JP2003202033A - 駆動車輪用軸受装置 - Google Patents

駆動車輪用軸受装置

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JP2003202033A
JP2003202033A JP2002000546A JP2002000546A JP2003202033A JP 2003202033 A JP2003202033 A JP 2003202033A JP 2002000546 A JP2002000546 A JP 2002000546A JP 2002000546 A JP2002000546 A JP 2002000546A JP 2003202033 A JP2003202033 A JP 2003202033A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】塑性結合により、装置の軽量・コンパクト化を
図ると共に、耐久性を向上させた駆動車輪用軸受装置を
提供する。 【解決手段】ハブ輪1と等速自在継手3と複列の転がり
軸受2とをユニット化し、この複列の転がり軸受2にお
ける内側転走面のうち一方1aをハブ輪1の外周面に、
他方14aを外側継手部材14の外周面にそれぞれ形成
し、ハブ輪1の端面19を外側継手部材14の肩部16
に衝合させて両部材1、14を嵌合し、この嵌合部で、
ハブ輪1の内周面に硬化させた凹凸部5を形成し、この
凹凸部5に外側継手部材14の嵌合部17bを拡径させ
て食い込ませることにより、両部材1、14を一体に塑
性結合した駆動車輪用軸受装置において、外側継手部材
14の嵌合部17bを残し、少なくとも内側転走面14
aおよび軸部17に至る表面に硬化層を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の駆動車
輪を支持する駆動車輪用軸受装置に関するもので、特
に、ハブ輪と等速自在継手と複列の転がり軸受とをユニ
ット化した駆動車輪用軸受装置に関する。
【0002】
【従来の技術】FR車の後輪、FF車の前輪、あるいは
4WD車の全輪といった自動車の駆動輪は、駆動車輪用
軸受装置により懸架装置に支持する。近年、駆動車輪用
軸受装置は軽量・コンパクト化を狙って、ハブ輪と等速
自在継手と軸受部とをユニット化する傾向にある。
【0003】図4は従来の駆動車輪用軸受装置を示す縦
断面図で、ハブ輪50と、軸受部60と、等速自在継手
70とをユニット化して構成している。ハブ輪50は車
輪(図示せず)を取り付けるための車輪取付フランジ5
1を一体に有し、この車輪取付フランジ51の円周等配
位置には車輪を固定するためのハブボルト52を植設し
ている。
【0004】軸受部60は外方部材61と内方部材62
と複列の転動体63、63とからなり、外方部材61は
外周に車体(図示せず)に取り付けるための車体取付フ
ランジ64を一体に有し、内周には複列の転走面61
a、61aを形成している。一方、内方部材62は、前
記した外方部材61の転走面61a、61aに対向する
複列の転走面50a、71aを形成している。この一方
の転走面50aはハブ輪50の外周に一体形成し、他方
の転走面71aは等速自在継手70の外側継手部材71
の外周に一体形成している。複列の転動体63、63を
これら転走面61a、50aと61a、71a間にそれ
ぞれ収容し、保持器65、65で転動自在に保持してい
る。この場合、内方部材62はハブ輪50と外側継手部
材71を指す。軸受部60の端部にはシール66、67
を装着し、軸受内部に封入した潤滑グリースの漏洩と、
外部からの雨水やダスト等の侵入を防止している。
【0005】等速自在継手70は外側継手部材71と図
示しない継手内輪、ケージ、およびトルク伝達ボールと
からなる。外側継手部材71はカップ状のマウス部72
と、このマウス部72から軸方向に延びる軸部73を有
し、マウス部72の内周には軸方向に延びる曲線状のト
ラック溝72aを形成している。
【0006】中空に形成した外側継手部材71の軸部7
3をハブ輪50に内嵌すると共に、ハブ輪50の内周面
に硬化させた凹凸部53と、端部に円筒状の小径段部5
4を形成し、軸部73を拡径してこの凹凸部53に食い
込ませ、その嵌合部を加締めてハブ輪50と外側継手部
材71とを塑性結合させている(特開2001−186
05号)。
【0007】前述の従来の駆動車輪用軸受装置では、セ
レーション等のトルク伝達手段に比べ嵌合部の緩みを防
止でき、かつ嵌合部の摩耗を抑制することができるた
め、装置の耐久性と操縦安定性を向上させることができ
る。また、この結合部はトルク伝達手段と、ハブ輪と外
側継手部材の結合手段とを併せ持つため、締結ナット等
の固定手段が不要となり装置の一層の軽量・コンパクト
化が達成できる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、駆動車
輪用軸受装置において、車両旋回時に過大な曲げモーメ
ント荷重が生じた時、ハブ輪と外側継手部材との突き合
せ部が節となって繰り返し曲げ荷重を受けることにな
る。この時、薄肉のハブ輪の小径段部に過大な応力が発
生し、強度、耐久性が低下する恐れがあった。
【0009】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、塑性結合により、装置の軽量・コンパクト化
を図ると共に、装置の強度、耐久性を向上させた駆動車
輪用軸受装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】係る目的を達成すべく、
本発明のうち請求項1記載の発明は、ハブ輪と等速自在
継手と複列の転がり軸受とをユニット化し、この複列の
転がり軸受における内側転走面のうち一方の内側転走面
と、この内側転走面から軸方向に延びる円筒状の小径段
部を前記ハブ輪に形成し、このハブ輪と前記等速自在継
手の外側継手部材とを嵌合させ、この嵌合部で、前記ハ
ブ輪の内周面に硬化させた凹凸部を形成し、この凹凸部
に前記外側継手部材の嵌合部を拡径させて食い込ませる
ことにより、前記ハブ輪と前記外側継手部材とを一体に
塑性結合した駆動車輪用軸受装置において、前記凹凸部
を、互いに平行な複数列の交叉させた溝で形成すると共
に、少なくともこの溝の一方をブローチ加工によって形
成し、かつこの溝径を前記小径段部の内径よりも小径と
した構成を採用した。
【0011】このように、交叉溝のうち、ブローチ加工
によって形成する溝の溝径を、ハブ輪の小径段部の内径
よりも小径としたため、ブローチの歯がこの小径段部の
内径を通過する際に生じる擦過傷を確実に防止すること
ができ、最弱部とされるハブ輪の小径段部の強度、耐久
性が低下する恐れがない。
【0012】好ましくは、請求項2に記載の発明のよう
に、前記凹凸部を、独立した環状溝と、この環状溝と直
交する軸方向溝とで形成すれば、この平行な複数列の軸
方向溝によって外側継手部材からハブ輪に効率良くトル
クを伝達することができ、また、平行な複数列の環状溝
によって両部材をガタなく軸方向に固着することができ
る。
【0013】また、請求項3に記載の発明のように、前
記凹凸部を、螺旋状溝と、この螺旋状溝と交叉する軸方
向溝とで形成しても良い。螺旋状溝ならば、前記環状溝
と変わらぬ機能を有し、旋削等で容易に形成することが
できる。
【0014】また、請求項4に記載の発明のように、前
記凹凸部を、傾斜した第一の螺旋状溝と、この第一の螺
旋状溝と軸対称に第二の螺旋状溝で形成しても良い。こ
うした傾斜した螺旋状溝ならば、一方を旋削等で、他方
をヘリカルブローチ加工で形成することもできるし、両
方をヘリカルブローチ加工でアヤメローレット状に形成
することもできるため量産性が良い。
【0015】また、請求項5に記載の発明は、前記複列
の転がり軸受における内側転走面のうち一方を前記ハブ
輪に、他方を前記外側継手部材にそれぞれ形成した、所
謂第4世代構造を採用することにより、軸受部とハブ輪
との嵌合等の嵌合部や部品点数を最小限にでき、嵌合部
のミスアライメント等がハブ輪の車輪取付フランジに累
積加算して、フランジ側面の面振れに悪影響を及ぼすの
を抑制することができるので、装置の一層の軽量・コン
パクト化を達成でき、かつ耐久性と操縦安定性を向上さ
せることができる。
【0016】好ましくは、請求項6に記載の発明のよう
に、前記内側転走面から小径段部の端面、および端部内
径に至る表面に硬化層を形成すれば、この小径段部と円
筒面で嵌合する外側継手部材の軸部との摩耗が抑制され
る。
【0017】また、請求項7に記載の発明は、前記ハブ
輪の小径段部と前記外側継手部材の軸部との径方向すき
まを0.5mm以下に設定した。このインロウ嵌合部の
径方向すきまは、小さい程ハブ輪の変形を抑制すること
ができるため有利であるが、ここでは嵌合のし易さを考
慮し、0.50〜−0.10mm、好ましくは0.35
〜−0.05mmに設定している。これにより、繰り返
し曲げ荷重に対し、小径段部の変形を抑制し、その荷重
を円筒面で確実に受けることができるので、装置の耐久
性を格段に向上させることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明に係る駆動
車輪用軸受の実施形態を示す縦断面図である。
【0019】この駆動車輪用軸受装置は、ハブ輪1と、
複列の転がり軸受2と、等速自在継手3とをユニット化
して構成している。なお、以下の説明では、車両に組み
付けた状態で、車両の外側寄りとなる側をアウトボード
側(図面左側)、中央寄り側をインボード側(図面右
側)という。
【0020】ハブ輪1は、アウトボード側の端部に車輪
(図示せず)を取り付けるための車輪取付フランジ4を
一体に有している。ハブ輪1の内周面には凹凸部5を形
成し、熱処理によって表面硬さを54〜64HRCの範
囲に硬化層10を形成する(図中散点模様にて示す)。
熱処理としては、局部加熱ができ、硬化層深さの設定が
比較的容易にできる高周波誘導加熱による焼入れが好適
である。
【0021】なお、凹凸部5は、図2および図3に示す
ような複数列の溝を直交させた形状を例示することがで
きる。図2は、アヤメローレット状の凹凸部5を、ブロ
ーチ加工を含む工程で形成するもので、先ず(a)に示
すように、ハブ輪1の内周に旋削等の切削加工によって
平行な複数列の環状溝5aを形成し、次いで、同図
(b)に示すように、ブローチ加工によって環状溝5a
と直交する平行な複数列の軸方向溝5bを形成する。環
状溝5aと軸方向溝5bの形成順序は特に問わず、前記
とは逆に軸方向溝5bを先に形成しても良い。
【0022】ここで、ハブ輪1の端部に形成した小径段
部1bの内径をD1、環状溝5aの内接円径をD2、溝
底径をD4とし、一方、軸方向溝5bの溝底径をD3と
した時、D1>D3となるように設定することにより、
内径D1部にブローチ加工の際、ブローチの歯が通過す
ることによる発生する擦過傷を防止することができる。
なお、本実施形態ではD1とD2との寸法関係はD1>
D2とし、D4とD1との寸法関係はD4=D1に設定
している。しかし、D4とD1のどちらが大径になって
も良い。繰り返し曲げ応力に対して最弱部とされるハブ
輪1の小径段部1bは、こうした擦過傷だけでなく、後
述する外側継手部材14の軸部17とのインロウすきま
との関係が、微妙に強度、耐久性に影響することが本出
願人の実施した耐久試験等で判ってきた。
【0023】本実施例では、ハブ輪1の小径段部1bと
外側継手部材14の軸部17との径方向すきまを従来に
比べ抑制し、0.5mm以下に設定した。このインロウ
嵌合部の径方向すきまは、小さい程ハブ輪1の変形を抑
制することができるため有利であるが、ここでは嵌合の
し易さを考慮し、0.50〜−0.10mm、好ましく
は0.35〜−0.05mmに設定している。これによ
り、繰り返し曲げ荷重に対し、小径段部の変形を抑制
し、その荷重を円筒面で確実に受けることができるの
で、装置の耐久性を格段に向上させることができる。
【0024】ここでは、凹凸部5は、環状溝5aと、こ
れに直交する軸方向溝5bとでアヤメローレット状の凹
凸部5を例示したが、環状溝5aに変えて一本の螺旋溝
であっても環状溝5aと変わらぬ機能を有し、旋削等で
容易に形成することができる。
【0025】この他、図3に示すように、複数回のヘリ
カルブローチ加工によって第一の螺旋溝6aを形成し、
次いでこれとは軸対称に二回目のヘリカルブローチ加工
を行なって第二の螺旋溝6bを形成することによってア
ヤメローレット状の凹凸部6を形成することもできる。
ここで、第一の螺旋溝6aを旋削等の切削加工によって
形成しても良い。また、凹凸部5、6の凸部は良好な食
い込み性を確保するために、三角形状等の尖塔形状に形
成する。
【0026】複列の転がり軸受2は、外方部材7と内方
部材8と複列の転動体9、9とを備え、外方部材7は外
周に車体(図示せず)に取り付けるための車体取付フラ
ンジ7aを一体に有し、内周には複列の外側転走面7
b、7bを形成している。一方、内方部材8は、ハブ輪
1と後述する外側継手部材14を指し、外方部材7の外
側転走面7b、7bに対向するアウトボード側の内側転
走面1aをハブ輪1の外周に、またインボード側の内側
転走面14aを外側継手部材14の外周にそれぞれ形成
している。複列の転動体9、9をこれら転走面7b、1
aと7b、14a間にそれぞれ収容し、保持器11、1
1で転動自在に保持している。複列の転がり軸受2の端
部にはシール12、13を装着し、軸受内部に封入した
潤滑グリースの漏洩と、外部からの雨水やダスト等の侵
入を防止している。
【0027】ハブ輪1の外周において、シール12のシ
ールリップが摺接するシールランド部、内側転走面1
a、および外側継手部材14の肩部16と当接しインロ
ウ部となる小径段部1bの表面に高周波焼入れによって
硬化層10’を形成している(図中散点模様にて示
す)。ここで複列の転がり軸受2は転動体9、9をボー
ルとした複列アンギュラ玉軸受を例示したが、これに限
らず転動体に円すいころを使用した複列円すいころ軸受
であっても良い。
【0028】等速自在継手3は外側継手部材14と継手
内輪N、ケージC、およびトルク伝達ボールBとを備え
ている。外側継手部材14はカップ状のマウス部15
と、このマウス部15の底部をなす肩部16と、この肩
部16から軸方向に延びる軸部17を有し、マウス部1
5の内周には軸方向に延びる曲線状のトラック溝15a
を形成している。
【0029】外側継手部材14を中空に形成し、この肩
部16の外周には前記した内側転走面14aを形成して
いる。また、外側継手部材14の軸部17は小径段部1
7aと嵌合部17bを有している。小径段部17aに圧
入したハブ輪1の小径段部1bを、外側継手部材14の
肩部16に突合せ、嵌合部17bをハブ輪1に内嵌す
る。その後この嵌合部17bの内径にマンドレルを挿入
・抜脱させる等、適宜な手段で嵌合部17bを拡径して
ハブ輪1の凹凸部5に食い込ませ、ハブ輪1と外側継手
部材14とを塑性結合させる。これにより、この結合部
はトルク伝達手段と、ハブ輪1と外側継手部材14の結
合手段とを併せ持つため、従来のセレーション等のトル
ク伝達手段をハブ輪1や外側継手部材14に形成する必
要はなく、また、締結ナット等の固定手段も不要となる
ため、装置の一層の軽量・コンパクト化を実現すること
ができる。
【0030】外側継手部材14において、マウス部15
の内周に形成したトラック溝15aとシール13が摺接
するシールランド部から転走面14a、および小径段部
17aに亙って表面に硬化層10”を施す。硬化処理と
して高周波誘導加熱による焼入れが好適である。また、
拡径する嵌合部17bは、鍛造後の素材表面硬さ24H
RC以下の未焼入れ部とし、前記したハブ輪1の凹凸部
5の表面硬さ54〜64HRCとの硬度差を30HRC
以上に設定するのが好ましい。これにより、嵌合部17
bが凹凸部5に容易に、かつ深く食い込み、凹凸部5の
先端が潰れることなく強固に両者を塑性結合することが
できる。
【0031】中空の外側継手部材14の内径には鋼鈑を
プレス加工によって成形したエンドキャップEを装着し
て、マウス部15に封入された潤滑グリースの外部への
漏洩と外部からのダスト侵入を防止している。
【0032】以上、本発明の実施の形態、すなわち、複
列の転がり軸受における内側転走面のうち一方をハブ輪
に、他方を外側継手部材にそれぞれ形成した、所謂第4
世代構造について説明を行ったが、本発明はこうした実
施の形態に何等限定されるものではなく、あくまで例示
であって、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、
さらに種々なる形態で実施し得ることは勿論のことであ
り、本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示
され、さらに特許請求の範囲に記載の均等の意味、およ
び範囲内のすべての変更を含む。例えば、複列の転がり
軸受の内側転走面うち一方の転走面をハブ輪に、他方の
転走面を別体の内輪に形成し、この内輪をハブ輪の小径
段部に圧入した、所謂第3世代構造であっても良い。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係る駆動
車輪用軸受装置は、ハブ輪と複列の転がり軸受と等速自
在継手をユニット化した駆動車輪用軸受装置において、
ハブ輪の内周に形成する凹凸部を、互いに平行な複数列
の交叉させた溝で構成すると共に、少なくともこの溝の
一方をブローチ加工によって形成し、かつこの溝径を小
径段部の内径よりも小径としたので、ブローチの歯がこ
の小径段部の内径を通過する際に生じる擦過傷を確実に
防止することができ、最弱部とされるハブ輪の小径段部
の強度、耐久性が低下する恐れがない。
【0034】また、ハブ輪の小径段部と外側継手部材の
軸部とをインロウ部とし、その径方向すきまを、シメシ
ロを含む0.5mm以下に抑制したことにより、繰り返
し曲げ荷重に対し、小径段部の変形を抑制し、その荷重
を円筒面で確実に受けることができるので、装置の耐久
性を格段に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る駆動車輪用軸受装置の実施形態を
示す縦断面図である。
【図2】(a)は本発明に係るハブ輪の凹凸部形状を示
す縦断面図である。(b)は同上、軸方向溝を示す要部
側面図である。
【図3】本発明に係るハブ輪の凹凸部の形成工程を示す
縦断面図である。
【図4】従来の駆動車輪用軸受装置を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1・・・・・・・・・・・・ハブ輪 1a、14a・・・・・・・内側転走面 1b、17a・・・・・・・小径段部 2・・・・・・・・・・・・複列の転がり軸受 3・・・・・・・・・・・・等速自在継手 4・・・・・・・・・・・・車輪取付フランジ 5、6・・・・・・・・・・凹凸部 5a・・・・・・・・・・・環状溝 5b・・・・・・・・・・・軸方向溝 6a・・・・・・・・・・・第一の螺旋溝 6b・・・・・・・・・・・第二の螺旋溝 7・・・・・・・・・・・・外方部材 7a・・・・・・・・・・・車体取付フランジ 7b・・・・・・・・・・・外側転走面 8・・・・・・・・・・・・内方部材 9・・・・・・・・・・・・転動体 10、10’、10”・・・・硬化層 11・・・・・・・・・・・保持器 12、13・・・・・・・・シール 14・・・・・・・・・・・外側継手部材 15・・・・・・・・・・・マウス部 15a・・・・・・・・・・トラック溝 16・・・・・・・・・・・肩部 17・・・・・・・・・・・軸部 17b・・・・・・・・・・嵌合部 50・・・・・・・・・・・ハブ輪 50a、61a、71a・・転走面 51・・・・・・・・・・・車輪取付フランジ 52・・・・・・・・・・・ハブボルト 53・・・・・・・・・・・凹凸部 54・・・・・・・・・・・小径段部 60・・・・・・・・・・・軸受部 61・・・・・・・・・・・外方部材 62・・・・・・・・・・・内方部材 63・・・・・・・・・・・転動体 64・・・・・・・・・・・車体取付フランジ 65・・・・・・・・・・・保持器 66、67・・・・・・・・シール 70・・・・・・・・・・・等速自在継手 71・・・・・・・・・・・外側継手部材 72・・・・・・・・・・・マウス部 72a・・・・・・・・・・トラック溝 73・・・・・・・・・・・軸部 B・・・・・・・・・・・・トルク伝達ボール C・・・・・・・・・・・・ケージ D1・・・・・・・・・・・小径段部の内径 D2・・・・・・・・・・・環状溝の内接円径 D3・・・・・・・・・・・軸方向溝の溝底径 D4・・・・・・・・・・・環状溝の溝底径 E・・・・・・・・・・・・エンドキャップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16C 35/063 F16C 35/063

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハブ輪と等速自在継手と複列の転がり軸受
    とをユニット化し、この複列の転がり軸受における内側
    転走面のうち一方の内側転走面と、この内側転走面から
    軸方向に延びる円筒状の小径段部を前記ハブ輪に形成
    し、このハブ輪と前記等速自在継手の外側継手部材とを
    嵌合させ、この嵌合部で、前記ハブ輪の内周面に硬化さ
    せた凹凸部を形成し、この凹凸部に前記外側継手部材の
    嵌合部を拡径させて食い込ませることにより、前記ハブ
    輪と前記外側継手部材とを一体に塑性結合した駆動車輪
    用軸受装置において、 前記凹凸部を、互いに平行な複数列の交叉させた溝で形
    成すると共に、少なくともこの溝の一方をブローチ加工
    によって形成し、かつこの溝径を前記小径段部の内径よ
    りも小径としたことを特徴とする駆動車輪用軸受装置。
  2. 【請求項2】前記凹凸部を、独立した環状溝と、この環
    状溝と直交する軸方向溝とで形成した請求項1に記載の
    駆動車輪用軸受装置。
  3. 【請求項3】前記凹凸部を、螺旋状溝と、この螺旋状溝
    と交叉する軸方向溝とで形成した請求項1に記載の駆動
    車輪用軸受装置。
  4. 【請求項4】前記凹凸部を、傾斜した第一の螺旋状溝
    と、この第一の螺旋状溝と軸対称に第二の螺旋状溝で形
    成した請求項1に記載の駆動車輪用軸受装置。
  5. 【請求項5】前記複列の転がり軸受における内側転走面
    のうち他方の内側転走面を前記外側継手部材に形成した
    請求項1乃至4いずれかに記載の駆動車輪用軸受装置。
  6. 【請求項6】前記内側転走面から小径段部の端面、およ
    び端部内径に至る表面に硬化層を形成した請求項1乃至
    5いずれかに記載の駆動車輪用軸受装置。
  7. 【請求項7】前記ハブ輪の小径段部と前記外側継手部材
    の軸部との径方向すきまを0.5mm以下に設定した請
    求項1乃至6いずれかに記載の駆動車輪用軸受装置。
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