JP2003149695A - スーパーコンティニウム光源 - Google Patents
スーパーコンティニウム光源Info
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- JP2003149695A JP2003149695A JP2001343798A JP2001343798A JP2003149695A JP 2003149695 A JP2003149695 A JP 2003149695A JP 2001343798 A JP2001343798 A JP 2001343798A JP 2001343798 A JP2001343798 A JP 2001343798A JP 2003149695 A JP2003149695 A JP 2003149695A
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- light
- type optical
- waveguide type
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- Optical Modulation, Optical Deflection, Nonlinear Optics, Optical Demodulation, Optical Logic Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 広帯域かつ高い平坦性を有するSC光を発生
させる。 【解決手段】 種パルス光のピーク強度をP0[W]および
パルス幅をT0[sec]とし、導波路型光非線形媒質の入射
端z=0における分散値D(λ0,0)をD0 [s/m2]、z=
L0 における2次の分散値d2/dλ2D(λ0,L0)をD2
[s/m4]、非線形係数をγ[m-1 W-1]、真空中の光速をc
[m/s] とし、L0 、D0 およびD2 をそれぞれ規格化し
て得られる無次元値ζ0 、Δ0 およびΔ2 を定義し、Δ
0 に関する所定の関数をf1(Δ0)としたときに、 ζ0 ≧f1(Δ0) −0.01≦Δ2 <0 の条件を満たすように種パルス光および導波路型光非線
形媒質の各パラメータを設定する。
させる。 【解決手段】 種パルス光のピーク強度をP0[W]および
パルス幅をT0[sec]とし、導波路型光非線形媒質の入射
端z=0における分散値D(λ0,0)をD0 [s/m2]、z=
L0 における2次の分散値d2/dλ2D(λ0,L0)をD2
[s/m4]、非線形係数をγ[m-1 W-1]、真空中の光速をc
[m/s] とし、L0 、D0 およびD2 をそれぞれ規格化し
て得られる無次元値ζ0 、Δ0 およびΔ2 を定義し、Δ
0 に関する所定の関数をf1(Δ0)としたときに、 ζ0 ≧f1(Δ0) −0.01≦Δ2 <0 の条件を満たすように種パルス光および導波路型光非線
形媒質の各パラメータを設定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、広帯域かつ平坦性
に優れたパルス光あるいはマルチキャリア光を発生する
ためのスーパーコンティニウム光源に関する。
に優れたパルス光あるいはマルチキャリア光を発生する
ためのスーパーコンティニウム光源に関する。
【0002】
【従来の技術】スーパーコンティニウム光源(SC光
源)は、スーパーコンティニウム光(SC光)の種にな
るパルス光を発生するパルス光源と、この種パルス光を
入射する導波路型光非線形媒質から構成される。導波路
型光非線形媒質では種パルス光が入射されると、3次の
非線形光学効果を誘起して超広帯域のSC光を発生す
る。
源)は、スーパーコンティニウム光(SC光)の種にな
るパルス光を発生するパルス光源と、この種パルス光を
入射する導波路型光非線形媒質から構成される。導波路
型光非線形媒質では種パルス光が入射されると、3次の
非線形光学効果を誘起して超広帯域のSC光を発生す
る。
【0003】このようなSC光源として、特開平11−
174503号公報(白色パルス光源)では、種パルス
光の中心波長λ0 における導波路型光非線形媒質の分散
値D(λ0,z)が、入射端(z=0)で正値(異常分散)
をとり、種パルス光の伝搬方向に向かって負値(正常分
散)に減少し、さらに導波路型光非線形媒質の全長ある
いは一部において、波長分散特性D(λ,z)がλに関し
て極大値を示す構成を開示している。
174503号公報(白色パルス光源)では、種パルス
光の中心波長λ0 における導波路型光非線形媒質の分散
値D(λ0,z)が、入射端(z=0)で正値(異常分散)
をとり、種パルス光の伝搬方向に向かって負値(正常分
散)に減少し、さらに導波路型光非線形媒質の全長ある
いは一部において、波長分散特性D(λ,z)がλに関し
て極大値を示す構成を開示している。
【0004】また、ここでは導波路型光非線形媒質の入
射端における分散値(λ0,0)と、分散値D(λ0,z)が0
[ps/nm/km]となる種パルス光の伝搬距離zである実効導
波路長L0 との関係を開示している。
射端における分散値(λ0,0)と、分散値D(λ0,z)が0
[ps/nm/km]となる種パルス光の伝搬距離zである実効導
波路長L0 との関係を開示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、SC光のス
ペクトル幅は、導波路型光非線形媒質の波長分散特性D
(λ,z)のz=L0 における2次の分散値D2(=d2/d
λ2D(λ0,L0))にも依存する。例えば、波長分散特性
D(λ,z)がλに関して極大値を示すのでD2 は負の値
になるが、D2 の絶対値が大きすぎると十分に広く平坦
なスペクトル幅が得られない。すなわち、所定のスペク
トル幅を有するSC光を発生するSC光源を設計するに
は、D2 の規定が必要であった。
ペクトル幅は、導波路型光非線形媒質の波長分散特性D
(λ,z)のz=L0 における2次の分散値D2(=d2/d
λ2D(λ0,L0))にも依存する。例えば、波長分散特性
D(λ,z)がλに関して極大値を示すのでD2 は負の値
になるが、D2 の絶対値が大きすぎると十分に広く平坦
なスペクトル幅が得られない。すなわち、所定のスペク
トル幅を有するSC光を発生するSC光源を設計するに
は、D2 の規定が必要であった。
【0006】また、上記公報では、与えられた導波路型
光非線形媒質でSC光を発生させるための種パルス光の
ピーク強度P0 およびパルス幅T0 の関係は開示されて
いない。
光非線形媒質でSC光を発生させるための種パルス光の
ピーク強度P0 およびパルス幅T0 の関係は開示されて
いない。
【0007】また、種パルス光のピーク強度P0 および
導波路型光非線形媒質の入射端おける分散値(λ0,0)に
対して、平坦なスペクトルを有するSC光を発生するた
めには、導波路型光非線形媒質の伝搬損失係数αの上限
が存在し、それを越える場合にはSC光を発生させるこ
とができない。しかし、上記公報では、導波路型光非線
形媒質の伝搬損失係数αが規定されていないので、平坦
なスペクトルを有するSC光を発生するSC光源を設計
するには不十分であった。
導波路型光非線形媒質の入射端おける分散値(λ0,0)に
対して、平坦なスペクトルを有するSC光を発生するた
めには、導波路型光非線形媒質の伝搬損失係数αの上限
が存在し、それを越える場合にはSC光を発生させるこ
とができない。しかし、上記公報では、導波路型光非線
形媒質の伝搬損失係数αが規定されていないので、平坦
なスペクトルを有するSC光を発生するSC光源を設計
するには不十分であった。
【0008】また、導波路型光非線形媒質はファイバ形
状あるいは平面型光導波路形状で実現されるが、曲率半
径が小さすぎると伝搬損失係数が大きくなり、SC光を
発生させることができない。一方、コンパクトな実装の
ためにはできるだけ小さな曲率半径で巻き上げる必要が
ある。しかし、上記公報では、導波路型光非線形媒質の
曲率半径についての規定がないので、所定の伝搬損失係
数を越えないコンパクトなSC光源を設計するには不十
分であった。
状あるいは平面型光導波路形状で実現されるが、曲率半
径が小さすぎると伝搬損失係数が大きくなり、SC光を
発生させることができない。一方、コンパクトな実装の
ためにはできるだけ小さな曲率半径で巻き上げる必要が
ある。しかし、上記公報では、導波路型光非線形媒質の
曲率半径についての規定がないので、所定の伝搬損失係
数を越えないコンパクトなSC光源を設計するには不十
分であった。
【0009】本発明は、上記のパラメータを考慮して広
帯域かつ高い平坦性を有するSC光を発生させることが
できるSC光源を提供することを目的とする。
帯域かつ高い平坦性を有するSC光を発生させることが
できるSC光源を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のSC光源は、種
パルス光のピーク強度をP0[W]およびパルス幅をT0[se
c] とし、導波路型光非線形媒質の入射端z=0におけ
る分散値D(λ0,0)をD0 [s/m2]、z=L0 における2
次の分散値d2/dλ2D(λ0,L0)をD2 [s/m4]、非線形
係数をγ[m-1 W-1]、真空中の光速をc[m/s] とし、L
0 、D0 およびD2 をそれぞれ規格化して得られる無次
元値ζ0 、Δ0 およびΔ2 が ζ0 =γP0L0 Δ0 =λ0 2D0/(2πcγP0T0 2) Δ2 =λ0 6D2/((2πc)3γP0T0 4) と定義され、Δ0 に関する所定の関数をf1(Δ0)とした
ときに、 ζ0 ≧f1(Δ0) −0.01≦Δ2 <0 の条件を満たすように種パルス光および導波路型光非線
形媒質の各パラメータが設定される。
パルス光のピーク強度をP0[W]およびパルス幅をT0[se
c] とし、導波路型光非線形媒質の入射端z=0におけ
る分散値D(λ0,0)をD0 [s/m2]、z=L0 における2
次の分散値d2/dλ2D(λ0,L0)をD2 [s/m4]、非線形
係数をγ[m-1 W-1]、真空中の光速をc[m/s] とし、L
0 、D0 およびD2 をそれぞれ規格化して得られる無次
元値ζ0 、Δ0 およびΔ2 が ζ0 =γP0L0 Δ0 =λ0 2D0/(2πcγP0T0 2) Δ2 =λ0 6D2/((2πc)3γP0T0 4) と定義され、Δ0 に関する所定の関数をf1(Δ0)とした
ときに、 ζ0 ≧f1(Δ0) −0.01≦Δ2 <0 の条件を満たすように種パルス光および導波路型光非線
形媒質の各パラメータが設定される。
【0011】ここで、f1(Δ0)を表す関数は、次の各点
(Δ0 ,ζ0 )を接続する曲線で示される。 (0.0396, 5.5) 、(0.0793, 4.3) 、(0.119, 3.9)、(0.1
59, 3.7)、(0.198, 3.5)、(0.278, 3.5)、(0.357, 3.
5)、(0.436, 3.6)、(0.515, 3.8)、(0.595, 4.0)、(0.6
74, 4.2)、(0.753, 4.5)、(0.833, 4.8)、(0.912, 5.
2)、(0.991, 5.5)
(Δ0 ,ζ0 )を接続する曲線で示される。 (0.0396, 5.5) 、(0.0793, 4.3) 、(0.119, 3.9)、(0.1
59, 3.7)、(0.198, 3.5)、(0.278, 3.5)、(0.357, 3.
5)、(0.436, 3.6)、(0.515, 3.8)、(0.595, 4.0)、(0.6
74, 4.2)、(0.753, 4.5)、(0.833, 4.8)、(0.912, 5.
2)、(0.991, 5.5)
【0012】また、本発明のSC光源は、種パルス光の
ピーク強度をP0[W]およびパルス幅をT0[sec]とし、導
波路型光非線形媒質の入射端z=0における分散値D
(λ0,0) をD0 [s/m2]、z=L0 における2次の分散
値d2/dλ2D(λ0,L0)をD2[s/m4]、非線形係数をγ
[m-1 W-1]、真空中の光速をc[m/s] とし、P0 、
T0、D0 およびD2 をそれぞれ規格化して得られる無
次元値ζ0 、τ0 、Δ0 およびΔ2 が ζ0 =γP0L0 τ0 =2πcT0(−D0/D2)1/2/λ0 2 Δ0 =λ0 2D0/(2πcγP0T0 2) Δ2 =λ0 6D2/((2πc)3γP0T0 4) と定義され、τ0 に関する所定の関数をf2(τ0)とした
ときに、 ζ0 ≧f2(τ0) −0.01≦Δ2 <0 の条件を満たすように種パルス光および導波路型光非線
形媒質の各パラメータが設定される。
ピーク強度をP0[W]およびパルス幅をT0[sec]とし、導
波路型光非線形媒質の入射端z=0における分散値D
(λ0,0) をD0 [s/m2]、z=L0 における2次の分散
値d2/dλ2D(λ0,L0)をD2[s/m4]、非線形係数をγ
[m-1 W-1]、真空中の光速をc[m/s] とし、P0 、
T0、D0 およびD2 をそれぞれ規格化して得られる無
次元値ζ0 、τ0 、Δ0 およびΔ2 が ζ0 =γP0L0 τ0 =2πcT0(−D0/D2)1/2/λ0 2 Δ0 =λ0 2D0/(2πcγP0T0 2) Δ2 =λ0 6D2/((2πc)3γP0T0 4) と定義され、τ0 に関する所定の関数をf2(τ0)とした
ときに、 ζ0 ≧f2(τ0) −0.01≦Δ2 <0 の条件を満たすように種パルス光および導波路型光非線
形媒質の各パラメータが設定される。
【0013】ここで、f2(τ0)を表す関数は、次の各点
(τ0 ,ζ0 )を接続する曲線で示される。 (115, 5.9)、(120, 5.7)、(150, 4.6)、(180, 4.0)、(2
10, 3.7)、(240, 3.5)、(270, 3.4)、(300, 3.4)、(33
0, 3.5)、(360, 3.6)、(390, 3.7)、(420, 3.8)、(450,
4.0)、(480, 4.2)、(510, 4.4)、(540, 4.6)、(570,
4.9)、(600, 5.1)、(630, 5.4)、(660, 5.7)、(690, 6.
0)、(694, 6.0)
(τ0 ,ζ0 )を接続する曲線で示される。 (115, 5.9)、(120, 5.7)、(150, 4.6)、(180, 4.0)、(2
10, 3.7)、(240, 3.5)、(270, 3.4)、(300, 3.4)、(33
0, 3.5)、(360, 3.6)、(390, 3.7)、(420, 3.8)、(450,
4.0)、(480, 4.2)、(510, 4.4)、(540, 4.6)、(570,
4.9)、(600, 5.1)、(630, 5.4)、(660, 5.7)、(690, 6.
0)、(694, 6.0)
【0014】また、本発明のSC光源において、シリカ
系の導波路型光非線形媒質を用いた場合には、 ζ0 ≧f3(Δ0) ζ0 ≧f4(τ0) の条件を満たすように種パルス光および導波路型光非線
形媒質の各パラメータが設定される。
系の導波路型光非線形媒質を用いた場合には、 ζ0 ≧f3(Δ0) ζ0 ≧f4(τ0) の条件を満たすように種パルス光および導波路型光非線
形媒質の各パラメータが設定される。
【0015】ここで、f3(Δ0)を表す関数は、次の各点
(Δ0 ,ζ0 )を接続する曲線で示される。 (0.0396, 4.7) 、(0.0793, 3.7) 、(0.119, 3.2)、(0.1
59, 3.0)、(0.198, 2.9)、(0.278, 2.8)、(0.357, 2.
7)、(0.436, 2.7)、(0.515, 2.8)、(0.753, 3.2)、(0.9
91, 3.7)
(Δ0 ,ζ0 )を接続する曲線で示される。 (0.0396, 4.7) 、(0.0793, 3.7) 、(0.119, 3.2)、(0.1
59, 3.0)、(0.198, 2.9)、(0.278, 2.8)、(0.357, 2.
7)、(0.436, 2.7)、(0.515, 2.8)、(0.753, 3.2)、(0.9
91, 3.7)
【0016】また、f4(τ0)を表す関数は、次の各点
(τ0 ,ζ0 )を接続する曲線で示される。 (115, 4.7)、(120, 4.5)、(150, 3.7)、(180, 3.2)、(2
10, 2.9)、(240, 2.8)、(270, 2.7)、(300, 2.7)、(33
0, 2.7)、(360, 2.8)、(390, 2.9)、(420, 3.0)、(450,
3.1)、(480, 3.3)、(510, 3.4)、(540, 3.6)、(570,
3.8)、(600, 4.0)、(630, 4.2)、(655, 4.4)
(τ0 ,ζ0 )を接続する曲線で示される。 (115, 4.7)、(120, 4.5)、(150, 3.7)、(180, 3.2)、(2
10, 2.9)、(240, 2.8)、(270, 2.7)、(300, 2.7)、(33
0, 2.7)、(360, 2.8)、(390, 2.9)、(420, 3.0)、(450,
3.1)、(480, 3.3)、(510, 3.4)、(540, 3.6)、(570,
3.8)、(600, 4.0)、(630, 4.2)、(655, 4.4)
【0017】また、導波路型光非線形媒質の伝搬損失係
数をα[m-1] としたときに、 Λ=α/(γP0 ) で定義される規格化された伝搬損失Λが、Δ0 に関する
所定の関数をf5(Δ0)としたときに、 Λ≦f5(Δ0) の条件を満たすように導波路型光非線形媒質の各パラメ
ータが設定される。
数をα[m-1] としたときに、 Λ=α/(γP0 ) で定義される規格化された伝搬損失Λが、Δ0 に関する
所定の関数をf5(Δ0)としたときに、 Λ≦f5(Δ0) の条件を満たすように導波路型光非線形媒質の各パラメ
ータが設定される。
【0018】ここで、f5(Δ0)を表す関数は、次の各点
(Δ0 ,Λ)を接続する曲線で示される。 (0.0793, 0.080) 、(0.119, 0.073)、(0.159, 0.060)、
(0.198, 0.060)、(0.278, 0.048)、(0.357, 0.043)、
(0.436, 0.038)、(0.515, 0.033)、(0.595, 0.030)、
(0.674, 0.028)、(0.753, 0.025)、(0.833, 0.023)、
(0.912, 0.023)、(0.991, 0.020)
(Δ0 ,Λ)を接続する曲線で示される。 (0.0793, 0.080) 、(0.119, 0.073)、(0.159, 0.060)、
(0.198, 0.060)、(0.278, 0.048)、(0.357, 0.043)、
(0.436, 0.038)、(0.515, 0.033)、(0.595, 0.030)、
(0.674, 0.028)、(0.753, 0.025)、(0.833, 0.023)、
(0.912, 0.023)、(0.991, 0.020)
【0019】また、シリカ系の導波路型光非線形媒質を
用いる場合には、 Λ≦f6(Δ0) の条件を満たすように導波路型光非線形媒質の各パラメ
ータが設定される。
用いる場合には、 Λ≦f6(Δ0) の条件を満たすように導波路型光非線形媒質の各パラメ
ータが設定される。
【0020】ここで、f6(Δ0)を表す関数は、次の各点
(Δ0 ,Λ)を接続する曲線で示される。 (0.0396, 0.11)、(0.0793, 0.11)、(0.119, 0.093)、
(0.159, 0.085)、(0.198, 0.080)、(0.278, 0.065)、
(0.357, 0.058)、(0.436, 0.053)、(0.515, 0.048)、
(0.595, 0.045)、(0.674, 0.040)、(0.753, 0.038)、
(0.833, 0.035)、(0.912, 0.033)、(0.991, 0.030)
(Δ0 ,Λ)を接続する曲線で示される。 (0.0396, 0.11)、(0.0793, 0.11)、(0.119, 0.093)、
(0.159, 0.085)、(0.198, 0.080)、(0.278, 0.065)、
(0.357, 0.058)、(0.436, 0.053)、(0.515, 0.048)、
(0.595, 0.045)、(0.674, 0.040)、(0.753, 0.038)、
(0.833, 0.035)、(0.912, 0.033)、(0.991, 0.030)
【0021】
【発明の実施の形態】本発明のSC光源に用いられる導
波路型光非線形媒質は、入射光の波長λおよび伝搬距離
zに対して波長分散特性D(λ,z)[ps/nm/km]を有し、
種パルス光の中心波長λ0 における分散値D(λ0,z)
が、種パルス光の伝搬方向に対して正値から負値に向か
って減少する。そして、この分散値D(λ0,z)が0[ps/
nm/km]となる種パルス光の伝搬距離zを実効導波路長L
0 としたときに(D(λ0,L0)=0)、0.98L0≦z≦1.0
2L0で波長分散特性D(λ,z)が波長λに関して極大値
を有する。
波路型光非線形媒質は、入射光の波長λおよび伝搬距離
zに対して波長分散特性D(λ,z)[ps/nm/km]を有し、
種パルス光の中心波長λ0 における分散値D(λ0,z)
が、種パルス光の伝搬方向に対して正値から負値に向か
って減少する。そして、この分散値D(λ0,z)が0[ps/
nm/km]となる種パルス光の伝搬距離zを実効導波路長L
0 としたときに(D(λ0,L0)=0)、0.98L0≦z≦1.0
2L0で波長分散特性D(λ,z)が波長λに関して極大値
を有する。
【0022】(第1の実施形態)本発明の第1実施形態
のSC光源は、さらに導波路型光非線形媒質および種パ
ルス光の条件について次のように規定する。
のSC光源は、さらに導波路型光非線形媒質および種パ
ルス光の条件について次のように規定する。
【0023】種パルス光のピーク強度をP0[W]およびパ
ルス幅をT0 [sec] とし、導波路型光非線形媒質の入射
端z=0における分散値D(λ0,0)をD0 [s/m2]、z=
L0における2次の分散値d2/dλ2D(λ0,L0)をD
2 [s/m4]、非線形係数をγ[m-1W-1]、真空中の光速を
c[m/s] とし、L0 、D0 およびD2 をそれぞれ規格化
して得られる無次元値ζ0 、Δ0 およびΔ2 を ζ0 =γP0L0 Δ0 =λ0 2D0/(2πcγP0T0 2) Δ2 =λ0 6D2/((2πc)3γP0T0 4) と定義する。
ルス幅をT0 [sec] とし、導波路型光非線形媒質の入射
端z=0における分散値D(λ0,0)をD0 [s/m2]、z=
L0における2次の分散値d2/dλ2D(λ0,L0)をD
2 [s/m4]、非線形係数をγ[m-1W-1]、真空中の光速を
c[m/s] とし、L0 、D0 およびD2 をそれぞれ規格化
して得られる無次元値ζ0 、Δ0 およびΔ2 を ζ0 =γP0L0 Δ0 =λ0 2D0/(2πcγP0T0 2) Δ2 =λ0 6D2/((2πc)3γP0T0 4) と定義する。
【0024】なお、種パルス光のパルス幅T0 は、フー
リエ変換限界の光強度波形sech2(t/T0)で定義され、
半値全幅TFWHMとの関係は T0 =TFWHM/(2ln( √2+1)) となる。
リエ変換限界の光強度波形sech2(t/T0)で定義され、
半値全幅TFWHMとの関係は T0 =TFWHM/(2ln( √2+1)) となる。
【0025】SC光のスペクトル形状は、この規格化さ
れたパラメータζ0 、Δ0 およびΔ 2 に応じて一意に決
定される。ここで、Δ0 に関する所定の関数をf1(Δ0)
としたときに、 ζ0 ≧f1(Δ0) …(1) −0.01≦Δ2 <0 …(2) の条件を満たすように、種パルス光および導波路型光非
線形媒質の各パラメータを設定する。
れたパラメータζ0 、Δ0 およびΔ 2 に応じて一意に決
定される。ここで、Δ0 に関する所定の関数をf1(Δ0)
としたときに、 ζ0 ≧f1(Δ0) …(1) −0.01≦Δ2 <0 …(2) の条件を満たすように、種パルス光および導波路型光非
線形媒質の各パラメータを設定する。
【0026】図1は、Δ0 とζ0 に対するSC光のスペ
クトル幅の関係を示す。SC光のスペクトル幅は等高線
マップとして表される。ここでの等高線の間隔はスペク
トル幅25[nm]に対応する。図中破線は、ζ0 =f1(Δ0)
を示すグラフであり、ζ0 ≧f1(Δ0)の範囲で所望のス
ペクトル幅を有するSC光が得られる。
クトル幅の関係を示す。SC光のスペクトル幅は等高線
マップとして表される。ここでの等高線の間隔はスペク
トル幅25[nm]に対応する。図中破線は、ζ0 =f1(Δ0)
を示すグラフであり、ζ0 ≧f1(Δ0)の範囲で所望のス
ペクトル幅を有するSC光が得られる。
【0027】このf1(Δ0)を表す関数は、次の各点(Δ
0 ,ζ0 )を接続する曲線で示される。 (0.0396, 5.5) 、(0.0793, 4.3) 、(0.119, 3.9)、(0.1
59, 3.7)、(0.198, 3.5)、(0.278, 3.5)、(0.357, 3.
5)、(0.436, 3.6)、(0.515, 3.8)、(0.595, 4.0)、(0.6
74, 4.2)、(0.753, 4.5)、(0.833, 4.8)、(0.912, 5.
2)、(0.991, 5.5)
0 ,ζ0 )を接続する曲線で示される。 (0.0396, 5.5) 、(0.0793, 4.3) 、(0.119, 3.9)、(0.1
59, 3.7)、(0.198, 3.5)、(0.278, 3.5)、(0.357, 3.
5)、(0.436, 3.6)、(0.515, 3.8)、(0.595, 4.0)、(0.6
74, 4.2)、(0.753, 4.5)、(0.833, 4.8)、(0.912, 5.
2)、(0.991, 5.5)
【0028】ここで、図1、 (1)式および (2)式の条件
に従って、ζ0 =3.5 、Δ0 =0.25、Δ2 =−2.0 ×10
-6としたときに、表1の(a) 〜(e) の各パラメータに対
応する種パルス光および導波路型光非線形媒質から発生
するSC光のスペクトルを図7に示す。図中の点線は、
スペクトル広がりの指標としてスペクトルのピーク値か
ら−27dBの光強度レベルを示す。パルス幅T0 が増減す
る場合((d),(e))は、波長軸(周波数軸)が反比例的に
伸縮するのみで、スペクトルはほぼ同一形状を保つこと
がわかる。
に従って、ζ0 =3.5 、Δ0 =0.25、Δ2 =−2.0 ×10
-6としたときに、表1の(a) 〜(e) の各パラメータに対
応する種パルス光および導波路型光非線形媒質から発生
するSC光のスペクトルを図7に示す。図中の点線は、
スペクトル広がりの指標としてスペクトルのピーク値か
ら−27dBの光強度レベルを示す。パルス幅T0 が増減す
る場合((d),(e))は、波長軸(周波数軸)が反比例的に
伸縮するのみで、スペクトルはほぼ同一形状を保つこと
がわかる。
【0029】
【表1】
【0030】このように、規格化された分散値Δ0 およ
び実効導波路長ζ0 の関係に加えて、規格化された2次
の分散値Δ2 を導入することにより、所望のスペクトル
幅を有するSC光を発生するSC光源の設計が可能とな
る。
び実効導波路長ζ0 の関係に加えて、規格化された2次
の分散値Δ2 を導入することにより、所望のスペクトル
幅を有するSC光を発生するSC光源の設計が可能とな
る。
【0031】なお、SC光のスペクトル幅は|Δ2|
-0.3 に比例す傾向を示し、Δ2 が正値の場合には平坦
なスペクトルが得られないので、ここではΔ2 を (2)式
の範囲に設定する。
-0.3 に比例す傾向を示し、Δ2 が正値の場合には平坦
なスペクトルが得られないので、ここではΔ2 を (2)式
の範囲に設定する。
【0032】(第2の実施形態)本発明の第2実施形態
のSC光源は、導波路型光非線形媒質および種パルス光
の条件について次のように規定する。なお、規格化され
たパルス幅τ0 は、 τ0 =(−Δ0/Δ2)1/2 の関係で表されるので、本実施形態では規格化されたパ
ラメータζ0、τ0、Δ2の関係を規定する。
のSC光源は、導波路型光非線形媒質および種パルス光
の条件について次のように規定する。なお、規格化され
たパルス幅τ0 は、 τ0 =(−Δ0/Δ2)1/2 の関係で表されるので、本実施形態では規格化されたパ
ラメータζ0、τ0、Δ2の関係を規定する。
【0033】種パルス光のピーク強度をP0[W]およびパ
ルス幅をT0 [sec] とし、導波路型光非線形媒質の入射
端z=0における分散値D(λ0,0)をD0 [s/m2]、z=
L0における2次の分散値d2/dλ2D(λ0,L0)をD
2 [s/m4]、非線形係数をγ[m-1W-1]、真空中の光速を
c[m/s] とし、P0 、T0 、D0 およびD2 をそれぞれ
規格化して得られる無次元値ζ0 、τ0 、Δ0 およびΔ
2 を ζ0 =γP0L0 τ0 =2πcT0(−D0/D2)1/2/λ0 2 Δ0 =λ0 2D0/(2πcγP0T0 2) Δ2 =λ0 6D2/((2πc)3γP0T0 4) と定義する。
ルス幅をT0 [sec] とし、導波路型光非線形媒質の入射
端z=0における分散値D(λ0,0)をD0 [s/m2]、z=
L0における2次の分散値d2/dλ2D(λ0,L0)をD
2 [s/m4]、非線形係数をγ[m-1W-1]、真空中の光速を
c[m/s] とし、P0 、T0 、D0 およびD2 をそれぞれ
規格化して得られる無次元値ζ0 、τ0 、Δ0 およびΔ
2 を ζ0 =γP0L0 τ0 =2πcT0(−D0/D2)1/2/λ0 2 Δ0 =λ0 2D0/(2πcγP0T0 2) Δ2 =λ0 6D2/((2πc)3γP0T0 4) と定義する。
【0034】SC光のスペクトル形状は、この規格化さ
れたパラメータζ0 、τ0 およびΔ 2 に応じて一意に決
定される。ここで、τ0 に関する所定の関数をf2(τ0)
としたときに、 ζ0 ≧f2(τ0) …(3) −0.01≦Δ2 <0 …(4) の条件を満たすように、種パルス光および導波路型光非
線形媒質の各パラメータを設定する。
れたパラメータζ0 、τ0 およびΔ 2 に応じて一意に決
定される。ここで、τ0 に関する所定の関数をf2(τ0)
としたときに、 ζ0 ≧f2(τ0) …(3) −0.01≦Δ2 <0 …(4) の条件を満たすように、種パルス光および導波路型光非
線形媒質の各パラメータを設定する。
【0035】図2は、τ0 とζ0 に対するSC光のスペ
クトル幅の関係を示す。SC光のスペクトル幅は等高線
マップとして表される。ここでの等高線の間隔はスペク
トル幅25[nm]に対応する。図中破線は、ζ0 =f2(τ0)
を示すグラフであり、ζ0 ≧f2(τ0)の範囲で所望のス
ペクトル幅を有するSC光が得られる。
クトル幅の関係を示す。SC光のスペクトル幅は等高線
マップとして表される。ここでの等高線の間隔はスペク
トル幅25[nm]に対応する。図中破線は、ζ0 =f2(τ0)
を示すグラフであり、ζ0 ≧f2(τ0)の範囲で所望のス
ペクトル幅を有するSC光が得られる。
【0036】このf2(τ0)を表す関数は、次の各点(τ
0 ,ζ0 )を接続する曲線で示される。 (115, 5.9)、(120, 5.7)、(150, 4.6)、(180, 4.0)、(2
10, 3.7)、(240, 3.5)、(270, 3.4)、(300, 3.4)、(33
0, 3.5)、(360, 3.6)、(390, 3.7)、(420, 3.8)、(450,
4.0)、(480, 4.2)、(510, 4.4)、(540, 4.6)、(570,
4.9)、(600, 5.1)、(630, 5.4)、(660, 5.7)、(690, 6.
0)、(694, 6.0)
0 ,ζ0 )を接続する曲線で示される。 (115, 5.9)、(120, 5.7)、(150, 4.6)、(180, 4.0)、(2
10, 3.7)、(240, 3.5)、(270, 3.4)、(300, 3.4)、(33
0, 3.5)、(360, 3.6)、(390, 3.7)、(420, 3.8)、(450,
4.0)、(480, 4.2)、(510, 4.4)、(540, 4.6)、(570,
4.9)、(600, 5.1)、(630, 5.4)、(660, 5.7)、(690, 6.
0)、(694, 6.0)
【0037】(第3の実施形態)本発明の第3実施形態
のSC光源は、シリカ系の材料を用いた導波路型光非線
形媒質および種パルス光の条件について次のように規定
する。なお、SC光の発生は、誘導ラマン散乱(SR
S)の影響を受ける。
のSC光源は、シリカ系の材料を用いた導波路型光非線
形媒質および種パルス光の条件について次のように規定
する。なお、SC光の発生は、誘導ラマン散乱(SR
S)の影響を受ける。
【0038】ここでは、第1の実施形態と同様にL0 、
D0 およびD2 をそれぞれ規格化して得られる無次元値
ζ0 、Δ0 およびΔ2 を定義し、Δ0 に関する所定の関
数をf3(Δ0)としたときに、 ζ0 ≧f3(Δ0) …(5) −0.01≦Δ2 <0 …(6) の条件を満たすように、種パルス光および導波路型光非
線形媒質の各パラメータを設定する。
D0 およびD2 をそれぞれ規格化して得られる無次元値
ζ0 、Δ0 およびΔ2 を定義し、Δ0 に関する所定の関
数をf3(Δ0)としたときに、 ζ0 ≧f3(Δ0) …(5) −0.01≦Δ2 <0 …(6) の条件を満たすように、種パルス光および導波路型光非
線形媒質の各パラメータを設定する。
【0039】図3は、Δ0 とζ0 に対するSC光のスペ
クトル幅の関係を示す。SC光のスペクトル幅は等高線
マップとして表される。ここでの等高線の間隔はスペク
トル幅25[nm]に対応する。図中破線は、ζ0 =f3(Δ0)
を示すグラフであり、ζ0 ≧f3(Δ0)の範囲で所望のス
ペクトル幅を有するSC光が得られる。図1のζ0 =f
1(Δ0)のグラフと比較すると、ζ0 が小さくなる方向に
シフトする。
クトル幅の関係を示す。SC光のスペクトル幅は等高線
マップとして表される。ここでの等高線の間隔はスペク
トル幅25[nm]に対応する。図中破線は、ζ0 =f3(Δ0)
を示すグラフであり、ζ0 ≧f3(Δ0)の範囲で所望のス
ペクトル幅を有するSC光が得られる。図1のζ0 =f
1(Δ0)のグラフと比較すると、ζ0 が小さくなる方向に
シフトする。
【0040】このf3(Δ0)を表す関数は、次の各点(Δ
0 ,ζ0 )を接続する曲線で示される。 (0.0396, 4.7) 、(0.0793, 3.7) 、(0.119, 3.2)、(0.1
59, 3.0)、(0.198, 2.9)、(0.278, 2.8)、(0.357, 2.
7)、(0.436, 2.7)、(0.515, 2.8)、(0.753, 3.2)、(0.9
91, 3.7)
0 ,ζ0 )を接続する曲線で示される。 (0.0396, 4.7) 、(0.0793, 3.7) 、(0.119, 3.2)、(0.1
59, 3.0)、(0.198, 2.9)、(0.278, 2.8)、(0.357, 2.
7)、(0.436, 2.7)、(0.515, 2.8)、(0.753, 3.2)、(0.9
91, 3.7)
【0041】ここで、図3、 (5)式および (6)式の条件
に従って、ζ0 =2.82、Δ0 =0.25、Δ2 =−2.0 ×10
-6としたときに、表2の(a) 〜(e) の各パラメータに対
応する種パルス光および導波路型光非線形媒質から発生
するSC光のスペクトルを図8に示す。図中Aは、ラマ
ン感受率のスペクトルを示す。パルス幅T0 が一定の場
合((a)〜(c))、規格化されたパラメータの組(ζ0 、Δ
0 、Δ2 )は、SC光のスペクトル形状を一意に定め
る。パルス幅T0 が増減する場合((d),(e))は、ラマン
感受率のスペクトルが相対的に波長軸(周波数軸)方向
に伸縮する影響でスペクトルはわずかに変化するもの
の、ほぼ同一形状を保つことがわかる。
に従って、ζ0 =2.82、Δ0 =0.25、Δ2 =−2.0 ×10
-6としたときに、表2の(a) 〜(e) の各パラメータに対
応する種パルス光および導波路型光非線形媒質から発生
するSC光のスペクトルを図8に示す。図中Aは、ラマ
ン感受率のスペクトルを示す。パルス幅T0 が一定の場
合((a)〜(c))、規格化されたパラメータの組(ζ0 、Δ
0 、Δ2 )は、SC光のスペクトル形状を一意に定め
る。パルス幅T0 が増減する場合((d),(e))は、ラマン
感受率のスペクトルが相対的に波長軸(周波数軸)方向
に伸縮する影響でスペクトルはわずかに変化するもの
の、ほぼ同一形状を保つことがわかる。
【0042】
【表2】
【0043】(第4の実施形態)本発明の第4実施形態
のSC光源は、シリカ系の材料を用いた導波路型光非線
形媒質および種パルス光の条件について次のように規定
する。なお、SC光の発生は、誘導ラマン散乱(SR
S)の影響を受ける。
のSC光源は、シリカ系の材料を用いた導波路型光非線
形媒質および種パルス光の条件について次のように規定
する。なお、SC光の発生は、誘導ラマン散乱(SR
S)の影響を受ける。
【0044】ここでは、第2の実施形態と同様にP0 、
T0 、D0 およびD2 をそれぞれ規格化して得られる無
次元値ζ0 、τ0 、Δ0 およびΔ2 を定義し、τ0 に関
する所定の関数をf4(τ0)としたときに、 ζ0 ≧f4(τ0) …(7) −0.01≦Δ2 <0 …(8) の条件を満たすように、種パルス光および導波路型光非
線形媒質の各パラメータを設定する。
T0 、D0 およびD2 をそれぞれ規格化して得られる無
次元値ζ0 、τ0 、Δ0 およびΔ2 を定義し、τ0 に関
する所定の関数をf4(τ0)としたときに、 ζ0 ≧f4(τ0) …(7) −0.01≦Δ2 <0 …(8) の条件を満たすように、種パルス光および導波路型光非
線形媒質の各パラメータを設定する。
【0045】図4は、τ0 とζ0 に対するSC光のスペ
クトル幅の関係を示す。SC光のスペクトル幅は等高線
マップとして表される。ここでの等高線の間隔はスペク
トル幅25[nm]に対応する。図中破線は、ζ0 =f4(τ0)
を示すグラフであり、ζ0 ≧f4(τ0)の範囲で所望のス
ペクトル幅を有するSC光が得られる。図2のζ0 =f
2(Δ0)のグラフと比較すると、ζ0 が小さくなる方向に
シフトする。
クトル幅の関係を示す。SC光のスペクトル幅は等高線
マップとして表される。ここでの等高線の間隔はスペク
トル幅25[nm]に対応する。図中破線は、ζ0 =f4(τ0)
を示すグラフであり、ζ0 ≧f4(τ0)の範囲で所望のス
ペクトル幅を有するSC光が得られる。図2のζ0 =f
2(Δ0)のグラフと比較すると、ζ0 が小さくなる方向に
シフトする。
【0046】このf4(τ0)を表す関数は、次の各点(τ
0 ,ζ0 )を接続する曲線で示される。 (115, 4.7)、(120, 4.5)、(150, 3.7)、(180, 3.2)、(2
10, 2.9)、(240, 2.8)、(270, 2.7)、(300, 2.7)、(33
0, 2.7)、(360, 2.8)、(390, 2.9)、(420, 3.0)、(450,
3.1)、(480, 3.3)、(510, 3.4)、(540, 3.6)、(570,
3.8)、(600, 4.0)、(630, 4.2)、(655, 4.4)
0 ,ζ0 )を接続する曲線で示される。 (115, 4.7)、(120, 4.5)、(150, 3.7)、(180, 3.2)、(2
10, 2.9)、(240, 2.8)、(270, 2.7)、(300, 2.7)、(33
0, 2.7)、(360, 2.8)、(390, 2.9)、(420, 3.0)、(450,
3.1)、(480, 3.3)、(510, 3.4)、(540, 3.6)、(570,
3.8)、(600, 4.0)、(630, 4.2)、(655, 4.4)
【0047】(第5の実施形態)本実施形態では、導波
路型光非線形媒質の伝搬損失係数をα[m-1] とし、それ
を規格化したΛを Λ=α/(γP0 ) と定義する。
路型光非線形媒質の伝搬損失係数をα[m-1] とし、それ
を規格化したΛを Λ=α/(γP0 ) と定義する。
【0048】図5は、ζ0 に対するSC光のスペクトル
幅の変化を示す。図中の破線はスペクトルが最も平坦に
なる条件を示す。導波路型光非線形媒質の伝搬損失係数
αを規格化したΛが0.045 以上になると、平坦なスペク
トルが得られなくなる。すなわち、平坦なスペクトルを
有するSC光を発生させるためのΛの上限が存在する。
したがって、上記第1の実施形態および第2の実施形態
において、Δ0 に関する所定の関数をf5(Δ0)としたと
きに、 Λ≦f5(Δ0) …(9) の条件を満たすように導波路型光非線形媒質の各パラメ
ータを設定する。
幅の変化を示す。図中の破線はスペクトルが最も平坦に
なる条件を示す。導波路型光非線形媒質の伝搬損失係数
αを規格化したΛが0.045 以上になると、平坦なスペク
トルが得られなくなる。すなわち、平坦なスペクトルを
有するSC光を発生させるためのΛの上限が存在する。
したがって、上記第1の実施形態および第2の実施形態
において、Δ0 に関する所定の関数をf5(Δ0)としたと
きに、 Λ≦f5(Δ0) …(9) の条件を満たすように導波路型光非線形媒質の各パラメ
ータを設定する。
【0049】また、上記第3の実施形態および第4の実
施形態において、Δ0 に関する所定の関数をf6(Δ0)と
したときに、 Λ≦f6(Δ0) …(10) の条件を満たすように導波路型光非線形媒質の各パラメ
ータを設定する。
施形態において、Δ0 に関する所定の関数をf6(Δ0)と
したときに、 Λ≦f6(Δ0) …(10) の条件を満たすように導波路型光非線形媒質の各パラメ
ータを設定する。
【0050】図6は、Δ0 に対するΛの上限の関係を示
す。実線は、第1の実施形態および第2の実施形態に対
応してSRSがない場合で、Λ=f5(Δ0)のグラフを示
す。破線は、第3の実施形態および第4の実施形態に対
応してSRSの効果がある場合で、Λ=f6(Δ0)のグラ
フを示す。この場合には、平坦化(広帯域化)のための
規格化した伝搬損失Λの上限は緩和される。
す。実線は、第1の実施形態および第2の実施形態に対
応してSRSがない場合で、Λ=f5(Δ0)のグラフを示
す。破線は、第3の実施形態および第4の実施形態に対
応してSRSの効果がある場合で、Λ=f6(Δ0)のグラ
フを示す。この場合には、平坦化(広帯域化)のための
規格化した伝搬損失Λの上限は緩和される。
【0051】ここで、f5(Δ0)を表す関数は、次の各点
(Δ0 ,Λ)を接続する曲線で示される。 (0.0793, 0.080) 、(0.119, 0.073)、(0.159, 0.060)、
(0.198, 0.060)、(0.278, 0.048)、(0.357, 0.043)、
(0.436, 0.038)、(0.515, 0.033)、(0.595, 0.030)、
(0.674, 0.028)、(0.753, 0.025)、(0.833, 0.023)、
(0.912, 0.023)、(0.991, 0.020)
(Δ0 ,Λ)を接続する曲線で示される。 (0.0793, 0.080) 、(0.119, 0.073)、(0.159, 0.060)、
(0.198, 0.060)、(0.278, 0.048)、(0.357, 0.043)、
(0.436, 0.038)、(0.515, 0.033)、(0.595, 0.030)、
(0.674, 0.028)、(0.753, 0.025)、(0.833, 0.023)、
(0.912, 0.023)、(0.991, 0.020)
【0052】また、f6(Δ0)を表す関数は、次の各点
(Δ0 ,Λ)を接続する曲線で示される。 (0.0396, 0.11)、(0.0793, 0.11)、(0.119, 0.093)、
(0.159, 0.085)、(0.198, 0.080)、(0.278, 0.065)、
(0.357, 0.058)、(0.436, 0.053)、(0.515, 0.048)、
(0.595, 0.045)、(0.674, 0.040)、(0.753, 0.038)、
(0.833, 0.035)、(0.912, 0.033)、(0.991, 0.030)
(Δ0 ,Λ)を接続する曲線で示される。 (0.0396, 0.11)、(0.0793, 0.11)、(0.119, 0.093)、
(0.159, 0.085)、(0.198, 0.080)、(0.278, 0.065)、
(0.357, 0.058)、(0.436, 0.053)、(0.515, 0.048)、
(0.595, 0.045)、(0.674, 0.040)、(0.753, 0.038)、
(0.833, 0.035)、(0.912, 0.033)、(0.991, 0.030)
【0053】(他の実施形態)以上示した各実施形態に
おいて、導波路型光非線形媒質として高ドープコア構造
を利用した高閉じ込め導波路構造を用いることにより、
小さな曲率半径で導波路型光非線形媒質(光ファイバ)
を巻き取ることができ、コンパクトなSC光源を構成す
ることができる。この場合には、導波路型光非線形媒質
の曲率半径は5mm以上に設定することが好ましい。
おいて、導波路型光非線形媒質として高ドープコア構造
を利用した高閉じ込め導波路構造を用いることにより、
小さな曲率半径で導波路型光非線形媒質(光ファイバ)
を巻き取ることができ、コンパクトなSC光源を構成す
ることができる。この場合には、導波路型光非線形媒質
の曲率半径は5mm以上に設定することが好ましい。
【0054】また、波長λに関して1つの極大値を有す
る凸型形状の波長分散特性は、図9に示すような2重ク
ラッド構造、3重クラッド構造、4重クラッド構造を用
いて実現することができる。
る凸型形状の波長分散特性は、図9に示すような2重ク
ラッド構造、3重クラッド構造、4重クラッド構造を用
いて実現することができる。
【0055】また、本発明のSC光源において、SC光
を安定に発生させるためには導波路型光非線形媒質が偏
波保存性を有することが好ましい。
を安定に発生させるためには導波路型光非線形媒質が偏
波保存性を有することが好ましい。
【0056】また、本発明のSC光源において、導波路
型光非線形媒質の前段に光増幅器を配置することによ
り、導波路型光非線形媒質に入射する種パルス光を増幅
することができる。また、導波路型光非線形媒質の後段
に光増幅器を配置することにより、導波路型光非線形媒
質から出力されるSC光を増幅することができる。
型光非線形媒質の前段に光増幅器を配置することによ
り、導波路型光非線形媒質に入射する種パルス光を増幅
することができる。また、導波路型光非線形媒質の後段
に光増幅器を配置することにより、導波路型光非線形媒
質から出力されるSC光を増幅することができる。
【0057】ところで、導波路型光非線形媒質の前段に
光増幅器を備え、種パルス光を増幅して導波路型光非線
形媒質に入射する構成の場合には、光増幅器で発生する
雑音光が問題になる。光増幅器は、出力部に雑音光除去
用の光フィルタを備えるが、種パルス光の帯域と重なる
雑音光の除去はできない。例えば、図10に示すよう
に、種パルス光が、周波数成分がF0 +nΔF(nは整
数)からなる繰り返し周波数ΔFの繰り返し光パルス列
の場合、個々の縦モード間の雑音光が残留した種パルス
光が導波路型光非線形媒質に入射されるので、発生する
SC光のSN比が劣化する。
光増幅器を備え、種パルス光を増幅して導波路型光非線
形媒質に入射する構成の場合には、光増幅器で発生する
雑音光が問題になる。光増幅器は、出力部に雑音光除去
用の光フィルタを備えるが、種パルス光の帯域と重なる
雑音光の除去はできない。例えば、図10に示すよう
に、種パルス光が、周波数成分がF0 +nΔF(nは整
数)からなる繰り返し周波数ΔFの繰り返し光パルス列
の場合、個々の縦モード間の雑音光が残留した種パルス
光が導波路型光非線形媒質に入射されるので、発生する
SC光のSN比が劣化する。
【0058】そこで、図11に示すように、光増幅器1
と導波路型光非線形媒質2との間に、透過率周波数特性
が周期的であり、個々の縦モードに透過周波数が一致す
る周期光フィルタ3を挿入する。これにより、縦モード
化の雑音光が抑圧され、発生するSC光のSN比を改善
することができる。
と導波路型光非線形媒質2との間に、透過率周波数特性
が周期的であり、個々の縦モードに透過周波数が一致す
る周期光フィルタ3を挿入する。これにより、縦モード
化の雑音光が抑圧され、発生するSC光のSN比を改善
することができる。
【0059】なお、周期光フィルタ3の透過周波数が個
々の縦モードに一致する場合に限らず、複数個おきに縦
モードを間引いて透過する特性を有するもの、例えば周
波数成分F0 +mnΔF(mは整数)の光を通過するも
のであってもよい。この場合には、周期光フィルタ3か
ら出力される種パルス光の繰り返し周波数はmΔFとな
る。
々の縦モードに一致する場合に限らず、複数個おきに縦
モードを間引いて透過する特性を有するもの、例えば周
波数成分F0 +mnΔF(mは整数)の光を通過するも
のであってもよい。この場合には、周期光フィルタ3か
ら出力される種パルス光の繰り返し周波数はmΔFとな
る。
【0060】また、SC光は、導波路型光非線形媒質の
0.98L0≦z≦1.02L0の領域で急減期に成長するので、
温度変化等による実効導波路長L0 の変動を所定の範囲
に収める必要がある。この場合には、導波路型光非線形
媒質の実効導波路長L0 の変動を補償する補償手段を備
える。この補償手段は、光ファイバの場合は温度または
張力の制御を行う構成であり、平面型光導波路の場合に
は温度制御を行う構成であり、半導体光導波路の場合は
温度制御または電界印加または電流注入により制御する
構成である。これにより、実効導波路長L0 の変動量を
±0.02L0 以内に抑圧することが可能である。
0.98L0≦z≦1.02L0の領域で急減期に成長するので、
温度変化等による実効導波路長L0 の変動を所定の範囲
に収める必要がある。この場合には、導波路型光非線形
媒質の実効導波路長L0 の変動を補償する補償手段を備
える。この補償手段は、光ファイバの場合は温度または
張力の制御を行う構成であり、平面型光導波路の場合に
は温度制御を行う構成であり、半導体光導波路の場合は
温度制御または電界印加または電流注入により制御する
構成である。これにより、実効導波路長L0 の変動量を
±0.02L0 以内に抑圧することが可能である。
【0061】また、以上示した各実施形態では、種パル
ス光を発生するパルス光源については特に言及していな
いが、本発明のSC光源として種パルス光を発生するパ
ルス光源を含む構成としてもよい。
ス光を発生するパルス光源については特に言及していな
いが、本発明のSC光源として種パルス光を発生するパ
ルス光源を含む構成としてもよい。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のSC光源
は、無次元パラメータΔ0 ,Δ2 ,ζ 0 ,τ0 を規定
し、種パルス光および導波路型光非線形媒質の各パラメ
ータとスペクトル形状との関係を示すことにより、所望
のスペクトル幅を有するSC光を発生するSC光源を設
計することができる。特に、波長λ0 およびz=L0 に
おける規格化された2次の分散値Δ2 の範囲を規定する
ことにより、広帯域のSC光を発生させるSC光源の設
計が可能となる。
は、無次元パラメータΔ0 ,Δ2 ,ζ 0 ,τ0 を規定
し、種パルス光および導波路型光非線形媒質の各パラメ
ータとスペクトル形状との関係を示すことにより、所望
のスペクトル幅を有するSC光を発生するSC光源を設
計することができる。特に、波長λ0 およびz=L0 に
おける規格化された2次の分散値Δ2 の範囲を規定する
ことにより、広帯域のSC光を発生させるSC光源の設
計が可能となる。
【0063】さらに、本発明のSC光源では、導波路型
光非線形媒質に対してSC光を発生する種パルス光のピ
ーク強度およびパルス幅の関係、さらに与えられた種パ
ルス光のピーク強度および導波路型光非線形媒質の入射
端における分散値に対して、平坦なスペクトルを有する
SC光を発生するための伝搬損失係数の上限値を明らか
にしている。これにより、広帯域のSC光を発生させる
SC光源の設計が可能となる。
光非線形媒質に対してSC光を発生する種パルス光のピ
ーク強度およびパルス幅の関係、さらに与えられた種パ
ルス光のピーク強度および導波路型光非線形媒質の入射
端における分散値に対して、平坦なスペクトルを有する
SC光を発生するための伝搬損失係数の上限値を明らか
にしている。これにより、広帯域のSC光を発生させる
SC光源の設計が可能となる。
【0064】また、SC光を発生するための波長分散特
性および伝搬損失係数を満足する導波路型光非線形媒質
の曲率半径を設定することにより、コンパクトなSC光
源で確実にSC光を発生させることができる。
性および伝搬損失係数を満足する導波路型光非線形媒質
の曲率半径を設定することにより、コンパクトなSC光
源で確実にSC光を発生させることができる。
【0065】また、導波路型光非線形媒質に光増幅器を
介して種パルス光として繰り返し光パルス列を入射する
場合には、周期光フィルタを介する構成をとることによ
り、縦モード化の雑音光が抑圧され、発生するSC光の
SN比を改善することができる。
介して種パルス光として繰り返し光パルス列を入射する
場合には、周期光フィルタを介する構成をとることによ
り、縦モード化の雑音光が抑圧され、発生するSC光の
SN比を改善することができる。
【図1】第1の実施形態のΔ0 とζ0 に対するSC光の
スペクトル幅の関係を示す図。
スペクトル幅の関係を示す図。
【図2】第2の実施形態のτ0 とζ0 に対するSC光の
スペクトル幅の関係を示す図。
スペクトル幅の関係を示す図。
【図3】第3の実施形態のΔ0 とζ0 に対するSC光の
スペクトル幅の関係を示す図。
スペクトル幅の関係を示す図。
【図4】第4の実施形態のτ0 とζ0 に対するSC光の
スペクトル幅の関係を示す図。
スペクトル幅の関係を示す図。
【図5】ζ0 に対するSC光のスペクトル幅の変化を示
す図。
す図。
【図6】Δ0 に対するΛの上限の関係を示す図。
【図7】表1の(a) 〜(e) の各パラメータに対応するS
C光のスペクトルを示す図。
C光のスペクトルを示す図。
【図8】表2の(a) 〜(e) の各パラメータに対応するS
C光のスペクトルを示す図。
C光のスペクトルを示す図。
【図9】導波路型光非線形媒質のクラッド構造を示す
図。
図。
【図10】光増幅器を用いた構成を示す図。
【図11】本発明による周期光フィルタを用いた構成を
示す図。
示す図。
【符号の説明】
1 光増幅器
2 導波路型光非線形媒質
3 周期光フィルタ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 乾 哲郎
東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日
本電信電話株式会社内
Fターム(参考) 2K002 AB27 BA01 CA15 DA10 GA10
HA22
Claims (14)
- 【請求項1】 中心波長λ0 の種パルス光を導波路型光
非線形媒質に入射してスーパーコンティニウム光を発生
する構成であり、 前記導波路型光非線形媒質は、入射光の波長λおよび伝
搬距離zに対して波長分散特性D(λ,z)[ps/nm/km]を
有し、前記種パルス光の中心波長λ0 における分散値D
(λ0,z)が、前記種パルス光の伝搬方向に対して正値か
ら負値に向かって減少し、その値が0[ps/nm/km]となる
前記種パルス光の伝搬距離zを実効導波路長L0 とした
ときに(D(λ0,L0)=0)、0.98L0≦z≦1.02L0で波
長分散特性D(λ,z)が波長λに関して極大値を有する
構成であるスーパーコンティニウム光源において、 前記種パルス光のピーク強度をP0 [W] およびパルス幅
をT0 [sec] とし、前記導波路型光非線形媒質の入射端
z=0における分散値D(λ0,0)をD0 [s/m2]、z=L
0 における2次の分散値d2/dλ2D(λ0,L0)をD2 [s
/m4]、非線形係数をγ[m-1 W-1]、真空中の光速をc[m
/s] とし、前記L0 、D0 およびD2 をそれぞれ規格化
して得られる無次元値ζ0 、Δ0 およびΔ2 が ζ0 =γP0L0 Δ0 =λ0 2D0/(2πcγP0T0 2) Δ2 =λ0 6D2/((2πc)3γP0T0 4) と定義され、Δ0 に関する所定の関数をf1(Δ0)とした
ときに、 ζ0 ≧f1(Δ0) −0.01≦Δ2 <0 の条件を満たすように前記種パルス光および前記導波路
型光非線形媒質の各パラメータが設定されたことを特徴
とするスーパーコンティニウム光源。 - 【請求項2】 中心波長λ0 の種パルス光を導波路型光
非線形媒質に入射してスーパーコンティニウム光を発生
する構成であり、 前記導波路型光非線形媒質は、入射光の波長λおよび伝
搬距離zに対して波長分散特性D(λ,z)[ps/nm/km]を
有し、前記種パルス光の中心波長λ0 における分散値D
(λ0,z)が、前記種パルス光の伝搬方向に対して正値か
ら負値に向かって減少し、その値が0[ps/nm/km]となる
前記種パルス光の伝搬距離zを実効導波路長L0 とした
ときに(D(λ0,L0)=0)、0.98L0≦z≦1.02L0で波
長分散特性D(λ,z)が波長λに関して極大値を有する
構成であるスーパーコンティニウム光源において、 前記種パルス光のピーク強度をP0 [W] およびパルス幅
をT0 [sec] とし、前記導波路型光非線形媒質の入射端
z=0における分散値D(λ0,0)をD0 [s/m2]、z=L
0 における2次の分散値d2/dλ2D(λ0,L0)をD2 [s
/m4]、非線形係数をγ[m-1 W-1]、真空中の光速をc[m
/s] とし、前記P0 、T0 、D0 およびD2 をそれぞれ
規格化して得られる無次元値ζ0 、τ0 、Δ0 およびΔ
2 が ζ0 =γP0L0 τ0 =2πcT0(−D0/D2)1/2/λ0 2 Δ0 =λ0 2D0/(2πcγP0T0 2) Δ2 =λ0 6D2/((2πc)3γP0T0 4) と定義され、τ0 に関する所定の関数をf2(τ0)とした
ときに、 ζ0 ≧f2(τ0) −0.01≦Δ2 <0 の条件を満たすように前記種パルス光および前記導波路
型光非線形媒質の各パラメータが設定されたことを特徴
とするスーパーコンティニウム光源。 - 【請求項3】 中心波長λ0 の種パルス光をシリカ系の
導波路型光非線形媒質に入射してスーパーコンティニウ
ム光を発生する構成であり、 前記導波路型光非線形媒質は、入射光の波長λおよび伝
搬距離zに対して波長分散特性D(λ,z)[ps/nm/km]を
有し、前記種パルス光の中心波長λ0 における分散値D
(λ0,z)が、前記種パルス光の伝搬方向に対して正値か
ら負値に向かって減少し、その値が0[ps/nm/km]となる
前記種パルス光の伝搬距離zを実効導波路長L0 とした
ときに(D(λ0,L0)=0)、0.98L0≦z≦1.02L0で波
長分散特性D(λ,z)が波長λに関して極大値を有する
構成であるスーパーコンティニウム光源において、 前記種パルス光のピーク強度をP0 [W] およびパルス幅
をT0 [sec] とし、前記導波路型光非線形媒質の入射端
z=0における分散値D(λ0,0)をD0 [s/m2]、z=L
0 における2次の分散値d2/dλ2D(λ0,L0)をD2 [s
/m4]、非線形係数をγ[m-1 W-1]、真空中の光速をc[m
/s] とし、前記L0 、D0 およびD2 をそれぞれ規格化
して得られる無次元値ζ0 、Δ0 およびΔ2 が ζ0 =γP0L0 Δ0 =λ0 2D0/(2πcγP0T0 2) Δ2 =λ0 6D2/((2πc)3γP0T0 4) と定義され、Δ0 に関する所定の関数をf3(Δ0)とした
ときに、 ζ0 ≧f3(Δ0) −0.01≦Δ2 <0 の条件を満たすように前記種パルス光および前記導波路
型光非線形媒質の各パラメータが設定されたことを特徴
とするスーパーコンティニウム光源。 - 【請求項4】 中心波長λ0 の種パルス光をシリカ系の
導波路型光非線形媒質に入射してスーパーコンティニウ
ム光を発生する構成であり、 前記導波路型光非線形媒質は、入射光の波長λおよび伝
搬距離zに対して波長分散特性D(λ,z)[ps/nm/km]を
有し、前記種パルス光の中心波長λ0 における分散値D
(λ0,z)が、前記種パルス光の伝搬方向に対して正値か
ら負値に向かって減少し、その値が0[ps/nm/km]となる
前記種パルス光の伝搬距離zを実効導波路長L0 とした
ときに(D(λ0,L0)=0)、0.98L0≦z≦1.02L0で波
長分散特性D(λ,z)が波長λに関して極大値を有する
構成であるスーパーコンティニウム光源において、 前記種パルス光のピーク強度をP0 [W] およびパルス幅
をT0 [sec] とし、前記導波路型光非線形媒質の入射端
z=0における分散値D(λ0,0)をD0 [s/m2]、z=L
0 における2次の分散値d2/dλ2D(λ0,L0)をD2 [s
/m4]、非線形係数をγ[m-1 W-1]、真空中の光速をc[m
/s] とし、前記P0 、T0 、D0 およびD2 をそれぞれ
規格化して得られる無次元値ζ0 、τ0 、Δ0 およびΔ
2 が ζ0 =γP0L0 τ0 =2πcT0(−D0/D2)1/2/λ0 2 Δ0 =λ0 2D0/(2πcγP0T0 2) Δ2 =λ0 6D2/((2πc)3γP0T0 4) と定義され、τ0 に関する所定の関数をf4(τ0)とした
ときに、 ζ0 ≧f4(τ0) −0.01≦Δ2 <0 の条件を満たすように前記種パルス光および前記導波路
型光非線形媒質の各パラメータが設定されたことを特徴
とするスーパーコンティニウム光源。 - 【請求項5】 前記導波路型光非線形媒質の伝搬損失係
数をα[m-1] としたときに、 Λ=α/(γP0 ) で定義される規格化された伝搬損失Λが、Δ0 に関する
所定の関数をf5(Δ0)としたときに、 Λ≦f5(Δ0) の条件を満たすように前記導波路型光非線形媒質の各パ
ラメータが設定されたことを特徴とする請求項1または
請求項2に記載のスーパーコンティニウム光源。 - 【請求項6】 前記シリカ系の導波路型光非線形媒質の
伝搬損失係数をα[m -1] としたときに、 Λ=α/(γP0 ) で定義される規格化された伝搬損失Λが、Δ0 に関する
所定の関数をf6(Δ0)としたときに、 Λ≦f6(Δ0) の条件を満たすように前記導波路型光非線形媒質の各パ
ラメータが設定されたことを特徴とする請求項3または
請求項4に記載のスーパーコンティニウム光源。 - 【請求項7】 前記導波路型光非線形媒質の曲率半径が
5mm以上であることを特徴とする請求項1〜4のいず
れかに記載のスーパーコンティニウム光源。 - 【請求項8】 前記導波路型光非線形媒質が2重クラッ
ド構造または3重クラッド構造または4重クラッド構造
を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記
載のスーパーコンティニウム光源。 - 【請求項9】 前記導波路型光非線形媒質が偏波保存性
を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記
載のスーパーコンティニウム光源。 - 【請求項10】 前記導波路型光非線形媒質の前段また
は後段の少なくとも一方に光増幅器を配置した構成であ
ることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のス
ーパーコンティニウム光源。 - 【請求項11】 前記種パルス光は、周波数成分がF0
+nΔF(nは整数)からなる繰り返し周波数ΔFの繰
り返し光パルス列であり、 前記導波路型光非線形媒質の前段に前記種パルス光を増
幅する光増幅器を備え、前記光増幅器と前記導波路型光
非線形媒質との間に周波数成分F0 +mnΔF(mは整
数)の光を通過させる周期光フィルタを備えたことを特
徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のスーパーコン
ティニウム光源。 - 【請求項12】 前記導波路型光非線形媒質の実効導波
路長L0 の変動を補償する補償手段を備えたことを特徴
とする請求項1〜4のいずれかに記載のスーパーコンテ
ィニウム光源。 - 【請求項13】 前記補償手段は、前記実効導波路長L
0 の変動量を±0.02L0 以内に抑圧する構成であること
を特徴とする請求項12に記載のスーパーコンティニウ
ム光源。 - 【請求項14】 前記種パルス光を発生するパルス光源
を含む構成であることを特徴とする請求項1〜4のいず
れかに記載のスーパーコンティニウム光源。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001343798A JP2003149695A (ja) | 2001-11-08 | 2001-11-08 | スーパーコンティニウム光源 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001343798A JP2003149695A (ja) | 2001-11-08 | 2001-11-08 | スーパーコンティニウム光源 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003149695A true JP2003149695A (ja) | 2003-05-21 |
Family
ID=19157419
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001343798A Pending JP2003149695A (ja) | 2001-11-08 | 2001-11-08 | スーパーコンティニウム光源 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003149695A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005234581A (ja) * | 2004-02-20 | 2005-09-02 | Furukawa Electric North America Inc | 後処理による高非線形ファイバにおける光発生の変更、増強および調整 |
| CN103760733A (zh) * | 2014-01-23 | 2014-04-30 | 华中科技大学 | 平面波导超连续谱发生器及其制备方法 |
| DE112017001881T5 (de) | 2016-04-05 | 2018-12-13 | Riken | Superkontinuumquelle, Verfahren zum Erzeugen und Emittieren eines Superkontinuums, Multiphotonenanregungs-Fluoreszenzmikroskop und Multiphotonenanregungsverfahren |
-
2001
- 2001-11-08 JP JP2001343798A patent/JP2003149695A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005234581A (ja) * | 2004-02-20 | 2005-09-02 | Furukawa Electric North America Inc | 後処理による高非線形ファイバにおける光発生の変更、増強および調整 |
| CN103760733A (zh) * | 2014-01-23 | 2014-04-30 | 华中科技大学 | 平面波导超连续谱发生器及其制备方法 |
| DE112017001881T5 (de) | 2016-04-05 | 2018-12-13 | Riken | Superkontinuumquelle, Verfahren zum Erzeugen und Emittieren eines Superkontinuums, Multiphotonenanregungs-Fluoreszenzmikroskop und Multiphotonenanregungsverfahren |
| DE112017001881B4 (de) | 2016-04-05 | 2024-07-18 | Ushio Denki Kabushiki Kaisha | Superkontinuumquelle, Verfahren zum Erzeugen und Emittieren eines Superkontinuums, Multiphotonenanregungs-Fluoreszenzmikroskop und Multiphotonenanregungsverfahren |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061114 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070313 |