JP2003145144A - 水の改質剤 - Google Patents

水の改質剤

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JP2003145144A
JP2003145144A JP2001340937A JP2001340937A JP2003145144A JP 2003145144 A JP2003145144 A JP 2003145144A JP 2001340937 A JP2001340937 A JP 2001340937A JP 2001340937 A JP2001340937 A JP 2001340937A JP 2003145144 A JP2003145144 A JP 2003145144A
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JP
Japan
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photocatalyst
water
ceramics
carrier
decomposed
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JP2001340937A
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Nobuko Irie
信子 入江
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  • Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)
  • Catalysts (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 有用な有機物を分解するおそれがなく汚れの
みを分解できるように水を改質することができる改質剤
を提供する。 【解決手段】 有用微生物群を含む状態又は当該有用微
生物群から抽出した抗酸化酵素を主成分とするEMXを
含む状態で焼成してなるEMセラミックス1と、担体の
表面に光触媒を担持してなる光触媒担持体2とを組み合
わせた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、水を改質するの
に用いられる改質剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、酸化チタンで代表される光触媒
は、優れた分解機能及び親水機能を有することから、消
臭、抗菌、防汚等を目的として多くの分野で利用されて
いる。この光触媒を簡易に利用できるように、金属又は
セラミックスからなる球体の表面に酸化チタンをコーテ
ィングしたチタンボールと呼ばれるものが提供されてい
る(例えば特開2000−61314号公報参照)。こ
のチタンボールは例えばごみ収集容器、トイレ、車内、
浴室等における消臭、抗菌、防汚の他、水の浄化等の改
質、生鮮食品の鮮度保持等に広く利用されており、特に
改質した水については、洗剤を用いることなく汚れを効
果的に落とすことができることから、洗濯や室内の洗浄
に用いられている。
【0003】一方、前記光触媒と同様な消臭、抗菌、防
汚効果を発揮する微生物として、EM菌(Effective Mic
ro Organism)と呼ばれる有用微生物群が知られている。
このEM菌は、好気性菌と嫌気性菌が共存した蘇生型の
細菌群であり、その優れた抗酸化力によって前記消臭等
の各効果を発揮するものである。このようなEM菌は通
常は溶液として提供されるが、最近ではEM菌を含んだ
粘土や、EM菌から抽出したEMXを含んだ粘土をそれ
ぞれ焼成したEMセラミックスと呼ばれるものも提供さ
れている。このEMセラミックスは、焼成後においても
EM菌と同様な効果を発揮することが確認されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記チタン
ボールによって改質した水を洗濯や室内の洗浄に用いた
場合、汚れ等の酸化したものだけでなく、繊維の風合を
保持するのに必要な油分や色素等の有用(正常)な有機
物についても分解してしまうことから、例えば衣類や絨
毯等の繊維が色落ちしたり劣化したりするという問題が
あった。この発明は前記問題点に鑑みてなされたもので
あり、汚れのみを分解可能な改質水を得ることができる
水の改質剤を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
のこの発明の水の改質剤は、EMセラミックスと、担体
表面に光触媒を担持してなる光触媒担持体とを組み合わ
せてなることを特徴としている(請求項1)。前記光触
媒としては酸化チタンであるのが好ましく(請求項
2)、前記EMセラミックスとしては、有用微生物群か
ら抽出した抗酸化酵素を主成分とするEMXを含む状態
で焼成したものであるのが好ましい(請求項3)。この
ような構成の水の改質剤は、水に浸漬しておくことによ
って、当該水を改質することができ、この改質した水
は、有用な有機物を分解することなく汚れのみを分解す
るものとなる。すなわち、本願発明者は、鋭意研究の結
果、前記EMセラミックスと光触媒担持体とを用いて改
質した水は、汚れ以外の有用な有機物を分解するおそれ
がないとの知見を得、かかる知見に基づいて本願発明を
完成したものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態につい
て添付図面を参照しながら説明する。図1はこの発明の
一実施形態にかかる水の改質剤を示す概略図である。こ
の水の改質剤Aは、EMセラミックス1と、担体2aの
表面に光触媒2bを担持してなる光触媒担持体2(図2
参照)とを組み合わせたものであり、図においてはこれ
らを複数個づつ混ぜ合わせて金属製の網籠3に収容して
いる。
【0007】前記EMセラミックス1は、有用微生物群
(EM菌)を含む粘度や、EM菌から抽出したEMXを
含む粘土を、300〜1200℃の温度で焼成したもの
であり、その形状としては特に限定されないが、例えば
球状、円柱状、角柱状、リング状、パイプ状等に形成さ
れる。前記EM菌は、好気性菌と嫌気性菌が共存した蘇
生型の細菌群である。このEM菌は主としてグラム陽性
の放線菌からなるもの、主として光合成菌からなるも
の、主として乳酸菌及び酵母菌からなるもの、およびこ
れらの各菌を混合したものが用いられる。また、前記E
MXは、前記EM菌を例えばオゾンで生成(酸化)する
ことによって抽出された抗酸化酵素を主成分とするもの
であり、このEMXを含む粘度を焼成したEMセラミッ
クスが特に好適に用いられる。
【0008】光触媒担持体2は金属、セラミックス等か
らなる担体2aの表面に、光触媒2bをコーティングし
たものである。この光触媒担持体2は、例えば前記担体
2aの表面に、チタン又はチタン合金からなる粉体を噴
射し、チタン成分を担体2aの表面に拡散させるととも
に酸化させて、酸化チタン被膜を形成したものであり、
いわゆるチタンボールと呼ばれているものである。この
光触媒2bとしては、前記酸化チタンの他、酸化亜鉛、
酸化鉄、チタン酸ストロンチウム、酸化タングステン、
炭化珪素等も用いることができる。なお、前記光触媒2
bは、陽極酸化によって担体2aの表面に生成すること
もできる。
【0009】前記の構成の改質剤Aを用いて改質した水
は、酸化物としての汚れを分解するものの、繊維の風合
いを保持するのに必要な油分や色素等の有用若しくは正
常な有機物につては全く分解しないものとなる。したが
って、当該水を用いて洗濯や室内の洗浄を行っても、繊
維の色素が分解されたり、繊維が劣化したりするおそれ
がない。なお、前記改質剤Aは、EMセラミックス1と
光触媒担持体2とを、網籠等に別々に収容したものであ
ってもよい。
【0010】[実施例]実施例として、EMXを3重量%
添加した粘度を800℃で焼成してEMセラミックスを
作製し、これに光触媒として酸化チタンを担持した光触
媒担持体を組み合わせて、EMセラミックス150g、
光触媒担持体200gからなる改質剤を得た。この改質
剤を、容器に入れた水道水に24時間浸漬して当該水道
水を改質した。この改質した水をメチレンブルーに注入
したところ、その色は全く変化せず、正常な有機物を分
解しないことが確認された。また、比較のために、実施
例に用いたものと同じ光触媒担持体を水道水に浸漬して
これを改質し、この改質した水を前記試薬に注入したと
ころ、試薬の色は短時間で透明に変化し、正常な有機物
を分解することが確認された。
【0011】前記実施例の改質剤によって改質した水を
用いて、汚れたウール及びカシミヤを洗濯したところ、
ウール及びカシミヤの風合いを保持するのに必要な油分
が分解されず、汚れのみが分解、除去された。また、繊
維の色素も分解されず色落ちし難いことが確認された。
比較のために、実施例に用いたものと同じ光触媒担持体
によって改質した水を用いて、汚れたウール及びカシミ
ヤをそれぞれ洗濯したところ、汚れだけでなくウール及
びカシミヤが有する油分も分解、除去された。このた
め、ウール及びカシミヤ特有の風合いが低下した。ま
た、繊維の色素も分解されて色落ちした。なお、これら
の洗濯は、洗剤を用いることなくひとつまみの塩を添加
して行ったが、汚れは洗剤を用いた場合と遜色なく分
解、除去できた。したがって、環境負荷の少ない洗濯方
法として好適であることが確認された。
【0012】
【発明の効果】以上のように、この発明の水の改質剤に
よれば、有用な有機物を分解するおそれがなく汚れのみ
を分解できるように水を改質することができるので、当
該水を用いて洗濯や洗浄を行う場合でも、繊維の色素が
分解して色落ちしたり、化学繊維が劣化したりするのを
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態にかかる水の改質剤を示
す概略図である。
【図2】光触媒担持体を示す一部欠截正面図である。
【符号の説明】
1 EMセラミックス 2 光触媒担持体 2a 担体 2b 光触媒 A 改質剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 1/50 560 C02F 1/50 560C 1/72 101 1/72 101 C04B 33/13 C04B 33/13 P

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】EMセラミックスと、担体表面に光触媒を
    担持してなる光触媒担持体とを組み合わせてなることを
    特徴とする水の改質剤。
  2. 【請求項2】前記光触媒が酸化チタンである請求項1記
    載の水の改質剤。
  3. 【請求項3】前記EMセラミックスが、有用微生物群か
    ら抽出した抗酸化酵素を主成分とするEMXを含む状態
    で焼成したものである請求項1記載の無機複合体。
JP2001340937A 2001-11-06 2001-11-06 水の改質剤 Pending JP2003145144A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008278775A (ja) * 2007-05-09 2008-11-20 Tropical Plant Resources Institute Inc 有用微生物群の連続培養装置並びに連続培養方法
US7745202B2 (en) * 2004-02-20 2010-06-29 Em Research Organization, Inc. Detergent made use of fermentation technology and production method thereof

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JP2008278775A (ja) * 2007-05-09 2008-11-20 Tropical Plant Resources Institute Inc 有用微生物群の連続培養装置並びに連続培養方法

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