JP2003169003A - 無線通信装置 - Google Patents
無線通信装置Info
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Landscapes
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】電力線搬送が有する雑音妨害を効果的に排除し
て電力線搬送と良好な無線データ通信を併用した安定し
た情報伝送を実現することができる無線通信装置を提供
する。 【解決手段】電源線端子から取り出される構内側の電源
出力線に、所望の周波数以上の信号に対して構内側の電
源出力線側でハイインピーダンスを呈するブロッキング
フィルタが挿入接続され、そのブロッキングフィルタの
構内側への電源出力に無線送受信機が接続されている。
電波送受信機は、ブロッキングフィルタの構内側への電
源出力における信号を高周波側の入出力とする電力線モ
デムの低周波側信号を無線周波で送信し、また、到来す
る無線周波を受信して得られる低周波側信号を電力線モ
デムの低周波側信号として供給して高周波側出力を作成
して構内側への電源出力に与える構成を有している。
て電力線搬送と良好な無線データ通信を併用した安定し
た情報伝送を実現することができる無線通信装置を提供
する。 【解決手段】電源線端子から取り出される構内側の電源
出力線に、所望の周波数以上の信号に対して構内側の電
源出力線側でハイインピーダンスを呈するブロッキング
フィルタが挿入接続され、そのブロッキングフィルタの
構内側への電源出力に無線送受信機が接続されている。
電波送受信機は、ブロッキングフィルタの構内側への電
源出力における信号を高周波側の入出力とする電力線モ
デムの低周波側信号を無線周波で送信し、また、到来す
る無線周波を受信して得られる低周波側信号を電力線モ
デムの低周波側信号として供給して高周波側出力を作成
して構内側への電源出力に与える構成を有している。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属ケース等の電
波遮蔽物に囲まれたAC電源駆動の電気機器からの情報
を伝送するための通信装置に関するものである。
波遮蔽物に囲まれたAC電源駆動の電気機器からの情報
を伝送するための通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、地球環境問題を考慮して、できる
だけ材木が使われなくなってきている。電気機器もその
例外ではなく、筐体に金属が使用されることが多くなっ
ている。また、電気機器内のデジタル回路では、そのス
イッチング動作によって必然的に電磁波が発生する。そ
れにより他の機器に影響を与えるおそれがある。一般に
これを電磁妨害雑音,電磁波障害,Electro Magnetic I
ntrerference(EMI)と呼ぶ。この対策のためにも電
気機器を金属で電磁遮蔽する場合が多い。
だけ材木が使われなくなってきている。電気機器もその
例外ではなく、筐体に金属が使用されることが多くなっ
ている。また、電気機器内のデジタル回路では、そのス
イッチング動作によって必然的に電磁波が発生する。そ
れにより他の機器に影響を与えるおそれがある。一般に
これを電磁妨害雑音,電磁波障害,Electro Magnetic I
ntrerference(EMI)と呼ぶ。この対策のためにも電
気機器を金属で電磁遮蔽する場合が多い。
【0003】図12は、無線で電気機器の信号を送受信
する従来例である。この場合、電気機器11と電波送受
信部12とを相互接続するための信号線21が必要であ
り、Aの部分に信号線21を通す穴が必要であり、ま
た、アンテナ13との高周波信号の伝送のための高周波
ケーブルを通す穴も必要である。
する従来例である。この場合、電気機器11と電波送受
信部12とを相互接続するための信号線21が必要であ
り、Aの部分に信号線21を通す穴が必要であり、ま
た、アンテナ13との高周波信号の伝送のための高周波
ケーブルを通す穴も必要である。
【0004】図13は、電気機器の信号を送受信する従
来例である。電気機器11と電波送受信部12が一体と
なった例である。この場合も最低条件としてアンテナ1
3に接続するB点に高周波ケーブルを通す穴が必要であ
る。
来例である。電気機器11と電波送受信部12が一体と
なった例である。この場合も最低条件としてアンテナ1
3に接続するB点に高周波ケーブルを通す穴が必要であ
る。
【0005】また、既設の電気機器11の筐体の構造自
体に加工を施すことなしに遠隔操作やデータ通信を行い
たい場合、電力線モデム(パワーラインモデム)を利用
する方式が用いられる。これは最近、通信業界が注目し
ている技術で、工場や家庭内に配線されている電力線を
利用して通信するための技術である。
体に加工を施すことなしに遠隔操作やデータ通信を行い
たい場合、電力線モデム(パワーラインモデム)を利用
する方式が用いられる。これは最近、通信業界が注目し
ている技術で、工場や家庭内に配線されている電力線を
利用して通信するための技術である。
【0006】図14は、電気機器に電力線モデムを使用
した例である。電力線から供給される交流AC電力で動
作している電気機器11に接続されているその電力線2
5に伝送すべき信号を重畳し、電気機器11に対するデ
ータ伝送を行う通信システムである。この通信システム
では、新たに信号線を追加する必要がない。即ち、電気
機器等の筐体に穴を開ける必要がなくなる。
した例である。電力線から供給される交流AC電力で動
作している電気機器11に接続されているその電力線2
5に伝送すべき信号を重畳し、電気機器11に対するデ
ータ伝送を行う通信システムである。この通信システム
では、新たに信号線を追加する必要がない。即ち、電気
機器等の筐体に穴を開ける必要がなくなる。
【0007】また、図15は、電力線モデム15のブロ
ック図である。電気機器からの信号線21に到来する信
号を変復調器32で変調し、その信号を絶縁トランス3
1を介して電力線25に重畳する構成になっている。電
源回路33は、電気機器11に必要な電源を供給するた
めのものである。
ック図である。電気機器からの信号線21に到来する信
号を変復調器32で変調し、その信号を絶縁トランス3
1を介して電力線25に重畳する構成になっている。電
源回路33は、電気機器11に必要な電源を供給するた
めのものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】通常、電力ネットワー
クは効率のよい電力供給のために設計されているので、
本来は通信技術の併用などは考慮されていない。このた
め、受電を目的に電力線に接続されている様々な電気機
器がノイズ源となり、電力線を利用する通信に支障を与
えている。さらに、電力線に接続される電気製品の中に
は、通信周波数帯域行きンピーダンスが非常に小さいも
のが存在する。具体的には、電磁誘導加熱(Induction
Heating )を利用した加熱調理器具や電磁製品の通信周
波数帯におけるインピーダンスが非常に小さい。このた
め、伝送周波数信号の減衰,反射等が起こり通信の支障
となる。また、多種類の電気機器を必要に応じて電力線
に接続する通常の使用態様から、電力線に接続される電
気製品の個数が増減することになり、通信周波数帯のイ
ンピーダンスの変動も大きな問題となっている。さら
に、一般的には電柱に取り付けられた柱上トランスによ
り電力線が分配されるが、複数の家庭に分配されている
場合、その分配された電力線相互間で信号が漏洩すると
いう問題がある。逆に、大規模の施設で別の柱上トラン
スから電力が供給されている場合、即ち、同一施設内で
電力トランスが介在する場合、その電力トランスにより
信号伝送が遮断されて、同じ施設内でも信号が通じない
という問題がある。
クは効率のよい電力供給のために設計されているので、
本来は通信技術の併用などは考慮されていない。このた
め、受電を目的に電力線に接続されている様々な電気機
器がノイズ源となり、電力線を利用する通信に支障を与
えている。さらに、電力線に接続される電気製品の中に
は、通信周波数帯域行きンピーダンスが非常に小さいも
のが存在する。具体的には、電磁誘導加熱(Induction
Heating )を利用した加熱調理器具や電磁製品の通信周
波数帯におけるインピーダンスが非常に小さい。このた
め、伝送周波数信号の減衰,反射等が起こり通信の支障
となる。また、多種類の電気機器を必要に応じて電力線
に接続する通常の使用態様から、電力線に接続される電
気製品の個数が増減することになり、通信周波数帯のイ
ンピーダンスの変動も大きな問題となっている。さら
に、一般的には電柱に取り付けられた柱上トランスによ
り電力線が分配されるが、複数の家庭に分配されている
場合、その分配された電力線相互間で信号が漏洩すると
いう問題がある。逆に、大規模の施設で別の柱上トラン
スから電力が供給されている場合、即ち、同一施設内で
電力トランスが介在する場合、その電力トランスにより
信号伝送が遮断されて、同じ施設内でも信号が通じない
という問題がある。
【0009】以上のように、既設の電気機器に対する情
報伝送路を形成しようとする場合には、以下のような問
題がある。まず、金属で作られた筐体内から無線で通信
を行いたい場合、筐体にアンテナとの相互信号伝送に用
いる高周波ケーブルの穴を開けなければならないという
欠点がある。また、電力線を利用すれば筐体に手を加え
ずに通信を行うことができる利点を考慮して、この場合
の伝送手段として電力線モデムを使用する場合が考えら
れるが、これは次のような欠点がある。 各種の電気機器がノイズ源となり通信の支障にな
る。 電力線に接続される電気製品の中に通信周波数帯の
インピーダンスが非常に小さいものが存在し、減衰,反
射等が起こり通信の支障となる。 電力線に接続される電気製品の増減による通信周波
数帯のインピーダンスの変動が大きな問題となる。 一般家庭には電柱に取り付けられた柱上トランスに
より電力線が分配されるが、複数の家庭に分配されてい
る場合、その分配された電力線相互間で信号が漏洩する
という問題がある。 逆に、大規模の施設では、別の柱上トランスから電
力が供給されている場合、即ち同一施設内の電力線で電
力トランスが介在する場合、その電力トランスにより信
号伝送が遮断されて、同じ施設内でも信号が通じないと
いう問題がある。
報伝送路を形成しようとする場合には、以下のような問
題がある。まず、金属で作られた筐体内から無線で通信
を行いたい場合、筐体にアンテナとの相互信号伝送に用
いる高周波ケーブルの穴を開けなければならないという
欠点がある。また、電力線を利用すれば筐体に手を加え
ずに通信を行うことができる利点を考慮して、この場合
の伝送手段として電力線モデムを使用する場合が考えら
れるが、これは次のような欠点がある。 各種の電気機器がノイズ源となり通信の支障にな
る。 電力線に接続される電気製品の中に通信周波数帯の
インピーダンスが非常に小さいものが存在し、減衰,反
射等が起こり通信の支障となる。 電力線に接続される電気製品の増減による通信周波
数帯のインピーダンスの変動が大きな問題となる。 一般家庭には電柱に取り付けられた柱上トランスに
より電力線が分配されるが、複数の家庭に分配されてい
る場合、その分配された電力線相互間で信号が漏洩する
という問題がある。 逆に、大規模の施設では、別の柱上トランスから電
力が供給されている場合、即ち同一施設内の電力線で電
力トランスが介在する場合、その電力トランスにより信
号伝送が遮断されて、同じ施設内でも信号が通じないと
いう問題がある。
【0010】本発明の目的は、従来技術のこれらの欠点
を除去し、電力線搬送が有する雑音妨害を効果的に排除
して電力線搬送と良好な無線データ通信を併用した安定
した情報伝送を実現することができる無線通信装置を提
供することにある。
を除去し、電力線搬送が有する雑音妨害を効果的に排除
して電力線搬送と良好な無線データ通信を併用した安定
した情報伝送を実現することができる無線通信装置を提
供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
本発明による無線通信装置は、電源線に接続される電源
線端子と、該電源線端子から取り出される構内側の電源
出力線に挿入接続され、予め定めた周波数以上の周波数
帯の信号に対して該構内側の電源出力線側でハイインピ
ーダンスを呈するブロッキングフィルタと、該ブロッキ
ングフィルタの該構内側への電源出力に接続された電波
送受信機と、を備えた無線通信装置であって、該電波送
受信機は、該ブロッキングフィルタの該構内側への電源
出力における前記予め定めた周波数以上の周波数帯の信
号を高周波側の入出力とする電力線モデムと、該電力線
モデムの低周波側信号を無線周波で送信しまた到来する
無線周波を受信して得られる低周波側信号を前記電力線
モデムの低周波側信号として供給して高周波側出力を作
成して前記構内側への電源出力に与える電波送受信部
と、該電波送受信部に接続された前記無線周波の周波数
帯用のアンテナとを備えた構成を有している。
本発明による無線通信装置は、電源線に接続される電源
線端子と、該電源線端子から取り出される構内側の電源
出力線に挿入接続され、予め定めた周波数以上の周波数
帯の信号に対して該構内側の電源出力線側でハイインピ
ーダンスを呈するブロッキングフィルタと、該ブロッキ
ングフィルタの該構内側への電源出力に接続された電波
送受信機と、を備えた無線通信装置であって、該電波送
受信機は、該ブロッキングフィルタの該構内側への電源
出力における前記予め定めた周波数以上の周波数帯の信
号を高周波側の入出力とする電力線モデムと、該電力線
モデムの低周波側信号を無線周波で送信しまた到来する
無線周波を受信して得られる低周波側信号を前記電力線
モデムの低周波側信号として供給して高周波側出力を作
成して前記構内側への電源出力に与える電波送受信部
と、該電波送受信部に接続された前記無線周波の周波数
帯用のアンテナとを備えた構成を有している。
【0012】すなわち、本発明装置では、電力線(AC
ライン)を使用している電気機器からデータを送信する
場合、端末の電気機器の信号を端末側電力線モデムで変
調した被変調高周波を構内の電源線に重畳させる。構内
の電源線を通して電気機器の筐体の外に出た被変調高周
波信号は、電波送受信機で送信するためにもう一つの電
波送受信機側電力線モデムで復調される。構内電源線は
ブロッキングフィルタを介し電力線(ACライン)のコ
ンセントに接続されており、コンセントの外側の電力線
(ACライン)とは高周波的に分離されている。受信の
場合には、電波送受信機で電波を受信し復調された信号
を電波送受信機側電力線モデムで変調した被変調波が、
構内電源線に重畳される。電気機器に接続されている端
末側電力線モデムは、構内電源線に重畳されている被変
調高周波信号を復調し、電気機器へ復調出力信号を送出
するように構成されている。
ライン)を使用している電気機器からデータを送信する
場合、端末の電気機器の信号を端末側電力線モデムで変
調した被変調高周波を構内の電源線に重畳させる。構内
の電源線を通して電気機器の筐体の外に出た被変調高周
波信号は、電波送受信機で送信するためにもう一つの電
波送受信機側電力線モデムで復調される。構内電源線は
ブロッキングフィルタを介し電力線(ACライン)のコ
ンセントに接続されており、コンセントの外側の電力線
(ACライン)とは高周波的に分離されている。受信の
場合には、電波送受信機で電波を受信し復調された信号
を電波送受信機側電力線モデムで変調した被変調波が、
構内電源線に重畳される。電気機器に接続されている端
末側電力線モデムは、構内電源線に重畳されている被変
調高周波信号を復調し、電気機器へ復調出力信号を送出
するように構成されている。
【0013】前記ブロッキングフィルタと前記電波送受
信機とは、単一の筐体内に収容され、該筐体には前記電
波送受信機のアンテナが取付けられており、該筐体の外
壁には電源プラグが取付けられて、該電源プラグの接触
端子は該筐体から外方へ突出して壁コンセント等の電力
線コンセントに押し込み接触可能なるように一体に構成
することができる。
信機とは、単一の筐体内に収容され、該筐体には前記電
波送受信機のアンテナが取付けられており、該筐体の外
壁には電源プラグが取付けられて、該電源プラグの接触
端子は該筐体から外方へ突出して壁コンセント等の電力
線コンセントに押し込み接触可能なるように一体に構成
することができる。
【0014】前記アンテナとして平面アンテナが用いら
れ、前記筐体は合成樹脂材料により構成され、該平面ア
ンテナは該筐体内に収容されているように構成すること
ができる。
れ、前記筐体は合成樹脂材料により構成され、該平面ア
ンテナは該筐体内に収容されているように構成すること
ができる。
【0015】前記筐体には、他の電気機器の電源プラグ
に接続されるコンセントが設けられているように構成す
ることができる。
に接続されるコンセントが設けられているように構成す
ることができる。
【0016】前記筐体から導出された構内電源線にはコ
ンセントが接続され、該コンセントは、コンセント収容
体に収容配置されているように構成することができる。
ンセントが接続され、該コンセントは、コンセント収容
体に収容配置されているように構成することができる。
【0017】前記構内側の電源出力線には、該電源出力
線に接続された電力線モデムを有して送受信機能を備え
た電気機器が接続されているように構成することができ
る。
線に接続された電力線モデムを有して送受信機能を備え
た電気機器が接続されているように構成することができ
る。
【0018】前記電波送受信機内の電力線モデムの低周
波信号側には、送受信機能を備えた電気機器がさらに接
続されているように構成することができる。
波信号側には、送受信機能を備えた電気機器がさらに接
続されているように構成することができる。
【0019】前記電波送受信機の電波送受信部は、前記
電気機器の電力線モデムに接続されているように構成す
ることができる。
電気機器の電力線モデムに接続されているように構成す
ることができる。
【0020】
【作用】以上の構成により、電力線(ACライン)を使
用している電気機器において、電磁遮蔽されている筐体
よりデータ伝送専用の線を用いないで、電力線搬送が有
する雑音妨害を効果的に排除した良好な無線データ通信
を行うことができる。
用している電気機器において、電磁遮蔽されている筐体
よりデータ伝送専用の線を用いないで、電力線搬送が有
する雑音妨害を効果的に排除した良好な無線データ通信
を行うことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例であり、
1は端末機器、2は電波送受信機、3はブロッキングフ
ィルタ(インピーダンスアッパ)、11は電化製品等の
電気機器、12は電波送受信部(無線部)、13はアン
テナ、14は電源線プラグ、15と16は電力線モデム
である。21,23はデータを伝送する信号線、22,
24は電気機器11への電源を供給する電源線、25は
構内電源線である。端末機器1は、電気機器11と電力
線モデム15で構成されている。電波送受信機2は、電
波送受信部(無線部)12と電力線モデム16で構成さ
れている。電気機器11より信号を送信する場合、ま
ず、電気機器11より送信される信号は、信号を伝送す
る信号線21を経て電力線モデム15へ伝送される。電
力線モデム15では、この信号でさらに高い周波数の搬
送波を変調した被変調波を構内電源線25に重畳する。
電力線モデム15は電源線22より電気機器11に必要
な電源を供給する役目も行うように図示されているが、
電源線22は構内電源線25に直接に接続されてもよ
い。
1は端末機器、2は電波送受信機、3はブロッキングフ
ィルタ(インピーダンスアッパ)、11は電化製品等の
電気機器、12は電波送受信部(無線部)、13はアン
テナ、14は電源線プラグ、15と16は電力線モデム
である。21,23はデータを伝送する信号線、22,
24は電気機器11への電源を供給する電源線、25は
構内電源線である。端末機器1は、電気機器11と電力
線モデム15で構成されている。電波送受信機2は、電
波送受信部(無線部)12と電力線モデム16で構成さ
れている。電気機器11より信号を送信する場合、ま
ず、電気機器11より送信される信号は、信号を伝送す
る信号線21を経て電力線モデム15へ伝送される。電
力線モデム15では、この信号でさらに高い周波数の搬
送波を変調した被変調波を構内電源線25に重畳する。
電力線モデム15は電源線22より電気機器11に必要
な電源を供給する役目も行うように図示されているが、
電源線22は構内電源線25に直接に接続されてもよ
い。
【0022】電気機器11からの送出信号を送出する場
合、その送出信号を電力線モデム(A)15で変調した
出力として作成されて構内電源線25に重畳された被変
調波信号は、電波送受信機2内の電力線モデム(B)1
6に送られ、復調される。復調された低周波信号は、デ
ータを伝送する信号線23を経て電波送受信部12へ伝
送され被変調高周波に変換される。電波送受信部12か
らの被変調高周波はアンテナ13を経て電波として発射
される。電波送受信部12は光通信器であってもよい。
構内電源線25に重畳された被変調波信号は、ブロッキ
ングフィルタ3で電源線プラグ14側と高周波的に絶縁
されている。そのため、電力線(ACライン)の条件が
変動してもこの構内側の搬送波伝送系は、被変調波信号
の伝送系としては安定して動作する。ブロッキングフィ
ルタ3は通信周波数帯のインピーダンスを高くする役目
を果たすものでインピーダンスアッパとも呼ばれる。
合、その送出信号を電力線モデム(A)15で変調した
出力として作成されて構内電源線25に重畳された被変
調波信号は、電波送受信機2内の電力線モデム(B)1
6に送られ、復調される。復調された低周波信号は、デ
ータを伝送する信号線23を経て電波送受信部12へ伝
送され被変調高周波に変換される。電波送受信部12か
らの被変調高周波はアンテナ13を経て電波として発射
される。電波送受信部12は光通信器であってもよい。
構内電源線25に重畳された被変調波信号は、ブロッキ
ングフィルタ3で電源線プラグ14側と高周波的に絶縁
されている。そのため、電力線(ACライン)の条件が
変動してもこの構内側の搬送波伝送系は、被変調波信号
の伝送系としては安定して動作する。ブロッキングフィ
ルタ3は通信周波数帯のインピーダンスを高くする役目
を果たすものでインピーダンスアッパとも呼ばれる。
【0023】電気機器11が被変調高周波信号(搬送波
信号)を受信する場合について、説明する。この際に、
到来した電波はアンテナ13を介して、まず、電波送受
信機2内の電波送受信部12で受信され検波される。検
波された信号は、信号線23を通して電力線モデム
(B)16に送られる。電力線モデム(B)16は、こ
の信号で搬送波を変調して得られる被変調高周波を構内
電源線25に重畳する。構内電源線25に重畳された被
変調高周波信号は、端末機器1内の電力線モデム(A)
15へ送られ、復調される。復調された低周波信号は、
データを伝送する信号線21を経て電気機器11へ伝送
され、電気機器11は低周波信号を受信することができ
る。送信時と同様に構内電源線25に重畳された被変調
高周波信号は、ブロッキングフィルタ3で電源線プラグ
14の外側の電力線(ACライン)と高周波的に絶縁さ
れている。そのためACライン側電力線の条件が変動し
てもこの電源プラグ14から内側の信号伝送系は、被変
調高周波の伝送系として安定して動作する。
信号)を受信する場合について、説明する。この際に、
到来した電波はアンテナ13を介して、まず、電波送受
信機2内の電波送受信部12で受信され検波される。検
波された信号は、信号線23を通して電力線モデム
(B)16に送られる。電力線モデム(B)16は、こ
の信号で搬送波を変調して得られる被変調高周波を構内
電源線25に重畳する。構内電源線25に重畳された被
変調高周波信号は、端末機器1内の電力線モデム(A)
15へ送られ、復調される。復調された低周波信号は、
データを伝送する信号線21を経て電気機器11へ伝送
され、電気機器11は低周波信号を受信することができ
る。送信時と同様に構内電源線25に重畳された被変調
高周波信号は、ブロッキングフィルタ3で電源線プラグ
14の外側の電力線(ACライン)と高周波的に絶縁さ
れている。そのためACライン側電力線の条件が変動し
てもこの電源プラグ14から内側の信号伝送系は、被変
調高周波の伝送系として安定して動作する。
【0024】図2は本発明装置の一実施例であって、電
源プラグ付き電波送受信機4は、図1を参照して説明し
た電波送受信部12と電力線モデム16とブロッキング
フィルタ3と電源プラグ14とが筐体5内に収容され、
その筐体5の外壁には電源プラグ14が取付けられて、
その接触端子が筐体5から外方へ突出して壁コンセント
17等に押込み接触可能なるように一体に構成されてい
る。図2は、電源プラグ付き電波送受信機4のその電源
プラグ14が、壁コンセント17に接続される状態を示
す。
源プラグ付き電波送受信機4は、図1を参照して説明し
た電波送受信部12と電力線モデム16とブロッキング
フィルタ3と電源プラグ14とが筐体5内に収容され、
その筐体5の外壁には電源プラグ14が取付けられて、
その接触端子が筐体5から外方へ突出して壁コンセント
17等に押込み接触可能なるように一体に構成されてい
る。図2は、電源プラグ付き電波送受信機4のその電源
プラグ14が、壁コンセント17に接続される状態を示
す。
【0025】図3は本発明装置の他の実施例であって、
電源プラグ付き電波送受信機4は、電波送受信部12と
電力線モデム16とブロッキングフィルタ3と電源プラ
グ14と電気機器の電源プラグ19を接続するためのコ
ンセント18とが一体に構成されている。図3は、電波
送受信機4と電気機器1の電源プラグ19を接続するた
めのコンセント18及び電源プラグ14付き電波送受信
機4が、壁コンセント17に結合される状態を示す。
電源プラグ付き電波送受信機4は、電波送受信部12と
電力線モデム16とブロッキングフィルタ3と電源プラ
グ14と電気機器の電源プラグ19を接続するためのコ
ンセント18とが一体に構成されている。図3は、電波
送受信機4と電気機器1の電源プラグ19を接続するた
めのコンセント18及び電源プラグ14付き電波送受信
機4が、壁コンセント17に結合される状態を示す。
【0026】図4は、さらに、電波送受信機4のアンテ
ナとして平面アンテナ(図示せず)が用いられ、この平
面アンテナが電波に対して透明な特性を有する合成樹脂
材料により構成された筐体5内に収容されている例を示
している。この場合には、筐体5は例えば点線で示され
ているように、ブロッキングフィルタ3を収容するスペ
ース5−1,平面アンテナ13aを収容するスペース5
−2,電波送受信部12を収容するスペース5−3,電
力線モデム16を収容するスペース5−4を備え、これ
らの各スペース5−1,5−2,5−3,5−4に、そ
れぞれ、対応するブロッキングフィルタ3,平面アンテ
ナ13a,電波送受信部12,電力線モデム16を収容
して、極めてコンパクトな形状の装置とすることができ
る。平面アンテナの具体例としては、特開2001−1
68629号「F形アンテナ」などを用いることができ
る。このような平面アンテナを複数個用いて電波送受信
部12をダイバーシティ送受信機にすることにより、さ
らに安定した無線回線伝送路を確保することが可能とな
る。
ナとして平面アンテナ(図示せず)が用いられ、この平
面アンテナが電波に対して透明な特性を有する合成樹脂
材料により構成された筐体5内に収容されている例を示
している。この場合には、筐体5は例えば点線で示され
ているように、ブロッキングフィルタ3を収容するスペ
ース5−1,平面アンテナ13aを収容するスペース5
−2,電波送受信部12を収容するスペース5−3,電
力線モデム16を収容するスペース5−4を備え、これ
らの各スペース5−1,5−2,5−3,5−4に、そ
れぞれ、対応するブロッキングフィルタ3,平面アンテ
ナ13a,電波送受信部12,電力線モデム16を収容
して、極めてコンパクトな形状の装置とすることができ
る。平面アンテナの具体例としては、特開2001−1
68629号「F形アンテナ」などを用いることができ
る。このような平面アンテナを複数個用いて電波送受信
部12をダイバーシティ送受信機にすることにより、さ
らに安定した無線回線伝送路を確保することが可能とな
る。
【0027】図5は端末機器1が複数台接続され、電波
送受信機2でデータを送受している構成を示す。複数の
端末機器1の各プラグ19はコンセント25aに接続さ
れ、該コンセント25aと壁コンセント17との間に電
波送受信機2とブロッキングフィルタ3で構成されてい
る電源プラグ付き電波送受信機4が接続されている例を
示す。
送受信機2でデータを送受している構成を示す。複数の
端末機器1の各プラグ19はコンセント25aに接続さ
れ、該コンセント25aと壁コンセント17との間に電
波送受信機2とブロッキングフィルタ3で構成されてい
る電源プラグ付き電波送受信機4が接続されている例を
示す。
【0028】図6は端末機器1が複数台接続され、電波
送受信機2でデータを送受している状態を示す。複数の
端末機器1の各電源プラグ19はコンセント25aに接
続され、該コンセント25aと壁コンセント17の間に
ブロッキングフィルタ3が接続されている。電波送受信
機2はその電波送受信機2の電源プラグ20でコンセン
ト25aに接続されており、コンセント25aに接続さ
れているすべての電気機器1と前述のように電気機器1
内と電波送受信機2内とにそれぞれ設けられている電力
線モデム(A)(B)を介して通信可能である。
送受信機2でデータを送受している状態を示す。複数の
端末機器1の各電源プラグ19はコンセント25aに接
続され、該コンセント25aと壁コンセント17の間に
ブロッキングフィルタ3が接続されている。電波送受信
機2はその電波送受信機2の電源プラグ20でコンセン
ト25aに接続されており、コンセント25aに接続さ
れているすべての電気機器1と前述のように電気機器1
内と電波送受信機2内とにそれぞれ設けられている電力
線モデム(A)(B)を介して通信可能である。
【0029】図7は端末機器1が複数台接続され、電波
送受信機2でデータを送受している状態を示す。電波送
受信機2はコンセント25aのどの位置に接続されても
通信可能である。
送受信機2でデータを送受している状態を示す。電波送
受信機2はコンセント25aのどの位置に接続されても
通信可能である。
【0030】図8は複数台の端末機器1と複数台の電波
送受信機2をコンセント25aに接続して通信する実施
例である。電波環境により無線周波数が相異なる複数台
の電波送受信機2が必要となる場合がある。また、秘匿
性が重要な場合や、赤外通信の場合、用途毎に個別に割
当てられた複数台の電波送受信機2が必要となる場合が
ある。
送受信機2をコンセント25aに接続して通信する実施
例である。電波環境により無線周波数が相異なる複数台
の電波送受信機2が必要となる場合がある。また、秘匿
性が重要な場合や、赤外通信の場合、用途毎に個別に割
当てられた複数台の電波送受信機2が必要となる場合が
ある。
【0031】図9は複数組の端末機器1を複数台の電波
送受信機2を介して一つのネットワークを組んでいる実
施例である。Aフロアー101とBフロアー102とC
フロアー103は、各々離れた場所にあり、すべての端
末1と一つの中央装置とを中継なしで無線相互接続する
ような無線伝送路を形成することができない場合を想定
してある。Aフロアー101の端末機器1のデータは、
中継無線局26aに集められる。Bフロアー102の端
末機器1のデータも同様に、中継無線局26bに集めら
れる。Cフロアー103の端末機器1のデータも同様
に、中継無線局26cに集められる。各中継無線局26
a,26b,26cに集められたデータは、無線センタ
27に送信される。各フロアーの端末機器1のデータを
各中継無線局26a,26b,26cで収集するとき、
各電波送受信機2の送信電力を抑制することより、電力
線モデムのみのシステムの欠点である他のフロアー(他
の場所)への漏洩の危険性を大きく改善することができ
る。
送受信機2を介して一つのネットワークを組んでいる実
施例である。Aフロアー101とBフロアー102とC
フロアー103は、各々離れた場所にあり、すべての端
末1と一つの中央装置とを中継なしで無線相互接続する
ような無線伝送路を形成することができない場合を想定
してある。Aフロアー101の端末機器1のデータは、
中継無線局26aに集められる。Bフロアー102の端
末機器1のデータも同様に、中継無線局26bに集めら
れる。Cフロアー103の端末機器1のデータも同様
に、中継無線局26cに集められる。各中継無線局26
a,26b,26cに集められたデータは、無線センタ
27に送信される。各フロアーの端末機器1のデータを
各中継無線局26a,26b,26cで収集するとき、
各電波送受信機2の送信電力を抑制することより、電力
線モデムのみのシステムの欠点である他のフロアー(他
の場所)への漏洩の危険性を大きく改善することができ
る。
【0032】図10は、端末機器1と電波送受信機2と
が一体形成された電波送受信機2の電波送受信部12
と、複数台接続された端末機器1との間でデータを送受
している状態を示す。電気機器1の筐体にアンテナ13
を付けるための信号線を通すことが許される場合の実施
例である。電波送受信部12と一体になっている電気機
器1は、電力線モデム15を介さなくても電波送受信部
12との通信は直接可能である。
が一体形成された電波送受信機2の電波送受信部12
と、複数台接続された端末機器1との間でデータを送受
している状態を示す。電気機器1の筐体にアンテナ13
を付けるための信号線を通すことが許される場合の実施
例である。電波送受信部12と一体になっている電気機
器1は、電力線モデム15を介さなくても電波送受信部
12との通信は直接可能である。
【0033】図11は、端末機器1と電波送受信機2と
が一体形成された電波送受信機2の電波送受信部12と
複数台接続された端末機器1との間でデータを送受して
いる状態を示す他の例である。この場合も、電気機器1
の筐体にアンテナ13を付ける為の信号線を通すことが
許される場合の実施例である。但し、この場合には、電
波送受信機と一体となった電気機器1aの電力線モデム
(A)15が複数台の他の電気機器1の電源線に重畳さ
れた各信号を処理し、その処理したデータと電気機器1
aと一体になっている電波送受信部12に伝送して得ら
れる無線周波数をアンテナ13に供給するようにすれ
ば、電気機器1aと一体になっている電波送受信器2
は、電力線モデム(B)16は設けなくてもよい。
が一体形成された電波送受信機2の電波送受信部12と
複数台接続された端末機器1との間でデータを送受して
いる状態を示す他の例である。この場合も、電気機器1
の筐体にアンテナ13を付ける為の信号線を通すことが
許される場合の実施例である。但し、この場合には、電
波送受信機と一体となった電気機器1aの電力線モデム
(A)15が複数台の他の電気機器1の電源線に重畳さ
れた各信号を処理し、その処理したデータと電気機器1
aと一体になっている電波送受信部12に伝送して得ら
れる無線周波数をアンテナ13に供給するようにすれ
ば、電気機器1aと一体になっている電波送受信器2
は、電力線モデム(B)16は設けなくてもよい。
【0034】(他の実施例)ゲームセンターで使用され
ているゲーム機を家庭で使用されているゲームと区別し
てアーケードゲームと称している。このアーケードゲー
ムの課金情報,不具合情報を集中管理センター等で管理
するという要求を満たす方式として、無線LAN( 2.4
GHz )やBluetooth 等の無線システムが考えられる。し
かし、近年地球環境問題を考慮しアーケードゲーム機の
筐体にできるだけ材木が使われなくなってきている。ア
ーケードゲーム機は、不特定多数のユーザが使用し、相
当な強度を有する構造が必要となるため、筐体には樹脂
ではなく、金属が用いられている。また、ゲーム機のデ
ジタル回路では、そのスイッチング動作によって必然的
に電磁波が発生する。このEMI(Elctro Magnetic In
terference)対策のために筐体に金属が使用される場合
が多くなってきている。そのため、無線システムを構築
する場合、アーケードゲーム機から電波を発射するため
には、外部にアンテナを出す必要がある。筐体にデータ
通信するための信号線を通す穴をあけ、アンテナに接続
する必要があった。
ているゲーム機を家庭で使用されているゲームと区別し
てアーケードゲームと称している。このアーケードゲー
ムの課金情報,不具合情報を集中管理センター等で管理
するという要求を満たす方式として、無線LAN( 2.4
GHz )やBluetooth 等の無線システムが考えられる。し
かし、近年地球環境問題を考慮しアーケードゲーム機の
筐体にできるだけ材木が使われなくなってきている。ア
ーケードゲーム機は、不特定多数のユーザが使用し、相
当な強度を有する構造が必要となるため、筐体には樹脂
ではなく、金属が用いられている。また、ゲーム機のデ
ジタル回路では、そのスイッチング動作によって必然的
に電磁波が発生する。このEMI(Elctro Magnetic In
terference)対策のために筐体に金属が使用される場合
が多くなってきている。そのため、無線システムを構築
する場合、アーケードゲーム機から電波を発射するため
には、外部にアンテナを出す必要がある。筐体にデータ
通信するための信号線を通す穴をあけ、アンテナに接続
する必要があった。
【0035】ここで電力線モデムにより信号を電力線に
課金情報,不具合情報を重畳させアーケードゲーム機の
外に取り出す。しかし、このまま電力線により通信しよ
うとすると、ゲームセンター内の電力線に繋がれている
さまざまな電気機器がノイズ源となり通信の支障にな
る。電力線に繋がれる電気製品の増減による通信周波数
帯のインピーダンスの変動も大きな問題となる。電力線
は、電柱等に取り付けられた変圧トランスにより分配さ
れる。そのため、集合ビルの場合、他のフロアーや他の
階に同一の変圧トランスにより分配される場合、信号が
外部へ漏洩するという問題がある。さらに、大規模の施
設では、別の変圧トランスより電力が供給されている場
合がある。即ち同一施設内で電力トランスが介在する場
合、同じ施設内でも信号が通じないという問題があっ
た。
課金情報,不具合情報を重畳させアーケードゲーム機の
外に取り出す。しかし、このまま電力線により通信しよ
うとすると、ゲームセンター内の電力線に繋がれている
さまざまな電気機器がノイズ源となり通信の支障にな
る。電力線に繋がれる電気製品の増減による通信周波数
帯のインピーダンスの変動も大きな問題となる。電力線
は、電柱等に取り付けられた変圧トランスにより分配さ
れる。そのため、集合ビルの場合、他のフロアーや他の
階に同一の変圧トランスにより分配される場合、信号が
外部へ漏洩するという問題がある。さらに、大規模の施
設では、別の変圧トランスより電力が供給されている場
合がある。即ち同一施設内で電力トランスが介在する場
合、同じ施設内でも信号が通じないという問題があっ
た。
【0036】ここで、筐体に穴を開けずに通信するため
に、電力線モデムで信号を取り出す。例えば、電力線モ
デムの搬送周波数を10KHz 〜450KHz とする。この
搬送波周波数帯において壁コンセト側の電力線とアーケ
ードゲーム機器の間をブロッキングフィルタで分離す
る。ブロッキングフィルタは、搬送波周波数(10KHz
〜450KHz )で高いインピーダンスを示し、且つ商用
電源周波数(50又は60Hz)に対しては低いインピー
ダンスを示すものである。本来ブロッキングフィルタ
は、この周波数帯でインピーダンスの低い機器、例え
ば、電磁誘導加熱(Induction Heating )を利用した加
熱調理器具や電熱製品と電力線とを分離するために開発
されたものである。
に、電力線モデムで信号を取り出す。例えば、電力線モ
デムの搬送周波数を10KHz 〜450KHz とする。この
搬送波周波数帯において壁コンセト側の電力線とアーケ
ードゲーム機器の間をブロッキングフィルタで分離す
る。ブロッキングフィルタは、搬送波周波数(10KHz
〜450KHz )で高いインピーダンスを示し、且つ商用
電源周波数(50又は60Hz)に対しては低いインピー
ダンスを示すものである。本来ブロッキングフィルタ
は、この周波数帯でインピーダンスの低い機器、例え
ば、電磁誘導加熱(Induction Heating )を利用した加
熱調理器具や電熱製品と電力線とを分離するために開発
されたものである。
【0037】壁コンセント側の電力線とアーケードゲー
ム機器の間がブロッキングフィルタで分離されているの
で、アーケードゲーム機は電力線の条件によらず安定で
ある。アーケードゲーム機器の筐体の外に出た信号は、
壁コンセントの手前で電力線モデムにより復調し、その
信号を 2.4GHz 帯の搬送波で伝送する。Bluetooth ,赤
外線通信でも効果は同じある。よって、アーケードゲー
ムに電力線以外の通信線を筐体に開けることなく、また
電力線モデムの欠点を補い安定に無線でデータを送受信
することができる。
ム機器の間がブロッキングフィルタで分離されているの
で、アーケードゲーム機は電力線の条件によらず安定で
ある。アーケードゲーム機器の筐体の外に出た信号は、
壁コンセントの手前で電力線モデムにより復調し、その
信号を 2.4GHz 帯の搬送波で伝送する。Bluetooth ,赤
外線通信でも効果は同じある。よって、アーケードゲー
ムに電力線以外の通信線を筐体に開けることなく、また
電力線モデムの欠点を補い安定に無線でデータを送受信
することができる。
【0038】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、電気機器内の必要とする信号を電力線モデムにデ
ータを電力線に重畳するため、新たに信号線のための加
工を筐体に施さなくても良いという利点がある。更に、
電源線プラグ側の電力線と絶縁されているため、電力線
の条件に関わらず電力線モデムは安定して動作するとい
う利点がある。更にこの無線通信装置を用いた情報伝送
システムは、金属に囲まれた電気機器の信号を電力線に
て信号を得て無線にて信号の送受をするため、言い換え
れば、新たに信号線のための加工を筐体に施さなくて通
信するため、あたかも金属に囲まれた電気機器が直接無
線で送信しているのと同等の雑音妨害に対抗し得る優れ
た機能を持つという利点がある。
れば、電気機器内の必要とする信号を電力線モデムにデ
ータを電力線に重畳するため、新たに信号線のための加
工を筐体に施さなくても良いという利点がある。更に、
電源線プラグ側の電力線と絶縁されているため、電力線
の条件に関わらず電力線モデムは安定して動作するとい
う利点がある。更にこの無線通信装置を用いた情報伝送
システムは、金属に囲まれた電気機器の信号を電力線に
て信号を得て無線にて信号の送受をするため、言い換え
れば、新たに信号線のための加工を筐体に施さなくて通
信するため、あたかも金属に囲まれた電気機器が直接無
線で送信しているのと同等の雑音妨害に対抗し得る優れ
た機能を持つという利点がある。
【図1】本発明の一実施例を示す接続構成図である。
【図2】本発明の一実施例である電源プラグ付き電波送
受信機の電源プラグが壁コンセントに接続される状態を
示す斜視図である。
受信機の電源プラグが壁コンセントに接続される状態を
示す斜視図である。
【図3】本発明の一実施例である電源プラグ付き電波送
受信機の電源プラグが壁コンセントに接続される状態を
示す斜視図である。
受信機の電源プラグが壁コンセントに接続される状態を
示す斜視図である。
【図4】本発明の他の実施例である電源プラグ付き電波
送受信機の構成を示す斜視図である。
送受信機の構成を示す斜視図である。
【図5】複数の端末装置を対象とする場合の本発明装置
の実施例を示すブロック図である。
の実施例を示すブロック図である。
【図6】複数の端末装置を対象とする場合の本発明装置
の他の実施例を示すブロック図である。
の他の実施例を示すブロック図である。
【図7】複数の端末装置を対象とする場合の本発明装置
の他の実施例を示すブロック図である。
の他の実施例を示すブロック図である。
【図8】複数の端末装置を対象とする場合の本発明装置
の他の実施例を示すブロック図である。
の他の実施例を示すブロック図である。
【図9】複数のフロアに配置された複数の端末装置を対
象とする場合の本発明装置の実施例を示すブロック図で
ある。
象とする場合の本発明装置の実施例を示すブロック図で
ある。
【図10】複数の端末装置を対象とする場合の本発明装
置の他の実施例を示すブロック図である。
置の他の実施例を示すブロック図である。
【図11】複数の端末装置を対象とする場合の本発明装
置の他の実施例を示すブロック図である。
置の他の実施例を示すブロック図である。
【図12】無線で電気機器の信号を送受信する従来例の
構成を示す接続構成図である。
構成を示す接続構成図である。
【図13】無線電気機器の信号を送受信する他の従来例
の構成を示す接続構成図である。
の構成を示す接続構成図である。
【図14】電気機器に電力線モデムを使用した従来例を
示す接続構成図である。
示す接続構成図である。
【図15】図14の従来例に用いる電力線モデムのブロ
ック図である。
ック図である。
1,1a 端末機器
2 電波送受信機
3 ブロッキングフィルタ
4 電源プラグ付き電波送受信機
5 筐体
11 電気機器
12 電波送受信部(無線部)
13 アンテナ
14 電源プラグ
15,16 電力線モデム
17 壁コンセント
18 コンセント
19,20 電源プラグ
21,23 信号線
22,24 電源線
25 構内電源線
25a コンセント
26a,26b,26c 中継無線局
27 無線センタ
101 Aフロア
102 Bフロア
103 Cフロア
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 尾崎 匡信
東京都杉並区久我山一丁目7番41号 岩通
アイセック株式会社内
Fターム(参考) 5K046 AA09 BB05 CC05 CC09 CC17
PS21 PS24 PS33 YY01
Claims (8)
- 【請求項1】 電源線に接続される電源線端子と、 該電源線端子から取り出される構内側の電源出力線に挿
入接続され、予め定めた周波数以上の周波数帯の信号に
対して該構内側の電源出力線側でハイインピーダンスを
呈するブロッキングフィルタと、 該ブロッキングフィルタの該構内側への電源出力に接続
された電波送受信機と、 を備えた無線通信装置であって、 該電波送受信機は、該ブロッキングフィルタの該構内側
への電源出力における前記予め定めた周波数以上の周波
数帯の信号を高周波側の入出力とする電力線モデムと、
該電力線モデムの低周波側信号を無線周波で送信しまた
到来する無線周波を受信して得られる低周波側信号を前
記電力線モデムの低周波側信号として供給して高周波側
出力を作成して前記構内側への電源出力に与える電波送
受信部と、該電波送受信部に接続された前記無線周波の
周波数帯用のアンテナとを備えたことを特徴とする無線
通信装置。 - 【請求項2】 前記ブロッキングフィルタと前記電波送
受信機とは、単一の筐体内に収容され、該筐体には前記
電波送受信機のアンテナが取付けられており、該筐体の
外壁には電源プラグが取付けられて、該電源プラグの接
触端子は該筐体から外方へ突出して壁コンセント等の電
力線コンセントに押し込み接触可能なるように一体に構
成されていることを特徴とする請求項1に記載の無線通
信装置。 - 【請求項3】 前記アンテナとして平面アンテナが用い
られ、前記筐体は合成樹脂材料により構成され、該平面
アンテナは該筐体内に収容されていることを特徴とする
請求項2に記載の無線通信装置。 - 【請求項4】 前記筐体には、他の電気機器の電源プラ
グに接続されるコンセントが設けられていることを特徴
とする請求項2又は3に記載の無線通信装置。 - 【請求項5】 前記筐体から導出された構内電源線には
コンセントが接続され、該コンセントは、コンセント収
容体に収容配置されていることを特徴とする請求項4に
記載の無線通信装置。 - 【請求項6】 前記構内側の電源出力線には、該電源出
力線に接続された電力線モデムを有して送受信機能を備
えた電気機器が接続されていることを特徴とする請求項
1乃至5のいずれかに記載の無線通信装置。 - 【請求項7】 前記電波送受信機内の電力線モデムの低
周波信号側には、送受信機能を備えた電気機器がさらに
接続されていることを特徴とする請求項1乃至6のいず
れかに記載の無線通信装置。 - 【請求項8】 前記電波送受信機の電波送受信部は、前
記電気機器の電力線モデムに接続されていることを特徴
とする請求項6に記載の無線通信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001370305A JP2003169003A (ja) | 2001-12-04 | 2001-12-04 | 無線通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001370305A JP2003169003A (ja) | 2001-12-04 | 2001-12-04 | 無線通信装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003169003A true JP2003169003A (ja) | 2003-06-13 |
Family
ID=19179548
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001370305A Pending JP2003169003A (ja) | 2001-12-04 | 2001-12-04 | 無線通信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003169003A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006333231A (ja) * | 2005-05-27 | 2006-12-07 | Toshiba Corp | ホームギャップフィラー装置 |
| US7290173B2 (en) | 2004-09-28 | 2007-10-30 | Fujitsu Limited | Communication apparatus |
| JP2011176882A (ja) * | 2011-05-30 | 2011-09-08 | Toshiba Corp | ホームギャップフィラー装置 |
| WO2015104786A1 (ja) * | 2014-01-09 | 2015-07-16 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 無線通信端末 |
-
2001
- 2001-12-04 JP JP2001370305A patent/JP2003169003A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7290173B2 (en) | 2004-09-28 | 2007-10-30 | Fujitsu Limited | Communication apparatus |
| JP2006333231A (ja) * | 2005-05-27 | 2006-12-07 | Toshiba Corp | ホームギャップフィラー装置 |
| JP2011176882A (ja) * | 2011-05-30 | 2011-09-08 | Toshiba Corp | ホームギャップフィラー装置 |
| WO2015104786A1 (ja) * | 2014-01-09 | 2015-07-16 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 無線通信端末 |
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