JP2003160660A - ポリカーボネート樹脂共重合体およびプラスチックレンズ - Google Patents

ポリカーボネート樹脂共重合体およびプラスチックレンズ

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JP2003160660A
JP2003160660A JP2001360679A JP2001360679A JP2003160660A JP 2003160660 A JP2003160660 A JP 2003160660A JP 2001360679 A JP2001360679 A JP 2001360679A JP 2001360679 A JP2001360679 A JP 2001360679A JP 2003160660 A JP2003160660 A JP 2003160660A
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carbon atoms
structural unit
polycarbonate resin
resin copolymer
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Manabu Matsui
学 松井
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Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Chemicals Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来技術に伴う問題点を解決しようとするも
のであり、透明性、流動性、耐衝撃性に優れ、屈折率と
アッベ数のバランスを良好に保ち、低光弾性定数等の光
学的特性に優れ、耐熱性の良好なポリカーボネート樹脂
共重合体およびそれから形成されるプラスチックレンズ
を提供する。 【解決手段】 特定構造の脂肪族ジオール、芳香族ビス
フェノールおよび環状テルペン骨格を有するビスフェノ
ールの一定割合からなるポリカーボネート樹脂共重合体
およびそれから形成されるプラスチックレンズ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、透明性、耐衝撃性
などの機械的特性に優れ、屈折率とアッベ数のバランス
を良好に保ち、低光弾性定数等の光学的特性に優れ、耐
熱性の良好なポリカーボネート樹脂共重合体に関するも
のである。このポリカーボネート樹脂共重合体は、各種
分野、例えばレンズ、光ディスク基板などのプラスチッ
ク光学用成形品、シートまたはフィルム用途に利用さ
れ、殊にレンズに好適に利用できるものである。
【0002】
【従来の技術】ポリカーボネート樹脂(以下、PCと称
することがある)は、ビスフェノールを炭酸エステルに
より連結させたポリマーであり、その中でも2,2−ビ
ス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン(通称ビスフェ
ノールA)より得られるポリカーボネート樹脂は、透明
性、耐熱性に優れ、また耐衝撃性等の機械特性に優れた
性質を有することから多くの分野に用いられている。各
種レンズ、光ディスク等の光学分野においては、その耐
衝撃性、透明性、低吸水性等の特性が注目され、光学用
途材料として使用されている。
【0003】これまで、眼鏡レンズの材料としては無機
ガラスが主流を占めていたが、成形加工性、軽量性、耐
衝撃性などにより、今やプラスチックが眼鏡レンズ材料
の80%を占めるようになっている。プラスチック素材
では、CR−39に代表されるポリジエチレングリコー
ルビスアリルカーボネートが、透明性に優れ、各種処理
に耐えうる耐熱性を有しているため、眼鏡材料として主
流になっている。ところが、この樹脂は熱硬化性樹脂で
あるため、ガラスモールド型での注型重合に15〜20
時間を要し生産性が悪いという問題を有しており、ま
た、耐衝撃性が低く、安全性の面でも不十分である。ま
た、ポリジエチレングリコールビスアリルカーボネート
は屈折率が1.50と低く、より高い屈折率を有する樹
脂が望まれている。
【0004】一方、生産性を改善するために、熱可塑性
樹脂で射出成形もしくは射出圧縮成形により眼鏡レンズ
を作ることも試みられ、ポリメチルメタクリレート製の
眼鏡レンズ、ポリカーボネート製の眼鏡レンズが市販さ
れている。
【0005】ポリメチルメタクリレートは、歪みが小さ
く透明性に優れた材料であるが、屈折率が1.49と低
く、耐熱性が悪く、吸水率も高く、耐衝撃性の点でも不
十分である。
【0006】2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)
プロパン(通称ビスフェノールA)にホスゲンやジフェ
ニルカーボネート等のカーボネート前駆体物質を反応さ
せて得られるポリカーボネート樹脂は、透明性、耐熱性
に優れ、特に耐衝撃性等の機械特性に優れた性質を有す
ることから光学レンズ用途に用いられている。しかしな
がら、該ポリカーボネート樹脂では、屈折率は1.58
5と高いがアッベ数が30と低くいため、色収差の問題
が出やすく、また光弾性定数が大きく、溶融流動性が比
較的悪いために成形品の複屈折が大きくなってしまう欠
点を有する。
【0007】このようなポリカーボネート樹脂の欠点を
解決するために、芳香族ジヒドロキシ化合物と脂肪族ジ
オールとの共重合ポリカーボネート樹脂がいくつか提案
されている(特開平1−66234号公報、特開平10
−120777号公報、特開平11−228683号公
報、特開平11−349676号公報、特開2000−
63506号公報)。しかしながら、これらの技術で
は、屈折率、アッベ数が未だ低かったり、成形性、耐熱
性等が不十分で満足する成形物が得られなかったり、着
色する等の問題があった。一方、下記一般式[3]及び
一般式[4]
【0008】
【化9】
【0009】で表わされる構成単位を含有するポリカー
ボネート樹脂はいくつか提案されている。特開平7−5
3430号公報および特開平8−198791号公報に
は、前記一般式[3]及び一般式[4]のホモポリカー
ボネート樹脂、一般式[3]とビスフェノールAとのポ
リカーボネート樹脂共重合体が具体的に示されており、
かかるポリカーボネート樹脂は高いガラス転移温度を有
することが記載されている。
【0010】また、特開平9−68817号公報には該
ポリカーボネート樹脂は、電子写真感光体の製造におい
て、感光層のバインダー樹脂として優れていることが記
載されている。
【0011】しかしながら、これらの公報には、前記一
般式[3]及び一般式[4]の構成単位と脂肪族ジオー
ルとの構成単位からなるポリカーボネート樹脂共重合体
に関する記載はなく、これらの公報で示されているポリ
カーボネート樹脂では、上述したような従来のビスフェ
ノールAからのポリカーボネート樹脂の光学材料として
の欠点を十分に解決しうるものではない。また、本出願
人から特開平6−107780号公報において、下記式
[5]
【0012】
【化10】
【0013】で表わされる繰返し単位を主たる繰返し単
位とする芳香族ポリカーボネート樹脂が、ガラス転移温
度が高く、屈折率とアッベ数のバランスに優れるため各
種レンズ用途として有用であると記載されているが、実
施例に挙げられている上記式[5]のホモポリカーボネ
ート樹脂は、射出成形などの方法でレンズを得ようとし
た場合にはガラス転移温度が高すぎて、流動性に劣り、
光学的歪みの少ないレンズは得ることが困難であるとい
う問題がある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
技術に伴う問題点を解決しようとするものであり、透明
性、流動性、耐衝撃性に優れ、屈折率とアッベ数のバラ
ンスを良好に保ち、低光弾性定数等の光学的特性に優
れ、耐熱性の良好なポリカーボネート樹脂共重合体を提
供することにある。
【0015】本発明の他の目的は、屈折率とアッベ数が
バランス良く共に良好な水準を有し、光弾性定数が低
く、耐熱性の良好なポリカーボネート樹脂共重合体より
形成されるプラスチックレンズ、殊に眼鏡レンズを提供
することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本出願人は先に特定の構
造を有する脂肪族ジオールと芳香族ビスフェノールとか
ら誘導される構成単位を有する共重合ポリカーボネート
樹脂を用いたプラスチックレンズを提案した(特願20
00−249440号参照)。本発明は、さらに鋭意研
究した結果、上記特定の構造を有する脂肪族ジオールと
芳香族ビスフェノールに環状テルペン骨格を有するビス
フェノールから構成される構成単位を一定割合含有させ
たポリカーボネート樹脂共重合体が、光学的特性を保持
しながら、より耐熱性が良好になることを見出し、本発
明に到達した。
【0017】すなわち、本発明によれば、(A)下記一
般式[1]で表わされる構成単位(構成単位[A])、
【0018】
【化11】
【0019】[上記式[1]において、R1は炭素数1
〜50のアルキレン基、炭素数1〜50の脂環式アルキ
レン基または下記一般式
【0020】
【化12】
【0021】であり、式中、R2及びR3はそれぞれ独立
に炭素数1〜50のアルキレン基、R 4は炭素数1〜1
0のアルキル基、Aは炭素数1〜50のシクロアルキレ
ン基またはテトラオキソスピロ基を示し、e及びfはそ
れぞれ独立に0及び1から選択され、但しeとfの合計
は1以上であり、gは0からA上に存在する置換可能な
水素原子の数までの値を有する整数である。] (B)下記一般式[2]で表わされる構成単位(構成単
位[B])および
【0022】
【化13】
【0023】(上記式[2]において、R5及びR6はそ
れぞれ独立して水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜1
0のアルキル基、炭素数1〜10のアルコキシ基、炭素
数6〜20のシクロアルキル基、炭素数6〜20のシク
ロアルコキシ基、炭素数6〜10のアリール基、炭素数
7〜20のアラルキル基、炭素数6〜10のアリールオ
キシ基、炭素数7〜20のアラルキルオキシ基であっ
て、m及びnはそれぞれ0〜4の整数であり、Wは
【0024】
【化14】
【0025】であり、ここにR7及びR8は同一又は異な
り、水素原子または炭素数1〜10の炭化水素基を表わ
し、R9及びR10はそれぞれ独立して水素原子または炭
素数1〜3のアルキル基、pは4〜7の整数、R11及び
12はそれぞれ独立して水素原子、ハロゲン原子または
炭素数1〜3のアルキル基である。) (C)下記一般式[3]で表わされる構成単位(構成単
位[C−1])及び下記一般式[4]で表わされる構成
単位(構成単位[C−2])から選ばれた少なくとも1
つの構成単位[C]からなり、
【0026】
【化15】
【0027】(式中、R13、R14、R17及びR18はそれ
ぞれ独立してハロゲン原子、炭素数1〜10のアルキル
基、炭素数1〜10のアルコキシ基、炭素数6〜20の
シクロアルキル基、炭素数6〜20のシクロアルコキシ
基、炭素数6〜10のアリール基、炭素数7〜20のア
ラルキル基、炭素数6〜10のアリールオキシ基または
炭素数7〜20のアラルキルオキシ基であって、a、
b、c及びdはそれぞれ0〜4の整数であり、R15、R
16及びR19はそれぞれ独立して炭素数1〜10のアルキ
ル基又は炭素数6〜10のアリール基であり、R20及び
21はそれぞれ独立して水素原子、炭素数1〜10のア
ルキル基、炭素数6〜20のシクロアルキル基又は炭素
数6〜10のアリール基である。) 全構成単位を100モル%として、(構成単位[A]+
構成単位[B]):構成単位[C]の割合が99:1〜
70:30(モル%)であり、構成単位[A]と構成単
位[B]の割合がモル比で85:15〜15:85であ
り、且つ、構成単位[C−1]と構成単位[C−2]の
割合がモル比で100:0〜50:50であるポリカー
ボネート樹脂共重合体が提供される。
【0028】以下、本発明を詳細に説明する。本発明の
前記一般式[1]で表わされる構成単位[A]を構成す
る脂肪族ジオール化合物としては、1,2−プロパンジ
オール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオ
ール、1,5−ペンタンジオール、1,5−ヘキサンジ
オール、1,6−ヘキサンジオール、2,2−ジメチル
プロパン−1,3−ジオール、エチレングリコール、ジ
エチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラ
エチレングリコール、オクタエチレングリコール、ジプ
ロピレングリコール、シクロブタンジオール、シクロペ
ンタンジオール、シクロヘキサンジオール、シクロヘキ
サンジメタノール、2,2−ビス(4−ヒドロキシシク
ロヘキシル)プロパン、ビシクロヘキシル−4,4’−
ジオール、トリシクロ[5.2.1.02, 6]デカンジ
メタノール、3,9−ビス(2−ヒドロキシ−1,1−
ジメチルエチル)−2,4,8,10−テトラオキサス
ピロ(5・5)ウンデカン、デカリンジメタノール、ノ
ルボルナンジメタノール、ペンタシクロペンタデカンジ
メタノールが好ましい。
【0029】殊に下記式[1−a]で示されるシクロヘ
キサンジメタノール、下記式[1−b]で示されるトリ
シクロ[5.2.1.02,6]デカンジメタノールおよ
び下記式[1−c]で示される3,9−ビス(2−ヒド
ロキシ−1,1−ジメチルエチル)−2,4,8,10
−テトラオキサスピロ(5・5)ウンデカンが好まし
い。また、これらは単独または二種以上組み合わせて用
いてもよい。
【0030】
【化16】
【0031】特に、構成単位[A]を構成する脂肪族ジ
オール化合物としては、前記式[1−a]で示されるシ
クロヘキサンジメタノールが好ましく、シス体、トラン
ス体またはシス/トランス体の混合物でもよく、具体的
には1,2−シクロヘキサンジメタノール、1,3−シ
クロヘキサンジメタノール、1,4−シクロヘキサンジ
メタノールが挙げられる。なかでも、下記式[1−
a′]で示される1,4−シクロヘキサンジメタノール
が好ましい。
【0032】
【化17】
【0033】また、前記一般式[2]で表される構成単
位[B]を構成する芳香族ジヒドロキシ化合物として
は、例えば4,4’−ジヒドロキシビフェニル、ビス
(4−ヒドロキシフェニル)メタン、1,1−ビス(4
−ヒドロキシフェニル)エタン、1,1−ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)−1−フェニルエタン、2,2−ビ
ス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、2,2−ビス
(3−メチル−4−ヒドロキシフェニル)プロパン、
1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサ
ン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−3,
3,5−トリメチルシクロヘキサン、2,2−ビス(3
−フェニル−4−ヒドロキシフェニル)プロパン、2.
2−ビス(3−イソプロピル−4−ヒドロキシフェニ
ル)プロパン、2,2−ビス(3−tert−ブチル−
4−ヒドロキシフェニル)プロパン、2,2−ビス(4
−ヒドロキシフェニル)ブタン、2,2−ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)オクタン、2,2−ビス(3−ブロ
モ−4−ヒドロキシフェニル)プロパン、2,2−ビス
(4−ヒドロキシ−3,5−ジブロモフェニル)プロパ
ン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジクロロ
フェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−
3,5−ジメチルフェニル)プロパン、2,2−ビス
(3−シクロヘキシル−4−ヒドロキシフェニル)プロ
パン、1,1−ビス(3−シクロヘキシル−4−ヒドロ
キシフェニル)シクロヘキサン、ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)ジフェニルメタン、9,9−ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)フルオレン、9,9−ビス(4−ヒド
ロキシ−3−メチルフェニル)フルオレン、1,1−ビ
ス(4−ヒドロキシフェニル)シクロペンタン、4,
4’−ジヒドロキシジフェニルエ−テル、4,4’−ジ
ヒドロキシ−3,3’−ジメチルジフェニルエ−テル、
4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホン、4,4’
−ジヒドロキシジフェニルスルホキシド、4,4’−ジ
ヒドロキシジフェニルスルフィド、3,3’−ジメチル
−4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルフィド、3,
3’−ジメチル−4,4’−ジヒドロキシジフェニルス
ルフォン、4,4’−ジヒドロキシ−3,3’−ジフェ
ニルスルフィド、4,4’−ジヒドロキシ−3,3’−
ジフェニルスルホキシド、4,4’−ジヒドロキシ−
3,3’−ジフェニルスルホン、α,α′−ビス(4−
ヒドロキシフェニル)−m−ジイソプロピルベンゼン、
α,α′−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−p−ジイ
ソプロピルベンゼン等が挙げられる。
【0034】なかでも、1,1−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)−1−フェニルエタン、2,2−ビス(4−
ヒドロキシフェニル)プロパン、2,2−ビス(3−メ
チル−4−ヒドロキシフェニル)プロパン、2,2−ビ
ス(4−ヒドロキシ−3,5−ジブロモフェニル)プロ
パン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロ
ヘキサン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−
3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、4,4’−ジ
ヒドロキシジフェニルスルホン、3,3’−ジメチル−
4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホン、9,9−
ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)フルオレ
ン、α,α′−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−m−
ジイソプロピルベンゼン、α,α′−ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)−p−ジイソプロピルベンゼンが好まし
い。
【0035】殊に(i)下記式[2−a]で示される
2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン[通
称ビスフェノールA]、(ii)下記式[2−b]で示さ
れる1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘ
キサン及び(i ii)下記式[2−c]で示されるα,
α′−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−m−ジイソプ
ロピルベンゼンが好ましく、特にビスフェノールAが好
ましい。また、これらは単独または二種以上組み合わせ
て用いてもよい。
【0036】
【化18】
【0037】さらに、前記一般式[3]で表わされる構
成単位[C−1]を構成する環状テルペン骨格を有する
ビスフェノール類としては、下記式[3−1]の化合物
が例示される。
【0038】
【化19】
【0039】(ただし式[3−1]中、R13、R14、R
15、R16、aおよびbの定義は、前記構成単位[3]の
定義と同じである。) なかでも、R13およびR14がそれぞれ好ましくは炭素数
1〜3のアルキル基、より好ましくはメチル基、R15
好ましくは炭素数1〜4のアルキル基、より好ましくは
イソプロピル基、R16が好ましくは炭素数1〜3のアル
キル基、より好ましくはメチル基、aおよびbがそれぞ
れ好ましくは0または1、より好ましくは0である。特
に、下記式[III]で表わされる1,3−ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)−p−メンタンが好ましい。また、
これらは単独または二種以上組み合わせて用いてもよ
い。
【0040】
【化20】
【0041】また、前記一般式[4]で表わされる構成
単位[C−2]を構成する環状テルペン骨格を有するビ
スフェノール類としては、下記式[4−1]の化合物が
例示される。
【0042】
【化21】
【0043】(ただし式[4−1]中、R17、R18、R
19、R20、R21、cおよびdの定義は、前記構成単位
[4]の定義と同じである。) なかでも、R17およびR18がそれぞれ好ましくは炭素数
1〜3のアルキル基、より好ましくはメチル基、R19
好ましくは炭素数1〜4のアルキル基、より好ましくは
メチル基、R20およびR21がそれぞれ好ましくは水素原
子、炭素数1〜3のアルキル基または炭素数6〜10の
シクロアルキル基であり、より好ましくはそれぞれメチ
ル基、cおよびdがそれぞれ好ましくは0または1、よ
り好ましくは0である。特に、下記式[IV]で表わされ
る2,8−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−p−メン
タンが好ましい。また、これらは単独または二種以上組
み合わせて用いてもよい。
【0044】
【化22】
【0045】本発明のポリカーボネート樹脂共重合体
は、全構成単位を100モル%として、(構成単位
[A]+構成単位[B]):構成単位[C]の割合が9
9:1〜70:30(モル%)であり、好ましくは9
8:2〜73:27(モル%)であり、より好ましくは
96:4〜77:23(モル%)であり、最も好ましく
は95:5〜80:20(モル%)である。(構成単位
[A]+構成単位[B])の割合が99モル%を超える
と耐熱性が十分でなく、70モル%未満では屈折率及び
アッベ数のバランスが低下することがあり好ましくな
い。
【0046】また、構成単位[A]と構成単位[B]の
割合がモル比で85:15〜15:85であり、好まし
くは80:20〜20:80であり、より好ましくは7
0:30〜20:80であり、最も好ましくは70:3
0〜30:70である。構成単位[A]の割合が85モ
ル%を超えるとアッベ数の低下をきたすことがあり、1
5モル%未満では耐熱性の低下をきたすことがあり、殊
にレンズ材料として好ましくない。
【0047】さらに、構成単位[C]において、構成単
位[C−1]と構成単位[C−2]の割合はモル比で1
00:0〜50:50であり、好ましくは100:0〜
55:45であり、より好ましくは100:0〜60:
40であり、最も好ましくは100:0〜65:35で
ある。構成単位[C−2]の割合が50モル%を超える
と耐熱性の低下をきたすことがあり、殊にレンズ材料と
して好ましくない。
【0048】本発明のポリカーボネート樹脂共重合体
は、ジヒドロキシ化合物として、(A)前記式[1−
a]〜[1−c]に代表される脂肪族ジオール、(B)
前記式[2−a]〜[2−c]に代表される芳香族ビス
フェノールおよび(C)前記式[3−1]および前記式
[4−1]で表されるテルペン骨格を有するビスフェノ
ールを使用することにより製造される。
【0049】重合方法は、酸結合剤の存在下に前記ジヒ
ドロキシ化合物とホスゲンとを反応させる方法(溶液重
合法)および前記ジヒドロキシ化合物をカーボネートエ
ステルとエステル交換反応させる方法(エステル交換
法)が好ましく採用される。
【0050】これらのうち、エステル交換法が有利であ
る。エステル交換法は、その重合の形態や方式は特に制
限されない。例えば、溶融重合法または固相重合法いず
れも採用することができるが、溶融重合法が工業的に望
ましい。
【0051】溶液重合法においては、酸結合剤としてピ
リジン、キノリン、イソキノリン、ジメチルアニリン等
の芳香族第3級アミンが挙げられ、殊に、ピリジンが好
適なものとして用いられる。酸結合剤単独/または、有
機溶媒を用い希釈して溶液中で反応が行われる。
【0052】該有機溶媒としては、ベンゼン、トルエ
ン、キシレン等の炭化水素または塩化メチレン、クロロ
ホルム、ジクロロエタン、クロロベンゼン、ジクロロベ
ンゼン等のハロゲン化炭化水素が用いられ、特に塩化メ
チレン、クロロホルム、ジクロロエタン、クロロベンゼ
ン、ジクロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素が好まし
く、殊に塩化メチレンが最も好ましい。
【0053】該酸結合剤の使用量は、通常ホスゲンに対
して、2〜100モル当量用いられ、好ましくは、2〜
50モル当量用いられる。反応温度は通常0〜100℃
で、好ましくは、0〜40℃で行われる。反応時間は通
常数分〜数日間、好ましくは、10分間〜5時間行われ
る。
【0054】また、末端停止剤として単官能フェノール
類を使用することができる。単官能フェノール類は末端
停止剤として分子量調節のために一般的に使用され、ま
た得られた共重合ポリカーボネート樹脂は、末端が単官
能フェノール類に基づく基によって封鎖されていること
になる。かかる単官能フェノール類の具体例としては、
例えばフェノール、p−tert−ブチルフェノール、
p−クミルフェノールおよびイソオクチルフェノールが
挙げられる。また、他の単官能フェノール類としては、
長鎖のアルキル基あるいは脂肪族ポリエステル基を置換
基として有するフェノール類または安息香酸クロライド
類、もしくは長鎖のアルキルカルボン酸クロライド類を
使用することができる。
【0055】これらの末端停止剤は、得られたポリカー
ボネート樹脂共重合体の全末端に対して少なくとも5モ
ル%、好ましくは少なくとも10モル%末端に導入され
ることが望ましく、また、末端停止剤は単独でまたは2
種以上混合して使用してもよい。
【0056】エステル交換法による溶融重合法において
は不活性ガスの存在下にジヒドロキシ化合物とカーボネ
ートエステルとを加熱しながら混合して、生成するアル
コールまたはフェノールを留出させる方法により行われ
る。反応温度は生成するアルコールまたはフェノールの
沸点等により異なるが、通常120〜350℃の範囲で
ある。反応後期には反応系を1,330〜13.3Pa
程度に減圧して生成するアルコールまたはフェノールの
留出を容易にさせる。反応時間は通常1〜10時間程度
である。
【0057】カーボネートエステルとしては、置換され
ていてもよい炭素数6〜12のアリール基、アラルキル
基あるいは炭素数1〜4のアルキル基などのエステルが
挙げられる。具体的にはジフェニルカーボネート、ビス
(クロロフェニル)カーボネート、ジナフチルカーボネ
ート、ビス(ジフェニル)カーボネート、ジメチルカー
ボネート、ジエチルカーボネート、ジブチルカーボネー
トなどが挙げられ、なかでもジフェニルカーボネートが
好ましい。
【0058】カーボネートエステルは、ジヒドロキシ化
合物1モル当り0.97〜1.2モルの範囲の割合で使
用するのが好ましく、1.0〜1.1モルの範囲の割合
で使用するのが特に好ましい。
【0059】また、エステル交換法において重合速度を
速めるために重合触媒を用いることができ、かかる重合
触媒としては、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム、二価フェノールのナトリウム塩、カリウム塩等のア
ルカリ金属化合物;水酸化カルシウム、水酸化バリウ
ム、水酸化マグネシウム等のアルカリ土類金属化合物;
テトラメチルアンモニウムヒドロキシド、テトラエチル
アンモニウムヒドロキシド、トリメチルアミン、トリエ
チルアミン等の含窒素塩基性化合物;アルカリ金属やア
ルカリ土類金属のアルコキシド類;アルカリ金属やアル
カリ土類金属の有機酸塩類;亜鉛化合物類;ホウ素化合
物類;アルミニウム化合物類;ケイ素化合物類;ゲルマ
ニウム化合物類;、有機スズ化合物類;鉛化合物類;オ
スミウム化合物類;アンチモン化合物類;マンガン化合
物類;チタン化合物類;ジルコニウム化合物類などの通
常エステル化反応、エステル交換反応に使用される触媒
を用いることができる。触媒は単独で使用してもよい
し、2種以上組合せて使用してもよい。これらの重合触
媒の使用量は、原料のジヒドロキシ化合物1モルに対
し、好ましくは1×10-9〜1×10-2当量、より好ま
しくは1×10-8〜5×10-3当量の範囲で選ばれる。
【0060】また、必要に応じて分子量調節剤、酸化防
止剤等を加えてもよい。得られたポリカーボネート樹脂
共重合体に触媒失活剤を添加することもできる。触媒失
活剤としては、公知の触媒失活剤が有効に使用される
が、この中でもスルホン酸のアンモニウム塩、ホスホニ
ウム塩が好ましく、さらにドデシルベンゼンスルホン酸
テトラブチルホスホニウム塩等のドデシルベンゼンスル
ホン酸の上記塩類やパラトルエンスルホン酸テトラブチ
ルアンモニウム塩等のパラトルエンスルホン酸の上記塩
類が好ましい。またスルホン酸のエステルとしてベンゼ
ンスルホン酸メチル、ベンゼンスルホン酸エチル、ベン
ゼンスルホン酸ブチル、ベンゼンスルホン酸オクチル、
ベンゼンスルホン酸フェニル、パラトルエンスルホン酸
メチル、パラトルエンスルホン酸エチル、パラトルエン
スルホン酸ブチル、パラトルエンスルホン酸オクチル、
パラトルエンスルホン酸フェニル等が好ましく用いら
れ、その中でも、ドデシルベンゼンスルホン酸テトラブ
チルホスホニウム塩が最も好ましく使用される。
【0061】これらの触媒失活剤の使用量はアルカリ金
属化合物および/またはアルカリ土類金属化合物より選
ばれた前記重合触媒1モル当り0.5〜50モルの割合
で、好ましくは0.5〜10モルの割合で、さらに好ま
しくは0.8〜5モルの割合で使用することができる。
【0062】本発明のポリカーボネート樹脂共重合体
は、射出成形、圧縮成形、押出成形、射出圧縮成形、溶
剤キャスト法等各種の成形方法により成形され、各種用
途に使用される。具体的な用途としては、レンズ、光デ
ィスク基板、光拡散板、導光板、光カード、光学用プリ
ズム、光ファイバー等の光学用成形品、自動車の窓ガラ
スやルーフ、位相差板、偏光板、壁材、床材、アーケー
ド屋根材、ベランダ腰板、防風、防雪板、展示用のケー
スやショーウィンドウ、各種トレイ、各種銘板(計器類
の保護カバー)、ヘルメット用シールド等のシート用
途、テレビなどの前面フィルム、位相差フィルム、偏光
フィルム、プラセルフィルムなどのディスプレーの表示
画面、絶縁フィルムなどのフィルム用途が挙げられる。
【0063】特に、本発明のポリカーボネート樹脂共重
合体は、アッベ数と屈折率とのバランスに優れ、耐熱性
も良好であるためレンズ用の成形材料として好適であ
る。
【0064】レンズとしては、眼鏡レンズ、カメラレン
ズ、双眼鏡レンズ、顕微鏡レンズ、プロジェクターレン
ズ、フレネルレンズ、レンチキュラレンズ、fθレン
ズ、ヘッドランプレンズまたはピックアップレンズ等の
各種レンズに用いることができる。その内特に、屈折率
とアッベ数のバランスの良い点から眼鏡レンズが最も適
している。
【0065】前記ポリカーボネート樹脂共重合体を使用
してプラスチックレンズを成形するには、それ自体公知
の方法を採用することができる。具体的には、本発明の
プラスチックレンズは射出成形、圧縮成形、押出成形、
射出圧縮成形等各種の成形方法により成形されるが、射
出圧縮成形が光学歪みの少ないレンズを成形でき最も好
ましい方法である。射出圧縮成形において、シリンダー
温度は200〜340℃、金型温度は60〜140℃が
好ましい。
【0066】また、本発明におけるプラスチックレンズ
はその表面にハードコート層、反射防止コート層または
防曇コート層などの保護層を形成させることができる。
【0067】本発明のプラスチックレンズに好適なポリ
カーボネート樹脂共重合体は、加工性および光学特性の
点から、その重合度は、比較的に低い値である。すなわ
ち、比粘度で表して、0.25〜0.6の範囲が適当で
あり、0.3〜0.55の範囲がより好ましい。この範
囲の比粘度を有するポリカーボネート樹脂共重合体は、
流動性に優れ、溶融射出成形により容易に成形加工する
ことができて、しかも得られたレンズは、光学歪が極め
て少ない。
【0068】本発明のポリカーボネート樹脂共重合体
は、屈折率およびアッベ数のそれぞれが比較的高い水準
であり、しかもこれらの値のバランスが良い。そのため
眼鏡レンズに好適である。すなわち、本発明のポリカー
ボネート樹脂共重合体は、屈折率が好適には1.500
〜1.600、より好適には1.510〜1.590の
範囲である。またアッベ数が好適には31〜48、より
好適には32〜45の範囲である。
【0069】本発明のポリカーボネート樹脂共重合体
は、耐熱性を表すガラス転移温度(Tg)は100℃〜
160℃の範囲が好ましく、105℃〜155℃の範囲
がより好ましく、110℃〜150℃の範囲がさらに好
ましい。ポリカーボネート樹脂共重合体のTgが160
℃を超えると、流動性が低下し、殊に溶融射出成形によ
りレンズを成形加工することが困難となり、しかも得ら
れたレンズは光学歪みが大きくなり、実用的に使用でき
ない場合がある。
【0070】本発明のポリカーボネート樹脂共重合体
は、光弾性定数は75×10-8cm2/N以下が好まし
く、70×10-8cm2/N以下がより好ましい。
【0071】本発明のポリカーボネート樹脂共重合体に
は、成形時における分子量の低下や色相の悪化を防止す
るために、さらにリン含有熱安定剤を使用することがで
きる。かかる熱安定剤としては、亜リン酸、リン酸、亜
ホスホン酸、ホスホン酸およびこれらのエステル等が挙
げられる。
【0072】具体的には、トリフェニルホスファイト、
トリス(ノニルフェニル)ホスファイト、トリデシルホ
スファイト、トリオクチルホスファイト、トリオクダデ
シルホスファイト、ジデシルモノフェニルホスファイ
ト、ジオクチルモノフェニルホスファイト、ジイソプロ
ピルモノフェニルホスファイト、モノブチルジフェニル
ホスファイト、モノデシルジフェニルホスファイト、モ
ノオクチルジフェニルホスファイト、トリス(2,4−
ジ−tert−ブチルフェニル)ホスファイト、ビス
(2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェニ
ル)ペンタエリスリトールジホスファイト、2,2−メ
チレンビス(4,6−ジ−tert−ブチルフェニル)
オクチルホスファイト、ビス(ノニルフェニル)ペンタ
エリスリトールジホスファイト、ビス(2,4−ジ−t
ert−ブチルフェニル)ペンタエリスリトールジホス
ファイト、ジステアリルペンタエリスリトールジホスフ
ァイト、
【0073】トリブチルホスフェート、トリエチルホス
フェート、トリメチルホスフェート、トリフェニルホス
フェート、ジフェニルモノオキソキセニルホスフェー
ト、ジブチルホスフェート、ジオクチルホスフェート、
ジイソプロピルホスフェート、
【0074】テトラキス(2,4−ジ−iso−プロピ
ルフェニル)−4,4’−ビフェニレンジホスホナイ
ト、テトラキス(2,4−ジ−n−ブチルフェニル)−
4,4’−ビフェニレンジホスホナイト、テトラキス
(2,4−ジ−tert−ブチルフェニル)−4,4’
−ビフェニレンジホスホナイト、テトラキス(2,4−
ジ−tert−ブチルフェニル)−4,3’−ビフェニ
レンジホスホナイト、テトラキス(2,4−ジ−ter
t−ブチルフェニル)−3,3’−ビフェニレンジホス
ホナイト、テトラキス(2,6−ジ−iso−プロピル
フェニル)−4,4’−ビフェニレンジホスホナイト、
テトラキス(2,6−ジ−n−ブチルフェニル)−4,
4’−ビフェニレンジホスホナイト、テトラキス(2,
6−ジ−tert−ブチルフェニル)−4,4’−ビフ
ェニレンジホスホナイト、テトラキス(2,6−ジ−t
ert−ブチルフェニル)−4,3’−ビフェニレンジ
ホスホナイト、テトラキス(2,6−ジ−tert−ブ
チルフェニル)−3,3’−ビフェニレンジホスホナイ
ト、ビス(2,4−ジ−tert−ブチルフェニル)−
ビフェニルホスホナイト、
【0075】ベンゼンホスホン酸ジメチル、ベンゼンホ
スホン酸ジエチル、ベンゼンホスホン酸ジプロピル等が
挙げられ、なかでもトリス(2,4−ジ−tert−ブ
チルフェニル)ホスファイト、テトラキス(2,4−ジ
−tert−ブチルフェニル)−4,4’−ビフェニレ
ンジホスホナイトおよびビス(2,4−ジ−tert−
ブチルフェニル)−ビフェニルホスホナイトが好まし
い。
【0076】これらの熱安定剤は、1種もしくは2種以
上を混合して用いてもよい。かかる熱安定剤の使用量
は、該ポリカーボネート樹脂共重合体100重量部に対
して0.001〜0.15重量部が好ましい。
【0077】さらに本発明のポリカーボネート樹脂共重
合体には、成形時の金型からの離型性を改良する目的等
で脂肪酸エステル化合物を使用することができる。
【0078】かかる脂肪酸エステルとしては、炭素数1
〜20の一価または多価アルコールと炭素数10〜30
の飽和脂肪酸との部分エステルまたは全エステルである
のが好ましい。かかる一価または多価アルコールと飽和
脂肪酸との部分エステルまたは全エステルとしては、ス
テアリン酸モノグリセリド、ステアリン酸ジグリセリ
ド、ステアリン酸トリグリセリド、ステアリン酸モノソ
ルビテート、ベヘニン酸モノグリセリド、ペンタエリス
リトールモノステアレート、ペンタエリスリトールテト
ラステアレート、ペンタエリスリトールテトラペラルゴ
ネート、プロピレングリコールモノステアレート、ステ
アリルステアレート、パルミチルパルミテート、ブチル
ステアレート、メチルラウレート、イソプロピルパルミ
テート、ビフェニルビフェネート、ソルビタンモノステ
アレート、2−エチルヘキシルステアレート等が挙げら
れ、なかでも、ステアリン酸モノグリセリド、ステアリ
ン酸トリグリセリド、ペンタエリスリトールテトラステ
アレートが好ましく用いられる。かかる脂肪酸エステル
の使用量は、該ポリカーボネート樹脂共重合体100重
量部に対して0.001〜0.5重量部が好ましい。
【0079】耐候性の向上および有害な紫外線をカット
する目的で、本発明のポリカーボネート樹脂共重合体に
はさらに紫外線吸収剤を配合することができる。かかる
紫外線吸収剤としては、2,2’−ジヒドロキシ−4−
メトキシベンゾフェノンに代表されるベンゾフェノン系
紫外線吸収剤、2−(4,6−ジフェニル−1,3,5
−トリアジン−2−イル)−5−ヘキシルオキシフェノ
ールに代表されるトリアジン系紫外線吸収剤、2−(2
H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4−メチルフェ
ノール、2−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)
−4−tert−オクチルフェノール、2−(2H−ベ
ンゾトリアゾール−2−イル)−4,6−ビス(1−メ
チル−1−フェニルエチル)フェノール、2−(2H−
ベンゾトリアゾール−2−イル)−4,6−ジ−ter
t−ペンチルフェノール、2−(5−クロロ−2H−ベ
ンゾトリアゾール−2−イル)−4−メチル−6−te
rt−ブチルフェノール、2−(5−クロロ−2H−ベ
ンゾトリアゾール−2−イル)−2,4−tert−ブ
チルフェノールおよび2,2’−メチレンビス[6−
(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4−(1,
1,3,3−テトラメチルブチル)フェノール]等に代
表されるベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤が例示さ
れ、これらは単独で用いても、2種以上併用してもよ
い。これら紫外線吸収剤は、ポリカーボネート樹脂共重
合体100重量部当り通常0.01〜1重量部、好まし
くは0.05〜0.8重量部配合される。
【0080】本発明のポリカーボネート樹脂共重合体に
は、レンズ等に成形した場合、ポリカーボネート樹脂や
紫外線吸収剤に基づくレンズの黄色味を打ち消すために
ブルーイング剤を配合することができる。ブルーイング
剤としてはポリカーボネート樹脂に使用されるものであ
れば、特に支障なく使用することができる。一般的には
アンスラキノン系染料が入手容易であり好ましい。
【0081】具体的なブルーイング剤としては、例えば
一般名Solvent Violet13[CA.No
(カラーインデックスNo)60725;商標名 バイ
エル社製「マクロレックスバイオレットB」、三菱化学
(株)製「ダイアレジンブルーG」、住友化学工業
(株)製「スミプラストバイオレットB」]、一般名S
olvent Violet31[CA.No 682
10;商標名 三菱化学(株)製「ダイアレジンバイオ
レットD」]、一般名Solvent Violet3
3[CA.No 60725;商標名 三菱化学(株)
製「ダイアレジンブルーJ」]、一般名Solvent
Blue94[CA.No 61500;商標名 三
菱化学(株)製「ダイアレジンブルーN」]、一般名S
olventViolet36[CA.No 6821
0;商標名 バイエル社製「マクロレックスバイオレッ
ト3R」]、一般名Solvent Blue97[商
標名バイエル社製「マクロレックスバイオレットR
R」]および一般名Solvent Blue45[C
A.No 61110;商標名 サンド社製「テトラゾ
ールブルーRLS」]が代表例として挙げられる。これ
らブルーイング剤は通常ポリカーボネート樹脂共重合体
100重量部当り0.3×10-4〜2×10-4重量部の
割合でポリカーボネート樹脂共重合体中に配合される。
【0082】本発明のポリカーボネート樹脂共重合体に
は、酸化防止の目的で通常知られた酸化防止剤を添加す
ることができる。その例としてはフェノール系酸化防止
剤を示すことができ、具体的には例えばトリエチレング
リコール−ビス(3−(3−tert−ブチル−5−メ
チル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート)、
1,6−ヘキサンジオール−ビス(3−(3,5−ジ−
tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオ
ネート、ペンタエリスリトール−テトラキス(3−
(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェ
ニル)プロピオネート)、オクタデシル−3−(3,5
−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プ
ロピオネート、1,3,5−トリメチル−2,4,6−
トリス(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキ
シベンジル)ベンゼン、N,N−ヘキサメチレンビス
(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシヒド
ロシンナマイド)、3,5−ジ−tert−ブチル−4
−ヒドロキシベンジルホスホネートジエチルエステル、
トリス(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキ
シベンジル)イソシアヌレート、3,9−ビス{1,1
−ジメチル−2−[β−(3−tert−ブチル−4−
ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオニルオキ
シ]エチル}−2,4,8,10−テトラオキサスピロ
(5,5)ウンデカン等が挙げられる。これら酸化防止
剤の好ましい添加量の範囲はポリカーボネート樹脂共重
合体100重量部に対して、0.0001〜0.05重
量部である。
【0083】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を更に説明す
る。なお、実施例中の部及び%は重量部及び重量%であ
る。また比粘度、屈折率、アッベ数、ガラス転移温度、
光弾性定数及び耐衝撃性は下記の方法で測定した。
【0084】(1)比粘度 塩化メチレンを溶媒として、0.7g/100mlの濃
度で測定した。なお、、測定温度を20℃とした。
【0085】(2)屈折率およびアッベ数 ポリカーボネート樹脂のキャスティングフィルム(厚み
100μm)を作成し、アタゴ(株)製アッベ屈折計に
よりジヨードメタンを接触液として25℃で測定した。
【0086】(3)ガラス転移温度(Tg) ティー・エイ・インスツルメント・ジャパン(株)社製
2910型DSCにより昇温速度10℃/分で測定し
た。
【0087】(4)光弾性定数 理研機器(株)製の光弾性測定装置PA−150により
厚さ100μmのキャストフィルムを用いて測定した。
【0088】(5)落球衝撃試験 7.7mmΦ×1.5mmの凹レンズを用いFDA規格
に基づき行った。具体的には、15.8gの鋼球を高さ
127cmの高さよりレンズの中心部に向けて自然落下
させて判定した。判定基準は、○:割れ発生せず、×:
割れ発生 とした。
【0089】[実施例1]1,4−シクロヘキサンジメ
タノール(式[1−a′]の化合物;以下、CHDMと
称することがある)64.8重量部(0.45mo
l)、ビスフェノールA(式[2−a]の化合物;以
下、BPAと称することがある)102.6重量部
(0.45mol)、1,3−ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)−p−メンタン(式[III]の化合物;以下、
1,3BPMTと称することがある)32.4重量部
(0.1mol)、ジフェニルカーボネートを220重
量部及びテトラメチルアンモニウムヒドロキシドを0.
18重量部、水酸化ナトリウム8×10-4重量部を攪拌
装置、蒸留器及び減圧装置を備えた反応槽に仕込み、窒
素置換した後、140℃で溶解した。30分攪拌後、内
温を180℃に昇温しつつ徐々に減圧し13.3kPa
で30分間反応させ、生成するフェノールを溜去した。
次に同圧に維持しながら昇温し続け、190℃で30分
間、200℃で40分間、220℃で30分間、さらに
240℃で30分間フェノールを溜去せしめ反応させ
た。その後、ゆっくりと減圧し260℃、133Pa以
下とした。133Pa以下に到達後4時間攪拌下で反応
せしめた。失活剤として、ドデシルベンゼンスルホン酸
テトラブチルホスホニウム塩を2.3×10-2重量部添
加後、260℃、13.3kPaで20分間攪拌した
後、反応槽の底より窒素加圧下吐出し、水槽で冷却しな
がらペレタイザーでカットしてペレットとした。得られ
たペレットを用いて、シリンダー温度240〜260
℃、金型温度80℃の条件で眼鏡用凹レンズの金型を使
用し、射出圧縮成形によりレンズとした。このレンズは
透明性に優れ外観も良好であった。各種評価結果を表1
に示した。
【0090】[実施例2]実施例1において、トリシク
ロ[5.2.1.02,6]デカンジメタノール(式[1
−b]の化合物;以下、TCDDMと称することがあ
る)88.2重量部(0.45mol)、ビスフェノー
ルA102.6重量部(0.45mol)、1,3BP
MT32.4重量部(0.1mol)を用いた以外は、
実施例1と同様な操作を行いポリカーボネート樹脂共重
合体およびレンズを得た。このレンズは透明性に優れ外
観も良好であった。各種評価結果を表1に示した。
【0091】[実施例3]実施例1において、3,9−
ビス(2−ヒドロキシ−1,1−ジメチルエチル)−
2,4,8,10−テトラオキサスピロ(5・5)ウン
デカン(式[1−c]の化合物;以下、SPGと称する
ことがある)167.2重量部(0.55mol)、ビ
スフェノールA79.8重量部(0.35mol)、
1,3BPMT32.4重量部(0.1mol)を用い
た以外は、実施例1と同様な操作を行いポリカーボネー
ト樹脂共重合体およびレンズを得た。このレンズは透明
性に優れ外観も良好であった。各種評価結果を表1に示
した。
【0092】[実施例4]実施例1において、CHDM
72.0重量部(0.5mol)、1,1−ビス(4−
ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン(式[2−b]の
化合物;以下、BPZと称することがある)107.2
重量部(0.4mol)、1,3BPMT32.4重量
部(0.1mol)を用いた以外は、実施例1と同様な
操作を行いポリカーボネート樹脂共重合体およびレンズ
を得た。このレンズは透明性に優れ外観も良好であっ
た。各種評価結果を表1に示した。
【0093】[実施例5]実施例1において、CHDM
50.4重量部(0.35mol)、α,α′−ビス
(4−ヒドロキシフェニル)−m−ジイソプロピルベン
ゼン(式[2−c]の化合物;以下、BPMと称するこ
とがある)121.1重量部(0.35mol)、1,
3BPMT97.2重量部(0.3mol)を用いた以
外は、実施例1と同様な操作を行いポリカーボネート樹
脂共重合体およびレンズを得た。このレンズは透明性に
優れ外観も良好であった。各種評価結果を表1に示し
た。
【0094】[実施例6]実施例1において、CHDM
57.6重量部(0.4mol)、BPA91.2重量
部(0.4mol)、1,3BPMT45.4重量部
(0.14mol)、2,8−ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)−p−メンタン(式[IV]の化合物;以下、
2,8BPMTと称することがある)19.4重量部
(0.06mol)を用いた以外は、実施例1と同様な
操作を行いポリカーボネート樹脂共重合体およびレンズ
を得た。このレンズは透明性に優れ外観も良好であっ
た。各種評価結果を表1に示した。
【0095】[比較例1]実施例1において、CHDM
72.0重量部(0.5mol)、BPA114.0重
量部(0.5mol)を用いた以外は、実施例1と同様
な操作を行いポリカーボネート樹脂共重合体およびレン
ズを得た。各種評価結果を表2に示した。
【0096】[比較例2]実施例1において、TCDD
M98.0重量部(0.5mol)、BPA114.0
重量部(0.5mol)を用いた以外は、実施例1と同
様な操作を行いポリカーボネート樹脂共重合体およびレ
ンズを得た。各種評価結果を表2に示した。
【0097】[比較例3]実施例1において、SPG1
82.4重量部(0.6mol)、BPA91.2重量
部(0.4mol)を用いた以外は、実施例1と同様な
操作を行いポリカーボネート樹脂共重合体およびレンズ
を得た。各種評価結果を表2に示した。
【0098】[比較例4]実施例1において、CHDM
79.2重量部(0.55mol)、BPZ120.6
重量部(0.45mol)を用いた以外は、実施例1と
同様な操作を行いポリカーボネート樹脂共重合体および
レンズを得た。各種評価結果を表2に示した。
【0099】[比較例5]実施例1において、CHDM
72.0重量部(0.5mol)、BPM173.0重
量部(0.5mol)を用いた以外は、実施例1と同様
な操作を行いポリカーボネート樹脂共重合体およびレン
ズを得た。各種評価結果を表2に示した。
【0100】[比較例6]ビスフェノールAタイプのポ
リカーボネートペレット(帝人化成(株)製パンライト
L−1250)を用いて、シリンダー温度280〜30
0℃、金型温度125℃で射出圧縮成形し、レンズを得
た。各種評価結果を表2に示した。
【0101】
【表1】
【0102】
【表2】
【0103】
【発明の効果】本発明のポリカーボネート樹脂共重合体
は、透明性、流動性、耐衝撃性に優れ、屈折率とアッベ
数のバランスを良好に保ち、低光弾性定数等の光学的特
性に優れ、特に耐熱性の良好なものである。
【0104】従って、このポリカーボネート樹脂共重合
体は、射出圧縮成形等の生産性の良好な成形方法によ
り、光学歪みの少なく、屈折率およびアッベ数ともに優
れたレンズ、特に眼鏡レンズを提供するものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4J029 AA09 AB01 AC02 AD01 AD07 AE04 BA02 BA03 BA05 BA08 BA09 BB12A BB13A BC09 BD02 BD03A BD07A BD09A BE04 BF13 BF30 BH02 DB07 DB11 DB13 FA07 HC02 HC04A HC05A HC06 JF031 JF041 JF131 JF141 JF321 JF331 JF361 JF371 JF381

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)下記一般式[1]で表わされる構
    成単位(構成単位[A])、 【化1】 [上記式[1]において、R1は炭素数1〜50のアル
    キレン基、炭素数1〜50の脂環式アルキレン基または
    下記一般式 【化2】 であり、式中、R2及びR3はそれぞれ独立に炭素数1〜
    50のアルキレン基、R 4は炭素数1〜10のアルキル
    基、Aは炭素数1〜50のシクロアルキレン基またはテ
    トラオキソスピロ基を示し、e及びfはそれぞれ独立に
    0及び1から選択され、但しeとfの合計は1以上であ
    り、gは0からA上に存在する置換可能な水素原子の数
    までの値を有する整数である。] (B)下記一般式[2]で表わされる構成単位(構成単
    位[B])および 【化3】 (上記式[2]において、R5及びR6はそれぞれ独立し
    て水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜10のアルキル
    基、炭素数1〜10のアルコキシ基、炭素数6〜20の
    シクロアルキル基、炭素数6〜20のシクロアルコキシ
    基、炭素数6〜10のアリール基、炭素数7〜20のア
    ラルキル基、炭素数6〜10のアリールオキシ基、炭素
    数7〜20のアラルキルオキシ基であって、m及びnは
    それぞれ0〜4の整数であり、Wは 【化4】 であり、ここにR7及びR8は同一又は異なり、水素原子
    または炭素数1〜10の炭化水素基を表わし、R9及び
    10はそれぞれ独立して水素原子または炭素数1〜3の
    アルキル基、pは4〜7の整数、R11及びR12はそれぞ
    れ独立して水素原子、ハロゲン原子または炭素数1〜3
    のアルキル基である。) (C)下記一般式[3]で表わされる構成単位(構成単
    位[C−1])及び下記一般式[4]で表わされる構成
    単位(構成単位[C−2])から選ばれた少なくとも1
    つの構成単位[C]からなり、 【化5】 (式中、R13、R14、R17及びR18はそれぞれ独立して
    ハロゲン原子、炭素数1〜10のアルキル基、炭素数1
    〜10のアルコキシ基、炭素数6〜20のシクロアルキ
    ル基、炭素数6〜20のシクロアルコキシ基、炭素数6
    〜10のアリール基、炭素数7〜20のアラルキル基、
    炭素数6〜10のアリールオキシ基または炭素数7〜2
    0のアラルキルオキシ基であって、a、b、c及びdは
    それぞれ0〜4の整数であり、R15、R16及びR19はそ
    れぞれ独立して炭素数1〜10のアルキル基又は炭素数
    6〜10のアリール基であり、R20及びR21はそれぞれ
    独立して水素原子、炭素数1〜10のアルキル基、炭素
    数6〜20のシクロアルキル基又は炭素数6〜10のア
    リール基である。) 全構成単位を100モル%として、(構成単位[A]+
    構成単位[B]):構成単位[C]の割合が99:1〜
    70:30(モル%)であり、構成単位[A]と構成単
    位[B]の割合がモル比で85:15〜15:85であ
    り、且つ、構成単位[C−1]と構成単位[C−2]の
    割合がモル比で100:0〜50:50であるポリカー
    ボネート樹脂共重合体。
  2. 【請求項2】 構成単位[A]を構成する脂肪族ジオー
    ル化合物が、下記式[1−a]、[1−b]および[1
    −c]で表される化合物からなる群より選ばれた少なく
    とも一種の化合物である請求項1記載のポリカーボネー
    ト樹脂共重合体。 【化6】
  3. 【請求項3】 構成単位[A]を構成する脂肪族ジオー
    ル化合物が、下記式[1−a′]で表される化合物であ
    る請求項1記載のポリカーボネート樹脂共重合体。 【化7】
  4. 【請求項4】 構成単位[B]を構成する芳香族ジヒド
    ロキシ化合物が、下記式[2−a]、[2−b]および
    [2−c]で表される化合物からなる群より選ばれた少
    なくとも一種の化合物である請求項1記載のポリカーボ
    ネート樹脂共重合体。 【化8】
  5. 【請求項5】 構成単位[B]を構成する芳香族ジヒド
    ロキシ化合物が、上記式[2−a]で表される化合物で
    ある請求項1記載のポリカーボネート樹脂共重合体。
  6. 【請求項6】 構成単位[C]は、前記式[3]および
    前記式[4]中、R 15がイソプロピル基であり、R16
    19、R20及びR21がメチル基である請求項1記載のポ
    リカーボネート樹脂共重合体。
  7. 【請求項7】 構成単位[C]は、前記式[3]および
    前記式[4]中、a、b、c及びdが0であり、R15
    イソプロピル基であり、R16、R19、R20及びR21がメ
    チル基である請求項1記載のポリカーボネート樹脂共重
    合体。
  8. 【請求項8】 ポリカーボネート樹脂共重合体は、0.
    25〜0.60の比粘度を有する請求項1記載のポリカ
    ーボネート樹脂共重合体。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかに記載のポリカ
    ーボネート樹脂共重合体より形成されたプラスチックレ
    ンズ。
  10. 【請求項10】 プラスチックレンズが眼鏡レンズであ
    る請求項9記載のプラスチックレンズ。
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