JP2003201452A - セパレータ付き感圧型接着シート及び光学部材組立体並びにその組立方法 - Google Patents
セパレータ付き感圧型接着シート及び光学部材組立体並びにその組立方法Info
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Abstract
跡等の外観欠陥が発生し難く、貼り付け作業性に優れた
セパレータ付き感圧型接着シート及び光学部材組立体並
びにその組立方法を提供する。 【解決手段】 光学部材を貼り合わせる感圧接着剤層か
らなり、両面にプラスチックセパレータを設けてなるセ
パレータ付き感圧型接着シートにおいて、プラスチック
セパレータの感圧接着剤層に接する面の表面粗さRaが
共に0.1μm以下であり、かつ、両面のプラスチック
セパレータの感圧接着剤層からの剥離力の差が10mN
/25mm以上であり、そして、感圧接着剤層の全光線
透過率が80%以上である。
Description
圧型接着シート及び光学部材組立体並びにその組立方法
であり、特に板状やシート状の光学部材を貼り合わせる
ときに用いられ、透明性に優れ、貼り付け時の気泡混入
やスジ跡等の外観欠陥が発生し難く、貼り付け作業性に
優れた感圧型接着シートに関する。
スプレイ(PDP)、プロジェクションスクリーン(P
J)、ブラウン管(CRT)等のディスプレイ製品に
は、様々な板状、シート状の光学部材が数多く使用され
ている。これらの光学部材は、光学部材間の光散乱によ
る光ロス低減、製品組み立て時の効率アップ、製品の強
度保持などの目的で、透明な接着剤で光学部材間を接着
することが行われている。例えば、LCDでは偏光板と
液晶セルの接着、アンチリフレクシュン(AR)フィル
ムと偏光板の接着、PDPではARフィルム、電磁シー
ルドフィルム、近赤外吸収(NIR)フィルム等の接
着、CRTではARフィルムやアンチグレア(AG)フ
ィルムとブラウン管との接着等が行われている。
剤、感熱型接着剤、紫外線(UV)硬化型接着剤等が開
発されているが、貼り付ける際の設備投資が比較的少な
くすむ感圧型接着剤が最も広く普及している。
法としては、液状の接着剤を直接光学部材表面へ塗布す
る方法と予めセパレータフィルム上に形成しておいた接
着シートを光学部材表面にラミネート転写する方法があ
る。液状の接着剤を直接塗布する方法は、接着剤自体が
安価であるものの、塗布作業時に作業環境を汚染する
(特に有機溶剤型接着剤を塗布する場合は、有機溶剤対
策が必要となる)、厚み精度の良い接着剤層を形成する
のが難しい、液状接着剤を塗布するため光学部材にダメ
ージを与え易い等といった問題がある。一方、接着シー
トをラミネート転写する方法は、接着シート自体が比較
的高価であり、直接塗布する方法に比べコストは高くな
り易いが、作業環境の汚染が少ない、接着するのに大掛
かりな設備が必要ないといった特長もあり、2つの方式
の特長に合わせて使い分けられている。
ートとしては、2枚プラスチックセパレータの間に感圧
型接着剤層を形成した接着シートが使用されている。し
かしながら、近年のディスプレイ表示精度の向上によ
り、透明性が優れ、貼り付け時に混入する気泡やスジ等
の外観欠陥に対する要求精度が高くなっており、また、
コストダウンを図る為に貼り付け作業性に優れた接着シ
ートが求められている。
の技術で述べたような欠点を解消し、透明性に優れ、貼
り付け時の気泡混入やスジ跡等の外観欠陥が発生し難
く、貼り付け作業性に優れたセパレータ付き感圧型接着
シート及び光学部材組立体並びにその組立方法を提供す
ることを目的とする。
り合わせる感圧接着剤層からなり、両面にプラスチック
セパレータを設けてなるセパレータ付き感圧型接着シー
トにおいて、前記プラスチックセパレータの感圧接着剤
層に接する面の表面粗さRaが共に0.1μm以下であ
り、かつ、両面のプラスチックセパレータの感圧接着剤
層からの剥離力の差が10mN/25mm以上であり、
そして、感圧接着剤層の全光線透過率が80%以上であ
るセパレータ付き感圧型接着シートである。
ータの接着剤層からの剥離力が共に200mN/25m
m以下であるセパレータ付き感圧型接着シートである。
クリル板への接着力が1N/25mm以上であるセパレ
ータ付き感圧型接着シートである。
ル系接着剤からなるセパレータ付き感圧型接着シートで
ある。
組立てた光学部材組立体であって、上記のセパレータ付
き感圧型接着シートの両面のプラスチックセパレータを
剥離した感圧接着剤層により接着されている光学部材組
立体である。
光学部材組立体を組立てる方法であって、上記のセパレ
ータ付き感圧型接着シートの剥離力の弱いプラスチック
セパレータを剥離した感圧接着剤層と第1の光学部材と
を接着させ、次に、他のプラスチックセパレータを剥離
した感圧接着剤層と第2の光学部材とを接着させて組立
てる光学部材組立体の組立方法である。
以下、本発明のセパレータ付き感圧型接着シートについ
て具体的に説明する。
は、高い透明性を有しており、全光線透過率が80%以
上である。より好ましくは90%以上である。全光線透
過率が80%より低いと光学部材を貼り合わせた時の光
透過率が悪く、ディスプレイが暗くなったり、コントラ
ストが落ちるといった問題が発生する。ここでの全光線
透過率は、2枚のセパレータを剥がし接着剤層のみの状
態で、JIS−K7105に準じ、積分球式濁度計(日
本電色工業株式会社製、NDH2000)により測定し
た。
における接着剤層は、感圧型接着剤であり、アクリル板
に貼り付けた時の接着力が1N/25mm以上である。
1N/25mm未満であると、光学部材に対し十分な接
着力が得られず剥がれ等の問題が発生する。ここでのア
クリル板に対する接着力は、一方のセパレータを剥がし
た接着シートをアクリル板(住友化学工業製スミペック
E000、厚み1.5mmフラット板)に圧力5880
N/mをかけたゴムロールを用いて2m/分の速度で貼
り付け、更にもう一方のセパレータを剥がし、同様条件
にて25μmPETフィルム(ユニチカ製S−25)を
貼り付けて試験片を作製し、更に30分間室温で放置
し、その後、剥離角度180度、剥離速度0.3m/
分、室温にて接着力を測定した値である。
る、各種アクリルモノマーを共重合して得られるアクリ
ル系接着剤、天然ゴム系接着剤、ポリイソブチレン、ブ
チルゴム、スチレン−ブチレン−スチレン共重合体(S
BS)等の合成ゴム系接着剤、エチレン−酢酸ビニル共
重合体(EVA)系接着剤等及びこれらの混合系接着剤
を使用することができる。この中で、特に接着シートの
全光線透過率が80%以上になるようにな高透明接着剤
が得易い等の理由から、架橋型アクリル系接着剤が好適
に用いられる。
酸ブチル、アクリル酸エチル、2−エチルヘキシルアク
リレート等の低Tgモノマーを主モノマーとし、アクリ
ル酸、メタクリル酸、ヒドロキシエチルメタクリレー
ト、ヒドロキシエチルアクリレート、アクリルアミド、
アクリロニトリル等の官能基モノマーと共重合すること
で得られたアクリル共重合体を架橋剤にて架橋すること
により得ることができる。
分子量が10万〜150万の範囲内のものが好ましく用
いられる。重量平均分子量が10万より小さいと、接着
剤中の低分子量物が多くなるため、接着剤の凝集力が低
くなり易く、光学部材を接着した時に剥がれ等の不具合
が発生し易くなる。また、重量平均分子量が150万を
超えると、溶剤に溶かした時の粘度が高く、接着シート
にした時に平滑な接着剤塗工外観が得難い問題がある。
また、このアクリル共重合体のガラス転移点(Tg)
は、−20℃以下のものが好ましく使用できる。−20
℃よりTgが高いと接着剤が硬くなり、室温にて圧着し
ても光学部材に対して適度な接着力が得られなくなる。
メラミン系、エポキシ系等公知の架橋剤を用いることが
できる。また、この架橋剤としては、接着剤中に緩やか
に広がった網目状構造を形成するために、3官能、4官
能といった多官能架橋剤がより好ましく用いられる。
着付与剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、軟化剤、充填剤
等を適量添加してもよい。
〜100μmが好ましい。更に好ましくは10〜50μ
mである。5μmより薄いと光学部材表面の凹凸に追従
することができず、十分な接着力が得られなくなる。ま
た、100μmより厚いと単位面積当たりの価格が上が
り、また、厚みにより透明性が低下する等の問題が発生
する。
ータ(1)とプラスチックセパレータ(2)の接着剤層
からの剥離力の差は、10mN/25mm以上である。
10mN/25mm未満であると、光学部材に接着シー
トを貼り付ける際に一方のセパレータを剥がす時に、剥
がしたセパレータに接着剤層が付着し、もう一方のセパ
レータ上に平滑で外観が良い状態の接着剤層が残留しな
い現象(泣き別れ現象)が発生する。この泣き別れ現象
が発生すると、接着剤層を光学部材に平滑に貼り付ける
ことができず、光学部材を外観よく貼り合わせることが
できない。
ータ(1)、(2)の接着剤層からの剥離力は、共に2
00mN/25mm以下である。200mN/25mm
より剥離力が高いとセパレータの剥離作業性が悪化す
る、セパレータのスムーズな剥離ができず、接着剤層に
折れシワや接着剤層表面に段差が発生し、光学部材に貼
り付けた時にその変形が残留し外観欠陥になり、貼り合
わせ時に気泡が混入し易くなるといった問題が発生す
る。ここでの剥離力は、剥離角度180度、剥離速度1
m/分、室温にて測定した値である。
(1)、(2)は、接着剤層面に接した表面の表面粗さ
が0.1μm以下である。表面粗さが0.1μmより大
きくなると、セパレータ表面の粗さが粘着剤層に転写
し、接着剤層面が粗され貼り合わせ時に気泡が混入し易
くなるといった問題が発生する。ここでの表面粗さは、
接触型表面粗さ計(例えば、株式会社小坂研究所製、測
定装置SE−3C、解析装置AY−22)で測定した中
心線平均粗さ(Ra)又はJIS B 0601(19
94年)若しくはJIS B 0601(2001年)
で定義される算術平均粗さ(Ra)を意味する。
(2)の基材材質としては、例えば、ポリエステルフィ
ルム、ポリプロピレンフィルム、ポリエチレンフィル
ム、ポリカーボネートフィルム、ポリスチレンフィル
ム、トリアセチルセルロースフィルム等を挙げることが
できる。これらの中で、更に平滑な表面が得易く生産性
に優れる二軸延伸ポリエステルフィルムが好ましく使用
できる。
(1)、(2)の接着剤層と接する面には離型剤処理を
行っている。この離型剤としては、シリコーン樹脂、フ
ッ素樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、アルキル基を有
する樹脂等の単体や変性体、混合物等が挙げられる。そ
の中で、接着剤層の軽剥離が容易に得ることができるシ
リコーン樹脂が好ましく使用でき、特に熱や紫外線、電
子線等で硬化したシリコーン樹脂は、接着剤層へのシリ
コーン樹脂の転着が少ない等の理由からより好ましく使
用できる。
厚さとしては、10〜200μmが好ましく用いられ
る。更に好ましくは20〜75μmである。10μmよ
り薄いとフィルム強度が不足し、接着シート製造時にフ
ィルムが破れる、シワが入り易い等の問題が発生する。
また、200μmより厚いとフィルム自体が高価になる
等の問題が発生する。
機溶剤に溶解し粘度を調整した接着剤を塗布する方法、
接着剤を溶融し塗布する方法や水に分散し塗布する方法
等の公知の方法を用いることができるが、架橋型アクリ
ル系接着剤の形成方法としては、有機溶剤に溶解し粘度
を調整した接着剤を塗布する方法が一般的である。
(1)、(2)には、必要に応じてプラスチックフィル
ム表面に離型剤層との密着力を向上するために、コロナ
処理、プラズマ処理といった表面処理や下塗り剤(プラ
イマ)の塗布等を行ってもよい。また、必要に応じて静
電気発生を防止する目的で帯電防止剤の塗布を行っても
よい。ここでの帯電防止剤としては、例えば、第4級ア
ンモニウム塩、ピリジニウム塩、第1〜3級アミノ基等
のカチオン性基を有する各種カチオン性帯電防止剤、ス
ルホン酸塩基、硫酸エステル塩基、リン酸エステル塩
基、スルホン酸塩基等のアニオン性基を有するアニオン
系帯電防止剤、アミノ酸系、アミノ硫酸エステル系等の
両性帯電防止剤、アミノアルコール系、グリセリン系、
ポリエチレングリコール系等のノニオン性帯電防止剤の
各種帯電防止剤、更には、これらの帯電防止剤を高分子
量化した高分子型帯電防止剤等が挙げられる。
シートについて、実施例により具体的に説明するが、本
発明はこれに限定されるものではない。
チルアクリレートを用い、官能基モノマーとしてアクリ
ル酸とメタクリル酸を用いたアクリル共重合体を溶液重
合法にて合成した。この合成したアクリル共重合体の重
量平均分子量は40万であった。このアクリル共重合体
100重量部に対し、エポキシ系架橋剤を0.1重量部
配合した接着剤溶液を調整し、厚さ25μmの二軸延伸
ポリエステルフィルムのの片面に熱硬化型シリコーン樹
脂系離型剤を塗布したセパレータの離型剤処理面に、乾
燥時の接着剤厚さが40μmになるよう塗工乾燥した。
更に、厚さ25μmの二軸延伸ポリエステルフィルムの
片面に接着剤を塗工したセパレータとは離型性の異なる
熱硬化型シリコーン樹脂系離型剤を塗布したセパレータ
を接着剤層面にラミネートした。この接着シートを室温
で1週間放置し十分にエージングを行った後、試験に使
用した。
工したセパレータの接着剤層からの剥離力は68mN/
25mmであり、また、ラミネートしたセパレータの接
着剤層からの剥離力は44mN/25mmであった。ま
た、セパレータの表面粗さを測定した結果は共に0.0
5μmであった。
パレータに離型性をやや重くした25μmの二軸延伸ポ
リプロピレンフィルムセパレータを使用した以外は、実
施例1と同様にして接着シートを作製した。この接着シ
ートにおける接着剤を塗工したセパレータの接着剤層か
らの剥離力は130mN/25mmであった。
パレータと同じセパレータを接着剤層面にラミネートし
た以外は、実施例1と同様にして接着シートを作製し
た。
パレータに離型性をやや軽くした25μmの二軸延伸ポ
リプロピレンフィルムセパレータを使用した以外は、実
施例1と同様にして接着シートを作製した。この接着シ
ートにおける接着剤を塗工したセパレータの接着剤層か
らの剥離力は51mN/25mmであった。
パレータに離型性を重くした25μmの二軸延伸ポリプ
ロピレンフィルムセパレータを使用した以外は、実施例
1と同様にして接着シートを作製した。この接着シート
における接着剤を塗工したセパレータの接着剤層からの
剥離力は450mN/25mmであった。
パレータに厚さ40μmの無延伸ポリプロピレンフィル
ムの片面に熱硬化型シリコーン樹脂系離型剤を塗布した
セパレータを使用した以外は、実施例1と同様にして接
着シートを作製した。この接着シートにおける接着剤を
塗工したセパレータの接着剤層からの剥離力は110m
N/25mmであった。また、セパレータの表面粗さR
aを測定した結果は0.3μmであった。
特性値を下記の方法で測定した。それぞれの結果を図1
にまとめた。 (1)全光線透過率 全光線透過率は、2枚のセパレータを剥がし接着剤層の
みの状態で、積分球式濁度計(日本電色工業株式会社
製、NDH2000型)を用いて、JIS−K7105
に順じて測定した。 (2)対アクリル板接着力 一方のセパレータを剥がした接着シートをアクリル板
(住友化学工業製スミペックE000、厚み1.5mm
フラット板)に圧力5880N/mをかけたゴムロール
を用い、2m/分の速度で貼り付け、更にもう一方のセ
パレータを剥がした同様の条件にて25μmPETフィ
ルム(ユニチカ製S−25)を貼り付けて試験片を作製
し、更に30分間室温で放置し、その後、剥離角度18
0度、剥離速度0.3m/分、室温にて接着力(N/2
5mm)を測定した。 (3)セパレータの表面粗さ 接着剤層面に接したセパレータの表面粗さを接触型表面
粗さ計(株式会社小坂研究所製、測定装置SE−3C、
解析装置AY−22)にて測定し、中心線平均粗さ(R
a)の値を使用した。(4)セパレータの剥離力 接着シートを25mm幅に切断し、粘着剤層からセパレ
ータを剥離角度180度、剥離速度1m/分、室温雰囲
気下で剥がす時の剥離力(mN/25mm)を測定し
た。 (5)貼り合わせ作業性 一方のセパレータを剥がした接着シートを、大きさ10
0mm×200mmのアクリル板(住友化学工業製スミ
ペックE000、厚み1.5mmフラット板)に圧力5
880N/mをかけたゴムロールを用い、2m/分の速
度で貼り付けた。更にもう一方のセパレータを剥がし、
50μmPETフィルム(ユニチカ製S−50)を同様
の条件にてラミネートした。このときの貼り合わせ作業
性を、以下の基準で評価した。 ○:セパレータが容易に剥離でき、貼り合わせ作業が容
易にできた。 ×:セパレータ剥離時に泣き別れ現象が発生し、貼り合
わせ作業ができなかった。 (6)貼り合わせ外観 貼り合わせ作業性を評価した試験片の外観を確認し、以
下の基準で評価した。 ○:外観が良好であり、気泡の混入や接着剤層の変形跡
等が見られなかった。 ×:外観が不良であり、気泡の混入や接着剤層の変形跡
等の欠陥が見られた。 −:貼り合わせ作業ができず、外観を確認できなかっ
た。
ートである実施例1〜2は、貼り合わせ作業性に優れ、
また、貼り合わせた試験片の外観も良好であった。それ
に対し、接着剤塗工側とラミネート側に同じ剥離力のセ
パレータを使用した比較例1及び接着剤塗工側とラミネ
ート側のセパレータの剥離力の差が7mN/25mmと
小さい比較例2は、セパレータの剥離時に泣き別れ現象
が発生し、貼り合わせることができなかった。また、接
着剤塗工側のセパレータ剥離力が450mN/25mm
と高い比較例3では、セパレータの剥離がスムーズにで
きないため接着剤層表面に段差が発生し、貼り合わせた
試験片にも接着剤層の変形による外観異常が観察され
た。また、接着剤塗工側のセパレータの表面粗さRaが
0.3μmと大きい比較例4では、接着剤層に粗さが転
写し、貼り合わせた試験片に気泡混入が観察された。
パレータ付き接着シートは、板状やシート状の光学部材
を貼り合わせるときに用いられ、透明性優れ、貼り付け
時の気泡混入やスジ跡等の外観欠陥が発生し難く、貼り
付け作業性に優れた感圧形接着シートとすることができ
る。
組立てた光学部材組立体であって、セパレータ付き感圧
型接着シートの両面のプラスチックセパレータを剥離し
た感圧接着剤層により接着された光学部材組立体であ
り、そして、セパレータ付き感圧型接着シートの剥離力
の弱いプラスチックセパレータを剥離した感圧接着剤層
と第1の光学部材とを接着させ、次に、他のプラスチッ
クセパレータを剥離した感圧接着剤層と第2の光学部材
とを接着させて組立てる方法である。そして、それによ
り、光学部材の透明性を阻害せずに組立てることが可能
である。
け時の気泡混入やスジ跡等の外観欠陥が発生し難く、貼
り付け作業性に優れたセパレータ付き感圧型接着シート
及び光学部材組立体を得ることができる。
定結果等を説明する図表。
Claims (6)
- 【請求項1】 光学部材を貼り合わせる感圧接着剤層か
らなり、両面にプラスチックセパレータを設けてなるセ
パレータ付き感圧型接着シートにおいて、 前記プラスチックセパレータの感圧接着剤層に接する面
の表面粗さRaが共に0.1μm以下であり、かつ、両
面のプラスチックセパレータの感圧接着剤層からの剥離
力の差が10mN/25mm以上であり、そして、感圧
接着剤層の全光線透過率が80%以上であることを特徴
とするセパレータ付き感圧型接着シート。 - 【請求項2】 上記プラスチックセパレータの接着剤層
からの剥離力が共に200mN/25mm以下である請
求項1記載のセパレータ付き感圧型接着シート。 - 【請求項3】 上記感圧接着剤層のアクリル板への接着
力が1N/25mm以上である請求項1又は2に記載の
セパレータ付き感圧型接着シート。 - 【請求項4】 接着剤層が架橋型アクリル系接着剤から
なる請求項1〜3のいずれか1項に記載のセパレータ付
き感圧型接着シート。 - 【請求項5】 光学部材を貼り合わせて組立てた光学部
材組立体であって、 請求項1〜4記載のいずれか1項に記載のセパレータ付
き感圧型接着シートの両面のプラスチックセパレータを
剥離した感圧接着剤層により接着されていることを特徴
とする光学部材組立体。 - 【請求項6】 光学部材を貼り合わた光学部材組立体を
組立てる方法であって、 請求項1〜4記載のいずれか1項に記載のセパレータ付
き感圧型接着シートの剥離力の弱いプラスチックセパレ
ータを剥離した感圧接着剤層と第1の光学部材とを接着
させ、次に、他のプラスチックセパレータを剥離した感
圧接着剤層と第2の光学部材とを接着させて組立てるこ
とを特徴とする光学部材組立体の組立方法。
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