JP2003200663A - 追記型光記録媒体及び光記録方法 - Google Patents
追記型光記録媒体及び光記録方法Info
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- JP2003200663A JP2003200663A JP2001400995A JP2001400995A JP2003200663A JP 2003200663 A JP2003200663 A JP 2003200663A JP 2001400995 A JP2001400995 A JP 2001400995A JP 2001400995 A JP2001400995 A JP 2001400995A JP 2003200663 A JP2003200663 A JP 2003200663A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高速で光記録でき、高速且つ弱いパワーで光
記録でき、記録情報を長期にわたって良好な状態で保存
できる追記型光記録媒体及びこれを用いた光記録方法を
提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明の追記型光記録媒体1は、基板4
0、保護層30、基板40及び保護層30間に配置され
る記録層10を有し、記録時に基板40側から入射され
るレーザ光により記録層10に共晶合金を含む記録マー
ク13が形成される追記型光記録媒体であって、保護層
30及び記録層10間に設けられる誘電体層21、基板
40及び記録層10間に設けられる誘電体層22を備
え、記録層10の層厚が50nm以下であり且つ記録層
10が、例えばSiを主成分とする反応層11、反応層
11に接触し記録時にSiと共融結晶化される金属元素
を主成分とする反応層12を有する。
記録でき、記録情報を長期にわたって良好な状態で保存
できる追記型光記録媒体及びこれを用いた光記録方法を
提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明の追記型光記録媒体1は、基板4
0、保護層30、基板40及び保護層30間に配置され
る記録層10を有し、記録時に基板40側から入射され
るレーザ光により記録層10に共晶合金を含む記録マー
ク13が形成される追記型光記録媒体であって、保護層
30及び記録層10間に設けられる誘電体層21、基板
40及び記録層10間に設けられる誘電体層22を備
え、記録層10の層厚が50nm以下であり且つ記録層
10が、例えばSiを主成分とする反応層11、反応層
11に接触し記録時にSiと共融結晶化される金属元素
を主成分とする反応層12を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、追記型光記録媒体
及び光記録方法に関する。
及び光記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】追記型(Write−Once)光記録媒体は、
その記録層に情報を1度だけ書き込める機能を有するタ
イプの光記録媒体であり、追記型光記録媒体として、例
えば、CD−R、DVD−R、PhotoCD等の種類があ
る。
その記録層に情報を1度だけ書き込める機能を有するタ
イプの光記録媒体であり、追記型光記録媒体として、例
えば、CD−R、DVD−R、PhotoCD等の種類があ
る。
【0003】このような追記型光記録媒体には、より多
量の情報を高速、高密度かつ高感度で記録することので
きる機能の向上を目指すことに加えて、初期の記録情報
を劣化させることなく長期にわたり保持できる特性を具
備することも要求されてきている。更に、追記型光記録
媒体には、近年の地球環境問題に対する関心の高まりと
ともに、環境に与える負荷がより小さな構成材料を用い
て構成することも要求されてきている。
量の情報を高速、高密度かつ高感度で記録することので
きる機能の向上を目指すことに加えて、初期の記録情報
を劣化させることなく長期にわたり保持できる特性を具
備することも要求されてきている。更に、追記型光記録
媒体には、近年の地球環境問題に対する関心の高まりと
ともに、環境に与える負荷がより小さな構成材料を用い
て構成することも要求されてきている。
【0004】追記型光記録媒体の記録層としては、有機
色素材料を主成分として構成されたものと、金属元素
(又は非金属元素)を主成分として構成されたものとが
知られており、現在主流となっているのは前者である。
一方、記録情報の高密度化の要求に伴い、青色波長レー
ザなどの短波長レーザを使用する必要が生じてきてい
る。ところが、青色波長レーザで記録可能な有機色素材
料は未だ実用化されていない。
色素材料を主成分として構成されたものと、金属元素
(又は非金属元素)を主成分として構成されたものとが
知られており、現在主流となっているのは前者である。
一方、記録情報の高密度化の要求に伴い、青色波長レー
ザなどの短波長レーザを使用する必要が生じてきてい
る。ところが、青色波長レーザで記録可能な有機色素材
料は未だ実用化されていない。
【0005】このため、金属元素を主成分として構成さ
れた記録層を有する追記型光記録媒体について、記録層
及びその周囲に配置される他の層を含めた内部構造のデ
ザインの検討及びそれを用いる記録方式の面から種々の
検討がなされている。
れた記録層を有する追記型光記録媒体について、記録層
及びその周囲に配置される他の層を含めた内部構造のデ
ザインの検討及びそれを用いる記録方式の面から種々の
検討がなされている。
【0006】例えば、記録層に形成する記録マークの領
域部分の形状変形(穴あけ、ピット形成、バブル形成、
表面形状の変化)による反射率の変化を利用する形状変
形型方式、記録マークの領域部分の結晶から非晶質への
相変化による反射率や屈折率の変化を利用する相変化型
方式が知られている。
域部分の形状変形(穴あけ、ピット形成、バブル形成、
表面形状の変化)による反射率の変化を利用する形状変
形型方式、記録マークの領域部分の結晶から非晶質への
相変化による反射率や屈折率の変化を利用する相変化型
方式が知られている。
【0007】また、レーザ光を照射した際の元素の熱拡
散を利用して記録マークの領域部分における元素の濃度
分布とその周囲の元素分布とを逆転させることにより反
射率を変化させる相互拡散型方式も知られている(例え
ば特開2000−187884号公報)。
散を利用して記録マークの領域部分における元素の濃度
分布とその周囲の元素分布とを逆転させることにより反
射率を変化させる相互拡散型方式も知られている(例え
ば特開2000−187884号公報)。
【0008】しかし、上記形状変形型方式及び相変化型
方式を用いて追記型光記録媒体に光記録を行う場合、良
好な記録感度が得られず、また、初期の記録情報が劣化
し、長期にわたり保持することが困難になるという問題
がある。
方式を用いて追記型光記録媒体に光記録を行う場合、良
好な記録感度が得られず、また、初期の記録情報が劣化
し、長期にわたり保持することが困難になるという問題
がある。
【0009】また相互拡散型方式においては、上記形状
変形型方式及び相変化型方式よりも記録感度を向上させ
得るものの、記録速度が決して十分とは言えないという
問題がある。
変形型方式及び相変化型方式よりも記録感度を向上させ
得るものの、記録速度が決して十分とは言えないという
問題がある。
【0010】これらに対し、特開昭62−204442
号公報には、記録層を2つの誘電体からなる層の間に配
置し、更に記録層を2層構造として、それぞれの層の主
成分となる金属元素(又は非金属元素)を互いに異なる
ものとした構成を有する光記録媒体が提案されている。
号公報には、記録層を2つの誘電体からなる層の間に配
置し、更に記録層を2層構造として、それぞれの層の主
成分となる金属元素(又は非金属元素)を互いに異なる
ものとした構成を有する光記録媒体が提案されている。
【0011】この光記録媒体は、追記型光記録媒体とし
て使用される場合、レーザ光を記録層に照射し、2つの
層を構成する元素からなる共晶合金を形成して記録マー
クとすることにより、反射率を変化させる方式(以下、
「共融結晶化型方式」という)を採用している。この場
合、記録層を2つの誘電体からなる層に挟持させること
により、レーザ光による記録時において、記録層におけ
る熱変形(構成材料の飛散、穴あき)の防止が図られ
る。これにより、光記録後の記録情報の保存性の向上が
図られ、記録情報の再生感度の向上が図られる。
て使用される場合、レーザ光を記録層に照射し、2つの
層を構成する元素からなる共晶合金を形成して記録マー
クとすることにより、反射率を変化させる方式(以下、
「共融結晶化型方式」という)を採用している。この場
合、記録層を2つの誘電体からなる層に挟持させること
により、レーザ光による記録時において、記録層におけ
る熱変形(構成材料の飛散、穴あき)の防止が図られ
る。これにより、光記録後の記録情報の保存性の向上が
図られ、記録情報の再生感度の向上が図られる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た特開昭62−204442号公報に記載の共融結晶化
型の光記録媒体は、以下に示す課題を有する。
た特開昭62−204442号公報に記載の共融結晶化
型の光記録媒体は、以下に示す課題を有する。
【0013】即ち、上記追記型光記録媒体は、記録時に
おいて高速で光記録を行うことが十分に実現できていな
い。また、記録時において比較的弱いパワーで光記録を
行うことが十分に実現できていない。更に、記録層に記
録した初期の記録情報を長期にわたって良好な状態で保
持することも困難であった。
おいて高速で光記録を行うことが十分に実現できていな
い。また、記録時において比較的弱いパワーで光記録を
行うことが十分に実現できていない。更に、記録層に記
録した初期の記録情報を長期にわたって良好な状態で保
持することも困難であった。
【0014】本発明は、上記従来技術の有する課題に鑑
みてなされたものであり、高速且つ弱いパワーで光記録
でき、記録情報を長期にわたって良好な状態で保存でき
る追記型光記録媒体及びこれを用いた光記録方法を提供
することを目的とする。
みてなされたものであり、高速且つ弱いパワーで光記録
でき、記録情報を長期にわたって良好な状態で保存でき
る追記型光記録媒体及びこれを用いた光記録方法を提供
することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、上述の特開昭62
−204442号公報に記載の追記型光記録媒体であっ
ても良好な記録特性を得ることができないのは、2層構
造の記録層の層厚が大き過ぎることが大きく影響してい
ることを見出した。
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、上述の特開昭62
−204442号公報に記載の追記型光記録媒体であっ
ても良好な記録特性を得ることができないのは、2層構
造の記録層の層厚が大き過ぎることが大きく影響してい
ることを見出した。
【0016】更に本発明者らは、2層構造を有する記録
層の各層の構成材料について共晶合金を形成し得る組合
せについて検討すると共に、記録特性と記録層の層厚と
の相関関係について検討した。
層の各層の構成材料について共晶合金を形成し得る組合
せについて検討すると共に、記録特性と記録層の層厚と
の相関関係について検討した。
【0017】その結果、本発明者らは、2層構造を有す
る記録層を、元素の長周期型周期表における14族に属
する元素の何れかを主成分とする層と、該14族に属す
る元素の何れかと共融結晶化することが可能な金属を主
成分とする層とから構成し、記録層の層厚を50nm以
下とし、この記録層を2つの誘電体層の間に配置させる
と共に、記録時に14族元素の何れかと前記金属との共
晶合金を含む記録マークを形成する記録方式を採用する
ことにより、弱いパワーでも高速で光記録を行うことが
でき、再生時に高い出力(C/N比)を有する記録信号
を得ることができ、更には初期の記録情報を長期にわた
って保存できることを見出し、本発明を完成するに至っ
た。
る記録層を、元素の長周期型周期表における14族に属
する元素の何れかを主成分とする層と、該14族に属す
る元素の何れかと共融結晶化することが可能な金属を主
成分とする層とから構成し、記録層の層厚を50nm以
下とし、この記録層を2つの誘電体層の間に配置させる
と共に、記録時に14族元素の何れかと前記金属との共
晶合金を含む記録マークを形成する記録方式を採用する
ことにより、弱いパワーでも高速で光記録を行うことが
でき、再生時に高い出力(C/N比)を有する記録信号
を得ることができ、更には初期の記録情報を長期にわた
って保存できることを見出し、本発明を完成するに至っ
た。
【0018】すなわち、本発明は、基板と、保護層と、
前記基板及び前記保護層の間に配置される記録層とを有
し、記録時に前記基板又は前記保護層側から入射される
レーザ光により前記記録層の所定の領域に共晶合金を含
む記録マークが形成される追記型光記録媒体であって、
前記保護層及び前記記録層の間に設けられる第1の誘電
体層と、前記基板及び前記記録層の間に設けられる第2
の誘電体層とを備え、前記記録層の層厚が50nm以下
であり、且つ前記記録層が、C、Si、Ge、Sn及び
Pbからなる群より選択される元素を主成分とする第1
の反応層と、前記第1の反応層に接触し、記録時に前記
元素と共融結晶化される金属元素を主成分とする第2の
反応層とを有することを特徴とする。
前記基板及び前記保護層の間に配置される記録層とを有
し、記録時に前記基板又は前記保護層側から入射される
レーザ光により前記記録層の所定の領域に共晶合金を含
む記録マークが形成される追記型光記録媒体であって、
前記保護層及び前記記録層の間に設けられる第1の誘電
体層と、前記基板及び前記記録層の間に設けられる第2
の誘電体層とを備え、前記記録層の層厚が50nm以下
であり、且つ前記記録層が、C、Si、Ge、Sn及び
Pbからなる群より選択される元素を主成分とする第1
の反応層と、前記第1の反応層に接触し、記録時に前記
元素と共融結晶化される金属元素を主成分とする第2の
反応層とを有することを特徴とする。
【0019】本発明の追記型光記録媒体によれば、記録
時に前記基板又は前記保護層側からレーザ光を入射して
記録層に照射すると、第1の反応層を構成する主成分の
元素及び第2の反応層を構成する主成分の金属元素がレ
ーザ光によりそれぞれ溶融し、共晶合金を形成して記録
マークとなる。
時に前記基板又は前記保護層側からレーザ光を入射して
記録層に照射すると、第1の反応層を構成する主成分の
元素及び第2の反応層を構成する主成分の金属元素がレ
ーザ光によりそれぞれ溶融し、共晶合金を形成して記録
マークとなる。
【0020】このとき、記録層は50nm以下と薄くさ
れており、且つ第1の誘電体層と第2の誘電体層とによ
り、記録層からその外部への熱の放散が十分に防止され
る。このため、共融結晶化反応が短時間で進行し、高速
記録が可能となる。また、記録層の層厚が薄いため、記
録速度を高く保ちつつ弱いパワーでの記録が可能とな
る。
れており、且つ第1の誘電体層と第2の誘電体層とによ
り、記録層からその外部への熱の放散が十分に防止され
る。このため、共融結晶化反応が短時間で進行し、高速
記録が可能となる。また、記録層の層厚が薄いため、記
録速度を高く保ちつつ弱いパワーでの記録が可能とな
る。
【0021】更に、記録層において記録マークの形成さ
れた共晶合金の部分とそれ以外の部分とでは再生光に対
する反射率が大きく異なることになるので、この大きな
反射率の差異により再生光を用いて記録情報を高いC/
N比で再生できる。
れた共晶合金の部分とそれ以外の部分とでは再生光に対
する反射率が大きく異なることになるので、この大きな
反射率の差異により再生光を用いて記録情報を高いC/
N比で再生できる。
【0022】また、第1の誘電体層と第2の誘電体層と
により、記録時のレーザ照射を受ける記録層の部分の熱
変形が十分に防止される。更に、光記録後に記録層に形
成される記録マークは共晶合金からなるためマークの形
状安定性が高く、広い範囲の再生光のパワーに適用する
ことができ、高いパワーの再生光を使用しても再生信号
のC/N比の経時的な劣化(低下)が充分に防止され
る。従って、光記録後は、長期間にわたって記録情報の
劣化が効果的に防止される。すなわち、記録時に得られ
る良好な初期の再生信号のC/N比(搬送波対雑音比)
が長期間にわたって維持され、再生信号の経時的劣化が
十分に防止される。
により、記録時のレーザ照射を受ける記録層の部分の熱
変形が十分に防止される。更に、光記録後に記録層に形
成される記録マークは共晶合金からなるためマークの形
状安定性が高く、広い範囲の再生光のパワーに適用する
ことができ、高いパワーの再生光を使用しても再生信号
のC/N比の経時的な劣化(低下)が充分に防止され
る。従って、光記録後は、長期間にわたって記録情報の
劣化が効果的に防止される。すなわち、記録時に得られ
る良好な初期の再生信号のC/N比(搬送波対雑音比)
が長期間にわたって維持され、再生信号の経時的劣化が
十分に防止される。
【0023】これに対して、相互拡散方式により形成さ
れた記録マークの場合には、再生光のパワーが高くなっ
たときに、記録マーク中の原子の拡散がさらに進行する
ためにマークの形が崩れ、再生光による再生信号のC/
N比の経時的な劣化を防ぐことができなかった。
れた記録マークの場合には、再生光のパワーが高くなっ
たときに、記録マーク中の原子の拡散がさらに進行する
ためにマークの形が崩れ、再生光による再生信号のC/
N比の経時的な劣化を防ぐことができなかった。
【0024】なお、本発明において、第1の反応層が
「元素を主成分とする」とは、第1の反応層中において
上記元素の含有率が最も大きなことを言い、第2の反応
層が「金属元素を主成分とする」とは、第2の反応層中
において、上記金属元素の含有率が最も大きなことを言
うものとする。
「元素を主成分とする」とは、第1の反応層中において
上記元素の含有率が最も大きなことを言い、第2の反応
層が「金属元素を主成分とする」とは、第2の反応層中
において、上記金属元素の含有率が最も大きなことを言
うものとする。
【0025】また、本発明において、「記録マーク」と
は、記録時において記録層中のレーザ光の照射を受ける
部分領域が溶融し次いで凝固することにより形成される
部分領域であって、第1の反応層の主成分となる元素と
第2の反応層の主成分となる元素との共晶合金が主とし
て含まれる部分領域を示す。
は、記録時において記録層中のレーザ光の照射を受ける
部分領域が溶融し次いで凝固することにより形成される
部分領域であって、第1の反応層の主成分となる元素と
第2の反応層の主成分となる元素との共晶合金が主とし
て含まれる部分領域を示す。
【0026】また、上記追記型光記録媒体において、第
2の反応層の主成分となる金属元素が、Cu、Ag、A
u、Zn及びAlからなる群より選択される元素である
ことが好ましい。上記金属元素は、記録時において第1
の反応層の主成分となる元素とともに共晶合金を含む記
録マークを速やかに記録層中に形成することができる。
また、この追記型光記録媒体によれば、第1の反応層お
よび第2の反応層が、上記のような元素で構成されるた
め、環境に与える負荷を小さくしながら高速記録及び高
密度記録が可能となる。
2の反応層の主成分となる金属元素が、Cu、Ag、A
u、Zn及びAlからなる群より選択される元素である
ことが好ましい。上記金属元素は、記録時において第1
の反応層の主成分となる元素とともに共晶合金を含む記
録マークを速やかに記録層中に形成することができる。
また、この追記型光記録媒体によれば、第1の反応層お
よび第2の反応層が、上記のような元素で構成されるた
め、環境に与える負荷を小さくしながら高速記録及び高
密度記録が可能となる。
【0027】また上記追記型光記録媒体においては、保
護層が光透過性を有し、上記記録層において、第1の反
応層が保護層側に配置され、第2の反応層が基板側に配
置されていることが好ましい。この場合、より低いレー
ザ光のパワーにより記録マークを形成できる傾向が大き
くなるという利点がある。
護層が光透過性を有し、上記記録層において、第1の反
応層が保護層側に配置され、第2の反応層が基板側に配
置されていることが好ましい。この場合、より低いレー
ザ光のパワーにより記録マークを形成できる傾向が大き
くなるという利点がある。
【0028】また、上記保護層が光透過性を有し、基板
と第2の誘電体層との間に、レーザ光に対する反射率が
記録層よりも高い反射層が更に設けられることが好まし
い。この場合、光記録後において、多重干渉効果により
高い再生信号(C/N比)が得られやすくなる。
と第2の誘電体層との間に、レーザ光に対する反射率が
記録層よりも高い反射層が更に設けられることが好まし
い。この場合、光記録後において、多重干渉効果により
高い再生信号(C/N比)が得られやすくなる。
【0029】更に上記追記型光記録媒体においては、基
板が光透過性を有し、記録層において、第1の反応層が
基板側に配置され、第2の反応層が保護層側に配置され
ていることが好ましい。この場合、より低いレーザ光の
パワーにより記録マークを形成できる傾向が大きくなる
という利点がある。
板が光透過性を有し、記録層において、第1の反応層が
基板側に配置され、第2の反応層が保護層側に配置され
ていることが好ましい。この場合、より低いレーザ光の
パワーにより記録マークを形成できる傾向が大きくなる
という利点がある。
【0030】また、上記基板が光透過性を有し、保護層
と第1の誘電体層との間に、レーザ光に対する反射率が
記録層よりも高い反射層が更に設けられることが好まし
い。この場合、光記録後において、多重干渉効果により
高い再生信号(C/N比)が得られやすくなる。
と第1の誘電体層との間に、レーザ光に対する反射率が
記録層よりも高い反射層が更に設けられることが好まし
い。この場合、光記録後において、多重干渉効果により
高い再生信号(C/N比)が得られやすくなる。
【0031】更に、上記追記型光記録媒体においては、
第1の誘電体層及び第2の誘電体層の構成材料は、透明
な誘電体であれば特に限定されず、例えば、酸化物、硫
化物、窒化物又はこれらの組み合わせが主成分として用
いられる。より具体的には、第1の誘電体層及び第2の
誘電体層が、Al2O3、AlN、ZnO、ZnS、Ge
N、GeCrN、CeO、SiO、SiO2、SiN及
びSiCからなる群より選択される少なくとも1種の誘
電体を主成分とすることが好ましく、ZnS・SiO2
からなる誘電体を主成分とすることがより好ましい。こ
の場合、記録時において記録層で発生する熱が記録層の
外部へ放散されることがより十分に防止されると共に、
記録層の熱変形がより十分に防止される。従って、記録
時において、記録層における共融結晶化反応をより短時
間で進行させることができる。
第1の誘電体層及び第2の誘電体層の構成材料は、透明
な誘電体であれば特に限定されず、例えば、酸化物、硫
化物、窒化物又はこれらの組み合わせが主成分として用
いられる。より具体的には、第1の誘電体層及び第2の
誘電体層が、Al2O3、AlN、ZnO、ZnS、Ge
N、GeCrN、CeO、SiO、SiO2、SiN及
びSiCからなる群より選択される少なくとも1種の誘
電体を主成分とすることが好ましく、ZnS・SiO2
からなる誘電体を主成分とすることがより好ましい。こ
の場合、記録時において記録層で発生する熱が記録層の
外部へ放散されることがより十分に防止されると共に、
記録層の熱変形がより十分に防止される。従って、記録
時において、記録層における共融結晶化反応をより短時
間で進行させることができる。
【0032】なお、上記第1及び第2の誘電体層につい
て、「誘電体を主成分とする」とは、第1及び第2の誘
電体層中において、上記誘電体の含有率が最も大きいこ
とを言う。また、「ZnS・SiO2」とは、ZnSと
SiO2との混合物を意味する。
て、「誘電体を主成分とする」とは、第1及び第2の誘
電体層中において、上記誘電体の含有率が最も大きいこ
とを言う。また、「ZnS・SiO2」とは、ZnSと
SiO2との混合物を意味する。
【0033】また、上記追記型光記録媒体において、記
録層の層厚は、2nm以上であることが好ましい。記録
層の層厚が2nm未満では、高速記録は可能になるもの
の、記録層の記録マークの部分と未記録部分との間で反
射率の差が小さくなるため、再生信号のC/N比が低く
なり良好な記録特性(光学特性)が得られなくなる傾向
がある。
録層の層厚は、2nm以上であることが好ましい。記録
層の層厚が2nm未満では、高速記録は可能になるもの
の、記録層の記録マークの部分と未記録部分との間で反
射率の差が小さくなるため、再生信号のC/N比が低く
なり良好な記録特性(光学特性)が得られなくなる傾向
がある。
【0034】また、本発明の光記録方法は、上記追記型
光記録媒体に対して、所定の出力を有するレーザ光を基
板又は保護層の側から記録層に照射することにより、前
記記録層の所定の領域に共晶合金を含む記録マークを形
成する工程を含むことを特徴とする。
光記録媒体に対して、所定の出力を有するレーザ光を基
板又は保護層の側から記録層に照射することにより、前
記記録層の所定の領域に共晶合金を含む記録マークを形
成する工程を含むことを特徴とする。
【0035】この光記録方法によれば、基板又は保護層
の側から記録層にレーザ光を照射すると、第1の反応層
を構成する元素及び第2の反応層を構成する金属元素が
レーザ光によりそれぞれ溶融し、共晶合金を形成して記
録マークとなる。このとき、記録層は50nm以下と薄
くされており、共融結晶化反応が短時間で進行し、高速
記録が可能となる。
の側から記録層にレーザ光を照射すると、第1の反応層
を構成する元素及び第2の反応層を構成する金属元素が
レーザ光によりそれぞれ溶融し、共晶合金を形成して記
録マークとなる。このとき、記録層は50nm以下と薄
くされており、共融結晶化反応が短時間で進行し、高速
記録が可能となる。
【0036】更に、記録層において記録マークの形成さ
れた共晶合金の部分とそれ以外の部分とでは再生光に対
する反射率が大きく異なり、十分に大きな反射率の差が
確保される。従って、再生光に対する感度が高い光記録
媒体を得ることができる。
れた共晶合金の部分とそれ以外の部分とでは再生光に対
する反射率が大きく異なり、十分に大きな反射率の差が
確保される。従って、再生光に対する感度が高い光記録
媒体を得ることができる。
【0037】また、第1の誘電体層と第2の誘電体層と
により、記録時のレーザ照射による記録層の熱変形が十
分に防止される。更に、光記録後に記録層に形成される
記録マークは共晶合金からなるためマークの形状安定性
が高く、広い範囲の再生光のパワーに適用することがで
き、高いパワーの再生光を使用しても再生信号のC/N
比の経時的な劣化が充分に防止される。そのため、光記
録後は長期間にわたって記録情報の劣化が効果的に防止
される。
により、記録時のレーザ照射による記録層の熱変形が十
分に防止される。更に、光記録後に記録層に形成される
記録マークは共晶合金からなるためマークの形状安定性
が高く、広い範囲の再生光のパワーに適用することがで
き、高いパワーの再生光を使用しても再生信号のC/N
比の経時的な劣化が充分に防止される。そのため、光記
録後は長期間にわたって記録情報の劣化が効果的に防止
される。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図5を参照して本発
明の実施形態について詳細に説明する。なお、全図中、
同一又は同等の構成要素については同一の符号を付し、
重複する説明は省略する。
明の実施形態について詳細に説明する。なお、全図中、
同一又は同等の構成要素については同一の符号を付し、
重複する説明は省略する。
【0039】[第1実施形態]図1(a)は、本発明の
追記型光記録媒体の第1実施形態としての光ディスクを
示す一部切欠斜視図であり、図1(b)は図1(a)の
Rの部分を示す拡大図である。また、図2は、図1に示
す追記型光記録媒体に光記録を施した後の状態を示す模
式断面図である。
追記型光記録媒体の第1実施形態としての光ディスクを
示す一部切欠斜視図であり、図1(b)は図1(a)の
Rの部分を示す拡大図である。また、図2は、図1に示
す追記型光記録媒体に光記録を施した後の状態を示す模
式断面図である。
【0040】図1(b)に示すように、追記型光記録媒
体1は、基板40と、保護層30と、基板40及び保護
層30の間に配置される記録層10と、保護層30及び
記録層10の間に配置される第1の誘電体層21と、基
板40及び記録層10の間に配置される第2の誘電体層
22とを備えている。
体1は、基板40と、保護層30と、基板40及び保護
層30の間に配置される記録層10と、保護層30及び
記録層10の間に配置される第1の誘電体層21と、基
板40及び記録層10の間に配置される第2の誘電体層
22とを備えている。
【0041】基板40は、上記保護層30、記録層1
0、第1の誘電体層21および第2の誘電体層22の支
持体となる層である。この基板40の構成材料は、上記
各層を支持しうる材料であれば特に限定されない。この
ような構成材料としては、例えば、ガラス、セラミック
ス、あるいは樹脂を用いることができる。これらのう
ち、成形の容易性の観点から樹脂が好ましい。このよう
な樹脂としてはポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、
エポキシ樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリエチレン樹脂、
ポリプロピレン樹脂、シリコーン樹脂、フッ素系樹脂、
ABS樹脂、ウレタン樹脂等が挙げられる。中でも、加
工性、光学特性などの点からポリカーボネート樹脂が特
に好ましい。
0、第1の誘電体層21および第2の誘電体層22の支
持体となる層である。この基板40の構成材料は、上記
各層を支持しうる材料であれば特に限定されない。この
ような構成材料としては、例えば、ガラス、セラミック
ス、あるいは樹脂を用いることができる。これらのう
ち、成形の容易性の観点から樹脂が好ましい。このよう
な樹脂としてはポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、
エポキシ樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリエチレン樹脂、
ポリプロピレン樹脂、シリコーン樹脂、フッ素系樹脂、
ABS樹脂、ウレタン樹脂等が挙げられる。中でも、加
工性、光学特性などの点からポリカーボネート樹脂が特
に好ましい。
【0042】また、この基板40の厚さは特に限定され
ないが、0.05〜2.4mmであることが好ましい。
基板40の厚さが0.05mm未満となると、基板の成
形が困難となる傾向が大きくなる。一方、基板40の厚
さが2.4mmを超えると追記型光記録媒体1の質量が
大きくなり取り扱いにくくなるおそれがある。また、基
板40の形状も特に限定されないが、通常はディスク
状、カード状あるいはシート状である。
ないが、0.05〜2.4mmであることが好ましい。
基板40の厚さが0.05mm未満となると、基板の成
形が困難となる傾向が大きくなる。一方、基板40の厚
さが2.4mmを超えると追記型光記録媒体1の質量が
大きくなり取り扱いにくくなるおそれがある。また、基
板40の形状も特に限定されないが、通常はディスク
状、カード状あるいはシート状である。
【0043】第1の誘電体層21及び第2の誘電体層2
2は、記録時において記録層10で発生する熱が記録層
10の外部に放散されることを防止すると共に記録層1
0の熱変形を防止するための層である。従って、第1の
誘電体層21及び第2の誘電体層22により記録時にお
いて、記録層10における共融結晶化反応を短時間で進
行させることが可能となる。
2は、記録時において記録層10で発生する熱が記録層
10の外部に放散されることを防止すると共に記録層1
0の熱変形を防止するための層である。従って、第1の
誘電体層21及び第2の誘電体層22により記録時にお
いて、記録層10における共融結晶化反応を短時間で進
行させることが可能となる。
【0044】第1の誘電体層21及び第2の誘電体層2
2の構成材料は、透明な誘電体であれば特に限定され
ず、例えば、酸化物、硫化物、窒化物又はこれらの組み
合わせを主成分として用いることができる。このような
主成分としては、記録層10から外部への熱放散防止及
び記録層10の熱変形防止の観点から、Al2O3、Al
N、ZnO、ZnS、GeN、GeCrN、CeO、S
iO、SiO2、SiN及びSiCからなる群より選択
される少なくとも1種の誘電体が好ましく、ZnS・S
iO2からなる誘電体がより好ましく使用される。第1
の誘電体層21と第2の誘電体層22は、互いに同じ構
成材料で構成されてもよいが、異なる構成材料で構成さ
れてもよい。
2の構成材料は、透明な誘電体であれば特に限定され
ず、例えば、酸化物、硫化物、窒化物又はこれらの組み
合わせを主成分として用いることができる。このような
主成分としては、記録層10から外部への熱放散防止及
び記録層10の熱変形防止の観点から、Al2O3、Al
N、ZnO、ZnS、GeN、GeCrN、CeO、S
iO、SiO2、SiN及びSiCからなる群より選択
される少なくとも1種の誘電体が好ましく、ZnS・S
iO2からなる誘電体がより好ましく使用される。第1
の誘電体層21と第2の誘電体層22は、互いに同じ構
成材料で構成されてもよいが、異なる構成材料で構成さ
れてもよい。
【0045】また、第1の誘電体層21及び第2の誘電
体層22の層厚は特に限定されないが、5〜200nm
であることが好ましい。この層厚が5nm未満である
と、記録層10の熱変形を防止することが困難となる傾
向が大きくなる。一方、層厚が200nmを超えると、
成膜時間が長くなり生産性が低下するおそれがある。
体層22の層厚は特に限定されないが、5〜200nm
であることが好ましい。この層厚が5nm未満である
と、記録層10の熱変形を防止することが困難となる傾
向が大きくなる。一方、層厚が200nmを超えると、
成膜時間が長くなり生産性が低下するおそれがある。
【0046】保護層30は、追記型光記録媒体1を使用
又は保存する際に、記録層10が損傷を受けないように
するための層である。また、追記型光記録媒体1におい
ては、記録時に記録層10にレーザ光を照射する必要が
あるため、保護層30は、光透過性を有する。従って、
保護層30の構成材料は光透過性を有していれば特に限
定されない。例えば、紫外線硬化性樹脂を硬化させてな
る膜を用いることができる。このような紫外線硬化性樹
脂としては、例えば、SD698(商品名、大日本イン
キ化学工業株式会社製)等が挙げられる。また、紫外線
硬化性樹脂を硬化させてなる膜のかわりに、光透過性樹
脂からなる光透過性シートと各種接着剤や粘着剤を用い
て保護層30を形成してもよい。
又は保存する際に、記録層10が損傷を受けないように
するための層である。また、追記型光記録媒体1におい
ては、記録時に記録層10にレーザ光を照射する必要が
あるため、保護層30は、光透過性を有する。従って、
保護層30の構成材料は光透過性を有していれば特に限
定されない。例えば、紫外線硬化性樹脂を硬化させてな
る膜を用いることができる。このような紫外線硬化性樹
脂としては、例えば、SD698(商品名、大日本イン
キ化学工業株式会社製)等が挙げられる。また、紫外線
硬化性樹脂を硬化させてなる膜のかわりに、光透過性樹
脂からなる光透過性シートと各種接着剤や粘着剤を用い
て保護層30を形成してもよい。
【0047】また、保護層30の層厚も特に限定されな
いが、5〜200μmであることが好ましい。この層厚
が5μm未満であると、保護膜としての効果が得られに
くくなる傾向がおおきくなる。一方、この層厚が200
μmを超えると、層厚の制御が困難になる傾向が大きく
なる。
いが、5〜200μmであることが好ましい。この層厚
が5μm未満であると、保護膜としての効果が得られに
くくなる傾向がおおきくなる。一方、この層厚が200
μmを超えると、層厚の制御が困難になる傾向が大きく
なる。
【0048】記録層10は、記録時に所定の位置に記録
マークが形成される層であり、第1の反応層11と、こ
れに接触する第2の反応層12とを有している。第1の
反応層11は保護層30の側に配置され、第2の反応層
12は基板40の側に配置されている。この場合、より
低いレーザ光のパワーにより記録マークを形成できる傾
向が大きくなるという利点がある。
マークが形成される層であり、第1の反応層11と、こ
れに接触する第2の反応層12とを有している。第1の
反応層11は保護層30の側に配置され、第2の反応層
12は基板40の側に配置されている。この場合、より
低いレーザ光のパワーにより記録マークを形成できる傾
向が大きくなるという利点がある。
【0049】ここで、第1の反応層11は、C、Si、
Ge、Sn又はPbの14族元素を主成分とし、第2の
反応層12は、記録時に上記14族元素と共融結晶化さ
れる金属元素を主成分とする。このような金属元素とし
ては、上記14族元素と共融結晶化する金属元素であれ
ば特に制限されず、例えば、Mg、Al、Ti、V、C
r、Co、Ni、Cu、Ag、Au、Zn、Ga等で構
成される。これらのうち、Cu、Ag、Au、Zn又は
Alの金属元素が好ましい。このような金属元素は、記
録時において第1の反応層11の主成分となる元素とと
もに共晶合金を含む記録マークをより速やかに記録層1
0中に形成することができる。
Ge、Sn又はPbの14族元素を主成分とし、第2の
反応層12は、記録時に上記14族元素と共融結晶化さ
れる金属元素を主成分とする。このような金属元素とし
ては、上記14族元素と共融結晶化する金属元素であれ
ば特に制限されず、例えば、Mg、Al、Ti、V、C
r、Co、Ni、Cu、Ag、Au、Zn、Ga等で構
成される。これらのうち、Cu、Ag、Au、Zn又は
Alの金属元素が好ましい。このような金属元素は、記
録時において第1の反応層11の主成分となる元素とと
もに共晶合金を含む記録マークをより速やかに記録層1
0中に形成することができる。
【0050】上記第1の反応層11の主成分となる14
族元素と第2の反応層12の主成分となる元素との好ま
しい組合せは、Si/Cu、Ge/Cu、Ge/Au、
Ge/Al及びSi/Auである。ここで、上記組合せ
は、「第1の反応層の主成分元素/第2の反応層の主成
分元素」として表してある。
族元素と第2の反応層12の主成分となる元素との好ま
しい組合せは、Si/Cu、Ge/Cu、Ge/Au、
Ge/Al及びSi/Auである。ここで、上記組合せ
は、「第1の反応層の主成分元素/第2の反応層の主成
分元素」として表してある。
【0051】この第1の反応層11には、この層11の
融点を下げる観点から、上述の主成分となる14族元素
の他に、Mg、Al、Cu、Ag、Au等が添加されて
いてもよい。また、第2の反応層12にも、この層12
の融点を下げる観点から、上述の主成分となる元素の他
に、Si、Ge、Sn、Mg、Ti、Zn等が添加され
ていてもよい。更に、第2の反応層12には、この層1
2の酸化或いは硫化に対する安定性を向上させる観点か
ら、上述の主成分となる元素の他に、Mg、Ti、C
r、Ni、Al、Si、Ga、Ge等が添加されていて
もよい。
融点を下げる観点から、上述の主成分となる14族元素
の他に、Mg、Al、Cu、Ag、Au等が添加されて
いてもよい。また、第2の反応層12にも、この層12
の融点を下げる観点から、上述の主成分となる元素の他
に、Si、Ge、Sn、Mg、Ti、Zn等が添加され
ていてもよい。更に、第2の反応層12には、この層1
2の酸化或いは硫化に対する安定性を向上させる観点か
ら、上述の主成分となる元素の他に、Mg、Ti、C
r、Ni、Al、Si、Ga、Ge等が添加されていて
もよい。
【0052】第1の反応層11及び第2の反応層12の
層厚はそれぞれ特に限定されないが、充分な記録感度を
得る観点及び記録前後の反射率の変化を充分に大きくす
る観点から、第1の反応層11の層厚は、1〜30nm
であることが好ましい。また、第2の反応層12の層厚
は、1〜30nmであることが好ましい。更に、記録前
後の反射率の変化を充分に大きくする観点から、第1の
反応層11の層厚と第2の反応層12の層厚との比(第
1の反応層11の層厚/第2の反応層12の層厚)は、
0.2〜5.0であることが好ましい。
層厚はそれぞれ特に限定されないが、充分な記録感度を
得る観点及び記録前後の反射率の変化を充分に大きくす
る観点から、第1の反応層11の層厚は、1〜30nm
であることが好ましい。また、第2の反応層12の層厚
は、1〜30nmであることが好ましい。更に、記録前
後の反射率の変化を充分に大きくする観点から、第1の
反応層11の層厚と第2の反応層12の層厚との比(第
1の反応層11の層厚/第2の反応層12の層厚)は、
0.2〜5.0であることが好ましい。
【0053】次に、上記追記型光記録媒体1の製造方法
の一例について説明する。
の一例について説明する。
【0054】先ず基板40上に第2の誘電体層22を形
成する。第2の誘電体層22の形成には、例えば第2の
誘電体層22の構成元素を含む化学種を用いた気相成長
法を用いることができる。このような気相成長法として
は、例えば、真空蒸着法、スパッタリング法等が挙げら
れる。
成する。第2の誘電体層22の形成には、例えば第2の
誘電体層22の構成元素を含む化学種を用いた気相成長
法を用いることができる。このような気相成長法として
は、例えば、真空蒸着法、スパッタリング法等が挙げら
れる。
【0055】次に、第2の誘電体層22上に記録層10
のうちの第2の反応層12を形成する。この第2の反応
層12も、第2の誘電体層22と同様にして、第2の反
応層12の構成元素を含む化学種を用いた気相成長法を
用いて形成する。更に、第2の反応層12上に第1の反
応層11を形成する。第1の反応層11も、第1の反応
層11の構成元素を含む化学種を用いた気相成長法を用
いて形成する。
のうちの第2の反応層12を形成する。この第2の反応
層12も、第2の誘電体層22と同様にして、第2の反
応層12の構成元素を含む化学種を用いた気相成長法を
用いて形成する。更に、第2の反応層12上に第1の反
応層11を形成する。第1の反応層11も、第1の反応
層11の構成元素を含む化学種を用いた気相成長法を用
いて形成する。
【0056】その後、第1の反応層11上に第1の誘電
体層21を形成する。この第1の誘電体層21も、第1
の誘電体層21の構成元素を含む化学種を用いた気相成
長法を用いて形成する。
体層21を形成する。この第1の誘電体層21も、第1
の誘電体層21の構成元素を含む化学種を用いた気相成
長法を用いて形成する。
【0057】最後に、第1の誘電体層21上に保護層3
0を形成する。保護層30は、例えば、アクリル系又は
エポキシ系の紫外線硬化性樹脂を溶剤に溶解して樹脂溶
液を作製し、スピンコート法等により形成することがで
きる。こうして追記型光記録媒体1の製造が完了する。
0を形成する。保護層30は、例えば、アクリル系又は
エポキシ系の紫外線硬化性樹脂を溶剤に溶解して樹脂溶
液を作製し、スピンコート法等により形成することがで
きる。こうして追記型光記録媒体1の製造が完了する。
【0058】なお、上記追記型光記録媒体1の製造方法
は、上記製造方法に特に限定されるものではなく、公知
の光記録媒体の製造に採用される製造技術を用いること
ができる。
は、上記製造方法に特に限定されるものではなく、公知
の光記録媒体の製造に採用される製造技術を用いること
ができる。
【0059】次に、上記追記型光記録媒体1を用いた光
記録方法について説明する。
記録方法について説明する。
【0060】先ず図1(b)に示すように、この追記型
光記録媒体1に対して、所定の出力を有するレーザ光L
10を保護層30側から入射し記録層10に照射する。
すると、第1の反応層11を構成する元素及び第2の反
応層12を構成する金属元素がレーザ光によりそれぞれ
溶融し、図2に示すように、共晶合金が形成されこの共
晶合金が記録マーク13となる。このとき、記録層10
は50nm以下と薄くされており、共融結晶化反応が短
時間で進行し、高速記録が可能となる。
光記録媒体1に対して、所定の出力を有するレーザ光L
10を保護層30側から入射し記録層10に照射する。
すると、第1の反応層11を構成する元素及び第2の反
応層12を構成する金属元素がレーザ光によりそれぞれ
溶融し、図2に示すように、共晶合金が形成されこの共
晶合金が記録マーク13となる。このとき、記録層10
は50nm以下と薄くされており、共融結晶化反応が短
時間で進行し、高速記録が可能となる。
【0061】更に、記録マーク13の形成された共晶合
金の部分の反射率と、それ以外の記録層10の部分の反
射率との差が十分に大きくなるので、光記録後は、再生
光を用いて高感度で記録情報を再生できる。
金の部分の反射率と、それ以外の記録層10の部分の反
射率との差が十分に大きくなるので、光記録後は、再生
光を用いて高感度で記録情報を再生できる。
【0062】また、第1の誘電体層21と第2の誘電体
層22とにより、記録時にレーザ照射を受ける記録層1
0の部分の熱変形が十分に防止される。更に、記録マー
ク13は溶融し次いで凝固することにより形成されてい
るため、再生時の再生光のパワーが記録層10を溶融す
るまで高くならない限り、記録マークの大きさが変化す
ることはない。従って、光記録後は長期間にわたって記
録情報の劣化が効果的に防止される。すなわち、記録時
に得られる良好な初期の再生信号のC/N比(搬送波対
雑音比)が長期間にわたって維持され、再生信号の経時
的劣化が十分に防止される。
層22とにより、記録時にレーザ照射を受ける記録層1
0の部分の熱変形が十分に防止される。更に、記録マー
ク13は溶融し次いで凝固することにより形成されてい
るため、再生時の再生光のパワーが記録層10を溶融す
るまで高くならない限り、記録マークの大きさが変化す
ることはない。従って、光記録後は長期間にわたって記
録情報の劣化が効果的に防止される。すなわち、記録時
に得られる良好な初期の再生信号のC/N比(搬送波対
雑音比)が長期間にわたって維持され、再生信号の経時
的劣化が十分に防止される。
【0063】更に、本実施形態の追記型光記録媒体1
は、上記のような高速記録、高密度記録を、第1の反応
層11および第2の反応層12として、環境に与える負
荷が小さな材料を使用しながら行うことができるという
利点も有する。
は、上記のような高速記録、高密度記録を、第1の反応
層11および第2の反応層12として、環境に与える負
荷が小さな材料を使用しながら行うことができるという
利点も有する。
【0064】このとき、光記録に使用するレーザ光の波
長は、250〜900nmであることが好ましい。
長は、250〜900nmであることが好ましい。
【0065】また、共晶合金を含む記録マーク13を記
録層10に高速で形成する観点から、レーザ光の出力は
盤面で2.0mW以上であることが好ましい。
録層10に高速で形成する観点から、レーザ光の出力は
盤面で2.0mW以上であることが好ましい。
【0066】[第2実施形態]以下、図3を参照しなが
ら本発明の追記型光記録媒体の第2実施形態について説
明する。図3は、本発明の追記型光記録媒体の第2実施
形態を示す模式断面図である。
ら本発明の追記型光記録媒体の第2実施形態について説
明する。図3は、本発明の追記型光記録媒体の第2実施
形態を示す模式断面図である。
【0067】図3に示すように、追記型光記録媒体2
は、基板40と第2の誘電体層22との間に、レーザ光
に対する反射率が記録層10よりも高い反射層50が更
に配置されている以外は図1の追記型光記録媒体1と同
様の構成を有している。
は、基板40と第2の誘電体層22との間に、レーザ光
に対する反射率が記録層10よりも高い反射層50が更
に配置されている以外は図1の追記型光記録媒体1と同
様の構成を有している。
【0068】反射層50は、記録層10への光記録後に
再生光を入射する場合に、多重干渉効果により高い再生
信号(C/N比)が得られやすくなる。
再生光を入射する場合に、多重干渉効果により高い再生
信号(C/N比)が得られやすくなる。
【0069】この反射層50の構成材料は光を反射でき
る限り特に制限されず、例えば、Mg、Al、Ti、C
r、Fe、Co、Ni、Cu、Zn、Ge、Ag、P
t、Au等である。これらのうち、高い反射率を有する
ことから、Al、Au、Ag、Cu又はこれらの合金
(AlとTiとの合金等)などの金属材料が好ましく用
いられる。
る限り特に制限されず、例えば、Mg、Al、Ti、C
r、Fe、Co、Ni、Cu、Zn、Ge、Ag、P
t、Au等である。これらのうち、高い反射率を有する
ことから、Al、Au、Ag、Cu又はこれらの合金
(AlとTiとの合金等)などの金属材料が好ましく用
いられる。
【0070】この追記型光記録媒体2は、反射層50以
外は、上述の追記型光記録媒体1と同様にして製造する
ことができる。反射層50を形成する方法は、例えば第
1実施形態における他の層の形成方法と同様に、反射層
50の構成元素を含む化学種を用いた気相成長法を用い
ることができる。
外は、上述の追記型光記録媒体1と同様にして製造する
ことができる。反射層50を形成する方法は、例えば第
1実施形態における他の層の形成方法と同様に、反射層
50の構成元素を含む化学種を用いた気相成長法を用い
ることができる。
【0071】また、この追記型光記録媒体2に対する光
記録を行う方法は、第1実施形態と同様にして行うこと
ができる。但し、追記型光記録媒体2は、反射層50を
備えるため、記録層10への光記録後に再生光を入射す
る場合に、多重干渉効果により高い再生信号(C/N
比)が得られやすくなる。
記録を行う方法は、第1実施形態と同様にして行うこと
ができる。但し、追記型光記録媒体2は、反射層50を
備えるため、記録層10への光記録後に再生光を入射す
る場合に、多重干渉効果により高い再生信号(C/N
比)が得られやすくなる。
【0072】[第3実施形態]次に、本発明の追記型光
記録媒体の第3実施形態について図4を用いて説明す
る。図4は、本発明の追記型光記録媒体の第3実施形態
を示す断面図である。図4に示すように、本実施形態の
追記型光記録媒体3は、基板40が光透過性を有する点
で第1実施形態の追記型光記録媒体1と相違する。
記録媒体の第3実施形態について図4を用いて説明す
る。図4は、本発明の追記型光記録媒体の第3実施形態
を示す断面図である。図4に示すように、本実施形態の
追記型光記録媒体3は、基板40が光透過性を有する点
で第1実施形態の追記型光記録媒体1と相違する。
【0073】ここで、基板40は光透過性を有していれ
ばよく、基板40は、例えば、追記型光記録媒体1にお
ける基板40と同様の構成材料で構成されていてもよ
く、追記型光記録媒体1における保護層30と同様の構
成材料で構成されていてもよい。更に、基板40の層厚
も、追記型光記録媒体1における基板40と同様の層厚
を有していることが好ましい。
ばよく、基板40は、例えば、追記型光記録媒体1にお
ける基板40と同様の構成材料で構成されていてもよ
く、追記型光記録媒体1における保護層30と同様の構
成材料で構成されていてもよい。更に、基板40の層厚
も、追記型光記録媒体1における基板40と同様の層厚
を有していることが好ましい。
【0074】このような光追記型光記録媒体3に対して
光記録を行う場合は、記録時において基板40側からレ
ーザ光が入射され、記録層10に照射される。これによ
り、第1実施形態の追記型光記録媒体1のように、高速
で光記録が可能となり、再生時に高い再生信号(C/N
比)を得ることができる。また、光記録後は、長期間に
わたって記録情報の劣化が効果的に防止される。
光記録を行う場合は、記録時において基板40側からレ
ーザ光が入射され、記録層10に照射される。これによ
り、第1実施形態の追記型光記録媒体1のように、高速
で光記録が可能となり、再生時に高い再生信号(C/N
比)を得ることができる。また、光記録後は、長期間に
わたって記録情報の劣化が効果的に防止される。
【0075】[第4実施形態]次に、本発明の追記型光
記録媒体の第4実施形態について図5を用いて説明す
る。図5は、本発明の追記型光記録媒体の第4実施形態
を示す断面図である。図5に示すように、本実施形態の
追記型光記録媒体4は、保護層30と第1の誘電体層2
1との間に反射層50を更に備える点で第3実施形態の
追記型光記録媒体3と相違する。
記録媒体の第4実施形態について図5を用いて説明す
る。図5は、本発明の追記型光記録媒体の第4実施形態
を示す断面図である。図5に示すように、本実施形態の
追記型光記録媒体4は、保護層30と第1の誘電体層2
1との間に反射層50を更に備える点で第3実施形態の
追記型光記録媒体3と相違する。
【0076】このような追記型光記録媒体4に対して光
記録を行う場合は、記録時において基板40側からレー
ザ光が入射され、記録層10に照射される。これによ
り、第1実施形態の追記型光記録媒体1のように、高速
で光記録が可能となり、光記録後は、再生光を用いて高
感度で記録情報を再生できる。また、光記録後は、長期
間にわたって記録情報の劣化が効果的に防止される。
記録を行う場合は、記録時において基板40側からレー
ザ光が入射され、記録層10に照射される。これによ
り、第1実施形態の追記型光記録媒体1のように、高速
で光記録が可能となり、光記録後は、再生光を用いて高
感度で記録情報を再生できる。また、光記録後は、長期
間にわたって記録情報の劣化が効果的に防止される。
【0077】また、追記型光記録媒体4は、反射層50
を更に備えるため、第2実施形態の追記型光記録媒体2
と同様に、記録層10への光記録後に再生光を入射する
場合に、多重干渉効果により高い再生信号(C/N比)
が得られやすくなる。
を更に備えるため、第2実施形態の追記型光記録媒体2
と同様に、記録層10への光記録後に再生光を入射する
場合に、多重干渉効果により高い再生信号(C/N比)
が得られやすくなる。
【0078】以上、本発明の好適な実施形態について説
明したが、本発明は上記第1〜第4実施形態に限定され
るものではない。
明したが、本発明は上記第1〜第4実施形態に限定され
るものではない。
【0079】例えば、上記第1及び第2実施形態におい
ては、図1及び図3に示すように、記録層10において
第1の反応層11が保護層30側に配置され、第2の反
応層12が基板40側に配置されているが、第1の反応
層11と第2の反応層12とが互いに逆であってもよ
い。すなわち、第1の反応層11が基板40側に配置さ
れ、第2の反応層12が保護層30側に配置されてもよ
い。
ては、図1及び図3に示すように、記録層10において
第1の反応層11が保護層30側に配置され、第2の反
応層12が基板40側に配置されているが、第1の反応
層11と第2の反応層12とが互いに逆であってもよ
い。すなわち、第1の反応層11が基板40側に配置さ
れ、第2の反応層12が保護層30側に配置されてもよ
い。
【0080】また、第3実施形態の追記型光記録媒体3
及び第4実施形態の追記型光記録媒体4においては、記
録層10において第1の反応層11が保護層30側に配
置され、第2の反応層12が基板40側に配置されてい
るが、追記型光記録媒体3の場合には、より低いレーザ
光のパワーにより記録マークを形成できる傾向が大きく
なるという観点から、第1の反応層11が基板40側に
配置され、第2の反応層12が保護層30側に配置され
ていることが好ましい。
及び第4実施形態の追記型光記録媒体4においては、記
録層10において第1の反応層11が保護層30側に配
置され、第2の反応層12が基板40側に配置されてい
るが、追記型光記録媒体3の場合には、より低いレーザ
光のパワーにより記録マークを形成できる傾向が大きく
なるという観点から、第1の反応層11が基板40側に
配置され、第2の反応層12が保護層30側に配置され
ていることが好ましい。
【0081】また、上述の第1〜第4実施形態において
は、2層構造の記録層を有する追記型光記録媒体につい
て説明したが、本発明の追記型光記録媒体はこれに限定
されるものではなく、少なくとも1つの第1の反応層と
これに接触する少なくとも1つの第2の反応層を有する
ものであれば、2層以上の層から構成された記録層を有
するものであってもよい。
は、2層構造の記録層を有する追記型光記録媒体につい
て説明したが、本発明の追記型光記録媒体はこれに限定
されるものではなく、少なくとも1つの第1の反応層と
これに接触する少なくとも1つの第2の反応層を有する
ものであれば、2層以上の層から構成された記録層を有
するものであってもよい。
【0082】例えば、2つの第1の反応層と、2つの第
1の反応層の間に配置された第2の反応層とからなる3
層構造の記録層を有するものであってもよく、例えば、
2つの第2の反応層と、2つの第2の反応層の間に配置
された第1の反応層とからなる3層構造の記録層を有す
るものであってもよい。
1の反応層の間に配置された第2の反応層とからなる3
層構造の記録層を有するものであってもよく、例えば、
2つの第2の反応層と、2つの第2の反応層の間に配置
された第1の反応層とからなる3層構造の記録層を有す
るものであってもよい。
【0083】
【実施例】以下、実施例を用いて本発明について更に具
体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に何ら限定
されるものではない。
体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に何ら限定
されるものではない。
【0084】(実施例1)以下に示す手順により、図1
に示す追記型光記録媒体1と同様の構成を有する追記型
光記録媒体を作製した。
に示す追記型光記録媒体1と同様の構成を有する追記型
光記録媒体を作製した。
【0085】即ち、まず、厚さ:1.1mm、直径:1
20mmのポリカーボネート基板をスパッタリング装置
にセットし、このポリカーボネート基板上に、ZnSと
SiO2の混合物からなる第2の誘電体層(層厚:60
nm)、Cuからなる第2の反応層(層厚:6nm)、
Siからなる第1の反応層(層厚:6nm)、ZnSと
SiO2の混合物からなる第1の誘電体層(層厚:60
nm)を順次スパッタ法により形成した。
20mmのポリカーボネート基板をスパッタリング装置
にセットし、このポリカーボネート基板上に、ZnSと
SiO2の混合物からなる第2の誘電体層(層厚:60
nm)、Cuからなる第2の反応層(層厚:6nm)、
Siからなる第1の反応層(層厚:6nm)、ZnSと
SiO2の混合物からなる第1の誘電体層(層厚:60
nm)を順次スパッタ法により形成した。
【0086】次に、第1の誘電体層上に、アクリル系紫
外線硬化性樹脂を溶剤に溶解した樹脂溶液をスピンコー
ト法によりコーティングし、これに紫外線を照射して保
護層(層厚:100μm)を形成した。
外線硬化性樹脂を溶剤に溶解した樹脂溶液をスピンコー
ト法によりコーティングし、これに紫外線を照射して保
護層(層厚:100μm)を形成した。
【0087】なお、第1の誘電体層及び第2の誘電体層
においてZnSとSiO2のモル比率は、ZnS:Si
O2=80:20となるようにした。
においてZnSとSiO2のモル比率は、ZnS:Si
O2=80:20となるようにした。
【0088】(実施例2)第1の反応層の層厚を4nm
とし、第2の反応層の層厚を4nmとした以外は実施例
1と同様にして追記型光記録媒体を作製した。
とし、第2の反応層の層厚を4nmとした以外は実施例
1と同様にして追記型光記録媒体を作製した。
【0089】(実施例3)第1の反応層の層厚を8nm
とし、第2の反応層の層厚を8nmとした以外は実施例
1と同様にして追記型光記録媒体を作製した。
とし、第2の反応層の層厚を8nmとした以外は実施例
1と同様にして追記型光記録媒体を作製した。
【0090】(実施例4)第1の反応層の層厚を10n
mとし、第2の反応層の層厚を10nmとした以外は実
施例1と同様にして追記型光記録媒体を作製した。
mとし、第2の反応層の層厚を10nmとした以外は実
施例1と同様にして追記型光記録媒体を作製した。
【0091】(実施例5)第1の反応層の層厚を25n
mとし、第2の反応層の層厚を25nmとした以外は実
施例1と同様にして追記型光記録媒体を作製した。
mとし、第2の反応層の層厚を25nmとした以外は実
施例1と同様にして追記型光記録媒体を作製した。
【0092】(実施例6)第2の反応層をAuで構成し
た以外は実施例1と同様にして追記型光記録媒体を作製
した。
た以外は実施例1と同様にして追記型光記録媒体を作製
した。
【0093】(実施例7)第2の反応層をZnで構成し
た以外は実施例1と同様にして追記型光記録媒体を作製
した。
た以外は実施例1と同様にして追記型光記録媒体を作製
した。
【0094】(実施例8)第2の反応層をAlで構成し
た以外は実施例1と同様にして追記型光記録媒体を作製
した。
た以外は実施例1と同様にして追記型光記録媒体を作製
した。
【0095】(実施例9)第1の反応層をGeで構成
し、第2の反応層をAgで構成した以外は実施例1と同
様にして追記型光記録媒体を作製した。
し、第2の反応層をAgで構成した以外は実施例1と同
様にして追記型光記録媒体を作製した。
【0096】(実施例10)第1の反応層をGeで構成
した以外は実施例1と同様にして追記型光記録媒体を作
製した。
した以外は実施例1と同様にして追記型光記録媒体を作
製した。
【0097】(実施例11)第2の反応層をAuで構成
し、更に、第1の反応層を基板側に配置し、第2の反応
層を保護層側に配置した以外は実施例1と同様にして追
記型光記録媒体を作製した。
し、更に、第1の反応層を基板側に配置し、第2の反応
層を保護層側に配置した以外は実施例1と同様にして追
記型光記録媒体を作製した。
【0098】(実施例12)第1の反応層をGeで構成
し、更に、第1の反応層を基板側に配置し、第2の反応
層を保護層側に配置した以外は実施例1と同様にして追
記型光記録媒体を作製した。
し、更に、第1の反応層を基板側に配置し、第2の反応
層を保護層側に配置した以外は実施例1と同様にして追
記型光記録媒体を作製した。
【0099】(実施例13)第2の反応層をAgで構成
した以外は実施例1と同様にして追記型光記録媒体を作
製した。
した以外は実施例1と同様にして追記型光記録媒体を作
製した。
【0100】(比較例1)第1の反応層の層厚を35n
mとし、第2の反応層の層厚を35nmとした以外は実
施例1と同様にして追記型光記録媒体を作製した。
mとし、第2の反応層の層厚を35nmとした以外は実
施例1と同様にして追記型光記録媒体を作製した。
【0101】(比較例2)第1の反応層の層厚を28n
mとし、第2の反応層の層厚を28nmとした以外は実
施例1と同様にして追記型光記録媒体を作製した。
mとし、第2の反応層の層厚を28nmとした以外は実
施例1と同様にして追記型光記録媒体を作製した。
【0102】(比較例3)第1の反応層をAlで構成
し、第2の反応層をCuで構成した以外は実施例1と同
様にして追記型光記録媒体を作製した。
し、第2の反応層をCuで構成した以外は実施例1と同
様にして追記型光記録媒体を作製した。
【0103】(比較例4)第2の反応層をGeで構成し
た以外は実施例1と同様にして追記型光記録媒体を作製
した。
た以外は実施例1と同様にして追記型光記録媒体を作製
した。
【0104】[光記録特性比較試験]実施例1〜実施例
13、比較例1〜比較例4の追記型光記録媒体について
下記のようにして情報の光記録を行った。
13、比較例1〜比較例4の追記型光記録媒体について
下記のようにして情報の光記録を行った。
【0105】即ちまず各実施例及び比較例ごとに、追記
型光記録媒体を5枚作製し、それぞれを光ディスク評価
装置(商品名:DDU1000、パルステック社製)に
セットした。そして、各追記型光記録媒体に対する記録
線速度を後述の値とし、記録用レーザ光の波長を青色波
長域(405nm)とし、このレーザ光を記録ヘッド内
の集光レンズで追記型光記録媒体に集光し、光記録を行
った。このとき、レーザ光は、追記型光記録媒体の保護
層側から照射した。また、各追記型光記録媒体ごとに、
照射するレーザ光出力を変化させた。このときの記録信
号の条件は、変調方式:(1.7)RLL、チャンネル
ビット長:0.12μm、記録線速度:5.3m/s、
チャンネルクロック:66MHz、記録信号:8Tとし
た。
型光記録媒体を5枚作製し、それぞれを光ディスク評価
装置(商品名:DDU1000、パルステック社製)に
セットした。そして、各追記型光記録媒体に対する記録
線速度を後述の値とし、記録用レーザ光の波長を青色波
長域(405nm)とし、このレーザ光を記録ヘッド内
の集光レンズで追記型光記録媒体に集光し、光記録を行
った。このとき、レーザ光は、追記型光記録媒体の保護
層側から照射した。また、各追記型光記録媒体ごとに、
照射するレーザ光出力を変化させた。このときの記録信
号の条件は、変調方式:(1.7)RLL、チャンネル
ビット長:0.12μm、記録線速度:5.3m/s、
チャンネルクロック:66MHz、記録信号:8Tとし
た。
【0106】続いて、各実施例及び各比較例ごとに作製
した5枚の追記型光記録媒体について、先に述べた光デ
ィスク評価装置を用いて記録した情報を再生し、そのと
きの再生信号のC/N比の値を測定した。ここで、再生
装置においては、再生光の波長は405nmとし、レー
ザ光出力は0.3mWとした。
した5枚の追記型光記録媒体について、先に述べた光デ
ィスク評価装置を用いて記録した情報を再生し、そのと
きの再生信号のC/N比の値を測定した。ここで、再生
装置においては、再生光の波長は405nmとし、レー
ザ光出力は0.3mWとした。
【0107】その結果、各追記型光記録媒体について記
録時に最も高いC/N比の値が得られるレーザ光出力は
次のようになった。なお、レーザ光出力は盤面の出力パ
ワーである。
録時に最も高いC/N比の値が得られるレーザ光出力は
次のようになった。なお、レーザ光出力は盤面の出力パ
ワーである。
【0108】すなわち、実施例1については5.0m
W、実施例2については3.5mW、実施例3について
は5.0mW、実施例4については6.0mW、実施例
5については9.0mW、実施例6については5.0m
W、実施例7については6.0mW、実施例8について
は9.0mW、実施例9については8.0mW、実施例
10については7.0mW、実施例11については9.
0mW、実施例12については10.0mW、実施例1
3については7.0mW、比較例1については9.0m
W、比較例2については10.0mW、比較例3につい
ては10.0mW、比較例4については7.0mWとな
った。
W、実施例2については3.5mW、実施例3について
は5.0mW、実施例4については6.0mW、実施例
5については9.0mW、実施例6については5.0m
W、実施例7については6.0mW、実施例8について
は9.0mW、実施例9については8.0mW、実施例
10については7.0mW、実施例11については9.
0mW、実施例12については10.0mW、実施例1
3については7.0mW、比較例1については9.0m
W、比較例2については10.0mW、比較例3につい
ては10.0mW、比較例4については7.0mWとな
った。
【0109】なお、参考までに、実施例1及び比較例1
について、レーザ光出力とC/N比との相関関係を表1
に示す。
について、レーザ光出力とC/N比との相関関係を表1
に示す。
【0110】
【表1】
【0111】次に、実施例1〜13及び比較例1〜4の
追記型光記録媒体をそれぞれ改めて準備し、上記と同様
にして、最も高いC/N比の値が得られるレーザ光出力
で光記録を行った。そして、光記録を行った直後のC/
N比の値(以下、初期値という)を測定した。続いて、
追記型光記録媒体を80℃、相対湿度85%の環境下に
おいて50時間保持した後、C/N比の値を測定し、こ
の値の初期値に対する変化量を算出した。結果を表2及
び表3に示す。
追記型光記録媒体をそれぞれ改めて準備し、上記と同様
にして、最も高いC/N比の値が得られるレーザ光出力
で光記録を行った。そして、光記録を行った直後のC/
N比の値(以下、初期値という)を測定した。続いて、
追記型光記録媒体を80℃、相対湿度85%の環境下に
おいて50時間保持した後、C/N比の値を測定し、こ
の値の初期値に対する変化量を算出した。結果を表2及
び表3に示す。
【0112】
【表2】
【0113】
【表3】
【0114】表2及び表3に示す結果から明らかなよう
に、実施例1〜実施例13の追記型光記録媒体の再生信
号のC/N比の変化量は、比較例1及び比較例2の追記
型光記録媒体の再生信号のC/N比の変化量より十分に
小さいことが分かった。また、実施例1〜実施例13の
追記型光記録媒体の再生信号のC/N比は、比較例3及
び比較例4の追記型光記録媒体よりも十分に高いことが
分かった。これより、本発明の追記型光記録媒体につい
ては、記録初期の情報を長期にわたって良好な状態で保
持できることが確認された。
に、実施例1〜実施例13の追記型光記録媒体の再生信
号のC/N比の変化量は、比較例1及び比較例2の追記
型光記録媒体の再生信号のC/N比の変化量より十分に
小さいことが分かった。また、実施例1〜実施例13の
追記型光記録媒体の再生信号のC/N比は、比較例3及
び比較例4の追記型光記録媒体よりも十分に高いことが
分かった。これより、本発明の追記型光記録媒体につい
ては、記録初期の情報を長期にわたって良好な状態で保
持できることが確認された。
【0115】
【発明の効果】以上説明したように本発明の追記型光記
録媒体及び光記録方法によれば、光記録を高速且つ弱い
パワーで行うことができ、光記録後は、記録初期の情報
を長期にわたって良好な状態で保持することができる。
録媒体及び光記録方法によれば、光記録を高速且つ弱い
パワーで行うことができ、光記録後は、記録初期の情報
を長期にわたって良好な状態で保持することができる。
【図1】(a)は本発明の追記型光記録媒体の第1実施
形態としての光ディスクを示す一部切欠斜視図であり、
(b)は(a)のRの部分を示す拡大図である。
形態としての光ディスクを示す一部切欠斜視図であり、
(b)は(a)のRの部分を示す拡大図である。
【図2】図1の追記型光記録媒体に光記録を施した後の
状態を示す模式断面図である。
状態を示す模式断面図である。
【図3】本発明の追記型光記録媒体の第2実施形態を示
す模式断面図である。
す模式断面図である。
【図4】本発明の追記型光記録媒体の第3実施形態を示
す模式断面図である。
す模式断面図である。
【図5】本発明の追記型光記録媒体の第4実施形態を示
す模式断面図である。
す模式断面図である。
1,2,3,4・・・追記型光記録媒体、10・・・記録層、1
1・・・第1の反応層、12・・・第2の反応層、13・・・記
録マーク、21・・・第1の誘電体層、22・・・第2の誘電
体層、30・・・保護層、40・・・基板、50・・・反射層、
L10…レーザ光。
1・・・第1の反応層、12・・・第2の反応層、13・・・記
録マーク、21・・・第1の誘電体層、22・・・第2の誘電
体層、30・・・保護層、40・・・基板、50・・・反射層、
L10…レーザ光。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
G11B 7/24 534 G11B 7/24 534K
534L
534M
B41M 5/26 X
(72)発明者 水島 哲郎
東京都中央区日本橋一丁目13番1号 ティ
ーディーケイ株式会社内
(72)発明者 青島 正貴
東京都中央区日本橋一丁目13番1号 ティ
ーディーケイ株式会社内
Fターム(参考) 2H111 EA03 EA23 EA32 EA43 FA02
FA12 FA14 FA21 FA25 FA27
FA28 FB04 FB05 FB06 FB07
FB17 FB19 FB21 FB29
5D029 JA01 JB03 JB17 JB35 JC17
JC20 LA13 LA14 LA15 LA16
LB01 LC21
5D090 AA01 BB03 CC01 CC14 DD01
EE01 FF09 FF21 KK02 KK06
KK09
Claims (9)
- 【請求項1】 基板と、保護層と、前記基板及び前記保
護層の間に配置される記録層とを有し、記録時に前記基
板又は前記保護層側から入射されるレーザ光により前記
記録層の所定の領域に共晶合金を含む記録マークが形成
される追記型光記録媒体であって、 前記保護層及び前記記録層の間に設けられる第1の誘電
体層と、 前記基板及び前記記録層の間に設けられる第2の誘電体
層とを備え、 前記記録層の層厚が50nm以下であり、且つ前記記録
層が、 C、Si、Ge、Sn及びPbからなる群より選択され
る元素を主成分とする第1の反応層と、 前記第1の反応層に接触し、記録時に前記元素と共融結
晶化される金属元素を主成分とする第2の反応層とを有
する、ことを特徴とする追記型光記録媒体。 - 【請求項2】 前記金属元素が、Cu、Ag、Au、Z
n及びAlからなる群より選択される元素であることを
特徴とする請求項1に記載の追記型光記録媒体。 - 【請求項3】 前記保護層が光透過性を有し、前記記録
層において、前記第1の反応層が前記保護層側に配置さ
れ、前記第2の反応層が前記基板側に配置されているこ
とを特徴とする請求項1又は2に記載の追記型光記録媒
体。 - 【請求項4】 前記基板と前記第2の誘電体層との間
に、前記レーザ光に対する反射率が前記記録層よりも高
い反射層が更に配置されていることを特徴とする請求項
3に記載の追記型光記録媒体。 - 【請求項5】 前記基板が光透過性を有し、前記記録層
において、前記第1の反応層が前記基板側に配置され、
前記第2の反応層が前記保護層側に配置されていること
を特徴とする請求項1又は2に記載の追記型光記録媒
体。 - 【請求項6】 前記保護層と前記第1の誘電体層との間
に、前記レーザ光に対する反射率が前記記録層よりも高
い反射層が更に配置されていることを特徴とする請求項
5に記載の追記型光記録媒体。 - 【請求項7】 前記第1の誘電体層及び前記第2の誘電
体層が、Al2O3、AlN、ZnO、ZnS、GeN、
GeCrN、CeO、SiO、SiO2、SiN及びS
iCからなる群より選択される少なくとも1種の誘電体
を主成分とすることを特徴とする請求項1〜6のいずれ
か一項に記載の追記型光記録媒体。 - 【請求項8】 前記記録層の層厚が2nm以上であるこ
とを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の追
記型光記録媒体。 - 【請求項9】 請求項1〜8のいずれか一項に記載の追
記型光記録媒体に対して、所定の出力を有するレーザ光
を前記基板又は前記保護層側から入射して前記記録層に
照射することにより、前記記録層の所定の領域に共晶合
金を含む記録マークを形成する工程を含むことを特徴と
する光記録方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001400995A JP2003200663A (ja) | 2001-12-28 | 2001-12-28 | 追記型光記録媒体及び光記録方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001400995A JP2003200663A (ja) | 2001-12-28 | 2001-12-28 | 追記型光記録媒体及び光記録方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003200663A true JP2003200663A (ja) | 2003-07-15 |
Family
ID=27640019
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
2001
- 2001-12-28 JP JP2001400995A patent/JP2003200663A/ja not_active Withdrawn
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| WO2006064932A1 (en) * | 2004-12-15 | 2006-06-22 | Ricoh Company, Ltd. | Write-once-read-many optical recording medium |
| JP2006192885A (ja) * | 2004-12-15 | 2006-07-27 | Ricoh Co Ltd | 追記型光記録媒体 |
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| WO2007005323A3 (en) * | 2005-06-29 | 2007-05-18 | Micron Electronics Inc | Gold-semiconductor phase change memory for archival data storage |
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