JP2003169999A - アイロン - Google Patents

アイロン

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JP2003169999A
JP2003169999A JP2001372106A JP2001372106A JP2003169999A JP 2003169999 A JP2003169999 A JP 2003169999A JP 2001372106 A JP2001372106 A JP 2001372106A JP 2001372106 A JP2001372106 A JP 2001372106A JP 2003169999 A JP2003169999 A JP 2003169999A
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Masahiko Hashimoto
雅彦 橋本
Masatoshi Takao
正敏 高尾
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アイロンの状態にかかわらず従来技術に比べ
てよりやけどの恐れの少ないアイロンを提供する。 【解決手段】 筐体10と、底面を有しており、前記筐
体の底部に設けられた振動体18と、前記振動体を振動
させる超音波振動子22とを備えたアイロン。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衣服等のしわを伸
ばし、あるいは衣服等に折り目をつけるアイロンに関す
る。
【0002】
【従来の技術】アイロン掛けでは、温度、水分および加
圧力が重要な要素である。従来のアイロンでは、ヒータ
などの発熱素子によってアイロンベースをアイロン掛け
に必要な温度に加熱している。衣服の生地の種類や生地
の厚みによって必要な温度は異なるが、通常、衣服のし
わを伸ばすためには、アイロンベースを高温(例えば2
00℃)に加熱する必要がある。このため、アイロンを
使っている間、アイロンベースは熱くなっており、不注
意に皮膚がアイロンベースに接触してしまうと、火傷を
おう危険があった。
【0003】火傷を防止するための構造を備えたアイロ
ンとして、例えば、特開平7―233707号公報は、
アイロンの待機状態における火傷を防止する技術を開示
している。この技術によれば、アイロンを押し当てたと
きだけアイロン面に接触するようなカバーをアイロン面
から隔てた位置に設け、待機時には内蔵された冷却ファ
ンによりカバーを冷却している。これにより、アイロン
が待機状態であるときには、冷却されたカバーによって
アイロン面が覆われることとなり、アイロン面に皮膚が
接触するのを防いでいる。
【0004】また、特開平6―335600号公報は、
アイロンベースの後部の側面に遮熱カバーを設けたアイ
ロンを開示している。これにより、アイロン掛けの間、
アイロンベースの後部に手が触れるなどしてやけどする
ことを防いでいる。
【0005】一方、特開平6−79099号公報は、ヒ
ータ以外の加熱手段を用いて、アイロンにおける火傷を
防止する技術を開示している。この公報によれば、アイ
ロン台に電磁誘導加熱コイルを設け、アイロンごての底
金に誘起される渦電流でアイロンごてを加熱している。
アイロンごてがアイロン台に近接しない限り、アイロン
ごてに渦電流は発生しないので、アイロンが待機中であ
るとき、アイロンごては熱くならず、火傷をおうという
危険が無くなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術によれば、アイロンが待機状態にある場合のみ
火傷を防ぐことが可能であったり、アイロンベースの一
部分のみが防護カバーで覆われているだけであった。
【0007】また、従来の技術によれば、アイロンが待
機状態にあるときでも、アイロンはヒータで過熱されて
いる。このため、アイロンに電源を投入すると、使用状
態の如何にかかわらず、電力が消費されてしまい、エネ
ルギの利用効率が悪かった。
【0008】特開平6−79099号公報によれば、ア
イロンが待機中、アイロンごてに渦電流は発生しない。
このため、アイロンが待機状態にある場合の消費電力は
低減される。しかし、この技術によれば、アイロン台に
アイロンごてが近接しなければ、アイロンごては加熱さ
れないので、アイロンの掛け始めにおいてはアイロンご
てが十分に熱くなっていない。このため、アイロンを押
し当ててもアイロンごてが温まるまでは十分にしわ伸ば
しができず、アイロンを掛けている時間が長くなってし
まう。その結果、アイロンの消費電力は全体として、あ
まり低減できない。
【0009】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであって、その目的とするところは、アイロン
の状態にかかわらず従来技術に比べてよりやけどの恐れ
の少ないアイロンを提供することにある。また、本発明
の他の目的は、待機中における消費電力を低減したアイ
ロンを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のアイロンは、筐
体と、底面を有しており、前記筐体の底部に設けられた
少なくとも1つの振動体と、前記振動体を振動させる少
なくとも1つの超音波振動子とを備えている。
【0011】前記超音波振動子が、前記振動体を前記底
面に対して垂直な方向に変位させることが好ましい。
【0012】ある実施形態では、前記振動体は駆動点を
有しており、前記超音波振動子は前記振動体内に進行波
が伝播するよう前記振動体を前記駆動点において励振し
ている。また、前記振動体は少なくとも1つの端面を有
しており、前記端面と前記駆動点との距離が、前記超音
波振動子の発生する超音波の(n/2+1/4)波長
(n=0、1、2、3・・・)に等しくなっている。前
記振動体は進行波の伝播方向に沿って幅および厚みの少
なくとも一方が小さくなっている。
【0013】ある実施形態では、前記振動体は共振モー
ドで振動するよう所定の形状を備えている。前記振動体
は縞モード振動体であってもよい。
【0014】ある実施形態では、前記振動体および前記
超音波振動子をそれぞれ複数備え、前記複数の超音波振
動子のうちの第1および第2の超音波振動子が、前記複
数の振動体のうちの第1および第2の振動体をそれぞれ
振動させるように構成されている。前記第1および第2
の振動体を前記底面に対して垂直な方向に変位させこと
が好ましい。
【0015】ある実施形態では、前記第1の振動体は駆
動点を有しており、前記第1の超音波振動子は前記第1
の振動体内に進行波が伝播するよう前記第1の振動体を
前記駆動点において励振し、前記第2の振動体は共振モ
ードで振動するよう所定の形状を備えている。前記第1
の振動体は、前記筐体の底部前方に位置しており、前期
第2の振動体は前記筐体の底部後方に位置している。
【0016】前記超音波振動子は、ランジバン振動子で
あってもよい。あるいは、前記前記超音波振動子は、バ
イモルフ振動子であってもよい。
【0017】ある実施形態では、アイロンは、水を蓄え
るタンクと前記タンクの水を前記振動体に供給する供給
機構をさらに有し、前記振動体の振動により、前記水を
霧化する。また、アイロンがけされる対象物の温度を測
定するための温度センサを前記筐体の底部に備える。ヒ
ータを備えていてもよい。
【0018】また、ある実施形態では、前記超音波振動
子を駆動する駆動回路と、駆動回路を制御する制御回路
と、前記超音波振動子のインピーダンスをモニタする検
出回路とを備え、前記検出回路の出力信号に基づいて、
前記制御回路が駆動回路を制御する。更に、第1の駆動
モード、および、前記第1の駆動モードよりも出力の大
きい第2の駆動モードで前記超音波振動子を駆動し得る
ように、前記駆動回路および前記制御回路は構成されて
おり、アイロンがけされているかどうかによって生じる
前記超音波振動子のインピーダンスの変化を前記検出回
路が検出し、検出結果に基づいて、前記2つの駆動モー
ドを切り替える。
【0019】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下に本発明
によるアイロンの第1の実施形態を説明する。
【0020】図1において模式的に示すように、本実施
形態のアイロン10は、筐体12と、筐体12の底部に
設けられた振動体18と、振動体18を振動させる超音
波振動子22とを備えている。振動体18は、筐体12
の底部に設けられたアイロンベース14の一部に固定さ
れており、振動体18の底部18aとアイロンベース1
4の底部14aとはおおよそ同一の平面を構成してい
る。振動体18の振動が制限されないように、振動体1
8は弾性体などを介してアイロンベース14に固定され
ていることが好ましい。
【0021】超音波振動子22として、本実施形態では
ランジバン型超音波振動子を用いる。超音波振動子22
は、例えば、20kHz〜100kHzの周波数におい
て、出力100W以下で駆動される。このような周波数およ
び電力で駆動される超音波振動子は、超音波の物理的な
性質を利用する種々の装置用に市販されている。また、
そのような超音波振動子の駆動回路も公知である。後述
するような作用によって、この範囲の超音波振動子を用
いれば、衣服等の対象物を十分に加熱できる。
【0022】図2に示すように、超音波振動子22は、
固体ホーン24を介して振動体18へ超音波領域の機械
的振動を伝え、振動体18を振動させる。固体ホーン2
4は、振動速度および機械インピーダンスの変成を行う
機械振動変成器であり、振幅の増幅を行う。本実施形態
では、振動体18の幅方向(図2に示すx軸方向)に均
一な弾性波を励起するために、固体ホーン24は、振動
体28の幅とおおよそ同じ幅を備え、複数のスリット2
6が設けられている。固体ホーン24のこの形状は超音
波溶接技術等で用いられる一般的なものの1つである。
【0023】固体ホーン24は、駆動点18eにおいて
振動体18と接しており、超音波振動子22が駆動点1
8eにおいて振動体18を励振する。その結果、振動体
18は底面18aと垂直な方向(z軸方向)に変位する
よう振動する。なお、駆動点18eは、実際にはある程
度の面積を有する領域であり、本願明細書においてもあ
る程度の広がりを有する領域を意味している。
【0024】駆動点18eの位置は、振動体18の一端
である端面18bから(n/2+1/4)λ(n=0、
1、2、・・)だけ隔てていることが好ましい。ここ
で、λは、超音波振動子22の振動周期に対応する波長
である。また、駆動点18eがある程度の面積を有する
領域である場合には、領域の中心から端面18bまでの
距離が上記条件を満たしているものとする。この条件に
より、駆動点18eから端面18bに向かって進行する
波は、端面18において反射し、反射してきた波の位相
と超音波振動子22の励起する波の位相が駆動点18e
において一致する。その結果、駆動点18eから端面1
8cへ向かう進行波16が効率よく励起される。しか
し、エネルギ効率が多少悪くなってもよい場合は、駆動
点18eと端面18bとの距離がこの条件を満たす必要
はなく、駆動点18eを振動体18の任意の位置に設け
てもよい。
【0025】駆動点18eにおいて励振させられた超音
波領域の弾性波は、端面18cへ向かう進行波16とな
り、その進行になってエネルギを損失する。したがっ
て、駆動点18eにおける振動エネルギと同程度のエネ
ルギを振動体18全体で得るようにするために、進行波
の進行方向に向かって、振動体18の幅を狭くしたり、
振動体18の厚みを薄くしたりするなどして、弾性波の
振幅が進行方向に対して一定になるように構成されてい
ることが好ましい。例えば、振動体18において領域1
8fでは、端面18cに向かうにつれて振動体18の厚
みが小さくなっており、領域18fにおいては進行波の
進行方向に垂直な方向の幅が端面18cに向かうにつれ
て狭くなっている。
【0026】しかし、振動体18において多少振動エネ
ルギに偏りがあったとしても、アイロンがけする際に
は、アイロン10を動かして用いるので、振動エネルギ
の分布が実用上大きな問題とはならないこともある。こ
のような場合には、振動体18はどのような形状をして
いてもよい。例えば、アイロン底部において振動体18
の面積をできるだけ広くするために、振動体18の形状
をほぼアイロン底部に一致させてもよい。
【0027】このような構造を有するアイロン10によ
れば、アイロンの作業者がアイロンを衣服などアイロン
がけすべき対象物に押し付けることによって、超音波振
動子22によって励起された振動体18が対象物を高速
で打撃する。この時、対象物に与えられる物理的な力に
よって、対象物に摩擦が生じ、摩擦による発熱が生じ
る。このため、対象物のしわを伸ばしたり、折り目をつ
けたりすることができる。
【0028】一方、作業者や他の者が振動体18やアイ
ロンベース14を誤って軽く触れた程度では、人体の接
触した部分に十分超音波振動は伝わらない。また、アイ
ロンベース14や振動体18は加熱されていないし、超
音波振動子22に振動の結果、発熱するということもな
い。このため、アイロンに誤って接触しても、接触した
部分が火傷するということにはならない。これは、アイ
ロン10を縦に保持している待機状態であっても、アイ
ロンがけをしている状態であっても同じである。したが
って、本発明のアイロンによれば、アイロン掛けをして
いる状態でも待機状態でも、火傷の危険を低減すること
ができる。
【0029】このような特徴は、対象物自体が発熱する
ように本発明のアイロン10が対象物に物理的な作用を
及ぼすという点にある。このため、アイロン10のいか
なる部分もあらかじめ加熱しておく必要がないし、超音
波振動子22をあらかじめ動作状態にしておく必要もな
い。言い換えれば、アイロン10に電源を投入してから
アイロン10が使用可能となるまでの待機時間が不要で
ある。
【0030】また、アイロン10において、振動体18
はその底面に対して垂直な方向に振動するため、振動体
18が超音波振動による大きな加速度で垂直に対象物を打
撃することになる。例えば、振動体18が振幅10μm
および周波数20kHzで振動した場合、振動体18の
加速度は重力加速度の16000倍にも達する。このた
め、大きな力で対象物を押し付けなくても、超音波振動
による加速度で対象物に十分な力を加えることができ、
対象物のしわを伸ばすことができる。しかも、振動体1
8が振動することにより、早い周期で繰り返して対象物
が打撃されることとなるので、振動体18の超音波振動
によるしわ伸ばしの効果は高い。その結果、摩擦による
発熱で従来ほど対象物が加熱されなくても、超音波振動
によるしわ伸ばしの効果によって従来と同程度の仕上が
りを得ることができる。
【0031】更に、振動体18が振動することによっ
て、対象物とアイロン10との間の摩擦係数が見かけ上
低くなる。このため、対象物上のアイロン10を弱い力
で軽く移動させることができ、操作性も向上する。
【0032】上述したように、アイロン10において、
超音波振動子22を駆動する回路は、例えば、超音波洗
浄器に用いられる駆動回路や、超音波プラスチック接合
装置に用いられる駆動回路などと同様、公知の技術を用
いて構成される。また、超音波振動子22に入力される
電力や高周波信号の周波数を制御することによって、衣
服等の対象物が振動体18から受ける打撃の力を調整
し、対象物が発熱する温度を調整することができる。例
えば、投入する電力や周波数と対象物が過熱される温度
との関係をあらかじめ求めておいて、得られた関係から
定まる所定の電力を投入して温度を調節してもよい。
【0033】あるいは、アイロン10において電源を投
入してから使用可能となるまでの待機時間が不要である
という特徴を生かして、以下に説明するような駆動・制
御回路を設けて省電力のアイロンを実現してもよい。
【0034】例えば、アイロン10は、超音波振動子2
2を駆動・制御するために、図3に示すような制御回路
30、駆動回路36および検出回路42を含む回路を備
える。図3に示すように、マイクロコンピュータおよび
メモリなどからなる制御回路30は、制御信号を駆動回
路36へ送る。駆動回路36では、高周波発信回路32
が、制御信号に基づいて超音波領域の周波数の信号を発
生し、電力増幅回路34が、高周波発信回路32からの
信号を増幅する。そして、電力増幅回路34から超音波
振動子22を駆動する駆動信号が出力される。超音波振
動子22へ送られる駆動信号は、検出回路42におい
て、超音波振動子22のインピーダンスとしてモニタさ
れる。具体的には、位相情報を含んだ駆動信号の電流値
および電圧値が電流・電圧測定回路38によって測定さ
れる。測定された電圧および電流は、インピーダンス換
算回路40において、超音波振動子22のインピーダン
スZおよび位相θに換算される。これらの値は制御回路
30へ送られる。
【0035】図1および2に示すように、超音波振動子
22は振動体18を駆動しているが、アイロン掛けの動
作などによって振動体18に負荷がかかった場合、その
負荷は超音波振動子22にも及び、超音波振動子22の
インピーダンスが変化する。したがって、超音波振動子
22のインピーダンスをモニタすることによって、アイ
ロン10の動作状態を知ることができる。
【0036】図4は、超音波振動子22の共振周波数f
o付近におけるインピーダンス変化を検出回路42で測
定した結果を示している。図4に示す曲線(実線)a
は、超音波振動子22に負荷が加えられていない状態を
示している。この状態では、アイロンが待機中であり、
アイロンベースにある振動体18にアイロン10の自重
がかかっていない。例えば、アイロンが縦に置かれてい
る場合、あるいは、アイロン保持器に置かれた場合がこ
れに対応する。
【0037】曲線(一点鎖線)bは、超音波振動子22
にすこし負荷が加えられている状態を示している。この
状態では、アイロンがアイロンベースを下にしてアイロ
ン掛けすべき衣服等対象物の上に置かれている。振動体
18にアイロンの自重がかかるため、超音波振動子22
の振動が規制され、その結果インピーダンスが高くなっ
ている。
【0038】曲線(点線)cは、超音波振動子22に更
に負荷が加えられている状態を示している。作業がアイ
ロンを使用して、衣服などの対象物のしわを伸ばしてい
る状態に対応し、作業者がアイロンを押さえつけて衣服
のしわを伸ばすため、超音波振動子22にかかる負荷は
更に大きくなっている。
【0039】したがって、図4に示すように、共振周波
数における曲線bと曲線cとの間のインピーダンス値を
閾値とし、超音波振動子22のインピーダンスが閾値よ
りも大きくなった場合に、作業者がアイロン掛けを行っ
ていると判断することができる。この関係を用いれば、
超音波振動子22のインピーダンスが閾値よりも小さい
場合には、アイロン掛けがなされていないと判断できる
ので、超音波振動子22に印加する駆動電力を超音波振
動子22のインピーダンスを測定できる程度の小さな値
にすることにより、消費電力を低減することができる。
【0040】図5は、待機時の消費電力を低減するため
のアイロン10の制御方法を説明するフローチャートで
ある。アイロン10の電源が投入されると(ステップ5
0)、対象物が加熱されるほどには超音波振動子が実質
的に駆動されない微小電力信号であるモニタリング信号
が電力増幅器34から超音波振動子22に印加される
(ステップ52)。モニタリング信号は検出回路42に
おいてモニタされており、測定した電流値および電圧値
から超音波振動子22のインピーダンスが計算される
(ステップ54)。このインピーダンスには振幅および
位相に関する情報が含まれる。
【0041】次に、インピーダンスの振幅値が上述のよ
うに設定された閾値と比較される(ステップ56)イン
ピーダンスの振幅値が閾値を越える場合には、作業者が
アイロン掛け中であると判断し、アイロン掛けに必要な
設定電力が駆動回路36から超音波振動子22へ印加さ
れる(ステップ60)。所定の時間この状態で待機した
後、再び検出回路42において、超音波振動子22に印
加されている電流値および電圧値を計測し、それらの値
を用いてインピーダンスが計算される(ステップ5
4)。このとき、電力の投入時には超音波振動子の周波
が変化するので、共振周波数でのインピーダンスの振幅
値をモニタするために、インピーダンスの位相を利用し
てもよい。
【0042】一方、インピーダンスの振幅値が閾値より
も小さい場合には、アイロン掛けがなされていないと判
断し、投入電力が遮断される(ステップ58)。そして
所定の時間、この状態で待機した後、また、モニタリン
グ信号が印加される(ステップ52)。
【0043】この制御において、モニタリング信号は連
続的に印加する必要はない。例えば、待機時間を0.5
秒程度にし、その間はモニタリング信号を印加しないよ
うして更に待機中の消費電力を低減してもよい。この場
合、作業者がアイロンを掛け始めてからもっとも遅くと
も約1秒後に設定電力が投入されて、対象物の過熱が始
まる。したがって、実用上、作業者が動作の応答が遅い
と感じることもない。
【0044】このようにして、アイロン掛けがなされて
いな時は、ステップ52、54、56および58が繰り
返され、超音波振動子22のインピーダンスを測定・計
算するのに十分な程度のモニタリング信号が印加される
第1の駆動モードが維持される。また、アイロン掛けが
なされているときは、ステップ54、56および60が
繰り返され、モニタリング信号よりも大きく、衣服のし
わを伸ばすのに十分な設定電力が印加される第2の駆動
モードが維持される。そして振動体18が対象物と接
し、アイロン掛けがなされているかどうかによって生じ
る超音波振動子22のインピーダンスの変化を閾値との
比較によってステップ56において検出回路42によっ
て検出し、その結果に基づいて、2つの駆動モードの切
り替えがなされる。このような制御によって、アイロン
がけをしているときにのみ超音波振動子を実質的に駆動
することが可能となる。したがって、アイロンがけがな
されていない時に無駄な電力を投入することがなくな
り、消費電力の少ないアイロンが実現する。
【0045】図4(a)および(b)は、従来のアイロ
ンおよび本実施形態のアイロンの投入電力とアイロンベ
ースの温度変化を示している。従来のアイロンの場合、
電源を投入してからアイロンベースが所定の温度に達す
るまで、予熱が必要であり、アイロンが使用可能になる
まで、待機する必要がある。アイロンベースが所定の温
度に達すると予熱のための電力はいったん遮断される。
しかしアイロン掛けが開始され、アイロンベースの温度
が低下してくると、再び電力が投入され、アイロンベー
スを過熱する。実際にアイロン掛けがなされていない場
合でも、大気との接触によりアイロンベースの温度は低
下するので、この動作は継続される。作業が終了し、電
源が切られても、アイロンベースの温度は急激には低下
しない。このため、しばらくの間はアイロンベースに誤
って接触してしまうと火傷をしてしまう恐れがある。ま
た、アイロンベースが冷たくなるまで、アイロンを収納
できない。
【0046】これに対し、本実施形態のアイロンによれ
ば、電源を投入後も実際にアイロン掛けがなされるまで
は、微小なモニタリング信号が間欠的に投入されるのみ
である。したがって、この間はほとんど電力を消費しな
い。一方、作業者によってアイロン掛けがなされると、
超音波振動子に負荷が掛けられたことを検出し、これに
よりアイロン掛けに必要な設定電力が投入される。電力
が投入されると、超音波振動子が振動して振動体を励振
し、対象物を振動させる。これにより、対象物は、摩擦
熱が生じで瞬時に温度が上昇する。したがって、従来の
アイロンに必要であった、予熱のための電力や時間は必
要ない。アイロン掛けの間も対象物がアイロンからはな
れると、負荷が超音波振動子にかからなくなるため、負
荷の変化を検出して、直ちに投入電力が微小なモニタリ
ング信号に切り替えられる。このとき、振動体やアイロ
ンベースは直接加熱されていたわけではないので、熱く
はなっておらず、あやまって接触しても火傷を負う危険
はほとんど無い。
【0047】また、作業が終了した後も、振動体やアイ
ロンベースは熱くなっていないので、すぐに収納するこ
とが可能である。このように、本実施形態のアイロン
は、きわめて安全であり、消費電力も極めて少ない。
【0048】本実施形態のアイロン10は種々の改変が
可能である。例えば、アイロン10において、図1に示
すように、スチームを発生させるスチーム発生装置66
を更に設けてもよい。スチーム発生装置66は水を蓄え
るタンク62とタンク62の水を振動体18に接するよ
うに供給する供給機構64を含んでいる。供給機構64
は図3に示す制御回路30の制御によって、振動体18
が振動しているときに水を振動体18に供給する。例え
ば、供給機構64は、電気的に制御可能なマイクロバル
ブとパイプとの組み合わせにより構成される。
【0049】供給された水は振動体18の振動によって
瞬時に霧状のミストとなる。筐体12に設けられた噴霧
口68から、ミストが噴出され、衣服等の対象物に適度
な水分が供給される。これにより、対象物のしわ伸ばし
効果を促進する。スチームは超音波振動により発生する
ので、従来のアイロンのようにヒータが温まるまでスチ
ームを発生させることができないということもない。し
たがって、電源を投入後すぐにスチームを用いたアイロ
ンがけをすることができる。
【0050】また、図1に示すように、アイロンベース
14にアイロンがけがなされる対象物の温度を測定する
温度センサ15を設けて、より正確に温度制御をしても
よい。この場合、温度センサ15からの出力を図3に示
す制御回路30に入力し、図5に示すように、ステップ
60において、温度センサからの信号に基づいて調整され
た設定電力を投入するように制御してもよい。
【0051】また、図1に示すように、アイロンベース
14にヒータ70を設けてもよい。ヒータ70は、補助
的に衣服等の対象物の温度を高めるために用いられ、振
動体18による発熱を補うものである。この場合、アイ
ロンベース14に触れて火傷しない程度の温度にアイロ
ンベース14を加熱することが好ましい。
【0052】更に、上記実施形態では、超音波振動子と
してランジバン型超音波振動子を用いたが、他の種類の
超音波振動子を用いてもよい。例えば図7に示すアイロ
ン71は超音波振動子としてバイモルフ型超音波振動子
72を備えている。この場合においても、バイモルフ型
超音波振動子72が振動体18を励起する駆動点18
e、振動体18の一端である端面18bから(n/2+
1/4)λ(n=0、1、2、・・)だけ隔てているこ
とが好ましい。また、複数の超音波振動子を設けて振動
体18を駆動してもよい。
【0053】(第2の実施形態)以下に、本発明による
アイロンの第2の実施形態を説明する。
【0054】図8および図9に示すように、本実施形態
のアイロン74は、振動体78が共振モードで振動し得
るような形状を備えている点で第1の実施形態のアイロ
ン10と異なっている。図9によく示されているよう
に、超音波振動子22は、固体ホーン76を介して駆動
点78eに接触するように設けられており、超音波振動
子22が振動体78を励振したとき、振動体78に定在
波80が励起され、共振モードで振動し得るような所定
の形状を振動体78は備えている。定在波80は振動体
78の底面78aに垂直な方向に変位する。
【0055】振動体78は共振モードで振動し得る限り
どのような形状であってもよい。例えば、図10に示す
矩形の縞モード振動板を振動体78に用いることができ
る。図10において、太線82は、定在波の節となる部
分であり、太線と太線との間に定在波の腹84が位置す
る。線状の節82と平行な辺の長さをLWとし、線状の
節82に垂直な辺の長さをLVとした場合、以下の等式
が成り立つような形状を振動板は備えている。 LV=(N−1/2)・d LW=N’・d d=√((π・CD・h)/(2f)) ただし、 N: 任意の偶数の縞モードの節線の数 N’: Nより小さい任意の奇数 f: 振動板の共振周波数 h: 振動板の厚み CD: 振動板の固有物理定数 d: 縞モードの節線間隔 である。
【0056】この条件を満たす振動板を振動体78をと
して用いた場合、その共振周波数fにおいて強力な超音
波振動が励起される。振動が励起される駆動点78eは
図10では、振動体78のほぼ中心に位置しているが、
駆動点78eは、振動の腹84上であれば、他の場所に
位置していてもよい。また、駆動点を複数設けてもよ
い。
【0057】アイロン74の振動体78は、第1の実施
形態のアイロン10と同じ駆動回路によって駆動され
る。つまり、振動体78の共振周波数を持つ高周波の駆
動信号を発生する駆動回路であれば、超音波洗浄器に用
いられる駆動回路等の公知の回路を用いてもよい。
【0058】あるいは、図3に示す制御回路30、駆動
回路36および検出回路42を備えた回路を用いて振動
体78を振動させてもよい。この場合には、検出回路4
2において検出・計算した超音波振動子22のインピー
ダンスの振幅値および位相値を用い、振動体78の共振
周波数の変化やずれに追随して超音波振動子22を駆動
してもよい。このようにすることによって、もっとも高
いエネルギ効率で振動体78を振動させることができ
る。
【0059】本実施形態のアイロン74によれば、振動
体78が共振モードで振動する。このため、高いエネル
ギ効率で振動体78を振動させることができ、小さな電
力でも対象物を高い温度加熱することができる。
【0060】本実施形態のアイロン74も第1の実施形
態として説明したように種々の改変が可能である。図8
に示すように、スチーム発生装置66やヒータ70をア
イロン74に設けてもよい。また図11に示すように、
バイモルフ型超音波振動子72を振動体78の励振に用
いてもよい。
【0061】(第3の実施形態)以下に、本発明による
アイロンの第3の実施形態を説明する。
【0062】図12は、本実施形態のアイロン90の底
部を示している。アイロン90は、第1の振動体92お
よび第2の振動体94を備えており、第1の振動体92
はアイロンベース14の前方に配置され、第2の振動体
94はアイロンベース14の後方に配置されている。
【0063】第1の振動体92は、第1の実施形態のア
イロン10に備えられていた振動体18と同様の構造を
備えている。第1の超音波振動子96によって励振され
た進行波が第1の振動体92において、図のy方向に伝
播する。第1の実施形態で説明したように、進行波の伝
播に伴って、進行波が減衰するのを防ぐため、進行波の
伝播方向に沿って第1の振動体92の幅が狭くなってい
る。
【0064】一方、第2の振動体94は、第2の実施形
態で説明したように、共振モードで振動する。例えば、
第2の振動体94は図10に示すような縞モード振動板
であり、第2の超音波振動子98が第2の振動体94を
共振モードで振動させている。
【0065】第1の超音波振動子96および第2の超音
波振動子98は、好ましくは図3に示す回路によってそ
れぞれ駆動される。これによって、第1の超音波振動子
96および第2の98は独立して駆動される。例えばア
イロン90を用いて衣服の襟の部分やボタンの周辺など
細かい部分のアイロン掛けを行う場合、第1の振動体9
2に主としてアイロン90を押さえつける力が加わるた
め、アイロンベース14の前に位置する第1の超音波振
動子96のみが駆動され、アイロンの前方のみが衣服等
を加熱し、第2の超音波振動子98は待機状態にしてお
くことが可能である。
【0066】広い面積にアイロンを掛ける場合には、ア
イロンベース14の全体に力が加わるため、第1の超音
波振動子96および第2の超音波振動子98の両方が駆
動され、アイロンベース14の全体が衣服を加熱するよ
うにできる。このような構造にすることにより、アイロ
ンベースの必要な部分のみを振動させてアイロン掛けを
することができ、更に消費電力を低減することができ
る。
【0067】また、アイロンの底部は通常、前方部分に
おいて先端がとがっている。このため、アイロン底部の
前方領域に矩形を有する振動体を配置しようとすると、
アイロン底部の前方部分では、振動体を配置できない領
域が多く生じてしまう。本実施形態のアイロン90によ
れば、アイロン底部の前方領域には、進行波により振動
する第1の振動体92を配置し、矩形形状を有し、共振
モードで振動しうる第2の振動体94を底部後方に配置
している。振動体の形状に関して制限が小さい進行波に
より振動する第1の振動体92を前方に配置することに
よって、アイロン底部のうち振動体が配置されない領域
を小さくすることができ、アイロン底部における発熱に
寄与する部分の面積を大きくすることができる。
【0068】しかし、アイロン底部の形状が問題となら
ない場合や、消費電力をより低減したい場合には、第1
の振動体92および第2の振動体94が共に共振モード
で振動し得る形状を備えているようにして、第1の超音
波振動子96および第2の超音波振動子98によって定
在波が励起されるように第1の振動体92および第2の
振動体94を振動させてもよい。また、逆に第1の振動
体92および第2の振動体94に進行波が励起されるよ
うに振動させる場合には、第1の振動体92および第2
の振動体94のとり得る形状を自由に選択できる。ある
いは、第1の振動体92を共振モードで振動させて、第
2の振動体94には進行波が励起されるように振動させ
てもよい。振動体とそれを駆動する超音波振動子を3つ
以上設けてもよい。
【0069】なお、本実施形態のアイロン90に対して
も第1および第2の実施形態で説明した種々の改変が可
能である。
【0070】上記第1から第3の実施形態では、振動体
の底部が直接衣服などの対象物に接するようにアイロン
の底部の一部を構成していた。しかし、アイロンの底部
全体をアイロンベースで構成し、振動体をアイロンベー
スの内側に貼付してもよい。また、第1の実施形態で説
明したように、進行波を励起させて振動体を振動させる
場合には、アイロンベース自体を振動体とし、アイロン
ベースを直接超音波振動子で振動させてもよい。
【0071】
【発明の効果】本発明によるアイロンによれば、超音波
領域の機械的振動による摩擦熱で対象物を直接加熱し、
アイロンがけをおこなう。対象物を振動させる振動体や
アイロンベース自体は発熱しないので、接触して火傷の
恐れがほとんどなく、安全で使いやすいアイロンが実現
する。
【0072】また、予熱時間が不要であり、アイロンが
けを行うときのみ実質的な電力を投入すればよいので、
消費電力の小さいアイロンが実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアイロンの第1の実施形態を示す断面
図である。
【図2】図1のアイロンの主要部を示す斜視図である。
【図3】図1のアイロンを制御・駆動する回路を示すブ
ロック図である。
【図4】図1のアイロンにおける超音波振動子のインピ
ーダンス変化を示すグラフである。
【図5】図1のアイロンの制御方法を説明するフローチ
ャートである。
【図6】(a)は従来のアイロンの作業時間と消費電力
およびアイロンのベース温度との関係を示すグラフであ
り、(b)は図1のアイロンの作業時間と消費電力およ
び対象物の温度との関係を示すグラフである。
【図7】第1の実施形態の変形例を示す断面図である。
【図8】本発明のアイロンの第2の実施形態を示す断面
図である。
【図9】図8のアイロンの主要部を示す斜視図である。
【図10】図8のアイロンに用いられる振動体の構造を
説明する平面図である。
【図11】第2の実施形態の変形例を示す断面図であ
る。
【図12】本発明のアイロンの第3の実施形態を示す主
要部の斜視図である。
【符号の説明】
10 アイロン 12 筐体 18 振動体 22 超音波振動子 24 固体ホーン 66 スチーム発生装置

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体と、 底面を有しており、前記筐体の底部に設けられた少なく
    とも1つの振動体と、 前記振動体を振動させる少なくとも1つの超音波振動子
    と、を備えたアイロン。
  2. 【請求項2】 前記超音波振動子が、前記振動体を前記
    底面に対して垂直な方向に変位させる請求項1に記載の
    アイロン。
  3. 【請求項3】 前記振動体は駆動点を有しており、前記
    超音波振動子は前記振動体内に進行波が伝播するよう前
    記振動体を前記駆動点において励振する請求項2に記載
    のアイロン。
  4. 【請求項4】 前記振動体は少なくとも1つの端面を有
    しており、前記端面と前記駆動点との距離が、前記超音
    波振動子の発生する超音波の(n/2+1/4)波長
    (n=0、1、2、3・・・)に等しくなっている請求
    項3に記載のアイロン。
  5. 【請求項5】 前記振動体は進行波の伝播方向に沿って
    幅および厚みの少なくとも一方が小さくなっている請求
    項3に記載のアイロン。
  6. 【請求項6】 前記振動体は共振モードで振動するよう
    所定の形状を備えている請求項2に記載のアイロン。
  7. 【請求項7】 前記振動体は縞モード振動体である請求
    項6に記載のアイロン。
  8. 【請求項8】 前記振動体および前記超音波振動子をそ
    れぞれ複数備え、前記複数の超音波振動子のうちの第1
    および第2の超音波振動子が、前記複数の振動体のうち
    の第1および第2の振動体をそれぞれ振動させる請求項
    1または2に記載のアイロン。
  9. 【請求項9】 前記第1の振動体は駆動点を有してお
    り、前記第1の超音波振動子は前記第1の振動体内に進
    行波が伝播するよう前記第1の振動体を前記駆動点にお
    いて励振し、前記第2の振動体は共振モードで振動する
    よう所定の形状を備えている請求項8に記載のアイロ
    ン。
  10. 【請求項10】 前記第1の振動体は、前記筐体の底部
    前方に位置しており、前期第2の振動体は前記筐体の底
    部後方に位置している請求項9に記載のアイロン。
  11. 【請求項11】 水を蓄えるタンクと前記タンクの水を
    前記振動体に供給する供給機構をさらに有し、前記振動
    体の振動により、前記水を霧化する請求項1から10の
    いずれかに記載のアイロン。
  12. 【請求項12】 アイロンがけされる対象物の温度を測
    定するための温度センサを前記筐体の底部に更に備える
    請求項1から11のいずれかに記載のアイロン。
  13. 【請求項13】 アイロンがけをしているときにのみ前
    記超音波振動子を実質的に駆動させる請求項1から12
    のいずれかに記載のアイロン。
  14. 【請求項14】 前記超音波振動子を駆動する駆動回路
    と、駆動回路を制御する制御回路と、前記超音波振動子
    のインピーダンスをモニタする検出回路とを備え、前記
    検出回路の出力信号に基づいて、前記制御回路が駆動回
    路を制御する請求項1から13のいずれかに記載のアイ
    ロン。
  15. 【請求項15】 第1の駆動モード、および、前記第1
    の駆動モードよりも出力の大きい第2の駆動モードで前
    記超音波振動子を駆動し得るように、前記駆動回路およ
    び前記制御回路は構成されており、アイロンがけされて
    いるかどうかによって生じる前記超音波振動子のインピ
    ーダンスの変化を前記検出回路が検出し、検出結果に基
    づいて、前記2つの駆動モードを切り替える請求項14
    に記載のアイロン。
  16. 【請求項16】 ヒータを更に備える請求項1から15
    のいずれかに記載のアイロン。
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