JP2003191402A - フッ素樹脂積層体 - Google Patents

フッ素樹脂積層体

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JP2003191402A
JP2003191402A JP2002258890A JP2002258890A JP2003191402A JP 2003191402 A JP2003191402 A JP 2003191402A JP 2002258890 A JP2002258890 A JP 2002258890A JP 2002258890 A JP2002258890 A JP 2002258890A JP 2003191402 A JP2003191402 A JP 2003191402A
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fluororesin
fluorine
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fluorocopolymer
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Masahide Yodogawa
正英 淀川
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Asahi Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】フッ素樹脂層と非フッ素樹脂層との接着性及び
透明性に優れる、フッ素樹脂層(A)と非フッ素樹脂層
(B)とを含有する積層体を提供する。 【解決手段】フッ素樹脂層(A)と非フッ素樹脂層
(B)とを含有する、共押出し成形で得られた積層体で
あって、フッ素樹脂層(A)と非フッ素樹脂層(B)と
が直接接着し、該積層体のヘーズが0.1〜10%であ
る積層体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フッ素樹脂層と非
フッ素樹脂層とを含有する積層体に関する。
【0002】
【従来の技術】飲料水、インク、塗料等の液体輸送用途
に使用されるチューブには、耐薬品性、防汚性、耐摩耗
性、非溶出性、ガスバリア性、強靭性、耐水性、耐老化
性、柔軟性等の特性に加えて、液体の輸送状況を目視で
確認できる特性が必要である。
【0003】例えば、ビールディスペンサ用チューブに
は、耐薬品性、防汚性、耐摩耗性、非溶出性、ガスバリ
ア性、強靭性、耐水性、耐老化性、柔軟性等の特性に加
えて、ビール液と炭酸ガスとの混合状態を目視できる透
明性が必要である。
【0004】従来、ビールディスペンサ用チューブとし
て、軟質塩化ビニル(PVC)のチュ−ブが使用されて
きた。しかし、PVCチューブは透明性、柔軟性には優
れるが、耐摩耗性が不充分であり、長期使用でビールの
色素でチューブに汚れが付着する問題があった。
【0005】この改良のために、内外2層からなるチュ
ーブが提案されている。
【0006】例えば、内層に色素や微細粒等が吸着しに
くいポリプロピレン(PP)を用い、外層に耐熱性、透
明性、柔軟性に優れたオレフィン系エラストマーを用い
た2層構造のチューブ、内層に接着性ポリオレフィン樹
脂、外層にエチレン−酢酸ビニル共重合樹脂(EVA)
を用いた2層構造のチューブ等が提案されている。これ
らの2層チューブは、食品衛生法への適合性を有する
が、内層は耐色素付着性や防汚性が不充分で、一定期間
使用後には必ず汚れを洗浄し除去する必要がある。
【0007】フッ素樹脂製チューブは、耐薬品性、防汚
性、非溶出性、ガスバリア性、強靭性、耐水性、耐老化
性、耐色素付着性に優れるが、高価格である。フッ素樹
脂の使用量低減のために非フッ素樹脂との積層が好まし
いが、フッ素樹脂は本質的に非粘着性であるため、フッ
素樹脂層と非フッ素樹脂層間に充分に接着性が得られな
い。
【0008】前記接着性を改良するためにケミカルエッ
チングやコロナ放電でフッ素樹脂製チューブを表面処理
し、その周りに外層を被覆した多層チューブが提案され
ているが、接着性は改良されるが、工程数が多く、高価
な製品となる。また、フッ素樹脂製チューブをナトリウ
ムでエッチングすると該チューブが着色し、透明性が低
下する。
【0009】特開平8−142151には、内層にポリ
フッ化ビニリデン(以下、PVDFという。)を、外層
にポリウレタン樹脂又はポリウレタン系エラストマーを
用いて、共押出し成形で接着性を向上させた2層チュー
ブが記載されている。この2層チューブは、PVDF層
の硬度が高く、折り曲げた際に白化する。特に低温領域
では脆くなり、冷液体の輸送に適用できない。
【0010】特開平10−286897には、内層にP
VDFとヘキサフルオロプロピレン(以下、HFPとい
う。)との共重合樹脂を、外層にポリウレタン系エラス
トマーを用いた2層チューブが記載されている。両層の
接着強度は充分ではない。非フッ素樹脂がポリウレタン
系エラストマーに限定されるので、加水分解性を有し、
飲料用配管等の用途には適さない。
【0011】特開2001−193872には、PVD
Fとアクリル系エラストマー又はスチレン系エラストマ
ーとを共押出した2層チューブが記載されている。この
場合も非フッ素樹脂を任意に選択することができない。
【0012】特開平9−131833には、フッ素樹脂
と非フッ素樹脂とのポリマーアロイを中間層として共押
出し成形した多層チューブが記載されているが、該ポリ
マーアロイが不透明で得られた多層チューブは透明性が
低い。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、共押
出し成形で得られた、フッ素樹脂層と非フッ素樹脂層と
を含有する積層体であって、フッ素樹脂層と非フッ素樹
脂層との接着性に優れ、透明性に優れる積層体を提供す
ることである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、フッ素樹脂層
(A)と非フッ素樹脂層(B)とを含有する、共押出し
成形で得られた積層体であって、フッ素樹脂層(A)と
非フッ素樹脂層(B)とが直接接着し、かつ該積層体の
ヘーズが0.1〜30%であることを特徴とする積層体
を提供する。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の積層体は、フッ素樹脂層
(A)と非フッ素樹脂層(B)とを含有する。
【0016】フッ素樹脂層(A)に用いられるフッ素樹
脂としては、エチレン−テトラフルオロエチレン系共重
合体(以下、ETFEという)、ポリクロロトリフルオ
ロエチレン(以下、PCTFEという)、エチレン−ク
ロロトリフルオロエチレン系共重合体(以下、ECTF
Eという)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロ
プロピレン系共重合体、パーフルオロアルキルビニルエ
ーテル(以下、PFAという)、PVDF、軟質フッ素
樹脂等が挙げられる。より好ましくはETFE又はEC
TFEである。
【0017】前記ETFE又はECTFEの組成として
は、テトラフルオロエチレン又はクロロトリフルオロエ
チレンに基づく重合単位(c1)、エチレンに基づく重
合単位(c2)、酢酸ビニルに基づく重合単位(c3)
及びポリフルオロアルキルエチレンに基づく重合単位
(c4)を、(c1)/(c2)/(c3)/(c4)
=40〜60/30〜50/1〜20/0.01〜5の
モル比で含有する含フッ素共重合体(C)が好ましい。
この組成範囲にあると、耐薬品性、防汚性、非溶出性、
ガスバリア性、耐老化性等の優れた特性に加えて、接着
性及び透明性に優れるので好ましい。
【0018】本発明においてフッ素樹脂層(A)を構成
するフッ素樹脂が、前記含フッ素共重合体(C)に、有
機過酸化物(D)を、(C)/(D)=100/0.0
1〜10の質量比で配合し、熱処理されてなる含フッ素
共重合体組成物(E)であることが好ましい。より好ま
しくは、(C)/(D)=100/0.1〜5の質量比
である。該含フッ素共重合体組成物(E)を用いること
により、非フッ素樹脂との接着性が向上する。
【0019】また、フッ素樹脂層(A)を構成するフッ
素樹脂が、前記含フッ素共重合体(C)に有機過酸化物
(D)と不飽和ジカルボン酸又はその誘導体(F)とを
配合し、熱処理されてなる含フッ素共重合体組成物(E
2)であることが好ましい。不飽和ジカルボン酸又はそ
の誘導体(F)の配合によって、さらに接着性が向上す
るので好ましい。不飽和ジカルボン酸又はその誘導体
(F)の配合量は、(C)/(F)=100/0.01
〜10の質量比が好ましく、100/0.1〜5の質量
比がより好ましい。
【0020】該含フッ素共重合体組成物(E1)又は
(E2)のメルトフローレート(以下、MFRとい
う。)は、297℃で1〜300g/10minが好ま
しく、10〜50g/10minがより好ましい。MF
Rは分子量の尺度であり、大きな値が低分子量を表す。
MFRがこの範囲にあると成形性が良好である。
【0021】有機過酸化物としては、その半減期が1分
である分解温度が150〜280℃であるものが好まし
く、170〜240℃であるものがより好ましい。具体
例としては、2,5−ジメチル−2,5−ビス(ter
t−ブチルペルオキシ)ヘキサン、ジtert−ブチル
ペルオキシド、2,5−ジメチル−2,5−ビス(te
rt−ブチルペルオキシ)ヘキシン−3、ジ−tert
−ブチルペルオキシド等の脂肪族ペルオキシド類、1,
4−ビス(α−tert−ブチルペルオキシイソプロピ
ル)ベンゼン、tert−ブチル=クミル=ペルオキシ
ド、ジクミルペルオキシド等の芳香族ペルオキシド類、
メチルエチルケトンペルオキシド等のケトンペルオキシ
ド類、ベンゾイルペルオキシド等のジアシルペルオキシ
ド類、ジイソプロピルペルオキシジカーボネート等のペ
ルオキシジカーボネート類、tert−ブチルペルオキ
シイソブチレート等のアルキルペルオキシエステル類、
tert−ブチルヒドロペルオキシド等のヒドロペルオ
キシド類等が挙げられる。有機過酸化物は液体状でも固
体状でも使用できる。
【0022】不飽和ジカルボン酸の具体例としては、マ
レイン酸、フマル酸、シトラコン酸、イタコン酸等が挙
げられる。
【0023】不飽和ジカルボン酸の誘導体としては、酸
無水物、エステル、アミド、イミド等であり、具体的と
しては、無水マレイン酸、無水シトラコン酸、無水イタ
コン酸、マレイン酸モノメチルエステル、マレイン酸ジ
メチルエステル、フマル酸モノメチルエステル、フマル
酸ジメチルエステル、マレイン酸モノアミド、マレイン
酸ジアミド、マレイン酸モノN−エチルアミド、マレイ
ン酸ビスN−エチルアミド、マレイン酸モノN,N−ジ
エチルアミド、マレイン酸モノN−ブチルアミド、マレ
イン酸モノN,N−ジブチルアミド、フマル酸モノアミ
ド、フマル酸ジアミド、フマル酸モノN−エチルアミ
ド、フマル酸ビスN−エチルアミド、フマル酸モノN,
N−ジエチルアミド、フマル酸モノN−ブチルアミド、
フマル酸モノN,N−ジブチルアミド、マレイミド、N
−ブチルマレイミド、N−フェニルマレイミド等が挙げ
られる。
【0024】含フッ素共重合体(C)に有機過酸化物
(D)又は不飽和ジカルボン酸又はその誘導体(F)及
び有機過酸化物(D)を配合し熱処理する方法として
は、粉体状、粒子状、ペレット状等の含フッ素共重合体
(C)に有機過酸化物(D)を予め混合機で混合した
後、溶融押出しする方法、粉体状、粒子状、ペレット状
等の含フッ素共重合体(C)を押出し機に供給し、有機
過酸化物(D)又は不飽和ジカルボン酸又はその誘導体
(F)及び有機過酸化物(D)を押出し機に連続供給す
る方法等が好ましい。これらの方法を用いると、有機過
酸化物(D)又は不飽和ジカルボン酸又はその誘導体
(F)及び有機過酸化物(D)が含フッ素共重合体
(C)に配合されると同時に熱処理され、ペレット状の
含フッ素共重合体組成物(E)が得られる。熱処理温度
は100〜300℃が好ましく、150〜250℃がよ
り好ましい。また、熱処理時間は短時間が好ましく、
0.1〜30分がより好ましく、0.5〜10分がさら
に好ましい。
【0025】本発明の積層体は、共押出し成形で得られ
た積層体である。共押出しとは溶融共押出しをいう。溶
融共押出しには単軸又は2軸の押出し機を用いることが
好ましい。押出し機の、シリンダ温度は100〜350
℃が好ましく、クロスヘッド温度及びダイ温度はそれぞ
れ200〜350℃が好ましく、スクリュ回転数は特に
限定されないが10〜200回転/分が好ましい。含フ
ッ素共重合体の押出し機内の滞留時間は1〜10分が好
ましい。ダイの吐出孔は直径2〜20mmが好ましい。
溶融されて吐出孔から吐出されたストランド状の含フッ
素共重合体は伸張されながら水又は空気で冷却固化さ
れ、カッターで切断されて、長さ1〜5mm、直径1〜
5mmの円柱状のペレットが得られる。
【0026】本発明における非フッ素樹脂層(B)を構
成する非フッ素樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリビニルア
ルコール、アクリル樹脂、ポリエチレンテレフタラー
ト、ポリアセタール、ポリカーボネイト、ポリアミド、
ポリイミド樹脂、フェノール樹脂、アミノ樹脂、エポキ
シ樹脂、ポリエステル等が挙げられる。
【0027】より好ましくは、透明性があり、柔軟性、
耐久性等に優れる、ポリアミド6、ポリアミド66、ポ
リアミド11、ポリアミド12、エチレン−酢酸ビニル
共重合体(EVA)、エチレン−ビニルアルコール共重
合体(EVOH)、ポリエチレン(PE)、ポリプロピ
レン(PP)、ポリウレタン樹脂(PU)である。
【0028】本発明の積層体は、上述のフッ素樹脂層
(A)と非フッ素樹脂層(B)を含有する。例えば、
(A)と(B)の2層からなる(A)/(B)積層体、
(A)と(B)の中間に含フッ素重合体組成物(E1)
又は(E2)層を積層した3層からなる(A)/(E
1)又は(E2)/(B)積層体、さらに積層する層を
増加させた(A)/(E1)又は(E2)/(B)/
(B)の4層積層体、(A)/(A)/(E1)又は
(E2)/(B)/(B)の5層積層体等の多層積層体
が挙げられる。
【0029】フッ素樹脂層(A)の厚さは1μm〜1m
mが好ましく、1〜0.5mmがより好ましく、1μm
〜0.2mmが最も好ましい。また、非フッ素樹脂層
(B)の厚さは1μm〜5mmが好ましく、1μm〜1
mmがより好ましく、1μm〜0.8mmが最も好まし
い。各層の厚さがこの範囲にあると良好な接着性が得ら
れ、透明性にも優れているので好ましい。
【0030】このような積層体は、フッ素樹脂と非フッ
素樹脂を共押出し成形して得る。通常、共押出し成形法
は、フィルム、チューブ等の形状の2層以上の積層体を
得る方法である。2機以上の押出し機から吐出される溶
融物は、溶融状態で接触しつつダイを通り積層体に成形
される。押出し温度については、スクリュ温度は100
〜350℃が好ましく、ダイ温度は200〜350℃が
好ましい。スクリュ回転数は特に限定されないが10〜
200回転/分が好ましい。溶融物の押出し機内の滞留
時間は1〜20分が好ましい。
【0031】本発明の積層体において、前記フッ素樹脂
層(A)と非フッ素樹脂層(B)とは直接接着される。
これによりフッ素樹脂層(A)と非フッ素樹脂層(B)
が強固に接着した積層体が得られる。フッ素樹脂層
(A)と非フッ素樹脂層(B)との接着強度は5〜60
N/cmが好ましい。より好ましくは15〜60N/c
m、最も好ましくは30〜60N/cmである。接着強
度がこの範囲にあると曲げによる剥離が生起せず、透明
性の低下がない。
【0032】本発明の積層体のヘーズは0.1〜30%
である。ヘーズがこの範囲にあると積層体は透明性があ
り、輸送される液体の視認性が高い。積層体のヘーズ
は、より好ましくは0.1〜15%、最も好ましくは
0.1〜10%である。
【0033】本発明の積層体は、チューブ状、フィルム
状、ボトル状等の種々の形状に成形される。
【0034】本発明の積層体の用途としては、飲料輸送
用配管、塗料輸送用配管、薬液輸送用配管、医療用チュ
ーブ、光ファイバー圧送用配管、バリア性包装材料、耐
候性壁紙、透光性フィルター等が挙げられる。
【0035】
【実施例】以下の実施例及び比較例により本発明を具体
的に説明するが、本発明はこれらに限定されない。例1
〜6が実施例であり、例7〜8が比較例である。なお、
MFR、接着強度及びヘーズは以下の方法に従い測定し
た。
【0036】[MFR(単位:g/10min)]AS
TM D−3159(1238)にしたがい、297℃
で5分間加熱させた後、5kgの荷重をかけて測定し
た。
【0037】[接着強度(単位;N/cm)]積層体を
幅1cm長さ20cmに切断し、試料を作成した。積層
チューブの場合には、長さ20cmに切断し、それをさ
らに縦方向に切断し試料を作成した。積層体の幅が1c
mに満たない場合は、測定値を幅1cmに換算した。積
層体のフッ素樹脂層(A)と非フッ素樹脂層(B)の層
間を端から3cm以上剥離し、使用機器としてテンシロ
ンを用いて、未剥離部分が使用機器に接触しないように
外層と内層をはさみ、片方を30mm/minの速度で
180度剥離した。2個の試料について測定し、その剥
離に要する強度(N/cm)の平均値を接着強度とし
た。
【0038】[ヘーズ(単位;%)]JIS K713
6に従い、SMカラーコンピューター(スガ社製)を用
いて測定した。
【0039】[合成例1]溶液重合により、共重合組成
がテトラフルオロエチレンに基づく重合単位/エチレン
に基づく重合単位/酢酸ビニルに基づく重合単位/(パ
ーフルオロブチル)エチレンに基づく重合単位=51/
31/15/3(モル比)である含フッ素共重合体(C
−1)を製造した。含フッ素共重合体(C−1)のMF
Rは153g/10minであった。含フッ素共重合体
(C−1)を温度280℃で5分間圧縮成形し、厚さ
0.05mmのシート状を得た。該シートのヘーズは
3.5%であった。
【0040】[合成例2]懸濁重合により、共重合組成
がテトラフルオロエチレンに基づく重合単位/エチレン
に基づく重合単位/酢酸ビニルに基づく重合単位/(パ
ーフルオロブチル)エチレンに基づく重合単位=51/
43/3.6/2.4(モル比)である含フッ素共重合
体(C−2)を製造した。含フッ素共重合体(C−2)
のMFRは90g/10minであった。含フッ素共重
合体(C−2)を温度280℃で5分間圧縮成形し、厚
さ0.05mmのシート状を得た。該シートのヘーズは
2.8%であった。
【0041】[合成例3]溶液重合により、共重合組成
がテトラフルオロエチレンに基づく重合単位/エチレン
に基づく重合単位/酢酸ビニルに基づく重合単位/(パ
ーフルオロブチル)エチレンに基づく重合単位=57/
38/4.9/0.1(モル比)である含フッ素共重合
体(C−3)を製造した。含フッ素共重合体(C−3)
のMFRを測定したところ200g/10minであっ
た。含フッ素共重合体(C−3)を温度280℃で5分
間圧縮成形し、厚さ0.05mmのシート状を得た。該
シートのヘーズは1.7%であった。
【0042】[合成例4]含フッ素共重合体(C−1)
の1kg及び2,5−ジメチル−2,5−ビス(ter
t−ブチルペルオキシ)ヘキサン(パーヘキサ25B、
日本油脂社製)の30gを同方向2軸押し出し機に連続
供給し、シリンダーの溶融ゾーンを230℃にして混練
した。吐出したストランドを風冷し、ペレタイザーで切
断し、含フッ素共重合体組成物(E−1)を作成した。
含フッ素共重合体組成物(E−1)のMFRは17g/
10minであった。含フッ素共重合体組成物(E−
1)を温度280℃で5分間圧力圧縮成形し、厚さ0.
05mmのシート状を得た。該シートのヘーズは5.5
%であった。
【0043】[合成例5]含フッ素共重合体(C−2)
の1kg、無水マレイン酸の15g及びジクミルペルオ
キシド(パークミルD、日本油脂社製)の15gをあら
かじめ均一に混合し、これを同方向2軸押し出し機に連
続供給し、シリンダーの溶融ゾーンを270℃にして混
練した。吐出したストランドを風冷し、ペレタイザーで
切断し、含フッ素共重合体組成物(E−2)を作成し
た。含フッ素共重合体組成物(E−2)のMFRは26
g/10minであった。含フッ素共重合体組成物(E
−2)を温度280℃で5分間圧縮成形し、厚さ0.0
5mmのシート状を得た。該シートのヘーズは3.9%
であった。
【0044】[合成例6]含フッ素共重合体(C−3)
の1kg及びジ−tert−ブチルペルオキシド(パー
ブチルD、日本油脂社製)の5gを同方向2軸押し出し
機に連続供給し、シリンダーの溶融ゾーンを250℃に
して混練した。吐出したストランドを風冷し、ペレタイ
ザーで切断し、含フッ素共重合体組成物(E−3)を作
成した。含フッ素共重合体組成物(E−3)のMFRは
30g/10minであった。含フッ素共重合体組成物
(E−3)を温度280℃で5分間圧縮成形し、厚さ
0.05mmのシート状を得た。該シートのヘーズは
2.1%であった。
【0045】[例1]3層共押出し機を用いて、内層/
中間層/外層なる構成で、内径が6mm、内層/中間層
/外層の厚さがそれぞれ0.2mm/0.1mm/0.
7mmである積層チューブを成形した。内層を形成する
シリンダーにETFE(アフロンCOP LM740、
旭硝子社製)を供給し、外層を形成するシリンダーにポ
リアミド11(リルサンB、アトフィナ社製)を供給し
た。中間層を形成するシリンダーには含フッ素共重合体
組成物(E−1)を供給した。ETFE、含フッ素共重
合体組成物(E−1)及びポリアミド11の輸送ゾーン
における加工温度をそれぞれ230℃、250℃及び2
40℃とし、共ダイの温度は240℃とした。得られた
3層積層チューブの接着強度は、ETFE層と含フッ素
共重合体組成物(E−1)層間では材料破壊した。含フ
ッ素共重合体組成物(E−1)層とポリアミド11層間
では38N/cmであり、良好な接着性を示した。ま
た、この積層チューブはヘーズが16.8%で、内部流
体を充分確認できるほど透明であった。
【0046】[例2]3層共押出し機を用いて、内層/
中間層/外層なる構成で、内径が3mm、内層/中間層
/外層の厚さがそれぞれ0.1mm/0.1mm/0.
3mmである3層積層チューブを成形した。内層を形成
するシリンダーにETFE(アフロンCOP LM−7
40、旭硝子社製)を供給し、外層を形成するシリンダ
ーにポリアミド11(リルサンB、アトフィナ社製)を
供給した。中間層を形成するシリンダーには含フッ素共
重合体組成物(E−2)を供給した。ETFE、含フッ
素共重合体組成物(E−2)及びポリアミド11の輸送
ゾーンにおける加工温度をそれぞれ280℃、270℃
及び240℃とし、共ダイの温度は260℃とした。得
られた3層積層チューブの接着強度は、ETFE層と含
フッ素共重合体組成物(E−2)層間では材料破壊し、
含フッ素共重合体組成物(E−2)層とポリアミド11
層間では25N/cmであり、良好な接着性を示した。
また、この積層チューブはヘーズが15.5%で、内部
流体を充分確認できるほど透明であった。
【0047】[例3]2層共押出し機を用いて、内層/
外層なる構成で、内径が3mm、内層/外層の厚さがそ
れぞれ0.1mm/0.4mmである2層積層チューブ
を成形した。内層を形成するシリンダーに含フッ素共重
合体組成物(E−1)を供給した。外層を形成するシリ
ンダーにEVOH(エバール、クラレ社製)を供給し、
含フッ素共重合体組成物(E−1)及びEVOHの輸送
ゾーンにおける加工温度をそれぞれ270℃及び220
℃とし、共ダイの温度は230℃とした。この積層チュ
ーブの接着強度は、19N/cmであり、接着性を示し
た。また、この積層チューブはヘーズが13.2%で、
内部流体を充分確認できるほど透明であった。
【0048】[例4]3層共押出し機を用いて、内層/
中間層/外層なる構成で、内径が6mm、内層/中間層
/外層の厚さがそれぞれ0.2mm/0.1mm/0.
7mmである3層積層チューブを成形した。内層を形成
するシリンダーにETFE(アフロンCOP LM−7
40、旭硝子社製)を供給し、外層を形成するシリンダ
ーにポリアミド12(ウベスタPA12、宇部興産社
製)を供給した。中間層を形成するシリンダーには含フ
ッ素共重合体組成物(E−3)を供給した。ETFE、
含フッ素共重合体組成物(E−3)及びポリアミド12
の輸送ゾーンにおける加工温度をそれぞれ260℃、2
50℃及び240℃とし、共ダイの温度は220℃とし
た。得られた3層積層チューブの接着強度は、ETFE
層と含フッ素共重合体組成物(E−3)層間では材料破
壊し、含フッ素共重合体組成物(E−3)層とポリアミ
ド12層間では50N/cmであり、良好な接着性を示
した。また、この積層チューブはヘーズが12.2%
で、内部流体を充分確認できるほど透明であった。
【0049】[例5]共押出しフィルム成形機を用い
て、含フッ素共重合体組成物(E−1)とEVOH(エ
バール、クラレ社製)の各層の厚さが0.1mmで、全
厚さが0.2mmの2層積層フィルムを成形した。片方
の層を形成するシリンダーに含フッ素共重合体組成物
(E−1)を、もう片方の層を形成するシリンダーにE
VOHを供給し、含フッ素共重合体組成物(E−1)及
びEVOHの輸送ゾーンにおける加工温度をそれぞれ2
30℃及び220℃とし、共ダイの温度は220℃とし
た。この2層積層フィルムの接着強度は25N/cmで
あり、良好な接着性を示した。また、この積層フィルム
はヘーズが7.3%であり、透明性が良好であった。
【0050】[例6]共押出しフィルム成形機を用い
て、含フッ素共重合体組成物(E−3)とポリアミド6
(ウベスタPA6、宇部興産社製)の各層の厚さが0.
1mmで、全厚さが0.2mmの2層積層フィルムを成
形した。片方の層を形成するシリンダーに含フッ素共重
合体組成物(E−3)を、もう片方の層を形成するシリ
ンダーにポリアミド6を供給し、含フッ素共重合体組成
物(E−3)及びポリアミド6の輸送ゾーンにおける加
工温度をそれぞれ230℃及び230℃とし、共ダイの
温度は210℃とした。この2層積層フィルムの接着強
度は28N/cmであり、良好な接着性を示した。ま
た、この積層フィルムはヘーズが8.9%であり、透明
性が良好であった。
【0051】[例7(比較例)]3層共押出し機を用い
て、内層/中間層/外層なる構成で、内径が6mm、内
層/中間層/外層の厚さがそれぞれ0.2mm/0.1
mm/0.7mmである3層積層チューブを成形した。
内層を形成するシリンダーにETFE(アフロンLM、
旭硝子社製)を供給し、外層を形成するシリンダーにポ
リアミド11(リルサンB、アトフィナ社製)を供給し
た。中間層を形成するシリンダーには含フッ素共重合体
(C−2)を供給した。ETFE、含フッ素共重合体
(C−2)及びポリアミド11の輸送ゾーンにおける加
工温度をそれぞれ230℃、250℃及び240℃と
し、共ダイの温度は240℃とした。得られた3層積層
チューブの接着強度は、ETFE層と含フッ素共重合体
(C−2)層間では材料破壊したが、含フッ素共重合体
(C−2)層とポリアミド11層間では手で簡単に剥離
でき、接着性が不充分であった。この積層チューブは内
部流体を充分確認できるほど透明であった。
【0052】[例8(比較例)]含フッ素共重合体組成
物(E−3)に代えて含フッ素共重合体(C−3)を用
いる以外は実施例6と同様にして2層積層フィルムを製
造した。この積層フィルムは手で簡単に剥離でき、接着
性が不充分であった。
【0053】
【発明の効果】本発明の積層体は、フッ素樹脂層と非フ
ッ素樹脂層との接着性及び透明性に優れる。フッ素樹脂
の優れた特性である耐薬品性、耐溶剤性、耐油性、ガス
バリア性、撥水性、撥油性、耐候性、耐腐食性、防水
性、防汚性等を有し、安価で広い産業分野で使用でき
る。さらに、非フッ素樹脂層により耐磨耗性にも優れ
る。
フロントページの続き Fターム(参考) 3H111 AA02 BA15 BA34 CB03 DA08 DA09 DA26 DB03 DB10 DB27 EA04 EA12 4F100 AK01A AK17B AK17K AK18B AK18J AK22B AK22J AL01B BA02 EH20 GB16 JB01 JB07 JK01 JK06 JK09 JK13 JK17 JL06 JL09 JN08 YY00 4J100 AA02Q AC23S AC26P AC31P AG04R CA06 CA31 HA01 HA57 HC29 HC30 HC36

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フッ素樹脂層(A)と非フッ素樹脂層
    (B)とを含有する、共押出し成形で得られた積層体で
    あって、フッ素樹脂層(A)と非フッ素樹脂層(B)と
    が直接接着し、かつ該積層体のヘーズが0.1〜30%
    であることを特徴とする積層体。
  2. 【請求項2】前記フッ素樹脂層(A)と非フッ素樹脂層
    (B)との接着強度が5〜60N/cmである請求項1
    に記載の積層体。
  3. 【請求項3】前記フッ素樹脂が、テトラフルオロエチレ
    ン又はクロロトリフルオロエチレンに基づく重合単位
    (c1)、エチレンに基づく重合単位(c2)、酢酸ビ
    ニルに基づく重合単位(c3)及びポリフルオロアルキ
    ルエチレンに基づく重合単位(c4)を、(c1)/
    (c2)/(c3)/(c4)=40〜60/30〜5
    0/1〜20/0.01〜5のモル比で含有する含フッ
    素共重合体(C)である請求項1又は2に記載の積層
    体。
  4. 【請求項4】前記フッ素樹脂が、前記含フッ素共重合体
    (C)に有機過酸化物(D)を、(C)/(D)=10
    0/0.01〜10の質量比で配合し、熱処理されてな
    る含フッ素共重合体組成物(E1)である請求項3に記
    載の積層体。
  5. 【請求項5】前記フッ素樹脂が、含フッ素共重合体
    (C)に有機過酸化物(D)と不飽和カルボン酸又はそ
    の誘導体(F)とを、(C)/(D)=100/0.0
    1〜10及び(C)/(F)=100/0.01〜10
    の質量比で配合し、熱処理されてなる含フッ素共重合体
    組成物(E2)である請求項3に記載の積層体。
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JP2006282835A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Kuraray Co Ltd 新規なエチレン−ビニルアルコール共重合体及びそれからなるエチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂組成物
JP2007038622A (ja) * 2005-06-30 2007-02-15 Kyoraku Co Ltd 積層チューブおよびインク供給用チューブ
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