JP2003192834A - 加硫性ゴム組成物および加硫物 - Google Patents
加硫性ゴム組成物および加硫物Info
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- C08K5/378—Thiols containing heterocyclic rings
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 動特性に優れ、圧縮永久ひずみが小さなニト
リル基含有共重合ゴム加硫物を提供する。 【解決手段】 α,β−エチレン性不飽和ニトリル単量
体単位含有量10〜60重量%、ヨウ素価180〜43
0のニトリル基含有共重合ゴム(A)5〜50重量部お
よびα,β−エチレン性不飽和ニトリル単量体単位含有
量10〜60重量%、ヨウ素価40〜100のニトリル
基含有共重合ゴム(B)50〜95重量部からなるゴム
成分100重量部と、これに対して硫黄量換算で0.1
〜1.5重量部の硫黄および/または4,4’−ジチオ
ジモルホリンとを含有する加硫性ゴム組成物を加硫す
る。
リル基含有共重合ゴム加硫物を提供する。 【解決手段】 α,β−エチレン性不飽和ニトリル単量
体単位含有量10〜60重量%、ヨウ素価180〜43
0のニトリル基含有共重合ゴム(A)5〜50重量部お
よびα,β−エチレン性不飽和ニトリル単量体単位含有
量10〜60重量%、ヨウ素価40〜100のニトリル
基含有共重合ゴム(B)50〜95重量部からなるゴム
成分100重量部と、これに対して硫黄量換算で0.1
〜1.5重量部の硫黄および/または4,4’−ジチオ
ジモルホリンとを含有する加硫性ゴム組成物を加硫す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動特性および耐熱
性に優れ、圧縮永久ひずみが小さな加硫物とその材料と
なるゴム組成物に関する。
性に優れ、圧縮永久ひずみが小さな加硫物とその材料と
なるゴム組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】アクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴ
ムのようなニトリル基含有共重合体ゴムは、耐油性に優
れることが一般的に知られている。さらに、耐熱性、耐
薬品性、耐候性、引張強度等の向上を目的として、アク
リロニトリル−ブタジエン共重合ゴムを水素添加した水
素化アクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴムが知られ
ている。しかし、水素化アクリロニトリル−ブタジエン
共重合ゴムはアクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴム
に対して、圧縮永久歪みが大きくなってしまうという問
題があった。
ムのようなニトリル基含有共重合体ゴムは、耐油性に優
れることが一般的に知られている。さらに、耐熱性、耐
薬品性、耐候性、引張強度等の向上を目的として、アク
リロニトリル−ブタジエン共重合ゴムを水素添加した水
素化アクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴムが知られ
ている。しかし、水素化アクリロニトリル−ブタジエン
共重合ゴムはアクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴム
に対して、圧縮永久歪みが大きくなってしまうという問
題があった。
【0003】そこで、アクリロニトリル−ブタジエン共
重合ゴムと水素化アクリロニトリル−ブタジエン共重合
ゴムをブレンドして、硫黄で加硫することが提案されて
いる(特開昭63−142046号)。しかし、水素化
アクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴムとして、ヨウ
素価が30以下のものを用いていることから、二種類の
ゴムの不飽和結合量が大きく異なるために、加硫速度が
大きく異なり、共加硫が困難であり、これを解決するた
めに、硫黄をゴム成分100重量部当たり2〜10重量
部と多量に使用して加硫している。ところが、このよう
にして得られる加硫物は、硫黄が多量のため、熱老化に
より硬さが上昇しやすく、伸びが低下しやすく、圧縮永
久歪みが大きくなるという問題を有している。
重合ゴムと水素化アクリロニトリル−ブタジエン共重合
ゴムをブレンドして、硫黄で加硫することが提案されて
いる(特開昭63−142046号)。しかし、水素化
アクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴムとして、ヨウ
素価が30以下のものを用いていることから、二種類の
ゴムの不飽和結合量が大きく異なるために、加硫速度が
大きく異なり、共加硫が困難であり、これを解決するた
めに、硫黄をゴム成分100重量部当たり2〜10重量
部と多量に使用して加硫している。ところが、このよう
にして得られる加硫物は、硫黄が多量のため、熱老化に
より硬さが上昇しやすく、伸びが低下しやすく、圧縮永
久歪みが大きくなるという問題を有している。
【0004】一方、この二種のブレンドゴムを硫黄に代
えて有機過酸化物で加硫した加硫ゴムも提案されている
(特開平9−67471号)。しかし、この加硫ゴム
は、悪臭を有するという問題があった。
えて有機過酸化物で加硫した加硫ゴムも提案されている
(特開平9−67471号)。しかし、この加硫ゴム
は、悪臭を有するという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、動特
性および耐熱性に優れ、圧縮永久ひずみが小さな硫黄で
加硫した加硫物とその材料となるゴム組成物を提供する
ことにある。
性および耐熱性に優れ、圧縮永久ひずみが小さな硫黄で
加硫した加硫物とその材料となるゴム組成物を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を達成すべく鋭意検討した結果、ヨウ素価が特定範囲の
二種のニトリル基含有共重合体ゴムを併用すれば、少量
の硫黄でも両者の間に強固な共加硫が起こることを見出
し、この知見に基づいて、本発明を完成させるに至っ
た。
を達成すべく鋭意検討した結果、ヨウ素価が特定範囲の
二種のニトリル基含有共重合体ゴムを併用すれば、少量
の硫黄でも両者の間に強固な共加硫が起こることを見出
し、この知見に基づいて、本発明を完成させるに至っ
た。
【0007】かくして、本発明によれば、α,β−エチ
レン性不飽和ニトリル単量体単位含有量10〜60重量
%、ヨウ素価180〜430のニトリル基含有共重合ゴ
ム(A)5〜50重量部およびα,β−エチレン性不飽
和ニトリル単量体単位含有量10〜60重量%、ヨウ素
価40〜100のニトリル基含有共重合ゴム(B)50
〜95重量部からなるゴム成分100重量部と、これに
対して硫黄量換算で0.1〜1.5重量部の硫黄および
/または4,4’−ジチオジモルホリンとを含有する加
硫性ゴム組成物ならびに該加硫性ゴム組成物を加硫して
なる加硫物が提供される。
レン性不飽和ニトリル単量体単位含有量10〜60重量
%、ヨウ素価180〜430のニトリル基含有共重合ゴ
ム(A)5〜50重量部およびα,β−エチレン性不飽
和ニトリル単量体単位含有量10〜60重量%、ヨウ素
価40〜100のニトリル基含有共重合ゴム(B)50
〜95重量部からなるゴム成分100重量部と、これに
対して硫黄量換算で0.1〜1.5重量部の硫黄および
/または4,4’−ジチオジモルホリンとを含有する加
硫性ゴム組成物ならびに該加硫性ゴム組成物を加硫して
なる加硫物が提供される。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の加硫性ゴム組成物は、ニ
トリル基含有共重合ゴム(A)5〜50重量%およびニ
トリル基含有共重合ゴム(B)50〜95重量%からな
るゴム成分100重量部と、これに対して硫黄量換算で
0.1〜1.5重量部の硫黄および/または4,4’−
ジチオジモルホリンとを含有する。
トリル基含有共重合ゴム(A)5〜50重量%およびニ
トリル基含有共重合ゴム(B)50〜95重量%からな
るゴム成分100重量部と、これに対して硫黄量換算で
0.1〜1.5重量部の硫黄および/または4,4’−
ジチオジモルホリンとを含有する。
【0009】本発明の加硫性ゴム組成物に含有されるゴ
ム成分100重量部中5〜50重量部をしめるニトリル
基含有共重合ゴム(A)は、α,β−エチレン性不飽和
ニトリル系単量体を他の単量体と共重合して得られるゴ
ムであり、α,β−エチレン性不飽和ニトリル単量体単
位含有量10〜60重量%、ヨウ素価180〜430の
ものである。
ム成分100重量部中5〜50重量部をしめるニトリル
基含有共重合ゴム(A)は、α,β−エチレン性不飽和
ニトリル系単量体を他の単量体と共重合して得られるゴ
ムであり、α,β−エチレン性不飽和ニトリル単量体単
位含有量10〜60重量%、ヨウ素価180〜430の
ものである。
【0010】α,β−エチレン性不飽和ニトリル系単量
体としては、例えば、アクリロニトリル、メタクリロニ
トリル、α−クロロアクリロニトリルなどが挙げられ、
アクリロニトリルが好ましい。ニトリル基含有共重合ゴ
ム(A)中のα,β−エチレン性不飽和ニトリル系単量
体含有量は、10〜60重量%、好ましくは12〜55
重量%、より好ましくは15〜50重量%である。α,
β−エチレン性不飽和ニトリル単量体含有量が少なすぎ
ると加硫物の耐油性が劣り、逆に多すぎると耐寒性に劣
る。
体としては、例えば、アクリロニトリル、メタクリロニ
トリル、α−クロロアクリロニトリルなどが挙げられ、
アクリロニトリルが好ましい。ニトリル基含有共重合ゴ
ム(A)中のα,β−エチレン性不飽和ニトリル系単量
体含有量は、10〜60重量%、好ましくは12〜55
重量%、より好ましくは15〜50重量%である。α,
β−エチレン性不飽和ニトリル単量体含有量が少なすぎ
ると加硫物の耐油性が劣り、逆に多すぎると耐寒性に劣
る。
【0011】ニトリル基含有共重合ゴム(A)におい
て、α,β−エチレン性不飽和ニトリル系単量体と共重
合させる単量体としては、共役ジエン系単量体、非共役
ジエン系単量体、α−オレフィンなどが例示される。共
役ジエン系単量体としては、例えば、1,3−ブタジエ
ン、イソプレン、2,3−ジメチル−1,3−ブタジエ
ン、1,3−ペンタジエンなどが挙げられ、1,3−ブ
タジエン、イソプレンが好ましく、1,3−ブタジエン
が特に好ましい。非共役ジエン系単量体は、好ましくは
炭素数が5〜12のものであり、1,4−ペンタジエ
ン、1,4−ヘキサジエン、ビニルノルボルネン、ジシ
クロペンタジエンなどが例示される。α−オレフィンと
しては、炭素数が2〜12のものが好ましく、エチレ
ン、プロピレン、1−ブテン、4−メチル−1−ペンテ
ン、1−ヘキセン、1−オクテンなどが例示される。さ
らに、芳香族ビニル系単量体、フッ素含有ビニル系単量
体、α,β−エチレン性不飽和モノカルボン酸、α,β
−エチレン性不飽和多価カルボン酸またはその無水物、
共重合性の老化防止剤などを共重合してもよい。
て、α,β−エチレン性不飽和ニトリル系単量体と共重
合させる単量体としては、共役ジエン系単量体、非共役
ジエン系単量体、α−オレフィンなどが例示される。共
役ジエン系単量体としては、例えば、1,3−ブタジエ
ン、イソプレン、2,3−ジメチル−1,3−ブタジエ
ン、1,3−ペンタジエンなどが挙げられ、1,3−ブ
タジエン、イソプレンが好ましく、1,3−ブタジエン
が特に好ましい。非共役ジエン系単量体は、好ましくは
炭素数が5〜12のものであり、1,4−ペンタジエ
ン、1,4−ヘキサジエン、ビニルノルボルネン、ジシ
クロペンタジエンなどが例示される。α−オレフィンと
しては、炭素数が2〜12のものが好ましく、エチレ
ン、プロピレン、1−ブテン、4−メチル−1−ペンテ
ン、1−ヘキセン、1−オクテンなどが例示される。さ
らに、芳香族ビニル系単量体、フッ素含有ビニル系単量
体、α,β−エチレン性不飽和モノカルボン酸、α,β
−エチレン性不飽和多価カルボン酸またはその無水物、
共重合性の老化防止剤などを共重合してもよい。
【0012】芳香族ビニル系単量体としては、例えば、
スチレン、α−メチルスチレン、ビニルピリジンなどが
挙げられる。フッ素含有ビニル系単量体としては、例え
ば、フルオロエチルビニルエーテル、フルオロプロピル
ビニルエーテル、o−トリフルオロメチルスチレン、ペ
ンタフルオロ安息香酸ビニル、ジフルオロエチレン、テ
トラフルオロエチレンなどが挙げられる。α,β−エチ
レン性不飽和モノカルボン酸としては、例えば、アクリ
ル酸、メタクリル酸などが挙げられる。α,β−エチレ
ン性不飽和多価カルボン酸としては、例えば、イタコン
酸、フマル酸、マレイン酸などが挙げられる。α,β−
エチレン性不飽和多価カルボン酸無水物としては、例え
ば、無水イタコン酸、無水マレイン酸などが挙げられ
る。共重合性の老化防止剤としては、例えば、N−(4
−アニリノフェニル)アクリルアミド、N−(4−アニ
リノフェニル)メタクリルアミド、N−(4−アニリノ
フェニル)シンナムアミド、N−(4−アニリノフェニ
ル)クロトンアミド、N−フェニル−4−(3−ビニル
ベンジルオキシ)アニリン、N−フェニル−4−(4−
ビニルベンジルオキシ)アニリンなどが挙げられる。
スチレン、α−メチルスチレン、ビニルピリジンなどが
挙げられる。フッ素含有ビニル系単量体としては、例え
ば、フルオロエチルビニルエーテル、フルオロプロピル
ビニルエーテル、o−トリフルオロメチルスチレン、ペ
ンタフルオロ安息香酸ビニル、ジフルオロエチレン、テ
トラフルオロエチレンなどが挙げられる。α,β−エチ
レン性不飽和モノカルボン酸としては、例えば、アクリ
ル酸、メタクリル酸などが挙げられる。α,β−エチレ
ン性不飽和多価カルボン酸としては、例えば、イタコン
酸、フマル酸、マレイン酸などが挙げられる。α,β−
エチレン性不飽和多価カルボン酸無水物としては、例え
ば、無水イタコン酸、無水マレイン酸などが挙げられ
る。共重合性の老化防止剤としては、例えば、N−(4
−アニリノフェニル)アクリルアミド、N−(4−アニ
リノフェニル)メタクリルアミド、N−(4−アニリノ
フェニル)シンナムアミド、N−(4−アニリノフェニ
ル)クロトンアミド、N−フェニル−4−(3−ビニル
ベンジルオキシ)アニリン、N−フェニル−4−(4−
ビニルベンジルオキシ)アニリンなどが挙げられる。
【0013】ニトリル基含有共重合ゴム(A)のヨウ素
価は、180〜430、好ましくは200〜400、よ
り好ましくは230〜380である。ヨウ素価が小さす
ぎると加硫物のゴム弾性が劣り、ヨウ素価が大きすぎる
と加硫物の耐油性および耐熱性が劣る。ヨウ素価は、主
鎖の不飽和結合量を示す価であり、主として共役ジエン
単量体単位含有量によって決められる。ヨウ素価が小さ
すぎると、加硫物のゴム弾性が劣り、ヨウ素価が大きす
ぎると、加硫物の耐油性、耐熱性に劣る。必要に応じ
て、公知の方法で、ニトリル基含有共重合ゴム(A)を
水素添加によって不飽和結合を飽和させ、ヨウ素価を調
整してもよい。
価は、180〜430、好ましくは200〜400、よ
り好ましくは230〜380である。ヨウ素価が小さす
ぎると加硫物のゴム弾性が劣り、ヨウ素価が大きすぎる
と加硫物の耐油性および耐熱性が劣る。ヨウ素価は、主
鎖の不飽和結合量を示す価であり、主として共役ジエン
単量体単位含有量によって決められる。ヨウ素価が小さ
すぎると、加硫物のゴム弾性が劣り、ヨウ素価が大きす
ぎると、加硫物の耐油性、耐熱性に劣る。必要に応じ
て、公知の方法で、ニトリル基含有共重合ゴム(A)を
水素添加によって不飽和結合を飽和させ、ヨウ素価を調
整してもよい。
【0014】ニトリル基含有共重合ゴム(A)のムーニ
ー粘度(ML1+4,100℃)は、好ましくは20〜3
00、より好ましくは30〜250、特に好ましくは4
0〜200である。ムーニー粘度が小さすぎると加硫物
の機械的物性が劣る場合があり、逆に大きすぎると加工
性に劣る場合がある。
ー粘度(ML1+4,100℃)は、好ましくは20〜3
00、より好ましくは30〜250、特に好ましくは4
0〜200である。ムーニー粘度が小さすぎると加硫物
の機械的物性が劣る場合があり、逆に大きすぎると加工
性に劣る場合がある。
【0015】本発明の加硫性ゴム組成物に含有されるゴ
ム成分100重量部中95〜50重量部をしめるニトリ
ル基含有共重合ゴム(B)は、ニトリル基含有共重合ゴ
ム(A)と同様に、α,β−エチレン性不飽和ニトリル
系単量体を他の単量体と共重合して得られるゴムであ
り、α,β−エチレン性不飽和ニトリル単量体単位含有
量10〜60重量%である。ニトリル基含有共重合ゴム
(B)は、ヨウ素価40〜100のものである。
ム成分100重量部中95〜50重量部をしめるニトリ
ル基含有共重合ゴム(B)は、ニトリル基含有共重合ゴ
ム(A)と同様に、α,β−エチレン性不飽和ニトリル
系単量体を他の単量体と共重合して得られるゴムであ
り、α,β−エチレン性不飽和ニトリル単量体単位含有
量10〜60重量%である。ニトリル基含有共重合ゴム
(B)は、ヨウ素価40〜100のものである。
【0016】ニトリル基含有共重合ゴム(B)のα,β
−エチレン性不飽和ニトリル単量体含有量は、10〜6
0重量%、好ましくは12〜55重量%、より好ましく
は15〜50重量%である。α,β−エチレン性不飽和
ニトリル単量体含有量が少なすぎると加硫物の耐油性に
劣り、逆に多すぎると加硫物の耐寒性に劣る。
−エチレン性不飽和ニトリル単量体含有量は、10〜6
0重量%、好ましくは12〜55重量%、より好ましく
は15〜50重量%である。α,β−エチレン性不飽和
ニトリル単量体含有量が少なすぎると加硫物の耐油性に
劣り、逆に多すぎると加硫物の耐寒性に劣る。
【0017】ニトリル基含有共重合ゴム(B)のヨウ素
価は、40〜100、好ましくは45〜90、より好ま
しくは50〜80である。ヨウ素価が小さすぎると加硫
物の圧縮永久ひずみが大きくなり、また、ニトリル基含
有共重合ゴム(A)との共加硫が困難になる。逆に、ヨ
ウ素価が大きすぎると耐熱性に劣る。共役ジエン単量体
単位が多いため、主鎖の不飽和結合が多く、ヨウ素価が
大きいニトリル基含有共重合ゴムは、公知の方法で水素
添加して、主鎖の不飽和結合を減らすことによって、ヨ
ウ素価を小さく調整して用いればよい。
価は、40〜100、好ましくは45〜90、より好ま
しくは50〜80である。ヨウ素価が小さすぎると加硫
物の圧縮永久ひずみが大きくなり、また、ニトリル基含
有共重合ゴム(A)との共加硫が困難になる。逆に、ヨ
ウ素価が大きすぎると耐熱性に劣る。共役ジエン単量体
単位が多いため、主鎖の不飽和結合が多く、ヨウ素価が
大きいニトリル基含有共重合ゴムは、公知の方法で水素
添加して、主鎖の不飽和結合を減らすことによって、ヨ
ウ素価を小さく調整して用いればよい。
【0018】ニトリル基含有共重合ゴム(B)のムーニ
ー粘度(ML1+4,100℃)は、好ましくは10〜3
00、より好ましくは20〜250、特に好ましくは3
0〜200である。ムーニー粘度が小さすぎると加硫物
の機械的物性が劣る場合があり、逆に大きすぎると加工
性に劣る場合がある。
ー粘度(ML1+4,100℃)は、好ましくは10〜3
00、より好ましくは20〜250、特に好ましくは3
0〜200である。ムーニー粘度が小さすぎると加硫物
の機械的物性が劣る場合があり、逆に大きすぎると加工
性に劣る場合がある。
【0019】本発明の加硫性ゴム組成物に含有されるゴ
ム成分は、その100重量部が、ニトリル基含有共重合
ゴム(A)5〜50重量部、好ましくは10〜45重量
部、より好ましくは20〜40重量部およびニトリル基
含有共重合ゴム(B)95〜50重量部、好ましくは9
0〜55重量部、より好ましくは80〜60重量部から
なるものである。ゴム成分は、ニトリル基含有共重合ゴ
ム(A)および(B)以外のゴムを含有していてもよい
が、ゴム成分100重量部中、好ましくは30重量部以
下、より好ましくは20重量部以下、特に好ましくは1
0重量部以下である。
ム成分は、その100重量部が、ニトリル基含有共重合
ゴム(A)5〜50重量部、好ましくは10〜45重量
部、より好ましくは20〜40重量部およびニトリル基
含有共重合ゴム(B)95〜50重量部、好ましくは9
0〜55重量部、より好ましくは80〜60重量部から
なるものである。ゴム成分は、ニトリル基含有共重合ゴ
ム(A)および(B)以外のゴムを含有していてもよい
が、ゴム成分100重量部中、好ましくは30重量部以
下、より好ましくは20重量部以下、特に好ましくは1
0重量部以下である。
【0020】本発明の加硫性ゴム組成物は、加硫剤とし
て、硫黄および/または4,4’−ジチオジモルホリン
を含有する。その含有量は、上記ゴム成分100重量部
に対し、硫黄量換算で0.1〜1.5重量部、好ましく
は0.2〜1重量部、より好ましくは0.3〜0.8重
量部を含有する。加硫剤の量が少なすぎると十分な加硫
が行われず、加硫物の強度が不十分になり、加硫剤の量
が多すぎると伸びが劣るだけでなく、熱を加えると伸び
が大幅に低下する。
て、硫黄および/または4,4’−ジチオジモルホリン
を含有する。その含有量は、上記ゴム成分100重量部
に対し、硫黄量換算で0.1〜1.5重量部、好ましく
は0.2〜1重量部、より好ましくは0.3〜0.8重
量部を含有する。加硫剤の量が少なすぎると十分な加硫
が行われず、加硫物の強度が不十分になり、加硫剤の量
が多すぎると伸びが劣るだけでなく、熱を加えると伸び
が大幅に低下する。
【0021】硫黄および/または4,4’−ジチオジモ
ルホリンを加硫剤として用いる場合は、通常、加硫促進
剤を併用する。加硫促進剤としては、亜鉛華、スルフェ
ンアミド系加硫促進剤、グアニジン系加硫促進剤、チア
ゾール系加硫促進剤、チウラム系加硫促進剤、ジチオ酸
塩系加硫促進剤などが挙げられる。加硫促進剤の使用量
は特に限定されず、加硫物の用途、要求性能、加硫促進
剤の種類などに応じて決めればよい。
ルホリンを加硫剤として用いる場合は、通常、加硫促進
剤を併用する。加硫促進剤としては、亜鉛華、スルフェ
ンアミド系加硫促進剤、グアニジン系加硫促進剤、チア
ゾール系加硫促進剤、チウラム系加硫促進剤、ジチオ酸
塩系加硫促進剤などが挙げられる。加硫促進剤の使用量
は特に限定されず、加硫物の用途、要求性能、加硫促進
剤の種類などに応じて決めればよい。
【0022】本発明の加硫性ゴム組成物には、一般的な
ゴムに使用される配合剤、例えば、カーボンブラック、
シリカ、短繊維などの補強剤;炭酸カルシウム、クレ
ー、タルク、ケイ酸カルシウムなどの充填剤;α,β−
エチレン性不飽和カルボン酸金属塩;可塑剤;顔料;老
化防止剤;粘着付与剤;加工助剤;スコーチ防止剤;な
どや樹脂を含有してもよい。
ゴムに使用される配合剤、例えば、カーボンブラック、
シリカ、短繊維などの補強剤;炭酸カルシウム、クレ
ー、タルク、ケイ酸カルシウムなどの充填剤;α,β−
エチレン性不飽和カルボン酸金属塩;可塑剤;顔料;老
化防止剤;粘着付与剤;加工助剤;スコーチ防止剤;な
どや樹脂を含有してもよい。
【0023】本発明の加硫性ゴム組成物の調製方法は特
に限定されず、一般的な加硫性ゴム組成物の調製方法で
調製すればよく、密閉式混合機やオープンロールなどを
用いて、加硫剤の配合後は、加硫開始温度以下に維持さ
れるように混練すればよい。
に限定されず、一般的な加硫性ゴム組成物の調製方法で
調製すればよく、密閉式混合機やオープンロールなどを
用いて、加硫剤の配合後は、加硫開始温度以下に維持さ
れるように混練すればよい。
【0024】本発明の加硫物は、上記加硫性ゴム組成物
を加硫したものである。ゴム組成物を加硫する方法は、
加硫性ゴム組成物を加熱すればよい。一般的には、成形
しておいて加熱するか、成形と同時に加熱する。
を加硫したものである。ゴム組成物を加硫する方法は、
加硫性ゴム組成物を加熱すればよい。一般的には、成形
しておいて加熱するか、成形と同時に加熱する。
【0025】加硫時の温度は、好ましくは100〜20
0℃、より好ましくは130〜195℃、特に好ましく
は140〜190℃である。温度が低すぎると加硫時間
が長時間必要となったり、加硫密度が低くなったりする
場合がある。温度が高すぎる場合は、成形不良になる場
合がある。また、加硫時間は、加硫方法、加硫温度、形
状などにより異なるが、1分間〜4時間が加硫密度と生
産効率の面から好ましい。
0℃、より好ましくは130〜195℃、特に好ましく
は140〜190℃である。温度が低すぎると加硫時間
が長時間必要となったり、加硫密度が低くなったりする
場合がある。温度が高すぎる場合は、成形不良になる場
合がある。また、加硫時間は、加硫方法、加硫温度、形
状などにより異なるが、1分間〜4時間が加硫密度と生
産効率の面から好ましい。
【0026】加硫するための加熱方法としては、プレス
加熱、蒸気加熱、オーブン加熱、熱風加熱などのゴムの
加硫に用いられる方法から適宜選択すればよい。
加熱、蒸気加熱、オーブン加熱、熱風加熱などのゴムの
加硫に用いられる方法から適宜選択すればよい。
【0027】加硫物の形状、大きさなどによっては、表
面は加硫していても、内部が加硫しないことがある。そ
のような場合、上記のように加硫した後、高温状態に維
持する二次加硫を行なってもよい。
面は加硫していても、内部が加硫しないことがある。そ
のような場合、上記のように加硫した後、高温状態に維
持する二次加硫を行なってもよい。
【0028】
【発明の効果】本発明の加硫物は、動特性および耐熱性
に優れ、圧縮永久ひずみが小さく、ホース、チューブ、
シール、ガスケット、ブーツ、ロール、ベルト、ダイア
フラムなどに使用されるが、特に動的状態で使用される
ロール、ベルト、ブーツ、ダイアフラムなどに好適であ
る。
に優れ、圧縮永久ひずみが小さく、ホース、チューブ、
シール、ガスケット、ブーツ、ロール、ベルト、ダイア
フラムなどに使用されるが、特に動的状態で使用される
ロール、ベルト、ブーツ、ダイアフラムなどに好適であ
る。
【0029】
【実施例】以下に実施例、比較例を挙げて、本発明を具
体的に説明する。部および%は、特に記載のない限り、
重量基準である。なお、評価方法は、下記の通りであ
る。
体的に説明する。部および%は、特に記載のない限り、
重量基準である。なお、評価方法は、下記の通りであ
る。
【0030】耐熱性評価
調製した加硫性ゴム組成物を160℃で20分間、プレ
ス圧10MPaで加硫を行って、厚さ2mmのシートを
得た。このシートを打ち抜いて、試験片を作製した。こ
れらの試験片を用いて、日本工業規格JIS K625
1に従い、加硫物の引張強さ、および伸びを測定し、J
IS K6253に従い、デュロメータ硬さ試験機タイ
プA型を用いて加硫物の硬さを測定した。その後、試験
片を120℃に保持し、168時間後と336時間後
に、加硫物の引張強さ、伸びおよび硬さを測定し、それ
らの測定値の保持前に対する変化量を調べた。変化の大
きいものほど耐熱性に劣る。
ス圧10MPaで加硫を行って、厚さ2mmのシートを
得た。このシートを打ち抜いて、試験片を作製した。こ
れらの試験片を用いて、日本工業規格JIS K625
1に従い、加硫物の引張強さ、および伸びを測定し、J
IS K6253に従い、デュロメータ硬さ試験機タイ
プA型を用いて加硫物の硬さを測定した。その後、試験
片を120℃に保持し、168時間後と336時間後
に、加硫物の引張強さ、伸びおよび硬さを測定し、それ
らの測定値の保持前に対する変化量を調べた。変化の大
きいものほど耐熱性に劣る。
【0031】動特性評価
直径17.8±0.1mm、高さ25±0.15mmの
円柱状の試験片を、160℃で20分間加硫した後、A
STM D 623−78で規定されるフレクソメータ
ー試験で評価した。試験は、グッドリッチフレクソメー
ターを用いて、試験温度100℃、初期荷重25ポンド
(11.34kg)、動的変位4.45mmの条件で2
5分間動的変位を加えて行い、HBU(発熱量:測定さ
れた試験片の温度と雰囲気温度100℃との差を発熱温
度とした)およびPS(永久ひずみ)を測定した。HB
UとPSは小さいほど動特性が優れている。
円柱状の試験片を、160℃で20分間加硫した後、A
STM D 623−78で規定されるフレクソメータ
ー試験で評価した。試験は、グッドリッチフレクソメー
ターを用いて、試験温度100℃、初期荷重25ポンド
(11.34kg)、動的変位4.45mmの条件で2
5分間動的変位を加えて行い、HBU(発熱量:測定さ
れた試験片の温度と雰囲気温度100℃との差を発熱温
度とした)およびPS(永久ひずみ)を測定した。HB
UとPSは小さいほど動特性が優れている。
【0032】定伸長疲労試験
調製した加硫性ゴム組成物を160℃で20分間、プレ
ス圧10MPaで加硫を行い、ギヤー式オーブンにて1
50℃で2時間二次加硫を行って、厚さ2mmのシート
を得た。このシートを3号形ダンベルを用いて打ち抜い
て、試験片を作製した。これらの試験片を用いて、両端
をつかみ具でその間の距離が75mmになるように固定
し、試験片が0〜100%伸張を与えられるよう毎分3
00回、23℃で繰返し往復運動をおこない、試験片が
破断にいたる回数を測定した。
ス圧10MPaで加硫を行い、ギヤー式オーブンにて1
50℃で2時間二次加硫を行って、厚さ2mmのシート
を得た。このシートを3号形ダンベルを用いて打ち抜い
て、試験片を作製した。これらの試験片を用いて、両端
をつかみ具でその間の距離が75mmになるように固定
し、試験片が0〜100%伸張を与えられるよう毎分3
00回、23℃で繰返し往復運動をおこない、試験片が
破断にいたる回数を測定した。
【0033】圧縮永久ひずみ
直径29mm、厚さ12.5mmの金型を用いて、加硫
性ゴム組成物を160℃で25分間、プレス圧10MP
aで加硫して、試験片を得た。圧縮永久ひずみは、JI
S K 6262に従い、これらの試験片を用いて、2
5%圧縮状態で120℃にて70時間保持した後と、1
68時間保持した後、測定した。
性ゴム組成物を160℃で25分間、プレス圧10MP
aで加硫して、試験片を得た。圧縮永久ひずみは、JI
S K 6262に従い、これらの試験片を用いて、2
5%圧縮状態で120℃にて70時間保持した後と、1
68時間保持した後、測定した。
【0034】実施例1
ニトリル基含有共重合ゴムA−1(Nipol DN1
042AL、日本ゼオン社製、アクリロニトリル−ブタ
ジエン共重合ゴム、アクリロニトリル単位含有量33.
5%、ヨウ素価約313、ムーニー粘度ML1+4,(1
00℃)46)40部、ニトリル基含有共重合ゴムB
(Zetpol 2030L、日本ゼオン社製、水素化
アクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴム、アクリロニ
トリル単位含有量36.2%、ヨウ素価約56、ムーニ
ー粘度ML1+4,(100℃)57.5)60部、カー
ボンブラック(N762、旭#50、旭カーボン社製)
65部、ステアリン酸1部、酸化亜鉛5部、トリ−(2
−エチルヘキシル)トリメリテート(可塑剤)8部、
2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリン重
合物(老化防止剤、Nocrac 224、大内新興社
製)1.5部、N−イソプロピル−N’’−フェニル−
p−フェニレンジアミン(老化防止剤)1.5部、ワッ
クス(サンタイトS、精工科学社製)1部、硫黄(32
5メッシュ通過品)0.8部、加硫促進剤(テトラメチ
ルチウラムジスルフィド1.5部およびN−シクロヘキ
シル−2−ベンゾチアジルスルフェンアミド1.5部)
3部を、50℃でロール混練して加硫性ゴム組成物を調
製した。この加硫性ゴム組成物を用いて、加硫し、各試
験片を製造し、耐熱性評価、動特性評価および圧縮永久
ひずみの測定を行なった。結果を表1に示す。
042AL、日本ゼオン社製、アクリロニトリル−ブタ
ジエン共重合ゴム、アクリロニトリル単位含有量33.
5%、ヨウ素価約313、ムーニー粘度ML1+4,(1
00℃)46)40部、ニトリル基含有共重合ゴムB
(Zetpol 2030L、日本ゼオン社製、水素化
アクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴム、アクリロニ
トリル単位含有量36.2%、ヨウ素価約56、ムーニ
ー粘度ML1+4,(100℃)57.5)60部、カー
ボンブラック(N762、旭#50、旭カーボン社製)
65部、ステアリン酸1部、酸化亜鉛5部、トリ−(2
−エチルヘキシル)トリメリテート(可塑剤)8部、
2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリン重
合物(老化防止剤、Nocrac 224、大内新興社
製)1.5部、N−イソプロピル−N’’−フェニル−
p−フェニレンジアミン(老化防止剤)1.5部、ワッ
クス(サンタイトS、精工科学社製)1部、硫黄(32
5メッシュ通過品)0.8部、加硫促進剤(テトラメチ
ルチウラムジスルフィド1.5部およびN−シクロヘキ
シル−2−ベンゾチアジルスルフェンアミド1.5部)
3部を、50℃でロール混練して加硫性ゴム組成物を調
製した。この加硫性ゴム組成物を用いて、加硫し、各試
験片を製造し、耐熱性評価、動特性評価および圧縮永久
ひずみの測定を行なった。結果を表1に示す。
【0035】実施例2
ニトリル基含有共重合ゴムA−1の量を40部から20
部に、ニトリル基含有共重合ゴムBの量を60部から8
0部に変える以外は実施例1と同様に処理した。結果を
表1に示す。
部に、ニトリル基含有共重合ゴムBの量を60部から8
0部に変える以外は実施例1と同様に処理した。結果を
表1に示す。
【0036】実施例3
ニトリル基含有共重合ゴムA−1の代わりにニトリル基
含有共重合ゴムA−2(Nipol DN1201L、
日本ゼオン社製、アクリロニトリル−ブタジエン−イソ
プレン共重合ゴム、アクリロニトリル単位含有量35
%、ヨウ素価約280、ムーニー粘度ML1+4,(10
0℃)46)を用いる以外は実施例1と同様に処理し
た。結果を表1に示す。
含有共重合ゴムA−2(Nipol DN1201L、
日本ゼオン社製、アクリロニトリル−ブタジエン−イソ
プレン共重合ゴム、アクリロニトリル単位含有量35
%、ヨウ素価約280、ムーニー粘度ML1+4,(10
0℃)46)を用いる以外は実施例1と同様に処理し
た。結果を表1に示す。
【0037】実施例4
硫黄の量を1.3部に変える以外は実施例1と同様に処
理した。結果を表1に示す。
理した。結果を表1に示す。
【0038】実施例5
硫黄0.8部の代わりに4,4’−ジチオジモルホリン
3部(硫黄換算量0.91部)を用いる以外は実施例1
と同様に処理した。結果を表1に示す。
3部(硫黄換算量0.91部)を用いる以外は実施例1
と同様に処理した。結果を表1に示す。
【0039】比較例1
ニトリル基含有共重合ゴムA−1を用いず、ニトリル基
含有共重合ゴムBの量を60部から100部に変える以
外は実施例1と同様に処理した。結果を表1に示す。
含有共重合ゴムBの量を60部から100部に変える以
外は実施例1と同様に処理した。結果を表1に示す。
【0040】比較例2
ニトリル基含有共重合ゴムA−1の量を40部から10
0部に変え、ニトリル基含有共重合ゴムBを用いない以
外は実施例1と同様に処理した。結果を表1に示す。
0部に変え、ニトリル基含有共重合ゴムBを用いない以
外は実施例1と同様に処理した。結果を表1に示す。
【0041】比較例3
ニトリル基含有共重合ゴムA−1の量を40部から70
部に、ニトリル基含有共重合ゴムBの量を60部から3
0部に変える以外は実施例1と同様に処理した。結果を
表1に示す。
部に、ニトリル基含有共重合ゴムBの量を60部から3
0部に変える以外は実施例1と同様に処理した。結果を
表1に示す。
【0042】比較例4
ニトリル基含有共重合ゴムBに代えてニトリル基含有共
重合ゴムb(Zetpol 2020、日本ゼオン社
製、水素化アクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴム、
アクリロニトリル単位含有量36.2%、ヨウ素価約2
8、ムーニー粘度ML1+4,(100℃)78)を用い
る以外は実施例1と同様に処理した。結果を表1に示
す。
重合ゴムb(Zetpol 2020、日本ゼオン社
製、水素化アクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴム、
アクリロニトリル単位含有量36.2%、ヨウ素価約2
8、ムーニー粘度ML1+4,(100℃)78)を用い
る以外は実施例1と同様に処理した。結果を表1に示
す。
【0043】比較例5
硫黄の量を0.8部から2.5部に変える以外は実施例
1と同様に処理した。結果を表1に示す。
1と同様に処理した。結果を表1に示す。
【0044】
【表1】
【0045】ヨウ素価の大きいニトリル基含有共重合ゴ
ム(A)を含有しないゴム組成物の加硫物(比較例1)
は、圧縮永久ひずみが大きく、定伸長疲労試験での破断
回数が小さい。ヨウ素価の小さいニトリル基含有共重合
ゴム(B)を含有しないゴム組成物の加硫物(比較例
2)は、定伸長疲労試験での破断回数が小さい。ヨウ素
価の大きいニトリル基含有共重合ゴム(A)が多く、ヨ
ウ素価の小さいニトリル基含有共重合ゴム(B)が少な
いゴム組成物の加硫物(比較例3)は、定伸長疲労試験
での破断回数が小さい。ヨウ素価の小さすぎるニトリル
基含有共重合ゴム(b)を用いたゴム組成物の加硫物
(比較例4)は、圧縮永久ひずみが大きすぎる。硫黄量
の多すぎるゴム組成物の加硫物(比較例5)は、常態物
性でも伸びが小さいが、熱を加えると伸びの低下の割合
が大きく、耐熱性に劣る。また、PSにも劣る。
ム(A)を含有しないゴム組成物の加硫物(比較例1)
は、圧縮永久ひずみが大きく、定伸長疲労試験での破断
回数が小さい。ヨウ素価の小さいニトリル基含有共重合
ゴム(B)を含有しないゴム組成物の加硫物(比較例
2)は、定伸長疲労試験での破断回数が小さい。ヨウ素
価の大きいニトリル基含有共重合ゴム(A)が多く、ヨ
ウ素価の小さいニトリル基含有共重合ゴム(B)が少な
いゴム組成物の加硫物(比較例3)は、定伸長疲労試験
での破断回数が小さい。ヨウ素価の小さすぎるニトリル
基含有共重合ゴム(b)を用いたゴム組成物の加硫物
(比較例4)は、圧縮永久ひずみが大きすぎる。硫黄量
の多すぎるゴム組成物の加硫物(比較例5)は、常態物
性でも伸びが小さいが、熱を加えると伸びの低下の割合
が大きく、耐熱性に劣る。また、PSにも劣る。
【0046】それに対し、本発明のゴム組成物の加硫物
(実施例1〜5)は、圧縮永久ひずみが小さく、耐熱性
にも優れ、HBUとPSが小さく、低伸長疲労試験での
破断回数が大きく、破断しにくい。
(実施例1〜5)は、圧縮永久ひずみが小さく、耐熱性
にも優れ、HBUとPSが小さく、低伸長疲労試験での
破断回数が大きく、破断しにくい。
Claims (2)
- 【請求項1】 α,β−エチレン性不飽和ニトリル単量
体単位含有量10〜60重量%、ヨウ素価180〜43
0のニトリル基含有共重合ゴム(A)5〜50重量部お
よびα,β−エチレン性不飽和ニトリル単量体単位含有
量10〜60重量%、ヨウ素価40〜100のニトリル
基含有共重合ゴム(B)50〜95重量部からなるゴム
成分100重量部と、これに対して硫黄量換算で0.1
〜1.5重量部の硫黄および/または4,4’−ジチオ
ジモルホリンとを含有する加硫性ゴム組成物。 - 【請求項2】 請求項1記載の加硫性ゴム組成物を加硫
してなる加硫物。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001398663A JP2003192834A (ja) | 2001-12-28 | 2001-12-28 | 加硫性ゴム組成物および加硫物 |
| PCT/JP2002/013764 WO2003057775A1 (en) | 2001-12-28 | 2002-12-27 | Vulcanizable rubber composition and vulcanizate |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001398663A JP2003192834A (ja) | 2001-12-28 | 2001-12-28 | 加硫性ゴム組成物および加硫物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003192834A true JP2003192834A (ja) | 2003-07-09 |
Family
ID=19189377
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001398663A Pending JP2003192834A (ja) | 2001-12-28 | 2001-12-28 | 加硫性ゴム組成物および加硫物 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003192834A (ja) |
| WO (1) | WO2003057775A1 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014192844A1 (ja) * | 2013-05-30 | 2014-12-04 | 日本ゼオン株式会社 | ニトリル共重合体ゴム組成物、架橋性ゴム組成物およびゴム架橋物 |
| WO2015159482A1 (ja) * | 2014-04-16 | 2015-10-22 | 株式会社ブリヂストン | ホース用ゴム組成物及び油圧ホース |
| WO2019102747A1 (ja) | 2017-11-24 | 2019-05-31 | Nok株式会社 | ゴム積層金属用nbr組成物 |
| CN110724319A (zh) * | 2019-11-19 | 2020-01-24 | 江苏创合橡塑有限公司 | 一种高硬度低压变丁腈橡胶组合物材料配方 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115011026B (zh) * | 2022-07-11 | 2023-08-29 | 北京化工大学 | 一种耐高温耐油高阻隔热塑性硫化胶及其制备方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63142046A (ja) * | 1986-12-03 | 1988-06-14 | Chugoku Rubber Kogyo Kk | ゴム組成物 |
| JP3527331B2 (ja) * | 1995-08-31 | 2004-05-17 | 三菱電線工業株式会社 | シール材用組成物およびシール材 |
| JP3941154B2 (ja) * | 1997-04-30 | 2007-07-04 | 日本ゼオン株式会社 | ゴム組成物 |
-
2001
- 2001-12-28 JP JP2001398663A patent/JP2003192834A/ja active Pending
-
2002
- 2002-12-27 WO PCT/JP2002/013764 patent/WO2003057775A1/ja not_active Ceased
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014192844A1 (ja) * | 2013-05-30 | 2014-12-04 | 日本ゼオン株式会社 | ニトリル共重合体ゴム組成物、架橋性ゴム組成物およびゴム架橋物 |
| JPWO2014192844A1 (ja) * | 2013-05-30 | 2017-02-23 | 日本ゼオン株式会社 | ニトリル共重合体ゴム組成物、架橋性ゴム組成物およびゴム架橋物 |
| WO2015159482A1 (ja) * | 2014-04-16 | 2015-10-22 | 株式会社ブリヂストン | ホース用ゴム組成物及び油圧ホース |
| US10053561B2 (en) | 2014-04-16 | 2018-08-21 | Bridgestone Corporation | Hose rubber composition and hydraulic hose |
| WO2019102747A1 (ja) | 2017-11-24 | 2019-05-31 | Nok株式会社 | ゴム積層金属用nbr組成物 |
| US11780993B2 (en) | 2017-11-24 | 2023-10-10 | Nok Corporation | NBR composition for rubber laminated metal |
| CN110724319A (zh) * | 2019-11-19 | 2020-01-24 | 江苏创合橡塑有限公司 | 一种高硬度低压变丁腈橡胶组合物材料配方 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| WO2003057775A1 (en) | 2003-07-17 |
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