間Sを左右に略3分の
1ずつ分割する位置に設けられたものである。
の前後方向の略中央位置に設けられ、下方に開口するチ
ャネル状に形成されたものである。そして、この補強桟
T35上に発光ダイオードLを配するために、図14、
図15及び図18〜図20に示すように、補強桟T35
の長手方向複数箇所(本実施形態では例えば略等間隔で
6箇所)に、上下に貫通する円筒状をなす発光ダイオー
ド配置部T352を該補強桟T35と一体に設けてい
る。この発光ダイオードLは、会議の開始時や会議中に
点灯または消灯するなどして、会議の出席者に対して、
ガラス板T4を通した目前の光環境の変化による緊張感
を惹起する効果を狙ったものである。発光ダイオード配
置部T352は内径が下方に向かうにつれて漸次小さく
なるテーパ上をなす円筒形状であり、その上方から発光
ダイオードLを挿入して着脱可能に取り付けるようにし
ている。さらに補強桟T35の下向きにに開口する溝T
351を利用して、発光ダイオードLの配線などを行う
ことができるようにしている。一方、発光ダイオードL
には、前記第1実施形態で用いたものと同様に一般的な
ものを使用している。そして、電源装置を兼ねた操作部
たる制御ボックスTCを補強桟T35の左右いずれか一
方の端部に設けて、発光ダイオードLの点灯又は消灯を
コントロールするようにしている。この制御ボックスT
Cは、発光ダイオードLの点灯及び消灯を指示するオン
・オフスイッチST(図17)を具備してなるものであ
る。そして、補強桟T35の左右端に下向きコ字状をな
す折り曲げ部分を形成するとともに内壁要素T322を
開口させて設けた制御ボックス取付部TCに取り付けら
れたものである。本実施形態では、前記制御ボックスT
Cは、発光ダイオードLの点灯、消灯のみをコントロー
ルするものであるが、さらに、光量を調節したり、周期
的に点灯するように調節するようなものとしてもよい。
そして、前記溝T351が発光ダイオードLの配線案内
路として機能し、制御ボックスCから各発光ダイオード
Lへ延びる配線部が、この溝T351内に通されること
になる。
ト成形設備や成形工程を簡易化する等の目的から、互い
に同形状をなす2つの構造体T3aを接合することによ
り前記天板部本体T3を形成するようにしている。詳述
すれば各構造体T3aの側端には、図16に示すように
構造体T3a側面視輪郭形状と略合致する側端面形状を
有した前後方向に延びる接合壁33がそれぞれ設けてあ
り、その側端面を接合面T33aとしている。具体的に
この接合面T33aは、中央部が上下に厚く、前後両端
部が中央部より上下に薄いハットを逆さまにしたような
形状をなす。そして、前後上下にわたってほぼ面一なこ
の接合面T33a同士を押圧密着させることにより構造
体T3a同士を接合している。各接合面T33aには、
相互に離間した3箇所以上の部位に、両構造体T3aを
位置決めするパイプノックPKをそれぞれ配設して、各
パイプノックPK内に挿通させたボルト(図示省略)を
用いて緊締結合するようにしている。
4は、図14及び図15に示すように、等厚平板状をな
し透光性を有するものである。このガラス板T4は、前
記周囲水平壁T31の天板外周面T31aの内縁に沿っ
て設けた段部T36の上向き面にその周縁部T4bの下
面を支持され、上面T4aが前記天板外周面T31aと
面一になるようにして設けられている。なお、この段部
T36に防振用の樹脂によるシートを被覆するようにし
てもよい。さらに、本実施の形態においても、該ガラス
板T4に地中海ブルーもしくはコートダジュールブルー
のものを採用し、会議における過度の緊張を和らげる効
果を生むようにしている。なお、ガラス板T4は、この
ような効果を得るために海や空を連想させる青色系の色
であればよい。
方向の対向する2辺を使用縁T1aとし、この両使用縁
T1aに外方に膨らむ2つの膨出部たる第1の膨出部T
7と、これら第1の膨出部T7間に位置し内方に凹陥す
る凹陥部T8とを設けている。そして、さらに短手方向
の対向する2辺を使用縁T1bとして、この両使用縁T
1bに第2の膨出部T9を設けている。
1を使用縁T1aから外方に平面視部分円弧状をなし、
会議中に資料を広げたり、またノート型パーソナルコン
ピュータ(以下ノート型パソコンと略す)を置くために
充分な使用領域が確保できるような大きさとなるように
膨出させたものである。そして、本実施形態では、天板
部T1のコーナ部分に隣接するように配置して、凹陥部
T8より優先的に使用するようにしている。このコーナ
部分の形状は、脚取付部たる凸部分T37の上端部分と
同心の部分円弧状に形成されたもので、前記第1の膨出
部T7に連続形状をなしてデザイン的に良好なものとす
るとともに、天板部1のコーナー部分に強度を付与する
ようにしたものである。凹陥部T8は、長手方向の前後
の使用縁T1aにそれぞれ1つずつ形成したもので、前
記周囲水平壁T31を使用縁T1aから平面視部分円弧
状をなし、着座者が椅子ごと該凹陥部T8に嵌まり込め
る大きさとなるように凹陥させたものである。そして、
この凹陥部T8は、前記第1の膨出部T7と連続した波
形状をなしている。第2の膨出部T9は、周囲水平壁T
31を使用縁T1bから第1の膨出部T7と同形状に膨
出させて形成したもので、前後のコーナ部分に隣接して
いる。また、この第2の膨出部T9は、前記コーナ部分
によって、前記第1の膨出部T7と連続的な波形状をな
している。したがって、前記発光ダイオード配置部T3
52に配される発光ダイオードLは、前後方向の中央に
位置する補強桟T35の両端から所定距離内側の範囲内
に設けて、前記第1の膨出部T7、凹陥部T8、第2の
膨出部T9のいずれに着座した場合においても、使用領
域の周縁部に位置していることになる。
に示すように、中空柱状をなす脚本体T21と、この脚
本体T21の下端に取り付けたアジャスタT22とを具
備するものであり、天板部本体T3に設けた脚要素取付
部たる4箇所の凸部分T37にそれぞれ取り付けられる
ものである。また、4本の脚要素T2は何れも同一構成
のものである。
肌を表面に表出させたアルミダイキャスト製の一体成形
品である。なお、本実施形態においてもアルミダイキャ
ストの鋳肌を表出させる態様及び趣旨は前記第1実施形
態と同様であり、脚本体T21以外のアルミダイキャス
ト製部品についても同様である。具体的に、これら脚本
体T21は、斜め後方(前脚)又は斜め前方(後脚)に
開口する中空の周壁T212と、周壁T212の内側に
おいてその上端から若干下方位置に設けられる上壁T2
13と、周壁T212の下端に設けられる底壁T215
と、前記上壁T213よりも定位置において上壁T21
3と底壁T215との間の内部空間を上下に区画するよ
うに周壁T212の内面のうち開口端側の一部を残して
略全周に亘って設けられる板状の水平リブT214と、
底壁T215及び水平リブT214間に亘って内部空間
を左右に区画するように設けられる板状の垂直リブT2
16とを有している。また、前記内部空間の下端部にお
ける奥行き方向中央部やや反開口端寄りの位置から先端
部までは中実であり、アルミダイキャスト成形後にその
部位及び底壁T215に下方に開口してアジャスタT2
2のねじ軸部T22aを取り付けるためのねじ孔T21
7を形成するようにしている。特に本実施形態では、脚
本体T21は、周壁T212を下方に向かうにつれて漸
次反開口端側へ傾斜しつつ徐々に細くなる形状にしてい
るが、これは使用者に生物的な形状を連想させるよう、
例えば猛獣等の動物の脚を模した形状に構成してある。
また、脚本体T21の垂直リブT216における高さ方
向の異なる複数箇所(本実施形態では例えば3箇所)に
は、この垂直リブT216を部分的に厚肉にした円筒状
の背板取付部T218を形成してあり、この背板取付部
T218に、アルミダイキャスト製の板状をなし脚本体
T21の開口端側の形状に沿って湾曲する背板T23を
ねじT24により取り付けて、外観の向上を図ってい
る。なお、背板T23の上端は、水平リブT214の高
さ位置に設定してあるため、水平リブT214と上壁T
213との間の内部空間は後方へ開放されたままであ
り、この空間を通じて後述するねじ部材T24を取り付
ける作業を行い得るようにしている。しかして、これら
脚要素T2には、周壁T212の上端部と上壁T213
とによって囲繞される部位に、脚要素T2の天板部本体
T3に対する被取付部たる凹部分T211を形成してい
る。この凹部分T211の内周は、下方に向かうにつれ
て直径が漸次小さくなるテーパ面T211aとなってお
り、具体的にはこのテーパ面T211aが、前記凸部分
T37の外周のテーパ面T37aの傾斜角度等の形状に
対応している。さらに、この上壁T213の中心から偏
位した位置であって前記凸部分T37に形成されたねじ
孔T372に対応する位置には、上下に貫通するねじ挿
通孔T219を形成している。
パ面T37aと凹部分T211の内周におけるテーパ面
T211aは、いずれも型抜き成形する際に必然的に生
じる形状であるが、本実施形態ではこの型抜き成形によ
り生じたテーパ形状をそのまま利用して前記凸部分T3
7及び凹部分T211をテーパ結合させ、脚要素T2と
天板部T1とをがたなく確実に接合した上で、脚要素T
2の内部空間側から固定手段たるねじ部材T25を前記
ねじ挿通孔T219及びねじ孔T372に差し込んで、
脚要素T2と天板部T1とを固定するようにしている。
このようなテーパ面T37a,T211aを形成するた
めの天板部本体T3及び脚本体T21のアルミダイキャ
スト成形による形成方法について、以下、簡単に説明す
る。
T3及び脚本体T21をダイキャスト成形するための鋳
型のうち、特に凸部分T37の周辺部及び凹部分T21
1の周辺部のみを断面図として示したものである。ま
ず、天板部本体T3は、周囲水平壁T31の下面及び内
壁要素T322の下端を主として境に上下に分割される
2つの鋳型T110、T120を用いて形成される。上
側の鋳型T110は主として周囲水平壁T31の上面
と、内部空間に配される構成部分のうち上方に開放され
る形状を形成するものである。一方、下側の鋳型T12
0は、主として周囲水平壁T31の下面、周囲立壁T3
2、凸部分T37に加えて、内部空間に配される構成部
分のうち下方に開放される形状を形成するものである。
そして、この下側の鋳型T120は、特に凸部分T37
の外周T37aを形成するための凸部分形成部T121
の内周を下方に向かうにつれて直径が漸次小さくなるテ
ーパ面T121aとしており、注湯されたアルミ素材が
硬化してできた天板部本体T3を前記テーパ面T121
aを利用して上方へ抜き出すと、凸部分T37の外周に
はそれに対応するテーパ面T37aが形成されることに
なる。
主として境に前後に分割される2つの鋳型T130、T
140と、これらの鋳型T130、T140に対して上
下方向にスライド移動可能に設けられ脚本体T21の上
端に凹部分T211を形成するための抜き型部たるスラ
イド型T150とを用いて形成される。前後方向に分割
される鋳型T130、T140はそれぞれ、脚本体T2
1の周壁T22の前半部分の表面等を形成するものと、
周壁T22の後半部分における表面と周壁T22の内面
と内部空間におけるリブ等を形成するものである。一
方、前記スライド型T150のうち凹部分T211の内
周を形成する凹部分形成部T151は、外周を下方に向
かうにつれて直径が漸次小さくなるテーパ面T151a
としており、注湯されたアルミ素材が硬化してできた脚
本体T21に対しこのスライド型T150を前記テーパ
面T151aを利用して上方へ抜き出すと、凹部分T2
11の内周にはそれに対応するテーパ面T211aが形
成されることになる。
凹部分T211とは相互に嵌合する際に、テーパ面T3
7a,T211a同士がテーパ結合してテーパ結合部T
xを構成する。したがって、凸部分のT211外周にお
けるテーパ面T211aの形状は、前記凹部分形成部T
151の外周におけるテーパ面T151aの形状と略同
一であり、凹部分T211の内周におけるテーパ面T2
11aの形状は、前記凸部分形成部T121の内周にお
けるテーパ面T121aと略同一である。
たるテーブルTも、上記第1実施形態のデスクDと同様
に、天板部本体T3に設けた凸部分T211と脚要素D
2に形成した凹部分D37とをテーパ結合部Txを介し
て結合させており、凸部分TT37の外周におけるテー
パ面T371a及び凹部分T211の内周に形成したテ
ーパ面T211aを、アルミダイキャストの抜き成形に
基づいて必然的に形成される形状を有効に利用して結合
させたものである。そのため、本実施形態の場合も、高
い精度で高強度の結合部位を極めて簡単に形成すること
ができ、わざわざ形成する際に生じるコストや手間を有
効に削減することが可能である。その他、本実施形態の
テーブルTが奏する効果も、前記第1実施形態のものと
略同様である。
本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能であ
る。
天板部に限らず収納家具や棚、椅子等の他の家具の本体
であってもよく、それら家具本体や脚要素の全体が一体
成形品であるものに限られず、相互にテーパ結合する凸
部分及び凹部分のみを成形品としたり、凸部分や凹部分
を備えた脚要素たるアジャスタやキャスタ等の小部品の
みを成形品としたものでも構わない。
体及び脚要素の何れか一方に設けられ外周にテーパ面を
有した凸部分を形成する一方、他方に内周にテーパ面を
有した凹部分を形成し、それらテーパ面同士をテーパ結
合させることによって家具本体に脚要素を取り付けた家
具である。そして、凸部分のテーパ面と凹部分のテーパ
面の少なくとも一方又は両方を、成形時の抜き勾配を利
用して形成したものである。
は凹部分を鋳型から取り出すための必然的な構成である
抜き勾配を有効に利用して、形成された凸部分及び凹部
分をテーパ結合させている。その結果、テーパ結合用に
削り出し等によりわざわざ形成テーパ面を形成した場合
に必要な高度な加工精度が不要となるため、製造に係る
手間、コスト等に格別の留意を払わずとも、高強度且つ
高精度な家具本体と脚要素との結合状態を極めて簡単に
得ることができる。
図。
面図。
示す説明図。
斜視図。
す平面図。
示す説明図。
Claims (7)
- 【請求項1】家具本体に脚要素をテーパ結合部を介して
取り付けてなる家具であって、前記テーパ結合部を、家
具本体及び脚要素の何れか一方に設けられ外周にテーパ
面を有した凸部分と、他方に設けられ内周にテーパ面を
有した凹部分とを備えたものにし、前記凸部分のテーパ
面と凹部分のテーパ面の少なくとも一方を、成形時の抜
き勾配を利用して形成したものにしていることを特徴と
する家具。 - 【請求項2】前記凸部分と凹部分とが共に抜き型部を含
む成形型を用いて形成されるものであり、凸部分のテー
パ面を、凹部分を形成するための鋳型の凹部分形成部の
外周形状に略対応させ、且つ凹部分のテーパ面を、凸部
分を形成するための鋳型の凸部分形成部の内周形状に略
対応させている請求項1記載の家具。 - 【請求項3】前記凸部分及び凹部分の中心部から偏位し
た位置に、家具本体と脚要素とを固定する一以上の固定
手段を設けている請求項1又は2記載の家具。 - 【請求項4】前記固定手段が、ねじ部材を利用したもの
である請求項3記載の家具。 - 【請求項5】脚要素が、背面側ないし内向面側に設けた
開口部を通じて内部空間を開放してなる中空の部材であ
って、前記開口部を通じて内部空間側から前記固定手段
を配し得るようにしている請求項3又は4記載の家具。 - 【請求項6】凸部分を家具本体の下向面に設けるととも
に、凹部分を脚要素の上端部に設けている請求項1、
2、3、4又は5記載の家具。 - 【請求項7】家具本体及び脚要素が、それぞれ凸部分又
は凹部分のいずれかを含めて一体形成されたものである
請求項1、2、3、4、5又は6記載の家具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001352425A JP2003144257A (ja) | 2001-11-16 | 2001-11-16 | 家 具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001352425A JP2003144257A (ja) | 2001-11-16 | 2001-11-16 | 家 具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003144257A true JP2003144257A (ja) | 2003-05-20 |
Family
ID=19164601
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001352425A Pending JP2003144257A (ja) | 2001-11-16 | 2001-11-16 | 家 具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003144257A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006266748A (ja) * | 2005-03-22 | 2006-10-05 | Mitsutoyo Corp | 画像測定装置 |
| JP2007159867A (ja) * | 2005-12-14 | 2007-06-28 | Itoki Corp | 天板を備えた家具 |
| JP2014019287A (ja) * | 2012-07-18 | 2014-02-03 | Sanden Corp | 加熱装置及び加熱装置の製造方法 |
| JPWO2023210344A1 (ja) * | 2022-04-27 | 2023-11-02 |
-
2001
- 2001-11-16 JP JP2001352425A patent/JP2003144257A/ja active Pending
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| CN104471323A (zh) * | 2012-07-18 | 2015-03-25 | 三电有限公司 | 加热装置及加热装置的制造方法 |
| US9676251B2 (en) | 2012-07-18 | 2017-06-13 | Sanden Holdings Corporation | Heating device and method for manufacturing heating device |
| JPWO2023210344A1 (ja) * | 2022-04-27 | 2023-11-02 | ||
| WO2023210344A1 (ja) * | 2022-04-27 | 2023-11-02 | ヤマハ株式会社 | スピーカ付き机およびアーム |
| JP7816502B2 (ja) | 2022-04-27 | 2026-02-18 | ヤマハ株式会社 | スピーカ付き机およびアーム |
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