JP2003172855A - 光トランシーバ及びその製造方法 - Google Patents
光トランシーバ及びその製造方法Info
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- JP2003172855A JP2003172855A JP2001371566A JP2001371566A JP2003172855A JP 2003172855 A JP2003172855 A JP 2003172855A JP 2001371566 A JP2001371566 A JP 2001371566A JP 2001371566 A JP2001371566 A JP 2001371566A JP 2003172855 A JP2003172855 A JP 2003172855A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 低コストで信頼性の高い多チャンネル光トラ
ンシーバ及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 多心テープファイバ17より入力される
光信号を、複数の光素子20でそれぞれ電気信号に変換
して外部へ出力する光受信部、あるいは、外部より入力
される複数の電気信号を複数の光素子20でそれぞれ光
信号に変換して多心テープファイバ17より出力する光
送信部を備えた光トランシーバにおいて、多心テープフ
ァイバ17の端部を各素線19に分岐して、各素線19
のピッチが分岐前のピッチから複数の光素子20のピッ
チと等しいピッチへと徐々に変更したピッチ変換部24
を形成し、ピッチ変換部24を樹脂モールド部26によ
って覆ったものである。
ンシーバ及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 多心テープファイバ17より入力される
光信号を、複数の光素子20でそれぞれ電気信号に変換
して外部へ出力する光受信部、あるいは、外部より入力
される複数の電気信号を複数の光素子20でそれぞれ光
信号に変換して多心テープファイバ17より出力する光
送信部を備えた光トランシーバにおいて、多心テープフ
ァイバ17の端部を各素線19に分岐して、各素線19
のピッチが分岐前のピッチから複数の光素子20のピッ
チと等しいピッチへと徐々に変更したピッチ変換部24
を形成し、ピッチ変換部24を樹脂モールド部26によ
って覆ったものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光を情報伝送媒体
として用いる光データリンクや光ローカルネットワーク
等の光通信システムに用いられる光トランシーバ、及び
その製造方法に関するものである。
として用いる光データリンクや光ローカルネットワーク
等の光通信システムに用いられる光トランシーバ、及び
その製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】多チャンネル光トランシーバは、外部よ
り入力された複数の電気信号を複数の発光素子でそれぞ
れ光信号に変換し、その光信号を多心テープファイバの
各素線を通して外部に出力する送信部や、多心テープフ
ァイバの各素線から入力される複数の光信号を複数の受
光素子で受信して、それぞれ電気信号に変換して増幅
し、外部に出力する受信部を1モジュールで複数持つこ
とを特徴とした光モジュールである。
り入力された複数の電気信号を複数の発光素子でそれぞ
れ光信号に変換し、その光信号を多心テープファイバの
各素線を通して外部に出力する送信部や、多心テープフ
ァイバの各素線から入力される複数の光信号を複数の受
光素子で受信して、それぞれ電気信号に変換して増幅
し、外部に出力する受信部を1モジュールで複数持つこ
とを特徴とした光モジュールである。
【0003】従来の多チャンネル光トランシーバでは、
多心テープファイバの各素線と光素子とを接続するに際
して、多心テープファイバの各素線のピッチと同じピッ
チを有する光素子アレイを用いていた。
多心テープファイバの各素線と光素子とを接続するに際
して、多心テープファイバの各素線のピッチと同じピッ
チを有する光素子アレイを用いていた。
【0004】この構造では、多心テープファイバの各素
線のピッチと、光素子のピッチとが等しいため、多心テ
ープファイバの被覆を除去し、各ファイバ(素線)の端
面をカットした状態で光素子アレイに並べるだけで光結
合が得られ、製造作業性に優れた構造であった。
線のピッチと、光素子のピッチとが等しいため、多心テ
ープファイバの被覆を除去し、各ファイバ(素線)の端
面をカットした状態で光素子アレイに並べるだけで光結
合が得られ、製造作業性に優れた構造であった。
【0005】しかし、光素子アレイは各チャンネル間の
電気的アイソレーションが小さく、各チャンネル間にク
ロストークが起きるため、高速信号処理を行うことは難
しい。
電気的アイソレーションが小さく、各チャンネル間にク
ロストークが起きるため、高速信号処理を行うことは難
しい。
【0006】そこで、光素子アレイを用いずに、単体の
光素子を並べ、その各光素子に多心テープファイバの各
素線を接続する構造の多チャンネル光トランシーバが提
案されている。この構造によれば、光素子アレイを用い
た構造に比べて光素子間が電気的に独立しているため、
アイソレーションが大きく、より高速な信号処理が可能
となる。
光素子を並べ、その各光素子に多心テープファイバの各
素線を接続する構造の多チャンネル光トランシーバが提
案されている。この構造によれば、光素子アレイを用い
た構造に比べて光素子間が電気的に独立しているため、
アイソレーションが大きく、より高速な信号処理が可能
となる。
【0007】ところが、多心テープファイバの各素線と
単体の光素子を接続する場合、一般のテープファイバの
各素線間のピッチが約250μmであるのに対し、光素
子の大きさが約300μmと大きいため、光素子と集積
回路との接続を考慮すると、光素子を約400μm以上
の間隔で配置する必要がある。そのため、各チャンネル
でファイバ(素線)の端面が光素子に臨むようにするた
めには、多心テープファイバを各素線に分岐し、分岐し
た素線を400μm間隔で保持しなければならない。
単体の光素子を接続する場合、一般のテープファイバの
各素線間のピッチが約250μmであるのに対し、光素
子の大きさが約300μmと大きいため、光素子と集積
回路との接続を考慮すると、光素子を約400μm以上
の間隔で配置する必要がある。そのため、各チャンネル
でファイバ(素線)の端面が光素子に臨むようにするた
めには、多心テープファイバを各素線に分岐し、分岐し
た素線を400μm間隔で保持しなければならない。
【0008】そこで従来、光素子のピッチと等しいピッ
チで形成された複数の溝を有するピッチ変換用治具を形
成し、多心テープファイバの各素線を治具の溝内に収容
して光素子と等しいピッチに保持し、その各素線を光素
子搭載基板に位置合わせして固定した後、前記治具を取
り除く方法が取られていた。
チで形成された複数の溝を有するピッチ変換用治具を形
成し、多心テープファイバの各素線を治具の溝内に収容
して光素子と等しいピッチに保持し、その各素線を光素
子搭載基板に位置合わせして固定した後、前記治具を取
り除く方法が取られていた。
【0009】また、光素子のピッチと等しいピッチで形
成された複数の溝を有するピッチ変換用部品を作成し、
各素線をピッチ交換部品の溝内に収容して各素線と光素
子とを結合した後、ピッチ変換部品ごとケースに固定す
る方法も取られていた。
成された複数の溝を有するピッチ変換用部品を作成し、
各素線をピッチ交換部品の溝内に収容して各素線と光素
子とを結合した後、ピッチ変換部品ごとケースに固定す
る方法も取られていた。
【0010】ここで、図7〜12を用いて、ピッチ変換
用治具を用いた従来の多チャンネル光トランシーバの製
造方法を説明する。
用治具を用いた従来の多チャンネル光トランシーバの製
造方法を説明する。
【0011】図7に示すように、多チャンネル光トラン
シーバは、光素子搭載基板1と、集積回路2と、電気回
路基板3と、多心テープファイバ4と、ケース5とで概
略構成されている。
シーバは、光素子搭載基板1と、集積回路2と、電気回
路基板3と、多心テープファイバ4と、ケース5とで概
略構成されている。
【0012】そして、その製造方法は、まず図9に示す
ように、多心テープファイバ4の端部を所定長さだけ各
素線6,6,…に分岐して、その分岐部をピッチ変換治
具9に収容する。
ように、多心テープファイバ4の端部を所定長さだけ各
素線6,6,…に分岐して、その分岐部をピッチ変換治
具9に収容する。
【0013】ピッチ変換治具9は、図7及び図8に示す
光素子搭載基板1に搭載された光素子7,7,…のピッ
チと等しいピッチで形成された複数の素線収容溝8,
8,…とを備えた本体部9aと、本体部9aに取り付け
られる蓋部9bとからなり、分岐された各素線6,6,
…がそれぞれ素線収容溝8,8,…に収容される。これ
によって、各素線6,6,…は分岐前よりもそのピッチ
が大きくなり、光素子搭載基板1上に搭載された各光素
子7,7,…と等しいピッチに配列される。
光素子搭載基板1に搭載された光素子7,7,…のピッ
チと等しいピッチで形成された複数の素線収容溝8,
8,…とを備えた本体部9aと、本体部9aに取り付け
られる蓋部9bとからなり、分岐された各素線6,6,
…がそれぞれ素線収容溝8,8,…に収容される。これ
によって、各素線6,6,…は分岐前よりもそのピッチ
が大きくなり、光素子搭載基板1上に搭載された各光素
子7,7,…と等しいピッチに配列される。
【0014】その後、本体部9aに蓋部9bを取り付け
て各素線8,8,…を固定する(図10)。
て各素線8,8,…を固定する(図10)。
【0015】次に、ピッチ変換治具9の端部から延出し
た各素線6,6,…の被覆を除去してファイバ11,1
1,…を露出させ、その各ファイバ11の端面11aが
一直線上に並ぶようにファイバカットする(図11)。
た各素線6,6,…の被覆を除去してファイバ11,1
1,…を露出させ、その各ファイバ11の端面11aが
一直線上に並ぶようにファイバカットする(図11)。
【0016】ケース5に光素子搭載基板1、集積回路2
及び電気回路基板3を固定した後、ピッチ変換治具9に
より固定された各ファイバ11,11,…を、光素子搭
載基板1に形成されたファイバガイド溝12(図8参
照)に沿わせて、各ファイバ11,11,…の端面11
aを各チャンネルの光素子7に臨むように位置させる
(図12)。このとき、各チャンネルにおけるファイバ
端面11aと光素子7との距離がおよそ20μmになる
ように位置合わせする。
及び電気回路基板3を固定した後、ピッチ変換治具9に
より固定された各ファイバ11,11,…を、光素子搭
載基板1に形成されたファイバガイド溝12(図8参
照)に沿わせて、各ファイバ11,11,…の端面11
aを各チャンネルの光素子7に臨むように位置させる
(図12)。このとき、各チャンネルにおけるファイバ
端面11aと光素子7との距離がおよそ20μmになる
ように位置合わせする。
【0017】そして、ガラス板13でファイバ11を光
素子搭載基板1のファイバガイド溝12に押し付けて、
紫外線硬化型樹脂等により各ファイバ11を固定した
後、蓋部9bを本体部9aから取り外して、ピッチ変換
治具9をケース5から取り除く(図7及び図8)。
素子搭載基板1のファイバガイド溝12に押し付けて、
紫外線硬化型樹脂等により各ファイバ11を固定した
後、蓋部9bを本体部9aから取り外して、ピッチ変換
治具9をケース5から取り除く(図7及び図8)。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の多チャンネル光トランシーバでは、多心テー
プファイバ4の各素線6のピッチを変更するために湾曲
させるため、各素線6に曲げ応力が発生し、その結果、
剛性の小さい被覆が除去されたファイバ11部分に曲げ
応力が集中して破断するおそれがあるという問題があっ
た。
うな従来の多チャンネル光トランシーバでは、多心テー
プファイバ4の各素線6のピッチを変更するために湾曲
させるため、各素線6に曲げ応力が発生し、その結果、
剛性の小さい被覆が除去されたファイバ11部分に曲げ
応力が集中して破断するおそれがあるという問題があっ
た。
【0019】また、ピッチ変換部品ごとケースに固定す
る方法では、素線のピッチ変更をピッチ変換部品内で行
うので、被覆が除去されたファイバ部分には曲げ応力が
かからず、破断の問題はないが、部品点数が増えるため
コストがかかるという問題があった。
る方法では、素線のピッチ変更をピッチ変換部品内で行
うので、被覆が除去されたファイバ部分には曲げ応力が
かからず、破断の問題はないが、部品点数が増えるため
コストがかかるという問題があった。
【0020】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、低コストで信頼性の高い多チャンネル光トランシー
バ及びその製造方法を提供することにある。
し、低コストで信頼性の高い多チャンネル光トランシー
バ及びその製造方法を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、多心テープファイバの各素線より入力され
る光信号を、複数の光素子でそれぞれ電気信号に変換
し、その電気信号を外部へ出力する光受信部、あるい
は、外部より入力される複数の電気信号を複数の光素子
でそれぞれ光信号に変換し、その光信号を多心テープフ
ァイバの各素線より出力する光送信部を備えた光トラン
シーバにおいて、上記多心テープファイバの端部を各素
線に分岐して、各素線間のピッチが分岐前のピッチから
上記複数の光素子のピッチと等しいピッチへと徐々に変
更したピッチ変換部を形成し、そのピッチ変換部を樹脂
モールド部によって覆ったものである。
に本発明は、多心テープファイバの各素線より入力され
る光信号を、複数の光素子でそれぞれ電気信号に変換
し、その電気信号を外部へ出力する光受信部、あるい
は、外部より入力される複数の電気信号を複数の光素子
でそれぞれ光信号に変換し、その光信号を多心テープフ
ァイバの各素線より出力する光送信部を備えた光トラン
シーバにおいて、上記多心テープファイバの端部を各素
線に分岐して、各素線間のピッチが分岐前のピッチから
上記複数の光素子のピッチと等しいピッチへと徐々に変
更したピッチ変換部を形成し、そのピッチ変換部を樹脂
モールド部によって覆ったものである。
【0022】この構成によれば、各素線のピッチを変換
することによって発生する曲げ応力を樹脂モールド部で
吸収できるため、被覆が除去されたファイバ部分には応
力がかからず、ファイバの破断を防ぐことができる。ま
たピッチ変換部品ごとケースに固定する構造と比較して
部品点数が少ないため、製造コストの削減が図れる。
することによって発生する曲げ応力を樹脂モールド部で
吸収できるため、被覆が除去されたファイバ部分には応
力がかからず、ファイバの破断を防ぐことができる。ま
たピッチ変換部品ごとケースに固定する構造と比較して
部品点数が少ないため、製造コストの削減が図れる。
【0023】また本発明は、多心テープファイバの各素
線より入力される光信号を、複数の光素子でそれぞれ電
気信号に変換し、その電気信号を外部へ出力する光受信
部、あるいは、外部より入力される複数の電気信号を複
数の光素子でそれぞれ光信号に変換し、その光信号を多
心テープファイバの各素線より出力する光送信部を備え
た光トランシーバの製造方法において、上記多心テープ
ファイバの端部を各素線に分岐して、各素線間のピッチ
を分岐前のピッチから上記複数の光素子のピッチと等し
いピッチへと徐々に変更してピッチ変換部を形成し、そ
のピッチ変換部を樹脂でモールドするものである。
線より入力される光信号を、複数の光素子でそれぞれ電
気信号に変換し、その電気信号を外部へ出力する光受信
部、あるいは、外部より入力される複数の電気信号を複
数の光素子でそれぞれ光信号に変換し、その光信号を多
心テープファイバの各素線より出力する光送信部を備え
た光トランシーバの製造方法において、上記多心テープ
ファイバの端部を各素線に分岐して、各素線間のピッチ
を分岐前のピッチから上記複数の光素子のピッチと等し
いピッチへと徐々に変更してピッチ変換部を形成し、そ
のピッチ変換部を樹脂でモールドするものである。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な一実施形態
を添付図面に基づいて詳述する。
を添付図面に基づいて詳述する。
【0025】図1は本実施形態に係る多チャンネル光ト
ランシーバの斜視図であり、図2は図1における光素子
搭載基板の拡大図である。
ランシーバの斜視図であり、図2は図1における光素子
搭載基板の拡大図である。
【0026】本実施形態の多チャンネル光トランシーバ
は、図7に示した従来の多チャンネル光トランシーバと
基本的な構成は同様であり、光素子搭載基板14と、集
積回路15と、電気回路基板16と、多心テープファイ
バ17と、ケース18とで概略構成されている。
は、図7に示した従来の多チャンネル光トランシーバと
基本的な構成は同様であり、光素子搭載基板14と、集
積回路15と、電気回路基板16と、多心テープファイ
バ17と、ケース18とで概略構成されている。
【0027】光素子搭載基板14、集積回路15及び電
気回路基板16はケース18上に固定されており、多心
テープファイバ17の各ファイバ27,27,…の端部
27aが光素子搭載基板14上に搭載された光素子2
0,20,…に臨むように設けられている。
気回路基板16はケース18上に固定されており、多心
テープファイバ17の各ファイバ27,27,…の端部
27aが光素子搭載基板14上に搭載された光素子2
0,20,…に臨むように設けられている。
【0028】光素子20は、外部より入力された電気信
号を光信号に変換するための発光素子、あるいは多心テ
ープファイバ17の各ファイバ27,27,…から入力
される光信号を電気信号に変換するための受光素子であ
り、発光素子としては光半導体レーザダイオード(L
D)や発光ダイオード等が使用され、受光素子としては
アバランシホトダイオード(APD)やpinホトダイ
オード(pin−PD)等が使用される。
号を光信号に変換するための発光素子、あるいは多心テ
ープファイバ17の各ファイバ27,27,…から入力
される光信号を電気信号に変換するための受光素子であ
り、発光素子としては光半導体レーザダイオード(L
D)や発光ダイオード等が使用され、受光素子としては
アバランシホトダイオード(APD)やpinホトダイ
オード(pin−PD)等が使用される。
【0029】本発明の多チャンネル光トランシーバが従
来のものと異なる点は、多心テープファイバ17の各素
線19,19,…のピッチが分岐前のピッチ(約250
μm)から光素子搭載基板14上に搭載された光素子2
0のピッチ(400μm以上)と等しいピッチへと徐々
に変更されるピッチ変換部が樹脂モールド部26によっ
て覆われた点にある。
来のものと異なる点は、多心テープファイバ17の各素
線19,19,…のピッチが分岐前のピッチ(約250
μm)から光素子搭載基板14上に搭載された光素子2
0のピッチ(400μm以上)と等しいピッチへと徐々
に変更されるピッチ変換部が樹脂モールド部26によっ
て覆われた点にある。
【0030】具体的には、樹脂モールド部26は、各素
線19,19,…のピッチを変更するために湾曲された
部分を覆う第一モールド部26aと、光素子20と等し
いピッチに配列された直線部分を覆う第二モールド部2
6bとからなる。
線19,19,…のピッチを変更するために湾曲された
部分を覆う第一モールド部26aと、光素子20と等し
いピッチに配列された直線部分を覆う第二モールド部2
6bとからなる。
【0031】素線19が湾曲された部分を第一モールド
部26aで覆うことによって、素線19に発生する曲げ
応力が第一モールド部26aによって吸収され、剛性の
低いファイバ27部分に曲げ応力がかかることはない。
従って、ファイバ27が破断することを防止できる。
部26aで覆うことによって、素線19に発生する曲げ
応力が第一モールド部26aによって吸収され、剛性の
低いファイバ27部分に曲げ応力がかかることはない。
従って、ファイバ27が破断することを防止できる。
【0032】また、光素子20と等しいピッチで配列さ
れた直線部分を第二モールド部26bで一まとめに覆う
ことによって、第一モールド部26aから延出した各素
線19の根本部や、ファイバ27の固定部に応力が集中
することを防止できる。
れた直線部分を第二モールド部26bで一まとめに覆う
ことによって、第一モールド部26aから延出した各素
線19の根本部や、ファイバ27の固定部に応力が集中
することを防止できる。
【0033】次に、この多チャンネル光トランシーバの
製造方法を説明する。
製造方法を説明する。
【0034】まず、図3に示すように、多心テープファ
イバ17の端部を所定長さだけ各素線19,19,…に
分岐し、その分岐部をモールド成形型22内に収容す
る。
イバ17の端部を所定長さだけ各素線19,19,…に
分岐し、その分岐部をモールド成形型22内に収容す
る。
【0035】モールド成形型22は、下型22aと上型
22bとからなり、下型22aは、分岐されていない部
分の多心テープファイバ17を収容するテープ収容部3
0と、図1及び図2に示す光素子搭載基板14上に搭載
された光素子20,20,…と等しいピッチに形成さ
れ、各素線を収容する素線収容部21と、各素線19の
ピッチが分岐前のピッチから光素子20と等しいピッチ
へと徐々に変更するように湾曲したピッチ変換部24を
収容する第一成形部31と、素線収容溝21を連続する
ように直交して形成された第二成形部32とを備えてい
る。一方、上型22bは、下型22aの第一成形部31
及び第二成形部32に合わせて形成された貫通穴23
(図では第一成形部31に合わせて形成されたもののみ
示されている)を備えている。
22bとからなり、下型22aは、分岐されていない部
分の多心テープファイバ17を収容するテープ収容部3
0と、図1及び図2に示す光素子搭載基板14上に搭載
された光素子20,20,…と等しいピッチに形成さ
れ、各素線を収容する素線収容部21と、各素線19の
ピッチが分岐前のピッチから光素子20と等しいピッチ
へと徐々に変更するように湾曲したピッチ変換部24を
収容する第一成形部31と、素線収容溝21を連続する
ように直交して形成された第二成形部32とを備えてい
る。一方、上型22bは、下型22aの第一成形部31
及び第二成形部32に合わせて形成された貫通穴23
(図では第一成形部31に合わせて形成されたもののみ
示されている)を備えている。
【0036】多心テープファイバ17の分岐されていな
い部分がテープ収容部30に収容され、分岐された各素
線19,19,…が各素線収容部21,21,…にそれ
ぞれ収容される。これによって、各素線19は分岐前よ
りもそのピッチが大きくなり、光素子搭載基板14上に
搭載された各光素子20,20,…と等しいピッチに配
列される。また、素線19のピッチ変換部24が第一成
形部31に、素線収容部21に収容された各素線19の
一部分が第二成形部32にそれぞれ収容される。
い部分がテープ収容部30に収容され、分岐された各素
線19,19,…が各素線収容部21,21,…にそれ
ぞれ収容される。これによって、各素線19は分岐前よ
りもそのピッチが大きくなり、光素子搭載基板14上に
搭載された各光素子20,20,…と等しいピッチに配
列される。また、素線19のピッチ変換部24が第一成
形部31に、素線収容部21に収容された各素線19の
一部分が第二成形部32にそれぞれ収容される。
【0037】次に、上型22bを下型22a上に取り付
けて各素線19,19,…を固定すると共に第一成形部
31及び第二成形部32を密閉する。そして、上型22
bの貫通穴23からモールド用樹脂25を注入し、真空
脱泡により樹脂から気泡を取り除いた後、加熱硬化によ
って樹脂モールド部26を作成する(図4)。
けて各素線19,19,…を固定すると共に第一成形部
31及び第二成形部32を密閉する。そして、上型22
bの貫通穴23からモールド用樹脂25を注入し、真空
脱泡により樹脂から気泡を取り除いた後、加熱硬化によ
って樹脂モールド部26を作成する(図4)。
【0038】樹脂モールド部26が形成された多心テー
プファイバ17をモールド成形型22から取り出して、
樹脂モールド部26の第二モールド部26bから延出し
た素線19,19,…の被覆を除去してファイバ27,
27,…を露出させ、その各ファイバ27の端面27a
が一直線上に並ぶようにファイバカットする(図5及び
図6)。
プファイバ17をモールド成形型22から取り出して、
樹脂モールド部26の第二モールド部26bから延出し
た素線19,19,…の被覆を除去してファイバ27,
27,…を露出させ、その各ファイバ27の端面27a
が一直線上に並ぶようにファイバカットする(図5及び
図6)。
【0039】ケース18に光素子搭載基板14、集積回
路15及び電気回路基板16を固定した後、樹脂モール
ド部26によって光素子20,20,…と等しいピッチ
で固定された各ファイバ27,27,…を光素子搭載基
板14に形成されたファイバガイド溝28(図2参照)
に沿わせて、各ファイバ27,27,…の端面27aを
各チャンネルの光素子20に臨むように位置させる。こ
のとき、各チャンネルにおけるファイバ端面27aと光
素子20との距離がおよそ20μmになるように位置合
わせする。
路15及び電気回路基板16を固定した後、樹脂モール
ド部26によって光素子20,20,…と等しいピッチ
で固定された各ファイバ27,27,…を光素子搭載基
板14に形成されたファイバガイド溝28(図2参照)
に沿わせて、各ファイバ27,27,…の端面27aを
各チャンネルの光素子20に臨むように位置させる。こ
のとき、各チャンネルにおけるファイバ端面27aと光
素子20との距離がおよそ20μmになるように位置合
わせする。
【0040】そして、図1に示すように、ガラス板29
でファイバ27を光素子搭載基板14のファイバガイド
溝28に押し付けて、紫外線硬化型樹脂等により各ファ
イバ27を固定する。
でファイバ27を光素子搭載基板14のファイバガイド
溝28に押し付けて、紫外線硬化型樹脂等により各ファ
イバ27を固定する。
【0041】最後に、樹脂モールド部26をケースに固
定する。
定する。
【0042】このように、多心テープファイバ17の各
素線19のピッチ変換部(湾曲部)24を樹脂モールド
することにより、素線19に発生する曲げ応力を樹脂モ
ールド部26で吸収でき、被覆が除去されたファイバ2
7には応力がかからない。従って、ファイバ27の破断
を防ぐことができる。またピッチ変換部品ごとケースに
固定する構造と比較して部品点数が少ないため、製造コ
ストの削減が図れる。
素線19のピッチ変換部(湾曲部)24を樹脂モールド
することにより、素線19に発生する曲げ応力を樹脂モ
ールド部26で吸収でき、被覆が除去されたファイバ2
7には応力がかからない。従って、ファイバ27の破断
を防ぐことができる。またピッチ変換部品ごとケースに
固定する構造と比較して部品点数が少ないため、製造コ
ストの削減が図れる。
【0043】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、低コスト
で信頼性の高い多チャンネル光トランシーバを提供でき
るといった優れた効果を発揮するものである。
で信頼性の高い多チャンネル光トランシーバを提供でき
るといった優れた効果を発揮するものである。
【図1】本発明の一実施形態に係る多チャンネル光トラ
ンシーバの斜視図である。
ンシーバの斜視図である。
【図2】図1における光素子搭載基板の拡大図である。
【図3】本発明の多チャンネル光トランシーバの製造方
法を説明する斜視図であり、多心テープファイバをモー
ルド成形型に収容した状態を示している。
法を説明する斜視図であり、多心テープファイバをモー
ルド成形型に収容した状態を示している。
【図4】本発明の多チャンネル光トランシーバの製造方
法を説明する斜視図であり、モールド成形型内にモール
ド用樹脂を注入した状態を示している。
法を説明する斜視図であり、モールド成形型内にモール
ド用樹脂を注入した状態を示している。
【図5】本発明の多チャンネル光トランシーバの製造方
法を説明する斜視図であり、樹脂モールド部が形成され
た多心テープファイバを示している。
法を説明する斜視図であり、樹脂モールド部が形成され
た多心テープファイバを示している。
【図6】本発明の多チャンネル光トランシーバの製造方
法を説明する斜視図であり、樹脂モールド部から延出し
たファイバの端面をカットした状態を示している。
法を説明する斜視図であり、樹脂モールド部から延出し
たファイバの端面をカットした状態を示している。
【図7】従来の多チャンネル光トランシーバの斜視図で
ある。
ある。
【図8】図7における光素子搭載基板の拡大図である。
【図9】従来の多チャンネル光トランシーバの製造方法
を説明する斜視図であり、各素線に分岐された多心テー
プファイバとピッチ変換治具とを示している。
を説明する斜視図であり、各素線に分岐された多心テー
プファイバとピッチ変換治具とを示している。
【図10】従来の多チャンネル光トランシーバの製造方
法を説明する斜視図であり、多心テープファイバの各素
線をピッチ変換治具で固定した状態を示している。
法を説明する斜視図であり、多心テープファイバの各素
線をピッチ変換治具で固定した状態を示している。
【図11】従来の多チャンネル光トランシーバの製造方
法を説明する斜視図であり、ピッチ変換治具から延出し
たファイバの端面をカットした状態を示している。
法を説明する斜視図であり、ピッチ変換治具から延出し
たファイバの端面をカットした状態を示している。
【図12】従来の多チャンネル光トランシーバの製造方
法を説明する斜視図であり、ピッチ変換治具により固定
されたファイバを、光素子に臨ませた状態を示してい
る。
法を説明する斜視図であり、ピッチ変換治具により固定
されたファイバを、光素子に臨ませた状態を示してい
る。
14 光素子搭載基板
15 集積回路
16 電気回路基板
17 多心テープファイバ
19 素線
20 光素子
22 モールド成形型
26 樹脂モールド部
27 ファイバ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 2H037 AA01 BA05 BA14 BA35 DA03
DA04 DA06 DA12 DA17
5F041 DA19 DA20 DA82 EE02 EE06
FF14
5F088 BA16 EA02 JA14 JA20
5F089 AA01 AC17 AC24 EA04
Claims (2)
- 【請求項1】 多心テープファイバの各素線より入力さ
れる光信号を、複数の光素子でそれぞれ電気信号に変換
し、その電気信号を外部へ出力する光受信部、あるい
は、外部より入力される複数の電気信号を複数の光素子
でそれぞれ光信号に変換し、その光信号を多心テープフ
ァイバの各素線より出力する光送信部を備えた光トラン
シーバにおいて、 上記多心テープファイバの端部を各素線に分岐して、各
素線間のピッチが分岐前のピッチから上記複数の光素子
のピッチと等しいピッチへと徐々に変更したピッチ変換
部を形成し、 該ピッチ変換部を樹脂モールド部によって覆ったことを
特徴とする光トランシーバ。 - 【請求項2】 多心テープファイバの各素線より入力さ
れる光信号を、複数の光素子でそれぞれ電気信号に変換
し、その電気信号を外部へ出力する光受信部、あるい
は、外部より入力される複数の電気信号を複数の光素子
でそれぞれ光信号に変換し、その光信号を多心テープフ
ァイバの各素線より出力する光送信部を備えた光トラン
シーバの製造方法において、 上記多心テープファイバの端部を各素線に分岐して、各
素線間のピッチを分岐前のピッチから上記複数の光素子
のピッチと等しいピッチへと徐々に変更してピッチ変換
部を形成し、 該ピッチ変換部を樹脂でモールドしたことを特徴とする
光トランシーバの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001371566A JP2003172855A (ja) | 2001-12-05 | 2001-12-05 | 光トランシーバ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001371566A JP2003172855A (ja) | 2001-12-05 | 2001-12-05 | 光トランシーバ及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003172855A true JP2003172855A (ja) | 2003-06-20 |
Family
ID=19180592
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001371566A Pending JP2003172855A (ja) | 2001-12-05 | 2001-12-05 | 光トランシーバ及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003172855A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013137344A (ja) * | 2011-12-28 | 2013-07-11 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光ファイバ心線と光ファイバ保持部材との接続方法、および光モジュールの製造方法 |
| JP2017072839A (ja) * | 2011-04-20 | 2017-04-13 | マッパー・リソグラフィー・アイピー・ビー.ブイ. | 光ファイバの構成体及びこのような構成体を形成する方法 |
| JP2019086774A (ja) * | 2017-11-03 | 2019-06-06 | オーエフエス ファイテル,エルエルシー | 異なるコア間隔を有する光ファイバリボンケーブルをともにスプライシングするためのシステム及び技術 |
| CN114391116A (zh) * | 2020-02-07 | 2022-04-22 | 株式会社藤仓 | 光纤间距变换工具、光连接器、间距变换线、光变换箱以及光纤的间距变换方法 |
-
2001
- 2001-12-05 JP JP2001371566A patent/JP2003172855A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017072839A (ja) * | 2011-04-20 | 2017-04-13 | マッパー・リソグラフィー・アイピー・ビー.ブイ. | 光ファイバの構成体及びこのような構成体を形成する方法 |
| JP2013137344A (ja) * | 2011-12-28 | 2013-07-11 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光ファイバ心線と光ファイバ保持部材との接続方法、および光モジュールの製造方法 |
| JP2019086774A (ja) * | 2017-11-03 | 2019-06-06 | オーエフエス ファイテル,エルエルシー | 異なるコア間隔を有する光ファイバリボンケーブルをともにスプライシングするためのシステム及び技術 |
| CN114391116A (zh) * | 2020-02-07 | 2022-04-22 | 株式会社藤仓 | 光纤间距变换工具、光连接器、间距变换线、光变换箱以及光纤的间距变换方法 |
| CN114391116B (zh) * | 2020-02-07 | 2023-08-04 | 株式会社藤仓 | 光纤间距变换工具、光连接器、间距变换线、光变换箱以及光纤的间距变换方法 |
| US12197013B2 (en) | 2020-02-07 | 2025-01-14 | Fujikura Ltd. | Optical fiber pitch conversion jig, optical connector, pitch conversion cord, optical conversion box, and pitch conversion method for optical fibers |
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