JP2003159883A - 表紙、及びファイル - Google Patents

表紙、及びファイル

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JP2003159883A
JP2003159883A JP2001362718A JP2001362718A JP2003159883A JP 2003159883 A JP2003159883 A JP 2003159883A JP 2001362718 A JP2001362718 A JP 2001362718A JP 2001362718 A JP2001362718 A JP 2001362718A JP 2003159883 A JP2003159883 A JP 2003159883A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作製が容易であって、しかもコーナー部分が
曲線となる体裁のよい本の表紙を提供する。 【解決手段】 四隅に略V字状切欠部を有する一枚の厚
紙に折曲線12,13,14,15を矩形に設定して該
折曲線の外側を折返片16,17,18,19とすると
ともに、上記折曲線の内側の領域を表紙領域20とし、
表紙領域の左右中央部分に縦折曲線21を2本平行に設
定して両縦折曲線の間を背表紙領域22とし、背表紙領
域の左右一方を表表紙領域23、他方を裏表紙領域24
とし、切欠部は、谷の部分に、表紙領域のコーナー部分
を曲線で切り欠く曲線辺を含んだ奥広がりなR用切欠部
を形成し、各折返片を表紙内面となる側に折り返して表
紙領域に直接接着した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、厚紙を用いて製作
される本等の表紙、及びファイルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】幼児や児童を対象とした絵本や童話図書
等、あるいは各種百科事典、技術文献等には、耐久性と
体裁を向上させるために、簡単には折れ曲がらないよう
に固くした厚い表紙(ハードカバー)が用いられ、この
表紙により装丁した本を上製本という。
【0003】従来の上製本に用いられる表紙1は、図1
0に示すように、表表紙2、背表紙3、裏表紙4となる
部分にボール紙等の厚紙を芯材5a,5b,5cとして
配置し、これら芯材5a,5b,5cを薄紙からなる表
紙本体6の折曲片6a,6b,6c,6dで包むように
して構成する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、内部に3つ
の芯材を包み込んで上製本の表紙を作製するには、厚紙
の芯材と薄紙の表紙本体とを別個に裁断し、表紙本体の
上に3つの芯材を所定の間隔を空けながら所定位置に載
せ、その後に薄紙の折曲片を折り返して芯材と貼り合わ
せなければならないので、芯材の裁断作業だけでなく位
置合わせ作業などの煩雑な工程が必要であり、製作には
多くの手数と時間を必要とし、面倒であった。
【0005】これに対し、並製本の表紙は、1枚の紙材
を使用して装丁できるので、作製が容易であるが、内容
頁と同時に裁断されるので、三辺に裁断面が露出してし
まい、体裁が悪い。また、従来の上製本は、表紙の隅角
部、特に背表紙とは反対側の隅角部が直角に尖っている
ので、子供用の本として安全上は好ましくなかった。そ
して、この上製本のコーナー部分を曲線にするために
は、芯材のコーナー部分を曲線で裁断するだけではな
く、表紙本体を芯材の曲線に合わせて表紙の内面側に何
度も繰り返して織り込まなければならず、即ち、R用折
り込み作業を繰り返し行うことが必須であった。したが
って、多大の労力と時間を必要とし、作製が容易ではな
かった。
【0006】本発明は上記した事情に鑑み提案されたも
ので、その目的は、コーナー部分が曲線で作製が容易で
あって、しかも必要十分な耐久性を備え、体裁が上製本
の表紙に劣ることのない表紙、及びその表紙を使用した
ファイルを提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案されたもので、請求項1に記載のもの
は、一枚の厚紙に折曲線を略矩形に設定して該折曲線の
外側を上下の横折返片、左右の縦折返片とするととも
に、上記折曲線の内側の領域を表紙領域とし、この表紙
領域の左右中央部分に所定幅の縦折曲線を2本平行に設
定して両縦折曲線の間を背表紙領域とし、この背表紙領
域の左右一方を表表紙領域、他方を裏表紙領域とし、上
記折返片のうち、横折返片と縦折返片が交差する部分に
斜辺が90度以上の略V字状の切欠部を形成した表紙で
あって、上記切欠部は、略V字状の谷の部分に、表紙領
域のコーナー部分を曲線で切り欠く曲線辺を含んだ奥広
がりなR用切欠部が形成され、上記各折返片を表紙内面
となる側に折り返し、折り返した各折返片を表紙領域に
直接接着して補強するとともに、表紙領域のコーナー部
分を曲線にしたことを特徴とする表紙である。
【0008】なお、本願における「厚紙」とは、収納す
る内容頁に使用する紙よりも厚い紙を意味するものであ
る。また、「略矩形」とは、長方形の直角コーナーを曲
線で丸めた形状を意味し、「略V字状」とは、倒ハ字状
であり、傾斜した辺を2つ有する形状を意味する。そし
て、「略V字状の谷の部分」とは、傾斜した2つの辺が
最も近づいた部分を意味する。
【0009】請求項2に記載のものは、前記切欠部が、
略V字状の谷の部分に、コーナー部分を曲線で切り欠く
曲線辺と、該曲線辺と前記斜辺の基端部分との間を略W
字状に切り欠いて途中に被覆突片を残す屈折辺とで構成
されたR用切欠部が形成され、上記各折返片を表紙内面
となる側に折り返し、折り返した各折返片を表紙領域に
直接接着して補強するとともに、表紙領域の曲線コーナ
ー部分の縁に上記被覆片を被せたことを特徴とする請求
項1に記載の表紙である。
【0010】請求項3に記載のものは、背表紙領域の外
側に位置する折返片を切除したことを特徴とする請求項
1または2に記載の表紙である。
【0011】請求項4に記載のものは、背表紙領域の左
右に位置する縦折曲線上を表紙内面となる側から筋押し
して折角部を形成するとともに、表表紙領域及び裏表紙
領域の上記縦折曲線近傍に脆弱線部を縦折曲線に対して
平行に形成したことを特徴とする請求項1から3のいず
れかに記載の表紙である。
【0012】請求項5に記載のものは、前記請求項1か
ら4のいずれかに記載の表紙の背表紙領域の内面に、留
め具を設けたことを特徴とするファイルである。
【0013】請求項6に記載のものは、表紙内面に折り
返す下横折返片と縦折返片との少なくとも一方の折返片
の折返し代を他の折返片の折返し代よりも大きく設定し
てポケット用折返片とし、このポケット用折返片を表紙
内面に折返して側縁部分を表紙領域に接着し、ポケット
用折返片の先端部分が開口したポケットとしたことを特
徴とする請求項5に記載のファイルである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明に係る表紙10を展
開した表紙本体11の平面図、図2は折返片を折り返し
た状態の平面図と断面図である。
【0015】表紙本体11は、四隅に切欠部31を形成
した一枚の厚紙に、図1に示すように、筋押しにより上
横折曲線12、下横折曲線13、左縦折曲線14、及び
右縦折曲線15を切欠部31の谷同士を結ぶようにして
形成し、該折曲線12,13,14,15の外側を折返
片16,17,18,19とするとともに、上記折曲線
12,13,14,15の内側の領域を表紙領域20と
し、この表紙領域20の左右中央部分に所定幅の縦折曲
線21,21を2本平行に設定して両縦折曲線21,2
1の間を背表紙領域22とし、この背表紙領域22の左
右一方を表表紙領域23、他方を裏表紙領域24とし、
背表紙領域22の外側は中央切欠部32を形成してあ
る。筋押しは、表紙本体11を筋状或いは線状に加圧す
ることにより細い溝を刻設する加工であり、加圧された
部分から折り曲げ易くなる。なお、溝は加圧されて折り
曲げ易くなるための加工が施されていれば不鮮明でもよ
い。
【0016】前記した2本の縦折曲線21,21は、他
の折曲線12,13,14,15と同時に筋押しするこ
とにより形成してもよいが、後工程で折返片16,17
を折り返した後に、表紙内面となる側から一度に筋押し
して断面コ字状(矩形)の折り癖を付けることで折曲線
としてもよい。また、前記縦折曲線21,21の外側に
少し間隔を空けてさらに縦折曲線やハーフスリット(貫
通しない線状の切り込み)などの脆弱線部30を形成し
てもよく、この様な縦折曲線等の脆弱線部30を加える
と、図2(b)に示すように、表紙10を開く際にこの
脆弱線部30から折り曲げることができ、開き易くな
り、また、開いた際に閉じ難くなって読み易くなる。要
するに、脆弱線部30は、表紙10を開く際の折り癖と
なる線であり、本数は何本でもよく、また、その間隔も
適宜であり、間隔を小さくして複数形成すると表紙が彎
曲して一層開き易くなる。なお、脆弱線部30は、ハー
フスリットの方が、開いたまま閉じ難いという点で効果
的である。
【0017】切欠部31は、斜辺が90度以上の略V字
状であって、この略V字状の谷の部分に、表紙領域20
のコーナー部分を曲線で切り欠く曲線辺34を含んだ奥
広がりなR用切欠部35が形成されている。したがっ
て、切欠部31に隣り合う各折返片16,17,18,
19の端部は斜辺となる。
【0018】R用切欠部35の第1の実施形態は、図3
(a)に示すように、コーナー部分を曲線で切り欠く曲
線辺34と、該曲線辺34と前記斜辺の基端部分との間
を略W字状に切り欠いて途中に被覆突片36を残す屈折
辺37とで構成されている。
【0019】この様な構成からR用切欠部35を有する
切欠部31周辺部分の折返し操作を先に説明すると、図
3(b)に示すように、折返片18を表紙内面となる側
に折り返してから折返片16を表紙内面側に折り返し、
折り返した各折返片を表紙領域に直接接着すると、表紙
領域の側縁部分を補強することができる。また、表紙領
域の曲線コーナー部分の縁に上記被覆片36を被せるこ
とができるので、曲線コーナー部分の体裁を向上させる
ことができる。
【0020】なお、図3に示す被覆突片36は、底辺の
長さが厚紙の厚さの2倍弱の寸法にした小さい二等辺三
角形なので曲線コーナー部分の縁の一部を被覆しただけ
であるが、この三角形の高さを伸長すると更に被覆長さ
が増大するので、被覆割合が増大して更に体裁を向上さ
せることができる。
【0021】また、被覆被覆突片36は小さい二等辺三
角形に限定されるものではなく、例えば、図4(a)に
示すように、短辺の長さを厚紙の厚さの2倍弱の寸法に
した細長い矩形としてもよい。なお、表紙領域のコーナ
ー部分を曲線にするためには、前記被覆突片36は必須
ではない。したがって、R用切欠部35は、図4(b)
に示すように、表紙領域のコーナー部分を曲線で切り欠
く曲線辺34を含んだ略三味線撥形状の奥広がりに形成
しても良い。
【0022】次に、表紙本体の四周に形成した折返片の
折返し操作について説明する。前記した左右の折返片1
8,19を表紙内面となる側に折り返し、折り返した各
折返片18,19を表紙領域20に直接接着し、次に上
下の折返片16,17を同様に折り返して各折返片1
6,17を表紙領域20に直接接着する。なお、上下の
折曲片16,17を折り返すと、左右の端部が既に折り
返して接着した左右の折返片18,19に重なるが、こ
の部分については重合した状態で接着すればよい。
【0023】この様にして各折返片16,17,18,
19を折り返して表紙領域20に直接接着すると、少な
くとも上記矩形の四周周辺部分を折返片16,17,1
8,19の重合接着により補強することができ、並製本
の表紙よりも高い強度を得ることができ、しかも表表紙
領域のコーナー部分と裏表紙領域のコーナー部分はいず
れも曲線で形成されて直角な尖端がない。
【0024】そして、各折返片16,17,18,19
を折り返して接着した後に、縦折曲線21,21に、表
紙内面となる側から筋押しして折角部40となる折り癖
部分を線状に形成する。この様に、折返片16,17を
折り返した後に筋押しすると、その後の表紙の開閉を円
滑に行うことができる。
【0025】そして、この様にして作製した表紙1内
に、予め綴じた内容頁33を収容して、最初の頁33を
表表紙領域23の内面に、最終頁33を裏表紙領域24
の内面にそれぞれ接着すると、図2(a)に示すよう
に、装丁が終了して本となる。
【0026】前記した表紙10により装丁した本は、表
紙のコーナー部分が曲線になるので子供たちにとっても
安全性が高い。そして、折返片16,17,18,19
を内側に折り返しているので、並製本のように表紙の縁
に裁断面が現れることなく、また、内容頁33よりも表
紙10の縁が突出した状態で製本できるので、従来の上
製本の表紙と同じ体裁に製本することができ、体裁が良
好である。また、表紙10は、折返片16,17,1
8,19を表紙領域20に直接接着して補強されている
ので、高い強度を得ることができ丈夫である。そして、
表紙の内部に芯材となるボール紙を包み込む必要がない
ので、芯材の位置合わせ等の作業を省略して製本作業の
工程を簡素化することができる。
【0027】なお、各折曲線12,13,14,15か
ら折返片16,17,18,19の外縁までの長さを増
減すると、表紙領域20に重合する面積を調整すること
ができる。したがって、補強する範囲を適宜調整するこ
とができ、表表紙領域23、裏表紙領域24の全域に折
返片16,17,18,19を重合して補強することも
できる。
【0028】次に、前記した表紙の製造方法について説
明する。図5に示すように、大きな板紙41の表紙本体
11となる所定位置に同時に矩形の折曲線12,13,
14,15を筋押しする(矩形折曲線形成工程)。この
時に、背表紙領域22を区画する縦折曲線21を同時に
筋押ししてもよい。そして、筋押しによる折曲線の形成
が終了したならば、表紙本体11を裁断する。なお、図
5では筋押しと裁断とを別の工程として示したが、実際
の作業では筋押しと裁断とを同時に行って作業能率を高
める。
【0029】次に、図6(a)に示すように、左右の折
返片18,19を折曲線14,15から表紙内面となる
側に折り返すとともに、折り返した折返片18,19を
表紙領域20に直接接着する(折り返し工程)。
【0030】左右の折返片18,19の折り返し及び接
着が終了したならば、図6(b)に示すように、上下の
折返片16,17を表紙内面となる側に折り返すととも
に、折り返した折返片16,17を表紙領域20に直接
接着する。なお、この時に、コーナー部分の被覆突片3
6をコーナー部分の縁に被覆して接着する。
【0031】折返片16,17,18,19の折り返し
及び接着が終了したならば、表紙領域20の左右中央部
分に所定幅の縦折曲線21,21を2本平行に設定して
両縦折曲線21,21の間を背表紙領域22とし、この
背表紙領域22の左右一方を表表紙領域23、他方を裏
表紙領域24として、縦折曲線21,21に重なる位置
に、表紙内面となる側から筋押しして折角部40の折り
癖を付ける(折角部形成工程)。
【0032】この折角部形成工程は、図7に示すよう
に、断面コ字形の溝42を形成した雌型43と、上記溝
42内に嵌合可能な断面コ字状の雄型44とを使用す
る。雄型44の幅は、背表紙領域22の幅、すなわち縦
折曲線21,21の幅に設定され、溝42の内法は、概
ね表紙本体11の紙厚の2倍の寸法に雄型44の幅を加
算した寸法に設定してある。
【0033】この様な溝42を有する雌型43上に表紙
本体11を所定位置に載せたならば、雄型44を下降し
て表紙本体11の内面側の背表紙領域22に接触させ、
さらに下降すると、背表紙領域22が雄型44の先端面
に押圧されながら溝42内に押し込まれ、これに伴って
表表紙領域23と裏表紙領域24が縦折曲線21,21
を境にして上方に折れ曲がる。そして、雄型44をさら
に下降するとボトミングし、このボトミングにより雄型
44の角部(エッジ部分)と溝42の底部角部との間に
挟まれた表紙本体11が加圧成形されて縦折曲線21,
21上に断面コ字状の折り癖が付けられる。
【0034】背表紙領域22を区画する縦折曲線21,
21上に折り癖を付けると、図2(a)に示すように、
背表紙の折角部40が明確に成るので、体裁がよい。
尚、縦折曲線21の外側に脆弱線部30を形成すると,
図2(b)及び図8に示すように、脆弱線部30から開
き易くなり、また、開いた表紙が勝手に閉じてしまうこ
とを防止できる。
【0035】図9は、前記した表紙を使用したファイル
を開いた図である。このファイル46は、背表紙領域2
2,表表紙領域23,裏表紙領域24、折返片16,1
8、及びコーナー部分を曲線にする切欠部31とR用切
欠部35の構成は前記した各実施形態と同じであるが、
背表紙領域の内面に、ルーズリーフ用紙等の留め具を設
けた点が異なる。すなわち、前記した表紙10の背表紙
の内面に留め具47を固定すると、ファイル46として
使用することができる。この留め具47は、ファイリン
グする内容頁に応じたものを適宜選択することができ、
例えば2穴式や多穴式のリング留め具でもよいし、内容
頁に穴を開けなくてもよい挟み付けるタイプの留め具で
も良い。
【0036】また、図9に示すファイル46は、折返片
を利用して表紙の内面にポケットを付設してある。左側
の表表紙に設けたポケット50は、左側の下横折返片1
7´の折返し代(下横折曲線13から先端までの長さ)
を他の折返片の折返し代よりも大きく設定してポケット
用折返片とし、このポケット用折返片を表紙内面に折返
して側縁部分を表表紙領域23に接着し、ポケット用折
返片の先端部分が開口したポケットとしてある。また、
右側の裏表表紙に設けたポケット51は、右縦折返片1
9´の折返し代を他の折返片の折返し代よりも大きく設
定してポケット用折返片とし、このポケット用折返片を
表紙内面に折返して側縁部分を裏表紙領域24に接着
し、ポケット用折返片の先端部分が開口したポケットと
してある。なお、表紙の各コーナー部分に補強具48を
取り付けて補強してもよい。
【0037】したがって、この様なポケット50,51
を備えたファイル46は、メモや資料等をポケット5
0,51内に差し込んで収容することができ、使い勝手
が良好であり、また、一枚の厚紙で体裁良く容易に作製
できるので、安価に提供することができる。
【0038】なお、前記した表紙の実施形態は、本の表
紙を例に挙げて説明したが、本発明の表紙はこれに限ら
ず、例えばノートやアルバムの表紙でもよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、一
枚の厚紙だけでコーナー部分を曲線にした表紙を、R用
折り込み作業を繰り返し行うことなく容易に作製できる
ので、安全性を向上した表紙とすることができる。した
がって、子供たちにとっても好適な本を提供することが
できる。そして、切欠部の谷の部分に被覆突片を有する
R用切欠部を形成すると、この被覆突片によりコーナー
部分の裁断縁を覆い隠すことができ、体裁を一層向上さ
せることができる。
【0040】また、一枚の厚紙だけで作製でき、従来の
上製本用表紙の様な芯材を必要としないので、芯材の裁
断や面倒な位置合わせ作業が不要となり、製造が容易で
ある。そして、矩形の折曲線の外側に形成した折返片を
表紙内面となる側に折り返して表紙領域に直接接着する
ことにより、矩形折返線の周辺部分を折返片の重合接着
によって補強するので、高い強度を得ることができ、ま
た、折返片の折り返しにより端縁が丸くなるので、上製
本の表紙と同様に、体裁が良好である。
【0041】また、ファイルとした場合も同様に、コー
ナー部分が曲線となるので安全性の向上を図ることがで
き、しかも体裁が良好な割りに作製が容易である。そし
て、表紙の内面側にポケットを付設することも簡単であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は表紙本体の平面図、(b)は折返片を
折り返した状態の平面図、(c)は(b)のA−A断面
図である。
【図2】(a)は背表紙近傍に脆弱線部を形成した本発
明に係る表紙により装丁した本の閉じた状態における斜
視図、(b)は(a)に示す本の裏表紙を開いた状態に
おける斜視図である。
【図3】(a)はコーナー部分の展開図、(b)は折返
片を折り返した状態のコーナー部分の表紙内面側から見
た斜視図である。
【図4】(a)は被覆突片を矩形にしたR用切欠部の実
施形態を示すコーナー部分の展開図、(b)は被覆突片
のないR用切欠部の実施形態を示すコーナー部分の展開
図である。
【図5】(a)は板紙上に矩形の折曲線を示した斜視
図、(b)は板紙から表紙本体を裁断した状態を示す斜
視図である。
【図6】(a)は左右の折返片を折り返した状態を示す
斜視図、(b)は引き続き上下の折返片を折り返した状
態を示す斜視図である。
【図7】雄型と雌型により折角部の折り癖を付ける状態
を示す斜視図である。
【図8】表紙領域の外側に脆弱線部を形成した表紙の開
いた状態における斜視図である。
【図9】ファイルの開いた状態を示す説明図である。
【図10】(a)は従来の上製本用表紙の平面図、
(b)は(a)のA−A断面図である。
【符号の説明】
10 表紙 11 表紙本体 12 上横折曲線 13 下横折曲線 14 左縦折曲線 15 右縦折曲線 16、17、18、19 折返片 20 表紙領域 21 縦折曲線 22 背表紙領域 23 表表紙領域 24 裏表紙領域 30 脆弱線部 31 切欠部 32 背表紙部分の中央切欠部 33 頁 34 曲線辺 35 R用切欠部 36 被覆突片 37 屈曲辺 40 折角部 41 板紙 42 雌型の溝 43 雌型 44 雄型 46 ファイル 47 留め具

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一枚の厚紙に折曲線を略矩形に設定して
    該折曲線の外側を上下の横折返片、左右の縦折返片とす
    るとともに、上記折曲線の内側の領域を表紙領域とし、
    この表紙領域の左右中央部分に所定幅の縦折曲線を2本
    平行に設定して両縦折曲線の間を背表紙領域とし、この
    背表紙領域の左右一方を表表紙領域、他方を裏表紙領域
    とし、上記折返片のうち、横折返片と縦折返片が交差す
    る部分に斜辺が90度以上の略V字状の切欠部を形成し
    た表紙であって、 上記切欠部は、略V字状の谷の部分に、表紙領域のコー
    ナー部分を曲線で切り欠く曲線辺を含んだ奥広がりなR
    用切欠部が形成され、 上記各折返片を表紙内面となる側に折り返し、折り返し
    た各折返片を表紙領域に直接接着して補強するととも
    に、表紙領域のコーナー部分を曲線にしたことを特徴と
    する表紙。
  2. 【請求項2】 前記切欠部は、略V字状の谷の部分に、
    コーナー部分を曲線で切り欠く曲線辺と、該曲線辺と前
    記斜辺の基端部分との間を略W字状に切り欠いて途中に
    被覆突片を残す屈折辺とで構成されたR用切欠部が形成
    され、 上記各折返片を表紙内面となる側に折り返し、折り返し
    た各折返片を表紙領域に直接接着して補強するととも
    に、表紙領域の曲線コーナー部分の縁に上記被覆片を被
    せたことを特徴とする請求項1に記載の表紙。
  3. 【請求項3】 背表紙領域の外側に位置する折返片を切
    除したことを特徴とする請求項1または2に記載の表
    紙。
  4. 【請求項4】 背表紙領域の左右に位置する縦折曲線上
    を表紙内面となる側から筋押しして折角部を形成すると
    ともに、表表紙領域及び裏表紙領域の上記縦折曲線近傍
    に脆弱線部を縦折曲線に対して平行に形成したことを特
    徴とする請求項1から3のいずれかに記載の表紙。
  5. 【請求項5】 前記請求項1から4のいずれかに記載の
    表紙の背表紙領域の内面に、留め具を設けたことを特徴
    とするファイル。
  6. 【請求項6】 表紙内面に折り返す下横折返片と縦折返
    片との少なくとも一方の折返片の折返し代を他の折返片
    の折返し代よりも大きく設定してポケット用折返片と
    し、このポケット用折返片を表紙内面に折返して側縁部
    分を表紙領域に接着し、ポケット用折返片の先端部分が
    開口したポケットとしたことを特徴とする請求項5に記
    載のファイル。
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