JP2003190815A - 光触媒および光触媒材料 - Google Patents
光触媒および光触媒材料Info
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Abstract
ずれか一方または両方を発現するオキシナイトライドに
よる光触媒を提供する。 【解決手段】 チタンとアルカリ土類金属との複合酸化
物の酸素サイトの一部を窒素元素で置換する。
Description
照射により触媒活性および親水性のいずれか一方または
両方を発現し、特に環境浄化機能が要求される材料に利
用される、可視光応答型の光触媒および該光触媒を有す
る光触媒材料に関するものである。
志向の高まりから、抗菌、消臭および防汚等の機能を持
った環境浄化型製品に対して強いニーズがあり、この種
の製品に光触媒を利用する技術が注目されている。この
光触媒とは、光エネルギーの吸収により、励起電子が酸
素を還元して活性酸素種のスーパーオキサイドアニオン
(・O2 - )を生成し、正孔が水を酸化して活性酸素種
の水酸ラジカル(OH・)を生成することにより、光触媒
の表面に接触した有機物などを酸化分解する物質のこと
である。さらに、酸化チタンによる光触媒では、水の接
触角が5°以下となる超親水性を発現することができ
る。
用途では、都市型汚染の主成分である油分、無機質塵挨
およびカーボン等に対する耐汚染処理や、視認性を確保
するための防曇処理、また屋内用途では、抗薗や消臭等
の衛生処理を行うことができる。
こすには、光触媒のバンドギャップエネルギーが活性酸
素種の生成エネルギー{2.18×10-19 J(1.36eV)}よ
り大きいだけでは不十分であり、光触媒の伝導帯下端と
価電子帯上端とが、活性酸素種を生成するO2/O2 - {−
0.21×10-19 J(−0.13eV)}準位とO2/H2O {1.97×
10-19 J(1.23eV)}準位とを共に挟む位置になければ
ならない。さらに、この酸化還元準位は平衡準位である
ため、活性酸素種の生成反応が生じるには過電圧が必要
となり、伝導帯下端はO2/O2 - 準位よりも負側、そして
価電子帯上端は02/H20 準位より正側に位置する必要が
ある。
アナターゼ型の酸化チタンは、価電子帯の上端準位がO2
/H2O 準位から十分に離れた正側に位置するため、バン
ドギャップエネルギーは5.13×10-19 J(3.2eV )と大
きく、紫外線の照射に限って光触媒活性および親水性を
発現する。ところが、光源となる太陽光や蛍光灯からの
光は、紫外線の分光分布スペクトルがせいぜい3〜4%
であり、近紫外線の強度は日中の太陽光で1〜2mW/
cm2 、室内の蛍光灯からの光に至っては1μW/cm2 程
度にすぎない。このため、光触媒による光エネルギーの
利用は極めて限定された範囲で行われているにすぎな
い。従って、光エネルギーの有効利用をはかり、また蛍
光灯環境下でも十分な機能を光触媒に発揮させるには、
可視光を利用できる光触媒材料の開発が望まれる。
現させるには、光触媒のバンドギャップエネルギーが可
視光を吸収できる約4.8 ×10-19 J(3eV)以下である
ことが必要条件となり、そのための様々な方法が提案さ
れている。例えば、特開平11−197512号公報には、アナ
ターゼ型酸化チタンに、バナジウムやクロムなどの遷移
金属をイオン注入した後、大気中で熱処理することによ
り、可視光活性が発現することが記載されている。しか
しながら、この方法では装置が高価である上、大面積に
対して処理することが難しい不利がある。
80(2000)には、アナターゼ型酸化チタンに水素プラズ
マ処理による酸素欠損を形成させ、可視光活性が発現す
ることが報告されている。しかしながら、酸素原子を取
り除くと不安定な結晶構造となりやすく、光触媒作用を
長期に持続させることが難しい。
9(2001) には、アナターゼ型酸化チタンの価電子帯を構
成する酸素2p軌道に窒素2p軌道を混成させることによ
り、価電子帯の上端を負側にシフトさせると、可視光活
性が発現することが報告されている。しかし、酸化チタ
ンを窒化してオキシナイトライドを合成した場合、可視
光を吸収できるようになるが、伝導帯の下端準位の変動
は僅かであって、伝導帯の下端準位がO2/O2 - 準位に近
接したままであることから、活性化が不十分であり、活
性の改善が望まれる。
来技術が抱える問題を解消し、可視光照射によっても光
触媒機能および親水性のいずれか一方または両方が発現
し、かつ可視光活性度の高い光触媒を、該光触媒を有す
る材料に併せて提供することを目的とする。
素サイトを窒素元素で置換することにより価電子帯の上
端が負側にシフトし、可視光の吸収を可能にすること、
さらに暗所でも抗菌作用を示すマグネシウム、カルシウ
ム、ストロンチウムを含むチタン複合酸化物の、伝導帯
の下端がO2/O2 - 準位よりも負側に位置し、還元反応の
過電圧を十分に確保できることを見出し、この発明を完
成するに至った。
触媒活性および親水性のいずれか一方または両方を発現
する光触媒であって、下記の(1) または(2) の一般式に
て表されるオキシナイトライドから成ることを特徴とす
る光触媒である。 記 ATiO3-(3/2)xNx ----(1) AO・n(ATiO3-(3/2)xNx )----(2) ここで、A:Mg、CaおよびSrから選ばれる1種以上 0<x≦0.6 n:自然数
により触媒活性および親水性のいずれか一方または両方
を発現する光触媒層を有する光触媒材料であって、該光
触媒層が、上記の(1) または(2) の一般式にて表される
オキシナイトライドから成ることを特徴とする光触媒材
料。
て、詳細に説明する。現在、光触媒として実用化されて
いるアナターゼ型酸化チタンが、紫外線の照射に限って
光触媒活性を発現することは既に述べたとおりである。
これは、酸素の2p軌道で構成される酸化物の価電子帯の
上端準位が、水の酸化準位O2/H2O よりもかなり正側の
位置にあることにより、バンドギャップエネルギーが大
きくなることが原因である。
現させる方法として、酸化物の光触媒に窒素元素をドー
プしたオキシナイトライドが注目されている。なぜな
ら、酸化物の酸素サイトに窒素元素をドープすると、酸
素のO2pよりもエネルギー準位の高いN2pも伝導帯の構
成に利用されるようになる結果、伝導帯の上端準位が負
側にシフトしてバンドギャップが狭まり、可視光が吸収
できるようになると考えられているからである。
化物の酸素サイトに窒素元素をドープすることによっ
て、伝導帯の上端準位を負側にシフトしてバンドギャッ
プを狭めて、可視光の吸収を可能にする。
は、アナターゼ型のTiO2-xNx や、チタン、ニオブおよ
びタンタルのペロブスカイトまたは層状ペロブスカイト
物質、例えば、LaTaON2 、CaTaON2 、SrTaON2 、BaTaON
2 、LaTiO2 N、Ca1-X Lax Ti03-xNxx , CaNbON2 、SrNb
ON2 、BaNbON2 およびLiLaTaNO6 などが知られている
が、実用的には、コスト、安全性そして安定性などの観
点から、光触媒物質はチタンベースであることが有利で
あり、好ましい。ここで、チタンベースとは、伝導帯を
形成する遷移金属元素中に含まれるチタン元素の割合が
50atom%以上であることを示している。
発揮させる光触媒反応を活性化するため、伝導帯の下端
電位がO2/O2 - (−0.21×10-19 J)準位よりも負側に
位置する、チタン複合酸化物をベースにすることによ
り、還元反応の過電圧を確保し、電荷分離と活性酸素の
生成を効率よく促進させることが肝要である。例えば、
ペロブスカイト型のチタン酸ストロンチウムの場合は、
伝導帯の下端電位が約−0.32×10-19 J(−0.2 eV)と
なり、過電圧を確保できる。
は、伝導帯の構成に関与することなく、安価かつ安全
で、しかも、その酸化物が抗菌性を発現するアルカリ土
類金属、具体的には、Mg、CaおよびSrから選ばれる1種
以上を用いることが肝要である。これらの元素とチタン
との複合酸化物の結晶構造は、Mgの場合が主にイルメナ
イト構造(MgTiO3)、スピネル構造(Mg2TiO4 )、擬ブ
ルッカイト構造(MgTi2O5)、または逆スピネル構造(M
g2TiO4 )、一方CaおよびSrの場合が主にペロブスカイ
ト構造(一般式:ATiO3)または層状ペロブスカイト構
造{一般式:AO・n(ATiO3)}、そしてMg、Caおよ
びSrから2種以上が選択されるときは、上記の構造また
はペロブスカイト構造となるが、これらの結晶構造に限
定されない。好ましくは、Mgの場合がイルメナイト構
造、CaおよびSrの場合がペロブスカイト構造または層状
ペロブスカイト構造(n:1〜3)である。
下記(1) または(2) の一般式にて表すことができる。 記 ATiO3-(3/2)xNx ----(1) AO・n(ATiO3-(3/2)xNx )----(2) ここで、A:Mg、CaおよびSrから選ばれる1種以上 0<x≦0.6 n:自然数 上記一般式によるオキシナイトライドは、チタンが還元
されて低酸化状態をとるとき、酸素欠損により電荷補償
される。
件によっても異なるが、上記式におけるxが0<x≦0.
6 を満足する範囲とする。すなわち、窒素置換量が少な
い場合、価電子帯上端の負側へのシフトが不十分であ
り、可視光を吸収できるバンドギャップが形成できな
い。一方、窒素置換量が多すぎる場合、電荷補償のため
に酸素欠損が生成し、結晶構造が不安定になる。そこ
で、0<x≦0.6 を満足する範囲とした。好ましくは
x:0.05〜0.5 の範囲とする。このとき、電荷補償のた
め酸素サイトは窒素置換量の1/2以上が欠損する。
として形成し、各種使途に供することが好ましい。基材
としては、セラミックス、タイル、コンクリート、ガラ
スおよび煉瓦などの無機材料、アルミニウム、ステンレ
ス鋼、各種めっき鋼板、化成処理鋼板および塗装鋼板な
どの金属材料、アクリルおよびポリカーボネートなどの
樹脂、そして木材などの有機材料を用いることができ
る。
る手法について、具体的に説明する。すなわち、オキシ
ナイトライドは、チタンと、マグネシウム、カルシウム
およびストロンチウムから選ばれる1種以上との酸化物
またはその前駆体物質を、アンモニアガス、アンモニア
含有ガス、窒素ガスまたはN2/H2ガスなどの雰囲気下に
おいて、400 〜1200℃で1〜120 分間、好ましくは500
〜700 ℃で5〜60分間加熱処理することによって合成で
きるが、特にこの処理に限定する必要はない。なお、ア
ンモニア含有ガスは、アンモニアガスにアルゴンや窒素
などの非酸化性ガスを混合したものであり、非酸化性ガ
スの混合割合は10〜90体積%、好ましくは20〜70体積%
である。
マグネシウム、カルシウムおよびストロンチウムの酸化
物、水酸化物および炭酸塩などから選ばれた1種以上の
化合物とを混合し、該混合物または該混合物を加熱処理
して複合化した前駆体物質を、前記の条件にて窒化処理
に供する。
場合は、基材上に上記酸化物または酸化物の前駆体から
なる薄膜を被覆した後、該被膜に前記の条件にて窒化処
理を施す。酸化物または酸化物の前駆体からなる薄膜
は、ゾルゲル法により被覆することができるが、特にゾ
ルゲル法に限定する必要はない。ゾルゲル被膜形成に用
いるコーティング液は、例えば以下に示す方法にて製造
できる。すなわち、アルコール中でチタンアルコキシド
1mol に対して、アセチルアセトン、ジエチレングリコ
ールまたはアセト酢酸エチルなどのキレート剤を1〜2
mol 混合し、続いて酸触媒として蓚酸や酢酸などのカル
ボン酸、硼酸、塩酸、硝酸、硫酸または燐酸などの無機
酸を0.01〜0.1mol添加した後、1〜2mol の水を徐々に
添加して部分加水分解溶液を調整する。次いで、該部分
加水分解溶液にマグネシウム、カルシウムおよびストロ
ンチウムのアルコキシドに前記キレート剤を混合したア
ルコール溶液、硝酸塩、塩化物などの無機塩または酢酸
塩、蓚酸塩などの有機酸塩のアルコール溶液を所定比で
混合し、熟成後ゾル溶液とする。
イトなどの水性の結晶性酸化チタンゾル、ペルオキソチ
タン酸およびオルソチタン酸などのアモルファス酸化チ
タン水溶液、またはこれらの混合水溶液に、上記無機塩
または有機塩の水溶液を所定比で混合してコーティング
溶液とする。このとき、上記無機塩または有機塩の水溶
液の混合によりコーティング溶液がゲル化する場合は、
上記酸化チタン水溶液に、予め乳酸、リンゴ酸およびク
エン酸などの有機酸を添加してチタン錯体を形成させて
おくと、ゲル化を防止することができる。あるいは、上
記酸化チタン水溶液の合成時に、出発原料の中に予め上
記の無機塩または有機塩を配合してもよい。
溶液を酸化物換算で固形分が0.1 〜10質量%、好ましく
は0.5 〜5 質量%に調整し、通常スプレー、ディップま
たは刷毛などにより基材に塗布して乾燥膜を形成させ
る。
カまたはシリコンオキシナイトライドを含有すること
が、特に親水性を長期にわたり維持させるのに有効であ
る。シリカまたはシリコンオキシナイトライドは、光触
媒の固形分に対して10〜80質量%、より好ましくは20〜
50質量%の範囲で含有させる。なぜなら、10質量%以上
80質量以下の範囲で含有させることによって、親水性を
長期間にわたり維持でき、かつ光触媒活性の効果を十分
に発揮できるからである。
説明するが、この発明はこれらの実施例に限定されるも
のではない。 発明例1 シリカが被覆された耐熱ガラスの基板に、MgTiO3コーテ
ィング液をスプレー塗布したのち、600 ℃で60分間仮焼
成し、次いで100ml /min のアンモニア気流中におい
て、600 ℃で10分間の窒化処理を施して、試験体を作製
した。なお、得られた光触媒膜はイルメナイト型であ
り、付着量は0.63g/m2であった。この光触媒の特性に
ついて、後述する方法によって、測定並びに評価を行っ
た。その結果を、表1に示す。
TiO3コーティング液を用いた以外は、上記発明例1と同
じ方法にて、光触媒を基板に被覆した試験体を得た。得
られた光触媒膜は、ペロブスカイト型であり、付着量は
0.60g/m2であった。この光触媒の特性について、後述
する方法によって、測定並びに評価を行った。その結果
を、表1に示す。
3Ti2O7コーティング液を用いた以外は、上記発明例1と
同じ方法にて、光触媒を基板に被覆した試験体を得た。
Ca3Ti2O7コーティング液は、チタン0.1molに過酸化水素
水300 gとアンモニア水100 gとを混合して調整した、
ペルオキソチタン酸水溶液にクエン酸0.3molを添加し、
さらに酢酸カルシウム0.15mol を添加して合成した。得
られた光触媒膜は、層状ペロブスカイト型であり、付着
量は0.65g/m2であった。この光触媒の特性について、
後述する方法によって、測定並びに評価を行った。その
結果を、表1に示す。
01mol とを混合し、1000℃で60分間仮焼成し、得られた
粉末を粉砕したのち、100ml /min のアンモニア気流中
にて600 ℃で60分間の窒化処理を施し、光触媒粉末を得
た。得られた光触媒粉末は、ペロブスカイト型であっ
た。この光触媒の特性について、後述する方法によっ
て、測定並びに評価を行った。その結果を、表2に示
す。
ロンチウムを用いた以外は、発明例4と同じ方法にて、
光触媒粉末を得た。得られた光触媒粉末は、ペロブスカ
イト型であった。この光触媒粉末の特性について、後述
する方法によって、測定並びに評価を行った。その結果
を、表2に示す。
ほうろうが被覆された塗装鋼板を使用した以外は、発明
例1と同じ方法にて、光触媒粉末を基板に被覆した試験
体を得た。なお、得られた光触媒はイルメナイト型であ
り、付着量は0.70g/m2であった。この光触媒の特性に
ついて、後述する方法によって、測定並びに評価を行っ
た。その結果を、表1に示す。
塗装鋼板を使用した以外は、発明例1と同じ方法にて、
光触媒粉末を基板に被覆した試験体を得た。なお、得ら
れた光触媒はイルメナイト型であり、付着量は0.70g/
m2であった。この光触媒の特性について、後述する方法
によって、測定並びに評価を行った。その結果を、表1
に示す。
ほうろうが被覆された塗装鋼板を使用した以外は、発明
例2と同じ方法にて、光触媒粉末を基板に被覆した試験
体を得た。なお、得られた光触媒はペロブスカイト型で
あり、付着量は0.65g/m2であった。この光触媒の特性
について、後述する方法によって、測定並びに評価を行
った。その結果を、表1に示す。
ティング液をスプレー塗布したのち、500 ℃で30分間仮
焼成し、次いで100ml /min のアンモニア気流中におい
て、600 ℃で10分間の窒化処理を施して、試験体を作製
した。なお、得られた光触媒膜はアナターゼ型であり、
付着量は0.68g/m2であった。この光触媒の特性につい
て、後述する方法によって、測定並びに評価を行った。
その結果を、表1に示す。
ニア気流中にて600 ℃で60分間の窒化処理を施し、光触
媒粉末を得た。得られた光触媒粉末は、アナターゼ型で
あった。この光触媒の特性について、後述する方法によ
って、測定並びに評価を行った。その結果を、表2に示
す。
に示す抗菌試験、水の接触角の測定およびガス分解試験
を実施、その特性を評価した。 [抗菌試験]抗菌製品技術協議会の光照射フィルム密着
法に準じて、抗菌力を評価した。すなわち、5×5cmサ
イズの試験体上に、菌濃度1.5 ×106 個/mlの菌液を0.
1ml 接種したあと、ポリエチレンフィルムを被せて密着
させ、これを透明シャーレ内にセットして温度25℃、相
対湿度90%以上の条件下で蓋をし、暗所で4時間から24
時間、また白色蛍光灯で1000ルクスの可視光を照射した
環境下で4時間、それぞれ保持した。その後、生理食塩
水で試験体から生残菌を洗い出し、NA培地にて35℃、24
時間培養し、生菌数を測定した。
り10個以下を合格とした。菌は黄色葡萄球菌IFO 12732
を使用し、白色蛍光灯は紫外線カットフィルム((株)
キング製作所:ObjcC )を装着させて紫外線強度を0.1
μW/cm2 以下(紫外線強度:365nm の紫外線センサー
を用いて測定)とした。なお、抗菌試験は発明例1,
2,3,6,7,8および比較例1について実施した。
用いて1000ルクスの可視光を8時間照射したあと、マイ
クロシリンジを使用してイオン交換水を20μリットル滴
下し、試験体上の水滴を画像処理式接触角計(協和界面
科学(株)製、CA−X )を用いて、水の接触角を3点法
にて測定した。なお、接触角測定は発明例1,2,3,
6,7,8および比較例1について実施した。
シャーレを容積5リットルのガラス容器の底部に置き、
蓋をしてからアセトアルデヒドを注入して100ppmになる
よう調整した。吸着平衡が確認されたあと、前記の白色
蛍光灯を用いて1000ルクスの可視光を照射した。アセト
アルデヒド濃度は、ガスクロマトグラフ(島津製作所
(株):GC−17A)にて測定した。なお、ガス分解試験
は発明例4、5および比較例2について実施した。
める可視光に応答することにより、光エネルギーを有効
に利用でき、これまで効果の小さかった室内などの蛍光
灯環境下においても十分に光触媒機能を発揮することが
でき、さらに暗所でも抗菌機能を発揮することができ
る。従って、この発明の光触媒を有する材料は、内装材
や側壁材などの景観材や外壁材など、より具体的には、
自動車、ビルの内外装部品、トンネル照明、浴室・トイ
レ設備部材、キッチン設備部材、建材、入院施設、そし
て手術室など、幅広い用途に使用することが可能であ
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 可視光照射により触媒活性および親水性
のいずれか一方または両方を発現する光触媒であって、
下記の(1) または(2) の一般式にて表されるオキシナイ
トライドから成ることを特徴とする光触媒。 記 ATiO3-(3/2)xNx ----(1) AO・n(ATiO3-(3/2)xNx )----(2) ここで、A:Mg、CaおよびSrから選ばれる1種以上 0<x≦0.6 n:自然数 - 【請求項2】 基材上に、可視光照射により触媒活性お
よび親水性のいずれか一方または両方を発現する光触媒
層を有する光触媒材料であって、該光触媒層が、下記の
(1) または(2) の一般式にて表されるオキシナイトライ
ドから成ることを特徴とする光触媒材料。 記 ATiO3-(3/2)xNx ----(1) AO・n(ATiO3-(3/2)xNx )----(2) ここで、A:Mg、CaおよびSrから選ばれる1種以上 0<x≦0.6 n:自然数
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2002
- 2002-06-27 JP JP2002188258A patent/JP4098005B2/ja not_active Expired - Fee Related
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