JP2003197894A - Ccd撮像装置 - Google Patents

Ccd撮像装置

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JP2003197894A
JP2003197894A JP2001398363A JP2001398363A JP2003197894A JP 2003197894 A JP2003197894 A JP 2003197894A JP 2001398363 A JP2001398363 A JP 2001398363A JP 2001398363 A JP2001398363 A JP 2001398363A JP 2003197894 A JP2003197894 A JP 2003197894A
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Japan
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ccd
temperature
image pickup
pickup device
ccd image
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JP2001398363A
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Toshiyuki Inoue
敏之 井上
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 出力を複数化したCCD撮像素子の温度特性
に依存する出力特性の変動を抑制することができると共
に、高画質な画像を得ることが可能なCCD撮像装置を
提供することを目的とする。 【解決手段】 2つの水平転送路を有するエリアCCD
30をCCD基板92上に設け、エリアCCD30とC
CD基板92間に熱伝導材94を配置し、該熱伝導材9
4をCCD基板92を貫通してエリアCCD30とは反
対側に突出し、ペルチエ素子96を介してヒートシンク
98を設ける。また、熱伝導材94のCCD基板92と
エリアCCD30間にサーミスタ100を設け、エリア
CCD30の温度を検出する。そして、2つの水平転送
路より得られる出力が略同一特性となる所定温度になる
ように、エリアCCD30を温調する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CCD撮像装置に
かかり、特に、原稿を透過又は反射した光を受光するこ
とによって画像を読み取る画像読取装置等に用いるCC
D撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像読取装置では、写真フィルム等の原
稿に記録された画像に光を照射し、ラインCCDセンサ
やエリアCCDセンサ等のCCD撮像素子によって光電
的に原稿に記録された画像を読み取る。
【0003】エリアCCDセンサ等のCCD撮像素子
は、入射される光を光電変換する複数の受光素子が設け
られており、マトリクス状に配列されている。マトリク
ス状に配列された受光素子のそれぞれ対応して転送路が
設けられており、受光素子に蓄積される電荷は、受光素
子に対応して設けられた垂直転送路によって順次垂直方
向に転送される。そして、垂直転送路によって転送され
た電荷は、垂直方向と直交する水平方向に電荷を転送す
る水平転送路によって転送されて出力される。
【0004】また、高速読み出しを行うためにマトリク
ス状に配置された受光素子を2つに領域分割し、それぞ
れの領域毎に水平転送路を設けて水平転送時間を短縮す
ることにより高速読み出しを可能にしているCCD撮像
素子がある。このようなCCD撮像素子は、それぞれの
領域における受光素子に蓄積された電荷は垂直転送路を
介してそれぞれの領域に設けられた水平転送路を介して
転送出力されるので、受光素子に蓄積された電荷の高速
読み出しが可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようにCCD撮像
素子の出力を複数化した場合には、複数分の転送路及び
アンプが必要となるが、転送路の転送効率やアンプの特
性等の違いにより、複数化に伴い分割された領域の出力
特性が異なり、分割領域の境界において出力値に差を生
じる可能性がある。この出力値の差は、画質上問題とな
るため、補正手段を設けて補正する必要がある。
【0006】しかしながら、CCD撮像素子やアンプ等
の電子部品は温度特性に依存し、環境温度に応じて補正
手段による補正を行うのは複雑化して難しい、という問
題がある。
【0007】本発明は、上記問題を解決すべく成された
もので、出力を複数化したCCD撮像素子の温度特性に
依存する出力特性の変動を抑制することができると共
に、高画質な画像を得ることが可能なCCD撮像装置を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明は、光電変換によって電荷を蓄
積する複数の受光素子と、該受光素子に対応して設けら
れ、光受光素子に蓄積された電荷を転送する転送路と、
該転送路により転送された電荷を出力する複数の出力手
段と、を有するCCD撮像素子と、前記複数の出力手段
の出力特性が略同一となる所定の温度となるように前記
CCD撮像素子を温度調整する温調手段と、を含むこと
を特徴としている。
【0009】請求項1に記載の発明によれば、CCD撮
像素子では、複数の受光素子の光電変換によって電荷が
蓄積され、蓄積された電荷は転送路によって転送され
て、複数の出力手段によって出力される。このような出
力が複数化されたCCD撮像素子では、それぞれの出力
が温度特性に依存するので、それぞれの出力がばらつい
て画質に影響を及ぼしてしまう。
【0010】そこで、温調手段では、複数の出力手段の
出力特性が略同一となる所定の温度となるようにCCD
撮像素子が温度調整される。すなわち、このように温調
手段によってCCD撮像素子が温度調整されるので、複
数の出力特性が略同一となり、CCD撮像素子の発熱等
の温度変化による画質の悪化を防止することができる。
従って、出力を複数化したCCD撮像素子の温度特性に
依存する出力特性の変動を抑制することができると共
に、高画質な画像を得ることが可能となる。温調手段
は、複数出力に対応して複数設けるようにしてもよい。
【0011】なお、温調手段が温度調整する所定の温度
としては、請求項2に記載の発明のように常温(例え
ば、20℃〜60℃のうち所定の温度など)となるよう
に温度調整することによって複数の出力手段の出力特性
を略同一とすることが可能である。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1又は請
求項2に記載の発明において、前記CCD撮像素子に接
続された熱伝導性の高い部材をさらに含み、前記温調手
段が前記部材を介して前記CCD撮像素子を温調するこ
とを特徴としている。
【0013】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
又は請求項2に記載の発明において、さらに熱伝導性の
高い部材(例えば、アルミや銅などの部材)をCCD撮
像素子に接続することにより、熱導電性の高い部材を介
してCCD撮像素子を温調することにより、CCD撮像
素子に直接温調手段を設けるよりも容易にCCD撮像素
子の温調を実現できる。また、熱導電性の高い部材にヒ
ートシンク等の放熱部材を熱伝導性の高い部材に接続す
るようにしてもよい。
【0014】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請
求項3の何れか1項に記載の発明において、前記CCD
撮像素子を移動するピエゾ素子をさらに含むことを特徴
としている。
【0015】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
乃至請求項3の何れか1項に記載の発明において、ピエ
ゾ素子によってCCD撮像素子を例えばCCD撮像素子
の受光素子の配列が半配列ずれるように移動するように
すれば、ピエゾ素子によってCCD撮像素子を移動する
前の撮像結果と移動後の撮像結果を用いることにより、
高解像度のデータを得ることが可能となり、高画質な画
像を得ることが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態の一例を詳細に説明する。本実施の形態は写真
処理システムに本発明を適用したものである。
【0017】図1に示すように、この写真処理システム
10は、フィルムスキャナ14、画像処理部16、レー
ザプリンタ部18、及びプロセッサ部20を含んで構成
されており、フィルムスキャナ14と画像処理部16
は、図2に示す入力部26として一体化されており、レ
ーザプリンタ部18及びプロセッサ部20は、図2に示
す出力部28として一体化されている。
【0018】フィルムスキャナ14は、ネガフィルムや
リバーサルフィルム等の写真フィルムに記録されている
コマ画像を読み取るためのものであり、例えば135サ
イズの写真フィルム、110サイズの写真フィルム、及
び透明な磁気層が形成された写真フィルム(240サイ
ズの写真フィルム:所謂APSフィルム)、120サイ
ズ及び220サイズ(ブローニサイズ)の写真フィルム
のコマ画像を読取対象とすることができる。フィルムス
キャナ14は、上記の読取対象のコマ画像をエリアCC
D30で読み取り、A/D変換器32においてA/D変
換した後、画像データを画像処理部16へ出力する。
【0019】画像処理部16は、フィルムスキャナ14
から出力された画像データ(スキャン画像データ)が入
力されると共に、デジタルカメラ34等での撮影によっ
て得られた画像データ、原稿(例えば反射原稿等)をス
キャナ36(フラットベット型)で読み取ることで得ら
れた画像データ、他のコンピュータで生成され、フロッ
ピディスクドライブ38、MOドライブ又はCDドライ
ブ40から読み出すことで得られる画像データ、及びモ
デム42を介して受信する通信画像データ等を外部から
入力することも可能なように構成されている。
【0020】画像処理部16は、入力された画像データ
を画像メモリ44に記憶し、色階調処理部46、ハイパ
ートーン処理部48、ハイパーシャープネス処理部50
等の各種補正等の画像処理を行なって、記録用画像デー
タとしてレーザプリンタ部18へ出力する。また、画像
処理部16は、画像処理を行なった画像データを画像フ
ァイルとして外部へ出力する(例えばFD、MO、CD
−R等の記録媒体に出力したり、通信回線を介して他の
情報処理機器へ送信する等)ことも可能とされている。
【0021】レーザプリンタ部18は、R、G、Bのレ
ーザ光源52を備えており、レーザドライバ54を制御
して、画像処理部16から入力された記録用画像データ
(一旦、画像メモリ56に記憶される)に応じて変調し
たレーザ光を印画紙62に照射して、走査露光(本実施
形態では、主としてポリゴンミラー58、fθレンズ6
0を用いた光学系)によって印画紙62に画像を記録す
る。また、プロセッサ部20は、レーザプリンタ部18
で走査露光によって画像が記録された印画紙62に対
し、発色現像、漂白定着、水洗、乾燥の各処理を施す。
これにより、印画紙62上に画像が形成される。
【0022】(フィルムスキャナの構成)次にフィルム
スキャナ14の構成について説明する。フィルムスキャ
ナ14は、図3に示すように、写真フィルム68に光を
照射する複数のLED64からなる光源66を備えてお
り、光源66の光射出側には、写真フィルム68に照射
する光を拡散光とする拡散ボックス70が配置されてい
る。なお、拡散ボックス70は、入射面及び出射面以外
の面が反射率70%以上の部材で被覆されており、例え
ば、この被覆部材が金属のような固体部材であってもよ
いし、誘電体多層膜等の薄膜コーティング部材であって
もよい。また、光源66と対向する面に対して、写真フ
ィルム68に対向する面が小さく形成されている。すな
わち、側面視で台形とされている。
【0023】写真フィルム68を挟んで光源66と反対
側には、光軸に沿って、コマ画像を透過した光を結像さ
せるレンズユニット76、エリアCCD30が順に配置
されている。なお、写真フィルム68は、フィルムキャ
リア74(図1参照)によって搬送されるようになって
いる。
【0024】エリアCCD30は、図3に示すように、
複数のCCDセルがマトリクス状に配置されたモノクロ
のCCDであり、受光面がレンズユニット76の結像位
置に一致するように配置されている。
【0025】また、図4に示すように、CCDセル82
の近傍には各CCDセル82に対応してゲート部84が
設けられており、該ゲート部84によって垂直転送部8
6が形成されている。各CCDセル82に蓄積された電
荷は、対応するゲート部84に転送されて、ゲート部8
4で構成される垂直転送路86によって垂直方向へ転送
される。また、本実施の形態のエリアCCD30は、2
つの水平転送路88、90を備えており、CCDセル8
2に蓄積された電荷は、垂直転送路86によって垂直方
向に転送されてそれぞれの水平転送路88、90によっ
て順次転送されるようになっている。すなわち、エリア
CCD30が領域分割されてそれぞれの領域の電荷はそ
れぞれの領域の垂直転送路86及び水平転送路88、9
0によって転送される。
【0026】エリアCCD30は、図5に示すように、
CCD基板92上に設けられ、エリアCCD30とCC
D基板92間には、熱伝導材94が配置され、該熱伝導
材94は、CCD基板92を貫通してエリアCCD30
とは反対側に突出しており、ペルチエ素子96を介して
ヒートシンク98が設けられている。また、熱伝導材9
4のCCD基板92とエリアCCD30間には、サーミ
スタ100が設けられており、エリアCCD30の温度
を検出するようになっている。熱伝導材94としては、
例えば、アルミや銅などの部材を用いることが可能であ
る。
【0027】なお、エリアCCD30は、図6に示すよ
うに、CCD基板92とエリアCCD30間にペルチエ
素子96を配置してエリアCCD30の発熱をCCD基
板92の裏面側に放熱するようにしてもよい。
【0028】さらに、エリアCCD30には、ピエゾ素
子102、104が取り付けられている。ピエゾ素子1
02、104は電圧を加えると歪んで変位を発生するも
のであり、ピエゾ素子102、104は、変位の発生方
向がエリアCCD30の画素の配列方向(図3の矢印x
方向及びy方向)に沿うように配置されている。また、
図示は省略するが、エリアCCD30とレンズユニット
76との間にはシャッタが設けられている。
【0029】光源66は、赤(R)、緑(G)、青
(B)のそれぞれの光を出力するLED64が、図3に
示すように、マトリクス状に配置されている。また、各
LED64は、アルミ基板78にそれぞれ取り付けられ
ており、アルミ基板78は、LED64の発光によって
発生する熱のほとんどを受けることになる。また、各L
ED64は、保護膜80によってコーティングされてお
り、さらにこの保護膜80は、透明接着剤を介して拡散
ボックス70に固定あるいは隣接されている。
【0030】(フィルムスキャナコントローラ)図7に
は、フィルムスキャナ14の制御ブロック図が示されて
いる。図7に示すように、フィルムスキャナ14は、コ
ントローラ110によって制御されるようになってい
る。
【0031】コントローラ110は、マイクロコンピュ
ータ112を含んで構成されており、マイクロコンピュ
ータ112は、CPU114、ROM116、RAM1
18、及び入出力ポート(I/O)120及びこれらを
接続するデータバスやシステムバス等のバスで構成され
ている。
【0032】I/O120には、A/D変換器32が介
してエリアCCD30が接続されている。I/O120
には、それぞれドライバ122、124を介してフィル
ムキャリア74及び光源66としてのLED64が接続
されると共に、LED64の発光制御を行う発光制御部
126及びエリアCCD30の読取タイミング等を制御
するCCD制御部128が接続されている。また、発光
制御部126はドライバ124に接続され、CCD制御
部128はエリアCCD30に接続されている。
【0033】CCD制御部128は、所定のタイミング
(クロック)に従ってエリアCCD30の読取タイミン
グを制御する。また、発光制御部126は、CCD制御
部128によって行われる読取タイミング間で、LED
64が発光するようにLED64の発光制御を行う。ま
た、発光制御部126のLED64の制御は、所定時間
の間、所定の電流値をLED64に入力すると共に、
R、G、B各色の発光タイミングの制御を行うようにな
っている。
【0034】また、マイクロコンピュータ112のI/
O120には、エリアCCD30の温度を検出するサー
ミスタ100及びドライバ130を介してペルチエ素子
96が接続されており、サーミスタ100によって検出
されたエリアCCD30の温度がマイクロコンピュータ
112に入力され、マイクロコンピュータ112によっ
てペルチエ素子96が制御されるようになっている。
【0035】さらに、マイクロコンピュータ112のI
/O120にはドライバ132を介してピエゾ素子10
2、104が接続されている。マイクロプロセッサ11
2は、単一のフィルム画像に対し、エリアCCD30に
よって各成分色毎に各々4回読み取りを行わせると共
に、各回の読み取りにおいて、ピエゾ素子102、10
4により、エリアCCD30の位置を図3の矢印x方向
及びy方向に移動させる。
【0036】続いて、上述のように構成された写真処理
システム10の画像読み取りについて図8のフローチャ
ートを参照して説明する。
【0037】画像読取では、以下で説明するように、写
真フィルム68に記憶されている各コマ画像に対してプ
レスキャン(比較的低解像度での読み取り)を行った後
にファインスキャン(比較的高解像度での読み取り)を
行うが、本実施の形態における解像度の切り換えは、ピ
エゾ素子102、104によるエリアCCD30の移動
による複数回(本実施の形態では、4回読み取りを行う
場合について説明するが、これに限るものではなく、さ
らに読み取り回数を増やしてもよい。)の読み取りによ
って高解像度データを得る。すなわち、プレスキャン時
には、ピエゾ素子102、104は駆動せずにそのまま
読み取りを行い、ファインスキャン時には、ピエゾ素子
102、104をそれぞれ駆動して、図9(C)に示す
ように、1回目〜4回目の読み取りを行いそれぞれ合成
することによって高解像度の画像データを得ることがで
きる。なお、1回目〜4回目の読み取りはそれぞれ各色
毎に行うことにより各色共に高解像度の画像データを得
ることができる。
【0038】また、ファインスキャン時の読み取りは4
回の読み取りではなく、2回の読み取りによってプレス
キャン時よりも高解像度の画像データを得るようにして
もよい。すなわち、ピエゾ素子102、104を駆動せ
ずに、図9(B)に示すように、1回目の読み取りを行
い、続いて、ピエゾ素子102、104を駆動して、エ
リアCCD30の各セルが水平垂直方向にそれぞれ半画
素づつずらして、図9(B)に示すように2回目の読み
取りを行い、それぞれを合成することによって高解像度
の画像データを得ることができる。なお、図9(A)に
は、元のエリアCCD30の位置を示す。
【0039】ステップ200では、フィルムキャリア7
4によって写真フィルム68が所定の方向へ搬送され、
写真フィルム68に記録されているコマ画像が読取位置
(コマ画像の中心が光軸Lに一致する位置)に位置決め
されるように制御される。次のステップ202以降で
は、読取位置に位置決めされたコマ画像に対してプレス
キャンが行われる。
【0040】すなわち、ステップ202では、R光、G
光、B光の何れかの光を発光するLED64が発光制御
部126の制御によって点灯される。次にステップ20
4では、予め定められたプレスキャン時の読取条件に対
応するエリアCCD30の電荷蓄積時間をCCD制御部
128へ設定し、エリアCCD30により、読取位置に
位置決めされたコマ画像が読み取られる。
【0041】この読み取りは、読取位置に位置決めされ
ているコマ画像にR光又はG光又はB光が照射され、コ
マ画像上の各部を透過した光がエリアCCD30によっ
て光電変換されて電荷として蓄積されることによってな
される。エリアCCD30による読取結果(蓄積電荷量
を表すアナログ信号)は、A/D変換器32を介して、
R、G、Bの何れかのプレスキャンデータとして画像処
理部16へ出力される。
【0042】ステップ206では、読取位置に位置決め
されたコマ画像に対し、R、G、Bの各々について読み
取り(プレスキャン)が完了したか否か判定される。該
判定が否定された場合には、ステップ202へ戻り、ス
テップ206の判定が肯定されるまで、ステップ202
〜ステップ206が繰り返される。これによって、読取
位置に位置決めされているコマ画像に対し、R、G、B
についての読み取り(プレスキャン)が行われる。
【0043】ステップ206の判定が肯定されるとステ
ップ208へ移行して、プレスキャンによって読み取ら
れたプレスキャンデータに基づいて画像処理部16によ
りファインスキャン時の読取条件の演算が行われる。
【0044】次にステップ210では、R光、G光、B
光の何れかの光を発光するLED64が発光制御部12
6の制御によって点灯される。次にステップ212で
は、画像処理部16により行われた読取条件の演算結果
が通知され、通知された読取条件に基づいてエリアCC
D30の電荷蓄積時間をCCD制御部128へ設定し、
エリアCCD30により、読取位置に位置決めされたコ
マ画像が読み取られる(ファインスキャン)。なお、こ
の読み取りは、プレスキャンと同様にしてなされるが、
4回の読み取りによって高解像度のファインスキャンデ
ータが得られる。
【0045】ステップ214では、読取位置に位置決め
されたコマ画像に対し、R、G、Bの各々について読み
取り(ファインスキャン)が完了した否か判定される。
該判定が否定された場合には、ステップ210へ戻り、
ステップ214の判定が肯定されるまで、ステップ21
0〜ステップ214が繰り返される。これによって、読
取位置に位置決めされているコマ画像に対し、R、G、
Bについての読み取り(ファインスキャン)が行われ
る。
【0046】ステップ214の判定が肯定されるとステ
ップ216へ移行し、写真フィルム68全てのコマ画像
に対してプレスキャン及びファインスキャンが完了した
か否か判定される。該判定が否定された場合には、ステ
ップ200へ戻り、次のコマ画像の読み取り(プレスキ
ャン及びファインスキャン)が行われ、ステップ200
〜ステップ216が繰り返される。すなわち、ステップ
200で写真フィルム68がコマ送りされて次のコマ画
像が読取位置に位置決めされて、次のコマ画像に対して
上述のようにプレススキャン及びファインスキャンが実
行される。
【0047】ステップ216の判定が肯定、すなわち、
全てのコマ画像に対してプレスキャン及びファインスキ
ャンが完了すると一連の処理が終了される。
【0048】ところで、本実施の形態で用いるエリアC
CD30は、上述したように領域分割されて、それぞれ
の領域の電荷は、それぞれに対応する垂直転送路86及
び水平転送路88、90によって出力されるが、エリア
CCD30の温度変化によって領域分割されたそれぞれ
の領域より得られる出力がばらついてそれぞれの境界に
段差を生じてしまう。そこで、本実施の形態では、それ
ぞれの領域より得られる出力が略同一特性となる所定温
度になるように、エリアCCD30が温度調整される。
【0049】続いて、エリアCCD30の温調制御につ
いて図10のフローチャートを参照して説明する。な
お、エリアCCD30の温調制御は随時行われる。
【0050】ステップ250では、エリアCCD30近
傍の温度検出が行われる。すなわち、エリアCCD30
の裏面側に設けられたサーミスタ100によってエリア
CCD30近傍の温度検出が行われ、検出結果がコント
ローラ110に入力される。
【0051】ステップ252では、サーミスタ100よ
り得られる検出温度が所定温度範囲(例えば予め定めた
常温)以内か否か判定される。すなわち、エリアCCD
30における領域分割されたそれぞれの領域より得られ
る出力が略同一特性となる所定温度の範囲内に、サーミ
スタ100による検出温度が許容しているか否か判定さ
れる。
【0052】該判定が肯定された場合には、そのままリ
ターンされ、ステップ252の判定が否定された場合に
は、ステップ254へ移行して、ペルチエ素子96の駆
動が制御される。すなわち、検出温度が所定温度範囲よ
りも低い場合には、エリアCCD30を加熱する方向に
駆動電力が印加され、エリアCCD30が加熱されて、
再びステップ252へ戻る。また、検出温度が所定温度
範囲よりも高い場合には、エリアCCD30を冷却する
方向に駆動電力が印加されて、エリアCCD30の発熱
による熱が熱伝導材94、ペルチエ素子96を介してヒ
ートシンク98に伝導され、ヒートシンク98の放熱効
果によってエリアCCD30の熱が放熱されて、再びス
テップ252へ戻る。
【0053】すなわち、温調制御では、図11に示すよ
うに、エリアCCD30の温度が、エリアCCD30の
複数の出力が略同一特性となる所定温度の範囲内となる
ように温調されるので、温度変化によって生じる領域分
割されたエリアCCD30の各領域の境界の段差を防止
することができる。従って、高画質な画像を得ることが
できる。
【0054】なお、所定温度の範囲としては、常温の2
0℃〜60℃が好ましく、常温に維持することにより、
エリアCCD30の複数出力が略同一特性に保つことが
できる。また、温調制御は所定温度±0.5℃以内に制
御することにより、さらにエリアCCD30の複数の出
力がばらつくことなく略同一特性とすることが可能であ
る。
【0055】また、上記の実施の形態では、エリアCC
D30に蓄積される電荷を2つの水平転送路88、90
によって転送するようにしたが、これに限るものではな
く、例えば、3つ以上の水平転送路によってエリアCC
D30に蓄積される電荷を転送するようにしてもよい。
【0056】また、上記の実施の形態では、エリアCC
D30を温調する手段として、ペルチエ素子96を使用
した、加熱・冷却によって、温調するようにしたが、さ
らに加熱する手段(例えば、セラミックヒータやパワー
トランジスタ等)を設けて温調するようにしてもよい。
【0057】さらに、温調手段としてのペルチエ素子9
6、熱伝導材94やヒートシンク98などは、複数出
力、すなわち、複数の水平転送路に対応して複数設ける
ようにしてもよい。
【0058】また、上記の実施の形態では、正方格子型
に配列されたエリアCCD30を用いたが、これに限る
ものではなく、例えば、ハニカム配列(例えば隣り合う
画素が1画素ずつずれた配列)のエリアCCD30を用
いるようにしてもよい。この場合にはピエゾ素子による
エリアCCDの移動方向はハニカム配列に応じて、画素
を補間する方向に移動するようにすれば、上記の実施の
形態と同様に解像度を切り換えることが可能である。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数の出力特性が略同一となる所定の温度となるようにC
CD撮像素子が温度調整されるので、出力を複数化した
CCD撮像素子の温度特性に依存する出力特性の変動を
抑制することができると共に、高画質な画像を得ること
が可能となる、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る写真処理システムの
概略構成を示す図である
【図2】本発明の実施の形態に係る写真処理システムの
外観を示す斜視図である。
【図3】フィルムスキャナの概略構成を示す斜視図であ
る。
【図4】エリアCCDの構成を示す図である。
【図5】エリアCCDの周辺構成を示す図である。
【図6】エリアCCDのその他の周辺構成を示す図であ
る。
【図7】フィルムスキャナの制御系を示すブロック図で
ある。
【図8】本発明の実施の形態に係る写真処理システムの
フィルムスキャナにおける画像読取を説明するためのフ
ローチャートである。
【図9】ピエゾ素子を用いた高解像度化を説明するため
の図である。
【図10】エリアCCDの温調制御を説明するためのフ
ローチャートである。
【図11】エリアCCDの温調制御を示すグラフであ
る。
【符号の説明】
30 エリアCCD 82 CCDセル 86 垂直転送路 88、90 水平転送路 94 熱伝導材 96 ペルチエ素子 98 ヒートシンク 100 サーミスタ 102、104 ピエゾ素子 110 コントローラ 112 マイクロコンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/335 H04N 1/04 102 Fターム(参考) 4M118 AA10 AB01 AB10 BA10 DA14 FA01 FA06 FA44 GC08 HA36 5C024 CX39 CY33 EX01 EX04 EX15 EX26 GY01 GZ42 5C051 AA01 BA03 DA06 DB01 DB04 DB22 DB29 DB31 DC07 DE09 5C062 AA05 AB03 AB17 AB20 AB23 AB33 AC02 AC27 AC58 BA07 5C072 AA01 BA12 BA16 CA05 DA02 EA05 EA08 FA03 FA08 MB01 MB08 QA11 UA06 VA03 WA04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光電変換によって電荷を蓄積する複数の
    受光素子と、該受光素子に対応して設けられ、光受光素
    子に蓄積された電荷を転送する転送路と、該転送路によ
    り転送された電荷を出力する複数の出力手段と、を有す
    るCCD撮像素子と、 前記複数の出力手段の出力特性が略同一となる所定の温
    度となるように前記CCD撮像素子を温度調整する温調
    手段と、 を含むことを特徴とするCCD撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記温調手段は、所定の温度として、常
    温となるように前記CCD撮像素子を温度調整すること
    を特徴とする請求項1に記載のCCD撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記CCD撮像素子に接続された熱伝導
    性の高い部材をさらに含み、前記温調手段が前記部材を
    介して前記CCD撮像素子を温調することを特徴とする
    請求項1又は請求項2に記載のCCD撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記CCD撮像素子を移動するピエゾ素
    子をさらに含むことを特徴とする請求項1乃至請求項3
    の何れか1項に記載のCCD撮像装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006351742A (ja) * 2005-06-15 2006-12-28 Sumitomo Heavy Ind Ltd 露光装置及び画像観測装置
JP2007053730A (ja) * 2005-07-19 2007-03-01 Ricoh Co Ltd 画像読取装置
US7334951B2 (en) 2004-09-27 2008-02-26 Fujifilm Corporation Camera head
JP2008061165A (ja) * 2006-09-04 2008-03-13 Fujifilm Corp 撮像装置および撮像方法
WO2008090790A1 (ja) * 2007-01-26 2008-07-31 Nikon Corporation 冷却型撮像装置

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