JP2003192533A - ハロアルキニル誘導体を含む超微粒エマルション - Google Patents

ハロアルキニル誘導体を含む超微粒エマルション

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JP2003192533A JP2002284273A JP2002284273A JP2003192533A JP 2003192533 A JP2003192533 A JP 2003192533A JP 2002284273 A JP2002284273 A JP 2002284273A JP 2002284273 A JP2002284273 A JP 2002284273A JP 2003192533 A JP2003192533 A JP 2003192533A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 流動性が高く安定な超微粒エマルションを得
る。 【解決手段】 水性相中に分散された油性相を含み、油
小球の平均サイズが50nm乃至1000nmの範囲で
ある、水中油型の形態の局所適用のための組成物におい
て、ハロアルキニル誘導体を含むことを特徴とする組成
物である。この組成物は転相乳化法により得ることが可
能である。ハロアルキニル誘導体は、特に安定な超微粒
エマルションを得ることを可能にするものであり、特に
2−ヨード−2−プロピニルブチルカルバマートであ
る。この組成物は、多くの化粧及び皮膚科用途に用いる
ことができる。それは、支持体に含浸させるため、ワイ
プを形成するために用いることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、転相により得るこ
とができ、ハロアルキニル誘導体により安定化される、
超微粒水中油型エマルションの形態の化粧及び/又は皮
膚科組成物と、特に化粧の分野での、そのまま、あるい
は上記組成物を含浸させた物品の形態での、その使用に
関する。
【0002】
【従来の技術】様々な理由、特により心地よい使用感に
関する理由(ソフト、エモリエント効果、他)から、現
在の化粧品又は皮膚科組成物は、一般的に、水中油型
(連続相を構成する水性相中に分散された油性相)のエ
マルションの形態、又は油中水型(連続相を構成する油
性相中に分散された水性相)のエマルションの形態で提
供されている。油中水型エマルションよりも、水中油型
エマルションの方が、適用したときに皮膚によりソフト
で軽く、油っぽくない感覚を与えるので、化粧分野で
は、水中油型エマルションは最も需要が高い。
【0003】水中油型エマルションは、一般的に、その
両親媒性構造のために油性相/水性相の界面に位置し
て、それにより分散された油滴を安定化する、水中油型
の乳化界面活性剤により安定化される。乳化剤の存在に
もかからわず、エマルションは相分離する(油の放出と
ともに水性相と油性相の分離)傾向を示すことがある。
乳化剤の量の増加は、一般的に、エマルションの安定性
の改善を可能にする。しかしながら、高濃度での乳化剤
の存在は、化粧品として用いたとき、得られた組成物が
心地よくないという問題があり、例えば感触が粗く、粘
着又はべとべとした感触であるという問題がある。さら
に、大量の界面活性剤を用いた結果、皮膚、眼及び頭皮
に対して、有害であるという問題がある。
【0004】従来のO/Wエマルションの安定性の問題
を解決するために、油性相を構成する小球の平均サイズ
が非常に限定されている、すなわち50乃至1000n
mである、特定の「超微粒」O/Wエマルションを調製
するという提案がなされており、この超微粒エマルショ
ンは一般的にそれ自体の転相エマルション技術によって
得られるものである。
【0005】この技術は、原理としては、当業者によく
知られており、特に「Phase Inversion Emulsificatio
n」 Forsterら、Cosmetics & Toiletries、第106
巻、1991年12月、第49−52ページ;及び「Ap
plication of the phase-inversion-temperature metho
d to the emulsification of cosmetics」 Mitsui ら、
American Cosmetices and Perfumery 第87巻、19
72年12月に記載されている。この技術の原理は以下
の通りである。W/Oエマルション(油性相中への水性
相の導入)は、必ず系の転相温度(PIT)、すなわち
用いられる乳化剤(類)の親水性と親油性特性が平衡に
達する温度を超えた温度で調製されなければならない。
高温、すなわち転相温度を超えた温度(>PIT)で
は、エマルションは油中水型であり、その冷却の間に、
このエマルションは転相温度で、水中油型エマルション
になる。これはその前のミクロエマルション状態を通過
して達成される。
【0006】これらの超微粒エマルションは一般的に非
常に流動性が高い。それらは青みを帯びた外観であり半
透明であることもある。しかしながら、これらのエマル
ションは、不安定であり、未だに多くの安定性の問題を
有している。特に、数回凍結を行うと、クリーム化の現
象及び/又は相分離の現象がみられ、渦巻の外観及び/
又は同定が困難な沈降を起こす。
【0007】水中油型エマルション(以下O/Wと記載
する)の安定性に強く影響を与える一のパラメーター
は、分散された油滴のサイズであり、このサイズは、非
連続(油性)相と連続(水性)相との間の表面張力に関
連している。油滴のサイズが小さいと表面張力が低くな
り、エマルションの安定性が高くなる。
【0008】この種のエマルションを、その安定性を改
善し、及び粘度の範囲を拡大して、あらゆる化粧品及び
皮膚科分野で使用できるようにすること、そしてそのテ
クスチャーを多種化してあらゆる皮膚のタイプの適合さ
せることを目的として、ゲル化することはよく知られて
いる。
【0009】残念なことに、化粧品に一般的に用いられ
るゲル化剤は、通常このタイプの組成物には効果が低
い。さらに、いくつかのゲル化剤は、このタイプのエマ
ルションと不適合である。一般的に、従来のゲル化剤
は、転相で得られたエマルションを均一に増粘し、それ
らを異なる粘度範囲で安定化することができない。さら
に、これらのゲル化剤は組成物を増粘化することから、
それらは特定の用途、例えばスプレーの形態で用いられ
る用途に望まれる流動性を有する組成物を取得すること
ができない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】かくして、流動性を高
くすることができ、かつ満足すべき安定性を有している
超微粒エマルションのニーズが存在している。「満足す
べき安定性」とは、油小球が連続水性相中によく分配さ
れて、相分離や渦巻状化又は沈降又はクリーム化又は他
のエマルション不安定性現象をおこさずに存在すること
を意味する。
【0011】
【課題を解決するための手段】出願人は、驚くべきこと
に、ハロアルキニル誘導体の添加が、たとえエマルショ
ンの流動性が高くても、クリーム化の外観や相分離又は
沈降をおこさない安定な超微粒子O/Wエマルションを
得ることを可能にすることを発見した。
【0012】本発明の超微粒O/Wエマルションは、従
来のO/Wエマルションと比べて、その高い安定性に加
えて、実質的に改善された化粧特性、例えば、適用した
ときの、ソフトで、爽やかさで、心地よく、さらに甘美
で滑らかな新しい感触を示す。
【0013】したがって、本発明の主題は、水相中に分
散された油性相を含み、油小球の平均サイズが50nm
乃至1000nm(ナノメーター)の範囲である、水中
油型の形態の局所適用のための組成物において、ハロア
ルキニル誘導体を含むことを特徴とし、それは、粘度が
1乃至20mPa・sの範囲であることを特徴とする組
成物である。この組成物は、特に化粧品又は皮膚科組成
物を構成することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の水中油型エマルション
は、転相乳化法により得ることができる。
【0015】局所適用を意図したものであるため、本発
明の組成物は生理的に許容される媒体を含む。「生理的
に許容される媒体」という用語は、皮膚又は体表面成長
物への局所適用に適した、すなわち皮膚、粘膜、唇、髪
及び爪に適合性の媒体であることを意味する。
【0016】本発明は、特に、流動性が高く、安定な超
微粒エマルションを得ることを可能にする。「流動性が
高い」とは、1乃至20センチポアズ(1乃至20mP
a・s)、好ましくは1乃至15センチポアズ(1乃至
15mPa・s)の粘度(この粘度は、周囲温度(25
℃)でRheomat RM 180(通常1ローター)を用いて測定
されたものである)を有する組成物を意味する。
【0017】ハロアルキニル誘導体の中で、3−ヨード
−2−プロピニルブチルカルバマートが、特に木材のた
めの抗真菌剤として知られている(Leeらによる論文、B
okinBobai、1990年18(8)、365−370頁
参照)。さらに、化粧品のための適当な防腐剤として、
Lonzaにより記載され、「Glycacil」の名で市販されて
いる。しかしながら、超微粒エマルションの安定性への
作用におけるその使用及び他のハロアルキニル誘導体の
使用は、記載されていない。
【0018】本発明の他の主題は、油小球の平均サイズ
が50nm乃至1000nmの範囲である水中油型エマ
ルションのための安定化剤としての少なくとも一のハロ
アルキニル誘導体の使用である。
【0019】本発明の組成物の必須の特徴によれば、油
(又は油性相)の液体粒子(又は小球)の数平均サイズ
が、50乃至1000nmの範囲である。好ましくは、
この平均サイズが70nm乃至350nmの範囲であ
り、より好ましくは70nmないし300nmの範囲で
ある。
【0020】さらに、本発明の組成物は、非常に低い多
分散性を示すもので、すなわち小球のサイズが非常に均
質であることを特徴とする。一般的には、本発明の超微
粒水中油型エマルションの油小球の90%が、100乃
至300nmの範囲の数平均サイズを有する。最大小球
と最小小球のサイズの差は、一般的に20乃至400n
m、好ましくは30乃至200nmの範囲であり、これ
に対し、従来のエマルションは、最大小球と最小小球の
サイズの差は、一般的に1000nmを超える。
【0021】本発明で用いられるハロアルキニル誘導体
は、ブロモプロパルギル又はヨードプロパルギルアルコ
ール誘導体、例えばエステル、エーテル、アセタール、
カルバメート又はカルボナート;ピリミジン、トリアゾ
リノン、テトラゾール、トリアジノン、サルファミド、
ベンゾチアゾール、アンモニウム塩、カルボキサミド、
ヒドロキサマート、又は尿素のヨードアルキニル誘導
体、及びそれらの混合物から選ばれることができる。
【0022】好ましくは、ハロアルキニル誘導体が、式
(I):
【化3】
【0023】(式中、Rは置換又は非置換の、1乃至2
0の炭素原子を有するアルキル基、アリール基、及びア
ラルキル基から選ばれ、mは1乃至10、好ましくは1
乃至3の整数であり、nは1乃至10、好ましくは1乃
至3の整数である)のヨードアルキニルカルバマートか
ら選ばれる。
【0024】好ましくは、Rは、1乃至20の、好まし
くは1乃至10の、より好ましくは1乃至5の炭素原子
を含む非置換アルキル基である。
【0025】本発明の好ましい実施態様によれば、nは
1であり、mは1であり、ハロアルキニル誘導体はハロ
プロピニル誘導体であり、好ましくはヨードプロピニル
誘導体である。
【0026】例えば、ハロアルキニル誘導体は、ブロモ
プロパルギル又はヨードプロパルギルアルコール誘導
体;ピリミジン、トリアゾリノン、テトラゾール、トリ
アジノン、サルファミド、ベンゾチアゾール、アンモニ
ウム塩、カルボキサミド、ヒドロキサマート、又は尿素
のヨードプロパルギル誘導体、及びそれらの混合物から
選ばれることができる。
【0027】本発明の特定の実施態様によれば、ヨード
プロピニル誘導体が、3−ヨード−2−プロピニルブチ
ルカルバマートである。
【0028】3−ヨード−2−プロピニルブチルカルバ
マートは、以下の式(II):
【0029】
【化4】 に相当するものである。
【0030】本発明の組成物において、前記ハロアルキ
ニル誘導体、特に3−ヨード−2−プロピニルブチルカ
ルバマートは、そのままで、あるいは脂肪酸とポリエチ
レングリコールのエステル、特に1乃至20、好ましく
は1乃至10、のオキシエチレン基を含むもの;低分子
量、すなわち分子量が450以下、のポリエチレングリ
コール;及びそれらの混合物から選ばれる1以上の溶媒
を含む溶液の形態で用いられることができる。
【0031】「脂肪酸」とは、8乃至26、好ましくは
12乃至22の炭素原子を含む酸を意味する。脂肪酸エ
ステルは、脂肪酸又は脂肪酸混合物、例えば、ココナッ
ツオイルから得られるパルミチン酸、ラウリン酸、カプ
リル酸、及びミリスチン酸の混合物から由来するもので
よい。脂肪酸とポリエチレングリコールのエステルとし
ては、例えば、ポリエチレングリコールモノココアー
ト、ポリエチレングリコールジココアート、特に4のオ
キシエチレン基を含むもの[ポリエチレングリコール
(4EO)モノココアート、ポリエチレングリコール
(4EO)ジココアート];ポリエチレングリコールモ
ノラウラート、ポリエチレングリコールジラウラート、
特に4のオキシエチレン基を含むもの[ポリエチレング
リコール(4EO)モノラウラート、ポリエチレングリ
コール(4EO)ジラウラート;及びそれらの混合物を
挙げることができる。
【0032】分子量450以下のポリエチレングリコー
ルとしては、例えば、ポリエチレングリコール(4E
O)又はPEG−4、ポリエチレングリコール(6E
O)又はPEG−6、ポリエチレングリコール(8E
O)又はPEG−8、ポリエチレングリコール(9E
O)又はPEG−9、及びそれらの混合物を挙げること
ができる。
【0033】本発明の特定の実施態様によれば、用いら
れるハロアルキニル誘導体は、3−ヨード−2−プロピ
ニルブチルカルバマートからなり、ポリエチレングリコ
ールモノココアート、ポリエチレングリコールジココア
ート、ポリエチレングリコール(4EO)又はそれらの
混合物との混合物の形態で用いられる。本発明の好まし
い実施態様によれば、Lonzaにより「Glycacil L」の名
で市販されている上記の4つの構成成分の混合物が用い
られる。この「Glycacil L」混合物は、3−ヨード−2
−プロピニルブチルカルバマートに加えて、ポリエチレ
ングリコール(4EO)モノココアート、ポリエチレン
グリコール(4EO)ジココアート、及びPEG−4を
10/40/40/10の比で含むものであり、すなわ
ち、3−ヨード−2−プロピニルブチルカルバマート1
0%、ポリエチレングリコール(4EO)モノココアー
ト40%、ポリエチレングリコール(4EO)ジココア
ート40%、及びPEG−4 10%を含む(CTFA
名:PEG−4 ラウラート、PEG−4 ジラウラー
ト、ヨードプロピニルカルバマート)。
【0034】ハロアルキニル誘導体の溶媒の量は、例え
ば、組成物の全重量に対して、0.01乃至20重量
%、好ましくは0.05乃至10重量%、より好ましく
は0.01乃至5重量%の範囲とすることができる。
【0035】ハロアルキニル誘導体、特に3−ヨード−
2−プロピニルブチルカルバマートは、本発明の組成物
中で、固形の形態で、そのまま、あるいは混合物とし
て、特にアルカリ金属又はアルカリ土類金属と炭酸又は
二炭酸塩との混合物として、とりわけ二炭酸ナトリウム
との混合物して用いられる。
【0036】本発明の組成物中の、ハロアルキニル誘導
体の量は、所望の安定性を生じるために充分な量でなく
てはならない。実際には、例えば、組成物の全重量に対
して、0.001乃至10重量%(活性剤)の範囲であ
り、好ましくは0.005乃至5重量%(活性剤)、よ
り好ましくは0.01乃至1重量%(活性剤)、さらに
より好ましくは0.01乃至0.5重量%(活性剤)の
範囲とすることができる。
【0037】本発明のエマルションの組成物に加える油
性相の特性は、あまり問題とはならない。例えば、油性
相は、特に化粧品分野又は皮膚科分野で、水中油型エマ
ルションの製造に適していることがすでに一般に知られ
ているあらゆる化合物からなるものでよい。特にこれら
の化合物は、植物、動物又は鉱物由来の油、天然又は合
成ワックス、及び種々の他の脂肪物質から、単独または
混合物として選ばれることができ、これらの油は特に、
生理的に許容される化粧油又は他の脂肪物質であること
が必要である。
【0038】油性相は、通常少なくとも一の油を含む。
油性相の組成物に加えることができる油の中で、特に、 −鉱物油、例えば流動パラフィン及び流動ワセリン: −動物由来の炭化水素油、例えばペルヒドロスクアレ
ン; −植物由来の炭化水素油、例えば、スイートアーモンド
油、アボガド油、ヒマシ油、コリアンダー油、オリーブ
油、ホホバ油、ゴマ油、グランドナッツ油(落花生油な
ど)、グレープシード油、レープシード油、ココナッツ
油、ヘーゼルナッツ油、カリテバター、パーム油、アプ
リコットカーネル油、カロフィラム油、ライスブラン
油、トウモロコシ胚芽油、小麦胚芽油、大豆油、ヒマワ
リ油、月見草油、サフラワー油、パッションフラワー
油、ライ麦油、又はカプリル酸/カプリン酸のトリグリ
セリド、例えばSterineries Duboisにより市販されてい
るもの、又はDynamit Nobelにより、Miglyol 810,812,8
18の名で市販されているもの;−合成油、例えばパーセ
リン油、ブチルミリスタート、イソプロピルミリスター
ト、セチルミリスタート、イソプロピルパルミタート、
2−エチルヘキシルパルミタート、イソプロピルアジパ
ート、エチルヘキシルアジパート、ブチルステアラー
ト、ヘキサデシルステアラート、イソプロピルステアラ
ート、オクチルステアラート、イソセチルステアラー
ト、デシルオレアート、ヘキシルラウラート、プロピレ
ングリコールジカプリラート、及びラノリン酸由来のエ
ステル、例えばイソプロピルラノラート又はイソセチル
ラノラート、ジオクチルシクロヘキサン、イソパラフィ
ン及びポリ−α−オレフィンを挙げることができる。
【0039】本発明のエマルションに用いることができ
る他の油としては、エーテル、例えばジカプリリルエー
テル(CTFA名:ジカプリリルエーテル);C12
の脂肪アルコールのベンゾアート(Finetexから
のFinsolv TN);8乃至26の炭素原子を含む脂肪アル
コール、例えばラウリルアルコール、セチルアルコー
ル、ミリスチルアルコール、ステアリルアルコール、パ
ルミチルアルコール、オレイルアルコール、リノレイル
アルコール、2−オクチルドデカノール、及びそれらの
混合物、例えばセテアリルアルコール(セチルアルコー
ルとステアリルアルコールとの混合物);アセチルグリ
セリド;アルコールの及びポリアルコールの、オクタン
酸エステル及びデカン酸エステル、例えばグリコールと
グリセロールのもの;アルコール及びポリアルコールの
リシノール酸エステル、例えばセチルのもの;フルオロ
及びパーフルオロ油;ラノリン;水素添加ラノリン;ア
セチル化ラノリン;そして最後に揮発性又は非揮発性シ
リコーン油、例えば、直鎖状又は環状シリコーン鎖を有
し、周囲温度で液体又はペースト状の、揮発性又は非揮
発性のポリメチルシロキサン(PDMS)、特にシクロ
ポリジメチルシロキサン(シクロメチコーン)、例え
ば、シクロヘキサシロキサン;ペンダントアルキル、ア
ルコキシ又はフェニル基を含むか、あるいはシリコーン
鎖の末端にアルキル、アルコキシ、又はフェニル基を含
むポリジメチルシロキサン、これらの基は2乃至24の
炭素原子を含むものである;又はフェニル化シリコー
ン、例えばフェニルトリメチコーン、フェニルジメチコ
ーン、フェニルトリメチルシロキシジフェニルシロキサ
ン、ジフェニルジメチコーン、ジフェニルメチルジフェ
ニルトリシロキサン、(2−フェニルエチル)トリメチ
ルシロキシシリカート又はポリメチルフェニルシロキサ
ンを挙げることができる。
【0040】上記の油のリスト中の「炭素水素油」と
は、主に、炭素と水素原子を含み、任意にエステル、エ
ーテル、フルオロ化、カルボン酸及び/又はアルコール
基を含むあらゆる油を意味する。
【0041】上記の油の一あるいはいくつかの混合物を
用いることができる。
【0042】本発明の特定の実施例によれば、組成物
は、植物由来の少なくも一の油、例えばパーム油、又は
少なくとも一の鉱物油、例えば流動ワセリン、又は少な
くとも一の鉱物油と少なくとも一の植物油の混合物を含
む。
【0043】本発明の他の特定の実施態様によれば、組
成物は、上記の油から選ばれる、特にジカプリリルエー
テル、ジオクチルシクロヘキサン、及びそれらの混合物
から選ばれる、少なくとも一のエモリエントを含む。
【0044】従来より、水性相は、水に加えて、ポリオ
ール(又は多価アルコール)、水溶性低級アルコール
(類)及びそれらの混合物から選ばれる一以上の水溶性
溶媒を含むことができる。「低級アルコール」とは、1
乃至8の炭素原子を有するアルコールを意味する。ポリ
オールとしては、例えば、グリセリン;グリコール、例
えば、プロピレングリコール、又はブチレングリコー
ル;ソルビトール;糖、例えばグルコース、フラクトー
ス、マルトース、ラクトース、又はスクロース;及びそ
れらの混合物を挙げることができる。低級アルコールと
しては、例えば、エタノール、イソプロパノール、ブタ
ノール及びそれらの混合物を挙げることができる。
【0045】本発明の水中油型エマルションは好ましく
は以下のものを含む: (i)組成物の全重量に対して、50乃至95重量%、
より好ましくは70乃至90重量%の水性相; (ii)組成物の全重量に対して、5乃至50重量%、よ
り好ましくは10乃至30重量%の油性相。
【0046】さらに、本発明のエマルションは、一般的
に一以上の乳化界面活性剤を含み、その使用は、一般的
に、超微粒エマルションの調製及び製造のために必要で
ある。さらに、それらは特定の共乳化剤を含むことがで
き、その役割は、エマルションの調製の間、実質的に、
エマルションの調製のための乳化界面活性剤の量を減じ
ることである。
【0047】本発明に用いることができる乳化剤は、一
方が、例えばC−C30アルキル又はアシル官能基か
ら選ばれる親油性残基からなり、他方が、例えばポリオ
ール基(グリセリン、グリコール、グルコース)および
ポリオールエーテルから選ばれる親水性残基からなる、
非イオン性の化合物から好ましくは選ばれる。それらの
HLBバランス(親水性親油性バランス)は、9乃至1
8、より好ましくは9.5乃至11.5の範囲とするこ
とができる。
【0048】特に、本発明に好ましく用いることができ
る非イオン性乳化剤として、6乃至30の炭素原子を有
する脂肪アルコールへのエチレンオキシドの付加物、又
は3乃至16の炭素原子を有するポリオールと、14乃
至22の炭素原子を有する脂肪酸との部分エステルへの
エチレンオキシドの付加物、及びそれらの混合物を挙げ
ることができる。
【0049】例えば、脂肪アルコールのエチレンオキシ
ド付加物として、以下の式(III):
【0050】
【化5】
【0051】(式中、Rは飽和又は不飽和の、直鎖状又
は分枝状の、8乃至30の炭素原子を有する炭化水素残
基であり、nは8乃至50、好ましくは8乃至30の範
囲の数を表す);に相当する乳化剤を用いることができ
る。例えば、べヘニルアルコールへのエチレンオキシド
付加物、例えば、ベヘネス(Beheneth)−9(エチレン
オキシド9モル)及びベヘネス−10(エチレンオキシ
ド10モル);セチルアルコール又はステアリルアルコ
ール、又はそれらの混合物で得られるもの、特に12乃
至20モルのエチレンオキシドの付加物、例えば、セチ
ルアルコールとステアリルアルコールの混合物(セテア
リルアルコール)へのエチレンオキシド付加物、例えば
セテアレス(Ceteareth)−12、セテアレス−13、
セテアレス−14、セテアレス−15、セテアレス−1
6、セテアレス−17、セテアレス−18、又はセテア
レス−20;セチルアルコールへのエチレンオキシド付
加物、例えばセテス(Ceteth)−14、セテス−15、セ
テス−16、又はセテス−20;ステアリルアルコール
へのエチレンオキシド付加物、例えばステアレス(Stear
eth)−13、ステアレス−14、ステアレス−15、ス
テアレス−16、又はステアレス−20、及びこれらの
種々の乳化剤の混合物を挙げることができる。
【0052】ポリオールと脂肪酸の部分エステルへの、
エチレンオキシドの付加物は、脂肪酸のグルセリン部分
エステルの、又は脂肪酸のソルビトールモノ−又はジエ
ステルのエトキシル化により得ることができる。例え
ば、一以上のグルセリン部分エステルへの4乃至20モ
ルのエチレンオキシド付加物を用いることができる。
「グリセリン部分エステル」なる用語は、例えば、1又
は2モルのC10−C20脂肪酸による1モルのグリセ
リンのエステル化により得られるC10−C10脂肪酸
のモノ−、ジ−及びトリグリセリドの混合物を意味す
る。
【0053】さらに、本発明のエマルションは、一以上
の共乳化剤を含むことができる。これまたはこれらの共
乳化剤は、例えば、C16−C22脂肪アルコール又は
−C22の脂肪酸とC−Cポリオールとの部
分エステル、及びそれらの混合物から選ばれることがで
きる。共乳化剤としては、例えば、セチルアルコール、
ステアリルアルコール、セテアリルアルコール(セチル
アルコールとステアリルアルコールの混合物)、グリセ
リルステアラート及びそれらの混合物を挙げることがで
きる。
【0054】乳化剤と共乳化剤の混合物としては、例え
ば、CognisよりEmulgade SEVの名で市販されている混合
物を使用することができ、これはセテアレス−20、セ
テアレス−12、水素添加パーム油及びセテアリルアル
コールを含む。
【0055】本発明の組成物中の乳化剤と共乳化剤の量
は、組成物の全重量に対して、通常0.05乃至30重
量%、好ましくは0.5乃至20重量%、より好ましく
は2乃至10重量%の範囲である。
【0056】本発明の組成物は、意図される分野で、特
に化粧品分野又は皮膚科分野で、通常用いられるいかな
るアジュバント又は添加剤を含むことも可能である。
【0057】特に、本発明のエマルションの水性相及び
/又は油性相中に存在することができる従来のアジュバ
ントの中で(これらのアジュバントの水溶性又は脂溶性
により)、イオン性又は非イオン性ゲル化剤及び増粘
剤;親水性又は親油性の化粧品又は皮膚科活性成分;香
料;防腐剤;金属イオン封鎖剤(EDTA);顔料;真珠光
沢剤;無機又は有機のフィラー、例えばタルク、カオリ
ン、シリカパウダー、又はポリエチレンパウダー;可溶
性染料;サンスクリーン剤;塩基性化剤又は酸性化剤;
及びそれらの混合物を挙げることができる。これらの種
々のアジュバントの量は、意図される分野で従来より用
いられている量であり、例えば組成物の全重量に対し
て、0.01乃至20重量%である。
【0058】本発明の特定の実施態様によれば、本発明
の組成物はさらに、塩酸ポリヘキサメチレンビグアニド
(CTFA名:ポリアミノプロピルビグアニド)を含む。こ
の化合物は、殺菌効果を有しており、ヨードプロピニル
ブチルカルバマートの抗真菌効果を十分に補完するとい
う利点を示す防腐剤であり、組成物の最高の微生物に対
する最大の保護を可能にする。塩酸ポリヘキサメチレン
ビグアニドは、組成物の全重量に対して0.001ない
し5重量%、好ましくは0.005乃至2重量%、より
好ましくは0.01乃至1重量%の範囲で存在する。
【0059】さらに、本発明の組成物は、一以上の活性
成分を含むことができ、そして用いることができる化粧
品又は皮膚科活性成分は、この組成物の目的によって決
められるのである。本発明に用いることができる活性成
分としては、例えば、殺菌剤、例えばオクトピロック
ス、トリクロサン及びトリクロカルバン;ケラチン溶解
剤及び抗老化剤、たとえばヒドロキシ酸(α−ヒドロキ
シ酸及びβ−ヒドロキシ酸)、例えば乳酸、グリコール
酸、クエン酸、サリチル酸及びそれらの誘導体;必須
油;ビタミン、特にレチノール(ビタミンA)、アスコ
ルビン酸(ビタミンC)、トコフェロール(ビタミン
E)、ナイアシンアミド(ビタミンPP又はB3)、パ
ンテノール(ビタミンB5)、及びそれらの誘導体(例
えばエステル);補酵素、特にコエンザイムQ10また
はユビキノン;酵素、例えばリパーゼ、プロテアーゼ、
ホスホリパーゼ、セルラーゼ、ペルオキシダーゼ、特に
ラクトペルオキシダーゼ、カタラーゼ、又はスーパーオ
キシドジスムターゼ、及び上記酵素を含む植物抽出物;
酵母、例えばSaccharomyces cerevisiae;ステロイド;
抗酸化剤及びフリーラジカル対抗剤;保湿剤、例えば、
ポリオール(グリセリン、ソルビトール、糖)、タンパ
ク質加水分解物、尿素及びそれらを含む混合物;スリミ
ング剤、例えばカフェイン;抗エラスターゼ剤及び抗コ
ラゲナーゼ剤;脂性肌トリートメント剤;及びそれらの
混合物を挙げることができる。
【0060】特に、サリチル酸誘導体として、5−(n
−オクタノイル)サリチル酸(CTFA名:カプリロイ
ルサリチル酸)、5−(n−デカノイル)サリチル酸、
5−(n−ドデカノイル)サリチル酸、5−(n−オク
チル)サリチル酸、5−(n−ヘプチルオキシ)サリチ
ル酸、 5−(tert−オクチル)サリチル酸、5−ブト
キシサリチル酸、5−エトキシサリチル酸、5−メトキ
シサリチル酸、5−プロポキシサリチル酸、5−メチル
サリチル酸、5−エチルサリチル酸、5−プロピルサリ
チル酸、およびそれらの混合物を挙げることができる。
これらの酸は任意に、塩基により塩化することができ
る。
【0061】ステロイドの例としては、例えば、デヒド
ロエピアンドロステロン(又はDHEA)や、(1)そ
の生物学的誘導体及び前駆体、特にDHEA塩及びエス
テル、例えばDHEAサルファート及びサリチラート、
7−ヒドロキシ−DHEA、7−ケト−DHEA、又は
7−ヒドロキシ−及び7−ケト−DHEAのエステル、
特に3−β−アセトキシ−7−オキソ−DHEA、及び
(2)その化学的誘導体及び前駆体、特にサポゲニン、
例えばジオスゲニン又はヘコゲニン、及び/又はそれら
の誘導体、例えばヘコゲニンアセタート、及び/又はそ
れらを含む天然抽出物、特にDioscorea種の抽出物、例
えば野生のヤムイモを挙げることができる。
【0062】組成物に任意に存在するサンスクリーン剤
(又はUVサンスクリーン剤)は、有機スクリーン剤、
物理的スクリーン剤及びそれらの混合物から選ばれるこ
とができる。
【0063】本発明の組成物は、本発明の組成物に用い
ることができる化学的サンスクリーン剤としては、化粧
品分野に用いることができるあらゆるUV−A及びUV
−Bスクリーン剤を含むことができる。
【0064】UV−Bスクリーン剤としては、例えば: (1)サリチル酸誘導体、特にサリチル酸ホモメンチル
及びサリチル酸オクチル; (2)ケイ皮酸誘導体、特に2−エチルヘキシルp−メ
トキシケイ皮酸、商品名Parsol MCXの名でGivaudanから
市販されているもの; (3)液体ββ−ジフェニルアクリラート誘導体、特に
2−エチルヘキシルα−シアノ−ββ−ジフェニルアク
リラート又はオクトクリレン、商品名Uvinul N539の名
でBASFから市販されているもの; (4)p−アミノ安息香酸誘導体; (5)4−メチルベンジリデンカンフル、商品名Eusole
x 6300の名でMerckから市販されているもの; (6)2−フェニルベンズイミダゾール−5−スルホン
酸、Merckにより商品名Eusolex 232の名で市販されてい
るもの; (7)1,3,5−トリアジン誘導体、特に: −2,4,6−トリス[p−(2’−エチルヘキシル−
1’−オキシカルボニル)アニリノ]−1,3,5−ト
リアジン、商品名Uvinul T150でBASFより市販されてい
るもの、及び、 −ジオクチルブタミドトリアゾン、商品名Uvasorb HEB
の名でSigma 3Vより市販されているもの; (8)これらのスクリーン剤の混合物を挙げることがで
きる。
【0065】UV−Aスクリーン剤としては、例えば、 (1)ジベンゾイルメタン誘導体、特に4−(tert-ブ
チル)−4’−メトキシジベンゾイルメタン、Parsol 1
789の名でGivaudanより市販されているもの; (2)ベンゼン−1,4−[ジ(3−メチリデンカンフ
ル−10−スルホン酸)]、任意に部分的又は完全に中
和形態のもの、ChimexよりMexoryl SXの名で市販されて
いるもの; (3)ベンゾフェノン誘導体、例えば: −2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン(ベンゾフェノ
ン−1); −2,2’,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノ
ン(ベンゾフェノン−2); −2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン(ベン
ゾフェノン−3)、商品名UVINUL M40でBA
SFより市販されているもの; −2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−
スルホン酸(ベンゾフェノン−4)及びそのスルホナー
ト形態のもの(ベンゾフェノン−5)、商品名UVIN
UL MS40でBASFより市販されているもの; −2,2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキシベン
ゾフェノン(ベンゾフェノン−6); −5−クロロ−2−ヒドロキシベンゾフェノン(ベンゾ
フェノン−7); −2,2’−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノ
ン(ベンゾフェノン−8); −2,2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキシベン
ゾフェノン−5,5’−ジスルホン二酸の二ナトリウム
塩(ベンゾフェノン−9); −2−ヒドロキシ−4−メトキシ−4’−メチルベンゾ
フェノン(ベンゾフェノン−10); −ベンゾフェノン−11; −2−ヒドロキシ−4−(オクチルオキシ)ベンゾフェ
ノン(ベンゾフェノン−12); (4)ベンゾフェノン基を含む、シラン誘導体又はポリ
オルガノシロキサン (5)アントラニラート、特にメンチルアントラニラー
ト、Neo Heliopan MAの名でHaarmann & Reimerの名で市
販されているもの; (6)一分子当たり、少なくとも二のベンザゾリル基ま
たは少なくとも一のベンズジアゾリル基を含む化合物、
特に1,4−ビス(ベンズイミダゾリル)フェニレン−
3,3’、5,5’−テトラスルホン酸及びその塩、Ha
armann & Reimerにより市販されているもの; (7)N−置換ベンズイミダゾリル−ベンザゾールの、
又はベンゾフラニル−ベンザゾールのシリコーン誘導
体、特に: −2−[1−[3−[1,3,3,3−テトラメチル−
1−[(トリメチルシリル)オキシ]ジシロキサニル]
プロピル]−1H−ベンズイミダゾール−2−イル]ベ
ンゾキサゾール; −2−[1−[3−[1,3,3,3−テトラメチル−
1−[(トリメチルシリル)オキシ]ジシロキサニル]
プロピル]−1H−ベンズイミダゾール−2−イル]ベ
ンゾチアゾール; −2−[1−(3−(トリメチルシラニル)プロピル)
−1H−ベンズイミダゾール−2−イル]ベンゾキサゾ
ール; −6−メトキシ−1,1’−ビス(3−(トリメチルシ
ラニル)プロピル)−1H,1’H−[2,2’]ビベ
ンズイミダゾリル−ベンゾキサゾール; −2−[1−(3−(トリメチルシラニル)プロピル)
−1H−ベンズイミダゾール−2−イル]ベンゾチアゾ
ール; (これらは特許出願EP−A−1028120号に開示
されている) (8)トリアジン誘導体、特に 2,4−ビス[4−(2−エチルヘキシルオキシ)−2
−ヒドロキシフェニル]−6−(4−メトキシフェニ
ル)−1,3,5−トリアジン、商品名Tinosorb Sの名
でCiba-Geigyより市販されているもの、及び2,2’−
メチレンビス[6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−
イル)−4−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)
フェノール]、商品名Tinosorb Mの名でCiba-Geigyより
市販されているもの; (9)それらの混合物が挙げられる。
【0066】これらのスクリーニング剤のいくつかの混
合物、UV−Bスクリーニング剤とUV−Aスクリーニ
ング剤の混合物を用いることもでき、物理的スクリーニ
ング剤との混合物を用いることもできる。
【0067】物理的スクリーニング剤としては、酸化チ
タン(非晶性二酸化チタン又はルチル及び/又はアセタ
ーゼ型の結晶性二酸化チタン)、酸化鉄、酸化ジルコニ
ウム、酸化セリウム、およびそれらの混合物を挙げるこ
とができる。これらの酸化金属はミクロメーターのサイ
ズ又はナノメーターのサイズ(ナノ顔料)の粒子の形態
とすることができる。ナノ顔料の形態において、粒子の
平均サイズは、例えば、5乃至100nmの範囲であ
る。ナノ顔料は好ましくは本発明の組成物に好ましく用
いられる。
【0068】もちろん、当業者は、本発明の組成物に固
有に伴う有利な特性が、意図した添加により悪影響を及
ぼさないか、実質的に及ぼさないように、本発明の組成
物に添加される可能性のある化合物(類)を注意深く選
択するであろう。
【0069】本発明のエマルションは、一般的には、転
相法により得られる。この調製方法は、(1)(A)油
性相であって、少なくとも一の油と任意に他の油と脂肪
物質及び転相温度で安定な脂溶性アジュバントを含むも
の(B)少なくとも一の乳化剤及び任意に共乳化剤(D)
水性相であって、水、任意に水溶性溶媒及び転相温度で
安定な水溶性アジュバントを含むものを混合して、従来
のエマルションを作製し、(2)このエマルションを、
転相領域内又はそれを超える温度まで加熱するか、又は
エマルションをその温度で直接調製し、ついで(3)エ
マルションを冷却し、ハロアルキニル誘導体と任意に転
相温度で不安定なアジュバント又は活性成分、例えば香
料、を添加することを特徴とする。
【0070】転相温度領域は、与えられた組成物につい
て、加熱された組成物のサンプルの導電度を測定するこ
とにより、確立される。転相領域に達するとき、エマル
ションの導電度は非常に速く増加する:転相領域におい
て、5乃至15℃の温度範囲にわたり、1センチメート
ル当たり、約50ミクロシーメンスの導電度の増加を観
察することができるが、転相領域の外側では、同等の温
度範囲において約5ミクロシーメンスしか増加しない。
【0071】本発明の組成物は、ローション又は乳液の
形態で、又は流動性のクリームとして、提供され得る。
それらは、例えばエアロゾルとして、又はスプレーの形
態として、用いることができる。本発明の好適な態様に
よれば、組成物は、ローション又は乳液タイプの非常に
流動性の高いエマルションの形態で提供され、好ましく
はスプレーの形態で用いられる。上述のごとく、非常に
流動性の高いエマルションは、1乃至20センチポアズ
(1乃至20mPa・s)の範囲の粘度を有するもので
あり、この粘度は、周囲温度(約25℃)でRheomat RM
180(通常1ローター)を用いて測定されたものであ
る。
【0072】本発明の組成物は、顔の及び/又はボディ
の皮膚、髪、頭皮、睫毛、眉毛、爪及び粘膜のためのケ
ア、保護又は衛生製品を構成することができ、例えば、
顔、手、又はボディのための、保護、トリートメント、
又はケアスプレー、又は皮膚、頭皮、又は粘膜の保護又
はケアのための、又は皮膚、唇、及び/又は髪からのメ
イクアップの除去及び/又はその洗浄のためのボディ乳
液又はローション、などを構成することができる。それ
らは、例えば、皮膚の保湿及び/又は引き締めのため
の、及び/又は皮膚に滋養を与えるために用いることが
できる。
【0073】本発明の組成物は、ボディ及び/又は顔の
皮膚、又は髪を、日光又は紫外線放射の有害な作用から
保護するための、ヘア製品、抗日光製品を構成すること
もでき、またケラチン物質、特に皮膚、唇、及び/又は
睫毛のメイクアップ製品を構成することもできる。
【0074】こうして、本発明の主題は、皮膚、唇、及
び/又は髪をトリートメントするための、ケアするため
の、それからメイクアップを除去するための、及び/又
はそれを洗浄するための、及び/又は皮膚及び/又は唇
をメイクアップするための、上記組成物の美容的使用で
ある。
【0075】本発明のさらなる主題は、上記化粧品組成
物を、頭皮を含む皮膚、髪、眉毛、爪及び/又は唇に適
用することを特徴とする、皮膚、髪、眉毛、爪及び/又
は唇の化粧トリートメント方法である。この種のトリー
トメントは、特に、組成物に存在する活性成分又は成分
の機能により変わり得る。
【0076】本発明の別の実施態様によれば、本発明の
組成物は、水に不溶性の基材に含浸させて、皮膚に適用
する物品、例えばワイプを形成するるために用いること
ができる。水に不溶性の基材は、シート、ボール又はフ
ィルムとして、織物、不織物、フォーム、スポンジ及び
ワッディングからなる群より選ばれる。特に、天然由来
の(麻、ウール、綿、絹)、又は合成由来の(セルロー
ス誘導体、ビスコース、ポリビニル誘導体、ポリエステ
ル、例えばポリ(エチレン)テレフタレート、ポリオレ
フィン、例えばポリエチレン又はポリプロピレン、ポリ
アミド、例えばナイロン又はアクリル酸誘導体)繊維を
ベースとした不織基材とすることができる。不織物は、
一般的に、Riedel "Nonwoven Bonding Methods & Mater
ials" Nonwoven World (1987)に記載されている。これ
らの基材は、不織物を調製する分野の従来の方法に従っ
て得られる。本発明の特定の実施態様によれば、不溶性
の基材は、繊維に殺生物剤をグラフト化するための既知
の手段により支持体に付着した少なくとも一の本発明の
防腐剤を特に含むことができる。
【0077】この基材は、同一又は異なる特性を有する
一以上の層を含むことができ、弾性の又は柔軟性の特
性、又は所望の使用に適した他の特性を有することがで
きる。基材は、例えば、WO-A-99/13861に記載された、
弾性の異なる特性を有する二部材を含むことができ、又
は、WO-A-99/25318に記載された、異なる密度を有する
単一の層を含むことができ、又はWO-A-98/18441に記載
された異なるテクスチャーの2つの層を含むことができ
る。
【0078】基材は、所望の目的に適当なあらゆるサイ
ズとあらゆる形を有することができる。一般的に、0.
005mと0.1mの間、好ましくは0.01m
と0.05mの間の表面積を有する。好ましくは長方
形のワイプ又は円形の圧縮物の形態で提供される。
【0079】基材と含浸組成物を備えた最終的な物品
は、一般的に湿潤状態であり、組成物の含浸の度合い
は、例えば、基材の重量に対して、組成物の重量が20
0乃至1000重量%、好ましくは250乃至350重
量%の範囲とすることができる。基材を組成物で含浸す
る技術は、この分野でよく知られており、それらはすべ
て本発明に適用が可能である。一般的に、含浸組成物
は、浸漬、被覆、気化などを含む一以上の技術により基
材に添加される。
【0080】基材にそれを含浸させた後、組成物から水
を除去することにより、又は、あらゆる周知の含浸手
段、例えば、熱又は超音波を介した多層の溶接及び接着
によって、基材に粉末、顆粒又はフィルム状態の乾燥形
態の組成物を含浸させることにより、乾燥状態で存在す
る物品(又はワイプ)を形成することが可能である。後
者の実施態様において、組成物は既知の手段:微粒子
化、凍結乾燥、又は他の類似方法により乾燥される。
【0081】こうして、意図された使用によれば、湿潤
ワイプ又は乾燥ワイプを得ることが可能である。湿潤ワ
イプはそのまま用いることができるが、乾燥ワイプは濡
らしてから使用する。
【0082】こうして、本発明の他の主題は、(A)水
不溶性基材および(B)該基材に添加されまたは含浸さ
れた上記組成物を含む物品と、その物品の化粧品又は皮
膚科分野での、特に皮膚のケア(滋養、引き締め、保
湿)のための、洗浄のための、及び/又はそれからメイ
クアップを除去するための使用である。
【0083】この物品は、特に、皮膚をケア及び/又は
トリートメントするためのワイプ及び/又は皮膚及び/
又は眼を洗浄する及び/又はそこからメイクアップを除
去するためのワイプを構成することができる。
【0084】本発明の他の主題は、上記物品を皮膚上で
動かすことからなる、皮膚のケア、洗浄及び/又はそこ
からメイクアップを除去するための美容方法である。
【0085】
【実施例】以下の実施例は、本発明のより理解されるた
めに示すものであり、それにより制限されるものではな
い。量は、別記しない限り、重量%で示される。名称
は、化合物の化学名およびCTFA名である。
【0086】実施例1:非常に流動性の高い乳液 相A 鉱物油 5% ジカプリリルエーテル(CognisからのCetiol OE) 3
% Ceteareth-20,Ceteareth-12,水素添加パーム油及びセテ
アリルアルコールの混合物(CognisからのEmulgade SE
V) 3% Ceteareth-20(CognisからのEmulgin B2) 1%
【0087】相B グリセリン 5% 蒸留水 15%
【0088】相C パーム油 1% 香料 0.3%
【0089】相D Glycacil L(Lonzaにより市販) 0.2% (すなわち、0.02%の3−ヨード−2−プロパニル
ブチルカルバマート) 蒸留水 100%とする量
【0090】手順 相Aと相Bを70℃まで加熱して、ホモゲナイズした。ゆ
っくりと攪拌しつつ相Bをゆっくりと相Aに注ぎ、混合物
を、80℃近傍の転相温度(PIT)まで加熱した。得ら
れた油中水型エマルションは、実質的に透明で、かなり
青みを帯びた状態となった。加熱を中止し、ゆっくりと
攪拌を続けながら相Cをエマルションに注いだ。周囲温
度(20乃至25℃)に冷却した後、エマルションは転
換しており、相Dをゆっくり攪拌しながら添加した。
【0091】非常に流動性が高く(水のような流動性が
あり、粘度は約1mPa・s)、やや青みを帯びた水中
油型エマルションを得た。このエマルションは、スプレ
ーとして用いることができ、又は不織支持体に含浸させ
て、例えば、皮膚の滋養、保湿、引き締めの目的で、顔
又はボディに適用されるワイプを形成することができ
た。
【0092】実施例2:ミルキーローション 相A 鉱物油 5% ジカプリリルエーテル(CognisからのCetiol OE) 3
% Ceteareth-20,Ceteareth-12,水素添加パーム油及びセテ
アリルアルコールの混合物(CognisからのEmulgade SE
V) 3% Ceteareth-20(CognisからのEmulgin B2) 1%
【0093】相B グリセリン 5% 蒸留水 15%
【0094】相C パーム油 0.5% 香料 0.5%
【0095】相D Glycacil L(Lonzaにより市販) 0.2% (すなわち、0.02%の3−ヨード−2−プロパニル
ブチルカルバマート) 塩酸ポリヘキサメチレンビグアニド 0.5% 蒸留水 100%とする量
【0096】実施例1と同様の手順に従った。非常に流
動性が高く(ミルク様)、やや青みを帯びた水中油型エ
マルションを得た。このエマルションは、スプレーとし
て用いることができ、又は支持体に含浸させて、顔又は
ボディに適用されるワイプを形成することができた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B01J 13/00 B01J 13/00 A Fターム(参考) 4C083 AA031 AA081 AA121 AA122 AA161 AA162 AB051 AB052 AC072 AC111 AC122 AC171 AC172 AC181 AC341 AC351 AC401 AC421 AC741 AC742 AC811 AC812 AC851 AC861 AD041 AD151 AD441 AD471 AD491 AD511 BB21 BB41 BB42 BB43 BB45 BB46 BB48 BB51 DD33 4D077 AA09 AB11 AC03 BA04 BA07 BA15 DC02Y DC12Y DD32Y DE02Y DE07Y DE08Y 4G065 AA01 AB03X AB05Y AB10Y AB11X AB12Y AB17Y AB28X AB32X AB33X AB38Y BA06 BA07 BA13 BA15 BB01 BB02 CA03 DA02 EA01 EA03 EA07 FA02

Claims (51)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水性相中に分散された油性相を含む、水
    中油型エマルションの形態の局所適用のための組成物で
    あり、その中の油小球の平均サイズが50nm乃至10
    00nmの範囲である組成物において、ハロアルキニル
    誘導体を含むことを特徴とする組成物。
  2. 【請求項2】 転相乳化法により得ることが可能である
    ことを特徴とする請求項1記載の組成物。
  3. 【請求項3】 前記油小球の平均サイズが70nm乃至
    350nmの範囲であることを特徴とする請求項1また
    は2記載の組成物。
  4. 【請求項4】 前記油小球の90%が100乃至300
    nmの範囲のサイズを有し、かつ最大の粒子と最小の粒
    子のサイズの差が20乃至400nmの範囲であること
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の組成
    物。
  5. 【請求項5】 前記ハロアルキニル誘導体が、ブロモプ
    ロパルギル又はヨードプロパルギルアルコール誘導体;
    ピリミジン、トリアゾリノン、テトラゾール、トリアジ
    ノン、サルファミド、ベンゾチアゾール、アンモニウム
    塩、カルボキサミド、ヒドロキサマート、又は尿素のヨ
    ードプロパルギル誘導体、及びそれらの混合物から選ば
    れることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記
    載の組成物。
  6. 【請求項6】 前記ブロモプロパルギル又はヨードプロ
    パルギルアルコール誘導体が、エステル、エーテル、ア
    セタール、カルバマート又はカルボナートから選ばれる
    ことを特徴とする請求項5記載の組成物。
  7. 【請求項7】 前記ハロアルキニル誘導体が、式
    (I): 【化1】 (式中、Rは置換又は非置換の、1乃至20の炭素原子
    を有するアルキル基、アリール基、及びアラルキル基か
    ら選ばれ、mは1乃至10の整数であり、nは1乃至1
    0の整数である)のヨードアルキニルカルバマートから
    選ばれることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1
    項記載の組成物。
  8. 【請求項8】 前記式(I)において、nは1であり、
    mは1であることを特徴とする請求項7記載の組成物。
  9. 【請求項9】 前記式(I)において、Rは、1乃至2
    0の、好ましくは1乃至10の炭素原子を含む、非置換
    アルキル基であることを特徴とする請求項7又は8記載
    の組成物。
  10. 【請求項10】 前記ハロアルキニル誘導体が、3−ヨ
    ード−2−プロピニルブチルカルバマートであることを
    特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項記載の組成
    物。
  11. 【請求項11】 前記ハロアルキニル誘導体が、脂肪酸
    とポリエチレングリコールのエステル;分子量が450
    以下のポリエチレングリコール;及びそれらの混合物か
    ら選ばれる1以上の溶媒を含む溶液の形態で用いられる
    ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項記載
    の組成物。
  12. 【請求項12】 前記溶媒が、PEG−4、PEG−
    6、PEG−8、PEG−9、ポリエチレングリコール
    (4EO)モノ−及びジココアート、ポリエチレングリ
    コール(4EO)モノ−及びジラウラート、及びそれら
    の混合物から選ばれることを特徴とする請求項11記載
    の組成物。
  13. 【請求項13】 前記ハロアルキニル誘導体が、3−ヨ
    ード−2−プロピニルブチルカルバマートであり、ポリ
    エチレングリコール(4EO)モノココアート、ポリエ
    チレングリコール(4EO)ジココアート及びPEG−
    4との混合物の形態で用いられることを特徴とする請求
    項11又は12記載の組成物。
  14. 【請求項14】 前記ハロアルキニル誘導体が、固形状
    の形態で、アルカリ金属又はアルカリ土類金属の炭酸又
    は二炭酸塩との混合物として用いられることを特徴とす
    る請求項1乃至13のいずれか1項記載の組成物。
  15. 【請求項15】 ハロアルキニル誘導体の量が、組成物
    の全重量に対して、0.001乃至10重量%(活性
    剤)の範囲であり、好ましくは0.005乃至5重量%
    (活性剤)の範囲であることを特徴とする請求項1乃至
    14のいずれか1項記載の組成物。
  16. 【請求項16】 前記油性相が、鉱物油;動物由来の炭
    化水素油;植物由来の炭化水素油;合成油;エーテル;
    12−C15の脂肪アルコールのベンゾアート;8乃
    至26の炭素原子を含む脂肪アルコール;アセチルグリ
    セリド;アルコールの及びポリアルコールの、オクタン
    酸エステル及びデカン酸エステル;アルコール及びポリ
    アルコールのリシノール酸エステル;フルオロ油及びパ
    ーフルオロ油;ラノリン;水素添加ラノリン;アセチル
    化ラノリン;シリコーン油、およびそれらの混合物から
    選ばれる、少なくとも一の油を含むことを特徴とする請
    求項1乃至15のいずれか1項記載の組成物。
  17. 【請求項17】 前記油性相が、少なくとも一の鉱物
    油、又は少なくとも一の植物油、又は少なくとも一の鉱
    物油と少なくとも一の植物油の混合物を含むことを特徴
    とする請求項1乃至16のいずれか1項記載の組成物。
  18. 【請求項18】 前記油性相が、ジカプリリルエーテ
    ル、ジオクチルシクロヘキサン、及びそれらの混合物か
    ら選ばれる少なくとも一のエモリエントを含むことを特
    徴とする請求項1乃至17のいずれか1項記載の組成
    物。
  19. 【請求項19】 前記水性相が、水からなるか、又は、
    水と、ポリオール、1乃至8の炭素原子を含む水溶性ア
    ルコール(類)、及びそれらの混合物から選ばれる一以
    上の水溶性溶媒との混合物からなることを特徴とする請
    求項1乃至18のいずれか1項記載の組成物。
  20. 【請求項20】 組成物の全重量に対して、水性相が、
    50乃至95重量%、好ましくは70乃至90重量%を
    占めることを特徴とする請求項1乃至19のいずれか1
    項記載の組成物。
  21. 【請求項21】 組成物の全重量に対して、油性相が、
    5乃至50重量%、好ましくは10乃至30重量%を占
    めることを特徴とする請求項1乃至20のいずれか1項
    記載の組成物。
  22. 【請求項22】 一方がC−C30アルキル又はアシ
    ル官能基から選ばれる親油性残基からなり、他方がポリ
    オール基およびポリオールエーテルから選ばれる親水性
    残基からなる、非イオン性の化合物から選ばれる、少な
    くとも一の乳化剤を含むことを特徴とする請求項1乃至
    21のいずれか1項記載の組成物。
  23. 【請求項23】 前記乳化剤が、9乃至18の範囲のH
    LBバランスを示すことを特徴とする請求項22記載の
    組成物。
  24. 【請求項24】 前記乳化剤が以下のもの−式(III)
    の化合物 【化2】 (式中、Rは飽和又は不飽和の、直鎖状又は分枝状の、
    8乃至28の炭素原子を有する炭化水素残基であり、n
    は8乃至50、好ましくは8乃至30の数を表す); −4乃至20モルのエチレンオキシドと1以上のグリセ
    ロール部分エステルとの付加物 −及びそれらの混合物からなる群より選ばれることを特
    徴とする請求項22又は23記載の組成物。
  25. 【請求項25】 前記乳化剤が、ベヘニルアルコール、
    セチルアルコール、ステアリルアルコール及びそれらの
    混合物への、エチレンオキシドの付加物から選ばれるこ
    とを特徴とする請求項24のいずれか1項記載の組成
    物。
  26. 【請求項26】 C16−C22脂肪アルコール又はC
    14−C22の脂肪酸とC−Cポリオールの部分エ
    ステル、及びそれらの混合物から選ばれる共乳化剤をさ
    らに含むことを特徴とする請求項1乃至25のいずれか
    1項記載の組成物。
  27. 【請求項27】 前記共乳化剤がセチルアルコール、ス
    テアリルアルコール、セテアリルアルコール、グリセリ
    ルステアラート及びそれらの混合物から選ばれることを
    特徴とする請求項26記載の組成物。
  28. 【請求項28】 組成物の全重量に対して、乳化剤と共
    乳化剤の量が、一般的に0.05乃至30重量%、好ま
    しくは0.5乃至20重量%の範囲であるであることを
    特徴とする請求項22乃至27のいずれか1項記載の組
    成物。
  29. 【請求項29】 さらに、ゲル化剤;増粘剤;親水性又
    は親油性活性成分;香料;防腐剤;金属イオン封鎖剤;
    顔料;真珠光沢剤;フィラー;可溶性染料;サンスクリ
    ーン剤;塩基性化剤又は酸性化剤;及びそれらの混合物
    からなる群より選ばれる少なくとも1の添加剤を含むこ
    とを特徴とする請求項1乃至28のいずれか1項記載の
    組成物。
  30. 【請求項30】 塩酸ポリヘキサメチレンビグアニドを
    含むことを特徴とする請求項1乃至29のいずれか1項
    記載の組成物。
  31. 【請求項31】 塩酸ポリヘキサメチレンビグアニド
    が、組成物の全重量に対して0.001ないし5重量%
    の範囲で存在することを特徴とする請求項30記載の組
    成物。
  32. 【請求項32】 殺菌剤、ケラチン溶解剤;精油;ビタ
    ミン;補酵素;酵素;酵母;ステロイド;抗酸化剤及び
    フリーラジカル対抗剤;保湿剤;スリミング剤;抗エラ
    スターゼ剤及び抗コラゲナーゼ剤;脂性肌トリートメン
    ト剤;及びそれらの混合物から選ばれる1以上の活性成
    分を含むことを特徴とする請求項29記載の組成物。
  33. 【請求項33】 化粧品又は皮膚科組成物を構成するこ
    とを特徴とする請求項1乃至32のいずれか1項記載の
    組成物。
  34. 【請求項34】 顔の及び/又はボディの皮膚、髪、頭
    皮、睫毛、眉毛、爪及び粘膜のためのケア、保護及び/
    又は衛生製品を構成することを特徴とする請求項1乃至
    33のいずれか1項記載の組成物。
  35. 【請求項35】 皮膚、唇、及び/又は髪をトリートメ
    ント、保護、ケアし、それからメイクアップを除去し、
    及び/又はそれを洗浄するための、請求項1乃至32の
    いずれか1項記載の化粧品組成物の美容的使用。
  36. 【請求項36】 皮膚及び/又は唇をメイクアップする
    ための、請求項1乃至32のいずれか1項記載の化粧品
    組成物の美容的使用。
  37. 【請求項37】 抗日光製品としての、請求項1乃至3
    2のいずれか1項記載の化粧品組成物の美容的使用。
  38. 【請求項38】 請求項1乃至32のいずれか1項記載
    の化粧品組成物を、頭皮を含む皮膚、髪、眉毛、爪及び
    /又は唇に適用することを特徴とする、皮膚、髪、眉
    毛、爪及び/又は唇の美容処理方法。
  39. 【請求項39】 水に不溶性の基材に含浸させる、請求
    項1乃至32のいずれか1項記載の化粧品組成物の使
    用。
  40. 【請求項40】 請求項1乃至33のいずれか1項記載
    の化粧品組成物の調製方法であって、(1)(A)油性
    相であって、少なくとも一の油と任意に他の油と脂肪物
    質及び転相温度で安定な脂溶性アジュバントを含むもの
    (B)少なくとも一の乳化剤及び任意に共乳化剤(D)水
    性相であって、水、任意に水溶性溶媒及び転相温度で安
    定な水溶性アジュバントを含むものを混合して、従来の
    エマルションを作製し、(2)このエマルションを、転
    相領域内又はそれを超える温度まで加熱するか、又はエ
    マルションをその温度で直接調製し、ついで(3)エマ
    ルションを冷却し、ハロアルキニル誘導体と任意に転相
    温度で不安定なアジュバント又は活性成分を添加するこ
    とを特徴とする調製方法。
  41. 【請求項41】 (A)水不溶性基材および(B)該基材
    に添加されまたは含浸された請求項1乃至32のいずれ
    か1項記載の組成物を含む物品。
  42. 【請求項42】 前記基材が、織物、不織物、フォー
    ム、スポンジ及びワッディングから選ばれる、請求項4
    1記載の物品。
  43. 【請求項43】 前記基材が、天然由来の又は合成由来
    の繊維からなる不織物である請求項41又は42記載の
    物品。
  44. 【請求項44】 基材の全重量に対して、組成物が20
    0乃至1000重量%を占めることを特徴とする請求項
    41乃至43記載の物品。
  45. 【請求項45】 長方形のワイプ又は円形の圧縮物の形
    態で提供されることを特徴とする請求項41乃至44記
    載の物品。
  46. 【請求項46】 皮膚のケアのための及び/又はトリー
    トメントのためのワイプを構成することを特徴とする請
    求項41乃至44記載の物品。
  47. 【請求項47】 皮膚及び/又は眼を洗浄する及び/又
    はそこからメイクアップを除去するためのワイプを構成
    することを特徴とする請求項41乃至44記載の物品。
  48. 【請求項48】 皮膚及び/又は眼をケアする、洗浄す
    る及び/又はそこからメイクアップを除去するための請
    求項41乃至44記載の物品の美容的使用。
  49. 【請求項49】 皮膚をケアする、洗浄する及び/又は
    そこからメイクアップを除去するための美容方法であっ
    て、請求項41乃至44記載の物品を皮膚上で動かすこ
    とからなる美容方法。
  50. 【請求項50】 油小球の平均サイズが50nmないし
    1000nmの水中油型エマルション形態の化粧及び/
    又は皮膚科組成物の安定化剤としての少なくとも一のハ
    ロアルキニル誘導体の使用。
  51. 【請求項51】 前記ハロアルキニル誘導体が、3−ヨ
    ード−2−プロピニルブチルカルバマートである請求項
    50記載の使用。
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