JP2003153298A - ビデオエンコーダおよびそれを用いた画像処理システム - Google Patents

ビデオエンコーダおよびそれを用いた画像処理システム

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JP2003153298A
JP2003153298A JP2001349024A JP2001349024A JP2003153298A JP 2003153298 A JP2003153298 A JP 2003153298A JP 2001349024 A JP2001349024 A JP 2001349024A JP 2001349024 A JP2001349024 A JP 2001349024A JP 2003153298 A JP2003153298 A JP 2003153298A
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circuit
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color
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Atsushi Hakomori
厚志 箱守
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N11/00Colour television systems
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    • H04N11/12Transmission systems characterised by the manner in which the individual colour picture signal components are combined using simultaneous signals only
    • H04N11/14Transmission systems characterised by the manner in which the individual colour picture signal components are combined using simultaneous signals only in which one signal, modulated in phase and amplitude, conveys colour information and a second signal conveys brightness information, e.g. NTSC-system
    • H04N11/143Encoding means therefor
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04N9/64Circuits for processing colour signals
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  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】出力レベルを調整でき、後段のデバイスの性能
をより有効に活用することができるビデオエンコーダお
よびそれを用いた画像処理システムを提供する。 【解決手段】入力した輝度信号Y152、色信号C15
3、およびコンポジットビデオ信号CVBSの出力レベ
ルを、あからじめレジスタ等に設定された値SVに応じ
たDCオフセットを加算させて調整し、表示装置17に
出力するレベル調整回路157を設ける。これにより、
出力レベルを調整でき、後段のドライバ等のデバイスの
性能をより有効に活用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、輝度信号と色信号
を合成して複合映像信号を生成する信号合成回路を含む
ビデオエンコーダおよびそれを用いた画像処理システム
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ビデオエンコーダにおいては、
輝度信号Yおよび色信号Cを含む複合映像信号(コンポ
ジットビデオ信号)を生成するために、図23に示す信
号合成回路が用いられている。この合成回路において
は、端子T1から入力した輝度信号Yと端子T2から入
力された色信号Cが混合器1により混合され、コンポジ
ットビデオ信号SC が生成される。
【0003】図24は、色信号C、輝度信号Yおよびこ
れらの信号から生成されたコンポジットビデオ信号SC
の一部分の波形を示している。輝度信号Yには、図24
(B)に示すように、水平同期信号HSYNCと映像輝
度を示す信号LMNSが含まれている。色信号Cには、
図24(B)に示すように、カラーバースト信号CBR
ST3と搬送色信号CARCが含まれている。カラーバ
ースト信号CSRSTは搬送色信号CARCの位相基準
となり、テレビ受信機あるいは映像モニタでは、カラー
バースト信号CBRSTを用いて、色副搬送波発振器の
位相を制御し、生成した色副搬送波と搬送色信号CAR
CによりR,G,B(赤、緑、青)の三原色信号を再生
する。なお、実際のカラーバースト信号CBRSTは、
色副搬送波周波数の8〜12サイクルからなる。図24
はその概念を示しており、実際の波形とは異なる。
【0004】図24(C)に示すように、合成回路1に
より色信号Cのカラーバースト信号CBRSTは、輝度
信号YのバックポーチPRCHに重畳され、搬送色信号
CARCは映像輝度信号LMNSに重畳される。NTS
C信号方式では、カラーバースト信号CBRSTおよび
搬送色信号CARCの周波数は3.58MHzである。
輝度信号Yは、直流成分から約4.2MHzまでの周波
数帯域を有する。通常、輝度信号Yと色信号C間で妨害
が生じないように、カラーバースト信号CBRSTおよ
び搬送色信号CARCを生成するための色副搬送波の周
波数を選択する。NTSC信号方式では、この色副搬送
波の周波数を水平走査周波数の1/2の奇数倍に設定さ
れている、いわゆる周波数インターリービング方式が採
用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のビデオエンコーダは、合成したコンポジットビデオ
信号SC の出力レベルを調整することができない。その
ため、後段にディジタル・アナログコンバータ(DA
C)やドライバ等のデバイスが接続されている場合、そ
の固定したビデオエンコーダの出力レベルをたとえばD
ACは入力しなければならない。ところが、DACは、
最大値、最小値付近、たとえば10ビット入力のDAC
であれば0や1023付近の入力をアナログに変換する
ときに性能が出しにくいことから、上述したように、固
定レベルのコンポジットビデオ信号SC を受ける場合に
は、精度の高いDAC出力を得られないおそれがある。
【0006】また、ドライバにおいては、たとえば0〜
1Vの出力を得ようとした場合、ドライバの電源電圧と
して0Vから+5Vが供給されるものがある。電源電圧
が0Vで出力が0Vというシステムを構成することは困
難なため、実際はドライバ内で−5Vを生成し、アンプ
に−5Vと+5Vを供給する。しかしながら、ドライバ
内で生成した−5Vは容量が非常に少ないため、可能な
らば+5Vの領域で信号が入力される方が都合が良い。
【0007】このように、出力レベルを調整できるビデ
オエンコーダの実現が望まれている。
【0008】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、出力レベルを調整でき、後段の
デバイスの性能をより有効に活用することができるビデ
オエンコーダおよびそれを用いた画像処理システムを提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点は、色信号と当該色信号の周波
数成分を含む輝度信号とを合成して複合映像信号を生成
するビデオエンコーダであって、上記生成された複合映
像信号の出力レベルを、設定値に基づいて調整するレベ
ル調整回路を有する。
【0010】第1の観点では、入力された輝度信号およ
び色信号に対して所定のフィルタリング処理を行い、色
信号を変調するエンコード部と、上記エンコード部から
出力された輝度信号に含まれている上記色信号の周波数
成分を除去して出力するトラップ回路と、制御信号に応
じて上記エンコード部から出力された輝度信号または上
記トラップ回路から出力された輝度信号のうちのいずれ
かを選択するセレクタと、上記セレクタにより選択され
た輝度信号と上記エンコード部から出力された色信号と
を合成し上記複合映像信号を生成する合成回路とを有す
る。
【0011】また、第1の観点では、上記制御信号は、
素材の映像がクロスカラーの影響が大きい場合は上記ト
ラップ回路の出力輝度信号を選択し、クロスカラーの影
響が小さい場合にはエンコード部の出力輝度信号を選択
するように上記セレクタに対して指示する。
【0012】また、第1の観点では、上記トラップ回路
は、上記色信号の搬送波の周波数を中心周波数とする帯
域通過フィルタと、上記輝度信号と上記帯域通過フィル
タの出力信号を引き算する減算器とを有する。
【0013】本発明の第2の観点に係る画像処理システ
ムは、色信号と当該色信号の周波数成分を含む輝度信号
とを合成して複合映像信号を生成するビデオエンコーダ
であって、前記生成された複合映像信号の出力レベル
を、指令値に基づいて調整するレベル調整回路を有する
ビデオエンコーダと、表示データと少なくとも一つの図
形要素が必要とするテクスチャデ−タを記憶するリフレ
ッシュが必要な記憶回路と、単位図形の頂点のポリゴン
レンダリングデータを補間して、上記単位図形内に位置
する画素の補間データを生成する補間データ生成回路
と、上記補間データに含まれるテクスチャの同次座標
(s,t)を同次項qで除算して「s/q」および「t
/q」を生成し、上記「s/q」および「t/q」に応
じたテクスチャアドレスを用いて、上記記憶回路からテ
クスチャデータを読み出し、表示データの図形要素の表
面へのテクスチャデータの張り付け処理を行うテクスチ
ャ処理回路とを少なくとも備えたロジック回路とを有
し、上記記憶回路および上記ロジック回路が一つの半導
体チップ内に混載され、単位図形の頂点について、3次
元座標(x,y,z)、R(赤),G(緑),B(青)
データ、テクスチャの同次座標(s,t)および同次項
qを含むポリゴンレンダリングデータを受けてレンダリ
ング処理を行い、上記ビデオエンコーダに出力するレン
ダリング回路とを有する。
【0014】第2の観点では、上記ビデオエンコーダ
は、入力された輝度信号および色信号に対して所定のフ
ィルタリング処理を行い、色信号を変調するエンコード
部と、上記エンコード部から出力された輝度信号に含ま
れている上記色信号の周波数成分を除去して出力するト
ラップ回路と、制御信号に応じて上記エンコード部から
出力された輝度信号または上記トラップ回路から出力さ
れた輝度信号のうちのいずれかを選択するセレクタと、
上記セレクタにより選択された輝度信号と上記エンコー
ド部から出力された色信号とを合成し複合映像信号を生
成する合成回路とを含み、素材の映像がクロスカラーの
影響が大きい場合は上記トラップ回路の出力輝度信号を
選択し、クロスカラーの影響が小さい場合にはエンコー
ド部の出力輝度信号を選択するように指示する制御信号
を上記セレクタに出力するメインプロセッサをさらに有
する。
【0015】また、第2の観点では、上記レンダリング
回路は、レンダリング処理を行う必要がない映像データ
はそのままビデオエンコーダに出力する。
【0016】また、第2の観点では、上記トラップ回路
は、上記色信号の搬送波の周波数を中心周波数とする帯
域通過フィルタと、上記輝度信号と上記帯域通過フィル
タの出力信号を引き算する減算器とを有する。
【0017】本発明によれば、エンコード部において、
入力された輝度信号および色信号(色差信号)に対して
所定のフィルタリング処理が行われ、かつ、輝度信号が
変調されて色信号がトラップ回路およびセレクタに出力
され、色信号が合成回路に出力される。このとき、自然
画のようにクロスカラーがそれほど気にならず、むしろ
トラップ回路による画質の劣化を避けたいような場合に
は、セレクタにおいて、トラップ処理が施されていない
輝度信号が選択されて合成回路に供給される。そして、
合成回路において、輝度信号と色信号とが合成されて、
コンポジットビデオ信号が生成される。生成されたコン
ポジットビデオ信号は、その出力レベルがレベル調整回
路により設定値に応じたレベルに調整され、表示装置に
出力される。表示装置に表示される映像は、コンポジッ
トビデオ信号において、クロスカラーの目立たない自然
画に係る映像データに対して解像度の劣化という副作用
を持つYトラップ処理を通していないことから、劣化の
ない映像となっている。一方、素材の映像がクロスカラ
ーの影響が大きい3次元コンピュータ画像の場合、セレ
クタにおいて、トラップ回路で輝度信号に含まれている
色信号の周波数成分が除去された輝度信号が選択されて
合成回路に出力される。そして、合成回路において、輝
度信号と色信号とが合成されて、コンポジットビデオ信
号が生成される。生成されたコンポジットビデオ信号
は、その出力レベルがレベル調整回路により設定値に応
じたレベルに調整され、表示装置に出力される。表示装
置に表示される映像は、コンポジットビデオ信号におい
て、クロスカラーの影響が除去された映像となってい
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本実施形態においては、パ
ーソナルコンピュータなどに適用される、任意の3次元
物体モデルに対する所望の3次元画像、あるいは記憶装
置に記憶された自然画像をCRT(Cathode Ray Tube)な
どのディスプレイ上に高速に表示する3次元コンピュー
タグラフィックスシステムを含む画像処理システムにつ
いて説明する。
【0019】図1は、本発明に係る3次元コンピュータ
グラフィックスシステムを含む画像処理システムの一実
施形態を示すシステム構成図である。
【0020】本画像処理システム10は、図1に示すよ
うに、メインプロセッサ11、メインメモリ12、I/
Oインタフェース回路13、DVD(Didital
Versatile Device)装置14、ディジ
タルビデオエンコーダ(以下、DVEという)15、レ
ンダリング回路16、およびCRT等の表示装置17を
有している。そして、画像処理システム10において
は、これらの構成要素のうち、メインプロセッサ11、
メインメモリ12、I/Oインタフェース回路13、D
VD装置14、およびレンダリング回路16が、メイン
バス18を介して接続されている。
【0021】本画像処理システム10は、基本的には、
DVE15を介してDVD装置15から記録されている
自然画、およびレンダリング回路16により処理された
3次元コンピュータグラフィックスを表示装置17に表
示する。
【0022】3次元コンピュータグラフィックスシステ
ムは、立体モデルを単位図形である三角形(ポリゴン)
の組み合わせとして表現し、このポリゴンを描画するこ
とで表示画面の各ピクセルの色を決定し、ディスプレイ
に表示するポリゴンレンダリング処理を行うシステムで
ある。また、3次元コンピュータグラフィックスシステ
ムでは、平面上の位置を表現する(x,y)座標の他
に、奥行きを表すz座標を用いて3次元物体を表し、こ
の(x,y,z)の3つの座標で3次元空間の任意の一
点を特定する。
【0023】本実施形態においては、3次元コンピュー
タグラフィックスシステムは、図1に示すように、メイ
ンプロセッサ11、メインメモリ12、I/Oインタフ
ェース回路13、およびレンダリング回路16が、メイ
ンバス18を介して接続されて構成されている。以下、
図1の各構成要素の機能について説明する。
【0024】メインプロセッサ11は、たとえば、DV
D装置15からメインバス18を介して読み出された自
然画に関する映像データS11aを、レンダリング回路
16を通してDVE15に供給する。また、メインプロ
セッサ11は、アプリケーションの進行状況などに応じ
て、メインメモリ12から必要なグラフィックデータを
読み出し、このグラフィックデータに対してクリッピン
グ(Clipping)処理、ライティング(Lighting)処理などの
ジオメトリ(Geometry)処理などを行い、ポリゴンレンダ
リングデータを生成する。メインプロセッサ11は、ポ
リゴンレンダリングデータS11bを、メインバス18
を介してレンダリング回路16に出力する。さらに、メ
インプロセッサ11は、DVE15に対して、自然画を
処理する場合には、クロスカラーがそれほど気になら
ず、むしろYトラップによる画質を劣化を避けるため
に、Yトラップ回路による処理をバイパスするように、
一方、レンダリング回路16でレンダリング処理された
3次元コンピュータグラフィックス(CG)を処理する
場合には、クロスカラーの影響が大きいことから、Yト
ラップ回路による処理を行うように指示する制御信号C
TLを、図示しない制御ラインを通してDVE15に供
給する。
【0025】I/Oインタフェース回路13は、必要に
応じて、外部から動きの制御情報またはポリゴンレンダ
リングデータ等を入力し、これをメインバス18を介し
てレンダリング回路16に出力する。
【0026】ポリゴンレンダリングデータは、ポリゴン
の各3頂点の(x,y,z,R,G,B,s,t,q)
のデータを含んでいる。ここで、(x,y,z)データ
は、ポリンゴの頂点の3次元座標を示し、(R,G,
B)データは、それぞれ当該3次元座標における赤、
緑、青の輝度値を示している。(s,t,q)データの
うち、(s,t)は、対応するテクスチャの同次座標を
示しており、qは同次項を示している。ここで、「s/
q」および「t/q」に、それぞれテクスチャサイズU
SIZEおよびVSIZEを乗じてテクスチャ座標デー
タ(u,v)が得られる。テクスチャバッファに記憶さ
れたテクスチャデータへのアクセスは、テクスチャ座標
データ(u,v)を用いて行われる。すなわち、ポリゴ
ンレンダリングデータは、三角形の各頂点の物理座標値
と、それぞれの頂点の色とテクスチャデータである。
【0027】DVE15は、レンダリング回路16から
供給される、自然画あるいは3次元CGに関するR,
G,B信号に係る輝度信号Yおよび色信号C(色差信号
Cb,Cr)の所定の周波数成分を抽出した後、色差信
号Cbと色差信号Crに対して所定の変調処理を行い、
輝度信号Yに対しては、メインプロセッサ11による制
御信号CTLによりYトラップ処理を指示された場合に
は、Yトラップ回路でYトラップ処理された輝度信号Y
を選択し、制御信号CTLによりYトラップ処理をバイ
パスするように指示された場合には、Yトラップ処理さ
れていない輝度信号Yを選択し、選択された輝度信号Y
と色差信号Cbと色差信号Crに対して所定の変調処理
が施された色信号とを合成した、コンポジットビデオ信
号CVBS、選択された輝度信号Y、および色信号Cの
出力レベルを設定値の応じたレベルに調整して表示装置
17に出力する。
【0028】図2は、本実施形態に係るDVE15の構
成例を示すブロック図である。本DVE15は、図2に
示すように、エンコード部151、ディジタル・アナロ
グコンバータ(DAC)152,153、Yトラップ回
路154、セレクタ155、合成回路156、およびレ
ベル調整回路157を有している。
【0029】エンコード部151は、レンダリング回路
16から供給される、自然画あるいは3次元CGに関す
るR,G,B信号に係る輝度信号Yおよび色信号C(色
差信号Cb,Cr)の所定の周波数成分を抽出した後、
色差信号Cbと色差信号Crに対して所定の変調処理を
行う。
【0030】図3は、本実施形態に係るDVE(ディジ
タルビデオエンコーダ)におけるエンコード部の構成例
を示すブロック図である。
【0031】本エンコード部151は、図3に示すよう
に、輝度信号Y用のFIR(FiniteImpulse Response:
有限インパルス応答)フィルタからなるローパスフィル
タ(LPF)1511、色差信号Cb用のFIRフィル
タからなるLPF1512、色差信号Cr用のFIRフ
ィルタからなるLPF1513、遅延回路1514、お
よび変調回路1515を有している。
【0032】LPF1511は、図4に示すような構
成、すなわち、タップ数が、通過域リップルが発生しな
い範囲で、カットオフ周波数付近の急峻さがなだらかと
なる値に設定され、かつ、フィルタ係数h(n)とその
総和が、2のべき乗の値に設定された前段フィルタ部F
RT1と、タップ数が前段フィルタ部FRT1からの信
号S1に対して、信号S1の通過域におけるなだらかに
なった部分を持ち上げることができカットオフ周波数f
c付近の特性が急峻となるように補正することが可能な
値に設定され、かつ、フィルタ係数h(n)とその総和
が、2のべき乗の値に設定された後段フィルタ部FRT
2とを縦続接続した2段構成を有し、輝度信号Yの低域
成分を抽出して、通過域はリップルがなく平坦で、カッ
トオフ周波数fc付近が急峻な特性を有する輝度信号Y
11を遅延回路1514に出力する。
【0033】LPF1512は、図4に示すような構
成、すなわち、タップ数が、通過域リップルが発生しな
い範囲で、カットオフ周波数付近の急峻さがなだらかと
なる値に設定され、かつ、フィルタ係数h(n)とその
総和が、2のべき乗の値に設定された前段フィルタ部F
RT1と、タップ数が前段フィルタ部FRT1からの信
号S1に対して、信号S1の通過域におけるなだらかに
なった部分を持ち上げることができカットオフ周波数f
c付近の特性が急峻となるように補正することが可能な
値に設定され、かつ、フィルタ係数h(n)とその総和
が、2のべき乗の値に設定された後段フィルタ部FRT
2とを縦続接続した2段構成を有し、色差信号Cbの低
域成分を抽出して、通過域はリップルがなく平坦で、カ
ットオフ周波数fc付近が急峻な特性を有する色差信号
Cb12を変調回路1515に出力する。
【0034】LPF13は、図4に示すような構成、す
なわち、タップ数が、通過域リップルが発生しない範囲
で、カットオフ周波数付近の急峻さがなだらかとなる値
に設定され、かつ、フィルタ係数h(n)とその総和
が、2のべき乗の値に設定された前段フィルタ部FRT
1と、タップ数が前段フィルタ部FRT1からの信号S
1に対して、信号S1の通過域におけるなだらかになっ
た部分を持ち上げることができカットオフ周波数fc付
近の特性が急峻となるように補正することが可能な値に
設定され、かつ、フィルタ係数h(n)とその総和が、
2のべき乗の値に設定された後段フィルタ部FRT2と
を縦続接続した2段構成を有し、色差信号Crの低域成
分を抽出して、通過域はリップルがなく平坦で、カット
オフ周波数fc付近が急峻な特性を有する色差信号Cr
13を変調回路1515に出力する。
【0035】遅延回路1514は、LPF1511によ
る輝度信号Y11を所定時間、たとえば変調回路151
5の変調処理に要する時間だけ遅延させて輝度信号Y1
4を出力する。
【0036】変調回路1515は、LPF1512によ
る色差信号Cb12とLPF1513による色差信号C
r13を受けて、所定の変調処理を行って色信号を得、
この色信号C15を出力する。
【0037】ここで、エンコード部151における輝度
信号Y用のLPF(FIRフィルタ)を例にとり、その
タップ数およびFIRフィルタ係数の設定例、並びに周
波数特性について説明する。
【0038】図5は、輝度信号Y用のLPFのタップ数
およびFIRフィルタ係数の第1の設定例を示す図であ
る。図5では、カットオフ周波数fcが6MHzの場合
(モード0;MD0)と3MHzの場合(モード1;M
D1)の2つの設定例について示している。
【0039】図5に示すモード0の例では、前段フィル
タ部FRT1は、タップ数が、通過域リップルが発生し
ない範囲で、カットオフ周波数付近の急峻さがなだらか
となる値13に設定され、かつ、FIRフィルタ係数h
(n)とその総和が、2のべき乗の値(0,0,0,
1,2,4,2,4,2,1,0,0,0 ×1/1
6)に設定され、入力ディジタル信号SINの周波数f
pまでの低域成分を通過させ、信号S1として後段フィ
ルタ部FRT2に出力する。
【0040】後段フィルタ部FRT2は、タップ数が、
通過域リップルが発生せず、カットオフ周波数付近の急
峻さがなだらかな周波数特性を有する前段フィルタ部F
RT1からの信号S1に対して、信号S1の通過域にお
けるなだらかになった部分を持ち上げることができ(た
とえばリップル数1)、カットオフ周波数fc付近の特
性が急峻となるように補正することが可能な値23に設
定され、かつ、FIRフィルタ係数h(n)とその総和
が、2のべき乗の値(0,0,0,0,0,0,0,−
1,−1,1,4,2,4,1,−1,−1,0,0,
0,0,0,0,0 ×1/8)に設定され、前段フィ
ルタ部FRT1の出力信号S1の周波数特性を、通過域
はリップルがなく平坦で、カットオフ周波数fc付近が
急峻な特性を有する信号SOUTを生成して出力する。
【0041】また、図5に示すモード1の例では、前段
フィルタ部FRT1は、タップ数が、通過域リップルが
発生しない範囲で、カットオフ周波数付近の急峻さがな
だらかとなる値13に設定され、かつ、FIRフィルタ
係数h(n)とその総和が、2のべき乗の値(0,1,
1,1,2,2,2,2,2,1,1,1,0 ×1/
16)に設定され、入力ディジタル信号SINの周波数
fpまでの低域成分を通過させ、信号S1として後段フ
ィルタ部FRT2に出力する。
【0042】後段フィルタ部FRT2は、タップ数が、
通過域リップルが発生せず、カットオフ周波数付近の急
峻さがなだらかな周波数特性を有する前段フィルタ部F
RT1からの信号S1に対して、信号S1の通過域にお
けるなだらかになった部分を持ち上げることができ(た
とえばリップル数1)、カットオフ周波数fc付近の特
性が急峻となるように補正することが可能な値23に設
定され、かつ、FIRフィルタ係数h(n)とその総和
が、2のべき乗の値(0,0,−2,−1,0,0,
2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,0,
0,−1,−2,0,0 ×1/16)に設定され、前
段フィルタ部FRT1の出力信号S1の周波数特性を、
通過域はリップルがなく平坦で、カットオフ周波数fc
付近が急峻な特性を有する信号SOUTを生成して出力
する。
【0043】図6および図7は、図5に示すようにタッ
プ数およびFIRフィルタ係数が設定されたLPF全体
の周波数特性を示す図である。図6および図7に示すよ
うに、図5に示すようにタップ数およびFIRフィルタ
係数が設定されたLPFは、2段のフィルタ部の周波数
特性を合成することにより、通過域はリップルがなく平
坦で、カットオフ周波数fc付近が急峻な特性を有する
信号SOUTを得られる。
【0044】また、図8は、輝度信号Y用のLPFのタ
ップ数およびFIRフィルタ係数の第2の設定例を示す
図である。図8では、カットオフ周波数fcが6MHz
の場合の設定例について示している。
【0045】図8に示す例では、前段フィルタ部FRT
1は、タップ数が、通過域リップルが発生しない範囲
で、ストップバンドSTBに至る特性がなだらかとなる
値13に設定され、かつ、FIRフィルタ係数h(n)
とその総和が、2のべき乗の値(0,0,0,2,4,
8,4,8,4,2,0,0,0 ×1/32)に設定
され、入力ディジタル信号SINの周波数fpまでの低
域成分を通過させ、信号S2として後段フィルタ部FR
T2に出力する。
【0046】後段フィルタ部FRT2は、タップ数が、
通過域リップルが発生せず、カットオフ周波数付近の急
峻さががなだらかな周波数特性を有する前段フィルタ部
FRT1からの信号S1に対して、信号S1の通過域に
おけるなだらかになった部分を持ち上げることができ
(たとえばリップル数1)、カットオフ周波数fc付近
の特性が急峻となるように補正することが可能な値23
に設定され、かつ、FIRフィルタ係数h(n)とその
総和が、2のべき乗の値(0,0,0,0,0,0,
0,−1,−1,1,4,2,4,1,−1,−1,
0,0,0,0,0,0,0 ×1/8)に設定され、
前段フィルタ部FRT1の出力信号S1の周波数特性を
上述したように、通過域はリップルがなく平坦で、カッ
トオフ周波数fc付近が急峻な特性を有する信号SOU
Tを生成して出力する。
【0047】図9および図10は、図8に示すようにタ
ップ数およびFIRフィルタ係数が設定されたLPF全
体の周波数特性を示す図である。図9および図10に示
すように、図8に示すようにタップ数およびFIRフィ
ルタ係数が設定されたLPFは、2段のフィルタ部の周
波数特性を合成することにより、通過域はリップルがな
く平坦で、カットオフ周波数fc付近が急峻な特性を有
する信号SOUTを得られる。
【0048】次に、タップ数の選定および2段構成にし
た理由について、図面に関連付けて説明する。
【0049】図11は、FIRフィルタのタップ数と周
波数特性との関係を示す図である。FIRフィルタは、
図11に示すように、タップ数が少ないと、減衰量が小
さく、カットオフ周波数付近の急峻さはなだらかで、通
過域リップルRPLの振幅は大きく、通過域リップルR
PLの波数は少ない(究極的には0になる)という特性
を有する。逆に、FIRフィルタは、タップ数が多い
と、減衰量が大きく、カットオフ周波数付近の急峻さは
急峻で、通過域リップルRPLの振幅は小さく、通過域
リップルRPLの波数は多いという特性を有する。
【0050】図12〜図14に、タップ数11,17,
51のFIRフィルタの周波数特性を示す。図12〜図
14において、横軸が周波数fを表し、縦軸がゲインを
表している。この場合、周波数fp=6.5MHz、フ
ィルタ係数h(n)の合計が128になるように係数h
(n)を整数化(四捨五入)している。
【0051】図12〜図14に示すように、タップ数1
1の場合には通過リップルRPLはなく、タップ数17
の場合には1つの通過リップルRPLが存在し、タップ
数51の場合には、多数の通過リップルRPLが存在す
る。したがって、図12〜図14からわかるように、通
過リップルRPLをなくすにはタップ数をある数以上に
設定することができない。この例では、11タップまで
しか設定できない。しかし、そのタップ数(この例では
11)では、図12に示すように、カットオフ周波数f
c付近の急峻さに欠ける。そこで、本実施形態において
は、フィルタを2段構成としている。
【0052】すなわち、本実施形態では、前段フィルタ
部FRT1のタップ数をたとえば11に設定して、通過
域リップルがないがカットオフ周波数fc付近の急峻さ
に欠ける周波数特性を得、続く後段フィルタ部FRT2
のタップ数を17以上、本実施形態では19に設定し
て、通過域リップルが1だけ存在し、かつカットオフ周
波数fc付近の急峻さが十分な周波数特性を得、2段の
フィルタ部の周波数特性を合成することにより、通過域
はリップルがなく平坦で、カットオフ周波数fc付近が
急峻な特性を有する信号SOUTを得られるようにFI
Rフィルタを構成することが可能となる。
【0053】以上のように、本実施形態では、前段フィ
ルタ部FRT1および後段フィルタ部FRT2のFIR
フィルタ係数h(n)とその総和が2のべき乗となるよ
うに構成することから、各前段フィルタ部FRT1およ
び後段フィルタ部FRT2は、ゲート数の多い乗算器の
代わりにビットシフタを用いることができる。
【0054】図15は、カットオフ周波数3MHzの本
発明に係る2段構成のFIRフィルタと1段構成でタッ
プ数31の従来のFIRフィルタの周波数特性を示す図
である。図15において、破線で示す曲線が本願のFI
Rフィルタの周波数特性を示し、実線で示す曲線が従来
のFIRフィルタの周波数特性を示している。
【0055】図15に示すように、本発明に係るFIR
フィルタは、FIRフィルタは係数とその総和を2のべ
き乗に限ることによって乗算器をなくし、ゲート数を大
幅に削減しているにもかかわらず、前段および後段の2
段構成にすることにより、係数の有効桁数を多くとった
(たとえば6桁)理想的なFIRフィルタよりも同程度
のタップ数でより良好な周波数特性を得ることができ
る。
【0056】換言すれば、本発明に係るFIRフィルタ
によれば、係数とその総和を2のべき乗に限ることによ
ってゲート数を削減しても、係数の選択法と段数の構成
法により、所望の特性を得ることが可能である。
【0057】また、以上の特徴を有するFIRフィルタ
は、群遅延が一定(つまり信号波形が崩れない)という
性質から、本実施形態のように、ディジタルビデオエン
コーダにおいて輝度信号Yまたは色差信号Cb,Crの
帯域制限用LPFとして適用することが可能である。
【0058】DAC152は、エンコード部151の遅
延回路1514から出力された輝度信号Y14をディジ
タル信号からアナログ信号に変換し、輝度信号Y152
としてYトラップ回路154、セレクタ155、および
レベル調整回路157に出力する。
【0059】DAC153は、エンコード部151の変
調回路1515から出力された色信号C15をディジタ
ル信号からアナログ信号に変換し、色信号C153とし
て合成回路156およびレベル調整回路157に出力す
る。
【0060】Yトラップ回路154は、DAC152に
よるアナログ輝度信号Y152を受けて、輝度信号Y1
52に含まれている色信号C153の周波数成分を除去
して、輝度信号Y154としてセレクタ155に出力す
る。
【0061】図16は、本実施形態に係るYトラップ回
路154の構成例を示す回路図である。
【0062】図16に示すように、このYトラップ回路
154は、帯域通過フィルタ(BPF、バンドパスフィ
ルタ)1541および減算器1542により構成されて
いる。
【0063】バンドパスフィルタ1541は、たとえば
輝度信号Yのバースト区間を示すバーストフラグBFを
受けて、バーストフラグBFのレベルに応じてバンドパ
スフィルタの振幅特性を制御する。また、バンドパスフ
ィルタ1541の中心周波数はC信号の周波数、即ち、
色副搬送波の周波数に設定されている。色副搬送波の周
波数はNTSC信号方式では、3.58MHz、PAL
信号方式では4.43MHzである。バンドパスフィル
タ1541の帯域幅は中心周波数より±500kHzの
範囲内にある。なお、色副搬送波の周波数より±500
kHzの周波数帯域は輝度信号Yのクロマ帯域にあた
る。
【0064】DVE15においては、通常、輝度信号Y
と色信号Cを混合してコンポジットビデオ信号SC を生
成するので、輝度信号Yのクロマ帯域のノイズの影響で
C信号のS/N比が悪化する。そこで、減算器1542
により輝度信号Yとバンドパスフィルタ1541の出力
信号の引き算処理が行われる。これにより、輝度信号Y
にあるクロマ帯域のノイズが低減され、合成回路(混合
器)156により色信号Cと混合し生成したコンポジッ
トビデオ信号SC における色信号CのS/N比が改善さ
れる。
【0065】バンドパスフィルタ1541および減算器
1542から構成されたトラップ回路の伝達関数T
(s)は、次式のように表せる。
【0066】
【数1】
【0067】なお、式(1)にあるH(s)はバンドパ
スフィルタ1541の伝達関数である。式(1)に示す
トラップ回路の伝達特性は、ノッチフィルタ(Notch fi
lter)の伝達特性とほぼ一致しており、ノッチフィルタ
によりトラップ回路を構成できることを示している。広
帯域のY信号を直接処理するため、ノッチフィルタの帯
域、位相歪み特性などに対する要求が厳しく、本実施形
態では、ノッチフィルタの代わりにバンドパスフィルタ
1541と減算器1542によりYトラップ回路を構成
することにより、輝度信号Yとバンドパスフィルタ15
41で抽出したノイズ成分との引き算処理でトラップ特
性を実現し、Y信号の歪みを最小限に抑制できる。
【0068】図17(A)〜(E)は、色信号C、輝度
信号Y、バーストフラグBF、コンポジットビデオ信号
C の波形およびトラップ回路の特性を示している。
【0069】色信号Cは、図17(A)に示すように、
カラーバースト信号CBRSTおよび搬送色信号CAR
Cを含み、輝度信号Yは、図17(C)に示すように、
水平同期信号HSYNCと映像輝度信号LMNSからな
る。図17(B)に示すように、色信号Cのカラーバー
スト信号を含む時間tB の間にバーストフラグBFがハ
イレベルに保持され、それ以外の時間にローレベルに保
持されている。また、輝度信号Yは、図17(C)に示
すように、水平同期信号HSYNCにより区切られ、水
平同期信号HSYNCの周期は図示のように1Hであ
る。NTSC信号方式では、水平同期信号の1周期は6
3.5マイクロ秒(μs)である。
【0070】バンドパスフィルタ1541の特性はバー
ストフラグBFに応じて制御されるので、バンドパスフ
ィルタ1541と減算器1542からなるYトラップ回
路154の減衰特性もバーストフラグBFに応じて制御
される。
【0071】図18は、Yトラップ回路の減衰特性を示
す図である。図18において、特性Aはバーストフラグ
BFがハイレベルに保持されている区間、すなわち、図
17(E)中のAの部分の特性であり、特性Bはバース
トフラグBFがローレベルに保持されている区間、すな
わち、図17(E)中のB部分の特性である。
【0072】図18に示すように、Yトラップ回路15
4の特性はバーストフラグBFに応じて変化するように
制御されている。バーストフラグBFがハイレベルのと
き、Yトラップ回路154の減衰量が大きく設定され、
中心周波数3.58MHzにおいて、最大49.02d
Bの減衰を与える。一方、バーストフラグBFがローレ
ベルのとき、減衰量が小さく設定され、中心周波数3.
58MHzにおいて、最大2.99dBの減衰を与え
る。図17(B)および(D)に示すように、バースト
フラグBFがハイレベルに保持されているとき、色信号
Cのカラーバースト信号CBRSTが輝度信号Yのバッ
クポーチPRCHに重畳される。この区間において、輝
度信号Yの映像輝度信号LMNSがなく、輝度信号Yに
対して減衰量を大きく設定することにより、クロマ帯域
のノイズ除去効果を高め、しかも映像輝度信号LMNS
への影響が殆どない。
【0073】図17(B)および(D)に示すように、
バーストフラグBFがローレベルに保持されていると
き、色信号Cの搬送色信号CARCが輝度信号Yの映像
輝度信号LMNSに重畳される。この区間において、Y
信号の映像輝度信号LMNSが存在するので、Yトラッ
プ回路154の減衰特性を低く設定することにより、映
像輝度信号LMNSへの影響を低減する。
【0074】本実施形態によれば、バンドパスフィルタ
1541と減算器1542により構成されたYトラップ
回路154により、輝度信号Yのクロマ帯域のノイズ成
分を減衰させ、さらにバーストフラグBFに応じてトラ
ップ回路の減衰特性を制御し、バースト区間におけるト
ラップ回路の減衰量を大きく設定し、その他の区間にお
ける減衰量を小さく設定することから、後段の合成回路
156で色信号Cと混合しコンポジットビデオ信号SC
する際に、輝度信号Yに影響を与えることなくバースト
区間におけるノイズ成分を大幅に減衰させることが実現
でき、C信号のS/N比を改善できる。
【0075】セレクタ155は、メインプロセッサ11
による制御信号CTLに応じて、Yトラップ回路154
によりカラーサブキャリア周波数成分を除かれた輝度信
号Y154または、DAC152から出力され、Yトラ
ップ回路154を介さずカラーサブキャリア周波数成分
の除去処理を受けていない輝度信号Y152のいずれか
を選択して合成回路156に出力する。
【0076】具体的には、セレクタ155は、メインプ
ロセッサ11による制御信号CTLの指示に従い、たと
えば自然画を処理する場合には、クロスカラーがそれほ
ど気にならず、むしろYトラップによる画質を劣化を避
けるためにDAC152から出力された輝度信号Y15
2を選択し、一方、レンダリング回路16でレンダリン
グ処理された3次元コンピュータグラフィックス(C
G)を処理する場合には、クロスカラーの影響が大きい
ことから、Yトラップ回路154による輝度信号Y15
4を選択して、合成回路156に供給する。
【0077】合成回路156は、セレクタ155により
選択された輝度信号Y152またはY154と、エンコ
ード部151の変調回路1515による色信号C15と
を合成して、コンポジットビデオ信号CVBSをレベル
調整回路157に出力する。
【0078】レベル調整回路157は、入力した輝度信
号Y152、色信号C153、およびコンポジットビデ
オ信号CVBSの出力レベルを、あらかじめレジスタ等
に設定された値SVに応じたDCオフセットを加算させ
て調整し、表示装置17に出力し、自然画あるいは3次
元CGを表示させる。
【0079】図19は、レベル調整回路における設定値
SVと調整レベルとの関係の一例を示す図である。図1
9に示すように、レベル調整回路157は、たとえば設
定値SVが「0」の場合には、最小値近傍レベルの信号
として出力する。また、レベル調整回路157は、設定
値SVが「1」の場合には、最小値レベルより高い中間
レベルの信号として出力する。また、レベル調整回路1
57は、設定値SVが「2」の場合には、中間レベルよ
り高いレベルの信号として出力する。
【0080】レンダリング回路16は、メインバス18
を通して入力されたデータがDVD装置12から再生さ
れた自然画の場合には、その映像データ11aをそのま
ま通してDVE15に供給する。また、レンダリング回
路16は、メインバス18を通して入力されたデータが
単位図形の頂点について、3次元座標(x,y,z)、
R(赤),G(緑),B(青)データ、テクスチャの同
次座標(s,t)および同次項qを含むポリゴンレンダ
リングデータS11bの場合には、所定のレンダリング
処理を行って、レンダリング処理された3次元CGデー
タをDVE15に供給する。レンダリング回路16は、
表示データと少なくとも一つの図形要素が必要とするテ
クスチャデータを記憶する記憶回路たとえばDRAM
と、単位図形の頂点のポリゴンレンダリングデータを補
間して、単位図形内に位置する画素の補間データを生成
する補間データ生成回路と、補間データに含まれるテク
スチャの同次座標(s,t)を同次項qで除算して「s
/q」および「t/q」を生成し、「s/q」および
「t/q」に応じたテクスチャアドレスを用いて、記憶
回路からテクスチャデータを読み出し、表示データの図
形要素の表面へのテクスチャデータの張り付け処理を行
うテクスチャ処理回路とを少なくとも備えたロジック回
路とを有している。すなわち、レンダリング回路16
は、記憶回路およびロジック回路が一つの半導体チップ
内に混載されている。
【0081】図20は、本実施形態に係るレンダリング
回路16の構成例を示すブロック図である。
【0082】図20に示すように、レンダリング回路1
6は、DDA(Digital Differential Analyzer) セット
アップ回路161、トライアングルDDA回路162、
テクスチャエンジン回路163、メモリインタフェース
(I/F)回路164、CRTコントロール回路16
5、出力回路166、DRAM167およびSRAM(S
tatic RAM)168を有する。本実施形態におけるレンダ
リング回路16は、上述したように、一つの半導体チッ
プ内にロジック回路と少なくとも表示データとテクスチ
ャデータとを記憶するDRAM167とが混載されてい
る。
【0083】DRAM167 DRAM167は、テクスチャバッファ167a、ディ
スプレイバッファ167b、zバッファ167cおよび
テクスチャCLUT(Color Look Up Table) バッファ1
67dとして機能する。また、DRAM167は、同一
機能を有する複数(4個あるいは8個等)のモジュール
に分割されている。
【0084】本実施形態においては、DRAM167
は、たとえば図21に示すように、4つのDRAM16
71〜1674モジュールに分割されている。DRAM
モジュール1671〜1674の各々は、たとえば51
2のページアドレス(行アドレス)を有する。メモリI
/F回路164には、各DRAMモジュール1671〜
1674に対応したメモリコントローラ1641〜16
44、並びにこれらメモリコントローラ1641にデー
タを分配するディストリビュータ1645が設けられて
いる。そして、メモリI/F回路164は、各DRAM
モジュール1671〜1674に対して、図21に示す
ように、ピクセルデータを、表示領域において隣接した
部分は、異なるDRAMモジュールとなるように配置す
る。これにより、三角形のような平面を描画する場合に
は面で同時に処理できることになるため、それぞれのD
RAMモジュールの動作確率は非常に高くなっている。
【0085】また、DRAM167には、より多くのテ
クスチャデータを格納するために、インデックスカラー
におけるインデックスと、そのためのカラールックアッ
プテーブル値が、テクスチャCLUTバッファ167d
に格納されている。インデックスおよびカラールックア
ップテーブル値は、テクスチャ処理に使われる。すなわ
ち、通常はR,G,Bそれぞれ8ビットの合計24ビッ
トでテクスチャ要素を表現するが、それではデータ量が
膨らむため、あらかじめ選んでおいたたとえば256色
等の中から一つの色を選んで、そのデータをテクスチャ
処理に使う。このことで256色であればそれぞれのテ
クスチャ要素は8ビットで表現できることになる。イン
デックスから実際のカラーへの変換テーブルは必要にな
るが、テクスチャの解像度が高くなるほど、よりコンパ
クトなテクスチャデータとすることが可能となる。これ
により、テクスチャデータの圧縮が可能となり、内蔵D
RAM167の効率良い利用が可能となる。
【0086】さらにDRAM167には、描画と同時並
行的に隠れ面処理を行うため、描画しようとしている物
体の奥行き情報が格納されている。なお、表示データと
奥行きデータおよびテクスチャデータの格納方法として
は、メモリブロックの先頭から連続して表示データが格
納され、次に奥行きデータが格納され、残りの空いた領
域に、テクスチャの種類毎に連続したアドレス空間でテ
クスチャデータが格納される。これにより、テクスチャ
データを効率よく格納できることになる。
【0087】メモリI/F回路164 メモリI/F回路164は、テクスチャエンジン回路1
63から入力したピクセルデータS163に対応するz
データと、zバッファ167cに記憶されているzデー
タとの比較を行い、入力したピクセルデータS163に
よって描画される画像が、前回、ディスプレイバッファ
167bに書き込まれた画像より、手前(視点側)に位
置するか否かを判断し、手前に位置する場合には、画像
データS163に対応するzデータでzバッファ167
cに記憶されたzデータを更新する。また、メモリI/
F回路164は、(R,G,B)データをディスプレイ
バッファ167bに書き込む(打ち込む)。
【0088】なお、メモリI/F回路164によるDR
AM167に対してのアクセスは、16ピクセルについ
て同時に行われる。
【0089】DDAセットアップ回路161 DDAセットアップ回路161は、後段のトライアング
ルDDA回路162において物理座標系上の三角形の各
頂点の値を線形補間して、三角形の内部の各ピクセル
(画素)の色と深さ情報を求めるに先立ち、ポリゴンレ
ンダリングデータS11が示す(z,R,G,B,s,
t,q)データについて、三角形の辺と水平方向の差分
などを求めるセットアップ演算を行う。このセットアッ
プ演算は、具体的には、開始点の値と終点の値、開始点
と終点との距離を用いて、単位長さ移動した場合におけ
る、求めようとしている値の変分を算出する。DDAセ
ットアップ回路161は、算出した変分データS161
をトライアングルDDA回路162に出力する。
【0090】トライアングルDDA回路162 トライアングルDDA回路162は、DDAセットアッ
プ回路161から入力した変分データS161を用い
て、三角形内部の各ピクセルにおける線形補間された
(z,R,G,B,s,t,q)データを算出する。ト
ライアングルDDA回路11は、各ピクセルの(x,
y)データと、当該(x,y)座標における(z,R,
G,B,s,t,q)データとを、DDAデータ(補間
データ)S162としてテクスチャエンジン回路163
に出力する。たとえば、トライアングルDDA回路16
2は、並行して処理を行う矩形内に位置する8(=2×
4)ピクセル(画素)分のDDAデータS162をテク
スチャエンジン回路163に出力する。
【0091】テクスチャエンジン回路163 テクスチャエンジン回路163は、「s/q」および
「t/q」の算出処理、テクスチャ座標データ(u,
v)の算出処理、テクスチャバッファ167aからの
(R,G,B)データの読み出し処理等を順にパイプラ
イン方式で行う。なお、テクスチャエンジン回路163
は、たとえば所定の矩形内に位置する8ピクセルについ
ての処理を同時に並行して行う。
【0092】テクスチャエンジン回路163は、DDA
データS162が示す(s,t,q)データについて、
sデータをqデータで除算する演算と、tデータをqデ
ータで除算する演算とを行う。テクスチャエンジン回路
163には、たとえば図示しない除算回路が8個設けら
れており、8ピクセルについての除算「s/q」および
「t/q」が同時に行われる。
【0093】また、テクスチャエンジン回路163は、
除算結果である「s/q」および「t/q」に、それぞ
れテクスチャサイズUSIZEおよびVSIZEを乗じ
て、テクスチャ座標データ(u,v)を生成する。ま
た、テクスチャエンジン回路163は、メモリI/F回
路164を介して、SRAM168あるいはDRAM1
67に、生成したテクスチャ座標データ(u,v)を含
む読み出し要求を出力し、メモリI/F回路164を介
して、SRAM168あるいはテクスチャバッファ16
7aに記憶されているテクスチャデータを読み出すこと
で、(s,t)データに対応したテクスチャアドレスに
記憶された(R,G,B)データS168を得る。ここ
で、SRAM168には、テクスチャバッファ167a
に格納されているテクスチャデータが記憶される。テク
スチャエンジン回路163は、読み出した(R,G,
B)データS168の(R,G,B)データと、前段の
トライアングルDDA回路162からのDDAデータS
162に含まれる(R,G,B)データとを、それぞれ
かけあわせるなどして、ピクセルデータS163を生成
する。テクスチャエンジン回路163は、このピクセル
データS163をメモリI/F回路164に出力する。
【0094】なお、テクスチャバッファ167aには、
MIPMAP(複数解像度テクスチャ)などの複数の縮
小率に対応したテクスチャデータが記憶されている。こ
こで、何れの縮小率のテクスチャデータを用いるかは、
所定のアルゴリズムを用いて、三角形単位で決定され
る。
【0095】テクスチャエンジン回路163は、フルカ
ラー方式の場合には、テクスチャバッファ167aから
読み出した(R,G,B)データを直接用いる。一方、
テクスチャエンジン回路163は、インデックスカラー
方式の場合には、あらかじめ作成したカラールックアッ
プテーブル(CLUT)をテクスチャCLUTバッファ
167dから読み出して、内蔵するSRAMに転送およ
び記憶し、このカラールックアップテーブルを用いて、
テクスチャバッファ167aから読み出したカラーイン
デックスに対応する(R,G,B)データを得る。
【0096】CRTコントロール回路165 CRTコントロール回路165は、与えられた水平およ
び垂直同期信号に同期して、図示しないCRTに表示す
るアドレスを発生し、ディスプレイバッファ167bか
ら表示データを読み出す要求をメモリI/F回路164
に出力する。この要求に応じて、メモリI/F回路16
4は、ディスプレイバッファ167bから一定の固まり
で表示データを読み出す。CRTコントローラ回路16
5は、ディスプレイバッファ167bから読み出した表
示データを記憶するFIFO(First In First Out)回路
を内蔵し、一定の時間間隔で、出力回路166に、RG
Bのインデックス値を出力する。
【0097】出力回路166 出力回路166は、各インデックス値に対応するR,
G,Bデータを記憶しており、CRTコントローラ回路
165から入力したRGBのインデックス値に対応する
デジタル形式のR,G,Bデータを生成する。出力回路
166は、この生成されたR,G,BデータをDVE1
5に出力する。
【0098】次に、図1の画像処理システムの全体の動
作を、自然画を処理する場合と、3次元CGを処理する
場合を説明する。
【0099】自然画を処理する場合には、自然画に関す
る映像データがDVD装置14から再生され、メインバ
ス18を介してメインプロセッサ11に供給される。メ
インプロセッサ11においては、自然画を処理するモー
ドであることから、クロスカラーがそれほど気になら
ず、むしろYトラップによる画質を劣化を避けるため
に、Yトラップ回路による処理をバイパスするように指
示する制御信号CTLがDVE15に出力される。そし
て、DVD装置14から再生された自然画に関するR,
G,Bの映像データS11aがレンダリング回路16を
通してDVE15に転送される。
【0100】DVE15においては、R,G,Bの映像
データS11a、具体的には、それぞれの輝度信号Yと
色差信号Cb,Crがエンコード部151に入力され
る。エンコード部151においては、入力された輝度信
号Yは、LPF1511で、その低域成分を抽出され、
かつ通過域はリップルがなく平坦で、カットオフ周波数
fc付近が急峻な特性を有する輝度信号Y11として遅
延回路1514に出力される。また、入力された色差信
号Cbは、LPF1512で、その低域成分を抽出さ
れ、かつ通過域はリップルがなく平坦で、カットオフ周
波数fc付近が急峻な特性を有する色差信号Cb12と
して変調回路1515に出力される。同様に、入力され
た色差信号Crは、LPF1513で、その低域成分を
抽出され、かつ通過域はリップルがなく平坦で、カット
オフ周波数fc付近が急峻な特性を有する色差信号Cr
13として変調回路1515に出力される。
【0101】遅延回路1514では、LPF1511に
よる輝度信号Y11が、たとえば変調回路15の変調処
理に要する時間だけ遅延され輝度信号Y14としてDA
C152に出力される。変調回路1515では、LPF
1512による色差信号Cb12とLPF1513によ
る色差信号Cr13に対して所定の変調処理が行われ、
その結果色信号C15が生成されてDAC153に出力
される。DAC152では、輝度信号Y14がディジタ
ル信号からアナログ信号に変換され、輝度信号Y152
として、セレクタ155、Yトラップ回路154、およ
びレベル調整回路157に出力される。
【0102】この場合、セレクタ155は、メインプロ
セッサ11による制御信号CTLによりクロスカラーが
それほど気にならず、むしろYトラップによる画質を劣
化を避けるために、Yトラップ回路154による処理を
バイパスするように指示されていることから、Yトラッ
プ回路154の処理にかかわらず、DAC152の出力
輝度信号Y152が選択されて、合成回路156に出力
される。また、DAC153では、色信号Y15がディ
ジタル信号からアナログ信号に変換され、色信号C15
3として、合成回路156、およびレベル調整回路15
7に出力される。そして、合成回路156において、輝
度信号Y152と色信号C153とが合成されて、コン
ポジットビデオ信号CVBSが生成される。生成された
コンポジットビデオ信号CVBSは、その出力レベルが
レベル調整回路157により設定値SVに応じたレベル
に調整され、表示装置17に出力される。表示装置17
に表示される映像は、コンポジットビデオ信号CVBS
において、クロスカラーの目立たない自然画に係る映像
データに対して解像度の劣化という副作用を持つYトラ
ップ処理を通していないことから、劣化のない映像とな
っている。
【0103】次に、3次元CGを処理するモードの場
合、画像処理システム10においては、グラフィックス
描画等のデータは、メインプロセッサ11のメインメモ
リ12、あるいは外部からのグラフィックスデータを受
けるI/Oインタフェース回路13からメインバス18
を介してレンダリング回路16に与えられる。メインプ
ロセッサ11においては、3次元CDを処理するモード
であり、クロスカラーの影響が大きいことから、Yトラ
ップ回路154による処理を得た輝度信号Yを選択する
ように指示する制御信号CTLがDVE15に出力され
る。なお、必要に応じて、グラフィックス描画等のデー
タは、メインプロセッサ11等において、座標変換、ク
リップ処理、ライティング処理等のジオメトリ処理が行
われる。ジオメトリ処理が終わったグラフィックスデー
タは、三角形の各3頂点の頂点座標x,y,z、輝度値
R,G,B、描画しようとしているピクセルと対応する
テクスチャ座標s,t,qとからなるポリゴンレンダリ
ングデータS11bとなる。
【0104】このポリゴンレンダリングデータS11b
は、レンダリング回路16のDDAセットアップ回路1
61に入力される。DDAセットアップ回路161にお
いては、ポリゴンレンダリングデータS11に基づい
て、三角形の辺と水平方向の差分などを示す変分データ
S161が生成される。具体的には、開始点の値と終点
の値、並びに、その間の距離を用いて、単位長さ移動し
た場合における、求めようとしている値の変化分である
変分が算出され、変分データS161としてトライアン
グルDDA回路162に出力される。
【0105】トライアングルDDA回路162において
は、変分データS161を用いて、、三角形内部の各ピ
クセルにおける線形補間された(z,R,G,B,s,
t,q)データが算出される。そして、この算出された
(z,R,G,B,s,t,q)データと、三角形の各
頂点の(x,y)データとが、DDAデータS162と
して、トライアングルDDA回路162からテクスチャ
エンジン回路163に出力される。
【0106】テクスチャエンジン回路163において
は、DDAデータS162が示す(s,t,q)データ
について、sデータをqデータで除算する演算と、tデ
ータをqデータで除算する演算とが行われる。そして、
除算結果「s/q」および「t/q」に、それぞれテク
スチャサイズUSIZEおよびVSIZEが乗算され、
テクスチャ座標データ(u,v)が生成される。
【0107】次に、テクスチャエンジン回路163から
メモリI/F回路164を介して、テクスチャエンジン
回路163からSRAM168に、生成されたテクスチ
ャ座標データ(u,v)を含む読み出し要求が出力さ
れ、メモリI/F回路164を介して、SRAM168
に記憶された(R,G,B)データS168が読み出さ
れる。次に、テクスチャエンジン回路163において、
読み出した(R,G,B)データS168の(R,G,
B)データと、前段のトライアングルDDA回路162
からのDDAデータS162に含まれる(R,G,B)
データとが、かけあわされ、ピクセルデータS163と
して生成される。このピクセルデータS163は、テク
スチャエンジン回路163からメモリI/F回路164
に出力される。
【0108】フルカラーの場合には、テクスチャバッフ
ァ167aからのデータ(R,G,B)を直接用いれば
よいが、インデックスカラーの場合には、あらかじめ作
成しておいたカラーインデックステーブル(Color Inde
x Table )のデータが、テクスチャCLUT(Color Lo
ok Up Table)バッファ167dより、SRAM等で構成
される一時保管バッファへ転送され、この一時保管バッ
ファのCLUTを用いてカラーインデックスから実際の
R,G,Bカラーが得られる。なお、CULTがSRA
Mで構成された場合は、カラーインデックスをSRAM
のアドレスに入力すると、その出力には実際のR,G,
Bカラーが出てくるといった使い方となる。
【0109】そして、メモリI/F回路164におい
て、テクスチャエンジン回路163から入力したピクセ
ルデータS163に対応するzデータと、zバッファ1
67cに記憶されているzデータとの比較が行われ、入
力したピクセルデータS12によって描画される画像
が、前回、ディスプレイバッファ21に書き込まれた画
像より、手前(視点側)に位置するか否かが判断され
る。判断の結果、手前に位置する場合には、画像データ
S163に対応するzデータでzバッファ167cに記
憶されたzデータが更新される。
【0110】次に、メモリI/F回路164において、
(R,G,B)データがディスプレイバッファ167b
に書き込まれる。
【0111】メモリI/F回路164においては、今か
ら描画しようとしているピクセルにおけるテクスチャア
ドレスに対応したテクスチャを格納しているメモリブロ
ックがそのテクスチャアドレスにより算出され、そのメ
モリブロックにのみ読み出し要求が出され、テクスチャ
データが読み出される。この場合、該当するテクスチャ
データを保持していないメモリブロックにおいては、テ
クスチャ読み出しのためのアクセスが行われないため、
描画により多くのアクセス時間を提供することが可能と
なっている。
【0112】描画においても同様に、今から描画しよう
としているピクセルアドレスに対応するピクセルデータ
を格納しているメモリブロックに対して、該当アドレス
からピクセルデータがモディファイ書き込み(Modify Wr
ite)を行うために読み出され、モディファイ後、同じア
ドレスへ書き戻される。
【0113】隠れ面処理を行う場合には、やはり同じよ
うに今から描画しようとしているピクセルアドレスに対
応する奥行きデータを格納しているメモリブロックに対
して、該当アドレスから奥行きデータがモディファイ書
き込み(Modify Write)を行うために読み出され、必要な
らばモディファイ後、同じアドレスへ書き戻される。
【0114】このようなメモリI/F回路164に基づ
くDRAM167とのデータのやり取りにおいては、そ
れまでの処理が複数並行処理される。これにより、描画
性能を向上させることができる。特に、トライアングル
DDA回路162とテクスチャエンジン163の部分を
並列実行形式で、同じ回路に設ける(空間並列)か、ま
たは、パイプラインを細かく挿入する(時間並列)こと
で、部分的に動作周波数を増加させるという手段によ
り、複数ピクセルの同時算出が行われる。
【0115】また、ピクセルデータは、メモリI/F回
路164の制御のもと、表示領域において隣接した部分
は、異なるDRAMモジュールとなるように配置され
る。これにより、三角形のような平面を描画する場合に
は面で同時に処理される。このため、それぞれのDRA
Mモジュールの動作確率は非常に高い。
【0116】そして、表示装置17の図示しないCRT
に画像を表示する場合には、CRTコントロール回路1
65において、与えられた水平垂直同期周波数に同期し
て、表示アドレスが発生され、メモリI/F回路164
へ表示データ転送の要求が出される。メモリI/F回路
164では、その要求に従い、一定のまとまった固まり
で、表示データがCRTコントロール回路165に転送
される。CRTコントロール回路165では、図示しな
いディスプレイ用FIFO(First In First Out)等にそ
の表示データが貯えられ、一定の間隔で出力回路166
へRGBのインデックス値が転送される。
【0117】出力回路166においては、RAM内部に
RGBのインデックスに対するRGB値が記憶されてい
て、インデックス値に対するRGB値が生成され、この
RGB信号がDVE15に転送される。
【0118】DVE15においては、3次元CGの係る
R,G,Bの映像データ、具体的には、それぞれの輝度
信号Yと色差信号Cb,Crがエンコード部151に入
力される。エンコード部151においては、入力された
輝度信号Yは、LPF1511で、その低域成分を抽出
され、かつ通過域はリップルがなく平坦で、カットオフ
周波数fc付近が急峻な特性を有する輝度信号Y11と
して遅延回路1514に出力される。また、入力された
色差信号Cbは、LPF1512で、その低域成分を抽
出され、かつ通過域はリップルがなく平坦で、カットオ
フ周波数fc付近が急峻な特性を有する色差信号Cb1
2として変調回路15115に出力される。同様に、入
力された色差信号Crは、LPF1513で、その低域
成分を抽出され、かつ通過域はリップルがなく平坦で、
カットオフ周波数fc付近が急峻な特性を有する色差信
号Cr13として変調回路1515に出力される。
【0119】遅延回路1514では、LPF1511に
よる輝度信号Y11が、たとえば変調回路15の変調処
理に要する時間だけ遅延され輝度信号Y14としてDA
C152に出力される。変調回路1515では、LPF
1512による色差信号Cb12とLPF1513によ
る色差信号Cr13に対して所定の変調処理が行われ、
その結果色信号C15が生成されてDAC153に出力
される。DAC152では、輝度信号Y14がディジタ
ル信号からアナログ信号に変換され、輝度信号Y152
として、セレクタ155、Yトラップ回路154、およ
び次段の回路に出力される。
【0120】Yトラップ回路154においては、DAC
152によるアナログ輝度信号Y152を受けて、輝度
信号Y152に含まれている色信号C153の周波数成
分が除去されて、輝度信号Y154としてセレクタ15
5に出力される。具体的には、入力端子T1 に入力され
た輝度信号Y152は、バンドパスフィルタ1541に
入力され、バンドパスフィルタ1541により、バース
トフラグBFに応じて設定した特性で輝度信号Y152
のクロマ帯域の成分が抽出される。そして、バンドパス
フィルタ1541の出力信号と輝度信号Y152に対し
て減算器1542により引き算処理が行われ、輝度信号
Y152のクロマ帯域のノイズ成分が除去され、輝度信
号Y154としてセレクタ155に出力される。
【0121】この場合、セレクタ155は、メインプロ
セッサ11による制御信号CTLによりクロスカラーの
影響が大きいことから、Yトラップ回路154による処
理を得た輝度信号を選択するように指示されていること
から、Yトラップ回路154の出力輝度信号Y154が
選択されて、合成回路156に出力される。また、DA
C153では、色信号Y15がディジタル信号からアナ
ログ信号に変換され、色信号C153として、合成回路
156、および次段の回路に出力される。そして、合成
回路156において、輝度信号Y154と色信号C15
3とが合成されて、コンポジットビデオ信号CVBSが
生成される。生成されたコンポジットビデオ信号CVB
Sは、その出力レベルがレベル調整回路157により設
定値SVに応じたレベルに調整され、表示装置17に出
力される。表示装置17に表示される映像は、コンポジ
ットビデオ信号CVBSにおいて、クロスカラーの影響
が除去された映像となっている。
【0122】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、入力した輝度信号Y152、色信号C153、およ
びコンポジットビデオ信号CVBSの出力レベルを、あ
からじめレジスタ等に設定された値SVに応じたDCオ
フセットを加算させて調整し、表示装置17に出力する
レベル調整回路157を設けたので、出力レベルを調整
でき、後段のドライバ等のデバイスの性能をより有効に
活用することができる利点がある。
【0123】また、本発明によれば、Yトラップ回路1
54を通ってカラーサブキャリア周波数成分を除かれた
輝度信号Y154と、Yトラップ回路154を通らずそ
のままの輝度信号Y152とを、制御信号CTLに応じ
て選択するセレクタ155を設けたので、映像のクロス
カラーの程度によってユーザはYトラップ処理を行うか
行わないかを選択でき、素材となる映像信号に応じて最
適な画質を選択することができる利点がある。すなわ
ち、コンポジットビデオ信号において、クロスカラーの
目立たない映像に対しては、解像度の劣化という副作用
を持つYトラップ処理が施されていない輝度信号を用い
て、劣化のない映像を楽しむことを可能となる。
【0124】なお、上述した実施形態では、ディジタル
ビデオエンコーダとして、図2に示すように、DACを
内蔵し、Yトラップ処理や合成処理をアナログ信号によ
り行うように構成したが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、たとえば図22に示すように、DACを用
いず、全てディジタル信号にて処理する回路15Aであ
っても本発明に適用できることはいうまでもない。
【0125】また、本DVEによれば、輝度信号用LP
F1511、色差信号Cb用LPF1512、および色
差信号Cr用LPF1513を、タップ数が、通過域リ
ップルが発生しない範囲で、カットオフ周波数付近の急
峻さがなだらかとなる値に設定され、かつ、FIRフィ
ルタ係数h(n)とその総和が、2のべき乗の値に設定
され、入力ディジタル信号SINの周波数fpまでの低
域成分を通過させ、通過域リップルがなくカットオフ周
波数fc近傍の急峻さがなだらかな信号S1を出力する
前段フィルタ部FRT1と、タップ数が前段フィルタ部
FRT1からの信号S1に対して、信号S1の通過域に
おけるなだらかになった部分を持ち上げることができカ
ットオフ周波数fc付近の特性が急峻となるように補正
することが可能な値に設定され、かつ、FIRフィルタ
係数h(n)とその総和が、2のべき乗の値に設定さ
れ、通過域はリップルがなく平坦で、カットオフ周波数
fc付近が急峻な特性を有する信号SOUTを生成して
出力する後段フィルタ部FRT2とを縦続接続したの
で、ゲート数の多い乗算器を用いる必要がなくなり、全
体のゲート数を削減することができる。そして、ゲート
数削減によりレイアウト自由度が大きくなり、最大動作
周波数が大きくなり、1チップあたりの面積が減少し、
ひいては歩留まりが良くなり、理収が上がるという利点
がある。
【0126】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
出力レベルを調整でき、後段のドライバ等のデバイスの
性能をより有効に活用することができる利点がある。ま
た、映像のクロスカラーの程度によってユーザはYトラ
ップ処理を行うか行わないかを選択でき、素材となる映
像信号に応じて最適な画質を選択することができる利点
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る3次元コンピュータグラフィック
スシステムを含む画像処理システムの一実施形態を示す
システム構成図である。
【図2】本実施形態に係るDVE(ディジタルビデオエ
ンコーダ)の構成例を示すブロック図である。
【図3】本実施形態に係るDVE(ディジタルビデオエ
ンコーダ)におけるエンコード部の構成例を示すブロッ
ク図である。
【図4】本発明に係るFIRフィルタの一実施形態を示
すブロック図である。
【図5】輝度信号Y用のLPFのタップ数およびFIR
フィルタ係数の第1の設定例を示す図である。
【図6】図5に示すようにタップ数およびFIRフィル
タ係数が設定されたLPFの周波数特性を示す図であ
る。
【図7】図5に示すようにタップ数およびFIRフィル
タ係数が設定されたLPFの周波数特性を示す図であ
る。
【図8】輝度信号Y用のLPFのタップ数およびFIR
フィルタ係数の第2の設定例を示す図である。
【図9】図8に示すようにタップ数およびFIRフィル
タ係数が設定されたLPFの周波数特性を示す図であ
る。
【図10】図8に示すようにタップ数およびFIRフィ
ルタ係数が設定されたLPFの周波数特性を示す図であ
る。
【図11】FIRフィルタのタップ数と周波数特性との
関係を示す図である。
【図12】タップ数11の場合のFIRフィルタの周波
数特性を示す図である。
【図13】タップ数17の場合のFIRフィルタの周波
数特性を示す図である。
【図14】タップ数51の場合のFIRフィルタの周波
数特性を示す図である。
【図15】カットオフ周波数3MHzの本発明に係る2
段構成のFIRフィルタと1段構成でタップ数31の従
来のFIRフィルタの周波数特性を示す図である。
【図16】本実施形態に係るYトラップ回路の構成例を
示す回路図である。
【図17】本実施形態に係るYトラップ回路の動作を示
す波形図である。
【図18】本実施形態に係るYトラップ回路の特性を示
す図である。
【図19】本実施形態に係るレベル調整回路における設
定値SVと調整レベルとの関係の一例を示す図である。
【図20】本実施形態に係るレンダリング回路の構成例
を示すブロック図である。
【図21】本実施形態に係るレンダリング回路における
データ格納方法を説明するための図である。
【図22】本実施形態に係るDVE(ディジタルビデオ
エンコーダ)の他の構成例を示すブロック図である。
【図23】従来のビデオエンコーダの要部を示す回路図
である。
【図24】従来のビデオエンコーダの動作を示す波形図
である。
【符号の説明】
10…画像処理システム、11…メインプロセッサ、1
2…メインメモリ、13…I/Oインタフェース回路、
14…DVD装置、15,15A…ディジタルビデオエ
ンコーダ(DVE)、151…エンコード部、1511
〜1513…ローパスフィルタ(LPF)、1514…
遅延回路、1515…変調回路、152,153…DA
C、154…Yトラップ回路、1541…バンドパスフ
ィルタ、1542…減算器、155…セレクタ、156
…合成回路、157…レベル調整回路、16…レンダリ
ング回路、161…DDAセットアップ回路、162…
トライアングルDDA回路、163…テクスチャエンジ
ン回路、164…メモリI/F回路、164a…リフレ
ッシュ用モードレジスタ、165…CRTコントローラ
回路、166…出力回路、167…DRAM、1671
〜1678…DRAMモジュール、167a…テクスチ
ャバッファ、167b…ディスプレイバッファ、167
c…zバッファ、167d…テクスチャCLUTバッフ
ァ、168…SRAM、FRT1……前段フィルタ部、
FRT2…後段フィルタ部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C066 AA03 AA07 AA13 CA11 DB02 EA03 EA07 EC13 EE04 GA01 GA03 GA04 GA05 GA33 HA02 HA03 HA06 KA11 KA12 KC01 KC04 KD06 KE02 KE03 KE09 KE17 KE21 KG01 KP02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 色信号と当該色信号の周波数成分を含む
    輝度信号とを合成して複合映像信号を生成するビデオエ
    ンコーダであって、 上記生成された複合映像信号の出力レベルを、設定値に
    基づいて調整するレベル調整回路を有するビデオエンコ
    ーダ。
  2. 【請求項2】 入力された輝度信号および色信号に対し
    て所定のフィルタリング処理を行い、色信号を変調する
    エンコード部と、 上記エンコード部から出力された輝度信号に含まれてい
    る上記色信号の周波数成分を除去して出力するトラップ
    回路と、 制御信号に応じて上記エンコード部から出力された輝度
    信号または上記トラップ回路から出力された輝度信号の
    うちのいずれかを選択するセレクタと、 上記セレクタにより選択された輝度信号と上記エンコー
    ド部から出力された色信号とを合成し上記複合映像信号
    を生成する合成回路とを有する請求項1記載のビデオエ
    ンコーダ。
  3. 【請求項3】 上記制御信号は、素材の映像がクロスカ
    ラーの影響が大きい場合は上記トラップ回路の出力輝度
    信号を選択し、クロスカラーの影響が小さい場合にはエ
    ンコード部の出力輝度信号を選択するように上記セレク
    タに対して指示する請求項2記載のビデオエンコーダ。
  4. 【請求項4】 上記トラップ回路は、上記色信号の搬送
    波の周波数を中心周波数とする帯域通過フィルタと、 上記輝度信号と上記帯域通過フィルタの出力信号を引き
    算する減算器とを有する請求項2記載のビデオエンコー
    ダ。
  5. 【請求項5】 色信号と当該色信号の周波数成分を含む
    輝度信号とを合成して複合映像信号を生成するビデオエ
    ンコーダであって、前記生成された複合映像信号の出力
    レベルを、設定値に基づいて調整するレベル調整回路を
    有するビデオエンコーダと、 表示データと少なくとも一つの図形要素が必要とするテ
    クスチャデ−タを記憶するリフレッシュが必要な記憶回
    路と、 単位図形の頂点のポリゴンレンダリングデータを補間し
    て、上記単位図形内に位置する画素の補間データを生成
    する補間データ生成回路と、上記補間データに含まれる
    テクスチャの同次座標(s,t)を同次項qで除算して
    「s/q」および「t/q」を生成し、上記「s/q」
    および「t/q」に応じたテクスチャアドレスを用い
    て、上記記憶回路からテクスチャデータを読み出し、表
    示データの図形要素の表面へのテクスチャデータの張り
    付け処理を行うテクスチャ処理回路とを少なくとも備え
    たロジック回路とを有し、 上記記憶回路および上記ロジック回路が一つの半導体チ
    ップ内に混載され、 単位図形の頂点について、3次元座標(x,y,z)、
    R(赤),G(緑),B(青)データ、テクスチャの同
    次座標(s,t)および同次項qを含むポリゴンレンダ
    リングデータを受けてレンダリング処理を行い、上記ビ
    デオエンコーダに出力するレンダリング回路とを有する
    画像処理システム。
  6. 【請求項6】 上記ビデオエンコーダは、 入力された輝度信号および色信号に対して所定のフィル
    タリング処理を行い、色信号を変調するエンコード部
    と、 上記エンコード部から出力された輝度信号に含まれてい
    る上記色信号の周波数成分を除去して出力するトラップ
    回路と、 制御信号に応じて上記エンコード部から出力された輝度
    信号または上記トラップ回路から出力された輝度信号の
    うちのいずれかを選択するセレクタと、 上記セレクタにより選択された輝度信号と上記エンコー
    ド部から出力された色信号とを合成し複合映像信号を生
    成する合成回路とを含み、 素材の映像がクロスカラーの影響が大きい場合は上記ト
    ラップ回路の出力輝度信号を選択し、クロスカラーの影
    響が小さい場合にはエンコード部の出力輝度信号を選択
    するように指示する制御信号を上記セレクタに出力する
    メインプロセッサをさらに有する請求項5記載の画像処
    理システム。
  7. 【請求項7】 上記レンダリング回路は、レンダリング
    処理を行う必要がない映像データはそのままビデオエン
    コーダに出力する請求項6記載の画像処理システム。
  8. 【請求項8】 上記トラップ回路は、上記色信号の搬送
    波の周波数を中心周波数とする帯域通過フィルタと、 上記輝度信号と上記帯域通過フィルタの出力信号を引き
    算する減算器とを有する請求項6記載の画像処理システ
    ム。
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