JP2003162044A - レチクル、露光方法及び装置 - Google Patents
レチクル、露光方法及び装置Info
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- JP2003162044A JP2003162044A JP2001361695A JP2001361695A JP2003162044A JP 2003162044 A JP2003162044 A JP 2003162044A JP 2001361695 A JP2001361695 A JP 2001361695A JP 2001361695 A JP2001361695 A JP 2001361695A JP 2003162044 A JP2003162044 A JP 2003162044A
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- Japan
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- reticle
- pellicle
- exposure
- space
- pellicle frame
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- Pending
Links
Landscapes
- Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 レチクル装着直後から露光を行なうことが可
能でありスループットの低下を防止することができるレ
チクル、露光方法及び装置を提供する。 【解決手段】 被処理体に転写パターンを露光する投影
光学系に使用されるレチクルであって、前記転写パター
ンが形成された基板と、前記転写パターンを周囲のパー
ティクルから保護するペリクル膜と、前記ペリクル膜を
支持するペリクル枠とを有し、前記基板と前記ペリクル
膜と前記ペリクル枠とによって形成されるペリクル空間
内の気体を換気するための複数の通気孔が、当該ペリク
ル枠において対向して設けられたことを特徴とするレチ
クルを提供する。
能でありスループットの低下を防止することができるレ
チクル、露光方法及び装置を提供する。 【解決手段】 被処理体に転写パターンを露光する投影
光学系に使用されるレチクルであって、前記転写パター
ンが形成された基板と、前記転写パターンを周囲のパー
ティクルから保護するペリクル膜と、前記ペリクル膜を
支持するペリクル枠とを有し、前記基板と前記ペリクル
膜と前記ペリクル枠とによって形成されるペリクル空間
内の気体を換気するための複数の通気孔が、当該ペリク
ル枠において対向して設けられたことを特徴とするレチ
クルを提供する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般には、レチク
ル、露光方法及び装置に係り、特に、走査露光に用いる
レチクル、露光方法及び装置に関する。本発明のレチク
ル、露光方法及び装置は、例えば、IC、LSI等の半
導体チップ、液晶パネル等の表示素子、磁気ヘッド等の
検出素子、CCD等の撮像素子といった各種デバイスの
製造に用いられる。
ル、露光方法及び装置に係り、特に、走査露光に用いる
レチクル、露光方法及び装置に関する。本発明のレチク
ル、露光方法及び装置は、例えば、IC、LSI等の半
導体チップ、液晶パネル等の表示素子、磁気ヘッド等の
検出素子、CCD等の撮像素子といった各種デバイスの
製造に用いられる。
【0002】
【従来の技術】近年の電子機器の小型化及び薄型化の要
請から、電子機器に搭載される半導体素子の微細化への
要求はますます高くなってきている。半導体素子を製造
するための焼付け(リソグラフィー)方法としては、投
影露光装置が従来から使用されている。投影露光装置
は、レチクル又はマスク(以下、本出願では交換可能に
使用する。)に形成されたパターンを投影光学系を介し
てウェハ等のプレートに投影露光する。
請から、電子機器に搭載される半導体素子の微細化への
要求はますます高くなってきている。半導体素子を製造
するための焼付け(リソグラフィー)方法としては、投
影露光装置が従来から使用されている。投影露光装置
は、レチクル又はマスク(以下、本出願では交換可能に
使用する。)に形成されたパターンを投影光学系を介し
てウェハ等のプレートに投影露光する。
【0003】投影露光装置で転写できる最小の寸法(解
像度)は、露光に用いる光の波長に比例し、投影光学系
の開口数(NA)に反比例する。従って、波長を短くす
ればするほど解像度はよくなる。このため、近年の光源
は、波長の短いKrFエキシマレーザー(波長約248
nm)やArFエキシマレーザー(波長約193nm)
が用いられ、F2レーザー(波長約157nm)の実用
化も進んでいる。
像度)は、露光に用いる光の波長に比例し、投影光学系
の開口数(NA)に反比例する。従って、波長を短くす
ればするほど解像度はよくなる。このため、近年の光源
は、波長の短いKrFエキシマレーザー(波長約248
nm)やArFエキシマレーザー(波長約193nm)
が用いられ、F2レーザー(波長約157nm)の実用
化も進んでいる。
【0004】しかし、露光雰囲気中に酸素や水分が存在
すると、透過率や露光光強度の低下、及び、有害なオゾ
ンガスの発生をもたらす。この結果、解像度やスループ
ットが低下したりする。このため、短波長光を光源とす
る露光装置においては、光路部分を可能な限り密閉し、
例えば、高純度窒素のような酸素や水分を含まない気体
で内部の雰囲気を置換し、酸素及び水分を数ppm以下
の濃度に管理することによって光の透過率の低下やオゾ
ン発生を回避している。
すると、透過率や露光光強度の低下、及び、有害なオゾ
ンガスの発生をもたらす。この結果、解像度やスループ
ットが低下したりする。このため、短波長光を光源とす
る露光装置においては、光路部分を可能な限り密閉し、
例えば、高純度窒素のような酸素や水分を含まない気体
で内部の雰囲気を置換し、酸素及び水分を数ppm以下
の濃度に管理することによって光の透過率の低下やオゾ
ン発生を回避している。
【0005】その際、図9に示すように、レチクル10
00には基板1100の転写パターンが形成されている
面1200をパーティクルから保護する目的でペリクル
膜1300が設けられている。ここで、図9は、従来の
レチクル1000の概略斜視図である。ペリクル膜13
00は、非常に薄い有機膜で形成され、圧力変動によっ
て膨らんだりへこんだりしないように圧力調整用の小さ
な孔1500がペリクル枠1400に設けられている。
しかし、従来のレチクル構造では、ペリクル膜1300
とペリクル枠1400と基板1100で形成された空間
(以下、ペリクル空間とする。)1600の雰囲気中の
酸素や水分も露光光に影響を与えるため、ペリクル空間
1600内も露光光に悪影響を与えない高純度窒素等の
気体に置換し、酸素及び水分の濃度を数ppm以下に管
理する必要が生じている。そこで、ペリクル枠1400
に設けられる孔1500の数と開口を大きくして強制的
又は過渡的にペリクル空間内1600の気体を高純度窒
素ガス等に置換することが提案されている。
00には基板1100の転写パターンが形成されている
面1200をパーティクルから保護する目的でペリクル
膜1300が設けられている。ここで、図9は、従来の
レチクル1000の概略斜視図である。ペリクル膜13
00は、非常に薄い有機膜で形成され、圧力変動によっ
て膨らんだりへこんだりしないように圧力調整用の小さ
な孔1500がペリクル枠1400に設けられている。
しかし、従来のレチクル構造では、ペリクル膜1300
とペリクル枠1400と基板1100で形成された空間
(以下、ペリクル空間とする。)1600の雰囲気中の
酸素や水分も露光光に影響を与えるため、ペリクル空間
1600内も露光光に悪影響を与えない高純度窒素等の
気体に置換し、酸素及び水分の濃度を数ppm以下に管
理する必要が生じている。そこで、ペリクル枠1400
に設けられる孔1500の数と開口を大きくして強制的
又は過渡的にペリクル空間内1600の気体を高純度窒
素ガス等に置換することが提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】露光の際には、レチク
ルステージから離れた場所にあるレチクルホルダーから
レチクルを搬送してレチクルステージに設置する必要が
ある。しかし、レチクルの搬送経路は露光光路領域に比
べて非常に大きな空間であり、酸素及び水分濃度を数p
pm以下に管理するには装置が大がかりとなると共に雰
囲気を管理するコストも高くなるため、一般には、搬送
経路空間は、露光光路領域と同等の酸素及び水分濃度に
管理された高純度窒素ガス雰囲気に制御されていない。
ルステージから離れた場所にあるレチクルホルダーから
レチクルを搬送してレチクルステージに設置する必要が
ある。しかし、レチクルの搬送経路は露光光路領域に比
べて非常に大きな空間であり、酸素及び水分濃度を数p
pm以下に管理するには装置が大がかりとなると共に雰
囲気を管理するコストも高くなるため、一般には、搬送
経路空間は、露光光路領域と同等の酸素及び水分濃度に
管理された高純度窒素ガス雰囲気に制御されていない。
【0007】従って、ペリクル枠に設ける孔の数と開口
を単純に大きくしただけでは、ペリクル空間内の酸素及
び水分濃度は、レチクル搬送の際に搬送経路空間の雰囲
気の影響を受け、特に、圧力調整用の孔に近い部分から
中心に向かって酸素や水分が進入してくるために酸素及
び水分の濃度分布が生じることになる。かかる状態でレ
チクルステージに設置され露光が開始されるとペリクル
空間内の酸素や水分の濃度差によって露光光透過率が変
わるために露光むらを生じてしまう。
を単純に大きくしただけでは、ペリクル空間内の酸素及
び水分濃度は、レチクル搬送の際に搬送経路空間の雰囲
気の影響を受け、特に、圧力調整用の孔に近い部分から
中心に向かって酸素や水分が進入してくるために酸素及
び水分の濃度分布が生じることになる。かかる状態でレ
チクルステージに設置され露光が開始されるとペリクル
空間内の酸素や水分の濃度差によって露光光透過率が変
わるために露光むらを生じてしまう。
【0008】更に、ペリクル空間の寸法は、例えば、幅
120mm、長さ150mm、高さ3乃至6mmと薄く
広い空間であるため、生じた濃度分布を均一化するには
時間を要する。従って、濃度分布に起因する露光むらを
避けるためには、レチクルを設置した後にペリクル空間
の濃度分布が緩和するまで数分から数十分待つ必要があ
り、スループットの低下を招いてしまう。
120mm、長さ150mm、高さ3乃至6mmと薄く
広い空間であるため、生じた濃度分布を均一化するには
時間を要する。従って、濃度分布に起因する露光むらを
避けるためには、レチクルを設置した後にペリクル空間
の濃度分布が緩和するまで数分から数十分待つ必要があ
り、スループットの低下を招いてしまう。
【0009】そこで、本発明は、レチクル装着直後から
露光を行なうことが可能でありスループットの低下を防
止することができるレチクル、露光方法及び装置を提供
することを例示的目的とする。
露光を行なうことが可能でありスループットの低下を防
止することができるレチクル、露光方法及び装置を提供
することを例示的目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の一側面としてのレチクルは、被処理体に転
写パターンを露光する投影光学系に使用されるレチクル
であって、前記転写パターンが形成された基板と、前記
転写パターンを周囲のパーティクルから保護するペリク
ル膜と、前記ペリクル膜を支持するペリクル枠とを有
し、前記基板と前記ペリクル膜と前記ペリクル枠とによ
って形成されるペリクル空間内の気体を換気するための
複数の通気孔を当該ペリクル枠に設け、かつ当該通気孔
の大多数もしくは全てが該レチクルが走査される方向に
面した該ペリクル枠の対向する二辺上に設けられたこと
を特徴とする。かかるレチクルによれば、ペリクル空間
内に酸素や水分などの不純物が混入した際に、不純物の
濃度分布をレチクルの走査方向に縞状に形成することが
できる。前記複数の通気孔は、前記対向する二辺のペリ
クル枠の一辺につき3箇所以上に分散して設けたことを
特徴とする。これにより、ペリクル空間内に酸素や水分
などの不純物が混入した際に形成される縞状の不純物の
濃度分布をより均一にすることができる。前記ペリクル
枠の内側の総面積と前記ペリクル枠に設けられた複数の
通気孔の開口の総面積との比を開口率とすると、当該開
口率が0.1%以上である。これにより、ペリクル空間
内の気体を容易に換気することができる。また、レチク
ル搬送の際において、ペリクル空間が周囲の雰囲気から
受ける影響を少なくすることができる。前記ペリクル枠
の内側の総面積と前記ペリクル枠に設けられた複数の通
気孔の開口の総面積との比を開口率とすると、当該開口
率が5%以下であることを特徴とする。これにより、ペ
リクル空間に不純物がより多く混入してくることを防ぐ
ことができる。前記ペリクル枠に設けられた複数の通気
孔は、前記ペリクル空間に異物が混入することを防ぐフ
ィルターを有してもよい。
に、本発明の一側面としてのレチクルは、被処理体に転
写パターンを露光する投影光学系に使用されるレチクル
であって、前記転写パターンが形成された基板と、前記
転写パターンを周囲のパーティクルから保護するペリク
ル膜と、前記ペリクル膜を支持するペリクル枠とを有
し、前記基板と前記ペリクル膜と前記ペリクル枠とによ
って形成されるペリクル空間内の気体を換気するための
複数の通気孔を当該ペリクル枠に設け、かつ当該通気孔
の大多数もしくは全てが該レチクルが走査される方向に
面した該ペリクル枠の対向する二辺上に設けられたこと
を特徴とする。かかるレチクルによれば、ペリクル空間
内に酸素や水分などの不純物が混入した際に、不純物の
濃度分布をレチクルの走査方向に縞状に形成することが
できる。前記複数の通気孔は、前記対向する二辺のペリ
クル枠の一辺につき3箇所以上に分散して設けたことを
特徴とする。これにより、ペリクル空間内に酸素や水分
などの不純物が混入した際に形成される縞状の不純物の
濃度分布をより均一にすることができる。前記ペリクル
枠の内側の総面積と前記ペリクル枠に設けられた複数の
通気孔の開口の総面積との比を開口率とすると、当該開
口率が0.1%以上である。これにより、ペリクル空間
内の気体を容易に換気することができる。また、レチク
ル搬送の際において、ペリクル空間が周囲の雰囲気から
受ける影響を少なくすることができる。前記ペリクル枠
の内側の総面積と前記ペリクル枠に設けられた複数の通
気孔の開口の総面積との比を開口率とすると、当該開口
率が5%以下であることを特徴とする。これにより、ペ
リクル空間に不純物がより多く混入してくることを防ぐ
ことができる。前記ペリクル枠に設けられた複数の通気
孔は、前記ペリクル空間に異物が混入することを防ぐフ
ィルターを有してもよい。
【0011】本発明の別の側面としての露光装置は、被
処理体に転写パターンを露光する投影光学系に使用され
るレチクルであって、前記転写パターンが形成された基
板と、前記転写パターンを周囲のパーティクルから保護
するペリクル膜と、前記ペリクル膜を支持するペリクル
枠とを有し、当該ペリクル枠に設けられた前記基板と前
記ペリクル膜と前記ペリクル枠とによって形成されるペ
リクル空間内の気体を換気するための複数の通気孔を走
査方向と一致させてレチクルステージに装着されたレチ
クルと、前記レチクルを走査する走査手段と、前記ペリ
クル空間内の露光光透過率分布を検出する検出手段と、
前記検出手段が検出した前記露光光透過率分布に基づい
て前記被処理体上の露光量を制御する制御部とを有す
る。かかる露光装置によれば、ペリクル空間内の不純物
濃度が走査方向に形成されるため、不純物濃度を基に透
過率を算出して走査露光中の露光量を制御することがで
きる。また、不純物濃度分布に応じて露光量を制御する
ことにより、レチクルを装着した直後でも露光むらを発
生させることなく露光を行なうことができる。前記不純
物は、酸素及び水分である。前記透過率分布の検出手段
は前記ペリクル空間内に混入した酸素及び水分からなる
不純物濃度から算出する手段である。前記算出手段は、
前記レチクルを保管するレチクルホルダーから前記レチ
クルステージまでの搬送経路における前記不純物の濃度
から前記ペリクル空間における前記不純物の濃度分布を
算出する。前記算出手段は、前記レチクルを保管するレ
チクルホルダーから前記レチクルステージに前記レチク
ルを装着する時間から前記ペリクル空間における前記不
純物の濃度分布を算出する。前記制御部は、前記露光に
用いられる露光光を発生させる光源のパルス数又は出力
パワーを変更して前記被処理体上の露光量を制御する。
前記制御部は、前記レチクルの走査速度を変更して前記
被処理体上の露光量を制御する。
処理体に転写パターンを露光する投影光学系に使用され
るレチクルであって、前記転写パターンが形成された基
板と、前記転写パターンを周囲のパーティクルから保護
するペリクル膜と、前記ペリクル膜を支持するペリクル
枠とを有し、当該ペリクル枠に設けられた前記基板と前
記ペリクル膜と前記ペリクル枠とによって形成されるペ
リクル空間内の気体を換気するための複数の通気孔を走
査方向と一致させてレチクルステージに装着されたレチ
クルと、前記レチクルを走査する走査手段と、前記ペリ
クル空間内の露光光透過率分布を検出する検出手段と、
前記検出手段が検出した前記露光光透過率分布に基づい
て前記被処理体上の露光量を制御する制御部とを有す
る。かかる露光装置によれば、ペリクル空間内の不純物
濃度が走査方向に形成されるため、不純物濃度を基に透
過率を算出して走査露光中の露光量を制御することがで
きる。また、不純物濃度分布に応じて露光量を制御する
ことにより、レチクルを装着した直後でも露光むらを発
生させることなく露光を行なうことができる。前記不純
物は、酸素及び水分である。前記透過率分布の検出手段
は前記ペリクル空間内に混入した酸素及び水分からなる
不純物濃度から算出する手段である。前記算出手段は、
前記レチクルを保管するレチクルホルダーから前記レチ
クルステージまでの搬送経路における前記不純物の濃度
から前記ペリクル空間における前記不純物の濃度分布を
算出する。前記算出手段は、前記レチクルを保管するレ
チクルホルダーから前記レチクルステージに前記レチク
ルを装着する時間から前記ペリクル空間における前記不
純物の濃度分布を算出する。前記制御部は、前記露光に
用いられる露光光を発生させる光源のパルス数又は出力
パワーを変更して前記被処理体上の露光量を制御する。
前記制御部は、前記レチクルの走査速度を変更して前記
被処理体上の露光量を制御する。
【0012】本発明の更に別の側面としての露光方法
は、被処理体に転写パターンを露光する投影光学系に使
用されるレチクルであって、前記転写パターンが形成さ
れた基板と、前記転写パターンを周囲のパーティクルか
ら保護するペリクル膜と、前記ペリクル膜を支持するペ
リクル枠とを有し、前記基板と前記ペリクル膜と前記ペ
リクル枠とによって形成されるペリクル空間内の気体を
換気するための複数の通気孔が、当該ペリクル枠におい
て対向した二辺に設けられたレチクルを当該通気孔と当
該レチクルの走査方向とを一致させて装着するステップ
と、前記レチクルを走査して前記ペリクル空間の透過率
を測定するステップと、前記測定ステップで測定された
透過率を基に露光中の前記レチクルの走査位置に応じて
前記被処理体上の露光量を補正するステップとを有す
る。かかる露光方法によれば、ペリクル空間の透過率分
布が走査方向に形成される。従って、透過率分布に応じ
て露光量を補正することができるため、レチクル装着直
後でも露光むらを発生することなく露光を行なうことが
できる。
は、被処理体に転写パターンを露光する投影光学系に使
用されるレチクルであって、前記転写パターンが形成さ
れた基板と、前記転写パターンを周囲のパーティクルか
ら保護するペリクル膜と、前記ペリクル膜を支持するペ
リクル枠とを有し、前記基板と前記ペリクル膜と前記ペ
リクル枠とによって形成されるペリクル空間内の気体を
換気するための複数の通気孔が、当該ペリクル枠におい
て対向した二辺に設けられたレチクルを当該通気孔と当
該レチクルの走査方向とを一致させて装着するステップ
と、前記レチクルを走査して前記ペリクル空間の透過率
を測定するステップと、前記測定ステップで測定された
透過率を基に露光中の前記レチクルの走査位置に応じて
前記被処理体上の露光量を補正するステップとを有す
る。かかる露光方法によれば、ペリクル空間の透過率分
布が走査方向に形成される。従って、透過率分布に応じ
て露光量を補正することができるため、レチクル装着直
後でも露光むらを発生することなく露光を行なうことが
できる。
【0013】本発明の更に別の側面としての装着方法
は、被処理体に転写パターンを露光する投影光学系に使
用されるレチクルであって、前記転写パターンが形成さ
れた基板と、前記転写パターンを周囲のパーティクルか
ら保護するペリクル膜と、前記ペリクル膜を支持するペ
リクル枠とを有し、前記基板と前記ペリクル膜と前記ペ
リクル枠とによって形成されるペリクル空間内の気体を
換気するための複数の通気孔が、当該ペリクル枠におい
て対向して設けられたレチクルを、当該通気孔を前記レ
チクルの走査方向に一致させるように装着する。かかる
装着方法の作用も上述のレチクルと同様の作用を奏す
る。
は、被処理体に転写パターンを露光する投影光学系に使
用されるレチクルであって、前記転写パターンが形成さ
れた基板と、前記転写パターンを周囲のパーティクルか
ら保護するペリクル膜と、前記ペリクル膜を支持するペ
リクル枠とを有し、前記基板と前記ペリクル膜と前記ペ
リクル枠とによって形成されるペリクル空間内の気体を
換気するための複数の通気孔が、当該ペリクル枠におい
て対向して設けられたレチクルを、当該通気孔を前記レ
チクルの走査方向に一致させるように装着する。かかる
装着方法の作用も上述のレチクルと同様の作用を奏す
る。
【0014】本発明の更に別の側面としてのデバイス製
造方法は、上述のレチクル及び/又は露光装置を用いて
被処理体を投影露光するステップと、前記投影露光され
た前記被処理体に所定のプロセスを行なうステップとを
有する。上述のレチクル及び/又は露光装置の作用と同
様の作用を奏するデバイス製造方法の請求項は、中間及
び最終結果物であるデバイス自体にもその効力が及ぶ。
また、かかるデバイスは、例えば、LSIやVLSIな
どの半導体チップ、CCD、LCD、磁気センサー、薄
膜磁気ヘッドなどを含む。
造方法は、上述のレチクル及び/又は露光装置を用いて
被処理体を投影露光するステップと、前記投影露光され
た前記被処理体に所定のプロセスを行なうステップとを
有する。上述のレチクル及び/又は露光装置の作用と同
様の作用を奏するデバイス製造方法の請求項は、中間及
び最終結果物であるデバイス自体にもその効力が及ぶ。
また、かかるデバイスは、例えば、LSIやVLSIな
どの半導体チップ、CCD、LCD、磁気センサー、薄
膜磁気ヘッドなどを含む。
【0015】本発明の更なる目的又はその他の特徴は、
以下添付図面を説明される好ましい実施例によって明ら
かにされるであろう。
以下添付図面を説明される好ましい実施例によって明ら
かにされるであろう。
【0016】本発明の更なる目的又はその他の特徴は、
以下添付図面を参照して説明される好ましい実施例によ
って明らかにされるであろう。
以下添付図面を参照して説明される好ましい実施例によ
って明らかにされるであろう。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の一態様である露光装置1について説明する。但し、本
発明はこれらの実施例に限定するものではなく、本発明
の目的が達成される範囲において、各構成要素が代替的
に置換されてもよい。ここで、図1は、本実施形態の露
光装置1の概略ブロック図である。露光装置1は、図1
に示すように、照明装置100と、レチクル200と、
投影光学系300と、プレート400と、制御部500
とを有する。
の一態様である露光装置1について説明する。但し、本
発明はこれらの実施例に限定するものではなく、本発明
の目的が達成される範囲において、各構成要素が代替的
に置換されてもよい。ここで、図1は、本実施形態の露
光装置1の概略ブロック図である。露光装置1は、図1
に示すように、照明装置100と、レチクル200と、
投影光学系300と、プレート400と、制御部500
とを有する。
【0018】露光装置1は、ステップアンドスキャン方
式でレチクル200に形成された回路パターンをプレー
ト400に露光する投影露光装置である。かかる露光装
置は、サブミクロンやクオーターミクロン以下のリソグ
ラフィ工程に好適である。ここで、「ステップアンドス
キャン方式」は、マスクに対してウェハを連続的にスキ
ャンしてマスクパターンをウェハに露光すると共に、1
ショットの露光終了後ウェハをステップ移動して、次の
ショットの露光領域に移動する露光方法である。
式でレチクル200に形成された回路パターンをプレー
ト400に露光する投影露光装置である。かかる露光装
置は、サブミクロンやクオーターミクロン以下のリソグ
ラフィ工程に好適である。ここで、「ステップアンドス
キャン方式」は、マスクに対してウェハを連続的にスキ
ャンしてマスクパターンをウェハに露光すると共に、1
ショットの露光終了後ウェハをステップ移動して、次の
ショットの露光領域に移動する露光方法である。
【0019】露光光に紫外光、遠紫外光及び真空紫外光
などの短波長光を用いる露光装置においては、露光光の
通過する空間に酸素や水分が存在すると露光光を吸収し
てしまう。そこで、露光装置1は、光源部110から照
明光学系120までの光路及び投影光学系300の光路
を気密構造にして高純度の窒素ガスあるいはヘリウムガ
スで充満させている。また気密構造にできない部分は周
辺を覆って高純度の窒素ガスあるいはヘリウムガスを供
給し続けて酸素や水分の濃度を下げる等の工夫がなされ
る。
などの短波長光を用いる露光装置においては、露光光の
通過する空間に酸素や水分が存在すると露光光を吸収し
てしまう。そこで、露光装置1は、光源部110から照
明光学系120までの光路及び投影光学系300の光路
を気密構造にして高純度の窒素ガスあるいはヘリウムガ
スで充満させている。また気密構造にできない部分は周
辺を覆って高純度の窒素ガスあるいはヘリウムガスを供
給し続けて酸素や水分の濃度を下げる等の工夫がなされ
る。
【0020】照明装置100は、転写用の回路パターン
212が形成されたレチクル200を照明し、光源部1
10と照明光学系120とを有する。
212が形成されたレチクル200を照明し、光源部1
10と照明光学系120とを有する。
【0021】光源部110は、例えば、光源としてレー
ザーを使用する。レーザーは、波長約193nmのAr
Fエキシマレーザー、波長約248nmのKrFエキシ
マレーザー、波長約153nmのF2レーザーなどを使
用することができるが、レーザーの種類はエキシマレー
ザーに限定されず、例えば、YAGレーザーを使用して
もよいし、そのレーザーの個数も限定されない。例え
ば、独立に動作する2個の固体レーザーを使用すれば固
体レーザー間相互のコヒーレンスはなく、コヒーレンス
に起因するスペックルはかなり低減する。さらにスペッ
クルを低減するために光学系を直線的又は回転的に揺動
させてもよい。また、光源部110にレーザーが使用さ
れる場合、レーザー光源からの平行光束を所望のビーム
形状に整形する光束整形光学系、コヒーレントなレーザ
ー光束をインコヒーレント化するインコヒーレント化光
学系を使用することが好ましい。また、光源部110に
使用可能な光源はレーザーに限定されるものではなく、
一又は複数の水銀ランプやキセノンランプなどのランプ
も使用可能である。
ザーを使用する。レーザーは、波長約193nmのAr
Fエキシマレーザー、波長約248nmのKrFエキシ
マレーザー、波長約153nmのF2レーザーなどを使
用することができるが、レーザーの種類はエキシマレー
ザーに限定されず、例えば、YAGレーザーを使用して
もよいし、そのレーザーの個数も限定されない。例え
ば、独立に動作する2個の固体レーザーを使用すれば固
体レーザー間相互のコヒーレンスはなく、コヒーレンス
に起因するスペックルはかなり低減する。さらにスペッ
クルを低減するために光学系を直線的又は回転的に揺動
させてもよい。また、光源部110にレーザーが使用さ
れる場合、レーザー光源からの平行光束を所望のビーム
形状に整形する光束整形光学系、コヒーレントなレーザ
ー光束をインコヒーレント化するインコヒーレント化光
学系を使用することが好ましい。また、光源部110に
使用可能な光源はレーザーに限定されるものではなく、
一又は複数の水銀ランプやキセノンランプなどのランプ
も使用可能である。
【0022】照明光学系120は、レチクル200を照
明する光学系であり、レンズ、ミラー、ライトインテグ
レーター、絞り等を含む。例えば、コンデンサーレン
ズ、ハエの目レンズ、開口絞り、コンデンサーレンズ、
スリット、結像光学系の順で整列する等である。照明光
学系120は、軸上光、軸外光を問わず使用することが
できる。ライトインテグレーターは、ハエの目レンズや
2組のシリンドリカルレンズアレイ(又はレンチキュラ
ーレンズ)板を重ねることによって構成されるインテグ
レーター等を含むが、光学ロッドや回折素子に置換され
る場合もある。
明する光学系であり、レンズ、ミラー、ライトインテグ
レーター、絞り等を含む。例えば、コンデンサーレン
ズ、ハエの目レンズ、開口絞り、コンデンサーレンズ、
スリット、結像光学系の順で整列する等である。照明光
学系120は、軸上光、軸外光を問わず使用することが
できる。ライトインテグレーターは、ハエの目レンズや
2組のシリンドリカルレンズアレイ(又はレンチキュラ
ーレンズ)板を重ねることによって構成されるインテグ
レーター等を含むが、光学ロッドや回折素子に置換され
る場合もある。
【0023】レチクル200は、例えば、石英製で、図
2に示すように、その基板210上には転写されるべき
回路パターン212が形成され、レチクルステージ23
0に支持及び駆動される。ここで、図2は、レチクル2
00の概略模式図であって、図2(a)は、レチクル2
00の概略斜視図、図2(b)は、レチクル200の概
略断面図である。レチクル200には、回路パターン2
12が形成されている面を周囲のパーティクルから保護
するためにペリクル膜214が設けられている。ペリク
ル膜214は、非常に薄い有機膜で形成されペリクル枠
216に支持され、基板210とペリクル膜214とペ
リクル枠216によってペリクル空間218を形成す
る。レチクル200の走査方向に対向するペリクル枠2
16の2つの辺216a及びbには、ペリクル空間21
8の雰囲気を置換するための複数の通気孔220が設け
られている。複数の通気孔220は、ペリクル枠216
の2つの辺216a及びbにおいて、3箇所以上に分散
して設けられていることが好ましい。通気孔220に
は、ペリクル空間218に異物が混入することを防ぐフ
ィルター220aを設置してもよい。なお、通気孔22
0は、ペリクル膜212がペリクル空間218の圧力変
動などによって変形しないように圧力を調整する機能も
有している。
2に示すように、その基板210上には転写されるべき
回路パターン212が形成され、レチクルステージ23
0に支持及び駆動される。ここで、図2は、レチクル2
00の概略模式図であって、図2(a)は、レチクル2
00の概略斜視図、図2(b)は、レチクル200の概
略断面図である。レチクル200には、回路パターン2
12が形成されている面を周囲のパーティクルから保護
するためにペリクル膜214が設けられている。ペリク
ル膜214は、非常に薄い有機膜で形成されペリクル枠
216に支持され、基板210とペリクル膜214とペ
リクル枠216によってペリクル空間218を形成す
る。レチクル200の走査方向に対向するペリクル枠2
16の2つの辺216a及びbには、ペリクル空間21
8の雰囲気を置換するための複数の通気孔220が設け
られている。複数の通気孔220は、ペリクル枠216
の2つの辺216a及びbにおいて、3箇所以上に分散
して設けられていることが好ましい。通気孔220に
は、ペリクル空間218に異物が混入することを防ぐフ
ィルター220aを設置してもよい。なお、通気孔22
0は、ペリクル膜212がペリクル空間218の圧力変
動などによって変形しないように圧力を調整する機能も
有している。
【0024】露光に用いられるレチクル200は、図1
に示すように、あらかじめ露光装置1のレチクルステー
ジ230の近傍のレチクル保管場所240において、レ
チクルカセット242内にそれぞれ格納され、酸素や水
分濃度が数ppm以下に管理された高純度窒素雰囲気下
で保管される。レチクル保管場所240に保管されてい
る間はペリクル空間218内の雰囲気も酸素や水分等の
不純物濃度は数ppm以下に保たれている。この状態か
ら露光のためにレチクル200は、搬送ロボット250
によってレチクルステージ230に搬送されて装着され
る。この搬送経路及びレチクルステージ230周辺の空
間260の雰囲気は露光光路に少なからず影響を与える
ために、窒素ガスで満たされている。但し空間的に決し
て狭くはないために酸素や水分をはじめとする不純物濃
度を数ppm以下のレベルに維持することは非常に難し
く、コストもかかってしまう。現実的には酸素や水分濃
度は数十乃至数百ppm程度に管理できると考えられ
る。本実施形態においても空間260の不純物濃度を1
00ppm程度に管理する前提で説明する。このような
空間260をレチクル200が搬送されるとペリクル空
間218内には濃度差によって酸素や水分が拡散進入し
てくるが、本実施形態ではその点が問題とならないレチ
クル構成及び露光装置の露光量補正手段を提示する。
に示すように、あらかじめ露光装置1のレチクルステー
ジ230の近傍のレチクル保管場所240において、レ
チクルカセット242内にそれぞれ格納され、酸素や水
分濃度が数ppm以下に管理された高純度窒素雰囲気下
で保管される。レチクル保管場所240に保管されてい
る間はペリクル空間218内の雰囲気も酸素や水分等の
不純物濃度は数ppm以下に保たれている。この状態か
ら露光のためにレチクル200は、搬送ロボット250
によってレチクルステージ230に搬送されて装着され
る。この搬送経路及びレチクルステージ230周辺の空
間260の雰囲気は露光光路に少なからず影響を与える
ために、窒素ガスで満たされている。但し空間的に決し
て狭くはないために酸素や水分をはじめとする不純物濃
度を数ppm以下のレベルに維持することは非常に難し
く、コストもかかってしまう。現実的には酸素や水分濃
度は数十乃至数百ppm程度に管理できると考えられ
る。本実施形態においても空間260の不純物濃度を1
00ppm程度に管理する前提で説明する。このような
空間260をレチクル200が搬送されるとペリクル空
間218内には濃度差によって酸素や水分が拡散進入し
てくるが、本実施形態ではその点が問題とならないレチ
クル構成及び露光装置の露光量補正手段を提示する。
【0025】ここで、レチクルの初期設置及びレチクル
の交換の際のレチクル200の流れを説明する。レチク
ル200は、レチクル保管場所240のレチクルカセッ
ト242から搬送ロボット250によって搬送され、レ
チクルステージ230横でレチクルステージ230に装
着するための計測等の準備をする。装着準備が完了した
ら、レチクルステージ230のレチクル装着位置に搬送
され固定される。
の交換の際のレチクル200の流れを説明する。レチク
ル200は、レチクル保管場所240のレチクルカセッ
ト242から搬送ロボット250によって搬送され、レ
チクルステージ230横でレチクルステージ230に装
着するための計測等の準備をする。装着準備が完了した
ら、レチクルステージ230のレチクル装着位置に搬送
され固定される。
【0026】レチクル200がレチクルステージ230
に固定されるとすぐにレチクル200と照明光学系12
0、レチクル200と投影光学系300との間隙にレチ
クルステージ230に固定された窒素供給ノズル280
によって高純度窒素ガスが供給され、速やかに光路空間
270の雰囲気は高純度窒素ガスに置換される。この光
路空間270は、可能な限り小さく設計され、且つ、高
純度窒素ガスを多量に供給することにより数秒で酸素や
水分をはじめとする不純物濃度を10ppm以下のレベ
ルまで下げることができる。
に固定されるとすぐにレチクル200と照明光学系12
0、レチクル200と投影光学系300との間隙にレチ
クルステージ230に固定された窒素供給ノズル280
によって高純度窒素ガスが供給され、速やかに光路空間
270の雰囲気は高純度窒素ガスに置換される。この光
路空間270は、可能な限り小さく設計され、且つ、高
純度窒素ガスを多量に供給することにより数秒で酸素や
水分をはじめとする不純物濃度を10ppm以下のレベ
ルまで下げることができる。
【0027】レチクル200のペリクル空間218内
は、搬送中にペリクル枠216に点在する通気孔220
を通って、周辺の雰囲気(即ち、空間260の雰囲気)
とペリクル空間218内雰囲気との純度差による拡散で
酸素や水分が進入してくる。本実施形態のレチクル20
0の場合は、走査方向に対向するペリクル枠216の2
辺216a及びbに通気孔200が存在するため、ペリ
クル空間218内の不純物濃度は、図3に示すように、
縞状の分布になる。ここで、図3は、ペリクル空間21
8の不純物濃度分布を示す図であり、不純物濃度が等し
い領域を等濃度線218a乃至dによって示している。
なお、図4に、レチクル200、即ち、ペリクル空間2
18各位置における不純物濃度及び露光光透過率のグラ
フを示す。同図は、横軸にレチクル200の位置を、左
縦軸に不純物濃度を、右縦軸に露光光透過率を採用し、
実線がペリクル空間218の各位置における不純物濃度
を、破線がペリクル空間218の各位置における露光光
透過率を示している。
は、搬送中にペリクル枠216に点在する通気孔220
を通って、周辺の雰囲気(即ち、空間260の雰囲気)
とペリクル空間218内雰囲気との純度差による拡散で
酸素や水分が進入してくる。本実施形態のレチクル20
0の場合は、走査方向に対向するペリクル枠216の2
辺216a及びbに通気孔200が存在するため、ペリ
クル空間218内の不純物濃度は、図3に示すように、
縞状の分布になる。ここで、図3は、ペリクル空間21
8の不純物濃度分布を示す図であり、不純物濃度が等し
い領域を等濃度線218a乃至dによって示している。
なお、図4に、レチクル200、即ち、ペリクル空間2
18各位置における不純物濃度及び露光光透過率のグラ
フを示す。同図は、横軸にレチクル200の位置を、左
縦軸に不純物濃度を、右縦軸に露光光透過率を採用し、
実線がペリクル空間218の各位置における不純物濃度
を、破線がペリクル空間218の各位置における露光光
透過率を示している。
【0028】更に、本実施形態ではレチクル枠216の
通気孔220は、走査方向に対向するペリクル枠216
の2辺216a及びbにのみ設置されているため、レチ
クル200の走査方向には濃度分布が生じるが、走査方
向と直交する方向には濃度の分布がない状態になる。換
言すれば、走査方向には露光光の透過率の分布ができる
が、走査方向と直交する方向には露光光の透過率分布は
発生しない。
通気孔220は、走査方向に対向するペリクル枠216
の2辺216a及びbにのみ設置されているため、レチ
クル200の走査方向には濃度分布が生じるが、走査方
向と直交する方向には濃度の分布がない状態になる。換
言すれば、走査方向には露光光の透過率の分布ができる
が、走査方向と直交する方向には露光光の透過率分布は
発生しない。
【0029】走査露光においての照射領域は、走査方向
に狭い矩形又は円弧形状のスリットであり、レチクル2
00及びプレー400が走査されることによって所望の
露光領域全体が露光される構成となっている。一回の露
光において、時間と共に照射位置が変化していくので、
各時刻において照射強度の調節をすることによって、レ
チクル200の各位置での露光光透過率の変動を補正す
る事ができる。
に狭い矩形又は円弧形状のスリットであり、レチクル2
00及びプレー400が走査されることによって所望の
露光領域全体が露光される構成となっている。一回の露
光において、時間と共に照射位置が変化していくので、
各時刻において照射強度の調節をすることによって、レ
チクル200の各位置での露光光透過率の変動を補正す
る事ができる。
【0030】本実施例によれば、例えば図3及び4に示
すように、露光光透過率分布を走査方向にのみ発生する
構成をとることができるため、走査する際の露光位置に
応じて露光光の強度を調節する事によって簡易に透過率
分布を補正し、露光領域全体にわたって露光むらのない
均一な露光量を達成する事ができる。
すように、露光光透過率分布を走査方向にのみ発生する
構成をとることができるため、走査する際の露光位置に
応じて露光光の強度を調節する事によって簡易に透過率
分布を補正し、露光領域全体にわたって露光むらのない
均一な露光量を達成する事ができる。
【0031】例えば、照射領域222が、図3に示すよ
うに、矩形状のスリットであれば、縞状の濃度分布に対
して補正しやすいため、濃度分布が大きい場合でも透過
率の変動を補正することができる。また、照射領域22
2が円弧形状の場合であっても、半円ほどの曲率をもつ
訳ではなく、せいぜい1/4円弧以下であるので、濃度
分布が大きくなければ十分に透過率の変動を補正するこ
とができる。
うに、矩形状のスリットであれば、縞状の濃度分布に対
して補正しやすいため、濃度分布が大きい場合でも透過
率の変動を補正することができる。また、照射領域22
2が円弧形状の場合であっても、半円ほどの曲率をもつ
訳ではなく、せいぜい1/4円弧以下であるので、濃度
分布が大きくなければ十分に透過率の変動を補正するこ
とができる。
【0032】より具体的に、ペリクル空間218内の透
過率の変動を補正する方法を説明する。レチクル200
がレチクルステージ230のレチクル装着位置に固定さ
れたらすぐにレチクル200と照明光学系120、レチ
クル200と投影光学系300との間隙の光路空間27
0に高純度窒素ガスを供給し、数秒で不純物濃度を下げ
露光可能なレベルの高純度窒素ガスに置換する。
過率の変動を補正する方法を説明する。レチクル200
がレチクルステージ230のレチクル装着位置に固定さ
れたらすぐにレチクル200と照明光学系120、レチ
クル200と投影光学系300との間隙の光路空間27
0に高純度窒素ガスを供給し、数秒で不純物濃度を下げ
露光可能なレベルの高純度窒素ガスに置換する。
【0033】その後、露光光の強度をプレートステージ
450上の露光強度センサー452にて測定する。その
際には、レチクル200を走査させてレチクル位置と露
光光強度との関係も測定する。本実施形態では、上述の
ように、ペリクル空間218の透過率分布は発生しても
レチクル200の走査方向のみであるため、レチクル2
00の転写パターン212の無い部分を一回走査するこ
とで露光光強度分布が測定できる。かかる測定結果を受
けて露光装置1の後述する制御部500にて露光量(即
ち、透過率の変動)の補正をいかに行なうかを決定す
る。
450上の露光強度センサー452にて測定する。その
際には、レチクル200を走査させてレチクル位置と露
光光強度との関係も測定する。本実施形態では、上述の
ように、ペリクル空間218の透過率分布は発生しても
レチクル200の走査方向のみであるため、レチクル2
00の転写パターン212の無い部分を一回走査するこ
とで露光光強度分布が測定できる。かかる測定結果を受
けて露光装置1の後述する制御部500にて露光量(即
ち、透過率の変動)の補正をいかに行なうかを決定す
る。
【0034】補正方法としては、例えば、走査位置、即
ち、走査開始からの時間に対して光源110であるレー
ザーのパルス数を変化させる方法がある。透過率が低い
位置ではパルス数を多くして供給光量を増やすことで必
要露光量を得る。また、ペリクル空間218内の酸素や
水分の濃度分布は、濃度差が無くなる方向に徐々に緩和
するため、補正する露光量を適宜変化させる必要があ
る。しかし、不純物濃度の時間変化は、最初の状態から
比較的簡単に推測できるため、常に最適な露光量に補正
することが可能である。もちろん、所定の時間間隔で露
光光の強度分布を計測しなおしてもよく、その方がより
確かな露光量の補正ができることになる。また、時間の
経過と共にペリクル空間218内の不純物の濃度分布が
許容値以下(例えば、2ppm以下など)になった段階
で、透過率分布に対応させた露光量の補正を終了する。
ち、走査開始からの時間に対して光源110であるレー
ザーのパルス数を変化させる方法がある。透過率が低い
位置ではパルス数を多くして供給光量を増やすことで必
要露光量を得る。また、ペリクル空間218内の酸素や
水分の濃度分布は、濃度差が無くなる方向に徐々に緩和
するため、補正する露光量を適宜変化させる必要があ
る。しかし、不純物濃度の時間変化は、最初の状態から
比較的簡単に推測できるため、常に最適な露光量に補正
することが可能である。もちろん、所定の時間間隔で露
光光の強度分布を計測しなおしてもよく、その方がより
確かな露光量の補正ができることになる。また、時間の
経過と共にペリクル空間218内の不純物の濃度分布が
許容値以下(例えば、2ppm以下など)になった段階
で、透過率分布に対応させた露光量の補正を終了する。
【0035】なお、本実施形態においては、レチクル2
00の走査方向に直交するペリクル枠216の2辺21
6a及びbにのみ通気孔220が設けられているケース
を例示したが、多数の通気孔220がレチクル200の
走査方向に直交するペリクル枠216の2辺218a及
びbに設けられ、且つ、走査方向と平行なペリクル枠2
16の2辺218c及びdに微少な通気孔220が設け
られている場合、又は、走査方向と平行なペリクル枠2
16の2辺216c及びdの角部分に非常に近い部分に
通気孔220が設けられている場合においても、ペリク
ル空間218の透過率分布に対応する露光量の補正は誤
差の範囲内で許容できる。
00の走査方向に直交するペリクル枠216の2辺21
6a及びbにのみ通気孔220が設けられているケース
を例示したが、多数の通気孔220がレチクル200の
走査方向に直交するペリクル枠216の2辺218a及
びbに設けられ、且つ、走査方向と平行なペリクル枠2
16の2辺218c及びdに微少な通気孔220が設け
られている場合、又は、走査方向と平行なペリクル枠2
16の2辺216c及びdの角部分に非常に近い部分に
通気孔220が設けられている場合においても、ペリク
ル空間218の透過率分布に対応する露光量の補正は誤
差の範囲内で許容できる。
【0036】図5は、レチクル200の搬送時間による
ペリクル空間218内の酸素及び水分を含む不純物濃度
の時間変化を示すグラフである。同図は、横軸に時間
を、縦軸に不純物濃度を採用し、実線はレチクルカセッ
ト242(即ち、不純物濃度10ppmの状態)からレ
チクル200の搬送経路及びレチクルステージ230周
辺の空間260(即ち、不純物濃度100ppmの状
態)を経て光路空間270(即ち、不純物濃度10pp
mの状態)に入った場合のペリクル空間内218の通気
孔220付近及び中央部のそれぞれの濃度推移を、点線
はレチクル200の搬送経路及びレチクルステージ23
0周辺の空間260(即ち、不純物濃度100ppmの
状態)に引き続き滞在した場合のペリクル空間内218
の通気孔220付近の濃度推移を示している。
ペリクル空間218内の酸素及び水分を含む不純物濃度
の時間変化を示すグラフである。同図は、横軸に時間
を、縦軸に不純物濃度を採用し、実線はレチクルカセッ
ト242(即ち、不純物濃度10ppmの状態)からレ
チクル200の搬送経路及びレチクルステージ230周
辺の空間260(即ち、不純物濃度100ppmの状
態)を経て光路空間270(即ち、不純物濃度10pp
mの状態)に入った場合のペリクル空間内218の通気
孔220付近及び中央部のそれぞれの濃度推移を、点線
はレチクル200の搬送経路及びレチクルステージ23
0周辺の空間260(即ち、不純物濃度100ppmの
状態)に引き続き滞在した場合のペリクル空間内218
の通気孔220付近の濃度推移を示している。
【0037】図5を参照するに、レチクル200の搬送
経路及びレチクルステージ230周辺の空間260に長
く滞在するほどペリクル空間218内、特に、通気孔2
20付近の不純物濃度は悪化する。それに従って、ペリ
クル空間218内の平面的な濃度差も当然大きくなる。
経路及びレチクルステージ230周辺の空間260に長
く滞在するほどペリクル空間218内、特に、通気孔2
20付近の不純物濃度は悪化する。それに従って、ペリ
クル空間218内の平面的な濃度差も当然大きくなる。
【0038】本実施形態のレチクル200の構成を用い
ると、レチクル200の搬送経路及びレチクルステージ
230周辺の空間260の不純物濃度と空間260の滞
在時間によって、ペリクル空間218内部への不純物の
進入量とかかる拡散による不純物の濃度分布の程度が推
測できる。ペリクル空間180内の不純物濃度分布を直
接測定することは不可能であるため、レチクル200の
搬送経路の酸素と水分を空間260に設けられた酸素セ
ンサー262及び水分センサー264にてモニターした
結果と空間260の滞在時間をもとにレチクル200の
走査方向に対するペリクル空間218の不純物濃度分布
を算出する。かかる算出結果により光源部110へパル
ス数又は出力パワーを変更して、露光量を補正する。
ると、レチクル200の搬送経路及びレチクルステージ
230周辺の空間260の不純物濃度と空間260の滞
在時間によって、ペリクル空間218内部への不純物の
進入量とかかる拡散による不純物の濃度分布の程度が推
測できる。ペリクル空間180内の不純物濃度分布を直
接測定することは不可能であるため、レチクル200の
搬送経路の酸素と水分を空間260に設けられた酸素セ
ンサー262及び水分センサー264にてモニターした
結果と空間260の滞在時間をもとにレチクル200の
走査方向に対するペリクル空間218の不純物濃度分布
を算出する。かかる算出結果により光源部110へパル
ス数又は出力パワーを変更して、露光量を補正する。
【0039】なお、本実施例においては、露光量を補正
する方法として光源部110のパルス数を変える例及び
出力パワーを変える例をあげたが、光源部110からの
照射量を一定にして、レチクル200及びプレート40
0の走査速度を変える方法又は照射領域222のスリッ
ト幅を変える方法としても本発明の目的及び効果は達成
することができる。
する方法として光源部110のパルス数を変える例及び
出力パワーを変える例をあげたが、光源部110からの
照射量を一定にして、レチクル200及びプレート40
0の走査速度を変える方法又は照射領域222のスリッ
ト幅を変える方法としても本発明の目的及び効果は達成
することができる。
【0040】図6に、本実施形態のレチクル200のペ
リクル枠216に設置された通気孔220の数及び大き
さがペリクル空間218の不純物濃度推移に与える影響
をグラフに示す。同図は、横軸に時間を、縦軸に不純物
濃度を採用し、レチクルカセット242(即ち、不純物
濃度10ppmの状態)からレチクル200の搬送経路
及びレチクルステージ230周辺の空間260(即ち、
不純物濃度100ppmの状態)を経て光路空間270
(即ち、不純物濃度10ppmの状態)に入った場合の
ペリクル空間内218の通気孔220付近及び中央部の
それぞれの濃度推移を示している。なお、レチクル20
0の搬送経路及びレチクルステージ230周辺の空間2
60(即ち、不純物濃度100ppmの状態)には、3
0秒間(図中破線の位置まで)滞在したとして計算を行
なった。図6(a)は、通気孔220の開口の総面積と
ペリクル枠216の内側の総面積との比(以下、開口率
とする。)が5%の場合、図6(b)は、開口率が3%
の場合、図6(c)は、開口率が1%の場合を示してい
る。
リクル枠216に設置された通気孔220の数及び大き
さがペリクル空間218の不純物濃度推移に与える影響
をグラフに示す。同図は、横軸に時間を、縦軸に不純物
濃度を採用し、レチクルカセット242(即ち、不純物
濃度10ppmの状態)からレチクル200の搬送経路
及びレチクルステージ230周辺の空間260(即ち、
不純物濃度100ppmの状態)を経て光路空間270
(即ち、不純物濃度10ppmの状態)に入った場合の
ペリクル空間内218の通気孔220付近及び中央部の
それぞれの濃度推移を示している。なお、レチクル20
0の搬送経路及びレチクルステージ230周辺の空間2
60(即ち、不純物濃度100ppmの状態)には、3
0秒間(図中破線の位置まで)滞在したとして計算を行
なった。図6(a)は、通気孔220の開口の総面積と
ペリクル枠216の内側の総面積との比(以下、開口率
とする。)が5%の場合、図6(b)は、開口率が3%
の場合、図6(c)は、開口率が1%の場合を示してい
る。
【0041】図6(a)乃至(c)を参照するに、30
秒間でペリクル空間218の通気孔220近くの酸素及
び水分を含む不純物濃度は上昇し、その後、不純物濃度
は10ppmに徐々に近づいていく。通気孔220の開
口率が大きいほど周囲の雰囲気の影響を強く受けやすい
ために通気孔220近くの不純物濃度は上昇も早く、
又、低下も早い。中心部は、開口率に関わらず徐々に不
純物濃度は上昇していくが、開口率の小さい方が不純物
の進入量が少ないために上昇はなだらかである。
秒間でペリクル空間218の通気孔220近くの酸素及
び水分を含む不純物濃度は上昇し、その後、不純物濃度
は10ppmに徐々に近づいていく。通気孔220の開
口率が大きいほど周囲の雰囲気の影響を強く受けやすい
ために通気孔220近くの不純物濃度は上昇も早く、
又、低下も早い。中心部は、開口率に関わらず徐々に不
純物濃度は上昇していくが、開口率の小さい方が不純物
の進入量が少ないために上昇はなだらかである。
【0042】図6(a)に示す開口率5%よりも大きい
開口率を有する場合は、ペリクル空間218内の不純物
濃度差が非常に大きくできてしまい補正可能範囲を越え
てしまうため露光量の補正ができない。一方、通気孔2
20の開口率が小さい方が、周囲の雰囲気の影響を受け
にくいためにペリクル空間218内の不純物濃度分布は
大きくなりにくい利点がある。しかし、図6(c)に示
すように、通気孔220の開口率が小さいと、一度ペリ
クル空間218内に不純物が進入すると元に戻りにく
い。更に、ペリクル空間218内の雰囲気を置換するの
に時間がかかり過ぎるという欠点もある。また、特に図
示していないが、通気孔220の開口率が0.1%以下
となると強制的にペリクル空間218内の雰囲気を置換
する際にも通気孔220の圧力損失が大きいため、なか
なか高純度不活性ガスが進入しにくいことになる。
開口率を有する場合は、ペリクル空間218内の不純物
濃度差が非常に大きくできてしまい補正可能範囲を越え
てしまうため露光量の補正ができない。一方、通気孔2
20の開口率が小さい方が、周囲の雰囲気の影響を受け
にくいためにペリクル空間218内の不純物濃度分布は
大きくなりにくい利点がある。しかし、図6(c)に示
すように、通気孔220の開口率が小さいと、一度ペリ
クル空間218内に不純物が進入すると元に戻りにく
い。更に、ペリクル空間218内の雰囲気を置換するの
に時間がかかり過ぎるという欠点もある。また、特に図
示していないが、通気孔220の開口率が0.1%以下
となると強制的にペリクル空間218内の雰囲気を置換
する際にも通気孔220の圧力損失が大きいため、なか
なか高純度不活性ガスが進入しにくいことになる。
【0043】これらのことを考慮して窒素雰囲気内の酸
素の拡散シミュレーションを行なった結果、通気孔22
0の開口率が3%程度とするとペリクル空間218内の
不純物の濃度分布を小さく抑えることができる見通しを
得た。但し、これはあくまでも一例であり、レチクル2
00の搬送経路及びレチクルステージ230周辺の空間
260の酸素及び水分濃度とレチクル200の搬送経路
及びレチクルステージ230周辺の空間260に滞在し
た時間によって変わってくるため、露光装置の仕様によ
って最適な開口率は異なる。従って、これらを考慮する
と、レチクル200のペリクル枠216に設けられる通
気孔220の開口率は、0.1%乃至5%程度が妥当な
範囲と考察できる。
素の拡散シミュレーションを行なった結果、通気孔22
0の開口率が3%程度とするとペリクル空間218内の
不純物の濃度分布を小さく抑えることができる見通しを
得た。但し、これはあくまでも一例であり、レチクル2
00の搬送経路及びレチクルステージ230周辺の空間
260の酸素及び水分濃度とレチクル200の搬送経路
及びレチクルステージ230周辺の空間260に滞在し
た時間によって変わってくるため、露光装置の仕様によ
って最適な開口率は異なる。従って、これらを考慮する
と、レチクル200のペリクル枠216に設けられる通
気孔220の開口率は、0.1%乃至5%程度が妥当な
範囲と考察できる。
【0044】再び、図1に戻って、投影光学系300
は、複数のレンズ素子のみからなる光学系、複数のレン
ズ素子と少なくとも一枚の凹面鏡とを有する光学系(カ
タディオプトリック光学系)、複数のレンズ素子と少な
くとも一枚のキノフォームなどの回折光学素子とを有す
る光学系、全ミラー型の光学系等を使用することができ
る。色収差の補正が必要な場合には、互いに分散値(ア
ッベ値)の異なるガラス材からなる複数のレンズ素子を
使用したり、回折光学素子をレンズ素子と逆方法の分散
が生じるように構成したりする。
は、複数のレンズ素子のみからなる光学系、複数のレン
ズ素子と少なくとも一枚の凹面鏡とを有する光学系(カ
タディオプトリック光学系)、複数のレンズ素子と少な
くとも一枚のキノフォームなどの回折光学素子とを有す
る光学系、全ミラー型の光学系等を使用することができ
る。色収差の補正が必要な場合には、互いに分散値(ア
ッベ値)の異なるガラス材からなる複数のレンズ素子を
使用したり、回折光学素子をレンズ素子と逆方法の分散
が生じるように構成したりする。
【0045】プレート400にはフォトレジストが塗布
されている。フォトレジスト塗布工程は、前処理と、密
着性向上剤塗布処理と、フォトレジスト塗布処理と、プ
リベーク処理とを含む。前処理は、洗浄、乾燥などを含
む。密着性向上剤塗布処理は、フォトレジストと下地と
の密着性を高めるための表面改質(即ち、界面活性剤塗
布による疎水性化)処理であり、HMDS(Hexam
ethyl−disilazane)などの有機膜をコ
ート又は蒸気処理する。プリベークは、ベーキング(焼
成)工程であるが現像後のそれよりもソフトであり、溶
剤を除去する。
されている。フォトレジスト塗布工程は、前処理と、密
着性向上剤塗布処理と、フォトレジスト塗布処理と、プ
リベーク処理とを含む。前処理は、洗浄、乾燥などを含
む。密着性向上剤塗布処理は、フォトレジストと下地と
の密着性を高めるための表面改質(即ち、界面活性剤塗
布による疎水性化)処理であり、HMDS(Hexam
ethyl−disilazane)などの有機膜をコ
ート又は蒸気処理する。プリベークは、ベーキング(焼
成)工程であるが現像後のそれよりもソフトであり、溶
剤を除去する。
【0046】プレートステージ450は、プレート40
0を支持する。プレートステージ450は、当業界で周
知のいかなる構成をも適用することができるので、ここ
では詳しい構造及び動作の説明は省略する。例えば、プ
レートステージ450は、リニアモーターを利用してX
Y方向にプレート400を移動することができる。レチ
クル200とプレート400は、例えば、同期走査さ
れ、ステージ450とレチクルステージ230の位置
は、例えば、レーザー干渉計などにより監視され、両者
は一定の速度比率で駆動される。プレートステージ45
0は、例えば、ダンパを介して床等の上に支持されるス
テージ定盤上に設けられ、レチクルステージ230及び
投影光学系300は、例えば、鏡筒定盤は床等に載置さ
れたベースフレーム上にダンパ等を介して支持される鏡
筒定盤上に設けられる。また、プレートステージ450
は、プレート400上の露光光の強度を測定する露光強
度センサー452が設けられている。
0を支持する。プレートステージ450は、当業界で周
知のいかなる構成をも適用することができるので、ここ
では詳しい構造及び動作の説明は省略する。例えば、プ
レートステージ450は、リニアモーターを利用してX
Y方向にプレート400を移動することができる。レチ
クル200とプレート400は、例えば、同期走査さ
れ、ステージ450とレチクルステージ230の位置
は、例えば、レーザー干渉計などにより監視され、両者
は一定の速度比率で駆動される。プレートステージ45
0は、例えば、ダンパを介して床等の上に支持されるス
テージ定盤上に設けられ、レチクルステージ230及び
投影光学系300は、例えば、鏡筒定盤は床等に載置さ
れたベースフレーム上にダンパ等を介して支持される鏡
筒定盤上に設けられる。また、プレートステージ450
は、プレート400上の露光光の強度を測定する露光強
度センサー452が設けられている。
【0047】制御部500は、露光装置1の各部を制御
する。本実施形態において、制御部500は、空間26
0に設けられた酸素センサー262及び水分センサー2
64にて測定した濃度とレチクル200が空間260に
滞在した時間をもとにペリクル空間218の不純物濃度
分布を算出する。かかる算出結果に基づいて、制御部5
00は、光源部110のパルス数又は出力パワー、レチ
クルステージ230及びプレートステージ450の走査
速度を変更してプレート400上の露光量が一定となる
ように補正を行なう。即ち、制御部500は、露光量補
正手段としての機能を有する。但し、補正の必要性及び
補正方法は、レチクル200をレチクルステージ230
に設置した後で露光強度センサー452が測定した露光
光強度分布を基に判断する。
する。本実施形態において、制御部500は、空間26
0に設けられた酸素センサー262及び水分センサー2
64にて測定した濃度とレチクル200が空間260に
滞在した時間をもとにペリクル空間218の不純物濃度
分布を算出する。かかる算出結果に基づいて、制御部5
00は、光源部110のパルス数又は出力パワー、レチ
クルステージ230及びプレートステージ450の走査
速度を変更してプレート400上の露光量が一定となる
ように補正を行なう。即ち、制御部500は、露光量補
正手段としての機能を有する。但し、補正の必要性及び
補正方法は、レチクル200をレチクルステージ230
に設置した後で露光強度センサー452が測定した露光
光強度分布を基に判断する。
【0048】露光において、光源部110から発せられ
た光束は、照明光学系120によりレチクル200を、
例えば、ケーラー照明する。レチクル200を通過して
レチクルパターンを反映する光は投影光学系300によ
りプレート400に結像される。露光装置1が使用する
レチクル200は、ペリクル空間内218の不純物濃度
を基にプレート400上の露光量を補正することを可能
にし、レチクル200の装着後直ちに露光を開始するこ
とができるので、高いスループットで経済性よくデバイ
ス(半導体素子、LCD素子、撮像素子(CCDな
ど)、薄膜磁気ヘッドなど)を提供することができる。
た光束は、照明光学系120によりレチクル200を、
例えば、ケーラー照明する。レチクル200を通過して
レチクルパターンを反映する光は投影光学系300によ
りプレート400に結像される。露光装置1が使用する
レチクル200は、ペリクル空間内218の不純物濃度
を基にプレート400上の露光量を補正することを可能
にし、レチクル200の装着後直ちに露光を開始するこ
とができるので、高いスループットで経済性よくデバイ
ス(半導体素子、LCD素子、撮像素子(CCDな
ど)、薄膜磁気ヘッドなど)を提供することができる。
【0049】次に、図7及び図8を参照して、上述の露
光装置1を利用したデバイス製造方法の実施例を説明す
る。図7は、デバイス(ICやLSIなどの半導体チッ
プ、LCD、CCD等)の製造を説明するためのフロー
チャートである。ここでは、半導体チップの製造を例に
説明する。ステップ1(回路設計)では、デバイスの回
路設計を行なう。ステップ2(マスク製作)では、設計
した回路パターンを形成したマスクを製作する。ステッ
プ3(ウェハ製造)では、シリコンなどの材料を用いて
ウェハを製造する。ステップ4(ウェハプロセス)は、
前工程と呼ばれ、マスクとウェハを用いてリソグラフィ
ー技術によってウェハ上に実際の回路を形成する。ステ
ップ5(組み立て)は、後工程と呼ばれ、ステップ4に
よって作成されたウェハを用いて半導体チップ化する工
程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディン
グ)、パッケージング工程(チップ封入)等の工程を含
む。ステップ6(検査)では、ステップ5で作成された
半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テストなどの
検査を行なう。こうした工程を経て半導体デバイスが完
成し、それが出荷(ステップ7)される。
光装置1を利用したデバイス製造方法の実施例を説明す
る。図7は、デバイス(ICやLSIなどの半導体チッ
プ、LCD、CCD等)の製造を説明するためのフロー
チャートである。ここでは、半導体チップの製造を例に
説明する。ステップ1(回路設計)では、デバイスの回
路設計を行なう。ステップ2(マスク製作)では、設計
した回路パターンを形成したマスクを製作する。ステッ
プ3(ウェハ製造)では、シリコンなどの材料を用いて
ウェハを製造する。ステップ4(ウェハプロセス)は、
前工程と呼ばれ、マスクとウェハを用いてリソグラフィ
ー技術によってウェハ上に実際の回路を形成する。ステ
ップ5(組み立て)は、後工程と呼ばれ、ステップ4に
よって作成されたウェハを用いて半導体チップ化する工
程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディン
グ)、パッケージング工程(チップ封入)等の工程を含
む。ステップ6(検査)では、ステップ5で作成された
半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テストなどの
検査を行なう。こうした工程を経て半導体デバイスが完
成し、それが出荷(ステップ7)される。
【0050】図8は、ステップ4のウェハプロセスの詳
細なフローチャートである。ステップ11(酸化)で
は、ウェハの表面を酸化させる。ステップ12(CV
D)では、ウェハの表面に絶縁膜を形成する。ステップ
13(電極形成)では、ウェハ上に電極を蒸着などによ
って形成する。ステップ14(イオン打ち込み)では、
ウェハにイオンを打ち込む。ステップ15(レジスト処
理)では、ウェハに感光剤を塗布する。ステップ16
(露光)では、露光装置1によってマスクの回路パター
ンをウェハに露光する。ステップ17(現像)では、露
光したウェハを現像する。ステップ18(エッチング)
では、現像したレジスト像以外の部分を削り取る。ステ
ップ19(レジスト剥離)では、エッチングが済んで不
要となったレジストを取り除く。これらのステップを繰
り返し行なうことによってウェハ上に多重に回路パター
ンが形成される。本実施例の製造方法によれば、従来よ
りも高いスループットで高品位のデバイスを製造するこ
とができる。
細なフローチャートである。ステップ11(酸化)で
は、ウェハの表面を酸化させる。ステップ12(CV
D)では、ウェハの表面に絶縁膜を形成する。ステップ
13(電極形成)では、ウェハ上に電極を蒸着などによ
って形成する。ステップ14(イオン打ち込み)では、
ウェハにイオンを打ち込む。ステップ15(レジスト処
理)では、ウェハに感光剤を塗布する。ステップ16
(露光)では、露光装置1によってマスクの回路パター
ンをウェハに露光する。ステップ17(現像)では、露
光したウェハを現像する。ステップ18(エッチング)
では、現像したレジスト像以外の部分を削り取る。ステ
ップ19(レジスト剥離)では、エッチングが済んで不
要となったレジストを取り除く。これらのステップを繰
り返し行なうことによってウェハ上に多重に回路パター
ンが形成される。本実施例の製造方法によれば、従来よ
りも高いスループットで高品位のデバイスを製造するこ
とができる。
【0051】以上、本発明の好ましい実施例を説明した
が、本発明はこれらに限定されずその要旨の範囲内で様
々な変形や変更が可能である。
が、本発明はこれらに限定されずその要旨の範囲内で様
々な変形や変更が可能である。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、ペリクル空間内の雰囲
気を置換する通気孔を、ペリクル枠のレチクルの走査方
向に直交する2辺に設け、走査露光中に露光量を補正す
る手段を用いて露光することにより、レチクル搬送の際
にペリクル空間内に不純物が進入してしまった場合にお
いてもレチクル装着直後から露光を開始することができ
る。従って、ループットの低下を防止することができ
る。
気を置換する通気孔を、ペリクル枠のレチクルの走査方
向に直交する2辺に設け、走査露光中に露光量を補正す
る手段を用いて露光することにより、レチクル搬送の際
にペリクル空間内に不純物が進入してしまった場合にお
いてもレチクル装着直後から露光を開始することができ
る。従って、ループットの低下を防止することができ
る。
【図1】 本発明の露光装置の概略ブロック図である。
【図2】 図1に示すレチクルの概略模式図であって、
図2(a)は、レチクルの概略斜視図、図2(b)は、
レチクルの概略断面図である。
図2(a)は、レチクルの概略斜視図、図2(b)は、
レチクルの概略断面図である。
【図3】 図1に示すレチクルのペリクル空間の不純物
濃度分布を示す図である。
濃度分布を示す図である。
【図4】 図1に示すレチクルの各位置における不純物
濃度及び透過率のグラフである。
濃度及び透過率のグラフである。
【図5】 図1に示すレチクルの搬送時間によるペリク
ル空間内の不純物濃度の時間変化を示すグラフである。
ル空間内の不純物濃度の時間変化を示すグラフである。
【図6】 図1に示すレチクルの通気孔の開口率による
ペリクル空間内の不純物濃度推移を示すグラフである。
ペリクル空間内の不純物濃度推移を示すグラフである。
【図7】 本発明の露光装置を有するデバイス製造方法
を説明するためのフローチャートである。
を説明するためのフローチャートである。
【図8】 図7に示すステップ4の詳細なフローチャー
トである。
トである。
【図9】 従来のレチクルの概略斜視図である。
1 露光装置
100 照明装置
200 レチクル
214 ペリクル膜
216 ペリクル枠
218 ペリクル空間
220 通気孔
300 投影光学系
400 プレート
500 制御部
Claims (17)
- 【請求項1】 被処理体に転写パターンを露光する投影
光学系に使用されるレチクルであって、 前記転写パターンが形成された基板と、 前記転写パターンを周囲のパーティクルから保護するペ
リクル膜と、 前記ペリクル膜を支持するペリクル枠とを有し、 前記基板と前記ペリクル膜と前記ペリクル枠とによって
形成されるペリクル空間内の気体を換気するための複数
の通気孔を当該ペリクル枠に設け、かつ当該通気孔の大
多数もしくは全てが該レチクルが走査される方向に面し
た該ペリクル枠の対向する二辺上に設けられたことを特
徴とするレチクル。 - 【請求項2】 前記複数の通気孔は、前記対向する二辺
のペリクル枠の一辺につき3箇所以上に分散して設けた
ことを特徴とする請求項1記載のレチクル。 - 【請求項3】 前記ペリクル枠の内側の総面積と前記ペ
リクル枠に設けられた複数の通気孔の開口の総面積との
比を開口率とすると、当該開口率が0.1%以上である
ことを特徴とする請求項1又は2記載のレチクル。 - 【請求項4】 前記ペリクル枠の内側の総面積と前記ペ
リクル枠に設けられた複数の通気孔の開口の総面積との
比を開口率とすると、当該開口率が5%以下であること
を特徴とする請求項1乃至3記載のレチクル。 - 【請求項5】 前記ペリクル枠に設けられた複数の通気
孔は、前記ペリクル空間に異物が混入することを防ぐフ
ィルターを有する請求項1乃至4記載のレチクル。 - 【請求項6】 被処理体に転写パターンを露光する投影
光学系に使用されるレチクルであって、前記転写パター
ンが形成された基板と、前記転写パターンを周囲のパー
ティクルから保護するペリクル膜と、前記ペリクル膜を
支持するペリクル枠とを有し、当該ペリクル枠に設けら
れた前記基板と前記ペリクル膜と前記ペリクル枠とによ
って形成されるペリクル空間内の気体を換気するための
複数の通気孔を走査方向と一致させてレチクルステージ
に装着されたレチクルと、 前記レチクルを走査する走査手段と、 前記ペリクル空間内の露光光透過率分布を検出する検出
手段と、 前記検出手段が検出した前記露光光透過率分布に基づい
て前記被処理体上の露光量を制御する制御部とを有する
露光装置。 - 【請求項7】 前記透過率分布の検出手段は前記ペリク
ル空間内に混入した酸素及び水分からなる不純物濃度か
ら算出する手段である請求項6記載の露光装置。 - 【請求項8】 前記算出手段は、前記レチクルを保管す
るレチクルホルダーから前記レチクルステージまでの搬
送経路における前記不純物の濃度から前記ペリクル空間
における前記不純物の濃度分布を算出する請求項7記載
の露光装置。 - 【請求項9】 前記算出手段は、前記レチクルを保管す
るレチクルホルダーから前記レチクルステージに前記レ
チクルを装着する時間から前記ペリクル空間における前
記不純物の濃度分布を算出する請求項7又は8記載の露
光装置。 - 【請求項10】 前記制御部は、前記露光に用いられる
露光光を発生させる光源のパルス数又は出力パワーを変
更して前記被処理体上の露光量を制御する請求項6乃至
9記載の露光装置。 - 【請求項11】 前記制御部は、前記レチクルの走査速
度を変更して前記被処理体上の露光量を制御する請求項
6乃至9記載の露光装置。 - 【請求項12】 被処理体に転写パターンを露光する投
影光学系に使用されるレチクルであって、前記転写パタ
ーンが形成された基板と、前記転写パターンを周囲のパ
ーティクルから保護するペリクル膜と、前記ペリクル膜
を支持するペリクル枠とを有し、前記基板と前記ペリク
ル膜と前記ペリクル枠とによって形成されるペリクル空
間内の気体を換気するための複数の通気孔が、当該ペリ
クル枠において対向した二辺に設けられたレチクルを当
該通気孔と当該レチクルの走査方向とを一致させて装着
するステップと、 前記レチクルを走査して前記ペリクル空間の透過率を測
定するステップと、 前記測定ステップで測定された透過率を基に露光中の前
記レチクルの走査位置に応じて前記被処理体上の露光量
を補正するステップとを有する露光方法。 - 【請求項13】 被処理体に転写パターンを露光する投
影光学系に使用されるレチクルであって、前記転写パタ
ーンが形成された基板と、前記転写パターンを周囲のパ
ーティクルから保護するペリクル膜と、前記ペリクル膜
を支持するペリクル枠とを有し、前記基板と前記ペリク
ル膜と前記ペリクル枠とによって形成されるペリクル空
間内の気体を換気するための複数の通気孔が、当該ペリ
クル枠において対向して設けられたレチクルを、当該通
気孔を前記レチクルの走査方向に一致させるように装着
する装着方法。 - 【請求項14】 請求項1乃至5のうちいずれか一項記
載のレチクルを用いて前記被処理体を投影露光するステ
ップと、 前記投影露光された前記被処理体に所定のプロセスを行
なうステップとを有するデバイス製造方法。 - 【請求項15】 請求項6乃至11のうちいずれか一項
記載の露光装置を用いて被処理体を投影露光するステッ
プと、 前記投影露光された前記被処理体に所定のプロセスを行
なうステップとを有するデバイス製造方法。 - 【請求項16】 請求項1乃至5のうちいずれか一項記
載のレチクルを用いて投影露光された前記被処理体より
製造されるデバイス。 - 【請求項17】 請求項6乃至11のうちいずれか一項
記載の露光装置を用いて投影露光された前記被処理体よ
り製造されるデバイス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001361695A JP2003162044A (ja) | 2001-11-27 | 2001-11-27 | レチクル、露光方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001361695A JP2003162044A (ja) | 2001-11-27 | 2001-11-27 | レチクル、露光方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003162044A true JP2003162044A (ja) | 2003-06-06 |
Family
ID=19172306
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001361695A Pending JP2003162044A (ja) | 2001-11-27 | 2001-11-27 | レチクル、露光方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003162044A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008105531A1 (ja) * | 2007-03-01 | 2008-09-04 | Nikon Corporation | ペリクルフレーム装置、マスク、露光方法及び露光装置並びにデバイスの製造方法 |
| JP2018200380A (ja) * | 2017-05-26 | 2018-12-20 | 日本特殊陶業株式会社 | ペリクル枠及びその製造方法 |
-
2001
- 2001-11-27 JP JP2001361695A patent/JP2003162044A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008105531A1 (ja) * | 2007-03-01 | 2008-09-04 | Nikon Corporation | ペリクルフレーム装置、マスク、露光方法及び露光装置並びにデバイスの製造方法 |
| US8323855B2 (en) | 2007-03-01 | 2012-12-04 | Nikon Corporation | Pellicle frame apparatus, mask, exposing method, exposure apparatus, and device fabricating method |
| JP2018200380A (ja) * | 2017-05-26 | 2018-12-20 | 日本特殊陶業株式会社 | ペリクル枠及びその製造方法 |
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