JP2003149744A - 画像表示システム - Google Patents

画像表示システム

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JP2003149744A
JP2003149744A JP2001345118A JP2001345118A JP2003149744A JP 2003149744 A JP2003149744 A JP 2003149744A JP 2001345118 A JP2001345118 A JP 2001345118A JP 2001345118 A JP2001345118 A JP 2001345118A JP 2003149744 A JP2003149744 A JP 2003149744A
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display system
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JP2001345118A
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English (en)
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Hiroshi Suzuki
浩志 鈴木
Kohei Teramoto
浩平 寺本
Shinsuke Shikama
信介 鹿間
Shuzo Wadaka
修三 和高
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/10Projectors with built-in or built-on screen

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Lenses (AREA)
  • Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像表示システムの薄型化には限界があり、
これ以上の薄型化をすることができないという課題があ
った。 【解決手段】 発光体11,放物面鏡12および集光レ
ンズ13からなる照明光源系と、照明光源系からの光に
画像情報を与えて出射するライトバルブ14とからなる
送信手段10と、送信手段10からの光を投影する屈折
光学レンズ21と、負のパワーを有する反射面によって
屈折光学レンズ21からの光を反射して拡大投影する凸
面鏡22とからなる投影光学手段20と、投影光学手段
20からの光を受光面30Aで受光して画像情報に基づ
く画像を画像表示面30Bに表示する表示手段30とを
備え、投影光学手段20の光軸23から外れた位置に送
信手段10を配置するとともに、表示手段30の前面と
投影光学手段20の背面との間に送信手段10を配置す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像情報を持っ
た光を表示手段へ背面から拡大投影して画像を表示する
画像表示システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図13は従来の画像表示システムの構成
を示す図である。図13において、1は光を発する発光
体、2は発光体1から発した光が概ね平行になるように
反射する放物面鏡、3は放物面鏡2で反射した光を集光
する集光レンズである。発光体1,放物面鏡2および集
光レンズ3から照明光源系が構成されている。
【0003】4は集光レンズ3によって集光された光を
画像情報に基づいて空間的に強度変調するライトバル
ブ、5はライトバルブ4によって強度変調された光を投
影する投影光学レンズ、6は投影光学レンズ5から投影
された光を画像として表示するスクリーンである。光路
は矢印で表示してある。
【0004】次に動作について説明する。発光体1から
発した光は、放物面鏡2によって反射され、集光レンズ
3によってライトバルブ4へ集光される。ライトバルブ
4は画像情報に基づいて集光された光を空間的に強度変
調する。強度変調された光は投影光学レンズ5によって
スクリーン6に後方(図13の左方)から投影されて、
画像として表示される。画像表示システムの利用者は、
図13のスクリーン6の前方(図13の右方)から画像
を視認する。
【0005】図13の画像表示システムの奥行は、発光
体1,放物面鏡2,集光レンズ3からなる照明光源系か
らスクリーン6までの距離に相当する。同じ大きさの画
像を表示できる画像表示システムであれば、この奥行を
なるべく薄く構成したものの方が好ましい。このような
理由で、図13に示した従来の画像表示システムでは、
画像表示システムの奥行を極力抑えて薄型化できるよう
に、広角の投影光学レンズ5を用いてスクリーン6に画
像を表示している。
【0006】しかしながら、投影光学レンズ5の広角に
は限界があるため、図13の画像表示システムをさらに
薄型化するために、図14に示すように、水平方向に対
して45°傾いた平面鏡7を設けて、投影光学レンズ5
からの光路を折り曲げてスクリーン6に投影するように
構成している。
【0007】図14の画像表示システムでは、照明光源
系やライトバルブ4,投影光学レンズ5の各構成要素を
画像表示システムの高さ方向(図14の上下方向)に配
置し、画像表示システムの薄型化を可能にしている。こ
の場合の画像表示システムの奥行は、平面鏡7からスク
リーン6までの距離に相当する。水平方向に対する平面
鏡7の傾きを45°よりも大きくすれば画像表示システ
ムをさらに薄型化することができるが、ライトバルブ4
および光源部分が投影光と干渉し、光がけられてしまっ
てスクリーン6から光路が外れてしまう。
【0008】また、特開平6−11767号公報には、
図14の平面鏡7の代わりに凸面鏡を用いて光を反射し
てスクリーン6に画像を拡大表示する画像表示システム
が開示されているが、スクリーン6には歪んだ画像が表
示されてしまう。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の画像表示システ
ムは以上のように構成されているので、画像表示システ
ムの薄型化には限界があり、これ以上の薄型化をするこ
とができないという課題があった。
【0010】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、画像の歪を抑制して拡大表示でき
るとともに、従来と比較してさらに薄型化することが可
能な画像表示システムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る画像表示
システムは、画像情報を照明光に与えて光画像信号とし
て送信する送信手段と、送信手段から送信された光画像
信号を投影する屈折光学部および屈折光学部から投影さ
れた光画像信号を反射する反射部から構成される投影光
学手段と、投影光学手段を介して光画像信号を受光し、
画像情報に基づく画像を表示する表示手段とを備え、投
影光学手段の光軸から外れた位置に送信手段が配置され
るとともに、表示手段の前面と投影光学手段の背面との
間に送信手段が配置されるようにしたものである。
【0012】この発明に係る画像表示システムは、表示
手段の前面とは、画像表示システムを基準とした前面で
あり、投影光学手段の背面とは、画像表示システムを基
準とした背面であるようにしたものである。
【0013】この発明に係る画像表示システムは、画像
情報を照明光に与えて光画像信号として送信する送信手
段と、送信手段から送信された光画像信号を投影する屈
折光学部および屈折光学部から投影された光画像信号を
反射する反射部から構成される投影光学手段と、投影光
学手段を介して光画像信号を受光し、画像情報に基づく
画像を表示する表示手段とを備え、投影光学手段の光軸
を含む水平面よりも上方に表示手段が配置されるととも
に、投影光学手段の光軸を含む水平面よりも下方に送信
手段が配置されるようにしたものである。
【0014】この発明に係る画像表示システムは、投影
光学手段の光軸と略直交して表示手段が配置されるよう
にしたものである。
【0015】この発明に係る画像表示システムは、送信
手段を構成するライトバルブ手段の画像出射面および表
示手段が略平行に配置されるようにしたものである。
【0016】この発明に係る画像表示システムは、送信
手段から表示手段に至るまでの光路上に少なくとも一つ
の光路折曲手段を備えるようにしたものである。
【0017】この発明に係る画像表示システムは、光路
反射方向へ向う光路折曲手段の法線ベクトルと、投影光
学手段の光軸を含み、かつ表示手段の画像表示面の下辺
に平行な平面とを略平行に配置するようにしたものであ
る。
【0018】この発明に係る画像表示システムは、送信
手段から表示手段に至るまでの光路上に少なくとも一つ
の光路折曲手段を投影光学手段が備え、光路折曲手段に
より略水平面内で光路を折曲げるようにしたものであ
る。
【0019】この発明に係る画像表示システムは、少な
くとも1つのピッチに全反射型プリズム部を形成したフ
レネルレンズを表示手段が備えるようにしたものであ
る。
【0020】この発明に係る画像表示システムは、少な
くとも1つのピッチに異なる2種以上のプリズム部を形
成したフレネルレンズを表示手段が備えるようにしたも
のである。
【0021】この発明に係る画像表示システムは、入射
面および出射面にプリズム部をそれぞれ形成したフレネ
ルレンズを表示手段が備えるようにしたものである。
【0022】この発明に係る画像表示システムは、入射
面に形成したプリズム部のピッチと、出射面に形成した
プリズム部のピッチとを異なって表示手段が備えるよう
にしたものである。
【0023】この発明に係る画像表示システムは、フレ
ネルレンズに屈折型プリズム部が形成された場合には、
光を吸収する薄膜の光吸収層を屈折型プリズム部の無効
面に表示手段が備えるようにしたものである。
【0024】この発明に係る画像表示システムは、光を
透過する複数の光透過層と、光透過層の間をフレネルレ
ンズの光軸と略平行に積層され、光を吸収する複数の光
吸収層とから構成された迷光吸収板をフレネルレンズの
出射面に表示手段が備えるようにしたものである。
【0025】この発明に係る画像表示システムは、フレ
ネルレンズの出射面に迷光吸収板を一体成形して表示手
段が備えるようにしたものである。
【0026】この発明に係る画像表示システムは、フレ
ネルレンズの光軸を中心として光透過層および光吸収層
を同心円状に積層した迷光吸収板を表示手段が備えるよ
うにしたものである。
【0027】この発明に係る画像表示システムは、光透
過層および光吸収層を一方向に対して略平行に積層した
迷光吸収板を表示手段が備えるようにしたものである。
【0028】この発明に係る画像表示システムは、光を
吸収する光吸収板をフレネルレンズの出射面に表示手段
が備えるようにしたものである。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態に
ついて説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による画
像表示システムの構成を示す図であり、側面から見た断
面構造図である。矢印によって光路を表している。図1
の画像表示システムにおいて、10は画像情報を持った
光(光画像信号)を出射する送信手段、20は送信手段
10からの光を拡大投影する投影光学手段、30は投影
光学手段20からの光を受光して画像情報に基づく画像
を表示する表示手段である。
【0030】図1の送信手段10において、11は光を
発する発光体、12はその焦点に設置した発光体11か
らの光を反射して概ね平行光にする放物面鏡、13は放
物面鏡12で反射した平行光を集光する集光レンズであ
る。発光体11,放物面鏡12および集光レンズ13か
ら照明光源系が構成されている。
【0031】また、図1の送信手段10において、14
は集光レンズ13が集光した光(照明光)を画像情報に
したがって強度変調して出射するライトバルブ(ライト
バルブ手段)である。図1では、反射型の光変調素子を
ライトバルブ14としているが、例えば透過型の液晶な
どのように、あらゆる光変調素子を備えた画像表示シス
テムにこの発明は適用可能である。また、送信手段10
のライトバルブ14は自発光方式・非発光方式いずれで
あっても良い。
【0032】図1の投影光学手段20において、21は
屈折光学レンズ(屈折光学部)、22は凸面鏡(反射
部)である。歪曲収差を低減するために屈折光学レンズ
21や凸面鏡22に非球面形状を適用したり、凸面鏡2
2で生じる歪曲収差や像面湾曲をそれぞれ相殺するため
の歪曲収差や像面湾曲を屈折光学レンズ21に持たせた
りしている。
【0033】また、図1の投影光学手段20において、
23は投影光学手段20の光軸である。図1の例では、
屈折光学レンズ21,凸面鏡22が光軸23を共有して
いる。この実施の形態1では、光軸23から外れた位置
に送信手段10を配置しており、かつ表示手段30の画
像表示面30Bを含む平面(表示手段30の前面)と投
影光学手段20の凸面鏡22の背面22Bを含む平面
(投影光学手段20の背面)との間に送信手段10を配
置している。ここで、表示手段30の前面および投影光
学手段20の背面とは、画像表示システムを基準とした
ものであり、表示手段30側が前面となる。投影光学手
段20の光軸23を含む水平面を境界として、送信手段
10は水平面の下方に、表示手段30は水平面の上方に
それぞれ配置されている。つまり、送信手段10の背面
側斜め上方に投影光学手段20を配置し、投影光学手段
20の前面側斜め上方に表示手段30を配置したもので
ある。
【0034】図1の表示手段30において、30Aは表
示手段30の受光面、30Bは表示手段30の矩形形状
の画像表示面であり、フレネルレンズ31とレンチキュ
ラー32とから表示手段30が構成されている。表示手
段30は凸面鏡22からの光を受光面30Aで受光した
後に、フレネルレンズ31の各ピッチのプリズム部によ
って略平行化してレンチキュラー32へ出射する。レン
チキュラー32はフレネルレンズ31の出射光を結像さ
せた上で拡散し、画像表示面30Bに画像を表示する。
表示手段30の詳しい説明については、実施の形態3で
述べる。
【0035】この実施の形態1では、ライトバルブ14
の反射面(画像出射面)と表示手段30の受光面30A
とを略平行にして、画像表示システムの奥行が最小にな
るように設置している。また、投影する光のけられがな
いように、高さ方向においてライトバルブ14と表示手
段30との重なりがないように配置している。さらに、
上記のライトバルブ14と表示手段30との配置条件を
満たしつつ、ライトバルブ14と表示手段30との共役
関係が保たれるように投影光学手段20を配置してい
る。
【0036】次に動作について説明する。発光体11か
ら発した光は、放物面鏡12によって反射され、集光レ
ンズ13を介してライトバルブ14の反射面へ斜めの方
向から入射する。ライトバルブ14は入射した光を画像
情報に基づいて空間的に強度変調して投影光学手段20
へ反射する。ライトバルブ14は反射型の光変調素子で
あるため、その反射面に対して斜めの方向から入射した
光を強度変調して反射することが可能である。
【0037】投影光学手段20では、送信手段10から
光軸23に対して斜めに入射する光を屈折光学レンズ2
1が受光し、凸面鏡22へ光を投影する。図1に示すよ
うに、屈折光学レンズ21の光軸23は、ライトバルブ
14の反射面および表示手段30の受光面30Aに対し
て略垂直であり、かつ、ライトバルブ14の中心および
表示手段30の中心からオフセットして設置されてい
る。したがって、屈折光学レンズ21の画角の一部のみ
をライトバルブ14からの光の投影に使用していること
になる。図1では、屈折光学レンズ21の下方から光が
入射しているため、上方へ光が出射する。
【0038】凸面鏡22は負のパワーを有する反射面に
よって光の像を反射して表示手段30へ拡大投影する。
送信手段10からの光が光軸23に対して斜めに入射し
てくるため、凸面鏡22反射面の中心部分は表示手段3
0への投影に用いられていない。表示手段30は凸面鏡
22からの光を受光面30Aで受光して画像表示面30
Bに画像を表示する。
【0039】このように、投影光学手段20の光軸23
を含む水平面の上下に表示手段30,送信手段10をそ
れぞれ配置し、投影光学手段20の光軸23から送信手
段10を外して配置しているので、送信手段10からの
光は光軸23に対して斜めに投影光学手段20へ出射
し、投影光学手段20からの光は光軸23に対して斜め
に表示手段30へ投影される。したがって、送信手段1
0から凸面鏡22へ向う光と、凸面鏡22から表示手段
30へ向う光とは、画像表示システム内部の一部の空間
を重複(共有)して進行するようになり、限られた空間
を有効に利用できるようになる。
【0040】このとき、画像表示システムの薄さを投影
光学手段20の背面から表示手段30の前面までの距離
に抑えるために、投影光学手段20の背面(図1の場合
には凸面鏡22の背面22Bを含む平面)と、表示手段
30の前面(画像表示面30Bを含む平面)との間の空
間で、かつ、光軸23から外した空間を送信手段10の
配置位置とする。このことによって、従来と比べて画像
表示システムを薄型化して構成することができる。もち
ろん、送信手段10の配置は、画像表示システムの下部
高さが大きくならないように留意する。また、投影光学
手段20の光軸23を含む水平面よりも送信手段10を
下方に、表示手段30を上方に配置したため、従来と比
べて画像表示システムを薄型化して構成することができ
る。
【0041】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、光を発する発光体11と、発光体11から発した光
を反射して概ね平行光として出射する放物面鏡12と、
放物面鏡12からの平行光を集光する集光レンズ13
と、集光レンズ13で集光された光に画像情報を与えて
出射するライトバルブ14とからなる送信手段10と、
送信手段10からの光を投影する屈折光学レンズ21
と、負のパワーを有する反射面によって屈折光学レンズ
21からの光を反射して拡大投影する凸面鏡22とから
なる投影光学手段20と、投影光学手段20からの光を
受光面30Aで受光して画像情報に基づく画像を画像表
示面30Bに表示する表示手段30とを備え、投影光学
手段20の光軸23から外れた位置に送信手段10を配
置するとともに、表示手段30の前面と投影光学手段2
0の背面との間に送信手段10を配置するようにしたの
で、従来と比較して薄型化した画像表示システムを提供
できるという効果が得られる。
【0042】また、この実施の形態1によれば、光を発
する発光体11と、発光体11から発した光を反射して
概ね平行光として出射する放物面鏡12と、放物面鏡1
2からの平行光を集光する集光レンズ13と、集光レン
ズ13で集光された光に画像情報を与えて出射するライ
トバルブ14とからなる送信手段10と、送信手段10
からの光を投影する屈折光学レンズ21と、負のパワー
を有する反射面によって屈折光学レンズ21からの光を
反射して拡大投影する凸面鏡22とからなる投影光学手
段20と、投影光学手段20からの光を受光面30Aで
受光して画像情報に基づく画像を画像表示面30Bに表
示する表示手段30とを備え、投影光学手段20の光軸
23を含む水平面よりも下側に送信手段10を配置し、
投影光学手段20の光軸23を含む水平面よりも上側に
表示手段30を配置するようにしたので、従来と比較し
て薄型化した画像表示システムを提供できるという効果
が得られる。
【0043】さらに、この実施の形態1によれば、投影
光学手段20の光軸23と略直交して表示手段30を配
置するようにしたので、投影光学手段20と表示手段3
0とのアライメント調整を容易に行なうことができると
いう効果が得られる。
【0044】さらに、この実施の形態1によれば、送信
手段10を構成するライトバルブ14の反射面(画像出
射面)と表示手段30とを互いに略平行にして配置する
ようにしたので、歪を軽減して画像表示面30B上に画
像を表示できるという効果が得られる。
【0045】実施の形態2.この実施の形態2では、送
信手段10から表示手段30に至るまでの光路上に少な
くとも1つの光路折曲手段を備えた画像表示システムに
ついて説明する。
【0046】図2はこの発明の実施の形態2による画像
表示システムの構成を示す図であり、側面から見た断面
構造図である。図1と同一または相当する構成について
は同一符号を付してある。矢印によって光路を表してい
る。
【0047】図2において、24,25はそれぞれ光路
折曲手段としての第1,第2の光路折曲反射鏡(投影光
学手段)である。ここでは、屈折光学レンズ21から凸
面鏡22までの光路上と、凸面鏡22から表示手段30
までの光路上とに光路折曲反射鏡24,光路折曲反射鏡
25をそれぞれ設けている。なお、光路折曲反射鏡25
の光路反射方向に向った法線ベクトルn1と、投影光学
手段20の光軸23を含み、かつ表示手段30の画像表
示面30Bの下辺30Cに平行な平面とを略平行にする
と(光路折曲反射鏡25と表示手段30とを互いに略平
行に配置すると)、画像表示システムを一層薄型化して
構成できる。
【0048】図2では、投影光学手段20の光軸23を
含む水平面の下側、上側に、送信手段10,表示手段3
0がそれぞれ配置されている。また、光のケラレがない
ように凸面鏡22の略真上に表示手段30を配置し、光
路折曲反射鏡24,25の背面24B,25Bは略共通
の平面上に配置している。さらに、凸面鏡22の背面2
2Bと画像表示面30Bとも略共通の平面上にある。
【0049】実施の形態1の構成では投影光学手段20
の背面は凸面鏡22の背面22Bで決まったが、この実
施の形態2では、凸面鏡22の背面22Bは画像表示面
30Bと同じ側を向いているので投影光学手段20の背
面とはならず、画像表示面30Bと反対方向へ向いてい
る光路折曲反射鏡24の背面24Bを含む平面または光
路折曲反射鏡25の背面25Bを含む平面によって投影
光学手段20の背面が決定される。この投影光学手段2
0の背面と表示手段30の前面(画像表示面30Bを含
む平面)との間に送信手段10が光軸23から外れて配
置されている。
【0050】次に動作について説明する。屈折光学レン
ズ21から出射した光は、光路折曲反射鏡24,凸面鏡
22,光路折曲反射鏡25,表示手段30へと順次反射
して進行する。この際に、光路折曲反射鏡24から凸面
鏡22へ、凸面鏡22から光路折曲反射鏡25へ、光路
折曲反射鏡25から表示手段30へそれぞれ向う光は、
画像表示システム内部の一部の空間を重複(共有)して
進行できるようになっており、図1の場合より小さな空
間で表示手段30へ光を投影することができる。つま
り、図2のように光路折曲反射鏡24,25を備えるこ
とによって、図2の画像表示システム内部の空間をより
有効に利用できるようになる。
【0051】したがって、この実施の形態2による画像
表示システムは、表示手段30の画像表示面30Bの大
きさが同一の場合には、実施の形態1よりも一層薄型化
して構成することができ、また画像表示システムの薄さ
が同一の場合には、実施の形態1よりも一層大きな画像
を画像表示面30Bに表示することができる。
【0052】なお、光路折曲反射鏡24,25などの光
路折曲手段を画像表示システムに適用する場合には、光
路折曲手段によって光がケラれないようにするととも
に、画像表示システムの薄さやその下部高さが大きくな
らないように、画像表示システムの内部空間を上手く利
用して配置することが大切である。
【0053】また、図2では、光路折曲手段として光路
折曲反射鏡24,25を使った構成例を示したが、光路
折曲手段の光路上の配置箇所は特に限定されるものでは
ない。例えば複数枚のレンズから構成される場合には、
屈折光学レンズ21の内部に光路折曲反射鏡24を配置
しても良い。
【0054】さらに、光路折曲手段の個数も特に限定さ
れない。例えば図示は省略するが、光路折曲反射鏡25
から表示手段30への光路上に第3の光路折曲反射鏡を
図2の構成に追加すると、光路折曲反射鏡25からの光
は第3の光路折曲反射鏡で反射されて表示手段30へ進
むようになる。したがって、光路折曲反射鏡25から第
3の光路折曲反射鏡へ向う光と、第3の光路折曲反射鏡
から表示手段30へ向う光とが一部空間を重複して進行
し、より一層薄型化した画像表示システムを、またはよ
り一層大きな画像を表示可能な画像表示システムを構成
できる。
【0055】上記の場合には、画像表示面30Bと反対
の方向を向いている凸面鏡22の背面22Bを含む平面
または第3の光路折曲反射鏡の背面を含む平面によって
投影光学手段20の背面が決まり(光路折曲反射鏡2
4,25の背面24B,25Bを含む平面は画像表示面
30Bと同じ側を向いているので投影光学手段20の背
面とはならない)、投影光学手段20の背面と画像表示
面30Bを含む平面(表示手段30の前面)との間に送
信手段10を光軸23から外して配置すれば良い。この
ように、投影光学手段20の背面は、凸面鏡22や光路
折曲手段の配置位置や個数・構成に応じて変化する。
【0056】さらに、光路折曲手段は平面鏡に限定され
るものではなく、光線に対する設計の自由度を向上させ
るために、光路追跡によってその光学的形状を工夫した
り、平面鏡以外の光学素子を使っても良い。このことに
より、一層緻密な光線制御が可能になる。例えば投影光
学手段20からの光を表示手段30へ反射する第2の投
影光学手段(屈折光学レンズおよび凸面鏡)を光路折曲
反射鏡25の代わりに用いても良いし、光路折曲反射鏡
24,25の代わりに光路折曲手段としてプリズムを用
いても良い。
【0057】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、送信手段10から表示手段30にかけての光路上に
光路折曲反射鏡24,25を投影光学手段20に備える
ようにしたので、画像表示システム内部の空間をより有
効に利用して光を導くことができるようになり、一層薄
型化した画像表示システムを提供できるという効果が得
られる。
【0058】また、この実施の形態2によれば、光路折
曲反射鏡25の光路反射方向に向った法線ベクトルn1
と、投影光学手段20の光軸23を含み、かつ表示手段
30の画像表示面30Bの下辺に平行な平面とを略平行
とするようにしたので、より一層薄型化した画像表示シ
ステムを提供できるという効果が得られる。
【0059】実施の形態3.この実施の形態3では、画
像表示システムの薄さ・画像表示システムの下部高さの
双方をできるだけ小さくするため、実施の形態2で示し
た第1の光路折曲反射鏡24と屈折光学レンズ21の凸
面鏡22に対する相対的な配置条件について説明し、屈
折光学レンズ21と凸面鏡22との間に挿入した光路折
曲反射鏡24によって、光軸23を含む水平面内で光路
を折り曲げるようにする。
【0060】図3はこの発明の実施の形態3による画像
表示システムにおける第1の光路折曲反射鏡24の配置
条件を説明するための図であり、図3(a)および図3
(b)はそれぞれ側面図および上面図、図3(c)は凸
面鏡22の正面図である。図1,図2と同一または相当
する構成については同一の符号を付してある。図3にお
いて、23Zは光路折曲反射鏡24を配置した際の屈折
光学レンズ21の光軸、21’は光路折曲反射鏡24を
仮想的に取り除き、凸面鏡22の光軸23と光軸23Z
とを一致させた場合の屈折光学レンズである。
【0061】光軸23と光軸23Zとは水平面において
折曲角度θで交差している。光軸23Zは、光軸23と
一致した状態から、水平面内で180−θ度だけ回転し
て図3(b)のようになる。P,Qはそれぞれ光軸23
Zを含む水平面と屈折光学レンズ21との交線上の2点
であり、光路折曲反射鏡24から凸面鏡22へ向う光路
に最も近い点をP,画像表示システムの第2の光路折曲
反射鏡25設置面に最も近い点をQとしてある。
【0062】また、凸面鏡22が設けられた画像表示シ
ステムの凸面鏡設置面(反射部設置面)から光路折曲反
射鏡24の位置(光軸23と光軸23Zとの交点)まで
の距離はb,光軸23を含む水平面と光路折曲反射鏡2
4との交線上の点において凸面鏡設置面に最も近い点を
最近点、凸面鏡設置面に最も遠い点を最遠点と呼ぶと、
最近点から凸面鏡設置面までの距離はa,最遠点から凸
面鏡設置面までの距離はcである。距離cは凸面鏡設置
面から光折曲反射鏡24までの最長距離となっている。
【0063】さらに、光路折曲反射鏡24の最も高い点
から光軸23までの高さをm,点Qから凸面鏡設置面ま
での距離をg,屈折光学レンズ21’の出射瞳位置から
凸面鏡設置面までの距離をfとしてある。距離gは凸面
鏡設置面から屈折光学レンズ21までの最長距離となっ
ている。したがって、屈折光学レンズ21の出射瞳位置
から光路折曲反射鏡24の位置までの距離と、光路折曲
反射鏡24の位置から凸面鏡設置面までの水平方向の距
離との合計距離もfになる。
【0064】図3(a)から分かるように、表示手段3
0の最下端から光軸23までの距離である下部高さを最
小化するには、表示手段30の最下端へ向う凸面鏡22
の反射光線Lrをできる限り光軸23に接近させた低い
位置を通過させた方が有利である。一方で、過度に低い
位置を光路が通過すると、光路折曲反射鏡24に光路が
遮られて表示手段30上に影となって表示できない部分
が発生し、実用に供しない。したがって、表示手段30
の最下端へ向う凸面鏡22の反射光線を光路折曲反射鏡
24で遮らないように、光路折曲反射鏡24のサイズ・
位置を定めなければならない。
【0065】光路折曲反射鏡24の位置に関しては、凸
面鏡22の反射光線をできるだけ低い光路で通過させる
ために、距離aをできるだけ大きくする。一方で、画像
表示システムの薄さには薄型化の仕様から決まる薄さ制
限値があるので、距離cはこの薄さ制限値以下とする必
要がある。
【0066】以上の条件の下で光路を折り曲げる場合、
距離fが短すぎると、屈折光学レンズ21の点Pを含む
部分が光路折曲反射鏡24から凸面鏡22までの光線を
遮ってしまう。または屈折光学レンズ21の点Pを含む
部分が光路折曲反射鏡24から凸面鏡22までの光線を
遮らないように設定すると、距離aが必要以上に短くな
る。一方、距離fが長すぎると、凸面鏡22の受光面や
光路折曲反射鏡24の位置の条件から屈折光学レンズ2
1の位置が光路折曲反射鏡24から必要以上に離れ、結
果として光路折曲反射鏡24が大きくなり、光路折曲反
射鏡24の高さmを大きな値にしなければならず、凸面
鏡22から反射して表示手段30の最下端に向う反射光
線Lrを遮ってしまう。このため、距離fには最適値が
存在する。
【0067】折曲角度θについては、図3(b)から分
かるように、折曲角度θをあまり大きく設定してしまう
と、距離gまたは距離cが薄さ制限値を超えてしまうと
ともに、距離aが短くなり表示手段30の最下端へ向う
凸面鏡22からの反射光線の高さを引き上げてしまうこ
とになる。
【0068】逆に、折曲角度θを小さくするようにすれ
ば距離gまたは距離cも小さくなるので、屈折光学レン
ズ21または光路折曲反射鏡24は薄さの観点からは有
利になる。しかし、折曲角度θをあまり小さくしてしま
うと、光路折曲反射鏡24から凸面鏡22までの光路に
屈折光学レンズ21の点Pを含む部分が入り込んで光を
遮り、映像(画像)を投影できない影の部分が発生して
しまう。したがって、折曲角度θにも最適値が存在す
る。
【0069】以上のことを踏まえて、光路折曲反射鏡2
4から凸面鏡22までの光路に対して、光を遮らない範
囲で点Pをできるだけ接近させるように光路の折曲角度
θを決める。
【0070】また折曲角度θが決まると、このときの画
像表示システムの薄さを制約するのは距離gまたは距離
cなので、これらの距離のうちでより大きな方を薄さ制
限値となるように距離fを決める。特に、距離cと距離
gとを等しく設定すると、画像表示システムの下部高さ
を最も低く抑えることができる。なお、折曲角度θは画
像表示システムの他の条件によってあらかじめ定められ
ている場合もあるが、上記の場合と同様に考えれば良
い。
【0071】以上の結果を次の1〜3にまとめておく。
距離fおよび折曲角度θを以下の1〜3のように最適化
することで、映像(画像)が投影できない影の部分を生
じる事なく、薄さ制限値の制約を満足して画像表示シス
テムの下部高さを低く抑えることができるという効果が
得られる。
【0072】1.光路折曲反射鏡24によって光路を折
り曲げる場合には、光路折曲反射鏡24から凸面鏡22
までの光路を遮らない範囲で、屈折光学レンズ21の点
Pをできるだけ上記光路に近づけるように折曲角度θを
設定する。
【0073】2.画像表示システムの他の配置条件によ
って折曲角度θがあらかじめ決まっている場合には、光
路折曲反射鏡24から凸面鏡22までの光路を遮らない
範囲で、屈折光学レンズ21の点Pをできるだけ上記光
路に近づけ、距離cまたは距離gが薄さ制限値となるよ
うに距離fを設定する。
【0074】3.画像表示システムの下部高さを最も低
く抑えるために、光路折曲反射鏡24から凸面鏡22ま
での光路を遮らない範囲で、屈折光学レンズ21の点P
をできるだけ上記光路に近づけるように折曲角度θを設
定するとともに、距離cと距離gとを等しくし、かつ距
離cおよび距離gが薄さ制限値となるように距離fを設
定する。
【0075】なお、光線の通過しない点Pを含んだレン
ズ部分(非透過部分)を屈折光学レンズ21から削除す
ることによって、光路折曲反射鏡24から凸面鏡22ま
での光路に点Pを近づける際に、光路折曲反射鏡24か
ら凸面鏡22までの光路に対して削除していない場合と
比べて屈折光学レンズ21をより接近させることができ
る。
【0076】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、送信手段10から表示手段30に至るまでの光路上
に少なくとも一つの光路折曲手段を投影光学手段20に
設け、光路折曲手段により略水平面内で光路を折曲げる
ようにしたので、画像表示システム内部の空間をより有
効に利用して光を導くことができるようになり、画像表
示システムの下部高さを抑制しつつ、画像表示システム
を一層薄型化して構成できるという効果が得られる。
【0077】実施の形態4.この発明は、従来良く知ら
れたフレネルレンズを表示手段30に適用することも可
能である。だが、従来と同等サイズの画像を表示できる
画像表示システムを従来よりも薄く構成するために(ま
たは従来と同じ薄さで構成された画像表示システムに従
来よりも大サイズの画像を表示するために)、送信手段
10,投影光学手段20によって表示手段30へ光をよ
り大きく拡大投影しているので、従来のフレネルレンズ
では受光性能に限界があり、画像表示面30B上の位置
によって画像の明るさに輝度ムラが発生する恐れがあ
る。実施の形態1〜3で説明した薄型化の画像表示シス
テムの表示手段30へ拡大投影された光を高い透過率で
透過させて、画像表示面30B全面に均一な明るい画像
を表示できるようにするために、以下に説明するフレネ
ルレンズ31が好ましい。
【0078】図4はこの発明の実施の形態4による画像
表示システムに適用した表示手段30の構成を示す透視
斜視図であり、図5,図6,図7は表示手段30のフレ
ネルレンズ31に形成された各プリズム部の断面形状
(フレネルレンズ31の光軸を含む平面によってフレネ
ルレンズ31を切断した場合の切断面形状)をそれぞれ
表している。図1と同一または相当する構成については
同一符号を付してある。
【0079】図4において、31A,31B,31Cは
それぞれフレネルレンズ31のピッチP毎に成形された
屈折型プリズム部、全反射型プリズム部、ハイブリッド
型プリズム部である。
【0080】図5の屈折型プリズム部31Aは、入射面
31Pでの屈折によって入射光線li1を透過光線lt
1とし、出射面31Xから出射光線lo1として出射す
る。入射面31Pでの屈折を利用して入射光線li1を
出射光線lo1の方向へ折り曲げているので、屈折型プ
リズム部31Aは小さな入射角に対応した位置(フレネ
ルレンズ31の中心側)において高い透過率を実現す
る。
【0081】また、図6の全反射型プリズム部31B
は、入射面31Qでの屈折によって入射光線li2を透
過光線lt2とした後に、全反射面31Rでの全反射に
よって透過光線lt2を透過光線lt3とし、出射面3
1Xから出射光線lo2として出射する。全反射面31
Rでの全反射を利用して入射光線li2を出射光線lo
2の方向へ折り曲げているので、全反射型プリズム部3
1Bは大きな入射角に対応した位置(フレネルレンズ3
1の周縁側)において高い透過率を実現する。
【0082】さらに、図7のハイブリッド型プリズム部
31Cは、屈折型プリズム部31Aと全反射型プリズム
部31Bとを1つのピッチに形成したものである。小さ
な入射角の場合に高い透過率を示す屈折型プリズム部
と、大きな入射角の場合に高透過率を示す全反射型プリ
ズム部とを併せ持っているので、広範囲の入射角に対し
て良好な透過率を実現できる。
【0083】特に図4では、小入射角に対応したフレネ
ル中心側の位置には屈折型プリズム部31Aを、大入射
角に対応したフレネル周縁側の位置には全反射型プリズ
ム部31Bを、フレネル中心からフレネル周縁へ移行す
る部分の位置にはハイブリッド型プリズム部31Cをそ
れぞれ形成している。このようにすることで、ハイブリ
ッド型プリズム部31Cは、屈折型プリズム部31Aと
全反射型プリズム部31Bとの間の透過率特性の急激な
変化を緩和・抑制する働きをすることになり、画像表示
面30B全面にわたって輝度ムラのない明るい画像が表
示可能になる。
【0084】なお、この発明の画像表示システムでは、
同一サイズの画像を薄型化して表示するために凸面鏡2
2から大きな角度で光を表示手段30へ投影しているの
で、大入射角に対して高透過率を実現する全反射型プリ
ズム部31Bを少なくとも1以上のピッチに形成するよ
うにし、明るい画像を表示できるようにしている。
【0085】また、ハイブリッド型プリズム部31Cの
ように異なる2種以上のプリズム部を少なくとも一つの
ピッチに形成することで、光の入射角に対するフレネル
レンズ31の透過率依存性を抑制するとともに、複数種
類のプリズム部を備えたフレネルレンズ31の急激な透
過率変化の抑制を図っている。なお、2種以上のプリズ
ム部は屈折型プリズム部31Aと全反射型プリズム部3
1Bとを組み合わせたハイブリッド型プリズム部31C
に限定されず、2種類(または2種類以上)の屈折型プ
リズム部31A同士や2種類(または2種類以上)の全
反射型プリズム部31B同士であっても良い。
【0086】さらに、フレネルレンズ31の入射面だけ
に限らず、フレネルレンズ31の出射面側にもプリズム
部を形成するようにしても良い。例えば入射面および出
射面に屈折型プリズム部31Aをそれぞれ設けても良い
し、入射面に全反射型プリズム部31Bを設けるととも
に出射面に屈折型プリズム部31Aを設けても良い。こ
のようにすることで、緻密な光線制御が可能になる。
【0087】加えて、入射面側のピッチと出射面側のピ
ッチとを同一にする必要はなく、入射面ピッチと出射面
のピッチとは設計に応じて変えるようにして良い。
【0088】入射面31Pとともに屈折型プリズム部3
1Aまたはハイブリッド型プリズム部31Cを形成する
無効面31Zへの入射光線や、全反射型プリズム部31
Bまたはハイブリッド型プリズム部31Cの全反射面3
1Rからそれてしまった‘それ’光線は、画像表示シス
テム内部で迷光となって画質を低下させる要因となる。
この迷光の対策については実施の形態5で述べることに
する。
【0089】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、少なくとも1つのピッチに全反射型プリズム部31
Bを形成したフレネルレンズ31を表示手段30に備え
るようにしたので、拡大投影された光を高い透過率で透
過させ、明るい画像を表示できるという効果が得られ
る。
【0090】また、この実施の形態4によれば、少なく
とも1つのピッチに異なる2種以上のプリズム部を形成
したフレネルレンズ31を表示手段30に備えるように
したので、光の入射角に対するフレネルレンズ31の透
過率依存性を抑制できるという効果が得られ、複数種類
のプリズム部を備えたフレネルレンズ31の急激な透過
率変化を抑制できるという効果が得られる。
【0091】さらに、この実施の形態4によれば、入射
面および出射面にプリズム部をそれぞれ形成したフレネ
ルレンズを表示手段30に備えるようにしたので、緻密
な光線制御ができるという効果が得られる。
【0092】さらに、この実施の形態4によれば、入射
面に形成したプリズム部のピッチと、出射面に形成した
プリズム部のピッチとを異ならせたフレネルレンズを表
示手段30に備えるようにしたので、緻密な光線制御が
できるという効果が得られる。
【0093】実施の形態5.この実施の形態5では、画
像表示システム内部での迷光を吸収して画質の劣化を抑
制するための表示手段30について説明する。屈折型プ
リズム部31Aやハイブリッド型プリズム部31Cの無
効面31Zへ入射した入射光線(無効光線)はフレネル
レンズ31内部で迷光となってしまい、正規の画像とと
もに多重像を画像表示面30B上に発生させて画質を劣
化させる要因となる。また、場合によっては、全反射型
プリズム部31Bやハイブリッド型プリズム部31Cの
入射面31Qへ入射しても全反射面31Rで全反射され
ない‘それ’光線も存在し、この‘それ’光線も迷光と
なって多重像を発生させる。
【0094】図8は画像表示面30B上で多重像を発生
させる迷光の動作例を説明するための図であり、特に実
施の形態2で説明した光路折曲反射鏡25を備えた画像
表示システムにおける‘それ’光線の動作を示してい
る。
【0095】図8において、フレネルレンズ31のハイ
ブリッド型プリズム部31Cへの入射光線lieは、入
射面31Qで屈折した後に、全反射面31Rをそれて出
射面31Xへ直接透過する‘それ’光線lteになる。
‘それ’光線lteは設計と異なる角度で出射面31X
へ向うため、出射面31Xで大きく反射して反射光線l
reになり、別のハイブリッド型プリズム部31C’を
透過して表示手段30の受光面30Aから出射して出射
光線loeになる。この出射光線loeは光路折曲反射
鏡25で反射して、表示手段30のフレネルレンズ31
へ再入射してしまうため(反射光線lre’)、フレネ
ルレンズ31,レンチキュラー32を透過した後に、画
像表示面30Bに多重像となって現れてしまう。
【0096】このように、上記の‘それ’光線や無効面
31Zで受光した無効光線は迷光となって画質劣化の要
因になってしまうため、この迷光を除去するための構成
をフレネルレンズ31に設けるようにして、画像表示シ
ステムの画質劣化の抑制を図ったのが、この実施の形態
5である。
【0097】図9はこの発明の実施の形態5による画像
表示システムの表示手段に適用するフレネルレンズの断
面形状を示す図であり、無効光線に起因する多重像を軽
減する構成をフレネルレンズの入射側に設けた場合であ
る。図7と同一または相当する構成については同一符号
を付してある。
【0098】図9において、51は屈折型プリズム部3
1Aの無効面31Z,31Z−1,…にそれぞれ設けら
れた光吸収層である。
【0099】光吸収層51は、各ピッチの無効面31
Z,31Z−1,…へ入射する無効光線lieを吸収す
る働きをする。無効面31Z,31Z−1,…に光吸収
層51を設けることにより、無効光線lieによるフレ
ネルレンズ31内部の迷光の発生を防ぐことができるよ
うになり、表示手段30の画像表示面30B上に発生す
る多重像を軽減できるという効果が得られる。
【0100】図10はこの発明の実施の形態5による画
像表示システムの表示手段に適用するフレネルレンズの
断面形状を示す図であり、無効光線や‘それ’光線によ
る迷光をフレネルレンズの出射面側で吸収する構成を示
している。図7と同一または相当する構成については同
一符号を付してある。
【0101】図10において、52はフレネルレンズ3
1の出射面31Xに設けられた迷光吸収板である。迷光
吸収板52はフレネルレンズ31の出射面31Xと略平
行な入射面および出射面を有する平行平板であり、光を
透過する光透過層52Tと、光を吸収する薄膜の光吸収
層52Aとが、フレネルレンズ31の不図示の光軸と略
平行になるように交互に積層されている。
【0102】図10に示すように、屈折型プリズム部3
1Aの入射面31Pや全反射型プリズム部31Bの入射
面31Qで屈折した透過光線b3,b4の光路と比較す
ると、無効面31Z,31Z−1,…から入射したフレ
ネルレンズ31内部の迷光be1や全反射型プリズム部
31Bの入射面31Qから入射して全反射面31Rをそ
れた‘それ’光線の迷光be2は、フレネルレンズ31
の径方向に向ってより大きく進行するため、フレネルレ
ンズ31の出射面31Xから出射して光線be1’,b
e2’になると、フレネルレンズ31の光軸と略平行に
積層された各光吸収層52Aによって吸収されるように
なる。
【0103】屈折型プリズム部31Aの入射面31Pや
全反射型プリズム部31Bの入射面31Qで受光した光
線b3,b4も、出射面31Xから出射して光線b
3’,b4’となると、その一部は光吸収層52Aによ
って吸収されるが、これらの光線b3’,b4’はフレ
ネルレンズ31の光軸に対してほとんど平行に出射する
ため、吸収される光量はごくわずかである。大部分の光
線b3’,b4’は光透過層52Tを透過して例えば不
図示のレンチキュラー32へ進行し、大きな問題にはな
らない。
【0104】なお、光透過層52Tと光吸収層52Aと
の積層構造は、図11(a)のようにフレネルレンズ3
1の光軸を中心として同心円状(放射状)にしても良い
し、図11(b)のように光透過層52Tや光吸収層5
2Aが紙面左右方向へ広がるように、光透過層52T,
光吸収層52Aを紙面上下方向へ積層しても良い。この
場合、縦横比3:4の表示手段30に適用すると、紙面
上下方向が3,紙面左右方向が4に当たる。
【0105】図11(a)の構成を採用することによっ
て迷光の吸収効率をより向上させることができ、図11
(b)の構成を採用することによって迷光吸収板52の
製造が容易になり、製造コストを軽減できるようにな
る。
【0106】また、光吸収層52Aの積層間隔(光透過
層52Tの厚さ)は、フレネルレンズ31のピッチ間隔
に合せても良いし、フレネルレンズ31の光軸からの距
離に応じて変化させても良く、仕様に応じて自由に設計
可能である。付け加えれば、光吸収層52Aの積層構造
は、フレネルレンズ31,不図示のレンチキュラー32
の周期構造との干渉によるモアレ縞の発生を避けるよう
なピッチに設定すべきである。
【0107】さらに、光吸収層52Aを埋め込む複数の
スリットを図11(a)や図11(b)の積層パターン
でフレネルレンズ31の出射面31X側に作成し、これ
らのスリットに光吸収層52Aを設けても良い。この
際、光吸収層52Aとして、上記複数のスリット内に光
吸収性のある塗料を充填することで形成するのが適当で
ある。このように、フレネルレンズ31の出射面31X
に迷光吸収板52を一体成形することにより、部品点数
を削減できるようになる。
【0108】図12はこの発明の実施の形態5による画
像表示システムの表示手段に適用するフレネルレンズの
断面形状を示す図であり、無効面で受光して生じた迷光
をフレネルレンズの出射面側で吸収する構成を示してい
る。図1,図7,図10と同一符号は相当する構成であ
る。
【0109】図12において、53はフレネルレンズ3
1の出射面31X側に設けられた光吸収板であり、フレ
ネルレンズ31の出射面31Xと略平行な入射面および
出射面を有する平行平板である。
【0110】図10でも述べた通り、迷光be1や迷光
be2はフレネルレンズ31の径方向へより大きく進行
するため、屈折型プリズム部31Aの入射面31Pや全
反射型プリズム部31Bの入射面31Qで受光して出射
面31Xから出射した光線b3’,b4’の光路長B
3’,B4’と比較すると、光吸収板53内の迷光be
1’,be2’の光路長BE1’,BE2’の方が大き
くなる。この両者の光路差の分だけ光吸収板53によっ
て迷光be1’,be2’の方が大きく吸収され、光吸
収板53から出射するときの迷光be1’,be2’の
強度を低下できる。
【0111】また、光吸収板53の内部(出射面)で多
重反射する迷光be3,be4は、多重反射の回数に応
じてその光路長がさらに長くなって大きく吸収されるた
め、迷光be1’,be2’よりも強度が低下し、全く
問題にならない。
【0112】さらに、光吸収板53の入射面側で反射し
た迷光be5,be6はフレネルレンズ31の各部位で
(多重)屈折・反射してから光吸収板53へ入射するた
め、反射の際にフレネルレンズ31の各部位で屈折・反
射してフレネルレンズ31から出射する光が屈折・反射
の各界面で受ける損失分だけさらに強度が低下する。
【0113】このように、光吸収板53を利用すること
によって、簡単な構成で迷光を吸収することができ、表
示手段30上に発生する多重像を軽減できるという効果
が得られる。
【0114】なお、図9〜図12の多重像を軽減する各
構成を任意に組み合わせて迷光を吸収しても良い。例え
ば、光吸収層51と迷光吸収板52との組合せや、光吸
収層51と光吸収板53との組合せをフレネルレンズ3
1に適用することにより、迷光をさらに吸収することが
できるようになり、表示手段30上の多重像を軽減でき
るという効果が得られる。
【0115】以上のように、この実施の形態5によれ
ば、屈折型プリズム部31Aの無効面31Z,31Z−
1,…に光を吸収する薄膜の光吸収層51をそれぞれ設
けるようにしたので、フレネルレンズ31内部の迷光の
発生を防ぐことができるようになり、表示手段30上に
発生する多重像を軽減できるという効果が得られる。
【0116】また、この実施の形態5によれば、フレネ
ルレンズ31の光軸と略平行になるように、複数の光透
過層52T間に複数の光吸収層52Aを積層した迷光吸
収板52を出射面31Xに備えるようにしたので、フレ
ネルレンズ31内部で発生した迷光を吸収できるように
なり、表示手段30上に発生する多重像を軽減できると
いう効果が得られる。
【0117】さらに、この実施の形態5によれば、フレ
ネルレンズ31の出射面31Xに迷光吸収板52を一体
成形するようにしたので、少ない部品点数で迷光を吸収
できるという効果が得られる。
【0118】さらに、この実施の形態5によれば、フレ
ネルレンズ31の光軸を中心として同心円状(放射状)
に光透過層52Tと光吸収層52Aとを積層するように
したので、迷光の吸収効率をより向上させることができ
るという効果が得られる。
【0119】さらに、この実施の形態5によれば、光透
過層52Tと光吸収層52Aとを一方向に対して略平行
に積層するようにしたので、迷光吸収板52の製造が容
易になり、製造コストを削減できるという効果が得られ
る。
【0120】さらに、この実施の形態5によれば、フレ
ネルレンズ31の出射面31Xに光吸収板53を設ける
ようにしたので、簡単な構成で迷光を吸収できるように
なり、表示手段30上に発生する多重像を軽減できると
いう効果が得られる。
【0121】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、画像
情報を照明光に与えて光画像信号として送信する送信手
段と、送信手段から送信された光画像信号を投影する屈
折光学部および屈折光学部から投影された光画像信号を
反射する反射部から構成される投影光学手段と、投影光
学手段を介して光画像信号を受光し、画像情報に基づく
画像を表示する表示手段とを備え、投影光学手段の光軸
から外れた位置に送信手段が配置されるとともに、表示
手段の前面と投影光学手段の背面との間に送信手段が配
置されるようにしたので、従来と比較して薄型化した画
像表示システムを提供できるという効果が得られる。
【0122】この発明によれば、表示手段の前面とは、
画像表示システムを基準とした前面であり、投影光学手
段の背面とは、画像表示システムを基準とした背面であ
るようにしたので、従来と比較して薄型化した画像表示
システムを提供できるという効果が得られる。
【0123】この発明によれば、画像情報を照明光に与
えて光画像信号として送信する送信手段と、送信手段か
ら送信された光画像信号を投影する屈折光学部および屈
折光学部から投影された光画像信号を反射する反射部か
ら構成される投影光学手段と、投影光学手段を介して光
画像信号を受光し、画像情報に基づく画像を表示する表
示手段とを備え、投影光学手段の光軸を含む水平面より
も上方に表示手段が配置されるとともに、投影光学手段
の光軸を含む水平面よりも下方に送信手段が配置される
ようにしたので、従来と比較して薄型化した画像表示シ
ステムを提供できるという効果が得られる。
【0124】この発明によれば、投影光学手段の光軸と
略直交して表示手段が配置されるようにしたので、投影
光学手段と表示手段とのアライメント調整を容易に行な
うことができるという効果が得られる。
【0125】この発明によれば、送信手段を構成するラ
イトバルブ手段の画像出射面および表示手段が略平行に
配置されるようにしたので、歪を軽減して画像を表示で
きるという効果が得られる。
【0126】この発明によれば、送信手段から表示手段
に至るまでの光路上に少なくとも一つの光路折曲手段を
備えるようにしたので、画像表示システム内部の空間を
より有効に利用して光を導くことができるようになり、
画像表示システムを一層薄型化して構成できるという効
果が得られる。
【0127】この発明によれば、光路反射方向へ向う光
路折曲手段の法線ベクトルと、投影光学手段の光軸を含
み、かつ表示手段の画像表示面の下辺に平行な平面とを
略平行に配置するようにしたので、より薄型化した画像
表示システムを提供できるという効果が得られる。
【0128】この発明によれば、送信手段から表示手段
に至るまでの光路上に少なくとも一つの光路折曲手段を
投影光学手段が備え、光路折曲手段により略水平面内で
光路を折曲げるようにしたので、画像表示システム内部
の空間をより有効に利用して光を導くことができるよう
になり、画像表示システムの下部高さを抑制しつつ、画
像表示システムを一層薄型化して構成できるという効果
が得られる。
【0129】この発明によれば、少なくとも1つのピッ
チに全反射型プリズム部を形成したフレネルレンズを表
示手段が備えるようにしたので、拡大投影されて大きな
入射角を持った光を高い透過率で透過させることができ
るようになり、明るい画像を表示できるという効果が得
られる。
【0130】この発明によれば、少なくとも1つのピッ
チに異なる2種以上のプリズム部を形成したフレネルレ
ンズを表示手段が備えるようにしたので、光の入射角の
大きさに対するフレネルレンズの透過率依存性を抑制で
きるという効果が得られ、複数種類のプリズム部を備え
たフレネルレンズの透過率の急激な変化を抑制できると
いう効果が得られる。
【0131】この発明によれば、入射面および出射面に
プリズム部をそれぞれ形成したフレネルレンズを表示手
段が備えるようにしたので、緻密な光線制御が可能にな
るという効果が得られる。
【0132】この発明によれば、入射面に形成したプリ
ズム部のピッチと、出射面に形成したプリズム部のピッ
チとを異なって表示手段が備えるようにしたので、緻密
な光線制御が可能になるという効果が得られる。
【0133】この発明によれば、フレネルレンズに屈折
型プリズム部が形成された場合には、光を吸収する薄膜
の光吸収層を屈折型プリズム部の無効面に表示手段が備
えるようにしたので、フレネルレンズ内部の迷光の発生
を防止できるようになり、画像表示面に発生する多重像
を軽減できるという効果が得られる。
【0134】この発明によれば、光を透過する複数の光
透過層と、光透過層の間をフレネルレンズの光軸と略平
行に積層され、光を吸収する複数の光吸収層とから構成
された迷光吸収板をフレネルレンズの出射面に表示手段
が備えるようにしたので、フレネルレンズ内部の迷光の
発生を防止できるようになり、画像表示面に発生する多
重像を軽減できるという効果が得られる。
【0135】この発明によれば、フレネルレンズの出射
面に迷光吸収板を一体成形して表示手段が備えるように
したので、少ない部品点数で迷光を吸収できるという効
果が得られる。
【0136】この発明によれば、フレネルレンズの光軸
を中心として光透過層および光吸収層を同心円状に積層
した迷光吸収板を表示手段が備えるようにしたので、迷
光の吸収効率をより向上できるという効果が得られる。
【0137】この発明によれば、光透過層および光吸収
層を一方向に対して略平行に積層した迷光吸収板を表示
手段が備えるようにしたので、迷光吸収板の製造が容易
になり、製造コストを軽減できるという効果が得られ
る。
【0138】この発明によれば、光を吸収する光吸収板
をフレネルレンズの出射面に表示手段が備えるようにし
たので、簡単な構成で迷光を吸収できるようになり、画
像表示面に発生する多重像を軽減できるという効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による画像表示シス
テムの構成を示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態2による画像表示シス
テムの構成を示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態3による画像表示シス
テムにおける第1の光路折曲反射鏡の配置条件を説明す
るための図である。
【図4】 この発明の実施の形態4による画像表示シス
テムに適用した表示手段の構成を示す透視斜視図であ
る。
【図5】 表示手段のフレネルレンズに形成された屈折
型プリズム部の断面形状を表す図である。
【図6】 表示手段のフレネルレンズに形成された全反
射型プリズム部の断面形状を表す図である。
【図7】 表示手段のフレネルレンズに形成されたハイ
ブリッド型プリズム部の断面形状を表す図である。
【図8】 画像表示面上で多重像を発生させる迷光の動
作例を説明するための図である。
【図9】 この発明の実施の形態5による画像表示シス
テムの表示手段に適用するフレネルレンズの断面形状を
示す図である。
【図10】 この発明の実施の形態5による画像表示シ
ステムの表示手段に適用するフレネルレンズの断面形状
を示す図である。
【図11】 迷光吸収板における光透過層と光吸収層と
の積層構造のパターンを示す図である。
【図12】 この発明の実施の形態5による画像表示シ
ステムの表示手段に適用するフレネルレンズの断面形状
を示す図である。
【図13】 従来の画像表示システムの構成を示す図で
ある。
【図14】 平面鏡を設けた従来の画像表示システムの
構成を示す図である。
【符号の説明】
10 送信手段、11 発光体、12 放物面鏡、13
集光レンズ、14ライトバルブ(ライトバルブ手
段)、20 投影光学手段、21 屈折光学レンズ(屈
折光学部)、22 凸面鏡(反射部)、22B 背面、
23 光軸、24,25 光路折曲反射鏡(投影光学手
段)、24B,25B 背面、30 表示手段、30A
受光面、30B 画像表示面、31 フレネルレン
ズ、31A屈折型プリズム部、31B 全反射型プリズ
ム部、31C,31C’ ハイブリッド型プリズム部、
31P,31Q 入射面、31R 全反射面、31Z,
31Z−1 無効面、31X 出射面、32 レンチキ
ュラー、51 光吸収層、52 迷光吸収板、52A
光吸収層、52T 光透過層、53 光吸収板、Pピッ
チ、li1 入射光線、lt1 透過光線、lo1 出
射光線、li2 入射光線、lt2 透過光線、lt3
透過光線、lo2 出射光線、lte ‘それ’光
線、lre 反射光線、loe 出射光線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/74 H04N 5/74 F (72)発明者 鹿間 信介 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 和高 修三 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 2H021 BA22 BA26 BA28 5C058 AB06 BA08 EA01 EA12 EA13 EA26 EA36

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報を照明光に与えて光画像信号と
    して送信する送信手段と、上記送信手段から送信された
    上記光画像信号を投影する屈折光学部および上記屈折光
    学部から投影された上記光画像信号を反射する反射部か
    ら構成される投影光学手段と、上記投影光学手段を介し
    て上記光画像信号を受光し、上記画像情報に基づく画像
    を表示する表示手段とを備え、 上記送信手段は、上記投影光学手段の光軸から外れた位
    置に配置されるとともに、上記表示手段の前面と上記投
    影光学手段の背面との間に配置されることを特徴とする
    画像表示システム。
  2. 【請求項2】 表示手段の前面とは、画像表示システム
    を基準とした前面であり、投影光学手段の背面とは、上
    記画像表示システムを基準とした背面であることを特徴
    とする請求項1記載の画像表示システム。
  3. 【請求項3】 画像情報を照明光に与えて光画像信号と
    して送信する送信手段と、上記送信手段から送信された
    上記光画像信号を投影する屈折光学部および上記屈折光
    学部から投影された上記光画像信号を反射する反射部か
    ら構成される投影光学手段と、上記投影光学手段を介し
    て上記光画像信号を受光し、上記画像情報に基づく画像
    を表示する表示手段とを備え、 上記送信手段は、上記投影光学手段の光軸を含む水平面
    よりも下方に配置されるとともに、 上記表示手段は、上記投影光学手段の光軸を含む水平面
    よりも上方に配置されることを特徴とする画像表示シス
    テム。
  4. 【請求項4】 表示手段は、 投影光学手段の光軸と略直交して配置されることを特徴
    とする請求項1または請求項3記載の画像表示システ
    ム。
  5. 【請求項5】 送信手段を構成するライトバルブ手段の
    画像出射面および表示手段は、 略平行に配置されることを特徴とする請求項1または請
    求項3記載の画像表示システム。
  6. 【請求項6】 投影光学手段は、 送信手段から表示手段に至るまでの光路上に少なくとも
    一つの光路折曲手段を備えることを特徴とする請求項1
    または請求項3記載の画像表示システム。
  7. 【請求項7】 光路反射方向へ向う光路折曲手段の法線
    ベクトルと、 投影光学手段の光軸を含み、かつ表示手段の画像表示面
    の下辺に平行な平面とを略平行に配置することを特徴と
    する請求項6記載の画像表示システム。
  8. 【請求項8】 投影光学手段は、 送信手段から表示手段に至るまでの光路上に少なくとも
    一つの光路折曲手段を備え、上記光路折曲手段により略
    水平面内で光路を折曲げることを特徴とする請求項1ま
    たは請求項3記載の画像表示システム。
  9. 【請求項9】 表示手段は、 少なくとも1つのピッチに全反射型プリズム部を形成し
    たフレネルレンズを備えることを特徴とする請求項1ま
    たは請求項3記載の画像表示システム。
  10. 【請求項10】 表示手段は、 少なくとも1つのピッチに異なる2種以上のプリズム部
    を形成したフレネルレンズを備えることを特徴とする請
    求項1または請求項3記載の画像表示システム。
  11. 【請求項11】 表示手段は、 入射面および出射面にプリズム部をそれぞれ形成したフ
    レネルレンズを備えることを特徴とする請求項1または
    請求項3記載の画像表示システム。
  12. 【請求項12】 表示手段は、 入射面に形成したプリズム部のピッチと、出射面に形成
    したプリズム部のピッチとを異なって備えるようにする
    ことを特徴とする請求項11記載の画像表示システム。
  13. 【請求項13】 表示手段は、 フレネルレンズに屈折型プリズム部が形成された場合に
    は、光を吸収する薄膜の光吸収層を上記屈折型プリズム
    部の無効面に備えることを特徴とする請求項9から請求
    項11のうちのいずれか1項記載の画像表示システム。
  14. 【請求項14】 表示手段は、 光を透過する複数の光透過層と、上記光透過層の間をフ
    レネルレンズの光軸と略平行に積層され、光を吸収する
    複数の光吸収層とから構成された迷光吸収板を上記フレ
    ネルレンズの出射面に備えることを特徴とする請求項9
    から請求項11のうちのいずれか1項記載の画像表示シ
    ステム。
  15. 【請求項15】 表示手段は、 フレネルレンズの出射面に迷光吸収板を一体成形して備
    えることを特徴とする請求項14記載の画像表示システ
    ム。
  16. 【請求項16】 表示手段は、 フレネルレンズの光軸を中心として光透過層および光吸
    収層を同心円状に積層した迷光吸収板を備えることを特
    徴とする請求項14記載の画像表示システム。
  17. 【請求項17】 表示手段は、 光透過層および光吸収層を一方向に対して略平行に積層
    した迷光吸収板を備えることを特徴とする請求項14記
    載の画像表示システム。
  18. 【請求項18】 表示手段は、 光を吸収する光吸収板をフレネルレンズの出射面に備え
    ることを特徴とする請求項9から請求項11のうちのい
    ずれか1項記載の画像表示システム。
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