JP2003164131A - ブラシレスモータ - Google Patents
ブラシレスモータInfo
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- JP2003164131A JP2003164131A JP2001357100A JP2001357100A JP2003164131A JP 2003164131 A JP2003164131 A JP 2003164131A JP 2001357100 A JP2001357100 A JP 2001357100A JP 2001357100 A JP2001357100 A JP 2001357100A JP 2003164131 A JP2003164131 A JP 2003164131A
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- Japan
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- magnetic
- magnetic pole
- rotor
- brushless motor
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- Brushless Motors (AREA)
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 駆動方法として簡易で安価な矩形波駆動が行
われ、かつ作動時に発生するリップルトルクが低減され
たブラシレスモータを提供する。 【解決手段】 通電区間が電気角120度かつ3相の矩
形状電流によって駆動されるブラシレスモータであっ
て、ロータ20の各永久磁石21は、主磁極部21a
と、周方向交互に磁性が異なる3つ又は5つの磁極部を
有する磁気補正部21b、磁気補正部21cを備え、そ
れらの磁極部は、周方向に交互に磁性が異なると共に、
磁気補正部21b及び磁気補正部21cの周方向中央の
磁極部は、主磁極部21aの磁性と同極性であり、主磁
極部21aの軸方向の幅をLA、磁気補正部21bの軸
方向の幅をLB、磁気補正部の軸方向の幅をLC、とし
たときに、LA:LB:LC≒1:0.1:0.04であ
る。
われ、かつ作動時に発生するリップルトルクが低減され
たブラシレスモータを提供する。 【解決手段】 通電区間が電気角120度かつ3相の矩
形状電流によって駆動されるブラシレスモータであっ
て、ロータ20の各永久磁石21は、主磁極部21a
と、周方向交互に磁性が異なる3つ又は5つの磁極部を
有する磁気補正部21b、磁気補正部21cを備え、そ
れらの磁極部は、周方向に交互に磁性が異なると共に、
磁気補正部21b及び磁気補正部21cの周方向中央の
磁極部は、主磁極部21aの磁性と同極性であり、主磁
極部21aの軸方向の幅をLA、磁気補正部21bの軸
方向の幅をLB、磁気補正部の軸方向の幅をLC、とし
たときに、LA:LB:LC≒1:0.1:0.04であ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はブラシレスモータに
係り、特に作動時に発生するリップルトルクを低減する
構造を有するブラシレスモータに関する。
係り、特に作動時に発生するリップルトルクを低減する
構造を有するブラシレスモータに関する。
【0002】
【従来の技術】ブラシレスモータ等の回転磁界型電動機
では、ステータに形成された複数の鉄芯部に巻線が施さ
れており、この巻線に順次電流が流されると回転磁界が
発生し、ロータに配設されたマグネット又は巻線による
磁界と回転磁界との相互作用によってロータが回転する
ように構成されている。
では、ステータに形成された複数の鉄芯部に巻線が施さ
れており、この巻線に順次電流が流されると回転磁界が
発生し、ロータに配設されたマグネット又は巻線による
磁界と回転磁界との相互作用によってロータが回転する
ように構成されている。
【0003】一般に3相ブラシレスモータでは、ロータ
の検出位置に応じてステータの所定の巻線に通電される
ことによりロータが回転する。そして、各相巻線にはロ
ータのマグネットにより電気角に応じて図7(A)に示
すような正弦波状の磁束が与えられる。3相巻線には、
それぞれ電気角で120度づつ位相がずれて磁束が与え
られる。
の検出位置に応じてステータの所定の巻線に通電される
ことによりロータが回転する。そして、各相巻線にはロ
ータのマグネットにより電気角に応じて図7(A)に示
すような正弦波状の磁束が与えられる。3相巻線には、
それぞれ電気角で120度づつ位相がずれて磁束が与え
られる。
【0004】この各相磁束の電磁的作用によって、ステ
ータの各相巻線には同図(B)に示すような誘起電圧が
発生する。この誘起電圧は、磁束の変化の大きさに比例
して発生し、磁束変化が正弦波状である場合、それによ
って発生する誘起電圧は90度位相がずれたものとな
る。
ータの各相巻線には同図(B)に示すような誘起電圧が
発生する。この誘起電圧は、磁束の変化の大きさに比例
して発生し、磁束変化が正弦波状である場合、それによ
って発生する誘起電圧は90度位相がずれたものとな
る。
【0005】ブラシレスモータへは直流電流が供給さ
れ、ロータの検出位置に応じて各相巻線への流路が切換
えられる。同図(C)に、巻線へ通電される電気角12
0度の矩形波電流の1相分の変化を示す。ここで、各相
に発生するトルクは、誘起電圧と電流との積に比例し、
この場合は、同図(D)に示すようなトルクが発生す
る。
れ、ロータの検出位置に応じて各相巻線への流路が切換
えられる。同図(C)に、巻線へ通電される電気角12
0度の矩形波電流の1相分の変化を示す。ここで、各相
に発生するトルクは、誘起電圧と電流との積に比例し、
この場合は、同図(D)に示すようなトルクが発生す
る。
【0006】ブラシレスモータに発生するトルクは、各
相に発生するトルクの和で与えられ、3相合成トルクは
同図(E)のようになる。この図から明らかなように、
3相合成トルクは、大きなリップルトルク(トルクむ
ら)を含んでおり、このリップルトルクは、ブラシレス
モータの振動や騒音等の原因となっていた。
相に発生するトルクの和で与えられ、3相合成トルクは
同図(E)のようになる。この図から明らかなように、
3相合成トルクは、大きなリップルトルク(トルクむ
ら)を含んでおり、このリップルトルクは、ブラシレス
モータの振動や騒音等の原因となっていた。
【0007】上記問題を解決するために、例えばブラシ
レスモータの端子に印加する電圧を正弦波になるように
駆動する技術が知られている。この技術によれば、リッ
プルトルクの発生を低く押えることができ、動作効率も
高いという利点がある。
レスモータの端子に印加する電圧を正弦波になるように
駆動する技術が知られている。この技術によれば、リッ
プルトルクの発生を低く押えることができ、動作効率も
高いという利点がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記技術の場
合、ロータの回転位置を検出する高分解能の位置センサ
が必要となり、ブラシレスモータに用いられている通常
のホール素子に代わって、例えば光学式のエンコーダを
用いることが必要になる。
合、ロータの回転位置を検出する高分解能の位置センサ
が必要となり、ブラシレスモータに用いられている通常
のホール素子に代わって、例えば光学式のエンコーダを
用いることが必要になる。
【0009】そして、ブラシレスモータは、正弦波駆動
するための電源駆動装置を備えるか、もしくはPWM制
御される場合はマイコン等を備える必要があり、駆動回
路が複雑になると共に、制御回路を含むブラシレスモー
タの製造コストが高くなってしまうという問題があっ
た。
するための電源駆動装置を備えるか、もしくはPWM制
御される場合はマイコン等を備える必要があり、駆動回
路が複雑になると共に、制御回路を含むブラシレスモー
タの製造コストが高くなってしまうという問題があっ
た。
【0010】本発明の目的は、上記問題に鑑み、駆動方
法として簡易で安価な矩形波駆動が行われ、かつ作動時
に発生するリップルトルクが低減されたブラシレスモー
タを提供することにある。
法として簡易で安価な矩形波駆動が行われ、かつ作動時
に発生するリップルトルクが低減されたブラシレスモー
タを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題は、請求項1に
記載のブラシレスモータによれば、通電区間が電気角
(360/n)度かつn相の矩形状電流が正逆方向に周
期的に与えられるn相の巻線を備えたステータと、極性
が交互に異なるm極の永久磁石が周方向に略等間隔に配
設されたロータと、を備えたブラシレスモータであっ
て、前記ロータの各永久磁石は、主磁極部と、該主磁極
部とは異極性の磁極部を有する磁気補正部を備え、該磁
気補正部は、前記ロータが回転することによって前記主
磁極部から前記巻線に与えられる磁束により該巻線に誘
起される誘起電圧が前記通電区間において略一定となる
ように、前記磁束を補正することにより解決される。
記載のブラシレスモータによれば、通電区間が電気角
(360/n)度かつn相の矩形状電流が正逆方向に周
期的に与えられるn相の巻線を備えたステータと、極性
が交互に異なるm極の永久磁石が周方向に略等間隔に配
設されたロータと、を備えたブラシレスモータであっ
て、前記ロータの各永久磁石は、主磁極部と、該主磁極
部とは異極性の磁極部を有する磁気補正部を備え、該磁
気補正部は、前記ロータが回転することによって前記主
磁極部から前記巻線に与えられる磁束により該巻線に誘
起される誘起電圧が前記通電区間において略一定となる
ように、前記磁束を補正することにより解決される。
【0012】上記のように、ロータが備える永久磁石の
一部に、該永久磁石の主磁極部と磁性が異なる磁極部を
有する磁気補正部が形成されたことにより、ロータによ
ってステータ側に与えられる磁束が補正され、これによ
り巻線に誘起される誘起電圧の電気角に応じた変化は、
略一定電圧が正逆周期的に繰り返されるものとなる。
一部に、該永久磁石の主磁極部と磁性が異なる磁極部を
有する磁気補正部が形成されたことにより、ロータによ
ってステータ側に与えられる磁束が補正され、これによ
り巻線に誘起される誘起電圧の電気角に応じた変化は、
略一定電圧が正逆周期的に繰り返されるものとなる。
【0013】したがって、巻線に流される矩形波電流と
誘起電圧との相互作用によって、n相のブラシレスモー
タに発生する合成トルクは電気角に依らず略一定となる
ので、リップルトルクが大幅に低減されたブラシレスモ
ータを得ることができる。
誘起電圧との相互作用によって、n相のブラシレスモー
タに発生する合成トルクは電気角に依らず略一定となる
ので、リップルトルクが大幅に低減されたブラシレスモ
ータを得ることができる。
【0014】また、請求項2に記載のように、前記永久
磁石の磁気補正部は、前記ロータの軸方向の所定位置に
周方向交互に磁性が異なる所定幅の奇数個の磁極部を有
し、周方向中央に位置する前記磁極部の磁性は、前記磁
気補正部が設けられた永久磁石の主磁極部と同磁性であ
ることにより、ロータの回転によってステータ側へ与え
られる磁束の変化を、通電区間において直線的に変化す
るように3角波又は台形波状にすることができる。した
がって、ブラシレスモータに発生する合成トルクは電気
角に依らず略一定とすることができ、リップルトルクを
大幅に低減することができる。
磁石の磁気補正部は、前記ロータの軸方向の所定位置に
周方向交互に磁性が異なる所定幅の奇数個の磁極部を有
し、周方向中央に位置する前記磁極部の磁性は、前記磁
気補正部が設けられた永久磁石の主磁極部と同磁性であ
ることにより、ロータの回転によってステータ側へ与え
られる磁束の変化を、通電区間において直線的に変化す
るように3角波又は台形波状にすることができる。した
がって、ブラシレスモータに発生する合成トルクは電気
角に依らず略一定とすることができ、リップルトルクを
大幅に低減することができる。
【0015】また、前記課題は、請求項3に記載のブラ
シレスモータによれば、通電区間が電気角120度かつ
3相の矩形状電流が正逆方向に周期的に与えられる3相
の巻線を備えたステータと、極性が交互に異なるm極の
永久磁石が周方向に略等間隔に配設されたロータと、を
備えたブラシレスモータであって、前記ロータの各永久
磁石は、主磁極部と、軸方向の所定位置に所定幅を有す
る第1の磁気補正部と、軸方向の所定位置に所定幅を有
する第2の磁気補正部とを備え、前記第1の磁気補正部
は、周方向交互に磁性が異なる3つの磁極部を備え、前
記第2の磁気補正部は、周方向交互に磁性が異なる5つ
の磁極部を備え、周方向中央に位置する前記磁極部の磁
性は、前記主磁極部と同極性であり、前記主磁極部の軸
方向の幅をLa、前記第1の磁気補正部の軸方向の幅を
Lb、前記第2の磁気補正部の軸方向の幅をLc、とし
たときに、La:Lb:Lc≒1:0.1:0.04であ
ることにより解決される。
シレスモータによれば、通電区間が電気角120度かつ
3相の矩形状電流が正逆方向に周期的に与えられる3相
の巻線を備えたステータと、極性が交互に異なるm極の
永久磁石が周方向に略等間隔に配設されたロータと、を
備えたブラシレスモータであって、前記ロータの各永久
磁石は、主磁極部と、軸方向の所定位置に所定幅を有す
る第1の磁気補正部と、軸方向の所定位置に所定幅を有
する第2の磁気補正部とを備え、前記第1の磁気補正部
は、周方向交互に磁性が異なる3つの磁極部を備え、前
記第2の磁気補正部は、周方向交互に磁性が異なる5つ
の磁極部を備え、周方向中央に位置する前記磁極部の磁
性は、前記主磁極部と同極性であり、前記主磁極部の軸
方向の幅をLa、前記第1の磁気補正部の軸方向の幅を
Lb、前記第2の磁気補正部の軸方向の幅をLc、とし
たときに、La:Lb:Lc≒1:0.1:0.04であ
ることにより解決される。
【0016】上記のように、ロータの各永久磁石の軸方
向の一部に3分割された第1の磁気補正部及び5分割さ
れた第2の磁気補正部が設けられ、第1及び第2の磁気
補正部の幅が適当に設定されることにより、ロータの回
転によってステータ側に与えられる磁束の変化は、台形
波状又は三角波状となる。
向の一部に3分割された第1の磁気補正部及び5分割さ
れた第2の磁気補正部が設けられ、第1及び第2の磁気
補正部の幅が適当に設定されることにより、ロータの回
転によってステータ側に与えられる磁束の変化は、台形
波状又は三角波状となる。
【0017】このとき、詳しくは第1及び第2磁気補正
部の軸方向幅を永久磁石の軸方向幅に対して、上記のよ
うな割合とすることにより、ステータ側が受ける磁束の
変化を3角波状とすることができる。したがって、矩形
波状の通電区間において磁束の変化を直線的とすること
により、ブラシレスモータに発生するトルクに含まれる
リップルトルク分が大幅に低減されるので好適である。
部の軸方向幅を永久磁石の軸方向幅に対して、上記のよ
うな割合とすることにより、ステータ側が受ける磁束の
変化を3角波状とすることができる。したがって、矩形
波状の通電区間において磁束の変化を直線的とすること
により、ブラシレスモータに発生するトルクに含まれる
リップルトルク分が大幅に低減されるので好適である。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、ブ
ラシレスモータ1を例にとって図面を参照して説明す
る。また、以下に説明する配置、形状等は、本発明を限
定するものではなく、本発明の趣旨に沿って各種改変す
ることができることは勿論である。
ラシレスモータ1を例にとって図面を参照して説明す
る。また、以下に説明する配置、形状等は、本発明を限
定するものではなく、本発明の趣旨に沿って各種改変す
ることができることは勿論である。
【0019】図1は実施例のブラシレスモータの断面
図、図2は図1のステータ及びロータの断面図、図3は
実施例のブラシレスモータの動作方法をあらわす説明
図、図4は実施例のロータの部分側面図、図5は図4の
ロータによってステータに与えられる磁束変化の説明
図、図6は実施例のブラシレスモータの動作をあらわす
説明図である。
図、図2は図1のステータ及びロータの断面図、図3は
実施例のブラシレスモータの動作方法をあらわす説明
図、図4は実施例のロータの部分側面図、図5は図4の
ロータによってステータに与えられる磁束変化の説明
図、図6は実施例のブラシレスモータの動作をあらわす
説明図である。
【0020】図1に基づき、本発明の実施例に係るイン
ナーロータ型のブラシレスモータ1の構成を説明する。
ブラシレスモータ1は、回転軸22が挿着されたロータ
20と、ロータ20を回転可能に支承する軸受41、4
2と、巻線32を有するステータ30と、これらを収納
するヨークハウジング40とを備える。
ナーロータ型のブラシレスモータ1の構成を説明する。
ブラシレスモータ1は、回転軸22が挿着されたロータ
20と、ロータ20を回転可能に支承する軸受41、4
2と、巻線32を有するステータ30と、これらを収納
するヨークハウジング40とを備える。
【0021】図2にロータ20及びステータ30の断面
図を示す。ロータ20の外周面には永久磁石21が、ロ
ータ20の周方向に極性が交互になるように配設され、
これらはロータカバーによって覆われている。この永久
磁石21は、径方向に磁束が向くように磁化されてい
る。
図を示す。ロータ20の外周面には永久磁石21が、ロ
ータ20の周方向に極性が交互になるように配設され、
これらはロータカバーによって覆われている。この永久
磁石21は、径方向に磁束が向くように磁化されてい
る。
【0022】ステータ30は、複数のコイルボビン31
を備えており、コイルボビン31には巻線32が巻回さ
れている。コイルボビン31は、ヨークハウジング40
の内側面に当接するように構成されている。また、各コ
イルボビン31に巻回された巻線32の端末は、Y結線
となるように電気的に接合されている。また、3相(U
相、V相、W相)巻線は、図2に示すように配置されて
いる。
を備えており、コイルボビン31には巻線32が巻回さ
れている。コイルボビン31は、ヨークハウジング40
の内側面に当接するように構成されている。また、各コ
イルボビン31に巻回された巻線32の端末は、Y結線
となるように電気的に接合されている。また、3相(U
相、V相、W相)巻線は、図2に示すように配置されて
いる。
【0023】また、図示しないが、ブラシレスモータ1
には、ホール素子、整流素子、位置検出用磁石等から構
成される周知の位置検出器と制御回路が備えられてお
り、これらによってロータ20の回転中の位置検出が行
われる。この位置検出によって得られる信号と速度設定
値を基に、制御回路から巻線32に電流が与えられるこ
とにより、ステータ30に回転磁界が発生しロータ20
は安定して回転することができる。
には、ホール素子、整流素子、位置検出用磁石等から構
成される周知の位置検出器と制御回路が備えられてお
り、これらによってロータ20の回転中の位置検出が行
われる。この位置検出によって得られる信号と速度設定
値を基に、制御回路から巻線32に電流が与えられるこ
とにより、ステータ30に回転磁界が発生しロータ20
は安定して回転することができる。
【0024】次に、本実施例のブラシレスモータ1に適
用されているリップルトルクの低減方法について説明す
る。ここでは、説明の便宜上、1相分の磁束、電流等の
変化について示す。ロータ20の回転によって巻線32
に与えられる磁束が、図3(A)に示すように電気角に
対して台形状に変化すると、この磁束変化によって巻線
32に誘起される誘起電圧は、同図(B)に示すように
電気角に対して矩形状の正負電圧があらわれるように変
化する。
用されているリップルトルクの低減方法について説明す
る。ここでは、説明の便宜上、1相分の磁束、電流等の
変化について示す。ロータ20の回転によって巻線32
に与えられる磁束が、図3(A)に示すように電気角に
対して台形状に変化すると、この磁束変化によって巻線
32に誘起される誘起電圧は、同図(B)に示すように
電気角に対して矩形状の正負電圧があらわれるように変
化する。
【0025】巻線32に与えられる電流は同図(C)に
示すように、電気角120度の区間は一定電流が連続的
に供給され、それに続く電気角60度の区間は巻線32
に電流が供給されず、さらにそれに続く電気角120度
の区間は逆方向に一定電流が供給され、そして次の電気
角60度の区間は電流が供給されないように制御され
る。
示すように、電気角120度の区間は一定電流が連続的
に供給され、それに続く電気角60度の区間は巻線32
に電流が供給されず、さらにそれに続く電気角120度
の区間は逆方向に一定電流が供給され、そして次の電気
角60度の区間は電流が供給されないように制御され
る。
【0026】従ってこの場合には、同図(D)に示すよ
うに、電流が供給されている区間にのみ一定のトルクが
発生する。同図(E)に示すように、他の2相における
発生トルクは、当該相に発生するトルクとは電気角12
0度又は240度ずれた状態で生起されるが、発生した
トルクは同図(D)のように一定の値となる。
うに、電流が供給されている区間にのみ一定のトルクが
発生する。同図(E)に示すように、他の2相における
発生トルクは、当該相に発生するトルクとは電気角12
0度又は240度ずれた状態で生起されるが、発生した
トルクは同図(D)のように一定の値となる。
【0027】したがって、ロータ20が回転することに
より発生するトルクは、上記3相に発生するトルクを合
成したものとなり、同図(E)に示すように電気角によ
らず一定値となる。
より発生するトルクは、上記3相に発生するトルクを合
成したものとなり、同図(E)に示すように電気角によ
らず一定値となる。
【0028】このように、ロータ20の回転によってス
テータ30に与えられる磁束の変化が図3(A)に示す
ように台形波状であれば、従来のようにブラシレスモー
タ1を120度矩形波電流駆動した場合であっても、得
られるトルクは一定となりリップルトルクは発生しな
い。
テータ30に与えられる磁束の変化が図3(A)に示す
ように台形波状であれば、従来のようにブラシレスモー
タ1を120度矩形波電流駆動した場合であっても、得
られるトルクは一定となりリップルトルクは発生しな
い。
【0029】次に、本発明の要部であるロータ20の構
成について説明する。図4(A)にロータ20の側面
図、同図(B)に同図(A)の点線部の部分拡大図を示
す。ここでは、理解の容易のため、ロータカバーは省略
されている。ロータ20は、8極の永久磁石21による
磁極を備え、これらがロータ20の外周に周方向略等間
隔に配置されている。
成について説明する。図4(A)にロータ20の側面
図、同図(B)に同図(A)の点線部の部分拡大図を示
す。ここでは、理解の容易のため、ロータカバーは省略
されている。ロータ20は、8極の永久磁石21による
磁極を備え、これらがロータ20の外周に周方向略等間
隔に配置されている。
【0030】各永久磁石21は、磁束の向きによって2
つに区別されるが、それぞれ主磁極部21a、第1の磁
気補正部としての磁気補正部21b、第2の磁気補正部
としての磁気補正部21cから構成される。なお、主磁
極部21a、磁気補正部21b、21cの各磁極部は同
程度の強さで着磁されている。なお、各永久磁石21
は、上記のように同程度の強さで磁化された各磁極部を
接着することによって構成することができる。
つに区別されるが、それぞれ主磁極部21a、第1の磁
気補正部としての磁気補正部21b、第2の磁気補正部
としての磁気補正部21cから構成される。なお、主磁
極部21a、磁気補正部21b、21cの各磁極部は同
程度の強さで着磁されている。なお、各永久磁石21
は、上記のように同程度の強さで磁化された各磁極部を
接着することによって構成することができる。
【0031】また、本実施例の永久磁石21は、永久磁
石21から主磁極部21aとは異磁性の磁極部を除いた
形の一体品と、異磁性の磁極部と、を接着、固定するこ
とによっても製造することができる。この場合、例えば
フェライト磁石又は希土類磁石の粉砕原料を、上記異磁
性の磁極部を除いた形の一体品を成形することができる
型によってプレス成形する。この成形品に、さらに周知
の焼結処理、加工処理、着磁処理を行うことにより、永
久磁石21から異磁性の磁極部を除いた形の一体品を製
造することができる。
石21から主磁極部21aとは異磁性の磁極部を除いた
形の一体品と、異磁性の磁極部と、を接着、固定するこ
とによっても製造することができる。この場合、例えば
フェライト磁石又は希土類磁石の粉砕原料を、上記異磁
性の磁極部を除いた形の一体品を成形することができる
型によってプレス成形する。この成形品に、さらに周知
の焼結処理、加工処理、着磁処理を行うことにより、永
久磁石21から異磁性の磁極部を除いた形の一体品を製
造することができる。
【0032】そして、別工程にて製造された上記異磁性
の磁極部を、上記一体品の上記異磁性の磁極部の配設部
に接着、固定することにより永久磁石21を製造するこ
とができる。なお、上記のような永久磁石の製造方法
は、本実施例のようにロータ側に配設される永久磁石の
製造方法に限らず、ステータ側に配設される永久磁石の
製造方法にも適用することができるものである。
の磁極部を、上記一体品の上記異磁性の磁極部の配設部
に接着、固定することにより永久磁石21を製造するこ
とができる。なお、上記のような永久磁石の製造方法
は、本実施例のようにロータ側に配設される永久磁石の
製造方法に限らず、ステータ側に配設される永久磁石の
製造方法にも適用することができるものである。
【0033】主磁極部21aは、複数の部分に分割され
ているが、それぞれの分割部分の磁束方向は同じであ
る。また、磁気補正部21bは周方向に略等間隔に3分
割されており、中央の磁極部である分割部分は主磁極部
21aと磁束方向が同じになるように形成され、周方向
両端の分割部分は主磁極部21aの磁束方向と逆になる
ように形成されている。
ているが、それぞれの分割部分の磁束方向は同じであ
る。また、磁気補正部21bは周方向に略等間隔に3分
割されており、中央の磁極部である分割部分は主磁極部
21aと磁束方向が同じになるように形成され、周方向
両端の分割部分は主磁極部21aの磁束方向と逆になる
ように形成されている。
【0034】磁気補正部21cは周方向に略等間隔に5
分割されており、磁気補正部21bと同様に、中央の磁
極部である分割部分は主磁極部21aと磁束方向が同じ
になるように形成され、他の4つの分割部分は中央の分
割部分を基準に交互に磁束方向が変わるように配置され
ている。
分割されており、磁気補正部21bと同様に、中央の磁
極部である分割部分は主磁極部21aと磁束方向が同じ
になるように形成され、他の4つの分割部分は中央の分
割部分を基準に交互に磁束方向が変わるように配置され
ている。
【0035】図4(A)に示すように主磁極部21aは
軸方向に3分割されており、軸方向の幅は、それぞれL
A1、LA2、LA3、とされている。したがって、主
磁極部21aの実質的幅LAは、LA=LA1+LA2
+LA3の関係であらわされる。また、磁気補正部21
b、21cの軸方向の幅は、LB、LC、とされてい
る。
軸方向に3分割されており、軸方向の幅は、それぞれL
A1、LA2、LA3、とされている。したがって、主
磁極部21aの実質的幅LAは、LA=LA1+LA2
+LA3の関係であらわされる。また、磁気補正部21
b、21cの軸方向の幅は、LB、LC、とされてい
る。
【0036】本例のロータ20は、主磁極部21a、磁
気補正部21b、21cの軸方向の幅LA、LB、LC
の比は、LA:LB:LC≒1:0.1:0.04、とさ
れている。このように構成されたロータ20が回転する
ことによってステータ30側に与えられる磁束Φと、主
磁極部21a、磁気補正部21b、21cによって与え
られるそれぞれの磁束ΦA、ΦB、ΦCについて、これ
ら磁束が電気角に応じて変化する様子を図5に示す。
気補正部21b、21cの軸方向の幅LA、LB、LC
の比は、LA:LB:LC≒1:0.1:0.04、とさ
れている。このように構成されたロータ20が回転する
ことによってステータ30側に与えられる磁束Φと、主
磁極部21a、磁気補正部21b、21cによって与え
られるそれぞれの磁束ΦA、ΦB、ΦCについて、これ
ら磁束が電気角に応じて変化する様子を図5に示す。
【0037】図5から分かるように、磁束ΦAの1周期
は、磁束ΦB、ΦCのそれぞれ3周期、5周期に相当
し、磁気補正部21b、21cは主磁極部21aと比べ
て高調波成分の磁束を与えることが分かる。また、磁束
の大きさの比は、軸方向の幅の比に対応する。そして、
磁束ΦA、ΦB、ΦCの合成磁束である磁束Φは、略三
角形状波となることが分かる。
は、磁束ΦB、ΦCのそれぞれ3周期、5周期に相当
し、磁気補正部21b、21cは主磁極部21aと比べ
て高調波成分の磁束を与えることが分かる。また、磁束
の大きさの比は、軸方向の幅の比に対応する。そして、
磁束ΦA、ΦB、ΦCの合成磁束である磁束Φは、略三
角形状波となることが分かる。
【0038】ロータ20が回転したときの、巻線32に
与えられる電気角に応じた磁束の変化を図6(A)(図
5)に示す。図示されているように、この磁束は、電気
角−60度(300度)から60度、及び120度から
240度の区間は略直線的に変化していることが分か
る。
与えられる電気角に応じた磁束の変化を図6(A)(図
5)に示す。図示されているように、この磁束は、電気
角−60度(300度)から60度、及び120度から
240度の区間は略直線的に変化していることが分か
る。
【0039】ロータ20が主磁極部21aのみを有する
場合は、ロータ20の回転によって巻線32に与えられ
る磁束の変化は略正弦波状となるが、本例のロータ20
には、磁気補正部21b、21cが設けられているの
で、上記波形は補正されて、前述した台形波又は三角形
波に近くなる。この磁束によって、巻線32に誘起され
る誘起電圧は、同図(B)に示すように変化する。
場合は、ロータ20の回転によって巻線32に与えられ
る磁束の変化は略正弦波状となるが、本例のロータ20
には、磁気補正部21b、21cが設けられているの
で、上記波形は補正されて、前述した台形波又は三角形
波に近くなる。この磁束によって、巻線32に誘起され
る誘起電圧は、同図(B)に示すように変化する。
【0040】巻線32に流される電流の変化を同図
(C)に示す。ブラシレスモータ1に流される電流は、
従来のブラシレスモータに流される電流と同様に、電気
角120度の矩形波電流が与えられる。詳しく説明する
と、巻線32には、電気角−60度(300度)から6
0度の区間は正方向の一定電流が流され、電気角60度
から120度及び240度から300度の区間は電流が
供給されず、電気角120度から240度の区間は逆方
向の一定電流が流される。
(C)に示す。ブラシレスモータ1に流される電流は、
従来のブラシレスモータに流される電流と同様に、電気
角120度の矩形波電流が与えられる。詳しく説明する
と、巻線32には、電気角−60度(300度)から6
0度の区間は正方向の一定電流が流され、電気角60度
から120度及び240度から300度の区間は電流が
供給されず、電気角120度から240度の区間は逆方
向の一定電流が流される。
【0041】上記のような誘起電圧、電流によって各相
には同図(D)に示すトルクが生起される。そして、ブ
ラシレスモータ1に発生する3相分の合成トルクは、同
図(E)に示すように電気角によらず略一定となり、リ
ップルトルクは大幅に低減される。
には同図(D)に示すトルクが生起される。そして、ブ
ラシレスモータ1に発生する3相分の合成トルクは、同
図(E)に示すように電気角によらず略一定となり、リ
ップルトルクは大幅に低減される。
【0042】なお、主磁極部21aに対する磁気補正部
21b、21cの補正量、すなわち主磁極部21aの軸
方向の幅LAに対する磁気補正部21b、21cの軸方
向の幅LB、LCは、前述したように、LA:LB:L
C≒1:0.1:0.04とされているが、この比率はこ
れら磁気補正部21b、21cを含むロータ20の回転
によって巻線32が受ける磁束の変化が、通電区間にお
いて図6(A)に示すように直線的になるように設定さ
れたものである。すなわち、通電区間において磁束変化
が直線的であれば、この磁束変化によって誘起される誘
起電圧は一定値となる。
21b、21cの補正量、すなわち主磁極部21aの軸
方向の幅LAに対する磁気補正部21b、21cの軸方
向の幅LB、LCは、前述したように、LA:LB:L
C≒1:0.1:0.04とされているが、この比率はこ
れら磁気補正部21b、21cを含むロータ20の回転
によって巻線32が受ける磁束の変化が、通電区間にお
いて図6(A)に示すように直線的になるように設定さ
れたものである。すなわち、通電区間において磁束変化
が直線的であれば、この磁束変化によって誘起される誘
起電圧は一定値となる。
【0043】上記磁束の補正を具体的に、ロータ20の
回転によって巻線32が受ける磁束の変化に適用する場
合、本例では計算を簡単にするため、合成磁束が台形波
ではなく3角波となるように設定されている。この波形
を主磁束部21aによる基本正弦波、磁気補正部21b
による3次高調波、磁気補正部21cによる5次高調波
の合成波によって実現するようにフーリエ展開して、高
調波成分の大きさを計算し、磁気補正部の補正量を設定
している。
回転によって巻線32が受ける磁束の変化に適用する場
合、本例では計算を簡単にするため、合成磁束が台形波
ではなく3角波となるように設定されている。この波形
を主磁束部21aによる基本正弦波、磁気補正部21b
による3次高調波、磁気補正部21cによる5次高調波
の合成波によって実現するようにフーリエ展開して、高
調波成分の大きさを計算し、磁気補正部の補正量を設定
している。
【0044】上記したように、本実施の形態によれば、
以下の効果を有する。 (1)ロータ20に配設される永久磁石21は軸方向に
主磁極部21aと磁気補正部21b、21cに分割さ
れ、磁気補正部21b、21cはそれぞれ周方向に3分
割、5分割されている。そして、各分割された磁極部
は、中央の磁極部の磁性が主磁極部21aと同じになる
ように磁化され、他の磁極部は磁性が交互となるように
磁化されている。
以下の効果を有する。 (1)ロータ20に配設される永久磁石21は軸方向に
主磁極部21aと磁気補正部21b、21cに分割さ
れ、磁気補正部21b、21cはそれぞれ周方向に3分
割、5分割されている。そして、各分割された磁極部
は、中央の磁極部の磁性が主磁極部21aと同じになる
ように磁化され、他の磁極部は磁性が交互となるように
磁化されている。
【0045】従って、これら磁気補正部21b、21c
によって、ロータ20がステータ30側に与える磁束の
変化は台形波又は3角波に近くなり、3相巻線32に通
電される120度矩形状の電流との電磁相互作用によっ
て発生するトルクは、リップルトルク分が大幅に低減さ
れたものとなる。従って、振動や騒音が大幅に低減され
たブラシレスモータを得ることができる。
によって、ロータ20がステータ30側に与える磁束の
変化は台形波又は3角波に近くなり、3相巻線32に通
電される120度矩形状の電流との電磁相互作用によっ
て発生するトルクは、リップルトルク分が大幅に低減さ
れたものとなる。従って、振動や騒音が大幅に低減され
たブラシレスモータを得ることができる。
【0046】(2)上述のように、従来のブラシレスモ
ータに対して、ロータの永久磁石の構成のみを変更する
ことにより、リップルトルクの大幅に低減されたブラシ
レスモータ1を得ることができると共に、特別な制御回
路も必要ではなく制御が容易であり、作動制御回路等を
含めて安価に製造することが可能となる。
ータに対して、ロータの永久磁石の構成のみを変更する
ことにより、リップルトルクの大幅に低減されたブラシ
レスモータ1を得ることができると共に、特別な制御回
路も必要ではなく制御が容易であり、作動制御回路等を
含めて安価に製造することが可能となる。
【0047】なお、本発明の実施の形態は、以下のよう
に変更してもよい。 ○上記実施例では、磁気補正部21b、21cを永久磁
石21の軸方向中央部に形成しているが、これらをさら
に軸方向に複数に分割してもよい。このとき、巻線32
に与える磁束が対称となるように、前記各分割部をロー
タ20の軸方向の中心線に対して略対称に形成する。
に変更してもよい。 ○上記実施例では、磁気補正部21b、21cを永久磁
石21の軸方向中央部に形成しているが、これらをさら
に軸方向に複数に分割してもよい。このとき、巻線32
に与える磁束が対称となるように、前記各分割部をロー
タ20の軸方向の中心線に対して略対称に形成する。
【0048】○また、本例のロータ20では、磁気補正
部として、3分割、5分割された磁気補正部21b、2
1cのみを設けているが、さらに高調波成分となる磁気
補正部を追加してもよい。この高調波成分は、上述のよ
うにフーリエ展開による高次分として計算することがで
きる。このように、さらに高調波成分を追加することに
より、巻線32がロータ20から受ける磁束変化が台形
波又は3角形波、すなわち少なくとも通電区間はその変
化が直線的である波形により近くなり、リップルトルク
のさらなる低減を図ることができる。
部として、3分割、5分割された磁気補正部21b、2
1cのみを設けているが、さらに高調波成分となる磁気
補正部を追加してもよい。この高調波成分は、上述のよ
うにフーリエ展開による高次分として計算することがで
きる。このように、さらに高調波成分を追加することに
より、巻線32がロータ20から受ける磁束変化が台形
波又は3角形波、すなわち少なくとも通電区間はその変
化が直線的である波形により近くなり、リップルトルク
のさらなる低減を図ることができる。
【0049】○また、上記実施の形態では、ブラシレス
モータ1はインナーロータ型であったが、これに限らず
アウターロータ型であってもよい。
モータ1はインナーロータ型であったが、これに限らず
アウターロータ型であってもよい。
【0050】○また、上記実施の形態では、3相巻線3
2を集中巻きした場合を示したが、これに限らず分布巻
きを施した場合であってもよい。また、これらの3相巻
線はY結線されているが、Δ結線であってもよい。
2を集中巻きした場合を示したが、これに限らず分布巻
きを施した場合であってもよい。また、これらの3相巻
線はY結線されているが、Δ結線であってもよい。
【0051】○また、上記実施の形態では、磁気補正部
21b、21cは、周方向に略等分された磁気構成部を
有していたが、これに限らず、得られる磁束変化がより
台形波又は3角形波に近くなるのであれば、略等分でな
くてもよい。
21b、21cは、周方向に略等分された磁気構成部を
有していたが、これに限らず、得られる磁束変化がより
台形波又は3角形波に近くなるのであれば、略等分でな
くてもよい。
【0052】○また、上記実施の形態では、主磁束部2
1a、磁気補正部21b、21cからなる磁気構成部の
磁化の強さについて略同程度としたが、各磁気構成部の
磁化の強さを適宜調整したものとしてもよい。これによ
り、永久磁石21の軸方向の長さを調整することが可能
となる。
1a、磁気補正部21b、21cからなる磁気構成部の
磁化の強さについて略同程度としたが、各磁気構成部の
磁化の強さを適宜調整したものとしてもよい。これによ
り、永久磁石21の軸方向の長さを調整することが可能
となる。
【0053】○また、上記実施の形態では、巻線32を
3相とし、電気角120度の矩形波状の周期的な正逆電
流が与えられる構成を示したが、これに限らず、巻線3
2をn相(nは2以上の自然数)とし、通電される電流
をn相の電気角(360/n)度の矩形波状の周期的な
正逆電流としてもよい。
3相とし、電気角120度の矩形波状の周期的な正逆電
流が与えられる構成を示したが、これに限らず、巻線3
2をn相(nは2以上の自然数)とし、通電される電流
をn相の電気角(360/n)度の矩形波状の周期的な
正逆電流としてもよい。
【0054】上記実施形態から把握できる請求項以外の
技術的思想を以下に記載する。 (1)モータに使用される永久磁石の製造方法であっ
て、前記永久磁石は、主磁極部と、該主磁極部とは異磁
性の磁極部を備え、該磁極部は、前記モータの作動時に
前記主磁極部から前記モータの巻線に与えられる磁束を
補正するものであって、前記主磁極部と前記磁極部とを
それぞれ別の成形型によって成形すると共に、所定方向
に着磁し、前記主磁極部に設けられた前記磁極部の配設
部に前記磁極部を配設及び固定したことを特徴とする永
久磁石の製造方法。このような製造方法を採用すること
により、永久磁石を構成する部品数を減少させることが
できるので好適である。
技術的思想を以下に記載する。 (1)モータに使用される永久磁石の製造方法であっ
て、前記永久磁石は、主磁極部と、該主磁極部とは異磁
性の磁極部を備え、該磁極部は、前記モータの作動時に
前記主磁極部から前記モータの巻線に与えられる磁束を
補正するものであって、前記主磁極部と前記磁極部とを
それぞれ別の成形型によって成形すると共に、所定方向
に着磁し、前記主磁極部に設けられた前記磁極部の配設
部に前記磁極部を配設及び固定したことを特徴とする永
久磁石の製造方法。このような製造方法を採用すること
により、永久磁石を構成する部品数を減少させることが
できるので好適である。
【0055】
【発明の効果】以上のように、本発明のブラシレスモー
タによれば、駆動方法として簡易で安価な矩形波駆動を
行う駆動回路が利用されると共に、ロータの永久磁石に
磁気補正部を設け、ロータの回転によって該ロータの永
久磁石がステータ側に与える磁束が、ステータの巻線に
矩形波電流が通電される区間において直線的に変化する
ようにした。
タによれば、駆動方法として簡易で安価な矩形波駆動を
行う駆動回路が利用されると共に、ロータの永久磁石に
磁気補正部を設け、ロータの回転によって該ロータの永
久磁石がステータ側に与える磁束が、ステータの巻線に
矩形波電流が通電される区間において直線的に変化する
ようにした。
【0056】これにより、ブラシレスモータに発生する
リップルトルクを大幅に低減することが可能となり、振
動や騒音が少ないブラシレスモータを提供することがで
きる。
リップルトルクを大幅に低減することが可能となり、振
動や騒音が少ないブラシレスモータを提供することがで
きる。
【図1】実施例のブラシレスモータの断面図である。
【図2】図1のステータ及びロータの断面図である。
【図3】実施例のブラシレスモータの動作方法をあらわ
す説明図である。
す説明図である。
【図4】実施例のロータの部分側面図である。
【図5】図4のロータによってステータに与えられる磁
束変化の説明図である。
束変化の説明図である。
【図6】実施例のブラシレスモータの動作をあらわす説
明図である。
明図である。
【図7】従来例のブラシレスモータの動作をあらわす説
明図である。
明図である。
1 ブラシレスモータ、 20 ロータ、 21 永久
磁石、 21a 主磁極部、 21b、21c 磁気補
正部、 22 回転軸、 30 ステータ、31 コイ
ルボビン、 32 巻線、 40 ヨークハウジング、
41、42軸受、 Φ、ΦA、ΦB、ΦC 磁束
磁石、 21a 主磁極部、 21b、21c 磁気補
正部、 22 回転軸、 30 ステータ、31 コイ
ルボビン、 32 巻線、 40 ヨークハウジング、
41、42軸受、 Φ、ΦA、ΦB、ΦC 磁束
Claims (3)
- 【請求項1】 通電区間が電気角(360/n)度かつ
n相の矩形状電流が正逆方向に周期的に与えられるn相
の巻線を備えたステータと、極性が交互に異なるm極の
永久磁石が周方向に略等間隔に配設されたロータと、を
備えたブラシレスモータであって、 前記ロータの各永久磁石は、主磁極部と、該主磁極部と
は異極性の磁極部を有する磁気補正部を備え、 該磁気補正部は、前記ロータが回転することによって前
記主磁極部から前記巻線に与えられる磁束により該巻線
に誘起される誘起電圧が前記通電区間において略一定と
なるように、前記磁束を補正することを特徴とするブラ
シレスモータ。 - 【請求項2】 前記永久磁石の磁気補正部は、前記ロー
タの軸方向の所定位置に周方向交互に磁性が異なる所定
幅の奇数個の磁極部を有し、 周方向中央に位置する前記磁極部の磁性は、前記磁気補
正部が設けられた永久磁石の主磁極部と同磁性であるこ
とを特徴とする請求項1に記載のブラシレスモータ。 - 【請求項3】 通電区間が電気角120度かつ3相の矩
形状電流が正逆方向に周期的に与えられる3相の巻線を
備えたステータと、極性が交互に異なるm極の永久磁石
が周方向に略等間隔に配設されたロータと、を備えたブ
ラシレスモータであって、 前記ロータの各永久磁石は、主磁極部と、軸方向の所定
位置に所定幅を有する第1の磁気補正部と、軸方向の所
定位置に所定幅を有する第2の磁気補正部とを備え、 前記第1の磁気補正部は、周方向交互に磁性が異なる3
つの磁極部を備え、 前記第2の磁気補正部は、周方向交互に磁性が異なる5
つの磁極部を備え、 周方向中央に位置する前記磁極部の磁性は、前記主磁極
部と同極性であり、 前記主磁極部の軸方向の幅をLa、前記第1の磁気補正
部の軸方向の幅をLb、前記第2の磁気補正部の軸方向
の幅をLc、としたときに、La:Lb:Lc≒1:
0.1:0.04であることを特徴とするブラシレスモー
タ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001357100A JP2003164131A (ja) | 2001-11-22 | 2001-11-22 | ブラシレスモータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001357100A JP2003164131A (ja) | 2001-11-22 | 2001-11-22 | ブラシレスモータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003164131A true JP2003164131A (ja) | 2003-06-06 |
Family
ID=19168497
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001357100A Withdrawn JP2003164131A (ja) | 2001-11-22 | 2001-11-22 | ブラシレスモータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003164131A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011217523A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Hitachi Metals Ltd | モータの回転子、この回転子を有するモータ、及び、着磁装置 |
| US20220239172A1 (en) * | 2019-05-24 | 2022-07-28 | Arno Leon Konings | Annular axial flux motors |
-
2001
- 2001-11-22 JP JP2001357100A patent/JP2003164131A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011217523A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Hitachi Metals Ltd | モータの回転子、この回転子を有するモータ、及び、着磁装置 |
| US20220239172A1 (en) * | 2019-05-24 | 2022-07-28 | Arno Leon Konings | Annular axial flux motors |
| US11973375B2 (en) * | 2019-05-24 | 2024-04-30 | Magic Leap, Inc. | Annular axial flux motors |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050201 |