JP2003200182A - 浄化処理装置および浄化処理方法 - Google Patents

浄化処理装置および浄化処理方法

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JP2003200182A JP2002001639A JP2002001639A JP2003200182A JP 2003200182 A JP2003200182 A JP 2003200182A JP 2002001639 A JP2002001639 A JP 2002001639A JP 2002001639 A JP2002001639 A JP 2002001639A JP 2003200182 A JP2003200182 A JP 2003200182A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 汚濁物質濃度の異なる複数種類の排水を各々
異なる処理機構で浄化処理する浄化処理装置において、
その処理過程で生成する処理生成物を合理的に処理する
のに有効な技術を提供する。 【解決手段】 浄化処理槽100には、相対的に汚濁物
質濃度の高い排水Aを浄化処理する第1の処理機構10
1、相対的に汚濁物質濃度の低い排水Bを浄化処理する
第2の処理機構102が設けられている。第2の処理機
構102の泡沫分離担体流動槽160で生成した泡沫お
よび固液分離槽170で生成した汚泥は、第1の処理機
構101の夾雑物除去槽110へ移送される構成となっ
ている。第2の処理機構102で浄化処理された処理水
は、再利用水(中水)として再利用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、汚濁物質濃度の異
なる複数種類の排水を各々異なる処理機構で浄化処理す
る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、家庭等から排出される排水を、汚
濁物質濃度に応じて専用の処理機構で浄化処理する浄化
処理技術が知られている。この種の浄化処理技術では、
例えば、トイレ排水や厨房排水等の比較的汚濁物質濃度
の高い排水を受け入れて処理する処理機構と、浴室排
水、洗面排水、洗濯排水等の比較的汚濁物質濃度の低い
排水を受け入れて処理する処理機構とを一つの槽状体に
収容した浄化処理槽を用いる。このような構成の浄化処
理槽によれば、汚濁物質濃度の低い排水を浄化処理する
処理機構で処理された後の処理水を、再利用水(いわゆ
る中水)として再利用することが可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の浄化処理技
術は、種々の汚濁物質濃度の排水を合わせて浄化処理す
るいわゆる合併処理浄化技術に比して、浄化処理後の処
理水を再利用水とすることで水資源を有効利用すること
ができるという点において有効である。ところが、上記
従来の浄化処理技術では、汚濁物質濃度に応じた専用の
処理機構で排水を浄化処理するという技術が提唱されて
いるに止まり、その処理過程で生成する泡沫や汚泥とい
った処理生成物の合理的な処理までも含めた処理技術の
提唱はなされていない。そこで、本発明は以上の点に鑑
みてなされたものであり、その課題とするところは、汚
濁物質濃度の異なる複数種類の排水を各々異なる処理機
構で浄化処理する浄化処理装置において、その処理過程
で生成する処理生成物を合理的に処理するのに有効な技
術を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の浄化処理装置は請求項1〜5に記載の通り
に構成され、本発明の浄化処理方法は請求項6,7に記
載の通りである。なお、これら各請求項に係る発明は、
相対的に汚濁物質濃度の高い排水を浄化処理する第1の
処理機構と、相対的に汚濁物質濃度の低い排水を浄化処
理する第2の処理機構との間で処理生成物を移送するこ
とで、その処理生成物を合理的に処理することができる
ようにした技術である。すなわち、本発明は、単に汚濁
物質濃度の異なる複数種類の排水を各々異なる処理機構
で浄化処理する技術に止まるものではなく、その処理過
程で生成する泡沫や汚泥といった処理生成物の合理的な
処理までも網羅した処理技術であるという特徴を有す
る。
【0005】請求項1に記載の浄化処理装置は、汚濁物
質濃度の異なる複数種類の排水を各々異なる処理機構で
浄化処理して排出するものである。この浄化処理装置
は、少なくとも第1の処理機構、第2の処理機構、移送
手段を有する。第1の処理機構は、相対的に汚濁物質濃
度の高い排水を受け入れて浄化処理する構成になってい
る。第2の処理機構は、相対的に汚濁物質濃度の低い排
水を受け入れて浄化処理する構成になっている。これら
第1の処理機構、第2の処理機構は、いずれも少なくと
も一つの処理槽を用いて構成される。これら処理機構で
は、系内の処理水中に含まれる有機汚濁物質を微生物に
よって生物処理したり、系内で生成した固形物が固液分
離するようになっている。第2の処理機構は相対的に汚
濁物質濃度の低い排水を浄化処理するため、この第2の
処理機構で浄化処理された処理水を、再利用水(いわゆ
る中水)として再利用することができる。従って、排水
の処理効率がよく、水の有効利用が可能となる。第1の
処理機構と第2の処理機構とは一体の槽体に収容されて
もよいし、あるいは各々別の槽体に収容されてもよい。
本発明でいう「相対的に汚濁物質濃度の低い排水」と
は、処理後の水を再利用水(中水)として利用するのに
好適な排水であり、例えば浴室排水、洗面排水、洗濯排
水がこれに相当する。一方、本発明でいう「相対的に汚
濁物質濃度の高い排水」とは、処理後の水を一般的に再
利用水(中水)として利用し難い排水であり、例えば厨
房排水、トイレ排水がこれに相当する。なお、排水の種
類、処理機構の数等は必要に応じて適宜変更可能であ
る。第1の処理機構や第2の処理機構では、浄化処理過
程で泡沫や汚泥といった処理生成物が生成する。本発明
では、このような処理生成物を処理機構間で移送するよ
うな構成になっている。処理生成物を移送する移送手段
としては、ポンプによる圧送の原理を利用したエアリフ
トポンプや水中ポンプ、いわゆる押し出し流れの原理を
用いた移送配管等を好適に用いる。これにより、例えば
第2の処理機構の処理生成物を第1の処理機構へ移送
し、この第1の処理機構で一元化した処理を行うことが
可能となる。従って、処理生成物の引抜箇所や貯留箇所
の数を減らすことができる。以上のように請求項1に記
載の発明によれば、汚濁物質濃度の異なる複数種類の排
水を各々異なる処理機構で浄化処理することで汚濁物質
濃度の低い側の処理機構から排出される処理水を、再利
用水として再利用することができる。その上、処理機構
の間で処理生成物を移送することで、処理生成物の引抜
箇所や貯留箇所の数を減らすことができ合理的である。
【0006】ここで、請求項1に記載の移送手段は、請
求項2に記載のように第2の処理機構で生成する処理生
成物を第1の処理機構へ移送する構成を有する。すなわ
ち、本発明では、相対的に汚濁物質濃度の低い排水を浄
化処理する側で生成した処理生成物を、相対的に汚濁物
質濃度の高い排水を浄化処理する側へ移送するようにな
っている。泡沫や汚泥といった処理生成物は、処理後の
水を再利用水(中水)として利用する際の不要成分であ
る。本発明によれば、処理生成物の処理を第1の処理機
構で一元化した処理が可能となる。そのうえ、処理生成
物が第2の処理機構から排出されることで、第2の処理
機構における濃度負荷が低減されることとなり、より浄
化度合いの高い処理水を得ることができる。従って請求
項2に記載の発明によれば、再利用水を製造するのに好
適な浄化処理を行うことが可能となる。
【0007】また、請求項3に記載の浄化処理装置で
は、分離手段が設けられている。この分離手段は、第1
の処理機構、第2の処理機構あるいは移送手段等に設置
される。この分離手段を移送手段に対して上流側に設け
てもよいし、あるいは移送手段に対して下流側に設けて
もよい。例えば、第2の処理機構で生成した処理生成物
を移送手段を介して第1の処理機構へ移送する場合、第
2の処理機構側で分離された後の処理生成物を移送手段
を介して第1の処理機構側へ移送してもよいし、あるい
は処理生成物を含む第2の処理機構側の処理水を移送手
段を介して第1の処理機構側へ移送し、第1の処理機構
側に設けられた分離手段によって処理生成物を分離して
もよい。この分離手段としては、例えばエアリフトポン
プを用いた構成や、担体、分離膜等の固液分離機構を用
いた構成等がある。このような構成によれば、分離手段
を用いることで極力処理生成物のみを移送することが可
能となり、より合理的な処理生成物の処理が可能とな
る。
【0008】また、請求項4に記載の浄化処理装置で
は、第1の処理機構と第2の処理機構とが一つの槽体に
収容される構成を有する。これにより、コンパクトな浄
化処理装置を実現することができる。
【0009】また、請求項5に記載の浄化処理装置は、
第1の処理機構および第2の処理機構に面する点検口を
有する。この点検口は、槽体の内部を目視等によって点
検するのに用いられる。これにより、各処理機構の点検
口を共有化することができ、処理機構の点検が容易にな
るうえに浄化処理装置のコスト低減に成り得る。
【0010】請求項6に記載の浄化処理方法によれば、
汚濁物質濃度の異なる複数種類の排水を各々異なる処理
機構で浄化処理することで汚濁物質濃度の低い側の処理
機構から排出される処理水を、再利用水として再利用す
ることができる。その上、処理機構の間で処理生成物を
移送することで、処理生成物の引抜箇所や貯留箇所の数
を減らすことができ合理的である。
【0011】また、請求項7に記載の浄化処理方法によ
れば、再利用水を製造するのに好適な浄化処理を行うこ
とが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の浄化処理装置の
一実施の形態を図1〜図5、図7に基づいて説明する。
ここで、図1は本発明の浄化処理装置の一実施の形態で
ある浄化処理槽100の処理構成を示す図である。図2
は図1中の第1の処理機構101の構成を示す模式図で
ある。図3は図1中の第2の処理機構102の構成を示
す模式図である。図4は第1の処理機構101の担体流
動生物濾過槽130の散気運転時の状態を示す模式図で
ある。図5は第1の処理機構101の担体流動生物濾過
槽130の逆洗運転時の状態を示す模式図である。図7
は本槽部100a内の構成を示す平面図である。本実施
の形態では、一般家庭等から排出される2種類の排水
A,Bを、各々に対応した処理機構へ受け入れて浄化処
理して排水する技術について説明する。排水Aは、相対
的に汚濁物質濃度の高い排水であり、処理後の水を一般
的に再利用水(中水)として利用し難い排水である。例
えば、厨房排水、トイレ排水等を排水Aとして用いる。
従って、この排水Aには通常トイレ排水に起因する屎尿
が含まれる。また、排水Bは、相対的に汚濁物質濃度の
低い排水であり、処理後の水を再利用水(中水)として
利用するのに好適な排水である。例えば、浴室排水、洗
面排水、洗濯排水等を排水Bとして用いる。従って、こ
の排水Bには通常各種洗浄排水に起因する泡沫成分が含
まれる。一般に、排水Aは排水Bに比して濃度負荷が高
く水量負荷が低い。なお、本実施の形態では、所定の処
理がなされる前のもの(実質的な被処理水)、或いは所
定の処理がなされた後のもの(実質的な処理水)を広く
「処理水」と記載する。
【0013】図1に示すように、本発明における浄化処
理装置としての浄化処理槽100は、本槽部100a、
機械部100b等によって構成されている。本槽部10
0aは、一つの槽状に形成されその槽内に第1の処理機
構101(浄化槽部)および第2の処理機構102(中
水部)を収容する。この本槽部100aが本発明におけ
る槽体に対応している。第1の処理機構101は、処理
行程の順に対応して上流側(図1の左側)から順に、夾
雑物除去槽110、嫌気濾床槽120、担体流動生物濾
過槽130、処理水槽140、消毒槽150を備えてい
る。第1の処理機構101は、前記した種類の排水Aを
夾雑物除去槽110へ受け入れ、浄化処理し、浄化処理
後の処理水を消毒槽150から放流する構成になってい
る。その浄化処理過程において、後述する散気運転時に
処理水槽140の処理水の一部が循環水として夾雑物除
去槽110へ移送されるようになっている。また、後述
する逆洗運転時に担体流動生物濾過槽130の処理水が
逆洗水として夾雑物除去槽110へ移送されるようにな
っている。
【0014】第2の処理機構102は、処理行程の順に
対応して上流側(図1の左側)から順に、泡沫分離担体
流動槽160、固液分離槽170、消毒槽180、貯水
槽190を備えている。第2の処理機構102は、前記
した種類の排水Bを泡沫分離担体流動槽160へ受け入
れ、浄化処理し、浄化処理後の処理水を再利用水(いわ
ゆる中水)として貯水槽190から放流する構成になっ
ている。その浄化処理過程において、泡沫分離担体流動
槽160で生成する泡沫および固液分離槽170で生成
する汚泥は、第1の処理機構101の夾雑物除去槽11
0へ移送されるようになっている。
【0015】機械部100bは、制御装置200、上水
補給装置210、加圧ポンプ、ブロワ230,240等
によって構成されている。上水補給装置210は、第2
の処理機構102の貯水槽190へ上水を補給する。加
圧ポンプは、第2の処理機構102の貯水槽190から
抜き出した処理水を加圧し、再利用水(中水)として系
外へ吐出する。ブロワ230は、第1の処理機構101
へばっ気・移送用空気および逆洗・移送用空気を供給す
る。ブロワ240は、第2の処理機構102へばっ気用
空気、移送エアリフト用空気、汚泥移送用空気を供給す
る。制御装置200は、上水補給装置210、加圧ポン
プ、ブロワ230,240等の制御を行う。
【0016】ここで、第1の処理機構101の各槽の詳
細な構成等を説明する。図2に示すように、夾雑物除去
槽110と嫌気濾床槽120との間には、これら両槽を
区画する仕切壁113が設けられている。嫌気濾床槽1
20と担体流動生物濾過槽130との間には、これら両
槽を区画する仕切壁123が設けられている。担体流動
生物濾過槽130と処理水槽140との間には、これら
両槽を区画する仕切壁133が設けられている。処理水
槽140と消毒槽150との間には、これら両槽を区画
する越流堰143が設けられている。
【0017】夾雑物除去槽110はバッフル部材112
a,112bを備え、流入管111から流入した排水A
中に含まれる夾雑物、すなわち大きな固形物や油脂等を
これらバッフル部材112a,112b等の作用によっ
て固液分離・除去する。この夾雑物除去槽110で処理
された処理水は、仕切壁113の開口を通じて嫌気濾床
槽120へ移流するようになっている。
【0018】嫌気濾床槽120は濾床122を有し、こ
の濾床122には有機汚濁物質を嫌気処理(還元)する
嫌気性微生物を着床させた所定量の濾材C1が充填され
ている。従って、排水中の有機汚濁物質は、嫌気濾床槽
120の嫌気性微生物によって嫌気処理される。そし
て、嫌気濾床槽120で処理された処理水は、濾床12
2を図2中の矢印方向へ降流するようになっている。
【0019】担体流動生物濾過槽130には、上部多孔
部材131aおよび下部多孔部材131bが設けられて
いる。これら多孔部材間に形成される担体充填部132
には、所定量の粒状担体C2が槽内を流動できる程度に
充填されている。これら多孔部材131a,131bは
処理水の移動は許容するが粒状担体C2の移動は防止す
るように構成されている。粒状担体C2は、例えば粒状
の中空円筒形に形成されている。この粒状担体C2には
有機汚濁物質を好気処理(酸化)する好気性微生物が着
床されている。そして、担体流動生物濾過槽130で好
気処理された処理水は、担体充填部132を降流するよ
うになっている。なお、粒状担体C2の材質としては、
例えばパーライト、シラスバルーン、発泡コンクリー
ト、活性炭、多孔質セラミック、多孔質硝子等の無機担
体、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、
ポリウレタン等の合成樹脂担体を広く用いることができ
る。
【0020】また、担体流動生物濾過槽130には、ブ
ロワ230を介して槽内の処理水に空気を供給する散気
装置135および逆洗装置136が設けられている。散
気装置135は後述する散気運転時に用いられ、逆洗装
置136は後述する逆洗運転時に用いられる。散気装置
135および逆洗装置136は、空気供給用の複数の空
気供給孔135aおよび136aを備えている。なお、
散気装置135は槽内において逆洗装置136よりも上
方に設けられている。
【0021】処理水槽140には、ほぼ同様の構成を有
する第1エアリフトポンプ137および第2エアリフト
ポンプ147が設けられている。第1エアリフトポンプ
137は後述する逆洗運転時に用いられ、第2エアリフ
トポンプ147は後述する散気運転時に用いられる。第
1エアリフトポンプ137は、吸入側端部が担体流動生
物濾過槽130の底部に浸漬される吸入管138、この
吸入管138の上部から夾雑物除去槽110の方向へ延
びる排出管139を備え、吸入管138に後述する空気
供給配管234が接続されている。この吸入管138内
へ作動用の空気が供給されることによって、担体流動生
物濾過槽130の処理水は逆洗水として吸入管138か
ら吸入され、吸入管138および排出管139内を移送
され、排出管139の流出側端部から夾雑物除去槽11
0へ吐出される。第2エアリフトポンプ147は、吸入
側端部が処理水槽140の底部に浸漬される吸入管14
8、この吸入管148の上部から夾雑物除去槽110の
方向へ延びる排出管149を備え、吸入管148に後述
する空気供給配管232が接続されている。この吸入管
148内へ作動用の空気が供給されることによって、処
理水槽140の処理水は吸入管148から吸入され、吸
入管148および排出管149内を移送され、排出管1
49の流出側端部から夾雑物除去槽110へ吐出され
る。これにより、処理水槽140の処理水は、第2エア
リフトポンプ147を介して、処理水槽140よりも上
流側の夾雑物除去槽110との間で循環されることとな
る。
【0022】ブロワ230の吐出部は、前記した空気供
給配管232,234に接続されている。空気供給配管
232は、更に散気装置135および第2エアリフトポ
ンプ147の吸入管148に接続されている。ブロワ2
30から空気供給配管232へ吐出された空気は、散気
装置135側と第2エアリフトポンプ147側とに並列
的に供給される構成になっている。一方、空気供給配管
234は、更に逆洗装置136および第1エアリフトポ
ンプ137に接続されている。ブロワ230から空気供
給配管234へ吐出された空気は、逆洗装置136側と
第1エアリフトポンプ137側とに並列的に供給される
構成になっている。なお、第1エアリフトポンプ137
へ供給される空気供給量は、第2エアリフトポンプ14
7へ供給される空気供給量よりも多くなるように設定さ
れる。これにより、循環水の移送量よりも逆洗水の移送
量の方を多くすることができ、より短時間で担体流動生
物濾過槽130の逆洗運転を行うことができる。
【0023】消毒槽150は消毒剤注入装置152を備
えており、この消毒剤注入装置152によって処理水槽
140から流入する処理水の消毒処理を行い、消毒処理
後の処理水を放流管151を通じて放流するように構成
されている。
【0024】担体流動生物濾過槽130の散気運転で
は、槽内へ散気装置135から所定量の空気が供給され
る。これにより、図4に示すように、散気装置135よ
りも上層に好気処理領域133(生物処理領域)が形成
され、散気装置135よりも下層に濾過処理領域134
が形成される。好気処理領域133では、空気が付与さ
れた好気性微生物によって有機性汚濁物質の好気処理
(酸化)が行われる一方、濾過処理領域134では、好
気処理等によって生成したSS(Suspended Solid)等
の浮遊固形物を粒状担体C2によって捕捉する。また、
このとき好気処理領域133の粒状担体C2は散気装置
135から供給される空気の空気流れによって処理水と
ともに槽内を流動する。これにより、槽内の処理水の均
一な処理が行われることとなる。また、この散気運転で
は、前記したように第2エアリフトポンプ147が作動
され循環水の循環が行われる。
【0025】担体流動生物濾過槽130の逆洗運転で
は、槽内へ逆洗装置136から所定量の空気が供給され
る。例えば、散気運転時よりも多くの空気が供給される
ように設定されている。これにより、図5に示すよう
に、担体充填部132(好気処理領域133および濾過
処理領域134)の粒状担体C2全体が処理水とともに
槽内を流動する。これにより、粒状担体C2によって捕
捉されたSS等の浮遊固形物が剥離する。また、この逆
洗運転では、前記したように第1エアリフトポンプ13
7が作動され浮遊固形物を含有する処理水が逆洗水とし
て夾雑物除去槽110へ移送される。
【0026】次に、第2の処理機構102の各槽の詳細
な構成等を説明する。泡沫分離担体流動槽160は、流
入した処理水Bの有機性汚濁物質の好気処理(酸化)を
行う一方、処理水B中に含有する泡沫成分の除去を行
う。図3に示すように、泡沫分離担体流動槽160に
は、泡沫排出管161、上部多孔部材164aおよび下
部多孔部材164b、散気装置163、第3エアリフト
ポンプ164等が設置されている。泡沫排出管161は
第1の処理機構101の夾雑物除去槽110に接続され
ている。上部多孔部材164aは槽上部に設けられ、下
部多孔部材164bは槽下部に設けられている。上部多
孔部材164aと下部多孔部材164bとの間の担体充
填領域162には、粒状に形成された所定量の粒状担体
C3がその領域内を流動可能に充填されている。この粒
状担体C3は、粒状担体C2とほぼ同様の構成を有す
る。多孔部材164a,164bには、処理水の通過は
許容するが粒状担体C3の通過は阻止する大きさの孔が
多数形成されている。また、この粒状担体C3には、好
気性微生物が着床されており、この好気性微生物によっ
て有機汚濁物質の好気処理(酸化)が行われることとな
る。
【0027】散気装置163は、泡沫分離担体流動槽1
60の槽底部に設けられている。この散気装置163は
空気供給配管242を介してブロワ240に接続されて
おり、このブロワ240を起動させることによって、複
数の空気供給孔(図示省略)から槽内へ所定量の空気
(酸素を含むガス)を供給する構成となっている。散気
装置163が作動すると、槽内に水流と空気流れとの気
液混相流が形成される。この空気流れによって粒状担体
C3が流動化されるとともに、粒状担体C3に着床され
た好気性微生物にこの微生物の働きを促進するための酸
素が均一に供給されることとなる。これにより、排水A
中の有機汚濁物質は、好気性微生物によって好気処理さ
れることとなる。
【0028】また、散気装置163が作動すると、その
ばっ気作用によって排水から泡沫が生成する。この泡沫
は液界面付近に形成されるため、槽内の液面が泡沫排出
管161に対応した位置になると泡沫は泡沫排出管16
1から排出されるようになっている。泡沫排出管161
から排出された泡沫を主体とする処理水は夾雑物除去槽
110へ移送される。すなわち、この泡沫排出管161
が排水から泡沫を分離する機能を有する。この泡沫が本
発明における処理生成物に対応している。また、泡沫排
出管161等によって本発明の移送手段および分離手段
が構成されている。
【0029】第3エアリフトポンプ164は、泡沫分離
担体流動槽160に浸漬される吸入管165、この吸入
管165と固液分離槽170とを接続する排出管166
を備えている。吸入管165は空気供給配管244に接
続されており、ブロワ240から吐出された空気は空気
供給配管244を介して吸入管165へ供給される。こ
のとき、泡沫分離担体流動槽160内の処理水は、第3
エアリフトポンプ164のエアリフト作用によって吸入
され、排出管166へ吐出されることで固液分離槽17
0へ移送される。
【0030】固液分離槽170には、第4エアリフトポ
ンプ174等が設置されている。また、この固液分離槽
170には、槽内に粒状担体C3とほぼ同様の構成の粒
状担体C4が所定量充填されている。この粒状担体C4
としては、処理水よりも比重が小さいものが用いられて
おり、この粒状担体C4が槽上部に浮遊するようになっ
ている。固液分離槽170内の処理水は、槽内を上向き
方向へ通過する際に粒状担体C4によって濾過処理さ
れ、処理水中に含まれるSS等の浮遊固形物(以下、
「汚泥」という)は槽底部へ沈降する。この汚泥は、主
に担体流動槽110において好気性微生物によって有機
汚濁物質を好気分解(酸化)したときに発生する。粒状
担体C4を通過した処理水は、移流管178を介してい
わゆる押し出し流れの原理によって消毒槽180へ移流
する構成となっている。
【0031】第4エアリフトポンプ174は、固液分離
槽170内に浸漬される吸入管175、この吸入管17
5と泡沫排出管161とを接続する排出管176を備え
ている。吸入管175は空気供給配管246に接続され
ており、ブロワ240から吐出された空気は空気供給配
管246を介して吸入管175へ供給される。このと
き、槽底部へ沈降した汚泥は、第4エアリフトポンプ1
74のエアリフト作用によって処理水とともに吸入さ
れ、引抜汚泥として泡沫排出管161へ吐出されるよう
になっている。泡沫排出管161から排出された汚泥を
主体とする処理水は、前記した泡沫を主体とする処理水
とともに夾雑物除去槽110へ移送される。第4エアリ
フトポンプ174を用いることで、汚泥の移送を簡便に
行うことができる。この汚泥が本発明における処理生成
物に対応している。また、第4エアリフトポンプ174
が本発明における移送手段を構成しており、固液分離槽
170が本発明における分離手段に対応している。この
ように、第2の処理機構102で生成した泡沫および汚
泥が、第2の処理機構102から抜き出され第1の処理
機構101へ移送されることで、第2の処理機構102
は濃度負荷が低下するため、浄化度合いの高い再使用水
(中水)を製造することが可能となる。第1の処理機構
101へ移送された泡沫および汚泥は、排水Aと混合さ
れて浄化処理される。
【0032】消毒槽180は消毒剤注入装置182を備
えており、この消毒剤注入装置182によって固液分離
槽170から流入する処理水の消毒処理を行い、消毒処
理後の処理水は越流堰184を介して貯水槽190へ移
流する。貯水槽190は、上水補給装置210、水位セ
ンサ194、放流ポンプ196等を備えている。上水補
給装置210は、水位センサ194による水位検出情報
に基づいて貯水槽190へ供給する上水の量を調節す
る。貯水槽190に貯留された処理水は、放流ポンプ1
96を介して再利用水(中水)として放流される。この
放流ポンプ196は、エアリフトポンプ、水中ポンプ等
を用いて構成される。
【0033】ここで、本槽部100aに収容される第1
の処理機構101および第2の処理機構102の具体的
な配置例を図7に基づいて説明する。図7に示すよう
に、第1の処理機構101と第2の処理機構102は本
槽部100a内に隣接して設けられている。また、図中
の二点鎖線で示すように、本槽部100aには第1の処
理機構101と第2の処理機構102とが隣接する二箇
所に点検口(マンホール)103,104が設置されて
いる。すなわち、この点検口103,104は、第1の
処理機構101および第2の処理機構102のいずれに
も面する構成となっている。これにより、点検口を第1
の処理機構101と第2の処理機構102とで共有化す
ることができる。従って、処理機構の点検が容易になる
うえに浄化処理槽100のコスト低減となる。
【0034】なお、図7に示すように、夾雑物除去槽1
10と泡沫分離担体流動槽160との間には、泡沫分離
担体流動槽160の余剰排水を夾雑物除去槽110へ流
入される移流管105が設けられている。また、この移
流管105には逆止弁106が設けられている。逆止弁
106は夾雑物除去槽110から泡沫分離担体流動槽1
60への排水の逆流を防止する。このような構成によ
り、第2の処理機構102では再利用水(中水)として
利用された分だけの処理でよい。
【0035】上記構成の浄化処理槽100は、種々の汚
濁物質濃度の排水を合わせて浄化処理するいわゆる合併
処理浄化槽に比して、浄化処理後の処理水を再利用水と
することで水資源を有効利用することができる。これに
ついて図9および図10を参照しながら説明する。ここ
で、図9は本実施の形態の浄化処理槽100を用いた際
の処理量バランスの一例を示す図である。図10は合併
処理浄化槽を用いた際の処理量バランスの一例を示す図
である。なお、これらはいずれも5人槽を標準家庭に導
入した場合である。また、これらの図中に示す数値の単
位は、リットル/日である。
【0036】図9に示すように、本実施の形態の浄化処
理槽100では、汚濁物質濃度の低い排水を再生処理し
て得られた再利用水(中水)を、トイレ排水に200リ
ットル、庭木の散水や自動車の洗車に200リットル/
日、再利用することができる。また、浄化処理槽100
では、風呂水の100リットル/日を洗濯水として使用
することで上水道の使用量を低減させることができる。
例えば、図10の合併処理浄化槽における上水道の使用
量1204リットル/日に対し、上水道の使用量を70
4リットル/日まで低減させることが可能となる。ま
た、図10の合併処理浄化槽における放流量が1004
リットル/日であるのに対し、浄化処理槽100におけ
る放流量を504リットル/日まで半減させることが可
能となる。従って、浄化処理槽100を用いることで合
併処理浄化槽に比して水の有効利用に貢献し得ることと
なる。
【0037】以上のように本実施の形態によれば、汚濁
物質濃度の異なる2種類の排水A,Bを各々異なる処理
機構で浄化処理することで汚濁物質濃度の低い側の処理
機構から排出される処理水を、再利用水(中水)として
再利用することができる。その上、第2の処理機構10
2から第1の処理機構101へ泡沫および汚泥を移送す
ることで、泡沫および汚泥の引抜箇所や貯留箇所の数を
減らすことができ合理的である。また、本実施の形態に
よれば、泡沫や汚泥が第2の処理機構102から排出さ
れることで、第2の処理機構102における濃度負荷が
低減されることとなり、より浄化度合いの高い再使用水
(中水)を得ることができる。また、本実施の形態によ
れば、第2の処理機構102で生成する泡沫および汚泥
を分離することで、極力泡沫および汚泥のみを移送する
ことが可能となる。また、本実施の形態によれば、第1
の処理機構101および第2の処理機構102を本槽部
100aに収容する構成としたため、コンパクトな浄化
処理槽100を実現することができる。また、本実施の
形態によれば、第1の処理機構101および第2の処理
機構102に面する点検口103,104を設けたた
め、処理機構の点検が容易になるうえに浄化処理槽10
0のコスト低減となる。
【0038】〔他の実施の形態〕なお、本発明は上記の
実施の形態のみに限定されるものではなく、種々の応用
や変形が考えられる。例えば、上記実施の形態を応用し
た次の各形態を実施することもできる。
【0039】(A)上記実施の形態の泡沫分離担体流動
槽160は、上記以外の構成であってもよい。泡沫分離
担体流動槽160の別の実施の形態を図6を参照しなが
ら説明する。ここで図6は第1の処理機構101の泡沫
分離担体流動槽160の別の実施の形態を示す模式図で
ある。なお、図6において図3中の要素と同一の要素に
は同一の符号を付している。図6に示す泡沫分離担体流
動槽160では、泡沫を分離・除去する泡沫分離装置1
67が設けられている。この泡沫分離装置167は、エ
アリフトポンプの構成を用いたものである。空気供給配
管から移送管168へ所定量の空気が供給されるとその
空気流れによって、槽内の処理水が移送管168内へ吸
入され、また移送管168内において空気と処理水との
気液混相状態が形成される。このとき、空気のばっ気作
用によって泡沫成分を含有する処理水から泡沫が生成
し、この泡沫は移送管168内において気液分離され
る。すなわち、移送管168が本発明でいう分離手段を
構成する。移送管168内の垂直箇所において、処理水
は比重差によって気液分離界面Sを介して上層側の泡沫
領域(泡沫)と、下層側の非泡沫領域(処理水)とに気
液分離される。この気液分離界面Sが形成される位置
は、空気供給量や気液混相状態等に応じて変化し、気液
分離界面S付近では、通常泡沫と処理水が混在した状態
となる。そして、泡沫領域の泡沫は、空気流れによって
移送管168内を泡沫排出部へと移送され、受け部材1
69を介して泡沫排出管161から第1の処理機構10
1の夾雑物除去槽110へ移送される。泡沫分離担体流
動槽160のこのような構成によれば、泡沫分離担体流
動槽160の水位の変動に関わらず泡沫の生成、気液分
離、泡沫の排出を維持することができる。
【0040】(B)また、泡沫や汚泥の抜出元および移
送先は上記実施の形態に限定されない。例えば、図8に
示す形態を採り得る。ここで、図8は本槽部100a内
の別の構成を示す平面図である。図8に示す本槽部10
0aでは、泡沫分離担体流動槽160で生成する泡沫を
嫌気濾床槽120へ移送する構成となっている。また、
泡沫分離担体流動槽160から汚泥を抜き出し、この汚
泥を夾雑物除去槽110へ移送する構成となっている。
このように、泡沫や汚泥の抜出元および移送先は必要に
応じて適宜変更可能である。
【0041】(C)また、上記実施の形態では、泡沫や
汚泥を移送する手段としてエアリフトポンプ、移送配管
等を用いる場合について記載したが、これらにかえて水
中ポンプ等の各種移送手段を用いることもできる。
【0042】(D)また、第1の処理機構101および
第2の処理機構102の構成は上記実施の形態に限定さ
れない。例えば、図11および図12に示す形態を採り
得る。ここで図11および図12は、いずれも本槽部1
00aの別の実施の形態である本槽部300aの構成を
示す平面図である。図11に示す本槽部300aでは、
第1の処理機構301は1次処理槽、2次処理槽、処理
水槽、消毒槽を備え、第2の処理機構302は1次処理
槽、2次処理槽、固液分離槽、消毒槽、貯水槽を備えて
いる。また、第2の処理機構302の1次処理槽で生成
した泡沫および汚泥が第1の処理機構301の2次処理
槽へ移送される構成になっている。図12に示すよう
に、第2の処理機構302の1次処理槽で生成した泡沫
および汚泥の移送先を第1の処理機構301は1次処理
槽にすることもできる。なお、例えば2次処理槽は生物
処理等を主体とした構成を有し、1次処理槽は2次処理
がなされる前の処理水の固液分離等を行う構成を有す
る。このように、第1の処理機構や第2の処理機構の構
成は必要に応じて適宜変更可能である。
【0043】(E)また、上記実施の形態では、2種類
の排水A,Bを各々浄化処理する場合について記載した
が、3種類以上の排水を各々浄化処理する技術に本発明
を適用することもできる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
汚濁物質濃度の異なる複数種類の排水を各々異なる処理
機構で浄化処理する浄化処理装置において、その処理過
程で生成する処理生成物を合理的に処理するのに有効な
技術を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の浄化処理装置の一実施の形態である浄
化処理槽100の処理構成を示す図である。
【図2】図1中の第1の処理機構101の構成を示す模
式図である。
【図3】図1中の第2の処理機構102の構成を示す模
式図である。
【図4】第1の処理機構101の担体流動生物濾過槽1
30の散気運転時の状態を示す模式図である。
【図5】第1の処理機構101の担体流動生物濾過槽1
30の逆洗運転時の状態を示す模式図である。
【図6】第1の処理機構101の泡沫分離担体流動槽1
60の別の実施の形態を示す模式図である。
【図7】本槽部100a内の構成を示す平面図である。
【図8】本槽部100a内の別の構成を示す平面図であ
る。
【図9】本実施の形態の浄化処理槽100を用いた際の
処理量バランスの一例を示す図である。
【図10】合併処理浄化槽を用いた際の処理量バランス
の一例を示す図である。
【図11】本槽部100aの別の実施の形態である本槽
部300aの構成を示す平面図である。
【図12】本槽部100aの別の実施の形態である本槽
部300aの構成を示す平面図である。
【符号の説明】
100…浄化処理槽(浄化処理装置) 100a…本槽部(槽体) 100b…機械部 101…第1の処理機構 102…第2の処理機構 103,104…点検口(マンホール) 110…夾雑物除去槽 120…嫌気濾床槽 130…担体流動生物濾過槽 140…処理水槽 150,180…消毒槽 160…泡沫分離担体流動槽 161…泡沫排出管 170…固液分離槽 174…第4エアリフトポンプ 190…貯水槽
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土井 幸夫 愛知県知立市山屋敷町山鼻33番地 フジク リーン工業株式会社水環境研究所内 (72)発明者 藤井 宏成 愛知県知立市山屋敷町山鼻33番地 フジク リーン工業株式会社水環境研究所内 (72)発明者 田畑 洋輔 愛知県知立市山屋敷町山鼻33番地 フジク リーン工業株式会社水環境研究所内 Fターム(参考) 4D027 AB07 AB14 BA03 BA05

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 汚濁物質濃度の異なる複数種類の排水を
    各々異なる処理機構で浄化処理して排出する浄化処理装
    置であって、 第1の処理機構と、第2の処理機構と、移送手段とを有
    し、 前記第1の処理機構は相対的に汚濁物質濃度の高い排水
    を受け入れて浄化処理し、前記第2の処理機構は相対的
    に汚濁物質濃度の低い排水を受け入れて浄化処理し、前
    記移送手段は前記第1の処理機構ないし第2の処理機構
    で生成する処理生成物をこれら処理機構間で移送するよ
    うに構成されていることを特徴とする浄化処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した浄化処理装置であっ
    て、 前記移送手段は、前記第2の処理機構で生成する処理生
    成物を前記第1の処理機構へ移送するように構成されて
    いることを特徴とする浄化処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載した浄化処理装
    置であって、 前記処理生成物を分離する分離手段を備えていることを
    特徴とする浄化処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載した浄化
    処理装置であって、 前記第1の処理機構および第2の処理機構は一つの槽体
    に収容されていることを特徴とする浄化処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載した浄化処理装置であっ
    て、 前記槽体は、前記第1の処理機構および第2の処理機構
    に面する点検口を有することを特徴とする浄化処理装
    置。
  6. 【請求項6】 汚濁物質濃度の異なる複数種類の排水を
    各々異なる処理機構で浄化処理して排出する浄化処理方
    法であって、 相対的に汚濁物質濃度の高い排水を第1の処理機構に受
    け入れて浄化処理し、相対的に汚濁物質濃度の低い排水
    を第2の処理機構に受け入れて浄化処理し、前記第1の
    処理機構ないし第2の処理機構で生成する処理生成物を
    これら処理機構間で移送することを特徴とする浄化処理
    方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載した浄化処理方法であっ
    て、 前記第2の処理機構で生成する処理生成物を前記第1の
    処理機構へ移送することを特徴とする浄化処理方法。
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