JP2003174367A - 携帯無線機 - Google Patents

携帯無線機

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JP2003174367A
JP2003174367A JP2002284451A JP2002284451A JP2003174367A JP 2003174367 A JP2003174367 A JP 2003174367A JP 2002284451 A JP2002284451 A JP 2002284451A JP 2002284451 A JP2002284451 A JP 2002284451A JP 2003174367 A JP2003174367 A JP 2003174367A
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circuit
signal
antenna
phase
transmission
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JP2002284451A
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English (en)
Inventor
Shuichi Sekine
秀一 関根
Takayoshi Ito
敬義 伊藤
Yasushi Murakami
康 村上
Kisho Odate
紀章 大舘
Kazuhiro Inoue
和弘 井上
Teruhiro Tsujimura
彰宏 辻村
Yuji Izeki
裕二 井関
Keiichi Yamaguchi
恵一 山口
Naoko Ono
直子 小野
Hiroyuki Kayano
博幸 加屋野
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アンテナ周囲に配置される物体からの影響を
受けず、常にアンテナとの整合がとれた通信が可能な携
帯無線機を提供することにある。 【解決手段】 携帯無線機においては、反射位相検出回
路から出力されるアンテナからの反射位相と、送信信号
を送出する送受信機へ供給する電流をもとにしてアンテ
ナに接続されたインピーダンスの調整機能を有する整合
回路が調整されてアンテナのインピーダンスが最適化さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、無線機に係り、
特に、アンテナが一体化された携帯無線機において、ア
ンテナ周囲に配置される物体からのアンテナ特性に対す
る影響の低減することが出来る無線機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯無線機の小型化、薄型化が進
んでいる。携帯無線機は、持ち運びが容易である可搬性
に優れていることがその条件とされている。従って、携
帯無線機は、小形薄型であることが非常に重要要素とな
っている。
【0003】一方、携帯無線機では、アンテナでの送受
信に対する人体からの影響が問題になっている。人体
は、携帯無線機の使用する無線周波数の電波に対して吸
収および散乱を生じさせる。さらに人体は、近接するア
ンテナの動作インピーダンスを変動させる。これは人体
というものは高周波的にみると、比誘電率50以上とい
う非常に高い誘電率を有する誘電体として働いているか
らである。結果として人体によってアンテナの放射特性
の劣化が生じてしまうことになる。
【0004】また、近年の無線機が小型化及び薄型化さ
れればされる程、アンテナに耳がさらに近接していく傾
向にある。この近接は、人体によるアンテナ特性の劣化
をさらに深刻なものにしている。
【0005】人体によるアンテナ特性の劣化について、
この発明の発明者らが測定したところ、図1に示される
ような測定結果が得られている。この実験データは、周
波数2GHzの携帯無線機を無線機モデルとして人体の
アンテナへの影響を測定した結果を示している。ここ
で、図1は、無線機モデルが通話状態にある場合におい
て、アンテナのインピーダンスの変化を原因とするアン
テナの利得が劣化する量を無線機筐体の厚さをパラメー
タとして示している。図1から明らかなように、端末の
厚さが20mmより薄くなるとアンテナに耳が接触する
可能性が高くなり、アンテナに耳が接触するとアンテナ
の利得が大きく劣化することがわかる。
【0006】先に述べたとおり、この劣化の要因は、ア
ンテナのインピーダンスが人体からの影響により変動す
ることにある。人体は非常に誘電率の高い物体である。
このような物体にアンテナが近づくと、アンテナの電気
的な長さが等価的に長く見えるようになる。このような
場合、アンテナの共振周波数は所望の値からずれアンテ
ナのインピーダンスもこれにしたがって変化する。
【0007】このように、携帯無線機単体においてアン
テナのインピーダンスを最適となるように調整しても、
人体に近接することにより最適なインピーダンスの値か
らずれてしま問題がある。
【0008】さらに、アンテナのインピーダンスの変化
によって携帯無線機の送信出力が劣化する場合がある。
この現象に関して説明する。
【0009】アンテナから電波を放射させるためには、
まずアンテナに電力が入力されなくてはならない。アン
テナヘの電力入力の最適条件は、給電線のインピーダン
スとアンテナのインピーダンスが同じ値となっているこ
とである。
【0010】アンテナのインピーダンスが最適値から変
動すると給電線を伝わってきた電力は、アンテナの入力
端で反射して送信アンプへ戻ってしまう。したがってア
ンブから出力された電力がアンテナへ入力されないこと
になる。
【0011】このように反射された電力は、アンプの動
作効率や利得といった性能を劣化させ、無線機の送信性
能を劣化させる原因になる。
【0012】これを解決する方法としては、従来からア
ンテナとアンプの間の反射係数を調べるといった方法が
提案されている。この提案には、従来、文献1に開示さ
れた電力増幅装置がある。この従来の電力増幅装置で
は、電力増幅器における消費電流値が検出され、また、
アンテナから反射された電力が検出され、この両検出信
号が制御回路に供給されている。この制御回路は、両検
出信号に基づいて可変位相器に制御信号を送りアンテナ
と電力増幅器の間に発生した位相ずれを補正している。
【0013】この電力増幅装置においては、位相のみの
ずれが補正の対象としていることから、評価量の変化の
レンジが狭く、評価量の観測による位相ずれの補正が可
能である。しかしながら、携帯電話のアンテナのように
ずれが2つのベクトル、即ち、反射係数の位相方向及び
振幅方向を有するようになると上記の2つの評価量だけ
では補正が困難となる問題がある。
【0014】一方、通信時以外においてもアンテナのイ
ンピーダンスを調べなければ通信開始時に通信状態が劣
化した状態で通信を始めなければならず、通信途絶の原
因になってしまう。これは、携帯無線機では、通信開始
時において周囲の環境が変化する確率が高いことに起因
する。例えば、待受け状態から着呼があった場合、ポケ
ットに入れられていた端末は、手に持たれ、通話状態に
設定され、その後頭部に押し付けられることになる。こ
こにおいてアンテナの周囲の環境は、短い時間に3つの
状態に変化したことになる。
【0015】上述の従来方法では、システムによっては
通信を行っているときにしかインピーダンスを調べるこ
とができない。例えば、CDMAシステムでは待受け時
に受信だけを行っており、上記の操作は不可能となる。
また、通信時以外において電磁波をむやみに放射するこ
とは電波法にて規制されており、他のシステムにおいて
も支障が出る場合が多い。
【0016】
【特許文献1】特開平10−341117
【0017】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来の携帯無線機では周囲の環境状況、特に人体との近
接により送信機とアンテナ間の整合が劣化しアンテナの
送信特性が劣化するという問題がある。
【0018】この発明は、上述したような事情に鑑みな
されたものであって、その目的は、アンテナ周囲に配置
される物体からの影響を受けず、常にアンテナとの整合
がとれた通信が可能な携帯無線機を提供することにあ
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、電力
を供給する電力源と、この電力で附勢されて送信信号を
発生する送信回路と、この送受信回路に供給される電力
を検出して検出電力信号を発生する電力検出回路と、あ
るアンテナインピーダンスを有し、前記送信信号が供給
されてこの送信信号に応じてある位相を有する反射信号
を発生するアンテナと、可変可能なインピーダンスを有
し、この可変インピーダンスを調整して前記アンテナと
前記送信回路とを整合するインピーダンス整合回路と、
前記アンテナから戻される反射信号の位相を検出して検
出位相信号を発生する位相検出回路と、前記位相検出回
路及び前記送信回路の一方を選択してこの選択された一
方をアンテナに接続する選択回路と、前記選択回路を制
御して前記電力検出信号及び検出位相信号を受け、前記
インピーダンス整合回路を制御して前記検出位相信号及
び電力検出信号に依存する可変インピーダンスを設定す
る制御回路と、から構成されることを特徴とする無線機
が提供される。
【0020】また、この発明によれば、電力を供給する
電力源と、この電力で附勢されて第1の送信信号を発生
する第1の送信回路と、この第1の送信回路に供給され
る電力を検出して検出電力信号を発生する電力検出回路
と、あるアンテナインピーダンスを有し、前記第1の送
信信号が供給されるアンテナと、可変可能なインピーダ
ンスを有し、この可変インピーダンスを調整して前記ア
ンテナと前記第1の送信回路とを整合させるインピーダ
ンス整合回路と、位相検出回路であって、第1の位相を
有する第2の送信信号を発生して前記アンテナに供給す
る第2の送信回路であって、前記アンテナがこの第2の
送信信号に依存する第2の位相を有する反射信号を発生
する第2の送信回路と前記第2の送信信号及び前記反射
信号を受信して前記第1及び第2位相との間の位相差を
検出して位相差信号を発生する受信回路と、前記第2の
送信回路から前記アンテナへの前記第2の送信信号に遅
延を与え、前記アンテナから前記受信回路への前記反射
信号に遅延を与える遅延線と、及びこの遅延反射信号を
受信回路に配分し、前記第2の送信信号を遅延線及び前
記受信回路に配分するサーキュレータと、を含む位相検
出回路と、前記位相検出回路及び前記送信回路の一方を
選択してこの選択された一方をアンテナに接続する選択
回路と、前記選択回路を制御して前記電力検出信号及び
前記位相差信号を受け、前記インピーダンス整合回路を
制御して前記位相差信号及び電力検出信号に依存する可
変インピーダンスを設定する制御回路と、から構成され
ることを特徴とする無線機が提供される。
【0021】更に、この発明によれば、電力を供給する
電力源と、この電力で附勢されて第1の位相を有する送
信信号を発生する送信回路と、この送信回路に供給され
る電力を検出して検出電力信号を発生する電力検出回路
と、あるアンテナインピーダンスを有し、前記送信信号
が供給されてこの送信信号に応じて第2の位相を有する
反射信号を発生するアンテナと、可変可能なインピーダ
ンスを有し、この可変インピーダンスを調整してこのア
ンテナと前記送信回路とを整合させるインピーダンス整
合回路と、前記送信信号及び前記反射信号を受信して前
記第1及び第2位相との間の位相差を検出して位相差信
号を発生する受信回路と、前記送信回路から前記アンテ
ナへの前記送信信号に遅延を与え、前記アンテナから前
記受信回路への前記反射信号に遅延を与える遅延線と、
この遅延反射信号を受信回路に配分し、前記送信信号を
遅延線及び前記受信回路に配分するサーキュレータと、
前記遅延線及び前記サーキュレータの一方を選択してこ
の選択された一方をアンテナに接続する選択回路と、前
記選択回路を制御して前記電力検出信号及び前記位相差
信号を受け、前記インピーダンス整合回路を制御して前
記位相差信号及び電力検出信号に依存する可変インピー
ダンスを設定する制御回路と、から構成されることを特
徴とする無線機が提供される。
【0022】更にまた、この発明によれば、電流を供給
する電力源と、この電力で附勢されて第1の周波数を有
する第1の送信信号を発生する第1の送信回路と、この
第1の送信回路に供給される電力を検出して検出電力信
号を発生する電力検出回路と、あるアンテナインピーダ
ンスを有し、前記第1の送信信号が供給されるアンテナ
と、可変可能なインピーダンスを有し、この可変インピ
ーダンスを調整して前記アンテナと前記第1の送信回路
とを整合させるインピーダンス整合回路と、位相検出回
路であって、第2の周波数及び第1の位相を有する第2
の送信信号を発生して前記アンテナに供給する第2の送
信回路であって、前記アンテナがこの第2の送信信号に
依存する第2の位相を有する反射信号を発生する第2の
送信回路と前記第2の送信信号及び前記反射信号を受信
して前記第1及び第2位相との間の位相差を検出して位
相差信号を発生する受信回路と、前記第2の送信回路か
ら前記アンテナへの前記第2の送信信号に遅延を与え、
前記アンテナから前記受信回路への前記反射信号に遅延
を与える遅延線と、及びこの遅延反射信号を受信回路に
配分し、前記第2の送信信号を遅延線及び前記受信回路
に配分するサーキュレータと、を含む位相検出回路と、
前記第2の送信信号及び前記反射信号を通過させて夫々
前記アンテナ及び位相検出回路への出力及び入力を許
し、反射信号の第1の送信回路への入力を阻止し、第1
の送信信号のアンテナへの出力を許すフィルター回路
と、前記インピーダンス整合回路を制御して前記位相差
信号及び電力検出信号に依存する可変インピーダンスを
設定する制御回路と、から構成されることを特徴とする
無線機が提供される。
【0023】また、更に、この発明によれば、電流を供
給して送信信号を生成し、インピーダンス整合回路を介
してアンテナに送信信号を供給し、このアンテナから戻
される反射信号を検出してその位相を検出し、送信信号
の為の電流を検出し、及び検出位相信号及び検出電流を
夫々基準位相及び電流と比較してインピーダンス整合回
路のインピーダンスを決定してアンテナに接続されるイ
ンピーダンス整合回路において、そのインピーダンスを
調整することを特徴とするインピーダンス調整方法が提
供される。
【0024】
【発明の実施の形態】以下図面を参照してこの発明の一
実施の形態に係る無線機のついて説明する。
【0025】図2は、この発明の一実施例に係わる携帯
無線機の構成図である。図1に示すようにアンテナ10
1は、アンテナのインピーダンスを調整することができ
る調整機能を有する整合回路102に接続される。整合
回路102は、切替えスイッチ103に接続され、この
切替えスイッチ103の一方は、アンテナから反射され
た反射信号の位相を検出する反射位相検出回路104に
接続され、他方は、送信信号を発生する送受信回路10
5に接続されている。
【0026】また、この送受信回路105は、供給電力
の電流値を検出する電流計106を介して電源107に
接続されている。さらに、制御回路108が反射位相検
出回路104及び電流計106に接続されて反射位相検
出回路104から検出された位相信号及び電流計106
からの検出電流信号が入力される。また、制御回路10
8は、整合回路102及びスイッチ回路103に制御信
号を送出してこれらを制御している。
【0027】ここで、整合回路102は、インダクタン
スと可変容量素子から構成され、制御回路108からの
制御信号により可変容量素子が可変することにより、ア
ンテナ101のインピーダンスの値を変化させることが
できる。
【0028】反射位相検出回路104は、その内部にあ
る送信回路(図示せず)から送出した信号の位相がアン
テナ101によってどの程度変化させられたかをその反
射信号を受信することにより測定している。すでに述べ
たようにアンテナ101の端子からの反射信号は、アン
テナ101の周囲環境によって変化される。この反射信
号の変化は、既に従来技術で説明したようにアンテナの
入力インピーダンスが変化することに基づき生じ、等化
的にインピーダンスの変化と捉えることができる。従っ
て、予めアンテナ101がおかれている状態と反射位相
Spとの相関関係を調べておけば、アンテナ101から
の反射位相Spの値からアンテナの置かれている状態を
推測することが可能である。また、測定した反射位相S
pから、反射位相Spを基準状態に戻すために、整合回
路102の調整を決定することができる。即ち、アンテ
ナ101からの反射信号を検出することにより、アンテ
ナ101のインピーダンスを推測することができる。こ
のアンテナ101のインピーダンスを基にして整合回路
102の可変容量素子の値を変化させれば、送信電力を
最適に維持することができる。
【0029】送受信回路105には、電源回路107か
ら電力が供給され、図示しない情報信号生成部から送ら
れてきたディジタル情報信号、例えば、音声及び画像信
号に基づいてこの供給電力が変調され、また、送信周波
数に変換されて送信信号が生成され、アンテナ101か
ら送出される。アンテナ101は、空中へと送信信号を
送出するが、その一部は、反射波として送受信回路10
5側へ戻される。この反射信号の反射量は、アンテナ1
01のインピーダンスの値によって変化される。
【0030】アンテナ101のインピーダンスがアンテ
ナ101の周囲の環境によって変化され、この送り返さ
れてきた反射信号も変化される。この反射信号は、送受
信回路105内の送信アンプの利得ならびに効率を変化
させる。従って、この反射信号の変動は、送受信回路1
05の消費電流の変動を引き起こすことになる。この消
費電流の変動は、電流計106によって計測され、電流
のレベルSIが制御回路108に送られる。この電流レ
ベルSIの値は、アンテナの置かれている状況に強い相
関を有している。従って、この電流レベルSIが整合回
路を調整するための評価関数として用いることができ
る。
【0031】なお、アンテナ101で受信した受信信号
は、整合回路102、切替えスイッチ103を通して送
受信回路105に供給される。受信信号の処理に関して
は、通常の無線端末或いは基地局における処理が適用さ
れていることから、その受信信号の処理についての説明
は省略する。
【0032】次に、図3に示されるフローチャートを参
照して制御回路108の動作を説明する。
【0033】始めに、制御回路108からの制御信号に
よりスイッチ102の可動接点は、第1の固定接点Sa
に接続されて反射信号の位相を検出する位相検出モード
が設定される(ステップS1)。次に、位相検出回路1
04中の図示しない送信回路から位相検出信号が制御回
路108に送出され、アンテナ101からの反射信号の
位相Spが検出される(ステップS2)。
【0034】次に、スイッチ102の可動接点は、第2
の固定接点Sbに接続されて送信電流を検出する電流検
出モードが設定される(ステップS3)。従って、送受
信回路105に送信電力が供給され、送受信回路105
からアンテナ101に送信信号が供給され、電流計10
6によって送受信回路105に供給される電力の電流レ
ベルSIが検出される(ステップS4)。この反射信号
の位相Sp及び電流レベルSIが制御回路108に与え
られ、その位相Sp及び電流レベルSIが予め定められ
た基準値Sp0,SI0と比較される(ステップS
5)。基準値Sp0とSI0は、アンテナ101に他の
物体が近接しない状態であらかじめ測定され、その内の
記憶回路に記憶される。
【0035】位相Sp及び電流レベルSIが予め定めら
れた基準値Sp0,SI0からずれている場合には、整
合回路102が調整される。(ステップS6)この調整
後、さらに反射信号の位相Sp及び電流値SIが同様に
測定され、その評価が繰り返えされる。この検出位相S
p及び検出電流レベルSIが予め定められた基準値Sp
0,SI0に達するまで同様の調整及び測定が繰り返さ
れ、位相Sp及び電流レベルSIが予め定められた基準
値Sp0,SI0に達すると、送受信モードにおいて、
送受信回路105を利用した通信が開始される(ステッ
プS7)。
【0036】このように、アンテナのインピーダンスを
最適な状態に設定した後に、通信が開始されることか
ら、無線端末が利用される周囲の影響が低減され、最適
な状態で通信を開始することができる。
【0037】次に、図4に示されるフローチャートを参
照して図2に示される回路における他の制御方法につい
て説明する。
【0038】始めに、制御回路108からの制御信号に
よりスイッチ102の可動接点は、固定接点Saに接続
されて反射信号の位相を検出する位相検出モードが設定
される(ステップS11)。次に、位相検出回路110
内の図示しない送信回路からの送信信号が送出され、ア
ンテナ101からの反射信号が検出され、その反射信号
の位相Spが検出される(ステップS12)。
【0039】次に、検出位相Spの値に基づいて整合回
路102を調整する方法が決定される(ステップS1
3)。このステップ13においては、電流レベルSpを
基準値Sp0と比較する場合において、位相量Spに応
じて整合回路の容量素子を調整の方法、即ち、容量を増
やす又は減らすかを決定している。送受信回路を構成す
る増幅器の設計に依存して反射信号の位相Spのずれが
大きい場合に、整合回路の容量素子の容量が増やされて
基準値に近づけられる場合、或いは、整合回路の容量素
子の容量が減らされて基準値に近づけられる場合があ
り、その方法が決定される。
【0040】調整方法の方針が定まると、スイッチ10
3の可動接点が第2の固定接点Sbに接続されて反射信
号の位相を検出する位相検出モードが設定される(ステ
ップS14)。次に、電流計106により電流のレベル
SIが検出される(ステップS15)。そして、電流レ
ベルSIがそれぞれ基準値SI0と比較される(ステッ
プS16)。この基準値SI0は、上述したようにアン
テナ101に他の物体が近接しない状態で予め測定さ
れ、記憶される。
【0041】電流レベルSIが基準値SI0とずれてい
る場合には、整合回路102が調整され(ステップS1
7)、さらに、電流値SIの測定及び評価が繰り返され
る。電流レベルSIが基準値SIOとなるまで繰り返さ
れ、基準値になると、送受信モードで送受信回路105
での通信が開始される(ステップS18)。
【0042】したがって、このような制御では評価関数
として電流値SIのみが用いられて整合回路102が調
整される。従って、調整に用いる時間を削減することが
できる。
【0043】以上のようにして本実施例では人体やその
他の物体がアンテナに近接した時における無線機の通信
性能が改善されることができる。
【0044】図5は、図2に示した携帯無線機の位相検
出回路104の具体的な回路構成を示している。図5に
おいては、位相検出回路104以外は図2に示した回路
と同じであるので、その説明を省略する。
【0045】図5に示すように位相検出回路104は、
反射信号の位相を計測するための信号を送出する送信回
路104−1及びアンテナ101から反射された反射波
としての反射信号を受信する受信回路104−2が設け
られている。この送信回路104−1及び受信回路10
4−2は、サーキュレータ104−3に接続されてい
る。また、サーキュレータ104−3は、遅延線104
−4を介してスイッチ103へ接続されている。
【0046】尚、送信回路104−1及び受信回路10
4−2は、位相変調及び復調する回路を含んでいる。サ
ーキュレータ104−3は、送信回路104−1からの
送信信号S1を受信回路104−2に送り、また、遅延
線104−4を介して送信回路104−1から発生され
た送信信号をアンテナ101に送り、遅延線104−4
を介してアンテナ101から反射された反射信号を受信
回路104−2に供給する。即ち、サーキュレータ10
4−3は、送信回路104−1からの送信信号及びアン
テナ101からの反射信号を選択的に受信回路104−
2に供給している。さらに、遅延線104−4は、弾性
表面波フィルターのような素子を用いて比較的長い時間
の遅延をアンテナ101に向かう送信信号及びアンテナ
からの反射信号に与えている。
【0047】受信回路104−2は、一例として図6に
示すような回路構成を備えている。この受信回路104
−2は、サーキュレータ104−3からの送信信号或い
は反射信号を検波するとともに復調する復調回路104
−2Aを備え、この復調回路104−2Aで復調された
送信信号或いは反射信号の位相は、記憶回路104−2
Bに位相情報として記憶される。記憶された送信復調信
号の位相情報及び反射復調信号の位相情報は、比較回路
104−2Cに与えられて両者の位相差が検出される。
この検出された位相差信号は、制御回路108に供給さ
れる。
【0048】次に、図7に示されるフローチャートを参
照して図5及び図6に示される位相検出機能を有する受
信回路104及び制御回路108の動作を説明する。始
めのステップは、位相のリファレンス値を決定するため
に、アンテナ101の自由空間状態における位相検出で
ある。アンテナに近接する物体がない状態で以下のよう
なオペレーションが実行される。
【0049】始めに、制御回路108からの制御信号S
sによりスイッチ102の可動接点は、固定接点Saに
接続されて反射信号の位相を検出する位相検出モードが
設定される(ステップS21)。次に送信回路104−
1から送信信号が送出される。このとき信号は無変調で
パルス幅は、遅延線104−4の遅延時間の半分以下に
定められている。
【0050】送出された信号のうち一部の送信信号S1
が直接受信回路104−2へ、残りの送信信号S2が遅
延線104−4側に送られるようにサーキュレータ10
4−3はあらかじめ調整される。受信回路104−2
は、送信信号S1を検波し復調し、その位相情報P1を
収集するとともに送信信号S1の受信を開始してからの
時間の計測を開始する(ステップS23)。
【0051】遅延線104−4に送られた送信信号S2
は、遅延線104−4、スイッチ103、整合回路10
2を介して、アンテナ101に送られる。そして、この
アンテナ101において、送信信号は、整合回路102
とアンテナ101のインピーダンスの差に従って反射さ
れる。この反射信号S2は、整合回路102、スイッチ
103及び遅延線104−4を介してサーキュレータ1
04−3に戻され、サーキュレータ104−3によって
受信回路104−2に入力される。受信回路104−2
では、同様に反射信号S2を検波、復調し、これによっ
て反射信号S2の位相情報P2を取得する(ステップS
24)。
【0052】このとき反射信号S2であることを確認す
るため、送信信号S1を受信したときから計測した時間
が利用される。即ち、遅延線104−4によって与えら
れる往復の遅延時間が予め測定され、それ以上経過した
時間において受信された入力信号がアンテナから反射さ
れた反射信号S2と判定される。ここで、遅延線104
−4によって信号S2が遅延されることから、反射信号
S2及び送信信号S1との間で混信が生ずることはな
い。
【0053】比較回路104−2Cにおいては、送信信
号S1の位相情報P1及び反射信号S2の位相情報P2
が比較されてその位相差の情報Pが制御回路108に与
えられる。制御回路108では、このアンテナの自由空
間の状態を表す位相差Pをリファレンスとしてその内の
メモリに記憶する(ステップS25)。 以上のように
してリファレンスが決定される。 次に、実際の状態に
おける測定のシーケンスを説明する。まず位相の測定だ
が、これはリファレンスを測定したときと同じ方法で測
定される。従ってS25までは同じなので説明を省略す
る。 制御回路は、測定した位相をリファレンスと比較
する(ステップS26)。
【0054】次に、この比較した位相の値から整合回路
102の調整方法の方針が決定される(ステップS2
7)。上述したようにこの調整の方針は、電流値の基準
値との比較において、反射信号の位相に応じて、整合回
路の容量素子の調整方法、即ち、容量を増やす或いは減
らすかを決定するものである。送受信回路を構成する増
幅器の設計に依存して、反射波の位相ズレが大きい場合
に、整合回路の容量素子の容量を増やして基準値に近づ
く場合と、整合回路の容量素子の容量を減らして基準値
に近づく場合があり、その方法を決定している。
【0055】方針が決まると、スイッチ103の可動接
点が固定接点Sbに接続されて送信電流を検出する電流
検出モードが設定される(ステップS28)。次に、電
流計106によって電流のレベルSIが検出される(ス
テップS29)。そして、電流レベルSIがそれぞれ基
準値SI0と比較される(ステップS30)。この基準
値SI0は上述したようにアンテナ101に他の物体が
近接しない状態であらかじめ測定される。
【0056】電流レベルSIが基準値SI0とずれてい
る場合には、Smによって整合回路102が調整され
(ステップS31)、さらに電流値SIの測定、評価が
繰り返される。電流レベルSIが基準値SIOとなるま
で繰り返され、基準値になると、送受信モードでの送受
信回路105を使う通信が開始される(ステップS3
2)。
【0057】このようにして人体や、その他の物体がア
ンテナに近接した時における無線機の通信性能が改善で
きる。
【0058】尚、位相検出回路108と送受信回路10
5が使用する周波数は厳密に一致する必要はない。比較
的類似した周波数であるなら発明の効果を得ることがで
きる。
【0059】また、反射位相検出回路108で使用する
周波数はIMS帯(2.4GHz)の周波数を用いてい
れば、アンテナ101から漏洩した信号が他の無線機に
悪影響を及ぼすことがないため有利である。
【0060】図8は、この発明の他の実施例に係る携帯
端末の回路を示し、図5に示した位相検出回路104を
構成する送信部104−1を送受信回路105で共用し
ている。すなわち、アンテナ101のインピーダンスを
調整しているときには、送受信回路105からの送信信
号はアンテナからの反射波の検出に使用される。
【0061】このような回路構成によれば、携帯無線機
を小型化することが可能となる。
【0062】図9は、この発明の更に他の実施例に係る
携帯端末の回路を示している。図9に示す回路では、図
2に示した携帯無線機において、スイッチ102に代え
て共用器110が用いられている。この共用器110
は、例えば、フィルターにより構成され、位相検出回路
104から発生される送信信号SF1の周波数F1と送
受信回路105から発生される送信信号SF2の周波数
F2を異ならせることによりこの共用器110がスイッ
チ102のような機能を有することとなる。即ち、位相
検出回路104から発生され、アンテナから反射される
反射波は、周波数F1を有していることから、共用器1
10を介して位相検出回路104に供給され、送受信回
路105から発生され、アンテナから反射される反射波
は、周波数F2を有していることから、共用器110を
介して位相検出回路104に供給されることが防止され
る。ここで動作周波数F1として、例えば、ISM帯
(2.4GHz帯)が位相検出回路104から発生され
る無線機を使用していれば、他の無線機に悪影響を及ぼ
すことなく無線機のアンテナの状態を調べ、整合回路1
02を調整することが可能となる。
【0063】さらに図10は、この発明の別の実施例に
係る携帯無線機の回路構成を示している。この図10で
は、第1のアンテナ101に加えて第2のアンテナ10
1−2が設けられ、第1のアンテナ101とスイッチ1
03の間に配置されていた整合回路102に代えて第2
のアンテナ101−2とグランドとの間に整合回路10
2が配置されている。第2のアンテナ101−2は、無
給電素子と呼ばれるもので、第2のアンテナ101−2
は、整合回路102のインピーダンスの制御によって第
1のアンテナ101に電磁界的に結合される。この第1
のアンテナ101と第2のアンテナ101−2が結合さ
れれば、第2のアンテナ101−2の特性が変化され
る。従って、図10に示すアンテナ101が人体に近づ
いてそのアンテナ特性が変化したとしても、既に他の実
施例で説明したと同様に制御回路108が整合回路10
2を制御してそのインピーダンスが変化されれば、適切
なアンテナ特性で通信が実現される。整合回路102
は、第2のアンテナ101−2の根元部もしくは、アン
テナ101−2の先端部とグランドの間に入っていれば
良い。この方法では、アンテナ101と送受信回路10
5の間に整合回路102が入らないため、整合回路10
2の損失による利得の劣化が生じないといった利点があ
る。
【0064】上述した実施例は、携帯端末について説明
しているが、携帯端末に限らず、アンテナを有する種々
の無線機、例えば、基地局であればこの発明を適用可能
であることは、明らかである。
【0065】また上述した実施例では、バラクタダイオ
ードのようなバイアス電圧をかけることで容量の値の変
化するキャパシタ素子とインダクタンスの組み合わせた
単一の整合回路が採用されている。しかし、無線機の回
路は、それぞれが固定のキャパシタ素子とインダクタン
スを有する複数の整合回路及びこの整合回路を制御回路
の制御下で切り換える高周波スイッチを備えても良い。
このような回路構成で、整合回路が制御される場合と同
様の効果を得るができる。
【0066】また、上述した実施例では、電流計106
が実質的に一定で且つ比較的低の電圧で駆動される送受
信回路105に供給される電力を評価するに用いられて
いる。もし、送受信回路105がこの実質的に一定で且
つ比較的低の電圧に代えて可変電圧で駆動されるなら
ば、電力計を利用する必要があり、或いは、送受信回路
105に供給される電流を測定する電流計のみでなく、
送受信回路105に与えられる電圧を測定する電圧計を
用い、電圧及び電流から電力が計算されることが必要と
される。
【0067】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、アン
テナ周囲に配置される物体からの影響を受けず、常にア
ンテナとの整合がとれた通信が可能な携帯無線機が提供
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】携帯無線機の厚さとアンテナ不整合損との関係
を示すグラフである。
【図2】この発明の一実施例に係る携帯無線機の回路を
概略的に示すブロック図である。
【図3】図1に示す携帯無線機の動作を示すフローチャ
ートである。
【図4】図1に示す携帯無線機の動作を示す他のフロー
チャートである。
【図5】この発明の他の実施例に係る携帯無線機の回路
を概略的に示すブロック図である。
【図6】図5に示す受信回路の回路例を概略的に示すブ
ロック図である。
【図7】図5及び図6に示す携帯無線機の動作を示すフ
ローチャートである。
【図8】この発明の更に他の実施例に係る携帯無線機の
回路を概略的に示すブロック図である。
【図9】この発明の更にまた他の実施例に係る携帯無線
機の回路を概略的に示すブロック図である。
【図10】この発明のまた更に他の実施例に係る携帯無
線機の回路概略的に示すブロック図である。
【符号の説明】
101...アンテナ 102...整合回路 103...切換スイッチ 102...スイッチ 104...反射位相検出回路 104−1...送信回路 104−2...受信回路 104−3...サーキュレータ 104−4...遅延線 105...送受信回路 106...電流計 107...電源回路 108...制御回路 110...共用器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村上 康 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株 式会社東芝日野工場内 (72)発明者 大舘 紀章 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 井上 和弘 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 辻村 彰宏 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 井関 裕二 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 山口 恵一 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 小野 直子 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 加屋野 博幸 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 Fターム(参考) 5K011 DA02 DA29 EA02 EA06 JA01 KA04 5K060 CC04 CC12 DD04 HH34 HH39 JJ03 JJ04 JJ18 JJ21 LL07 LL28 PP05

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電力を供給する電力源と、 この電力で附勢されて送信信号を発生する送信回路と、 この送受信回路に供給される電力を検出して検出電力信
    号を発生する電力検出回路と、 あるアンテナインピーダンスを有し、前記送信信号が供
    給されてこの送信信号に応じてある位相を有する反射信
    号を発生するアンテナと、 可変可能なインピーダンスを有し、この可変インピーダ
    ンスを調整して前記アンテナと前記送信回路とを整合す
    るインピーダンス整合回路と、 前記アンテナから戻される反射信号の位相を検出して検
    出位相信号を発生する位相検出回路と、 前記位相検出回路及び前記送信回路の一方を選択してこ
    の選択された一方をアンテナに接続する選択回路と、 前記選択回路を制御して前記電力検出信号及び検出位相
    信号を受け、前記インピーダンス整合回路を制御して前
    記検出位相信号及び電力検出信号に依存する可変インピ
    ーダンスを設定する制御回路と、 から構成されることを特徴とする無線機。
  2. 【請求項2】前記制御回路は、第1及び第2の選択信号
    を発生して前記選択回路に供給し、 前記選択回路は、前記第1の選択信号に応答して前記調
    整回路を前記位相検出回路に接続し、前記第2の選択信
    号に応答して前記調整回路を前記送信回路に接続させる
    ことを特徴とする請求項1の無線機。
  3. 【請求項3】前記制御回路は、基準位相信号及び基準電
    力信号を保持し、 前記検出位相信号とこの基準位相信号との比較及び基準
    電力信号と検出電力信号との比較に従って前記調整回路
    を調整することを特徴とする請求項1の無線機。
  4. 【請求項4】前記制御回路は、この検出位相信号と前記
    基準位相信号との比較に応じて調整回路の調整方法を決
    定し、検出電流値と基準電流値とを比較して調整回路に
    特定インピーダンスを設定することを特徴とする請求項
    3の無線機。
  5. 【請求項5】前記調整方法は、インピーダンスの増加及
    び減少の一方に相当することを特徴とする請求項4の無
    線機。
  6. 【請求項6】更に前記インピーダンス整合回路に接続さ
    れて第2のアンテナを具備し、第1及び第2のアンテナ
    が電磁的に連結されていることを特徴とする請求項1の
    無線機。
  7. 【請求項7】電力を供給する電力源と、 この電力で附勢されて第1の送信信号を発生する第1の
    送信回路と、 この第1の送信回路に供給される電力を検出して検出電
    力信号を発生する電力検出回路と、 あるアンテナインピーダンスを有し、前記第1の送信信
    号が供給されるアンテナと、 可変可能なインピーダンスを有し、この可変インピーダ
    ンスを調整して前記アンテナと前記第1の送信回路とを
    整合させるインピーダンス整合回路と、 位相検出回路であって、 第1の位相を有する第2の送信信号を発生して前記アン
    テナに供給する第2の送信回路であって、前記アンテナ
    がこの第2の送信信号に依存する第2の位相を有する反
    射信号を発生する第2の送信回路と前記第2の送信信号
    及び前記反射信号を受信して前記第1及び第2位相との
    間の位相差を検出して位相差信号を発生する受信回路
    と、 前記第2の送信回路から前記アンテナへの前記第2の送
    信信号に遅延を与え、前記アンテナから前記受信回路へ
    の前記反射信号に遅延を与える遅延線と、及びこの遅延
    反射信号を受信回路に配分し、前記第2の送信信号を遅
    延線及び前記受信回路に配分するサーキュレータと、 を含む位相検出回路と、 前記位相検出回路及び前記送信回路の一方を選択してこ
    の選択された一方をアンテナに接続する選択回路と、 前記選択回路を制御して前記電力検出信号及び前記位相
    差信号を受け、前記インピーダンス整合回路を制御して
    前記位相差信号及び電力検出信号に依存する可変インピ
    ーダンスを設定する制御回路と、 から構成されることを特徴とする無線機。
  8. 【請求項8】前記制御回路は、第1及び第2の選択信号
    を発生して前記選択回路に供給し、 前記選択回路は、前記第1の選択信号に応答して前記調
    整回路を前記位相検出回路に接続し、前記第2の選択信
    号に応答して前記調整回路を前記第1の送信回路に接続
    させることを特徴とする請求項7の無線機。
  9. 【請求項9】前記制御回路は、基準位相差信号及び基準
    電力信号を保持し、 前記位相差信号とこの基準位相信号との比較及び基準電
    力信号と検出電力信号との比較に従って前記調整回路を
    調整することを特徴とする請求項7の無線機。
  10. 【請求項10】前記制御回路は、この検出位相差信号と
    前記基準位相差信号との比較に応じて調整回路の調整方
    法を決定し、検出電流値と基準電流値とを比較して調整
    回路に特定インピーダンスを設定することを特徴とする
    請求項9の無線機。
  11. 【請求項11】決定調整方法は、インピーダンスの増加
    及び減少の一方に相当することを特徴とする請求項10
    の無線機。
  12. 【請求項12】更に前記インピーダンス整合回路に接続
    されて第2のアンテナを具備し、第1及び第2のアンテ
    ナが電磁的に連結されていることを特徴とする請求項7
    の無線機。
  13. 【請求項13】電力を供給する電力源と、 この電力で附勢されて第1の位相を有する送信信号を発
    生する送信回路と、 この送信回路に供給される電力を検出して検出電力信号
    を発生する電力検出回路と、 あるアンテナインピーダンスを有し、前記送信信号が供
    給されてこの送信信号に応じて第2の位相を有する反射
    信号を発生するアンテナと、 可変可能なインピーダンスを有し、この可変インピーダ
    ンスを調整してこのアンテナと前記送信回路とを整合さ
    せるインピーダンス整合回路と、 前記送信信号及び前記反射信号を受信して前記第1及び
    第2位相との間の位相差を検出して位相差信号を発生す
    る受信回路と、 前記送信回路から前記アンテナへの前記送信信号に遅延
    を与え、前記アンテナから前記受信回路への前記反射信
    号に遅延を与える遅延線と、 この遅延反射信号を受信回路に配分し、前記送信信号を
    遅延線及び前記受信回路に配分するサーキュレータと、 前記遅延線及び前記サーキュレータの一方を選択してこ
    の選択された一方をアンテナに接続する選択回路と、 前記選択回路を制御して前記電力検出信号及び前記位相
    差信号を受け、前記インピーダンス整合回路を制御して
    前記位相差信号及び電力検出信号に依存する可変インピ
    ーダンスを設定する制御回路と、 から構成されることを特徴とする無線機。
  14. 【請求項14】前記制御回路は、第1及び第2の選択信
    号を発生して前記選択回路に供給し、 前記選択回路は、前記第1の選択信号に応答して前記調
    整回路を前記前記遅延線に接続し、前記第2の選択信号
    に応答して前記調整回路を前記サーキュレータに接続さ
    せることを特徴とする請求項13の無線機。
  15. 【請求項15】前記制御回路は、基準位相信号及び基準
    電力信号を保持し、 前記検出位相信号とこの基準位相信号との比較及び基準
    電力信号と検出電力信号との比較に従って前記調整回路
    を調整することを特徴とする請求項12の無線機。
  16. 【請求項16】制御回路は、この検出位相信号差と基準
    位相差値との比較に応じて調整回路の調整方法を決定
    し、検出電流値と基準電流値とを比較して電流値が基準
    値になるように決定調整方法にしたがって調整回路に特
    定インピーダンスを設定することを特徴とする請求項1
    5の無線機。
  17. 【請求項17】決定調整方法は、インピーダンスの増加
    及び減少の一方に相当することを特徴とする請求項16
    の無線機。
  18. 【請求項18】更に前記インピーダンス整合回路に接続
    されて第2のアンテナを具備し、第1及び第2のアンテ
    ナが電磁的に連結されていることを特徴とする請求項1
    3の無線機。
  19. 【請求項19】電流を供給する電力源と、 この電力で附勢されて第1の周波数を有する第1の送信
    信号を発生する第1の送信回路と、 この第1の送信回路に供給される電力を検出して検出電
    力信号を発生する電力検出回路と、 あるアンテナインピーダンスを有し、前記第1の送信信
    号が供給されるアンテナと、 可変可能なインピーダンスを有し、この可変インピーダ
    ンスを調整して前記アンテナと前記第1の送信回路とを
    整合させるインピーダンス整合回路と、 位相検出回路であって、 第2の周波数及び第1の位相を有する第2の送信信号を
    発生して前記アンテナに供給する第2の送信回路であっ
    て、前記アンテナがこの第2の送信信号に依存する第2
    の位相を有する反射信号を発生する第2の送信回路と前
    記第2の送信信号及び前記反射信号を受信して前記第1
    及び第2位相との間の位相差を検出して位相差信号を発
    生する受信回路と、 前記第2の送信回路から前記アンテナへの前記第2の送
    信信号に遅延を与え、前記アンテナから前記受信回路へ
    の前記反射信号に遅延を与える遅延線と、及びこの遅延
    反射信号を受信回路に配分し、前記第2の送信信号を遅
    延線及び前記受信回路に配分するサーキュレータと、 を含む位相検出回路と、 前記第2の送信信号及び前記反射信号を通過させて夫々
    前記アンテナ及び位相検出回路への出力及び入力を許
    し、反射信号の第1の送信回路への入力を阻止し、第1
    の送信信号のアンテナへの出力を許すフィルター回路
    と、 前記インピーダンス整合回路を制御して前記位相差信号
    及び電力検出信号に依存する可変インピーダンスを設定
    する制御回路と、から構成されることを特徴とする無線
    機。
  20. 【請求項20】前記制御回路は、基準位相差信号及び基
    準電力信号を保持し、 前記位相差信号とこの基準位相信号との比較及び基準電
    力信号と検出電力信号との比較に従って前記調整回路を
    調整することを特徴とする請求項19の無線機。
  21. 【請求項21】前記制御回路は、この検出位相差信号と
    前記基準位相差信号との比較に応じて調整回路の調整方
    法を決定し、検出電流値と基準電流値とを比較して調整
    回路に特定インピーダンスを設定することを特徴とする
    請求項19の無線機。
  22. 【請求項22】決定調整方法は、インピーダンスの増加
    及び減少の一方に相当することを特徴とする請求項21
    の無線機。
  23. 【請求項23】更に前記インピーダンス整合回路に接続
    されて第2のアンテナを具備し、第1及び第2のアンテ
    ナが電磁的に連結されていることを特徴とする請求項1
    9の無線機。
  24. 【請求項24】電流を供給して送信信号を生成し、 インピーダンス整合回路を介してアンテナに送信信号を
    供給し、 このアンテナから戻される反射信号を検出してその位相
    を検出し、 送信信号の為の電流を検出し、及び検出位相信号及び検
    出電流を夫々基準位相及び電流と比較してインピーダン
    ス整合回路のインピーダンスを決定してアンテナに接続
    されるインピーダンス整合回路において、そのインピー
    ダンスを調整することを特徴とするインピーダンス調整
    方法。
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