JP2003200239A - リベット加締め装置 - Google Patents
リベット加締め装置Info
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Abstract
め装置において、部品点数が少なく、構造が簡単であ
り、安価なものとする。 【構成】 支持型50と押圧型としてのクリンパを有す
る。電気コネクタ100は、基板150の下側になった
状態で、矢印A方向に基板組立体101として移送され
る。上流側から移送されてきた電気コネクタ100は、
リベット110の頭部116が、支持型50の副ブロッ
ク60の斜面74a上を滑りながら、平面76の方へ移
動する。そして、平面76に形成された凹部84に、リ
ベット110の頭部116が着座する。このとき、基板
150を移動させる手にクリック感或いは節度感といっ
た位置決めがなされた時の明瞭な感触を与える。しかる
後、クリンパが下方に移動して、リベット110の先端
部112を潰して加締め、電気コネクタ100を基板1
50に固定する。
Description
に関し、特に電気コネクタをプリント基板に、電気コネ
クタと基板を挿通したリベットを加締めて固定するリベ
ット加締め装置に関する。
下、単に基板という)上に、リベットにより加締めて固
定するリベット加締め装置が、例えば、特開2000−
334539号公報に開示されている。このリベット加
締め装置は、下側にアンビル(支持型)を有し、このア
ンビルに対向して、リベットを加締めるためのクリンパ
を備えた上部工具ユニット(押圧型)を有する。リベッ
ト加締め装置は、また、電気コネクタを仮止めした基板
を載置するコネクタホルダユニットをアンビルと上部工
具ユニットの間に有し、さらに、リベットを加締める際
に、アンビルを僅かに上昇させるリンク機構を有する。
おり、基板もまた、円板状をしている。多数の電気コネ
クタが、リベットによりこの基板上に放射状に仮止めさ
れ、基板を回転させるように滑らせながら、所定の位置
でリベットを加締めて電気コネクタを基板に固定するよ
うになっている。加締の際、押圧型および支持型との位
置ずれによる基板の変形、或いはリベット加締め装置の
損傷を防止するために、電気コネクタのリベットの位置
決めがなされる。このリベットの位置決めは、コネクタ
ホルダユニットの外周に形成された溝に、前述のリンク
機構と連動した延長板が進入して、コネクタホルダユニ
ットがその円周方向の所定位置に停止することによりな
される。これによりコネクタホルダユニットに取り付け
られた基板、電気コネクタおよびリベットの位置決めが
なされる。
ては、電気コネクタの位置決めのためには、コネクタホ
ルダユニットやリンク機構が必要であり、リベット加締
め装置の部品点数が多く複雑となる。この結果、価格も
高価なものとなっていた。
あり、部品点数が少なく、構造が簡単であり、安価なリ
ベット加締め装置を提供することを目的とする。
装置は、リベットの一端の頭部を支持する支持型と、リ
ベットの他端を加締める押圧型とを有し、電気コネクタ
を基板の下に、電気コネクタ側から挿通したリベットに
より仮止めした基板組立体を、支持型と押圧型の間で横
方向に移動させて位置決めし、押圧型と支持型によりリ
ベットを加締めて、電気コネクタを基板に固定するよう
構成されたリベット加締め装置において、支持型が、リ
ベットの頭部を滑動するように支持する支持面と、支持
面の基板組立体の移動方向の下流側に、リベットの頭部
を受けてリベットの位置決めをする、支持面に隣接した
支持面より低い凹部を有してなることを特徴とするもの
である。
れる方向の上流側から下流側にかけて上方に傾斜する斜
面を含むことができる。
トの一端の頭部を支持する支持型が、リベットの頭部を
滑動するように支持する支持面と、支持面の基板組立体
の移動方向の下流側に、リベットの頭部を受けてリベッ
トの位置決めをする、支持面に隣接した支持面より低い
凹部を有しているので、複雑な機構を用いることなく、
アンビル(支持型)とリベットとの協働関係により確実
にリベットの位置決めを行うことができる。その結果、
部品点数が少なく、構造が簡単であり、且つ安価な装置
とすることができる。
向の上流側から下流側にかけて上方に傾斜する斜面を含
む場合は、電気コネクタが取付けられた基板の位置が、
上下方向に多少ばらつきがあったとしても、確実に位置
決めがなされる。
装置(以下単に装置という)1の好ましい実施の形態に
ついて、添付図を参照して詳細に説明する。図1は、本
発明の装置1の全体の斜視図を示す。図1に示すよう
に、装置1は、略矩形のベース2と、このベース2の後
端側でベース2から上方に突設された支柱4と、この支
柱4から前方に向けて支柱4と一体に形成されたラム支
持部6とを有する。なお、ここで、前方、後方とは、装
置1を操作する作業者が位置する方、即ち矢印Fの向く
方を前方といい、逆側を後方というものとする。
(図示せず)が形成されており、この孔の中に、円柱状
のラム10が上下方向に摺動可能に保持されている。こ
のラム10は図示しないラックを有する。このラックが
ラム支持部6に回動可能に軸支されたハンドル12によ
り駆動されるピニオン歯車(図示せず)と噛合して、ハ
ンドル12の回動により、ラム10がラム支持部6内を
上下に移動するようになっている。ラム10の下部に
は、上部工具ユニット14が取り付けられている。
下部に取付けられた上プレート14aと、下プレート1
4bを有する。下プレート14bは、上プレート14a
から挿通されて下プレート14bに固定されたボルト1
4dと、上プレート14aと下プレート14bとの間に
配置された圧縮コイルばね14cとにより、上プレート
14aの方に往復移動可能に取付けられている。
い、後述するリベット110(図3)の先端部112を
加締めるための押圧型となるクリンパ(図示せず)が取
付けられている。前述の下プレート14bには、さら
に、このクリンパを案内するための、クリンパカバー1
4eが設けられている。加締めの際、このクリンパカバ
ー14eが、リベット110の近傍の基板150(図
3)に当接した後、クリンパが降下してリベット110
の先端部112を加締めるようになっている。この加締
めの態様の詳細については後述する。
レート20が、固設されている。このプレート20の外
端部には、下死点調整ダイヤル22が取り付けられてい
る。ラムの10の上端部には、この下死点調整ダイヤル
22と協働して、ラム10の下死点、即ちラム10の上
下方向の、最も下方の加締め位置を位置決めする下死点
位置決め部材24が取り付けられている。下死点の位置
を決定するこれらの部材22、24は、上記従来技術に
開示された公知のものと同様な機能を有するものである
ので、詳細な説明は省略する。
て、基板支持部16が配置されている。基板支持部16
は、前後方向に延びる長方形の基体18を有する。この
基体18の長手方向の後端側はベース2上に取り付けら
れ、この後端側の基体18上に、上部工具ユニット14
に対応する位置に下部工具ユニット8が取り付けられて
いる。この下部工具ユニット8の詳細については後述す
る。
から前方に延びる支持棹26、この支持棹26に直交
し、且つ基体18から左右に突出するように基体18上
に配置された支持棹28と、これらの支持棹26、28
上に載置された環状受板30とを含む。各支持棹26、
28には、前述の環状受板30を受容する支持ブロック
33が取り付けられている。各支持ブロック33に環状
受板30を受容する溝38が形成されており、また支持
ブロック33の内側には、基板150を支持するための
上向きの支持突起34が形成されている。支持ブロック
33の外側に隣接して支持棹28には、基板150を位
置決めする位置決め突起36を有する位置決めブロック
32が取付けられている。
持突起34の方を向いた位置決め面36aが形成されて
いる。これによって、円形の基板150は、支持突起3
4により支持されると共に、位置決め面36aおよび後
述するブロック56の前端56aに基板150の周縁
(図示せず)が当接することによって、基板150の半
径方向への移動(位置ずれ)が規制される。これらの支
持ブロック33および位置決めブロック32は樹脂製で
あり、また、別体のものであるが、一体で構成してもよ
い。また、金属製であってもよい。
からなり、全体が略環状の板に形成されているが、支持
ブロック32に配置されたときに、下部工具ユニット8
を受容する間隙40を有する。環状受板30は、下部工
具ユニット8近傍で後方に延びる1対の延長部42を有
している。延長部42は、基体18に取り付けられたブ
ロック43に載置されている。このブロック43には、
延長部42の後端縁42aの前後方向の位置決めを行う
ピン46が取り付けられており、ピン46に延長部42
の後端縁42aが当接して延長部42の後方への移動が
規制されている。また、後端縁42aには、図示しない
切欠きが形成されており、この切欠きに蝶ねじ44が取
り付けられて延長部42がブロック43に固定されてい
る。
る。前述の環状受板30の間隙40には、下部工具ユニ
ット8のアンビル即ち支持型50が配置され、基体18
にねじ52により固定されている。また、この支持型5
0の前後をブラケット54とブロック56が、同様にね
じ52により基体18に固定されている。ブラケット5
4は、基板150のコネクタ取付面103(図3)を支
持するためのものであり、ブロック56は、その前端5
6aで基板150が後方へ移動するのを防止するための
ものである。次に、支持型50について、図2を参照し
て詳細に説明する。
持型50は、主ブロック58と、この主ブロック58に
組み付けられる副ブロック60を有する。主ブロック5
8は矩形の基部62と、この基部62の中央からずれた
位置に前後方向に亘って基部62に一体に突設された凸
部64を有する。基部62の四隅にはボルト52(図
1)を挿通する孔63が穿設されている。凸部64の前
端および後端には、さらに上方に延びるガイド部66が
形成されている。各ガイド部66には、外向き、即ち側
方に向けて拡開するようにテーパ68が形成されてい
る。また凸部64の上部は、側方且つ外方に向けて下方
に傾斜した斜面64a、および副ブロック60側の側縁
に沿って前後方向に延びる狭幅の平面64bとなってい
る。
面70上に凸部64に隣接して配置される。副ブロック
60は、前述のガイド部66と同じ高さを有するガイド
部72がガイド部66に位置合わせして形成されてお
り、これらのガイド部72にも、右側側方に拡開するテ
ーパ73が夫々形成されている。このテーパ73は、電
気コネクタ100(図3)が移送されるときの案内乃至
は逃げとなる。ガイド部72、72の間には、副ブロッ
ク60の頂部74が形成されている。
る狭幅の平面76と、この平面76から右方、即ち基板
150が移送されてくる上流側に下がるように傾斜した
斜面74aから構成されている。斜面74aは斜面64
aと同じ電気コネクタ100の移送方向の長さを有して
いるので、平面76の両側に同じように傾斜した斜面6
4a、74aが形成されていることになる。また、これ
らの斜面64a、74aおよび平面64b、76と、ガ
イド部66、72により、電気コネクタ100を案内す
る溝78が構成される。換言すると主ブロック58と副
ブロック60とが協働して溝78を構成している。な
お、平面76と斜面74aは、これらの上を後述するリ
ベット110の頭部116が接触した状態で移動するの
で支持面という。
気コネクタ100のリベット110に対応して5つの切
欠き82が、副ブロック60の下端に亘って形成されて
いる。この切欠き82は、副ブロック60が主ブロック
58と組み合わされると、主ブロック58の側面65と
協働して、角穴を構成するように形成されている。角穴
内には、下端が湾曲した扁平なV字状の凹部84が上面
に形成された角柱86が挿入されている。
四隅に上面86bから下面86cに至る面取り86aが
形成されている。角柱86の下面86cは、主ブロック
58の大域面70により支持される。凹部84の下端
は、平面64bおよび76から僅かに下がって位置して
いる。主ブロック58と副ブロック60には、組立時に
互いに連通するボルト穴80が横方向に各々形成されて
おり、ボルト87により連結されて、主ブロック58と
副ブロック60が相互に固定される。
のリベット110を加締める時の、リベット110の位
置決めについて、図3を参照して説明する。図3は、基
板に仮止めされた電気コネクタ100のリベット110
を加締めるためにリベット110を位置決めした状態を
基板組立体101とともに示す、支持型50の拡大断面
図である。なお、ここで使用される電気コネクタ100
は、前述の従来技術の特開2000−334539号に
開示された電気コネクタと同様のものであるが、ここで
は、その構造の概略のみ説明する。
02と、このベース部102から突設された板状の嵌合
部104を有する。電気コネクタ100には、基部10
2から嵌合部104に至る複数の端子106が配設され
ている。この端子106には基部102から突出するタ
イン108が形成されている。
ネクタ100と基板150に挿通されたリベット110
により行われる。即ち、電気コネクタ100の嵌合部1
04から、リベット110が基部102の底面102a
に直角に電気コネクタ100に挿通され、さらに基板1
50の取付孔152に挿通され、基板150から突出し
たリベット110の先端部(他端)112が加締められ
て、電気コネクタ100が基板150に固定される。取
付孔152は、リベット110を僅かに圧入状態で挿入
するような内径寸法に設定されている。このためリベッ
ト110を挿通した電気コネクタ100は、基板150
から脱落しないように基板150に保持、即ち仮止めさ
れる。
気コネクタ100に5本使用されている。リベット11
0が加締められると、端子106のタイン108は、基
板150上の導電トレース(図示せず)に押圧されて、
端子106と基板150との間に電気的接続がなされ
る。なお、図中114で示すのは、リベット110が各
々挿通される5つの孔114aを有する金属板である。
基板150はこの金属114により保護され、加締め時
にリベット110の先端部112は、この金属板114
上に圧潰される。
る時の態様について説明する。電気コネクタ100は、
基板150の下側になった、図3に示す状態で、基板1
50を矢印Aの方向に基板150ごと基板組立体101
として移送される。即ち、操作者は、基板組立体101
を手で持って、基板150が支持ブロック33とブラケ
ット54によって支持された状態で、基板150全体を
回転させて、基板150に固定したい電気コネクタ10
0を、上下の工具ユニット14、8の間に移送する。
環状受板30の表面30aの僅か上方、且つ前述の副ブ
ロック60の平面76よりも低い位置にある。従って、
矢印A方向に上流側から移送されてきた電気コネクタ1
00は、リベット110の頭部116が副ブロック60
の斜面74a上を滑りながら、下流側の平面76の方へ
移動する。また、前述の下死点調整ダイヤル22を回転
させて加締め位置が所望の高さで行われるように調整す
る。
ラケット54により、基板150のコネクタ取付面10
3が支持されているので、移送中、常にリベット110
の頭部116が、斜面74a上を基板150の重量がか
かった状態で滑るように移動する。換言すると、支持突
起34の高さは、このような移動を可能とするように設
定されている。
ち角柱86の凹部84に、リベット110の頭部116
が図3に示すように着座する。リベット110の頭部1
16は、電気コネクタ100と基板150の重量が負荷
された状態で斜面74a上を手動で移動するので、凹部
84に頭部116が着座したときは、基板150を移動
させる手にクリック感、或いは節度感といった位置決め
がなされた時の明瞭な感触が得られる。このとき基板1
50は斜面74a上を上方に移動するので、前述のブラ
ケット54の上方に僅かに浮き上がっている。
締めのために上部工具ユニット14が下方に移動して、
クリンパがリベット110の先端部112を潰して加締
め、電気コネクタ100を基板150に固定する。リベ
ット110が加締められるとき、リベット110の頭部
116の変形、端子106のタイン108の弾性による
撓み吸収により、基板150は僅かに下方に移動する
が、基板150の前述の浮き上がり量によりこの移動が
吸収される。従って、基板150が変形する虞がない。
加締め後は、さらに基板150を矢印A方向に移動させ
て、次の図示しない電気コネクタを加締める。加締める
ための電気コネクタは、1個でもよいし、少数の電気コ
ネクタでもよい。なお、加締めの際に、加締めの機械的
衝撃によって、加締めが済んでいない他の電気コネクタ
100のリベット110が基板150から下方にずれた
とき、前述の環状受板30にリベット110の頭部11
6が当接してリベット110を支えるので、リベット1
10と電気コネクタ100が、基板150から脱落して
しまうことはない。
が少なく、構造が簡単であり、且つ安価なものとするこ
とができる。従って本発明の装置1を生産する上でも効
率よく生産することができる。また、リベット110が
直接的にアンビル(支持型)50の凹部84に位置決め
されるので、位置決め精度がよい。また、この装置1
は、基板150に既に取付けられた電気コネクタ100
を補修するときに好適である。
説明したが、上記実施形態に限定されるものではなく、
種々の変形、変更が考えられることは勿論である。例え
ば、主ブロック58と副ブロック60の上部は傾斜面で
なくとも、平坦面であってもよい。この場合は、確実な
位置決めをするために、リベット110の頭部116
は、この平坦面上を基板組立体の重量により付勢された
状態で滑ることが必要である。これによりリベット11
0の頭部116が、凹部84内に節度感を与えて着座す
ることができる。
図
視図
加締めるために、リベットを位置決めした状態を基板組
立体とともに示す、支持型の拡大断面図
Claims (2)
- 【請求項1】 リベットの一端の頭部を支持する支持型
と、前記リベットの他端を加締める押圧型とを有し、電
気コネクタを基板の下に、前記電気コネクタ側から挿通
した前記リベットにより仮止めした基板組立体を、前記
支持型と前記押圧型の間で横方向に移動させて位置決め
し、前記押圧型と前記支持型により前記リベットを加締
めて、前記電気コネクタを前記基板に固定するよう構成
されたリベット加締め装置において、 前記支持型が、前記リベットの頭部を滑動するように支
持する支持面と、該支持面の前記基板組立体の移動方向
の下流側に、前記リベットの頭部を受けて前記リベット
の位置決めをする、前記支持面に隣接した該支持面より
低い凹部を有してなることを特徴とするリベット加締め
装置。 - 【請求項2】 前記支持面が、前記コネクタが移動され
る方向の上流側から前記下流側にかけて上方に傾斜する
斜面を含むことを特徴とする請求項1記載のリベット加
締め装置。
Priority Applications (3)
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