JP2003149235A - 液体分取装置 - Google Patents
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Landscapes
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- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 便器1の上面に便座ボックス3が載置され
る。該便座ボックス3は採尿装置を有しており、椀状の
受尿器12が、便座8の内側領域で、便鉢2の上縁近傍
を前後方向に移動可能に設けられている。該受尿器12
内の尿は、尿分取装置57によってサンプル採取瓶72
に分取される。分取された尿は、センサ部81において
尿成分が分析される。 【効果】 使用者の性別、体格、年齢を問わず、無理な
姿勢を強いることなく、簡便に尿の全量を採取し、その
中から定率にて尿を分取し分析できる。
る。該便座ボックス3は採尿装置を有しており、椀状の
受尿器12が、便座8の内側領域で、便鉢2の上縁近傍
を前後方向に移動可能に設けられている。該受尿器12
内の尿は、尿分取装置57によってサンプル採取瓶72
に分取される。分取された尿は、センサ部81において
尿成分が分析される。 【効果】 使用者の性別、体格、年齢を問わず、無理な
姿勢を強いることなく、簡便に尿の全量を採取し、その
中から定率にて尿を分取し分析できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は採尿装置を有する便器に
係り、特に被験者の放出尿の全量を採取するのに好適な
採尿装置を有する便器に関する。また、本発明は、この
採尿装置に好適な液分取装置に関する。
係り、特に被験者の放出尿の全量を採取するのに好適な
採尿装置を有する便器に関する。また、本発明は、この
採尿装置に好適な液分取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】洋風便器に採尿機構を設け、採取した尿
中の成分をセンサ等で分析するようにした尿検査用便器
は実開平2−27263号公報、特公平5−74654
号公報、実開昭62−115124号公報、特開昭60
−233551号公報などに記載されている。
中の成分をセンサ等で分析するようにした尿検査用便器
は実開平2−27263号公報、特公平5−74654
号公報、実開昭62−115124号公報、特開昭60
−233551号公報などに記載されている。
【0003】実開平2−27263号公報及び特公平5
−74654号公報の検尿機構は、洋風便器の鉢面にシ
リンダを接続するか、凹所を設けておき、このシリンダ
内又は凹所内に尿を流入させるようにしたものである。
−74654号公報の検尿機構は、洋風便器の鉢面にシ
リンダを接続するか、凹所を設けておき、このシリンダ
内又は凹所内に尿を流入させるようにしたものである。
【0004】実開昭62−115124号公報の採尿装
置は洋風便器の後部に多段シリンダ機構よりなる伸長機
構を設けておき、この伸長機構の先端にカップを取り付
け、このカップを便鉢内に差し出して尿を受けるように
したものである。
置は洋風便器の後部に多段シリンダ機構よりなる伸長機
構を設けておき、この伸長機構の先端にカップを取り付
け、このカップを便鉢内に差し出して尿を受けるように
したものである。
【0005】特開昭60−233551号公報の検尿装
置は、便鉢内にカップを常時差し出しておくと共に、こ
のカップ内にセンサを設置しておき、カップ内に放尿さ
れた尿を該センサで分析するようにしたものである。
置は、便鉢内にカップを常時差し出しておくと共に、こ
のカップ内にセンサを設置しておき、カップ内に放尿さ
れた尿を該センサで分析するようにしたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の尿検査用便
器においては、放出された尿の一部を採取して分析を行
なうようにしており、尿の全量を測定することはできな
い。このため、生体から排出される目的成分の総量(例
えば1日当りの排出量。(濃度)×(尿総量)で算出さ
れる。)を検出することができない。
器においては、放出された尿の一部を採取して分析を行
なうようにしており、尿の全量を測定することはできな
い。このため、生体から排出される目的成分の総量(例
えば1日当りの排出量。(濃度)×(尿総量)で算出さ
れる。)を検出することができない。
【0007】本発明の目的は、放出尿の総量を測定する
ことができる採尿装置を有する便器を提供することにあ
る。
ことができる採尿装置を有する便器を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の採尿装置を有
する便器は、洋風便器本体と、該洋風便器本体の上面に
設けられた便座と、該便座の着座者からの放出尿の全量
を受ける受尿器と、該受尿器に受容された尿を定率にて
分取する分取装置と、該分取装置で分取された尿を貯蔵
する貯蔵器と、貯蔵された尿の量を定量するための測定
装置と、を備えてなるものである。
する便器は、洋風便器本体と、該洋風便器本体の上面に
設けられた便座と、該便座の着座者からの放出尿の全量
を受ける受尿器と、該受尿器に受容された尿を定率にて
分取する分取装置と、該分取装置で分取された尿を貯蔵
する貯蔵器と、貯蔵された尿の量を定量するための測定
装置と、を備えてなるものである。
【0009】請求項2の採尿装置を有する便器は、請求
項1において、前記貯蔵器に攪拌装置が設けられている
ことを特徴とするものである。
項1において、前記貯蔵器に攪拌装置が設けられている
ことを特徴とするものである。
【0010】請求項3の採尿装置を有する便器は、請求
項1又は2において、前記貯蔵器内の尿中の成分濃度を
分析する分析装置と、該分析装置で分析された濃度と前
記測定装置で測定された定量値とを積算して目的成分の
量を演算する演算装置を備えたことを特徴とするもので
ある。
項1又は2において、前記貯蔵器内の尿中の成分濃度を
分析する分析装置と、該分析装置で分析された濃度と前
記測定装置で測定された定量値とを積算して目的成分の
量を演算する演算装置を備えたことを特徴とするもので
ある。
【0011】請求項4の採尿装置を有する便器は、請求
項1において、前記分取装置は、先端を前記受尿器内の
底面に当接するまで差し込んだ採取姿勢と、先端を前記
受尿器から引き上げた待機姿勢とをとりうるように、少
なくとも先端部が上下動可能とされた採尿管、該採尿管
の先端部を上下動させる駆動装置、該採尿管内の尿を前
記貯蔵器まで送る液輸送装置、及び該採尿管の内部を大
気に連通させうる弁装置を備えてなることを特徴とする
ものである。
項1において、前記分取装置は、先端を前記受尿器内の
底面に当接するまで差し込んだ採取姿勢と、先端を前記
受尿器から引き上げた待機姿勢とをとりうるように、少
なくとも先端部が上下動可能とされた採尿管、該採尿管
の先端部を上下動させる駆動装置、該採尿管内の尿を前
記貯蔵器まで送る液輸送装置、及び該採尿管の内部を大
気に連通させうる弁装置を備えてなることを特徴とする
ものである。
【0012】請求項5の液体分取装置は、先端を容器内
の底面に当接するまで差し込んだ採取姿勢と、先端を該
容器内から引き上げた待機姿勢とをとりうるように、少
なくとも先端部が上下動可能とされた採液管、該採液管
の先端部を上下動させる駆動装置、該採液管の先端部内
の液を移送する液輸送装置、及び該採液管の内部を大気
に連通させうる弁装置を備えてなるものである。
の底面に当接するまで差し込んだ採取姿勢と、先端を該
容器内から引き上げた待機姿勢とをとりうるように、少
なくとも先端部が上下動可能とされた採液管、該採液管
の先端部を上下動させる駆動装置、該採液管の先端部内
の液を移送する液輸送装置、及び該採液管の内部を大気
に連通させうる弁装置を備えてなるものである。
【0013】
【作用】請求項1〜4の採尿装置を有する便器による
と、受尿器にて放出尿の全量を受容し、これを定率にて
分取して貯蔵し、且つ尿の貯蔵量を定量できるため、放
出尿の総量を計測できる。また、排泄された尿の全量で
はなく、一部のみを貯蔵するため、尿の貯蔵量も少なく
て済む。
と、受尿器にて放出尿の全量を受容し、これを定率にて
分取して貯蔵し、且つ尿の貯蔵量を定量できるため、放
出尿の総量を計測できる。また、排泄された尿の全量で
はなく、一部のみを貯蔵するため、尿の貯蔵量も少なく
て済む。
【0014】請求項2によると、複数回にわたって分取
された尿を貯蔵器内で混合できるため、均一に混合され
た尿をサンプリングして成分分析することが可能とな
る。
された尿を貯蔵器内で混合できるため、均一に混合され
た尿をサンプリングして成分分析することが可能とな
る。
【0015】請求項3によると、成分濃度と尿総量とを
積算して排泄された成分の総量が演算される。
積算して排泄された成分の総量が演算される。
【0016】請求項4の便器に用いられている分取装置
においては、弁装置を開いて採尿管内を大気に連通させ
た状態で該採尿管の先端を受尿器内に差し込み、該採尿
管の先端を受尿器の底面に当接させる。これにより、採
尿管の内部には、受尿器内の尿の液位と同レベルまで尿
が入り込む。
においては、弁装置を開いて採尿管内を大気に連通させ
た状態で該採尿管の先端を受尿器内に差し込み、該採尿
管の先端を受尿器の底面に当接させる。これにより、採
尿管の内部には、受尿器内の尿の液位と同レベルまで尿
が入り込む。
【0017】そこで、弁装置を閉じ、採尿管内部と大気
との連通を遮断した後、採尿管を受尿器から引き上げ
る。そうすると、採尿管の内部の尿も採尿管と共に受尿
器から引き上げられる。
との連通を遮断した後、採尿管を受尿器から引き上げ
る。そうすると、採尿管の内部の尿も採尿管と共に受尿
器から引き上げられる。
【0018】この状態で液輸送装置を作動させると、こ
の採尿管内の尿が貯蔵器へ移送される。
の採尿管内の尿が貯蔵器へ移送される。
【0019】この受尿器が高さ方向において同一水平断
面積のものである場合、採尿管の管内の断面積をs、受
尿器の底面積をSとした場合、受尿器内の尿の全量の正
確にs/Sの量の尿が該採尿管を介して分取されること
になる。
面積のものである場合、採尿管の管内の断面積をs、受
尿器の底面積をSとした場合、受尿器内の尿の全量の正
確にs/Sの量の尿が該採尿管を介して分取されること
になる。
【0020】請求項5の分取装置は、請求項4の便器に
用いられている分取装置と同様に作動される。この分取
装置は、尿以外の液についても正確にs/Sの割合にて
分取できる。
用いられている分取装置と同様に作動される。この分取
装置は、尿以外の液についても正確にs/Sの割合にて
分取できる。
【0021】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例に係
る採尿装置を有する便器について説明する。第1図はこ
の採尿装置を有する便器の斜視図、第2図は該採尿装置
を有する便器の便座部分の斜視図である。
る採尿装置を有する便器について説明する。第1図はこ
の採尿装置を有する便器の斜視図、第2図は該採尿装置
を有する便器の便座部分の斜視図である。
【0022】本実施例の便器1の便鉢2の上縁部に、採
尿機能を有する便座ボックス3が載置されている。該便
器1には、トイレルームの壁面から延出された洗浄水供
給パイプ4が接続されている。該洗浄水供給パイプ4の
途中部分には、フラッシュバルブ5が設けられている。
尿機能を有する便座ボックス3が載置されている。該便
器1には、トイレルームの壁面から延出された洗浄水供
給パイプ4が接続されている。該洗浄水供給パイプ4の
途中部分には、フラッシュバルブ5が設けられている。
【0023】該便座ボックス3は、前記便鉢2の上縁部
に沿って載置されるフロントケース3Aと、便器1の後
方の上面に載置されるリアケース3Bとが一体に成型さ
れている。該リアケース3Bはフロントケース3Aより
も背が高く設けられており、該フロントケース3Aと該
リアケース3Bとの連結部には段差が形成されている。
この段差の下部のリアケース3Bに便座8が枢着されて
いる。図示はしないが、この便座8の下部に着座スイッ
チが設けられており、使用者の着座を検知する。
に沿って載置されるフロントケース3Aと、便器1の後
方の上面に載置されるリアケース3Bとが一体に成型さ
れている。該リアケース3Bはフロントケース3Aより
も背が高く設けられており、該フロントケース3Aと該
リアケース3Bとの連結部には段差が形成されている。
この段差の下部のリアケース3Bに便座8が枢着されて
いる。図示はしないが、この便座8の下部に着座スイッ
チが設けられており、使用者の着座を検知する。
【0024】この便座ボックス3は平面視略D字形状と
なっており、フロントケース3Aの両側腕部10は互い
に平行な内面3Cを有している。該内面3Cにはスリッ
ト11が設けられている。該スリット11は、フロント
ケース3Aの前部からリアケースケース3Bの後部にか
けて、該便座ボックス3の底面に平行に延在している。
なっており、フロントケース3Aの両側腕部10は互い
に平行な内面3Cを有している。該内面3Cにはスリッ
ト11が設けられている。該スリット11は、フロント
ケース3Aの前部からリアケースケース3Bの後部にか
けて、該便座ボックス3の底面に平行に延在している。
【0025】この便座ボックス3の内側領域に容量が4
00cc以上の受尿器12が設けられている。該受尿器
12は、底面が長円形状の平板で構成されており、高さ
方向のどの位置においても同一の水平断面積を有する筒
状の容器であって、該長円の長径は便器1の幅方向を指
向している。また、この受尿器12の底面には、受容し
た尿の比重を測定するための超音波式比重計9が設けら
れている。
00cc以上の受尿器12が設けられている。該受尿器
12は、底面が長円形状の平板で構成されており、高さ
方向のどの位置においても同一の水平断面積を有する筒
状の容器であって、該長円の長径は便器1の幅方向を指
向している。また、この受尿器12の底面には、受容し
た尿の比重を測定するための超音波式比重計9が設けら
れている。
【0026】この受尿器12から側方に2本のアーム部
材13が延出されている。該アーム部材13は、前記ス
リット11に挿嵌されている。
材13が延出されている。該アーム部材13は、前記ス
リット11に挿嵌されている。
【0027】この便座ボックス3のリアケース3Bの下
部には、該受尿器12によって採尿された尿を吸い上げ
て分取するための尿吸上装置14と、該受尿器12及び
該尿吸上装置14等を洗浄するための洗浄装置15とが
設けられている。
部には、該受尿器12によって採尿された尿を吸い上げ
て分取するための尿吸上装置14と、該受尿器12及び
該尿吸上装置14等を洗浄するための洗浄装置15とが
設けられている。
【0028】第3図はこの採尿装置を有する便器の縦断
面図である。また、第4図は第3図のIV-IV 線に沿う便
座部分の横断面図、第5図は第4図のV-V 線に添う便座
部分及び便器の縦断面図、第6図は第3図のVI部分の拡
大図である。
面図である。また、第4図は第3図のIV-IV 線に沿う便
座部分の横断面図、第5図は第4図のV-V 線に添う便座
部分及び便器の縦断面図、第6図は第3図のVI部分の拡
大図である。
【0029】この便器1の便鉢2底部のトラップ部16
は、排水管17に接続されている。また、この便鉢2
は、後方に広く延在するように設けられている。該便鉢
2の後部には、洗浄水室19が設けられており、上方か
ら前記洗浄水供給パイプ4が接続されている。該洗浄水
室19内部は、その上方において、前記便鉢2の上縁部
に設けられたリム通水路20と、便鉢2底部に設けられ
たゼット水室21とに連通されており、これらに洗浄水
が供給可能となっている。
は、排水管17に接続されている。また、この便鉢2
は、後方に広く延在するように設けられている。該便鉢
2の後部には、洗浄水室19が設けられており、上方か
ら前記洗浄水供給パイプ4が接続されている。該洗浄水
室19内部は、その上方において、前記便鉢2の上縁部
に設けられたリム通水路20と、便鉢2底部に設けられ
たゼット水室21とに連通されており、これらに洗浄水
が供給可能となっている。
【0030】該洗浄水室19の天板部には開口が設けら
れており、該開口から該洗浄水室19の内部に、揚水ポ
ンプ22付きの配管23が挿入されている。該開口はパ
ッキン19Pで水密的に封じられている。
れており、該開口から該洗浄水室19の内部に、揚水ポ
ンプ22付きの配管23が挿入されている。該開口はパ
ッキン19Pで水密的に封じられている。
【0031】前記便座ボックス3のリアケース3B内に
おいて、該配管23は受尿器洗浄ノズル24と尿吸上装
置洗浄ノズル25とに接続されており、これら配管2
3、ノズル24,25及び揚水ポンプ22により前記洗
浄装置15が構成されている。該受尿器洗浄ノズル24
は、該リアケース3Bの後面壁に沿って設置され、洗浄
水を前方に噴出可能とされている。吸上装置洗浄ノズル
25は、尿吸上装置14に向けて洗浄水を噴出可能とさ
れている。
おいて、該配管23は受尿器洗浄ノズル24と尿吸上装
置洗浄ノズル25とに接続されており、これら配管2
3、ノズル24,25及び揚水ポンプ22により前記洗
浄装置15が構成されている。該受尿器洗浄ノズル24
は、該リアケース3Bの後面壁に沿って設置され、洗浄
水を前方に噴出可能とされている。吸上装置洗浄ノズル
25は、尿吸上装置14に向けて洗浄水を噴出可能とさ
れている。
【0032】該尿吸上装置14は、尿吸上管26と該尿
吸上管駆動装置27とから構成されている。第6図に示
される如く、該尿吸上管駆動装置27は、ケーシング2
7A内に配置されたモータ27Mと、該モータ27Mの
シャフトに装着されたピニオン27Bと、前記尿吸上管
26に刻設されたラック26Aとから構成されており、
該尿吸上管26を上下方向に進退可能としている。この
モータ27Mを正転させることによって、該尿吸上管2
6は、その下端が受尿器12の底面に当接されるまで降
下される。この尿吸上管26の下端には切欠部26aが
設けられており、該尿吸上管26の下端が受尿器12の
底面に当接した状態においても該尿吸上管26内に尿を
吸入することが可能となっている。
吸上管駆動装置27とから構成されている。第6図に示
される如く、該尿吸上管駆動装置27は、ケーシング2
7A内に配置されたモータ27Mと、該モータ27Mの
シャフトに装着されたピニオン27Bと、前記尿吸上管
26に刻設されたラック26Aとから構成されており、
該尿吸上管26を上下方向に進退可能としている。この
モータ27Mを正転させることによって、該尿吸上管2
6は、その下端が受尿器12の底面に当接されるまで降
下される。この尿吸上管26の下端には切欠部26aが
設けられており、該尿吸上管26の下端が受尿器12の
底面に当接した状態においても該尿吸上管26内に尿を
吸入することが可能となっている。
【0033】該尿吸上管26は、その断面積sが前記受
尿器12の底面積Sに対して、s:S=1:Nの定数比
を有するように設けられている。
尿器12の底面積Sに対して、s:S=1:Nの定数比
を有するように設けられている。
【0034】該尿吸上管26の上端は、電動三方弁28
及び伸縮自在な弾性チューブ29を介して後述する分取
ポンプ67(第14図)に接続されている。
及び伸縮自在な弾性チューブ29を介して後述する分取
ポンプ67(第14図)に接続されている。
【0035】なお、この電動三方弁28の1つのポート
は、大気に連通されている。
は、大気に連通されている。
【0036】この尿吸上装置14においては、放出され
た尿を受容した受尿器12が第3図の符号12’に示さ
れる尿吸上位置に移動されると、前記モータ27Mが正
転され、尿吸上管26が降下される。この時、該尿吸上
管26内は前記電動三方弁28によって大気に連通され
ている。従って、該尿吸上管26の降下に伴って、受尿
器12内の液位と同一になるように、該尿吸上管26の
内部に尿が流入する。
た尿を受容した受尿器12が第3図の符号12’に示さ
れる尿吸上位置に移動されると、前記モータ27Mが正
転され、尿吸上管26が降下される。この時、該尿吸上
管26内は前記電動三方弁28によって大気に連通され
ている。従って、該尿吸上管26の降下に伴って、受尿
器12内の液位と同一になるように、該尿吸上管26の
内部に尿が流入する。
【0037】該尿吸上管26の先端が受尿器12の底面
に当接されると、モータ27Mが停止した後、電動三方
弁28が作動され、該尿吸上管26は前記弾性チューブ
29と連通され大気との連通が遮断される。次いで、モ
ータ27Mが逆回転され、尿吸上管26が上昇される。
これにより、尿吸上管26内に入り込んでいた尿は、そ
のまま尿吸上管26と共に受尿器12外に引き上げられ
る。
に当接されると、モータ27Mが停止した後、電動三方
弁28が作動され、該尿吸上管26は前記弾性チューブ
29と連通され大気との連通が遮断される。次いで、モ
ータ27Mが逆回転され、尿吸上管26が上昇される。
これにより、尿吸上管26内に入り込んでいた尿は、そ
のまま尿吸上管26と共に受尿器12外に引き上げられ
る。
【0038】前述の如く、受尿器12の底面積と該尿吸
上管26の断面積との比はN:1となっているので、受
尿器12内に放出された尿量と該尿吸上管26内の尿量
とは正確に体積比N:1となる。尿吸上管26が受尿器
12の上方に引き上げられた後、分取ポンプ67が作動
される。これにより、尿吸上管26内の尿はサンプル採
取瓶72(第14図)に送り込まれる。
上管26の断面積との比はN:1となっているので、受
尿器12内に放出された尿量と該尿吸上管26内の尿量
とは正確に体積比N:1となる。尿吸上管26が受尿器
12の上方に引き上げられた後、分取ポンプ67が作動
される。これにより、尿吸上管26内の尿はサンプル採
取瓶72(第14図)に送り込まれる。
【0039】便器1の前記洗浄水室19の下部空間に
は、この採尿装置等の作動を制御する制御装置30が設
けられている。この制御装置30は、前記受尿器12、
尿吸上装置14及び洗浄装置15の駆動制御と、採取さ
れた尿の成分分析等とを制御する。この制御装置30の
構成については、第12図を参照して後に詳述する。
は、この採尿装置等の作動を制御する制御装置30が設
けられている。この制御装置30は、前記受尿器12、
尿吸上装置14及び洗浄装置15の駆動制御と、採取さ
れた尿の成分分析等とを制御する。この制御装置30の
構成については、第12図を参照して後に詳述する。
【0040】便座ボックス3の両側腕部10のスリット
11の裏側面には、防水パッキン31が張設されてい
る。該防水パッキン31は、長尺のテープ状部材であっ
て、該スリット11に添うように、該防水パッキン31
の幅方向の中間部に開裂部が設けられている。前記受尿
器12のアーム部材13は、該防水パッキン31の開裂
部に挿通されている。
11の裏側面には、防水パッキン31が張設されてい
る。該防水パッキン31は、長尺のテープ状部材であっ
て、該スリット11に添うように、該防水パッキン31
の幅方向の中間部に開裂部が設けられている。前記受尿
器12のアーム部材13は、該防水パッキン31の開裂
部に挿通されている。
【0041】第7、8図を参照して、この受尿器12の
前後進機構について説明する。
前後進機構について説明する。
【0042】前記防水パッキン31の内側に、レール部
材32が延設されている。該レール部材32は、前記ス
リット11の前端部から、前記便鉢2の後縁部まで延設
されている。レール部材32の上面には、長手方向に沿
って凹溝32Aが設けられている。
材32が延設されている。該レール部材32は、前記ス
リット11の前端部から、前記便鉢2の後縁部まで延設
されている。レール部材32の上面には、長手方向に沿
って凹溝32Aが設けられている。
【0043】この凹溝32Aは、該レール部材32の前
部から尿吸上装置14の下部近傍まで設けられており、
この尿吸上装置14の下部近傍から前記便鉢2の後縁部
までの間では、凹溝32Aを有しない細幅のレール32
Bが延設されている。
部から尿吸上装置14の下部近傍まで設けられており、
この尿吸上装置14の下部近傍から前記便鉢2の後縁部
までの間では、凹溝32Aを有しない細幅のレール32
Bが延設されている。
【0044】前記アーム部材13には、摺動部材33が
固設されている。該摺動部材33は、前記レール部材3
2の凹溝32Aに係合している。この摺動部材33の底
面は高摺動性の平坦面となっている。該摺動部材33が
該凹溝32Aに係合し、且つ該摺動部材33の底面が凹
溝32Aの溝底面に面当りすることにより、前記受尿器
12の上縁部が水平になるように構成されている。該凹
溝32Aは、前記アーム部材13が前記レール部材32
の上縁部に接する深さを有している。
固設されている。該摺動部材33は、前記レール部材3
2の凹溝32Aに係合している。この摺動部材33の底
面は高摺動性の平坦面となっている。該摺動部材33が
該凹溝32Aに係合し、且つ該摺動部材33の底面が凹
溝32Aの溝底面に面当りすることにより、前記受尿器
12の上縁部が水平になるように構成されている。該凹
溝32Aは、前記アーム部材13が前記レール部材32
の上縁部に接する深さを有している。
【0045】該凹溝32Aの前端には、摺動部材33の
移動を阻止するストッパ37が設けられている。また、
第3図の符号12’に示される如く、尿吸上装置14に
よって受尿器12から尿が吸い上げられて分取される位
置において、アーム部材13を含む該受尿器12全体の
重量が計測できるように、このレール部材32の途中部
分に重量センサ34が設けられている。
移動を阻止するストッパ37が設けられている。また、
第3図の符号12’に示される如く、尿吸上装置14に
よって受尿器12から尿が吸い上げられて分取される位
置において、アーム部材13を含む該受尿器12全体の
重量が計測できるように、このレール部材32の途中部
分に重量センサ34が設けられている。
【0046】該レール部材32は、便鉢2を挟んで平行
に配設されている。従って、該レール部材32間の距離
は一定となっている。また、該レール部材32の凹溝3
2Aの底面と摺動部材33の下面とは、摺動方向に対し
て前後に長く当接している。従って、該摺動部材33の
摺動中も、前記受尿器12の上縁部は安定して水平とな
るように保持される。
に配設されている。従って、該レール部材32間の距離
は一定となっている。また、該レール部材32の凹溝3
2Aの底面と摺動部材33の下面とは、摺動方向に対し
て前後に長く当接している。従って、該摺動部材33の
摺動中も、前記受尿器12の上縁部は安定して水平とな
るように保持される。
【0047】アーム部材13の、摺動部材33よりもさ
らに外側には、ピニオンギヤ35が固設されている。ま
た、前記レール部材32の後部に、該ピニオンギヤ35
が噛合するラック36が設けられている。該ラック36
の後端部には、該ピニオンギヤ35の移動を阻止するス
トッパ38が設けられている。
らに外側には、ピニオンギヤ35が固設されている。ま
た、前記レール部材32の後部に、該ピニオンギヤ35
が噛合するラック36が設けられている。該ラック36
の後端部には、該ピニオンギヤ35の移動を阻止するス
トッパ38が設けられている。
【0048】アーム部材13の、前記ピニオンギヤ35
よりもさらに外側の先端部には、第8図に示されるよう
に、前記受尿器12駆動用の糸40、41が結び付けら
れている。これらの糸40、41は、便座ボックス3の
内部に軸支された大プーリ42、43及び小プーリ4
5、46と、糸ガイド47とに張架されている。
よりもさらに外側の先端部には、第8図に示されるよう
に、前記受尿器12駆動用の糸40、41が結び付けら
れている。これらの糸40、41は、便座ボックス3の
内部に軸支された大プーリ42、43及び小プーリ4
5、46と、糸ガイド47とに張架されている。
【0049】該大プーリ42、43は、前記便座ボック
ス3の後部の隅角部付近に軸支されている。大プーリ4
2は、ギヤ48、49を介してモータ50によって駆動
される。また、小プーリ45、46は、該便座ボックス
3の側腕部10の前部側方に軸支されている。糸ガイド
47は、上下に2段の溝部を有しており、該便座ボック
ス3のフロントケース3Aの前部湾曲部内に設けられて
いる。
ス3の後部の隅角部付近に軸支されている。大プーリ4
2は、ギヤ48、49を介してモータ50によって駆動
される。また、小プーリ45、46は、該便座ボックス
3の側腕部10の前部側方に軸支されている。糸ガイド
47は、上下に2段の溝部を有しており、該便座ボック
ス3のフロントケース3Aの前部湾曲部内に設けられて
いる。
【0050】糸40は、受尿器12の一側(第8図の下
側)のアーム部材13に固着されており、小プーリ45
を経て、大プーリ42、43にそれぞれ約270度ずつ
巻回されている。また、糸41は、受尿器12の他側の
アーム部材13に固着されており、小プーリ46を経
て、大プーリ42、43にそれぞれ約90度ずつ巻回さ
れている。
側)のアーム部材13に固着されており、小プーリ45
を経て、大プーリ42、43にそれぞれ約270度ずつ
巻回されている。また、糸41は、受尿器12の他側の
アーム部材13に固着されており、小プーリ46を経
て、大プーリ42、43にそれぞれ約90度ずつ巻回さ
れている。
【0051】従って、第8図の符号Mに示されるように
モータ50が回転すると、前記受尿器12の両アーム部
材13、13の先端が、等量ずつ糸40、41に牽か
れ、該受尿器12が移動することとなる。該モータ50
が逆回転すると、該受尿器12も逆方向に移動する。
モータ50が回転すると、前記受尿器12の両アーム部
材13、13の先端が、等量ずつ糸40、41に牽か
れ、該受尿器12が移動することとなる。該モータ50
が逆回転すると、該受尿器12も逆方向に移動する。
【0052】このように前後移動される受尿器12の、
便座ボックス3のリヤケース3B内における作動の詳細
について、第9〜11図(要部側面図)を参照して説明
する。
便座ボックス3のリヤケース3B内における作動の詳細
について、第9〜11図(要部側面図)を参照して説明
する。
【0053】第9図において、アーム部材13の摺動部
材33がレール部材32の凹溝32Aに係合したままの
状態で、該アーム部が糸40、41によって牽かれ、受
尿器12が矢印Aの如く、図面の左手方向に移動され
る。
材33がレール部材32の凹溝32Aに係合したままの
状態で、該アーム部が糸40、41によって牽かれ、受
尿器12が矢印Aの如く、図面の左手方向に移動され
る。
【0054】前述の如く、該レール部材32の後部(図
面の左手側)からは、摺動部材33の一方の側面のみを
ガイドするレール32Bが後方へ延出されている。この
レール32Bの上面は、レール部材32の上面と面一と
なっている。このレール32Bに沿って前記ラック36
が設置されている。また、第9図に示される如く、該レ
ール部材32の凹溝32Aの底面に対し摺動部材33の
底面が摺接し、レール部材32の上面にアーム部材33
が摺接している。
面の左手側)からは、摺動部材33の一方の側面のみを
ガイドするレール32Bが後方へ延出されている。この
レール32Bの上面は、レール部材32の上面と面一と
なっている。このレール32Bに沿って前記ラック36
が設置されている。また、第9図に示される如く、該レ
ール部材32の凹溝32Aの底面に対し摺動部材33の
底面が摺接し、レール部材32の上面にアーム部材33
が摺接している。
【0055】従って、この受尿器12が、該レール部材
32後端部まで移動されると、該アーム部材13に固着
されたピニオンギヤ35がラック36に噛合して、該受
尿器12が第10図の如く転回を開始する。この時、該
受尿器12は、該レール32Bの上縁に当接するアーム
部材13によって支えられており、該アーム部材13
は、該受尿器12と同様に該レール32B上で転回を開
始する。
32後端部まで移動されると、該アーム部材13に固着
されたピニオンギヤ35がラック36に噛合して、該受
尿器12が第10図の如く転回を開始する。この時、該
受尿器12は、該レール32Bの上縁に当接するアーム
部材13によって支えられており、該アーム部材13
は、該受尿器12と同様に該レール32B上で転回を開
始する。
【0056】該受尿器12は、第11図に示される如
く、前記ピニオンギヤ35が、ラック36の後端部に設
けられたストッパ38に当接するまで転回する。また、
この時、前記摺動部材33は、その側面部が、該レール
32Bの側面に接しながら回転するようになっている。
そして、この第11図及び第3図の符号12”に示され
る如く、受尿器12が約90°以上回転することによ
り、該受尿器12内の尿が便鉢2内に排出される。
く、前記ピニオンギヤ35が、ラック36の後端部に設
けられたストッパ38に当接するまで転回する。また、
この時、前記摺動部材33は、その側面部が、該レール
32Bの側面に接しながら回転するようになっている。
そして、この第11図及び第3図の符号12”に示され
る如く、受尿器12が約90°以上回転することによ
り、該受尿器12内の尿が便鉢2内に排出される。
【0057】第12図に、本実施例に係る採尿装置を有
する便器の制御装置の構成を示す。この制御装置30で
は、入力装置52が、記憶装置53と演算装置54とに
接続されている。該入力装置52は、キーボード及びI
Dカードリーダ等の入力手段と、入力信号を赤外線等に
て発信するための発信器を備えたリモコン式のものであ
り、第1図の如く、トイレルームの壁面に取り付けられ
ている。該入力装置52には、便器の利用者(着座者も
しくは使用者ということもある。)のIDカードから情
報が入力される。該IDカードには、利用者を特定する
情報等の他に、該利用者の通常の放尿位置等の情報が入
力されている。
する便器の制御装置の構成を示す。この制御装置30で
は、入力装置52が、記憶装置53と演算装置54とに
接続されている。該入力装置52は、キーボード及びI
Dカードリーダ等の入力手段と、入力信号を赤外線等に
て発信するための発信器を備えたリモコン式のものであ
り、第1図の如く、トイレルームの壁面に取り付けられ
ている。該入力装置52には、便器の利用者(着座者も
しくは使用者ということもある。)のIDカードから情
報が入力される。該IDカードには、利用者を特定する
情報等の他に、該利用者の通常の放尿位置等の情報が入
力されている。
【0058】この制御装置30は、受尿器駆動装置5
6、尿分取装置57、尿分析装置58、洗浄装置15及
び出力装置60に接続されている。該制御装置30は、
上記の利用者のID情報を記憶し、また、上記の各装置
から伝達される情報を処理し、この採尿装置を有する便
器の作動制御を行っている。以下、この制御装置30に
接続される各装置の構成及び機能を説明する。
6、尿分取装置57、尿分析装置58、洗浄装置15及
び出力装置60に接続されている。該制御装置30は、
上記の利用者のID情報を記憶し、また、上記の各装置
から伝達される情報を処理し、この採尿装置を有する便
器の作動制御を行っている。以下、この制御装置30に
接続される各装置の構成及び機能を説明する。
【0059】前記受尿器駆動装置56は、受尿器12駆
動用の前記モータ50と該受尿器12の位置を検出する
位置検出装置62とから構成されている。該位置検出装
置62は、第13図に示す如く、受尿器12、アーム部
材13、レール部材32、リニアポテンショ63及び抵
抗測定器65とからなっている。
動用の前記モータ50と該受尿器12の位置を検出する
位置検出装置62とから構成されている。該位置検出装
置62は、第13図に示す如く、受尿器12、アーム部
材13、レール部材32、リニアポテンショ63及び抵
抗測定器65とからなっている。
【0060】該受尿器12及びアーム部材13は、金属
材質からなっており、また、該アーム部材13と接触す
るレール部材32の上面が、リニアポテンショ63とな
っている。抵抗測定器65の測定端子は、リニアポテン
ショ63、63の端部に接続されており、前記受尿器1
2の停止位置での該リニアポテンショ63、63の両端
間の抵抗値を検出する。該抵抗値は受尿器12の停止位
置に比例して増減するので、該抵抗値を前記制御装置3
0にて演算し、前記受尿器12の停止位置が特定され
る。なお、受尿器12が後退限まで後退されたときの検
出抵抗値をO点とすることにより、アーム部材13とリ
ニアポテンショ63との接触抵抗をキャンセルするよう
にこの演算が行なわれる。
材質からなっており、また、該アーム部材13と接触す
るレール部材32の上面が、リニアポテンショ63とな
っている。抵抗測定器65の測定端子は、リニアポテン
ショ63、63の端部に接続されており、前記受尿器1
2の停止位置での該リニアポテンショ63、63の両端
間の抵抗値を検出する。該抵抗値は受尿器12の停止位
置に比例して増減するので、該抵抗値を前記制御装置3
0にて演算し、前記受尿器12の停止位置が特定され
る。なお、受尿器12が後退限まで後退されたときの検
出抵抗値をO点とすることにより、アーム部材13とリ
ニアポテンショ63との接触抵抗をキャンセルするよう
にこの演算が行なわれる。
【0061】前記モータ50は、この位置検出装置62
の検出信号を元に、制御装置30によって制御され、当
該便器利用者の通常放尿位置に、前記受尿器12を移動
させる。該受尿器12は、入力装置52のキーボードを
操作することによって、直接移動させることもできる。
の検出信号を元に、制御装置30によって制御され、当
該便器利用者の通常放尿位置に、前記受尿器12を移動
させる。該受尿器12は、入力装置52のキーボードを
操作することによって、直接移動させることもできる。
【0062】また、尿分取装置57は、受尿器12内に
配設された尿を分取し、分取された尿を利用者ごとに保
管する。この尿分取装置57は、前述の受尿器12内に
放出された尿の1/Nを吸い上げる尿吸上装置14と、
第14図に示される如く、該尿吸上装置14に接続され
ており、吸い上げられた1/Nの量の尿を蓄尿するため
の分取ポンプ67、ターンテーブル68及び排水ポンプ
69等とから構成される。
配設された尿を分取し、分取された尿を利用者ごとに保
管する。この尿分取装置57は、前述の受尿器12内に
放出された尿の1/Nを吸い上げる尿吸上装置14と、
第14図に示される如く、該尿吸上装置14に接続され
ており、吸い上げられた1/Nの量の尿を蓄尿するため
の分取ポンプ67、ターンテーブル68及び排水ポンプ
69等とから構成される。
【0063】第14図は、便器1、ポンプ67,69及
びターンテーブル68及び尿分析装置58の配置を示す
概略的な斜視図である。
びターンテーブル68及び尿分析装置58の配置を示す
概略的な斜視図である。
【0064】この第14図に示される通り、前記尿吸上
装置14の弾性チューブ29が、便器1の便座ボックス
3のリアケース3Bの側壁から延出されている。この弾
性チューブ29と接続されたチューブ71がターンテー
ブル68上まで延設されている。該チューブ71の途中
部分には分取ポンプ67が設けられている。該分取ポン
プ67としては、ペリスタポンプ、シリンジポンプ等が
用いられる。
装置14の弾性チューブ29が、便器1の便座ボックス
3のリアケース3Bの側壁から延出されている。この弾
性チューブ29と接続されたチューブ71がターンテー
ブル68上まで延設されている。該チューブ71の途中
部分には分取ポンプ67が設けられている。該分取ポン
プ67としては、ペリスタポンプ、シリンジポンプ等が
用いられる。
【0065】該チューブ71の端部は、前記ターンテー
ブル68上に載置された尿サンプル採取瓶72の、口高
さ位置に固定されている。該ターンテーブル68上に
は、該尿サンプル採取瓶72が複数本載置される。該タ
ーンテーブル68上には、前記サンプル採取瓶72と同
様寸法の廃棄管73が設けられている。該廃棄管73の
底部には、チューブ75が接続されている。
ブル68上に載置された尿サンプル採取瓶72の、口高
さ位置に固定されている。該ターンテーブル68上に
は、該尿サンプル採取瓶72が複数本載置される。該タ
ーンテーブル68上には、前記サンプル採取瓶72と同
様寸法の廃棄管73が設けられている。該廃棄管73の
底部には、チューブ75が接続されている。
【0066】該チューブ75は、前記ターンテーブル6
8の下面から、前記便器1の便鉢2内まで延出されてい
る。このチューブ75の途中部分に、前記排水ポンプ6
9が設けられている。また、このチューブ75の先端側
は、前記便座ボックス3のリアケース3Bの側壁下部に
おいて、前記便鉢2内に延出される排水管76に接続さ
れている。
8の下面から、前記便器1の便鉢2内まで延出されてい
る。このチューブ75の途中部分に、前記排水ポンプ6
9が設けられている。また、このチューブ75の先端側
は、前記便座ボックス3のリアケース3Bの側壁下部に
おいて、前記便鉢2内に延出される排水管76に接続さ
れている。
【0067】ターンテーブル68の下部中央には、駆動
装置77が設けられている。該駆動装置77は、該ター
ンテーブル68の回転角度を検出しながら回転する。前
記分取ポンプ67、排水ポンプ76及び該駆動装置77
は、前記制御装置30に接続されている。
装置77が設けられている。該駆動装置77は、該ター
ンテーブル68の回転角度を検出しながら回転する。前
記分取ポンプ67、排水ポンプ76及び該駆動装置77
は、前記制御装置30に接続されている。
【0068】さらに、尿分析装置58は、尿量と該尿中
の特定成分濃度を分析することによって、尿中特定成分
の排泄量を測定するものである。この尿分析装置58
は、受尿器12の底面に設けられた比重計9、該受尿器
12が摺動するレール部材32に埋設された重量センサ
34及び前記尿中の特定成分を測定する各種センサ部8
1とから構成されている。
の特定成分濃度を分析することによって、尿中特定成分
の排泄量を測定するものである。この尿分析装置58
は、受尿器12の底面に設けられた比重計9、該受尿器
12が摺動するレール部材32に埋設された重量センサ
34及び前記尿中の特定成分を測定する各種センサ部8
1とから構成されている。
【0069】本実施例において、尿中の成分とは、グル
コース、総蛋白、アルブミン、尿素、クレアチニン、N
aイオン、Kイオン等の、尿中に出現する生理成分を指
す。従って、前記各種センサ部81とは、所謂バイオセ
ンサ、比色法、イオン電極、電気伝導度計等の分析装置
を示す。
コース、総蛋白、アルブミン、尿素、クレアチニン、N
aイオン、Kイオン等の、尿中に出現する生理成分を指
す。従って、前記各種センサ部81とは、所謂バイオセ
ンサ、比色法、イオン電極、電気伝導度計等の分析装置
を示す。
【0070】洗浄装置59は、前記揚水ポンプ22及び
尿吸上装置14とからなる。
尿吸上装置14とからなる。
【0071】出力装置60は、モニタ88及びプリンタ
89とからなっている。該モニタ88は入力装置52と
並設され、プリンタ89は便器近傍に取り付けられる。
89とからなっている。該モニタ88は入力装置52と
並設され、プリンタ89は便器近傍に取り付けられる。
【0072】本実施例では、上記センサ部81はセンサ
ユニットケーシング84(第14図)内に設置されてい
る。本実施例では、前記分取ポンプ67の下流側のチュ
ーブ71に三方弁82が設けられ、この三方弁82から
分岐した配管83がケーシング84内に引き込まれてい
る。
ユニットケーシング84(第14図)内に設置されてい
る。本実施例では、前記分取ポンプ67の下流側のチュ
ーブ71に三方弁82が設けられ、この三方弁82から
分岐した配管83がケーシング84内に引き込まれてい
る。
【0073】センサ部81で成分がセンシングされた尿
は、このケーシング84からの排出配管85を介して便
器1の便鉢内へ放出される。
は、このケーシング84からの排出配管85を介して便
器1の便鉢内へ放出される。
【0074】なお、被検者から放出された尿を受容した
受尿器12が便座ボックス3のリアケース3B内に後退
してきた場合、前述の通り、尿吸上管26が下降及び上
昇して該受尿器12に受容された尿の1/Nの量の尿が
サンプル採取瓶72内に分取される。しかる後、三方弁
82がポンプ67側のチューブ71と配管83とを連通
するように流路切替が行なわれた後、尿吸上管26が再
び下降され、次いでポンプ67が作動される。これによ
り、受尿器12内の尿が各種センサ部81へ送られ、各
種成分の濃度が検出される。
受尿器12が便座ボックス3のリアケース3B内に後退
してきた場合、前述の通り、尿吸上管26が下降及び上
昇して該受尿器12に受容された尿の1/Nの量の尿が
サンプル採取瓶72内に分取される。しかる後、三方弁
82がポンプ67側のチューブ71と配管83とを連通
するように流路切替が行なわれた後、尿吸上管26が再
び下降され、次いでポンプ67が作動される。これによ
り、受尿器12内の尿が各種センサ部81へ送られ、各
種成分の濃度が検出される。
【0075】この濃度と、放出尿の重量とから、1回の
尿排泄に伴って被検者から排出された成分の総量を演算
する。1日の排泄尿の全量についてかかる計測を行なっ
て積算することにより、1日の各種成分ごとの総排出量
を演算することができる。
尿排泄に伴って被検者から排出された成分の総量を演算
する。1日の排泄尿の全量についてかかる計測を行なっ
て積算することにより、1日の各種成分ごとの総排出量
を演算することができる。
【0076】以上のように構成された、実施例に係る採
尿装置を有する便器の作動を次に説明する。
尿装置を有する便器の作動を次に説明する。
【0077】本発明の便器にあっては、尿の全量採取を
目的とするものであるから、利用者は、当該便器1の便
座8上に着座した状態で放尿することが前提とされる。
目的とするものであるから、利用者は、当該便器1の便
座8上に着座した状態で放尿することが前提とされる。
【0078】この便器1の利用待機時にあっては、受尿
器12は、便器1の後方部において、第3図の符号1
2”の如く、この便座ボックス3のリアケース3Bの下
部に位置し、後方に転回した姿勢をとっている。
器12は、便器1の後方部において、第3図の符号1
2”の如く、この便座ボックス3のリアケース3Bの下
部に位置し、後方に転回した姿勢をとっている。
【0079】利用者が、便座8上に着座し、入力装置5
2にIDカードを差し込むと、便座ボックス3内のモー
タ50が作動し、前記受尿器12が前方に転回しながら
移動し、該利用者に応じた通常放尿位置(年齢、身長、
性別等に応じた位置。もしくは、予め登録された位置)
において受尿器12の上縁を水平にして停止する。(該
利用者が、この便器1を初めて使うのであれば、前記受
尿器12は、入力装置52のキーボードを操作すること
によって、最適位置に移動される。)そこで、利用者は
受尿器12内へ放尿する。この受尿器12の容量は40
0cc以上と十分に大きく、放尿の全量を受容すること
ができる。
2にIDカードを差し込むと、便座ボックス3内のモー
タ50が作動し、前記受尿器12が前方に転回しながら
移動し、該利用者に応じた通常放尿位置(年齢、身長、
性別等に応じた位置。もしくは、予め登録された位置)
において受尿器12の上縁を水平にして停止する。(該
利用者が、この便器1を初めて使うのであれば、前記受
尿器12は、入力装置52のキーボードを操作すること
によって、最適位置に移動される。)そこで、利用者は
受尿器12内へ放尿する。この受尿器12の容量は40
0cc以上と十分に大きく、放尿の全量を受容すること
ができる。
【0080】また、IDカードからの情報が入力される
と、尿分取装置57が作動し、ターンテーブル68が回
転して該ID情報に応じたサンプル採取瓶72が選定さ
れ、尿抽出用チューブ71の下部に移動される。ターン
テーブル68上のどの位置にどのIDのサンプル採取瓶
が載置されるかが、前記制御装置30に予め入力されて
いる。IDに応じたサンプル採取瓶が該ターンテーブル
68上に無い場合には、尿分取は行われない。
と、尿分取装置57が作動し、ターンテーブル68が回
転して該ID情報に応じたサンプル採取瓶72が選定さ
れ、尿抽出用チューブ71の下部に移動される。ターン
テーブル68上のどの位置にどのIDのサンプル採取瓶
が載置されるかが、前記制御装置30に予め入力されて
いる。IDに応じたサンプル採取瓶が該ターンテーブル
68上に無い場合には、尿分取は行われない。
【0081】該利用者が放尿を終了し、前記入力装置5
2によって放尿終了を入力すると、受尿器12は便器1
の後方へ移動される。そして、第3図の符号12’の如
く、リアケース3Bの入口部において一時的に停止さ
れ、該受尿器12の底部に設けられた超音波式比重計9
によって尿の比重が計測されると共に、重量センサ34
によって尿の重量が測定される。これらの測定結果は、
制御装置30の演算装置54に入力され、演算される。
2によって放尿終了を入力すると、受尿器12は便器1
の後方へ移動される。そして、第3図の符号12’の如
く、リアケース3Bの入口部において一時的に停止さ
れ、該受尿器12の底部に設けられた超音波式比重計9
によって尿の比重が計測されると共に、重量センサ34
によって尿の重量が測定される。これらの測定結果は、
制御装置30の演算装置54に入力され、演算される。
【0082】尿重量の測定結果は、受尿器12及びアー
ム部材13等の重量も加算されているので、これらの装
置重量が測定結果から減ぜられて尿のみの重量が算出さ
れる。さらに、これらの尿比重及び尿重量の測定結果か
ら、排泄された尿容量(体積)が算出される。
ム部材13等の重量も加算されているので、これらの装
置重量が測定結果から減ぜられて尿のみの重量が算出さ
れる。さらに、これらの尿比重及び尿重量の測定結果か
ら、排泄された尿容量(体積)が算出される。
【0083】次いで、リアケース3Bの入口部に位置し
ているこの受尿器12内に、尿吸上装置14から尿吸上
管26が垂下され、該尿吸上管26の先端部が前記受尿
器12の底面に当接されて尿の吸上が行われる。吸い上
げられた尿は、尿分取装置の分取ポンプ67によってタ
ーンテーブル68上のサンプル採取瓶72内に貯留され
る。この時分取される尿の量は、使用者から放出された
尿の体積比における1/Nとされる。
ているこの受尿器12内に、尿吸上装置14から尿吸上
管26が垂下され、該尿吸上管26の先端部が前記受尿
器12の底面に当接されて尿の吸上が行われる。吸い上
げられた尿は、尿分取装置の分取ポンプ67によってタ
ーンテーブル68上のサンプル採取瓶72内に貯留され
る。この時分取される尿の量は、使用者から放出された
尿の体積比における1/Nとされる。
【0084】その後、尿吸上管26が再び降下され、受
尿器12内の尿がセンサ部81へ送られ、成分分析が行
なわれる。分析データは演算装置54へ出力される。
尿器12内の尿がセンサ部81へ送られ、成分分析が行
なわれる。分析データは演算装置54へ出力される。
【0085】上記の如く、尿比重と尿重量との測定及び
尿の分取並びに尿分析が行われると、受尿器12は再度
後方に移動が開始される。そして、第3図の符号12”
に示される如く、リアケース3Bの最奥部において後方
に転回されて倒立され、該受尿器12内の尿が全量便鉢
2内に廃棄される。
尿の分取並びに尿分析が行われると、受尿器12は再度
後方に移動が開始される。そして、第3図の符号12”
に示される如く、リアケース3Bの最奥部において後方
に転回されて倒立され、該受尿器12内の尿が全量便鉢
2内に廃棄される。
【0086】該受尿器12が後方に転回されたまま洗浄
装置15が作動され、受尿器洗浄ノズル24から該受尿
器12内に洗浄水が噴出されて洗浄が行われる。受尿器
12は後向きに倒立されたままであるので、噴出されて
該受尿器12の内部を洗浄した洗浄水は、そのまま便鉢
2内に廃棄される。また、この時、尿吸上装置洗浄ノズ
ル25からも洗浄水が噴出されており、尿吸上装置14
の尿吸上管26の外面が洗浄される。
装置15が作動され、受尿器洗浄ノズル24から該受尿
器12内に洗浄水が噴出されて洗浄が行われる。受尿器
12は後向きに倒立されたままであるので、噴出されて
該受尿器12の内部を洗浄した洗浄水は、そのまま便鉢
2内に廃棄される。また、この時、尿吸上装置洗浄ノズ
ル25からも洗浄水が噴出されており、尿吸上装置14
の尿吸上管26の外面が洗浄される。
【0087】一定時間の洗浄の後、前記洗浄装置15が
作動されたままで、受尿器12が第3図の符号12’の
位置に再度移動される。これにより、受尿器12内にノ
ズル24,25から流出された清浄な洗浄水が貯留され
る。
作動されたままで、受尿器12が第3図の符号12’の
位置に再度移動される。これにより、受尿器12内にノ
ズル24,25から流出された清浄な洗浄水が貯留され
る。
【0088】次いで、尿吸上装置14が再度作動され、
尿吸上管26が受尿器12内に降下される。この時、尿
分取装置57において、ターンテーブル68が回転し、
抽出チューブ71の下部に廃棄管73が配置される。三
方弁82はポンプ67と廃棄管71とを連通するように
切り替えられる。
尿吸上管26が受尿器12内に降下される。この時、尿
分取装置57において、ターンテーブル68が回転し、
抽出チューブ71の下部に廃棄管73が配置される。三
方弁82はポンプ67と廃棄管71とを連通するように
切り替えられる。
【0089】しかる後、尿吸上管26に接続された分取
ポンプ67が作動され、受尿器12内に貯留された清浄
な洗浄水が吸い上げられ、該尿吸上管26、弾性チュー
ブ29、チューブ71及び分取ポンプ67の内部が洗浄
される。洗浄排水は、前記廃棄管73内に廃棄された
後、チューブ75、排水ポンプ69及び配水管76を経
由して前記便鉢2内に排出される。
ポンプ67が作動され、受尿器12内に貯留された清浄
な洗浄水が吸い上げられ、該尿吸上管26、弾性チュー
ブ29、チューブ71及び分取ポンプ67の内部が洗浄
される。洗浄排水は、前記廃棄管73内に廃棄された
後、チューブ75、排水ポンプ69及び配水管76を経
由して前記便鉢2内に排出される。
【0090】この尿分取装置57の洗浄が一定時間行わ
れると、三方弁82が分取ポンプ67と各種センサ部8
1とを連通するように切り替えられ、該センサ部81及
び配管83,85が同様に洗浄される。
れると、三方弁82が分取ポンプ67と各種センサ部8
1とを連通するように切り替えられ、該センサ部81及
び配管83,85が同様に洗浄される。
【0091】しかる後、該尿分取装置57の分取ポンプ
67及び排水ポンプ69が停止される。また、受尿器1
2は第3図の符号12”の姿勢に倒立され、待機状態と
される。
67及び排水ポンプ69が停止される。また、受尿器1
2は第3図の符号12”の姿勢に倒立され、待機状態と
される。
【0092】なお、尿の分析結果等は、制御装置30内
の演算装置54で演算された後に、出力装置60から出
力される。また、必要な情報は、記憶装置53に記憶さ
れる。この記憶装置53に記憶された情報は、必要に応
じて該出力装置60から出力することができる。
の演算装置54で演算された後に、出力装置60から出
力される。また、必要な情報は、記憶装置53に記憶さ
れる。この記憶装置53に記憶された情報は、必要に応
じて該出力装置60から出力することができる。
【0093】以上の如くして、分析及び分取が行われた
尿は、全て便鉢2内に排出される。従って、その後、使
用者がフラッシュバルブ5を操作することによって、尿
が便鉢2から排水管17へ排出される。
尿は、全て便鉢2内に排出される。従って、その後、使
用者がフラッシュバルブ5を操作することによって、尿
が便鉢2から排水管17へ排出される。
【0094】なお、このサンプル採取瓶72に貯留され
る尿を変質させないために、防腐剤を混入させるか、も
しくはこのターンテーブル部分に冷蔵機能を持たせるこ
とが好ましい。
る尿を変質させないために、防腐剤を混入させるか、も
しくはこのターンテーブル部分に冷蔵機能を持たせるこ
とが好ましい。
【0095】本実施例の採尿容器を有する便器によれ
ば、一回毎に放出される全尿量から定率にて尿をサンプ
ル採取瓶に採取するため、一日の蓄尿量を少なくし、サ
ンプル採取瓶を小型化することができる。従って、1日
もしくは複数日の全放出尿の正確に1/Nを病院等の検
査機関に容易に持ち込むことが可能となる。
ば、一回毎に放出される全尿量から定率にて尿をサンプ
ル採取瓶に採取するため、一日の蓄尿量を少なくし、サ
ンプル採取瓶を小型化することができる。従って、1日
もしくは複数日の全放出尿の正確に1/Nを病院等の検
査機関に容易に持ち込むことが可能となる。
【0096】上記実施例においては、採尿装置の自動洗
浄後に手動にてフラッシュバルブが操作され、便鉢内の
洗浄が行われる構成となっているが、本発明において
は、採尿装置の制御装置に電動リモコン式のフラッシュ
バルブを接続し、該採尿装置の自動洗浄と便鉢の自動洗
浄とを自動的に連動させる構成としても良い。
浄後に手動にてフラッシュバルブが操作され、便鉢内の
洗浄が行われる構成となっているが、本発明において
は、採尿装置の制御装置に電動リモコン式のフラッシュ
バルブを接続し、該採尿装置の自動洗浄と便鉢の自動洗
浄とを自動的に連動させる構成としても良い。
【0097】実施例では、尿が排泄される度毎にセンサ
による分析を行なっているが、サンプル採取瓶に蓄積さ
れた尿をセンサ部に送って成分分析するようにしても良
い。この場合、サンプル採取瓶に撹拌装置を付設するの
が好適である。
による分析を行なっているが、サンプル採取瓶に蓄積さ
れた尿をセンサ部に送って成分分析するようにしても良
い。この場合、サンプル採取瓶に撹拌装置を付設するの
が好適である。
【0098】第15図はこのようにサンプル採取瓶から
尿を取り出して分析する場合の流路系統図であり、90
はチューブ71の途中に設けられた三方弁、91は双方
向ポンプ、92はスターラー、93は三方弁90から分
岐した配管を示す。
尿を取り出して分析する場合の流路系統図であり、90
はチューブ71の途中に設けられた三方弁、91は双方
向ポンプ、92はスターラー、93は三方弁90から分
岐した配管を示す。
【0099】
【発明の効果】請求項1〜4の採尿装置を有する便器に
よれば、放出尿の総量の一部のみを貯蔵するため、蓄尿
瓶の小型化及び該蓄尿瓶の保管空間が少なくて済む。
よれば、放出尿の総量の一部のみを貯蔵するため、蓄尿
瓶の小型化及び該蓄尿瓶の保管空間が少なくて済む。
【0100】請求項2の採尿装置を有する便器によれ
ば、複数回にわたって分取された尿を蓄尿瓶中にて混合
してから、尿成分の分析を行うことができる。
ば、複数回にわたって分取された尿を蓄尿瓶中にて混合
してから、尿成分の分析を行うことができる。
【0101】請求項3の採尿装置を有する便器によれ
ば、尿成分濃度と尿総量とを計算して、各尿成分の排出
総量を求めることができる。従って、蓄尿量を少なくす
ることが可能である。
ば、尿成分濃度と尿総量とを計算して、各尿成分の排出
総量を求めることができる。従って、蓄尿量を少なくす
ることが可能である。
【0102】請求項4の採尿装置を有する便器にあって
は、採尿管の断面積と受尿器の断面積とが定率とされて
いるので、採尿管内の尿量を計測することによって、該
受尿器に放出された全尿量を算出することができる。
は、採尿管の断面積と受尿器の断面積とが定率とされて
いるので、採尿管内の尿量を計測することによって、該
受尿器に放出された全尿量を算出することができる。
【0103】請求項5の分取装置にあっては、請求項4
の採尿装置を有する便器の尿の分取装置と同様に作動す
るので、尿以外の液についても定率で正確に分取を行う
ことができ、この結果から全液量を算出することができ
る。
の採尿装置を有する便器の尿の分取装置と同様に作動す
るので、尿以外の液についても定率で正確に分取を行う
ことができ、この結果から全液量を算出することができ
る。
【図1】実施例に係る採尿装置を有する便器の斜視図で
ある。
ある。
【図2】実施例に用いられている便座ボックスの斜視図
である。
である。
【図3】実施例の採尿装置を有する便器の縦断面図であ
る。
る。
【図4】第3図に係るIV-IV 線に沿う断面図である。
【図5】第4図のV-V 線に添う縦断面図である。
【図6】実施例に用いられている尿吸上装置の構成を示
す縦断面図である。
す縦断面図である。
【図7】実施例に用いられている受尿器の駆動方法を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図8】実施例に用いられている受尿器の駆動方法を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図9】実施例に用いられている受尿器の作動を示す摸
式的な側面図である。
式的な側面図である。
【図10】実施例に用いられている受尿器の作動を示す
摸式的な側面図である。
摸式的な側面図である。
【図11】実施例に用いられている受尿器の作動を示す
摸式的な側面図である。
摸式的な側面図である。
【図12】実施例に用いられている採尿装置を有する便
器の制御手段の構成図である。
器の制御手段の構成図である。
【図13】実施例に用いられている受尿器の位置検出手
段を示す摸式図である。
段を示す摸式図である。
【図14】実施例に用いられている尿分取装置の摸式的
な構成図である。
な構成図である。
【図15】別の実施例に係る尿分析装置の摸式的な構成
図である。
図である。
1 便器
2 便鉢
3 便座ボックス
5 フラッシュバルブ
8 便座
12 受尿器
13 アーム部材
14 尿吸上装置
15 洗浄装置
22 揚水ポンプ
24 受尿器洗浄ノズル
25 尿吸上装置洗浄ノズル
30 制御装置
32 レール部材
33 摺動部材
40,41 糸
52 入力装置
53 記憶装置
54 演算装置
56 受尿器駆動装置
57 尿分取装置
58 尿分析装置
60 出力装置
81 センサ部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年9月25日(2002.9.2
5)
5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 液体分取装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は採尿装置に好適な液分取
装置に関する。
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】洋風便器に採尿機構を設け、採取した尿
中の成分をセンサ等で分析するようにした尿検査用便器
は実開平2−27263号公報、特公平5−74654
号公報、実開昭62−115124号公報、特開昭60
−233551号公報などに記載されている。
中の成分をセンサ等で分析するようにした尿検査用便器
は実開平2−27263号公報、特公平5−74654
号公報、実開昭62−115124号公報、特開昭60
−233551号公報などに記載されている。
【0003】実開平2−27263号公報及び特公平5
−74654号公報の検尿機構は、洋風便器の鉢面にシ
リンダを接続するか、凹所を設けておき、このシリンダ
内又は凹所内に尿を流入させるようにしたものである。
−74654号公報の検尿機構は、洋風便器の鉢面にシ
リンダを接続するか、凹所を設けておき、このシリンダ
内又は凹所内に尿を流入させるようにしたものである。
【0004】実開昭62−115124号公報の採尿装
置は洋風便器の後部に多段シリンダ機構よりなる伸長機
構を設けておき、この伸長機構の先端にカップを取り付
け、このカップを便鉢内に差し出して尿を受けるように
したものである。
置は洋風便器の後部に多段シリンダ機構よりなる伸長機
構を設けておき、この伸長機構の先端にカップを取り付
け、このカップを便鉢内に差し出して尿を受けるように
したものである。
【0005】特開昭60−233551号公報の検尿装
置は、便鉢内にカップを常時差し出しておくと共に、こ
のカップ内にセンサを設置しておき、カップ内に放尿さ
れた尿を該センサで分析するようにしたものである。
置は、便鉢内にカップを常時差し出しておくと共に、こ
のカップ内にセンサを設置しておき、カップ内に放尿さ
れた尿を該センサで分析するようにしたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の尿検査用便
器においては、放出された尿の一部を採取して分析を行
なうようにしており、尿の全量を測定することはできな
い。このため、生体から排出される目的成分の総量(例
えば1日当りの排出量。(濃度)×(尿総量)で算出さ
れる。)を検出することができない。
器においては、放出された尿の一部を採取して分析を行
なうようにしており、尿の全量を測定することはできな
い。このため、生体から排出される目的成分の総量(例
えば1日当りの排出量。(濃度)×(尿総量)で算出さ
れる。)を検出することができない。
【0007】本発明の目的は、放出尿の総量を測定する
ことができる採尿装置に好適な液体分取装置を提供する
ことにある。
ことができる採尿装置に好適な液体分取装置を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の液体分取装置
は、先端を容器内の底面に当接するまで差し込んだ採取
姿勢と、先端を該容器内から引き上げた待機姿勢とをと
りうるように、少なくとも先端部が上下動可能とされた
採液管、該採液管の先端部を上下動させる駆動装置、該
採液管の先端部内の液を移送する液輸送装置、及び該採
液管の内部を大気に連通させうる弁装置を備えてなるも
のである。
は、先端を容器内の底面に当接するまで差し込んだ採取
姿勢と、先端を該容器内から引き上げた待機姿勢とをと
りうるように、少なくとも先端部が上下動可能とされた
採液管、該採液管の先端部を上下動させる駆動装置、該
採液管の先端部内の液を移送する液輸送装置、及び該採
液管の内部を大気に連通させうる弁装置を備えてなるも
のである。
【0009】請求項2の液体分取装置は、先端を容器内
の底面に当接するまで差し込んだ採取姿勢と、先端を該
容器内から引き上げた待機姿勢とをとりうるように、少
なくとも先端部が上下動可能とされた採液管、該採液管
の先端部を上下動させる駆動装置、及び該採液管の内部
を大気に連通させうる弁装置を備えてなるものである。
の底面に当接するまで差し込んだ採取姿勢と、先端を該
容器内から引き上げた待機姿勢とをとりうるように、少
なくとも先端部が上下動可能とされた採液管、該採液管
の先端部を上下動させる駆動装置、及び該採液管の内部
を大気に連通させうる弁装置を備えてなるものである。
【0010】請求項3の液体分取装置は、先端を容器内
の底面に当接するまで差し込んだ採取姿勢と、先端を該
容器内から引き上げた待機姿勢とをとりうるように、少
なくとも先端部が上下動可能とされた採液管、及び該採
液管の先端部を上下動させる駆動装置を備えてなるもの
である。
の底面に当接するまで差し込んだ採取姿勢と、先端を該
容器内から引き上げた待機姿勢とをとりうるように、少
なくとも先端部が上下動可能とされた採液管、及び該採
液管の先端部を上下動させる駆動装置を備えてなるもの
である。
【0011】
【作用】請求項1の液体分取装置においては、弁装置を
開いて採液管内を大気に連通させた状態で該採液管の先
端を容器内に差し込み、該採液管の先端を容器の底面に
当接させる。これにより、採液管の内部には、容器内の
液位と同レベルまで液が入り込む。
開いて採液管内を大気に連通させた状態で該採液管の先
端を容器内に差し込み、該採液管の先端を容器の底面に
当接させる。これにより、採液管の内部には、容器内の
液位と同レベルまで液が入り込む。
【0012】そこで、弁装置を閉じ、採液管内部と大気
との連通を遮断した後、採液管を容器から引き上げる。
そうすると、採液管の内部の液も採液管と共に容器から
引き上げられる。
との連通を遮断した後、採液管を容器から引き上げる。
そうすると、採液管の内部の液も採液管と共に容器から
引き上げられる。
【0013】この状態で液輸送装置を作動させると、こ
の採液管内の液が貯蔵器へ移送される。
の採液管内の液が貯蔵器へ移送される。
【0014】この容器が高さ方向において同一水平断面
積のものである場合、採液管の管内の断面積をs、容器
の底面積をSとした場合、容器内の液の全量の正確にs
/Sの量の液が該採液管を介して分取されることにな
る。
積のものである場合、採液管の管内の断面積をs、容器
の底面積をSとした場合、容器内の液の全量の正確にs
/Sの量の液が該採液管を介して分取されることにな
る。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例に係
る液体分取装置としての採尿装置を備えた便器について
説明する。第1図はこの採尿装置を有する便器の斜視
図、第2図は該採尿装置を有する便器の便座部分の斜視
図である。
る液体分取装置としての採尿装置を備えた便器について
説明する。第1図はこの採尿装置を有する便器の斜視
図、第2図は該採尿装置を有する便器の便座部分の斜視
図である。
【0016】便器1の便鉢2の上縁部に、採尿機能を有
する便座ボックス3が載置されている。該便器1には、
トイレルームの壁面から延出された洗浄水供給パイプ4
が接続されている。該洗浄水供給パイプ4の途中部分に
は、フラッシュバルブ5が設けられている。
する便座ボックス3が載置されている。該便器1には、
トイレルームの壁面から延出された洗浄水供給パイプ4
が接続されている。該洗浄水供給パイプ4の途中部分に
は、フラッシュバルブ5が設けられている。
【0017】該便座ボックス3は、前記便鉢2の上縁部
に沿って載置されるフロントケース3Aと、便器1の後
方の上面に載置されるリアケース3Bとが一体に成型さ
れている。該リアケース3Bはフロントケース3Aより
も背が高く設けられており、該フロントケース3Aと該
リアケース3Bとの連結部には段差が形成されている。
この段差の下部のリアケース3Bに便座8が枢着されて
いる。図示はしないが、この便座8の下部に着座スイッ
チが設けられており、使用者の着座を検知する。
に沿って載置されるフロントケース3Aと、便器1の後
方の上面に載置されるリアケース3Bとが一体に成型さ
れている。該リアケース3Bはフロントケース3Aより
も背が高く設けられており、該フロントケース3Aと該
リアケース3Bとの連結部には段差が形成されている。
この段差の下部のリアケース3Bに便座8が枢着されて
いる。図示はしないが、この便座8の下部に着座スイッ
チが設けられており、使用者の着座を検知する。
【0018】この便座ボックス3は平面視略D字形状と
なっており、フロントケース3Aの両側腕部10は互い
に平行な内面3Cを有している。該内面3Cにはスリッ
ト11が設けられている。該スリット11は、フロント
ケース3Aの前部からリアケースケース3Bの後部にか
けて、該便座ボックス3の底面に平行に延在している。
なっており、フロントケース3Aの両側腕部10は互い
に平行な内面3Cを有している。該内面3Cにはスリッ
ト11が設けられている。該スリット11は、フロント
ケース3Aの前部からリアケースケース3Bの後部にか
けて、該便座ボックス3の底面に平行に延在している。
【0019】この便座ボックス3の内側領域に容量が4
00cc以上の容器としての受尿器12が設けられてい
る。該受尿器12は、底面が長円形状の平板で構成され
ており、高さ方向のどの位置においても同一の水平断面
積を有する筒状の容器であって、該長円の長径は便器1
の幅方向を指向している。また、この受尿器12の底面
には、受容した尿の比重を測定するための超音波式比重
計9が設けられている。
00cc以上の容器としての受尿器12が設けられてい
る。該受尿器12は、底面が長円形状の平板で構成され
ており、高さ方向のどの位置においても同一の水平断面
積を有する筒状の容器であって、該長円の長径は便器1
の幅方向を指向している。また、この受尿器12の底面
には、受容した尿の比重を測定するための超音波式比重
計9が設けられている。
【0020】この受尿器12から側方に2本のアーム部
材13が延出されている。該アーム部材13は、前記ス
リット11に挿嵌されている。
材13が延出されている。該アーム部材13は、前記ス
リット11に挿嵌されている。
【0021】この便座ボックス3のリアケース3Bの下
部には、該受尿器12によって採尿された尿を吸い上げ
て分取するための尿吸上装置14と、該受尿器12及び
該尿吸上装置14等を洗浄するための洗浄装置15とが
設けられている。
部には、該受尿器12によって採尿された尿を吸い上げ
て分取するための尿吸上装置14と、該受尿器12及び
該尿吸上装置14等を洗浄するための洗浄装置15とが
設けられている。
【0022】第3図はこの採尿装置を備えた便器の縦断
面図である。また、第4図は第3図のIV-IV 線に沿う便
座部分の横断面図、第5図は第4図のV-V 線に添う便座
部分及び便器の縦断面図、第6図は第3図のVI部分の拡
大図である。
面図である。また、第4図は第3図のIV-IV 線に沿う便
座部分の横断面図、第5図は第4図のV-V 線に添う便座
部分及び便器の縦断面図、第6図は第3図のVI部分の拡
大図である。
【0023】この便器1の便鉢2底部のトラップ部16
は、排水管17に接続されている。また、この便鉢2
は、後方に広く延在するように設けられている。該便鉢
2の後部には、洗浄水室19が設けられており、上方か
ら前記洗浄水供給パイプ4が接続されている。該洗浄水
室19内部は、その上方において、前記便鉢2の上縁部
に設けられたリム通水路20と、便鉢2底部に設けられ
たゼット水室21とに連通されており、これらに洗浄水
が供給可能となっている。
は、排水管17に接続されている。また、この便鉢2
は、後方に広く延在するように設けられている。該便鉢
2の後部には、洗浄水室19が設けられており、上方か
ら前記洗浄水供給パイプ4が接続されている。該洗浄水
室19内部は、その上方において、前記便鉢2の上縁部
に設けられたリム通水路20と、便鉢2底部に設けられ
たゼット水室21とに連通されており、これらに洗浄水
が供給可能となっている。
【0024】該洗浄水室19の天板部には開口が設けら
れており、該開口から該洗浄水室19の内部に、揚水ポ
ンプ22付きの配管23が挿入されている。該開口はパ
ッキン19Pで水密的に封じられている。
れており、該開口から該洗浄水室19の内部に、揚水ポ
ンプ22付きの配管23が挿入されている。該開口はパ
ッキン19Pで水密的に封じられている。
【0025】前記便座ボックス3のリアケース3B内に
おいて、該配管23は受尿器洗浄ノズル24と尿吸上装
置洗浄ノズル25とに接続されており、これら配管2
3、ノズル24,25及び揚水ポンプ22により前記洗
浄装置15が構成されている。該受尿器洗浄ノズル24
は、該リアケース3Bの後面壁に沿って設置され、洗浄
水を前方に噴出可能とされている。吸上装置洗浄ノズル
25は、尿吸上装置14に向けて洗浄水を噴出可能とさ
れている。
おいて、該配管23は受尿器洗浄ノズル24と尿吸上装
置洗浄ノズル25とに接続されており、これら配管2
3、ノズル24,25及び揚水ポンプ22により前記洗
浄装置15が構成されている。該受尿器洗浄ノズル24
は、該リアケース3Bの後面壁に沿って設置され、洗浄
水を前方に噴出可能とされている。吸上装置洗浄ノズル
25は、尿吸上装置14に向けて洗浄水を噴出可能とさ
れている。
【0026】該尿吸上装置14は、尿吸上管26と該尿
吸上管駆動装置27とから構成されている。第6図に示
される如く、該尿吸上管駆動装置27は、ケーシング2
7A内に配置されたモータ27Mと、該モータ27Mの
シャフトに装着されたピニオン27Bと、前記尿吸上管
26に刻設されたラック26Aとから構成されており、
該尿吸上管26を上下方向に進退可能としている。この
モータ27Mを正転させることによって、該尿吸上管2
6は、その下端が受尿器12の底面に当接されるまで降
下される。この尿吸上管26の下端には切欠部26aが
設けられており、該尿吸上管26の下端が受尿器12の
底面に当接した状態においても該尿吸上管26内に尿を
吸入することが可能となっている。
吸上管駆動装置27とから構成されている。第6図に示
される如く、該尿吸上管駆動装置27は、ケーシング2
7A内に配置されたモータ27Mと、該モータ27Mの
シャフトに装着されたピニオン27Bと、前記尿吸上管
26に刻設されたラック26Aとから構成されており、
該尿吸上管26を上下方向に進退可能としている。この
モータ27Mを正転させることによって、該尿吸上管2
6は、その下端が受尿器12の底面に当接されるまで降
下される。この尿吸上管26の下端には切欠部26aが
設けられており、該尿吸上管26の下端が受尿器12の
底面に当接した状態においても該尿吸上管26内に尿を
吸入することが可能となっている。
【0027】該尿吸上管26は、その断面積sが前記受
尿器12の底面積Sに対して、s:S=1:Nの定数比
を有するように設けられている。
尿器12の底面積Sに対して、s:S=1:Nの定数比
を有するように設けられている。
【0028】該尿吸上管26の上端は、電動三方弁28
及び伸縮自在な弾性チューブ29を介して後述する分取
ポンプ67(第14図)に接続されている。
及び伸縮自在な弾性チューブ29を介して後述する分取
ポンプ67(第14図)に接続されている。
【0029】なお、この電動三方弁28の1つのポート
は、大気に連通されている。
は、大気に連通されている。
【0030】この尿吸上装置14においては、放出され
た尿を受容した受尿器12が第3図の符号12’に示さ
れる尿吸上位置に移動されると、前記モータ27Mが正
転され、尿吸上管26が降下される。この時、該尿吸上
管26内は前記電動三方弁28によって大気に連通され
ている。従って、該尿吸上管26の降下に伴って、受尿
器12内の液位と同一になるように、該尿吸上管26の
内部に尿が流入する。
た尿を受容した受尿器12が第3図の符号12’に示さ
れる尿吸上位置に移動されると、前記モータ27Mが正
転され、尿吸上管26が降下される。この時、該尿吸上
管26内は前記電動三方弁28によって大気に連通され
ている。従って、該尿吸上管26の降下に伴って、受尿
器12内の液位と同一になるように、該尿吸上管26の
内部に尿が流入する。
【0031】該尿吸上管26の先端が受尿器12の底面
に当接されると、モータ27Mが停止した後、電動三方
弁28が作動され、該尿吸上管26は前記弾性チューブ
29と連通され大気との連通が遮断される。次いで、モ
ータ27Mが逆回転され、尿吸上管26が上昇される。
これにより、尿吸上管26内に入り込んでいた尿は、そ
のまま尿吸上管26と共に受尿器12外に引き上げられ
る。
に当接されると、モータ27Mが停止した後、電動三方
弁28が作動され、該尿吸上管26は前記弾性チューブ
29と連通され大気との連通が遮断される。次いで、モ
ータ27Mが逆回転され、尿吸上管26が上昇される。
これにより、尿吸上管26内に入り込んでいた尿は、そ
のまま尿吸上管26と共に受尿器12外に引き上げられ
る。
【0032】前述の如く、受尿器12の底面積と該尿吸
上管26の断面積との比はN:1となっているので、受
尿器12内に放出された尿量と該尿吸上管26内の尿量
とは正確に体積比N:1となる。尿吸上管26が受尿器
12の上方に引き上げられた後、分取ポンプ67が作動
される。これにより、尿吸上管26内の尿はサンプル採
取瓶72(第14図)に送り込まれる。
上管26の断面積との比はN:1となっているので、受
尿器12内に放出された尿量と該尿吸上管26内の尿量
とは正確に体積比N:1となる。尿吸上管26が受尿器
12の上方に引き上げられた後、分取ポンプ67が作動
される。これにより、尿吸上管26内の尿はサンプル採
取瓶72(第14図)に送り込まれる。
【0033】便器1の前記洗浄水室19の下部空間に
は、この採尿装置等の作動を制御する制御装置30が設
けられている。この制御装置30は、前記受尿器12、
尿吸上装置14及び洗浄装置15の駆動制御と、採取さ
れた尿の成分分析等とを制御する。この制御装置30の
構成については、第12図を参照して後に詳述する。
は、この採尿装置等の作動を制御する制御装置30が設
けられている。この制御装置30は、前記受尿器12、
尿吸上装置14及び洗浄装置15の駆動制御と、採取さ
れた尿の成分分析等とを制御する。この制御装置30の
構成については、第12図を参照して後に詳述する。
【0034】便座ボックス3の両側腕部10のスリット
11の裏側面には、防水パッキン31が張設されてい
る。該防水パッキン31は、長尺のテープ状部材であっ
て、該スリット11に添うように、該防水パッキン31
の幅方向の中間部に開裂部が設けられている。前記受尿
器12のアーム部材13は、該防水パッキン31の開裂
部に挿通されている。
11の裏側面には、防水パッキン31が張設されてい
る。該防水パッキン31は、長尺のテープ状部材であっ
て、該スリット11に添うように、該防水パッキン31
の幅方向の中間部に開裂部が設けられている。前記受尿
器12のアーム部材13は、該防水パッキン31の開裂
部に挿通されている。
【0035】第7、8図を参照して、この受尿器12の
前後進機構について説明する。
前後進機構について説明する。
【0036】前記防水パッキン31の内側に、レール部
材32が延設されている。該レール部材32は、前記ス
リット11の前端部から、前記便鉢2の後縁部まで延設
されている。レール部材32の上面には、長手方向に沿
って凹溝32Aが設けられている。
材32が延設されている。該レール部材32は、前記ス
リット11の前端部から、前記便鉢2の後縁部まで延設
されている。レール部材32の上面には、長手方向に沿
って凹溝32Aが設けられている。
【0037】この凹溝32Aは、該レール部材32の前
部から尿吸上装置14の下部近傍まで設けられており、
この尿吸上装置14の下部近傍から前記便鉢2の後縁部
までの間では、凹溝32Aを有しない細幅のレール32
Bが延設されている。
部から尿吸上装置14の下部近傍まで設けられており、
この尿吸上装置14の下部近傍から前記便鉢2の後縁部
までの間では、凹溝32Aを有しない細幅のレール32
Bが延設されている。
【0038】前記アーム部材13には、摺動部材33が
固設されている。該摺動部材33は、前記レール部材3
2の凹溝32Aに係合している。この摺動部材33の底
面は高摺動性の平坦面となっている。該摺動部材33が
該凹溝32Aに係合し、且つ該摺動部材33の底面が凹
溝32Aの溝底面に面当りすることにより、前記受尿器
12の上縁部が水平になるように構成されている。該凹
溝32Aは、前記アーム部材13が前記レール部材32
の上縁部に接する深さを有している。
固設されている。該摺動部材33は、前記レール部材3
2の凹溝32Aに係合している。この摺動部材33の底
面は高摺動性の平坦面となっている。該摺動部材33が
該凹溝32Aに係合し、且つ該摺動部材33の底面が凹
溝32Aの溝底面に面当りすることにより、前記受尿器
12の上縁部が水平になるように構成されている。該凹
溝32Aは、前記アーム部材13が前記レール部材32
の上縁部に接する深さを有している。
【0039】該凹溝32Aの前端には、摺動部材33の
移動を阻止するストッパ37が設けられている。また、
第3図の符号12’に示される如く、尿吸上装置14に
よって受尿器12から尿が吸い上げられて分取される位
置において、アーム部材13を含む該受尿器12全体の
重量が計測できるように、このレール部材32の途中部
分に重量センサ34が設けられている。
移動を阻止するストッパ37が設けられている。また、
第3図の符号12’に示される如く、尿吸上装置14に
よって受尿器12から尿が吸い上げられて分取される位
置において、アーム部材13を含む該受尿器12全体の
重量が計測できるように、このレール部材32の途中部
分に重量センサ34が設けられている。
【0040】該レール部材32は、便鉢2を挟んで平行
に配設されている。従って、該レール部材32間の距離
は一定となっている。また、該レール部材32の凹溝3
2Aの底面と摺動部材33の下面とは、摺動方向に対し
て前後に長く当接している。従って、該摺動部材33の
摺動中も、前記受尿器12の上縁部は安定して水平とな
るように保持される。
に配設されている。従って、該レール部材32間の距離
は一定となっている。また、該レール部材32の凹溝3
2Aの底面と摺動部材33の下面とは、摺動方向に対し
て前後に長く当接している。従って、該摺動部材33の
摺動中も、前記受尿器12の上縁部は安定して水平とな
るように保持される。
【0041】アーム部材13の、摺動部材33よりもさ
らに外側には、ピニオンギヤ35が固設されている。ま
た、前記レール部材32の後部に、該ピニオンギヤ35
が噛合するラック36が設けられている。該ラック36
の後端部には、該ピニオンギヤ35の移動を阻止するス
トッパ38が設けられている。
らに外側には、ピニオンギヤ35が固設されている。ま
た、前記レール部材32の後部に、該ピニオンギヤ35
が噛合するラック36が設けられている。該ラック36
の後端部には、該ピニオンギヤ35の移動を阻止するス
トッパ38が設けられている。
【0042】アーム部材13の、前記ピニオンギヤ35
よりもさらに外側の先端部には、第8図に示されるよう
に、前記受尿器12駆動用の糸40、41が結び付けら
れている。これらの糸40、41は、便座ボックス3の
内部に軸支された大プーリ42、43及び小プーリ4
5、46と、糸ガイド47とに張架されている。
よりもさらに外側の先端部には、第8図に示されるよう
に、前記受尿器12駆動用の糸40、41が結び付けら
れている。これらの糸40、41は、便座ボックス3の
内部に軸支された大プーリ42、43及び小プーリ4
5、46と、糸ガイド47とに張架されている。
【0043】該大プーリ42、43は、前記便座ボック
ス3の後部の隅角部付近に軸支されている。大プーリ4
2は、ギヤ48、49を介してモータ50によって駆動
される。また、小プーリ45、46は、該便座ボックス
3の側腕部10の前部側方に軸支されている。糸ガイド
47は、上下に2段の溝部を有しており、該便座ボック
ス3のフロントケース3Aの前部湾曲部内に設けられて
いる。
ス3の後部の隅角部付近に軸支されている。大プーリ4
2は、ギヤ48、49を介してモータ50によって駆動
される。また、小プーリ45、46は、該便座ボックス
3の側腕部10の前部側方に軸支されている。糸ガイド
47は、上下に2段の溝部を有しており、該便座ボック
ス3のフロントケース3Aの前部湾曲部内に設けられて
いる。
【0044】糸40は、受尿器12の一側(第8図の下
側)のアーム部材13に固着されており、小プーリ45
を経て、大プーリ42、43にそれぞれ約270度ずつ
巻回されている。また、糸41は、受尿器12の他側の
アーム部材13に固着されており、小プーリ46を経
て、大プーリ42、43にそれぞれ約90度ずつ巻回さ
れている。
側)のアーム部材13に固着されており、小プーリ45
を経て、大プーリ42、43にそれぞれ約270度ずつ
巻回されている。また、糸41は、受尿器12の他側の
アーム部材13に固着されており、小プーリ46を経
て、大プーリ42、43にそれぞれ約90度ずつ巻回さ
れている。
【0045】従って、第8図の符号Mに示されるように
モータ50が回転すると、前記受尿器12の両アーム部
材13、13の先端が、等量ずつ糸40、41に牽か
れ、該受尿器12が移動することとなる。該モータ50
が逆回転すると、該受尿器12も逆方向に移動する。
モータ50が回転すると、前記受尿器12の両アーム部
材13、13の先端が、等量ずつ糸40、41に牽か
れ、該受尿器12が移動することとなる。該モータ50
が逆回転すると、該受尿器12も逆方向に移動する。
【0046】このように前後移動される受尿器12の、
便座ボックス3のリヤケース3B内における作動の詳細
について、第9〜11図(要部側面図)を参照して説明
する。
便座ボックス3のリヤケース3B内における作動の詳細
について、第9〜11図(要部側面図)を参照して説明
する。
【0047】第9図において、アーム部材13の摺動部
材33がレール部材32の凹溝32Aに係合したままの
状態で、該アーム部が糸40、41によって牽かれ、受
尿器12が矢印Aの如く、図面の左手方向に移動され
る。
材33がレール部材32の凹溝32Aに係合したままの
状態で、該アーム部が糸40、41によって牽かれ、受
尿器12が矢印Aの如く、図面の左手方向に移動され
る。
【0048】前述の如く、該レール部材32の後部(図
面の左手側)からは、摺動部材33の一方の側面のみを
ガイドするレール32Bが後方へ延出されている。この
レール32Bの上面は、レール部材32の上面と面一と
なっている。このレール32Bに沿って前記ラック36
が設置されている。また、第9図に示される如く、該レ
ール部材32の凹溝32Aの底面に対し摺動部材33の
底面が摺接し、レール部材32の上面にアーム部材33
が摺接している。
面の左手側)からは、摺動部材33の一方の側面のみを
ガイドするレール32Bが後方へ延出されている。この
レール32Bの上面は、レール部材32の上面と面一と
なっている。このレール32Bに沿って前記ラック36
が設置されている。また、第9図に示される如く、該レ
ール部材32の凹溝32Aの底面に対し摺動部材33の
底面が摺接し、レール部材32の上面にアーム部材33
が摺接している。
【0049】従って、この受尿器12が、該レール部材
32後端部まで移動されると、該アーム部材13に固着
されたピニオンギヤ35がラック36に噛合して、該受
尿器12が第10図の如く転回を開始する。この時、該
受尿器12は、該レール32Bの上縁に当接するアーム
部材13によって支えられており、該アーム部材13
は、該受尿器12と同様に該レール32B上で転回を開
始する。
32後端部まで移動されると、該アーム部材13に固着
されたピニオンギヤ35がラック36に噛合して、該受
尿器12が第10図の如く転回を開始する。この時、該
受尿器12は、該レール32Bの上縁に当接するアーム
部材13によって支えられており、該アーム部材13
は、該受尿器12と同様に該レール32B上で転回を開
始する。
【0050】該受尿器12は、第11図に示される如
く、前記ピニオンギヤ35が、ラック36の後端部に設
けられたストッパ38に当接するまで転回する。また、
この時、前記摺動部材33は、その側面部が、該レール
32Bの側面に接しながら回転するようになっている。
そして、この第11図及び第3図の符号12”に示され
る如く、受尿器12が約90°以上回転することによ
り、該受尿器12内の尿が便鉢2内に排出される。
く、前記ピニオンギヤ35が、ラック36の後端部に設
けられたストッパ38に当接するまで転回する。また、
この時、前記摺動部材33は、その側面部が、該レール
32Bの側面に接しながら回転するようになっている。
そして、この第11図及び第3図の符号12”に示され
る如く、受尿器12が約90°以上回転することによ
り、該受尿器12内の尿が便鉢2内に排出される。
【0051】第12図に、本実施例に係る採尿装置を備
えた便器の制御装置の構成を示す。この制御装置30で
は、入力装置52が、記憶装置53と演算装置54とに
接続されている。該入力装置52は、キーボード及びI
Dカードリーダ等の入力手段と、入力信号を赤外線等に
て発信するための発信器を備えたリモコン式のものであ
り、第1図の如く、トイレルームの壁面に取り付けられ
ている。該入力装置52には、便器の利用者(着座者も
しくは使用者ということもある。)のIDカードから情
報が入力される。該IDカードには、利用者を特定する
情報等の他に、該利用者の通常の放尿位置等の情報が入
力されている。
えた便器の制御装置の構成を示す。この制御装置30で
は、入力装置52が、記憶装置53と演算装置54とに
接続されている。該入力装置52は、キーボード及びI
Dカードリーダ等の入力手段と、入力信号を赤外線等に
て発信するための発信器を備えたリモコン式のものであ
り、第1図の如く、トイレルームの壁面に取り付けられ
ている。該入力装置52には、便器の利用者(着座者も
しくは使用者ということもある。)のIDカードから情
報が入力される。該IDカードには、利用者を特定する
情報等の他に、該利用者の通常の放尿位置等の情報が入
力されている。
【0052】この制御装置30は、受尿器駆動装置5
6、尿分取装置57、尿分析装置58、洗浄装置15及
び出力装置60に接続されている。該制御装置30は、
上記の利用者のID情報を記憶し、また、上記の各装置
から伝達される情報を処理し、この採尿装置を有する便
器の作動制御を行っている。以下、この制御装置30に
接続される各装置の構成及び機能を説明する。
6、尿分取装置57、尿分析装置58、洗浄装置15及
び出力装置60に接続されている。該制御装置30は、
上記の利用者のID情報を記憶し、また、上記の各装置
から伝達される情報を処理し、この採尿装置を有する便
器の作動制御を行っている。以下、この制御装置30に
接続される各装置の構成及び機能を説明する。
【0053】前記受尿器駆動装置56は、受尿器12駆
動用の前記モータ50と該受尿器12の位置を検出する
位置検出装置62とから構成されている。該位置検出装
置62は、第13図に示す如く、受尿器12、アーム部
材13、レール部材32、リニアポテンショ63及び抵
抗測定器65とからなっている。
動用の前記モータ50と該受尿器12の位置を検出する
位置検出装置62とから構成されている。該位置検出装
置62は、第13図に示す如く、受尿器12、アーム部
材13、レール部材32、リニアポテンショ63及び抵
抗測定器65とからなっている。
【0054】該受尿器12及びアーム部材13は、金属
材質からなっており、また、該アーム部材13と接触す
るレール部材32の上面が、リニアポテンショ63とな
っている。抵抗測定器65の測定端子は、リニアポテン
ショ63、63の端部に接続されており、前記受尿器1
2の停止位置での該リニアポテンショ63、63の両端
間の抵抗値を検出する。該抵抗値は受尿器12の停止位
置に比例して増減するので、該抵抗値を前記制御装置3
0にて演算し、前記受尿器12の停止位置が特定され
る。なお、受尿器12が後退限まで後退されたときの検
出抵抗値をO点とすることにより、アーム部材13とリ
ニアポテンショ63との接触抵抗をキャンセルするよう
にこの演算が行なわれる。
材質からなっており、また、該アーム部材13と接触す
るレール部材32の上面が、リニアポテンショ63とな
っている。抵抗測定器65の測定端子は、リニアポテン
ショ63、63の端部に接続されており、前記受尿器1
2の停止位置での該リニアポテンショ63、63の両端
間の抵抗値を検出する。該抵抗値は受尿器12の停止位
置に比例して増減するので、該抵抗値を前記制御装置3
0にて演算し、前記受尿器12の停止位置が特定され
る。なお、受尿器12が後退限まで後退されたときの検
出抵抗値をO点とすることにより、アーム部材13とリ
ニアポテンショ63との接触抵抗をキャンセルするよう
にこの演算が行なわれる。
【0055】前記モータ50は、この位置検出装置62
の検出信号を元に、制御装置30によって制御され、当
該便器利用者の通常放尿位置に、前記受尿器12を移動
させる。該受尿器12は、入力装置52のキーボードを
操作することによって、直接移動させることもできる。
の検出信号を元に、制御装置30によって制御され、当
該便器利用者の通常放尿位置に、前記受尿器12を移動
させる。該受尿器12は、入力装置52のキーボードを
操作することによって、直接移動させることもできる。
【0056】また、尿分取装置57は、受尿器12内に
配設された尿を分取し、分取された尿を利用者ごとに保
管する。この尿分取装置57は、前述の受尿器12内に
放出された尿の1/Nを吸い上げる尿吸上装置14と、
第14図に示される如く、該尿吸上装置14に接続され
ており、吸い上げられた1/Nの量の尿を蓄尿するため
の分取ポンプ67、ターンテーブル68及び排水ポンプ
69等とから構成される。
配設された尿を分取し、分取された尿を利用者ごとに保
管する。この尿分取装置57は、前述の受尿器12内に
放出された尿の1/Nを吸い上げる尿吸上装置14と、
第14図に示される如く、該尿吸上装置14に接続され
ており、吸い上げられた1/Nの量の尿を蓄尿するため
の分取ポンプ67、ターンテーブル68及び排水ポンプ
69等とから構成される。
【0057】第14図は、便器1、ポンプ67,69及
びターンテーブル68及び尿分析装置58の配置を示す
概略的な斜視図である。
びターンテーブル68及び尿分析装置58の配置を示す
概略的な斜視図である。
【0058】この第14図に示される通り、前記尿吸上
装置14の弾性チューブ29が、便器1の便座ボックス
3のリアケース3Bの側壁から延出されている。この弾
性チューブ29と接続されたチューブ71がターンテー
ブル68上まで延設されている。該チューブ71の途中
部分には分取ポンプ67が設けられている。該分取ポン
プ67としては、ペリスタポンプ、シリンジポンプ等が
用いられる。
装置14の弾性チューブ29が、便器1の便座ボックス
3のリアケース3Bの側壁から延出されている。この弾
性チューブ29と接続されたチューブ71がターンテー
ブル68上まで延設されている。該チューブ71の途中
部分には分取ポンプ67が設けられている。該分取ポン
プ67としては、ペリスタポンプ、シリンジポンプ等が
用いられる。
【0059】該チューブ71の端部は、前記ターンテー
ブル68上に載置された尿サンプル採取瓶72の、口高
さ位置に固定されている。該ターンテーブル68上に
は、該尿サンプル採取瓶72が複数本載置される。該タ
ーンテーブル68上には、前記サンプル採取瓶72と同
様寸法の廃棄管73が設けられている。該廃棄管73の
底部には、チューブ75が接続されている。
ブル68上に載置された尿サンプル採取瓶72の、口高
さ位置に固定されている。該ターンテーブル68上に
は、該尿サンプル採取瓶72が複数本載置される。該タ
ーンテーブル68上には、前記サンプル採取瓶72と同
様寸法の廃棄管73が設けられている。該廃棄管73の
底部には、チューブ75が接続されている。
【0060】該チューブ75は、前記ターンテーブル6
8の下面から、前記便器1の便鉢2内まで延出されてい
る。このチューブ75の途中部分に、前記排水ポンプ6
9が設けられている。また、このチューブ75の先端側
は、前記便座ボックス3のリアケース3Bの側壁下部に
おいて、前記便鉢2内に延出される排水管76に接続さ
れている。
8の下面から、前記便器1の便鉢2内まで延出されてい
る。このチューブ75の途中部分に、前記排水ポンプ6
9が設けられている。また、このチューブ75の先端側
は、前記便座ボックス3のリアケース3Bの側壁下部に
おいて、前記便鉢2内に延出される排水管76に接続さ
れている。
【0061】ターンテーブル68の下部中央には、駆動
装置77が設けられている。該駆動装置77は、該ター
ンテーブル68の回転角度を検出しながら回転する。前
記分取ポンプ67、排水ポンプ69及び該駆動装置77
は、前記制御装置30に接続されている。
装置77が設けられている。該駆動装置77は、該ター
ンテーブル68の回転角度を検出しながら回転する。前
記分取ポンプ67、排水ポンプ69及び該駆動装置77
は、前記制御装置30に接続されている。
【0062】さらに、尿分析装置58は、尿量と該尿中
の特定成分濃度を分析することによって、尿中特定成分
の排泄量を測定するものである。この尿分析装置58
は、受尿器12の底面に設けられた比重計9、該受尿器
12が摺動するレール部材32に埋設された重量センサ
34及び前記尿中の特定成分を測定する各種センサ部8
1とから構成されている。
の特定成分濃度を分析することによって、尿中特定成分
の排泄量を測定するものである。この尿分析装置58
は、受尿器12の底面に設けられた比重計9、該受尿器
12が摺動するレール部材32に埋設された重量センサ
34及び前記尿中の特定成分を測定する各種センサ部8
1とから構成されている。
【0063】本実施例において、尿中の成分とは、グル
コース、総蛋白、アルブミン、尿素、クレアチニン、N
aイオン、Kイオン等の、尿中に出現する生理成分を指
す。従って、前記各種センサ部81とは、所謂バイオセ
ンサ、比色法、イオン電極、電気伝導度計等の分析装置
を示す。
コース、総蛋白、アルブミン、尿素、クレアチニン、N
aイオン、Kイオン等の、尿中に出現する生理成分を指
す。従って、前記各種センサ部81とは、所謂バイオセ
ンサ、比色法、イオン電極、電気伝導度計等の分析装置
を示す。
【0064】洗浄装置15は、前記揚水ポンプ22及び
尿吸上装置14とからなる。
尿吸上装置14とからなる。
【0065】出力装置60は、モニタ88及びプリンタ
89とからなっている。該モニタ88は入力装置52と
並設され、プリンタ89は便器近傍に取り付けられる。
89とからなっている。該モニタ88は入力装置52と
並設され、プリンタ89は便器近傍に取り付けられる。
【0066】本実施例では、上記センサ部81はセンサ
ユニットケーシング84(第14図)内に設置されてい
る。本実施例では、前記分取ポンプ67の下流側のチュ
ーブ71に三方弁82が設けられ、この三方弁82から
分岐した配管83がケーシング84内に引き込まれてい
る。
ユニットケーシング84(第14図)内に設置されてい
る。本実施例では、前記分取ポンプ67の下流側のチュ
ーブ71に三方弁82が設けられ、この三方弁82から
分岐した配管83がケーシング84内に引き込まれてい
る。
【0067】センサ部81で成分がセンシングされた尿
は、このケーシング84からの排出配管85を介して便
器1の便鉢内へ放出される。
は、このケーシング84からの排出配管85を介して便
器1の便鉢内へ放出される。
【0068】なお、被検者から放出された尿を受容した
受尿器12が便座ボックス3のリアケース3B内に後退
してきた場合、前述の通り、尿吸上管26が下降及び上
昇して該受尿器12に受容された尿の1/Nの量の尿が
サンプル採取瓶72内に分取される。しかる後、三方弁
82がポンプ67側のチューブ71と配管83とを連通
するように流路切替が行なわれた後、尿吸上管26が再
び下降され、次いでポンプ67が作動される。これによ
り、受尿器12内の尿が各種センサ部81へ送られ、各
種成分の濃度が検出される。
受尿器12が便座ボックス3のリアケース3B内に後退
してきた場合、前述の通り、尿吸上管26が下降及び上
昇して該受尿器12に受容された尿の1/Nの量の尿が
サンプル採取瓶72内に分取される。しかる後、三方弁
82がポンプ67側のチューブ71と配管83とを連通
するように流路切替が行なわれた後、尿吸上管26が再
び下降され、次いでポンプ67が作動される。これによ
り、受尿器12内の尿が各種センサ部81へ送られ、各
種成分の濃度が検出される。
【0069】この濃度と、放出尿の重量とから、1回の
尿排泄に伴って被検者から排出された成分の総量を演算
する。1日の排泄尿の全量についてかかる計測を行なっ
て積算することにより、1日の各種成分ごとの総排出量
を演算することができる。
尿排泄に伴って被検者から排出された成分の総量を演算
する。1日の排泄尿の全量についてかかる計測を行なっ
て積算することにより、1日の各種成分ごとの総排出量
を演算することができる。
【0070】以上のように構成された、実施例に係る採
尿装置を備えた便器の作動を次に説明する。
尿装置を備えた便器の作動を次に説明する。
【0071】この便器にあっては、尿の全量採取を目的
とするものであるから、利用者は、当該便器1の便座8
上に着座した状態で放尿することが前提とされる。
とするものであるから、利用者は、当該便器1の便座8
上に着座した状態で放尿することが前提とされる。
【0072】この便器1の利用待機時にあっては、受尿
器12は、便器1の後方部において、第3図の符号1
2”の如く、この便座ボックス3のリアケース3Bの下
部に位置し、後方に転回した姿勢をとっている。
器12は、便器1の後方部において、第3図の符号1
2”の如く、この便座ボックス3のリアケース3Bの下
部に位置し、後方に転回した姿勢をとっている。
【0073】利用者が、便座8上に着座し、入力装置5
2にIDカードを差し込むと、便座ボックス3内のモー
タ50が作動し、前記受尿器12が前方に転回しながら
移動し、該利用者に応じた通常放尿位置(年齢、身長、
性別等に応じた位置。もしくは、予め登録された位置)
において受尿器12の上縁を水平にして停止する。(該
利用者が、この便器1を初めて使うのであれば、前記受
尿器12は、入力装置52のキーボードを操作すること
によって、最適位置に移動される。)そこで、利用者は
受尿器12内へ放尿する。この受尿器12の容量は40
0cc以上と十分に大きく、放尿の全量を受容すること
ができる。
2にIDカードを差し込むと、便座ボックス3内のモー
タ50が作動し、前記受尿器12が前方に転回しながら
移動し、該利用者に応じた通常放尿位置(年齢、身長、
性別等に応じた位置。もしくは、予め登録された位置)
において受尿器12の上縁を水平にして停止する。(該
利用者が、この便器1を初めて使うのであれば、前記受
尿器12は、入力装置52のキーボードを操作すること
によって、最適位置に移動される。)そこで、利用者は
受尿器12内へ放尿する。この受尿器12の容量は40
0cc以上と十分に大きく、放尿の全量を受容すること
ができる。
【0074】また、IDカードからの情報が入力される
と、尿分取装置57が作動し、ターンテーブル68が回
転して該ID情報に応じたサンプル採取瓶72が選定さ
れ、尿抽出用チューブ71の下部に移動される。ターン
テーブル68上のどの位置にどのIDのサンプル採取瓶
が載置されるかが、前記制御装置30に予め入力されて
いる。IDに応じたサンプル採取瓶が該ターンテーブル
68上に無い場合には、尿分取は行われない。
と、尿分取装置57が作動し、ターンテーブル68が回
転して該ID情報に応じたサンプル採取瓶72が選定さ
れ、尿抽出用チューブ71の下部に移動される。ターン
テーブル68上のどの位置にどのIDのサンプル採取瓶
が載置されるかが、前記制御装置30に予め入力されて
いる。IDに応じたサンプル採取瓶が該ターンテーブル
68上に無い場合には、尿分取は行われない。
【0075】該利用者が放尿を終了し、前記入力装置5
2によって放尿終了を入力すると、受尿器12は便器1
の後方へ移動される。そして、第3図の符号12’の如
く、リアケース3Bの入口部において一時的に停止さ
れ、該受尿器12の底部に設けられた超音波式比重計9
によって尿の比重が計測されると共に、重量センサ34
によって尿の重量が測定される。これらの測定結果は、
制御装置30の演算装置54に入力され、演算される。
2によって放尿終了を入力すると、受尿器12は便器1
の後方へ移動される。そして、第3図の符号12’の如
く、リアケース3Bの入口部において一時的に停止さ
れ、該受尿器12の底部に設けられた超音波式比重計9
によって尿の比重が計測されると共に、重量センサ34
によって尿の重量が測定される。これらの測定結果は、
制御装置30の演算装置54に入力され、演算される。
【0076】尿重量の測定結果は、受尿器12及びアー
ム部材13等の重量も加算されているので、これらの装
置重量が測定結果から減ぜられて尿のみの重量が算出さ
れる。さらに、これらの尿比重及び尿重量の測定結果か
ら、排泄された尿容量(体積)が算出される。
ム部材13等の重量も加算されているので、これらの装
置重量が測定結果から減ぜられて尿のみの重量が算出さ
れる。さらに、これらの尿比重及び尿重量の測定結果か
ら、排泄された尿容量(体積)が算出される。
【0077】次いで、リアケース3Bの入口部に位置し
ているこの受尿器12内に、尿吸上装置14から尿吸上
管26が垂下され、該尿吸上管26の先端部が前記受尿
器12の底面に当接されて尿の吸上が行われる。吸い上
げられた尿は、尿分取装置の分取ポンプ67によってタ
ーンテーブル68上のサンプル採取瓶72内に貯留され
る。この時分取される尿の量は、使用者から放出された
尿の体積比における1/Nとされる。
ているこの受尿器12内に、尿吸上装置14から尿吸上
管26が垂下され、該尿吸上管26の先端部が前記受尿
器12の底面に当接されて尿の吸上が行われる。吸い上
げられた尿は、尿分取装置の分取ポンプ67によってタ
ーンテーブル68上のサンプル採取瓶72内に貯留され
る。この時分取される尿の量は、使用者から放出された
尿の体積比における1/Nとされる。
【0078】その後、尿吸上管26が再び降下され、受
尿器12内の尿がセンサ部81へ送られ、成分分析が行
なわれる。分析データは演算装置54へ出力される。
尿器12内の尿がセンサ部81へ送られ、成分分析が行
なわれる。分析データは演算装置54へ出力される。
【0079】上記の如く、尿比重と尿重量との測定及び
尿の分取並びに尿分析が行われると、受尿器12は再度
後方に移動が開始される。そして、第3図の符号12”
に示される如く、リアケース3Bの最奥部において後方
に転回されて倒立され、該受尿器12内の尿が全量便鉢
2内に廃棄される。
尿の分取並びに尿分析が行われると、受尿器12は再度
後方に移動が開始される。そして、第3図の符号12”
に示される如く、リアケース3Bの最奥部において後方
に転回されて倒立され、該受尿器12内の尿が全量便鉢
2内に廃棄される。
【0080】該受尿器12が後方に転回されたまま洗浄
装置15が作動され、受尿器洗浄ノズル24から該受尿
器12内に洗浄水が噴出されて洗浄が行われる。受尿器
12は後向きに倒立されたままであるので、噴出されて
該受尿器12の内部を洗浄した洗浄水は、そのまま便鉢
2内に廃棄される。また、この時、尿吸上装置洗浄ノズ
ル25からも洗浄水が噴出されており、尿吸上装置14
の尿吸上管26の外面が洗浄される。
装置15が作動され、受尿器洗浄ノズル24から該受尿
器12内に洗浄水が噴出されて洗浄が行われる。受尿器
12は後向きに倒立されたままであるので、噴出されて
該受尿器12の内部を洗浄した洗浄水は、そのまま便鉢
2内に廃棄される。また、この時、尿吸上装置洗浄ノズ
ル25からも洗浄水が噴出されており、尿吸上装置14
の尿吸上管26の外面が洗浄される。
【0081】一定時間の洗浄の後、前記洗浄装置15が
作動されたままで、受尿器12が第3図の符号12’の
位置に再度移動される。これにより、受尿器12内にノ
ズル24,25から流出された清浄な洗浄水が貯留され
る。
作動されたままで、受尿器12が第3図の符号12’の
位置に再度移動される。これにより、受尿器12内にノ
ズル24,25から流出された清浄な洗浄水が貯留され
る。
【0082】次いで、尿吸上装置14が再度作動され、
尿吸上管26が受尿器12内に降下される。この時、尿
分取装置57において、ターンテーブル68が回転し、
抽出チューブ71の下部に廃棄管73が配置される。三
方弁82はポンプ67と廃棄管71とを連通するように
切り替えられる。
尿吸上管26が受尿器12内に降下される。この時、尿
分取装置57において、ターンテーブル68が回転し、
抽出チューブ71の下部に廃棄管73が配置される。三
方弁82はポンプ67と廃棄管71とを連通するように
切り替えられる。
【0083】しかる後、尿吸上管26に接続された分取
ポンプ67が作動され、受尿器12内に貯留された清浄
な洗浄水が吸い上げられ、該尿吸上管26、弾性チュー
ブ29、チューブ71及び分取ポンプ67の内部が洗浄
される。洗浄排水は、前記廃棄管73内に廃棄された
後、チューブ75、排水ポンプ69及び配水管76を経
由して前記便鉢2内に排出される。
ポンプ67が作動され、受尿器12内に貯留された清浄
な洗浄水が吸い上げられ、該尿吸上管26、弾性チュー
ブ29、チューブ71及び分取ポンプ67の内部が洗浄
される。洗浄排水は、前記廃棄管73内に廃棄された
後、チューブ75、排水ポンプ69及び配水管76を経
由して前記便鉢2内に排出される。
【0084】この尿分取装置57の洗浄が一定時間行わ
れると、三方弁82が分取ポンプ67と各種センサ部8
1とを連通するように切り替えられ、該センサ部81及
び配管83,85が同様に洗浄される。
れると、三方弁82が分取ポンプ67と各種センサ部8
1とを連通するように切り替えられ、該センサ部81及
び配管83,85が同様に洗浄される。
【0085】しかる後、該尿分取装置57の分取ポンプ
67及び排水ポンプ69が停止される。また、受尿器1
2は第3図の符号12”の姿勢に倒立され、待機状態と
される。
67及び排水ポンプ69が停止される。また、受尿器1
2は第3図の符号12”の姿勢に倒立され、待機状態と
される。
【0086】なお、尿の分析結果等は、制御装置30内
の演算装置54で演算された後に、出力装置60から出
力される。また、必要な情報は、記憶装置53に記憶さ
れる。この記憶装置53に記憶された情報は、必要に応
じて該出力装置60から出力することができる。
の演算装置54で演算された後に、出力装置60から出
力される。また、必要な情報は、記憶装置53に記憶さ
れる。この記憶装置53に記憶された情報は、必要に応
じて該出力装置60から出力することができる。
【0087】以上の如くして、分析及び分取が行われた
尿は、全て便鉢2内に排出される。従って、その後、使
用者がフラッシュバルブ5を操作することによって、尿
が便鉢2から排水管17へ排出される。
尿は、全て便鉢2内に排出される。従って、その後、使
用者がフラッシュバルブ5を操作することによって、尿
が便鉢2から排水管17へ排出される。
【0088】なお、このサンプル採取瓶72に貯留され
る尿を変質させないために、防腐剤を混入させるか、も
しくはこのターンテーブル部分に冷蔵機能を持たせるこ
とが好ましい。
る尿を変質させないために、防腐剤を混入させるか、も
しくはこのターンテーブル部分に冷蔵機能を持たせるこ
とが好ましい。
【0089】この実施例によれば、一回毎に放出される
全尿量から定率にて尿をサンプル採取瓶に採取するた
め、一日の蓄尿量を少なくし、サンプル採取瓶を小型化
することができる。従って、1日もしくは複数日の全放
出尿の正確に1/Nを病院等の検査機関に容易に持ち込
むことが可能となる。
全尿量から定率にて尿をサンプル採取瓶に採取するた
め、一日の蓄尿量を少なくし、サンプル採取瓶を小型化
することができる。従って、1日もしくは複数日の全放
出尿の正確に1/Nを病院等の検査機関に容易に持ち込
むことが可能となる。
【0090】上記実施例においては、採尿装置の自動洗
浄後に手動にてフラッシュバルブが操作され、便鉢内の
洗浄が行われる構成となっているが、本発明において
は、採尿装置の制御装置に電動リモコン式のフラッシュ
バルブを接続し、該採尿装置の自動洗浄と便鉢の自動洗
浄とを自動的に連動させる構成としても良い。
浄後に手動にてフラッシュバルブが操作され、便鉢内の
洗浄が行われる構成となっているが、本発明において
は、採尿装置の制御装置に電動リモコン式のフラッシュ
バルブを接続し、該採尿装置の自動洗浄と便鉢の自動洗
浄とを自動的に連動させる構成としても良い。
【0091】この実施例では、尿が排泄される度毎にセ
ンサによる分析を行なっているが、サンプル採取瓶に蓄
積された尿をセンサ部に送って成分分析するようにして
も良い。この場合、サンプル採取瓶に撹拌装置を付設す
るのが好適である。
ンサによる分析を行なっているが、サンプル採取瓶に蓄
積された尿をセンサ部に送って成分分析するようにして
も良い。この場合、サンプル採取瓶に撹拌装置を付設す
るのが好適である。
【0092】第15図はこのようにサンプル採取瓶から
尿を取り出して分析する場合の流路系統図であり、90
はチューブ71の途中に設けられた三方弁、91は双方
向ポンプ、92はスターラー、93は三方弁90から分
岐した配管を示す。
尿を取り出して分析する場合の流路系統図であり、90
はチューブ71の途中に設けられた三方弁、91は双方
向ポンプ、92はスターラー、93は三方弁90から分
岐した配管を示す。
【0093】
【発明の効果】本発明の液体分取装置にあっては、採液
管の断面積と容器の断面積とが定率とされているので、
採液管内の液量を計測することによって、該容器に放出
された全液量を算出することができる。
管の断面積と容器の断面積とが定率とされているので、
採液管内の液量を計測することによって、該容器に放出
された全液量を算出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る液体分取装置を備えた便器の斜視
図である。
図である。
【図2】実施例に用いられている便座ボックスの斜視図
である。
である。
【図3】実施例の液体分取装置を有する便器の縦断面図
である。
である。
【図4】第3図に係るIV-IV 線に沿う断面図である。
【図5】第4図のV-V 線に添う縦断面図である。
【図6】実施例に用いられている尿吸上装置の構成を示
す縦断面図である。
す縦断面図である。
【図7】実施例に用いられている受尿器の駆動方法を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図8】実施例に用いられている容器としての受尿器の
駆動方法を示す斜視図である。
駆動方法を示す斜視図である。
【図9】実施例に用いられている受尿器の作動を示す摸
式的な側面図である。
式的な側面図である。
【図10】実施例に用いられている受尿器の作動を示す
摸式的な側面図である。
摸式的な側面図である。
【図11】実施例に用いられている受尿器の作動を示す
摸式的な側面図である。
摸式的な側面図である。
【図12】実施例に用いられている採尿装置を有する便
器の制御手段の構成図である。
器の制御手段の構成図である。
【図13】実施例に用いられている受尿器の位置検出手
段を示す摸式図である。
段を示す摸式図である。
【図14】実施例に用いられている尿分取装置の摸式的
な構成図である。
な構成図である。
【図15】別の実施例に係る尿分析装置の摸式的な構成
図である。
図である。
【符号の説明】
1 便器
2 便鉢
3 便座ボックス
5 フラッシュバルブ
8 便座
12 受尿器
13 アーム部材
14 尿吸上装置
15 洗浄装置
22 揚水ポンプ
24 受尿器洗浄ノズル
25 尿吸上装置洗浄ノズル
30 制御装置
32 レール部材
33 摺動部材
40,41 糸
52 入力装置
53 記憶装置
54 演算装置
56 受尿器駆動装置
57 尿分取装置
58 尿分析装置
60 出力装置
81 センサ部
フロントページの続き
Fターム(参考) 2G045 CB03 DA31 DA36 DA38 DA42
DB09 DB10 GC06 GC07 GC16
HA09 JA01 JA08 JA09
2G052 AA32 AB16 AB17 AB18 AC12
AD06 AD46 BA04 CA02 CA04
CA08 CA12 CA29 CA32 CA36
DA01 DA22 DA27 FC05 FC06
FC07 GA08 HA12 HB01 HC04
HC10 HC35 HC42 HC44 JA01
JA06
Claims (5)
- 【請求項1】 洋風便器本体と、該洋風便器本体の上面
に設けられた便座と、該便座の着座者からの放出尿の全
量を受ける受尿器と、該受尿器に受容された尿を定率に
て分取する分取装置と、 該分取装置で分取された尿を貯蔵する貯蔵器と、 貯蔵された尿の量を定量するための測定装置と、を備え
てなる採尿装置を有する便器。 - 【請求項2】 請求項1において、前記貯蔵器に攪拌装
置が設けられていることを特徴とする採尿装置を有する
便器。 - 【請求項3】 請求項1又は2において、前記貯蔵器内
の尿中の成分濃度を分析する分析装置と、該分析装置で
分析された濃度と前記測定装置で測定された定量値とを
積算して目的成分の量を演算する演算装置を備えたこと
を特徴とする採尿装置を有する便器。 - 【請求項4】 請求項1において、前記分取装置は、 先端を前記受尿器内の底面に当接するまで差し込んだ採
取姿勢と、先端を前記受尿器から引き上げた待機姿勢と
をとりうるように、少なくとも先端部が上下動可能とさ
れた採尿管、 該採尿管の先端部を上下動させる駆動装置、 該採尿管内の尿を前記貯蔵器まで送る液輸送装置、及び
該採尿管の内部を大気に連通させうる弁装置を備えてな
ることを特徴とする採尿装置を有する便器。 - 【請求項5】先端を容器内の底面に当接するまで差し込
んだ採取姿勢と、先端を該容器内から引き上げた待機姿
勢とをとりうるように、少なくとも先端部が上下動可能
とされた採液管、 該採液管の先端部を上下動させる駆動装置、 該採液管の先端部内の液を移送する液輸送装置、及び該
採液管の内部を大気に連通させうる弁装置を備えてなる
液体分取装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002277563A JP2003149235A (ja) | 2002-09-24 | 2002-09-24 | 液体分取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002277563A JP2003149235A (ja) | 2002-09-24 | 2002-09-24 | 液体分取装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09471294A Division JP3468249B2 (ja) | 1994-05-09 | 1994-05-09 | 採尿装置を有する便器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003149235A true JP2003149235A (ja) | 2003-05-21 |
Family
ID=19197012
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002277563A Pending JP2003149235A (ja) | 2002-09-24 | 2002-09-24 | 液体分取装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003149235A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111238883A (zh) * | 2020-04-15 | 2020-06-05 | 青岛满关卫生用品有限公司 | 一种可旋盖的防溢尿液机 |
| JP2020530568A (ja) * | 2017-08-11 | 2020-10-22 | ダブリュケー ホールディングス,インコーポレイティド | 生体物質収集装置及びアセンブリ |
-
2002
- 2002-09-24 JP JP2002277563A patent/JP2003149235A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020530568A (ja) * | 2017-08-11 | 2020-10-22 | ダブリュケー ホールディングス,インコーポレイティド | 生体物質収集装置及びアセンブリ |
| JP7237930B2 (ja) | 2017-08-11 | 2023-03-13 | ダブリュケー ホールディングス,インコーポレイティド | 生体物質収集装置及びアセンブリ |
| CN111238883A (zh) * | 2020-04-15 | 2020-06-05 | 青岛满关卫生用品有限公司 | 一种可旋盖的防溢尿液机 |
| CN111238883B (zh) * | 2020-04-15 | 2021-05-04 | 何义 | 一种可旋盖的防溢尿液机 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051129 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060411 |