JP2003200919A - インモールドラベル容器およびその成形方法 - Google Patents

インモールドラベル容器およびその成形方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容器に対するラベルの配置を的確にし、以て
バリアー性を確実に得ることを目的とする。 【解決手段】 側面ラベルと底面ラベルとを用いてイン
モールドラベル成形した熱可塑性樹脂製射出成形容器で
あって、前記各ラベルが少なくとも金属箔層または熱可
塑性樹脂層からなるバリアー層を有し、容器本体側に積
層される層が容器本体と同質の材料又は容器本体と接着
性を有する材料から構成されることを特徴とするインモ
ールドラベル容器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、確実なガスバリア
ー性を得ることができるインモールドラベル容器および
その製法に関する。
【0002】
【従来の技術】インモールドラベル成形は、ブローまた
は射出成形時に金型にあらかじめヒートシール層をもつ
ラベルをセットしておき、成形時の樹脂のもつ熱でラベ
ルのヒートシール層を成形品表面に融着させることによ
り、成形と同時にラベリングを行う成形方法である。
【0003】ガスバリアー性のラベルを使用したインモ
ールドラベル容器としては、例えば、実開平5−958
47号公報に開示されたものがあり、合成樹脂製射出成
形品で有底筒形状の肉薄な容器本体の筒壁外周面全域お
よび底壁下面全域に、腰が強くガスバリヤー性の高いラ
ベルをインサート材として固着した構成を有し、これに
より、ラベルの腰の強さにより容器全体の機械的強度を
高めたバリアー性容器を提供することができる。ここ
で、ラベル材としては、腰の強い紙もしくは合成紙から
成る本体層とガスバリアー性の合成樹脂材料から成るバ
リアー層が積層されたものが使用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ガスバリヤー性インモールドラベル容器およびその製法
は以下のような課題を有していた。 (1)ラベル材が紙もしくは合成紙等の不透明な材質か
ら成るため、容器の材質が透明であってもインモールド
ラベル容器は不透明になり透明な容器を提供することが
不可能である。 (2)バリアー層の中心に樹脂注入用のゲート穴(底
部)が必要であり、成形品にも残存するので、この部分
からのガス透過が避けられない。 (3)成形時金型にインサートされた側面ラベルを位置
固定するために雌型に設けられた真空吸引部の位置が容
器上端付近にあり樹脂注入部(底部付近)から離間して
いるので、樹脂注入の衝撃でラベルが所定の位置からず
れを生じる場合がある。 (4)雌型にインサートされた側面ラベルを雄型により
押し込む際、ラベルの打抜き寸法精度のバラツキにより
ラベル下端が雌型に当接して、ラベルの波打ち、重なり
等が生じ、射出された樹脂がラベルと金型との隙間に回
り込む可能性がある。 (5)容器(特に角形容器のとき)とラベルの材質の違
いによる収縮差からラベルのはがれ等が生じる可能性が
ある。 (6)射出成形時、底部から側面にかけて金型内のキャ
ビティーがほぼ直角に立ち上がる地点では、ラベルに対
する樹脂注入圧力が比較的高くなるため、ラベルのイン
ク層およびヒートシール層が摩擦等による「流れ」を生
じる場合がある。
【0005】したがって、本発明は上記の課題を解決し
て、容器に対するラベルの配置を的確にし、以てバリア
ー性を確実に得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、側面ラベルと底面ラベルとを用いてイン
モールドラベル成形した熱可塑性樹脂製射出成形容器で
あって、前記各ラベルが少なくとも金属箔層または熱可
塑性樹脂層からなるバリアー層を有し、容器本体側に積
層される層が容器本体と同質の材料又は容器本体と接着
性を有する材料から構成されることを特徴とするインモ
ールドラベル容器を提供するものである。
【0007】本発明のインモールドラベル容器は上記底
面ラベルが樹脂注入用ゲート穴を有していない構造とす
ることもできる。この穴が無い場合酸素等がより透過し
にくくなる。
【0008】また、本発明のインモールドラベル容器は
上記容器本体の脚部が補強リブを形成した構造とするこ
ともできる。これにより、容器(特に角形容器のとき)
とラベルの材質の違いによる収縮差に起因するラベルの
はがれ等が防止できる。
【0009】さらに、本発明は、側面ラベルと底面ラベ
ルとを用いてインモールドラベル容器を製造する方法で
あって、ほぼ底部キャビティ面を延長した部分にて前記
側面ラベルを真空吸引し位置固定して成形を行う方法を
提供するものである。これにより、樹脂注入の際最初に
側面ラベルに当たる部分が位置固定されるため、樹脂注
入の衝撃で側面ラベルが所定の位置からずれたり、波打
ったりする現象を効果的に抑制することができる。
【0010】また、本発明は、側面ラベルと底面ラベル
とを用いてインモールドラベル容器を製造する方法であ
って、前記側面ラベルの寸法が、金型の側面キャビティ
の全高をLH とし雌型の内周をLR としたとき、側面ラ
ベルの高さL1 、周方向長さL2 を、それぞれ、L1 =
LH −x、L2 =LR −y(mm)として、インモール
ドラベル成形を行う方法を提供する。ここで、xおよび
yはそれぞれ独立して約0.6〜1.2mmであること
が好ましい。0.6以下ではラベルの打抜き寸法精度の
バラツキでL1 、L2 が長くなった場合や成形時の樹脂
圧によるラベルの伸びにより、ラベルの波打ち、重なり
等が生じる恐れがあり、1.5を超えるとガスバリアー
性の低下を招きやすい。
【0011】また、本発明は、側面ラベルと底面ラベル
とを用いてインモールドラベル容器を製造する方法であ
って、底部キャビティと側面キャビティとが交差する付
近に曲率を与えられた金型を用いて成形を行う方法を提
供する。交差部分で金型(雄型および雌型)に曲率を与
えることにより、この箇所での樹脂注入圧力が低減され
ラベルのインク層およびヒートシール層が樹脂注入の摩
擦による「流れ」を生じることがない。ただし、この曲
率により交差部分での容器肉厚が増加し、これにより
「ひけ」を招きやすくなるので、他の部分の容器肉厚の
約1.5倍以下の肉厚に抑えることが必要である。
【0012】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
述べる。
【0013】本発明に用いられるラベル材は、一般に、
印刷基材層、ガスバリアー層、射出樹脂との接着層から
成る。これら各層は、それぞれ独立して製膜し接着剤を
介して貼合(ドライラミネーション)するか、または、
その一部もしくは全層を溶融押出(EC、共押出)する
ことで形成することもできる。また、用途・目的に応じ
て印刷基材層を省略することもできる。
【0014】印刷基材としてのフィルムは、一般に印刷
可能なものであれば特に限定されず、例えば、ポリエス
テルフィルム、ポリプロピレンフィルム、ナイロンフィ
ルム等が適宜使用できる。
【0015】ガスバリアー層としては、例えば、(a)
アルミ箔(7〜25μm)、(b)金属又は金属酸化物
を蒸着等でプラスチックフィルム等に積層したもの、例
えば、酸化珪素蒸着プラスチックフィルム、酸化アルミ
蒸着プラスチックフィルム、アルミ蒸着プラスチックフ
ィルム、(c)その他、ポリアクリロニトリル系樹脂、
EVOH(エチレン酢酸ビニル共重合体ケン化物)、P
VDC(ポリ塩化ビニリデン)フィルム、PVDCコー
ト二軸延伸プラスチックフィルム等が挙げられ、所望の
性能に応じて適宜選択され得る。
【0016】接着層としては、射出樹脂と接着するもの
であれば特に限定されないが、通常、射出樹脂と同材質
のプラスチックや、EVA(エチレン・酢酸ビニル共重
合体)を含有するポリエチレン等接着性を有する樹脂、
又はそれら樹脂が共押し出し加工、あるいは、コーティ
ング加工されたプラスチックフィルム等が好適に使用で
きる。
【0017】なお、上記各層は常法に従い、ドライラミ
ネーション法、押出ラミネーション法、押出コーティン
グ法その他のコーティング法によって形成される。
【0018】また、本発明のインモールドラベル容器本
体には射出成形可能な熱可塑性樹脂、例えば、ポリプロ
ピレン、ポリエチレン、ポリスチレン等が使用され得
る。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照しつ
つ説明する。 <第1実施例>本発明の第1の実施例においては、容器
本体となる射出樹脂の材料としてポリプロピレンを用
い、ラベル材としてポリエチレンテレフタレートフィル
ム(12μm)/アルミ箔(15μm)/ポリプロピレ
ンフィルム(60μm)の3層が順に積層されたフィル
ムを用いた。このラベル材は、最外層である、PETフ
ィルムに文字、絵柄等を印刷した後、接着剤を用いてバ
リアー層であるアルミ箔をラミネートした後、最内層で
あるポリプロピレンフィルムを接着剤を用いてラミネー
トした3層フィルムを形成され、所定の形状(側面ラベ
ルは扇型、底面ラベルは中心にゲート穴を有する円形)
に打ち抜いた。
【0020】次いで、図1に示すように、このラベル材
(側面ラベル1および底面ラベル2)を雌型3の側面お
よび底面に配置し、雄型4を上方から押し込んだ後、ゲ
ート5(およびゲート位置に対応する底面ラベル2のゲ
ート穴)を通じて樹脂7をキャビティに注入し通常のイ
ンモールドラベル射出成形を行った。
【0021】得られた成形容器のバリアー特性を測定し
た結果、表1に示すような酸素透過度、透湿度の値が得
られた。
【0022】このラベル材の最内層は容器本体の樹脂と
同材料であるため、接着剤を使わずにラベル材と容器本
体を一体化することができる。 表1 バリアー層 酸素透過度 水蒸気透過度 (cm3 /pkg・day ・atm )* (g/pkg ・day )* 酸化珪素蒸着PET 0.07 0.0041 ポリ塩化ビニリデン 0.08 0.0043 フィルム アルミ箔 0.06 0.00088な し 6.70 0.01 *)測定法:酸素透過度・・・温度23℃、湿度90%RH、パージ3日間 MOCON社 OXTRAN使用 水蒸気透過度・・・塩化カルシウム重量法、測定6日間、 温度40℃、湿度90%RH なお、容器本体となる射出樹脂の材料としてポリプロピ
レンを用いるとともに、ラベル材として上記の他に、最
外側から最内側へ向けて順に、以下の層構成からなるフ
ィルムを用いた。
【0023】 延伸ポリプロピレンフィルム(印刷基
材)(25μm)/アルミ箔(バリアー層)(15μ
m)/ヒートシール層を有する延伸ポリプロピレンフィ
ルム(接着層)(25μm)、 延伸ポリプロピレンフィルム(印刷基材)(25μ
m)/酸化珪素蒸着ポリエチレン・テレフタレートフィ
ルム(バリアー層)(12μm)/ヒートシール層を有
する延伸ポリプロピレンフィルム(接着層)(25μ
m)、 未延伸ポリプロピレンフィルム(30μm)/ポリ
エチレン・テレフタレートフィルム(印刷基材)(12
μm)/酸化珪素蒸着ポリエチレン・テレフタレートフ
ィルム(バリアー層)(12μm)/未延伸ポリプロピ
レンフィルム(接着層)(30μm)、 延伸ポリプロピレンフィルム(25μm)/ポリエ
チレン・テレフタレートフィルム(印刷基材)(12μ
m)/酸化珪素蒸着ポリエチレン・テレフタレートフィ
ルム(バリアー層)(12μm)/ヒートシール層を有
する延伸ポリプロピレンフィルム(接着層)(25μ
m)、 未延伸ポリプロピレンフィルム(30μm)/ポリ
エチレン・テレフタレートフィルム(印刷基材)(12
μm)/アルミ箔(バリアー層)(9μm)/ポリエチ
レン・テレフタレートフィルム(12μm)/未延伸ポ
リプロピレンフィルム(接着層)(30μm)。
【0024】一般にラベル材を所定の形状に打ち抜いた
後にラベル材を雌型3の側面および底面に配置する場
合、ラベル材のカールの大小が射出成形の歩留りに影響
する。すなわち、ラベル材のカールは、小さい方が歩留
りが良好となる。
【0025】またラベル材のカールを軽減するために
は、ラベル材の層構成を中央の層を中心とした対象型の
層構成とすることが好ましい。
【0026】上記の層構成を有するラベル材にお
いて、中央の層を中心として対称型の層構成とすること
ができ、また、のラベル材もポリエチレンテレフタ
レートフィルム、酸化硅素蒸着ポリエチレンテレフタレ
ートフィルムを一つのポリエチレンテレフタレートフィ
ルムと考えると対称型の層構成となる。このため打ち抜
き時においてラベル材のカールを軽減することができ
た。また〜の層構成を有するラベル材の場合、ガス
バリアー特性および射出樹脂との密着性はいずれも良好
であった。
【0027】<第2実施例>本発明の第2の実施例にお
いては、図2に示すように、第1の実施例と同様のラベ
ル材を使用し、かつ中心にゲート穴6(図1参照)を有
しない円形の底面側ラベル材をインサートしてインモー
ルドラベル射出成形を行った。この実施例では底面側ラ
ベル材にゲート穴6がないため、樹脂7を注入すると、
底面ラベル2がコア(雄型)側に押しつけられた状態で
キャビティ内に樹脂が充填される。したがって、成形品
では容器内の底面にゲート穴6を有しないラベルが積層
され、バリアー特性がより高められる(表2参照)。ま
た、本実施例では、底面ラベルにゲート穴を設ける場合
(ラベルの外周打抜き後に穴打抜き工程が必要となるた
め、外周打抜きと穴打抜きの精度を必要とし、高精度の
打抜き加工機等が必要になる)に比べて、ラベル材の加
工が容易となる。 表2 バリアー層 酸素透過度 水蒸気透過度 (cm3 /pkg・day ・atm ) (g/pkg ・day ) 酸化珪素蒸着PET 0.05 0.0001 ポリ塩化ビニリデン 0.05 0.0001 フィルムアルミ箔 0.04 0.0001
【0028】<第3実施例>本発明の第3の実施例にお
いては、図3に示すように、第1の実施例と同様のラベ
ル材を使用し、真空吸引孔8(従来装置では8’の位
置)を底面キャビティと側面キャビティとが交差する位
置に設けた雌型3を用いてインモールドラベル射出成形
を行った。本実施例では、樹脂注入に際して側面ラベル
1のあばれを防止することができるので、成形後の側面
ラベル1のしわ、重なり等の発生を防止することができ
る。
【0029】<第4実施例>本発明の第4の実施例にお
いては、図4(A)、(B)に示すように、第1の実施
例と同様のラベル材を使用し、かつ、金型の側面キャビ
ティの全高(正確には、側壁に沿った長さ)をLH とし
雌型の内周をLR (ただし、頂部から底部にかけて漸減
する)としたとき、側面ラベルの高さL1 、周方向長さ
L2 を、それぞれ、L1 =LH −1、L2 =LR −1
(mm)として、インモールドラベル射出成形を行っ
た。本実施例では、ラベル寸法が短く設定されるため、
しわ、重なり等の発生が防止できる。特に、雌型に側面
ラベル1を挿入した後雄型を押し込む際ラベル下端が側
面キャビティの底に当接しないことから、ラベルが波打
つこともなく容器本体に密着して積層される。この結
果、図4(C)に示すように、得られた成形容器10は
側面ラベル1において所定の隙間dを有して積層される
が、ガスバリアー性にはほとんど影響がない。
【0030】<第5実施例>本発明の第5の実施例にお
いては、図5に示すように、第1の実施例と同様のラベ
ル材を使用し、かつ、容器本体10脚部の所定の位置に
補強リブ11を設けてインモールドラベル射出成形を行
った。この補強リブ11により容器本体10とラベルと
の材質の違いによる収縮差に起因するラベルのはがれ等
を防止することができる。
【0031】特に、角型容器の場合には、脚部の4辺の
各中心点にリブを設けることが好ましい。
【0032】<第6実施例>本発明の第6の実施例にお
いては、容器本体となる射出樹脂としてポリスチレン樹
脂を用い、ラベル材としてポリプロピレン/接着剤/ポ
リ塩化ビニリデン/接着剤/ポリプロピレンの層構成か
らなる共押出しフィルム(厚さ60μm)を用い、該ラ
ベルの最内層側に印刷を施し、さらにその上にEVA系
樹脂(ヒートシール剤)をグラビアコーティング法によ
りコートした。そして、図6に示すように、底部キャビ
ティと側面キャビティとが交差する部分(同図の番号1
2および13)に対応し曲率を与えた金型(雌型3およ
び雄型4)を用いてインモールドラベル射出成形を行っ
た。金型に曲率を与えたため、ラベルに対する樹脂注入
圧力が低下し、ラベルのインク層およびヒートシール層
が摩擦等により「流れ」を防止することができる。な
お、上記部分では相対的に肉厚となり、冷却後の肉厚の
差に起因する「ひけ」を防止するため1.5倍以下の肉
厚にとどめることが好ましい。
【0033】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明のインモール
ドラベル容器によれば、バリアー性を確実に得ることが
できる。また、本発明のインモールドラベル容器の製法
によれば、バリアー性を有したラベルを精確な位置に積
層することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインモールドラベル容器の製法を説明
する説明図である。
【図2】本発明の第2の実施例の説明図である。
【図3】本発明の第3の実施例の説明図である。
【図4】(A)〜(C)は本発明の第4の実施例の説明
図である。
【図5】本発明の第5の実施例の説明図である。
【図6】本発明の第6の実施例の説明図である。
フロントページの続き (72)発明者 渡 辺 公 介 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 金 井 満 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 Fターム(参考) 3E033 AA08 BA13 BB08 CA16 DA08 DB03 DD05 FA02 4F206 AD05 AD09 AG07 AH55 JA07 JB19 JB20 JF05 JL02 JM04 JN11

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】扇型の側面ラベルを筒状に巻いて雄型と雌
    型とからなる金型内に配置し、熱可塑性樹脂により金型
    内でインモールドラベル成形したインモールドラベル容
    器において、 前記側面ラベルは、容器の熱可塑性樹脂の側面の外表面
    に溶着され、更に、当該側面ラベルは、周方向の長さ
    が、雌型の内周よりも短く、かつ、当該側面ラベルは、
    側面ラベルの周方向の長さをL2、雌型の内周をLRと
    したとき、L2=LR−y(yは、0.6〜1.5m
    m)の関係にあり、また、上記側面ラベルは、その高さ
    が、金型内の側面キャビティーの全高よりも短く、か
    つ、当該側面ラベルは、その高さをL1、金型内の側面
    キャビティの全高をLHとしたときに、L1=LH−x
    (xは、0.6〜1.5mm)の関係にあることを特徴
    とするインモールドラベル容器。
  2. 【請求項2】扇型の側面ラベルを筒状に巻いて雄型と雌
    型とからなる金型内に配置し、熱可塑性樹脂により金型
    内でインモールドラベル成形したインモールドラベル容
    器において、 上記容器の底部と側面部との間の交差部分に曲率が形成
    されることを特徴とするインモールドラベル容器。
  3. 【請求項3】上記容器の脚部に補強リブを設けたことを
    特徴とする請求項1または2のいずれかに記載のインモ
    ールドラベル容器。
  4. 【請求項4】上記容器の底部と側面部との間の交差部分
    は、他の部分に比して肉厚が1.5倍以下となることを
    特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のインモー
    ルドラベル容器。
  5. 【請求項5】上記容器は、透明であることを特徴とする
    請求項1乃至4のいずれかに記載のインモールドラベル
    容器。
  6. 【請求項6】扇型の側面ラベルを筒状に巻いて雄型と雌
    型とからなる金型内に配置し、熱可塑性樹脂により金型
    内でインモールドラベル容器を成形する方法において、 上記側面ラベルを、金型内の底面キャビティーと側面キ
    ャビティーとが交差する位置に設けた真空吸引孔により
    真空吸引して側面ラベルの位置を固定する工程と、 金型内に熱可塑性樹脂を射出する工程と、を備えたこと
    を特徴とするインモールドラベル容器の成形方法。
  7. 【請求項7】扇型の側面ラベルを筒状に巻いて雄型と雌
    型とからなる金型内に配置し、熱可塑性樹脂により金型
    内でインモールドラベル容器を成形する方法において、 金型の側面キャビティーの金高をLHとし、また、雌型
    の内周をLRとしたとき、側面ラベルの高さL1および
    周方向長さL2を、それぞれ、L1=LH−x、L2=
    LR−y(xとyは各々0.6〜1.5mm)の関係に
    ある側面ラベルを雌型の内周に配置する工程と、 金型内に熱可塑性樹脂を射出する工程と、を備えたこと
    を特徴とするインモールドラベル容器の成形方法。
  8. 【請求項8】扇型の側面ラベルを筒状に巻いて雄型と雌
    型とからなる金型内に配置し、熱可塑性樹脂により金型
    内でインモールドラベル容器を成形する方法において、 底部キャビティーと側面キャビティーとが交差する付近
    に曲率が形成された金型内に側面ラベルを配置する工程
    と、 金型内に熱可塑性樹脂を射出する工程と、を備えたこと
    を特徴とするインモールドラベル容器の成形方法。
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