JP2003199455A - 微細藻類の増殖方法及び増殖装置 - Google Patents
微細藻類の増殖方法及び増殖装置Info
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- JP2003199455A JP2003199455A JP2002001160A JP2002001160A JP2003199455A JP 2003199455 A JP2003199455 A JP 2003199455A JP 2002001160 A JP2002001160 A JP 2002001160A JP 2002001160 A JP2002001160 A JP 2002001160A JP 2003199455 A JP2003199455 A JP 2003199455A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/80—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
- Y02A40/81—Aquaculture, e.g. of fish
Landscapes
- Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 屋外に設置した簡単な設備によって、極めて
効率よく、安定して大量の微細藻類を連続的に生産する
ことができる、微細藻類の増殖方法、及び、その方法に
使用する増殖装置を提供する。 【解決手段】 屋外に設置され、微細藻類を連続的に増
殖する装置であって、透明な材料によって成形された水
槽6と、濾過海水供給手段2と、制御装置1と、水温制
御手段3とによって構成され、濾過海水供給手段2は、
海水濾過槽7と、濾過海水タンク8と、送水管9とを有
し、制御装置1による制御下において、水槽6内で増殖
された微細藻類を含有する水槽内海水が、自動的に水槽
6外へと移送されるように構成されるとともに、取り出
された水槽内海水の量に応じて、水槽6内に濾過海水が
自動的に補充されるように構成した。
効率よく、安定して大量の微細藻類を連続的に生産する
ことができる、微細藻類の増殖方法、及び、その方法に
使用する増殖装置を提供する。 【解決手段】 屋外に設置され、微細藻類を連続的に増
殖する装置であって、透明な材料によって成形された水
槽6と、濾過海水供給手段2と、制御装置1と、水温制
御手段3とによって構成され、濾過海水供給手段2は、
海水濾過槽7と、濾過海水タンク8と、送水管9とを有
し、制御装置1による制御下において、水槽6内で増殖
された微細藻類を含有する水槽内海水が、自動的に水槽
6外へと移送されるように構成されるとともに、取り出
された水槽内海水の量に応じて、水槽6内に濾過海水が
自動的に補充されるように構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アサリ、ハマグ
リ、アコヤガイ、カキ等の二枚貝や、クルマエビ、ガザ
ミ等の甲殻類の種苗生産において、また、アコヤガイ、
カキ、ホタテ等の養殖において、餌料として使用される
微細藻類を、屋外で大量に増殖、培養する方法、及び、
その方法に使用する増殖装置に関する。
リ、アコヤガイ、カキ等の二枚貝や、クルマエビ、ガザ
ミ等の甲殻類の種苗生産において、また、アコヤガイ、
カキ、ホタテ等の養殖において、餌料として使用される
微細藻類を、屋外で大量に増殖、培養する方法、及び、
その方法に使用する増殖装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、アサリ、ハマグリ、アコヤガ
イ等の二枚貝の種苗生産や養殖を行っている施設では、
餌料として供給する微細藻類(キートセラス、パブロ
バ、イソクリシス等)を、屋内或いは屋外に設置された
設備を使用して増殖、培養している。
イ等の二枚貝の種苗生産や養殖を行っている施設では、
餌料として供給する微細藻類(キートセラス、パブロ
バ、イソクリシス等)を、屋内或いは屋外に設置された
設備を使用して増殖、培養している。
【0003】微細藻類を屋外で培養する場合、濾過海水
を導入した透明な水槽に、栄養塩類(培地或いは人工海
水の栄養強化液)と、培養対象となる微細藻類を少量添
加し、太陽光の下で数日間増殖させ、水槽内の微細藻類
が所望の濃度にまで達し、十分に増殖したことが確認さ
れた時点で、微細藻類を高濃度で含んだ状態の水槽内海
水をすべて利用(例えば、種苗や成貝等を飼育している
水槽(養殖槽)等へと移送)し、水槽を一旦空にして、
洗浄後、再度同様の工程を繰り返す(バッチ処理)、と
いう方法が一般的である。
を導入した透明な水槽に、栄養塩類(培地或いは人工海
水の栄養強化液)と、培養対象となる微細藻類を少量添
加し、太陽光の下で数日間増殖させ、水槽内の微細藻類
が所望の濃度にまで達し、十分に増殖したことが確認さ
れた時点で、微細藻類を高濃度で含んだ状態の水槽内海
水をすべて利用(例えば、種苗や成貝等を飼育している
水槽(養殖槽)等へと移送)し、水槽を一旦空にして、
洗浄後、再度同様の工程を繰り返す(バッチ処理)、と
いう方法が一般的である。
【0004】この方法による場合、藻類の光合成に必要
な光エネルギーを太陽光によって賄うことができるの
で、照明設備を必要とする屋内培養方法と比べ、ランニ
ングコストを低減化できるという利点を有している。
な光エネルギーを太陽光によって賄うことができるの
で、照明設備を必要とする屋内培養方法と比べ、ランニ
ングコストを低減化できるという利点を有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、二枚貝等の
種苗生産を行うには、餌料となる微細藻類を大量に培養
し、確保する必要があり、また、二枚貝の成貝(親貝)
の養殖において、それらを高密度に飼育するためには、
高密度かつ大量の餌料(微細藻類等)が必要となるが、
上記のような従来の屋外培養方法は、バッチ処理である
ために、微細藻類を高密度かつ連続的に培養することは
困難であった。
種苗生産を行うには、餌料となる微細藻類を大量に培養
し、確保する必要があり、また、二枚貝の成貝(親貝)
の養殖において、それらを高密度に飼育するためには、
高密度かつ大量の餌料(微細藻類等)が必要となるが、
上記のような従来の屋外培養方法は、バッチ処理である
ために、微細藻類を高密度かつ連続的に培養することは
困難であった。
【0006】また、従来の屋外培養方法では、増殖され
た微細藻類を養殖対象物への餌料として利用しようとす
る場合に、給餌間隔があいてしまうことになり(例え
ば、数日に一度程度)、その結果、給餌の前後で、養殖
槽内における餌料の濃度偏差が大きくなってしまい、養
殖対象物へ悪影響を与えかねない、という問題がある。
た微細藻類を養殖対象物への餌料として利用しようとす
る場合に、給餌間隔があいてしまうことになり(例え
ば、数日に一度程度)、その結果、給餌の前後で、養殖
槽内における餌料の濃度偏差が大きくなってしまい、養
殖対象物へ悪影響を与えかねない、という問題がある。
【0007】従って、従来のようにバッチ処理ではな
く、水槽内で微細藻類が増殖していく過程で、水槽から
微細藻類を少しずつ取り出して利用できるように構成
し、養殖対象物に対し、短い間隔で連続的に給餌できる
ようにすることが望ましいが、従来の屋外培養装置によ
る場合、給餌の度に水槽内の濾過海水や栄養塩類のレベ
ルが低下してしまうことになり、これらをその都度補
完、追加しなければならないとすると、作業が繁雑とな
り、管理上難しいという問題がある。ましてや、水温が
上昇する夏季においては、水温調整も困難である。
く、水槽内で微細藻類が増殖していく過程で、水槽から
微細藻類を少しずつ取り出して利用できるように構成
し、養殖対象物に対し、短い間隔で連続的に給餌できる
ようにすることが望ましいが、従来の屋外培養装置によ
る場合、給餌の度に水槽内の濾過海水や栄養塩類のレベ
ルが低下してしまうことになり、これらをその都度補
完、追加しなければならないとすると、作業が繁雑とな
り、管理上難しいという問題がある。ましてや、水温が
上昇する夏季においては、水温調整も困難である。
【0008】また、バッチ処理による場合であっても、
水槽の数を増やすことができれば、連続的な給餌が可能
となるが、水槽の数が増えれば、それだけ作業工程も増
えることになり、作業者の負担が増大してしまうことに
なるほか、敷地面積の制約という問題もある。
水槽の数を増やすことができれば、連続的な給餌が可能
となるが、水槽の数が増えれば、それだけ作業工程も増
えることになり、作業者の負担が増大してしまうことに
なるほか、敷地面積の制約という問題もある。
【0009】尚、特開平11−75590号の公報に記
載されているような「飼料藻類培養装置」も存在する
が、装置構成が複雑であるためメンテナンスに手間がか
かり、また、増殖効率がそれ程高くない割には、非常に
高価であるという問題がある。
載されているような「飼料藻類培養装置」も存在する
が、装置構成が複雑であるためメンテナンスに手間がか
かり、また、増殖効率がそれ程高くない割には、非常に
高価であるという問題がある。
【0010】本発明は、上記のような問題を解決すべく
なされたものであって、屋外に設置した簡単な設備によ
って、極めて効率よく、安定して大量(高密度)の微細
藻類を連続的に生産することができる、微細藻類の増殖
方法、及び、その方法に使用する増殖装置を提供するこ
とを目的とする。
なされたものであって、屋外に設置した簡単な設備によ
って、極めて効率よく、安定して大量(高密度)の微細
藻類を連続的に生産することができる、微細藻類の増殖
方法、及び、その方法に使用する増殖装置を提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る微細藻類の
増殖装置は、微細藻類を連続的に増殖するための装置で
あって、太陽光を透過する透明な材料によって成形され
た水槽と、濾過海水供給手段と、制御装置とによって構
成され、前記濾過海水供給手段は、汲み上げた海水を濾
過する海水濾過槽と、この海水濾過槽によって生成され
た濾過海水を貯留しておくための濾過海水タンクと、こ
の濾過海水タンクから前記水槽へと濾過海水を供給する
ための送水管とを有し、前記制御装置による制御下にお
いて、前記水槽内で増殖された微細藻類を含有する水槽
内海水が、所望の時間に、所望の量だけ取り出され、自
動的に水槽外へと移送されるように構成されるととも
に、水槽内から取り出された水槽内海水の量に応じて、
前記水槽内に濾過海水が自動的に補充されるように構成
されていることを特徴としている。
増殖装置は、微細藻類を連続的に増殖するための装置で
あって、太陽光を透過する透明な材料によって成形され
た水槽と、濾過海水供給手段と、制御装置とによって構
成され、前記濾過海水供給手段は、汲み上げた海水を濾
過する海水濾過槽と、この海水濾過槽によって生成され
た濾過海水を貯留しておくための濾過海水タンクと、こ
の濾過海水タンクから前記水槽へと濾過海水を供給する
ための送水管とを有し、前記制御装置による制御下にお
いて、前記水槽内で増殖された微細藻類を含有する水槽
内海水が、所望の時間に、所望の量だけ取り出され、自
動的に水槽外へと移送されるように構成されるととも
に、水槽内から取り出された水槽内海水の量に応じて、
前記水槽内に濾過海水が自動的に補充されるように構成
されていることを特徴としている。
【0012】尚、前記海水濾過槽は、濾過砂及び中空糸
膜フィルターを有し、前記濾過海水供給手段によって濾
過海水が前記水槽内に補充された場合に、その補充量に
応じて、実海域から天然海水を自動的に取水し、濾過す
ることによって濾過海水を生成し、これを前記濾過海水
タンクに貯留するように構成することが好ましい。
膜フィルターを有し、前記濾過海水供給手段によって濾
過海水が前記水槽内に補充された場合に、その補充量に
応じて、実海域から天然海水を自動的に取水し、濾過す
ることによって濾過海水を生成し、これを前記濾過海水
タンクに貯留するように構成することが好ましい。
【0013】更に、前記水槽内に添加された微細藻類及
び水槽内で増殖した微細藻類によって栄養塩類が吸収さ
れ、或いは、水槽内へ濾過海水が補充されることによっ
て水槽内海水が希釈されると、水槽内の栄養塩濃度は低
下してしまうことになるが、栄養塩類が必要な量だけ水
槽内へ滴下されるように構成すれば、水槽内の栄養塩濃
度の低下分を補償することができ、効率よく微細藻類を
増殖させることができる。
び水槽内で増殖した微細藻類によって栄養塩類が吸収さ
れ、或いは、水槽内へ濾過海水が補充されることによっ
て水槽内海水が希釈されると、水槽内の栄養塩濃度は低
下してしまうことになるが、栄養塩類が必要な量だけ水
槽内へ滴下されるように構成すれば、水槽内の栄養塩濃
度の低下分を補償することができ、効率よく微細藻類を
増殖させることができる。
【0014】また、栄養塩類を滴下する代わりに、栄養
塩類を徐々に溶出する緩効性の藻類増殖材を水槽内に設
置するように構成しても良い。
塩類を徐々に溶出する緩効性の藻類増殖材を水槽内に設
置するように構成しても良い。
【0015】更に、この微細藻類増殖装置は、水温制御
手段を有しており、水槽内の海水を微細藻類の増殖に適
した温度に保持するように構成されているので、夏季の
昇温期においても、水槽内の水温上昇を回避して、微細
藻類を安定して効率よく生産することができる。
手段を有しており、水槽内の海水を微細藻類の増殖に適
した温度に保持するように構成されているので、夏季の
昇温期においても、水槽内の水温上昇を回避して、微細
藻類を安定して効率よく生産することができる。
【0016】また、前記水槽は、屋外に設置され、赤外
線や紫外線を遮断するフィルムを貼着すること等によ
り、赤外線や紫外線を遮断できるように構成されている
ので、赤外線による水温上昇や、紫外線による微細藻類
の強光阻害を軽減することができ、炎天下であっても問
題なく微細藻類の増殖、培養を実施することができる。
線や紫外線を遮断するフィルムを貼着すること等によ
り、赤外線や紫外線を遮断できるように構成されている
ので、赤外線による水温上昇や、紫外線による微細藻類
の強光阻害を軽減することができ、炎天下であっても問
題なく微細藻類の増殖、培養を実施することができる。
【0017】更に、水槽内の照度が所定のレベルよりも
低下した場合に、これを検知して自動的に照明を点灯す
るように構成した場合には、雨天、曇天等のため太陽光
を十分に利用できない場合や、微細藻類の増殖が進行し
て、水槽の内部まで太陽光が届きにくくなってしまった
ような場合であっても、好適に微細藻類の増殖を行うこ
とができる。
低下した場合に、これを検知して自動的に照明を点灯す
るように構成した場合には、雨天、曇天等のため太陽光
を十分に利用できない場合や、微細藻類の増殖が進行し
て、水槽の内部まで太陽光が届きにくくなってしまった
ような場合であっても、好適に微細藻類の増殖を行うこ
とができる。
【0018】また、本発明に係る微細藻類の増殖方法
は、上記のような微細藻類増殖装置を使用して、微細藻
類を連続的に増殖する方法であって、赤外線及び/又は
紫外線を遮断できるように構成した透明な水槽を屋外に
設置し、濾過海水タンクから前記水槽内に濾過海水を導
入するとともに、少量の微細藻類を添加し、前記水槽内
に設置した藻類増殖材から、微細藻類の増殖に必要な成
分を濾過海水中へ溶出させ、前記透明な水槽を透過した
太陽光、及び、前記藻類増殖材からの溶出成分により、
水槽内に添加された微細藻類を活性化させて、効率よく
微細藻類の増殖を行い、制御装置による制御下におい
て、前記水槽内で増殖された微細藻類を含有する水槽内
海水が、所望の時間に、所望の量だけ取り出され、自動
的に水槽外へと移送されるように構成されるとともに、
水槽内から取り出された水槽内海水の量に応じて、前記
水槽内に濾過海水が自動的に補充されるように構成する
ことを特徴としている。
は、上記のような微細藻類増殖装置を使用して、微細藻
類を連続的に増殖する方法であって、赤外線及び/又は
紫外線を遮断できるように構成した透明な水槽を屋外に
設置し、濾過海水タンクから前記水槽内に濾過海水を導
入するとともに、少量の微細藻類を添加し、前記水槽内
に設置した藻類増殖材から、微細藻類の増殖に必要な成
分を濾過海水中へ溶出させ、前記透明な水槽を透過した
太陽光、及び、前記藻類増殖材からの溶出成分により、
水槽内に添加された微細藻類を活性化させて、効率よく
微細藻類の増殖を行い、制御装置による制御下におい
て、前記水槽内で増殖された微細藻類を含有する水槽内
海水が、所望の時間に、所望の量だけ取り出され、自動
的に水槽外へと移送されるように構成されるとともに、
水槽内から取り出された水槽内海水の量に応じて、前記
水槽内に濾過海水が自動的に補充されるように構成する
ことを特徴としている。
【0019】尚、この場合においても、水槽内の照度が
低下した場合に、水槽内に設置された照明が自動的に点
灯するように構成しておけば、雨天、曇天等のため太陽
光を十分に利用できない場合や、微細藻類の増殖が進行
して、水槽の内部まで太陽光が届きにくくなってしまっ
たような場合であっても、好適に微細藻類の増殖を行う
ことができる。
低下した場合に、水槽内に設置された照明が自動的に点
灯するように構成しておけば、雨天、曇天等のため太陽
光を十分に利用できない場合や、微細藻類の増殖が進行
して、水槽の内部まで太陽光が届きにくくなってしまっ
たような場合であっても、好適に微細藻類の増殖を行う
ことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の好適な実施形態について説明する。図1は、本発明
の微細藻類増殖装置の構成図である。この微細藻類増殖
装置は、図示されているように、基本的には制御装置
1、濾過海水供給手段2、水温制御手段3、照明手段
4、攪拌手段5、及び、水槽6によって構成される。
明の好適な実施形態について説明する。図1は、本発明
の微細藻類増殖装置の構成図である。この微細藻類増殖
装置は、図示されているように、基本的には制御装置
1、濾過海水供給手段2、水温制御手段3、照明手段
4、攪拌手段5、及び、水槽6によって構成される。
【0021】尚、濾過海水供給手段2は、汲み上げた海
水から不要な成分を除去するための海水濾過槽7と、こ
の海水濾過槽7によって濾過された海水を貯留しておく
ための濾過海水タンク8と、濾過海水を濾過海水タンク
8から水槽6へと送出するための送水管9、送水ポンプ
19とによって構成されている。また、水温制御手段3
は、例えば、熱交換方式の据置投込型や、据置チラー型
の冷却装置等によって構成されており、照明手段4は、
水槽6内に設置される水中蛍光灯10と、この水中蛍光
灯10へ電力を供給する電源11とによって構成されて
いる。
水から不要な成分を除去するための海水濾過槽7と、こ
の海水濾過槽7によって濾過された海水を貯留しておく
ための濾過海水タンク8と、濾過海水を濾過海水タンク
8から水槽6へと送出するための送水管9、送水ポンプ
19とによって構成されている。また、水温制御手段3
は、例えば、熱交換方式の据置投込型や、据置チラー型
の冷却装置等によって構成されており、照明手段4は、
水槽6内に設置される水中蛍光灯10と、この水中蛍光
灯10へ電力を供給する電源11とによって構成されて
いる。
【0022】攪拌手段5は、水槽6内に導入した濾過海
水を攪拌するためのものであって、本実施形態において
は、水槽6内に設置されるエアーストーン12と、この
エアーストーン12へ空気を圧送するエアーポンプ13
とによって構成されている。
水を攪拌するためのものであって、本実施形態において
は、水槽6内に設置されるエアーストーン12と、この
エアーストーン12へ空気を圧送するエアーポンプ13
とによって構成されている。
【0023】水槽6は、本体と蓋18とによって構成さ
れており、これらはいずれも透明な樹脂によって成形さ
れている。そして、図2に示すように、本体側面の外
周、及び、蓋18の上面には、赤外線及び紫外線をカッ
トする透明なフィルム14が貼り付けられている。尚、
本実施形態においては、容量が500Lの(即ち、濾過
海水16等を500L貯留できる)水槽6が使用されて
いる。
れており、これらはいずれも透明な樹脂によって成形さ
れている。そして、図2に示すように、本体側面の外
周、及び、蓋18の上面には、赤外線及び紫外線をカッ
トする透明なフィルム14が貼り付けられている。尚、
本実施形態においては、容量が500Lの(即ち、濾過
海水16等を500L貯留できる)水槽6が使用されて
いる。
【0024】また、図2に示されているように、水槽6
内には、藻類増殖材15が配置されている。この藻類増
殖材15は、珪藻類等の微細藻類の増殖に必要な成分
(珪素、鉄、リン等の栄養成分)を濾過海水16中へ供
給するものであり、図示されているように、網状の袋に
収納された状態、或いは、籠内に収納された状態で、濾
過海水16中に浸漬されることが好ましい。
内には、藻類増殖材15が配置されている。この藻類増
殖材15は、珪藻類等の微細藻類の増殖に必要な成分
(珪素、鉄、リン等の栄養成分)を濾過海水16中へ供
給するものであり、図示されているように、網状の袋に
収納された状態、或いは、籠内に収納された状態で、濾
過海水16中に浸漬されることが好ましい。
【0025】この藻類増殖材15としては、例えば、特
開平6−335330号、特開平9−172890号、
特開平10−42741号、特開平10−94341
号、特開2000−300107、特開2001−25
8420、WO98/24298に記載されているよう
な、各種の藻類増殖用の材料を使用することができる
が、本実施形態においては、イオンカルチャーS(商品
名)、イオンカルチャーP(商品名)、イオンカルチャ
ーF(商品名)、及び、窒素肥料を、藻類増殖材15と
して使用している。(「イオンカルチャー」は、株式会
社テトラの所有する登録商標である。)
開平6−335330号、特開平9−172890号、
特開平10−42741号、特開平10−94341
号、特開2000−300107、特開2001−25
8420、WO98/24298に記載されているよう
な、各種の藻類増殖用の材料を使用することができる
が、本実施形態においては、イオンカルチャーS(商品
名)、イオンカルチャーP(商品名)、イオンカルチャ
ーF(商品名)、及び、窒素肥料を、藻類増殖材15と
して使用している。(「イオンカルチャー」は、株式会
社テトラの所有する登録商標である。)
【0026】尚、イオンカルチャーS、P、Fの成分
は、それぞれ次の通りである。
は、それぞれ次の通りである。
【0027】
【表1】
【0028】また、これらの添加量は、容量が500L
の水槽6一つにつき、イオンカルチャーS、及び、イオ
ンカルチャーFをそれぞれ300g(±150g)ず
つ、イオンカルチャーPを150g(±150g)、窒
素肥料を300g(±150g)とすることが好まし
い。
の水槽6一つにつき、イオンカルチャーS、及び、イオ
ンカルチャーFをそれぞれ300g(±150g)ず
つ、イオンカルチャーPを150g(±150g)、窒
素肥料を300g(±150g)とすることが好まし
い。
【0029】藻類増殖材15の添加量を、上記の通りと
した場合、水槽6内における栄養塩濃度は、概ね次の通
りとなる。 珪素[SiO2] 30〜100μM/L リン[PO4] 2〜 10μM/L 窒素[NO2+NO3] 50〜150μM/L
した場合、水槽6内における栄養塩濃度は、概ね次の通
りとなる。 珪素[SiO2] 30〜100μM/L リン[PO4] 2〜 10μM/L 窒素[NO2+NO3] 50〜150μM/L
【0030】ここで、図1及び図2に示した微細藻類増
殖装置を用いて微細藻類(珪藻)を増殖する方法の一例
について説明する。まず、準備作業として、海水の濾過
作業を行う。濾過作業は、海から汲み上げた海水を、砂
及び中空糸膜フィルターを有する海水濾過槽7によって
濾過することによって行い、生成された濾過海水16
は、濾過海水タンク8内に貯留しておく。
殖装置を用いて微細藻類(珪藻)を増殖する方法の一例
について説明する。まず、準備作業として、海水の濾過
作業を行う。濾過作業は、海から汲み上げた海水を、砂
及び中空糸膜フィルターを有する海水濾過槽7によって
濾過することによって行い、生成された濾過海水16
は、濾過海水タンク8内に貯留しておく。
【0031】次に、図2に示すような水槽6を屋外に設
置し、その中へ、珪藻を高濃度で含有する培養液50L
(〜100L)を導入するとともに、送水ポンプ(図示
せず)により、濾過海水タンク8から送水管9を介し
て、450L(〜400L)の濾過海水16を導入す
る。
置し、その中へ、珪藻を高濃度で含有する培養液50L
(〜100L)を導入するとともに、送水ポンプ(図示
せず)により、濾過海水タンク8から送水管9を介し
て、450L(〜400L)の濾過海水16を導入す
る。
【0032】尚、水槽6内に導入される培養液中の珪藻
は、クロロフィルa量が800μg/L程度の濃度とな
るまで、屋内の培養設備において予め培養しておいたも
のである。尚、クロロフィルa量が800μg/Lの珪
藻培養液50Lと、450Lの濾過海水16を水槽6内
に導入すると、珪藻培養液は濾過海水16によって10
倍に希釈されることになるので、水槽6内全体としての
珪藻の濃度は、クロロフィルa量が80μg/L、とい
うことになる。また、水槽6の上には、異物が混入しな
いように、透明な樹脂製の蓋18が載置される。
は、クロロフィルa量が800μg/L程度の濃度とな
るまで、屋内の培養設備において予め培養しておいたも
のである。尚、クロロフィルa量が800μg/Lの珪
藻培養液50Lと、450Lの濾過海水16を水槽6内
に導入すると、珪藻培養液は濾過海水16によって10
倍に希釈されることになるので、水槽6内全体としての
珪藻の濃度は、クロロフィルa量が80μg/L、とい
うことになる。また、水槽6の上には、異物が混入しな
いように、透明な樹脂製の蓋18が載置される。
【0033】水槽6内に導入された濾過海水16等は、
水温制御手段3により、対象となる微細藻類が増殖する
に際して最も適した水温(最適水温)に保たれる。尚、
最適水温は、対象となる微細藻類の種類によって異なっ
ているため、作業者は、使用する微細藻類の種類に応じ
て、水温制御手段3の設定温度を調節する必要がある。
例えば、スケレトネマ・コスタータムを使用する場合に
は、25℃(±2℃)に、キートセラス・グラシリスの
高温耐性株を使用する場合には、30℃(±2℃)に温
度設定する。
水温制御手段3により、対象となる微細藻類が増殖する
に際して最も適した水温(最適水温)に保たれる。尚、
最適水温は、対象となる微細藻類の種類によって異なっ
ているため、作業者は、使用する微細藻類の種類に応じ
て、水温制御手段3の設定温度を調節する必要がある。
例えば、スケレトネマ・コスタータムを使用する場合に
は、25℃(±2℃)に、キートセラス・グラシリスの
高温耐性株を使用する場合には、30℃(±2℃)に温
度設定する。
【0034】尚、この水槽6は、屋外に設置されている
ため、太陽光の直射を受けることになるが、この水槽6
の側面の外周、及び、蓋18の上面には、透明なフィル
ム14が貼り付けられており、このフィルム14は、赤
外線(波長780〜2100nm)を遮断することがで
きる(カット率63%)ため、直射日光による水温上昇
が好適に回避されるようになっている。また、このフィ
ルム14は、紫外線(波長340nm以下)をも遮断す
ることができる(透過率1%以下)ので、紫外線の殺菌
作用による藻類への悪影響を防止することができる。
尚、藻類は、主に波長400〜700nmの光を利用し
て増殖を行っている。
ため、太陽光の直射を受けることになるが、この水槽6
の側面の外周、及び、蓋18の上面には、透明なフィル
ム14が貼り付けられており、このフィルム14は、赤
外線(波長780〜2100nm)を遮断することがで
きる(カット率63%)ため、直射日光による水温上昇
が好適に回避されるようになっている。また、このフィ
ルム14は、紫外線(波長340nm以下)をも遮断す
ることができる(透過率1%以下)ので、紫外線の殺菌
作用による藻類への悪影響を防止することができる。
尚、藻類は、主に波長400〜700nmの光を利用し
て増殖を行っている。
【0035】水槽6内には、藻類増殖材15が配置され
ており、この藻類増殖材15からは、増殖に必要な成分
(珪素等)が濾過海水16中へ溶出し続けることにな
る。尚、珪素等の溶出成分や微細藻類が、水槽6内のい
ずれかの部位に偏在するようなことがあると、増殖効率
の低下を招いてしまうことが考えられるが、本実施形態
においては、水槽6内にエアーストーン12が設置され
ており、エアーポンプ13から圧送された空気をこのエ
アーストーン12から連続して吐出させること(エアレ
ーション)によって、濾過海水16に対流を生じさせる
ことができ、これにより水槽6内を攪拌できるようにな
っている。その結果、微細藻類、及び、藻類増殖材15
から溶出した成分を、水槽6内において均一な濃度で分
布させることができるほか、微細藻類に対して満遍なく
光をあてることができ、偏在による増殖効率の低下を防
止できるようになっている。
ており、この藻類増殖材15からは、増殖に必要な成分
(珪素等)が濾過海水16中へ溶出し続けることにな
る。尚、珪素等の溶出成分や微細藻類が、水槽6内のい
ずれかの部位に偏在するようなことがあると、増殖効率
の低下を招いてしまうことが考えられるが、本実施形態
においては、水槽6内にエアーストーン12が設置され
ており、エアーポンプ13から圧送された空気をこのエ
アーストーン12から連続して吐出させること(エアレ
ーション)によって、濾過海水16に対流を生じさせる
ことができ、これにより水槽6内を攪拌できるようにな
っている。その結果、微細藻類、及び、藻類増殖材15
から溶出した成分を、水槽6内において均一な濃度で分
布させることができるほか、微細藻類に対して満遍なく
光をあてることができ、偏在による増殖効率の低下を防
止できるようになっている。
【0036】このように、水槽6内は極めて良好な増殖
環境となっており、水槽6内に投入された珪藻は、活発
に増殖を繰り返し、短期間のうちに個体数を増大させて
いくことになる。具体的には、水槽6内へ珪藻と濾過海
水16を導入してから2日後には、水槽6内は褐色に染
まるほど増殖が進行することになる。
環境となっており、水槽6内に投入された珪藻は、活発
に増殖を繰り返し、短期間のうちに個体数を増大させて
いくことになる。具体的には、水槽6内へ珪藻と濾過海
水16を導入してから2日後には、水槽6内は褐色に染
まるほど増殖が進行することになる。
【0037】水槽6内における微細藻類の増殖が進行
し、高密度になると、水槽6の内部まで太陽光が届きに
くくなってしまう(照度低下)。こうなると、微細藻類
における光合成の勢いが低下し、増殖効率も低下してし
まうことになるので、この微細藻類増殖装置において
は、添加された微細藻類の増殖がある程度進行し、照度
が低下してしまったような場合や、雨天、曇天等のた
め、太陽光を十分に利用できないような場合に、図示し
ないセンサーがこれを検知し、水槽6内に設置された水
中蛍光灯10が自動的に点灯されるように構成されてお
り、太陽光の照度低下に起因する光合成の低下、ひいて
は微細藻類の増殖効率の低下が、好適に防止されるよう
になっている。
し、高密度になると、水槽6の内部まで太陽光が届きに
くくなってしまう(照度低下)。こうなると、微細藻類
における光合成の勢いが低下し、増殖効率も低下してし
まうことになるので、この微細藻類増殖装置において
は、添加された微細藻類の増殖がある程度進行し、照度
が低下してしまったような場合や、雨天、曇天等のた
め、太陽光を十分に利用できないような場合に、図示し
ないセンサーがこれを検知し、水槽6内に設置された水
中蛍光灯10が自動的に点灯されるように構成されてお
り、太陽光の照度低下に起因する光合成の低下、ひいて
は微細藻類の増殖効率の低下が、好適に防止されるよう
になっている。
【0038】以上に説明したような方法によれば、極め
て効率よく、大量に微細藻類を増殖することができる。
より具体的には、最初に水槽6内へ珪藻(クロロフィル
a量:800μg/L)を添加し、これを濾過海水16
によって10倍に希釈した時点では、水槽6内における
珪藻の濃度は、前述したようにクロロフィルa量が80
μg/L(5倍に希釈した場合には、160μg/L)
であったところ、珪藻スケレトネマ・コスタータムの場
合、クロロフィルa量が、最大で1000μg/L程度
となるまで、約2日間で増殖させることができ、また、
珪藻キートセラス・グラシリスの場合も、クロロフィル
a量が、最大で1500μg/L程度となるまで、約2
日間で増殖させることができる。
て効率よく、大量に微細藻類を増殖することができる。
より具体的には、最初に水槽6内へ珪藻(クロロフィル
a量:800μg/L)を添加し、これを濾過海水16
によって10倍に希釈した時点では、水槽6内における
珪藻の濃度は、前述したようにクロロフィルa量が80
μg/L(5倍に希釈した場合には、160μg/L)
であったところ、珪藻スケレトネマ・コスタータムの場
合、クロロフィルa量が、最大で1000μg/L程度
となるまで、約2日間で増殖させることができ、また、
珪藻キートセラス・グラシリスの場合も、クロロフィル
a量が、最大で1500μg/L程度となるまで、約2
日間で増殖させることができる。
【0039】そして、この方法によって大量に増殖され
た微細藻類を、餌料として利用することにより、二枚貝
等を対象とする給餌養殖を好適に実施することができ
る。より具体的には、給餌パイプ、圧送手段等によっ
て、水槽6から、養殖対象となる二枚貝等を収容した養
殖槽へと、増殖された微細藻類を供給できるように構成
すれば、養殖対象への給餌を、円滑に、かつ、簡単に行
うことができる。
た微細藻類を、餌料として利用することにより、二枚貝
等を対象とする給餌養殖を好適に実施することができ
る。より具体的には、給餌パイプ、圧送手段等によっ
て、水槽6から、養殖対象となる二枚貝等を収容した養
殖槽へと、増殖された微細藻類を供給できるように構成
すれば、養殖対象への給餌を、円滑に、かつ、簡単に行
うことができる。
【0040】尚、給餌パイプ等によって、微細藻類を高
密度で含有する海水を水槽6内から必要な分だけ吸引
し、例えば、養殖槽等へと移送した場合、水槽6内の水
位は、その分だけ低下することになるが、本実施形態に
おける微細藻類増殖装置は、このような場合、濾過海水
16のみを濾過海水タンク8から水槽6内へと補充する
ようになっている。
密度で含有する海水を水槽6内から必要な分だけ吸引
し、例えば、養殖槽等へと移送した場合、水槽6内の水
位は、その分だけ低下することになるが、本実施形態に
おける微細藻類増殖装置は、このような場合、濾過海水
16のみを濾過海水タンク8から水槽6内へと補充する
ようになっている。
【0041】微細藻類等を吸引した後、濾過海水16の
みを補充した場合、水槽6内の微細藻類の密度は低下し
てしまうことになるが、水槽6内においては、藻類増殖
材15から珪素等の栄養成分が溶出し続け、濾過海水1
6中へ継続的に供給されているので、密度が低下した分
だけ微細藻類が活性化し、活発に増殖を繰り返すように
なる。その結果、短期間のうちに再び高密度状態まで復
帰することになる。
みを補充した場合、水槽6内の微細藻類の密度は低下し
てしまうことになるが、水槽6内においては、藻類増殖
材15から珪素等の栄養成分が溶出し続け、濾過海水1
6中へ継続的に供給されているので、密度が低下した分
だけ微細藻類が活性化し、活発に増殖を繰り返すように
なる。その結果、短期間のうちに再び高密度状態まで復
帰することになる。
【0042】尚、水槽6内における水位の変化は、水槽
6内に設置された水位センサー(図示せず)によって計
測、監視されており、その計測値に基づいて、濾過海水
16の補充開始と終了が自動制御されるようになってい
る。
6内に設置された水位センサー(図示せず)によって計
測、監視されており、その計測値に基づいて、濾過海水
16の補充開始と終了が自動制御されるようになってい
る。
【0043】本実施形態における微細藻類増殖装置は、
以上に説明したような構成に係るものであるところ、こ
の微細藻類増殖装置を用いれば、大量の微細藻類を連続
的に、繰り返し増殖させることができ、二枚貝等を対象
とする給餌養殖を実現する上で必要となる餌料を十分に
賄うことができる。
以上に説明したような構成に係るものであるところ、こ
の微細藻類増殖装置を用いれば、大量の微細藻類を連続
的に、繰り返し増殖させることができ、二枚貝等を対象
とする給餌養殖を実現する上で必要となる餌料を十分に
賄うことができる。
【0044】但し、長期間にわたって洗浄等を行わず
に、水槽6を連続使用していると、微細藻類が増殖する
に際してマイナスとなる細菌(又は他のプランクトン)
が繁殖してしまう可能性があり、また、水槽6内へ微細
藻類を添加した後、8日程度の日数が経過すると、増殖
ピークが過ぎてしまい、微細藻類の活性及び増殖効率が
低下してしまうため、この微細藻類増殖装置を用いて効
率よく微細藻類の増殖を行うためには、水槽6内へ濾過
海水16と微細藻類を導入してから一定の期間(例え
ば、8日)が経過したら、一度水槽6内を空にして、洗
浄等の処置を施した上で、新たに濾過海水16を導入
し、新たに微細藻類を添加して増殖工程を再開すること
が好ましい。
に、水槽6を連続使用していると、微細藻類が増殖する
に際してマイナスとなる細菌(又は他のプランクトン)
が繁殖してしまう可能性があり、また、水槽6内へ微細
藻類を添加した後、8日程度の日数が経過すると、増殖
ピークが過ぎてしまい、微細藻類の活性及び増殖効率が
低下してしまうため、この微細藻類増殖装置を用いて効
率よく微細藻類の増殖を行うためには、水槽6内へ濾過
海水16と微細藻類を導入してから一定の期間(例え
ば、8日)が経過したら、一度水槽6内を空にして、洗
浄等の処置を施した上で、新たに濾過海水16を導入
し、新たに微細藻類を添加して増殖工程を再開すること
が好ましい。
【0045】この方法による場合、水槽6を複数用意
し、これらを複数の組に分け、組毎に(或いは、組み分
けせずに、水槽6毎に)増殖工程の開始時期をずらすよ
うにすれば、定量的、連続的に微細藻類を増殖すること
ができ、大量の微細藻類を確保することができる。
し、これらを複数の組に分け、組毎に(或いは、組み分
けせずに、水槽6毎に)増殖工程の開始時期をずらすよ
うにすれば、定量的、連続的に微細藻類を増殖すること
ができ、大量の微細藻類を確保することができる。
【0046】尚、前述したように、本実施形態において
は、微細藻類への栄養塩類の供給源として、藻類増殖材
を水槽内に設置したが、他の方法、例えば、センサー或
いは作業者により、水槽内の栄養塩濃度を自動的に又は
手動で計測、監視させ、必要に応じて水槽内へ栄養塩類
を滴下することにより、水槽内の栄養塩濃度が常に一定
の範囲内に保たれるように構成することもできる。
は、微細藻類への栄養塩類の供給源として、藻類増殖材
を水槽内に設置したが、他の方法、例えば、センサー或
いは作業者により、水槽内の栄養塩濃度を自動的に又は
手動で計測、監視させ、必要に応じて水槽内へ栄養塩類
を滴下することにより、水槽内の栄養塩濃度が常に一定
の範囲内に保たれるように構成することもできる。
【0047】
【実施例】以下、本発明の実施例を示す。本実施例にお
いては、容量が500Lの水槽四基(第1〜4の水槽)
を用いて微細藻類の増殖装置を構成し、珪藻(キートセ
ラス・グラシリス)の大量培養を行った。そして、得ら
れた珪藻を、容量16tの養殖槽に収容したアコヤガイ
へ、餌料として供給した。
いては、容量が500Lの水槽四基(第1〜4の水槽)
を用いて微細藻類の増殖装置を構成し、珪藻(キートセ
ラス・グラシリス)の大量培養を行った。そして、得ら
れた珪藻を、容量16tの養殖槽に収容したアコヤガイ
へ、餌料として供給した。
【0048】より詳細には、まず四基の水槽を二組に分
け(A組:第1・2の水槽、B組:第3・4の水槽)、
第1日目に、珪藻を高濃度で含有する培養液(クロロフ
ィルa量800g/L程度)100Lと、濾過海水40
0Lを、A組の水槽内にそれぞれ導入した。
け(A組:第1・2の水槽、B組:第3・4の水槽)、
第1日目に、珪藻を高濃度で含有する培養液(クロロフ
ィルa量800g/L程度)100Lと、濾過海水40
0Lを、A組の水槽内にそれぞれ導入した。
【0049】尚、水槽内に導入される培養液中の珪藻
は、所望の濃度となるまで、屋内の培養設備を使用して
予め培養されたものであり、また、濾過海水は、汲み上
げた海水を砂濾過した後、1μmの中空糸膜フィルタ
ー、及び、0.45μmの中空糸膜フィルターを順次通
過させることによって、予め生成しておいたものであ
る。
は、所望の濃度となるまで、屋内の培養設備を使用して
予め培養されたものであり、また、濾過海水は、汲み上
げた海水を砂濾過した後、1μmの中空糸膜フィルタ
ー、及び、0.45μmの中空糸膜フィルターを順次通
過させることによって、予め生成しておいたものであ
る。
【0050】また、所定量の藻類増殖材(イオンカルチ
ャーS、Fをそれぞれ300gずつと、イオンカルチャ
ーPを150gと、窒素肥料を300g)と、水中蛍光
灯(20W)1本を、各水槽内にそれぞれ設置した。
ャーS、Fをそれぞれ300gずつと、イオンカルチャ
ーPを150gと、窒素肥料を300g)と、水中蛍光
灯(20W)1本を、各水槽内にそれぞれ設置した。
【0051】これらの導入・設置作業が完了した後、水
中蛍光灯を点灯し、エアレーションをかけて水槽内の攪
拌を行って、A組の水槽内において珪藻の培養を開始し
た。尚、水中蛍光灯の点灯とエアレーションは日中のみ
行い、夜間は消灯し、エアレーションを停止した。
中蛍光灯を点灯し、エアレーションをかけて水槽内の攪
拌を行って、A組の水槽内において珪藻の培養を開始し
た。尚、水中蛍光灯の点灯とエアレーションは日中のみ
行い、夜間は消灯し、エアレーションを停止した。
【0052】このようにして、A組の水槽において、珪
藻の培養を8日間実施した。そして、第9日目に水槽内
の珪藻及び海水をすべて排出し、水槽の洗浄を行った
後、再び珪藻の培養液、濾過海水等の導入作業、藻類増
殖材、水中蛍光灯の設置作業を行い、珪藻の培養を再開
した。その後、第17日目、第25日目、第33日目に
も(即ち、8日毎に)、同様のリニューアル作業を行
い、珪藻を継続的に培養した。
藻の培養を8日間実施した。そして、第9日目に水槽内
の珪藻及び海水をすべて排出し、水槽の洗浄を行った
後、再び珪藻の培養液、濾過海水等の導入作業、藻類増
殖材、水中蛍光灯の設置作業を行い、珪藻の培養を再開
した。その後、第17日目、第25日目、第33日目に
も(即ち、8日毎に)、同様のリニューアル作業を行
い、珪藻を継続的に培養した。
【0053】尚、第17日目及び第33日目のリニュー
アル作業においては、水槽内に設置する藻類増殖材を新
しいものに取り替えたが、第9日目及び第25日目のリ
ニューアル作業においては、藻類増殖材を新しいものに
取り替えず、それまで水槽内に設置されていたものをそ
のまま継続的に使用した。つまり、水槽のリニューアル
作業は基本的に8日毎に行ったが、藻類増殖材の取り替
えは、16日毎に行った。
アル作業においては、水槽内に設置する藻類増殖材を新
しいものに取り替えたが、第9日目及び第25日目のリ
ニューアル作業においては、藻類増殖材を新しいものに
取り替えず、それまで水槽内に設置されていたものをそ
のまま継続的に使用した。つまり、水槽のリニューアル
作業は基本的に8日毎に行ったが、藻類増殖材の取り替
えは、16日毎に行った。
【0054】一方、B組の水槽(第3・4の水槽)につ
いては、A組の水槽における珪藻培養の開始から4日後
(即ち、第5日目)に、珪藻の培養液と濾過海水の導入
作業、藻類増殖材と水中蛍光灯の設置作業を、A組の水
槽と同様に行い、珪藻の培養を開始し、その後のリニュ
ーアル作業についても、A組と同様の方法及び周期で実
施した。
いては、A組の水槽における珪藻培養の開始から4日後
(即ち、第5日目)に、珪藻の培養液と濾過海水の導入
作業、藻類増殖材と水中蛍光灯の設置作業を、A組の水
槽と同様に行い、珪藻の培養を開始し、その後のリニュ
ーアル作業についても、A組と同様の方法及び周期で実
施した。
【0055】このようにして、第1〜第4の水槽内にお
いてそれぞれ珪藻の培養を開始したところ、珪藻は順調
に増殖していった。そこで、各水槽内において増殖した
珪藻を、餌料としてアコヤガイに供給した。
いてそれぞれ珪藻の培養を開始したところ、珪藻は順調
に増殖していった。そこで、各水槽内において増殖した
珪藻を、餌料としてアコヤガイに供給した。
【0056】アコヤガイへの珪藻の供給(給餌)は、ラ
インポンプ、及び、各水槽の供給口において電磁バルブ
と逆止弁を有する給餌パイプを用いて行った。より具体
的には、タイマーを用いてラインポンプ及び電磁バルブ
を制御することにより、2時間おきに、1日に合計で1
0回ずつ給餌を行った。尚、1回の給餌につき、各水槽
からそれぞれ15Lずつ(合計で60L)の餌料を吸引
し、これをアコヤガイが収容された養殖槽へと移送し
た。
インポンプ、及び、各水槽の供給口において電磁バルブ
と逆止弁を有する給餌パイプを用いて行った。より具体
的には、タイマーを用いてラインポンプ及び電磁バルブ
を制御することにより、2時間おきに、1日に合計で1
0回ずつ給餌を行った。尚、1回の給餌につき、各水槽
からそれぞれ15Lずつ(合計で60L)の餌料を吸引
し、これをアコヤガイが収容された養殖槽へと移送し
た。
【0057】このような方法で給餌を行った場合、その
都度、各水槽の水位が低下してしまうことになるが、こ
の微細藻類増殖装置においては、給餌によって水位が低
下した分だけ、各水槽内に濾過海水が自動的に注入、補
充されるように構成されているため、継続的に珪藻の増
殖が促進されることとなり、その結果、珪藻を連続的
に、大量に培養、増殖させることができた。
都度、各水槽の水位が低下してしまうことになるが、こ
の微細藻類増殖装置においては、給餌によって水位が低
下した分だけ、各水槽内に濾過海水が自動的に注入、補
充されるように構成されているため、継続的に珪藻の増
殖が促進されることとなり、その結果、珪藻を連続的
に、大量に培養、増殖させることができた。
【0058】そして、この状態を数日間続けたところ、
養殖対象であるアコヤガイにおいて順調な生育が見られ
たため、この微細藻類増殖装置によれば、アコヤガイの
養殖において必要となる餌料を十分に賄うことができる
ほど、珪藻を大量に、連続的に増殖させることができ
る、ということが確認された。
養殖対象であるアコヤガイにおいて順調な生育が見られ
たため、この微細藻類増殖装置によれば、アコヤガイの
養殖において必要となる餌料を十分に賄うことができる
ほど、珪藻を大量に、連続的に増殖させることができ
る、ということが確認された。
【0059】尚、下記のグラフは、以上のような方法に
よって培養、増殖された珪藻の量(各水槽内の海水中に
おけるクロロフィルa量(μg/L))の計測結果を示
したものである。
よって培養、増殖された珪藻の量(各水槽内の海水中に
おけるクロロフィルa量(μg/L))の計測結果を示
したものである。
【0060】
【表2】
【0061】このグラフからも明らかなように、各水槽
からは、毎日150Lの餌料を吸引、消費してしまった
にも拘わらず、継続的な珪藻の増殖により、平均的に6
00〜800μg/Lのクロロフィルa量となった。
からは、毎日150Lの餌料を吸引、消費してしまった
にも拘わらず、継続的な珪藻の増殖により、平均的に6
00〜800μg/Lのクロロフィルa量となった。
【0062】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明に係る微
細藻類の増殖方法によれば、極めて効率よく、連続的か
つ大量に微細藻類を増殖することができるほか、簡単な
設備によって実施することができるので、設備構築に際
して広大なスペースを必要とせず、構築費用や、ランニ
ング・コスト等も低く抑えることができ、経済性に優れ
ている。
細藻類の増殖方法によれば、極めて効率よく、連続的か
つ大量に微細藻類を増殖することができるほか、簡単な
設備によって実施することができるので、設備構築に際
して広大なスペースを必要とせず、構築費用や、ランニ
ング・コスト等も低く抑えることができ、経済性に優れ
ている。
【0063】また、この方法によって増殖された大量の
微細藻類を餌料として供給することにより、二枚貝等を
対象とする給餌養殖の実現に寄与することができる。こ
の場合、餌料の質、量をコントロールすることによっ
て、養殖対象となる二枚貝等を安定して生産することが
できる。また、微細藻類の増殖培地を構成する濾過海水
は、海水濾過槽によって濾過されているので、貝毒の元
凶となる有害プランクトンを排除することができ、貝毒
の問題を好適に回避することができる
微細藻類を餌料として供給することにより、二枚貝等を
対象とする給餌養殖の実現に寄与することができる。こ
の場合、餌料の質、量をコントロールすることによっ
て、養殖対象となる二枚貝等を安定して生産することが
できる。また、微細藻類の増殖培地を構成する濾過海水
は、海水濾過槽によって濾過されているので、貝毒の元
凶となる有害プランクトンを排除することができ、貝毒
の問題を好適に回避することができる
【0064】更に、この方法を実現するための微細藻類
増殖装置は、使用される水槽において赤外線及び紫外線
を遮断できるようになっているので、直射日光による水
温上昇を防止することができるほか、紫外線の殺菌作用
による微細藻類への悪影響を防止することができる。
増殖装置は、使用される水槽において赤外線及び紫外線
を遮断できるようになっているので、直射日光による水
温上昇を防止することができるほか、紫外線の殺菌作用
による微細藻類への悪影響を防止することができる。
【0065】また、その水槽内には、攪拌手段が備えら
れており、濾過海水、微細藻類、及び、藻類増殖材から
溶出した成分を、水槽内において均一な濃度で分布させ
ることができ、偏在による増殖効率の低下を防止するこ
とができる。
れており、濾過海水、微細藻類、及び、藻類増殖材から
溶出した成分を、水槽内において均一な濃度で分布させ
ることができ、偏在による増殖効率の低下を防止するこ
とができる。
【0066】更に、水槽内の照度が低下すると、照明が
自動的に点灯されるように構成されているので、太陽光
の照度低下に起因する光合成の低下、ひいては微細藻類
の増殖効率の低下を防止することができる。
自動的に点灯されるように構成されているので、太陽光
の照度低下に起因する光合成の低下、ひいては微細藻類
の増殖効率の低下を防止することができる。
【図1】 本発明の微細藻類増殖装置の構成図。
【図2】 図1の微細藻類増殖装置に使用する水槽6の
断面図。
断面図。
1:制御装置、
2:濾過海水供給手段、
3:水温制御手段、
4:照明手段、
5:攪拌手段、
6:水槽、
7:海水濾過槽、
8:濾過海水タンク、
9:送水管、
10:水中蛍光灯、
11:電源、
12:エアーストーン、
13:エアーポンプ、
14:フィルム、
15:藻類増殖材、
16:濾過海水、
18:蓋、
19:送水ポンプ、
─────────────────────────────────────────────────────
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(72)発明者 門谷 茂
香川県木田郡三木町池戸2393 香川大学農
学部内
Fターム(参考) 2B104 AA26 CA01 CB01 CB41 CF01
CF11 CF28 EB05 EB19 EB21
EC01 EC11 EC20 EG05
Claims (6)
- 【請求項1】太陽光を透過する透明な材料によって成形
された水槽と、濾過海水供給手段と、制御装置と、水温
制御手段とによって構成され、微細藻類を連続的に増殖
する装置であって、 前記水槽は、屋外に設置されるとともに、赤外線及び/
又は紫外線を遮断できるように構成され、 前記濾過海水供給手段は、汲み上げた海水を濾過する海
水濾過槽と、この海水濾過槽によって生成された濾過海
水を貯留しておくための濾過海水タンクと、この濾過海
水タンクから前記水槽へと濾過海水を供給するための送
水管とを有し、 前記水温制御手段は、水槽内の海水を微細藻類の増殖に
適した温度に保持するように構成され、 前記制御装置による制御下において、前記水槽内で増殖
された微細藻類を含有する水槽内海水が、所望の時間
に、所望の量だけ取り出され、自動的に水槽外へと移送
されるように構成されるとともに、水槽内から取り出さ
れた水槽内海水の量に応じて、前記水槽内に濾過海水が
自動的に補充されるように構成されていることを特徴と
する微細藻類増殖装置。 - 【請求項2】前記海水濾過槽は、濾過砂及び中空糸膜フ
ィルターを有しており、 前記濾過海水供給手段によって濾過海水が前記水槽内に
補充された場合に、その補充量に応じて、実海域から天
然海水を自動的に取水し、濾過することによって濾過海
水を生成し、これを前記濾過海水タンクに貯留するよう
に構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の
微細藻類増殖装置。 - 【請求項3】栄養塩類を必要な量だけ前記水槽内へ滴下
し、又は、栄養塩類を徐々に溶出する緩効性の藻類増殖
材を前記水槽内に設置することにより、水槽内の栄養塩
濃度の低下分が補償されるように構成されていることを
特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の微細藻類増
殖装置。 - 【請求項4】水槽内の照度が所定のレベルよりも低下し
た場合に、これを検知して自動的に照明を点灯するよう
に構成されていることを特徴とする、請求項1〜3のい
ずれかに記載の微細藻類増殖装置。 - 【請求項5】赤外線及び/又は紫外線を遮断できるよう
に構成した透明な水槽を屋外に設置し、 濾過海水タンクから前記水槽内に濾過海水を導入すると
ともに、少量の微細藻類を添加し、 前記水槽内に設置した藻類増殖材から、微細藻類の増殖
に必要な成分を濾過海水中へ溶出させ、 前記透明な水槽を透過した太陽光、及び、前記藻類増殖
材からの溶出成分により、水槽内に添加された微細藻類
を活性化させて、効率よく微細藻類の増殖を行う方法で
あって、 制御装置による制御下において、前記水槽内で増殖され
た微細藻類を含有する水槽内海水が、所望の時間に、所
望の量だけ取り出され、自動的に水槽外へと移送される
ように構成されるとともに、水槽内から取り出された水
槽内海水の量に応じて、前記水槽内に濾過海水が自動的
に補充されるように構成されていることを特徴とする、
微細藻類の増殖方法。 - 【請求項6】赤外線及び/又は紫外線を遮断できるよう
に構成した透明な水槽を屋外に設置し、 濾過海水タンクから前記水槽内に濾過海水を導入すると
ともに、少量の微細藻類を添加し、 前記水槽内に設置した藻類増殖材から、微細藻類の増殖
に必要な成分を濾過海水中へ溶出させ、 前記透明な水槽を透過した太陽光、及び、前記藻類増殖
材からの溶出成分により、水槽内に添加された微細藻類
を活性化させて、効率よく微細藻類の増殖を行う方法で
あって、 前記水槽内の照度が低下した場合に、水槽内に設置され
た照明が、自動的に点灯するように構成されていること
を特徴とする、微細藻類の増殖方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002001160A JP2003199455A (ja) | 2002-01-08 | 2002-01-08 | 微細藻類の増殖方法及び増殖装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002001160A JP2003199455A (ja) | 2002-01-08 | 2002-01-08 | 微細藻類の増殖方法及び増殖装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003199455A true JP2003199455A (ja) | 2003-07-15 |
Family
ID=27641354
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|---|---|---|---|
| JP2002001160A Pending JP2003199455A (ja) | 2002-01-08 | 2002-01-08 | 微細藻類の増殖方法及び増殖装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003199455A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2002
- 2002-01-08 JP JP2002001160A patent/JP2003199455A/ja active Pending
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