JP2003207702A - 光ファイバドロップケーブル - Google Patents
光ファイバドロップケーブルInfo
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Abstract
内の抗張力体とケーブルシースとの密着力を高める。 【解決手段】 光ファイバドロップケーブル1は、光フ
ァイバ心線5とこの光ファイバ心線5を挟んでその両側
に平行に配置された少なくとも一対の第1抗張力体13
とをケーブルシース3で被覆した長尺の光エレメント部
7と、第2抗張力体17をシース19で被覆した長尺の
ケーブル支持線部11とを互いに平行に固着されてい
る。第1抗張力体13の外周面は凹凸形状に設けられて
いるので、この凹凸形状の投錨効果によって第1抗張力
体13とケーブルシース3との密着力が高められる。
Description
ブルから家屋等へ光ファイバを引き落とす際に使用され
る光ファイバドロップケーブルに関する。
すなわち家庭またはオフィスでも超高速データ等の高速
広帯域情報を送受できるようにするために、電話局から
延線されたアクセス系の光ファイバケーブルがビルある
いは一般住宅などの加入者宅へ光ファイバケーブル心線
が引き落とされて、これを配線するために好適な光ファ
イバドロツプケーブルが用いられている。つまり、光フ
ァイバドロップケーブル(屋外線)は電柱上から家庭内
へ光ファイバを引き込む際に用いられるケーブルであ
る。
ては電子情報通信学会で、例えば97年全国大会B-10-20
(中辻他)、97年ソサイエティ大会B-10-20(草刈他)
等で報告されている。
プケーブル101の構造は、例えば直径0.25mmの光
ファイバ心線103(または光ファイバテープ心線)の
両脇に一対の導電性金属線、例えば直径0.4mmの鋼線
からなる抗張力体105が添設されている。これらが一
括してPVCや難燃性のPEのような熱可塑性樹脂のケ
ーブルシース107で被覆されてなる光エレメント部1
09と、金属線、例えば直径1.2mm鋼線からなる抗張
力体としての支持線111にPVCや難燃性のPEのよ
うな熱可塑性樹脂シース113が被覆されてなるケーブ
ル支持線部115と、が互いに平行で且つくびれた首部
117を介して一体に接続されている。
て左右方向側の側面には光ファイバ心線103を取り出
すためにケーブル引き裂き用のノッチ部119が設けら
れている。
された光ファイバケーブル121から電柱あるいはビ
ル、各一般家庭に光ファイバ心線103を引き落とす場
合は、上記の光ファイバドロップケーブル101の両側
端部の首部117を一部切り裂いて前記光エレメント部
109とケーブル支持線部115とが分離され、この分
離された一方のケーブル支持線部115の端部115A
が電柱123の屋外線引き留め具125に固定され、他
方の端部115Bが家屋の一部に引き留め具125を介
して固定される。
端部109Aは光エレメント部109のノッチ部119
を利用してケーブルシース107が切り裂かれて光ファ
イバ心線103が取り出され、この光ファイバ心線10
3が電柱123上のケーブル分岐箱127(ケーブルク
ロージャ)に接続される。他方の端部109Bは光エレ
メント部109のノッチ部119を利用してケーブルシ
ース107が切り裂かれて光ファイバ心線103が取り
出され、この光ファイバ心線103が屋内のOE変換器
または成端箱129に接続される。
ファイバドロップケーブル101に限らず、他の従来の
光ファイバドロップケーブルにおいては、ケーブル支持
線部115の支持線111や光エレメント部109の抗
張力体105が導電性の金属線であるために落雷時の誘
導による事故、例えば屋内の機器が燃えてしまう等の事
故が危倶される。そのため、光ファイバドロップケーブ
ル101はビルや一般家庭の屋外壁面等に設置された接
続箱内で切断されて光エレメント部109がそのまま屋
内には引き込まれないようにするか、あるいは特殊な工
具を用いて光エレメント109部内の抗張力体105
(鋼線)のみを切断して光ファイバ心線103を屋内に
引き込むか、何れかの方法で対応されている。
したように電柱や一般家庭の軒下で引き留める際に切断
して固定されるために、あまり問題にはならない。
問題となる光エレメント部109内の抗張力体105を
導電性材料の金属材料からガラス繊維、アラミド繊維、
ERP等の非導電性材料にノンメタリック化されること
により改善される。
ル101においては、抗張力体105とケーブルシース
107の密着力が弱いと、特開2000−171673
号公報に記されているように、ケーブル101に曲げ、
しごき等が加えられた場合、これに加えてヒートサイク
ル等の熱履歴が与えられた場合、光伝送損失が増大した
り、あるいはケーブル中に収納されている光ファイバ心
線103が断線する等の異常が発生するという問題点が
あった。
張力体105とケーブルシース107の密着力(引抜
力)は光ファイバドロップケーブルの特性上、必要な項
目である。
ル101が押出成形により製造される際に、光エレメン
ト部109内の抗張力体105として使用されるガラス
繊維、アラミド繊維、FRP等の非導電性材料がそのま
ま支持線111や光ファイバ心線103などの他の部材
と共に押出成形されるだけでは適当な密着力が得られな
い。そこで、特開2000−171673号公報の発明
では上記の密着力を強くするために抗張力体105とケ
ーブルシース107との間に接着剤層を介在しているの
で、製造工程が増えるためコスト高となっている。
されたもので、その目的は、接着剤層を介在することな
く光エレメント部内の抗張力体とケーブルシースとの密
着力を高める。さらには耐捻回特性を向上せしめて光伝
送損失の増加を防ぐことを可能とする光ファイバドロッ
プケーブルを提供することにある。
に請求項1によるこの発明の光ファイバドロップケーブ
ルは、光ファイバ心線とこの光ファイバ心線を挟んでそ
の両側に平行に配置された少なくとも一対の第1抗張力
体とをケーブルシースで被覆した長尺の光エレメント部
と、第2抗張力体をシースで被覆した長尺のケーブル支
持線部とを互いに平行に固着されてなる光ファイバドロ
ップケーブルにおいて、前記第1抗張力体の外周面を、
第1抗張力体とケーブルシースとの密着力を高めるべく
凹凸形状に設けてなることを特徴とするものである。
形状に形成されているので、この凹凸形状の投錨効果に
よって第1抗張力体とケーブルシースとの密着力が高め
られると共に耐捻回特性が向上して光伝送損失の増加が
防止される。また、押出成形時に従来のように接着剤等
を塗布する必要がないので、ケーブル製造性が向上す
る。
ップケーブルは、請求項1記載の光ファイバドロップケ
ーブルにおいて、前記第1抗張力体が非導電性材料から
なることを特徴とするものである。
体が非導電性材料からなるので、落雷時の誘導による事
故が防止される。
いて図面を参照して説明する。
る光ファイバドロップケーブル1は、シース3内に光フ
ァイバ5Aをプラスチック材料で被覆した光ファイバ単
心線または光ファイバテープ心線(以下これらを総称し
て光ファイバ心線5という)を埋設している長尺の光エ
レメント部7と、この光エレメント部7に平行にくびれ
た首部9を介して連続的又は間欠的に一体に固着されて
なる長尺のケーブル支持線部11とから構成されてい
る。
挟んでその両側に少なくとも一対の長尺の第1抗張力体
としての例えば抗張力体13が平行に配置されており、
これらがポリエチレン(PE)、ポリ塩化ビニル(PV
C)等の熱可塑性樹脂のケーブルシース3で被覆され、
長尺の光エレメント部7が形成される。
抗張力体13としては、抗張力体13の外周面が凹凸形
状に形成されている。図1では抗張力体13の長尺方向
に直交する断面形状が8葉の突起を有するこんぺいとう
型であり、上記の凹凸形状による投錨効果により抗張力
体13とケーブルシース3との機械的な接着力(密着
力)が高められる。
状は、図2(A)では図1のこんぺいとう型を拡大した
ものであり、図2(B)に示されているように十字型
や、図2(C)に示されているように星形であっても、
或いは抗張力体13の外周面に多数の突起部を点在した
形状などのその他の形状であっても構わない。
ス繊維、アラミド繊維、FRP等の非導電性材料が用い
られているので落雷時の誘導による事故が防止される。
ーブルシース3の図1において左右方向側の側面に光フ
ァイバ心線5を取り出すためにケーブル引き裂き用のノ
ッチ部15が設けられている。
力体としての例えば支持線17に熱可塑性樹脂のシース
19が被覆されて構成されている。前記支持線17は金
属線、例えば鋼線からなっている。以上のように構成さ
れた長尺のケーブル支持線部11は、上記の長尺の光エ
レメント部7に対して平行にくびれた首部9を介して一
体に接続されて添設される。
ップケーブル1の製造方法について説明する。
ーブル1を成形する押出装置21が図示されており、光
ファイバ心線5を挟んでその両側に一対の抗張力体13
が平行に配置されて押出装置21の押出金型としての例
えば押出ヘッド23内の所定位置へ供給され、支持線1
7も押出ヘッド23内の所定位置へ供給される。なお、
光ファイバ心線5、抗張力体13、支持線17はそれぞ
れ、ボビンから供給される。
持線部11のケーブルシース3,19として共通の熱可
塑性樹脂は、押出ヘッド23内で一括して押出し被覆が
行われ、両者が一体に固着される。つまり、光ファイバ
心線5と抗張力体13にケーブルシース3が被覆される
ときに、支持線17も金型内で同時にシース19が被覆
される。この場合、ケーブルシース3とシース19は共
通のシースである。
ップケーブル1と従来の光ファイバドロップケーブルに
おける抗張力体13とケーブルシース3との密着力を比
較するために、従来の光ファイバドロップケーブルを比
較例のサンプル1として製造し、この実施の形態の光フ
ァイバドロップケーブル1をサンプル2として製造し
た。
(サンプル2の場合は抗張力体13)にPET紐が用い
られており、以下の表1に示されているように前記PE
T紐の断面形状及び大きさが、サンプル1では0.6mm
φの円形で、サンプル2では外接円径が約0.6mmφ、
内接円径が約0.4mmφの8葉こんぺいとう型である。
さらに、サンプル1及び2の各第1抗張力体の引抜力が
表1に示されている。
約1〜5N/cmであるのに比べてサンプル2では10N
/cmであり、この実施の形態のケーブル1は従来のケー
ブルの2倍以上の引抜力を示している。つまり、抗張力
体13とケーブルシース3との密着力は、抗張力体13
の外周面が凹凸形状に形成されているので、この凹凸形
状の投錨効果によって向上していることが分かる。した
がって、抗張力体13とケーブルシース3の密着力を向
上せしめるために従来のように接着剤等を塗布する必要
がないので、ケーブル製造性が向上する。
ップケーブル1の一般的な特性は、表2に示されている
通りである。
的な光ファイバドロップケーブルの特性と同等である。
時にその光伝送損失が増加する原因として、一定長間で
均一に捩られたケーブルが温度変化によってその捻回が
非常に短い部分に集中するために発生すると考えられる
のであるが、この実施の形態のように抗張力体13の外
周面が凹凸形状に形成されることによって耐捻回特性の
向上が図られるので、光伝送損失の増加を防止すること
も可能となる。
定されることなく、適宜な変更を行うことによりその他
の態様で実施し得るものである。
ら理解されるように、請求項1の発明によれば、第1抗
張力体の外周面を凹凸形状に形成しているので、この凹
凸形状の投錨効果によって第1抗張力体とケーブルシー
スとの密着力を高くでき、しかも、前記凹凸形状によっ
てケーブルの耐捻回特性を向上せしめて光伝送損失の増
加を防止できる。また、押出成形時に従来のように接着
剤等を塗布する必要がないので、ケーブル製造性を向上
できる。
の第1抗張力体が非導電性材料からなるので、落雷時の
誘導による事故を防止できる。
ーブルの断面図である。
で、(A)はこんぺいとう型で、(B)は十字型で、
(C)は星形である。
ーブルの概略的な製造図である。
断面図である。
である。
5)
ては電子情報通信学会で、例えば97年全国大会B-10-20
(中辻他)、97年ソサイエティ大会B-10-22(草刈他)
等で報告されている。
Claims (2)
- 【請求項1】 光ファイバ心線とこの光ファイバ心線を
挟んでその両側に平行に配置された少なくとも一対の第
1抗張力体とをケーブルシースで被覆した長尺の光エレ
メント部と、第2抗張力体をシースで被覆した長尺のケ
ーブル支持線部とを互いに平行に固着されてなる光ファ
イバドロップケーブルにおいて、 前記第1抗張力体の外周面を、第1抗張力体とケーブル
シースとの密着力を高めるべく凹凸形状に設けてなるこ
とを特徴とする光ファイバドロップケーブル。 - 【請求項2】 前記第1抗張力体が非導電性材料からな
ることを特徴とする請求項1記載の光ファイバドロップ
ケーブル。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002004573A JP2003207702A (ja) | 2002-01-11 | 2002-01-11 | 光ファイバドロップケーブル |
| US10/232,389 US6728455B2 (en) | 2001-09-04 | 2002-09-03 | Optical fiber drop cable and manufacturing method thereof |
| US10/295,865 US6775445B2 (en) | 2002-01-11 | 2002-11-18 | Optical fiber drop cable |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002004573A JP2003207702A (ja) | 2002-01-11 | 2002-01-11 | 光ファイバドロップケーブル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003207702A true JP2003207702A (ja) | 2003-07-25 |
Family
ID=27643870
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002004573A Pending JP2003207702A (ja) | 2001-09-04 | 2002-01-11 | 光ファイバドロップケーブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003207702A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014219499A (ja) * | 2013-05-07 | 2014-11-20 | 株式会社フジクラ | 光ファイバケーブル |
-
2002
- 2002-01-11 JP JP2002004573A patent/JP2003207702A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014219499A (ja) * | 2013-05-07 | 2014-11-20 | 株式会社フジクラ | 光ファイバケーブル |
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