JP2003205255A - 浮遊粒子状物質の捕集装置 - Google Patents
浮遊粒子状物質の捕集装置Info
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Abstract
遊粒子状物質の捕集手段の性能を最大限に活用できる捕
集装置を提供する。 【解決手段】捕集装置10の周辺に浮遊粒子状物質の量
を検知するセンサー1を設け、該センサー1によって得
られた浮遊粒子状物質の存在量を基に捕集手段2を制御
することで、浮遊粒子状物質の存在量の多寡に応じて捕
集手段2の捕集効率を変更させ、常時汚染空気Wに対し
て最適な捕集効率とできることで、浮遊粒子状物質の効
率的な捕集がなされ、且つ捕集手段2の性能を最大限に
活用することができる。
Description
れ、浮遊粒子状物質を含む汚染空気から浮遊粒子状物質
を捕集する装置に関するものである。
Particalate Matter。以下SPMと
いう)とは、大気中に浮遊している直径10μm以下の
粒子を示し、目には見えないが人間が呼吸し肺に取り込
まれることで喘息等の健康被害を及ぼすことが問題視さ
れてきている。その健康被害に係わる裁判において、道
路行政側の責任が厳しく問われる判決が相次いで言い渡
される等の現状において、その確実で且つ効率的な除去
方法の開発が切望されている。
が排出する黒煙状の排気ガスなどに含まれるものが大き
な割合を占めており、従って交通量の多い道路周辺の汚
染空気に多く含まれるものである。これらが大気中に拡
散する以前に捕集することで効率よく捕集できることか
ら、SPMの捕集手段は道路周辺に装置を設置したり、
又は道路付帯設備に付随して設けられることが多い。
の空孔にSPMを吸着させる方法や、道路周辺のSPM
を含む汚染空気を強制的に集気し、フィルターに通すこ
と等、捕集手段に汚染空気を接触させてSPMを捕集す
る方法が提案されてきている。
辺におけるSPMの量は時刻、季節、天気、風向き等の
外的要因により常時変化するものであり、単に汚染空気
に対して一定の捕集効率のみを有するSPMの捕集手段
を設けるだけでは、周辺のSPM量が多いときには捕集
が十分でなくなったり、またSPMの量が多い状態に捕
集手段の効率を常時設定しておくと、捕集手段がSPM
以外の塵埃を捕集してその寿命が短縮されたり、また捕
集に係わるランニングコストが無駄に費やされたりする
等、捕集手段の性能を最大限に活用することができなく
なる恐れがある。
たものであり、SPMが効率的に捕集可能で、且つ捕集
手段の性能を最大限に活用できるSPM捕集装置を提供
せんとするものである。
に、本発明は以下のような構成としている。すなわち、
SPMの捕集手段を備えた装置であって、該装置周辺の
SPMを含む汚染空気中に設けられたSPMの存在量を
測定するセンサーを設け、該センサーにより検知された
浮流粒子状物質の存在量を基に、捕集手段を制御するこ
とを特徴とするものである。
センサーを設け、該センサーによって得られたSPMの
存在量を基に捕集手段を制御することで、SPMの存在
の多寡に応じて捕集手段の捕集効率を変更させ、常時汚
染空気の含まれるSPMの存在量に対して最適な捕集効
率とできることで、SPMは効率的な捕集がなされ、且
つ捕集手段の性能を最大限に活用することができる。
装置であって、該装置周辺のSPMを含む汚染空気中に
設けられたSPMの存在量を測定するセンサーを設け、
該センサーにより検知された浮流粒子状物質の存在量を
基に、捕集手段に接触する汚染空気の流速を制御するこ
とを特徴とするものである。
センサーを設け、該センサーによって得られたSPMの
存在量を基に捕集手段に接触する汚染空気の流速を制御
することで、SPMの捕集手段の捕集効率を制御しなく
とも流速を制御する手段の側のみに制御する機能を持た
せることでSPMの捕集効率の制御が可能となる。
及び/又は吸着材であることを特徴とするものである。
ウンター方式のものであることを特徴とするものであ
る。
象となる空気に光線等を照射し、空気中に粒子が含まれ
ていたときの反射度合いの変化を検知することにより、
存在する粒子の存在量や、粒子の粒径を測定するもので
ある。従ってこの方式は、検知する粒子の粒径の領域
を、10μm以下というSPMの粒径に設定しておけ
ば、例えば強風等によりSPMと呼ばれるものより粒径
の大きい塵埃が大気中に浮遊された場合においてもその
ような粒子をSPMとして認識しない。また反射された
光線等が受信される回数から、粒子の存在量を検知する
ことが可能である。
て、図面に基づき以下に具体的に説明する。図1は、本
発明に係わるSPM捕集装置の実施の一形態を示す説明
図であり、主として車両が進行する方向aに向かって生
じる走行風を利用して、汚染空気をSPM捕集装置10
の内部に2ヶ所の走行風の導入孔101から導入し、下
流側に1ヶ所の排出孔102から空気を排気するもので
ある。
示すものである。導入孔101は中空部103に向かっ
て斜めに穿設され、走行風Wを円滑に導入する形状とな
されている。導入された走行風Wは、SPMの捕集手段
2を通過してSPMが捕集された後、排出孔102から
排出されるが、車両の進行方向に向かって上流側の中空
部103a及び下流側の中空部103bといった、SP
M捕集装置の周辺のSPMを含む汚染空気中にそれぞれ
にセンサー1a、1bが設けられ、センサー1bにおい
てもSPM量に係わる情報を収集し、センサー1aで検
知したSPM量と、センサー1bで検知したSPM量の
差に応じて捕集手段2のSPM捕集効率は制御される。
を設けて、センサー1aで検知されたSPMの存在量を
基に、捕集手段2におけるSPMの捕集効率を制御する
ものであってもよい。
ター方式によるセンサーの、実施の一形態を示す断面図
であり、電力は電源より電源ケーブルC1により伝送さ
れて、電源装置11を経て赤外線発光部121、赤外線
受光部122及び信号処理部13に送られる。電源装置
11には蓄電手段として電気二重層コンデンサ111が
併設され、例えば太陽電池により発電された昼間時の余
剰の電力が蓄電され、電力が不足する夜間時に放電して
センサー1を動作させる電力となる。制御部14は信号
処理部13と同じ箱内に設けられており、赤外線受光部
122からの信号は、信号ケーブルC2により信号処理
部13、判定部14を経てSPM捕集装置10の制御部
へと送られる。本実施形態におけるセンサー1を構成す
る機器類は小型で且つ小電力のものであり、センサー1
自体の大きさを小型のものとできることから、SPM捕
集装置10の周辺や、装置の内部にも容易に取り付けが
可能なものである。
1の一連の動作を表すブロック図は図4に示されるもの
であり、センサー1の電源装置11から電力が発光・受
光部12及び信号処理部13に供給される。その電力に
より、発光・受光部12の赤外線発光部121から発光
された赤外線は、汚染空気に含まれる埃HやSPM粒子
Sに当たって乱反射し、その反射した赤外線が赤外線受
光部122で受光され、赤外線受光部122から電気信
号が発せされることで埃HやSPM粒子Sの存在は電気
信号として認識される。赤外線受光部122から発せさ
れた電気信号は、帯域増幅器131のフィルタにより特
定帯域以外の信号が除去され、SPM粒子Sよりはるか
に大きい粒径である埃Hに起因する信号や、通行する車
両や歩行者等からの反射光に由来する信号を排除し誤認
識を防止する。
する特定帯域の電気信号は微弱なものであることから、
電圧増幅器132にて増幅され、ピークホールド回路1
33及び演算増幅器134にて適切なアナログ電圧に変
換されて出力される。出力されたアナログ電圧は、一定
のしきい値を設定して、しきい値以上のアナログ電圧を
検知したときに、SPM粒子Sとして認知するものでも
よく、またSPM粒子Sの存在量により乱反射の度合い
が異なることから、アナログ電圧の強弱によってSPM
粒子Sの存在量を判断するものであってもよい。
れ、制御部14は、アナログ電圧の強弱により判断され
るSPM粒子Sの存在量に応じて捕集手段2に捕集効率
の制御に係わる指示を送るものである。また、SPM量
の変動を考慮して、ある一定時間、同程度のアナログ電
圧が送られ続けたときに制御を行う方法としてもよい。
制御の例を示す断面図であり、本実施形態における捕集
手段2aには汚染空気の流路2a2が設けられ、流路2
a2に沿って吸着材を用いて形成された邪魔板2a1が
設けられている。本実施形態においては、センサー1で
収集された情報によりSPM量が多いと判断される場合
には、イ)に示すように車両の進行方向に対して邪魔板
2a1は垂直に近い角度となされているが、SPM量が
少ないと判断された場合は、ロ)に示すように車両の進
行方向αと平行に近い角度となされる。
て当たる汚染空気の圧力が強くなり、SPMの捕集効率
を高めることができるが、夜間等SPM量が小さくなっ
たときにはそれ程高い捕集効率は必要とされず、SPM
以外の塵埃を捕集し捕集手段としての寿命が短縮される
恐れがある。ロ)に示す場合では、流路2a2が広くさ
れているため邪魔板2a1に対する汚染空気による風圧
が小さくなってSPMの捕集効率は低下するが、捕集手
段としての寿命は長いものとなる。従って、SPM量が
大きいときにはイ)の状態とし、小さいときにはロ)の
状態とするように制御を行うことで、捕集手段2の性能
を最大限に活用することができる。
bによる捕集効率の制御の一例を示す断面図であり、S
PM粒子Sは、まず放電線2b1から電極2b2へのコ
ロナ放電2b3により電荷を帯びさせられ、捕集電極板
2b4により捕捉される。捕捉されたSPM粒子Sは、
捕捉電極板2b4付近で他のSPM粒子Sと凝集し、人
間に健康被害を及ぼさない程度の大きさの粒子S1とな
りSPMは捕集される。SPM粒子Sは、その自重で捕
捉電極板2b4から落下し、従って清掃等のメンテナン
スの手間が少なくできるものである。
ては、SPM粒子Sに帯びさせる電荷に捕集効率は比例
するものであり、すなわち放電線2b1にかかる電圧の
高低により捕集効率を制御できるものであるが、常時高
電圧をかけ続けていると、電力の消費量が増大するの
と、また放電線2b1や電極2b2等の負荷が大きくな
り、装置としての寿命が短いものとなる。センサー1に
より収集された情報に基づいて、SPM量の一定のしき
い値を境に電気集じん機をオン、オフさせたり、また電
流値を制御することで、消費する電力量を小さくできる
と共に、電圧を予め最適な範囲に設定でき、機器類にか
かる電圧を低減することができる。また、消費電力を小
さくできることで、電源として太陽電池を用いることが
できるようになる。
図7であり、本実施形態においては遮音板20の前面に
吸着材を用いて形成された捕集手段2aを設け、その捕
集手段2aと車両の進行方向αとの角度を、SPM捕集
装置周辺のSPMを含む汚染空気中に設けられたセンサ
ー1により得られる情報を基に制御するものである。S
PM量が小さいと判断される時には、イ)に示すように
捕集手段2aは平板の形状となされ、捕集手段2aの外
面を通過する汚染空気の割合が大きくなり捕集手段2a
によるSPMの捕集効率はそれ程高いものとはならない
が、捕集手段2としての寿命は延長される。SPM量が
大きいと判断される時には、ロ)に示すように車両の進
行方向αに対して垂直に近づく方向に捕集手段2aが立
ち上げられ、車両の走行風による捕集手段2aへの風圧
が高くなると共に、表面に山谷ができて谷の部分で乱流
が生じることで、SPMの捕集効率は向上される。
す説明図であり、捕集手段によるSPMの捕集の対象と
なる汚染空気の流路にセンサー1を設け、センサー1に
より検知したSPMの存在に係わる情報を基に、SPM
の捕集の対象となる汚染空気の流速を制御するものを示
すものである。図2に示したものと同様に、本実施形態
に示すSPM捕集装置10は、中空部103に汚染空気
Wを導入し、捕集手段2に接触させることでSPMを捕
集する装置であるが、排気口102にファン3を設ける
ことでSPM捕集装置10内の汚染空気の流速を制御で
きるものである。
ンサー1を設け、センサー1によって得られた情報を基
に汚染空気中のSPM量を判断し、SPM量が多いと判
断された時にはファン3の回転数を上げて導入孔101
から導入される空気を増加させ、捕集手段2に接触する
汚染空気の量を増やすことでSPMの捕集効率を向上さ
せる。また、センサー1による情報を基にSPM量が小
さいと判断されるときにはファン3の回転数を下げてS
PMの捕集効率を低下させる。従って、SPM量に基づ
いて捕集効率を変更することで、SPMの効率的な捕集
及び捕集手段の性能を最大限に活用することが可能とな
る。
102に設けられているが、捕集手段2に接触する汚染
空気の流速が制御できる箇所であれば特に設ける箇所を
限定するものではなく、導入孔101に設けてもよく、
また中空部103a、103bに設けてもよい。
なる汚染空気の流路にセンサーを設け、該センサーによ
って得られたSPMの存在に係わる情報を基に捕集手段
を制御することで、SPMの存在の多寡に応じて捕集手
段の捕集効率を変更させ、常時SPMの存在量に対して
最適な捕集効率とできることで、SPMは効率的な捕集
がなされ、且つ捕集手段の寿命を最大限に活用すること
ができる。
る。
る。
断面図である。
ロック図である。
面図である。
面図である。
る。
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 浮遊粒子状物質の捕集手段を備えた装置
であって、該装置周辺の浮遊粒子状物質を含む汚染空気
中に設けられた浮遊粒子状物質の存在量を測定するセン
サーを設け、該センサーにより検知された浮流粒子状物
質の存在量を基に、捕集手段を制御することを特徴とす
る浮遊粒子状物質の捕集装置。 - 【請求項2】 浮遊粒子状物質の捕集手段を備えた装置
であって、該装置周辺の浮遊粒子状物質を含む汚染空気
中に設けられた浮遊粒子状物質の存在量を測定するセン
サーを設け、該センサーにより検知された浮流粒子状物
質の存在量を基に、捕集手段に接触する汚染空気の流速
を制御することを特徴とする浮遊粒子状物質の捕集装
置。 - 【請求項3】 捕集手段は、電気集じん機及び/又は吸
着材であることを特徴とする請求項1又は2に記載の浮
遊粒子状物質の捕集装置。 - 【請求項4】 センサーは、パーチカルカウンター方式
のものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか
に記載の浮遊粒子状物質の捕集装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002008133A JP2003205255A (ja) | 2002-01-17 | 2002-01-17 | 浮遊粒子状物質の捕集装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP2002008133A JP2003205255A (ja) | 2002-01-17 | 2002-01-17 | 浮遊粒子状物質の捕集装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003205255A true JP2003205255A (ja) | 2003-07-22 |
Family
ID=27646478
Family Applications (1)
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| JP2002008133A Pending JP2003205255A (ja) | 2002-01-17 | 2002-01-17 | 浮遊粒子状物質の捕集装置 |
Country Status (1)
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|---|---|
| JP (1) | JP2003205255A (ja) |
-
2002
- 2002-01-17 JP JP2002008133A patent/JP2003205255A/ja active Pending
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