JP2003174464A - 車載ルータ、エージェントサーバ - Google Patents

車載ルータ、エージェントサーバ

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JP2003174464A
JP2003174464A JP2002179025A JP2002179025A JP2003174464A JP 2003174464 A JP2003174464 A JP 2003174464A JP 2002179025 A JP2002179025 A JP 2002179025A JP 2002179025 A JP2002179025 A JP 2002179025A JP 2003174464 A JP2003174464 A JP 2003174464A
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English (en)
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Kazuyoshi Tasato
和義 田里
Tsumoru Nagira
積 梛良
Kenichiro Hosobuchi
健一郎 細淵
Koki Shigeta
弘毅 茂田
Shigeki Kokubu
茂樹 國分
Toshiyuki Chiba
敏幸 千葉
Rikuo Takano
陸男 高野
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Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゲートウェイを介することなくインターネッ
トと接続可能なネットワークであって、かつ複数の通信
端末を取りまとめて通信することができる車載ルータを
提供する。 【解決手段】 ネットワークに接続される、少なくとも
一台の移動体管理サーバと無線サーバと、前記移動体管
理サーバに接続された一台以上の基地無線機と、少なく
とも一台以上の端末を配下にもつ車載ルータを有する通
信システムに使用される車載ルータであって、前記車載
ルータ配下の端末と、ホストもしくは他の車載ルータ配
下の端末および当該車載ルータ配下の他の端末との間に
おいて、インターネットプロトコルに基づきIPパケッ
トを通過させ、IPパケットの宛先情報に基づいてルー
ティング制御を行う通信手段を有し、車両に搭載され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、無線通信システ
ムに係り、特に、複数の無線ゾーン間を移動する車両に
搭載される車載ルータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、車両に設けられたカードリー
ダ(料金決済装置)、配車システム音声装置、カーナビ
(カーナビゲーションシステム)、GPS(Globa
l Positioning Systems)等の複
数の装置を車外のネットワークと接続するために携帯電
話、業務用無線、VICS(Vehicle Info
rmation Communication Sys
tem)、ETC(Electronic Toll
Collection)等の複数の無線通信装置が利用
されている。
【0003】一方、車両に搭載されたセンサによる車両
の(走行)状態に関する制御系データ車載ネットワーク
であるCAN(Controller Area Ne
twork)等を車外のネットワークと接続するために
携帯電話機を利用した無線通信システムが利用され始め
ている。また、IP通信に対応した機器をインターネッ
トに接続するために、それらの機器と携帯電話との間を
BLUETOOTH等の短距離無線通信で結んだデータ
の送受信が行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術においては、複数の無線装置を利用しようと
すると、複数の通信回線について回線契約を行う必要が
あり、利用者にとって二重、三重に通信回線の契約を維
持する必要があり、これにより利用者にとって費用の負
担が大きくなってしまうという問題点があった。また、
BLUETOOTH等の通信手法は、IPレイヤにおい
てアドレス解決に必要なNAT変換が存在しないため、
IP通信時には、携帯電話と配下の端末は、Maste
r−Slaveの関係にあり、配下の端末同士でのIP
通信はできず、あくまでマスターと各端末間のみの通信
であり、IPレイヤ以上のアプリケーションはインター
ネット接続時のみに使用できるといった問題点があっ
た。
【0005】また、上述したCAN等の車内LAN(L
ocal Area Network)を車外のネット
ワーク接続するために、携帯電話を利用してダイヤルア
ップによって通信を行なうため、通信の都度呼び出して
接続を行なう必要があり、煩雑な動作が発生するという
問題点があるとともに、携帯電話の利用による通信費用
が増大してしまうという問題点があった。また、BLU
ETOOTH等の無線LANを携帯電話を利用してイン
ターネットに接続する場合においても、ダイヤルアップ
によって通信する必要があり、端末間において、IPベ
ースの通信(宛先解決等)ができないという問題点があ
るとともに、携帯電話の利用による通信費用が増大して
しまうという問題点があった。さらに、インターネット
との通信を行うことができるのは端末1台のみであり、
複数の端末が同時に通信できないという問題点があっ
た。これにより、リアルタイム性に劣るという問題点も
発生してしまっていた。
【0006】本発明は、この様な事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、通信費用負担を増大すること
なく配下の複数の端末が同時に通信できる車載ルータを
提供することにある。また、本発明は、ある車載ルータ
配下に所属している複数の端末が、当該端末間同士でI
P通信ができる車載ルータを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ネットワークに接続される、少なくとも
一台の移動体管理サーバと、1台以上の基地無線機と、
前記基地無線機と無線により通信を行う少なくとも一台
以上の端末を配下にもつ車載ルータを有する通信システ
ムに使用される車載ルータであって、前記車載ルータ配
下の端末と、ホストもしくは他の車載ルータ配下の端末
および当該車載ルータ配下の他の端末との間において、
インターネットプロトコルに基づきIPパケットを通過
させ、IPパケットの宛先情報に基づいてルーティング
制御を行う通信手段を有し、車両に搭載されることを特
徴とする。
【0008】また、本発明は、上述の車載ルータにおい
て、前記端末の少なくとも1つは、制御系情報入出力装
置であることを特徴とする。また、本発明は、上述の車
載ルータにおいて、前記通信手段は、前記端末あるいは
前記ホストもしくは他の車載ルータ配下の端末に設定さ
れているIPアドレスを用いてパケットのルーティング
制御を行うことを特徴とする。また、本発明は、上述の
車載ルータにおいて、ネットワークに接続される、少な
くとも1台の無線サーバと、前記無線サーバに接続され
た1台以上の基地無線機と、前記基地無線機と無線によ
り通信を行なう少なくとも1台以上の端末を配下にもつ
車載ルータを有する通信システムに使用されることを特
徴とする。また、本発明は、前記通信手段は、IPパケ
ットのみを通過させることを特徴とする。
【0009】また、本発明は、ネットワークに接続され
る、少なくとも一台の無線サーバと、前記無線サーバに
接続された一台以上の基地無線機と、少なくとも一台以
上の端末を配下にもち、前記基地無線機に無線により接
続される請求項1から請求項5のうちいずれかに記載の
車載ルータと、前記ネットワークに接続されるエージェ
ントサーバを有する通信システムに使用されるエージェ
ントサーバであって、依頼者を認証するための依頼者認
証情報と前記車載ルータが搭載された車両の認証を行う
ための車体識別アドレス情報とを予め記憶する認証情報
データベースと、前記車載ルータを介して前記端末から
送信される、通信を要求する依頼者を識別するための依
頼者情報および車両を識別するための車体識別アドレス
情報とを受信し、受信した依頼者情報および車体識別ア
ドレス情報と、前記認証情報データベースに記憶される
依頼者認証情報と車体識別アドレス情報とに基づいて、
認証処理を行う制御手段とを有することを特徴とする。
【0010】また、本発明は、前記車載ルータを介して
前記端末から送信される、車両の状態を示す制御系デー
タを受信して、受信した制御系データの情報加工処理を
行い、カー情報コンテンツを生成する情報加工処理手段
を有することを特徴とする。
【0011】また、本発明は、ネットワークに接続され
る、少なくとも一台の無線サーバと、前記無線サーバに
接続された一台以上の基地無線機と、前記基地無線機と
無線により通信を行う少なくとも1台以上の端末を配下
にもつ車載ルータを有する通信システムにおける無線通
信方法であって、前記車載ルータを車両に搭載してお
き、前記車載ルータ配下の端末と、グローバルネットワ
ーク上のホストもしくは他の車載ルータ配下の端末との
間において、インターネットプロトコルに基づいた通信
を行うとともに、必要に応じて、前記車載ルータ配下の
端末から出力される通信データからIPパケットを生成
し、前記グローバルネットワーク上のホストもしくは他
の車載ルータ配下の端末から受信したIPパケットから
通信データを生成して、前記車載ルータ配下の端末と前
記ホストもしくは他の車載ルータ配下の端末と通信を行
うことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態による
無線通信システム、車載ルータを図面を参照して説明す
る。図1は、この発明の一実施形態による無線通信シス
テム、車載ルータの構成を示す概略ブロック図である。
この図において、符号1は、エージェントサーバであ
る。符号2は、エージェントサーバ1が接続されたグロ
ーバルネットワークである。このグローバルネットワー
ク2は、例えば、インターネットである。符号2Aは、
グローバルネットワーク2に接続された移動無線機を管
理する機能を備えた無線ネットワークである。この無線
ネットワーク2Aについては、図1に示すように、グロ
ーバルネットワーク上のホストであるエージェントサー
バ1は、無線ネットワーク2Aに接続される車載ルータ
5aの配下の端末に対し、ゲートウェイを用いずに直接
通信することが可能である。なお、図1に示す無線通信
システムを、従来のような携帯電話網にゲートウェイを
介してインターネットと通信できるようなシステムに適
用するようにしてもよい。また、無線ネットワーク2A
以外の無線ネットワークを、必要に応じて複数設け、グ
ローバルネットワーク2に接続するようにしてもよい。
【0013】移動体管理サーバMDBSAは、無線ネッ
トワーク2Aに接続され、無線通信グループ(詳細は、
後述する)が、どの無線サーバに接続されているかにつ
いての情報を管理する。また、移動体管理サーバMDB
SAは、自身の配下となる無線サーバRSA、基地無線
機BSA1〜BSA2、無線サーバRSB、基地無線機
BSB1の識別子およびIPアドレスの管理を行う。
【0014】この移動体管理サーバMDBSAは、無線
ネットワーク2A内に複数設けられるようにしてもよ
い。また、無線ネットワークが複数設けられる場合は、
上述の移動体管理サーバが、各々の無線ネットワーク内
に設けられる。
【0015】無線サーバRSA、無線サーバRSBは、
無線ネットワーク2A内に設けられ、ネットワーク2A
に接続する機能を有する。なお、無線サーバRSBは、
無線サーバRSAと同様の構成である。さらに、この無
線サーバRSA、無線サーバRSBは、無線ネットワー
ク2A内において、必要に応じて複数台設けられる。
【0016】基地無線機BSA1〜BSA2、基地無線
機BSB1は、無線サーバRSA、無線サーバRSBに
それぞれ接続される。これらの基地無線機は、1台の無
線サーバに対して、1台あるいは複数台が接続可能であ
る。また、ここでは、一例として、1台の無線サーバR
SAに対して2台の基地無線機BSA1、BSA2、無
線サーバRSBに対して、1台の基地無線機BSB1が
接続された場合が図示されている。
【0017】車載ルータ5aは、車両Aに搭載され、少
なくとも1台以上の端末51〜端末5nに対して有線ま
たは無線によって接続される。また、車載ルータ5a
は、車載ルータ5a自身の配下の各端末と、グローバル
ネットワーク上のホストもしくは他の車載ルータ配下の
端末との間において、インターネットプロトコルに基づ
いた通信を行う。すなわち車載ルータ5aは、車載ルー
タ配下の端末と、グローバルネットワーク上のホストも
しくは他の車載ルータ配下の端末および当該車載ルータ
配下の他の端末との間において、インターネットプロト
コルに基づきIPパケットを通過させ、IPパケットの
宛先情報に基づいてルーティング制御を行う通信手段を
有する。ここでいう宛先情報とは、送信先となる送信相
手を識別するための情報であり、例えば、FQDN(F
ully Qualified Domain Nam
e)、IPアドレス等である。
【0018】端末51〜端末5nのうち、例えば、端末
51はPC(パーソナルコンピュータ)であり、端末5
2はPDA(Personal Digital As
sistant)であり、端末53は、GPS(Glo
bal Positioning Systems)で
あり、端末54は、制御系情報入出力装置である。車載
ルータ5a、端末51〜端末5nは、無線ネットワーク
2Aに接続されている移動体管埋サーバMDBSAがホ
ーム移動体管理サーバとなっている。
【0019】なお、車両A以外の車両についても、複数
の端末が接続される車載ルータが搭載された車両が複数
存在するが、ここでは、一例として、車載ルータが搭載
された車両Bが図示されている。この車両Bに搭載され
る車載ルータは、基地無線機BSB1を介して無線サー
バRSBに接続される。
【0020】次に、車載ルータ5aについて、図2を用
いてさらに詳細に説明する。図2は、車載ルータ5aに
ついて説明するための概略ブロック図である。
【0021】この図において、制御部520は、通信デ
ータによって通信を行う端末に関しては、端末から送信
されるIPパケットを通信部510によってグローバル
ネットワーク上のホストや他の車載ルータ配下の端末に
送信する制御を行うとともに、グローバルネットワーク
上のホストや他の車載ルータ配下の端末からIPパケッ
トを受信した場合に、受信したIPパケットを送信対象
の端末に送信するルーティング制御を行う。同様に、制
御部520は、配下にある端末間でのIPパケットの送
受信を制御する。また、制御部520は配下の端末から
の登録要求に応じ予め記憶していた該端末の識別子を検
索し該端末を通信可能な状態とする認証処理を行うが、
該端末が自身に接続可能でない場合には登録の拒否を行
うことにより通信のセキュリティを確保する。さらに、
制御部520は車載ルータ5aが移動し、それまで接続
していた無線サーバとは異なる無線サーバに基地無線機
を介して接続することになった場合に、自らの登録要求
を移動先の該無線サーバに行い、引き続き通信が可能と
なるようにする。
【0022】ここで、通信データとは、情報系データと
制御系データとのうち一方あるいは両方の情報を含むも
のである。ここでいう情報系データとは、カーオーディ
オ、カーナビゲーションなどの運転者や乗員に娯楽情報
や走行ルートを案内する案内情報などを提供するための
サブシステムとこれらサブシステムを相互に接続する車
載ネットワークにおいて送受信される通信データのこと
である。また、制御系データとは、センサ情報を含め車
載された複数のプロセッサからなるサブシステムとこれ
らのサブシステムを相互に接続する車載ネットワークに
おいて送受信される通信データのことである。
【0023】通信部510は、車載ルータ5a自身の配
下の各端末51〜端末5nと、グローバルネットワーク
上のホストもしくは他の車載ルータ配下の各端末との間
において、インターネットプロトコルに基づいた通信を
行う。すなわち通信部510は、送信先のIPアドレス
に基づきIPパケットのルーティングを行い、目的とす
るグローバルネットワーク上のホストもしくは他の車載
ルータ配下の端末(例えば、エージェントサーバ1)に
該IPパケットを送信するとともに、グローバルネット
ワーク上のホストもしくは他の車載ルータ配下の端末か
らのIPパケットを受信する。同様に、通信部510
は、配下にある端末間でのIPパケットの送受信を行な
う。この通信部510と制御部520の組み合わせが上
述の通信手段に相当する。
【0024】上記通信を行う場合、通信部510は、各
端末51〜端末5nあるいはグローバルネットワーク上
のホストもしくは他の車載ルータ配下の各端末に設定さ
れているIPアドレスを用いてパケットの送受信を行
う。車載ルータ5aと端末51〜端末5nのうちいずれ
かの端末とは、一般的にイーサネット(登録商標)など
の有線を介して接続されるが、無線を用いて接続するこ
とも可能である。無線を用いる場合、通信部510に、
短距離無線装置530を設けるようにしてもよい。この
短距離無線装置530は、例えば、無線LANやBlu
etooth等を利用した無線通信を行う。このBlu
etoothとは、2.4GHz帯を利用した短距離無
線通信技術である。ここでは、車載ルータ5aと端末5
1〜端末5nの各端末が、短距離無線装置530を介し
て接続される。また、短距離無線装置530は、グロー
バルネットワーク上のホストもしくは他の車載ルータ配
下の端末から受信したIPパケットをIPアドレスに基
づき、ルーティングを行い、配下の各端末51〜5nに
送信するとともに、配下の各端末51〜5nが送信した
グローバルネットワーク上のホストもしくは他の車載ル
ータ配下の端末宛の通信データを受信する。
【0025】端末管理データベース540は、車載ルー
タ5a自身に関する情報として、自身の識別子と無線サ
ーバから割り当てられたIPアドレスとを対応づけて記
憶するとともに、管理対象の端末の登録数を記憶する。
また、端末管理データベース540は、端末に関する情
報として、識別子と、ホーム移動体管理サーバからの情
報に基づいて該車載ルータが割り当てたIPアドレスと
登録状態(登録済みか否か)を対応づけて記憶する。
【0026】なお、車載ルータ5aが基地無線機の基地
局ゾーンを移動した場合にも、移動先の基地無線機を管
理する無線サーバが同一の場合には、登録認証を改めて
行う必要はなく、連続した通信が可能である。
【0027】次に、無線通信グループについて図3を用
いて説明する。図3は、無線通信グループについて説明
するための概略ブロック図である。この図においては、
端末51をPC61、端末52をPDA62、端末53
をGPS63、端末54を制御系情報入出力装置64と
して説明する。
【0028】PC61、PDA62、GPS63、制御
系情報入出力装置64、音声装置65、カードリーダ6
6の各端末は、有線または無線(例えば、短距離無線)
によって車載ルータ5aに接続される。
【0029】ここで、車外に持ち出す必要がある端末
は、車載ルータ5aから一定距離以内であれば、短距離
無線によって通信が可能である。
【0030】ここで、制御系情報入出力装置64は、車
両A内に設けられたエンジン64a、ブレーキ64b、
ドア64Cに設けられたIC(Integrated
Circuit)から出力される制御系データを受信す
る通信部70を有し、この通信部70によって受信した
制御系データを車載ルータ5aに送信する。ここで、エ
ンジン64a、ブレーキ64b、ドア64Cに設けられ
たICと通信部70とは、CAN(Controlle
r Area Network)などの制御系プロトコ
ルネットワークに基づいた通信が行われる。また、制御
系情報入出力装置64の通信部70は、受信する制御系
データを車載ルータ5aに送信する際に、制御系データ
からIPパケットを生成して、生成したIPパケットを
車載ルータ5aに送信する機能と、車載ルータ5aから
受信したIPパケットから制御系データを生成して、生
成した制御系データに、送信先であるエンジン64a、
ブレーキ64b、ドア64Cに予め設定されている識別
子を割り付け、その識別子に従い制御系データを送信す
る機能とを有する。
【0031】これらの制御系データの一例を図4に示
す。この図に示すように、制御系データには、車体情
報、車体走行情報、車体操作情報などが含まれる。車体
情報は、車体に関する情報であり、車体機構系のほか
に、駆動系、電気系、油圧系などの情報が安全マージン
情報として利用され、オイル・ガス・冷却水系の情報
が、残量情報として利用される。
【0032】車体走行情報は、走行している車両の状態
を示す情報であり、例えば、車両の速度や加速度を示す
情報が走行情報として利用され、車両の周囲の温度、湿
度を示す情報が気温情報として利用される。車体操作情
報は、ドライバが車両を操作している状態を示す情報で
あり、例えば、ハンドル操作、ブレーキ操作、アクセル
操作に関する情報がドライブ技量に関する情報として利
用され、ウィンカー、ハザード操作に関する情報が障害
物、駐車場情報として利用される。
【0033】なお、これらの端末は、PC、PDA、G
PS、制御系情報入出力装置に限られるものではなく、
例えば、ウェアラブルコンピュータと称されるコンピュ
ータ機能を持った各種の機器や、各種の情報端末(自動
車の状態を示す各種センサ情報、家電品の動作状態を示
す情報の取り出し口等のIPネットワークで通信できる
もの)である。また、これらの端末は、制御センサ以外
のセンサなどで直接IPパケットによる通信ができない
ものは、IPパケットによる通信ができるようなインタ
ーフェースを介して車載ルータ5aに接続するようにし
てもよい。
【0034】次に、エージェントサーバ1について図5
を用いて説明する。図5は、エージェントサーバ1の構
成について説明する概略ブロック図である。通信部11
0は、グローバルネットワーク2に接続され、各無線ネ
ットワークに接続される各無線サーバと基地無線機と車
載ルータとを介して、各端末と通信を行う。情報加工処
理部120は、複数の車両の各端末から送信される制御
系データを統計処理等の加工処理を行い、カー情報コン
テンツを生成し、記憶部140のカー情報コンテンツデ
ータベース(以下、「コンテンツDB」と称す)141
に記憶する。
【0035】制御部130は、コンテンツDB141に
記憶されているカー情報コンテンツを通信部110によ
って、ホストや車載ルータに接続される端末に送信する
制御を行う。このカー情報コンテンツの送信は、ホスト
や車載ルータに接続される端末側からの送信要求に応じ
て送信、あるいは、必要に応じてエージェントサーバ1
側からホストや車載ルータに接続される端末側に送信す
る。また、制御部130は、記憶部140の認証情報デ
ータベース142に記憶されている認証情報に基づい
て、利用者の認証処理を行い、通信を確立するか否かの
制御を行う。
【0036】記憶部140は、コンテンツDB141
と、認証情報データベース142とを有する。コンテン
ツDB141は、情報加工処理部120によって加工さ
れたカー情報コンテンツを記憶する。認証情報データベ
ース142は、エージェントサーバ1とホストや車載ル
ータに接続される端末との通信を確立する場合に用いら
れる、ホストや車載ルータに接続される端末を認証する
ための認証情報や、通信相手側を特定するためのIPア
ドレスまたはFQDN、識別子を記憶する。
【0037】次に、上述の構成における無線通信システ
ムの動作について、図6を用いて説明する。図6は、無
線通信システムの動作について、説明するためのフロー
チャートである。ここでは、複数の車両から送信される
制御系データを加工処理して、端末51に送信する場合
について説明する。また、ここでは、エージェントサー
バ1の認証情報データベース142に、複数車両の車載
ルータに接続される各端末のIPアドレスが記憶されて
いるものとする。また、制御系情報入出力装置64にお
いては、IPパケットから制御系データの生成または制
御系データからIPパケットの生成が行われるものとす
る。
【0038】まず、エージェントサーバ1の制御部13
0は、認証情報データベース142に記憶されている複
数車両の車載ルータに接続される各端末のうち、符号8
00に示すような所定の規則に基づいてグループ化され
た車両A〜NのN台の制御系出力装置に対して、認証情
報データベース142に記憶されたIPアドレスを利用
して呼び出し処理を行い(ステップS101)、制御系
データの送信を要求する。この呼び出し処理は、例え
ば、車両Aに対しては、グローバルネットワーク2、無
線サーバRSA、基地無線機BSA1、車載ルータ5a
を介して行われる。
【0039】車載ルータ5aは、制御系データの送信の
要求を受信すると、この要求に含まれる送信元のエージ
ェントサーバ1のIPアドレスを一時保持し、エージェ
ントサーバ1からの制御系データの送信要求をに送信す
る。制御系情報入出力装置64は、エージェントサーバ
1からの制御系データの送信の要求を受信すると、この
制御系データの送信の要求に応じて、車両の各部のCP
Uから出力される制御データを送信先をエージェントサ
ーバ1に設定しIPパケットとして、車載ルータ5aに
送信する。この時送信される制御データには、符号80
1に示すように、現在の車両の状態に応じた速度・加速
度情報、車外温度・車内温度情報等が含まれる。
【0040】車載ルータ5aは、エージェントサーバ1
あてのIPパケットを制御系情報入出力装置64から受
信すると、IPパケットを、基地無線機BSA1、無線
サーバRSA、グローバルネットワーク2を介して、エ
ージェントサーバ1あてに送信する(ステップS10
2)。また、ここでは、他の車両Bから車両nの車載ル
ータを介して制御系出力装置からIPパケット化された
制御系データがエージェントサーバ1に送信される。
【0041】エージェントサーバ1は、各制御系出力装
置から送信されるIPパケット化された制御データを一
時蓄積し、蓄積したIPパケット化された制御データを
情報加工処理部120によって、加工処理を行う(ステ
ップS104)。例えば、制御系データに含まれる、速
度・加速度情報、衝撃情報、位置情報、前後車間情報、
路車間情報、ハンドル操作情報、ブレーキ・アクセル操
作情報に基づいて、走行情報、障害物情報、死角情報等
を生成する。また、車外温度・社内温度情報に基づい
て、気温情報加工処理を行い、車両が走行している周辺
の気温に関する情報を生成する。また、衝撃情報に基づ
き、車両に発生した事故の度合いに関する情報である事
故度合情報の生成、位置情報に基づき、車両のロケーシ
ョンに関する情報であるロケーション情報の生成、前後
車間距離情報に基づき、安全度情報の生成をする情報加
工処理等、を行い、カー情報コンテンツを生成する。
【0042】そして、各情報加工処理が完了すると、エ
ージェントサーバ1は、認証情報データベース142記
憶されている、車載ルータに接続される各端末のIPア
ドレスを利用して、PC、PDA、携帯電話機、カーナ
ビ等の各端末に生成されたカー情報コンテンツを、IP
パケットとして、グローバルネットワーク2、無線サー
バ、基地無線機、車載ルータを介して各端末に送信する
(ステップS105、S106)。
【0043】各端末は、車載ルータから送信されるカー
情報コンテンツを受信すると、受信したIPパケットの
カー情報コンテンツを出力する。例えば、複数の端末の
うち、車載ルータ5aの配下のPC61は、画面上に走
行情報、障害物情報、死角情報等を表示する。また、例
えば、音声装置65は、走行情報などを音声変換する。
【0044】このように、複数の端末から送信される情
報に基づいて、その地域に応じた情報に集計して、各車
両の端末に配信することができる。
【0045】次に、一台の端末とエージェントサーバと
が通信を行う場合について図7のフローチャートを用い
て説明する。ここでは、車外において車両Aの車載ルー
タ5aに接続されたPC61から車両Aの遠隔監視依頼
をする場合について説明する。まず、PC61は、車両
の所有者から入力される、依頼者を識別するための依頼
者情報と、車両を識別するための車体識別アドレス情報
と、遠隔監視を依頼するための遠隔監視依頼情報を車載
ルータ5aにIPパケットとして送信する(ステップS
201)。
【0046】車載ルータ5aは、PC61から送信され
たIPパケットの依頼者情報と、車体識別アドレス情報
と、遠隔監視依頼情報を基地無線機と、無線サーバと、
グローバルネットワーク2を介してエージェントサーバ
1に送信する(ステップS202)。
【0047】エージェントサーバ1は、車載ルータ5a
から送信された依頼者情報と、車体識別アドレス情報
と、遠隔監視依頼情報を受信し、受信した車体識別アド
レス情報と遠隔監視依頼情報とを、認証情報データベー
ス142に記憶されている情報に基づいて、利用者及び
車体の認証処理を行い(ステップS203)、認証が成
立すると、車載ルータ5aの配下の制御系情報入出力装
置64のIPアドレスを利用して、制御系情報入出力装
置64に制御系データの要求である制御系送信データ要
求情報をグローバルネットワーク2、無線サーバ、基地
無線機、車載ルータ5aを介して送信する(ステップS
204、S205)。
【0048】制御系情報入出力装置64は、制御系送信
データ要求情報を受信すると、この制御系送信データ要
求情報の要求に応じて、エージェントサーバ1あての制
御系データをIPパケットとして車載ルータ5aに送信
する(ステップS206)。ここでは、車体識別アドレ
ス情報、車体機構系情報、車体駆動系情報、車体電気系
情報等が送信される。
【0049】車載ルータ5aは、制御系データのIPパ
ケットを基地無線機、無線サーバ、グローバルネットワ
ーク2を介してエージェントサーバ1に送信する(ステ
ップS207)。
【0050】エージェントサーバ1は、車載ルータ5a
から送信されたパケット化された制御データを一時蓄積
した後(ステップS208)、制御データに含まれる車
体識別アドレス情報、車体機構系情報、車体駆動系情
報、車体電気系情報、オイル・ガス・冷却水系情報、速
度・加速度情報、車外温度・車内温度情報、衝撃情報、
位置情報、前後車間情報、路車間情報(滑り、振動)、
ハンドル操作情報、ブレーキ・アクセル情報に基づい
て、車両が利用者以外のドライバによって運転されてい
るか(車両の盗難)、利用者が車両から離れている間に
破損されているか、車内外の気温が異常に上昇・下降し
ているか、などの情報を生成するための車の不信探知処
理を行い、車所有者アラート情報を生成して(ステップ
S209)、PC61あての車所有者アラート情報をI
Pパケットとして車載ルータ5aに送信する(ステップ
S210)。
【0051】車載ルータ5aは、エージェントサーバ1
から送信されたIPパケットの車所有者アラート情報を
PC61に送信する(ステップS211)。PC61
は、車載ルータ5aから送信されたIPパケットの車所
有者アラート情報を受信し、受信した車所有者アラート
情報を画面上に出力する。これにより、車両の所有者
は、車両Aから離れた位置で現在の車両の状況につい
て、把握することができる。
【0052】また、制御系情報入出力装置64から送信
される制御データを上述した遠隔監視に関する情報加工
処理以外の加工処理を行い、端末に送信するようにして
もよい。例えば、制御データに含まれる車体機構系情
報、車体駆動系情報、車体電気系情報、オイル・ガス・
冷却水系情報、速度・加速度情報、車外温度・車内温度
情報、衝撃情報に基づいて、ドライバが車両から離れた
位置において、車両の整備状態を把握するための診断情
報ファイリング処理を行い、端末に遠隔診断情報を送信
することも可能である。また運転中のドライバの車両の
車体操作情報等に基づいて、安全運転を行わせるために
ドライバにアドバイスをする安全運転支援情報を送信す
ることも可能である。
【0053】次に、他の実施形態として、セキュリティ
を向上させて車両に対する遠隔操作を行う場合につい
て、図8のフローチャートを用いて説明する。PC61
は、車両所有者によって、入力される依頼者情報と、車
体識別アドレス情報と、エンジンの運転を開始させるエ
ンジン制御、車両内のエアコンを作動させるためのエア
コン制御、ドアの施錠・解錠を操作するドア制御、窓の
開閉を行う窓制御、ランプを点灯・消灯させるランプ制
御のいずれかを含む遠隔制御依頼情報と、を送信先をエ
ージェントサーバ1として車載ルータ5aに送信する
(ステップS301)。
【0054】車載ルータ5aは、依頼者情報と車体識別
アドレス情報と遠隔制御依頼情報とを基地無線機、無線
サーバ、グローバルネットワーク2を介してエージェン
トサーバ1に送信する(ステップS302)。
【0055】エージェントサーバ1は、車載ルータ5a
から送信された依頼者情報と車体識別アドレス情報と遠
隔制御依頼情報とを受信すると、受信した依頼者情報と
車体識別アドレス情報と、認証情報データベース142
に記憶されている情報に基づいて依頼者確認処理(ステ
ップS303)、車体識別アクセス処理(ステップS3
04)を行い、認証が成立すると、遠隔制御依頼情報に
応じて車両を遠隔制御するための遠隔制御命令情報処理
(ステップS305)を行い、遠隔制御命令情報と制御
系出力装置アクセス情報とをネットワーク2、無線サー
バ、基地無線機を介して車載ルータ5aに送信する(ス
テップS306)。ここで、遠隔制御命令情報には、遠
隔制御依頼情報に対応するエンジン制御指示、エアコン
制御指示、ドア制御指示、窓制御指示、ランプ制御指示
のいずれかの指示が含まれる。
【0056】車載ルータ5aは、エージェントサーバ1
から送信された制御系出力装置アクセス情報と遠隔制御
命令情報とを制御系情報入出力装置64に送信する(ス
テップS307)。
【0057】制御系情報入出力装置64は、車載ルータ
5aから送信された制御系出力装置アクセス情報と遠隔
制御命令情報の通信データを受信すると、受信した遠隔
制御命令情報に応じて車両各部の制御を行う。そして、
遠隔制御命令情報に応じた制御が完了すると、制御が完
了したことを通知する制御確認情報を車載ルータ5aに
送信する(ステップS308)。
【0058】車載ルータ5aは、制御系情報入出力装置
64から送信された制御確認情報を基地無線機、無線サ
ーバ、グローバルネットワーク2を介してエージェント
サーバ1に送信する(ステップS309)。エージェン
トサーバ1は、車載ルータ5aから送信された制御確認
情報をエージェントサーバ1内に一時記憶し、グローバ
ルネットワーク2、無線サーバ、基地無線機を介して車
載ルータ5aに送信する依頼者端末装置への送信処理を
行い(ステップS310)、制御確認情報を車載ルータ
5aに送信する(ステップS311)。
【0059】車載ルータ5aは、エージェントサーバ1
から送信された制御確認情報をPC61に送信する(ス
テップS312)。PC61は、車載ルータ5aから送
信された制御確認情報を画面上に表示する。これによ
り、車両所有者は、遠隔依頼した結果を把握することが
できる。
【0060】このように、エージェントサーバ1を介し
て遠隔操作者を認証した後に、遠隔制御依頼情報に基づ
いて、車両の制御系情報入出力装置64を制御するよう
にしたので、例えば、車両の制御系情報入出力装置64
と遠隔操作者が操作するリモコンとによって遠隔操作す
る場合に比べて、悪意ある第3者によって車両を不正に
操作されることを低減させることができ、セキュリティ
を向上させることができる。
【0061】以上説明したように、この発明によれば、
車内あるいは車両から所定の距離以内の端末から送信さ
れる情報を、とりまとめてインターネットプロトコルを
利用して、無線ネットワークからグローバルネットワー
クに接続するようにしたので、エージェントサーバ1に
送信することができる。
【0062】また、以上説明した実施形態以外におい
て、車載ルータ5aを利用して、各端末とエージェント
サーバ1との間において、各種情報の送受信を行うこと
により、種々のサービスを行うようにしてもよい。この
サービスとしては、以下のような例が挙げられる。 1、図9に示すように、制御系情報入出力装置64から
車載ルータ5aを介してエージェントサーバ1に制御系
データを送信し、エージェントサーバ1からさらに自動
車メーカのサーバにアクセスし、制御系データに基づい
てカー情報コンテンツを生成してもらい、生成されたカ
ー情報コンテンツを車載ルータ5aを介して、車内の端
末あるいは、車両外の所定の距離以内において車載ルー
タ5aに接続される端末に送信する。
【0063】2、上述の項目1に示す自動車メーカのサ
ーバにアクセスする以外に、図10に示すように、イン
ターネットサービスプロバイダにアクセスし、制御系情
報入出力装置64から送信される制御系データに基づ
き、加工された統計データである交通情報、渋滞情報、
事故情報、地域情報、気象情報、走行状況などのコンテ
ンツを、車載ルータ5aに接続される各端末に送信す
る。
【0064】3、図11に示すように、制御系情報入出
力装置64から車載ルータ5aを介してエージェントサ
ーバ1に制御系データを送信し、エージェントサーバ1
の遠隔操作機能によって、車載ルータ5aを介して、制
御系情報入出力装置64に制御情報を送信する。例え
ば、車両のドアの開閉、エアコンのオン・オフ、災害発
生時に、被害の拡大を防止するために、アイドリング状
態にある車両のエンジンを停止させるなどを行うことが
可能である。
【0065】4、車両外の端末と、車両内の端末もしく
は制御系情報入出力装置64とが、車載ルータ5aを介
して通信を行う(図12)。 5、互いに車載ルータを搭載している車両Aと車両Bと
の端末間において、通信を行う。これにより、車両間に
おいて、コミュニケーションを図ることが可能である。
なお、この場合、車両B側において、車載ルータが設け
られていない場合であっても、IPパケットによる通信
が可能な通信装置69に対してデータを送受信するよう
にしてもよい(図13)。
【0066】なお、上記実施形態における車載ルータ5
aと端末が、1つの装置として一体になっていてもよ
い。また、基地無線機と無線サーバとが1つの装置とし
て一体となる構成としても良い。また、上述の実施形態
においては、IPアドレスがグローバルIPアドレスで
ある場合について説明したが、無線ネットワーク内にお
いて、ローカルIPアドレスを利用するようにしてもよ
い。この場合、ファイアウォールまたは無線サーバにN
AT(Network Address Transl
ation)機能を設けるようにすればよい。
【0067】また、図2における車載ルータ5aの制御
部520の機能または、図5におけるエージェントサー
バ1の情報加工処理部120と、制御部130の機能を
実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能
な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプロ
グラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行する
ことにより無線通信実現するようにしてもよい。なお、
ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺
機器等のハードウェアを含むものとする。また、車載ル
ータ5aは、基地無線機と無線サーバとを介してグロー
バルネットワーク2に接続する場合について説明した
が、移動体管理サーバに無線サーバの機能を設けてお
き、車載ルータ5aが基地無線機と移動体管理サーバと
を介してグローバルネットワーク2に接続するようにし
てもよい。
【0068】また、「コンピュータシステム」は、WW
Wシステムを利用している場合であれば、ホームページ
提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。ま
た、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フ
レキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−
ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵され
るハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに
「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インタ
ーネット等のグローバルネットワークや電話回線等の通
信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のよ
うに、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、
その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシ
ステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラ
ムを保持しているものも含むものとする。また上記プロ
グラムは、前述した機能の一部を実現するためのもので
あっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシス
テムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせ
で実現できるものであっても良い。
【0069】以上、この発明の実施形態を図面を参照し
て詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限ら
れるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計等も含まれる。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、車載ルータ配下の端末と、グローバルネット上のホ
ストもしくは他の車載ルータ配下の端末との間におい
て、インターネットプロトコルに基づいて、車載ルータ
配下の端末と、グローバルネット上のホストもしくは他
の車載ルータ配下の端末および当該車載ルータ配下の端
末との間において、インターネットプロトコルに基づき
IPパケットを通過させ、IPパケットの宛先情報に基
づいてルーティング制御を行う車載ルータを車両に搭載
したので、ゲートウェイを介することなくインターネッ
トと接続可能なネットワークであって、かつ複数の通信
端末をとりまとめて通信することが可能となる。
【0071】また、本発明は、認証情報データベースに
記憶された情報に基づいて、車載ルータを介して通信を
行う利用者の認証を行うようにしたので、車載ルータを
介して行われる通信のセキュリティを向上させることが
できる。
【0072】また、本発明は、車載ルータを介して端末
から送信される、車両の状態を示す制御系データを受信
して、受信した制御系データの情報加工処理を行い、カ
ー情報コンテンツを生成するようにしたので、制御系出
力装置から出力される車両の状態に応じたコンテンツを
ドライバの端末あるいは、車載ルータから所定の距離以
内に存在する利用者の端末に送信することができ、これ
によりドライバ、あるいは、利用者に対して広いサービ
スを提供することができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態による無線通信システ
ム、車載ルータの構成を示す概略ブロック図である。
【図2】 車載ルータ5aについて説明するための概略
ブロック図である。
【図3】 無線通信グループについて説明するための概
略ブロック図である。
【図4】 制御系データの一例について説明するための
図面である。
【図5】 エージェントサーバ1の構成について説明す
る概略ブロック図である
【図6】 無線通信システムの動作について、説明する
ためのフローチャートである。
【図7】 一台の端末とエージェントサーバとが通信を
行う場合について説明するためのフローチャートであ
る。
【図8】 セキュリティを向上させて車両に対する遠隔
操作を行う場合について説明するためのフローチャート
である。
【図9】 他の実施形態について説明するための図面で
ある。
【図10】 他の実施形態について説明するための図面
である。
【図11】 他の実施形態について説明するための図面
である。
【図12】 他の実施形態について説明するための図面
である。
【図13】 他の実施形態について説明するための図面
である。
【符号の説明】
1 エージェントサーバ 5a 車載ルータ 51、52、53、54、5n 端末 61 PC 62 PDA 63 GPS 64 制御系情報入出力装置 64a エンジン 64b ブレーキ 64c ドア 65 音声装置 66 カードリーダ 70 通信部 110、510 通信部 120 情報加工処理部 130、520 制御部 140 記憶部 141 カー情報コンテンツデータベース 142 認証情報データベース 530 短距離無線装置 540 端末管理データベース A、B 車両
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 細淵 健一郎 東京都文京区小石川一丁目12番14号 三菱 マテリアル株式会社移動体事業センター内 (72)発明者 茂田 弘毅 東京都文京区小石川一丁目12番14号 三菱 マテリアル株式会社移動体事業センター内 (72)発明者 國分 茂樹 東京都文京区小石川一丁目12番14号 三菱 マテリアル株式会社移動体事業センター内 (72)発明者 千葉 敏幸 東京都文京区小石川一丁目12番14号 三菱 マテリアル株式会社移動体事業センター内 (72)発明者 高野 陸男 東京都文京区小石川一丁目12番14号 三菱 マテリアル株式会社移動体事業センター内 Fターム(参考) 5K033 AA04 BA06 CB08 DB18

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続される、少なくとも
    一台の移動体管理サーバと、1台以上の基地無線機と、
    前記基地無線機と無線により通信を行う少なくとも一台
    以上の端末を配下にもつ車載ルータを有する通信システ
    ムに使用される車載ルータであって、 前記車載ルータ配下の端末と、ホストもしくは他の車載
    ルータ配下の端末および当該車載ルータ配下の他の端末
    との間において、インターネットプロトコルに基づきI
    Pパケットを通過させ、IPパケットの宛先情報に基づ
    いてルーティング制御を行う通信手段を有し、 車両に搭載されることを特徴とする車載ルータ。
  2. 【請求項2】 前記端末の少なくとも1つは、制御系情
    報入出力装置であることを特徴とする請求項1に記載の
    車載ルータ。
  3. 【請求項3】 前記通信手段は、前記端末あるいは前記
    ホストもしくは他の車載ルータ配下の端末に設定されて
    いるIPアドレスを用いてパケットのルーティング制御
    を行うことを特徴とする請求項1または請求項2記載の
    車載ルータ。
  4. 【請求項4】 ネットワークに接続される、少なくとも
    1台の無線サーバと、前記無線サーバに接続された1台
    以上の基地無線機と、前記基地無線機と無線により通信
    を行なう少なくとも1台以上の端末を配下にもつ車載ル
    ータを有する通信システムに使用されることを特徴とす
    る請求項1から請求項3のうちいずれかに記載の車載ル
    ータ。
  5. 【請求項5】 前記通信手段は、IPパケットのみを通
    過させることを特徴とする請求項1から請求項4のうち
    いずれかに記載の車載ルータ。
  6. 【請求項6】 ネットワークに接続される、少なくとも
    一台の無線サーバと、前記無線サーバに接続された一台
    以上の基地無線機と、少なくとも一台以上の端末を配下
    にもち、前記基地無線機に無線により接続される請求項
    1から請求項5のうちいずれかに記載の車載ルータと、
    前記ネットワークに接続されるエージェントサーバを有
    する通信システムに使用されるエージェントサーバであ
    って、 依頼者を認証するための依頼者認証情報と前記車載ルー
    タが搭載された車両の認証を行うための車体識別アドレ
    ス情報とを予め記憶する認証情報データベースと、 前記車載ルータを介して前記端末から送信される、通信
    を要求する依頼者を識別するための依頼者情報および車
    両を識別するための車体識別アドレス情報とを受信し、
    受信した依頼者情報および車体識別アドレス情報と、前
    記認証情報データベースに記憶される依頼者認証情報と
    車体識別アドレス情報とに基づいて、認証処理を行う制
    御手段とを有することを特徴とするエージェントサー
    バ。
  7. 【請求項7】 前記車載ルータを介して前記端末から送
    信される、車両の状態を示す制御系データを受信して、
    受信した制御系データの情報加工処理を行い、カー情報
    コンテンツを生成する情報加工処理手段を有することを
    特徴とする請求項6に記載のエージェントサーバ。
  8. 【請求項8】 ネットワークに接続される、少なくとも
    一台の無線サーバと、前記無線サーバに接続された一台
    以上の基地無線機と、前記基地無線機と無線により通信
    を行う少なくとも1台以上の端末を配下にもつ車載ルー
    タを有する通信システムにおける無線通信方法であっ
    て、 前記車載ルータを車両に搭載しておき、 前記車載ルータ配下の端末と、グローバルネットワーク
    上のホストもしくは他の車載ルータ配下の端末との間に
    おいて、インターネットプロトコルに基づいた通信を行
    うとともに、 必要に応じて、前記車載ルータ配下の端末から出力され
    る通信データからIPパケットを生成し、前記グローバ
    ルネットワーク上のホストもしくは他の車載ルータ配下
    の端末から受信したIPパケットから通信データを生成
    して、前記車載ルータ配下の端末と前記ホストもしくは
    他の車載ルータ配下の端末と通信を行うことを特徴とす
    る無線通信方法。
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