JP2003149103A - 試料保持用プロセスリテーナ及び試料ホルダ - Google Patents
試料保持用プロセスリテーナ及び試料ホルダInfo
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Abstract
できるようにする。 【解決手段】 集束イオンビームにて観察用試料を薄片
化加工し電子線の透過像を観察するための試料保持用プ
ロセスリテーナであって、試料ホルダに装着されるプロ
セスリテーナ本体3と、該プロセスリテーナ本体3との
間に試料4を挟み込む試料押さえ部材1と、該試料押さ
え部材1をプロセスリテーナ本体3に取り付ける取付部
材2とを備え、試料4を挟持するプロセスリテーナ本体
3と試料押さえ部材1の先端部は、少なくとも2方向で
カットされ、試料4を少なくとも2方向で開放し加工可
能とする。プロセスリテーナ1〜3は、一端に試料ホル
ダに係合保持される係合部を有すると共に他端に試料4
を保持する保持部を有し、該保持部において試料4の被
加工部がプロセスリテーナ端部からはみ出す形で試料が
保持される。
Description
にて観察用試料を薄片化加工し電子線の透過像を観察す
るための試料保持用プロセスリテーナ及び試料ホルダに
関する。
M)により観察する場合、透過像観察のための電子顕微
鏡観察用試料を作製するため、まず、ウエハの観察目標
部分を局所的に切り出す。そして、その試料をプロセス
リテーナ(試料保持具)に固定して試料ホルダに装着
し、FIB(集束イオンビーム)にて電子線が透過でき
るように200nm以下まで薄片化加工を行う。
示す図、図6は従来の横型プロセスリテーナの正面及び
横面を示す図であり、1はスプリングリーフ、2は締め
付けネジ、3はプロセスリテーナ本体、4は試料、5は
メッシュ、6、7は切り欠き部、10は試料ホルダを示
す。
示すようにプロセスリテーナ本体3の上に板バネからな
るスプリングリーフ1を締め付けネジ2で締め付け、こ
れらスプリングリーフ1とプロセスリテーナ本体3との
間に試料4を挟み込み締め付けネジ2で固定している。
そして、このプロセスリテーナ本体3を試料ホルダ10
に装着することにより、試料4は、FIBにて図示のよ
うに試料ホルダ10に対し縦方向から薄片化加工を行
い、薄片化した試料4をそのまま上面からTEM観察が
可能になっている。
図6(A)に示すようにスプリングリーフ1とプロセス
リテーナ本体3との間に挟み込み締め付けネジ2で固定
した試料4の横面を開放することにより、試料4は、F
IBにて図示のように試料ホルダに対し横方向から薄片
化加工を行い、薄片化した試料4をそのまま上面からT
EM観察が可能になっている。なお、試料4は、メッシ
ュ5の上に貼り付けられ、薄片化加工を行い、TEM観
察を行う部分に対応して、スプリングリーフ1に切り欠
き部6、プロセスリテーナ本体3に切り欠き部7がそれ
ぞれ設けられている。
スリテーナでは、縦型のプロセスリテーナの場合、図5
に示すようにスプリングリーフ1とプロセスリテーナ本
体3が試料4を縦方向からしか加工できない構造になっ
ており、横型のプロセスリテーナの場合、図6に示すよ
うにスプリングリーフ1とプロセスリテーナ本体3が試
料4を横方向からしか加工できない構造になっている。
試料の加工部分が制限され、短時間で試料の多点加工に
よる多点観察を行うことはできず、このような要求には
対応できないという問題がある。
決するものであって、試料の多点加工による多点観察を
行うことができるようにするものである。
て観察用試料を薄片化加工し電子線の透過像を観察する
ための試料保持用プロセスリテーナであって、試料ホル
ダに装着されるプロセスリテーナ本体と、該プロセスリ
テーナ本体との間に試料を挟み込む試料押さえ部材と、
該試料押さえ部材を前記プロセスリテーナ本体に取り付
ける取付部材とを備え、試料を挟持する前記プロセスリ
テーナ本体と試料押さえ部材の先端部は、少なくとも2
方向でカットされ、試料を少なくとも2方向で開放し加
工可能とし、前記試料押さえ部材は板バネから構成さ
れ、前記取付部材はネジであることを特徴とし、該プロ
セスリテーナは、一端に試料ホルダに係合保持される係
合部を有すると共に他端に試料を保持する保持部を有
し、該保持部において試料の被加工部がプロセスリテー
ナ端部からはみ出す形で試料が保持され、前記保持部に
おいて、前記試料は、プロセスリテーナ本体と押さえ部
材との間に挟持される形で保持されることを特徴とする
ものである。
着脱可能に保持する試料ホルダであって、該試料ホルダ
のプロセスリテーナを保持する部材が試料ホルダ本体の
挿入方向の軸を中心としてプロセスリテーナと共に回転
可能に設けられ、該試料ホルダのプロセスリテーナを保
持する部材が異なる向きでプロセスリテーナを保持可能
に設けられ、該試料ホルダは、オペレータが把持する把
持部と、該把持部に一端が接続された筒体と、該筒体の
他端部に設けられたリテーナ保持部とを有し、該リテー
ナ保持部は、筒体内を通って把持部まで延びる軸の先端
に設けられ、該軸を把持部側から回転させることによ
り、プロセスリテーナと共に回転可能に設けられている
ことを特徴とするものである。
を参照しつつ説明する。図1は本発明に係る試料保持用
プロセスリテーナの実施の形態を示す図であり、1はス
プリングリーフ、2は締め付けネジ、3はプロセスリテ
ーナ本体、4は試料、5はメッシュを示す。
料ホルダに装着されるプロセスリテーナ本体3との間に
試料4を挟み込むための板バネからなる試料押さえ部材
であり、締め付けネジ2は、このスプリングリーフ1を
プロセスリテーナ本体3に取り付ける取付部材である。
スプリングリーフ1、締め付けネジ2、プロセスリテー
ナ本体3からなるプロセスリテーナは、図示右端が試料
ホルダに係合される係合部、図示左端が試料を保持する
保持部を構成する。保持部となるプロセスリテーナ本体
3及びスプリングリーフ1の先端部は、縦方向と横方向
から2方向でカットされ、試料4を締め付けネジ2で挟
み込み固定するようになっている。したがって、スプリ
ングリーフ1及びプロセスリテーナ本体3は、縦方向の
先端部と横方向の横面部の2方向で、挟み込み固定され
る試料4を開放して縦方向(図示左方向)と横方向(図
示上から下方向)からの加工を可能としている。
リテーナの他の実施の形態を示す図、図3は斜め45°
の2方向からの加工を可能にしたプロセスリテーナのさ
らに他の実施の形態を示す図、図4は3方向からの加工
を可能にしたプロセスリテーナのさらに他の実施の形態
を示す図である。
ナ本体3及びスプリングリーフ1の先端部が試料4の3
方向を開放して中心部で試料4を挟み込み固定するよう
に3方向でカットされ、さらにプロセスリテーナ本体3
に試料4の挟持部から離れて突出部3′を設けた構造と
したものである。この突出部3′は、試料4が縦方向に
開放されていることにより、障害物に突き当たり破壊さ
れるのを防ぐためのものである。なお、横方向は、プロ
セスリテーナ本体3が試料4より大きいので、特別に突
出部3′のような構造を設けなくても、障害物に突き当
たり破壊されるのを防ぐことができる。
フ1及びプロセスリテーナ本体3の先端部が矢尻状にカ
ットされ、その先端部で試料4を挟持する構造としたも
のである。この実施の形態の場合には、図示のように試
料4の斜め上、斜め下が開放されるので、加工方向を従
来のもの、上記各実施の形態のものから45°傾けて2
方向からの加工を可能にしている。
の形態において、障害物の突き当たり破壊から試料4を
保護するための突出部3′をなくしたものであり、縦方
向と両横方向からの加工を可能にするものである。
セスリテーナは、一端に試料ホルダに係合保持される係
合部を有すると共に他端に試料4を保持する保持部を有
し、該保持部において試料4の被加工部がプロセスリテ
ーナ端部からはみ出す形で試料4が保持される。そのた
め、試料4の保持部となるスプリングリーフ1とプロセ
スリテーナ本体3の先端部は、少なくとも2方向でカッ
トされ、試料を少なくとも2方向で開放し加工可能とし
ている。
スリテーナを着脱可能に保持する試料ホルダの1例を示
す図であり、図7(A)はFIB装置へ挿入してイオン
ビームにより加工を行う際の状態、図7(B)は透過電
子顕微鏡へ挿入して電子線照射により試料観察を行う際
の状態をそれぞれ示している。図7(A)、(B)にお
いて、試料ホルダ10は、オペレータが把持する把持部
11と、把持部11に一端に接続された導入部(筒体)
12と、導入部12の他端部に設けられプロセスリテー
ナ3を取り外し可能に保持する機構が設けられた先端部
(リテーナ保持部)13とから構成される。把持部11
内には、モータ14が組み込まれ、その駆動軸15は筒
状の導入部内を通って先端部13と接続されている。そ
のため、モータ14を回転させることにより、先端部1
3を任意の角度回転させることができる。
ームにより試料4を薄片化した後、試料ホルダ10をF
IB装置から抜き出して透過電子顕微鏡の試料室へ挿入
し、先端部を90°回転させて、図7(B)の状態と
し、薄片化試料4を観察することができる。
れるものではなく、種々の変形が可能である。要するに
本発明は、スプリングリーフ1及びプロセスリテーナ本
体3の先端部がカットされ突出しない構造にすると共
に、縦、横面がカットされ突出しない構造にすることに
より、横方向、縦方向のみではなく、両方向あるいは斜
め方向からの加工を可能にすればよい。
によれば、試料ホルダに装着されるプロセスリテーナ本
体と、板バネから構成され、プロセスリテーナ本体との
間に試料を挟み込む試料押さえ部材と、試料押さえ部材
をプロセスリテーナ本体に取り付ける取付部材のネジと
を備え、試料を挟持するプロセスリテーナ本体と試料押
さえ部材の先端部は、少なくとも2方向でカットされ、
試料を少なくとも2方向で開放し加工可能とし、また、
プロセスリテーナは、一端に試料ホルダに係合保持され
る係合部を有すると共に他端に試料を保持する保持部を
有し、保持部において試料の被加工部がプロセスリテー
ナ端部からはみ出す形で試料が保持され、保持部におい
て、試料は、プロセスリテーナ本体と押さえ部材との間
に挟持される形で保持されるようにしたので、複数の点
を選択して試料を薄片化加工することができ、短時間に
試料の多点を加工して、それぞれの点の観察を行うこと
ができる。
持する部材が試料ホルダ本体の挿入方向の軸を中心とし
てプロセスリテーナと共に回転可能に設けられ、試料ホ
ルダのプロセスリテーナを保持する部材が異なる向きで
プロセスリテーナを保持可能に設けられ、試料ホルダ
は、オペレータが把持する把持部と、把持部に一端が接
続された筒体と、筒体の他端部に設けられたリテーナ保
持部とを有し、リテーナ保持部は、筒体内を通って把持
部まで延びる軸の先端に設けられ、軸を把持部側から回
転させることにより、プロセスリテーナと共に回転可能
に設けられているので、リテーナ保持部を任意の角度回
転させることができ、任意の角度で試料の薄片化加工、
薄片化試料の観察を行うことができる。
実施の形態を示す図である。
の他の実施の形態を示す図である。
プロセスリテーナのさらに他の実施の形態を示す図であ
る。
ーナのさらに他の実施の形態を示す図である。
ある。
を示す図である。
ナを着脱可能に保持する試料ホルダの1例を示す図であ
る。
スリテーナ本体、4…試料、5…メッシュ
Claims (7)
- 【請求項1】 集束イオンビームにて観察用試料を薄片
化加工し電子線の透過像を観察するための試料保持用プ
ロセスリテーナであって、試料ホルダに装着されるプロ
セスリテーナ本体と、該プロセスリテーナ本体との間に
試料を挟み込む試料押さえ部材と、該試料押さえ部材を
前記プロセスリテーナ本体に取り付ける取付部材とを備
え、試料を挟持する前記プロセスリテーナ本体と試料押
さえ部材の先端部は、少なくとも2方向でカットされ、
試料を少なくとも2方向で開放し加工可能としたことを
特徴とする試料保持用プロセスリテーナ。 - 【請求項2】 前記試料押さえ部材は板バネから構成さ
れ、前記取付部材はネジであることを特徴とする請求項
1記載の試料保持用プロセスリテーナ。 - 【請求項3】 集束イオンビームにて観察用試料を薄片
化加工し電子線の透過像を観察するための試料保持用プ
ロセスリテーナであって、該プロセスリテーナは、一端
に試料ホルダに係合保持される係合部を有すると共に他
端に試料を保持する保持部を有し、該保持部において試
料の被加工部がプロセスリテーナ端部からはみ出す形で
試料が保持されることを特徴とする試料保持用プロセス
リテーナ。 - 【請求項4】 前記保持部において、前記試料は、プロ
セスリテーナ本体と押さえ部材との間に挟持される形で
保持されることを特徴とする請求項3記載の試料保持用
プロセスリテーナ。 - 【請求項5】 請求項1又は3記載の試料保持用プロセ
スリテーナを着脱可能に保持する試料ホルダであって、
該試料ホルダのプロセスリテーナを保持する部材が試料
ホルダ本体の挿入方向の軸を中心としてプロセスリテー
ナと共に回転可能に設けられていることを特徴とする試
料ホルダ。 - 【請求項6】 請求項1又は3記載の試料保持用プロセ
スリテーナを着脱可能に保持する試料ホルダであって、
該試料ホルダのプロセスリテーナを保持する部材が異な
る向きでプロセスリテーナを保持可能に設けられている
ことを特徴とする試料ホルダ。 - 【請求項7】 請求項1又は3記載の試料保持用プロセ
スリテーナを着脱可能に保持する試料ホルダであって、
該試料ホルダは、オペレータが把持する把持部と、該把
持部に一端が接続された筒体と、該筒体の他端部に設け
られたリテーナ保持部とを有し、該リテーナ保持部は、
筒体内を通って把持部まで延びる軸の先端に設けられ、
該軸を把持部側から回転させることにより、プロセスリ
テーナと共に回転可能に設けられていることを特徴とす
る試料ホルダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001343994A JP3730155B2 (ja) | 2001-11-09 | 2001-11-09 | 試料保持用プロセスリテーナ及び試料ホルダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001343994A JP3730155B2 (ja) | 2001-11-09 | 2001-11-09 | 試料保持用プロセスリテーナ及び試料ホルダ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003149103A true JP2003149103A (ja) | 2003-05-21 |
| JP3730155B2 JP3730155B2 (ja) | 2005-12-21 |
Family
ID=19157581
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001343994A Expired - Fee Related JP3730155B2 (ja) | 2001-11-09 | 2001-11-09 | 試料保持用プロセスリテーナ及び試料ホルダ |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3730155B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014067685A (ja) * | 2012-09-27 | 2014-04-17 | Melbil Co Ltd | 試料ホルダー先端部、及び前記試料ホルダー先端部を有する試料ホルダー |
| KR102649789B1 (ko) * | 2023-08-25 | 2024-03-22 | 한국표준과학연구원 | 전자 현미경용 교체형 샘플 홀더 |
-
2001
- 2001-11-09 JP JP2001343994A patent/JP3730155B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2014067685A (ja) * | 2012-09-27 | 2014-04-17 | Melbil Co Ltd | 試料ホルダー先端部、及び前記試料ホルダー先端部を有する試料ホルダー |
| KR102649789B1 (ko) * | 2023-08-25 | 2024-03-22 | 한국표준과학연구원 | 전자 현미경용 교체형 샘플 홀더 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3730155B2 (ja) | 2005-12-21 |
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