JP2003199321A - ポールピース及びそれを用いた永久磁石式渦電流減速装置 - Google Patents
ポールピース及びそれを用いた永久磁石式渦電流減速装置Info
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Abstract
ース及びそれを用いた永久磁石式渦電流減速装置を提供
するものである。 【解決手段】 本発明に係るポールピース11は、回転
軸に結合した制動ドラムを有する渦電流減速装置に用い
られるポールピースであって、強磁性材からなるリング
部材の外周面及び/又は内周面に長手方向に沿って周方
向等間隔に溝部を形成し、周方向に本体部12と連結部
13を交互に形成したものである。
Description
それを用いた永久磁石式渦電流減速装置に関するもので
ある。
流減速装置は、磁石支持筒の周面に設けられた磁石(永
久磁石)群を回動させながら、非制動(制動オフ)と制
動(制動オン)との切り換えを行うものであり、ドラム
型のものとディスク型のものが挙げられる(特願昭63
−127696号および特願昭63−127695号参
照)。
図27に示すように、回転軸271に結合した制動ドラ
ム283と、制動ドラム283の内部に配置され、車体
などの非回転部分に固定される非磁性体からなる案内筒
(ドラム部材)284と、案内筒284の内空部に配置
される可動の磁石支持筒281と、磁石支持筒281の
外周面に周方向等間隔に固定配置される多数個の磁石
(永久磁石)282と、案内筒284における各永久磁
石282と対向する位置に鋳包まれる強磁性板(ポール
ピース)285とを備えている。また、ディスク型の永
久磁石式渦電流減速装置は、図31に示すように、回転
軸301に結合した制動円板313,313と、制動円
板313,313に対向して配置されると共に車体など
の非回転部分に固定され、断面長方形の内空部を有する
非磁性体からなる案内筒(ディスク部材)314と、案
内筒314の内空部に配置される可動の磁石支持環31
1と、磁石支持環311の内周部に周方向等間隔に固定
配置される多数個の磁石(永久磁石)312と、案内筒
314における各永久磁石312と対向する位置に鋳包
まれる強磁性板(ポールピース)315とを備えてい
る。
内、渦電流減速装置270においては、制動オンの時、
図28に示すように、各永久磁石282(図28中では
282a)のN極がドラム部材284の各強磁性板28
5a〜285d(以下、各ポールピース285と示す
(図28中では285b))の部分に位置することで、
永久磁石282aとそれに隣接する永久磁石との間に磁
気回路M1,M1が形成される。ある永久磁石282の
N極から出た磁界が、ロータ283と磁石支持筒281
との間に配設されるドラム部材284の各ポールピース
285を経てロータ283へと達し、回転するロータ2
83がこの磁界を横切る時、渦電流に基づく制動力が生
じる。
に、各永久磁石282(図29中では282a)のN極
がドラム部材284の各ポールピース285(図29中
では285b,285c)間の非磁性板286(図29
中では286b)の部分に位置することで、永久磁石2
82aとそれに隣接する永久磁石との間に磁気回路M
2,M2が形成され、永久磁石282aのN極からの磁
束がロータ283に漏れないようになっている。
各ポールピース285は強磁性材の低炭素鋼で構成さ
れ、これらのポールピース285を非磁性材のアルミで
鋳包んでいる。この際、バラバラに分離した状態の各ポ
ールピース285をアルミで鋳包むため、各ポールピー
ス285の位置精度の確保、即ちドラム部材284にお
ける各ポールピース285間の周方向間隔を等間隔に調
整することは困難である。
ス285間の周方向間隔が等間隔でない場合、具体的に
は、図30に示すように、ポールピース285b,28
5cの間隔aとポールピース285c,285dの間隔
bとがa>bの場合、制動オフ時において、ポールピー
ス285cにおけるN極とS極との磁気バランスが崩れ
て、ドラム部材284外側のロータ283へ漏れる磁束
の量が増大し、ポールピース285b,285c間の非
磁性板286b及びロータ283を通る磁気回路M3が
形成される。磁気回路M3が形成された状態でロータ2
83が回転すると、制動オフ時において引きずりトルク
が発生し、燃費の悪化を招くという問題があった。
目的は、各強磁性板の周方向間隔が等間隔なポールピー
ス及びそれを用いた永久磁石式渦電流減速装置を提供す
ることにある。
発明に係るポールピースは、回転軸に結合した制動ドラ
ムを有する渦電流減速装置に用いられるポールピースに
おいて、強磁性材からなるリング部材の外周面及び/又
は内周面に長手方向に沿って周方向等間隔に溝部を形成
し、周方向に本体部と連結部を交互に形成したもの、及
び回転軸に結合した制動円板を有する渦電流減速装置に
用いられるポールピースにおいて、強磁性材からなるリ
ング状の円板部材の少なくとも一方の端面に径方向に沿
って周方向等間隔に溝部を形成し、周方向に本体部と連
結部を交互に形成したものである。
軸に結合した制動ドラムを有する渦電流減速装置に用い
られるポールピースにおいて、強磁性材からなる矩形体
をリング部材の外周面及び/又は内周面に周方向等間隔
に固定したもの、及び回転軸に結合した制動円板を有す
る渦電流減速装置に用いられるポールピースにおいて、
強磁性材からなる矩形体をリング状の円板部材の一方の
端面に周方向等間隔に固定したものである。
磁性材の薄板材を積層して形成してもよい。
鋼材であってもよい。
周方向間隔が等間隔なポールピースが得られる。
装置は、前述した本発明に係るポールピースを非磁性材
で鋳包んでドラム部材又はディスク部材を形成し、その
ドラム部材又はディスク部材を用いて形成したものであ
る。
金で鋳包み、ドラム部材又はディスク部材を形成しても
よい。
引きずりトルクが発生することがない永久磁石式渦電流
減速装置が得られる。
を添付図面に基いて説明する。
係るポールピースを用いた鋳包み材の横断面図を図1
に、図1の2−2線断面図を図2に、図1におけるポー
ルピースの第1変形例を図11に、図1におけるポール
ピースの第2変形例を図12に、図1におけるポールピ
ースの第3変形例を図13に、図1におけるポールピー
スの第4変形例を図14に示す。尚、図11〜図14に
おいて、図1,図2と同様の部材には同じ符号を付して
いる。
るポールピース11は、強磁性材からなるリング部材で
あり、その周方向に矩形状の本体部12と連結部13を
交互に備えている。ここでいうポールピース11は非磁
性材による鋳包みを行う前のポールピース粗材を示して
おり、後述する強磁性体91が従来でいうポールピース
を示している。
1の各本体部12における軸方向の少なくとも一方の端
面(図2中では両端面16a,16b)は、後述する強
磁性体91が径方向内方又は外方(図2中では上方又は
下方)へ脱落する(抜ける)のを防ぐために、く字状の
傾斜面となっている。同様の理由で、図11に示すよう
に、ポールピース111の各本体部12における周方向
の少なくとも一方の端面(図11中では両端面116
a,116b)を、く字状の傾斜面に形成してよい。
ス121の各本体部12における周方向の少なくとも一
方の端面(図12中では両端面126a,126b)
を、周方向に傾斜させて形成してもよい。また、図1
3,図14に示すように、ポールピース131,141
の各本体部12間に強磁性材からなる突起部132,1
42を配置してもよい。この突起部132,142は、
ポールピース131,141と一体又は別体のいずれで
あってもよい。
ては、電気抵抗の少ない低炭素鋼材や、コスト低減を図
ることが可能な鋳鋼材が挙げられる。
下に示す方法が挙げられる。 強磁性材で形成したリング部材の外周面及び/又は
内周面に長手方向に沿って周方向等間隔に溝部を切削形
成し、本体部12と連結部13とを一体に形成する。 目的とするポールピースと略同形状のリング部材を
鋳鋼で形成し、適宜、連結部13の寸法精度向上のため
の切削加工を施し、本体部12と連結部13とを一体に
形成する。 強磁性材で形成したリング部材の外周面にロール鍛
造を施して、その外周面に長手方向に沿って周方向等間
隔に溝部を形成し、更に溝部の仕上げ加工として切削加
工を施し、本体部12と連結部13とを一体に形成す
る。 加工用薄鋼板(薄板材;例えば、電磁鋼板、一般用
リムド鋼板(SPCC)等)を積層プレスして、本体部
12と連結部13とを一体に形成する。この場合、ポー
ルピース11における軸方向断面が同一となるように積
層される。電磁鋼板でポールピースを形成した場合、各
鋼板間のシール性を確保すべく、各鋼板間及び/又はポ
ールピースの外周部に耐熱性のシール剤や含浸剤を含浸
させるのが好ましい。
る。
ラム部材の横断面図を図9に、図9の部分斜視図を図1
0に示す。
例えばAl又はAl合金(以下、アルミと示す)14で
鋳包んでリング状の鋳包み体15を作製し、その鋳包み
体15の外周面及び内周面に切削加工を施し、深さD
1,D2の位置まで切削する(図1、図3参照)。これ
によって、連結部13によって連結された各本体部12
が分離され、図9、図10に示すように、周方向交互に
強磁性体91と非磁性体92とを備えたドラム部材(案
内筒)90が得られる。
における各本体部12の形状を適宜変更することで、ポ
ールピースの切削代を可能な限り少なくすることができ
る。第1の実施の形態に係るポールピースの部分斜視図
を図3に、図3におけるポールピースの変形例を示す部
分斜視図を図3〜図8に示す。尚、図1及び図2と同様
の部材には同じ符号を付している。
ース11における連結部13は最内面(図中では最下
面)の軸方向両端に平行リング部13a,13bとして
形成され、本体部12の最外面(図中では最上面)の突
出部22は、軸方向一端に形成され、周方向に平行な直
線状を呈している。
1における連結部13は最内面(図中では最下面)の軸
方向全長に亘ってリング部13cとして形成され、本体
部12の最外面(図中では最上面)の突出部42は、軸
方向一端に形成され、周方向に平行な直線状を呈してい
てもよい。
1における連結部13は最内面(図中では最下面)の軸
方向両端に平行リング部13a,13bとして形成さ
れ、本体部12の最外面(図中では最上面)の突出部5
2a,52bは、軸方向両端に形成され、周方向に平行
な直線状を呈していてもよい。
1における連結部13は最内面(図中では最下面)の軸
方向両端に平行リング部13a,13bとして形成さ
れ、本体部12の最外面(図中では最上面)の突出部6
2はT字状を呈していてもよい。
1における連結部13は最内面(図中では最下面)の軸
方向全長に亘ってリング部13cとして形成され、本体
部12の最外面(図中では最上面)の突出部72はT字
状を呈していてもよい。
1における連結部13は最外面(図中では最上面)の軸
方向両端に平行リング部13a,13bとして形成さ
れ、本体部12の最内面(図中では最下面)の突出部8
2a,82bは、軸方向両端に形成され、周方向に平行
な直線状を呈していてもよい。即ち、図8のポールピー
ス81は、図5のポールピース51の上下の構造が逆に
なったものである。
おける連結部13の形状・数、連結部13の形成位置
(最内面及び最外面の両方に形成してもよい)、最外面
又は最内面の突出部22、42、52a,52b、6
2、72、82a,82bの形状は任意であり、これら
の連結部及び突出部と、本体部12の最内面及び最外面
の一部(表層部)とが、切削代となる。
ば、各本体部12が連結部13により一体に繋がってお
り、この状態のまま鋳包みを行うため、鋳包み時におけ
る各本体部12の位置精度の確保が容易であると共に、
鋳包み作業性も良好である。その結果、各強磁性体91
間の周方向間隔を調整することなく、各強磁性体91間
の周方向間隔が等間隔なドラム部材90を得ることがで
きる。
27に示した渦電流減速装置270の案内筒284とし
て適用した場合、ドラム部材90における各強磁性体9
1間の周方向間隔が等間隔であるため、制動オフ時に、
ドラム部材90の周方向の一部において、各強磁性体9
1間の非磁性体92を通ってロータへ漏れる磁束の量が
多くなるということはない。よって、制動オフ時におい
て引きずりトルクが発生するということはなく、燃費の
向上を図ることができる。このドラム部材90が適用可
能な渦電流減速装置としては、慣用のドラム型の渦電流
減速装置であれば特に限定するものではない。
における軸方向の端面16a,16b及び/又はポール
ピース111の各本体部12における周方向の両端面1
16a,116bをく字状の傾斜面に形成しているため
(図2、図11参照)、ドラム部材90における各強磁
性体91の脱落(抜け)を防ぐことができる。
における周方向の両端面126a,126bを周方向に
傾斜させて形成することで(図12参照)、また、ポー
ルピース131,141の各本体部12間に強磁性材か
らなる突起部132,142を配置することで(図1
3、図14参照)、各強磁性体91間の非磁性体92を
通ってロータへ漏れる磁束の量を更に抑えることができ
る。
に基いて説明する。
係るポールピースの部分斜視図を図15に、第2の実施
の形態に係るポールピースを用いた鋳包み材の部分斜視
図を図16に、図16の鋳包み材に切削加工を施してな
るディスク部材の部分斜視図を図17に示す。
係るポールピース151は、強磁性材からなるリング状
の円板部材であり、その周方向に矩形状の本体部152
と連結部153とを交互に備えている。
(図15中では上下方向)へ脱落する(抜ける)のを防
ぐために、ポールピース151の各本体部152におけ
る周方向の端面(図15中の左右の端面)156a,1
56bを、く字状に傾斜させて形成してもよい。また、
同様の理由で、ポールピース151の各本体部152に
おける径方向の端面157a,157bを、く字状に傾
斜させて形成してもよい。
52における周方向の少なくとも一方の端面(図15中
の端面156a及び/又は156b)を、周方向に傾斜
させて形成してもよい。また、ポールピース151の各
本体部152間に強磁性材からなる突起部(図示せず)
を配置してもよい。この突起部は、ポールピース151
と一体又は別体のいずれであってもよい。
前実施の形態のポールピース11と同様の製造方法が適
用可能である。
示すように、非磁性材、例えばアルミ154で鋳包んで
リング状の鋳包み体155を作製し、その鋳包み体15
5の軸方向の両端面に切削加工を施し、深さD1,D2
の位置まで切削する。これによって、連結部153によ
って連結された各本体部152が分離され、図17に示
すように、周方向交互に強磁性体171と非磁性体17
2とを備えたディスク部材170が得られる。
ても、前実施の形態のポールピース11と同様の作用効
果が得られる。
ば、図31に示した渦電流減速装置310の案内筒31
4として適用した場合、ディスク部材170における各
強磁性体171間の周方向間隔が等間隔であるため、制
動オフ時に、ディスク部材170の周方向の一部におい
て、各強磁性体171間の非磁性体172を通ってロー
タへ漏れる磁束の量が多くなるということはない。よっ
て、制動オフ時において引きずりトルクが発生するとい
うことはなく、燃費の向上を図ることができる。このデ
ィスク部材170が適用可能な渦電流減速装置として
は、慣用のディスク型の渦電流減速装置であれば特に限
定するものではない。
係るポールピースの横断面図を図18に、図18の19
方向矢視平面図を図19に、図19におけるリング部材
の変形例を図20に示す。
の形態に係るポールピース181は、強磁性材からなる
多数個の矩形体182を、強磁性材又は非磁性材からな
るリング部材183の外周面(及び/又は内周面)に溶
接又はカシメ等により周方向等間隔に仮止め(固定)し
たものであり、矩形体(本体部)182とリング部材
(連結部)183とが仮止め部184により仮止めされ
た別体のものである。
薄鋼板(電磁鋼板など)を積層プレスすることにより形
成される。
83の形状(本数)は特に限定するものではなく、図1
9に示した幅の広い1本のリング部材183の他に、図
20に示すように幅の狭い2本以上(図20中では2
本)のリング部材203a,203bを用いてポールピ
ース201を形成してもよい。これらの複数本のリング
部材は、周方向の一部においてそれぞれが連結していて
もよい。
係るポールピースの横断面図を図21に、図21の22
方向矢視図を図22(a)に、図22(a)の22b−
22b線断面図を図22(b)に、図22(b)におけ
る仮止めリング部材とリング部材との仮止め状態の変形
例を図23に示す。
の形態に係るポールピース211は、強磁性材からなる
多数個の矩形体212を、強磁性材又は非磁性材からな
るリング部材213の外周面(又は内周面)に仮止め
(固定)された仮止めリング部材215a,215bに
周方向等間隔に圧入(固定)したものであり、矩形体
(本体部)212とリング部材(連結部)213とが仮
止めリング部材215a,215bを介して仮止めされ
た別体のものである。
溶接又はカシメ等による仮止め部184により、リング
部材213の外周面(又は内周面)に仮止め(固定)さ
れており、これらの仮止めリング部材215a,215
bが、各矩形体212の圧入側面(図22(b)では下
面)に形成された溝222,222に圧入される。ここ
で、仮止めリング部材215a,215bは、その全体
を矩形体212の溝222,222に圧入する(図22
(b)参照)他に、図23に示すように、仮止めリング
部材215a,215bの一部をリング部材213の外
周面(図23では上面)に形成された溝233,233
に圧入すると共に、残部を各矩形体212の圧入側面
(図23では下面)に形成された溝232,232に圧
入するようにしてもよい。この場合、仮止めリング部材
215a,215bとリング部材213とを仮止めする
ための仮止め部は必要としなくなる。
成材は、強磁性材又は非磁性材(例えばステンレス鋼な
ど)のいずれであってもよい。ここで、仮止めリング部
材215a,215bを非磁性材で形成した場合、各本
体部212の溝222,222(又は232,232)
内に圧入された仮止めリング部材215a,215b
は、後述するドラム部材製造の際の切削時に全て切削し
なくてもよい。
b及び溝222,222,232,232,233,2
33の断面形状は、図22(b)、図23に示した円形
状の他に、楕円形状、矩形形状、多角形形状などが挙げ
られ、特に限定するものではない。
ルピース181,201,211,231を、第1の実
施の形態のポールピース11と同様に、非磁性材、例え
ばアルミで鋳包んでリング状の鋳包み体を作製し、それ
らの鋳包み体の外周面及び内周面に切削加工を施すこと
で、ドラム部材(案内筒)が得られる。
ピース181,201,211,231においても、第
1の実施の形態のポールピース11の構成(本体部の形
状、突起部の有無など)が全て適用可能である。
181,201,211,231においても、第1の実
施の形態のポールピース11と同様の作用効果が得られ
る。また、第3及び第4の実施の形態によれば、従来の
ポールピースを本発明に適用することができ、即ちポー
ルピース181,201,211,231の製造に既存
の設備を適用することができるため、従来のポールピー
スと比較して製造コストが大幅に上昇することはない。
係るポールピースの部分斜視図を図24に、図24にお
ける円板部材の変形例を図25に示す。
係るポールピース241は、強磁性材からなる多数個の
矩形体242を、強磁性材又は非磁性材からなるリング
状の円板部材243の一方の端面(図24中では上面)
に周方向等間隔に仮止め(固定)したものであり、矩形
体(本体部)242と円板部材(連結部)243とが仮
止め部244により仮止めされた別体のものである。
薄鋼板を積層プレスすることにより形成される。
3の形状(本数)は特に限定するものではなく、図24
に示した幅の広い1枚の円板部材243の他に、図25
に示すように幅が狭く、かつ、径の異なる2本以上(図
25中では2本)のリング部材253a,253bを用
いてポールピース251を形成してもよい。これらの複
数枚の円板部材は、周方向の一部においてそれぞれが連
結していてもよい。
係るポールピースの部分斜視図を図26に示す。
係るポールピース261は、強磁性材からなる多数個の
矩形体262を、強磁性材又は非磁性材からなるリング
状の円板部材263の一方の端面(図26中では上面)
に仮止め(固定)された径の異なる仮止めリング部材2
65a,265bに、周方向等間隔に圧入(固定)した
ものであり、矩形体(本体部)262と円板部材(連結
部)263とが仮止めリング部材265a,265bを
介して仮止めされた別体のものである。仮止めリング部
材265aは円板部材263の内周側に、仮止めリング
部材265bは円板部材263の外周側に仮止め(固
定)される。
溶接又はカシメ等による仮止め部264により、円板部
材263の上面に仮止め(固定)されており、これらの
仮止めリング部材265a,265bが、各矩形体26
2の圧入側面(図26では下面)に形成された溝26
8,268に圧入される。ここで、仮止めリング部材2
65a,265bは、その全体を矩形体262の溝26
8,268に圧入する他に、仮止めリング部材265
a,265bの一部を円板部材263の上面に形成され
た溝269,269に圧入すると共に、残部を各矩形体
262の圧入側面に形成された溝268,268に圧入
するようにしてもよい。この場合、仮止めリング部材2
65a,265bと円板部材263とを仮止めするため
の仮止め部は必要としなくなる。
成材は、強磁性材又は非磁性材(例えばステンレス鋼な
ど)のいずれであってもよい。ここで、仮止めリング部
材215a,215bを非磁性材で形成した場合、各本
体部212の溝222,222(又は232,232)
内に圧入された仮止めリング部材215a,215b
は、後述するディスク部材製造の際の切削時に全て切削
しなくてもよい。
b及び溝268,268,269,269の断面形状
は、図26に示した円形状の他に、楕円形状、矩形形
状、多角形形状などが挙げられ、特に限定するものでは
ない。
241,251,261を、第2の実施の形態のポール
ピース151と同様に、非磁性材、例えばアルミで鋳包
んでリング状の鋳包み体を作製し、それらの鋳包み体の
外周面及び内周面に切削加工を施すことで、ディスク部
材(案内筒)が得られる。
ピース241,251,261においても、第2の実施
の形態のポールピース151の構成(本体部の形状、突
起部の有無など)が全て適用可能である。
241,251,261においても、第2の実施の形態
のポールピース151と同様の作用効果が得られる。ま
た、第5及び第6の実施の形態によれば、従来のポール
ピースを本発明に適用することができ、即ちポールピー
ス241,251,261の製造に既存の設備を適用す
ることができるため、従来のポールピースと比較して製
造コストが大幅に上昇することはない。
施の形態に限定されるものではなく、他にも種々のもの
が想定されることは言うまでもない。
な優れた効果を発揮する。 (1) 本体部又は矩形体(強磁性体)の周方向間隔が
等間隔なポールピースが得られる。 (2) 制動オフ時において引きずりトルクが発生する
ことがない永久磁石式渦電流減速装置が得られる。
鋳包み材の横断面図である。
視図である。
部分斜視図である。
部分斜視図である。
部分斜視図である。
部分斜視図である。
部分斜視図である。
部材の横断面図である。
す横断面図である。
す横断面図である。
す横断面図である。
す横断面図である。
斜視図である。
た鋳包み材の部分斜視図である。
ィスク部材の部分斜視図である。
面図である。
面図である。
面図である。
22(b)は図22(a)の22b−22b線断面図で
ある。
ング部材との仮止め状態の変形例を示す横断面図であ
る。
斜視図である。
斜視図である。
斜視図である。
断面図である。
制動オン時の28−28線断面図である。
制動オフ時の29−29線断面図である。
等間隔でない場合の横断面図である。
面断面図である。
211,231〜261 ポールピース 12,152 本体部 13,153 連結部 90 ドラム部材 170 ディスク部材 182,212,242,262 矩形体 183,203a,203b,213 リング部材 243,253a,253b,263 円板部材
Claims (8)
- 【請求項1】 回転軸に結合した制動ドラムを有する渦
電流減速装置に用いられるポールピースにおいて、強磁
性材からなるリング部材の外周面及び/又は内周面に長
手方向に沿って周方向等間隔に溝部を形成し、周方向に
本体部と連結部を交互に形成したことを特徴とするポー
ルピース。 - 【請求項2】 回転軸に結合した制動円板を有する渦電
流減速装置に用いられるポールピースにおいて、強磁性
材からなるリング状の円板部材の少なくとも一方の端面
に径方向に沿って周方向等間隔に溝部を形成し、周方向
に本体部と連結部を交互に形成したことを特徴とするポ
ールピース。 - 【請求項3】 回転軸に結合した制動ドラムを有する渦
電流減速装置に用いられるポールピースにおいて、強磁
性材からなる矩形体をリング部材の外周面及び/又は内
周面に周方向等間隔に固定したことを特徴とするポール
ピース。 - 【請求項4】 回転軸に結合した制動円板を有する渦電
流減速装置に用いられるポールピースにおいて、強磁性
材からなる矩形体をリング状の円板部材の一方の端面に
周方向等間隔に固定したことを特徴とするポールピー
ス。 - 【請求項5】 上記リング部材又は円板部材を、強磁性
材の薄板材を積層して形成した請求項1から4いずれか
に記載のポールピース。 - 【請求項6】 上記強磁性材が、低炭素鋼材又は鋳鋼材
である請求項1から5いずれかに記載のポールピース。 - 【請求項7】 請求項1から6いずれかに記載のポール
ピースを非磁性材で鋳包んでドラム部材又はディスク部
材を形成し、そのドラム部材又はディスク部材を用いて
形成したことを特徴とする永久磁石式渦電流減速装置。 - 【請求項8】 上記ポールピースをAl又はAl合金で
鋳包みドラム部材又はディスク部材を形成した請求項7
記載の永久磁石式渦電流減速装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001396868A JP4048778B2 (ja) | 2001-12-27 | 2001-12-27 | ポールピースの製造方法及びそのポールピースを用いた永久磁石式渦電流減速装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001396868A JP4048778B2 (ja) | 2001-12-27 | 2001-12-27 | ポールピースの製造方法及びそのポールピースを用いた永久磁石式渦電流減速装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003199321A true JP2003199321A (ja) | 2003-07-11 |
| JP4048778B2 JP4048778B2 (ja) | 2008-02-20 |
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|---|---|---|---|
| JP2001396868A Expired - Fee Related JP4048778B2 (ja) | 2001-12-27 | 2001-12-27 | ポールピースの製造方法及びそのポールピースを用いた永久磁石式渦電流減速装置 |
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|---|---|---|---|---|
| CN106787479A (zh) * | 2016-12-29 | 2017-05-31 | 江苏金陵永磁产业研究院有限公司 | 一种调制环的制备方法 |
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2001
- 2001-12-27 JP JP2001396868A patent/JP4048778B2/ja not_active Expired - Fee Related
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