JP2003159251A - 超音波内視鏡 - Google Patents

超音波内視鏡

Info

Publication number
JP2003159251A
JP2003159251A JP2001362790A JP2001362790A JP2003159251A JP 2003159251 A JP2003159251 A JP 2003159251A JP 2001362790 A JP2001362790 A JP 2001362790A JP 2001362790 A JP2001362790 A JP 2001362790A JP 2003159251 A JP2003159251 A JP 2003159251A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ultrasonic
motor
encoder
tip
ultrasonic transducer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001362790A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuko Uchida
優子 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP2001362790A priority Critical patent/JP2003159251A/ja
Publication of JP2003159251A publication Critical patent/JP2003159251A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】超音波振動子とスリップリングとモータ減速器
とモータとエンコーダとを先端に配置したものでありな
がら、先端を小型化することができる超音波内視鏡を提
供する。 【解決手段】超音波振動子21とスリップリング22と
モータ減速器32とモータ33とエンコーダ34とを備
え、前記超音波振動子21を機械的に回転させて体腔内
を走査する超音波内視鏡において、前記モータ33の両
端にそれぞれ出力軸33a,33bを設け、先端に、前
記超音波振動子21と前記スリップリング22と前記モ
ータ減速器32と前記モータ33と前記エンコーダ34
とを、この順序で先端側から直列に配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、挿入部の先端に超
音波振動子を備えた超音波内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、超音波振動子から発振される超音
波振動を機械的に回転させて体腔内を走査し、体腔内の
病変部等を超音波断層像によって診断する超音波内視鏡
や超音波プローブ等の超音波振動装置が種々提案されて
いる。例えば、従来より一般的に知られている超音波内
視鏡の例としては、図15〜図18に示すものがある。
【0003】図15は従来の超音波内視鏡の全体図、図
16は前記超音波内視鏡の副操作部の縦断面図、図17
は図16のXVII−XVII線に沿う断面図、図18は前記超
音波内視鏡の先端部の縦断面図である。
【0004】前記超音波内視鏡101は、図15に示す
ように、体腔内に挿入する挿入部102と、この挿入部
102の後端に設けられた操作部105および副操作部
106とから構成されており、前記操作部105からは
光源装置(図示せず)と接続されるユニバーサルコード
107が、前記副操作部106からは超音波観測装置
(図示せず)と接続される超音波コード108がそれぞ
れ延出している。
【0005】また、前記挿入部102には、その先端に
湾曲管103と先端部104とが設けられており、前記
湾曲管103は、前記操作部105に設けられた湾曲ノ
ブ109を操作することにより湾曲自在に形成されてい
る。
【0006】前記副操作部106には、図16および図
17に示すように、その内部に駆動装置110が配置さ
れている。前記駆動装置110は可撓性シャフト120
を回転させるモータ111と、モータ111の回転位置
を検出するエンコーダ112と、スリップリング113
とから主に構成されている。
【0007】前記モータ111の回転は、タイミングベ
ルト114によりエンコーダ112とスリップリング1
13とに伝達され、可撓性シャフト120を介して、前
記挿入部102の挿入方向と垂直なラジアル方向の回転
が先端部104に伝達される。
【0008】また、前記先端部104は、図18に示す
ように、先端部本体121と、先端キャップ122と、
超音波振動子123とから主に構成されている。
【0009】先端部本体121は、その先端が前記先端
キャップ122で覆われた構造となっており、この先端
部本体121と先端キャップ122とにより囲まれた領
域内は超音波伝達媒体124で満たされている。
【0010】この先端部本体121と先端キャップ12
2とにより囲まれた領域内には、超音波振動子123が
振動子保持部材125により固定されて設けられてい
る。また、前記振動子保持部材125は、前記先端部本
体121により、前記可撓性シャフト120と同軸、且
つ前記挿入部102の挿入方向と垂直なラジアル方向に
回転可能に軸支されている。
【0011】さらに、前記先端部本体121には貫通穴
121aが設けられており、前記先端部本体121の貫
通穴121a内において、振動子保持部材125と可撓
性シャフト120とが連結している。すなわち、前記超
音波振動子123は、前記振動子保持部材125を介し
て前記可撓性シャフト120と連結している。
【0012】なお、前記可撓性シャフト120の内部は
中空に形成されている。この可撓性シャフト120の内
部には、その先端側が前記超音波振動子123と接続し
た同軸ケーブル(図示せず)が挿通しており、この同軸
ケーブルの基端側が前記スリップリング113と接続し
ている。
【0013】また、前記先端部本体121には段落12
1bが形成されており、この段落121bには、前記振
動子保持部材125を安定して回転させるためのボール
ベアリング126が配置されている。
【0014】このように構成することにより、前記超音
波内視鏡101は、駆動装置110を稼動させ、可撓性
シャフト120を介して超音波振動子123を挿入部1
02の挿入方向と垂直なラジアル方向に回転させて、前
記挿入部102の挿入方向と垂直な方向の断層像を撮る
ラジアル走査を行なうようになっている。
【0015】ところが、上述のように構成された従来の
超音波内視鏡101では、検査中において術者は常にモ
ータ111、エンコーダ112、スリップリング113
が内蔵されている副操作部106を手で持ちつづける必
要があるため術者の負担が大きい。
【0016】また、可撓性シャフト120を介して超音
波振動子123を回転させているため、内視鏡を体腔内
へ挿入して超音波検査を行なっている最中、前記可撓性
シャフト120にねじれが生じることにより、副操作部
106内のエンコーダ112と、先端部104の超音波
振動子123との間に位相のずれが起こり、超音波画像
上に揺れや歪みなどの不具合を発生させる原因となる。
【0017】そのため、特開2001−128981号
公報では、図19に示すように、先端に、超音波振動子
131と、スリップリング132と、エンコーダ133
と、減速器付きモータ134とをこの順序で先端側から
直列に配置した超音波内視鏡が開示されている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところで、超音波内視
鏡は、観察時に患者にかかる負担を軽減するため、その
先端を極力小さくすることが求められている。しかしな
がら、前記特開2001−128981号公報の超音波
内視鏡では、エンコーダを小さくすることができないた
め、先端の小型化が困難であるという問題があった。
【0019】すなわち、エンコーダは、検出したいパル
ス数と同数のスリットが形成された円盤を有するものを
選択し、前記円盤を回転体に取り付け、前記円盤のスリ
ットをセンサで読み取ることにより回転体の回転位置を
検出する構造となっている。そのため、エンコーダの大
きさは、円盤の大きさ、つまり円盤に形成されるスリッ
ト数によって決まる。
【0020】また、エンコーダにより、1回転につき1
パルス検出され、回転体の向き情報を与える信号をZ
相、1回転中で多数パルス検出され、回転体の角速度情
報を与える信号をA,B相といい、一般に、超音波画像
構築には300パルス程度のA,B相を検出する必要が
ある。
【0021】前記特開2001−128981号公報の
超音波内視鏡は、エンコーダ133の円盤を減速器付き
モータ134の出力軸に取り付け、この円盤のスリット
をセンサで読み取ることにより、前記減速器付きモータ
134の回転位置を検出する構造となっている。そのた
め、前記特開2001−128981号公報の超音波内
視鏡では、円盤に300本程度のスリットが形成された
エンコーダ133を用いて減速器付きモータ134の回
転位置を検出しなくてはならない。
【0022】したがって、前記特開2001−1289
81号公報の超音波内視鏡に用いられるエンコーダ13
3は、円盤にスリットを300本程度形成することので
きる大きさ有するものであり、エンコーダ133を小さ
くすることができないため、超音波内視鏡の先端の小型
化が困難であった。
【0023】本発明は、超音波振動子とスリップリング
とモータ減速器とモータとエンコーダとを先端に配置し
たものでありながら、先端を小型化することができる超
音波内視鏡を提供することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】この発明の超音波内視鏡
は、先端部に超音波振動子とスリップリングとモータ減
速器とモータとエンコーダとを備え、前記超音波振動子
を機械的に回転させて体腔内を走査する超音波内視鏡で
あって、前記先端部に設けられた先端硬質部に、両端に
それぞれ出力軸を有するモータを設け、前記先端部の先
端側から、前記超音波振動子と前記スリップリングと前
記モータ減速器と前記モータと前記エンコーダとを、こ
の順序で直列に配置したことを特徴とするものである。
【0025】この発明の超音波内視鏡は、先端硬質部
に、両端にそれぞれ出力軸を有するモータを設け、モー
タの先端側にモータ減速器とスリップリングと超音波振
動子とを配置し、先端側とは反対側の基端側にエンコー
ダを配置したものである。
【0026】すなわち、この発明の超音波内視鏡は、エ
ンコーダによりモータ減速器により減速される前のモー
タの回転を検出するように構成されたものである。その
ため、この発明の超音波内視鏡に用いられるエンコーダ
は、従来の超音波内視鏡に用いられるエンコーダと比べ
て円盤のスリット数が少なくてよく、円盤を小さくする
ことができる。
【0027】したがって、この発明の超音波内視鏡によ
れば、超音波振動子とスリップリングとモータ減速器と
モータとエンコーダとを先端に配置したものでありなが
ら、先端を小型化することができる。
【0028】この発明の超音波内視鏡は、少なくとも超
音波振動子とスリップリングとモータ減速器とモータと
エンコーダとを一体化させて超音波走査ユニットを形成
するとともに、前記超音波走査ユニットに設けられた超
音波振動子を先端硬質部に対して所定の向きに矯正する
機構を設けるのが好ましい。
【0029】
【発明の実施の形態】図1〜図9はこの発明の第1の実
施形態を示しており、図1は超音波内視鏡の全体図、図
2は前記超音波内視鏡の先端部の縦断面図、図3は図2
のIII−III線に沿う断面図、図4はエンコーダの縦断面
図、図5は図4のV−V線に沿う断面図、図6は超音波走
査ユニットと先端硬質部との縦断面図、図7は図6のVI
I−VII線に沿う断面図、図8は超音波振動子とハウジン
グとの相対的な位置関係を一意的に決定する機構を示す
図、図9は図6のIX−IX線に沿う断面図である。
【0030】この実施形態の超音波内視鏡1は、図1に
示すように、体腔内に挿入する挿入部2と、この挿入部
2の後端に設けられた操作部5とから構成されており、
前記操作部5からは光源装置および超音波測定装置(そ
れぞれ図示せず)とそれぞれ接続されるユニバーサルコ
ード6が延出している。なお、前記超音波測定装置内に
は、後述する超音波走査ユニット20を制御、駆動させ
る制御装置が設けられている。
【0031】前記挿入部2には、その先端に湾曲管3と
先端部4とが設けられており、前記湾曲管3は、前記操
作部5に設けられた湾曲ノブ7を操作することにより湾
曲自在に形成されている。
【0032】また、前記先端部4は、図2および図6に
示すように、硬質の素材により形成された先端硬質部1
0と、この先端硬質部10に装着される超音波走査ユニ
ット20とからなる。
【0033】前記先端硬質部10には、内視鏡光学系と
して、照明光学系11および観察光学系12が斜め前方
に向けて設けられている。
【0034】照明光学系11は、照明光を伝送するライ
トガイド(図示せず)と、照明光を拡開して出射する照
明レンズ(図示せず)とからなり、前記照明レンズを経
て斜め前方へ照明光を射出し、体腔内の病変部等の被写
体を照明する。
【0035】観察光学系12は、照明された被写体の光
学像を結ぶ対物レンズ13と、先端面が結像位置に配置
されたイメージガイド14を有するものであり、このイ
メージガイド14により光学像を後端面に伝送する。
【0036】さらに、前記先端硬質部10には、その内
部に、後述するモータユニット31を収容する収容空間
が設けられている。
【0037】一方、前記超音波走査ユニット20は、超
音波振動子21と、スリップリング22と、モータ減速
器32と、モータ33と、エンコーダ34と、コネクタ
37aと、ハウジング23と、先端キャップ24とから
主に構成されている。
【0038】ハウジング23は、その先端が先端キャッ
プ24で覆われた構造となっており、このハウジング2
3と先端キャップ24とにより囲まれた領域内は超音波
伝達媒体27で満たされている。
【0039】このハウジング23と先端キャップ24と
により囲まれた領域内には、超音波振動子21が振動子
保持部材25および振動子シャフト26により固定され
て設けられている。また、前記振動子シャフト26は、
前記ハウジング23に設けられたボールベアリング28
により挿入部2の挿入方向と垂直なラジアル方向に回転
可能に、且つOリング29により水密に確保した状態で
軸支されている。
【0040】こうして、前記超音波振動子21は、前記
挿入部2の挿入方向と垂直な方向の断層像を撮るラジア
ル走査を行なうことができる構成となっている。
【0041】さらに、スリップリング22もまた、前記
ハウジング23と先端キャップ24とにより囲まれた領
域内に設けられている。前記スリップリング22は同軸
ケーブル30を介して前記超音波振動子21と接続して
おり、前記超音波振動子21からの信号は、同軸ケーブ
ル30、スリップリング22、同軸ケーブル(図示せ
ず)を通ってコネクタ37aに伝達される。
【0042】また、モータ減速器32と、モータ33
と、エンコーダ34と、コネクタ35とは一体化してモ
ータユニット31を形成している。
【0043】前記モータ33は、両端にそれぞれ出力軸
33a,33bが設けられた小型モータである。このモ
ータ33の先端側の出力軸33aからの出力は、前記モ
ータ減速器32によって減速された後、シャフト38お
よび軸継手39を介して振動子シャフト26に伝わり、
前記超音波振動子21を挿入部2の挿入方向と垂直なラ
ジアル方向に回転させる。
【0044】なお、前記モータ減速器32は、一般的に
小型モータは回転数が多く、トルクが微小であることか
ら、回転数およびトルクを適当な値に変換するために用
いられるものである。
【0045】前記エンコーダ34は、前記モータ33の
回転位置を検出するものであり、前記モータ33の基端
側の出力軸33bに直接取り付けられている。また、前
記エンコーダ34からの信号はコネクタ37aに入る。
【0046】そして、シャフト38と振動子シャフト2
6とを継手軸39を介して連結させて、モータユニット
31をハウジング23に装着することにより、超音波振
動子21と、スリップリング22と、モータ減速器32
と、モータ33と、エンコーダ34と、コネクタ37a
と、ハウジング23と、先端キャップ24とが一体化し
て、超音波走査ユニット20が形成される。さらに、前
記振動子ユニット20のモータユニット31を先端硬質
部10の収容空間に収容し、前記振動子ユニット20を
先端硬質部10に脱着可能に装着することにより、この
実施形態の超音波内視鏡1が形成される。
【0047】なお、図示しない超音波振動子の信号用同
軸ケーブル、エンコーダ用の信号ケーブル、モータ用の
電源供給ケーブルは、全てコネクタ37aに接続されて
いる。また、先端硬質部10にはコネクタ37bが設け
られており、超音波走査ユニット20を先端硬質部10
に装着すると同時に、前記コネクタ37aはコネクタと
37b接触して電気的に接続される。また、前記コネク
タ37bはケーブル15と接続されており、このケーブ
ル15が挿入部2、操作部5、ユニバーサルコード6内
を挿通し、超音波観測装置に接続されている。
【0048】次に、前記エンコーダ34について図4お
よび図5を用いて説明する。この実施形態の超音波内視
鏡に用いられるエンコーダ34は、例えば、1回転中に
1パルス程度モータ33の回転を検出するエンコーダで
あり、スリット35aが形成された円盤35とセンサ3
6とからなる。
【0049】そして、この実施形態の超音波内視鏡1で
は、前記エンコーダ34の円盤35をモータ33の基端
側の出力軸33bに取り付け、前記円盤35のスリット
35aを前記センサ36で読み取ることにより前記モー
タ33の回転位置を検出する構造となっている。
【0050】つまり、この超音波内視鏡1に用いられる
エンコーダ34は、モータ減速器32で減速される前の
モータ33の回転を検出するものであるため、従来の超
音波内視鏡のエンコーダと比べて円盤のスリット数が少
なくてよく、円盤を小さくすることができる。
【0051】すなわち、[発明が解決しようとする課
題]の項で述べたように、超音波画像構築には300パ
ルス程度のA,B相を検出する必要がある。
【0052】この実施形態の超音波内視鏡1では、上述
のように、前記エンコーダ34は、モータ減速器32で
減速される前のモータ33の回転を検出するため、1回
転中に1パルス程度回転を検出するエンコーダ34を用
いても、1/300程度の減速比を持つモータ減速器3
2と組み合わせることにより、前記振動子シャフト26
に関して、減速器付きモータに300パルス程度回転が
検出可能なエンコーダを連結した場合と同等の角速度情
報が得られる。
【0053】したがって、この実施形態の超音波内視鏡
1に用いられるエンコーダ34は、従来の超音波内視鏡
のエンコーダと比べて円盤を小さくすることができる。
【0054】なお、この実施形態の超音波内視鏡1は、
1回転につき1パルス程度回転を検出する小型のエンコ
ーダ34を用いたものであるため、A,B相を検出する
ことはできるが、Z相を得ることができない。すなわ
ち、超音波振動子21の回転に関する角度情報を得るこ
とはできるが、超音波振動子21の向き情報を得ること
ができない。
【0055】しかし、超音波画像構築の際には、内視鏡
により得られた超音波画像と超音波内視鏡の相対的な向
き関係を把握するために、超音波振動子21の向き情報
は不可欠である。これは、超音波画像診断の際に、その
超音波画像が、内視鏡像に対してどのような向き関係に
なっているかということを、術者が把握するためであ
る。
【0056】そのため、この超音波内視鏡1は、超音波
走査ユニット20に設けられた超音波振動子21を先端
硬質部10に対して所定の向きに矯正する機構が設けら
れている。
【0057】以下、図6〜図9を用いて、超音波走査ユ
ニット20に設けられた超音波振動子21を先端硬質部
10に対して所定の向きに矯正する機構について説明す
る。
【0058】この実施形態の超音波内視鏡1は、例え
ば、超音波振動子21とハウジング23との相対的な位
置関係を一意的に決定する機構を設けるとともに、ハウ
ジング23と先端硬質部10との相対的な位置関係をそ
れぞれ一意的に決定する機構を設けることにより、超音
波振動子21は先端硬質部10に対して所定の向きに矯
正するように形成されている。
【0059】まず、超音波振動子21とハウジング23
との相対的な位置関係を一意的に決定する機構につい
て、図7および図8を用いて説明する。
【0060】前記シャフト38は、上述のように、モー
タ減速器32で減速されたモータ33の回転を超音波振
動子21に伝えるものであり、軸継手39および振動子
シャフト26を介して超音波振動子21と連結してい
る。
【0061】そのため、この超音波内視鏡1では、シャ
フト38とハウジング23との相対的な位置関係を一意
的に決定することにより、超音波振動子21とハウジン
グ23との相対的な位置関係を一意的に決定することが
できる。
【0062】前記シャフト38は、その横断面形状が、
円の一部を欠落させたD字状に形成されており、その円
弧部分には歯車38aが設けられている。
【0063】また、前記ハウジング23には、挿入部2
の挿入方向と直交するラック40が、前記ハウジング2
3の内部に対して挿脱自在に配置されている。このラッ
ク40は、前記シャフト38に対応する位置に配置され
ており、その先端には前記シャフト38の歯車38aと
噛合う歯部40aが設けられている。なお、前記ラック
40の歯部40aの長さは前記シャフト38の円弧部分
の長さと実質的に等しく形成されている。
【0064】したがって、前記ラック40を前記ハウジ
ング23の内部に挿入していくと、シャフト38の歯車
38aとラック40の歯部40aとが噛合って前記シャ
フト38が回転する。そして、図8に示すように、前記
ラック40の歯部40aが前記シャフト38の平坦部分
(円の一部を欠落させた部分)と対向すると、シャフト
38の歯車38aとラック40の歯部40aとが噛合わ
なくなり、前記シャフト38の回転が停止する。
【0065】上述にように、シャフト38とハウジング
23との相対的な位置関係は、前記シャフト38の歯車
38aとラック40の歯部40aが噛合わなくなり、前
記シャフト38の回転が停止した位置に一意的に決定さ
れる。
【0066】なお、図8に示すように、ラック40をハ
ウジング23の内部に完全に挿入し、振動子走査ユニッ
ト20を先端硬質部10に装着した状態では、前記ラッ
ク40はハウジング23および先端硬質部10により固
定されるため、ラック40がシャフト38の回転を阻害
することは無い。
【0067】次に、ハウジング23と先端硬質部10と
の相対的な位置関係を一意的に決定する機構について、
図6および図9を用いて説明する。
【0068】ハウジング23には、図6に示すように位
置決め23aピンが設けられており、先端硬質部10に
は、図6および図9に示すように前記位置決めピン23
aと嵌合する溝10aが設けられている。
【0069】したがって、超音波走査ユニット20を先
端硬質部10に装着すると、前記位置決めピン23aと
溝10aとが嵌合し、ハウジング23と先端硬質部10
との相対的な位置関係が一意的に決定される。なお、超
音波走査ユニット20と先端硬質部10とは、位置決め
ピン23aと溝10aとを嵌合させて装着するものであ
るため装脱自在である。
【0070】また、この超音波内視鏡1は、前記超音波
振動子21の先端硬質部10に対する相対的な向き情報
をメモリ(図示せず)によって超音波内視鏡1内に記憶
させるように形成されている。以下に、超音波画像と超
音波内視鏡1の相対的な向き関係を把握する方法につい
て説明する。
【0071】まず、超音波振動子21を前記先端硬質部
10に対して所定の向きに矯正した後の超音波振動子2
1の相対的な向き情報をメモリに記憶させる。
【0072】その後は、超音波振動子21の回転が止ま
るたびに、止まった時点での超音波振動子21の先端硬
質部10に対する向き情報を前記メモリに記憶させる。
【0073】そして、超音波振動子21の回転が始まっ
たときに、前回超音波振動子21の回転が止まった時点
での超音波振動子21の先端硬質部10に対する向き情
報を前記メモリから読み込むことにより、超音波画像と
超音波内視鏡1の相対的な向き関係を把握する。
【0074】上述のように、この超音波内視鏡1は、前
記先端部2に設けられた先端硬質部10に、両端にそれ
ぞれ出力軸33a,33bを有するモータ33を設け、
先端部4の先端側から、前記超音波振動子21と前記ス
リップリング22と前記モータ減速器32と前記モータ
33と前記エンコーダ34とを、この順序で直列に配置
したものである。
【0075】すなわち、この超音波内視鏡1は、モータ
33の先端側にモータ減速器32とスリップリング22
と超音波振動子21とを配置するとともに、モータ33
の基端側にエンコーダ34を配置することにより、前記
エンコーダ34によりモータ減速器32で減速される前
のモータ33の回転を検出するように構成されたもので
ある。
【0076】そのため、この実施形態の超音波内視鏡1
に用いられるエンコーダ34は、従来の超音波内視鏡に
用いられるエンコーダと比べて円盤のスリット数を少な
くし、円盤を小さくすることができる。
【0077】したがって、この実施形態の超音波内視鏡
1によれば、超音波振動子21とスリップリング22と
モータ減速器32とモータ33とエンコーダ34とを先
端に配置したものでありながら、先端を小型化すること
ができる。
【0078】また、この実施形態の超音波内視鏡1は、
超音波振動子21と、スリップリング22と、モータ減
速器32と、モータ33と、エンコーダ34と、コネク
タ37aと、ハウジング23と、先端キャップ24とを
一体化させて超音波走査ユニット20を形成するととも
に、前記超音波走査ユニット20に設けられた超音波振
動子21を先端硬質部20に対して所定の向きに矯正す
る機構を設けたものであるため、内視鏡像と超音波画像
の相対的な向き関係を容易に把握することができる。
【0079】図10〜図14はこの発明の第2の実施形
態を示しており、図10は超音波内視鏡のモータユニッ
トの側面図、図11は図10のXI−XI線に沿う断面図、
図12はモータユニットをハウジングに装着する前の縦
断面図、図13は図12のXIII−XIII線に沿う断面図、
図14はモータユニットをハウジングに装着した状態の
縦断面図である。
【0080】この実施形態の超音波内視鏡1は、軸継手
39とハウジング23との相対的な位置関係を一意的に
決定することにより、超音波振動子21とハウジング2
3との相対的な位置関係を一意的に決定するものであ
る。
【0081】図10および図11に示すように、軸継手
39には、D字状の穴39aと溝39bとが設けられて
いる。
【0082】また、図12および図13に示すように、
振動子シャフト26は、その横断面が前記軸継手39の
穴39aと嵌合するD字状に形成されている。
【0083】さらに、図12に示すように、ハウジング
23には、前記軸継手39の溝39bと嵌合する位置決
めピン23bが形成されている。なお、他の構成は上述
した第1の実施形態と同じであるから、重複する説明は
図に同符号を付して省略する。
【0084】この実施形態の超音波内視鏡1は、前記軸
継手39の穴39aと前記振動子シャフト26とを嵌合
させるとともに、前記軸継手39の溝39bと前記ハウ
ジング23の位置決めピン23bとの位置を合わせ、図
12および図14に示すように、モータユニット31を
ハウジング23に装着することにより、振動子ユニット
20を形成するものである。
【0085】また、前記軸継手39は、振動子シャフト
26を介して超音波振動子21と連結している。そのた
め、上述のように、前記軸継手39とハウジング23と
の相対的な位置関係を一意的に決定することにより、前
記超音波振動子21とハウジング23との相対的な位置
関係を一意的に決定することができる。
【0086】なお、図14に前記振動子走査ユニット2
00を前記先端硬質部10に完全に装着すると、前記ハ
ウジング23の位置決めピン23bは前記継手軸39の
溝39bを貫通するため、位置決めピン23bがシャフ
ト38および継手軸39の回転を阻害することは無い。
【0087】したがって、この実施形態の超音波内視鏡
1では、第1の実施形態と同様の効果を得ることができ
る。
【0088】なお、上記第1および第2の実施形態で
は、エンコーダ34としてモータ331回転中に1パル
ス程度回転を検出するエンコーダを用いるとともに、モ
ータ減速器32として減速比が1/300程度のモータ
減速器を用いたが、エンコーダ34およびモータ減速器
32はこれに限定されるものではない。
【0089】また、この発明の超音波内視鏡は、前記エ
ンコーダによりA,B相を検出することで得られた超音
波振動子の回転に関する角度情報を用いて、振動子シャ
フトの角度制御を行なうように形成した超音波内視鏡に
も適用することができる。
【0090】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1の発明
によれは、超音波振動子とスリップリングとモータ減速
器とモータとエンコーダとを先端に配置したものであり
ながら、先端を小型化することができる。
【0091】また、請求項2の発明によれば、内視鏡像
と超音波画像の相対的な向き関係を把握することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態を示す超音波内視鏡
の全体図。
【図2】第1の実施形態の超音波内視鏡の先端部の縦断
面図。
【図3】図2のIII−III線に沿う断面図。
【図4】第1の実施形態のエンコーダの縦断面図。
【図5】図4のV−V線に沿う断面図。
【図6】第1の実施形態の超音波走査ユニットと先端硬
質部との縦断面図
【図7】図6のVII−VII線に沿う断面図。
【図8】第1の実施形態の超音波振動子とハウジングと
の相対的な位置関係を一意的に決定する機構の説明図。
【図9】図6のIX−IX線に沿う断面図。
【図10】この発明の第2の実施形態を示す超音波内視
鏡のモータユニットの側面図。
【図11】図10のXI−XI線に沿う断面図。
【図12】第2の実施形態のモータユニットをハウジン
グに装着する前の縦断面図。
【図13】図12のXIII-XIII線に沿う断面図。
【図14】第2の実施形態を示すモータユニットをハウ
ジングに装着した状態の縦断面図。
【図15】従来の超音波内視鏡の全体図。
【図16】従来の超音波内視鏡の副操作部の縦断面図。
【図17】図16のXVII−XVII線に沿う断面図。
【図18】従来の超音波内視鏡の先端部の縦断面図。
【図19】従来の他の超音波内視鏡の先端部の縦断面
図。
【符号の説明】
1…超音波内視鏡 2…挿入部 4…先端部 10…先端硬質部 20…超音波走査ユニット 21…超音波振動子 22…スリップリング 23…ハウジング 31…モータユニット 32…モータ減速器 33…モータ 33a,33b…出力軸 34…エンコーダ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端部に超音波振動子とスリップリングと
    モータ減速器とモータとエンコーダとを備え、前記超音
    波振動子を機械的に回転させて体腔内を走査する超音波
    内視鏡において、 前記先端部に設けられた先端硬質部に、両端にそれぞれ
    出力軸を有するモータを設け、前記先端部の先端側か
    ら、前記超音波振動子と前記スリップリングと前記モー
    タ減速器と前記モータと前記エンコーダとを、この順序
    で直列に配置したことを特徴とする超音波内視鏡。
  2. 【請求項2】少なくとも超音波振動子とスリップリング
    とモータ減速器とモータとエンコーダとを一体化させて
    超音波走査ユニットを形成するとともに、前記超音波走
    査ユニットに設けられた超音波振動子を先端硬質部に対
    して所定の向きに矯正する機構を設けたことを特徴とす
    る請求項1に記載の超音波内視鏡。
JP2001362790A 2001-11-28 2001-11-28 超音波内視鏡 Withdrawn JP2003159251A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001362790A JP2003159251A (ja) 2001-11-28 2001-11-28 超音波内視鏡

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001362790A JP2003159251A (ja) 2001-11-28 2001-11-28 超音波内視鏡

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003159251A true JP2003159251A (ja) 2003-06-03

Family

ID=19173234

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001362790A Withdrawn JP2003159251A (ja) 2001-11-28 2001-11-28 超音波内視鏡

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003159251A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015501433A (ja) * 2011-11-04 2015-01-15 エフ ホフマン−ラ ロッシュ アクチェン ゲゼルシャフト 携帯用分析装置およびその操作のための方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015501433A (ja) * 2011-11-04 2015-01-15 エフ ホフマン−ラ ロッシュ アクチェン ゲゼルシャフト 携帯用分析装置およびその操作のための方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1690492B1 (en) Variable direction of view instrument with on-board actuators
US5373849A (en) Forward viewing imaging catheter
JPH11137555A (ja) 超音波診断装置
JP2004129697A (ja) 超音波探触子
JP2003159251A (ja) 超音波内視鏡
JPS6137943B2 (ja)
JP3696000B2 (ja) 超音波プローブ
JP3438917B2 (ja) 内視鏡
JP2005040204A (ja) 超音波内視鏡装置
JP2003310620A (ja) 超音波内視鏡
JP2618934B2 (ja) 超音波内視鏡
JP2682244B2 (ja) ラジアル走査式超音波検査装置
JP4624883B2 (ja) 超音波画像処理装置及び超音波診断装置
JP3285942B2 (ja) 体腔内超音波診断装置
JPH11137556A (ja) 超音波プローブ
JP2000217824A (ja) 超音波内視鏡
JPH0722247Y2 (ja) 体腔内超音波診断装置
JPH10225457A (ja) 超音波内視鏡
JPH0730010Y2 (ja) 超音波プローブ
JP3319296B2 (ja) 超音波検査装置
JP4426821B2 (ja) 超音波内視鏡
JP3180963B2 (ja) 内視鏡
JP2974250B2 (ja) 体腔内超音波診断装置
JPH11332867A (ja) 超音波内視鏡装置
JP3119147B2 (ja) 超音波診断装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050201