JP2003180509A - 供物飾り - Google Patents

供物飾り

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JP2003180509A
JP2003180509A JP2001385781A JP2001385781A JP2003180509A JP 2003180509 A JP2003180509 A JP 2003180509A JP 2001385781 A JP2001385781 A JP 2001385781A JP 2001385781 A JP2001385781 A JP 2001385781A JP 2003180509 A JP2003180509 A JP 2003180509A
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case
decoration
offering
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pedestal
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JP2001385781A
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Inventor
Kazuki Shinkai
和樹 新海
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SHINKAI SHIKO KK
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SHINKAI SHIKO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】木材やプラスチックで製作された従来の供物飾
りは、製作コストが高く、重量も重く、用済み後の処理
に手間やコストが掛かり、資源の有効利用も難しい。 【解決手段】前面に窓21aが設けられた飾りケース3
と、この中に配置される中底や仕切り板と、飾りケース
3を乗せる台座51と、飾りケース3の上面に取り付け
る芳名板61をいずれもダンボールで製作し、これら部
材の組立てにおける連結には接着剤だけを用い、飾りケ
ースの上面部に提げ手75を取り付けた。飾りケース3
の中に所望の供物81を収納し、芳名の記載は芳名板6
1のベース部62に挟み止める芳名記載紙63に記載す
るようにした。従って、軽量で持ち運びが楽で、容易且
つ低コストに製作でき、後始末は誰でも簡単に行うこと
ができ、大部分を紙資源としてリサイクルでき、デザイ
ンや色も自由に選べる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、供物飾りに関す
る。詳しくは、保存食品などの供物を収納して展示する
飾りケースと、これを載置するための台座と、贈呈者名
を掲示するための芳名板とを備えた供物飾りに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】例えば、葬儀に供される花や供物の飾り
形態には様々あるが、例えば仏式の葬儀における所謂後
飾りに添える供物飾りとしては、一般に、缶詰や瓶詰
め、乾燥食品など保存性の良い食品の詰め合わせが多用
されている。この種の詰め合わせは、デパートなどで購
入したものをそのまま祭壇やその傍らに供える場合もあ
るが、通常は、葬儀業者が葬儀に相応しいパッケージを
施した供物飾りとして提供しているものを利用すること
が多い。このパッケージの形態にも多種多様あるが、材
料で見ると、供物を収納する飾りケースやこれを乗せる
台座などの付属品を木材で製作したものが多く、各部材
を釘やネジで組み立てた構造になっている。一部にはプ
ラスチック製のものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような材料で製作
された従来の供物飾りには、扱いが面倒で、用済み後の
パッケージの処理に手間やコストが掛かり、資源の有効
利用も難しいという様々な問題があった。すなわち、木
材で製作された飾りケースや付属品は、製作に多くの手
間が掛かる上に、空の状態でもかなりの重量があり、こ
れに缶詰などを多数詰めた状態での総重量は10kgを
越えてしまうこともあって、持ち運びに難儀することが
多い。
【0004】また、この供物飾りを片付けるときは、供
物を取出してケースや付属品などのパッケージを処分す
ることになるが、釘やネジを外して分解する作業は誰で
も簡単にできるものではないので、通常は、納入した業
者が引き取ることが多い。この場合、本来の葬儀終了と
同時に処分するのであれば、祭壇や門飾りなどと一緒に
持ち帰れば済むことであるが、所謂四十九日までの後飾
りとして飾られていたものは、用済みになった時点で改
めて回収に出向かなければならない。この回収のための
コストが業者の大きな負担になってしまう。
【0005】その上、木材やプラスチックで製作された
パッケージはリサイクルが難しいため、一般には焼却処
分されてしまい、プラスチック製のものでは当然有害ガ
スも発生する。そして、木材製のパッケージではデザイ
ンや色の自由度が制約されるために単調な雰囲気になり
易く、プラスチック製のものは金型制作費が嵩むために
製作コストが非常に高くついてしまう。
【0006】本発明は上記した従来の問題点に鑑みて為
されたものであり、軽量で、しかも容易且つ低コストで
製作でき、後始末を誰でも楽に行うことができ、リサイ
クルも容易であり、それでいてデザインや色の自由度も
広い新規な供物飾りを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1に記載した供物飾りは、前面に窓が設けら
れ主として垂直面内に多数の供物を配置して収納する飾
りケースと、この飾りケースを載置するための台座と、
芳名記載部を有し上記飾りケース又は台座に着脱自在に
取り付けられる芳名板とを備えており、少なくとも飾り
ケースの外殻と台座及び芳名板の全部もしくは大部分を
板紙又はダンボールなどの紙材料で形成したことを特徴
とするものである。
【0008】従って、この供物飾りによれば、飾りケー
スの外殻と台座及び芳名板の少なくとも大部分が紙材料
で製作されるため、軽量で持ち運びが楽であり、材料コ
ストは勿論、材料の型抜きや組立ても低コストで行うこ
とができる。そして、少なくとも紙材料で製作されてい
る部材については、当然、資源としてリサイクルできる
し、用済み後の片付けにしても、飾りケースや台座等は
平たく畳んだり元の形に展開したり場合によっては切り
分けることも容易であるから簡単に資源回収に出すこと
ができる。従って、用済み後は敢えて納入業者に引き取
らせなくても、利用者が自分で簡単に処分することがで
きる。
【0009】その上、大部分が紙材料で製作されること
から、飾りケースや芳名板などのデザインや色をかなり
自由に選ぶことができる。例えば、これを葬儀用供物飾
りに適用する場合は、一面が黒や灰色一色にされた又は
これと似た色調を付与したダンボールを用いることで、
特別な塗装作業を行わなくても葬儀の雰囲気を醸し出す
ことができる。勿論、開店祝いや各種祝賀パーティー等
の慶事に用いる供物飾りとして適用する場合は、華やか
な色調を持たせた紙材料を使用すれば良い。
【0010】本発明を構成する部材の組み立てに、例え
ば端どうし重ねて固定する等の連結が必要になる場合
は、その連結に針金製の綴じ具は使わずに、接着剤や接
着テープなどの接着手段だけを用いるのが望ましい。こ
のようにすれば、用済み後の解体に特別な工具が不要で
済むと共に、リサイクル資源としての活用が一層容易に
なる。
【0011】請求項2に記載した供物飾りは、請求項1
に記載した供物飾りにおいて、飾りケースに提げ手を取
り付けたことを特徴とするものである。このようにすれ
ば、供物が収納されて重くなっている状態の飾りケース
でも、納入先への運搬や、置き場所の移動等を容易に行
うことができる。提げ手を取り付ける位置としては幾つ
か考えられるが、芳名板を飾りケースの上面部に取り付
ける場合は、その芳名板の背後に取り付ければ、提げ手
が芳名板で隠されるため、見栄えを損なわなくて済む。
【0012】請求項3に記載した供物飾りは、請求項1
又は2に記載した供物飾りにおいて、飾りケースは、正
面視外形が5角以上の多角形を為すと共に、前面が開口
し供物が収納されるケース本体と該ケース本体の前面開
口を塞ぐカバーとで外殻が構成され、ケース本体は周壁
構成部と背面壁構成部とが連続した形のパートを上記外
形の角数と同じ数横一列に並べて一体に形成した紙材料
製の部材を折り曲げて製作し、カバーは窓が形成された
前面壁とケース本体への取付け部とを紙材料で一体に製
作したことを特徴とするものである。
【0013】このようにすれば、飾りケースが洒落たデ
ザインになって紙製とは思えない高級感を持たせること
ができると共に、カバーだけで無く、周壁と背面壁を備
えたケース本体についても一個の部材で製作できるの
で、飾りケースの外殻を2個の部材だけで構成でき、飾
りケースの前面を重なりや折れ目の無いきれいな形にす
ることができる。カバーの窓は開放形にしても良いが、
透明なフィルムで塞げば見栄えも良いし、そのフィルム
に絵を付けて意匠効果を高めることも容易になる。
【0014】この請求項3の発明を具体化するに当って
は、飾りケースの外形を六角形にすると、周壁の1つの
面を台座に着座する底面部とし、これに平行な別の面を
上面部としてここに提げ手や芳名板を取り付けるといっ
た形態にできるため、見栄えも良く、台座に乗せた飾り
ケースの姿勢が安定するし、提げ手や芳名板の取り付け
構造も簡単で済む。
【0015】請求項4に記載した供物飾りは、請求項1
から3のいずれかに記載した供物飾りにおいて、台座
は、縦形角筒状をした周壁部と飾りケースが載置される
座部とが紙材料で一体に形成されており、座部は周壁部
の上側前部を内側へ折り曲げて形成したことを特徴とす
るものである。
【0016】従って、この台座にあっては、その座部が
飾りケースの載置部として機能し、周壁の上部が飾りケ
ースの背当てとして機能するので、飾りケースを垂直又
は多少後倒れに傾いた姿勢で安定に載せることができ、
しかも、そのような機能を1個の部材だけで果たすこと
ができる。また、この台座では、座部を形成する部分、
即ち、周壁部の上側前部を折り曲げる位置を選ぶこと
で、座部の高さをある程度の範囲内で調節することもで
きる。
【0017】請求項5に記載した供物飾りは、請求項1
から4のいずれかに記載した供物飾りにおいて、芳名板
は、短冊様の芳名記載紙と、この芳名記載紙を挟み止め
るための挟み片が切り起こし形成された主部とこの主部
の左右両側縁から後ろへ張り出した側壁と飾りケースの
上面部に設けられた差込孔に差し込まれる差込片とを備
えた紙材料製のベース部とで構成したことを特徴とする
ものである。
【0018】従って、芳名板の飾りケースへの取り付け
は、その差込片を飾りケースの差込孔に差し込むだけで
済むので、芳名板の着脱がほぼ1動作で済み、飾りケー
スに取り付けられた姿勢は側壁によってしっかり保持さ
れる。そして、芳名はベース部とは別の芳名記載紙に記
載するようになっているため、芳名を書き違えた場合
は、芳名記載紙だけを交換すれば足りる。差込片には、
差込孔の縁に内側から係合する爪様の抜止め部を設けて
おけば良い。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態に係
る葬儀用供物飾り1を図面に従って説明する。 〔A.概要〕(図1〜図3) この葬儀用供物飾り1は、供物を収納する飾りケース3
と、この飾りケース3を載置する台座51と、芳名板6
1と、花飾り71とで構成されており、花飾り71が布
で製作されることと、飾りケース3の窓21aを塞いだ
透明フィルム25や提げ手75等がプラスチック製であ
ることを除いて、他は全てダンボール等の紙材料で製作
されている。ダンボールには一方の面が黒色に着色され
たものを使用しており、各部材はその黒色の面が外面に
来るように組み立てられる。
【0020】飾りケース3は、前後方向(図1における
右下方へ向かう方向を前側とする。)から見た外形が正
六角形を為すと共にこの方向から見た大きさの割に奥行
きが小さい箱形に形成されており、その周壁を為す6つ
の面の1つを上面部としてここに提げ手75が取り付け
られ、この提げ手75を掴んで飾りケース3を持ち運ぶ
ことができるようにしてある。この飾りケース3の中
に、果物の缶詰や瓶詰めのコーヒーやミルク、パックさ
れた乾燥食材等保存性の良い所望の供物81を収納す
る。これら供物81は、提げ手75側に頭が来る向き
で、複合仕切板41や後述する独立仕切板によって整理
された状態で収納され、その大部分が、飾りケース3内
に設けられた中底31の垂直な面を配置面として平面的
に配置される。
【0021】飾りケース3の前面には、透明なフィルム
25で塞がれた大きな窓21aを設けることで中の供物
81を見ることができるようにしてあり、この窓21a
の上部を縁取るように花飾り71を取り付けてある。こ
の花飾り71は、図示しない透明な帯状フィルムに布製
の多数の造花73を一列で接着したもので、その帯状フ
ィルムを数箇所両面接着テープで飾りケース3の前面に
貼り付けてある。
【0022】台座51は、ダンボールで箱椅子のように
製作したもので、縦形角筒状の周壁53の一部を内側へ
折り畳んで矩形の座部55を形成している。この座部5
5は図2を見て分かるように水平に対してほぼ15゜後
下がりに傾斜し、左右両側壁の上部前側縁53c(図3
参照)は座部55に対して垂直となるように稍後倒れに
傾斜している。飾りケース3は、その周壁のうち提げ手
75と反対側の部分を底面部としてここを台座51の座
部55に乗せると共に上記前側縁53cを背当てとする
ことで、やや後倒れに傾いた姿勢で置かれる。
【0023】芳名板61は、ダンボール製のベース部6
2と短冊様の白紙から成る芳名記載紙63とで構成され
る。ベース部62は、縦長の平板状をした主部62a
と、該主部62aの左右両側縁の下半部から後側へ互い
に平行に張り出した2つの側壁62bと、該側壁62b
の各下端縁から下へ突出した小さな差込み片62cとが
一体に形成されており、主部62aの上端縁は山形にデ
ザインされている。また、この主部62aにおける外周
沿いの部分に半円形をした小さな挟み片62dが6つ切
り起こし状に形成されていて、この挟み片62dで、芳
名記載紙63の左右両側縁を2箇所づつ、上下両端縁部
を1箇所づつそれぞれ挟むようにしてある。このような
芳名板61は、その差込み片62cを飾りケース3の上
面部に設けられている差込孔9′及び9(図4参照)に
差し込むことで、該飾りケース3の上面部から立ち上が
るように取り付けられる。芳名記載紙63には、墨が載
り易い書道半紙や上質紙等を用いる。
【0024】葬儀用供物飾り1は以上のように構成され
ているので、納入時は、飾りケース3と台座51と芳名
板61とに分離した状態で目的の場所へ搬入し、これを
飾るべき場所に台座51を置いてからそれに飾りケース
3を乗せ、芳名板61を取り付けることで組立てが完成
する。供物81の収納や芳名の記載は、事前に済ませて
おくのが良いが、場合によっては、配達先で行うように
しても良い。
【0025】〔B.各部材の構造〕次に、飾りケース3
と台座51の構造を詳細に説明する。 〔B−1.飾りケース〕(図1〜図4、図6、図7) 飾りケース3は、前面が開口したケース本体5と、この
ケース本体5にその前面開口を塞ぐように被着されるカ
バー20とで外殻が構成され、ケース本体5の中には中
底31と、複合仕切り板41及び独立仕切り板45等が
設けられる。
【0026】〔B−1−a.ケース本体〕(図2、図
4、図6、図7) ケース本体5は、前後方向から見た外形が正六角形を為
すと共に前面が開口した箱形をしており、奥行きは上下
幅の4分の1程度で、背面壁11はほぼ底組式の形にな
っている。六角形に延びる周壁7の6つの面の各後端に
はスリット状の差込孔8(図2、図6等参照)が形成さ
れ、また、6つの面の1つである上面壁7a(図6参
照)には左右両端寄りに偏寄した位置に芳名板61取付
け用の差込孔9と、提げ手取付孔10が形成されてい
る。
【0027】このような形のケース本体5は各部がダン
ボールで一体に形成されている。その展開形状と折り方
を図7に示す。同図は既に一部を折り曲げた状態で示し
てあるが、展開状態は当然全体が平坦な形をしている。
同図における一点鎖線は折り線を示す。この図を見て分
かるように、ケース本体5の展開形状は、横一列に並ん
だ6つのパート13を有しており、各パート13は、周
壁7の6つの面を各別に構成する周壁構成部14と、互
いに半分程度重なり合って背面壁11を構成する背面壁
構成部15とが折り線を介して連続すると共に、周壁構
成部14は背面壁構成部15に連続した主部14aとこ
れに折り線を介して連続した折込み部14bとに区分さ
れ、各パート13の主部14aどうしだけが折り線を挟
んで横方向へ順次連続している。
【0028】周壁構成部14はほぼ横長の矩形をしてお
り、その折込み部14bの前後幅は主部14aの前後幅
の半分程度になっていて、主部14aと背面壁構成部1
5とが連続する折り線近くに前記したスリット上の差込
孔8が設けられている。背面壁構成部15は周壁構成部
14に対して30゜程度傾いた方向へ延びていて、その
傾いた方向に位置する側縁に切欠15aが形成されてい
る。同図において左から3つ目のパート13における周
壁構成部14に、芳名板取付用の差込孔9と、提げ手取
付孔10が設けられている。一番端にあるパート13の
主部14aからは貼合わせ片16が横へ張り出してい
る。
【0029】このような展開形状で形成されたダンボー
ル材は、例えば次のような手順で折り曲げる。すなわ
ち、先ず、全ての折込み部14bをそれぞれ対応する主
部14aに重なるように折り畳んだ後(図7では一部だ
け折り畳んだ状態で示してある)、左端又は右端のパー
ト13から順に、背面壁構成部15を周壁構成部14に
対して折り線で直角に折り曲げ、次いで、切欠15aが
ある側縁が隣接するパート13の周壁構成部14と背面
壁構成部15との連続部(折り線がある位置)に当るよ
うに、周壁構成部14を隣接するパート13に対して折
り曲げる、といった作業を繰り返し、最後に、貼合せ片
16を他端の主部14aに重ねて接着する。しかして、
主部14aと折込み部14bとで二枚構造にされた6つ
の周壁構成部14が六角形に連続して周壁7が形成され
ると共に、6つの背面壁構成部15が互いに半分程度重
なり合ってほぼ底組形の背面壁11が形成される。
【0030】このように形成されたケース本体5は、周
壁7と背面壁11がいずれも2枚構造になるので、高い
剛性を持ち、六角形に組み立てられた形がしっかり保持
される。尚、提げ手取付孔10には提げ手75の両端部
が通され、その両端部に抜止めプレート76(図7参
照)が取り付けられる。これにより、ケース本体5の上
面壁7aに提げ手75が取り付けられる。
【0031】〔B−1−b.中底〕(図1、図6) 中底31は、正六角形を為す主部31aとその6つの辺
から後へ向けて張り出した脚片31bとが一体に形成さ
れた形になっている。脚片31bは、主部31aの各辺
に沿って延びる細幅な矩形をしていて、その反主部31
a側の縁に切欠31cが形成されている。このような中
底31は、差込孔31dが上に来る向きでケース本体5
の奥部に嵌め込まれ、それによって、ケース本体5を補
強すると共に、主部31aの前面を供物配置のための平
坦な配置面としてケース本体内に形成する。従って、ケ
ース本体5の内部空間のうち中底31から手前の部分が
供物収納空間になる。
【0032】〔B−1−c.カバー〕(図1〜図3、図
6) カバー20は、ケース本体5の前面開口を塞ぐ前面壁2
1と、この前面壁21の6つの辺から各別に後側へ張り
出した6つの側壁22と、該側壁22の後端から突出し
た差込み片23(図6参照)とがダンボールで一体に形
成されており、前面壁21にはここを大きく刳り貫いた
窓21aが形成されている。この窓21aは、真円の下
半分を波状に大きく屈曲させた形になっていて、前面壁
21の裏面に貼り付けられたブラスチック製のフィルム
25によって塞がれる。このフィルム25は透明なもの
で、窓21aに表われる領域にリボンや蓮花の形を黒色
もしくは灰色で印刷することによって葬儀の雰囲気を醸
し出している。1つの側壁22には横長な提げ手通し孔
24が形成されている。
【0033】このようなカバー20は、提げ手通し孔2
4が設けられている側壁22が上に来る向きで、その6
つの側壁22をケース本体5の周壁7の6つの面に外側
から各別に重ねると共に、その差込み片23を折り曲げ
てケース本体5の前記差込孔8に差し込むことでケース
本体5に組み付けられる。これにより、ケース本体5の
前面開口が、透明な窓21aを備えた前面壁21で塞が
れる。尚、ケース本体5の背面壁構成部15に設けられ
ている前記切欠15aと、中底31に設けられている前
記切欠31cは、ケース本体5内に差し込まれた差込み
片23が背面壁構成部15や中底31にぶつからないよ
うにするためのものである。また、カバー20が取り付
けられるとき、ケース本体5に取り付けられている提げ
手75はカバー20の提げ手通し孔24を通して上に突
出する。
【0034】〔B−1−d.仕切り〕(図1、図2、図
4、図6) 複合仕切り板41は、中底31の主部31aと同じ大き
さのほぼ六角形状をしたベース部41aと、このベース
部41aの上下方向における中間から前方へ立ち上がっ
て左右方向へ水平に延びる中央仕切り壁41bと、この
中央仕切り壁41bの下に位置した左右2つの下部仕切
り壁41cとがダンボールで一体に形成されたもので、
中央仕切壁41bと左右の下部仕切壁41cはいずれも
2つ折りの山形をしている。中央仕切壁41bとここか
ら下側の領域との境である折り線のうち、左側の下部仕
切り壁41cから左側の部分と右側の下部仕切り壁41
cから右側の部分には切込み41d(図6参照)が入っ
ており、それにより、下部仕切壁41cを山形に折り起
こすことができるようにされている。
【0035】このような複合仕切板41は中底31に前
側から重ねるように収納され、それによって、供物収納
空間が中央仕切壁41bで上下に2分されると共に、そ
のように2分された空間の下半分が下部仕切壁41cに
よって左右方向で3つに区画される。独立仕切板45は
4つあり、これらは、上下方向に長い矩形のダンボール
を幅方向で2つ折りした形になっている。図面では、こ
の独立仕切板45を全て使用した形で示してあるが、こ
れは、収納する供物81の外形や大きさに応じて適宜用
いれば良い。中央仕切壁41bの左右両脇の隙間は三角
形状をした埋め部材47で埋める。
【0036】〔B−2.台座〕(図1〜図3、図5) 図示は省略してあるが、台座51の展開形状は、その折
り曲げ途中の状態を示す図5を見て分かるように、横長
なほぼ矩形を為すと共に所要の切り込みを入れた形にな
っていて、それを長手方向で折り曲げて両端部どうし接
着することにより縦形角筒状の周壁53を形成してい
る。この周壁53の左右両側壁の前半部における上部は
座部形成片53aになっており、また、周壁53の前側
壁の上部も別の座部形成片53bになっており、これら
座部形成片53a、53bは、ここから下の部分とは折
り線で連続しているが、側方の部位とは切り離されてい
る。
【0037】そして、左右の座部形成片53aを互いに
内側へ水平に折り曲げた後、これに重ねるように前側の
座部形成片53bを水平に折り曲げることで、座部55
が形成される。図5を見て分かるように、左右の座部形
成片53aがその余の部分と連続する折り線は水平に対
してほぼ15゜後下がりに傾斜しており、これに伴っ
て、周壁53の左右両側壁の上部前側縁53cはほぼ1
5゜後倒れに傾斜している。従って、この前側縁53c
を背当てとして座部55に載置される飾りケース3の重
量は、周壁53にほぼ真上から掛かることになるので、
それが10kgぐらいになっても台座51が潰れる虞れ
は無く、飾りケース3を安定に支えることができる。し
かも、台座51に載置された飾りケース3の姿勢は多少
後倒れになるので、この飾りケース3を高い位置からで
も見易い姿勢で見せることができる。
【0038】尚、座部形成片53aと53bには別の折
り線57も設けてあるので、この折り線57で折り曲げ
れば座部55の高さを高くすることができる。
【0039】〔C.用済み後の処分等〕以上のように、
葬儀用供物飾り1を構成する部材は大部分がダンボール
で形成され、一部が布やプラスチックフィルムで形成さ
れているので、軽量で持ち運びが楽であることは勿論、
各部材の製作は一般的な抜き型による裁断で済むし、大
量に製作する場合は自動箱折り機などを使用して高速で
組み立てることも可能である。そして、飾りケース3の
外殻と台座51と芳名板61のベース部62はダンボー
ルで形成されている上に、各部材はいずれも折り曲げ処
理で組み立てられ、ほんの一部に接着剤を使用している
だけであるから、用済み後は一般の者でも簡単に解体し
たり展開したりして処分することができる。
【0040】以上、本発明の実施の形態を説明したが、
本発明の具体的構成がこの実施の形態に限定されるもの
では無く、本発明の要旨から外れない範囲での設計変更
等があっても本発明に含まれる。例えば、実施の形態に
おいては、飾りケースの正面形状を六角形にしたが、こ
の形は六角形以外の多角形でも良いし、場合によっては
円形にしても良い。また、実施の形態においては、芳名
板を飾りケースの上面部に取り付けるようにしたが、台
座の背面部を高くしてそこに芳名板を取り付けるように
することも考えられる。
【0041】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、軽量
で、しかも容易且つ低コストで製作でき、後始末を誰で
も楽に行うことができ、リサイクルも容易であり、それ
でいてデザインや色の自由度も広い優れた供物飾りを提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る葬儀用供物飾りを使
用状態で示す全体斜視図である。
【図2】図1のA−A線に沿って切断した断面図であ
る。
【図3】図1に示す葬儀用供物飾りを分解した斜視図で
ある。
【図4】図1に示す葬儀用供物飾りにおける飾りケース
への供物収納形態の一例を示す斜視図である。
【図5】図1に示す葬儀用供物飾りの台座を半組立て状
態で示す斜視図である。
【図6】図1に示す葬儀用供物飾りの飾りケースを分解
した斜視図である。
【図7】図1に示す葬儀用供物飾りにおける飾りケース
のケース本体の展開形状と折り方を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…供物飾り 3…飾りケース 5…ケース本体 5、20…飾りケースの外殻 9、9′…飾りケース
の差込孔 13…パート 14…周壁構成部 15…背面壁構
成部 20…カバー 21…前面壁 21a…窓 23…(カバーの)取
付け部 51…台座 53…周壁部 53a、53b…周壁部の上側前部
55…座部 61…芳名板 62…ベース部 62a…主部
62b…側壁 62c…差込片 62d…挟み片 63…芳名記載
部(芳名記載紙) 75…提げ手 81…供物

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面に窓が設けられ主として垂直面内に多
    数の供物を配置して収納する飾りケースと、この飾りケ
    ースを載置するための台座と、芳名記載部を有し上記飾
    りケース又は台座に着脱自在に取り付けられる芳名板と
    を備えており、少なくとも飾りケースの外殻と台座及び
    芳名板の全部もしくは大部分を板紙又はダンボールなど
    の紙材料で形成したことを特徴とする供物飾り。
  2. 【請求項2】請求項1に記載した供物飾りにおいて、飾
    りケースに提げ手を取り付けたことを特徴とする供物飾
    り。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載した供物飾りにおい
    て、飾りケースは、正面視外形が5角以上の多角形を為
    すと共に、前面が開口し供物が収納されるケース本体と
    該ケース本体の前面開口を塞ぐカバーとで外殻が構成さ
    れ、ケース本体は周壁構成部と背面壁構成部とが連続し
    た形のパートを上記外形の角数と同じ数横一列に並べて
    一体に形成した紙材料製の部材を折り曲げて製作し、カ
    バーは窓が形成された前面壁とケース本体への取付け部
    とを紙材料で一体に製作したことを特徴とする供物飾
    り。
  4. 【請求項4】請求項1から3のいずれかに記載した供物
    飾りにおいて、台座は、縦形角筒状をした周壁部と飾り
    ケースが載置される座部とが紙材料で一体に形成されて
    おり、座部は周壁部の上側前部を内側へ折り曲げて形成
    したことを特徴とする供物飾り。
  5. 【請求項5】請求項1から4のいずれかに記載した供物
    飾りにおいて、芳名板は、短冊様の芳名記載紙と、この
    芳名記載紙を挟み止めるための挟み片が切り起こし形成
    された主部とこの主部の左右両側縁から後ろへ張り出し
    た側壁と飾りケースの上面部に設けられた差込孔に差し
    込まれる差込片とを備えた紙材料製のベース部とで構成
    したことを特徴とする供物飾り。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008073079A (ja) * 2006-09-19 2008-04-03 Morikei Kk 仏事用の装飾装置
JP7437752B2 (ja) 2020-05-21 2024-02-26 株式会社石巻アパラタス 鏡餅飾り組立装置、及び、鏡餅飾りの製造方法

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