JP2003174753A5 - - Google Patents

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【0002】
【従来の技術】
従来、小型モータにおいては、モータハウジング側端部から引き出すリード線で回路基板の給電ランドと電気的に接続する通電方法に代えて、バネ端を回路基板の給電ランドに弾圧当接する板バネ状の通電端子をモータハウジングの外周部に備え付けることが提案されている(特開平11−136901号)。
【0003】
その小型モータは、図26で示すようにモータハウジング1の開放端に嵌合せ固定されるブラシホルダー2と、ブラシホルダー2に相対固定されるブラケット3と、略への字状(図に示す曲げ形状)に折り曲げられた板バネによる通電端子4とを備え、片辺部4aをブラシホルダー2とブラケット3とで挟み込んでブラシホルダー2をモータハウジング1の開放端に嵌合せ固定し、他辺部を自由辺部4bとして回路基板の給電ランドと弾圧当接させるようブラケット3から斜めに伸ばすことにより構成されている。
【0004】
その板バネによる通電端子では、回路基板の給電ランドと弾圧当接させる自由辺部の長さ方向が幅に対して十分長くないと、使用上の必要特性が得られない。このため、図27で示すように回路基板Pの給電ランドRと弾圧当接させる自由辺部4bの長さが長い分、モータ全体を回路基板Pの板面より浮かせて搭載する必要から、通電端子4の高さ方向の取付け公差を大きく確保しなければならない。これは取付けの高さ方向を低く抑えるのを制約し、モータ自体並びに搭載機器の小型化を図るのに妨げとなる。
【0005】
その他に、板バネによる通電端子では板面との弾性当接時に、ねじれて通電端子同士が相互に近接方向に折れ曲がる危険性がある。また、回路基板の給電ランドとの弾圧当接が板バネのバネ性に依存して保たれるため、板バネの自由辺部における回路基板の給電ランドとの弾圧度合を的確に保てるようモータ自体の取付け高さを設定しないと、小型振動モータ等では振動等に伴って接触不良を生ずる危険性がある。
【0006】
その回路基板の給電ランドとの板バネの弾圧当接を補足するため、自由辺部の先端側を押え込む弾性押圧体をモータハウジングと板バネの自由辺部との間に備え付けることが提案されている(特開2000−78790号)。然し、これにても、弾性押圧体の厚み分だけ高さ制限となるから、モータ自体並びに搭載機器の小型化を図るのに妨げとなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、モータ全体を小型なものに構成すると共に、モータ自体を簡単に取付け装備できて通電端子による電気的接続を確実にできる小型モータ及び小型振動モータを提供することを目的とする。
【0008】
また、本発明は小型な振動モータを搭載することから機器本体を小型なものに構成すると共に、通電端子による電気的接続を確実にできて信頼性の高い携帯用情報機器を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る小型モータにおいては、一対の通電端子をモータハウジングの外部に備え、その通電端子をモータハウジングの内部に組み付けられるモータ駆動回路のリードと電気的に接続し、且つ、該通電端子を回路基板の給電ランドと弾圧当接させて電気的に導通するもので、
モータハウジングの片端部に嵌合せ固定する絶縁樹脂の端子台を備え、一対の支軸ピンを回路基板の板面と略平行方向に突出させて端子台で保持すると共に、モータ駆動回路の各リードを端子台から外方に導出し、中央の螺旋部を支軸ピンの軸線上に嵌装し、片バネ端を端子台より外方に突出させて給電ランドとの接点部とし、他バネ端をリードとの接合部とする一対のトーションコイルバネを通電端子として備え付けることにより構成されている。
【0010】
本発明の請求項2に係る小型モータにおいては、モータハウジングの片端部に嵌合せ固定する端子台を備え、一対の支軸ピンを端子台の端面より同方向に突出すると共に、モータ駆動回路の各リードを端子台の端面より外方に導出し、中央の螺旋部を支軸ピンの軸線上に嵌装し、片バネ端を給電ランドとの接点部として端子台より外方に突出し、他バネ端を端子台の端面に導出したリードと接続固定するトーションコイルバネを一対の通電端子としてモータハウジングの片端部に備え付けることにより構成されている。
【0011】
本発明の請求項3に係る小型モータにおいては、接点部をU字状に湾曲したトーションコイルバネを備えると共に、給電ランドとの弾圧当接でねじり偏倚する接点部を受け止める接点部の押え縁を端子台の端面に設けた端子台を備え付けることにより構成されている。
【0012】
本発明の請求項4に係る小型モータにおいては、モータハウジングとの嵌合せ部から伸びてモータハウジングの壁面と相対する基台部を設けた端子台を備え、一対の支軸ピンを基台部の側部面より両方向に突出すると共に、モータ駆動回路の各リードを嵌合せ部の端面より外方に導出し、中央の螺旋部を支軸ピンの軸上に嵌装し、片バネ端を基台部より外方に突出させて給電ランドとの接点部とし、他バネ端を嵌合せ部の端面に導出したリードと接続固定するトーションコイルバネを一対の通電端子としてモータハウジングの側部に備え付けることにより構成されている。
【0015】
本発明の請求項7に係る小型振動モータにおいては、モータハウジングと、モータハウジングの内部で軸受け保持される回転軸と、回転軸の軸線上に組み付けられるマグネット並びにコイルと、回転軸の軸線上に固定される整流子と、モータハウジングの片端部に嵌合せ固定される絶縁樹脂のブラシ台と、整流子と摺接させてブラシ台で保持される一対のブラシと、モータハウジングの外部に備え付けられる一対の通電端子と、モータハウジングより外方に突出する回転軸の軸端側に取り付けられる偏心分銅とを備え、コイルを整流子と電気的に接続すると共に、通電端子をブラシのリード片と電気的に接続し、且つ、通電端子を回路基板の給電ランドと弾圧当接させて電気的に導通するもので、
ブラシ台と兼用の端子台を備え、一対の支軸ピンを回路基板の板面と略平行方向に突出させて端子台で保持すると共に、ブラシのリード片を端子台から外方に導出し、中央の螺旋部を支軸ピンの軸線上に嵌装し、片バネ端を端子台より外方に突出させて回路基板の給電ランドとの接点部とし、他バネ端をブラシのリード片との接合部とする一対のトーションコイルバネを通電端子として備え付けることにより構成されている。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図25を参照して説明すると、図示実施の形態は小型モータのうち、図1で示すような振動による呼出し方式の小型振動モータを構成する場合が例示されている。その実施の形態中、回路基板の給電ランドと弾圧当接する通電端子をトーションコイルバネで構成する端子構造を最も重要な構成要素として備えることにより構成されている。
【0020】
モータハウジング10は、図1に示すように、片側を閉塞し且つ他側を開放した金属製のカップ状のもの備えられている。そのモータハウジング10の片側には、食込み固定用の突片10aを張り出させた抜き穴10bにより、モータハウジング10と一体化する滑性,耐摩耗性,高剛性,高靭性に富む樹脂材料からなるベアリングハウス12がモールド成形されている。回転軸11は、ベアリングハウス12の内径側で回転自在に軸受けされる。
【0021】
ベアリングハウス12は、回転軸11を挿通する貫通孔12aを有し、抜き穴10bの内外よりモータハウジング10の閉塞面を挟持する保持部12bと、保持部12bからモータハウジング10の内部に伸びるスリーブ部12cと、貫通孔12aの内周を窪ませたオイル溜り12dとを備えて形成されている。このベアリングハウス12は、スリーブ12cを回転軸11の軸線上に嵌装するカラー11bで押え止め、また、保持部12bを偏心分銅19との間に介装するスペーサリング11cで偏心分銅19より離間させて組み付けられている。
【0024】
通電端子20a,20bは、図2で示すように捩りモーメントを有するトーションコイルバネで構成されている。その通電端子20a(20b)は、図3で示すように数巻の螺旋部200を中央に備え、この螺旋部200から連続する片バネ端201をU字状に湾曲させて回路基板の給電ランドとの接点部とし、他バネ端202をブラシ17a,17bのリード片と電気的に接続する接合部とするよう導電性棒材から軸曲げ形成されている。
【0025】
ブラシ17a(17b)は、図4並びに図5で示すように導電性線材のブラシ170を複数本並べて備え、そのブラシ170を導電性板材のリード片171で接合保持することにより構成されている。ブラシ170は、整流子16の外周にバネ圧接させて確実に摺接させるようU字状に湾曲成形されている。ブラシ17a,17bの対は、ブラシ170を相平行させて回転軸11の軸線上に摺接にするよう上下逆向きに備え付けられる。
【0027】
その端子並びに台構造を第1の実施の形態に基づいて詳述すると、通電端子20a,20bの取付け側には、図6並びに図7で示すように丸棒状の支軸ピン21a,21bが基台部18aの外端面から回路基板(図示せず)の板面と略平行方向の外方に向けて突出するよう備え付けられている。この支軸ピン21a,21bは、端子台18の形成後に後付けでピンを嵌め込むか、または一体に突出固定部を射出成形できる。
【0030】
その仕切り壁181の横壁部181a,181bには、支軸ピン21a,21bの突出位置とリード片171の導出位置とを連通する切欠溝182a,182bが設けられている。この横壁部181a,181bは、通電端子20a,20bの螺旋部200より連続する接合部側の他バネ端202を軸線方向に合わせて斜めの切欠溝182a,182bで係合保持する止め縁として設けられている。
【0031】
十字の交差基部には、円弧状に膨出する押え縁183a,183bが設けられている。これは、上述したU字状に湾曲した通電端子20a,20bの他バネ端201を回路基板の給電ランドと弾圧当接するに伴う接点部(以下、必要に応じてこの接点部を同符号 ( 201 ) で示す)のバネ偏倚を円弧面に沿って円滑に行わせると共に、そのバネ偏倚する片バネ端201を前記押え縁183a,183bで受け止めることにより回路基板の給電ランドに対して通電端子20a,20bの接点部( 201 ) 、すなわち片バネ端201の一部を確実に弾圧当接させるよう設けられている。
【0033】
そのリード保持部184a,184bを取り囲み、外周にはモータハウジング10の開放口に嵌め込む複数の膨出リブ185a,185b…を備え、凹溝186aから受け縁186bが同心円状に連続するよう嵌合せ部18bの内端面に設けられている。この他、嵌合せ部18bの内端面には回転軸11の端部11aを受け入れる円形の凹部187が設けられている。
【0035】
その端子台18に対し、ブラシ17a,17bは、図10並びに図11で示すようにブラシ170を相対方向内側に向け、リード片171をリード保持部184a,184bのスリット180a,180bから内部に挿通すると共に、リード端を嵌合せ部18bの外端面に沿わせて折り曲げることにより取り付けられている。
【0036】
通電端子20a,20bは、図12で示すように中央の螺旋部200を支軸ピン21a,21bの軸線上に嵌装し、片バネ端201を基台部18aより外方に突出させて給電ランドとの接点部( 201 )とし、他バネ端202を横壁部181a,181bの切欠溝182a,182bに係合保持させて、リード片171のリード端と半田付け固定することにより取り付けられている。その通電端子20a,20bは、片バネ端201を押え縁183a,183bの膨出面に向く内方に向けて組み付けられている。
【0037】
その端子台18は、図13で示すようにモータハウジング10の開放端が嵌合せ部18bの受け縁186bに当接すると共に、嵌合せ部18bの凹溝186aに嵌り合うまでリード保持部184a,184bをモータハウジング10の内部に嵌め込んで組付け固定されている。この端子台18の組付け状態では、図14で示すように端子台18の基台部18aがモータハウジング10の開放端より内側に位置し、図15で示すように通電端子20a,20bの接点部( 201 )が端子台18より外方に突出する。
【0038】
このように構成する小型振動モータは、図16で示すように端子台18の基台部18aを回路基板Pの板面と相対させて通電端子20a(20b)の接点部( 201 )を導電パターンの給電ランドRに弾圧当接することにより機器本体の筐体内に組付け装備される。
【0039】
その小型振動モータは、図17で示すように弾性材のリング部材22をモータハウジング10に被せ、或いはモータハウジング10を半円面で受け止める弾性材の支持台を回路基板Pの板面との間に介在させてモータ全体を回路基板Pの板面上に設置することができる。この場合には、モータ全体を回路基板Pに安定よく搭載するようにできる。
【0040】
また、図18で示すように端子台18の引掛り縁188a,188bを両側に保って基台部18a並びに仕切り壁181より回路基板の板厚相当分だけ伸びる突片189を設けると共に、その突片189の外形形状に相応する平面T字状の抜き穴(破線部分で示す)を回路基板Pの給電ランドRから外れる板面に設け、図19で示すように突片189を回路基板Pの抜き穴に嵌め合せるようにできる。この場合には、通電端子20a,20bを給電ランドRと位置合わせてモータ全体を安定よく取り付けられ、リング部材22または支持台を備えても確実に挟込み保持できる。
【0042】
そのモータの通電端子20a,20bを回路基板Pの給電ランドRに弾圧当接すると、通電端子20a,20bの接点部( 201 )は、図20で示すようにトーションコイルバネのねじりモーメントを支軸ピン21a,21bに作用させて端子台18の基台部18aより内側にバネ偏倚する。モータ全体が回路基板Pの板面に対する相対下限(取付け高さ)に達すると、通電端子20a,20bの各片バネ端201は押え縁183a,183bの膨出面で受け止められる。
【0043】
その小型振動モータでは、通電端子20a,20bの接点部( 201 )を端子台18の基台部18aより内側にバネ変位させて回路基板Pの給電ランドRと弾圧当接することにより電気的に接続できるため、モータ全体の取付け高さを基台部18aの高さ範囲に抑えられる。特に、絶縁部材等を介在させずに端子台18の基台部18aを回路基板Pの板面に接地させて組付け固定でき、モータ全体の取付け高さを低く抑えられることから小型なものに構成できる。
【0044】
モータ駆動回路としては、U字状の片バネ端201がトーションコイルバネによるねじりモーメントの反力を回路基板Pの給電ランドRに作用し、また、回路基板Pの給電ランドRとの当接でバネ偏倚する片バネ端201を押え縁183a,183bで受け止めることにより通電端子20a,20bの接点部( 201 )を回路基板Pの給電ランドRと弾圧当接するから、通電端子20a,20bによる電気的接続も確実に行われる
【0045】
それに加えて、ブラシ17a,17bのリード片171と半田付け固定される通電端子20a,20bの接合部側の他バネ端202を止め縁で確実に係合保持するため、トーションコイルバネによるねじりモーメント、通電端子20a,20bの片バネ端側の接点部( 201 )対し、不安定な作用をさせることなく、安定よく給電回路機構を構成できる。
【0047】
第2の実施の形態においては、図22並びに図23で示すように端子台18がモータハウジング10の外周より狭い幅で長手方向に向って伸びる基台部18aと、基台部18aより立ち上がる嵌合せ部18bとから形成されている。この端子台18に対し、丸棒状の支軸ピン21a,21bは基台部18aの両側部から外方に向けて突出するよう備え付けられている。
【0051】
その小型振動モータでも、通電端子20a,20bの接点部( 201 )を端子台18の基台部18aより内側にバネ変位させて回路基板の給電ランドと弾圧当接することから電気的に接続できる。このため、モータ全体の取付け高さを基台部18aの高さ範囲に抑えられる。また、トーションコイルバネによるねじりモーメントの反力を回路基板の給電ランドに作用させて通電端子20a,20bの接点部( 201 )を回路基板の給電ランドと弾圧当接できるから、通電端子20a,20bによる電気的接続も確実に行える
【0054】
【発明の効果】
以上の如く、本発明の請求項1に係る小型モータに依れば、絶縁樹脂の端子台をモータハウジングの片端部に嵌合せ固定し、一対の支軸ピンを回路基板の板面と略平行方向に突出させて端子台で保持すると共に、モータ駆動回路の各リードを端子台から外方に導出し、中央の螺旋部を支軸ピンの軸線上に嵌装し、片バネ端を端子台より外方に突出させて回路基板の給電ランドとの接点部とし、他バネ端をモータ駆動回路のリードとの接合部とする一対のトーションコイルバネを通電端子として備え付けることにより、通電端子の接点部を端子台より内側にバネ偏倚させて回路基板の給電ランドと弾圧当接させて電気的に接続できるため、モータ全体の取付け高さを基台部の高さ範囲に抑えられると共に、トーションコイルバネによるねじりモーメントの反力を回路基板の給電ランドに作用させて通電端子の接点部を回路基板の給電ランドと弾圧当接できるから電気的接続も確実に行われる
【0055】
本発明の請求項2に係る小型モータに依れば、モータハウジングの片端部に嵌合せ固定する端子台を備え、一対の支軸ピンを端子台の端面より同方向に突出すると共に、モータ駆動回路の各リードを端子台の端面より外方に導出し、中央の螺旋部を支軸ピンの軸線上に嵌装し、片バネ端を給電ランドとの接点部として端子台より外方に突出し、他バネ端を端子台の端面に導出したリードと接続固定するトーションコイルバネを一対の通電端子としてモータハウジングの片端部に備え付けるため、通電端子を端子台の端面内に収められてモータ全体の長さ方向としても小型なものに構成できる。
【0056】
本発明の請求項3に係る小型モータに依れば、接点部をU字状に湾曲したトーションコイルバネを備えると共に、給電ランドとの弾圧当接でねじり偏倚する片バネ端を受け止める接点部の押え縁を端子台の端面に設けた端子台を備え付けることにより、回路基板の給電ランドとの当接でバネ偏倚する接点部を押え縁で受け止めてトーションコイルバネによるねじりモーメントの反力を回路基板の給電ランドに作用できるため、通電端子の接点部を回路基板の給電ランドと確実に弾圧当接するよう構成できる。
【0057】
本発明の請求項4に係る小型モータに依れば、モータハウジングとの嵌合せ部から伸びてモータハウジングの壁面と相対する基台部を設けた端子台を備え、一対の支軸ピンを基台部の側部面より両方向に突出すると共に、モータ駆動回路の各リードを嵌合せ部の端面より外方に導出し、中央の螺旋部を支軸ピンの軸上に嵌装し、片バネ端を基台部より外方に突出させて給電ランドとの接点部とし、他バネ端を嵌合せ部の端面に導出したリードと接続固定するトーションコイルバネを一対の通電端子としてモータハウジングの側部に備え付けるため、通電端子を端子台の両側内に収められてモータ全体の長さ方向としても小型なものに構成できる。
【0058】
本発明の請求項5に係る小型モータに依れば、モータ駆動回路のリードと接続固定する接合部の軸線を保持する止め縁を設けた端子台を備え、モータ駆動回路のリードと半田付け固定される通電端子の接合部を止め縁で係合保持することから、トーションコイルバネによるねじりモーメントを通電端子の接点部に作用させないよう安定よく回路構成できる。
【0060】
本発明の請求項7に係る小型振動モータに依れば、ブラシ台と兼用の端子台を備え、一対の支軸ピンを回路基板の板面と略平行方向に突出させて端子台で保持すると共に、ブラシのリード片を端子台から外方に導出し、中央の螺旋部を支軸ピンの軸線上に嵌装し、片バネ端を端子台より外方に突出させて回路基板の給電ランドとの接点部とし、他バネ端をブラシのリード片との接合部とする一対のトーションコイルバネを通電端子として備え付けることにより、通電端子の接点部を端子台より内側にバネ変位させて回路基板の給電ランドと弾圧当接させて電気的に接続できるため、モータ全体の取付け高さを基台部の高さ範囲に抑えられると共に、トーションコイルバネによるねじりモーメントの反力を回路基板の給電ランドに作用させて通電端子の接点部を回路基板の給電ランドと弾圧当接できるから電気的接続も確実に行える
【図3】図2の小型振動モータを構成するトーションコイルバネによる通電端子を示す正面図である。
【図12】図3のトーションコイルバネを通電端子として取り付けた端子台を示す平面図である。
【符号の説明】
10 モータハウジング
11 回転軸
12 ベアリングハウス
13 マグネット
14 コイル
15 コイルホルダー
16 整流子
17a,17b ブラシ
171 リード
18 端子台
18a 端子台の基台部
18b 端子台の嵌合せ部
181a,181b 端子台の横壁部
183a,183b 端子台の押え縁
189 端子台の突片
19 偏心分銅
20a,20b 通電端子(トーションコイルバネ)
200 通電端子の螺旋部
201 通電端子の片バネ端(接点部)
202 通電端子の他バネ端
21a,21b 支軸ピン
P 回路基板
R 給電ランド

Claims (8)

  1. 一対の通電端子をモータハウジングの外部に備え、その通電端子をモータハウジングの内部に組み付けられるモータ駆動回路のリードと電気的に接続し、且つ、該通電端子を回路基板の給電ランドと弾圧当接させて電気的に導通する小型モータにおいて、
    モータハウジングの片端部に嵌合せ固定する絶縁樹脂の端子台を備え、一対の支軸ピンを回路基板の板面と略平行方向に突出させて端子台で保持すると共に、モータ駆動回路の各リードを端子台から外方に導出し、中央の螺旋部を支軸ピンの軸線上に嵌装し、片バネ端を端子台より外方に突出させて給電ランドとの接点部とし、他バネ端をリードとの接合部とする一対のトーションコイルバネを通電端子として備え付けたことを特徴とする小型モータ。
  2. モータハウジングの片端部に嵌合せ固定する端子台を備え、一対の支軸ピンを端子台の端面より同方向に突出すると共に、モータ駆動回路の各リードを端子台の端面より外方に導出し、中央の螺旋部を支軸ピンの軸線上に嵌装し、片バネ端を給電ランドとの接点部として端子台より外方に突出し、他バネ端を端子台の端面に導出したリードと接続固定するトーションコイルバネを一対の通電端子としてモータハウジングの片端部に備え付けたことを特徴とする請求項1に記載の小型モータ。
  3. 接点部をU字状に湾曲したトーションコイルバネを備えると共に、給電ランドとの弾圧当接でねじり偏倚する接点部を受け止める接点部の押え縁を端子台の端面に設けた端子台を備え付けたことを特徴とする請求項2に記載の小型モータ。
  4. モータハウジングとの嵌合せ部から伸びてモータハウジングの壁面と相対する基台部を設けた端子台を備え、一対の支軸ピンを基台部の側部面より両方向に突出すると共に、モータ駆動回路の各リードを嵌合せ部の端面より外方に導出し、中央の螺旋部を支軸ピンの軸上に嵌装し、片バネ端を基台部より外方に突出させて給電ランドとの接点部とし、他バネ端を嵌合せ部の端面に導出したリードと接続固定するトーションコイルバネを一対の通電端子としてモータハウジングの側部に備え付けたことを特徴とする請求項1に記載の小型モータ。
  5. モータ駆動回路のリードと接続固定する接合部の軸線を保持する止め縁を設けた端子台を備え付けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の小型モータ。
  6. 回路基板の板面に設けられる抜き穴と嵌合せ固定する突片を設けた端子台を備え付けたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の小型モータ。
  7. モータハウジングと、モータハウジングの内部で軸受け保持される回転軸と、回転軸の軸線上に組み付けられるマグネット並びにコイルと、回転軸の軸線上に固定される整流子と、モータハウジングの片端部に嵌合せ固定される絶縁樹脂のブラシ台と、整流子と摺接させてブラシ台で保持される一対のブラシと、モータハウジングの外部に備え付けられる一対の通電端子と、モータハウジングより外方に突出する回転軸の軸端側に取り付けられる偏心分銅とを備え、コイルを整流子と電気的に接続すると共に、通電端子をブラシのリード片と電気的に接続し、且つ、通電端子を回路基板の給電ランドと弾圧当接させて電気的に導通する小型振動モータにおいて、
    ブラシ台と兼用の端子台を備え、一対の支軸ピンを回路基板の板面と略平行方向に突出させて端子台で保持すると共に、ブラシのリード片を端子台から外方に導出し、中央の螺旋部を支軸ピンの軸線上に嵌装し、片バネ端を端子台より外方に突出させて回路基板の給電ランドとの接点部とし、他バネ端をブラシのリード片との接合部とする一対のトーションコイルバネを通電端子として備え付けたことを特徴とする小型振動モータ。
  8. 請求項7に記載の小型振動モータを搭載したことを特徴とする携帯用情報機器。
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