JP2003198424A - 直接拡散信号受信装置及び送受信装置 - Google Patents
直接拡散信号受信装置及び送受信装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ダイナミックレンジを向上するためのLNA
の利得切り替えを、その切替え時の直接拡散信号の受信
の遮断なしに、行なうことを可能にする。 【解決手段】 アンテナ10’で受信したDS信号は、
利得可変LNA11から取り込むとともに、減衰・遅延
器25を介しても取り込み、中間周波信号に変換して、
逆拡散器21a,21bや拡散符号生成器22a,22
b、Rake合成器24からなるRake受信部で処理
する。LNA11は信号レベル算出器20からの利得制
御信号により、複数段階に利得が切り替えられるが、こ
の利得切替え時のLNA11での受信DS信号の遮断
を、減衰・遅延器25を介して受信するDS信号で補う
ようにする。また、信号レベル算出器20において、信
号レベルが大きくなっていく場合のLNA11の利得切
替えのための閾値と信号レベルが小さくなっていく場合
の閾値とを異ならせる。
の利得切り替えを、その切替え時の直接拡散信号の受信
の遮断なしに、行なうことを可能にする。 【解決手段】 アンテナ10’で受信したDS信号は、
利得可変LNA11から取り込むとともに、減衰・遅延
器25を介しても取り込み、中間周波信号に変換して、
逆拡散器21a,21bや拡散符号生成器22a,22
b、Rake合成器24からなるRake受信部で処理
する。LNA11は信号レベル算出器20からの利得制
御信号により、複数段階に利得が切り替えられるが、こ
の利得切替え時のLNA11での受信DS信号の遮断
を、減衰・遅延器25を介して受信するDS信号で補う
ようにする。また、信号レベル算出器20において、信
号レベルが大きくなっていく場合のLNA11の利得切
替えのための閾値と信号レベルが小さくなっていく場合
の閾値とを異ならせる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受信装置及び送受
信装置に係り、特に、直接拡散(Direct Sequence)方式
を用いて変調された信号の受信装置及び送受信装置に関
する。
信装置に係り、特に、直接拡散(Direct Sequence)方式
を用いて変調された信号の受信装置及び送受信装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】IMT-2000(International Mobile Teleco
mmunications-2000)と呼ばれる次世代携帯電話システム
において、直接拡散(Direct Sequence)方式(以下、D
S方式という)技術を用いたW-CDMA(Wideband - Code D
ivision Multiple Access)と呼ばれる方式が通信方式の
1つとして採用された。このDS方式は、他の通信への
干渉や他の通信からの干渉が小さく、マルチパスフェー
ジングに強く、秘話性があるため、携帯電話などの移動
体通信に適した方式である。
mmunications-2000)と呼ばれる次世代携帯電話システム
において、直接拡散(Direct Sequence)方式(以下、D
S方式という)技術を用いたW-CDMA(Wideband - Code D
ivision Multiple Access)と呼ばれる方式が通信方式の
1つとして採用された。このDS方式は、他の通信への
干渉や他の通信からの干渉が小さく、マルチパスフェー
ジングに強く、秘話性があるため、携帯電話などの移動
体通信に適した方式である。
【0003】図4はDS方式を用いた従来の送信装置の
一例を示すブロック図であって、1はデジタル変調器、
2は拡散器、3は拡散符号生成器、4はD/A(デジタ
ル/アナログ)変換器、5はミキサ、6は局部発振器、
7はBPF(帯域通過フィルタ)、8はパワー増幅器、
9はBPF、10は送信アンテナである。
一例を示すブロック図であって、1はデジタル変調器、
2は拡散器、3は拡散符号生成器、4はD/A(デジタ
ル/アナログ)変換器、5はミキサ、6は局部発振器、
7はBPF(帯域通過フィルタ)、8はパワー増幅器、
9はBPF、10は送信アンテナである。
【0004】同図において、所定伝送速度(伝送レー
ト)の入力デジタル情報信号はデジタル変調器1に供給
され、デジタル変調される。このデジタル変調方式とし
ては、FSK(Frequency Shift Keying)やPSK(Phase
Shift Keying)などが用いられる。このようにデジタル
変調されたデジタル情報信号(以下、デジタル変調信号
という)は拡散符号生成器3と直接拡散(DS)変調器
を構成する拡散器2に供給されて、拡散符号生成器3か
ら供給される擬似ランダムデータ列の拡散符号と混合
(乗算または排他的論理和)され、スペクトルが拡散さ
れて帯域が広げられた信号が得られる。以下、拡散器2
でのかかる混合をDS変調といい、かかるDS変調によ
って得られる信号をDS信号という。
ト)の入力デジタル情報信号はデジタル変調器1に供給
され、デジタル変調される。このデジタル変調方式とし
ては、FSK(Frequency Shift Keying)やPSK(Phase
Shift Keying)などが用いられる。このようにデジタル
変調されたデジタル情報信号(以下、デジタル変調信号
という)は拡散符号生成器3と直接拡散(DS)変調器
を構成する拡散器2に供給されて、拡散符号生成器3か
ら供給される擬似ランダムデータ列の拡散符号と混合
(乗算または排他的論理和)され、スペクトルが拡散さ
れて帯域が広げられた信号が得られる。以下、拡散器2
でのかかる混合をDS変調といい、かかるDS変調によ
って得られる信号をDS信号という。
【0005】拡散器2から出力されるDS信号は、D/
A変換器4でアナログのDS信号に変換された後、ミキ
サ5に供給され、局部発振器6からの局部発振信号と混
合されて無線周波の送信信号となる。この送信信号は、
BPF7で不要帯域の信号が除去された後、パワー増幅
器8で電力増幅され、BPF9を介して送信アンテナ1
0から送信される。
A変換器4でアナログのDS信号に変換された後、ミキ
サ5に供給され、局部発振器6からの局部発振信号と混
合されて無線周波の送信信号となる。この送信信号は、
BPF7で不要帯域の信号が除去された後、パワー増幅
器8で電力増幅され、BPF9を介して送信アンテナ1
0から送信される。
【0006】なお、拡散符号生成器3で生成される拡散
符号は、デジタル情報信号の伝送速度よりも高速であっ
て、これをデジタル変調信号と混合することにより、こ
のデジタル変調信号のスペクトルが拡散されたDS信号
となる。
符号は、デジタル情報信号の伝送速度よりも高速であっ
て、これをデジタル変調信号と混合することにより、こ
のデジタル変調信号のスペクトルが拡散されたDS信号
となる。
【0007】図5はDS方式を用いた従来の直接拡散受
信装置の一例を示すブロック図であって、10’は受信
アンテナ、11は利得可変LNA(Low Noise Amplifie
r:低雑音増幅器)、12はBPF、13はミキサ、1
4は局部発振器、15はBPF、16は増幅器、17は
ミキサ、18は局部発振器、19はA/D(アナログ/
デジタル)変換器、20は信号レベル算出器、21は逆
拡散器、22は拡散符号生成器、23はデジタル復調器
である。
信装置の一例を示すブロック図であって、10’は受信
アンテナ、11は利得可変LNA(Low Noise Amplifie
r:低雑音増幅器)、12はBPF、13はミキサ、1
4は局部発振器、15はBPF、16は増幅器、17は
ミキサ、18は局部発振器、19はA/D(アナログ/
デジタル)変換器、20は信号レベル算出器、21は逆
拡散器、22は拡散符号生成器、23はデジタル復調器
である。
【0008】同図において、図4に示した送信装置から
の送信信号は受信アンテナ10’で受信され、利得可変
LNA11で増幅された後、BPF12を通してミキサ
13に供給され、局部発振器14からの局部発振信号と
混合されて第1の中間周波信号に変換される。この中間
周波信号はBPF15を通り、増幅器16で増幅された
後、ミキサ17に供給される。ミキサ17では、増幅器
16からの第1の中間周波信号が局部発振器18からの
局部発振信号と混合されて、第2の中間周波信号が得ら
れる。この第2の中間周波信号がDS信号であり、この
DS信号は、A/D変換器19でデジタルのDS信号に
変換された後、逆拡散器21に供給される。ここで、逆
拡散器21と拡散符号生成器22とは、拡散復調器を構
成している。
の送信信号は受信アンテナ10’で受信され、利得可変
LNA11で増幅された後、BPF12を通してミキサ
13に供給され、局部発振器14からの局部発振信号と
混合されて第1の中間周波信号に変換される。この中間
周波信号はBPF15を通り、増幅器16で増幅された
後、ミキサ17に供給される。ミキサ17では、増幅器
16からの第1の中間周波信号が局部発振器18からの
局部発振信号と混合されて、第2の中間周波信号が得ら
れる。この第2の中間周波信号がDS信号であり、この
DS信号は、A/D変換器19でデジタルのDS信号に
変換された後、逆拡散器21に供給される。ここで、逆
拡散器21と拡散符号生成器22とは、拡散復調器を構
成している。
【0009】逆拡散器21には、拡散符号生成器22か
ら拡散符号も供給される。この拡散符号は送信装置(図
4)で用いられる拡散符号と同じものである。この逆拡
散器21では、供給されたDS信号と拡散符号との自己
相関がとられ、これら間の相関がとれたタイミングでこ
れらDS信号と拡散符号とを混合(乗算または排他的論
理和)する。これにより、逆拡散器21からは、図4に
示す送信装置でのデジタル変調器1の出力と同じFS
K,PSKなどでデジタル変調されたデジタル変調信号
が得られる。かかるデジタル変調信号はデジタル復調器
23に供給されて復調され、元のデジタル情報信号が得
られる。
ら拡散符号も供給される。この拡散符号は送信装置(図
4)で用いられる拡散符号と同じものである。この逆拡
散器21では、供給されたDS信号と拡散符号との自己
相関がとられ、これら間の相関がとれたタイミングでこ
れらDS信号と拡散符号とを混合(乗算または排他的論
理和)する。これにより、逆拡散器21からは、図4に
示す送信装置でのデジタル変調器1の出力と同じFS
K,PSKなどでデジタル変調されたデジタル変調信号
が得られる。かかるデジタル変調信号はデジタル復調器
23に供給されて復調され、元のデジタル情報信号が得
られる。
【0010】また、A/D変換器19から出力されるD
S信号は信号レベル算出器20に供給され、そのレベル
が算出されて利得制御信号が生成される。この利得制御
信号により、利得可変LNA11の利得が制御される。
S信号は信号レベル算出器20に供給され、そのレベル
が算出されて利得制御信号が生成される。この利得制御
信号により、利得可変LNA11の利得が制御される。
【0011】ところで、移動体通信などに用いられる受
信装置の受信信号は、送信装置から直接到達する直接波
やビルなどで反射,回析してから遅延して到達する反射
波,回析波(遅延波)の和である。これを、マルチパス
フェージングという。マルチパスフェージングを受けた
受信信号を復調して得られるデジタル情報信号は、送信
するときのデジタル情報信号と異なってしまう。つま
り、受信されたデジタル情報信号では、送信されるデジ
タル情報信号よりも、信号誤り率が増加することにな
る。
信装置の受信信号は、送信装置から直接到達する直接波
やビルなどで反射,回析してから遅延して到達する反射
波,回析波(遅延波)の和である。これを、マルチパス
フェージングという。マルチパスフェージングを受けた
受信信号を復調して得られるデジタル情報信号は、送信
するときのデジタル情報信号と異なってしまう。つま
り、受信されたデジタル情報信号では、送信されるデジ
タル情報信号よりも、信号誤り率が増加することにな
る。
【0012】図6はかかるマルチパスフェージングを受
けたDS信号を受信するRake受信装置の要部(即
ち、拡散復調器の部分)を示すブロック図であって、2
1a,21bは逆拡散器、22a,22bは拡散符号生
成器、24はRake(レイク)合成器である。
けたDS信号を受信するRake受信装置の要部(即
ち、拡散復調器の部分)を示すブロック図であって、2
1a,21bは逆拡散器、22a,22bは拡散符号生
成器、24はRake(レイク)合成器である。
【0013】このRake受信装置の全体構成は図5に
示す構成と同様であるが、図5における逆拡散器21,
拡散符号生成器22およびデジタル復調器23からなる
部分が図6に示す構成をなしているのである。図6にお
ける逆拡散器21a,21bと拡散符号生成器22a,
22bとRake合成器24とで拡散復調器が構成され
ている。また、図6でのデジタル復調器23は図5での
デジタル復調器23に相当するものである。
示す構成と同様であるが、図5における逆拡散器21,
拡散符号生成器22およびデジタル復調器23からなる
部分が図6に示す構成をなしているのである。図6にお
ける逆拡散器21a,21bと拡散符号生成器22a,
22bとRake合成器24とで拡散復調器が構成され
ている。また、図6でのデジタル復調器23は図5での
デジタル復調器23に相当するものである。
【0014】また、図7は図6の各部の信号を、説明し
易いように、摸式的に示したものであって、図6に対応
する部分には同一部号を付けている。
易いように、摸式的に示したものであって、図6に対応
する部分には同一部号を付けている。
【0015】図6において、図5でのA/D変換器19
の出力信号が逆拡散器21a,21bに供給されるので
あるが、この供給される信号は、上記のように、送信装
置からの直接のDS信号(直接波)も含めた複数のパス
を介したDS信号であるが、ここでは、2つのパスを介
したDS信号S1,S2を対象として説明する。なお、当
然のことながら、これらDS信号S1,S2(図7
(a))は同じDS信号の異なるパスを通った信号であ
って、これらパスに応じて時間差が生じている。
の出力信号が逆拡散器21a,21bに供給されるので
あるが、この供給される信号は、上記のように、送信装
置からの直接のDS信号(直接波)も含めた複数のパス
を介したDS信号であるが、ここでは、2つのパスを介
したDS信号S1,S2を対象として説明する。なお、当
然のことながら、これらDS信号S1,S2(図7
(a))は同じDS信号の異なるパスを通った信号であ
って、これらパスに応じて時間差が生じている。
【0016】かかる受信DS信号(S1+S2)(図7
(a))は、逆拡散器21a,21bに供給され、ま
た、拡散符号生成器22a,22bは夫々、図4に示す
送信装置の拡散符号生成器3が生成する拡散符号と同じ
拡散符号を生成し、拡散符号生成器22aは逆拡散器2
1aに、拡散符号生成器22bは逆拡散器21bに夫々
この拡散符号を供給する。
(a))は、逆拡散器21a,21bに供給され、ま
た、拡散符号生成器22a,22bは夫々、図4に示す
送信装置の拡散符号生成器3が生成する拡散符号と同じ
拡散符号を生成し、拡散符号生成器22aは逆拡散器2
1aに、拡散符号生成器22bは逆拡散器21bに夫々
この拡散符号を供給する。
【0017】逆拡散器21aでは、受信DS信号(S1
+S2)のうちのDS信号S1と拡散符号生成器22aか
らの拡散符号との自己相関がとられ、この相関がとれた
タイミングで受信DS信号(S1+S2)とこの拡散符号
とが混合(乗算または排他的論理和)されることによ
り、受信DS信号S1のDS変調前のデジタル変調信号
D1が得られる(図7(b))。同様にして、逆拡散器2
1bでは、受信DS信号(S1+S2)のうちのDS信号
S2と拡散符号生成器22bからの拡散符号との自己相
関がとられ、この相関がとれたタイミングで受信DS信
号(S1+S2)とこの拡散符号とが混合(乗算または排
他的論理和)されることにより、受信DS信号S2のDS
変調前のデジタル変調信号D2が得られる(図7
(b))。これらデジタル変調信号D1,D2はRake
合成器24に供給され、位相調整されて合成される。R
ake合成器24から出力される合成信号Dは、デジタ
ル復調器23に供給されて復調され、元のデジタル情報
信号が得られる。
+S2)のうちのDS信号S1と拡散符号生成器22aか
らの拡散符号との自己相関がとられ、この相関がとれた
タイミングで受信DS信号(S1+S2)とこの拡散符号
とが混合(乗算または排他的論理和)されることによ
り、受信DS信号S1のDS変調前のデジタル変調信号
D1が得られる(図7(b))。同様にして、逆拡散器2
1bでは、受信DS信号(S1+S2)のうちのDS信号
S2と拡散符号生成器22bからの拡散符号との自己相
関がとられ、この相関がとれたタイミングで受信DS信
号(S1+S2)とこの拡散符号とが混合(乗算または排
他的論理和)されることにより、受信DS信号S2のDS
変調前のデジタル変調信号D2が得られる(図7
(b))。これらデジタル変調信号D1,D2はRake
合成器24に供給され、位相調整されて合成される。R
ake合成器24から出力される合成信号Dは、デジタ
ル復調器23に供給されて復調され、元のデジタル情報
信号が得られる。
【0018】このようにして、Rake受信装置は、直
接波ばかりでなく、反射や回折が生ずるパスを通した信
号(遅延波)も復調し、これらを混合して用いるため、
信号誤り率を減少させる効果がある。なお、図6では、
2つのパスを通った信号のみ処理するRake受信装置
を示したが、逆拡散器と拡散符号生成器との使用個数を
増加させることにより、より多数の遅延波を用いること
ができ、信号誤り率をより減少させることができる。
接波ばかりでなく、反射や回折が生ずるパスを通した信
号(遅延波)も復調し、これらを混合して用いるため、
信号誤り率を減少させる効果がある。なお、図6では、
2つのパスを通った信号のみ処理するRake受信装置
を示したが、逆拡散器と拡散符号生成器との使用個数を
増加させることにより、より多数の遅延波を用いること
ができ、信号誤り率をより減少させることができる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】図5や図6に示す構成
を有する受信装置は、DS信号を受信するためのチュー
ナ回路を有する。このチューナ回路では、受信できる信
号レベル範囲を大きくするため、そこに設けられている
LNAを利得可変とし、その利得をスイッチで切り替え
ることができるようにしているこれを図5に示す受信装
置でもって説明すると、受信系Rでの利得可変LNA1
1からミキサ17までの回路系列がチューナ回路を形成
しており、信号レベル算出器20がA/D変換器19か
ら出力されるDS信号のレベルを算出し、その算出した
レベルに応じて利得制御信号を生成し、この利得制御信
号でもって利得可変LNA11の利得を制御するように
している。
を有する受信装置は、DS信号を受信するためのチュー
ナ回路を有する。このチューナ回路では、受信できる信
号レベル範囲を大きくするため、そこに設けられている
LNAを利得可変とし、その利得をスイッチで切り替え
ることができるようにしているこれを図5に示す受信装
置でもって説明すると、受信系Rでの利得可変LNA1
1からミキサ17までの回路系列がチューナ回路を形成
しており、信号レベル算出器20がA/D変換器19か
ら出力されるDS信号のレベルを算出し、その算出した
レベルに応じて利得制御信号を生成し、この利得制御信
号でもって利得可変LNA11の利得を制御するように
している。
【0020】ここで、LNAの利得は連続的に変化させ
ることができず、固定利得のLNAをスイッチ手段で選
択するなどの構成がなされ、このため、スイッチ手段の
動作に応じてその利得が数段階に不連続に切り替えられ
るものとなっている。
ることができず、固定利得のLNAをスイッチ手段で選
択するなどの構成がなされ、このため、スイッチ手段の
動作に応じてその利得が数段階に不連続に切り替えられ
るものとなっている。
【0021】このため、可変利得LNA11の利得を切
り替えるときには、その切替えの瞬間DS信号が瞬断さ
れることになる。そこで、図6に示すようなRake受
信装置の構成を持つものは、DS信号の直接波も遅延波
も存在しない期間が生じ、その期間逆拡散器21a,2
1bに誤動作が生じる。
り替えるときには、その切替えの瞬間DS信号が瞬断さ
れることになる。そこで、図6に示すようなRake受
信装置の構成を持つものは、DS信号の直接波も遅延波
も存在しない期間が生じ、その期間逆拡散器21a,2
1bに誤動作が生じる。
【0022】時分割多重方式でデータを受信するような
受信装置では、所望のデータを受信していない期間に可
変LNAの利得を切り替えるようにすればよいが、例え
ば、携帯電話機などの携帯端末のように、所望のデータ
を途切れることがなく連続的に受信する移動端末の受信
装置では、受信装置が移動するなどして受信信号のレベ
ルが変動すると、これに対して利得可変LNAの利得を
切り替えることが必要である。しかし、このような切替
えを行なうと、必然的にDS信号の受信中に利得可変L
NAの利得が切り替えられることになり、受信信号の途
切れなしに利得可変LNAの利得を切り替えることはで
きない。
受信装置では、所望のデータを受信していない期間に可
変LNAの利得を切り替えるようにすればよいが、例え
ば、携帯電話機などの携帯端末のように、所望のデータ
を途切れることがなく連続的に受信する移動端末の受信
装置では、受信装置が移動するなどして受信信号のレベ
ルが変動すると、これに対して利得可変LNAの利得を
切り替えることが必要である。しかし、このような切替
えを行なうと、必然的にDS信号の受信中に利得可変L
NAの利得が切り替えられることになり、受信信号の途
切れなしに利得可変LNAの利得を切り替えることはで
きない。
【0023】本発明の目的は、かかる問題を解消し、受
信中に利得可変LNAの利得を切り替えても、受信信号
の途切れが生じないようにした直接拡散信号受信装置及
び送受信装置を提供することにある。
信中に利得可変LNAの利得を切り替えても、受信信号
の途切れが生じないようにした直接拡散信号受信装置及
び送受信装置を提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による直接拡散信号受信装置は、受信した無
線周波の直接拡散信号を増幅する利得可変の低雑音増幅
器と、この低雑音増幅器から出力される無線周波の直接
拡散信号を中間周波の直接拡散信号に変換する周波数変
換手段と、この周波数変換手段からの直接拡散信号をデ
ジタル信号に変換するアナログ/デジタル変換器と、こ
のアナログ/デジタル変換器の出力信号の信号レベルを
算出し、その算出結果に応じて低雑音増幅器の利得を切
り替える信号レベル算出器と、アナログ/デジタル変換
器から出力されるデジタル直接拡散信号をデジタル変調
信号に復調する拡散復調手段と、この拡散復調手段で復
調されたデジタル変調信号をデジタル情報信号に復調す
るデジタル復調器と、アンテナを介して受信した無線周
波の該直接拡散信号を減衰,遅延する減衰・遅延器とを
備え、この減衰・遅延器から出力される無線周波の直接
拡散信号を周波数変換手段に供給するものである。
に、本発明による直接拡散信号受信装置は、受信した無
線周波の直接拡散信号を増幅する利得可変の低雑音増幅
器と、この低雑音増幅器から出力される無線周波の直接
拡散信号を中間周波の直接拡散信号に変換する周波数変
換手段と、この周波数変換手段からの直接拡散信号をデ
ジタル信号に変換するアナログ/デジタル変換器と、こ
のアナログ/デジタル変換器の出力信号の信号レベルを
算出し、その算出結果に応じて低雑音増幅器の利得を切
り替える信号レベル算出器と、アナログ/デジタル変換
器から出力されるデジタル直接拡散信号をデジタル変調
信号に復調する拡散復調手段と、この拡散復調手段で復
調されたデジタル変調信号をデジタル情報信号に復調す
るデジタル復調器と、アンテナを介して受信した無線周
波の該直接拡散信号を減衰,遅延する減衰・遅延器とを
備え、この減衰・遅延器から出力される無線周波の直接
拡散信号を周波数変換手段に供給するものである。
【0025】そして、周波数変換手段は、低雑音増幅器
から出力される無線周波の直接拡散信号と減衰・遅延器
から出力される無線周波の直接拡散信号とが供給されて
合成し、少ない損失で通過させる第1の帯域通過フィル
タと、この第1の帯域通過フィルタから出力される無線
周波の直接拡散信号を第1の中間周波の直接拡散信号に
変換する第1のミキサと、この第1のミキサから出力さ
れる第1の中間周波の直接拡散信号を少ない損失で通過
させる第2の帯域通過フィルタと、この第2の帯域通過
フィルタから出力される第1の中間周波の直接拡散信号
を第2の中間周波の直接拡散信号に変換し、上記のアナ
ログ/デジタル変換器に供給する第2のミキサとを有
し、第1の帯域通過フィルタは、受信希望の無線周波の
直接拡散信号以外の周波数帯の信号を減衰し、第2の帯
域通過フィルタは、受信希望の第1の中間周波の直接拡
散信号以外の周波数帯の信号を減衰するものである。
から出力される無線周波の直接拡散信号と減衰・遅延器
から出力される無線周波の直接拡散信号とが供給されて
合成し、少ない損失で通過させる第1の帯域通過フィル
タと、この第1の帯域通過フィルタから出力される無線
周波の直接拡散信号を第1の中間周波の直接拡散信号に
変換する第1のミキサと、この第1のミキサから出力さ
れる第1の中間周波の直接拡散信号を少ない損失で通過
させる第2の帯域通過フィルタと、この第2の帯域通過
フィルタから出力される第1の中間周波の直接拡散信号
を第2の中間周波の直接拡散信号に変換し、上記のアナ
ログ/デジタル変換器に供給する第2のミキサとを有
し、第1の帯域通過フィルタは、受信希望の無線周波の
直接拡散信号以外の周波数帯の信号を減衰し、第2の帯
域通過フィルタは、受信希望の第1の中間周波の直接拡
散信号以外の周波数帯の信号を減衰するものである。
【0026】また、アナログ/デジタル変換器から出力
されるデジタル直接拡散信号は、異なるパスを介してア
ンテナで受信された複数の無線周波の直接拡散信号が合
成されて周波数変換手段で処理されたものであって、拡
散復調手段は、アナログ/デジタル変換器から出力され
るデジタル直接拡散信号が供給されるN個(但し、Nは
2以上の整数)の逆拡散器と、逆拡散器毎に設けられ、
無線周波の直接拡散信号を送信した送信装置で用いられ
る拡散符号を生成し、該当する逆拡散器に供給するN個
の拡散符号生成器と、N個の逆拡散器の出力を合成する
Rake合成器とからなり、N個の逆拡散器からは、互
いに異なるパスを介したデジタル直接拡散信号を拡散復
調するものである。
されるデジタル直接拡散信号は、異なるパスを介してア
ンテナで受信された複数の無線周波の直接拡散信号が合
成されて周波数変換手段で処理されたものであって、拡
散復調手段は、アナログ/デジタル変換器から出力され
るデジタル直接拡散信号が供給されるN個(但し、Nは
2以上の整数)の逆拡散器と、逆拡散器毎に設けられ、
無線周波の直接拡散信号を送信した送信装置で用いられ
る拡散符号を生成し、該当する逆拡散器に供給するN個
の拡散符号生成器と、N個の逆拡散器の出力を合成する
Rake合成器とからなり、N個の逆拡散器からは、互
いに異なるパスを介したデジタル直接拡散信号を拡散復
調するものである。
【0027】また、上記の信号レベル算出器は、アナロ
グ/デジタル変換器の出力信号の信号レベルが増大して
いくときに低雑音増幅器の利得を一方の利得から他方の
利得に切り替えレベルを決める閾値と、アナログ/デジ
タル変換器の出力信号の信号レベルが低減していくとき
に低雑音増幅器の利得を該他方の利得から該一方の利得
に戻すレベルを決める閾値とを異ならせたものである。
グ/デジタル変換器の出力信号の信号レベルが増大して
いくときに低雑音増幅器の利得を一方の利得から他方の
利得に切り替えレベルを決める閾値と、アナログ/デジ
タル変換器の出力信号の信号レベルが低減していくとき
に低雑音増幅器の利得を該他方の利得から該一方の利得
に戻すレベルを決める閾値とを異ならせたものである。
【0028】上記目的を達成するために、本発明による
直接拡散信号送受信装置は、受信系として、上記の直接
拡散信号受信装置を用い、受信系と送信系とで共通のア
ンテナを用い、送信系は、拡散器とこの拡散器に拡散符
号を供給する拡散符号生成器とを有する構成とするもの
である。
直接拡散信号送受信装置は、受信系として、上記の直接
拡散信号受信装置を用い、受信系と送信系とで共通のア
ンテナを用い、送信系は、拡散器とこの拡散器に拡散符
号を供給する拡散符号生成器とを有する構成とするもの
である。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて説明する。図1は本発明による直接拡散信号受信
装置の一実施形態を示すブロック図であって、10’は
受信アンテナ、11は利得可変LNA、12はBPF、
13はミキサ、14は局部発振器、15はBPF、16
は増幅器、17はミキサ、18は局部発振器、19はA
/D変換器、20は信号レベル算出器、21a,21b
は逆拡散器、22a,22bは拡散符号生成器、23は
デジタル復調器、24はRake合成器、25は減衰・
遅延器であり、図5,図6に対応する部分には同一符号
を付けているものである。
用いて説明する。図1は本発明による直接拡散信号受信
装置の一実施形態を示すブロック図であって、10’は
受信アンテナ、11は利得可変LNA、12はBPF、
13はミキサ、14は局部発振器、15はBPF、16
は増幅器、17はミキサ、18は局部発振器、19はA
/D変換器、20は信号レベル算出器、21a,21b
は逆拡散器、22a,22bは拡散符号生成器、23は
デジタル復調器、24はRake合成器、25は減衰・
遅延器であり、図5,図6に対応する部分には同一符号
を付けているものである。
【0030】この実施形態は、LNA利得切替機能付き
のRake受信装置を構成するものである。また、説明
の都合上、この実施形態は、図4に示す送信装置からの
送信信号を受信するものとする。
のRake受信装置を構成するものである。また、説明
の都合上、この実施形態は、図4に示す送信装置からの
送信信号を受信するものとする。
【0031】同図において、上記送信装置からの無線周
波の送信信号が受信アンテナ10’で受信される。この
受信信号は、利得可変LNA11と減衰・遅延器25と
に供給される。利得可変LNA11は、この受信信号を
増幅するとともに、受信装置でこの受信信号に付加され
る雑音を減少する効果がある。これを、受信装置の雑音
指数を低下させるといい、レベルの低い信号を受信する
受信装置では、この実施形態のように、初段がLNAで
構成されるのが一般的である。
波の送信信号が受信アンテナ10’で受信される。この
受信信号は、利得可変LNA11と減衰・遅延器25と
に供給される。利得可変LNA11は、この受信信号を
増幅するとともに、受信装置でこの受信信号に付加され
る雑音を減少する効果がある。これを、受信装置の雑音
指数を低下させるといい、レベルの低い信号を受信する
受信装置では、この実施形態のように、初段がLNAで
構成されるのが一般的である。
【0032】利得可変LNA11は利得を複数段階に切
替え可能に構成されており、図5で説明したように、こ
の受信信号のレベルが信号レベル算出器20で算出さ
れ、その算出結果に応じた利得制御信号が生成されて、
この利得制御信号によって利得可変LNA11の利得が
切り替えられる。
替え可能に構成されており、図5で説明したように、こ
の受信信号のレベルが信号レベル算出器20で算出さ
れ、その算出結果に応じた利得制御信号が生成されて、
この利得制御信号によって利得可変LNA11の利得が
切り替えられる。
【0033】一方、減衰・遅延器25は、アンテナ1
0’からの受信信号を減衰し、遅延させて出力する。な
お、この減衰・遅延器25は、ここで電力の消費が生じ
ないようにするために、受動素子によって構成されてい
る。
0’からの受信信号を減衰し、遅延させて出力する。な
お、この減衰・遅延器25は、ここで電力の消費が生じ
ないようにするために、受動素子によって構成されてい
る。
【0034】利得可変LNA11の出力信号と減衰・遅
延器25の出力信号とはBPF12に供給される。この
BPF12は、これら受信信号を少ない損失で通過させ
るとともに、後述するイメージ周波数帯の信号を所望の
レベルまで減衰させるものである。
延器25の出力信号とはBPF12に供給される。この
BPF12は、これら受信信号を少ない損失で通過させ
るとともに、後述するイメージ周波数帯の信号を所望の
レベルまで減衰させるものである。
【0035】BPF12の出力信号RFはミキサ13に
供給され、局部発振器14からの局部発振信号LO1と
混合されて第1の中間周波信号IF1に周波数変換され
る。
供給され、局部発振器14からの局部発振信号LO1と
混合されて第1の中間周波信号IF1に周波数変換され
る。
【0036】いま、BPF12の出力信号RFの周波数
をfRF、局部発振信号LO1の周波数をfLO1とすると、
この第1の中間周波信号IF1の周波数fIF1は、 fIF1=fLO1−fRF ……(1) (但し、fLO1>fRFとする) となる。
をfRF、局部発振信号LO1の周波数をfLO1とすると、
この第1の中間周波信号IF1の周波数fIF1は、 fIF1=fLO1−fRF ……(1) (但し、fLO1>fRFとする) となる。
【0037】ところで、携帯電話機などの移動する携帯
端末の受信装置では、希望する周波数fRFの無線周波信
号(以下、受信希望信号という)以外の無線周波信号も
受信するが、その中で上記の局部発振信号LO1の周波
数fIF1に関してこの受信希望周波数fRFとは対称な周
波数(fLO1+(fLO1−fRF)=2fLO1−fRF))の
信号(これを、受信を希望する無線周波信号に対するイ
メージ周波数帯の信号という)も受信アンテナ10’か
ら受信される。このようなイメージ周波数帯の信号がミ
キサ13に供給されて、局部発振信号LO1により、中
間周波信号に変換されると、この中間周波信号の周波数
fIM1は、 fIM1=(2fLO1−fRF)−fLO1=fLO1−fRF となり、受信希望信号の第1の中間周波信号IF1の上
記式(1)で示す周波数fIF1と等しくなる。
端末の受信装置では、希望する周波数fRFの無線周波信
号(以下、受信希望信号という)以外の無線周波信号も
受信するが、その中で上記の局部発振信号LO1の周波
数fIF1に関してこの受信希望周波数fRFとは対称な周
波数(fLO1+(fLO1−fRF)=2fLO1−fRF))の
信号(これを、受信を希望する無線周波信号に対するイ
メージ周波数帯の信号という)も受信アンテナ10’か
ら受信される。このようなイメージ周波数帯の信号がミ
キサ13に供給されて、局部発振信号LO1により、中
間周波信号に変換されると、この中間周波信号の周波数
fIM1は、 fIM1=(2fLO1−fRF)−fLO1=fLO1−fRF となり、受信希望信号の第1の中間周波信号IF1の上
記式(1)で示す周波数fIF1と等しくなる。
【0038】なお、ここでは、fLO1>fRFとしたが、
fLO1<fRFであってもよく、その場合も同様である。
fLO1<fRFであってもよく、その場合も同様である。
【0039】このように、受信希望信号とそのイメージ
周波数帯の信号とが受信されてミキサ13に供給される
と、これらが同じ周波数の中間周波信号に変換されて混
ざり合い、受信信号を劣化させることになる。BPF1
2は、このように受信希望信号に混ざり合う前のイメー
ジ周波数帯の信号を所望のレベルまで減衰させ、また、
受信希望信号以外の周波数帯の信号も、所望のレベルま
で減衰させる。
周波数帯の信号とが受信されてミキサ13に供給される
と、これらが同じ周波数の中間周波信号に変換されて混
ざり合い、受信信号を劣化させることになる。BPF1
2は、このように受信希望信号に混ざり合う前のイメー
ジ周波数帯の信号を所望のレベルまで減衰させ、また、
受信希望信号以外の周波数帯の信号も、所望のレベルま
で減衰させる。
【0040】ミキサ13から出力される第1の中間周波
信号IF1は、次のBPF15を通り、増幅器16で増
幅された後、ミキサ17に供給されて局部発振器18か
ら出力される局部発振信号LO2と混合され、第2の中
間周波信号IF2に周波数変換される。
信号IF1は、次のBPF15を通り、増幅器16で増
幅された後、ミキサ17に供給されて局部発振器18か
ら出力される局部発振信号LO2と混合され、第2の中
間周波信号IF2に周波数変換される。
【0041】ここで、ミキサ17に供給される受信希望
信号の第1の中間周波信号IF1の周波数fIF1は、上記
式(1)に示すものである。また、局部発振18から出
力される局部発振信号LO2の周波数をfLO2とすると、
ミキサ17から得られる第2の中間周波信号IF2の周
波数fIF2は、 fIF2=fLO2−fIF1 ……(2) (但し、fLO2>fIF1) である。また、この局部発振信号LO2の周波数fLO2に
関して第1の中間周波信号IF1のイメージ周波数帯の
信号の周波数fIM2は、 fIM2=fLO2+(fLO2−fIF1)=2fLO2−fIF1 となる。かかるイメージ周波数帯の信号も、ミキサ17
に同時に供給されると、局部発振信号LO2により、周
波数fIM2が fIM2=(2fLO2−fIF1)−fLO2=fLO2−fIF1 の中間周波信号となるが、この周波数fIM2は上記式
(2)で示す受信希望信号の第2の中間周波信号IF2
の周波数と等しくなる。
信号の第1の中間周波信号IF1の周波数fIF1は、上記
式(1)に示すものである。また、局部発振18から出
力される局部発振信号LO2の周波数をfLO2とすると、
ミキサ17から得られる第2の中間周波信号IF2の周
波数fIF2は、 fIF2=fLO2−fIF1 ……(2) (但し、fLO2>fIF1) である。また、この局部発振信号LO2の周波数fLO2に
関して第1の中間周波信号IF1のイメージ周波数帯の
信号の周波数fIM2は、 fIM2=fLO2+(fLO2−fIF1)=2fLO2−fIF1 となる。かかるイメージ周波数帯の信号も、ミキサ17
に同時に供給されると、局部発振信号LO2により、周
波数fIM2が fIM2=(2fLO2−fIF1)−fLO2=fLO2−fIF1 の中間周波信号となるが、この周波数fIM2は上記式
(2)で示す受信希望信号の第2の中間周波信号IF2
の周波数と等しくなる。
【0042】このように、受信希望信号の第1の中間周
波信号IF1をミキサ17で第2の中間周波信号に変換
する場合においても、そのイメージ周波数帯の信号もミ
キサ17に供給されることにより、これらが同じ周波数
の中間周波信号に変換されて混ざり合い、受信信号を劣
化させることになる。BPF15は、受信希望信号の第
1の中間周波信号IF1を少ない損失で通過させるとと
もに、このように受信希望信号の第2の中間周波信号I
F2に混ざり合う前の第1の中間周波信号IF1のイメー
ジ周波数帯の信号を所望のレベルまで減衰させ、また、
BPF12と同様、受信希望信号以外の周波数帯の信号
も、所望のレベルまで減衰させる。
波信号IF1をミキサ17で第2の中間周波信号に変換
する場合においても、そのイメージ周波数帯の信号もミ
キサ17に供給されることにより、これらが同じ周波数
の中間周波信号に変換されて混ざり合い、受信信号を劣
化させることになる。BPF15は、受信希望信号の第
1の中間周波信号IF1を少ない損失で通過させるとと
もに、このように受信希望信号の第2の中間周波信号I
F2に混ざり合う前の第1の中間周波信号IF1のイメー
ジ周波数帯の信号を所望のレベルまで減衰させ、また、
BPF12と同様、受信希望信号以外の周波数帯の信号
も、所望のレベルまで減衰させる。
【0043】なお、ここでは、fLO2>fIF1としたが、
fLO2<fIF1であってもよく、その場合も同様である。
fLO2<fIF1であってもよく、その場合も同様である。
【0044】ミキサ17から出力される第2の中間周波
信号IF2はDS信号であり、A/D変換器19でデジ
タル信号に変換されて逆拡散器21a,21bに供給さ
れ、図6及び図7で説明したようにして、逆拡散器21
aでは、拡散符号生成器22aから出力される送信装置
での拡散符号生成器3(図4)と同じ拡散符号と相関が
とられて混合(乗算または排他的論理和)され、また、逆
拡散器21bでは、拡散符号生成器22bから出力され
る送信装置での拡散符号生成器3(図4)と同じ拡散符
号と相関がとられて混合(乗算または排他的論理和)さ
れ、夫々FSK,PSKなどのデジタル変調されたデジ
タル変調信号となる。
信号IF2はDS信号であり、A/D変換器19でデジ
タル信号に変換されて逆拡散器21a,21bに供給さ
れ、図6及び図7で説明したようにして、逆拡散器21
aでは、拡散符号生成器22aから出力される送信装置
での拡散符号生成器3(図4)と同じ拡散符号と相関が
とられて混合(乗算または排他的論理和)され、また、逆
拡散器21bでは、拡散符号生成器22bから出力され
る送信装置での拡散符号生成器3(図4)と同じ拡散符
号と相関がとられて混合(乗算または排他的論理和)さ
れ、夫々FSK,PSKなどのデジタル変調されたデジ
タル変調信号となる。
【0045】逆拡散器21aの出力信号は、例えば、直
接波のデジタル変調信号であって、逆拡散器21bの出
力信号は、例えば、反射や回折を伴うパスを通った遅延
波のデジタル変調信号であり、これらはRake合成器
24で位相が合わされ、かつ所定の重み付けがなされて
合成される。Rake合成器24の出力信号は、デジタ
ル復調器23で元のデジタル情報信号に復調される。
接波のデジタル変調信号であって、逆拡散器21bの出
力信号は、例えば、反射や回折を伴うパスを通った遅延
波のデジタル変調信号であり、これらはRake合成器
24で位相が合わされ、かつ所定の重み付けがなされて
合成される。Rake合成器24の出力信号は、デジタ
ル復調器23で元のデジタル情報信号に復調される。
【0046】このように、Rake受信装置の構成をな
していることにより、直接波と遅延波との双方を復調し
て用いることができ、信号誤り率を減少させる効果があ
る。なお、この実施形態では、直接波と遅延波の2波の
み処理するRake受信装置の構成としたが、逆拡散器
と拡散符号生成器との組をより多く用いることにより、
より多数の遅延波にも対応でき、信号誤り率をさらに減
少させることが可能となる。
していることにより、直接波と遅延波との双方を復調し
て用いることができ、信号誤り率を減少させる効果があ
る。なお、この実施形態では、直接波と遅延波の2波の
み処理するRake受信装置の構成としたが、逆拡散器
と拡散符号生成器との組をより多く用いることにより、
より多数の遅延波にも対応でき、信号誤り率をさらに減
少させることが可能となる。
【0047】また、A/D変換器19から出力されるD
S信号は、信号レベルを算出器20にも供給され、この
DS信号の信号レベルが算出されて算出結果に応じた利
得制御信号が生成される。この利得制御信号により、利
得可変LNA11の利得が切り替えられ、受信信号が所
望の一定レベルの信号となる。
S信号は、信号レベルを算出器20にも供給され、この
DS信号の信号レベルが算出されて算出結果に応じた利
得制御信号が生成される。この利得制御信号により、利
得可変LNA11の利得が切り替えられ、受信信号が所
望の一定レベルの信号となる。
【0048】具体的には、A/D変換器19の入力信号
レベルが小さいときには、利得可変LNA11の利得を
最大利得である第1の利得にして雑音指数を低下させ、
A/D変換器19の入力信号レベルがこの小さなレベル
から増加して或る閾値Aに達すると、利得可変LNA1
1の利得を第1の利得からこれよりも小さい第2の利得
に切り替える。また、A/D変換器19の入力信号レベ
ルがこの閾値A以上のレベルから減少する場合(このと
き、利得可変LNA11の利得は第2の利得である)、
このレベルが閾値Aに達しても利得可変のLNA11の
利得は切り替わらず、この閾値よりも小さい閾値B(A
>B)に達したときに、利得可変LNA11の利得が第
2の利得から再び第1の利得である最大利得に切り替わ
り、雑音指数を低下させる。
レベルが小さいときには、利得可変LNA11の利得を
最大利得である第1の利得にして雑音指数を低下させ、
A/D変換器19の入力信号レベルがこの小さなレベル
から増加して或る閾値Aに達すると、利得可変LNA1
1の利得を第1の利得からこれよりも小さい第2の利得
に切り替える。また、A/D変換器19の入力信号レベ
ルがこの閾値A以上のレベルから減少する場合(このと
き、利得可変LNA11の利得は第2の利得である)、
このレベルが閾値Aに達しても利得可変のLNA11の
利得は切り替わらず、この閾値よりも小さい閾値B(A
>B)に達したときに、利得可変LNA11の利得が第
2の利得から再び第1の利得である最大利得に切り替わ
り、雑音指数を低下させる。
【0049】これにより、利得可変LNA11の出力側
の回路ブロックで過大なレベルの信号が供給されること
がなくなるので、受信装置のダイナミックレンジが向上
する。また、利得可変LNA11の利得を切り替える閾
値を、第1の利得から第2の利得へ切り替えるときと、
逆に、第2の利得から第1の利得へ切り替えるときとで
異なる値に設定することにより、A/D変換器19の入
力信号レベルが閾値付近で変動しても、利得可変LNA
11がそれに応じて頻繁に切り替わる、という現象を防
止することができる。
の回路ブロックで過大なレベルの信号が供給されること
がなくなるので、受信装置のダイナミックレンジが向上
する。また、利得可変LNA11の利得を切り替える閾
値を、第1の利得から第2の利得へ切り替えるときと、
逆に、第2の利得から第1の利得へ切り替えるときとで
異なる値に設定することにより、A/D変換器19の入
力信号レベルが閾値付近で変動しても、利得可変LNA
11がそれに応じて頻繁に切り替わる、という現象を防
止することができる。
【0050】なお、ここでは、利得可変LNA11に設
定される利得を第1の利得と第2の利得の2つの利得と
しているが、3以上の利得を切り替えて使用できるよう
にすることもでき、この切替え毎に上記のような閾値が
あることはいうまでもない。
定される利得を第1の利得と第2の利得の2つの利得と
しているが、3以上の利得を切り替えて使用できるよう
にすることもでき、この切替え毎に上記のような閾値が
あることはいうまでもない。
【0051】利得可変LNA11の利得が切り替わる瞬
間では、この利得可変LNA11でDS信号が瞬断され
る。従来のRake受信装置では、この瞬間直接波も遅
延波も入力されないが、この実施形態では、利得可変L
NA11で瞬断されたDS信号が減衰・遅延器25を介
して入力されることになる。A/D変換器19の出力側
の逆拡散器21a,21bや拡散符号生成器22a,2
2b、Rake合成器24からなるRake受信ブロッ
クには、利得可変LNA11でDS信号の瞬断が生じて
も、減衰・遅延器25からDS信号が補足し続けること
になり、誤り率が低下することを防止する。
間では、この利得可変LNA11でDS信号が瞬断され
る。従来のRake受信装置では、この瞬間直接波も遅
延波も入力されないが、この実施形態では、利得可変L
NA11で瞬断されたDS信号が減衰・遅延器25を介
して入力されることになる。A/D変換器19の出力側
の逆拡散器21a,21bや拡散符号生成器22a,2
2b、Rake合成器24からなるRake受信ブロッ
クには、利得可変LNA11でDS信号の瞬断が生じて
も、減衰・遅延器25からDS信号が補足し続けること
になり、誤り率が低下することを防止する。
【0052】これを図2で説明すると、図2(a)〜
(c)は利得可変LNA11の利得が切り替えられない
ときの動作を示すものであって、S1,S2は夫々利得可
変LNA11を通った直接波と遅延波を示し、S1’,
S2’は夫々減衰・遅延器25を通った直接波と遅延波
を示す。この場合には、利得可変LNA11を通った直
接波S1と遅延波S2(図2(a))とが減衰・遅延器2
5を通った直接波S1’と遅延波S2’(図2(b))と
がBPF12で合成され、これらの合成信号(図2
(c))がミキサ13から順に処理され、図1に示すR
ake受信ブロックの場合、直接波S1のDS信号が逆
拡散器21aで、直接波S1’のDS信号が逆拡散器2
1bで夫々処理されることになる。
(c)は利得可変LNA11の利得が切り替えられない
ときの動作を示すものであって、S1,S2は夫々利得可
変LNA11を通った直接波と遅延波を示し、S1’,
S2’は夫々減衰・遅延器25を通った直接波と遅延波
を示す。この場合には、利得可変LNA11を通った直
接波S1と遅延波S2(図2(a))とが減衰・遅延器2
5を通った直接波S1’と遅延波S2’(図2(b))と
がBPF12で合成され、これらの合成信号(図2
(c))がミキサ13から順に処理され、図1に示すR
ake受信ブロックの場合、直接波S1のDS信号が逆
拡散器21aで、直接波S1’のDS信号が逆拡散器2
1bで夫々処理されることになる。
【0053】また、利得可変LNA11で利得の切替え
があった場合には、この切替えの瞬間直接波S1と遅延
波S2が遮断され、図2(c)に示すように、減衰・遅
延器25を通った直接波S1’と遅延波S2’がミキサ1
3から処理されていく。この場合には、直接波S1’の
DS信号が逆拡散器21aで、遅延波S2’のDS信号
が逆拡散器21bで夫々処理されることになる。
があった場合には、この切替えの瞬間直接波S1と遅延
波S2が遮断され、図2(c)に示すように、減衰・遅
延器25を通った直接波S1’と遅延波S2’がミキサ1
3から処理されていく。この場合には、直接波S1’の
DS信号が逆拡散器21aで、遅延波S2’のDS信号
が逆拡散器21bで夫々処理されることになる。
【0054】なお、減衰・遅延器25の利得減衰量は、
A/D変換器19の入力信号レベルが上記の閾値Bであ
るとき、この減衰・遅延器25を通る受信信号の信号対
雑音比が所望の誤り率を満たすレベルに設定される。
A/D変換器19の入力信号レベルが上記の閾値Bであ
るとき、この減衰・遅延器25を通る受信信号の信号対
雑音比が所望の誤り率を満たすレベルに設定される。
【0055】図3は上記の実施形態を用いた携帯電話機
などの携帯端末の一具体例を示すブロック図であって、
10”は送受信用アンテナ、26はBPF、27は送受
共用器、28はデジタル信号処理回路、29はD/A変
換器、30はスピーカ、31はマイクロホン、32はA
/D変換器、33はキーボード、34はディスプレイで
あり、図4及び図1に対応する部分には同一符号を付け
たものである。
などの携帯端末の一具体例を示すブロック図であって、
10”は送受信用アンテナ、26はBPF、27は送受
共用器、28はデジタル信号処理回路、29はD/A変
換器、30はスピーカ、31はマイクロホン、32はA
/D変換器、33はキーボード、34はディスプレイで
あり、図4及び図1に対応する部分には同一符号を付け
たものである。
【0056】この具体例は、送信系Tに図4に示す送信
操作の構成を用い、受信系Rに図1に示した実施形態を
用い、アンテナを送受兼用として送受共用器27を設け
たものである。
操作の構成を用い、受信系Rに図1に示した実施形態を
用い、アンテナを送受兼用として送受共用器27を設け
たものである。
【0057】まず、送信系Tについて説明する。
【0058】図3において、通話時には、マイクロホン
31から出力される音声信号は、A/D変換器32でデ
ジタル情報信号に変換され、デジタル信号処理回路28
で処理される。また、キーボード33からも、その操作
に伴うデジタル情報信号がデジタル信号処理回路28に
供給される。
31から出力される音声信号は、A/D変換器32でデ
ジタル情報信号に変換され、デジタル信号処理回路28
で処理される。また、キーボード33からも、その操作
に伴うデジタル情報信号がデジタル信号処理回路28に
供給される。
【0059】デジタル信号処理回路28で処理されたこ
れらデジタル情報信号は、図4で説明したように、デジ
タル変調器1で変調されてデジタル変調信号となり、こ
のデジタル変調信号が拡散器2で処理されてDS信号と
なる。このDS信号はD/A変換器4でアナログ信号と
なり、BPF26で不要帯域成分が除かれた後、ミキサ
5に供給され、局部発振器6からの局部発振信号と混合
されて所定の無線周波数の送信信号となる。この送信信
号は、BPF7で不要帯域成分が除去された後、パワー
増幅器8で電力増幅され、さらに、BPF9に供給され
る。このBPF9は、送受共用器27で送信波が受信周
波数帯に漏れ込むのを防止するとともに、不要なスプリ
アスなどの雑音を除くためのものである。BPF9から
出力される送信信号は、送受共用器27を介し、送受信
用アンテナ10”から送信される。
れらデジタル情報信号は、図4で説明したように、デジ
タル変調器1で変調されてデジタル変調信号となり、こ
のデジタル変調信号が拡散器2で処理されてDS信号と
なる。このDS信号はD/A変換器4でアナログ信号と
なり、BPF26で不要帯域成分が除かれた後、ミキサ
5に供給され、局部発振器6からの局部発振信号と混合
されて所定の無線周波数の送信信号となる。この送信信
号は、BPF7で不要帯域成分が除去された後、パワー
増幅器8で電力増幅され、さらに、BPF9に供給され
る。このBPF9は、送受共用器27で送信波が受信周
波数帯に漏れ込むのを防止するとともに、不要なスプリ
アスなどの雑音を除くためのものである。BPF9から
出力される送信信号は、送受共用器27を介し、送受信
用アンテナ10”から送信される。
【0060】次に、受信系Rについて説明する。
【0061】送受信用アンテナ10”で受信された無線
周波信号は、利得可変LNA11で増幅され(図2
(a))、また、減衰・遅延器25で減衰・遅延され(図2
(b))、夫々BPF12に供給されて合成される。この
BPF12で上記のように処理された合成信号はミキサ
13に供給され、局部発振器14からの局部発振信号と
混合されて第1の中間周波信号に変換される。この第1
の中間周波信号はBPF15で上記の処理がなされ、増
幅器16で増幅されてミキサ17に供給される。
周波信号は、利得可変LNA11で増幅され(図2
(a))、また、減衰・遅延器25で減衰・遅延され(図2
(b))、夫々BPF12に供給されて合成される。この
BPF12で上記のように処理された合成信号はミキサ
13に供給され、局部発振器14からの局部発振信号と
混合されて第1の中間周波信号に変換される。この第1
の中間周波信号はBPF15で上記の処理がなされ、増
幅器16で増幅されてミキサ17に供給される。
【0062】ミキサ17では、増幅器16からの第1の
中間周波信号と局部発振器18からの局部発振信号とが
混合されて、第2の中間周波信号としてのアナログのD
S信号が得られる。このDS信号は、A/D変換器19
でデジタルのDS信号に変換される。このDS信号は、
図6及び図7や図1で説明したように、逆拡散器21
a,21bとRake合成器24で処理されてデジタル
変調信号となり、デジタル復調器23で復調されて元の
デジタル情報信号となる。
中間周波信号と局部発振器18からの局部発振信号とが
混合されて、第2の中間周波信号としてのアナログのD
S信号が得られる。このDS信号は、A/D変換器19
でデジタルのDS信号に変換される。このDS信号は、
図6及び図7や図1で説明したように、逆拡散器21
a,21bとRake合成器24で処理されてデジタル
変調信号となり、デジタル復調器23で復調されて元の
デジタル情報信号となる。
【0063】このデジタル情報信号は、音声情報信号で
ある場合には、デジタル信号処理回路28で処理された
後、D/A変換器29でアナログの音声信号となってス
ピーカ30に供給され、音声信号以外の画像情報や文字
情報信号である場合には、デジタル信号処理回路28で
処理された後、ディスプレイ34などに供給される。
ある場合には、デジタル信号処理回路28で処理された
後、D/A変換器29でアナログの音声信号となってス
ピーカ30に供給され、音声信号以外の画像情報や文字
情報信号である場合には、デジタル信号処理回路28で
処理された後、ディスプレイ34などに供給される。
【0064】かかる具体例においても、利得可変LNA
11の利得の切替え時では、このときの直接波や遅延波
の受信の途切れが減衰・遅延器25からの信号によって
充足される。また、信号レベル算出器20での閾値A,
Bについても、図1に示した実施形態と同様である。
11の利得の切替え時では、このときの直接波や遅延波
の受信の途切れが減衰・遅延器25からの信号によって
充足される。また、信号レベル算出器20での閾値A,
Bについても、図1に示した実施形態と同様である。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
LNAの利得の切替えの瞬間でも、DS信号を補足し続
けることのでき、受信信号の誤り率を低下させることな
く、LNAの利得を切り替えも可能となって、ダイナミ
ックレンジを向上することができる。
LNAの利得の切替えの瞬間でも、DS信号を補足し続
けることのでき、受信信号の誤り率を低下させることな
く、LNAの利得を切り替えも可能となって、ダイナミ
ックレンジを向上することができる。
【0066】また、LNAの利得切替えの閾値付近で信
号レベルが変動し続けても、LNAの利得切替えが繰り
返すことがなく、利得が安定に設定されるから、信号レ
ベルがふらつくようなことも防止することができる。
号レベルが変動し続けても、LNAの利得切替えが繰り
返すことがなく、利得が安定に設定されるから、信号レ
ベルがふらつくようなことも防止することができる。
【図1】本発明による直接拡散信号受信装置の一実施形
態を示すブロック図である。
態を示すブロック図である。
【図2】図1に示す実施例の動作を示す図である。
【図3】本発明を用いた携帯端末の一具体例を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図4】DS方式技術を用いた送信装置の一従来例を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図5】DS方式技術を用いた受信装置の一従来例を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図6】DS方式技術を用いた受信装置の他の従来例を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図7】図6における各部の信号を摸式的に示す図であ
る。
る。
1 デジタル変調器
2 拡散器
3 拡散符号生成器
4 D/A変換器
10,10’,10” アンテナ
11 利得可変LNA
12 BPF
13 ミキサ
14 局部発振器
15 BPF
17 ミキサ
18 局部発振器
19 A/D変換器
20 信号レベル算出器
21a,21b 逆拡散器
22a,22b 拡散符号生成器
23 デジタル復調器
24 Rake合成器
25 減衰・遅延器
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 生田 功
神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株
式会社日立製作所デジタルメディア開発本
部内
(72)発明者 山本 昭夫
神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株
式会社日立製作所デジタルメディア開発本
部内
(72)発明者 植木 幸也
神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株
式会社日立製作所デジタルメディア開発本
部内
(72)発明者 野田 正樹
神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株
式会社日立製作所デジタルメディア開発本
部内
Fターム(参考) 5K022 EE02 EE31
Claims (5)
- 【請求項1】 受信した無線周波の直接拡散信号を増幅
する利得可変の低雑音増幅器と、 該低雑音増幅器から出力される該無線周波の直接拡散信
号を中間周波の直接拡散信号に変換する周波数変換手段
と、 該周波数変換手段からの該中間周波の直接拡散信号をデ
ジタル信号に変換するアナログ/デジタル変換器と、 該アナログ/デジタル変換器の出力信号の信号レベルを
算出し、その算出結果に応じて該低雑音増幅器の利得を
切り替える信号レベル算出器と、 該アナログ/デジタル変換器から出力されるデジタル直
接拡散信号をデジタル変調信号に復調する拡散復調手段
と該拡散復調手段で復調されたデジタル変調信号をデジ
タル情報信号に復調するデジタル復調器と、 アンテナを介して受信した該無線周波の直接拡散信号を
減衰,遅延する減衰・遅延器とを備え、 該減衰・遅延器から出力される該無線周波の直接拡散信
号を該周波数変換手段に供給することを特徴とする直接
拡散信号受信装置。 - 【請求項2】 請求項1において、 前記周波数変換手段は、 前記低雑音増幅器から出力される前記無線周波の直接拡
散信号と前記減衰・遅延器から出力される前記無線周波
の直接拡散信号とが供給されて合成し、少ない損失で通
過させる第1の帯域通過フィルタと、 該第1の帯域通過フィルタから出力される前記無線周波
の直接拡散信号を第1の中間周波の直接拡散信号に変換
する第1のミキサと、 該第1のミキサから出力される該第1の中間周波の直接
拡散信号を少ない損失で通過させる第2の帯域通過フィ
ルタと、 該第2の帯域通過フィルタから出力される該第1の中間
周波の直接拡散信号を第2の中間周波の直接拡散信号に
変換し、前記アナログ/デジタル変換器に供給する第2
のミキサとを有し、 該第1の帯域通過フィルタは、受信希望の前記無線周波
の直接拡散信号以外の周波数帯の信号を減衰し、 該第2の帯域通過フィルタは、受信希望の前記第1の中
間周波の直接拡散信号以外の周波数帯の信号を減衰する
ことを特徴とする直接拡散信号受信装置。 - 【請求項3】 請求項1または2において、 前記アナログ/デジタル変換器から出力されるデジタル
直接拡散信号は、異なるパスを介して前記アンテナで受
信された複数の前記無線周波の直接拡散信号が合成され
て前記周波数変換手段で処理されたものであって、 前記拡散復調手段は、 前記アナログ/デジタル変換器から出力されるデジタル
直接拡散信号が供給されるN個(但し、Nは2以上の整
数)の逆拡散器と、 該逆拡散器毎に設けられ、前記無線周波の直接拡散信号
を送信した送信装置で用いられる拡散符号を生成し、該
当する該逆拡散器に供給するN個の拡散符号生成器と、 N個の該逆拡散器の出力を合成するRake合成器とか
らなり、N個の該逆拡散器からは、互いに異なるパスを
介した該デジタル直接拡散信号を拡散復調することを特
徴とする直接拡散信号受信装置。 - 【請求項4】 請求項1,2または3において、 前記信号レベル算出器は、前記アナログ/デジタル変換
器の出力信号の信号レベルが増大していくときに前記低
雑音増幅器の利得を一方の利得から他方の利得に切り替
えレベルを決める閾値と、前記アナログ/デジタル変換
器の出力信号の信号レベルが低減していくときに前記低
雑音増幅器の利得を該他方の利得から一方の利得に戻す
レベルを決める閾値とを異ならせたことを特徴とする直
接拡散信号受信装置。 - 【請求項5】 受信系として、請求項1〜4のいずれか
に記載の直接拡散信号受信装置を用い、 該受信系と送信系とで共通のアンテナを用い、 該送信系は、拡散器と該拡散器に拡散符号を供給する拡
散符号生成器とを有することを特徴とする直接拡散信号
送受信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001394375A JP2003198424A (ja) | 2001-12-26 | 2001-12-26 | 直接拡散信号受信装置及び送受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001394375A JP2003198424A (ja) | 2001-12-26 | 2001-12-26 | 直接拡散信号受信装置及び送受信装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003198424A true JP2003198424A (ja) | 2003-07-11 |
Family
ID=27601127
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001394375A Pending JP2003198424A (ja) | 2001-12-26 | 2001-12-26 | 直接拡散信号受信装置及び送受信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003198424A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100727141B1 (ko) * | 2005-12-21 | 2007-06-13 | 주식회사 팬택앤큐리텔 | 레이크 수신기에서 신호 수신 방법 |
| JP2010273307A (ja) * | 2009-05-25 | 2010-12-02 | Canon Inc | 信号伝送装置 |
-
2001
- 2001-12-26 JP JP2001394375A patent/JP2003198424A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100727141B1 (ko) * | 2005-12-21 | 2007-06-13 | 주식회사 팬택앤큐리텔 | 레이크 수신기에서 신호 수신 방법 |
| JP2010273307A (ja) * | 2009-05-25 | 2010-12-02 | Canon Inc | 信号伝送装置 |
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