JP2003188785A - 衛星通信システムの連送制御方式 - Google Patents

衛星通信システムの連送制御方式

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各サービス地域の地域気象によって、通信ま
たは放送電波の減衰を引き起こすときの回線品質の劣化
を防ぐ。特に通信または放送電波の減衰を補償する送信
電力を確保できない時に、回線品質の劣化を防ぐ。 【解決手段】 衛星通信システムにおいて、地域気象情
報収集及び配信機関1で収集した複数のサービス地域
A,B,Cの気象情報Sa,Sb,Scを、気象情報S
dとして演算・連送制御装置10に送る。演算・連送制
御装置10は、降雨量による降雨減衰を補償する連送回
数を設定し、この連送回数になる様に衛星管制局3で衛
星4からサービス地域への連送を制御して信号強度減衰
の補償・修正を行う。また、状況に応じて連送の時間間
隔を設定し、制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、衛星を介して複
数のサービス地域に通信または放送を行う衛星通信シス
テムにおいて、各サービス地域の地域気象情報による信
号強度減衰の補償・修正に供される制御方式に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の衛星通信システムでは、衛星通信
または衛星放送において、通信または放送の電波減衰に
つながる電波障害量情報の1つである降雨減衰量を予め
統計的手法によって推定し、目標とする回線稼動率を満
たす降雨減衰量の推定値を見込んだ一定の強さの電波
を、衛星から地球局あるいは地球局から衛星へ放射して
いる。この降雨減衰量を考慮して余裕を持たせることを
降雨マージンと称している。通信または放送の品質確保
のために一定値の固定された電波障害量の降雨マージン
を見込んでいる従来の通信・放送衛星は、推定値に基い
ているので、実際には降雨量が多くて推定による降雨マ
ージンでは降雨減衰量を補償できない地域や、晴天で降
雨マージンが必要でない地域が存在したりして、衛星の
限りある電力を有効に用いていなかった。
【0003】そこで、降雨減衰量の推定値を用いずに、
実際の降雨量によって電力制御する衛星通信システム
が、特開平5−41683号公報に示されている。図5
は、特開平5−41683号公報に掲載された従来の衛
星通信・放送電力制御方式を示す構成図である。図にお
いて、A,B,Cは通信または放送電波を受信する複
数、例えば3箇所のサービス地域、Sa,Sb,Scは
サービス地域A,B,Cそれぞれの降雨等の地域気象情
報、Sdは各サービス地域A,B,Cから寄せられた地
域気象情報Sa,Sb,Scを集合した全気象情報、S
1は送信電力制御情報、1は地域気象情報収集及び配信
機関、2は演算装置、3は衛星管制局、4は衛星、5は
マルチビームアンテナ、T1は送信電力制御情報S1を
衛星4へ伝える電波、Ta,Tb,Tcは通信または放
送の複数の各サービス地域A,B,C向けの通信電波ま
たは放送電波である。ここで、衛星内のアンテナに供給
される供給送信電力総量のうち、各サービス地域A,
B,Cのそれぞれに対して見込んだ降雨マージンに相当
する送信電力が予めそれぞれ設定される。その各サービ
ス地域に対して設定された降雨マージンに相当する送信
電力の全サービス地域での合計を降雨減衰補償用送信電
力としている。
【0004】次に動作について説明する。各サービス地
域A,B,Cの地域気象情報Sa,Sb,Scは地域気
象情報収集及び配信機関1を経由して、各サービス地域
A,B,Cの集合された気象情報Sdとして即時または
間欠的に演算装置2へ入力される。演算装置2は、全気
象情報Sdに基づき、降雨減衰補償用送信電力をサービ
ス地域A,B,Cへ振分け配分する情報、即ち送信電力
制御情報S1を導く。この時、降雨減衰補償用送信電力
を降雨による回線品質の劣化がより大きいと予測される
サービス地域A,B,Cへ優先的に振分け配分する。演
算装置2で得られた送信電力制御情報S1は衛星管制局
3を経由して送信電力制御情報を伝える電波T1として
衛星4に伝えられる。衛星4は電波T1により伝えられ
た送信電力制御情報S1に基づき各サービス地域A,
B,C向けの送信電力を制御し、各サービス地域向けの
通信電波または放送電波Ta,Tb,Tcをマルチビー
ムアンテナ5から放射する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来は以上のように構
成されていたので、降雨量が多すぎると、降雨減衰補償
用送信電力の限界を超えることがある。このように降雨
量の増加による降雨減衰量を、送信電力を増加すること
で補償しきれない時には、回線品質が劣化して信号強度
が減衰し、情報が欠落するという問題点があった。
【0006】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、降雨減衰補償用送信電力の限
界を超える降雨量の場合でも、信号強度減衰を補償して
情報をサービス地域に送達できる信頼性の高い衛星通信
システムの連送制御方式を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる衛星通
信システムの連送制御方式は、衛星を介して複数のサー
ビス地域に通信または放送する際、通信または放送電波
の減衰につながる前記各サービス地域の地域気象に係る
電波障害量情報に基いて前記各サービス地域への連送回
数を設定する連送回数設定手段と、この設定した連送回
数になるように、前記衛星から前記各サービス地域への
連送回数を制御する連送回数制御手段とを備えたことを
特徴とするものである。
【0008】また、この発明に係わる衛星通信システム
の連送制御方式において、前記地域気象に係る電波障害
量情報は降雨量であり、前記連送回数設定手段は、前記
各サービス地域に対し、その地域の前記降雨量による降
雨減衰量を補償する送信電力を確保できない時、前記降
雨減衰量を補償するような連送回数を設定することを特
徴とするものである。
【0009】また、この発明に係わる衛星通信システム
の連送制御方式において、前記地域気象に係る電波障害
量情報は降雨量であり、前記連送回数設定手段は、前記
各サービス地域に対し、その地域の前記降雨量による降
雨減衰量を補償するような送信電力と連送回数を設定す
るものとし、前記衛星から前記各サービス地域への送信
電力が前記設定した送信電力になるように構成したこと
を特徴とするものである。
【0010】また、この発明に係わる衛星通信システム
の連送制御方式は、連送の時間間隔を設定する連送間隔
設定手段と、この設定した連送間隔になるように、前記
衛星から前記各サービス地域への連送間隔を制御する連
送間隔制御手段とを備えたことを特徴とするものであ
る。
【0011】また、この発明に係わる衛星通信システム
の連送制御方式における前記連送間隔設定手段は、前記
地域気象の風速に基いて連送の時間間隔を設定すること
を特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1に係る衛星通信システムの要部を示す構成
図である。図において、A,B,Cは通信または放送電
波を受信する複数、例えば3箇所のサービス地域、S
a,Sb,Scはサービス地域A,B,Cそれぞれの地
域気象情報、Sdは各サービス地域A,B,Cから寄せ
られた地域気象情報Sa,Sb,Scを集合した全気象
情報、S10は各サービス地域A,B,Cの送信電力・
連送制御情報、1は地域気象情報収集及び配信機関、3
は衛星管制局、4は衛星、5はマルチビームアンテナ、
10は演算・連送制御装置、T1は送信電力・連送制御
情報S10のうちの各サービス地域A,B,Cへの送信
電力制御情報を衛星4へ伝える電波、Ta,Tb,Tc
は通信または放送の複数の各サービス地域A,B,C向
けの通信電波または放送電波である。また、図2はこの
実施の形態に係る連送制御方式を説明するグラフで、横
軸に降雨量(mm/h)、縦軸に連送回数(回)を示
す。
【0013】衛星を介して複数のサービス地域に通信ま
たは放送する際、各サービス地域の地域気象に係る電波
障害によって、通信または放送電波の信号強度減衰が生
じる。この実施の形態では、例えば地域気象の降雨量が
通信または放送電波の減衰を招く電波障害量であるとし
ている。このため、各サービス地域A,B,Cの地域気
象の降雨量情報に基いて各サービス地域A,B,Cへの
信号強度減衰を演算し、この信号強度減衰に応じて衛星
内のアンテナへの供給送信電力総量を振分け配分して、
信号強度減衰の補償または修正を行うように制御してい
る。
【0014】次にこの実施の形態の動作について説明す
る。図1において、各サービス地域A,B,Cの地域気
象情報Sa,Sb,Scは地域気象情報収集及び配信機
関1を経由して、各サービス地域A,B,Cの集合され
た全気象情報Sdとして即時または間欠的に演算・連送
制御装置10へ入力される。演算・連送制御装置10
は、全気象情報Sdに基づき、降雨減衰補償用送信電力
を各サービス地域A,B,Cへ配分する情報を作成す
る。即ち、衛星内のアンテナへの供給送信電力総量に
は、各サービス地域A,B,Cの降雨減衰量を考慮して
持たせた余裕(降雨マージン)に相当する送信電力があ
るが、その一部または全部を、全サービス地域に対する
降雨減衰補償用送信電力とする。演算・連送制御装置1
0によって、降雨減衰補償用送信電力を、降雨による回
線品質の劣化がより大きいと予測されるサービス地域
A,B,Cへ優先的に振分け配分する情報、即ち送信電
力制御情報を導く。そして全サービス地域の降雨減衰量
を補償するような送信電力を確保できた場合、各サービ
ス地域の連送回数を1回として連送制御情報を作成す
る。
【0015】次に、いずれか1つまたは複数のサービス
地域の降雨量が多くて、全サービス地域の降雨減衰量を
補償する送信電力を降雨減衰補償用送信電力で確保でき
ない場合について説明する。全気象情報Sdの降雨量情
報に基いて、降雨減衰補償用送信電力を各サービス地域
A,B,Cへ配分する情報を作成する際、例えば降雨量
が少ないサービス地域から順にその降雨マージンに相当
する送信電力を振分け配分していく。複数のサービス地
域のうちでその降雨減衰量を補償する送信電力を確保で
きた地域に対しては、連送回数を1回として設定する。
また、複数のサービス地域のうちでその降雨減衰量を補
償する送信電力を確保できないサービス地域に対して
は、図2に示すように降雨量に従って2回以上の連送回
数を設定して連送制御情報とする。このサービス領域の
送信電力制御情報は送信電力の基準値でもよいし、降雨
減衰補償用送信電力がまだあればこれに基準値をプラス
した送信電力を設定してもよい。
【0016】この様に設定した情報は、送信電力・連送
制御情報S10として、衛星管制局3へ伝えられる。衛
星管制局3では、連送制御情報に基づき連送制御が実施
されるが、送信電力制御情報の方は電波T1として衛星
4に伝えられ、衛星4は電波T1により伝えられた送信
電力制御情報に基づいて、各サービス地域A,B,C向
けの送信電力を制御し、各サービス地域向けの通信波ま
たは放送波Ta,Tb,Tcをマルチビームアンテナ5
から放射する。
【0017】連送制御は、図2に示されるように、降雨
量が増大するに従って、最初は連送回数を1回として送
信電力を増やすことで降雨減衰量を補償するが、降雨量
による降雨減衰量を補償するような送信電力を確保でき
なくなると、連送回数を2回、3回と増やしていく。
【0018】さらに、降雨量に応じて連送回数を増加さ
せるだけではなく、例えば、送信する情報の重要度をも
考慮して連送回数を設定することもできる。即ち、降雨
率xの時のエラー率をαとし、エラー許容率をβとし
て、連送回数yが次式を満たすように設定する。 αy <β ここでxは降雨率(mm/h)を意味し、エラー率α=
BER(Bit Error Rate)であり、エラー許容率β=B
ERの許容限界値である。降雨率xの時のエラー率をα
とし、エラー許容率をβとして、予め演算・連送制御装
置10に記憶しておけば、全降雨量情報Sdから降雨率
xを演算することで連送回数yを設定することができ
る。上記の式におけるエラー許容率βを、情報の重要度
等に応じて設定すれば、連送回数yも情報の重要度に合
わせて変化し、降雨減衰を補償できると共に、特に重要
な情報を確実に通信することができる。
【0019】また、上記の図2に基く連送制御では、連
送回数が1回の時には、送信電力を増やすことで降雨減
衰を補償し、連送回数が2回以上の時には、降雨量に対
して一定の送信電力としている。これに対し、連送回数
が2回以上の時にも降雨減衰を考慮して送信電力を変化
させてもよい。連送回数が2回以上の時も送信電力を変
化させることで、より降雨減衰に適した送信電力及び連
送回数を設定することができ、確実に情報を送信できる
とともに送信電力の節約を図ることができる。
【0020】また、演算・連送制御装置10で送信電力
・連送制御情報S10を作成する際、図3に示すように
設定してもよい。図3は、1つのサービス地域の連送制
御を示すもので、横軸に降雨量(mm/h)、縦軸に連
送回数と送信電力を示している。グラフ内の実線は連送
回数であり、点線は送信電力である。送信電力の最大値
は、このサービス地域で確保できる所定の送信電力であ
る。図3に示したグラフを利用して、ある降雨量の時に
そのx軸の値からy軸の値である連送回数と送信電力と
を決定する。この制御方式では、全サービス地域の降雨
減衰量を補償する送信電力を降雨減衰補償用送信電力で
確保できない場合に連送回数を増やすのではなく、ある
地域でその時点の降雨量に応じて最適な送信電力と連送
回数を設定する。このため、より降雨減衰に適した送信
電力及び連送回数を設定することができ、確実に情報を
送信できるとともに送信電力の節約を図ることができ
る。
【0021】なお、地域気象情報Sa,Sb,Sc及び
気象情報Sdの電波障害量情報としては、気象庁が提供
するAMeDAS(アメダス)毎正時1時間降水量、レ
ーダアメダス合成降水量、降水量の短時間予報等が考え
られる。地域気象情報収集及び配信機関1としては、気
象庁や日本気象協会、民間の気象情報会社等が考えられ
る。また、降雨量の他に気象情報Sdに係る電波障害量
情報としては、降雪量、風力、温度、湿度、濃霧、落雷
等が考えられ、これらが原因となる電波障害量情報に対
しても、連送回数を設定して連送することで、回線劣化
を防ぐことができる衛星通信システムが得られる。
【0022】実施の形態2.図4はこの発明の実施の形
態2による衛星通信システムの連送制御方式を説明する
グラフで、1つのサービス地域の連送の時間間隔制御を
示すものであり、横軸に風速(km/h)、縦軸に連送
間隔(分)を示す。実施の形態1では、連送制御を行う
場合、連送の時間間隔をとらずに連続して行っていた
が、この実施の形態では、連送の時間間隔を設定して、
所定時間置いてから連送するように制御している。ここ
で、衛星通信システムの構成や、連送回数の設定など
は、実施の形態1と同様である。
【0023】例えば、実施の形態1の演算・連送制御装
置10で降雨減衰を補償するように連送回数を設定して
も、風速が遅い場合には雨雲が停滞しており、何度送っ
ても同じということになりかねない。このような場合に
は雨雲が移動してから連送を行うようにするため、この
実施の形態では、風速に基いて時間間隔を設定してい
る。即ち、図4に示すように風速が遅い場合には連送間
隔を長く設定する。一方、風速が速い場合には雨雲の移
動も速いので、連続して送っても、実際にはサービス地
域内には複数の受信局があり、そのサービス地域内の前
回とは異なる受信局に情報を送達することができる。従
って、風速が速くなるにつれて連送間隔を短く設定す
る。この時の各サービス地域の風速は、図1に示したよ
うに、地域気象情報収集及び配信機関1に集められた各
サービス地域A,B,Cの気象情報Sa,Sb,Scに
含まれているはずであり、演算・連送制御装置10に送
られる複数のサービス地域の地域気象情報を集合した気
象情報Sdに含まれる。またこの様に設定した連送の時
間間隔の情報は、送信電力・連送制御情報S10とし
て、衛星管制局3へ伝えられる。衛星管制局3では、連送
間隔制御情報に基づき連送間隔制御が実施される。この
ように、演算・連送制御装置10において、連送間隔を
状況に応じて変化させることで、確実に情報を送信で
き、衛星通信システムの信頼性を向上できる。
【0024】なお、上記では風速に応じて連送間隔を変
化させたが、通信電波が混み合う時間帯などの場合には
連送の時間間隔を長く設定してもよい。また、例えば通
信状況を一定時間毎に検知して、電波の込み合った状態
が解消された時点で送信するように構成してもよい。な
お、上記では、複数のサービス地域の数をA,B,Cの
3箇所にしているが、これに限るものではない。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、衛星を介して複数のサービス地域に通信または放送
する際、通信または放送電波の減衰につながる前記各サ
ービス地域の地域気象に係る電波障害量情報に基いて前
記各サービス地域への連送回数を設定する連送回数設定
手段と、この設定した連送回数になるように、前記衛星
から前記各サービス地域への連送回数を制御する連送回
数制御手段とを備えたことにより、電波の減衰を送信電
力で補償できない時でも情報を信頼性高くサービス地域
に送達できる衛星通信システムの制御方式が得られる。
【0026】また、前記地域気象に係る電波障害量情報
は地域気象の降雨量情報であり、前記連送回数設定手段
は、前記各サービス地域に対し、その地域の前記降雨量
による降雨減衰量を補償する送信電力を確保できない
時、前記降雨減衰量を補償するような連送回数を設定す
ることにより、降雨減衰を送信電力で補償できない時で
も情報を信頼性高くサービス地域に送達できる衛星通信
システムの制御方式が得られる。
【0027】また、前記地域気象に係る電波障害量情報
は地域気象の降雨量であり、前記連送回数設定手段は、
前記各サービス地域に対し、その地域の前記降雨量によ
る降雨減衰量を補償するような送信電力と連送回数を設
定するものとし、前記衛星から前記各サービス地域への
送信電力が前記設定した送信電力になるように構成した
ことにより、降雨量に適した送信電力量に設定でき、送
信電力の節約を図ることのできる衛星通信システムの連
送制御方式が得られる。
【0028】また、連送の時間間隔を設定する連送間隔
設定手段と、この設定した連送間隔になるように、前記
衛星から前記各サービス地域への連送間隔を制御する連
送間隔制御手段とを備えたことにより、状況に適した連
送制御を行なうことができ、信頼性を向上できる衛星通
信システムの連送制御方式が得られる。
【0029】さらにまた、前記連送間隔設定手段は、前
記地域気象の風速によって連送の時間間隔を設定するこ
とにより、状況に適した連送制御を行なうことができ、
より信頼性を向上できる衛星通信システムの連送制御方
式が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1における衛星通信シ
ステムの要部を示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係る制御方式を説
明するもので、1つのサービス地域の降雨量に対する連
送回数を示すグラフである。
【図3】 実施の形態1に係る他の制御方式を説明する
もので、1つのサービス地域の降雨量に対する連送回数
及び送信電力を示すグラフである。
【図4】 この発明の実施の形態2に係る制御方式を説
明するもので、1つのサービス地域の風速に対する連送
間隔を示すグラフである。
【図5】 従来の衛星通信システムの要部を示す構成図
である。
【符号の説明】
1 地域気象情報収集及び配信機関 3 衛星管制局 4 衛星 10 演算・連
送制御装置 A,B,C 通信または放送のサービス地域 Sa、Sb、Sc 各サービス地域A、B、Cの地域気
象情報 Sd 複数のサービス地域の地域気象情報を集合した気
象情報 S10 送信電力・連送制御情報。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衛星を介して複数のサービス地域に通信
    または放送する際、通信または放送電波の減衰につなが
    る前記各サービス地域の地域気象に係る電波障害量情報
    に基いて前記各サービス地域への連送回数を設定する連
    送回数設定手段と、この設定した連送回数になるよう
    に、前記衛星から前記各サービス地域への連送回数を制
    御する連送回数制御手段とを備えたことを特徴とする衛
    星通信システムの連送制御方式。
  2. 【請求項2】 前記地域気象に係る電波障害量情報は降
    雨量であり、前記連送回数設定手段は、前記各サービス
    地域に対し、その地域の前記降雨量による降雨減衰量を
    補償する送信電力を確保できない時、前記降雨減衰量を
    補償するような連送回数を設定することを特徴とする請
    求項1記載の衛星通信システムの連送制御方式。
  3. 【請求項3】 前記地域気象に係る電波障害量情報は降
    雨量であり、前記連送回数設定手段は、前記各サービス
    地域に対し、その地域の前記降雨量による降雨減衰量を
    補償するような送信電力と連送回数を設定するものと
    し、前記衛星から前記各サービス地域への送信電力が前
    記設定した送信電力になるように構成したことを特徴と
    する請求項1記載の衛星通信システムの連送制御方式。
  4. 【請求項4】 連送の時間間隔を設定する連送間隔設定
    手段と、この設定した連送間隔になるように、前記衛星
    から前記各サービス地域への連送間隔を制御する連送間
    隔制御手段とを備えたことを特徴とする請求項1〜請求
    項3のいずれか1項に記載の衛星通信システムの連送制
    御方式。
  5. 【請求項5】 前記連送間隔設定手段は、前記地域気象
    の風速に基いて連送の時間間隔を設定することを特徴と
    する請求項4記載の衛星通信システムの連送制御方式。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005321235A (ja) * 2004-05-06 2005-11-17 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 電波減衰算出装置、減衰最大値解析装置、降雨影響度解析装置及び電波減衰算出プログラム
JPWO2007007383A1 (ja) * 2005-07-08 2009-01-29 富士通株式会社 送信装置、受信装置、情報通信方法
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