JP2003148967A - 車両運転者用診断システム及びナビゲーションシステム - Google Patents
車両運転者用診断システム及びナビゲーションシステムInfo
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- JP2003148967A JP2003148967A JP2001346228A JP2001346228A JP2003148967A JP 2003148967 A JP2003148967 A JP 2003148967A JP 2001346228 A JP2001346228 A JP 2001346228A JP 2001346228 A JP2001346228 A JP 2001346228A JP 2003148967 A JP2003148967 A JP 2003148967A
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Abstract
すること。 【解決手段】 車両のステアリングホイールに取り付け
られたセンサユニット18は、車両運転者の体脂肪率を
測定する体脂肪計19、体温を測定する体温計20、血
圧を測定する血圧計21を有し、それらの測定結果をデ
ータ送信部22からナビECU2へ送信する。車両の運
転席シートに設けられた体重計13は、車両運転者の体
重を示す測定結果をナビECU2へ出力する。ナビEC
U2は、各測定結果を外部メモリ6に体調管理用データ
として蓄積し、その蓄積データに基づいて車両運転者の
健康状態を診断すると共に、その診断結果を表示装置7
及び音声出力装置9を通じて報知する。
Description
状態を自動的に診断する車両運転者用診断システム及び
その自動診断機能を備えたナビゲーションシステムに関
する。
の健康状態が悪化した場合、車両の運転に悪影響を及ぼ
す恐れが出てくるため、その健康状態の悪化を事前に察
知して何らかの対策を施すことが望ましい。また、この
ような場合には、車両を運転すること自体が車両運転者
にとって大きな負担となるため、車両運転中において運
転者の健康状態の変化を把握すると共に、その健康状態
の善し悪しを車両運転者自身に報知することが望まし
い。このような要求を満たすためには、車両運転者の健
康状態を持続的に監視するシステムを搭載することが必
要になってくるが、従来では、このようなシステムが提
供されていなかった。
あり、車両運転者の健康状態を持続的に監視可能となる
車両運転者用診断システムを提供することを第1の目的
とし、車両運転者の健康状態を持続的に監視可能になる
と共に、その監視結果を既存の手段を利用して報知でき
てシステム構成の簡略化を実現可能になるなどの効果を
奏するナビゲーションシステムを提供することを第2の
目的とする。
項1記載の車両運転者用診断システムによって実現でき
る。このシステムによれば、車両運転者の健康状態の目
安となる健康指針データ(体温、血圧などのようなデー
タ)がデータ採取手段により採取されると共に、採取さ
れた健康指針データがデータ管理手段により順次読み込
まれて蓄積される。また、診断手段が、データ管理手段
に蓄積された健康指針データ(つまり車両運転者の健康
状態の推移を示すデータ)に基づいて車両運転者の健康
状態を診断すると共に、その診断結果を出力するように
なる。この結果、車両運転者の健康状態の推移を持続的
に監視できるものであり、これにより、その健康状態の
悪化を事前に察知可能になると共に、車両運転中におけ
る車両運転者の健康状態の善し悪しを当該運転者自身に
報知可能になる。
によれば、車両運転者がステアリングホイールを握った
状態で前記健康指針データを採取できるから、車両運転
中において健康指針データを余分な操作を伴うことなく
継続的に採取可能になり、車両運転者側の利便性が向上
する。
によれば、車両運転者の健康状態を診断した結果が予め
設定された連絡先へ通報されるから、その車両運転者の
健康状態が悪化した場合に効果的な対処が可能になる。
ーションシステムによって実現できる。このシステムに
よれば、車両運転者の健康状態の目安となる健康指針デ
ータ(体温、血圧などのようなデータ)がデータ採取手
段により採取されると共に、採取された健康指針データ
が、診断手段により順次読み込まれて記憶手段に蓄積さ
れる。また、診断手段が、記憶手段に蓄積された健康指
針データ(つまり車両運転者の健康状態の推移を示すデ
ータ)に基づいて車両運転者の健康状態を診断すると共
に、その診断結果を、道路地図画面表示用の表示装置及
び/又は別途設けられた音声出力装置を通じて出力する
ようになる。この結果、車両運転者の健康状態の推移を
持続的に監視できるものであり、これにより、その健康
状態の悪化を事前に察知可能になると共に、車両運転中
における車両運転者の健康状態の善し悪しを当該運転者
自身に表示装置及び/又は音声出力装置を通じて確実に
報知可能になる。しかも、このような報知のために既存
の表示装置及び/又は音声出力装置を利用できるからシ
ステム構成の簡略化を実現できる。
よれば、車両運転者がステアリングホイールを握った状
態で前記健康指針データを採取できるから、車両運転中
において健康指針データを余分な操作を伴うことなく継
続的に採取可能になり、車両運転者側の利便性が向上す
る。
よれば、診断手段の機能を、道路地図画面の表示制御な
どのために設けられている制御手段により兼用できるか
ら、システム構成をさらに簡略化できる。
よれば、目的地までのルート案内を行う際において、車
両運転者が体調不良状態にある場合には、車両運転のた
めに要する負担が少ない道路(例えば、交通量が少ない
道路、ガードレールがある道路、右左折が少ない道路な
どが考えられる)が選択されてルート案内が行われる。
この結果、車両運転者の負担が重くなる事態を未然に防
止できるようになり、その体調不良を補う上で有効とな
る。
よれば、車両運転者が体調不良状態にある場合には、表
示装置による表示内容を明確に視認可能な表示形態に切
り換える動作及び/又は前記音声出力装置を通じた案内
音量を上げる動作が行われる。この結果、表示装置によ
る表示内容の確認や音声出力装置による案内音声の確認
に要する車両運転者側の負担を軽減できるようになり、
その体調不良を補う上で有効となる。
よれば、車両走行状態において所定時期に至る毎に車両
運転者に休憩を促すメッセージが表示装置及び/又は音
声出力装置を通じて出力されるから、車両運転者の疲労
が拡大する事態を未然に防止可能になる。しかも、その
メッセージの出力時期は、車両運転者の健康状態を診断
した結果に基づいて変更されるから、車両運転者に対し
て、その健康状態を考慮した最適の時期に休憩を促すこ
とができるようになり、実際の使用上において有益にな
る。
によれば、車両運転者の健康状態を診断した結果が予め
設定された連絡先へ通報されるから、その車両運転者の
健康状態が悪化した場合に効果的な対処が可能になる。
によれば、車両運転者の健康状態が投薬を必要とする内
容であった場合には、その車両運転者についての診断結
果が最寄りの薬局又は病院に前記通信手段を通じて通報
されると共に、当該薬局又は病院の位置を表示装置上に
表示する動作及び当該薬局又は病院までルート案内する
動作の少なくとも一方が行われる。この結果、その車両
運転者に対する投薬や治療を迅速に行い得るようにな
る。
によれば、車両運転者の健康状態が所定の体調不良状態
であった場合には、その旨が車両に設置されている灯火
類及び/又は別途に設けられた報知手段を通じて後続車
に報知される。この結果、後続車の運転者側では、前方
を走行する車両の通常とは異なる走行状態(例えば走行
速度の異常な低下)の原因を理解可能となるから、自身
の安全走行に寄与できるようになる。
システムをカーナビゲーションシステムに組み込んだ一
実施例について図面を参照しながら説明する。全体の電
気的構成を概略的に示す図1において、カーナビゲーシ
ョン装置1は、そのナビゲーション動作を制御する機能
を有したナビECU2(制御手段、データ管理手段、診
断手段に相当)に対して、位置検出器3、地図データ入
力器4、音声認識ユニット5、外部メモリ6(記憶手段
に相当)、表示装置7、操作スイッチ群8、音声出力装
置9、VICS(Vehicle Information & Communicatio
n System)受信機10、携帯電話インタフェース部11
(通信手段に相当)、ブルートゥース(Bluetooth) イン
タフェース部12、体重計13(センサに相当)などを
接続して構成されている。
M、I/Oインタフェース及びこれらを接続するバスラ
インなど(何れも図示せず)を備えている。これらのう
ち、ROMには、カーナビゲーション用のプログラム及
び車両運転者の健康状態診断用のプログラムなどが格納
され、RAMにはプログラム実行時の処理データの他に
地図データ入力器4から取得した道路地図データやVI
CS受信機10が受信した道路交通情報、或いは後述す
る健康診断に関連したデータなどが一時的に格納され
る。
の地磁気センサ14、ヨー角速度(ヨーレート)を検出
するためのジャイロスコープ15、車両の走行距離検出
などに使用される車速センサ16及びGPS用人工衛星
からの信号を受信するGPS受信機17から構成されて
おり、車両の現在位置情報を算出する部分である。
MやDVD−ROM或いはハードディスクなどのような
大容量の情報記録媒体4aからデータを読み取るための
ものである。この場合、情報記録媒体4aには、地図表
示のための地図描画用データ、マップマッチングや経路
探索、経路誘導などの種々の処理に必要な道路データ、
交差点の詳細データから成る交差点データ、背景レイヤ
のための背景データ、地名などを表示するための地名デ
ータの他に、施設名称を例えば50音順に並べた施設名
称データベース、電話番号と施設の対応を示す電話番号
データベースなど、多様なデータが記憶されている。
のマイクロホンによる音声入力をデジタルデータに変換
する音声抽出部、音声認識用の比較パターン候補辞書を
含んで成る音声認識部など(何れも図示せず)を備えた
もので、ユーザが発した音声を認識した結果をナビEC
U2に与える構成となっている。
などにより構成されたもので、例えば他の規格の情報記
録媒体4aに対応するためのプログラムソフトを記憶し
たり、特定のデータ(デジタルカメラによる写真デー
タ、後述する健康指針データなど)の保存や呼出などを
行うために設けられている。
めの例えばカラー液晶ディスプレイを含んで構成されて
おり、車両の運転席近傍に設置される。この表示装置7
の画面には、通常時において縮尺を複数段階に変更可能
な道路地図が表示されると共に、その表示に重ね合わせ
て、車両の現在位置及び進行方向を示すポインタが表示
されるようになっている。また、目的地までの経路探索
結果に基づいたルート案内機能の実行時には、道路地図
に重ね合わせた状態で進むべき案内経路が表示されるよ
うになっている。さらに、ユーザによる目的地などの検
索及び入力のための各種の入力画面、並びに各種のメッ
セージやインフォメーションなども表示されるようにな
っている。
配置されたメカニカルスイッチや表示装置7のカラー液
晶ディスプレイ上に形成されたタッチスイッチなどから
成り、各種のデータや設定事項などの操作入力をナビE
CU2に与えるために設けられている。尚、図示しない
が、操作入力手段としてリモコンを設けることも行われ
る。また、音声出力装置9は、音声合成回路、アンプ、
スピーカなどを備えたもので、ナビECU2からの音声
情報に応じた音声出力を発生する構成となっている。
ニットやFM多重放送受信機(何れも図示せず)などを
備えたもので、例えばVICSセンサユニットがVIC
S局から受信した光/電波ビーコンなどによる道路交通
情報やFM多重放送受信機が受信したFM多重放送から
の道路交通情報をナビECU2に与える構成となってい
る。
携帯電話機(図示せず)が接続された状態で、その携帯
電話機を通じてデータ通信や音声通信を行うために設け
られている。
車両内に設置された端末との間でデータ通信を行うため
のもので、その端末の一つとしてセンサユニット18が
設けられている。このセンサユニット18は、体重計1
3と共に本発明でいうデータ採取手段を構成するもの
で、車両のステアリングホイールに取り付けられる。具
体的には、センサユニット18は、ステアリングホイー
ルリングに配置される体脂肪計19、体温計20、血圧
計21(何れもセンサに相当)と、ステアリングホイー
ルボスに配置されるデータ送信部22とから成る。
ングの左右両側部(直進位置での左右両側部)に配置さ
れた一対の電極を有するもので、各電極が車両運転者の
左右の手によりそれぞれ握られた状態で体脂肪率を測定
し、その測定結果(健康指針データ)をデータ送信部2
2に与える。体温計20は、例えば体脂肪計19用の電
極の温度を測定し、その温度を車両運転者の体温を示す
測定結果(健康指針データ)としてデータ送信部22に
与える。
の収縮に伴う血液の脈波が心臓から指先に到達するまで
の脈波伝播時間(PWTT:Pulse Wave Transmit Tim
e)を利用して血圧測定を行うもので、心臓の拍動時に
発生する電位変化を検知して心臓の収縮タイミングを検
知するための電極センサと、指先の血流量の変化を赤外
線により検知して脈波が指先に到達したタイミングを捉
えるための赤外線センサとより成り、これらセンサによ
り検知した脈波伝播時間に基づいた演算により血圧を測
定し、その測定結果(健康指針データ)をデータ送信部
22に与える。但し、脈波伝播時間には個人差があるた
め、別途用意された血圧計(例えばオシロメトリック法
を利用した血圧計)により個人データ(最高血圧、最低
血圧、脈拍数)を予め採取すると共に、その個人データ
を外部メモリ6に記憶しておき、血圧計21では当該個
人データを利用して血圧測定を行う構成となっている。
この場合、個人データは血圧計21側に予め読み込んで
おく必要があるが、ナビECU2側に脈波伝播時間に基
づいた血圧の演算プログラムを収納する構成とした場合
には、そのような必要はなくなる。尚、血圧計21の電
極センサ及び赤外線センサは、体脂肪計19の対をなす
電極の一方と隣接した位置に配置される。また、別途用
意された血圧計で測定された個人データは、フラッシュ
メモリカードなどから成る外部メモリ6に直接書き込む
構成とすれば良いが、ブルートゥースインタフェース部
12を通じてナビECU2へ送信すると共に、ナビEC
U2が受信した個人データを外部メモリ6に記憶する構
成としても良い。
の通信インタフェースを内蔵しており、これによりナビ
ECU2とデータ通信できるようになっている。特に、
データ送信部22は、例えば、ナビECU2側からブル
ートゥースインタフェース部12を通じて送信されるデ
ータ要求信号を受信する毎に、体脂肪計19、体温計2
0及び血圧計21による各測定結果をブルートゥースイ
ンフェース部12を通じてナビECU2へ送信する構成
となっている。
に設置された圧力センサより成るもので、着席した運転
者の体重(実際には、運転者の体重に比例した相対値)
を測定し、その測定結果(健康指針データ)をナビEC
U2へ出力する構成となっている。
上に位置付けるマップマッチング処理を実行するという
基本的な地図表示機能の他に、操作スイッチ群8を通じ
て目的地や経由地点などの地点データが入力されたとき
に、その地点データに基づいて現在位置から目的地まで
の経路探索動作を例えばダイクストラ法を用いて行い、
その経路探索結果に基づいて設定された案内経路を地図
画面上に表示するという経路計算機能(所謂リルート探
索機能も含む)や、この機能により得られた案内経路に
基づいて音声や表示などにより種々のガイドを行うルー
ト案内機能など、周知の支援機能を備えている。
話番号検索機能、郵便番号検索機能、固有コードを利用
した検索機能、50音検索機能、ジャンル別検索機能、
最寄り施設検索機能、目的地登録機能、観光エリアや推
奨ドライブコースなどを表示するための情報表示機能、
地点登録機能など、多種多様な支援機能が設定されてい
るが、本発明の要旨に直接的に関係した機能として、セ
ンサユニット18及び体重計13からの出力に基づいて
車両運転者の健康状態を診断する機能が設定されてい
る。図2には、このような健康状態診断機能のための制
御内容が示されており、以下これについて関連した作用
と共に説明する。尚、図2のフローチャートは、本発明
の要旨を把握できる範囲で簡略化したものであり、実際
にはさらに複雑な制御内容或いは図示とは異なる制御内
容となるものであり、また、このような制御は地図表示
機能などと並行して実行される構成となっている。
られたデータ収集タイミング(例えば一定時間毎のタイ
ミング)になったか否かを判断する(ステップA1)。
データ収集タイミングになったときには、センサユニッ
ト18のデータ送信部22に対してブルートゥースイン
タフェース部12をデータ要求信号を送信する(ステッ
プA2)。この場合、データ要求信号を受信したデータ
送信部22にあっては、センサユニット18による測定
結果(体脂肪計19、体温計20及び血圧計21による
各測定結果)をブルートゥースインフェース部12を通
じてナビECU2へ送信する構成となっており、ナビE
CU2側では、データ要求信号の送信後には、センサユ
ニット18からの測定結果を受信するまで、若しくは所
定の待機時間が経過するまで待機する(ステップA3、
A4)。
過したときには、ステップA2へ戻ってデータ要求信号
を再送信するが、測定結果を受信したときには、その測
定結果を体調管理用データとして外部メモリ6に記憶し
(ステップA5)、さらに、体重計13による測定結果
を読み込むと共に当該測定結果を上記体調管理用データ
と同じタイミングでの体調管理用データとして外部メモ
リ6に記憶し(ステップA6)、この後にステップA1
へ戻る。これにより、外部メモリ6には、所定のデータ
収集タイミングになる毎に、車両運転者の体脂肪率、体
温、血圧及び体重を示す体調管理用データが順次蓄積さ
れるものである。尚、体調管理用データのうち、体温、
血圧及び体重の各測定結果は、絶対値として見た場合に
はある程度の誤差が避けられないが、車両運転者の体
温、血圧及び体重の相対的な推移を示すデータとして十
分な信頼性を備えたものとなる。
(ステップA1で「NO」と判断される期間)には、車
両運転者の健康状態を診断可能な状態にあるか否かを判
断する(ステップA7)。この判断は、例えば、外部メ
モリ6に蓄積されている体調管理用データが所定回数分
以上の測定結果に対応したものであるか否かによって行
うものであり、これによりセンサユニット18及び体重
計13の測定誤差による影響を排除している。
ときにはステップA1へ戻るが、可能と判断したときに
は、外部メモリ6から体調管理用データを読み出し(ス
テップA8)、この後に健康状態診断ルーチンA9を実
行する。このルーチンA9では、体調管理用データに基
づいて車両運転者の健康状態を判断する。具体的には、
体温や血圧が通常時より所定量以上高くなった各状態或
いは異常に高くなった各状態、体脂肪率が予め決められ
た上限値より高くなった状態(及び低くなった状態)、
体重の増減状態などに基づいて、車両運転者の健康状態
に対し何らかの配慮或いは対策が必要か否かを判断す
る。
の診断結果に異常な状態(何らかの配慮或いは対策が必
要な状態)があるか否かを判断する(ステップA1
0)。異常がない場合にはそのままステップA1へ戻る
が、異常がある場合には対症動作ルーチンA11を実行
した後にステップA1へ戻る。この対症動作ルーチンA
11では、例えば以下に述べるような処理を行う。
くなった各状態時、或いは体温及び血圧の双方が通常時
より所定量以上高くなった状態時には、車両運転者の体
調が良くないと判断し、体調不良状態にあること並びに
体温や血圧の測定結果を報知する動作を、表示装置7及
び音声出力装置9の一方又は双方を通じて行う。この場
合、表示装置7による表示内容を明確に視認可能な表示
形態(例えば、表示文字を通常時より大きくした表示形
態)に切り換える動作、及び音声出力装置9を通じた案
内音量を通常時より上げる動作の一方又は双方を行う。
さらに、ナビゲーション機能により設定された目的地ま
でのルート案内を実行中であった場合には、車両運転の
ために要する負担が少ない道路(例えば、交通量が少な
い道路、ガードレールがある道路、独立した歩道がある
道路、右左折が少ない道路、有料道路、幅員が広い道
路、信号のない交差点が少ない道路、踏切がない道路、
中央分離帯がある道路など)を優先的に選択してルート
案内を行う状態に切り換える。尚、このような状態への
切り換えは、必ずしも自動的に行う必要はなく、車両運
転者の同意(操作)があったときに初めて行われる構成
としても良い。
った各状態時、或いは体温及び血圧の双方が通常時より
異常に高くなった状態時には、車両運転者の体調が非常
に悪い状態にあると判断し、その判断結果(診断結果)
を携帯電話インタフェース部11及びこれに接続された
携帯電話機を通じて予め設定された連絡先(例えば、自
宅、或いは勤務先)に通報する動作を行う。尚、このよ
うな通報があった場合、自宅或いは勤務先から迎えに来
てもらうことができる。また、例えば自宅においては、
当日の食事メニューを決める際の参考にする(体調が落
ちている人でも食欲が出るメニューや、栄養を考慮した
メニューなどとする)。さらに、車両運転者の健康状態
が投薬を必要とする状態(例えば体温の異常な上昇)で
あった場合には、上記判断結果及び別途に記憶しておい
た車両運転者の既往症などのデータを、最寄りの薬局又
は病院に上記携帯電話機を通じて通報すると共に、当該
薬局又は病院の位置を表示装置7中の道路地図画面上に
表示する動作及び当該薬局又は病院までルート案内する
動作の少なくとも一方を行う。加えて、車両運転者の健
康が悪化している旨を、車両に設置されている灯火類
(テールランプ、方向指示ランプなど)及び別途に設け
られた報知手段(例えば専用の表示器)の一方又は双方
を通じて後続車に報知する制御を行う。
ときには、車両運転者がナビゲーション機能による目的
地設定を行う際に、その目的地まで徒歩で行ける範囲の
地点(駐車場或いは他の駐車可能な地点が望ましい)を
目的地に設定して良いか否かを例えば音声出力装置9を
通じて質問し、車両運転者が同意したときには、その地
点を目的地として設定する。また、目的地設定時におい
て、車両を使用せずに徒歩或いは公共交通機関を利用し
て目的地まで出向くことを表示装置7或いは音声出力装
置9を通じて勧める。
ような作用・効果を奏するものである。即ち、車両運転
者の健康状態の目安となる健康指針データ(体脂肪率、
体温、血圧、体重)がセンサユニット18及び体重計1
3により採取されると共に、採取された健康指針データ
が、カーナビゲーション装置1のナビECU2により定
期的に読み込まれて外部メモリ6に体調管理用データと
して蓄積される。また、ナビECU2は、外部メモリに
蓄積された体調管理用データ(つまり車両運転者の健康
状態の推移を示すデータ)に基づいて車両運転者の健康
状態を診断すると共に、その診断結果を、表示装置7及
び音声出力装置9の一方又は双方を通じて報知するよう
になる。この結果、車両運転者の健康状態の推移(基礎
体温の変動、血圧の変動など)を持続的に監視できるも
のであり、これにより、その健康状態の悪化を事前に察
知可能になると共に、車両運転中における車両運転者の
健康状態の善し悪しを当該運転者自身に表示装置7や音
声出力装置9を通じて確実に報知可能になる。しかも、
このような報知のために既存の表示装置7及び音声出力
装置9を利用できるからシステム構成の簡略化を実現で
きる。また、車両運転者の健康状態を診断する機能を、
道路地図画面の表示制御などのために設けられているナ
ビECU2により兼用しているから、システム構成をさ
らに簡略化できる。
データを採取するためのセンサユニット18は車両のス
テアリングホイールに設けられているから、車両運転者
がステアリングホイールを握った状態でそれらのデータ
を採取できる。また、車両運転者の体重データを採取す
るための体重計13は運転席シートに設けられているか
ら、車両運転者が運転席シートに着座した状態で当該デ
ータを採取できる。このため、健康指針データを、車両
運転中において余分な操作を伴うことなく継続的に採取
可能になり、車両運転者側の利便性が向上する。
ート案内を行う際において、車両運転者が体調不良状態
にある場合には、車両運転のために要する負担が少ない
道路が選択されてルート案内が行われるから、車両運転
者の負担が重くなる事態を未然に防止できるようにな
り、その体調不良を補う上で有効となる。
は、表示装置7による表示内容を明確に視認可能な表示
形態に切り換える動作や、音声出力装置9を通じた案内
音量を通常時より上げる動作が行われるから、表示装置
7による表示内容の確認や音声出力装置9による案内音
声の確認に要する車両運転者側の負担を軽減できるよう
になり、その体調不良を補う上で有効となる。
したときには、その診断結果が予め設定された連絡先
(自宅、勤務先など)へ携帯電話機を通じて通報される
から、その車両運転者の健康状態が悪化した場合に、迎
えの人を出したり、当日の食事メニューを変更するな
ど、効果的な対処が可能になる。また、車両運転者の健
康状態が投薬を必要とする状態であった場合には、その
車両運転者についての診断結果及び既往症データが最寄
りの薬局又は病院に携帯電話機などを通じて通報される
と共に、当該薬局又は病院の位置を表示装置7中の道路
地図画面上に表示する動作及び当該薬局又は病院までル
ート案内する動作の少なくとも一方が行われる。この結
果、その車両運転者に対する投薬や治療を迅速に行い得
るようになり、健康状態の回復に大いに寄与可能とな
る。さらに、この場合には、車両運転者の健康が悪化し
ている旨が、車両に設置されている灯火類及び別途に設
けられた報知手段の一方又は双方を通じて後続車に報知
されるから、後続車の運転者側では、前方を走行する車
両の通常とは異なる走行状態(例えば走行速度の異常な
低下)の原因を理解可能となり、自身の安全走行に寄与
できるようになる。
ものではなく、次のような変形又は拡張が可能である。
ナビECU2の制御機能に対し、車両走行状態において
所定時期に至る毎(例えば、走行距離が設定距離になる
毎)に車両運転者に休憩を促すメッセージを表示装置7
及び音声出力装置9の一方又は双方を通じて出力する機
能、並びにそのメッセージの出力時期を車両運転者の健
康状態を診断した結果に基づいて変更する機能(例え
ば、健康状態が悪いときにメッセージ出力時期を早める
機能、或いは高速道路走行中にはサービスエリアやパー
キングエリア毎に休憩を勧める機能など)を付与しても
良い。この構成によれば、車両走行状態において所定時
期に至る毎に車両運転者に休憩を促すメッセージが出力
されるから、車両運転者の疲労が拡大する事態を未然に
防止可能になる。しかも、そのメッセージの出力時期
は、車両運転者の健康状態を診断した結果に基づいて変
更されるから、車両運転者に対して、その健康状態を考
慮した最適の時期に休憩を促すことができるようにな
り、実際の使用上において有益になる。
転者に対し音声出力装置9を通じて本日の体調を例えば
「今日のご気分はどうですか?」というように問い掛
け、その返答(「気分が悪い」、「お腹が痛い」、「頭
痛がする」など)を音声認識ユニット5を通じて取り込
むと共に、その返答内容をナビECU2により認識可能
なデータに変換して外部メモリ6に蓄積し、その蓄積デ
ータを車両運転者の健康状態の診断の参考とすることが
できる。また、この場合には、車両運転者の健康状態が
投薬を必要とする状態になったときに、その診断結果及
び車両運転者の既往症データを最寄りの薬局又は病院に
通報する際に、上記返答内容データを同時に通報する構
成としても良い。さらに、車両運転者の健康状態が特に
悪化したと判断した場合には、その旨をメーデーシステ
ムの管理センタへ通報する構成としても良い。
常時の運転操作の特徴(加速の仕方やカーブの曲がり方
など)を記憶しておき、実際の運転操作内容が記憶され
ている特徴と大きく違う場合において、血圧、体温など
に基づいて車両運転者の飲酒の有無や興奮状態を判断す
る構成としても良い。そして、飲酒していると判断した
とき或いは興奮状態にあると判断したときや、体調が著
しく悪いと判断したときには、車両の走行速度が一定レ
ベル以上に上がらないように規制したり、予め登録され
ている代行運転業者に通報するなどの制御を行う構成と
しても良く、また、将来的には実用可能と考えられる車
両自動運転しかできないようにしても良い。
温計20及び血圧計21による測定結果を無線送信する
ためのデータ送信部22を備えた構成となっているが、
体脂肪計19、体温計20及び血圧計21による測定結
果をワイヤード信号ラインを通じてナビECU2に与え
る構成としても良い。また、本実施例では、車両運転者
用診断システムをカーナビゲーションシステムに組み込
んだ例を説明したが、車両運転者用診断システムを単体
で設ける構成としても良いものである。
ック図
ート
段、データ管理手段、診断手段)、3は位置検出器、4
は地図データ入力器、6は外部メモリ(記憶手段)、7
は表示装置、9は音声出力装置、11は携帯電話インタ
フェース部(通信手段)、13は体重計13(センサ:
データ採取手段)、18はセンサユニット(データ採取
手段)、19は体脂肪計(センサ)、20は体温計(セ
ンサ)、21は血圧計(センサ)、22はデータ送信部
を示す。
Claims (12)
- 【請求項1】 車両に設けられ車両運転者の健康状態の
目安となる健康指針データを採取するデータ採取手段
と、 このデータ採取手段が採取した健康指針データを順次読
み込んで蓄積するデータ管理手段と、 このデータ管理手段に蓄積された健康指針データに基づ
いて車両運転者の健康状態を診断すると共にその診断結
果を出力する診断手段とを備えたことを特徴とする車両
運転者用診断システム。 - 【請求項2】 前記データ採取手段は、車両のステアリ
ングホイールに取り付けられ車両運転者が当該ステアリ
ングホイールを握った状態でその車両運転者の健康状態
の目安となる健康指針データを採取するセンサを含んで
成ることを特徴とする請求項1記載の車両運転者用診断
システム。 - 【請求項3】 外部と無線通信するための通信手段を備
え、 前記診断手段は、車両運転者の健康状態を診断した結果
を前記通信手段を通じて予め設定された連絡先へ通報す
る動作を行うことを特徴とする請求項1又は2記載の車
両運転者用診断システム。 - 【請求項4】 車両現在位置を検出する位置検出器と、
道路地図画面を表示するための表示装置と、前記位置検
出器の出力及び道路地図データに基づいて前記表示装置
上に道路地図画面及び車両現在位置を表示する動作を行
う制御手段とを備えたナビゲーションシステムにおい
て、 車両に設けられ車両運転者の健康状態の目安となる健康
指針データを採取するデータ採取手段と、 前記健康指針データを記憶するための記憶手段と、 前記データ採取手段が採取した健康指針データを順次読
み込んで前記記憶手段に蓄積し、蓄積された健康指針デ
ータに基づいて車両運転者の健康状態を診断すると共
に、その診断結果を前記表示装置及び/又は別途設けら
れた音声出力装置を通じて出力する制御を行う診断手段
とを備えたことを特徴とするナビゲーションシステム。 - 【請求項5】 前記データ採取手段は、車両のステアリ
ングホイールに取り付けられ車両運転者が当該ステアリ
ングホイールを握った状態でその車両運転者の健康状態
の目安となる健康指針データを採取するセンサを含んで
成ることを特徴とする請求項4記載のナビゲーションシ
ステム。 - 【請求項6】 前記診断手段は、前記制御手段を利用し
て実現されるものであることを特徴とする請求項4又は
5記載のナビゲーションシステム。 - 【請求項7】 前記制御手段は、設定された目的地まで
のルート案内を行う機能を備え、車両運転者の健康状態
を診断した結果が当該運転者の体調不良を示すものであ
った場合には、車両運転のために要する負担が少ない道
路を選択してルート案内を行うことを特徴とする請求項
4ないし6の何れかに記載のナビゲーションシステム。 - 【請求項8】 前記制御手段は、車両運転者の健康状態
を診断した結果が当該運転者の体調不良を示すものであ
った場合には、前記表示装置による表示内容を明確に視
認可能な表示形態に切り換える動作及び/又は前記音声
出力装置を通じた案内音量を上げる動作を行うことを特
徴とする請求項4ないし7の何れかに記載のナビゲーシ
ョンシステム。 - 【請求項9】 前記制御手段は、車両走行状態において
所定時期に至る毎に車両運転者に休憩を促すメッセージ
を前記表示装置及び/又は音声出力装置を通じて出力す
るように構成され、そのメッセージの出力時期を車両運
転者の健康状態を診断した結果に基づいて変更すること
を特徴とする請求項4ないし8の何れかに記載のナビゲ
ーションシステム。 - 【請求項10】 外部と無線通信するための通信手段を
備え、 前記制御手段は、車両運転者の健康状態を診断した結果
を前記通信手段を通じて予め設定された連絡先に通報す
る動作を行うことを特徴とする請求項4ないし9の何れ
かに記載のナビゲーションシステム。 - 【請求項11】 請求項10記載のナビゲーションシス
テムにおいて、 前記制御手段は、車両運転者の健康状態を診断した結果
が投薬を必要とする内容であった場合に、その診断結果
を最寄りの薬局又は病院に前記通信手段を通じて通報す
ると共に、当該薬局又は病院の位置を表示装置上に表示
する動作及び当該薬局又は病院までルート案内する動作
の少なくとも一方を行うことを特徴とするナビゲーショ
ンシステム。 - 【請求項12】 前記制御手段は、車両運転者の健康状
態を診断した結果が所定の体調不良状態であった場合
に、車両に設置されている灯火類及び/又は別途に設け
られた報知手段を通じて後続車に報知する制御を行うこ
とを特徴とする請求項4ないし11の何れかに記載のナ
ビゲーションシステム。
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