JP2003146514A - 用紙搬送装置 - Google Patents

用紙搬送装置

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JP2003146514A
JP2003146514A JP2001348757A JP2001348757A JP2003146514A JP 2003146514 A JP2003146514 A JP 2003146514A JP 2001348757 A JP2001348757 A JP 2001348757A JP 2001348757 A JP2001348757 A JP 2001348757A JP 2003146514 A JP2003146514 A JP 2003146514A
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JP2001348757A
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English (en)
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Satoshi Shino
敏 篠
Tsutomu Kuno
力 久野
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加熱された後の用紙を搬送する用紙搬送装置
として、用紙搬送ロールの金属製シャフト等における結
露による水滴落下に起因した用紙搬送障害や画質不良の
発生を、余分な設置スペースやコストの増加を招くこと
がなく簡易に防止することができる用紙搬送装置を提供
する。 【解決手段】 その用紙搬送路として金属製シャフト4
2aの下方側位置に設置される搬送路部分62を有する
用紙搬送装置であって、金属製シャフト42aとその下
方側位置に設置される搬送路部分62との間に、その金
属製シャフト42aから落下する水滴を受け止める水滴
受け部材90を設置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱後の用紙を搬
送する用紙搬送装置に係り、例えば、トナーからなる画
像を用紙に形成する画像形成装置における定着装置等の
加熱手段で加熱された後の用紙を搬送する用紙搬送装置
として好適な用紙搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子写真方式等を利用したプリ
ンタ、複写機等の画像形成装置においては、図1に例示
するように、感光体等の像担持体に画像情報に応じて形
成する潜像をトナー(現像剤)により現像し、その現像
により得られたトナー像を用紙Pに直接又は中間転写体
を介して転写する作像装置2を備えており、その作像装
置1でトナー像が転写された用紙Pを熱定着装置3を通
過させて定着処理することにより、用紙Pへの画像の形
成(プリント又はコピー)が行われる。
【0003】この際、用紙Pは、装置本体1内に適宜配
置される、少なくとも用紙搬送ロール4や用紙搬送ガイ
ド5で形成される用紙搬送路6を備えた用紙搬送装置7
により、作像装置2、定着装置3等の必要な部位を経由
するように搬送される。図中において、符号31は加熱
ロール、32はロール状の加圧部材、35は定着装置3
から用紙Pを排出する排出搬送ロール(駆動ロールと従
動ロール。以下、他のロールについても特に断らない限
り同じ。)、41は排紙ロールである。また、符号61
はストレート排紙用搬送路、62は反転再送用搬送路、
63は反転排紙用搬送路、64は両面用搬送路である。
さらに、符号42は兼用型搬送駆動ロール、43は反転
再送用搬送路用の従動搬送ロール、44は反転排紙用搬
送路用の従動搬送ロール、45は正逆回転型搬送ロー
ル、47は用紙Pの搬送すべき搬送路(41、42)を
切り換える搬送路切換爪である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
画像形成装置では、その使用環境が低温状態にあるとき
に装置本体の電源を入れてプリント又はコピーを連続し
て行った場合には、用紙Pに含まれている水分が定着装
置3の定着処理により加熱されて蒸発し、その定着装置
3を通過した後(ほぼ直後)の用紙Pを搬送するための
用紙搬送路6(上記図示の例では特に定着装置3に近い
ストレート排紙用搬送路61や反転再送用搬送路62)
を構成する金属製の部品の表面に付着して結露する。こ
の結露しやすい部品とは、用紙搬送路6における用紙搬
送ロール4のロール体4aが間隔をあけた状態で取り付
けられる金属製のシャフト4b(例えば兼用型搬送駆動
ロール42のシャフト42b)であることが多い。ただ
し、その用紙搬送路6を形成する用紙搬送ガイド5につ
いては、例えば金属製のガイド基材の表面に合成樹脂被
膜を形成したり、そのガイド全体を合成樹脂により形成
することで結露しにくい部品とする対策が施されてい
る。
【0005】そして、この連続したプリント又はコピー
の枚数が多くなるにつれて、用紙搬送ロール4の金属シ
ャフト4b(特に兼用型搬送駆動ロール42のシャフト
42b)における結露も増加して凝集し、それが水滴と
なって金属シャフトから落下することがある。この金属
シャフト(42b)から落下する水滴は、その金属シャ
フトの下方側位置に設置される用紙搬送路部分6、例え
ば前記した反転再送用搬送路62にまで落下してその搬
送路62を形成する用紙搬送ガイド5を濡らしてしまう
ことがある。この場合、その反転再送用搬送路62を使
用する反転排紙モードや両面プリントなどの用紙搬送が
行われると、反転再送用搬送路62を通過する用紙Pが
濡れた用紙搬送ガイド部分に接触することがあり、これ
により搬送障害や画質不良(滲みなど)が発生すること
がある。
【0006】また、上述したような結露は、用紙搬送ロ
ールの金属シャフト以外にも、例えば搬送路切換爪47
を取り付ける金属シャフト47bにおいても発生し、こ
の搬送路切換爪の金属シャフト47bの下方側位置に配
置される用紙搬送路(反転再送用搬送路42)が存在す
る場合には、やはり前記した水滴の落下による問題が同
様に発生してしまう。なお、上記プリントやコピーを数
百枚以上連続して行ったときには、定着装置3から排出
される用紙Pの熱により用紙搬送路6を構成する各部品
が十分に暖められることになるため、金属シャフトにお
いても結露が発生しなくなる。
【0007】なお、従来においては、このような金属シ
ャフトにおける結露による水滴の用紙搬送路への落下に
起因して発生する搬送障害や画質不良を防止することに
着目したものが特にない。
【0008】また、結露対策としては、金属製シャフト
の表面に樹脂被膜を形成したり、熱伝導効率の低いシー
ト又は植毛布を巻きつけることによって結露の発生を防
止することが考えられるが、かかる対策を採用した場合
には、その金属シャフトの製造工程やコストが増加した
り、あるいは、その被膜やシート又は植毛布の材質につ
いての選択が難しく、場合によっては結露の発生を十分
に防止できないことがある。この他にも、金属製シャフ
トを電熱ヒータにより暖めることにより結露の発生を防
止しようとすることも考えられるが、かかる対策を採用
した場合には、その防止効果が大きいものの、電熱ヒー
タの設置スペースやコストが大幅に増加したり、限られ
た消費電力の配分利用が困難になるという問題がある。
【0009】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、加熱された後の用紙を搬送する用紙搬送
装置として、用紙搬送ロールの金属製シャフト等におけ
る結露による水滴落下に起因した用紙搬送障害や画質不
良の発生を、余分な設置スペースやコストの増加を招く
ことがなく簡易に防止することができる用紙搬送装置を
提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の用紙搬送装置
は、加熱手段を通過した後の用紙を搬送する、少なくと
も金属製シャフトに取り付けられた用紙搬送ロールと用
紙搬送ガイドとで形成される用紙搬送路を備え、その用
紙搬送路として前記金属製シャフトの下方側位置に設置
される搬送路部分を有する用紙搬送装置において、前記
金属製シャフトとその下方側位置に設置される搬送路部
分との間に、その金属製シャフトから落下する水滴を受
け止める水滴受け部材を設置したことを特徴とするもの
である。
【0011】上記加熱手段は、用紙を加熱するためのも
のであればよく特に制約されるものではないが、例え
ば、トナーからなる画像を形成する画像形成装置におけ
る加熱式の定着装置や転写同時定着装置、用紙の水分を
加熱して低下させる乾燥装置などである。上記用紙搬送
ロールは、金属製シャフトが一部で露出しているような
構成のものであり、例えば、そのロール体が金属製シャ
フトに所定の間隔をあけて取り付けられたものである。
上記用紙搬送ガイドは、原則として前述したような結露
しにくい構成(材質)のものである。
【0012】上記用紙搬送路は、基本的に用紙搬送ロー
ルと用紙搬送ガイドの構成部品で形成されるが、その他
の構成部品を含むものであっても構わない。その他の構
成部品としては、例えば、用紙搬送路が分岐している場
合において、用紙の搬送すべき搬送路を切り換えるため
の搬送路切換部材が挙げられる。この切換部材が金属製
シャフトに取り付けられており、かつ、その金属製シャ
フトの下方側位置に用紙搬送路部分が配置されている場
合には、上記水滴受け部材については、かかる金属製シ
ャフトから落下する水滴についても受け止めるように構
成するとよい。
【0013】上記水滴受け部材は、基本的に、所定の金
属製シャフトからその下方側位置に配置される用紙搬送
路部分に対して直接的又は間接的に落下する水滴を受け
止めて収容することができるものであれば、その形態や
寸法、材質、設置位置、設置数等については特に制約さ
れるものではない。このような水受け部材は、専用の取
り付け具により取り付けて設けることができるほか、例
えば、用紙搬送ガイドに取り付けた状態で設けることが
できる。
【0014】このような用紙搬送装置によれば、加熱手
段を通過した後の用紙等から発せられる水蒸気が用紙搬
送路における用紙搬送ロールの金属製シャフトに付着し
て結露し、その結露が凝集して水滴となってその金属製
シャフトの下方側位置に設置される搬送路部分に対して
直接的又は間接的に落下したとしても、かかる水滴は水
滴受け部材に受け止められる。これにより、上記搬送路
部分が水滴で濡れることはない。
【0015】また、上記水滴受け部材は、その一部が前
記搬送路部分を通過する用紙の搬送ガイド部となるよう
に形成するとよい。この場合、その搬送ガイド部は、面
形態であることが好ましいが、少なくとも用紙の円滑な
搬送案内を行うことが可能であれば、その形態について
は特に限定されない。
【0016】このように水滴受け部材の一部を用紙の搬
送ガイド部として形成した場合には、水滴受け部材を用
紙搬送ガイドとして兼用できることは勿論のこと、その
搬送ガイド部が用紙搬送路の空間に面して配置されるこ
とから加熱手段を通過して高温状態にある用紙の通過
(接触の有無は問わない)により加熱されて水受け部材
が温度上昇しやすくなり、水滴受け部材そのものが結露
しにくくなるうえに、受け止めた水滴が蒸発して消失し
やすくなり、この結果、水滴が蓄積して流出するおそれ
もない。
【0017】さらに、上記水滴受け部材は、水を収容し
て漏らすことのない材料で形成すればよいが、好ましく
は金属で形成する。この場合、その金属としては熱伝導
率に優れた金属、例えばステンレス鋼、アルミニウム合
金、銅合金等が好ましい。
【0018】このように水滴受け部材を金属で形成した
場合には、水受け部材が高温状態にある用紙の通過と場
合によっては加熱手段からの放熱により加熱されて温度
上昇しやすくなり、結露しにくくなるとともに受け止め
た水滴が蒸発して消失しやすくなる。また、このような
作用効果は、水受け部材に上記搬送ガイド部を形成した
場合には、より一層良好に得られるようになる。
【0019】本発明の用紙搬送装置は、例えば、単色又
は多色のトナー画像を用紙に形成する画像形成装置にお
いて用紙を比較的高温に加熱する定着装置(又は転写同
時定着装置)から排出される用紙を搬送するための用紙
搬送装置として使用した場合に特に有効であるが、これ
に限定されるものではない。
【0020】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]図1および図2
は本発明の実施の形態1を示すものであり、図1は本発
明の用紙搬送装置を適用した画像形成装置を示す概要
図、図2はその用紙搬送装置の要部を拡大して示す一部
断面図である。
【0021】この画像形成装置は、その装置本体1内
に、原稿読取装置や外部接続機器(パーソナルコンピィ
ータなど)から入力される画像情報に応じてトナー像を
形成して用紙Pに転写する作像装置2と、作像装置2で
トナー像が転写された用紙Pを通過させてトナー像の定
着処理をする定着装置3と、作像装置2に供給する用紙
Pを収容する用紙収容装置8と、用紙収容装置8から用
紙Pを作像装置2と定着装置3を順次通過させた後、装
置本体1から排出させるように搬送する用紙搬送路6
や、定着装置3を通過した後の用紙Pを反転させた状態
で排出させたり或いは作像装置2側に再送させるように
搬送する用紙搬送路6を有する用紙搬送装置7とが装備
されている。
【0022】このうち、作像装置2は、例えば電子写真
方式を利用して白黒画像を形成するものであり、回転す
る1つの感光体と、その感光体を一様に帯電する帯電装
置と、その帯電された感光体に画像情報に応じた光の照
射により静電潜像を形成する潜像形成装置と、感光体上
の潜像をトナー(一成分現像剤又は二成分現像剤)を供
給して現像する現像装置、感光体上に現像により形成さ
れたトナー像を用紙Pに転写する転写装置、転写後の感
光体を清掃するクリーニング装置などによって構成され
ている。ちなみに、この作像装置2は、カラー画像を形
成するように構成されたものであってもよい。
【0023】定着装置3は、加熱源を有する加熱ロール
31と、この加熱ロール31に圧接して定着ニップ部を
形成する加圧ロール32とでその主要部が構成されてい
る。また、この定着装置3は、その加熱ロール31と加
圧ロール32が断熱用のカバー33によって覆われてお
り、しかも、その用紙排出側の部位に加熱ロール31と
加圧ロール32の定着ニップ部を通過した後の用紙Pを
排出するための用紙排出用ロール35が設けられてい
る。用紙排出用ロール35は、駆動ロールと従動ロール
を圧接させて搬送ニップ部を形成する一対形式のもので
ある(以下、他のロールについても特に断らない限り同
じ。)
【0024】用紙収容装置8は、複数枚の用紙Pを積載
収容する収容トレイ又はカセット81と、その収容トレ
イ又はカセット81に収容されている用紙Pを1枚ずつ
送り出す用紙排出機構82とで構成されている。この用
紙収容装置8は、その収容トレイ又はカセット81の一
部が装置本体1から突出した構成のものや、収容装置8
全体が装置本体1とは別体の構造物からなるものであっ
てもよい。
【0025】用紙搬送装置7は、その用紙搬送路6とし
て、用紙収容装置8から用紙Pを作像装置2に供給する
ための給紙用搬送路60と、定着装置3から排出される
用紙Pをそのままの姿勢で装置本体外へ排出するための
ストレート排紙用搬送路61と、定着装置3から排出さ
れる用紙Pを反転させて再送するための反転再送用搬送
路62と、定着装置3から排出される用紙Pを表裏反転
させた姿勢で装置本体外へ排出するための反転排紙用搬
送路63と、両面画像形成時に反転させた用紙Pを給紙
路に再送するための両面用搬送路64とを有している。
また、この用紙搬送装置7では、定着装置3から排出さ
れる用紙Pの搬送すべき方向をストレート排紙用搬送路
61又は反転再送用搬送路62のいずれか一方に切り換
えるための用紙搬送路切換爪47が配置されている。
【0026】このような画像形成装置では、基本的な画
像形成が以下のようにして行われる。すなわち、まず、
作像装置2において公知の電子写真プロセスにより感光
体に所定のトナー像が形成され、このトナー像が用紙収
容装置8から用紙搬送装置7の給紙用搬送路60により
搬送される用紙Pに転写される。このトナー像が転写さ
れた用紙Pは、定着装置3に送り込まれてに加熱ロール
31と加圧ロール32の定着ニップ部を通過して熱定着
処理された後、通常はストレート排紙用搬送路61を経
て画像形成面が上向きとなる姿勢で装置本体1外に排出
される。これにより用紙Pに所望の画像が形成される。
【0027】また、定着処理後の用紙Pをその画像形成
面が下向きとなる姿勢で装置本体1外に排出する場合
(反転排紙モード)には、定着装置3から排出される用
紙Pが用紙搬送路切換爪47により反転再送用搬送路6
2側に一旦送り込まれた後、反転排紙用搬送路63を経
て装置本体1外に排出される。さらに、両面画像形成時
(両面プリントモード)には、定着装置3から排出され
る用紙Pが用紙搬送路切換爪47により反転再送用搬送
路62側に送り込まれた後、両面用搬送路64を経て給
紙用搬送路60に合流するように搬送されて作像装置2
に再送される。これにより、その用紙Pの第2面側に作
像装置2で形成される第2面用のトナー像が転写され
る。
【0028】そして、この画像形成装置における定着装
置3の下流側に設置される用紙搬送路6(ストレート排
紙用搬送路61、反転再送用搬送路62、反転排紙用搬
送路63及び両面用搬送路64)を備えた用紙搬送装置
7は、以下のように構成されている。
【0029】まず、ストレート排紙用搬送路61は、定
着装置3の用紙排出口(用紙排出用ロール35のニップ
部近傍)と、装置本体1の排紙口に設置される排紙用ロ
ール41との間に形成される搬送路である。この搬送路
61は、合成樹脂成型品からなる第1搬送ガイド板5
1、用紙搬送路切換爪47の上辺ガイド部47a及び第
2搬送ガイド板52の上ガイド部52aにより搬送路空
間が形成されているとともに、この搬送路の始端部及び
終端部となり得る位置に配置される用紙排出用ロール3
5及び排紙用ロール41とによっても形成されている。
【0030】反転再送用搬送路62は、ストレート排紙
用搬送路61の入口側から下方側にむけて分岐して装置
本体1の底面側付近の部位に至るまでの間に形成される
搬送路である。この搬送路62は、用紙搬送路切換爪4
7の下辺ガイド部47bと合成樹脂成型品からなる第3
搬送ガイド板53、第2搬送ガイド板52の下ガイド部
52b及び第4ガイド板54の一部にてその搬送路空間
が形成されている。また、この搬送路62は、用紙搬送
路切換爪47と第2搬送ガイド板52の間の位置に配置
されて兼用される搬送駆動ロール42と、第3搬送ガイ
ド板53側に配置されて搬送駆動ロール42に圧接して
搬送ニップ部を形成する従動搬送ロール43と、搬送路
62の下部側位置に配置される正逆回転可能な正逆回転
型搬送ロール45とによっても形成されている。
【0031】反転排紙用搬送路63は、反転再送用搬送
路62の上部側位置で排紙ロール41側にむけて分岐し
てストレート排紙用搬送路61の終端部付近で合流する
までの間に形成される搬送路である。この搬送路63
は、第2搬送ガイド板52の側面ガイド部52cと第4
搬送ガイド板54の一部とでその搬送路空間が形成され
ている。反転再送用搬送路62との分岐位置には、その
搬送路62に進入する用紙Pの通過を可能にする一方で
搬送路62から用紙Pを搬送路63側にガイドして送り
込むためのガイドシート55が配置されている。反転再
送用搬送路62また、この搬送路63は、前記搬送駆動
ロール42と、第4搬送ガイド板54側に配置されて搬
送駆動ロール42に圧接して搬送ニップ部を形成する従
動搬送ロール44とによっても形成されている。
【0032】両面用搬送路64は、反転再送用搬送路6
2の中間部付近の位置で装置本体1の中央部側にむけて
分岐してその搬送路60の中途位置で合流するまでの間
に形成される搬送路であり、搬送ガイド板55と搬送ロ
ール(図示省略)とで形成されている。反転再送用搬送
路62との分岐位置には、その搬送路62に進入する用
紙Pの通過を可能にする一方で搬送路62から用紙Pを
搬送路64側にガイドして送り込むためのガイドシート
57が配置されている。
【0033】また、上記ストレート排紙用搬送路61の
入口側と反転再送用搬送路62の位置口側の間となる部
位には、前記した用紙搬送路切換爪47が設置されてい
る。この切換爪47は、その全体形状がほぼくさび形状
からなるものであり、その上部辺がストレート排紙用搬
送路61のガイド部47aとして使用されるとともにそ
の下部辺が反転再送用搬送路62のガイド部47bとし
て使用されるように形成されている。また、この切換爪
47は、複数個使用されており、その基端部が用紙搬送
方向と直交する方向に配置される金属製(例えば、ステ
ンレス製、基材にニッケルメッキ等の金属メッキを施し
たもの)の駆動シャフト47cに所定の間隔をあけて固
定状態で取り付けられており、その駆動シャフト47c
が所定の角度範囲内で駆動することにより先細り状の先
端部側が上下方向に変位するようになっている。これに
より、用紙Pがストレート排紙用搬送路61又は反転再
送用搬送路62のいずれか一方に進むように誘導される
ようになっている。
【0034】そして、この用紙搬送装置7では、図2に
示すように、搬送駆動ロール42が用紙搬送方向と直交
する方向に配置される金属製(例えば、ステンレス製、
基材にニッケルメッキ等の金属メッキを施したもの)の
駆動シャフト42aにゴム製のロール体42bが間隔を
あけて複数固定した状態で取り付けられており、その駆
動シャフト42aの下方側に反転再送用搬送路62が配
置されている構造になっている。このため、図2〜図4
に示すように、その駆動シャフト42aから結露により
反転再送用搬送路62にむけて落下する水滴を受けるた
めの水滴受け板90を第2ガイド板52に取り付けてい
る。
【0035】まず、第2ガイド板52は、用紙搬送方向
と直交する方向に長い板状のものであり、その上端部の
片面側にストレート排紙用搬送路61のガイドの一部と
なる複数のリブからなる上ガイド部52aが形成され、
その下端部の片面側に反転再送用搬送路62のガイドの
一部となる下ガイド面部52bが形成されており、ま
た、その他面側が反転排紙用搬送路63のガイドの一部
となる湾曲面状の側面ガイド部52cが形成されてい
る。また、この第2ガイド板52は、上ガイド部52a
と下ガイド面部52bの間に搬送駆動ロール42の駆動
シャフト42aが近接配置される凹状の対向部52dが
形成されているとともに、その対向部52dの一部には
搬送駆動ロール42の各ロール体42bとの接触干渉を
避けるためのロール露出孔52eが開設されている。さ
らに、側面ガイド部52cのロール露出孔52eの間と
なる部位には、弾性変形し得る前記ガイドシート55が
取り付けられている。図3や図4中における符号52f
は補強用リブ、52gはガイド板52の取り付け用ネジ
孔である。
【0036】水滴受け板90は、図4や図5に示すよう
に、金属板(例えばステンレス板など)を用いて、断面
がほぼV字状となるように折り曲げ加工して全体が樋に
似た形態に成形したものであり、第2ガイド板52の下
端部に外側から嵌め込んで取り付けるようになってい
る。その取り付けを行うため、第2ガイド板52の側面
ガイド部52c側に位置させる立ち上げ部90a側に
は、前記ロール露出孔52eの縁に係止させるように折
り曲げた係止折り曲げ部91を形成している。また、そ
の第2ガイド板52の下ガイド面部52b側に位置させ
る立ち上げ部90b側(係止折り曲げ部91とほぼ対向
する部位)には、前記ロール露出孔52eの開口を塞ぐ
ことのないようにするための切り欠き部92を形成して
いる。
【0037】そして、この水滴受け板90は、立ち上げ
部90a,90bの合流する折り曲げ凹部90cが水滴
を受ける部分として使用されるようになっている。ま
た、その立ち上げ部90bの一部は、反転再送用搬送路
62のガイドの一部として機能するように用紙ガイド面
90dとなっている。
【0038】このような形態からなる水滴受け板90
は、第2ガイド板52の下端部に外側から嵌め込み、そ
の係止折り曲げ部91をロール露出孔52eの縁に係止
させることにより、第2ガイド板52の下端部に固定さ
れるように取り付けられる(図3や図4参照)。この取
り付けにより、水滴受け板90は、その折り曲げ凹部9
0cが第2ガイド板52の下端部に位置するとともに搬
送駆動ロール42の駆動シャフト42aのほぼ真下に位
置するような状態で設置されることになる。
【0039】このような用紙搬送装置7では、図6に例
示するように、画像形成装置が低温の使用環境下にある
ときに装置本体1の電源を入れて例えば100〜500
枚程度の画像形成を連続して行った場合には、従来技術
の課題の項で記述したように、用紙Pに含まれている水
分が定着装置3の定着処理により加熱されて蒸発し、そ
の定着装置3を通過した後(ほぼ直後)の用紙Pを搬送
するための反転再送用搬送路62における搬送ロール
(主に駆動ロール42)のロール体42bの間に露出す
る金属製シャフト(42a)の表面に付着して結露し、
その結露が凝集して水滴(S)となって、金属製シャフ
ト(42a)の下方側に位置する反転再送用搬送路62
にむけて落下することがある。実際のところ、水滴は第
2ガイド板52を伝わって落下することが多い。
【0040】しかし、そのような水滴(S)は、金属製
シャフト42aのほぼ真下に位置する水滴受け板90
(の折り曲げ凹部90c)に受け止められる。したがっ
て、その水滴が金属製シャフト42aのほぼ真下に位置
する反転再送用搬送路62の第3ガイド板53部分や第
4ガイド板54部分に落下し、そのガイド板を濡らすこ
とは発生しない。
【0041】これにより、上記画像形成をした後に反転
再送用搬送路62を使用する反転排紙モードや両面プリ
ントモードなどの用紙搬送が行われた場合であっても、
その反転再送用搬送路62を通過する用紙Pが用紙搬送
ガイド53、54の濡れた部分に接触してしまい、その
用紙Pの搬送障害やトナー像の滲み等の画質不良が発生
するという従来技術のごとき問題が発生することはな
い。
【0042】また、水滴受け板90は、その一部が用紙
ガイド面90dとなっているため、反転再送用搬送路6
2を搬送される用紙Pの搬送ガイドとして機能する。し
かも、その用紙ガイド面90dが定着装置3を通過した
後の高温状態にある用紙Pの通過(図6bの矢付き一点
鎖線)により加熱されるため、水受け板90も温度上昇
し、その水滴受け板90そのものが結露しにくくなるう
えに、その折り曲げ凹部90cに受け止めた水滴(S)
が蒸発して消失しやすくなる。また、このような効果
は、水滴受け板90が金属で形成されているため、定着
装置3からの放熱によっても加熱されて更に温度上昇し
やすくなる結果、より顕著に得られる。このため、水滴
が折り曲げ凹部90cに蓄積して水滴受け板90(の端
部など)から流出するおそれもない。
【0043】実際、500枚程度の画像形成を継続して
行った時点において、水滴受け板90の折り曲げ凹部9
0cを観察したところ、水滴は乾燥して消失しているこ
とが確認された。このときの水滴受け板90の表面温度
は70〜90℃であった。また、この水滴受け板90で
は、その両端部に水滴の流出をせき止めるような壁など
は形成していないが、その両端部から水滴が流出した現
象が発生したことは確認されなかった。
【0044】また、この実施形態における水滴受け板9
0は、きわめて簡易でコンパクトな構造のものであり、
搬送ガイド板42の一部に取り付けることが可能なもの
である。このため、その水滴受け板90のための余分な
設置スペースを確保する必要もなく、大幅なコストアッ
プを招くこともない。
【0045】なお、従動搬送ロール46も、図2に示す
ように金属製シャフト46aに間隔をあけて複数のロー
ル体46bが取り付けられており、そのロール体46b
の間の露出したシャフト46aへの結露による水滴の落
下が起こる場合があり得るが、そのシャフト46aの下
方側には反転再送用搬送路62の搬送路空間が存在しな
いため、落下する水滴による問題は生じない。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の用紙搬送
装置によれば、水滴受け部材を設置したことにより、加
熱された後の用紙を搬送する用紙搬送装置であるにもか
かわらず、用紙搬送ロールの金属製シャフト等における
結露による水滴の落下に起因した用紙搬送障害や画質不
良の発生を、余分な設置スペースやコストの増加を招く
ことがなく簡易に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1に係る用紙搬送装置を装備した
画像形成装置を示す概要図。
【図2】 実施の形態1に係る用紙搬送装置の要部を拡
大して示す一部断面図。
【図3】 第2搬送ガイド板および水滴受け板を主に示
す斜視図。
【図4】 (a)は図3の矢印X方向から見た場合の第
2搬送ガイド板および水滴受け板を主に示す一部正面
図、(b)は(a)のB−B線断面図。
【図5】 (a)は水滴受け板を示す斜視図、(b)は
(a)のB−B線断面図。
【図6】 (a)は搬送ロースのシャフトと水滴受け板
の位置関係を示す説明、(b)は(a)のB−B線にそ
ってみた場合の説明図。
【符号の説明】 3…定着装置(加熱手段)、4…用紙搬送ロール、5…
用紙搬送ガイド、6…用紙搬送路、7…用紙搬送装置、
41〜42a…金属製シャフト、62…反転再送用搬送
路(金属製シャフトの下方側に位置する搬送路部分)、
90…水滴受け板(水滴受け部材)、90d…用紙ガイ
ド面(搬送ガイド部)、P…用紙。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H071 BA41 DA23 EA04 2H072 CA01 CB01 JA02 JA04 JC01 3F049 DA12 LA02 LA07 LB03 3F101 FA00 FB08 FD01 LA02 LA07 LB03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱手段を通過した後の用紙を搬送す
    る、少なくとも金属製シャフトに取り付けられた用紙搬
    送ロールと用紙搬送ガイドとで形成される用紙搬送路を
    備え、その用紙搬送路として前記金属製シャフトの下方
    側位置に設置される搬送路部分を有する用紙搬送装置に
    おいて、 前記金属製シャフトとその下方側位置に設置される搬送
    路部分との間に、その金属製シャフトから落下する水滴
    を受け止める水滴受け部材を設置したことを特徴とする
    用紙搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記水滴受け部材の一部が前記搬送路部
    分を通過する用紙の搬送ガイド部となるように形成され
    ている請求項1に記載の用紙搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記水滴受け部材が金属で形成されてい
    る請求項1又は2に記載の用紙搬送装置。
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