JP2003189091A - 画像処理装置、画像処理方法、および画像処理プログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、および画像処理プログラム

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JP2003189091A
JP2003189091A JP2001382833A JP2001382833A JP2003189091A JP 2003189091 A JP2003189091 A JP 2003189091A JP 2001382833 A JP2001382833 A JP 2001382833A JP 2001382833 A JP2001382833 A JP 2001382833A JP 2003189091 A JP2003189091 A JP 2003189091A
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JP
Japan
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area
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Application number
JP2001382833A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Suzuki
浩之 鈴木
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 網点画像の線数に関わらず、網点画像を正確
に判別することができる画像処理装置、画像処理法法、
および画像処理プログラムを提供すること。 【解決手段】 網点/カラー領域信号作成部32に、低
周波網点画像および高周波網点画像をそれぞれ判別する
ために、低周波孤立点検出フィルタ572と低周波孤立
点個数カウント部60と比較器64、および高周波孤立
点検出フィルタ573と高周波孤立点個数カウント部6
1と比較器65を設ける。そして、比較器64と65と
の出力の論理和をOR回路68で算出し、その算出結果
に対し網点領域拡張処理部69による拡張処理を施した
信号を網点領域信号(_AMI)として出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各画素ごとの属性
の判別を行う画像処理装置に関する。さらに詳細には、
網点画像を線数の大きさに関わらずに精度よく判別する
ことができる画像処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像をスキャナを用いて読み取り、画素
に分解して画像処理を行うデジタル複写機などにおいて
は、文字画像、写真画像、および網点画像によって最適
な画像処理方法が異なっているため、画像の属性を判別
してその判別結果に応じて画像処理方法が切り替えられ
ている。このため、画像の属性を正確に判別することが
要求される。そして、文字画像と判別されたものに対し
てはエッジ強調処理を施し、写真画像あるいは網点画像
と判別されたものに対してはスムージング処理を施す処
理が一般的に行われている。ここで、網点画像の判別は
一般的に、網点画像を形成している孤立点を検出し、所
定領域内に存在する孤立点の個数を計数して、その計数
結果に基づき行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の画像処理装置では、すべての網点画像を精度よ
く判別することができないという問題があった。すなわ
ち、スキャナで十分に解像することができる線数が粗い
網点画像を、文字画像であると誤判別することがあっ
た。なぜなら、線数が粗い網点画像の場合、文字画像に
おける孤立点の個数と差がなくなり、文字画像も網点画
像として検出されるおそれがある。そのため、このよう
な誤検出を防止すべく網点領域を判別するための閾値を
大きくしているからである。そして、網点画像が文字画
像と誤判別されると、網点画像に対してエッジ強調処理
が施される。その結果、その網点画像の濃度が濃く再現
されてしまい再現性が悪化していた。
【0004】そこで、本発明は上記した問題点を解決す
るためになされたものであり、網点画像の線数に関わら
ず、網点画像を正確に判別することができる画像処理装
置、画像処理法法、および画像処理プログラムを提供す
ることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めになされた本発明に係る画像処理装置は、画像データ
に基づき網点画像の特徴を示す網点特徴点画素を抽出す
る第1網点特徴点画素抽出手段と、第1網点特徴点画素
抽出手段とは異なる条件で網点特徴点を抽出する第2網
点特徴点画素抽出手段と、第1網点特徴点画素抽出手段
により抽出された網点特徴点画素のうち注目画素を含む
第1の領域内に存在するものの個数を計数する第1網点
特徴点画素計数手段と、第2網点特徴点画素抽出手段に
より抽出された網点特徴点画素のうち注目画素を含む第
2の領域内に存在するものの個数を計数する第2網点特
徴点画素計数手段と、第1および第2網点特徴点画素計
数手段の計数結果に基づき、注目画素が網点領域に属す
るか否かを判別する網点領域判別手段と、を有すること
を特徴とするものである。
【0006】この画像処理装置では、まず、画像データ
から網点特徴点画素が抽出される。すなわち、第1網点
特徴点画素抽出手段と第2網点特徴点画素抽出手段とに
より、異なる条件下で網点画像の特徴を示す網点特徴点
画素がそれぞれ抽出される。
【0007】ここで、第1網点特徴点画素抽出手段は、
線数の粗い網点画像における網点特徴点画素を抽出し、
第2網点特徴点画素抽出手段は、線数の細かい網点画像
における網点特徴点画素を抽出するようにすればよい。
なお、網点特徴点画素の抽出条件は、第1網点特徴点画
素抽出手段の方が第2網点特徴点画素抽出手段よりも厳
しく設定される。
【0008】このようにそれぞれの条件下で網点特徴点
画素が抽出されると、次に所定領域内に存在するそれぞ
れの個数が計数される。すなわち、第1網点特徴点画素
計数手段により、第1網点特徴点画素抽出手段で抽出さ
れた網点特徴点画素のうち注目画素を含む第1の領域内
に存在するものの個数が計数される。また、第2網点特
徴点画素計数手段により、第2網点特徴点画素抽出手段
で抽出された網点特徴点画素のうち注目画素を含む所定
領域内に存在するものの個数が計数される。なお、第1
の領域と第2の領域とは、同じサイズであってもよい
し、異なるサイズであってもよい。
【0009】そして、網点特徴点画素の個数の計数が終
了すると、網点領域判別手段により、第1および第2網
点特徴点画素計数手段の計数結果に基づき、注目画素が
網点領域に属するか否かが判別される。
【0010】具体的には、網点領域判別手段は、第1網
点特徴点画素計数手段の計数値が第1の閾値より大きい
場合、あるいは第2網点特徴点画素計数手段の計数値が
第2の閾値より大きい場合に、注目画素は網点領域に属
すると判別する。なお、第1の閾値は、第2の閾値より
も小さい。
【0011】上記のようにして網点画像の判別を行うこ
とができるのは以下の理由からである。すなわち、線数
が粗い(低周波)網点画像は、固定領域において孤立点
の個数が少なくなるので、文字領域に多くの孤立点が検
出されてしまうと、文字画像と網点画像との区別が難し
くなる。しかし、線数の粗い網点画像の孤立点は、読み
取った時に解像しやすい。従って、文字領域に孤立点が
検出されないような厳しい条件で検出することで、文字
画像における孤立点との差をだすことができる。このた
めに、網点特徴点画素の抽出条件は、第1網点特徴点画
素抽出手段の方が第2網点特徴点画素抽出手段よりも厳
しく設定されているのである。
【0012】一方、線数が細かい(高周波)網点画像
は、読み取り解像度の限界を超えてしまうので、孤立点
が潰れる箇所が発生する。このため、孤立点を検出しや
すくする必要がある。その結果、細かな文字画像でも孤
立点が多く検出されやすい。しかし、線数の細かい網点
画像における孤立点は、固定領域において個数が非常に
多く存在する。従って、文字画像における孤立点の個数
と差がでやすい。
【0013】このように、線数の大きさにより網点画像
の特徴が異なる。このため本発明の画像処理装置では、
線数の粗い網点画像と、線数の細かい網点画像とを別々
に判別している。また、それぞれの判別は、異なる条件
(網点特徴点画素の抽出条件および網点画像の判別閾
値)、つまりそれぞれの網点画像を正確に判別すること
ができるような条件を設定した上で行われる。そして、
網点領域判別手段により、注目画素が線数の粗い網点画
像または線数の細かい網点画像のいずれかに属していれ
ば、注目画素は網点領域に属すると判断される。従っ
て、線数の大きさに関わらず、網点領域を正確に判別す
ることができるのである。このため、網点画像に対して
エッジ強調が施されることはない。従って、網点画像の
濃度が濃くなることはない。
【0014】また、本発明は、画像データに基づき網点
画像の特徴を示す網点特徴点画素を抽出する第1網点特
徴点画素抽出工程と、第1網点特徴点画素抽出工程とは
異なる条件で網点特徴点を抽出する第2網点特徴点画素
抽出工程と、第1網点特徴点画素抽出工程により抽出さ
れた網点特徴点画素のうち注目画素を含む第1の領域内
に存在するものの個数を計数する第1網点特徴点画素計
数工程と、第2網点特徴点画素抽出工程により抽出され
た網点特徴点画素のうち注目画素を含む第2の領域内に
存在するものの個数を計数する第2網点特徴点画素計数
工程と、第1網点特徴点画素計数工程での計数値と第1
の閾値とを比較する第1比較工程と、第2網点特徴点画
素計数工程での計数値と第2の閾値とを比較する第2比
較工程と、第1および第2比較工程における比較結果に
基づき、注目画素が網点領域に属するか否かを判別する
網点領域判別工程と、を有することを特徴とする画像処
理方法にも及ぶこととする。
【0015】さらに、本発明は、コンピュータに、画像
データに基づき網点画像の特徴を示す網点特徴点画素を
抽出する第1網点特徴点画素抽出ステップと、第1網点
特徴点画素抽出ステップとは異なる条件で網点特徴点を
抽出する第2網点特徴点画素抽出ステップと、第1網点
特徴点画素抽出ステップにより抽出された網点特徴点画
素のうち注目画素を含む第1の領域内に存在するものの
個数を計数する第1網点特徴点画素計数ステップと、第
2網点特徴点画素抽出ステップにより抽出された網点特
徴点画素のうち注目画素を含む第2の領域内に存在する
ものの個数を計数する第2網点特徴点画素計数ステップ
と、第1網点特徴点画素計数ステップでの計数値と第1
の閾値とを比較する第1比較ステップと、第2網点特徴
点画素計数ステップでの計数値と第2の閾値とを比較す
る第2比較ステップと、第1および第2比較ステップに
おける比較結果に基づき、注目画素が網点領域に属する
か否かを判別する網点領域判別ステップと、を実現させ
ることを特徴とする画像処理プログラムにも及ぶことと
する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の画像処理装置を具
体化した最も好適な実施の形態について図面に基づいて
詳細に説明する。なお、実施の形態において、網点中文
字とは、網点で表現される網点画像内に描かれた文字画
像であって背景が網点である文字画像を意味する。ま
た、網点中文字領域とは、網点画像内に描かれた文字画
像の領域を意味する。
【0017】本実施の形態に係るカラー画像処理装置の
概略構成を図1に示す。このカラー画像処理装置には、
CCDセンサ11と、画像合成部12と、A/D変換部
13と、シェーディング補正部14と、各ライン間の補
正を行うライン間補正部15と、各色の色収差の補正を
行う色収差補正部16と、変倍・移動処理部17と、色
変換部18と、色補正部19と、領域判別部20と、M
TF補正部21と、プリンタI/F22とが備わってい
る。
【0018】CCDセンサ11は、スキャナにより原稿
を走査して得られる反射光を受光し、それを光電変換し
てアナログのRGB信号を得るものである。画像合成部
12は、CCDセンサ11で取得されたアナログのRG
B信号のそれぞれの信号についてのodd(奇数成分)
とeven(偶数成分)とを合成するものである。A/
D変換部13は、画像合成部12で合成されたアナログ
のRGB信号をデジタル信号に変換するものである。な
お、画像合成部12およびA/D変換部13は、RGB
信号のそれぞれの信号に対応して設けられている。
【0019】シェーディング補正部14は、画像上の主
走査方向の光量ムラを除去するものである。具体的に
は、原稿の読み取り動作前に、シェーディング補正用の
白色板からの反射光をCCDセンサ11で受光し、そこ
で得られたアナログデータをデジタルデータに変換して
からそのデジタルデータをメモリに記憶する。そして、
原稿の読み取り時に、メモリに記憶されたデジタルデー
タを基準値として原稿の読み取りデータを補正するよう
になっている。
【0020】変倍・移動処理部17は、メモリの書き込
みおよび読み出し動作の制御を行うことにより、画像の
主走査方向における拡大・縮小処理および画像の移動処
理を行うものである。色変換部18は、規格化された表
色系への変換を行うものであり、ここではRGB信号に
基づいてLabデータを作成するようになっている。そ
して、色変換部18で作成されたLabデータは、色補
正部19および領域判別部20に入力されるようになっ
ている。色補正部19は、Labデータに基づき、実際
に用いる4色のトナーの分光特性、記録プロセスを考慮
して所望する色で記録が可能な記録濃度信号CMYKを
作成するものである。
【0021】領域判別部20は、各画素ごとに画像属性
を判別するものであり、各属性に対応する信号を生成し
て、それらの信号に基づき最終的にはMTF補正部21
に対する制御信号(CDMPX,KDMPX)を生成す
るようになっている。この領域判別部20には、図2に
示すように、カラー信号作成部30と、各種エッジ信号
作成部31と、網点/カラー領域信号作成部32と、網
点中文字領域信号作成部33と、MTF制御信号作成部
34とが備わっている。
【0022】ここで、カラー信号作成部30は、色変換
部18で作成されたLabデータに基づいて、カラー信
号(COLOR)および黒色領域信号(_BLACK)
を作成するものである。そして、カラー信号作成部30
は、図3に示されるように、変換部35と、カラー判定
用閾値テーブル36および黒判定用閾値テーブル37
と、2つの比較器38,39とから構成されている。
【0023】変換部35は、色変換部18で作成された
色差データ(a8−0,b8−0)を用い、変換式(√
(a2 +b2 ))により彩度データ(W7−0)を作成
するものである。カラー判定用閾値テーブル36は、明
度データ(L7−0)に基づきカラー信号(COLO
R)を生成するための閾値を作成するものである。ま
た、黒判定用閾値テーブル37は、明度データ(L7−
0)に基づき黒色領域信号(_BLACK)を生成する
ための閾値を作成するものである。ここにおいて、カラ
ー信号(COLOR)および黒色領域信号(_BLAC
K)を生成するための閾値を明度データ(L7−0)に
基づいて作成しているのは、彩度量が明度に非線形的に
依存しているためである。
【0024】このような構成によりカラー信号作成部3
0は、比較器38において、彩度データ(W7−0)と
カラー判別用閾値テーブル36によって作成された閾値
とを比較することにより、カラー信号(COLOR)を
作成するようになっている。また、比較器39におい
て、彩度データ(W7−0)と黒判別用閾値テーブル3
7によって作成された閾値とを比較することにより、黒
色領域信号(_BLACK)を作成するようになってい
る。
【0025】図2に戻って、各種エッジ信号作成部31
は、明度データ(L7−0)に基づいて、低周波孤立点
信号(L_AMI)、高周波孤立点信号(H_AM
I)、文字検出用孤立点信号(M_AMI)、網点中文
字領域検出用エッジ信号(_EDGL)、網点中文字領
域検出用内エッジ信号(_INEDG)、および文字エ
ッジ領域信号(_EDG)を作成するものである。そし
て、各種エッジ信号作成部31は、これらの信号を生成
すべく図4に示すように、マトリクス作成部41と、特
徴量抽出部42と、2つのセレクタ43,44と、4つ
の比較器45〜48と、外/内エッジ判定部49と、2
つのOR回路50,51とを含んでいる。
【0026】マトリクス作成部41は、入力画像データ
から7×7画素サイズのマトリクスデータを作成するも
のである。マトリクス作成部41で7×7画素サイズの
マトリクスデータを作成するのは、孤立点検出部57で
この画素サイズのデータを使用するからである。そし
て、マトリクス作成部41で作成されたマトリクスデー
タに対して特徴量抽出部42による処理が施されるよう
になっている。ここで、特徴量抽出部42には、1次微
分フィルタ(主走査方向と副走査方向)52,53と、
2次微分フィルタ(+型と×型)54,55と、外/内
エッジ判別フィルタ56と、孤立点検出部57とが備わ
っている。なお、主走査方向1次微分フィルタ52、副
走査方向1次微分フィルタ53、+型2次微分フィルタ
54、×型2次微分フィルタ55、外/内エッジ判別フ
ィルタ56には、それぞれ5×5画素サイズの公知のフ
ィルタを使用すればよい。
【0027】また、本発明の特徴部である孤立点検出部
57は、低周波孤立点信号(L_AMI)、高周波孤立
点信号(H_AMI)、および文字検出用孤立点信号
(M_AMI)を作成するものである。ただし、本発明
の効果のみを得るためには、文字検出用孤立点信号(M
_AMI)を作成する必要はない。この孤立点検出部5
7には、図5に示すように、5×3画素サイズのスムー
ジングフィルタ571と、低周波孤立点検出フィルタ5
72と、高周波孤立点検出フィルタ573と、文字検出
用孤立点検出フィルタ574と、ノイズ除去フィルタ5
75とが備わっている。
【0028】ここで、孤立点検出部57に、低周波孤立
点検出フィルタ572と、高周波孤立点検出フィルタ5
73とを備えているのは、網点領域を高精度に判別する
ためである。すなわち、線数が粗い網点画像における孤
立点(低周波孤立点)は、孤立点のサイズが大きくなる
ため、検出フィルタのサイズを大きくする必要がある。
ところが、線数が細かくなるにしたがって、孤立点のサ
イズが小さくなる。このため、検出フィルタのサイズが
大きいままでは、所定の線数を超えると孤立点をまった
く検出することができなくなる。従って、低周波孤立点
を検出するための低周波孤立点検出フィルタ572と、
高周波孤立点を検出するための高周波孤立点検出フィル
タ573とを設けているのである。
【0029】これにより、あらゆる線数の網点画像にお
ける孤立点を検出することができるようになっている。
具体的には、低周波孤立点検出フィルタ572により、
線数65〜133Lまでの網点画像における孤立点を検
出することができる。一方、高周波孤立点検出フィルタ
573により、線数133〜200Lまでの網点画像に
おける孤立点を検出することができる(図8参照)。従
って、孤立点検出部57において、線数65〜200L
までの網点画像における孤立点を正確に検出することが
できる。
【0030】そして、図5に戻って、低周波孤立点検出
フィルタ572により、7×7画素サイズの領域でパタ
ーンマッチングが実行されて低周波孤立点信号(L_A
MI)が作成されるようになっている。具体的には、注
目画素V44の明度値が次の条件を満たす場合に、低周
波孤立点信号(L_AMI)が”H”アクティブとされ
る。
【0031】その条件は、 V44≧Max(V33,V34,V35,V43,V45,V53,V54,V55) and V44≧Max(V22,V23,V24,V25,V26,V32,V36,V42,V46,V52,V
56,V62,V66)+OFFSET0 または V44≧Max(V22,V23,V24,V25,V26,V32,V36,V42,V46,V52,V
56,V62,V66) and V44≧Max(V11,V12,V13,V14,V15,V16,
V17,V21,V27,V31,V37,V41,V47,V51,V57,V61,V67,V71,V7
2,V73,V74,V75,V76,V77)+OFFSET1 または V44≦Min(V33,V34,V35,V43,V45,V53,V54,V55) and V44≦Min(V22,V23,V24,V25,V26,V32,V36,V42,V46,V52,V
56,V62,V66)−OFFSET0 または V44≦Min(V22,V23,V24,V25,V26,V32,V36,V42,V46,V52,V
56,V62,V66) and V44≦Min(V11,V12,V13,V14,V15,V16,
V17,V21,V27,V31,V37,V41,V47,V51,V57,V61,V67,V71,V7
2,V73,V74,V75,V76,V77)−OFFSET1 または Max(V22,V33,V55,V66)≦V44−OFFSET2 and Min(V26,V35,V53,V62)≧V44+OFFSET2 or Min(V22,V33,V55,V66)≧V44+OFFSET2 and Max(V26,V35,V53,V62)≦V44−OFFSET2 or Max(V23,V33,V55,V65)≦V44−OFFSET2 and Min(V52,V53,V35,V36)≧V44+OFFSET2 or Min(V23,V33,V55,V65)≧V44+OFFSET2 and Max(V52,V53,V35,V36)≦V44−OFFSET2 or Max(V24,V34,V54,V64)≦V44−OFFSET2 and Min(V42,V43,V45,V46)≧V44+OFFSET2 or Min(V24,V34,V54,V64)≧V44+OFFSET2 and Max(V42,V43,V45,V46)≦V44−OFFSET2 or Max(V25,V35,V53,V63)≦V44−OFFSET2 and Min(V32,V33,V55,V56)≧V44+OFFSET2 or Min(V25,V35,V53,V63)≧V44+OFFSET2 and Max(V32,V33,V55,V56)≦V44−OFFSET2 である。なお、OFFSET0、OFFSET1、およびOFFSET2は、
低周波孤立点判別の閾値である。
【0032】ここで、低周波孤立点検出フィルタ572
によって処理された信号は、ノイズ除去フィルタ575
によりノイズ除去されるようになっている。このように
ノイズ除去を行うのは、孤立点が連続して検出される、
つまり隣り合う画素がともに孤立点として検出されるお
それがあるからである。そして、このノイズ除去フィル
タ575により、連続した孤立点を消去するようになっ
ている。具体的には、ノイズ除去フィルタ575により
次式に基づきノイズ除去が実行されるようになってい
る。 d33=!d24*d33*!d34*!d42*!d43*!d44 なお、式中における「!」は反転処理を意味し、「*」
はAND処理を意味する。
【0033】また、高周波孤立点検出フィルタ573に
より、5×5画素サイズの領域でパターンマッチングが
実行されて高周波孤立点信号(H_AMI)が作成され
るようになっている。具体的には、注目画素V44の明
度値が次の条件を満たす場合に、高周波孤立点信号(H
_AMI)が”H”アクティブとされる。
【0034】その条件は、 V44≧Max(V33,V34,V35,V43,V45,V53,V54,V55) +OFFSET
3 または V44≧Max(V22,V23,V24,V25,V26,V32,V36,V42,V46,V52,V
56,V62,V66)+OFFSET4 または V44≦Min(V33,V34,V35,V43,V45,V53,V54,V55) −OFFSET
3 または V44≦Min(V22,V23,V24,V25,V26,V32,V36,V42,V46,V52,V
56,V62,V66)−OFFSET4 または Max(V22,V33,V55,V66)≦V44−OFFSET5 and Min(V26,V35,V53,V62)≧V44+OFFSET5 or Min(V22,V33,V55,V66)≧V44+OFFSET5 and Max(V26,V35,V53,V62)≦V44−OFFSET5 or Max(V23,V33,V55,V65)≦V44−OFFSET5 and Min(V52,V53,V35,V36)≧V44+OFFSET5 or Min(V23,V33,V55,V65)≧V44+OFFSET5 and Max(V52,V53,V35,V36)≦V44−OFFSET5 or Max(V24,V34,V54,V64)≦V44−OFFSET5 and Min(V42,V43,V45,V46)≧V44+OFFSET5 or Min(V24,V34,V54,V64)≧V44+OFFSET5 and Max(V42,V43,V45,V46)≦V44−OFFSET5 or Max(V25,V35,V53,V63)≦V44−OFFSET5 and Min(V32,V33,V55,V56)≧V44+OFFSET5 or Min(V25,V35,V53,V63)≧V44+OFFSET5 and Max(V32,V33,V55,V56)≦V44−OFFSET5 である。なお、OFFSET3、OFFSET4、およびOFFSET5は、
高周波孤立点判別の閾値である。
【0035】このように低周波孤立検出フィルタ572
(7×7画素サイズ)と高周波孤立点検出フィルタ57
3(5×5画素サイズ)のフィルタサイズを変えること
により、孤立点検出部57において、あらゆる網点画像
における孤立点を検出することができる。
【0036】さらに、文字検出用孤立点検出フィルタ5
74により、5×5画素サイズのマトリクスデータと、
スムージングフィルタ571により処理されたデータと
が用いられて、5×5画素サイズの領域でパターンマッ
チングが実行されて文字検出用孤立点信号(M_AM
I)が作成されるようになっている。具体的には、注目
画素V44あるいはS44の明度値が次の条件を満たす
場合に、文字検出用孤立点信号(M_AMI)が”H”
アクティブとされる。
【0037】その条件は、 S44<Min(S22,S23,S24,S25,S26,S32,S36,S42,S46,S52,S
56,S62,S63,S64,S65,V66)−OFFSET6 または S44>Max(S22,S23,S24,S25,S26,S32,S36,S42,S46,S52,S
56,S62,S63,S64,S65,V66)+OFFSET7 または Max(V22,V33,V55,V66)≦V44−OFFSET8 and Min(V26,V35,V53,V62)≧V44+OFFSET8 or Min(V22,V33,V55,V66)≧V44+OFFSET8 and Max(V26,V35,V53,V62)≦V44−OFFSET8 or Max(V23,V33,V55,V65)≦V44−OFFSET8 and Min(V52,V53,V35,V36)≧V44+OFFSET8 or Min(V23,V33,V55,V65)≧V44+OFFSET8 and Max(V52,V53,V35,V36)≦V44−OFFSET8 or Max(V24,V34,V54,V64)≦V44−OFFSET8 and Min(V42,V43,V45,V46)≧V44+OFFSET8 or Min(V24,V34,V54,V64)≧V44+OFFSET8 and Max(V42,V43,V45,V46)≦V44−OFFSET8 or Max(V25,V35,V53,V63)≦V44−OFFSET8 and Min(V32,V33,V55,V56)≧V44+OFFSET8 or Min(V25,V35,V53,V63)≧V44+OFFSET8 and Max(V32,V33,V55,V56)≦V44−OFFSET8 である。なお、OFFSET6、OFFSET7、およびOFFSET8は、
文字検出用孤立点判別の閾値である。
【0038】図4に戻って、セレクタ43の端子Aには
主走査方向1次微分フィルタ52からの出力が入力さ
れ、セレクタ43の端子Bには副走査方向1次微分フィ
ルタ53からの出力が入力されている。また、セレクタ
44の端子Aには+型2次微分フィルタ54からの出力
が入力され、セレクタ44の端子Bには×型2次微分フ
ィルタ55からの出力が入力されている。そして、各セ
レクタ43,44ではともに、端子A,Bへの入力値の
うち大きいものを選択して出力するようになっている。
【0039】また、比較器45の端子Pにはセレクタ4
3からの出力(EDG07−00)が入力され、比較器
45の端子Qにはエッジリファレンス値(EDGREF
07−00)が入力されている。同様に、比較器46の
端子Pにはセレクタ43からの出力(EDG07−0
0)が入力され、比較器46の端子Qにはエッジリファ
レンス値(EDGREF17−10)が入力されてい
る。一方、比較器47の端子Pにはセレクタ44からの
出力(EDG17−10)が入力され、比較器47の端
子Qにはエッジリファレンス値(EDGREF27−2
0)が入力されている。同様に、比較器48の端子Pに
はセレクタ44からの出力(EDG17−10)が入力
され、比較器48の端子Qにはエッジリファレンス値
(EDGREF37−30)が入力されている。
【0040】そして、比較器45の出力と比較器47の
出力とがOR回路50に入力されている。また、比較器
46の出力と比較器48の出力とがOR回路51に入力
されている。以上のような構成により、OR回路50に
おいて、次の条件(1),(2)のいずれかが成立した
場合に、文字エッジ領域信号(_EDG)が”L”アク
ティブとされるようになっている。その条件は、(1)
主走査方向1次フィルタ52および副走査方向1次フィ
ルタ53によってフィルタ処理された値の最大値がエッ
ジリファレンス値(EDGREF07−00)よりも大
きい場合、(2)+型2次微分フィルタ54および×型
2次微分フィルタ55によってフィルタ処理された値の
最大値がエッジリファレンス値(EDGREF27−2
0)よりも大きい場合である。
【0041】同様に、OR回路51において、次の条件
(3),(4)のいずれかが成立した場合に、網点中文
字領域検出用エッジ信号(_EDGL)が”L”アクテ
ィブとされるようになっている。その条件は、(3)主
走査方向1次フィルタ52および副走査方向1次フィル
タ53によってフィルタ処理された値の最大値がエッジ
リファレンス値(EDGREF17−10)よりも大き
い場合、(4)+型2次微分フィルタ54および×型2
次微分フィルタ55によってフィルタ処理された値の最
大値がエッジリファレンス値(EDGREF37−3
0)よりも大きい場合である。
【0042】外/内エッジ判定部49には、外/内エッ
ジ判別フィルタ56によるフィルタ処理が施された値と
判定リファレンス値(INOUT7−0)とが入力され
ている。そして、外/内エッジ判定部49においては、
公知の方法によりエッジ画素が内エッジ画素であるか外
エッジ画素であるかが判別されるようになっている。
【0043】再び図2に戻って、網点/カラー領域信号
作成部32は、カラー信号(COLOR)と網点判別用
孤立点信号(L_AMI,H_AMI)とに基づいて、
カラー領域信号(_COL_DOT)および網点領域信
号(_AMI)を作成するものである。すなわち、網点
/カラー領域信号作成部32は、網点領域とカラー領域
を判別するものである。そして、領域判別部20におい
て、網点/カラー領域信号作成部32によってカラー領
域信号(_COL_DOT)と網点領域信号(_AM
I)との両方の信号がアクティブとされた画素が、カラ
ー網点領域に属すると判別されることになる。この網点
/カラー領域信号作成部32には、図7に示すように、
低周波孤立点個数カウント部60と、高周波孤立点個数
カウント部61と、色画素個数カウント部62と、3つ
の比較器64〜66と、OR回路68と、網点領域拡張
処理部69と、カラー領域拡張処理部70とが含まれて
いる。
【0044】低周波孤立点個数カウント部60は、17
×45画素マトリクス領域内に存在する低周波孤立点の
個数を計数するものである。同様に、高周波孤立点個数
カウント部61は、17×45画素マトリクス領域内に
存在する高周波孤立点の個数を計数するものである。そ
して、低周波孤立点個数カウント部60からの出力が、
比較器64の端子Pに入力されている。一方、高周波孤
立点個数カウント部61からの出力が、比較器65の端
子Pに入力されている。ここで、比較器64,65の各
端子Qには各リファレンス値(CNTREF17−1
0,27−20)がそれぞれ入力されている。そして、
比較器64と65とからの出力がOR回路68に入力さ
れている。なお、リファレンス値(CNTREF17−
10)は低めの値に設定され、リファレンス値(CNT
REF17−20)は高めの値に設定されている。
【0045】これにより、OR回路68において、低周
波孤立点の個数がリファレンス値(CNTREF17−
10)よりも大きい場合、高周波孤立点の個数がリファ
レンス値(CNTREF27−20)よりも大きい場合
の少なくともいずれかの条件が成立すれば、注目画素が
網点領域に属すると判定されるようになっている。ここ
で、比較器64においては、図8(a)に示すように、
低周波網点画像として線数65〜133Lの網点画像を
検出することができるようになっている。また、比較器
65においては、図8(b)に示すように、高周波網点
画像として線数120〜200Lの網点画像を検出する
ことができるようになっている。すなわち、低周波網点
画像と高周波網点画像をそれぞれ正確に判別することが
できる。従って、OR回路68において、線数65〜2
00Lの網点画像を正確に判別することができるのであ
る。そして、OR回路68により注目画素が網点画素で
あると判別されると、網点領域信号(_AMI)が”
L”アクティブとされる。その後、網点領域信号(_A
MI)に対して、網点領域拡張処理部69による領域拡
張処理が施されるようになっている。
【0046】ここで、網点領域拡張処理部69は、図9
に示すように、注目画素ami(16,4)に対して、
主走査方向8ドットおよび副走査方向2ライン離れた位
置に相当する画素ami(8,2),ami(8,
4),ami(8,6),ami(16,2),ami
(16,6),ami(24,2),ami(24,
4),ami(24,6)、および主走査方向16ドッ
トおよび副走査方向4ライン離れた位置に相当する画素
ami(0,0),ami(0,2),ami(0,
4),ami(0,6),ami(0,8),ami
(8,0),ami(8,8),ami(16,0),
ami(16,8),ami(24,0),ami(2
4,8),ami(32,0),ami(32,2),
ami(32,4),ami(32,6),ami(3
2,8)のいずれかが網点であれば、注目画素が網点で
あるか否かに関わらず、注目画素を網点とすることによ
り、網点領域の拡張処理を行うようになっている。
【0047】具体的には、次式により拡張処理が行われ
る。 ami(16,4)=ami(0,0)+ami(8,0)+ami(16,0)+ami(24,
0)+ami(32,0)+ami(0,2)+ami(8,2)+ami(16,2)+ami
(24,2)+ami(32,2)+ami(0,4)+ami(8,4)+ami(24,4)+
ami(32,4)+ami(0,6)+ami(8,6)+ami(16,6)+ami(24,
6)+ami(32,6)+ami(0,8)+ami(8,8)+ami(16,8)+ami
(24,8)+ami(32,8) なお、式中における「+」はOR処理を意味する。
【0048】このように網点領域拡張処理部69におい
て網点領域を拡張することにより、網点領域とベタ領域
の境目付近において、17×45画素マトリクス領域内
に存在する孤立点が減少し孤立点の計数値がリファレン
ス値付近の値となることを防止することができる。この
ため、網点/カラー領域信号作成部32において、あら
ゆる線数の網点領域を精度よく判別することができる。
【0049】図7に戻って、色画素個数カウント部62
は、17×45画素マトリクス領域内に存在する色画素
の個数を計数するものである。そして、色画素個数カウ
ント部62からの出力が、比較器66の端子Pに入力さ
れている。ここで、比較器66の端子Qには、リファレ
ンス値(CNTREF37−30)が入力されている。
これにより、比較器66において、色画素の個数がリフ
ァレンス値(CNTREF37−30)よりも大きい場
合に、注目画素が色画素であると判定されて、カラー領
域信号(_COL_DOT)が”L”アクティブとされ
る。その後、カラー領域信号(_COL_DOT)に対
して、カラー領域拡張処理部70による領域拡張処理が
施されるようになっている。
【0050】このカラー領域拡張処理部70における領
域拡張処理は、網点領域拡張処理部69における領域拡
張処理と同様の方法により行われるようになっている。
つまり、主走査方向8ドットおよび副走査方向2ライン
離れた位置に相当する画素、および主走査方向16ドッ
トおよび副走査方向4ライン離れた位置に相当する画素
のいずれかが色画素であれば、注目画素が色画素である
か否かに関わらず、注目画素を色画素であるとみなすこ
とにより、カラー領域の拡張処理を行うようになってい
る。
【0051】このようにカラー領域拡張処理部70にお
いてカラー領域を拡張することにより、カラー領域と黒
文字領域の境目において、17×45マトリクス領域内
に存在する色画素が減少し色画素の計数値がリファレン
ス値付近の値となることを防止することができる。この
ため、網点/カラー領域信号作成部32において、カラ
ー領域を正確に判別することができる。
【0052】図2に戻って、網点中文字領域信号作成部
33は、文字検出用孤立点信号(M_AMI)と網点中
文字領域検出用エッジ信号(_EDGL)と網点中文字
領域検出用内エッジ信号(_INEDG)とに基づい
て、網点中文字領域信号(_MOJI)を作成するもの
である。すなわち、網点中文字領域信号作成部33は、
網点中文字領域を判別するものである。この網点中文字
領域信号作成部33には、図10に示すように、低周波
網点中文字領域判別部74と高周波網点中文字領域判別
部75と、AND回路78と、OR回路81とが備わっ
ている。そして、低周波網点中文字領域判別部74に
は、孤立点個数カウント部76と、比較器77とが含ま
れている。また、高周波網点中文字領域判別部75に
は、内エッジ個数カウント部79と、比較器80とが含
まれている。
【0053】ここで、孤立点個数カウント部76は、1
1×11画素マトリクス領域内に存在する文字検出用孤
立点の個数を計数するものである。内エッジ個数カウン
ト部79は、5×5画素マトリクス領域内に存在する内
エッジ画素の個数を計数するものである。
【0054】ここにおいて、孤立点個数カウント部76
からの出力が、比較器77の端子Qに入力されている。
一方、比較器77の端子Pにはリファレンス値(CNT
REF47−40)が入力されている。
【0055】また、AND回路78には、網点中文字領
域検出用エッジ信号(_EDGL)と網点中文字領域検
出用内エッジ信号(_INEDG)とが入力されてい
る。このため、AND回路78においては、「_EDG
L」と「_INEDG」との論理積が算出される。そし
て、その算出結果が内エッジ個数カウント部79に入力
されている。さらに、内エッジ個数カウント部79から
の出力が、比較器80の端子Pに入力されている。一
方、比較器80の端子Qにはリファレンス値(CNTR
EF57−50)が入力されている。
【0056】そして、比較器77からの出力と比較器8
0からの出力とが、OR回路81に入力され、OR回路
81からの出力が網点中文字領域信号作成部33の出力
となっている。このような構成により、網点中文字領域
信号作成部33は、文字検出用孤立点の計数値がリファ
レンス値(CNTREF47−40)より小さい場合
(低周波数網点中文字領域)、あるいは内エッジ画素の
計数値がリファレンス値(CNTREF57−50)よ
りも大きい場合(高周波網点中文字領域)に、注目画素
は網点中文字領域に属すると判断する。そして、網点中
文字領域信号作成部33は、注目画素が網点中文字領域
に属すると判断した場合に、網点中文字領域信号(_M
OJI)を”L”アクティブにするようになっている。
【0057】このように網点中文字領域の判別を低周波
網点中文字領域判別部74と高周波網点中文字領域判別
部75とに分けて行っているのは、網点画像上に存在す
る文字画像を判別する場合には、網点画像の線数の大き
さに応じて検出方法を変更する必要があるからである。
この理由について図11を用いて詳細に説明する。
【0058】まず、低周波網点画像上に文字画像が描か
れている場合には、図11(a)に示すように、次のよ
うな特徴がある。すなわち、網点領域では、孤立点が大
きいためエッジ画素が多く、解像されやすいため孤立点
も多い。一方、文字領域では、エッジ画素が多いが、孤
立点は少ない。このように、網点領域と文字領域とで
は、孤立点の個数に大きな差がでる。従って、孤立点の
個数に基づき低周波網点画像中の文字領域を判別するこ
とができる。
【0059】一方、高周波網点画像上に文字画像が描か
れている場合には、図11(b)に示すように、次のよ
うな特徴がある。すなわち、網点領域では、孤立点が小
さいためエッジ画素が少なく、解像されにくいため孤立
点も少ない。一方、文字領域では、エッジ画素が多い
が、孤立点は少ない。このように、網点領域と文字領域
とでは、内エッジ画素の個数に大きな差がでる。従っ
て、内エッジ画素の個数に基づき高周波網点画像中の文
字領域を判別することができる。
【0060】再び図2に戻って、MTF制御信号作成部
34は、カラー領域信号(_COL_DOT)、網点領
域信号(_AMI)、網点中文字領域信号(_MOJ
I)、網点中文字領域検出用内エッジ信号(_INED
G)、文字エッジ領域信号(_EDG)、および黒色領
域信号(_BLACK)に基づいて、MTF制御部21
の動作を制御するMTF制御信号(CDMPX2−0,
KDMPX2−0)を作成するものである。
【0061】図1に戻って、MTF補正部21は、画像
の先鋭度などの補正を行うものである。このMTF補正
部21は、図12に示すように、CMYKの各色に対応
してシアン(C)用補正部90と、マゼンタ(M)用補
正部91と、イエロー(Y)用補正部92と、ブラック
(K)用補正部93とを備え、4色同時に補正処理を行
うようになっている。そして、CMYの補正処理は、領
域判別部20で作成されたMTF制御信号により制御さ
れ、Kの補正処理は、MTF制御信号により制御される
ようになっている。
【0062】ここで、各色用補正部の構成についてより
詳細に説明する。なお、シアン(C)用補正部90、マ
ゼンタ(M)用補正部91、イエロー(Y)用補正部9
2、およびブラック(K)用補正部93は、すべて同じ
構成を有している。従って、ここでは代表してシアン
(C)用補正部90の構成について説明し、その他の補
正部についての説明は省略する。このシアン(C)用補
正部90には、図12に示すように、濃度エッジ強調量
作成部110と、スムージング処理部111と、max
処理部112と、min処理部113と、増量LUT部
114と、増/減量演算部115と、減量処理部116
と、増量処理部117と、2つのセレクタ102,10
3と、加算器104とが含まれている。なお、各処理部
でのデータ処理は公知の方法により行われるため説明は
省略する。また、演算部115では数式によりデータ処
理が行われ、処理部116,117ではテーブルによる
データ処理が行われるようになっている。
【0063】そして、濃度エッジ強調量作成部110か
らの出力がセレクタ102の端子Aに入力されている。
一方、セレクタ102の端子Bには、明度エッジ強調量
が入力され、端子SにはMTF制御信号が入力されてい
る。これにより、セレクタ102では、MTF制御信号
の内容にしたがって、端子Aまたは端子Bへの入力値の
いずれかが選択されて出力されるようになっている。
【0064】また、スムージング処理部111からの出
力がセレクタ103の端子Aに入力され、max処理部
112からの出力がセレクタ103の端子B、および増
量LUT部114と増/減量演算部115にも入力され
ている。そして、増量LUT部114からの出力がセレ
クタ103の端子Cに入力され、増/減量演算部115
からの出力がセレクタ103の端子Dに入力されてい
る。また、min処理部113からの出力がセレクタ1
03の端子Eに入力されている。さらに、増量処理部1
16からの出力がセレクタ103の端子Fに入力され、
増量処理部117からの出力がセレクタ103の端子G
に入力されている。また、何も処理を施していないデー
タ(スルー処理データ)がセレクタ103の端子Hに入
力されている。そして、セレクタ103の端子SにMT
F制御信号が入力されている。これにより、セレクタ1
03では、MTF制御信号の内容にしたがって、端子A
〜Hへの入力値のいずれかが選択されて出力されるよう
になっている。
【0065】そして、セレクタ102からの出力とセレ
クタ103からの出力とがそれぞれ加算器104の端子
Aと端子Bとに入力されている。これにより、加算器1
04においては、エッジ強調データとセレクタ103で
選択された処理データとが加算処理され、その加算デー
タがMTF補正部21からの出力となる。その他の色の
記録濃度信号(M,Y,K)に対しても、シアン(C)
と同様の処理が実行される。
【0066】ここで、MTF補正部21におけるデータ
処理の一例を挙げる。網点領域に属するデータ(CMY
K)に対してはスムージング処理が施される。色文字内
エッジ領域に属するデータ(K)に対してはMAX処理
が施され、色文字内エッジ領域に属するデータ(CM
Y)に対してはMAX処理と濃度エッジ強調処理とが施
される。色文字ダイレーションエッジ領域に属するデー
タ(CMYK)に対してはMAX処理が施される。黒文
字内エッジ領域に属するデータ(K)に対してはMAX
処理と増量LUTと明度エッジ強調処理とが施され、黒
文字内エッジ領域に属するデータ(CMY)に対しては
MIN処理が施される。黒文字ダイレーションエッジ領
域に属するデータ(K)に対してはMAX処理と増量演
算処理が施され、黒文字ダイレーションエッジ領域に属
するデータ(CMY)に対してはMIN処理と減量処理
とが施される。文字外エッジ領域に属するデータ(CM
YK)に対してはMIN処理が施される。写真外エッジ
領域に属するデータ(CMYK)に対しては減量処理が
施され、写真内エッジ領域に属するデータ(CMYK)
に対しては増量処理が施される。ベタ領域に属するデー
タはスルー処理される。
【0067】このようにしてMTF補正部21において
処理が施された各色の画像データは、プリンタI/F2
2を介してプリンタ等の画像出力装置に送信されるよう
になっている。かくして、画像出力装置において再現画
像が得られるのである。
【0068】次に、上記した構成を有するカラー画像処
理装置の全体動作について簡単に説明する。まず、原稿
の画像情報が、CCDセンサ11により読み取られる。
そして、CCDセンサ11で読み込まれたアナログの画
像データが、A/D変換されてデジタルの画像データと
される。そうすると、そのデジタルの画像データに対
し、シェーディング補正、ライン間補正、色収差補正、
変倍・移動処理、色変換処理、色補正、領域判別処理、
およびMTF補正が順次施される。そして、各種の画像
処理が施された画像データに基づき、プリンタI/F2
2を介してプリンタ等により記録体上に原稿の再現画像
が出力される。
【0069】ここで、領域判別部20においては、各画
素の属性判別、つまり各画素がどのような領域に属する
かが判別される。この属性判別のうち、網点領域の判別
が本発明の特徴点であるから、この判別方法について説
明する。
【0070】網点領域の判別は、領域判別部20に備わ
る網点/カラー領域信号作成部32において行われる。
まず、低周波孤立点個数カウント部60で、各種エッジ
信号作成部31に備わる孤立点検出部57より作成され
た低周波孤立点信号(L_AMI)に基づき、9×45
画素マトリクス内に存在する低周波孤立点の個数が計数
される。また、高周波孤立点個数カウント部61におい
て、各種エッジ信号作成部31に備わる孤立点検出部5
7より作成された高周波孤立点信号(H_AMI)に基
づき、9×45画素マトリクス内に存在する高周波孤立
点の個数が計数される。
【0071】次いで、比較器64において、低周波孤立
点個数カウント部60における計数値とリファレンス値
(CNTREF17−10)とが比較される。また、高
周波孤立点個数カウント部61における計数値とリファ
レンス値(CNTREF17−20)とが比較される。
そして、これらの比較器64,65における比較結果
が、OR回路68に入力される。
【0072】そうすると、OR回路68において、低周
波孤立点の計数値がリファレンス値(CNTREF17
−10)よりも大きい場合、高周波孤立点の計数値がリ
ファレンス値(CNTREF27−20)よりも大きい
場合のいずれかの条件が成立すれば、注目画素が網点領
域に属すると判定される。すなわち、注目画素が低周波
網点領域あるいは高周波網点領域のいずれかに属する場
合に、その注目画素は網点領域に属すると判断されるの
である。そして、網点領域信号(_AMI)が”L”ア
クティブとされる。その後、網点領域信号(_AMI)
に対して、網点領域拡張処理部69による領域拡張処理
が施される。
【0073】このように網点/カラー領域信号作成部3
2において、低周波網点領域と高周波網点領域との判別
を別々に行っている。すなわち、線数が粗い低周波網点
領域の検出は、文字領域中に孤立点が検出されにくいサ
イズの低周波孤立点検出フィルタ572にて検出した孤
立点の計数値と、低めに設定したリファレンス値(CN
TREF17−10)とを比較することにより行ってい
る。また、線数が細かい高周波網点領域の検出は、細か
な孤立点も検出できるサイズの高周波孤立点検出フィル
タ573にて検出した孤立点の計数値と、高めに設定し
たリファレンス値(CNTREF17−20)とを比較
することにより行っている。これにより、網点画像の線
数の大きさに関わらず、精度よく網点領域を判別するこ
とができる。
【0074】なお、網点領域の判別は、注目画素を主走
査方向に1画素分ずつ移動させ、主走査方向の最終位置
に到達したら副走査方向に1画素分移動させることを繰
り返すことにより、入力された画像データの全画素につ
いて行われる。
【0075】その後、領域判別部20で行われた領域判
別の結果、すなわち各種の領域属性判別信号にしたがっ
て、MTF補正部21において各種属性に応じた画像処
理が施される。従って、本実施形態に係るカラー画像処
理装置では、上記したように線数の大きさに関わらず網
点領域が正確に判別されるので、良好な画質の出力画像
が得られる。
【0076】ここで、上記の説明では、本発明をハード
ウェアを利用して実現した場合について例示したが、本
発明はソフトウェアによっても実現することができる。
そこで、ソフトウェアによって上記の画像処理装置およ
び画像処理方法を実現させる場合における処理の流れ
を、図13および図14に示すフローチャートを用いて
説明する。なお、ここでは、本発明の特徴である網点領
域の判別処理についてのみ説明する。
【0077】まず、ソフトウェアをコンピュータ(例え
ば、複写機やプリンタなど)に読み込ませる。読み込み
が終了すると、コンピュータと本発明のソフトウェアが
協働して以下の網点領域の判別処理が実行される。すな
わち、まずコンピュータは、入力された画像データに基
づき孤立点を検出する(S1)。この孤立点の検出は、
図14に示すサブルーチンにしたがって行われる。
【0078】そこで、孤立点検出のサブルーチンの処理
を図14に示すフローチャートを参照して説明する。コ
ンピュータは、このサブルーチンの処理を実行すると、
画像データから7×7画素サイズのマトリクスデータを
作成する(S11)。
【0079】次いで、コンピュータは、注目画素が低周
波孤立点であるか否かを判断する(S12)。具体的に
は、注目画素の明度が周辺3×3画素の明度よりも大き
く、かつ周辺5×5画素の明度よりも大きいか、または
注目画素の明度が周辺5×5画素の明度よりも大きく、
かつ周辺7×7画素の明度よりも大きいか、または注目
画素の明度が周辺3×3画素の明度よりも小さく、かつ
周辺5×5画素の明度よりも小さいか、または注目画素
の明度が周辺5×5画素の明度よりも小さく、かつ周辺
7×7画素の明度よりも小さいかをコンピュータが判断
する。そして、上記の条件のいずれかが成立する場合に
は、コンピュータはその注目画素は低周波孤立点である
と判断し(S12:YES)、ノイズ除去処理を実行し
て(S13)、このサブルーチンの処理を終了する。
【0080】一方、上記の条件がいずれも成立しない場
合には、コンピュータはその注目画素は低周波孤立点で
ないと判断し(S12:NO)、続いてその注目画素が
高周波孤立点であるか否かを判断する(S14)。具体
的には、注目画素の明度が周辺3×3画素の明度よりも
大きいか、または注目画素の明度が周辺5×5画素の明
度よりも大きいか、または注目画素の明度が周辺3×3
画素の明度よりも小さいか、または注目画素の明度が周
辺5×5画素の明度よりも小さいかをコンピュータが判
断する。そして、上記の条件のいずれかが成立する場合
には、コンピュータはその注目画素は高周波孤立点であ
ると判断し(S14:YES)、このサブルーチンの処
理を終了する。一方、上記の条件がいずれも成立しない
場合には、コンピュータはその注目画素は高周波孤立点
でないと判断し(S14:NO)、その注目画素の画像
データに対してスムージング処理を施す(S15)。
【0081】そして、コンピュータはスムージング処理
を施すと、注目画素が文字検出用孤立点であるか否かを
判断する(S16)。具体的には、注目画素の明度が周
辺5×5画素の明度よりも大きいか、または注目画素の
明度が周辺5×5画素の明度よりも小さいかをコンピュ
ータが判断する。そして、上記の条件のいずれかが成立
する場合には、コンピュータはその注目画素は網点中文
字検出用孤立点であると判断し(S16:YES)、こ
のサブルーチンの処理を終了する。一方、上記の条件が
いずれも成立しない場合には、コンピュータはその注目
画素は網点中文字検出用孤立点でないと判断し(S1
6:NO)、このサブルーチンの処理を終了する。
【0082】図13に示すフローチャートに戻って、上
記したサブルーチンの処理が終了すると、コンピュータ
は、S1で検出された孤立検出が低周波孤立点であるか
否かを判断する(S2)。このとき、S1で検出された
孤立点が低周波孤立点である場合には(S2:YE
S)、コンピュータは低周波孤立点の総数をカウントす
る(S4)。具体的に、コンピュータは、17×45画
素マトリクス領域内に存在する低周波孤立点の個数をカ
ウントする。そして、コンピュータは、カウントした低
周波孤立点の総数が閾値(CNTREF17−10)よ
りも大きいか否かを判断する(S4)。その判断の結
果、低周波孤立点の総数が閾値(CNTREF17−1
0)よりも大きい場合(S4:YES)、注目画素は網
点領域に属すると判断する。そして、コンピュータは、
網点領域と判別した領域に対して拡張処理を行い(S
5)、拡張処理した領域を最終的に網点領域であると判
断する。一方、低周波孤立点の総数が閾値(CNTRE
F17−10)よりも小さい場合、コンピュータは、注
目画素は網点領域に属しないと判別する(S4:N
O)。
【0083】また、コンピュータは、S1で検出された
孤立点が低周波孤立点でない場合には(S2:NO)、
S1で検出された孤立点が高周波孤立点であるか否かを
判断する(S6)。このとき、S1で検出された孤立点
が高周波孤立点である場合には(S6:YES)、コン
ピュータは高周波孤立点の総数をカウントする(S
7)。具体的に、コンピュータは、17×45画素マト
リクス領域内に存在する高周波孤立点の個数をカウント
する。そして、コンピュータは、カウントした高周波孤
立点の総数が閾値(CNTREF27−20)よりも大
きいか否かを判断する(S8)。その判断の結果、高周
波孤立点の総数が閾値(CNTREF27−20)より
も大きい場合(S8:YES)、注目画素は網点領域に
属すると判断する。そして、コンピュータは、網点領域
と判別した領域に対して拡張処理を行い(S5)、拡張
処理した領域を最終的に網点領域であると判断する。
【0084】一方、高周波孤立点の総数が閾値(CNT
REF27−20)よりも小さい場合、コンピュータ
は、注目画素は網点領域に属しないと判別する(S8:
NO)。また、コンピュータは、S1で検出された孤立
点が高周波孤立点でない場合にも(S6:NO)、注目
画素は網点領域に属しないと判別する。
【0085】このような手順の処理を行うソフトウェア
を、上記したハードウェアが構成されていない画像処理
装置(コンピュータに相当)に読み込むことにより、上
記した画像処理装置と同様の効果を得ることができる。
すなわち、線数の大きさに関わらず網点領域を正確に判
別することができ、画質が良好な出力画像を得ることも
できる。なお、このソフトウェアはプログラムとして存
在する場合もあるし、プログラムを記録した記録媒体と
して存在する場合もある。
【0086】以上、詳細に説明したように実施の形態に
係るカラー画像処理装置によれば、網点/カラー領域信
号作成部32に、低周波網点画像および高周波網点画像
を別々に判別するために、低周波孤立点検出フィルタ5
72と低周波孤立点個数カウント部60と比較器64、
および高周波孤立点検出フィルタ573と高周波孤立点
個数カウント部61と比較器65を有している。そし
て、低周波孤立点検出フィルタ572と高周波孤立点検
出フィルタ573とでは、異なる条件で孤立点が検出さ
れる。そして、検出された孤立点が、それぞれ低周波孤
立点個数カウント部60および高周波孤立点個数カウン
ト部61で計数され、その計数結果に基づき比較器64
および65でそれぞれ網点領域の判別が行われる。この
とき、網点領域を判別するためのリファレンス値が、比
較器64と65とで異なる値に設定されている。これに
より、低周波網点画像と高周波網点画像とをそれぞれ正
確に判別することができる。そして、OR回路69に
て、低周波網点画像または高周波網点画像のいずれかに
属する場合には、網点画像に属すると判別される。従っ
て、網点画像の線数の大きさに関わらず、網点画像を精
度よく判別することができる。よって、網点画像の濃度
が濃く再現されることはない。すなわち、画像の再現性
が良好である。
【0087】なお、上記した実施の形態は単なる例示に
すぎず、本発明を何ら限定するものではなく、その要旨
を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であるこ
とはもちろんである。例えば、上記した実施の形態で
は、網点特徴点として孤立点を検出しているがこれに限
られず、網点を特徴づけるものであればその他のものを
検出するようにしてもよい。また、本発明は上記した実
施の形態の他、デジタル複写機、プリンタ、およびファ
クシミリ等の画像処理装置にも適用することができる。
また、上記した実施の形態において例示したフィルタの
マトリクスサイズや線数などは、単なる例示にすぎない
ことは言うまでもない。すなわち、例えば各種フィルタ
のサイズは、解像度や画像の種類などにより最適なもの
が選択されるのである。
【0088】
【発明の効果】以上説明した通り本発明によれば、網点
画像の線数に関わらず、網点画像を正確に判別すること
ができる画像処理装置、画像処理法法、および画像処理
プログラムが提供されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係るカラー画像形成装置の概略構
成を示すブロック図である。
【図2】図1の領域判別部の概略構成を示すブロック図
である。
【図3】図2のカラー信号作成部の概略構成を示すブロ
ック図である。
【図4】図2の各種エッジ信号作成部の概略構成を示す
ブロック図である。
【図5】図4の孤立点検出部の概略構成を示すブロック
図である。
【図6】孤立点検出部に低周波孤立点検出フィルタと高
周波孤立点検出フィルタとを設けた理由を説明するため
の図である。
【図7】図2の網点/カラー領域信号作成部の概略構成
を示すブロック図である。
【図8】網点/カラー領域信号作成部における網点領域
の判別結果を示す図である。
【図9】図7の網点領域拡張処理部における処理内容を
説明するための図である。
【図10】図2の網点中文字領域信号作成部の概略構成
を示すブロック図である。
【図11】網点中文字領域信号作成部に低周波網点中文
字領域判別部と高周波網点中文字領域判別部とを設けた
理由を説明するための図である。
【図12】図1のMTF補正部の概略構成を示すブロッ
ク図である。
【図13】ソフトウェアにより本発明を実現した場合に
おける処理(網点領域判別処理)の内容を示すフローチ
ャートである。
【図14】同じく、ソフトウェアにより本発明を実現し
た場合における処理(孤立点検出処理)の内容を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
20 領域判別部 21 MTF補正部 31 各種エッジ信号作成部 32 網点/カラー領域信号作成部 57 孤立点検出部 60 低周波孤立点個数カウント部 61 高周波孤立点個数カウント部 64 比較器(低周波側) 65 比較器(高周波側) 68 OR回路 572 低周波孤立点検出フィルタ 573 高周波孤立点検出フィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B057 BA24 CA01 CA07 CA08 CA12 CA16 CB01 CB07 CB08 CB12 CC01 CE02 CE03 CE06 CE08 CE13 CE18 CH07 CH08 CH09 CH11 DA08 DB02 DB06 DB08 DB09 DC32 5C077 LL02 LL06 LL19 MM03 MP02 MP08 NN02 NN04 PP02 PP03 PP06 PP23 PP32 PP33 PP36 PP43 PP58 PQ12 PQ22 PQ23 TT08 5C079 HB01 HB03 HB08 HB12 JA23 LA06 LB12 MA02 MA04 NA02 NA03 PA07 5L096 FA43 FA44 GA28 JA11

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データに基づき網点画像の特徴を示
    す網点特徴点画素を抽出する第1網点特徴点画素抽出手
    段と、 前記第1網点特徴点画素抽出手段とは異なる条件で網点
    特徴点を抽出する第2網点特徴点画素抽出手段と、 前記第1網点特徴点画素抽出手段により抽出された網点
    特徴点画素のうち注目画素を含む第1の領域内に存在す
    るものの個数を計数する第1網点特徴点画素計数手段
    と、 前記第2網点特徴点画素抽出手段により抽出された網点
    特徴点画素のうち注目画素を含む第2の領域内に存在す
    るものの個数を計数する第2網点特徴点画素計数手段
    と、 前記第1および第2網点特徴点画素計数手段の計数結果
    に基づき、注目画素が網点領域に属するか否かを判別す
    る網点領域判別手段と、を有することを特徴とする画像
    処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載する画像処理装置におい
    て、 前記第1網点特徴点画素抽出手段は、線数の粗い網点画
    像における網点特徴点画素を抽出し、 前記第2網点特徴点画素抽出手段は、線数の細かい網点
    画像における網点特徴点画素を抽出することを特徴とす
    る画像処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載する画像処理装置におい
    て、 前記網点領域判別手段は、前記第1網点特徴点画素計数
    手段の計数値が第1の閾値より大きい場合、あるいは前
    記第2網点特徴点画素計数手段の計数値が第2の閾値よ
    り大きい場合に、注目画素は網点領域に属すると判別す
    ることを特徴とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】 画像データに基づき網点画像の特徴を示
    す網点特徴点画素を抽出する第1網点特徴点画素抽出工
    程と、 前記第1網点特徴点画素抽出工程とは異なる条件で網点
    特徴点を抽出する第2網点特徴点画素抽出工程と、 前記第1網点特徴点画素抽出工程により抽出された網点
    特徴点画素のうち注目画素を含む第1の領域内に存在す
    るものの個数を計数する第1網点特徴点画素計数工程
    と、 前記第2網点特徴点画素抽出工程により抽出された網点
    特徴点画素のうち注目画素を含む第2の領域内に存在す
    るものの個数を計数する第2網点特徴点画素計数工程
    と、 前記第1網点特徴点画素計数工程での計数値と第1の閾
    値とを比較する第1比較工程と、 前記第2網点特徴点画素計数工程での計数値と第2の閾
    値とを比較する第2比較工程と、 前記第1および第2比較工程における比較結果に基づ
    き、注目画素が網点領域に属するか否かを判別する網点
    領域判別工程と、を有することを特徴とする画像処理方
    法。
  5. 【請求項5】 コンピュータに、 画像データに基づき網点画像の特徴を示す網点特徴点画
    素を抽出する第1網点特徴点画素抽出ステップと、 前記第1網点特徴点画素抽出ステップとは異なる条件で
    網点特徴点を抽出する第2網点特徴点画素抽出ステップ
    と、 前記第1網点特徴点画素抽出ステップにより抽出された
    網点特徴点画素のうち注目画素を含む第1の領域内に存
    在するものの個数を計数する第1網点特徴点画素計数ス
    テップと、 前記第2網点特徴点画素抽出ステップにより抽出された
    網点特徴点画素のうち注目画素を含む第2の領域内に存
    在するものの個数を計数する第2網点特徴点画素計数ス
    テップと、 前記第1網点特徴点画素計数ステップでの計数値と第1
    の閾値とを比較する第1比較ステップと、 前記第2網点特徴点画素計数ステップでの計数値と第2
    の閾値とを比較する第2比較ステップと、 前記第1および第2比較ステップにおける比較結果に基
    づき、注目画素が網点領域に属するか否かを判別する網
    点領域判別ステップと、を実現させることを特徴とする
    画像処理プログラム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100367770C (zh) * 2005-09-14 2008-02-06 上海广电(集团)有限公司中央研究院 一种去除视频孤立噪声点的方法
JP2011034391A (ja) * 2009-08-03 2011-02-17 Ihi Corp 粒度の異なるテクスチャ領域の分割方法

Cited By (2)

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CN100367770C (zh) * 2005-09-14 2008-02-06 上海广电(集团)有限公司中央研究院 一种去除视频孤立噪声点的方法
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