JP2003194560A - 経路探索装置 - Google Patents

経路探索装置

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JP2003194560A JP2001390153A JP2001390153A JP2003194560A JP 2003194560 A JP2003194560 A JP 2003194560A JP 2001390153 A JP2001390153 A JP 2001390153A JP 2001390153 A JP2001390153 A JP 2001390153A JP 2003194560 A JP2003194560 A JP 2003194560A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通過方法の規制に応じた経路探索を行うため
の技術の実現を図る。 【解決手段】 コスト付きのリンクで接続されるノード
A,B,C,D,Eにおいて、経路A→B→Cに続くノ
ードEへの進行を禁止する4点規制下で、出発地ノード
Aから目的地ノードEへの経路探索を行う。経路探索装
置は、ラベル保持部310aに、候補経路の最先端ノー
ドに応じてラベルデータを作成しつつ探索を行う。ラベ
ルデータにはそのノードまでのコスト値の他、その最先
端ノード直前の2点のノードを記録し、直前の2ノード
の部分が異なる複数のラベルデータを一つのノードに対
応して記録することで、4点規制に応じつつ、コスト値
を基礎とする経路探索を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通過方法の規制に
応じた経路探索を行うための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、経路探索装置の利用分野は非常に
広範囲なものとなっている。例えば、いわゆるカーナビ
ゲーションシステムの多くは経路探索機能を備えてい
る。車の運転手は現在位置や目的地を設定することによ
り、所望の経路を探索することができる。
【0003】経路探索は、ダイクストラ法によって行わ
れることが多い。ダイクストラ法とは、通行路をノー
ド、リンクの集合で表すとともに、各リンク等に通行距
離に応じたコストを割り当て、出発地から目的地までの
総コストが最小となるような経路を探索する手法をい
う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ダイクストラ
法では、通過方法に規制がある場合については、適切な
経路探索を行うことができなかった。
【0005】図1は、通過方法の規制がある通路を例示
する説明図である。図1でノードA,B,C,Dは、リ
ンクによって接続されている。ここで各リンクは正整数
コスト値を有している。例えば、ノードBは、ノードA
及びCとリンクで接続される。ノードAと接続するリン
クはコストが3であり、ノードCと接続するリンクのコ
ストは2である。またノードBはノードDと接続するリ
ンクを有さないが、ノードCを中継点とした、リンクB
C及びCDから構成される経路が存在する。なお、経路
のコストはそこに含むリンクが有するコストの総和で与
えられて、前述の経路B→C→Dのコストは4である。
【0006】ここでユーザは、出発地ノードAから目的
地ノードDまでの経路の探索を所望しているものとす
る。
【0007】ダイクストラ法においては、出発ノード等
を一方の端点とした候補経路について、リンクを辿りな
がら探索を行う。このとき、ノードごとに出発地ノード
からそのノードまでの総コストをラベルデータとして記
録する。あるノードへの候補経路の延伸は、そのノード
のラベルデータに記憶されたコストを改善可能な場合に
のみ行う。すなわち、既にラベルデータが記憶されたノ
ードに延伸する新しい候補経路が現れた場合、その候補
経路の総コストとラベルデータに記憶されたコスト値と
の大小関係により経路の選択を行う。新たな経路の総コ
ストの方が小さい場合には、ラベルデータの書き換えを
行う。このような手順を繰り返すことで、目的地ノード
まで最小コストで到達する経路を探索することができ
る。
【0008】ところが、かかる従来の経路探索技術で
は、ノードやリンクの通過方法に規制がある場合には対
処できない。図1では規制の例として、ノードAからノ
ードCへ進んだ場合における右折禁止規制があるものと
する。つまり、経路「A→C→D」を禁止する規制であ
る。なお、図1で例示したような、ノード、リンク、コ
ストからなる抽象的構造を、以下グラフと呼ぶ。
【0009】この例の場合、従来の経路探索装置は、出
発ノードAから中途ノードCに至るコスト1の経路を発
見すると、その他の候補経路は、コストが1より大きい
ことからノードCに至る経路として選択される余地がな
かった。すなわち、「A→B→C」や「A→C→B→
C」と辿るコスト5の候補経路は、コスト1の候補経路
「A→C」とのコスト比較によって排除されていた。そ
の一方、「A→C→D」の経路は、規制に反するため選
択することはできない。この結果、規制に反しない経路
として、「A→B→C→D」、「A→C→B→C→D」
という経路が存在するにもかかわらず、所望する経路探
索結果を得ることができなかった。
【0010】上記課題を解決する方法の一つとして、例
えば、特開平7−294267号記載の技術が提案され
てはいる。この技術は、単にノードを接続しただけでな
く方向を有する有向リンクとして各リンクを定義してお
り、経路探索時には各リンクにラベルが付される。ま
た、ラベルには、そのリンクに至る直前のリンクを指定
する情報が含まれる。このように、直前のリンクを指定
する情報を含めつつ、各リンクにラベルを付すことによ
り、交通規制がある場合でも経路探索を実現することが
できるとされている。しかしながら、この技術では、4
点以上のノードで規制される交通規制については、やは
り適切な探索を行うことができなかった。
【0011】かかる課題は図1を利用して説明した場合
に限らず、通過方法の規制がある通路の経路探索を実現
する場合において共通する課題であった。
【0012】本発明は、これらの課題を解決するために
なされたものであり、通過方法の規制がある通路の探索
を実現するための技術の実現を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
記課題の少なくとも一部を解決するために、本発明で
は、次の構成を適用した。本発明の第一の経路探索装置
は、経路探索を行う経路探索装置であって、ノード、リ
ンクを要素として表された通路データを記憶する通路デ
ータ記憶部と、前記それぞれのノード及びリンクの少な
くとも一方に対応づけられたコストを記憶するコスト記
憶部と、出発地、目的地に対応するノードを選択する指
示を入力する指示入力部と、前記通路データ記憶部及び
前記コスト記憶部の記憶内容に基づいて出発地から目的
地までの経路を探索する経路探索部とを備え、前記経路
探索部は、複数の候補経路上のノードについて、前記出
発地から該ノードに至るまでに経過した経過ノード及び
経過リンクの少なくとも一方に対応付けられたコストの
積算値を表すラベル情報を生成し、該ノードに対応付け
て記憶するラベル情報記憶部と、前記コスト積算値の大
小関係に基づいて前記候補経路のいずれかを選択する選
択部と、前記ラベル情報記憶部と、選択部とを繰り返し
用いて前記目的地に至る経路を探索する探索遂行部とを
備え、前記ラベル情報記憶部は、前記ノードに2以上の
ラベル情報を対応付けて記憶可能であるとともに、2以
上のラベル情報を記憶する場合には、前記ノードに至る
直前の所定区間の経路を特定する直前経路情報を、各ラ
ベル情報に含めて記憶することを要旨とする。
【0014】このように本発明では、候補経路の端点、
すなわち出発地から最遠方のノードまたはリンクに、2
以上のラベル情報を記憶させることを許容する。つま
り、端点には、コストが最小とはならない候補経路につ
いても、ラベル情報を記憶する。したがって、コスト以
外の要素によって経路の選択を行う余地を持たせること
ができ、柔軟な経路探索を実現することができる。コス
ト以外の要素としては、例えば、通行規制、直線道路を
優先するなどといった運転者の嗜好、国道優先等の要素
が挙げられる。
【0015】なお、直前経路情報は直前の所定区間の経
路を特定するものであるが、ノード、リンクによる順序
列や集合で特定してもよいし、直前のノードまたはリン
クに対応付けられたラベルを指定することにより、帰納
的に直前経路を特定してもよい。
【0016】また、本発明の第2の経路探索装置は、経
路探索を行う経路探索装置であって、ノード、リンクを
要素として表された通路データを記憶する通路データ記
憶部と、前記それぞれのノード及びリンクの少なくとも
一方に対応づけられたコストを記憶するコスト記憶部
と、出発地、目的地に対応するノードを選択する指示を
入力する指示入力部と、前記通路データ記憶部及び前記
コスト記憶部の記憶内容に基づいて出発地から目的地ま
での経路を探索する経路探索部とを備え、前記経路探索
部は、複数の候補経路上のノードについて、前記出発地
から該ノードに至るまでに経過した経過ノード及び経過
リンクの少なくとも一方に対応付けられたコストの積算
値を表すラベル情報を生成し、該ノードに対応付けて記
憶するラベル情報記憶部と、前記コスト積算値の大小関
係に基づいて前記候補経路のいずれかを選択する選択部
と、前記ラベル情報記憶部と、選択部とを繰り返し用い
て前記目的地に至る経路を探索する探索遂行部とを備
え、前記ラベル情報は、該ノードに至る直前のノードに
対応したラベル情報を特定する直前経路情報情報を含む
ことを要旨とする。
【0017】ラベル情報には、直前経路に対応するラベ
ル情報を記憶する。4点以上のノードで規制される交通
規制である多点規制の場合、直前の経路を特定するため
のノードまたはリンクが多数必要となって、データ量が
多くなる。これに対し、ラベル情報の指定によって帰納
的に直前経路を特定可能とする場合には、多点規制であ
ってもデータ量の増大を抑制することができる。
【0018】また、柔軟なラベル処理を実現することが
できる。一つの直前経路情報の変更により、帰納的な変
更を行うことができる。
【0019】ここで、1つのノードに複数のラベル情報
を付与することを許容しない経路探索を行う場合でも、
直前経路に対応する別のラベル情報を特定するラベル情
報を利用する方式は適用可能である。本発明の第二の経
路探索装置においても、直前経路に対応する別のラベル
情報を特定するラベル情報を利用する方式は適用可能で
ある。
【0020】本発明の経路探索装置において、少なくと
も一部のノードについて、通過方法についての規制情報
を記憶する規制情報記憶部を備え、前記選択部は、該規
制情報を考慮して前記選択を行うものとしてもよい。
【0021】このようにすることで、通過方法の規制が
ある場合でも、柔軟な経路探索を実現することができ
る。
【0022】本発明の経路探索装置において、前記規制
情報は、N点(Nは3以上の自然数)のノードによって
定義される規制であり、前記直前経路情報は、N−2点
のノードに相当する区間の経路情報であるものとしても
よい。
【0023】端点へのラベル情報を無制限に記憶させる
場合には、実質的に同一のラベル情報が重複して記憶さ
れる可能性がある。上述の通り、N点で規制情報が定義
されている場合には、N−2点のノードに相当する区間
の経路が異なるラベル情報を区別して記憶するものとす
れば、実質的に同一のラベル情報の重複を避けることが
できる。
【0024】本発明の経路探索装置において、前記ラベ
ル情報記憶部は、前記直前経路の情報の少なくとも一部
が重複するラベル情報の生成を抑制するものとしてもよ
い。
【0025】このようにすることで、直接の有用性を持
たない多数のラベル情報を大量に作成することによる弊
害を抑制でき、例えば、ラベル情報記憶部の容量を低減
することができる。
【0026】本発明は、経路探索装置としての態様の
他、コンピュータに経路探索を行わせるためのコンピュ
ータプログラムや、コンピュータを用いて経路探索を行
う方法など種々の態様で構成することが可能である。ま
た、コンピュータに経路探索を行わせるためのコンピュ
ータプログラムと同視し得る信号として構成してもよ
い。さらに、これらのコンピュータプログラムを記録し
た記録媒体として構成してもよい。
【0027】ここで記憶媒体としては、フレキシブルデ
ィスクやCD−ROM、光磁気ディスク、ICカード、
ROMカートリッジ、パンチカード、バーコードなどの
符号が印刷された印刷物、コンピュータの内部記憶装置
(RAMやROMなどのメモリ)および外部記憶装置な
どコンピュータが読取り可能な種々の媒体を利用でき
る。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、経路探索装置の実施例に基づき説明する。 A.経路探索装置: B.4点規制: C.リンクに対応したラベルデータ: D.コスト以外の要素に基づく経路選択:
【0029】A.経路探索装置:図2は、経路探索装置
の概略構成図である。経路探索装置100は、無線通信
又はCD(Compact Disk)等を利用して、
探索対象となるグラフや規制を特定する地図データを取
得する。また、GPS(Global Positio
ning System)やその他のセンシング装置を
利用して地図データと自らの位置を対比することが可能
である。ユーザは、リモコン103又は操作パネル10
1等を利用して経路探索装置100に経路探索を行わせ
ることができる。経路探索装置100は表示デバイス1
02を備えており、経路探索結果をユーザに出力する。
【0030】図2には経路探索装置100の機能ブロッ
ク構成を併せて示した。経路探索装置100は、CPU
およびメモリ等を備えたマイクロコンピュータとして構
成された制御ユニット200を備えており、図示する機
能ブロックは、それぞれ制御ユニット200の機能とし
てソフトウェア的に構成されている。もっとも、各機能
ブロックは、ハードウェア的に構成しても構わない。な
お図2に示した制御ユニット200は一体的に構成する
場合を示したが、互いに通信する複数の装置が全体とし
て制御ユニット200を構成するものとしてもよい。例
えば、ローカル接続する2つの装置に物理的に分離する
場合や、その他ネットワークを利用して構成する場合が
考えられる。
【0031】地図データ入力部201は、地図データを
入力する機能を備える。地図データには、図1で示した
ようなノード、リンク、コスト及びその他の情報に関す
るグラフデータを含む。また地図データは規制データを
含む。規制データは、グラフにおける通過方法の規制を
特定するデータである。なお、地図データにはその他に
も種々の情報を含んでもよい。例えばグラフと対応付け
た施設情報を含んでもよい。また、地図データ入力部2
01は、CDのような情報記憶媒体を利用して地図デー
タを入力してもよいし、インターネット、無線ネットワ
ークその他のネットワークを介して入力してもよい。
【0032】地図記憶部400は、地図データ入力部2
01が入力するグラフデータや規制データを記憶する。
地図記憶部400の一部は規制情報記憶部410として
構成されており、規制データを記憶する。
【0033】位置情報入力部202は、現在の位置の情
報を入力する。位置情報は、GPSの機能によって生成
される。また、その他のセンシングシステムの機能によ
っても生成される。後者の機能については、例えば、車
両に搭載されたカーナビゲーションシステムの場合、車
両の車軸やハンドル等に備えられた回転センサを基礎と
した位置情報を、位置情報入力部202が入力する。
【0034】ユーザ入力部220は、リモコン103を
介したユーザ入力を入力する。またユーザ入力は操作パ
ネル101に基づいても与えられ、ユーザ入力部220
はこれも入力する(図中には明示せず)。ユーザはリモ
コン103や操作パネル101を利用することで、経路
探索を実行させることができる。また、経路の探索にお
ける、出発地や目的地その他の探索条件を入力すること
ができる。例えば、探索経路の出発地について、位置情
報入力部202が入力する位置情報が示す現在位置を採
用するか否かを指定することが可能である。
【0035】経路探索部300は、ユーザ入力部220
から受ける探索の指示に基づいて経路探索を行う。この
とき、地図記憶部400からグラフデータ及び規制デー
タを、位置情報入力部202から位置情報を受けて、こ
れらを利用する。経路探索部300は、経路探索にあた
って、候補経路のコスト情報や直前経路情報を含むラベ
ルデータを生成・記憶して利用する。経路探索部300
は、その一部をラベル保持部310と探索処理部311
として構成している。これらについては後述する。
【0036】表示制御部210は表示制御機能を備えて
おり、経路探索部300における探索結果を表示デバイ
ス102に出力することで、これをユーザに提供するこ
とができる。
【0037】図3は、経路探索装置で用いるデータの概
略構成図である。ここには図1で利用したグラフを再掲
している。このグラフを利用して、地図記憶部400が
行う記憶の詳細について以下で説明する。また、図3に
示したグラフでは、ノードBにラベルL1とラベルL2
を付している。これは、経路探索部300における探索
処理において利用するラベルデータの一例を示したもの
である。図3におけるラベルL1、L2を利用して、経
路探索部300が探索処理にあたって生成・記憶するラ
ベルデータについて説明する。ここで、図3に示したグ
ラフでは、各リンクに対応するコストは括弧でくくって
示している。
【0038】地図記憶部400は、その一部をノード記
憶部420、リンク記憶部421、規制情報記憶部41
0として構成している。
【0039】ノード記憶部420は、図中に模式的に示
す通り、グラフのノードを記憶する。表の各欄にはグラ
フのノードの名前を記憶する。なお、ノードの属性、ノ
ードに接続されているリンク名、ノードに付されたラベ
ル名、関係する規制名等を併せて記憶するものとしても
よい。
【0040】リンク記憶部421は、リンクごとに、名
前、端点である2つのノードの名前、及び、そのリンク
に付されたコストの値を組みにして記憶する。なお、端
点である2つのノードについて、本実施例では順序を考
慮していないが、いわゆる有向リンクを含むデータにつ
いては、その旨及びノードの順序に関する情報も記憶す
ればよい。
【0041】規制情報記憶部410は、通路の規制に関
する規制データを記憶する。図3に示したグラフは、既
述のように、経路A→C→Dにかかる右折禁止規制を有
する。かかる規制は、順序付けられた3つのノードで特
定することが可能である。そこで、規制情報記憶部41
0は、かかる3点規制(以下かかる規制を3点規制と呼
ぶ)を、名前「M」と、種類「3点規制」と、規制内容
「A⇒C⇒D」との一組のデータとして記憶する。
【0042】なお、3点規制は、3つのノードで特定す
る以外に、2つのリンクで特定することも可能である。
この場合、図中の例では、規制内容について、「A⇒C
⇒D」の代わりに「q⇒s」を記憶することが考えられ
る。後述する実施例のように、経路探索部300が、リ
ンクに応じてラベルデータを生成・記憶して探索を行う
場合、かかるデータ構造を採用することは有用である。
【0043】なお、規制については種々のものがあるた
め、規制情報記憶部410における「規制内容」の欄の
データ構成はそれらに応じて種々のものを利用すること
ができるものとした。例えば、後述する実施例で詳述す
るように、3点規制と同様な4点規制を利用可能として
もよい。
【0044】経路探索部300は、ラベル情報記憶部と
しての機能を奏するラベル保持部310と、選択部及び
探索遂行部としての機能を奏する探索処理部311とを
有する。
【0045】ラベルデータ保持部310は、目的地への
経路探索の過程における候補の経路について、その管理
を行うために利用するラベルデータを保持する。ラベル
データに含むラベル情報は、候補経路の総コスト、直前
経路情報として1つ直前のノード名を含む。直前経路情
報を規制情報と対比することで、その候補経路のさらな
る延伸が規制に阻まれるものか否かを判断することがで
きる。またラベルデータには、候補ラベルの場合と確定
ラベルの場合とがある。ラベルデータ中には、候補ラベ
ルと確定ラベルとの別を記録する。
【0046】ここにラベル保持部310は、一つのノー
ドに対応して、直前経路情報の異なる複数のラベルデー
タを記憶する。したがって、そのノードに接続するノー
ドの個数だけのラベルデータが記憶され得る。ラベル保
持部310は、ノードに対応付けてラベルデータを管理
するとともに、ノードごとに直前経路情報に応じた管理
をも行う。
【0047】なお、図3において直前経路情報は、説明
の便宜のため、ノードを利用して示したが、後述の説明
のように、それらのノードに付されたラベルの名前を含
めれば足りる。
【0048】探索処理部311は、ラベル保持部310
に対するラベルの生成・更新・削除等の操作を行った
り、また、ラベル情報を読み出してラベルの検索を行っ
たりする。また、探索処理部311は、地図記憶部40
0に記憶されたグラフデータや規制データを参照しつ
つ、ラベル処理を行う。
【0049】図4は、経路探索処理のフローチャートで
ある。また、図5は、ラベルデータの処理を示す説明図
である。さらに、図6は、図5に示す処理の続きを示す
説明図である。ここで図5、6で説明に利用するグラフ
は、先に図1で示したグラフと同様のグラフであり、図
1の場合と同様の右折禁止規制を有する。
【0050】図4のステップSa01〜Sa03は、デ
ータ入力を行う処理である。すなわち、ステップSa0
1ではグラフデータを、ステップSa02では規制デー
タを、ステップSa03では出発地と目的地とのノード
に関するデータをそれぞれ入力する。
【0051】図4のステップSa11では、探索処理部
311が、ラベル保持部310の初期設定を行う。ここ
では、出発ノードから出発してそのまま終端するという
コスト0の確定経路について、候補ラベルであるラベル
データとして生成する。このラベルデータは出発地ノー
ドに対応付けて記憶する。
【0052】図5のSTEP Sb00におけるラベル
Laは、かかる初期設定に基づいて生成するラベルであ
る。このラベルでは、経路上の最先端直前のノードは観
念し得ないため、特別のデータ「$」を直前経路情報と
して含む。
【0053】図4のステップSa31では、候補経路の
中でコストが最小の候補経路を検索する。かかる候補経
路は確定経路であるため、そのラベルを注目ラベルとし
て選択するとともに、候補ラベルから確定ラベルへと変
更する。ここに、確定経路は、出発地ノードから特定の
ノードへの経路であって、その特定ノードの直前のノー
ドが同一の経路の中でコストが最良の経路である。な
お、ステップSa11の初期設定で候補ラベル生成を行
うコスト0の候補経路は自明な確定経路である。
【0054】図5のSTEP Sb00において、ラベ
ルLaは唯一のラベルである。そこで、ステップSa3
1の処理では必ずこれを選択して注目ラベルとし、確定
ラベルへの変更を行う(図5のSTEP Sb01を参
照)。
【0055】図4のステップSa32では、注目経路が
目的地ノードに到達する経路であるか否かの判定を行
う。目的地ノードに到達しているならば、その経路を検
索結果の経路として経路探索を終了する。他方、目的地
ノードに到達する経路でなければ、そのラベルを注目ラ
ベルとして、ステップSa21〜Sa24の処理を実行
する。
【0056】図5のSTEP Sb00でラベルLaの
付されたノードAは目的地ノードではない。そこで、ラ
ベルLaを注目ラベルとしたステップSa21〜Sa2
4の処理を行う。
【0057】図4のステップSa21〜24の処理で
は、候補経路の延伸を試行し、規制情報及び直前経路情
報、及びコスト比較に基づいて、その可否の検討を行
う。ステップSa21で候補経路の最先端ノードとリン
クで接続するノードを調べる。ステップSa22では、
かかるリンクの先への延伸が規制に触れるものでないか
否かを調べる。
【0058】ステップSa22及びSa23における処
理では、既存の候補ラベルを参照しつつ、経路延伸の可
否を検討する。ステップSa23では、規制に反しない
延伸について、直前経路情報が同一の候補経路の存否を
調べる。すなわち、最先端の2ノードが一致することと
なる既存の候補経路を検索する。もしも存在するなら
ば、ステップSa24で、延伸の可否を、既存ラベルと
のコスト比較に基づいて検討する。コストの改善が得ら
れなければ候補経路の延伸は行わない。これについて
は、通常のダイクストラ法の場合と同様にして、ラベル
に含むコスト情報を利用する。コスト比較によって却下
された経路延伸は、ステップSa25におけるラベル生
成処理でその対象から除外される。
【0059】図4のステップSa25の処理では、以上
の検討に基づいて候補経路の延伸を実行する。すなわち
延伸した候補経路に応じて候補ラベルを作成する。
【0060】図5のSTEP Sb01では、ラベルL
aを注目ラベルとして、ラベルLbとラベルLcとを生
成する。ラベルは作成された順に、La,Lb,Lc…
をラベルの先頭に付与している。図4のフローチャート
におけるステップSa21における処理によって、ノー
ドAと接続するノードB、Cを検知する。さらにステッ
プSa22の処理では、ノードB、Cへの経路延伸が規
制違反とならない旨を確認する。さらに、ステップSa
23〜Sa24では、既存のラベルとの照合を行って経
路延伸の可否を検討する。なお、図5のSTEP Sb
00で既存の候補ラベルはラベルaのみであったため
に、ここでは検討の対象となるラベルは存在しない。
【0061】以上の処理により、図5のSTEP Sb
01で示すように、ラベルLbとラベルLcがそれぞれ
ノードC、Bに付される。ラベルLbとラベルLcと
は、共に直前経路情報としての「ラベルLa」の名前
と、ラベルが付されるノード名と、それぞれのラベルが
特定する候補経路の総コストの情報を含んでいる。図4
に示すフローチャート上の処理はステップSa31に戻
る。
【0062】次に、図4のフローチャートにおけるステ
ップSa31に示す処理が、再び実行される。ここで
は、候補ラベルとしてラベルLb及びラベルLcが存在
し、最小コストのラベルとしてラベルLbを見い出し、
確定ラベルへの変更を行う。これにより、ラベルLbを
注目ラベルとして、図4のフローチャートにおけるステ
ップSa21〜Sa24の処理を行う。
【0063】図6のSTEP Sb02は、ラベルLb
を注目ラベルとして、図4のフローチャートにおけるス
テップSa21〜Sa24の処理を行った結果を示した
ものである。
【0064】まず、図4のフローチャートにおけるステ
ップSa21の処理により、ノードCと接続するノード
B、Dを検知する。ここでノードCは、ノードAにも接
続されているが、規制情報として「C→A」はUターン
禁止登録(つまりC→A→Cの通行禁止登録)がされて
おり、ここでは対象外とする。なお、このC→A→Cが
通行禁止である旨は、規制情報記憶部410に記憶され
ている。
【0065】次にステップSa22の処理により、規制
情報を参照することで、ノードDへの候補経路の延伸は
規制に反することを検知する。このとき、注目ラベルで
あるラベルLbに含む直前経路情報を参照する。この例
では、候補経路におけるノードCの直前のノードがノー
ドAであることより、ノードDへの経路延伸は、「A→
C→D」経路の右折禁止規制に反することを検知する。
これに基づき、ステップSa25におけるラベル作成処
理では、ノードDに対するものは排除される。他方、ノ
ードBへの経路延伸は、規制に阻まれないために、ステ
ップSa23〜Sa24における処理の対象として残
す。
【0066】既述のように、ステップSa23〜Sa2
4では、既存のラベルとの照合を行い、経路延伸の可否
を検討する。図5の例では、ノードCからノードBへの
経路延伸の可否を、既存ラベルたるラベルLcとの照合
により行う。
【0067】ステップSa23における処理では、対応
ノードを同じくするラベルであって、直前経路情報も同
一であるラベルが存在するか否かを検討する。本実施例
では、対応ノードが同一であるラベルLcを見い出すも
のの、直前経路情報が異なるために、ラベルLcの存在
は経路延伸を否定する基礎とはしない。本実施例では、
直前経路情報の共通するラベルを見い出さないために、
ステップSa24におけるコスト照合処理を行う対象と
なるラベルは存在しない。したがって、ステップSa2
3における直前経路情報の照合に続いて、ステップSa
25におけるラベル生成処理を即座に実行することとな
る。なお、ステップSa23において、対応ノードを同
じくするラベルであって、直前経路情報も同一であるラ
ベルが存在する場合には、コスト照合を行い、コストの
高いラベルを削除する。
【0068】以上、ステップSa21〜Sa24の検討
処理に基づくステップSa25の処理によって、図6の
STEP Sb02に示すラベルLeが新たに作成され
る。ラベルLeには、直前経路情報としてラベルLb
が、対応ノードを示す情報としてNBが、コスト値とし
て3(=1+2)がそれぞれ付される。
【0069】ここまでの処理により、図6のSTEP
Sb02では、ノードBに、ラベルLcとラベルLeが
付された。ラベルLcは候補経路「A→B」に応じたも
のであり、ラベルLeは候補経路「A→C→B」に応じ
たものである。両者は、直前経路情報が異なるために、
同一のノードに対応する複数のラベルとして、ラベル保
持部310上のラベルデータとして構成する。
【0070】図6のSTEP Sb10は、ラベルLc
を注目ラベルとして選択し、ノードCにラベルLfを付
す処理の結果を示したものである。ノードBに2つのラ
ベルが付されることにより、後続のステップSa31に
おける処理で「ラベルc」を注目ラベルとし、ラベルL
fを生成することができる。このとき、ノードCにおけ
る既存のラベルLbは直前経路情報が同一でないため
に、図4のフローチャートにおけるステップSa23の
処理でラベルLfの生成を排除する基礎となることはな
い。
【0071】図6のSTEP Sb20は、ラベルLf
を注目ラベルとして選択して、ノードDにラベルLgを
付した処理の結果を示したものである。ステップSa3
1の処理においてラベルLfを注目ラベルに選ぶこと
で、ステップSa25の処理でラベルLgを生成する。
さらに後続する段階のステップSa31、ステップSa
32の処理では、ラベルLgを注目ラベルに選ぶことで
目的地への到達する確定経路を発見する。これによっ
て、出発地ノードAから目的地ノードDに至る、「A→
B→C→D」なるコスト7なる経路を発見して、処理を
終了する。
【0072】なお、本実施例では、直前経路情報として
候補経路の直前のノードに付されたラベルを指定する情
報を利用したが、かかる場合に限定されるわけではな
い。最先端ノードに至る直前の所定区間の経路を特定す
る直前経路情報であれば、種々のものを採ることができ
る。例えば、直前に通過したノード、リンクを列挙する
ものとしても良い。また、規制情報が、N点(Nは3以
上の自然数)のノードによって定義される規制である場
合、直前経路情報は、N−2点のノードに相当する区間
の経路情報とすることができる。
【0073】本実施例中では3点のノードによって定義
される規制を有するグラフについて、直前経路情報は1
(=3−2)点のノードに相当する区間の経路情報であ
る場合について示したが、かかる場合に限定されるわけ
ではない。例えば、4点のノードによって定義される4
点規制を有するグラフについて、直前経路情報は2(=
4−2)点のノードに相当する区間の経路情報である場
合も考えられる。このとき、直前経路情報は、2つのノ
ードの順列やリンクとその向きで構成することができ
る。
【0074】また、本実施例では、リンクにのみコスト
を付しているが、ノード自体にもコストを付して良い。
このノード自体にコストを付す場合、信号機の有無、青
色信号点灯の時間(右折許容時間含む)を判断根拠とす
ることが考えられる。
【0075】本実施例に従って構成した経路探索装置を
利用することにより、通過方法の規制を有する通路にお
ける柔軟な経路探索技術を実現することができる。通過
方法の規制である3点規制を有するグラフにおいても、
コスト優位の原則を基礎とした経路探索を実現すること
ができる。
【0076】B.4点規制:第1実施例では3点のノー
ドによって定義される規制を有するグラフについて、直
前経路情報は1(=3−2)点のノード列に相当する場
合について示した。本実施例では、4点のノードによっ
て定義される4点規制を有するグラフについて、直前経
路情報は2(=4−2)点のノード列に相当する場合に
ついて説明する。
【0077】図7に示すように、4点規制は、例えば
「ノードA→ノードB→ノードC」と経路をとった後
の、ノードCと接続するノードEへの経路延伸を禁止
し、ノードBへのUターンも禁止する。かかる規制の場
合、4点のノードの順列で規制情報を構成することがで
きる。
【0078】経路探索装置の概略構成及びその機能ブロ
ックは、本実施例の場合も、第1実施例の場合と同様で
ある(図2、3を参照)。ただし、規制情報記憶部にお
ける規制情報には4点規制を含む。また、2点のノード
列に相当する区間の経路情報である直前経路情報を含む
ラベルデータを、経路探索部中のラベル保持部に生成し
て利用する。これらの点で第1実施例の場合と相違す
る。
【0079】ここで、直前経路情報は、ノードを列挙す
る形式で示したが、直前のノードに対応付けられたラベ
ルを指定するものとしてもよい。
【0080】4点規制の場合、ノードを列挙する場合に
は、図中に示す通り、少なくとも2点分のノードを特定
する情報が必要となる。これに対し、直前ラベルを指定
する場合には、順次ラベルを遡っていくことにより、帰
納的に2つのノード分の経路を容易に特定することがで
きるため、4点規制の場合でも単一の直前ラベルを指定
すれば足りる。従って、直前ラベルを指定することによ
り、ラベル情報のデータ量を抑制することができる利点
がある。
【0081】図7は、4点規制に対応するラベルデータ
の処理を例示する説明図である。図7では、規制情報記
憶部410a及びラベル保持部310aで、それぞれの
機能ブロックが利用するデータの概略構成を併せて示し
ている。
【0082】図中の5点のノードA、B、C、D、Eを
含むグラフは4点規制を有する。これは、経路「A→B
→C」に続く、ノードEへの経路延伸を規制する4点規
制である。
【0083】図7に示すラベル保持部310aは、ノー
ドCに対応して2つのラベルLba、Lbdを保持する
状態について例示している。ここに、各ラベルの直前経
路情報は全て異なるものである。これらのラベルにおけ
る直前経路情報は、それぞれ、ノードB,A、ノード
B,Dのノード列をそれぞれ特定する。これらは、各ラ
ベルに対応する候補経路における、ノードC到達直前の
部分経路を示すものである。
【0084】第2実施例におけるグラフ探索処理につい
ては、規制情報及び直前経路情報に関係する処理を除け
ば、第1実施例の場合(図4〜図6を参照)と同様であ
る。そのため、本実施例における探索処理は、図4に示
すフローチャートに示した処理と同様である。そこで以
下では、図4のフローチャートを参照しながら、先の実
施例の場合と相違する処理に注目しつつ、本実施例にお
ける処理を説明する。
【0085】ステップSa01〜Sa11における、初
期データ入力と、ラベル保持部310aの初期設定につ
いては第1実施例の場合と同様である。もっとも、規制
データには4点規制の規制データを含む。
【0086】この後、ステップSa31におけるラベル
選択処理と、ステップSa32における目的地ノードへ
の到達をチェックする処理と、Sa21〜Sa25にお
ける経路延伸処理とからなる処理を繰り返し行う。ステ
ップSa32で、目的地ノードに達する確定経路を認定
した場合、その確定経路を検索結果として処理を終了す
る。
【0087】ステップSa21において、候補経路の最
先端ノードと接続する別のノードを探索する処理は第1
実施例の場合と同様である。ステップSa22における
規制情報照合処理については、本実施例の処理では2点
のノードにかかる照合を行う点で、先の実施例の場合と
相違する。また、ステップSa23における既存ラベル
との直前経路情報照合処理についても、本実施例の処理
では2点のノードに関する照合を行う点で、先の実施例
の場合と相違する。なお、直前経路情報の同一は、2点
がともに同一であるか否かで判断する。これは、規制情
報との照合処理の場合と同様である。なお、ステップS
a24において、対応するノード及び直前経路情報がと
もに同一の既存ラベルとコスト比較を行う点について
は、第1実施例の場合と同様である。
【0088】結局、ステップSa25におけるラベル作
成処理は、直前経路情報が異なるラベルのみの作成を行
う点では、第1実施例の場合と同様である。ただし、ス
テップSa22における処理に基づいて、4点規制に適
合する経路延伸に応じたもののみのラベル作成である。
また、ステップSa23の処理に基づいて、最先端直前
の2点のノードが異なる場合のラベル作成である点で
も、1つのノードが異なる場合についてのラベル作成処
理であった第1実施例における処理と相違する。さら
に、ステップSa25におけるラベルデータ作成処理
は、2点のノードの情報を直前経路情報として含むラベ
ルデータの作成処理であり、第1実施例における1点の
ノードの情報を含むものの場合と相違する。
【0089】ここで、図7のラベル保持部310aに例
示する、ノードCに対応する2つのラベルLba、Lb
dについて考える。これらのラベルに基づくステップS
a21〜Sa25の経路延伸処理は、ステップSa31
における処理でこれらのラベルを注目ラベルに選択する
ことで行う。
【0090】ステップSa21において、ノードCに接
続するノードEを検知することは、いずれのラベルにお
いても同様である。ステップSa22では、規制情報記
憶部410aを参照することで、ラベルLbaが特定す
る候補経路については、ノードEへの経路延伸ができな
いことを認定する。これにより、残りのステップSa2
4からSa25におけるラベル作成処理を抑制する。ラ
ベルLbdの場合には規制に適合する経路延伸であると
の認識を行い、ステップSa23〜Sa24における既
存ラベルとの照合処理を行う。この後、ステップSa2
5でラベル生成を行ってノードEへの経路延伸を実行す
る。
【0091】本実施例に従って構成した経路探索装置を
利用することにより、通過方法の規制を有する通路にお
ける柔軟な経路探索技術を実現することができる。通過
方法の規制である4点規制を有するグラフにおいても、
コスト優位の原則を基礎とした経路探索を実現すること
ができる。
【0092】C.リンクに対応したラベル:先に説明し
た実施例で、ラベルデータはノードに対応して構成し
た。ところで、リンクは2つのノードの順列であり、リ
ンクに対応してラベルデータを生成して利用する経路探
索も可能である。以下では、リンクに対応したラベルデ
ータを利用する場合について例示する。
【0093】図8は、リンクに対応するラベルデータの
処理を例示する説明図である。図8に示すグラフは、説
明の便宜上で形態を変更したものの、第2実施例の説明
において利用した図7のグラフと同じものである。ここ
で図8のグラフは、ノード及びリンクが第2実施例にお
けるものと同じであるのみならず、4点規制「A⇒B⇒
C⇒E」についても同じであるものとする。なお、ここ
では図示の便宜上、リンクAD、AB、BD、BC、E
Cにそれぞれ「p」、「q」、「r」、「s」、「t」
の名前を新たに付して説明を行う。
【0094】経路探索装置の概略構成及びその機能ブロ
ックは、本実施例の場合は第2実施例の場合と同様に、
第1実施例で示したものと同等である。ただし、本実施
例での規制情報記憶部410bにおける規制情報はリン
クを利用して規制を特定する規制情報を利用する。ま
た、直前経路情報もリンクを利用して直前の経路を特定
するものを利用する。
【0095】本実施例で規制情報記憶部410bは、リ
ンクの順列「q→s→t」なる規制データを利用するこ
とで4点規制(3リンク規制)を特定する。また、ラベ
ル保持部310bにおけるラベルデータは、対応要素と
直前経路情報とについて、リンク名を含んだラベルデー
タである。ラベルデータはリンクに対応して生成する。
つまり、候補経路をリンクの列として把握するととも
に、かかるリンク列の最先端リンクに対応したラベルを
利用してその候補経路を管理する。直前経路情報につい
ても、最先端直前のリンクを利用する。もっとも、これ
は、第2実施例において直前経路情報に含む2つのノー
ドを、それらを接続する1つのリンクで特定するもので
ある。
【0096】図8のラベル保持部310bでは、リンク
に対応する2つのラベルLq、Lrについて例示してい
る。
【0097】これらのラベルはノードCに至る2つの候
補経路に対応した候補ラベルを示したものである。直前
経路情報を参照することで、候補経路の最先端部分の経
路は、ラベルLrで「D→B→C」と、ラベルLqで
「A→B→C」と、それぞれ特定できる。これにより、
ラベルLqにおける候補経路については、リンクqを介
したノードEへの延伸が不能であることが特定できる。
候補経路の最先端ノードに先立つ2ノードに相当する区
間の経路情報が、直前経路情報に含むリンクを参照する
ことで特定可能となる。本実施例では、図8で模式的に
示すラベルデータを利用することで、第2実施例と同様
の経路探索処理を行う。
【0098】本実施例におけるグラフ探索処理について
は、第2実施例の場合と同等である。以下で、第1実施
例における処理を示す図4のフローチャートを参照しな
がら、第2実施例の場合と相違する点に注目しつつ、本
実施例における処理を説明する。
【0099】ステップSa25におけるラベル作成は、
リンクに対応したラベルの作成である。つまり、候補経
路における最先端リンクに対応してラベル作成を行う。
したがって、ステップSa22における規制情報の照合
処理ではリンク列の同一を照合する。これは、ステップ
Sa23における直前経路情報の照合処理も同様であ
る。注目ラベルと既存ラベルとで、直前経路情報に含む
リンク列の同一を調べる。
【0100】本実施例に従って構成した経路探索装置を
利用することにより、通過方法の規制を有する通路にお
ける柔軟な経路探索技術を実現することができる。通過
方法の規制である3リンク規制を有するグラフにおいて
も、コスト優位の原則を基礎とした経路探索を実現する
ことができる。経路の性質等に応じた多様なデータ構造
を利用しつつ柔軟な処理を行うことができる。リンクデ
ータに基づいたノードデータの統合管理によって効率的
な探索処理を実現することができる。
【0101】なお、上記の説明で経路探索装置は、CD
−ROM等の地図データ記憶装置と探索結果表示装置と
を一体的に備える形態であるものとしたが、そのような
場合に限定されるわけではない。以下で、ローカル接続
やインターネット、無線LAN等のネットワークを利用
する変形例について説明する。
【0102】例えば、第一に、地図データについてはネ
ットワークを介して取得を行う形態であってもよい。ま
た、第二に、ユーザの操作する外部装置とネットワーク
を介して接続することで、表示制御データを送付して探
索結果情報の提供を行ったり、ユーザ入力を取得したり
するものとしてもよい。第三に、ネットワークを介して
取得する地図データに基づいて探索処理を行い、かつ、
探索結果についてもネットワークを介した送付を行う態
様も考えられる。さらに、探索指示の取得元と探索結果
の送付先とが異なる場合も考えられる。なお、以上説明
した変形例において、ラベル操作等の探索処理そのもの
については、第1〜第3実施例等の探索処理を柔軟に選
択して利用することができる。例えば、第1の実施例で
A→C→Aを通行禁止としたが、禁止されていないとき
に利用してもよい。
【0103】D.コスト以外の要素に基づく経路選択:
実施例では、コストの大小関係以外に経路を選択するた
めに考慮すべき要素として交通規制が設けられている場
合について例示した。本発明は、交通規制に関わらず種
々の要素を考慮した経路探索に利用することができる。
かかる要素としては、例えば、直進優先、国道優先など
運転者の嗜好や安全性が挙げられる。
【0104】図9は、変形例として直線優先を考慮した
経路探索例を示す説明図である。図9に示すグラフで、
ノード、リンク及びリンクに付されたコストは、第1実
施例の説明において図3で示したものと同様である。図
9に示すグラフでは、ノードCにおいて、通過方向に対
応したコストが設定されている点で、図3の場合と相違
する。
【0105】通過方向に対応したコストは、直線優先を
表すコストである。例えば、ノードB→C→Dのよう
に、ノードCを直進する経路については、直進用のコス
ト値1が適用される。ノードA→C→Dのように、ノー
ドCを右折して通過する経路については、右折用のコス
ト値7が適用される。
【0106】図9のラベル保持部310cは、経路探索
の過程において、2種類の候補経路A→CとA→B→C
とに対応するラベルLca,Lcbaが記憶されている
状態を示した。ノードCからの延伸方向が未定の状態で
は、直進コスト、右折コストは反映されないから、ラベ
ルLcaのコスト値は1、ラベルLcbaのコスト値は
5である。ノードDへの延伸においては、ラベルに含む
直前経路情報から直進・右折コストにかかるコストを求
め、候補経路間の対比を行う。これにより、直進優先の
条件を基礎とした経路「A→B→C→D」が得られる。
【0107】図10は、変形例として国道優先を考慮し
た経路探索例を示す説明図である。図9に示すグラフに
おいて、リンクA→B,B→C,C→D,D→Eの4個
のリンクは国道を示す。また、リンクB→D,D→Fは
通常の道路を表している。
【0108】ここで、一般に、通常の道路から国道に合
流する場合には、危険を伴ったり、時間がかかったり、
注意力を要したりする場合が多い。そこで、かかる状況
を表すコストとして、ノードDには、国道合流の経路B
→D→Eについてのコスト値3が設定されている。
【0109】経路探索の結果、2つの経路A→B→D、
A→B→C→Dについてのコストが算出され、これらの
経路に対応した2つのラベルがノードDに付された状態
を考える。ノードDからの延伸方向が未決定の状態で
は、国道合流のコストは反映されない。従って、経路A
→B→Dのコストは4、A→B→C→Dのコストは5と
なる。
【0110】この状態で目的地Eへの延伸を行うと、経
路A→B→DにはD→Eのコスト値1に加えて、国道合
流のコスト値3が反映されるため、総コストは8とな
る。経路A→B→C→DにはD→Eのコスト値1のみが
加えられるため、総コストは6となる。従って、国道を
優先した経路A→B→C→D→Eが探索結果として得ら
れる。
【0111】以上、図9と図10とを利用して説明して
きた経路探索装置によれば、一つのノード又はリンクに
対応付けて生成する複数のラベルを用いることにより、
種々の要素を考慮しつつ経路の延伸を行って経路探索を
行うことができる。なお、図9及び図10の変形例で
は、直進優先、国道優先などの要素を、コストに反映し
て考慮する方法を例示したが、これらの要素はコストに
反映させずに評価してもよい。例えば、図9の例では、
直進する経路が存在する限り、コストに関わらず直進経
路を選択するものとし、右折経路は、直進による経路が
全く不可能な場合にのみ選択するものとしてもよい。
【0112】以上、本発明の種々の実施例について説明
したが、本発明はこれらの実施例に限定されず、その趣
旨を逸脱しない範囲で種々の構成を採ることができるこ
とはいうまでもない。例えば、以上の処理はソフトウェ
アで実現する他、ハードウェア的に実現するものとして
もよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】通過方法がある通路を例示する説明図である。
【図2】経路探索装置の概略構成図である。
【図3】経路探索装置で用いるデータの概略構成図であ
【図4】経路探索処理のフローチャートである。
【図5】ラベルデータの処理を示す説明図である。
【図6】図5に示す処理の続きを示す説明図である。
【図7】4点規制に対応するラベルデータの処理を例示
する説明図である。
【図8】リンクに対応するラベルデータの処理を例示す
る説明図である。
【図9】直線優先を考慮した経路探索例を示す説明図で
ある。
【図10】国道優先を考慮した経路探索例を示す説明図
である。
【符号の説明】
100…経路探索装置 101…操作パネル 102…表示デバイス 103…リモコン 200…制御ユニット 201…地図データ入力部 202…位置情報入力部 210…表示制御部 220…ユーザ入力部 300…経路探索部 310…ラベル保持部 311…探索処理部 400…地図記憶部 410…規制情報記憶部 420…ノード記憶部 421…リンク記憶部 410a…規制情報記憶部 310a…ラベル保持部 410b…規制情報記憶部 310b…ラベル保持部 410c…規制情報記憶部 310c…ラベル保持部 410d…規制情報記憶部
フロントページの続き Fターム(参考) 2C032 HB05 HB22 HB25 HC08 HC15 HD16 HD23 2F029 AA02 AB01 AB07 AB13 AC02 AC09 AC14 AC16 AC20 5H180 AA01 BB13 CC12 FF04 FF05 FF12 FF13 FF22 FF27 FF32

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 経路探索を行う経路探索装置であって、 ノード、リンクを要素として表された通路データを記憶
    する通路データ記憶部と、 前記それぞれのノード及びリンクの少なくとも一方に対
    応づけられたコストを記憶するコスト記憶部と、 出発地、目的地に対応するノードを選択する指示を入力
    する指示入力部と、 前記通路データ記憶部及び前記コスト記憶部の記憶内容
    に基づいて出発地から目的地までの経路を探索する経路
    探索部とを備え、 前記経路探索部は、 複数の候補経路上のノードについて、前記出発地から該
    ノードに至るまでに経過した経過ノード及び経過リンク
    の少なくとも一方に対応付けられたコストの積算値を表
    すラベル情報を生成し、該ノードに対応付けて記憶する
    ラベル情報記憶部と、 前記コスト積算値の大小関係に基づいて前記候補経路の
    いずれかを選択する選択部と、 前記ラベル情報記憶部と、選択部とを繰り返し用いて前
    記目的地に至る経路を探索する探索遂行部とを備え、 前記ラベル情報記憶部は、 前記ノードに2以上のラベル情報を対応付けて記憶可能
    であるとともに、 2以上のラベル情報を記憶する場合には、前記ノードに
    至る直前の所定区間の経路を特定する直前経路情報を、
    各ラベル情報に含めて記憶する経路探索装置。
  2. 【請求項2】 経路探索を行う経路探索装置であって、 ノード、リンクを要素として表された通路データを記憶
    する通路データ記憶部と、 前記それぞれのノード及びリンクの少なくとも一方に対
    応づけられたコストを記憶するコスト記憶部と、 出発地、目的地に対応するノードを選択する指示を入力
    する指示入力部と、 前記通路データ記憶部及び前記コスト記憶部の記憶内容
    に基づいて出発地から目的地までの経路を探索する経路
    探索部とを備え、 前記経路探索部は、 複数の候補経路上のノードについて、前記出発地から該
    ノードに至るまでに経過した経過ノード及び経過リンク
    の少なくとも一方に対応付けられたコストの積算値を表
    すラベル情報を生成し、該ノードに対応付けて記憶する
    ラベル情報記憶部と、 前記コスト積算値の大小関係に基づいて前記候補経路の
    いずれかを選択する選択部と、 前記ラベル情報記憶部と、選択部とを繰り返し用いて前
    記目的地に至る経路を探索する探索遂行部とを備え、 前記ラベル情報は、該ノードに至る直前のノードに対応
    したラベル情報を特定する直前経路情報を含む経路探索
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の経路探索装置で
    あって、 少なくとも一部のノードについて、通過方法についての
    規制情報を記憶する規制情報記憶部を備え、 前記選択部は、該規制情報を考慮して前記選択を行う経
    路探索装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の経路探索装置であって、 前記規制情報は、N点(Nは3以上の自然数)のノード
    によって定義される規制であり、 前記直前経路情報は、N−2点のノードに相当する区間
    の経路情報である経路探索装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4いずれか記載の経路探索装
    置であって、 前記ラベル情報記憶部は、前記直前経路情報の少なくと
    も一部が重複するラベル情報の生成を抑制する経路探索
    装置。
  6. 【請求項6】 コンピュータに経路探索を行わせるため
    のコンピュータプログラムであって、 ノード、リンクを要素として表された通路データを記憶
    する通路データ記憶機能と、 前記それぞれのノード及びリンクの少なくとも一方に対
    応づけられたコストを記憶するコスト記憶機能と、 出発地、目的地に対応するノードを選択する指示を入力
    する指示入力機能と、 前記通路データ記憶機能及び前記コスト記憶機能の記憶
    内容に基づいて出発地から目的地までの経路を探索する
    経路探索機能とを備え、 前記経路探索機能は、 複数の候補経路上のノードについて、前記出発地から該
    ノードに至るまでに経過した経過ノード及び経過リンク
    の少なくとも一方に対応付けられたコストの積算値を表
    すラベル情報を生成し、該ノードに対応付けて記憶する
    ラベル情報記憶機能と、 前記コスト積算値の大小関係に基づいて前記候補経路の
    いずれかを選択する選択機能と、 前記ラベル情報記憶機能と、選択機能とを繰り返し用い
    て前記目的地に至る経路を探索する探索遂行機能とを備
    え、 前記ラベル情報記憶機能は、 前記ノードに2以上のラベル情報を対応付けて記憶可能
    であるとともに、 2以上のラベル情報を記憶する場合には、前記ノードに
    至る直前の所定区間の経路を特定する直前経路情報を、
    各ラベル情報に含めて記憶するコンピュータプログラ
    ム。
  7. 【請求項7】 コンピュータに経路探索を行わせるため
    のコンピュータプログラムであって、 ノード、リンクを要素として表された通路データを記憶
    する通路データ記憶機能と、 前記それぞれのノード及びリンクの少なくとも一方に対
    応づけられたコストを記憶するコスト記憶機能と、 出発地、目的地に対応するノードを選択する指示を入力
    する指示入力機能と、 前記通路データ記憶機能及び前記コスト記憶機能の記憶
    内容に基づいて出発地から目的地までの経路を探索する
    経路探索機能とを備え、 前記経路探索機能は、 複数の候補経路上のノードについて、前記出発地から該
    ノードに至るまでに経過した経過ノード及び経過リンク
    の少なくとも一方に対応付けられたコストの積算値を表
    すラベル情報を生成し、該ノードに対応付けて記憶する
    ラベル情報記憶機能と、 前記コスト積算値の大小関係に基づいて前記候補経路の
    いずれかを選択する選択機能と、 前記ラベル情報記憶機能と、選択機能とを繰り返し用い
    て前記目的地に至る経路を探索する探索遂行機能とを備
    え、 前記ラベル情報は、該ノードに至る直前のノードに対応
    したラベル情報を特定する直前経路情報を含むコンピュ
    ータプログラム。
  8. 【請求項8】 請求項6または7記載のコンピュータプ
    ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
  9. 【請求項9】 コンピュータを用いて経路探索を行う方
    法であって、 ノード、リンクを要素として表された通路データを記憶
    する通路データ記憶工程と、 前記それぞれのノード及びリンクの少なくとも一方に対
    応づけられたコストを記憶するコスト記憶工程と、 出発地、目的地に対応するノードを選択する指示を入力
    する指示入力工程と、 前記通路データ記憶工程及び前記コスト記憶工程の記憶
    内容に基づいて出発地から目的地までの経路を探索する
    経路探索工程とを備え、 前記経路探索工程は、 複数の候補経路上のノードについて、前記出発地から該
    ノードに至るまでに経過した経過ノード及び経過リンク
    の少なくとも一方に対応付けられたコストの積算値を表
    すラベル情報を生成し、該ノードに対応付けて記憶する
    ラベル情報記憶工程と、 前記コスト積算値の大小関係に基づいて前記候補経路の
    いずれかを選択する選択工程と、 前記ラベル情報記憶工程と、選択工程とを繰り返し用い
    て前記目的地に至る経路を探索する探索遂行工程とを備
    え、 前記ラベル情報記憶工程では、 前記ノードに2以上のラベル情報を対応付けて記憶可能
    であるとともに、 2以上のラベル情報を記憶する場合には、前記ノードに
    至る直前の所定区間の経路を特定する直前経路情報を、
    各ラベル情報に含めて記憶する方法。
  10. 【請求項10】 コンピュータを用いて経路探索を行う
    方法であって、 ノード、リンクを要素として表された通路データを記憶
    する通路データ記憶工程と、 前記それぞれのノード及びリンクの少なくとも一方に対
    応づけられたコストを記憶するコスト記憶工程と、 出発地、目的地に対応するノードを選択する指示を入力
    する指示入力工程と、 前記通路データ記憶工程及び前記コスト記憶工程の記憶
    内容に基づいて出発地から目的地までの経路を探索する
    経路探索工程とを備え、 前記経路探索工程は、 複数の候補経路上のノードについて、前記出発地から該
    ノードに至るまでに経過した経過ノード及び経過リンク
    の少なくとも一方に対応付けられたコストの積算値を表
    すラベル情報を生成し、該ノードに対応付けて記憶する
    ラベル情報記憶工程と、 前記コスト積算値の大小関係に基づいて前記候補経路の
    いずれかを選択する選択工程と、 前記ラベル情報記憶工程と、選択工程とを繰り返し用い
    て前記目的地に至る経路を探索する探索遂行工程とを備
    え、 前記ラベル情報は、該ノードに至る直前のノードに対応
    したラベル情報を特定する直前経路情報を含む経路探索
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011185601A (ja) * 2010-03-04 2011-09-22 Alpine Electronics Inc ナビゲーション装置および経路探索方法
JP2014190818A (ja) * 2013-03-27 2014-10-06 Zenrin Co Ltd 経路探索装置および経路探索システム
JP2014190777A (ja) * 2013-03-27 2014-10-06 Zenrin Co Ltd 経路探索装置および経路探索システム
JP2014209112A (ja) * 2013-03-29 2014-11-06 株式会社ゼンリン 経路探索装置および経路探索システム

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