JP2003199378A - 工作機械用主軸モータ制御装置 - Google Patents

工作機械用主軸モータ制御装置

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JP2003199378A
JP2003199378A JP2001391855A JP2001391855A JP2003199378A JP 2003199378 A JP2003199378 A JP 2003199378A JP 2001391855 A JP2001391855 A JP 2001391855A JP 2001391855 A JP2001391855 A JP 2001391855A JP 2003199378 A JP2003199378 A JP 2003199378A
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warm
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JP2001391855A
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Akira Kumagai
彰 熊谷
Mitsujiro Sawamura
光次郎 沢村
Yuji Sajigawa
勇二 佐次川
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Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】暖気運転時間を短縮することにある。特にモー
タの回転子を静止した状態で、暖気運転を短時間ででき
るようにする。 【解決手段】熱変位が加工精度および位置決め精度など
に影響を及ぼす機械のモータ制御装置において、暖気運
転を行なう暖気運転モードと通常の加工を行なう通常モ
ードで制御を切り替える切替制御回路を備え、暖気運転
モードにおいては駆動周波数に比べて高い周波数の高調
波電圧をモータに重畳して与えることを特徴とする工作
機械用主軸モータ制御装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータの制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、研削盤などの加工精度を要する工
作機械においては機械が冷えた状態から加工を始める
と、主軸モータの温度が上がるにつれて、シャフトに熱
変位が生じ加工精度が悪くなっていた。そのために実際
の加工作業に取り掛かる前に機械の温度が飽和するまで
予め通常の運転を繰り返して暖気運転を行ない温度を一
定にする必要があった。近年、機械の小型化のために主
軸にモータを埋め込むビルトインモータが主流になりモ
ータの発熱がシャフトに伝わり熱変位の大きな要因とな
っている。そこで熱変位や省エネのために、誘導電動機
ではなく、回転子鉄心中に永久磁石を埋め込んだ構造で
あるIPM(Interior permanent magnet)同期電動機
が使用され始めている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、ツール交換時間
の短縮や位置決め時間などの短縮などを行ない非加工時
間の短縮が進んでおり、加工前の暖気運転時間は機械の
効率化の妨げとなる。特に前記IPM同期電動機では、
誘導電動機と比較すると2次銅損がないためモータ発生
損失が小さいので加工時の発生損失が小さくできる利点
がある。しかし、加工前の暖気運転時は逆に発生損失が
小さいため、暖気運転時間が長くなるという問題点があ
った。本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもの
であり、その第1の目的は暖気運転時間を短縮すること
にある。また、通常の加工を行う前に機械を動かすこと
ができない場合(即ちモータを回転させることができな
い場合)であっても、モータの回転子を静止した状態
で、暖気運転を短時間でできるようにすることを第2の
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明においては加工前に温度を上昇させる暖気運
転モードと通常の加工を行なう通常運転モードを切り替
え、暖気運転モードにおいては高周波の電流または電圧
をモータに印加して銅損および鉄損を増加させ、温度上
昇を促せる制御を行ない、通常モードにおいては高周波
指令を切離し通常制御を行なう。請求項1記載の発明
は、熱変位が加工精度および位置決め精度などに影響を
及ぼす機械のモータ制御装置において、暖気運転を行な
う暖気運転モードと通常の加工を行なう通常モードで制
御を切り替える切替制御回路を備え、暖気運転モードに
おいては駆動周波数に比べて高い周波数の高調波電圧を
モータに重畳して与えることを特徴とする工作機械用主
軸モータ制御装置である。また、請求項2記載の発明
は、熱変位が加工精度および位置決め精度などに影響を
及ぼす機械のモータ制御装置において、暖気運転を行な
う暖気運転モードと通常の加工を行なう通常モードで制
御を切り替える切替制御回路を備え、暖気運転モードに
おいては駆動周波数に比べて高い周波数の高調波電流を
モータに重畳して与えることを特徴とする工作機械用主
軸モータ制御装置である。また、請求項3記載の発明
は、モータまたは機械の温度を測定する手段と、測定温
度により暖気運転を行なう暖気運転モードを判定する手
段と、暖気運転モードと通常モードで制御を切り替える
切替制御回路を備え、暖気運転モードにおいては駆動周
波数に比べて高い周波数の高調波電流をモータに重畳し
て与えることを特徴とする請求項1または2記載の工作
機械用主軸モータ制御装置である。また、請求項4記載
の発明は、前記モータを回転子鉄中に永久磁石を埋め込
んだ構造であるIPM同期電動機としたものである請求
項1ないし3のいずれか一項に記載の工作機械用主軸モ
ータ制御装置である。
【0005】
【発明の実施の形態】上記手段を使用して、暖気運転に
おいては高調波分の電圧または電流を重畳することによ
り、鉄損および銅損を増加させ温度上昇を促すことがで
きるため、暖気運転時間を短縮することができる。ま
た、通常の加工などを行なう前に機械を動かすことがで
きない場合は高調波または直流の電圧または電流を印加
することにより暖機運転を行なうことができる。以下、
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第1の実施
例を図1に示す。1は上位コントローラから与えられる
速度指令、2は与えられた速度指令に対して速度を一定
にしようとする速度制御器、3は上位コントローラから
与えられる通常運転モードと暖気運転モードのモードを
切替えるモード切替え指令、4は高調波信号発生回路、
5は3の指令に従いオン・オフするスイッチ、6は高調
波信号発生回路から出力される高周波電流指令Icom
p、7は速度制御器から出力される電流指令Iref、
8は加算計算を行なう加算器、10は電流指令通りに電
流を制御する電流制御器、11は電流制御器から出力さ
れる電圧指令Vref、12は電圧指令Vrefに従っ
てパワー変換回路のパワー素子に与えるPWM信号を作
成するPWM発生回路、13はPWM発生回路から与え
られる信号に従ってモータに可変周波数の可変電圧・電
流を供給するパワー変換回路である。17は13により
駆動されるモータである。
【0006】作業者は加工前に温度を上げておく必要が
ある場合は、NC制御装置などの上位コントローラを介
して3のモード切替え信号をオンにしてSW1を接続状
態にする。速度指令には従来と同じ通常の加工プログラ
ムの速度指令を与える。SW1がオン(接続状態)にな
ると速度制御器から得られる7の電流指令(Iref)
に4の高周波発生回路から出力される6高周波電流指令
(Icomp)が8の加算器によって加算されて電流制
御器に与えられる。4の高周波信号発生回路はモータが
追従出来ない程度の高周波の信号をテーブルからの呼び
出し、または演算により、SIN波形または矩形波など
の正負を繰り返す信号を発生する。10の電流制御器に
は8で加算された高調波を含んだ電流指令である(Ir
ef+Icomp)が与えられ、これに応じて10の電
流制御器が必要な電圧を計算し11のVrefを12の
PWM発生回路へ渡し、最終的に13のパワー変換回路
がモータへ高調波を含んだ電流を出力する。暖気運転モ
ードにて一定時間高調波を含んだ電流がモータに流れる
と通常の運転による発熱に加えて高調波分でモータ14
の鉄損および銅損が増加してモータ温度の上昇が早ま
る。そして所定の温度まで上昇すると上位コントローラ
を介してモード切替えスイッチSW1を通常モードに切
替え、高周波信号(Icomp)は切離され通常の制御
に戻る。
【0007】次に第2の実施例を図2に示す。図1と同
一名称には同一符号を付け、重複説明を省略する。図1
では電流指令に高調波信号を加算したのに対し、図2で
は電圧指令に高調波信号を加算した点が異なる。図1と
の差異は切替スイッチ(SW1)を電流制御器から出力
される電圧指令(Vref)に接続した実施例で高周波
指令も電圧換算の高調波電圧指令(Vcomp)が加え
られる。切替えについては図1と同様に上位コントロー
ラからのモード切替え指令でSW1が行ない、暖気モー
ドにおいてはオン(接続)、通常モードにおいてはオフ
(切断)とする。
【0008】次に第3の実施例を図3に示す。図3が図
2と異なる部分は図3は上位コントローラからモード切
替え指令をもらうのではなく、モータまたは機械に取り
付けられたサーマルなどの温度検出器からの温度検出信
号15を取り込み、検出温度が一定の値より低い場合は
暖気モード、高い場合は通常モードと判定する判定回路
である暖気モード判定手段16を備えSW1を切替える
部分である。また、図3では高調波電圧指令を重畳して
いるが、高調波電流指令を重畳する場合も同様に考えら
れる。さらに、高調波発生回路と加算器を使用して高調
波指令を作成する例を示したが、ソフトウェアでテーブ
ルなどを利用して、基本指令に高調波成分を加えるよう
にすることもできる。高調波発生回路から出力される高
調波信号はモータが回転、追従できない程度の周波数に
しているため、モータが回転することはない。特に本発
明はIPMモータに用いると、暖気運転時間を短縮する
ことができる。
【0009】
【発明の効果】以上述べたように、本発明を用いれば、
暖気運転においては高調波の電圧または電流を重畳する
ことにより、モータの鉄損および銅損を増加させモータ
の温度上昇を促すことができるため、暖気運転時間を短
縮することができる。また、通常の加工などを行なう前
に機械を動かすことができない場合は高調波の電圧また
は電流を印加することによりモータの回転子を静止した
状態で暖機運転を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】高調波電流指令を重畳した本発明の第1実施例
の構成図
【図2】高調波電圧指令を重畳した本発明の第2実施例
の構成図
【図3】高調波電圧指令を重畳した本発明の第3実施例
の構成図
【符号の説明】
1 速度指令 2 速度制御器 3 モード切替え指令 4 高調波信号発生回路 5 スイッチ 6 高周波電流指令 7 電流指令 8 加算器 10 電流制御器 11 電圧指令 12 PWM発生回路 13 パワー変換回路 14 高調波電圧指令 15 温度検出信号 16 暖気モード判定回路 17 モータ Iref 速度制御器にて演算された電流指令 Icomp 高周波電流指令 Vref 電流制御器にてにて演算された電圧指令 Vcomp 高周波電圧指令 SW1 モード切替えスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H001 AA02 AB11 AC02 AD05 AE02 5H576 AA17 DD07 EE11 FF01 GG02 GG04 GG07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱変位が加工精度および位置決め精度な
    どに影響を及ぼす機械のモータ制御装置において、 暖気運転を行なう暖気運転モードと通常の加工を行なう
    通常モードで制御を切り替える切替制御回路を備え、暖
    気運転モードにおいては駆動周波数に比べて高い周波数
    の高調波電圧をモータに重畳して与えることを特徴とす
    る工作機械用主軸モータ制御装置。
  2. 【請求項2】 熱変位が加工精度および位置決め精度な
    どに影響を及ぼす機械のモータ制御装置において、 暖気運転を行なう暖気運転モードと通常の加工を行なう
    通常モードで制御を切り替える切替制御回路を備え、暖
    気運転モードにおいては駆動周波数に比べて高い周波数
    の高調波電流をモータに重畳して与えることを特徴とす
    る工作機械用主軸モータ制御装置。
  3. 【請求項3】 モータまたは機械の温度を測定する手段
    と、測定温度により暖気運転を行なう暖気運転モードを
    判定する手段と、暖気運転モードと通常モードで制御を
    切り替える切替制御回路を備え、暖気運転モードにおい
    ては駆動周波数に比べて高い周波数の高調波電流をモー
    タに重畳して与えることを特徴とする請求項1または2
    記載の工作機械用主軸モータ制御装置。
  4. 【請求項4】 前記モータを回転子鉄中に永久磁石を埋
    め込んだ構造であるIPM同期電動機としたものである
    請求項1ないし3のいずれか一項に記載の工作機械用主
    軸モータ制御装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010193667A (ja) * 2009-02-19 2010-09-02 Aisin Seiki Co Ltd モータ制御装置
JP2011089625A (ja) * 2009-10-26 2011-05-06 Honda Motor Co Ltd 電気自動車の油温上昇制御方法及びその装置、並びに電気自動車
JP2013099220A (ja) * 2011-11-07 2013-05-20 Daikin Ind Ltd 予熱装置
JP2015188972A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 キヤノン株式会社 ロボット装置及びロボット装置の制御方法

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