JP2003147746A - 洗掘現象検知システム - Google Patents

洗掘現象検知システム

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JP2003147746A
JP2003147746A JP2001350128A JP2001350128A JP2003147746A JP 2003147746 A JP2003147746 A JP 2003147746A JP 2001350128 A JP2001350128 A JP 2001350128A JP 2001350128 A JP2001350128 A JP 2001350128A JP 2003147746 A JP2003147746 A JP 2003147746A
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JP
Japan
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optical fiber
fiber cable
weight
cable
strain
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Application number
JP2001350128A
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English (en)
Inventor
Takashi Arakawa
崇 荒川
Keisuke Fukuchi
圭介 福地
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Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ファイバ埋設の施工が簡単で、コストが安
い洗掘現象検知システムを提供する。 【解決手段】 河川堤体14に埋設された光ファイバケ
ーブルの歪みを測定することによって洗掘現象を検知す
るシステムにおいて、洗掘現象により移動して前記光フ
ァイバケーブル1への歪み付与を促進するための重り
2,10が前記光ファイバケーブル1に一体化されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、河川堤体の洗掘現
象を光ファイバで検知する洗掘現象検知システムに係
り、特に、光ファイバ埋設の施工が簡単で、コストが安
い洗掘現象検知システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】河川堤体の洗掘現象(堤防の崩壊)を検
知する従来の方法としては、現場で目視による監視を行
う方法や、崩壊等が予想される危険箇所に予めカメラを
設け、その画像により監視を行う方法が一般的である
が、近年、堤体の長さ方向の多地点を遠隔から監視でき
るシステムとして、光ファイバケーブルを利用した光フ
ァイバひずみセンサシステムが脚光を集めている。
【0003】このシステムは、図5に示されるように、
検知対象となる堤体14に埋設された光ファイバケーブ
ル11及び重り12と、光ファイバケーブル11の一端
に接続された光ファイバ歪み分布測定装置13とにより
構成される。
【0004】光ファイバ歪み分布測定装置13は、敷設
現場周辺に設けられた観測局舎内か、もしくは、既設の
河川施設内等に設置する。
【0005】光ファイバ歪み分布測定装置13は、光フ
ァイバケーブル11に生じた歪みを検知して、堤防の崩
壊が生じた位置と、そのおおよその規模とを知る機能を
有する。
【0006】図5のように、河川堤体に洗掘現象が起き
た場合、重り12は、堤防の土砂の崩壊15と共に移動
する。重り12は、光ファイバケーブル11に取り付け
られているので、光ファイバケーブル11に歪みを加え
ることになる。従って、光ファイバ歪み分布測定装置1
3にて、遠隔より河川堤体14の洗掘現象を検知するこ
とができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】目視による巡視等の監
視方法の場合、河川全体の一括監視は困難であり、ま
た、複数箇所の監視を行う場合、かなりの人手を要する
という問題がある。
【0008】さらに、堤防の崩壊などが予想される場合
というのは、集中豪雨、台風などの悪天候時が多く、道
路の寸断等による交通混乱のため監視人員が監視箇所ま
で移動できない場合も多い。
【0009】カメラによる監視方法の場合、河川堤体の
洗掘現象が予想される悪天候時、特に降雨、霧などで
は、視界が不良になる可能性が非常に高く、監視が不可
能となる場合が多い。そして、悪天候時などではカメラ
の故障、特に電源供給の故障が起きる可能性が高い。
【0010】また、多点での監視には危険予想箇所に逐
一カメラを設置しなければならないため、費用が膨大に
なり、かつ一括集中監視という観点では、システムが複
雑になるという問題がある。加えて、カメラの映像が多
くなると、それをモニタする人員にも多大の負荷がかか
る。
【0011】光ファイバケーブル11を利用した図5の
システムでは、天候に左右されることなく、遠隔より多
点の洗掘現象を検知することができる。
【0012】しかし、ある程度の質量の重り(5〜10
kg程度)12を数メートル毎に光ファイバケーブル1
1に取り付けていかなくてはならず、敷設長が長くなっ
た場合には、施工の時間、金額ともに膨大になってしま
うという問題がある。
【0013】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、光ファイバ埋設の施工が簡単で、コストが安い洗掘
現象検知システムを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、河川堤体に埋設された光ファイバケーブル
の歪みを測定することによって洗掘現象を検知するシス
テムにおいて、洗掘現象により移動して前記光ファイバ
ケーブルへの歪み付与を促進するための重りが前記光フ
ァイバケーブルに一体化されているものである。
【0015】前記重りと一体化されたチューブが埋設さ
れ、このチューブの中に前記光ファイバケーブルが挿通
されていてもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を添付
図面に基づいて詳述する。
【0017】図1に示されるように、本発明に用いる重
り一体型光ファイバケーブル1は、重り2と光ファイバ
ケーブルを収納するためのチューブ3とを一体化してな
るアウターチューブ4と、チューブ3に通す光ファイバ
ケーブル(インナーケーブルとも言う)5とから構成さ
れている。図1に示した実施形態は、集中荷重方式と呼
ぶ。
【0018】重り2は、比重の大きい金属、例えば、鉛
や真鍮などを材料とする。重り一体型光ファイバケーブ
ル1の長さ方向に、例えば、1m毎に、数kgから10
kg程度の重量の重り2が取り付けられる。重り2の質
量や取付間隔などは、測定対象となる河川堤体の土壌性
状や法面の傾斜等の地形要因を考慮し、さらには予想さ
れる崩壊現象の規模・種類も考慮して最適なものを選択
する。
【0019】本出願人の測定データによれば、河川高水
敷の洗掘現象検知には1〜3kg程度、堤防裏法尻の漏
水などによる法尻崩壊の検知には1〜10kg程度が適
している。
【0020】チューブ3は、屈曲性の良いポリエチレン
などの中空チューブである。
【0021】アウターチューブ4は、チューブ3の外周
部に複数の重り2を長手方向に一定間隔で取り付けたも
のである。重り2によりマスが集中している集中荷重方
式であるが、重り2が離散的に配置されている点では分
散荷重方式とも言える。
【0022】インナーケーブル5は、任意の光ファイバ
ケーブルでよいが、光ファイバ心線に対する防水性や耐
側圧性を考慮した構造のものが好ましい。その一例を図
2に示す。
【0023】図2に示されるように、インナーケーブル
5は、1乃至複数本、ここでは6本の光ファイバ心線6
と引き裂き紐7とをナイロン製のジャケット8内に収容
し、そのジャケット8をポリエチレン製のシース9で覆
ったものである。
【0024】インナーケーブル5は、空気圧送工法など
を用いてアウターチューブ4のチューブ3内に挿入され
る。挿入は、数百m〜数km間隔で行うことができる。
【0025】アウターチューブ4とインナーケーブル5
とは、長手方向に一定間隔で接着される構造になってお
り、アウターチューブ4内でインナーケーブル5が滑ら
ないようになっている。具体的には、数m間隔でアウタ
ーチューブ4をかしめてインナーケーブル5を挟み込
み、アウターチューブ4とインナーケーブル5とを互い
に固定する。16は、そのかしめ部である。これによ
り、アウターチューブ4とインナーケーブル5との滑り
(ずれ)をなくし、土砂の移動に伴う重り2の移動が生
じた場合に、光ファイバケーブルの歪み感度が損なわれ
ないようになっている。
【0026】本発明では、荷重が光ファイバケーブルの
長手方向に一様に分布している分布荷重方式も可能であ
る。
【0027】図3に示した重り一体型光ファイバケーブ
ル1は、分布荷重方式のもので、螺旋状重り10と、前
述したのと同様のチューブ3と、前述したのと同様のイ
ンナーケーブル5とから構成されている。
【0028】螺旋状重り10は、1m当たりの質量が5
kg程度であり、チューブ3の外周に所定のピッチで取
り付けられている。螺旋状重り10の材料には、ステン
レスが適している。
【0029】このように重りを螺旋状に取り付けている
ので、重り一体型光ファイバケーブル1の屈曲性、伸縮
性が損なわれない。
【0030】次に、図1又は図3の重り一体型光ファイ
バケーブル1を用いた洗掘現象検知システムを説明す
る。
【0031】図4に示されるように、本発明に係る洗掘
現象検知システムは、検知対象となる河川堤体14に埋
設された重り一体型光ファイバケーブル1と、その重り
一体型光ファイバケーブル1の一端に接続された光ファ
イバ歪み分布測定装置13とにより構成される。
【0032】光ファイバ歪み分布測定装置13は、光フ
ァイバ心線を通過する光を受光することにより、その強
度の時間的変化から重り一体型光ファイバケーブル1に
生じた歪みの分布を検知して、堤防の崩壊15が生じた
位置と、そのおおよその規模とを知る機能を有する。
【0033】重り一体型光ファイバケーブル1の敷設の
手順を説明する。
【0034】まず、堤防裏法尻や高水敷などの監視した
い場所を掘削し、アウターチューブ4を敷設ルートに沿
って埋設する。その後、アウターチューブ4のチューブ
3内にインナーケーブル5を挿入する。さらに、アウタ
ーチューブ4を一定間隔でかしめることにより、アウタ
ーチューブ4とインナーケーブル5とを互いに固定す
る。これで、重り一体型光ファイバケーブル1は、堤防
の歪みを測定するセンサケーブルとしての機能を得る。
その後、センサケーブルの上部を土盛りし、転圧して埋
め戻す。
【0035】重り一体型光ファイバケーブル1を用いる
ことにより、重い重り12を数メートル毎に光ファイバ
ケーブル11に取り付ける従来の作業が不要になるた
め、敷設長が長くても施工が簡単で、コストを抑えるこ
とができる。
【0036】
【発明の効果】本発明は次の如き優れた効果を発揮す
る。
【0037】(1)重りが光ファイバケーブルに一体化
されているので、敷設時に単体の重りを取り付ける工程
がなく、施工が簡単で、コストが安くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いる重り一体型光ファイバケーブル
の構造図である。
【図2】本発明に用いるインナーケーブルの断面図であ
る。
【図3】本発明に用いる重り一体型光ファイバケーブル
の別の構造図である。
【図4】本発明の洗掘現象検知システムの構成図であ
る。
【図5】従来の洗掘現象検知システムの構成図である。
【符号の説明】
1 重り一体型光ファイバケーブル 2、10 重り 3 チューブ 4 アウターチューブ 5 インナーケーブル 6 光ファイバ心線 13 光ファイバ歪み分布測定装置 14 河川堤体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2D018 AA00 2F076 BA16 BB09 BD01 BD06 BE01 2H038 AA03

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 河川堤体に埋設された光ファイバケーブ
    ルの歪みを測定することによって洗掘現象を検知するシ
    ステムにおいて、洗掘現象により移動して前記光ファイ
    バケーブルへの歪み付与を促進するための重りが前記光
    ファイバケーブルに一体化されていることを特徴とする
    洗掘現象検知システム。
  2. 【請求項2】 前記重りと一体化されたチューブが埋設
    され、このチューブの中に前記光ファイバケーブルが挿
    通されていることを特徴とする請求項1記載の洗掘現象
    検知システム。
JP2001350128A 2001-11-15 2001-11-15 洗掘現象検知システム Pending JP2003147746A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010080993A3 (en) * 2009-01-09 2010-12-16 The Board Of Trustees Of The University Of Illinois Sensor, methods of calibrating a sensor, methods of operating a sensor
JP2017078765A (ja) * 2015-10-20 2017-04-27 鹿島建設株式会社 歪計測用光ファイバーケーブル、緊張材および歪計測用光ファイバーケーブルの端末処理方法

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