JP2003189630A - インバータ用試験装置及び回転角信号発生装置 - Google Patents
インバータ用試験装置及び回転角信号発生装置Info
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Abstract
い場合に、レゾルバを用いることなく、回転角信号を仮
想的に得るようにする。 【解決手段】 入力端子40に入力された仮想の角速度
はモータ極数Pと乗算され、乗算出力が積分されること
により角度信号Pθとなる。この信号Pθでsin信号
発生器43及びcos信号発生器44を駆動することに
より、sinPθ信号、cosPθ信号が得られる。こ
れらの信号にレゾルバの変圧比Kが乗算され、Ksin
Pθ信号及びKcosPθ信号となる。入力端子47に
励磁信号E11=Esinωtが入力され、KsinPθ
信号と乗算され、出力端子49にE12=KEsinωt
・cosPθが回転角信号として出力される。励磁信号
E11とKcosPθ信号とが乗算され、出力端子51に
E13=KEsinωt・sinPθが回転角信号として
出力される。
Description
るインバータの試験を行うインバータ試験装置及びモー
タ軸等の回転体の回転角を示す信号を模擬的に発生する
回転角信号発生装置に関するものである。
ータ試験装置の一例を示す回路構成図である。図7にお
いて、被試験インバータ100の交流出力端子のU相、
V相、W相に複数の抵抗R、インダクタンスL及びスイ
ッチからなる疑似負荷回路200をそれぞれ接続すると
共に、電流制御方式の場合には、モータの角度センサ3
00を設けたものである。
ータの制御方式は、電流制御ループによる電流制御方式
と電流制御ループを持たない電圧制御方式(V/F制御
等)とに大別される。電流制御方式の場合は、角度セン
サ300で検出したモータ回転子の位置を示す角度θm
(位相)に対して、運転条件に応じた角度θm +θc で
振幅ic の所定電流が流れるように被試験インバータ1
00が制御される。このとき、被試験インバータ100
の出力電圧の角度(電流に対する位相)と振幅が実際の
負荷であるモータの運転時と同等になるように、各疑似
負荷回路200のスイッチを切り換えてR,Lを選択す
る。尚、角度センサ300として、例えばレゾルバ、エ
ンコーダ等を用い、上記角度θm が得られるように、角
度センサ300を数ワット程度の小型のモータ(図示せ
ず)を用いて回すことにより、角度センサ300よりθ
m に応じた角度センサ信号Sθを模擬的に発生するよう
になされる。
応じた角速度(出力周波数)と振幅の電圧が被試験イン
バータ100から出力される。このとき、被試験インバ
ータ100の出力電流の角度(電圧に対する位相)と振
幅がモータの運転時と同等になるように、各疑似負荷回
路200のスイッチを切り換えてR,Lを選択する。
尚、電圧制御方式の場合は、角度センサ300は省略さ
れる。
圧・電流の振幅、位相、力率、トルクが得られるように
R−Lを切り換えながら試験を行うことにより、発熱や
電圧・電流波形等をチェックし、被試験インバータ10
0の評価を行う。
れる従来のレゾルバについて原理的に説明する。レゾル
バには、大きく分けて1相励磁/2相出力方式(振幅変
調型)と、2相励磁/1相出力方式(位相変調型)とが
ある。
るレゾルバの原理を示す。図8において、回転トランス
20の2次側にはロータの巻線21、22が回転可能に
設けられている。これに対してステータには電気的に9
0°ずれた2相の巻線23、24が設けられている。
転トランス20の1次側に励磁電圧E11として、 E11=Esinωt……(1) を加えると、2次側の巻線21、22を介してステータ
の巻線23、24には、それぞれ E12=KEsinωt・cosPθ……(2) E13=KEsinωt・sinPθ……(3) K:全体の変圧比 P:軸倍角(モータの極数) θ:回転角 の誘起電圧が発生する。
ロータの回転角θを得ることができ、これに基づいて図
7の角度センサ300としてレゾルバを用いた場合のモ
ータの角度センサ信号Sθを模擬的に得ることができ
る。
るレゾルバの原理を示す。図9において、回転トランス
30の1次側にはロータの巻線31が回転可能に設けら
れている。これに対してステータには電気的に90°ず
れた2相の巻線32、33が設けられている。
テータの巻線32、33に位相が90°異なる励磁電圧
E22,E23として E22=Esinωt……(4) E23=Ecosωt……(5) を加えると、ロータの巻線31を介して回転トランス3
0の2次側に、 E21=K(E22cosPθ−E23sinPθ) =K(Esinωt・cosPθ−Ecosωt・sinPθ) =KEsin(ωt−Pθ)……(6) の誘起電圧が発生する。
ータの回転角θを得ることができ、これに基づいて図7
の角度センサ300としてレゾルバを用いた場合のモー
タの角度センサ信号Sθを模擬的に得ることができる。
来のインバータ試験装置では、 1、モータの力行運転での試験が行われるが、回生運転
での試験は不可能 2、力行運転での様々の運転条件に対応可能とするに
は、疑似負荷回路200を構成するR,L,スイッチの
数を多くする必要があり、このため構成が複雑になり、
重量も含めて装置が大型化し、コストもかかる。 3、試験時の電力は全て熱になり、無駄になってしま
う。 4、定常時の特性に合わせてR,Lを選択するので、過
渡時の特性をモータ運転時と同じにすることができな
い。
0にレゾルバを用いた場合、角度センサ信号Sθを発生
させるために、レゾルバのロータを予め角度θだけ回転
させた状態とするために、小型モータ等の手段を別に用
意しなければならない。等々の問題があった。
れたもので、実際にモータを接続することなくモータの
運転を模擬的に行うことにより、インバータの試験を行
うことを第1の目的としている。
に発生させるための回転角信号発生装置を提供すること
を第2の目的としている。
めに、本発明によるインバータ試験装置は、被試験用の
第1のインバータの疑似負荷となる第2のインバータ
と、第1のインバータの交流出力が1次側に入力され、
第2のインバータの交流出力が2次側に入力されるトラ
ンスと、第1のインバータの出力電流を第1のインバー
タの仮想する負荷であるモータの設定された回転数に応
じて所定の値に制御すると共に、回転数とモータ定数と
検出された第1のインバータの出力電圧・電流に基づい
て第2のインバータの出力電圧の振幅・位相を所定に制
御する制御手段とを設けたものである。
は、パラメータとして入力される角度θに基づいてEs
inθ信号を発生する第1の信号発生手段と、パラメー
タとして入力される角度θからEcosθ信号を発生す
る第2の信号発生手段と、前記Esinθ信号と所定の
励磁信号Esinωtとを乗算することにより、第1の
回転角信号を出力する第1の乗算手段と、前記Ecos
θ信号と前記励磁信号とを乗算することにより、第2の
回転角信号を出力する第2の乗算手段とを設けたもので
ある。
は、所定の励磁信号Esinθ信号又はEcosθ信号
の位相を検出する検出手段と、パラメータとして入力さ
れる角度θと前記検出手段で検出された励磁信号の位相
とを加算する加算手段と、前記加算手段の加算出力に基
づいてEsin(ωt−θ)で表される回転角信号を発
生する信号発生手段とを設けたものである。
ば、モータの回転数とモータ定数を制御手段に設定する
と共に、第1のインバータの出力電流・電圧を検出し、
制御手段は、モータ回転数に応じて第1のインバータの
出力電流を所定の値に制御すると共に、モータ回転数、
モータ定数及び出力電流・電圧に基づいて第2のインバ
ータの出力電圧の振幅・位相を制御することにより、実
際のモータを接続することなく、モータを接続したのと
同様の運転状態を模擬的に実現することができる。
よれば、角度θを入力することにより、その角度θを表
す回転角信号を模擬的に得ることができる。
を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施の形態
によるインバータ試験装置を示す回路構成図である。本
試験装置は、IPMモータ(埋込磁石型同期モータ)を
実際の負荷として想定した場合の電流制御方式によるも
のであり、図示のように、被試験インバータ1(以下、
インバータ1と言う)に対して疑似負荷用インバータ2
(以下、インバータ2と言う)を用いている。インバー
タ1、2としては、小型化に有利な電圧(源)型インバ
ータが用いられる。
電圧はトランス4を介して整流回路5で直流電圧に変換
され、試験電圧調整用のチョッパ回路6で調整された
後、インバータ1に供給される。また、上記直流電圧は
インバータ2にも供給される。インバータ1の交流出力
端子からは、PWM変調された矩形波電圧としてのPW
M1 信号が出力される。このPWM1 信号は、インダク
タンスLからなるフィルタ7により正弦波に変換されて
トランス8の1次側に加えられる。インバータ2の交流
出力端子からは、PWM変調された矩形波電圧としての
PWM2 信号が出力される。このPWM2 信号は、イン
ダクタンスl、コンデンサc、抵抗rからなるフィルタ
9を介して基本波の正弦波が取り出され、トランス8の
2次側に加えられる。尚、フィルタ7におけるインダク
タンスLは、負荷としてのモータのインダクタンスに相
当するものである。
信号のU相及びW相の各電流iu ,iw (電流制御方式
により所定の値に制御される)が変流器10で検出され
てモータ模擬運転制御部11に加えられる。また、上記
PWM1 信号をフィルタ7を通じて得られる正弦波の電
圧vu ′,vw ′が検出されてモータ模擬運転制御部1
1に加えられる。
てのモータの運転条件とモータ特性が入力され設定され
る。運転条件としては、所望のモータ速度N、トルク
(負荷)、制御モード等である。モータ特性としては、
モータ定数や電圧変換方程式である。モータ定数は、モ
ータ等価回路の各構成要素である。IPMモータの場合
のモータ定数としては、モータの電機子抵抗R、モータ
固定子上のd,q直交座標軸におけるd軸上のモータイ
ンダクタンLd とq軸上のモータインダクタンスLq 、
モータ誘起電圧定数φa 及びフィルタ7のインダクタン
スLが入力される。また、モータ模擬運転制御部11に
は、角度センサ模擬制御部12が設けられている。この
角度センサ模擬制御部12は、後述する本発明による模
擬回転位置信号発生装置である。
説明する。インバータ1とインバータ2をインピーダン
スを介して接続された2つの交流電圧源として考えた場
合、インバータ1、2の各出力電圧の関係によってイン
バータ1から見たインピーダンスが変化する。このイン
ピーダンスはモータの負荷インピーダンスに相当する。
例えば各出力電圧を同相とすれば、インバータ1の負荷
インピーダンスは、各出力電圧の振幅に応じた抵抗成分
となる。また、インバータ1の出力電圧の位相に対して
電流が90°遅れるようにインバータ2の出力電圧を制
御すれば、負荷インピーダンスはインダクタンス成分と
なる。即ち、インバータ1の出力電圧に対してインバー
タ2の出力電圧の振幅・位相を制御することにより、負
荷インピーダンスが可変となる。
としてのインバータ2の出力電圧の振幅・位相を制御す
ることにより、実際の負荷であるモータを模擬的に運転
した状態を実現することができる。これにより、任意の
運転条件で任意の負荷におけるインバータ1の試験を行
うことができる。
電流制御方式によるインバータ1の試験を行う場合は、
インバータ1の出力電流iu ,iw は、インバータ2の
出力電圧に関わらず所定の値に制御される。尚、図示の
インバータ1は、電流制御を行うための制御回路を含む
ものとする。モータ模擬運転制御部11には、前述した
運転条件であるNとモータ定数であるR,Ld ,Lq ,
L,φa がオペレータにより入力設定される。角度セン
サ模擬制御部12は、Nに応じた模擬角度センサ信号S
θを出力し、インバータ1はこの模擬角度センサ信号S
θに基づいて出力電流が所定の値に制御される。
件N,モータ定数R,Ld ,Lq ,L,φa に基づいて
インバータ2をスイッチングするゲート信号を生成して
出力し、インバータ2はこのゲート信号に応じて動作す
る。即ち、インバータ2は、インバータ1の動作に応じ
た電圧・電流の振幅・位相となるように制御されること
になる。モータ模擬運転制御部11は、インバータ1の
出力電流iu ,iw 及び出力電圧vu ′,vw ′を見な
がら制御を行う。出力電圧vu ′,vw ′の振幅・位相
は、負荷により決まる。
態において、出力電圧の振幅・位相が所望となるように
インバータ2の出力電圧の振幅・位相を制御することに
より、インバータ1にあたかもモータが接続されている
かのような状態でインバータ1の試験を行うことができ
る。以上により、モータの任意の運転条件に応じて任意
の力率、負荷のインピーダンスを設定して、インバータ
1の試験を行うことができる。
タ1とインバータ2との間にトランス8を設けることに
より、インバータ1の3相出力電圧の中性点変動の影響
をなくし、良好な制御が行われるようにしている。即
ち、インバータにおいては、図2(a)に示すように、
出力電圧(線間電圧)の範囲を広げるために、中性点電
圧変動回路15により中性点電圧を所定のタイミングで
変動させることがある。この場合、負荷がモータの場合
は、中性点電圧がどのように変動してもモータへの影響
はないが、図2(b)のように負荷がインバータ2の場
合は、中性点電圧変動回路15、16により中性点電圧
を変動させると、その影響によりインバータ1とインバ
ータ2との間で電流ix が流れてしまう。この電流ix
をゼロに制御することは困難である。そこで、本実施の
形態においては、トランス8を設けることにより、上記
電流ix を遮断するようにしている。
WM波形であり、遅れなしでインバータ1の基本波電圧
の振幅と位相を検出することが難しいため、フィルタ
7、9によりPWM波形を正弦波状にして、トランス8
の1次側の電圧vu ′,vw ′を検出する。この電圧と
電流iu ,iw に基づいてインバータ1の出力電圧vu
を次式により算出する。 vu =L・iu +vu’ ……(7)
御が行われる。(8)式において、Vd , Vq :d,q
軸の電機子電圧、id , iq :d,q軸の電機子電流、
R:電機子抵抗、Ld , Lq :d,q軸インダクタン
ス、ωm :角速度(Nに対応)、p:d/dt、φa :
永久磁石による電機子鎖交磁束の最大値×(3/2の平
方根)、pn :極対数である。Tは出力トルクで T=〔pn {φa iq +(Ld −Lq )id iq }……(9) である。
をハード構成で実現した場合のモータ模擬運転制御部1
1を示すもので、加算器、乗算器、補正回路、微分回
路、2/3回路(3相−2相変換回路)、PWM回路1
3等により図示のように構成されている。尚、(8)式
における pLd , pLq は過度項であり、実際の運転に
おいては値が小さいので、本実施の形態では無視され
る。
Lq 、θm (模擬角度センサ信号Sθが示すモータ角
度:Nに対応),φa ,L、及び電圧vu ′,vw ′、
電流iu ,iw を用いて図示の各演算が行われる。これ
により、相電圧指令Vou* ,Vov* ,Vow* を生成し、
これに基づいてPWM回路13よりインバータ2のゲー
ト信号が生成される。
正した値に基づいて3相−2相変換して直交2軸上のi
d ,iq を得ると共に、vu ′,vw ′をθm を角度補
正した値に基づいて3相−2相変換してvd ,vq を得
る。また、Ld ,Lq と実際のLとの差分を求め、この
差分とR,id ,iq に基づいてvd * ,vq * を求め
る。このvd * ,vq * と実際のvd ,vq とを突き合
わせ、その結果をθmを角度補正した値に基づいて2相
−3相変換することにより、Vou* ,Vov* ,Vow* が
得られる。
ついて説明する。上述した第1の実施の形態では、モー
タ回転数N(θm )を予め設定して制御を行っている
が、Nを設定せずに、インバータ1の出力電流・電圧か
らモータトルクを計算し、そのトルクと試験で想定する
機械のイナーシャ(重量相当等)からN(θm )を算出
して制御に用いることにより、モータの加減速時の状態
を模擬することができる。即ち、モータが停止している
状態からインバータ1が動作して加速していくとき、ど
のように加速していくのかは、どのようなパターンで電
流・電圧が加えられたかによって決まる。
合、モータ模擬運転制御部11により、入力される出力
電圧・電流(vu ′,vw ′,iu ,iw )によりとれ
だけトルクが出ているかを計算することができ、そのト
ルクに応じてどのように加速していくのかを、車体の重
さ等からモータ軸換算でのイナーシャが分かっていれ
ば、走行抵抗等を考慮して計算することができる。
抵抗等から、どれだけ加速すればどれだけの回転数Nと
なり、次にどれだけの回転数Nとなるかを計算し、その
Nに基づいて模擬角度センサ信号Sθを作ってインバー
タ1にフィードバックすることにより、実際にモータを
加減速している状態で様々な試験を行うことができる。
従って、本実施の形態の場合は、モータ模擬運転制御部
11には、車体重量やイナーシャ、走行抵抗等の機械的
定数が入力設定される。
タを負荷とした場合について説明したが、電圧方程式が
あれば、IMモータ(誘導電動機)、SPM(表面磁石
同期)モータ等々どのようなモータでも模擬運転可能で
ある。
すように、モータ模擬運転制御部1において、第1のイ
ンバータ1の出力電圧・電流とモータ定数からモータの
トルク、速度、回転位置、損失効率、温度等を計算し
て、表示又は出力するように構成してもよい。
実施の形態について説明する。この回転角信号発生装置
は、例えば図1の角度センサ模擬制御部12で用いられ
るもので、以下においては、回転体としてのモータ回転
軸の回転角を示す回転角信号を発生する場合について説
明する。
形態を示すブロック図であり、前述した1相励磁/2相
出力方式(振幅変調型)によるレゾルバを模擬したもの
である。図4において、入力端子40に、模擬運転され
るモータの角速度を入力する。この角速度は乗算器41
でモータ極数Pと乗算され、その乗算出力が積分器42
で積分されることにより、図5に示すような角度信号P
θとなる。
3を駆動すると共に、cos信号発生器44を駆動す
る。これにより、sin信号発生器43からsinPθ
信号が得られ、cos信号発生器44からcosPθ信
号が得られる。これらの信号は次に乗算器45、46に
より変圧比Kが乗算されて、KsinPθ信号及びKc
osPθ信号となる。
な前記(1)式による励磁信号E11=Esinωtが入
力される。この励磁信号E11と上記KsinPθ信号と
が乗算型D/A変換器48で乗算されることにより、出
力端子49に前記(2)式で表されるE12=KEsin
ωt・cosPθ(図5)が出力される。また、上記励
磁信号E11と上記KcosPθ信号とが乗算型D/A変
換器50で乗算されることにより、出力端子51に前記
(3)式で表されるE13=KEsinωt・sinPθ
(図5)が回転角信号として出力される。
11は図1のインバータ1から入力され、その周波数は使
用するインバータに応じて決められる。また、出力端子
50、51に得られる上記信号E12、E13はインバータ
1に帰還される。また、sin信号発生器43、cos
信号発生器44は、CPUやDSP(ディジタル信号処
理装置)等のデジタル回路が用いられる。
形態を示すブロック図であり、前述した2相励磁/1相
出力方式(位相変調型)によるレゾルバを模擬したもの
である。図6において、入力端子60に、模擬運転され
るモータの角速度を入力する。この角速度は乗算器61
でモータ極数Pと乗算され、その乗算出力が積分器62
で積分されることにより角度信号Pθとなる。
(4)式(又は(5)式)による励磁信号E22=Esi
nωt(又はE23=Ecosωt)は、矩形波変換器6
4で矩形波信号に変換された後、PLL回路65により
その位相θe が検出される。この位相θe と上記角度信
号Pθとを加算器66で加算し、その加算出力によりs
inθ発生器67を駆動してEsin(ωt−Pθ)を
得る。さらに、乗算器68で変圧比Kを乗算することに
より、出力端子69に前記(6)式によるE21=KEs
in(ωt−Pθ)が回転角信号として出力される。
22(又はE23)は図1のインバータ1から入力され、そ
の周波数は使用するインバータに応じて決められる。ま
た、出力端子69に得られる回転角信号E21はインバー
タ1に帰還される。また、sin信号発生器67、PL
L回路65は、CPUやDSP等のデジタル回路が用い
られる。
回転角信号を発生する場合について説明したが、本発明
の回転角信号発生装置は、これに限らず、一般の回転体
のある回転角を示す信号を模擬的に得る場合に適用する
ことができる。
ータを実際に使用することなく、モータの動作を模擬的
に行いながらインバータの試験を行うことができる。ま
た、従来のR−L負荷の切り換えではできなかった回生
運転試験を行うことができる。また、R−L負荷の切り
換えの場合に比べて装置の大幅な省エネルギー化が可能
となる。さらに、電流制御の場合、被試験インバータの
電圧、力率の調整が可能となる。また、被試験インバー
タと疑似負荷用インバータとの間にトランスを設けたこ
とにより、被試験インバータにおける中性点電圧の変動
による影響をなくし、良好な制御を行うことができる。
よれば、インバータ試験装置等で用いる場合に、モータ
軸等の回転体の回転角θを示す信号を得るために、従来
のようにレゾルバを回転させるための小型モータ等を必
要とせず、角度θを入力することにより、レゾルバを用
いた場合と実質的に同等なその角度θを示す回転角信号
を得ることができる。
式のインバータ試験装置を示す回路構成図である。
するための構成図である。
のハード構成例を示す構成図である。
施の形態を示すブロック図である。
部の信号波形図である。
施の形態を示すブロック図である。
図である。
バを示す構成図である。
バを示す構成図である。
インバータ 7 フィルタ 8 トランス 9 フィルタ 10 変流器 11 モータ模擬運転制御部 12 角度センサ模擬制
御部 13 PWM回路 40、47 入力端子 41 乗算器 42 積分器 43 sinθ信号発生器 44 cosθ信号発生
器 45、46 乗算器 48、50 乗算型D/
A変換器 49、51 出力端子 60、63 入力端子 61、68 乗算器 62 積分器 64 矩形波変換器 65 PLL回路 66 加算器 67 sinθ信号発生
器 69 出力端子
Claims (12)
- 【請求項1】 被試験用の第1のインバータの仮想負荷
となる第2のインバータと、 第1のインバータの交流出力が1次側に入力され、第2
のインバータの交流出力が2次側に入力されるトランス
とを具備し、 第1のインバータの出力電流を第一のインバータが仮想
する負荷であるモータの回転数に応じて、所定の値に制
御すると共に、仮想負荷のモータ回転数とモータ定数と
検出された第1のインバータの出力電圧および電流に基
づいて第2のインバータの出力電圧の振幅・および位相
を所定に制御する制御手段とを設けたことを特徴とする
インバータ用試験装置。 - 【請求項2】 前記制御手段は、前記運転条件に含まれ
るモータ回転数に応じて第1のインバータの出力電流を
所定の値に制御すると共に、モータ回転数と前記モータ
特性に含まれるモータ定数と、 前記検出された第1のインバータの出力電圧および電流
に基づいて第2のインバータの出力電圧の振幅および位
相を所定に制御することを特徴とする請求項1記載のイ
ンバータ用試験装置。 - 【請求項3】 前記モータ定数は、モータ等価回路の各
構成要素の値を含み、前記制御手段は、このモータ定数
を用いた所定の電圧変換式に基づいて制御することを特
徴とする請求項1又2記載のインバータ用試験装置。 - 【請求項4】 前記制御手段は、前記第1のインバータ
の前記モータ定数からモータのトルクを算出し、そのト
ルクと前記モータ特性に含まれる機械的定数からモータ
速度、角度を逐次算出した結果を制御に用いることによ
り、モータの加減速時における運転を模擬することを特
徴とする請求項1、2又は3記載のインバータ用試験装
置。 - 【請求項5】 前記第1、第2のインバータの出力はパ
ルス幅変調信号であり、前記第1のインバータとトラン
スとの間にモータのインダクタンスに相当するインダク
タンスからなるフィルタを設けると共に、前記第2のイ
ンバータとトランスとの間に第2のインバータの出力か
ら基本波を取り出すフィルタを設けたことを特徴とする
請求項1〜4の何れか1項に記載のインバータ用試験装
置。 - 【請求項6】 前記第1のインバータの出力電圧・電流
と前記モータ定数からモータのトルク、速度、回転位
置、損失効率、温度等を計算して、これらの値を表示又
は出力することを特徴とする請求項1〜5の何れか1項
に記載のインバータ用試験装置。 - 【請求項7】 前記制御手段は、入力されるモータ角速
度とモータ極数Pとを乗算した値を積分したモータ角度
Pθを元に、KEsinPθ信号とKEcosPθ信号
(K:レゾルバの変圧比)を発生させ、KEsinPθ
信号と所定の励磁信号Esinωt信号とを乗算して第
1のモータ回転角信号を得ると共に、KEcosPθ信
号と前記励磁信号とを乗算して第2のモータ回転角信号
を出力すると共に、前記第1のインバータは、第1、第
2のモータ回転角信号に基づいて前記出力電流を一定に
制御することを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に
記載のインバータ用試験装置。 - 【請求項8】 前記制御手段は、所定の励磁信号Esi
nωt信号又はEcosωt信号の位相を検出して、入
力されるモータ角速度とモータ極数Pとを乗算した値を
積分したモータ角度Pθと前記検出された励磁信号の位
相とを加算し、その加算出力に基づいてKEsin(ω
t−Pθ)(K:レゾルバの変圧比)で表されるモータ
回転角信号を得ることにより、前記第1のインバータ
は、前記モータ回転角信号に基づいて前記出力電流を一
定に制御することを特徴とする請求項1〜6の何れか1
項に記載のインバータ用試験装置。 - 【請求項9】 パラメータ角度θに基づいてEsinθ
信号を発生する第1の信号発生手段と、 前記パラメータ角度θに基づいてEcosθ信号を発生
する第2の信号発生手段と、 前記Esinθ信号と所定の励磁信号Esinωtとを
乗算することにより、第1の回転角信号を出力する第1
の乗算手段と、 前記Ecosθ信号と前記励磁信号とを乗算することに
より、第2の回転角信号を出力する第2の乗算手段とを
設けたことを特徴とする回転角信号発生装置。 - 【請求項10】 所定の励磁信号Esinθ信号又はE
cosθ信号の位相を検出する検出手段と、 パラメータ角度θと前記検出手段で検出された励磁信号
の位相とを加算する加算手段と、 前記加算手段の加算出力に基づいてEsin(ωt−
θ)で表される回転角信号を発生する信号発生手段とを
設けたことを特徴とする回転角信号発生装置。 - 【請求項11】 前記パラメータ角度θは、モータ角速
度にモータ極数Pを乗算した値Pθであることを特徴と
する請求項9又は10記載の回転角信号発生装置。 - 【請求項12】 前記回転角信号にレゾルバの変圧比K
を乗算する乗算手段を設けたことを特徴とする請求項
9、10又は11記載の回転角信号発生装置。
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|---|---|---|---|
| JP2001388528A JP4035991B2 (ja) | 2001-12-20 | 2001-12-20 | インバータ用試験装置及び回転角信号発生装置 |
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| JP2001388528A JP4035991B2 (ja) | 2001-12-20 | 2001-12-20 | インバータ用試験装置及び回転角信号発生装置 |
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|---|---|
| JP2003189630A true JP2003189630A (ja) | 2003-07-04 |
| JP4035991B2 JP4035991B2 (ja) | 2008-01-23 |
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|---|---|---|---|---|
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| JP2009014358A (ja) * | 2007-06-29 | 2009-01-22 | Fujitsu Ten Ltd | 模擬レゾルバ、モータシミュレータ、及び、モータシミュレーション方法 |
| JP2010172187A (ja) * | 2008-12-27 | 2010-08-05 | Sinfonia Technology Co Ltd | インバータ試験装置及びインバータ試験方法 |
| JP2011101548A (ja) * | 2009-11-09 | 2011-05-19 | Toyo Electric Mfg Co Ltd | モータ模擬装置 |
| KR101040104B1 (ko) * | 2009-06-30 | 2011-06-09 | 한국전력공사 | 무선 이동형 실시간 디지털 시뮬레이터 |
| JP2011220742A (ja) * | 2010-04-06 | 2011-11-04 | Toyo Electric Mfg Co Ltd | レゾルバ模擬回路 |
-
2001
- 2001-12-20 JP JP2001388528A patent/JP4035991B2/ja not_active Expired - Fee Related
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