JP2003161073A - 蓋体の開閉機構 - Google Patents

蓋体の開閉機構

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JP2003161073A
JP2003161073A JP2001361517A JP2001361517A JP2003161073A JP 2003161073 A JP2003161073 A JP 2003161073A JP 2001361517 A JP2001361517 A JP 2001361517A JP 2001361517 A JP2001361517 A JP 2001361517A JP 2003161073 A JP2003161073 A JP 2003161073A
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JP
Japan
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lid
opening
closing mechanism
guide rail
box
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JP2001361517A
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Minoru Shibata
実 柴田
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Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】蓋体自身の収容に要するスペースを好適に低減
することのできる蓋体の開閉機構を提供する。 【解決手段】この開閉機構17は、ボックス本体12の
開口を開閉するリッド13に装着され、リッド13の開
操作に伴い、リッド13の下端部近傍を支持しつつ、リ
ッド13を基台18の底壁に沿うように設定された収容
スペース14に収容する。リッド13の開操作に際し、
リッド13の下端部近傍を回動中心として、リッド13
からほぼ直角に延びるアーム22の先端部に設けられた
ローラ24を、リッド13を半開状態まで開動作させる
ように案内する第1のガイドレール36を形成する。第
1のガイドレール37から屈曲するように連続して延設
され、リッド13を全開状態まで開動作させつつ収容ス
ペース14に収容させるようにローラ24を案内する第
2のガイドレール37を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蓋体の開閉機構に
関し、特に車両のインストルメントパネルに装備される
グローブボックスに採用して好適な開閉機構に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】上記グローブボックスでは、見栄えや、
収容物の出し入れの容易性を向上させるべく、その蓋体
をなすリッドの全開状態において、同リッドをボックス
本体の下方スペースへ収容するための開閉機構が種々提
案されている。
【0003】そして従来、こうした蓋体の開閉機構とし
ては、例えば特開平4−258482号公報に記載され
たものが知られている(第1の従来例)。以下、この第
1の従来例にかかるグローブボックスの概略構成を、図
8に基づいて説明する。
【0004】図8に示すように、このグローブボックス
では、リッド100に第1の支持軸101と第2の支持
軸102とが突設されている。また、第1の支持軸10
1及び第2の支持軸102を案内するレールとして、第
1のガイドレール103及び第2のガイドレール104
が設けられている。これらガイドレール103,104
は、共にボックス本体105の下端から同ボックス本体
105の背面側に向けて略円弧形状に延びるように、且
つ互いの距離が同ボックス本体105の背面側に向かう
に連れて次第に近づくように設けられている。そして、
リッド100の開操作に伴い、第1の支持軸101が第
1のガイドレール103に、また第2の支持軸102が
第2のガイドレール104に案内されつつ移動する。こ
れによりリッド100は、これが開動作されるに従っ
て、徐々にボックス本体105の下方のスペースに収容
されるようになる(図8の一点鎖線部参照)。
【0005】また、従来の蓋体の開閉機構としては他
に、例えば実開昭62−65334号公報に記載された
ものも知られている。この第2の従来例では、図9にそ
の構成を示すように、リッド110の上端に、第1のリ
ンク111の第1の支点111aが回動可能に連結され
るとともに、該第1のリンク111はその第2の支点1
11bがボックス本体112の側壁(図示略)の中央に
同じく回動可能に連結されている。また、リッド110
の下端には、第2のリンク113の第1の支点113a
が回動可能に連結されるとともに、該第2のリンク11
3はその第2の支点113bがボックス本体112の下
壁に同じく回動可能に連結されている。そして、これら
リンク111,113の上記各第2の支点111b,1
13bを中心とした回動を介して、リッド110が開閉
操作される。従ってこの場合も、リッド110はその全
開状態では、図9に一点鎖線で示される態様で、ボック
ス本体112の下方のスペースに収容されるようにな
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記第1及び第2の従
来例によれば、確かに、リッド100,110は、その
全開時、ボックス本体105,112の下方スペースへ
の収容が可能にはなる。
【0007】しかしながら、上記第1の従来例にかかる
グローブボックスでは、リッド100の支持軸101,
102をそれぞれ案内する第1のガイドレール103及
び第2のガイドレール104が円弧形状に形成されてい
る。そして、リッド100は、その開操作に伴い、これ
らガイドレール103,104に沿うように移動するよ
うになるために、その全開時にはボックス本体105の
下方への突出量が自ずと大きくなる。
【0008】一方、上記第2の従来例にあっては、リッ
ド110の下端とボックス本体112の下壁とがリンク
113を介して連結されている。このため、リッド11
0の開操作過程において、最大でリンク113の長さの
分だけは、リッド110がボックス本体112の下方に
突出することとなる。従って、この構成にあっても、一
時的であるとはいえ、リッド110の下方への突出量が
大きくなることは避けられない。
【0009】このように、リッド100,110の開操
作過程において、ボックス本体105,112の下方へ
の同リッド100,110の突出量が大きくなる場合に
は、ボックス本体105,112の下方に、その突出を
許容するだけの大きなスペースが必要となる。そしてこ
のことは、グローブボックスの設置スペースの増大を招
くこととなり好ましくない。特に、乗員の足元にせり出
すように設けられるグローブボックスにあっては、その
設置スペースの確保を難しくするだけでなく、リッド1
00,110と乗員の足部との隙間を狭くするなど、そ
の利便性を著しく低下させることとなる。
【0010】なお、上記グローブボックスのリッドに限
らず、他に例えば、スイッチボックスのカバーや、小物
入れの蓋、オーディオカバー等、その設置スペースが限
られるものの蓋体にあっては、その開操作に伴う蓋体自
身の収容スペースが制限されるこうした実情も概ね共通
したものとなっている。
【0011】本発明は、このような従来の技術に存在す
る問題点に着目してなされたものである。その目的とし
ては、蓋体自身の収容に要するスペースを好適に低減す
ることのできる蓋体の開閉機構を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本願請求項1に記載の発明は、ボックスの一面を開
閉する蓋体に設けられて、同蓋体の開操作に伴い、その
一辺側を支持しつつこれを該支持する辺に対応する前記
ボックスの一側面側に収容する蓋体の開閉機構におい
て、前記蓋体の開操作に際し、これを収容する前記ボッ
クスの一側面側の端部近傍を回動の中心として前記蓋体
を半開状態まで開動作させるように案内する第1のガイ
ド手段と、この半開状態まで案内された蓋体を全開状態
まで開動作させつつこれを前記ボックスの一側面側の収
容スペースに収容するように案内する第2のガイド手段
とを備えることをその要旨とするものである。
【0013】この本願請求項1に記載の発明では、蓋体
の開操作に際して、先ず、蓋体をボックスに干渉させる
ことなく同ボックスの一側面に沿うように移動させるこ
とが可能な状態(半開状態)まで、同蓋体が開動作され
る。その後、この蓋体は、全開状態にまで開動作されつ
つ、ボックスの一側面に沿うように移動されて、この一
側面側の収容スペースに収容される。これにより、ボッ
クスの一側面からの最大突出量が好適に抑制されつつ、
蓋体が収容スペースに収容されるようになり、蓋体自身
の収容に要するスペースが好適に低減される。
【0014】また、本願請求項2に記載の発明は、前記
請求項1に記載の蓋体の開閉機構において、前記蓋体は
その前記支持される一辺側の両端部内側に同蓋体の内面
からほぼ直角に延出されるアームと、そのアームの先端
部に支持された摺動体とを備え、前記第1のガイド手段
は、前記蓋体の開操作に際し、これを収容する前記ボッ
クスの一側面側の端部近傍を回動の中心として前記摺動
体を前記蓋体の半開状態に対応した位置まで案内する第
1のガイドレールであることをその要旨とするものであ
る。
【0015】この本願請求項2に記載の発明では、前記
請求項1に記載の発明の作用に加えて、摺動体をガイド
レールにより案内するといった簡易な構成により、半開
状態を上限とする蓋体の開動作が実現される。
【0016】また、本願請求項3に記載の発明は、前記
請求項2に記載の蓋体の開閉機構において、前記第2の
ガイド手段は、前記蓋体の前記支持される一辺側の端部
近傍に回動可能に連結されたリンクを介して前記蓋体の
前記支持される一辺側を前記ボックスの前記一側面に沿
って前記収容スペースに引き込むようにスライドするス
ライダと、前記第1のガイドレールから屈折するように
延設されて前記アームの先端部に支持された摺動体を少
なくとも前記蓋体の全開状態に対応した位置まで案内す
る第2のガイドレールとを備えて構成されることをその
要旨とするものである。
【0017】この本願請求項3に記載の発明では、前記
請求項2に記載の発明の作用に加えて、蓋体の一辺側の
端部近傍をボックスの一側面に沿うようにスライドさせ
るとともに、アームの先端部に支持された摺動体をガイ
ドレールによって案内するといった構成により、蓋体を
全開状態まで開動作させつつ、同蓋体をボックスの一側
面側の収容スペースに収容させるといった動作が実現さ
れる。
【0018】また、本願請求項4に記載の発明は、前記
請求項2に記載の蓋体の開閉構造において、前記第2の
ガイド手段は、前記蓋体の前記支持される一辺側の端部
近傍に回動可能に連結されたリンクを介して前記蓋体の
前記支持される一辺側を前記ボックスの前記一側面に沿
って前記収容スペースに引き込むようにスライドするス
ライダと、前記第1のガイドレールから屈折するように
延設されて前記アームの先端部に支持された摺動体を前
記蓋体の全開状態に対応した位置まで案内する第2のガ
イドレールと、該第2のガイドレールから更に前記ボッ
クスの前記一側面とほぼ平行に延設されて前記アームの
先端部に支持された摺動体を前記蓋体が前記ボックスの
前記収容スペースに収まる位置まで案内する第3のガイ
ドレールとを備えて構成されることをその要旨とするも
のである。
【0019】この本願請求項4に記載の発明では、前記
請求項2に記載の発明の作用に加えて、蓋体を全開状態
まで開動作させつつボックスの一側面側の収容スペース
に収容させるに際し、蓋体が、全開状態まで開動作され
つつ収容スペースに引き込まれるように移動された後、
全開状態に維持されたままでボックスの一側面に沿うよ
うに移動される。これにより、蓋体を可能な限り早期に
全開状態まで開動作させた後、蓋体を全開状態に維持し
たまま移動させて収容スペースに収容させることが可能
になる。しかも、こうした蓋体の動作が、蓋体の一辺側
の端部近傍をボックスの一側面に沿うようにスライドさ
せるとともに、アームの先端部に支持された摺動体をガ
イドレールによって案内するといった構成によって実現
される。
【0020】また、本願請求項5に記載の発明は、前記
請求項3または請求項4に記載の蓋体の開閉機構におい
て、前記半開もしくは全開状態にある蓋体を前記ボック
スの前記収容スペース側に引き込むように前記スライダ
を付勢するスライダ付勢手段を更に備えることをその要
旨とするものである。
【0021】この本願請求項5に記載の発明では、前記
請求項3または請求項4に記載の発明の作用に加えて、
第2のガイド手段による蓋体の開動作に際し、蓋体の一
辺側の端部近傍についての、スライダによるボックスの
一側面に沿う方向へのスライドが円滑に行われる。
【0022】また、本願請求項6に記載の発明は、前記
請求項2〜請求項5のうち何れか一項に記載の蓋体の開
閉機構において、前記アームの先端部近傍に回転可能に
連結された案内板を介して、アーム共々前記摺動体をそ
の案内方向に付勢する摺動体付勢手段を更に備えること
をその要旨とするものである。
【0023】この本願請求項6に記載の発明では、前記
請求項2〜請求項5のうち何れか一項に記載の発明の作
用に加えて、蓋体の開動作に際し、ガイドレールによる
摺動体の案内が円滑に行われる。
【0024】また、本願請求項7に記載の発明は、前記
請求項6に記載の蓋体の開閉機構において、前記摺動体
付勢手段は、前記蓋体の開方向への動きに伴って徐々に
付勢力が増すようにその付勢力が設定されてなることを
その要旨とするものである。
【0025】この本願請求項7に記載の発明では、前記
請求項6に記載の発明の作用に加えて、蓋体を半開状態
まで開動作させる期間において、摺動体付勢手段の付勢
力によって蓋体の開動作が妨げられるおそれのある構成
にあって、同期間における摺動体付勢手段の付勢力を弱
く設定することが可能になる。これにより、この付勢力
を、第1のガイドレールによる摺動体の案内が妨げられ
るようになる所定の強さよりも弱く設定することが可能
になり、上記開動作が妨げられることが好適に抑制され
る。しかも、その後の蓋体を半開状態から全開状態に開
動作させる期間では、この移行に伴って摺動体付勢手段
の付勢力が増大する。これにより、第2のガイドレール
による摺動体の円滑な案内を図ることが可能になる。
【0026】また、本願請求項8に記載の発明は、前記
請求項2〜請求項7のうち何れか一項に記載の蓋体の開
閉機構において、前記摺動体が前記アームの先端部に回
転可能に軸支されたローラ手段であることをその要旨と
するものである。
【0027】この本願請求項8に記載の発明では、前記
請求項2〜請求項7のうち何れか一項に記載の発明の作
用に加えて、ガイドレールにより摺動体を案内する際に
生じる摺動抵抗が小さく設定され、その案内が円滑に行
われる。
【0028】また、本願請求項9に記載の発明は、請求
項1〜請求項8のうち何れか一項に記載の蓋体の開閉機
構において、前記蓋体の全閉状態において解除可能に同
状態にロックするロック機構を更に備えることをその要
旨とするものである。
【0029】この本願請求項9に記載の発明では、前記
請求項1〜請求項8のうち何れか一項に記載の発明を、
ロック機構が設けられた蓋体の開閉機構に適用すること
が可能になる。なお、この本願請求項9に記載の発明
を、前記請求項5〜請求項7に記載の発明に適用するこ
とで、ロック機構の解除に伴って、蓋体が自動的に開動
作されるといった開閉機構の実現が可能になる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の蓋体の開閉機構を
車両に装着されるグローブボックスに具体化した一実施
の形態を説明する。
【0031】はじめに、本実施の形態のグローブボック
スの概略構成を、図1及び図2に基づいて説明する。な
お、図1には閉じられた状態のグローブボックスの正面
構造を示し、図2には開放された状態のグローブボック
スの正面構造を示している。
【0032】図1及び図2に示すように、本実施の形態
のグローブボックス10は、車両のインストルメントパ
ネル11に装着される。このグローブボックス10は、
内部に収容物を収容可能なボックス本体12を備えてい
る。このボックス本体12は、上記インストルメントパ
ネル11の開口部内に固定されるとともに車室内側に向
けて開口されている。また、このグローブボックス10
は、上記ボックス本体12の開口の車室内側を開閉可能
な蓋体としてのリッド13を備えている。このリッド1
3は、ボックス本体12の開口を開放した状態におい
て、その大部分がボックス本体12の下方に設定される
収容スペース14に収納されるようになっている(図
2)。なお、このリッド13は、閉じられた状態におい
て、垂直方向に延びるように、詳しくは、その下部に比
べて上部が車室内側にせり出すように延設されている
(図3参照)。
【0033】また、このグローブボックス10は、上記
リッド13の全閉状態での固定とその固定の解除とが可
能な、周知の機構を有するロック機構15を備えてい
る。なお、この固定の解除は、上記インストルメントパ
ネル11に設けられた解除スイッチ16が操作されるこ
とにより行われる。
【0034】ところで、上記収容スペース14を小さく
するためには、上記リッド13を収容スペース14側の
端部近傍を回動の中心として全開状態にまで開動作させ
た後、同リッド13をボックス本体12の底壁に沿うよ
うに移動させて収容スペース14に収納することが好ま
しい。しかしながら、こうした2段階の動作によってリ
ッド13を開閉する構成では、操作性が低下すること
や、その操作時において違和感が生じることは否めな
い。
【0035】そこで、本実施の形態のグローブボックス
10では、上記リッド13を開閉させる際に、出来るだ
け連続的な動作により開閉させる構成とし、且つ同リッ
ド13を極力ボックス本体12の底壁に沿うように移動
させるようにしている。
【0036】以下、こうしたリッド13の移動を実現す
る開閉機構の具体構成を、図3及び図4に基づいて説明
する。なお、図3にはこの開閉機構の側面構造を示し、
図4には同開閉機構の底面構造を示している。
【0037】図3及び図4に示すように、この開閉機構
17は、略断面コの字形状に形成され、上記ボックス本
体12の底壁及び側壁下部に沿うように配設される基台
18を備えている。
【0038】上記リッド13の下端部の近傍には、後述
するスライダ28が連結される連結部20が設けられて
いる。また、このリッド13の下端部近傍には、同リッ
ド13の内面からほぼ直角に、且つ上記基台18の両側
壁21に沿うように延びるアーム22がそれぞれ設けら
れている。これらアーム22の先端には、上記基台18
の側壁21に向けて突出する支持軸23がそれぞれ突設
されている。また、この支持軸23の先端部には、摺動
体及びローラ手段をなすローラ24が回動可能に軸支さ
れている。
【0039】ここで、上記開閉機構17は、上記連結部
20を上記ボックス本体12の底壁面に沿うように移動
させる第1の機構19と、上記ローラ24を案内して、
リッド13の開放角度を調節する、すなわち同リッド1
3を開閉動作させる第2の機構25とに大別される。
【0040】以下では、先ず、上記第1の機構19の具
体構成を詳細に説明する。上記基台18の底壁面におけ
る後端近傍及び前端近傍には、それぞれ同基台18の左
右方向に延びるストッパ26が突設されている。これら
ストッパ26間には、上記基台18の前後方向に延びる
一対のシャフト27が架設されている。これらシャフト
27には、スライダ28が、そのシャフト27に沿って
上記基台18の前後方向に摺動可能に係合されている。
なお、このスライダ28は、自身が上記各ストッパ26
のうち何れか一方に当接することで、その移動が規制さ
れるようになっている。すなわち、このスライダ28
は、各ストッパ26により、その移動範囲が制限されて
いる。
【0041】また、上記基台18の底壁面には、一対の
ラック29が設けられている。これらラック29は、上
記各シャフト27と平行に延びるように、それぞれ取り
付けられている。一方、上記スライダ28には、歯車
(図示略)が設けられている。この歯車は、上記ラック
29と常時歯合するようになっている。
【0042】上記基台18の底壁面の後端近傍には、上
記スライダ28を基台18の後方に向けて付勢するスラ
イダ付勢手段としての付勢部30が設けられている。こ
の付勢部30は、詳しくは、基台18の底壁に回動可能
に配設されるリール31と、このリール31の内部に装
着される渦巻きバネ32と、一端がリール31に固定さ
れた状態で同リール31に巻きつけられるフィルム33
とにより構成されている。なお、このフィルム33の他
端は、上記スライダ28に固定されている。また、上記
渦巻きバネ32は、基台18の底壁とリール31との間
に介装され、上記フィルム33を巻き取る方向に同リー
ル31を常時付勢するようになっている。また、上記ス
ライダ28には、リッド13方向に延びる連結部34が
設けられている。そして、この連結部34は、上記リッ
ド13に設けられた連結部20に、回動可能に連結され
ている。すなわち、リッド13は、これら両連結部2
0,34からなるリンク42の回動軸を中心として、回
動可能にスライダ28に支持されている。
【0043】このように構成された第1の機構19で
は、スライダ28の移動が可能な状態になると、上記付
勢部30によって、スライダ28が上記基台18の底壁
面に沿うように移動される。これにより、上記リッド1
3に設けられた連結部20が、上記基台18の底壁面に
沿うように、すなわちボックス本体12の底壁面に沿う
ように移動される。
【0044】次に、上記第2の機構25の具体構成を詳
細に説明する。上記基台18の両側壁21には、ガイド
板35がそれぞれ取り付けられている。このガイド板3
5には、溝形状の第1のガイドレール36、第2のガイ
ドレール37、及び第3のガイドレール38が連続して
形成されている。そして、上記リッド13に設けられた
アーム22に軸支されたローラ24が、上記各ガイドレ
ール36,37,38のうちの何れかに、その延設方向
に摺動可能に係合されるようになっている。
【0045】以下、上記各ガイドレール36,37,3
8の延設形状を各別に詳細に説明する。 「第1のガイドレール36」この第1のガイドレール3
6は、上記リッド13の全閉状態での上記リンク42の
回動軸を中心とする円弧であって、この全閉状態での同
回動軸と上記ローラ24の回転中心との距離を半径とす
る円弧に沿うように延設される。また、その終端は、リ
ッド13が半開状態となったときに上記ローラ24が位
置する位置に設定される。なお、この第1のガイドレー
ル36は、上記基台18の底壁面と交差する方向、換言
すれば、上記連結部20の移動軌跡と交差する方向に延
びるように設けられている。また、上記半開状態とは、
リッド13が最大限開かれた状態(全開状態)と完全に
閉じられた状態(全閉状態)との間の状態である。そし
て、この半開状態は、本実施の形態では特に、リッド1
3の下部を開閉機構17と干渉させることなく、上記リ
ッド13の特にスライダ28に支持された部分、すなわ
ち連結部20を基台18の底壁面に沿うように移動させ
ることが可能な状態を意味する。
【0046】「第2のガイドレール」この第2のガイド
レール37は、第1のガイドレール36から基台18の
後方に向けて屈曲するように延設される。また、この第
2のガイドレール37は、その始端から終端にかけて、
上記連結部20の移動軌跡との上記基台18の上下方向
における間隔が徐々に大きくなるように延設される。そ
して、その終点では、上記間隔が、上記ローラ24を同
終点に位置させることで、上記リッド13が全開状態と
なる所定の間隔に設定される。換言すれば、リッド13
と基台18の底壁面とが略平行になるような所定の間隔
に設定される(図3に矢印Lで示す間隔)。
【0047】「第3のガイドレール」この第3のガイド
レール38は、上記基台18の底壁面と平行に延設され
る。詳しくは、この第3のガイドレール38は、上記所
定の間隔Lだけの間隔を置いて、上記連結部20の移動
軌跡と平行に延びるように延設される。
【0048】なお、こうした各ガイドレール36,3
7,38からなる第2の機構25は、これらガイドレー
ル36,37,38によるローラ24の案内を補助する
摺動体付勢手段としてのダンパ39を更に備えている。
【0049】このダンパ39は、円柱形状をなし、その
内部にバネ(図示略)が装着されている。このバネに
は、案内糸40の一端が取り付けられている。この案内
糸40の他端は、ダンパ39の外部に引き出されてい
る。そして、このバネは、上記案内糸40をダンパ39
の内部に引き込むように付勢している。また、このバネ
の付勢力は、上記案内糸40がダンパ39の内部から引
き出されるほど強くなるように設定されている。
【0050】このダンパ39は、上記スライダ28の後
端に取り付けられている。また、このダンパ39から引
き出されている上記案内糸40は、上記リッド13に設
けられたアーム22に係止されている。詳しくは、この
アーム22の先端近傍に案内板41が回動可能に連結さ
れ、この案内板41に上記案内糸40が係止されてい
る。これにより、このダンパ39の付勢力は、案内板4
1共々ローラ24をその案内方向に付勢するようになっ
ている。また、このダンパ39は、リッド13の開方向
の動きに伴ってその付勢力が増すように設定されてい
る。
【0051】以下、共に上述した第1の機構19と第2
の機構25とからなる開閉機構17の動作を、リッド1
3の動作、及びその作用と併せて、図5〜図7に基づい
て説明する。
【0052】なお、図5〜図7には、リッド13の開動
作過程における開閉機構17の側面構造をそれぞれ示し
ている。上記解除スイッチ16が操作されて、リッド1
3の全閉状態での固定が解除されると、先ず、上記ロー
ラ24が第1のガイドレール36に案内される(図5に
矢印Aで示す動作)。これに伴い、リッド13が半開状
態まで開動作される(図5に矢印Bで示す動作)。な
お、このリッド13の開動作は、リッド13自身の自重
により自律的に行われる。
【0053】このとき、連結部20はスライダ28によ
って基台18の底壁面に沿う方向に引っ張られている。
ところが、上記第1のガイドレール36が、基台18の
底壁面と交差する方向であって、上記リンク42の回動
軸を中心とする円弧に沿う方向に延設されている。この
ため、第1のガイドレール36によるローラ24の案内
のみが許可され、基台18の底壁面に沿う方向への連結
部20の移動についてはこれが規制される。
【0054】また、このとき、上記ダンパ39の付勢力
は、第1のガイドレール36によるローラ24の案内を
制限する方向に作用している。ところが、このとき、リ
ッド13はさほど開動作されていないために、その付勢
力は弱い。特に、本実施の形態の開閉機構17では、こ
のときのダンパ39の付勢力を、第1のガイドレール3
6によるローラ24の案内が妨げられるようになる所定
の強さよりも弱く設定している。このため、ダンパ39
の付勢力により、リッド13の開動作が妨げられること
はない。
【0055】こうしてローラ24が第1のガイドレール
36の終端まで案内された後、上記スライダ28によ
る、上記リッド13に設けられた連結部20についての
基台18の底壁面に沿う方向への案内(図6に矢印Dで
示す動作)が開始される。なお、この案内動作は、付勢
部30の付勢力により自動的に行われる。また、このと
き同時に、第2のガイドレール37によるローラ24の
案内(図6に矢印Cで示す動作)が開始される。これに
より、リッド13が、全開状態まで開動作されつつ、前
記収容スペース14に引き込まれるように移動される
(図5に矢印Eで示す動作)。なお、リッド13の開動
作に併せて上記ダンパ39から案内糸40が引き出され
る。そして、これに伴って増大するダンパ39の付勢力
により、ローラ24が第2のガイドレール37による案
内方向に付勢されるようになっている。
【0056】そして、ローラ24が第2のガイドレール
37の終端まで案内されると、次に、第3のガイドレー
ル38によるローラ24の案内(図7に矢印Fで示す動
作)が開始される。なお、このときにも、上述したスラ
イダ28による、上記リッド13に設けられた連結部2
0についての基台18の底壁面に沿う方向への案内は継
続されている(図7に矢印Gで示す動作)。これによ
り、リッド13が、全開状態に維持されたままスライダ
28に案内されて、上記収容スペース14に収容される
(図7に矢印Hで示す動作)。また、このときにも、ダ
ンパ39の付勢力により、ローラ24が第3のガイドレ
ール38による案内方向に付勢されている。
【0057】従って、本実施の形態によれば、以下のよ
うな効果を得ることができる。 (1)この開閉機構17では、リッド13の開操作に際
して、先ず、同リッド13が半開状態まで開動作され
る。その後、このリッド13が、全開状態にまで開動作
されつつ基台18の底壁面に沿うように移動される。こ
れにより、ボックス本体12の底壁からのリッド13の
突出量を好適に抑制しつつ、同リッド13を収容スペー
ス14に収容することができる。従って、リッド13自
身の収容に要するスペースを好適に低減することができ
る。
【0058】(2)この開閉機構17では、リッド13
からほぼ直角に延びるアーム22の先端部に設けられた
ローラ24を、リンク42の回動軸を回動中心として、
同リッド13を半開状態まで開動作させるように案内す
る第1のガイドレール36を形成するようにした。この
ため、ローラ24を第1のガイドレール36により案内
するといった簡易な構成により、半開状態を上限とする
リッド13の開動作を実現することができる。
【0059】(3)この開閉機構17では、リッド13
を、その全閉状態において、垂直方向に延びるように、
且つその下部に比べて上部が車室内側にせり出すように
延設するようにした。また、このリッド13の下端部近
傍に連結部20を設けるようにした。このため、リッド
13の全閉状態では、その自重が、自身の上部を車室内
側に回動させるように作用する。従って、ローラ24を
第1のガイドレール36で案内して、リッド13を半開
状態まで開動作させる際に、その開動作をリッド13の
自重によって自律的に行わせることができる。
【0060】(4)この開閉機構17では、リンク42
を介して、リッド13の下端部近傍を基台18の底壁面
に沿うように案内するスライダ28を設けるようにし
た。また、第1のガイドレール36から屈曲するように
連続して延設される第2のガイドレール37を設けるよ
うにした。更に、ローラ24を第2のガイドレール37
で案内したときに、この第2のガイドレール37と連結
部20の移動軌跡との間隔が、リッド13が基台18の
底壁面と略平行になる所定の間隔Lへと徐々に移行する
ように、第2のガイドレール37を延設するようにし
た。これにより、リッド13を、全開状態まで開動作さ
せつつ基台18の底壁面に沿うように移動させることが
できる。
【0061】(5)この開閉機構17では、第1のガイ
ドレール36を、連結部20の移動軌跡と交差する方向
に延設するようにした。これにより、リッド13が全閉
状態から半開状態まで開動作される期間では、第1のガ
イドレール36によるローラ24の案内のみが許可さ
れ、基台18の底壁面に沿う方向への連結部20の移動
についてはこれが規制される。従って、連結部20が基
台18の底壁面に沿う方向に不要に案内されてしまうこ
とを好適に制限することができる。
【0062】(6)この開閉機構17では、リッド13
を全開状態まで開動作させつつ基台18の底壁面に沿う
ように案内した後、同リッド13を、全開状態に維持し
たまま移動させて基台18の底壁面とほぼ平行に移動さ
せるようにした。このため、リッド13を可能な限り早
期に全開状態まで開動作させた後、同リッド13を、全
開状態に維持したまま移動させて収容スペース14に収
容することができる。
【0063】(7)この開閉機構17では、第2のガイ
ドレール37に連続して延設され、連結部20の移動軌
跡と略平行に延設される第3のガイドレール38を設け
るようにした。そして、この第3のガイドレール38と
連結部20の移動軌跡との間隔を、上記所定の間隔Lに
設定するようにした。これにより、リッド13を全閉状
態に維持したまま移動させるといった動作を実現するこ
とができる。
【0064】(8)この開閉機構17では、スライダ2
8を、基台18の後方に向けて付勢する付勢部30を設
けるようにした。このため、半開若しくは全開状態にあ
るリッド13についての、基台18の底壁面に沿う方向
への移動を円滑に行うことができる。
【0065】(9)この開閉機構17では、アーム22
の先端近傍に回転可能に連結された案内板41を介し
て、その案内板41共々ローラ24を、第2のガイドレ
ール37及び第3のガイドレール38による案内方向に
付勢するダンパ39を設けるようにした。このため、リ
ッド13の開操作に際し、第2のガイドレール37や第
3のガイドレール38によるローラ24の案内を円滑に
行うことができる。
【0066】(10)上記実施の形態では、付勢部30
やダンパ39を、ロック機構15が設けられたグローブ
ボックス10に設けられる開閉機構17に適用するよう
にした。このため、ロック機構15を解除することで、
リッド13を自動的に開動作させることができる。
【0067】(11)この開閉機構17では、リッド1
3の開動作に伴って、ダンパ39の付勢力が増すように
設定した。これにより、この付勢力がその案内を制限す
る方向に作用する期間であって、第1のガイドレール3
6によりローラ24が案内される期間において、その付
勢力を弱く設定することができる。このため、この期間
におけるダンパ39の付勢力を、第1のガイドレール3
6によるローラ24の案内が妨げられるようになる所定
の強さよりも弱く設定することができ、ダンパ39の付
勢力により、リッド13の開動作が妨げられることを好
適に抑制することができる。
【0068】また、その後のリッド13を半開状態から
全開状態に移行させる期間では、この移行に伴って増大
するダンパ39の付勢力により、第2のガイドレール3
7や第3のガイドレール38による案内方向にローラ2
4を付勢することができる。このため、これら各ガイド
レール37,38によるローラ24の案内を円滑に行う
ことができる。
【0069】(12)この開閉機構17では、アーム2
2の先端部にローラ24を回動可能に軸支させるように
した。これにより、各ガイドレール36,37,38に
よりアーム22の先端部を案内する際に生じる摺動抵抗
が大幅に低減され、その案内が円滑なものとなる。
【0070】(変形例)なお、本実施の形態は、以下の
ように変更して実施してもよい。 ・上記実施の形態では、基台18の底壁にラック29を
突設するとともに、スライダ28に同ラック29と常時
歯合する歯車を設けるようにしたが、これらラック29
及び歯車を省略してもよい。
【0071】・上記実施の形態では、内部にバネが装着
されるとともに、バネに案内糸40の一端が取り付けら
れたダンパ39が設けられる。そして、このダンパ39
によって、ローラ24が、第2のガイドレール37及び
第3のガイドレール38による案内方向に付勢される。
これに対して、ローラ24を第2のガイドレール37及
び第3のガイドレール38による案内方向に好適に付勢
することができるのであれば、このダンパ39に代え
て、任意の構成のダンパを採用することができる。ま
た、リッド13の開操作に際し、第2のガイドレール3
7や第3のガイドレール38による支持軸23の案内を
円滑に行えるのであれば、ダンパ39を省略してもよ
い。
【0072】・上記実施の形態では、アーム22の先端
部に支持軸23を突設するとともに、この支持軸23に
ローラ24を回動可能に軸支させるようにした。これに
対して、各ガイドレール36,37,38によるアーム
22の先端部の案内を円滑に行えるのであれば、これら
支持軸23及びローラ24に代えて、任意の構成を設け
ることができる。また、上記実施の形態において、ロー
ラ24を省略することも可能である。
【0073】・上記実施の形態では、アーム22の先端
部に回動可能に軸支されたローラ24を、溝形状に形成
された各ガイドレール36,37,38により案内する
ようにしたが、これに限定されるものではない。アーム
22の先端部を所望の方向に案内することが可能であれ
ば、その構成は任意に変更可能である。
【0074】・上記実施の形態では、リール31、渦巻
きバネ32、及びフィルム33からなる付勢部30を設
け、この付勢部30によって、スライダ28を基台18
の後方に向けて付勢するようにした。この付勢部30に
代えて、スライダ28を基台18の後方に向けて好適に
付勢することが可能であれば、任意の構成の付勢部を採
用することができる。
【0075】また、リッド13の開操作に際し、連結部
20についての基台18の底壁面に沿う方向への移動を
円滑に行えるのであれば、付勢部30を省略してもよ
い。この場合には、リッド13の開操作に際してリッド
13を自動的に開動作させることはできなくなるが、手
動操作により、リッド13を開操作すればよい。
【0076】・上記実施の形態では、リッド13の全閉
状態での固定とその固定の解除とが可能なロック機構1
5を設けるようにしたが、リッド13の全閉状態での好
適な保持が可能であれば、こうしたロック機構15を必
ずしも設ける必要はない。
【0077】・上記実施の形態では、本発明の蓋体の開
閉機構を車両のインストルメントパネル11に装着され
るグローブボックス10のリッド13に適用するように
したが、これに限定されるものではない。他に、例えば
スイッチボックスのカバーや、小物入れの蓋、オーディ
オカバー等にも本発明の蓋体の開閉機構は適用可能であ
る。
【0078】
【発明の効果】以上詳述したように、本願請求項1に記
載の発明によれば、蓋体自身の収容に要するスペースを
好適に低減することができる。
【0079】また、本願請求項2に記載の発明によれ
ば、前記請求項1に記載の発明の効果に加えて、摺動体
をガイドレールにより案内するといった簡易な構成によ
り、半開状態を上限とする蓋体の開動作を実現すること
ができる。
【0080】また、本願請求項3に記載の発明によれ
ば、前記請求項2に記載の発明の効果に加えて、蓋体を
全開状態まで開動作させつつ、同蓋体をボックスの一側
面側の収容スペースに収容させるといった動作を実現す
ることができる。
【0081】また、本願請求項4に記載の発明によれ
ば、前記請求項2に記載の発明の効果に加えて、蓋体を
可能な限り早期に全開状態まで開動作させた後、蓋体を
全開状態に維持したまま移動させて収容スペースに収容
させることができる。しかも、こうした蓋体の動作を、
蓋体の一辺側の端部近傍をボックスの一側面に沿うよう
にスライドさせるとともに、アームの先端部に支持され
た摺動体をガイドレールによって案内するといった構成
によって実現することができる。
【0082】また、本願請求項5に記載の発明によれ
ば、前記請求項3または請求項4に記載の発明の効果に
加えて、第2のガイド手段による蓋体の開動作に際し、
蓋体の一辺側の端部近傍についての、スライダによるボ
ックスの一側面に沿う方向へのスライドを円滑に行うこ
とができる。
【0083】また、本願請求項6に記載の発明によれ
ば、前記請求項2〜請求項5のうち何れか一項に記載の
発明の効果に加えて、蓋体の開動作に際し、ガイドレー
ルによる摺動体の案内を円滑に行うことができる。
【0084】また、本願請求項7に記載の発明によれ
ば、前記請求項6に記載の発明の効果に加えて、蓋体を
半開状態まで開動作させる期間において、その開動作が
摺動体付勢手段の付勢力によって妨げられることを好適
に抑制することができる。しかも、その後の蓋体を半開
状態から全開状態に開動作させる期間では、第2のガイ
ドレールによる摺動体の円滑な案内を図ることができ
る。
【0085】また、本願請求項8に記載の発明によれ
ば、前記請求項2〜請求項7のうち何れか一項に記載の
発明の効果に加えて、ガイドレールによる摺動体の案内
を円滑に行うことができる。
【0086】また、本願請求項9に記載の発明によれ
ば、前記請求項1〜請求項8のうち何れか一項に記載の
発明を、ロック機構が設けられた蓋体の開閉機構に適用
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態が適用されるグローブボ
ックスの正面図。
【図2】同実施の形態が適用されるグローブボックスの
正面図。
【図3】同実施の形態の開閉機構の側面図。
【図4】同開閉機構の底面図。
【図5】リッドの開動作過程における開閉機構の側面
図。
【図6】リッドの開動作過程における開閉機構の側面
図。
【図7】リッドの開動作過程における開閉機構の側面
図。
【図8】従来例の蓋体の開閉機構を示す側面図。
【図9】他の従来例の蓋体の開閉機構を示す側面図。
【符号の説明】
12…ボックス本体、13…蓋体としてのリッド、14
…収容スペース、15…ロック機構、17…開閉機構、
20…連結部、22…アーム、24…摺動体及びローラ
手段をなすローラ、30…スライダ付勢手段としての付
勢部、36…第1のガイドレール、37…第2のガイド
レール、38…第3のガイドレール、36…摺動体付勢
手段としてのダンパ、41…案内板、42…リンク。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボックスの一面を開閉する蓋体に設けられ
    て、同蓋体の開操作に伴い、その一辺側を支持しつつこ
    れを該支持する辺に対応する前記ボックスの一側面側に
    収容する蓋体の開閉機構において、 前記蓋体の開操作に際し、これを収容する前記ボックス
    の一側面側の端部近傍を回動の中心として前記蓋体を半
    開状態まで開動作させるように案内する第1のガイド手
    段と、この半開状態まで案内された蓋体を全開状態まで
    開動作させつつこれを前記ボックスの一側面側の収容ス
    ペースに収容するように案内する第2のガイド手段とを
    備えることを特徴する蓋体の開閉機構。
  2. 【請求項2】前記蓋体はその前記支持される一辺側の両
    端部内側に同蓋体の内面からほぼ直角に延出されるアー
    ムと、そのアームの先端部に支持された摺動体とを備
    え、前記第1のガイド手段は、前記蓋体の開操作に際
    し、これを収容する前記ボックスの一側面側の端部近傍
    を回動の中心として前記摺動体を前記蓋体の半開状態に
    対応した位置まで案内する第1のガイドレールであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の蓋体の開閉機構。
  3. 【請求項3】前記第2のガイド手段は、前記蓋体の前記
    支持される一辺側の端部近傍に回動可能に連結されたリ
    ンクを介して前記蓋体の前記支持される一辺側を前記ボ
    ックスの前記一側面に沿って前記収容スペースに引き込
    むようにスライドするスライダと、前記第1のガイドレ
    ールから屈折するように延設されて前記アームの先端部
    に支持された摺動体を少なくとも前記蓋体の全開状態に
    対応した位置まで案内する第2のガイドレールとを備え
    て構成されることを特徴とする請求項2に記載の蓋体の
    開閉機構。
  4. 【請求項4】前記第2のガイド手段は、前記蓋体の前記
    支持される一辺側の端部近傍に回動可能に連結されたリ
    ンクを介して前記蓋体の前記支持される一辺側を前記ボ
    ックスの前記一側面に沿って前記収容スペースに引き込
    むようにスライドするスライダと、前記第1のガイドレ
    ールから屈折するように延設されて前記アームの先端部
    に支持された摺動体を前記蓋体の全開状態に対応した位
    置まで案内する第2のガイドレールと、該第2のガイド
    レールから更に前記ボックスの前記一側面とほぼ平行に
    延設されて前記アームの先端部に支持された摺動体を前
    記蓋体が前記ボックスの前記収容スペースに収まる位置
    まで案内する第3のガイドレールとを備えて構成される
    ことを特徴とする請求項2に記載の蓋体の開閉機構。
  5. 【請求項5】請求項3または請求項4に記載の蓋体の開
    閉機構において、 前記半開もしくは全開状態にある蓋体を前記ボックスの
    前記収容スペース側に引き込むように前記スライダを付
    勢するスライダ付勢手段を更に備えることを特徴とする
    蓋体の開閉機構。
  6. 【請求項6】請求項2〜請求項5のうち何れか一項に記
    載の蓋体の開閉機構において、 前記アームの先端部近傍に回転可能に連結された案内板
    を介して、アーム共々前記摺動体をその案内方向に付勢
    する摺動体付勢手段を更に備えることを特徴とする蓋体
    の開閉機構。
  7. 【請求項7】前記摺動体付勢手段は、前記蓋体の開方向
    への動きに伴って徐々に付勢力が増すようにその付勢力
    が設定されてなることを特徴とする請求項6に記載の蓋
    体の開閉機構。
  8. 【請求項8】前記摺動体が、前記アームの先端部に回転
    可能に軸支されたローラ手段であることを特徴とする請
    求項2〜請求項7のうち何れか一項に記載の蓋体の開閉
    機構。
  9. 【請求項9】請求項1〜請求項8のうち何れか一項に記
    載の蓋体の開閉機構において、 前記蓋体の全閉状態において解除可能に同状態にロック
    するロック機構を更に備えることを特徴とする蓋体の開
    閉機構。
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