JP2003207709A - レンズ鏡筒 - Google Patents
レンズ鏡筒Info
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- JP2003207709A JP2003207709A JP2002006984A JP2002006984A JP2003207709A JP 2003207709 A JP2003207709 A JP 2003207709A JP 2002006984 A JP2002006984 A JP 2002006984A JP 2002006984 A JP2002006984 A JP 2002006984A JP 2003207709 A JP2003207709 A JP 2003207709A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 上向きや下向きの撮影時にレンズ群の自重に
よりズーム筒が回転し、意図しないズーミングが行われ
ることを防止するとともに、水平に近い方向で撮影する
場合は、負荷部材の力量を小さくすることで操作部材の
操作力を軽減する。 【解決手段】 レンズ鏡筒において、固定筒に螺合さ
れ、光軸周りに回転することにより光軸方向に移動可能
な負荷調整環21とズーム筒11の後端部との間に、波
状面を有する環状板バネ22を挟み込むように配設す
る。負荷調整環21を光軸周りに回転し、環状板バネ2
2を変形させ、ズーム筒11に作用する光軸方向の力量
を変化させることでズーム筒11を回転操作するのに必
要な負荷力量を調節可能にした。
よりズーム筒が回転し、意図しないズーミングが行われ
ることを防止するとともに、水平に近い方向で撮影する
場合は、負荷部材の力量を小さくすることで操作部材の
操作力を軽減する。 【解決手段】 レンズ鏡筒において、固定筒に螺合さ
れ、光軸周りに回転することにより光軸方向に移動可能
な負荷調整環21とズーム筒11の後端部との間に、波
状面を有する環状板バネ22を挟み込むように配設す
る。負荷調整環21を光軸周りに回転し、環状板バネ2
2を変形させ、ズーム筒11に作用する光軸方向の力量
を変化させることでズーム筒11を回転操作するのに必
要な負荷力量を調節可能にした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、操作部材の回転力量が
変更可能なレンズ鏡筒に関するものである。
変更可能なレンズ鏡筒に関するものである。
【0002】
【従来の技術】撮影時にレンズ鏡筒を上向き方向や下向
き方向に設置すると、ズーム筒に何ら意図的な作動力を
与えていないにもかかわらず、レンズ群の自重によりズ
ーム筒が回転し、勝手にズーミングが行われて構図が変
化してしまう不具合が発生することがある。この現象を
以後、自重誤作動と呼ぶことにする。
き方向に設置すると、ズーム筒に何ら意図的な作動力を
与えていないにもかかわらず、レンズ群の自重によりズ
ーム筒が回転し、勝手にズーミングが行われて構図が変
化してしまう不具合が発生することがある。この現象を
以後、自重誤作動と呼ぶことにする。
【0003】特にズーム比が高倍率のズームレンズの場
合、ワイド端からテレ端に至るまでのレンズ群の移動量
が大きいため、カム筒のカム溝の傾きも大きくなってお
り、それによりレンズ群の自重がズーム筒に作用する回
転力が大きくなり、上記自重誤作動が顕著にあらわれや
すい。
合、ワイド端からテレ端に至るまでのレンズ群の移動量
が大きいため、カム筒のカム溝の傾きも大きくなってお
り、それによりレンズ群の自重がズーム筒に作用する回
転力が大きくなり、上記自重誤作動が顕著にあらわれや
すい。
【0004】このような不具合を解決するため、ズーム
筒と固定鏡筒との間に例えばフェルトのような摩擦部材
を組み込み、大きな摩擦負荷をズーム筒に与え、自重誤
作動を防止していた。
筒と固定鏡筒との間に例えばフェルトのような摩擦部材
を組み込み、大きな摩擦負荷をズーム筒に与え、自重誤
作動を防止していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
如き構成においては、自重誤作動の恐れがない、例えば
水平に近い姿勢で撮影する場合においても、ズーム操作
筒の回転力量が大きいままで撮影しなければならず、ユ
ーザに不快感を与えていた。
如き構成においては、自重誤作動の恐れがない、例えば
水平に近い姿勢で撮影する場合においても、ズーム操作
筒の回転力量が大きいままで撮影しなければならず、ユ
ーザに不快感を与えていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係る発明では、撮影光学系の鏡筒に対し
て前記撮影光学系の光軸と同軸に配置されるとともに、
前記光軸周りに回転することにより、前記撮影光学系の
光学特性を変更する操作部材を有するレンズ鏡筒におい
て、前記操作部材に負荷を与える負荷部材と、前記負荷
部材に作用することで前記負荷を変更する負荷調整手段
を備えた。
に、請求項1に係る発明では、撮影光学系の鏡筒に対し
て前記撮影光学系の光軸と同軸に配置されるとともに、
前記光軸周りに回転することにより、前記撮影光学系の
光学特性を変更する操作部材を有するレンズ鏡筒におい
て、前記操作部材に負荷を与える負荷部材と、前記負荷
部材に作用することで前記負荷を変更する負荷調整手段
を備えた。
【0007】また、請求項2に係る発明では、請求項1
に記載のレンズ鏡筒において、前記負荷調整手段は、前
記鏡筒に対して前記光軸と同軸に配置された環状部材で
あるとともに、該環状部材の前記光軸周りの回転により
前記負荷部材の力量を調整するように構成した。
に記載のレンズ鏡筒において、前記負荷調整手段は、前
記鏡筒に対して前記光軸と同軸に配置された環状部材で
あるとともに、該環状部材の前記光軸周りの回転により
前記負荷部材の力量を調整するように構成した。
【0008】また、請求項3に係る発明では、請求項1
または2に記載のレンズ鏡筒において、前記レンズ鏡筒
は固定筒を有し、前記負荷部材は、前記固定筒に係合す
ることによって前記光軸周りの回転を阻止されているよ
うに構成した。また、請求項4に係る発明では、請求項
1〜3のいずれかに記載のレンズ鏡筒において、前記固
定筒に対して前記光軸周りの回転を阻止するように係合
した回転力遮断部材を前記操作部材と前記負荷調整手段
との間に配し、前記操作部材の回転力の前記摩擦負荷調
整環への伝達を阻止するように構成した。
または2に記載のレンズ鏡筒において、前記レンズ鏡筒
は固定筒を有し、前記負荷部材は、前記固定筒に係合す
ることによって前記光軸周りの回転を阻止されているよ
うに構成した。また、請求項4に係る発明では、請求項
1〜3のいずれかに記載のレンズ鏡筒において、前記固
定筒に対して前記光軸周りの回転を阻止するように係合
した回転力遮断部材を前記操作部材と前記負荷調整手段
との間に配し、前記操作部材の回転力の前記摩擦負荷調
整環への伝達を阻止するように構成した。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る実施形態で
あるレンズ鏡筒全体の断面図である。図2は本発明の第
1の実施例に係る部分拡大図であり、図3は本発明の第
2の実施例に係る部分拡大図である。まず図1を用いて
レンズ鏡筒全体について説明する。
あるレンズ鏡筒全体の断面図である。図2は本発明の第
1の実施例に係る部分拡大図であり、図3は本発明の第
2の実施例に係る部分拡大図である。まず図1を用いて
レンズ鏡筒全体について説明する。
【0010】レンズ鏡筒には、L1〜L6の6つのレン
ズ群が配置されている。合焦時には、レンズ群L1が光
軸方向に移動して焦点調節する。ズーミング時には、レ
ンズ群L1及びL3〜L6が光軸方向に移動してズーミ
ングを行う。レンズ鏡筒の固定筒1は、内側固定筒1
a、外側固定筒1bおよびカメラボディに装着するため
のマウント部1cを有する。内側固定筒1aには、レン
ズ群L3を保持して光軸方向に移動するL3保持筒9の
移動をガイドするための直進溝1eが、円周方向に等間
隔に3ヶ所、設けられている。
ズ群が配置されている。合焦時には、レンズ群L1が光
軸方向に移動して焦点調節する。ズーミング時には、レ
ンズ群L1及びL3〜L6が光軸方向に移動してズーミ
ングを行う。レンズ鏡筒の固定筒1は、内側固定筒1
a、外側固定筒1bおよびカメラボディに装着するため
のマウント部1cを有する。内側固定筒1aには、レン
ズ群L3を保持して光軸方向に移動するL3保持筒9の
移動をガイドするための直進溝1eが、円周方向に等間
隔に3ヶ所、設けられている。
【0011】さらに、レンズ群L6を保持して光軸方向
に移動するL6保持筒13の移動をガイドするためのカ
ム溝1fと、レンズ群L5を保持して光軸方向に移動す
るL5保持筒14の移動をガイドするための直進溝1g
がそれぞれ円周方向に等間隔に3ヶ所、設けられてい
る。また、内側固定筒1aの内周には、固定レンズ群L
2、L4が固定されている。
に移動するL6保持筒13の移動をガイドするためのカ
ム溝1fと、レンズ群L5を保持して光軸方向に移動す
るL5保持筒14の移動をガイドするための直進溝1g
がそれぞれ円周方向に等間隔に3ヶ所、設けられてい
る。また、内側固定筒1aの内周には、固定レンズ群L
2、L4が固定されている。
【0012】固定筒1の内側固定筒1aの前端部外周に
は、レンズ群L1を保持するL1保持筒7が、固定筒1
に対して光軸方向移動可能かつ回転不可に嵌合されてい
る。L1保持筒7の内周には、L1保持筒7を直進させ
るための直進溝が設けられている。
は、レンズ群L1を保持するL1保持筒7が、固定筒1
に対して光軸方向移動可能かつ回転不可に嵌合されてい
る。L1保持筒7の内周には、L1保持筒7を直進させ
るための直進溝が設けられている。
【0013】また、固定筒1の内側固定筒1aの前端部
外周には、直進キー8が設けられている。直進キー8
は、L1保持筒7の直進溝と嵌合し、L1保持筒7を直
進させる。(L1保持筒7の直進移動のみを許可してい
る。) また、固定筒1の内側固定筒1aの前方部内周には、レ
ンズ群L3を保持するL3保持筒9が、内側固定筒1a
の直進溝1eにより、固定筒1に対して光軸方向移動可
能かつ回転不可に嵌合されている。
外周には、直進キー8が設けられている。直進キー8
は、L1保持筒7の直進溝と嵌合し、L1保持筒7を直
進させる。(L1保持筒7の直進移動のみを許可してい
る。) また、固定筒1の内側固定筒1aの前方部内周には、レ
ンズ群L3を保持するL3保持筒9が、内側固定筒1a
の直進溝1eにより、固定筒1に対して光軸方向移動可
能かつ回転不可に嵌合されている。
【0014】さらに、固定筒1の内側固定筒1aの後方
部内周には、レンズ群L6を保持するL6保持筒13
が、内側固定筒1aのカム溝1fにより、固定筒1に対
して回転しながら光軸方向に移動するように嵌合されて
いる。L6保持筒13の前側には、レンズ群L5を移動
させるためのカム溝13cが設けられている。
部内周には、レンズ群L6を保持するL6保持筒13
が、内側固定筒1aのカム溝1fにより、固定筒1に対
して回転しながら光軸方向に移動するように嵌合されて
いる。L6保持筒13の前側には、レンズ群L5を移動
させるためのカム溝13cが設けられている。
【0015】このL6保持筒13の内周には、レンズ群
L5を保持するL5保持筒14が、内側固定筒1aの直
進溝1gとL6保持筒13のカム溝13cとにより、固
定筒1に対して回転不可で光軸方向にのみ移動するよう
に配設されている。ところで、固定筒1の内側固定筒1
aの外周部にはカム筒5が回転可能に保持されている。
カム筒5の内周面には、カム筒5を固定筒1に対して保
持するための周溝5aが設けられている。また、固定筒
1の内側固定筒1aの外周には、固定筒1に対するカム
筒5の光軸方向位置を規定するためのピン1dが植設さ
れていて、カム筒5の周溝5aに摺接している。
L5を保持するL5保持筒14が、内側固定筒1aの直
進溝1gとL6保持筒13のカム溝13cとにより、固
定筒1に対して回転不可で光軸方向にのみ移動するよう
に配設されている。ところで、固定筒1の内側固定筒1
aの外周部にはカム筒5が回転可能に保持されている。
カム筒5の内周面には、カム筒5を固定筒1に対して保
持するための周溝5aが設けられている。また、固定筒
1の内側固定筒1aの外周には、固定筒1に対するカム
筒5の光軸方向位置を規定するためのピン1dが植設さ
れていて、カム筒5の周溝5aに摺接している。
【0016】このカム筒5には、ズーミング時にレンズ
群L1を移動させるためのL1摺動筒用カム溝5bと、
レンズ群L3を移動させるためのL3摺動筒用カム溝5
c、およびレンズ群L6を移動させるためのL6摺動筒
用直進溝5eが設けられている。
群L1を移動させるためのL1摺動筒用カム溝5bと、
レンズ群L3を移動させるためのL3摺動筒用カム溝5
c、およびレンズ群L6を移動させるためのL6摺動筒
用直進溝5eが設けられている。
【0017】また、カム筒5の後端部外周には、カム筒
5の回転をレンズ群L1の光軸方向移動に変換するため
の中継筒6が、カム筒5に対して相対的に回転して光軸
方向に移動するように保持されている。中継筒6と、内
側固定筒1aの前端部外周に嵌合したL1保持筒7は、
直進案内ガイド(不図示)の作用により、内側固定筒1
aに対する中継筒6の移動は、光軸方向のみ可能であ
り、回転方向は阻止されている。
5の回転をレンズ群L1の光軸方向移動に変換するため
の中継筒6が、カム筒5に対して相対的に回転して光軸
方向に移動するように保持されている。中継筒6と、内
側固定筒1aの前端部外周に嵌合したL1保持筒7は、
直進案内ガイド(不図示)の作用により、内側固定筒1
aに対する中継筒6の移動は、光軸方向のみ可能であ
り、回転方向は阻止されている。
【0018】一方、外側固定筒1bの先端部には焦点調
節用の距離筒2が回転可能に保持されている。距離筒2
の内周には直進溝2bが光軸と平行に設けられている。
L1保持筒7の後端部外周には、距離筒2の回転により
L1保持筒7を光軸方向に移動させるためのリード筒1
0が、回転可能に嵌合されている。このリード筒10に
は、L1保持筒7と係合するリード溝10a、中継筒6
と係合する周溝10bが設けられている。
節用の距離筒2が回転可能に保持されている。距離筒2
の内周には直進溝2bが光軸と平行に設けられている。
L1保持筒7の後端部外周には、距離筒2の回転により
L1保持筒7を光軸方向に移動させるためのリード筒1
0が、回転可能に嵌合されている。このリード筒10に
は、L1保持筒7と係合するリード溝10a、中継筒6
と係合する周溝10bが設けられている。
【0019】また、リード筒10の外周面には、フォー
カス連動ピン10cが植設されている。フォーカス連動
ピン10cは、距離筒2の直進溝2bに摺接して、距離
筒2の回転をリード筒10に伝達する。固定筒1の外側
固定筒1bの外周面には、ズーミング操作用のズーム筒
11が、光軸方向移動不可かつ回転可能に嵌合されてい
る。
カス連動ピン10cが植設されている。フォーカス連動
ピン10cは、距離筒2の直進溝2bに摺接して、距離
筒2の回転をリード筒10に伝達する。固定筒1の外側
固定筒1bの外周面には、ズーミング操作用のズーム筒
11が、光軸方向移動不可かつ回転可能に嵌合されてい
る。
【0020】また、外側固定筒1bの外周に、負荷調整
環21が螺合している。L1保持筒7の外周部には、フ
ォロワーピン7aが、円周方向に等間隔に3ヶ所植設さ
れている。フォロワーピン7aはリード溝10aに摺接
し、リード筒10の回転をL1保持筒7の直進に変換す
る。
環21が螺合している。L1保持筒7の外周部には、フ
ォロワーピン7aが、円周方向に等間隔に3ヶ所植設さ
れている。フォロワーピン7aはリード溝10aに摺接
し、リード筒10の回転をL1保持筒7の直進に変換す
る。
【0021】焦点調節は、距離筒2を回転することによ
り行われる。このとき、直進溝2bと連動ピン10cの
摺接によりリード筒10が回転し、リード溝10aとフ
ォロワーピン7aの摺接及び直進キー8とL1保持筒7
の直進溝との嵌合によりL1保持筒7が光軸方向に直進
する。
り行われる。このとき、直進溝2bと連動ピン10cの
摺接によりリード筒10が回転し、リード溝10aとフ
ォロワーピン7aの摺接及び直進キー8とL1保持筒7
の直進溝との嵌合によりL1保持筒7が光軸方向に直進
する。
【0022】ところで、外周固定筒1bの外周部に設け
られたズーム筒11の後方部内周には、連動レバー12
が取付けられている。この連動レバー12は、固定筒1
の外側固定筒1bの溝を貫通し、カム筒5の後端部に固
設された係合部材5dの溝に係合して、ズーム筒11の
回転をカム筒5に伝達する。
られたズーム筒11の後方部内周には、連動レバー12
が取付けられている。この連動レバー12は、固定筒1
の外側固定筒1bの溝を貫通し、カム筒5の後端部に固
設された係合部材5dの溝に係合して、ズーム筒11の
回転をカム筒5に伝達する。
【0023】また、内側固定筒1aの前方部内周に嵌合
したL3保持筒9の外周には、カムフォロワー9aが、
円周方向に等間隔3ヶ所植設されている。カムフォロワ
ー9aは、固定筒1の内側固定筒1aに設けられた直進
溝1eを貫通して、カム筒5のカム溝5cに摺接するこ
とにより、カム筒5が回転した時に、L3保持筒9を光
軸方向に直進させる。
したL3保持筒9の外周には、カムフォロワー9aが、
円周方向に等間隔3ヶ所植設されている。カムフォロワ
ー9aは、固定筒1の内側固定筒1aに設けられた直進
溝1eを貫通して、カム筒5のカム溝5cに摺接するこ
とにより、カム筒5が回転した時に、L3保持筒9を光
軸方向に直進させる。
【0024】一方、カム筒5の後端部外周に保持された
中継筒6の内周面には、カムフォロワー6aが植設され
ている。このカムフォロワー6aは、カム筒5のカム溝
5bに摺接して、カム筒5の回転を中継筒6の直進に変
換する。また、中継筒6の前端部外周には、ピン6bが
植設されている。このピン6bは、リード筒10の円周
溝10bに摺接して、リード筒10を中継筒6に対して
光軸方向移動不可かつ回転可能に連結している。
中継筒6の内周面には、カムフォロワー6aが植設され
ている。このカムフォロワー6aは、カム筒5のカム溝
5bに摺接して、カム筒5の回転を中継筒6の直進に変
換する。また、中継筒6の前端部外周には、ピン6bが
植設されている。このピン6bは、リード筒10の円周
溝10bに摺接して、リード筒10を中継筒6に対して
光軸方向移動不可かつ回転可能に連結している。
【0025】1aの後方部内周に嵌合したL6保持筒1
3の外周には、ピン13aが植設されている。ピン13
aは、固定筒1の内側固定筒1aのカム溝1fに摺接す
る。さらに、ピン13aの上部には、キー13bが取付
けられている。キー13bは、カム筒5の直進溝5eに
嵌合して、カム筒5の回転をL6保持筒13に伝達す
る。
3の外周には、ピン13aが植設されている。ピン13
aは、固定筒1の内側固定筒1aのカム溝1fに摺接す
る。さらに、ピン13aの上部には、キー13bが取付
けられている。キー13bは、カム筒5の直進溝5eに
嵌合して、カム筒5の回転をL6保持筒13に伝達す
る。
【0026】このL6保持筒13の内周に配設されたL
5保持筒14の外周には、ピン14aが植設されてい
る。ピン14aは、固定筒1の内側固定筒1aのカム溝
1gとL6保持筒13のカム溝13cとに摺接して、L
5保持筒14を、L6保持筒13と同一回転しながら、
光軸方向に相対移動させる。
5保持筒14の外周には、ピン14aが植設されてい
る。ピン14aは、固定筒1の内側固定筒1aのカム溝
1gとL6保持筒13のカム溝13cとに摺接して、L
5保持筒14を、L6保持筒13と同一回転しながら、
光軸方向に相対移動させる。
【0027】ズーミングは、ズーム筒11を回転するこ
とにより、連動レバー12を介してカム筒5が回転し、
カム溝5bのカム軌跡に従って、中継筒6、リード筒1
0とともにL1保持筒7が光軸方向に、また、カム溝5
cのカム軌跡に従ってL3保持筒9が光軸方向に、さら
に、直進溝5eとキー13b、カム溝1fとピン13
a、カム溝1gとピン14aの摺接を介してL6保持筒
とL5保持筒が光軸方向に移動されることにより行われ
る。
とにより、連動レバー12を介してカム筒5が回転し、
カム溝5bのカム軌跡に従って、中継筒6、リード筒1
0とともにL1保持筒7が光軸方向に、また、カム溝5
cのカム軌跡に従ってL3保持筒9が光軸方向に、さら
に、直進溝5eとキー13b、カム溝1fとピン13
a、カム溝1gとピン14aの摺接を介してL6保持筒
とL5保持筒が光軸方向に移動されることにより行われ
る。
【0028】次に図2を用いて本発明の第1の実施例を
詳細に説明する。負荷調整環21とズーム筒11の後端
部との間に、波状面を有する環状板バネ22が挟まれる
ように配設されている。負荷調整環21が回転により光
軸方向に移動することで、環状板バネ22の光軸方向の
変形量が変化する。
詳細に説明する。負荷調整環21とズーム筒11の後端
部との間に、波状面を有する環状板バネ22が挟まれる
ように配設されている。負荷調整環21が回転により光
軸方向に移動することで、環状板バネ22の光軸方向の
変形量が変化する。
【0029】環状板バネ22は、内径方向に少なくとも
1箇所以上の突起部22aを有し、外側固定筒1bに設
けた直進溝1hに係合することにより、光軸方向には摺
動可能であり、回転方向には回転不能に組み込まれてい
る。レンズ鏡筒を上向き、あるいは下向きにして撮影す
る場合は、負荷調整環21を時計方向に回転して負荷調
整環21を前進(図中、左方向へ移動)させると、環状
板バネ22の光軸方向の変形量は大きくなり、ズーム筒
11に作用する光軸方向の力量が増加するため、ズーム
筒11の操作に対する負荷が大きくなり、その結果、ズ
ーム筒11の自重誤作動を防止できるようになる。
1箇所以上の突起部22aを有し、外側固定筒1bに設
けた直進溝1hに係合することにより、光軸方向には摺
動可能であり、回転方向には回転不能に組み込まれてい
る。レンズ鏡筒を上向き、あるいは下向きにして撮影す
る場合は、負荷調整環21を時計方向に回転して負荷調
整環21を前進(図中、左方向へ移動)させると、環状
板バネ22の光軸方向の変形量は大きくなり、ズーム筒
11に作用する光軸方向の力量が増加するため、ズーム
筒11の操作に対する負荷が大きくなり、その結果、ズ
ーム筒11の自重誤作動を防止できるようになる。
【0030】一方、水平に近い姿勢で撮影する場合は、
負荷調整環21を反時計回りに回転して負荷調整環21
を後退(図中右方向に移動)させると、環状板バネ22
の光軸方向の変形量が少なくなり、ズーム筒11に作用
する光軸方向の力量が減少するため、ズーム筒11の操
作に対する負荷も小さくなり、ズーム筒11の操作が楽
になる。また、環状板バネ22は外側固定筒1bに係合
しているため、光軸まわりの回転を阻止されており、ズ
ーム筒11を回転した際に負荷調整環21が意図もせず
共回りして、設定したズーム筒11の回転力量が変化す
るという不具合もない。
負荷調整環21を反時計回りに回転して負荷調整環21
を後退(図中右方向に移動)させると、環状板バネ22
の光軸方向の変形量が少なくなり、ズーム筒11に作用
する光軸方向の力量が減少するため、ズーム筒11の操
作に対する負荷も小さくなり、ズーム筒11の操作が楽
になる。また、環状板バネ22は外側固定筒1bに係合
しているため、光軸まわりの回転を阻止されており、ズ
ーム筒11を回転した際に負荷調整環21が意図もせず
共回りして、設定したズーム筒11の回転力量が変化す
るという不具合もない。
【0031】次に図3を用いて本発明の第2の実施例を
説明する。ズーム筒11の後端部と負荷調整環21の間
に、回転力遮断リング23と環状板バネ24が挟み込ま
れるように配置されている。負荷調整環21は外側固定
筒1bの外周に螺合しており、回転により光軸方向に移
動することで、環状板バネ24の光軸方向の変形量が変
化する。
説明する。ズーム筒11の後端部と負荷調整環21の間
に、回転力遮断リング23と環状板バネ24が挟み込ま
れるように配置されている。負荷調整環21は外側固定
筒1bの外周に螺合しており、回転により光軸方向に移
動することで、環状板バネ24の光軸方向の変形量が変
化する。
【0032】回転力遮断リング23は、内径方向に少な
くとも1箇所以上の突起部23aを有し、外側固定筒1
bに設けた直進溝1hに係合することにより、光軸方向
には摺動可能であり、回転方向には回転不能に組み込ま
れている。レンズ鏡筒を上向き、あるいは下向きにして
撮影する場合は、負荷調整環21を時計方向に回転して
負荷調整環21を前進(図中、左方向に移動)させる
と、環状板バネ24の光軸方向の変形量は大きくなり、
ズーム筒11に作用する光軸方向の力量が増加するた
め、ズーム筒11の操作に対する負荷が大きくなり、そ
の結果、ズーム筒11の自重誤作動を防止できるように
なる。
くとも1箇所以上の突起部23aを有し、外側固定筒1
bに設けた直進溝1hに係合することにより、光軸方向
には摺動可能であり、回転方向には回転不能に組み込ま
れている。レンズ鏡筒を上向き、あるいは下向きにして
撮影する場合は、負荷調整環21を時計方向に回転して
負荷調整環21を前進(図中、左方向に移動)させる
と、環状板バネ24の光軸方向の変形量は大きくなり、
ズーム筒11に作用する光軸方向の力量が増加するた
め、ズーム筒11の操作に対する負荷が大きくなり、そ
の結果、ズーム筒11の自重誤作動を防止できるように
なる。
【0033】一方、水平に近い姿勢で撮影する場合は、
前記負荷調整環21を反時計回りに回転して負荷調整環
21を後退(図中、右方向に移動)させると、環状板バ
ネ24の光軸方向の変形量が少なくなり、ズーム筒11
に作用する光軸方向の力量が減少するため摩擦負荷も小
さくなり、ズーム筒11の操作が楽になる。また、回転
力遮断リング23は外側固定筒1bに係合しているの
で、光軸まわりの回転を阻止されており、ズーム筒11
を回転した際に負荷調整環21が意図もせず共回りし
て、設定したズーム筒11の回転力量が変化するという
不具合もない。
前記負荷調整環21を反時計回りに回転して負荷調整環
21を後退(図中、右方向に移動)させると、環状板バ
ネ24の光軸方向の変形量が少なくなり、ズーム筒11
に作用する光軸方向の力量が減少するため摩擦負荷も小
さくなり、ズーム筒11の操作が楽になる。また、回転
力遮断リング23は外側固定筒1bに係合しているの
で、光軸まわりの回転を阻止されており、ズーム筒11
を回転した際に負荷調整環21が意図もせず共回りし
て、設定したズーム筒11の回転力量が変化するという
不具合もない。
【0034】
【発明の効果】以上のように、本発明の如きレンズ鏡筒
によれば、操作部材に負荷を与える負荷部材の力量を調
整可能な負荷調整手段を備えることとしたので、必要に
応じて負荷を大きくすることで自重誤作動を防止するこ
とが可能となり、また水平に近い方向で撮影する場合
は、負荷部材の力量を小さくすることで操作部材の操作
力を軽減することができる。
によれば、操作部材に負荷を与える負荷部材の力量を調
整可能な負荷調整手段を備えることとしたので、必要に
応じて負荷を大きくすることで自重誤作動を防止するこ
とが可能となり、また水平に近い方向で撮影する場合
は、負荷部材の力量を小さくすることで操作部材の操作
力を軽減することができる。
【0035】また、固定筒に係合することによって光軸
周りの回転を阻止されている負荷部材あるいは光軸周り
の回転を阻止するように係合した回転力遮断部材を配す
ることにより、操作部材の回転力が摩擦負荷調整環へ伝
達しないように構成したので、撮影中に意図もせず摩擦
調整環が回転し、設定した操作力量が変わってしまうと
いう不具合を解消できる。
周りの回転を阻止されている負荷部材あるいは光軸周り
の回転を阻止するように係合した回転力遮断部材を配す
ることにより、操作部材の回転力が摩擦負荷調整環へ伝
達しないように構成したので、撮影中に意図もせず摩擦
調整環が回転し、設定した操作力量が変わってしまうと
いう不具合を解消できる。
【図1】本発明の実施例に関わる、レンズ鏡筒の断面図
である。
である。
【図2】本発明の第1の実施例に関わる、レンズ鏡筒の
部分拡大図である。
部分拡大図である。
【図3】本発明の第2の実施例に関わる、レンズ鏡筒の
部分拡大図である。
部分拡大図である。
1…固定筒
2…距離筒
5…カム筒
11…ズーム筒
21…負荷調整環
22、24…環状板バネ
23…回転力遮断リング
Claims (4)
- 【請求項1】 撮影光学系の鏡筒に対して前記撮影光学
系の光軸と同軸に配置されるとともに、前記光軸周りに
回転することにより、前記撮影光学系の光学特性を変更
する操作部材を有するレンズ鏡筒において、 前記操作部材に負荷を与える負荷部材と、 前記負荷部材に作用することで前記負荷を変更する負荷
調整手段を備えたことを特徴とするレンズ鏡筒。 - 【請求項2】 前記負荷調整手段は、前記鏡筒に対して
前記光軸と同軸に配置された環状部材であるとともに、
該環状部材の前記光軸周りの回転により前記負荷部材の
力量を調整することを特徴とする請求項1に記載のレン
ズ鏡筒。 - 【請求項3】 前記レンズ鏡筒は固定筒を有し、前記負
荷部材は、前記固定筒に係合することによって前記光軸
周りの回転を阻止されていることを特徴とする請求項1
または2に記載のレンズ鏡筒。 - 【請求項4】 前記固定筒に対して前記光軸周りの回転
を阻止するように係合した回転力遮断部材を前記操作部
材と前記負荷調整手段との間に配し、前記操作部材の回
転力の前記摩擦負荷調整環への伝達を阻止することを特
徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のレンズ鏡筒。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2002006984A JP2003207709A (ja) | 2002-01-16 | 2002-01-16 | レンズ鏡筒 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002006984A JP2003207709A (ja) | 2002-01-16 | 2002-01-16 | レンズ鏡筒 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003207709A true JP2003207709A (ja) | 2003-07-25 |
Family
ID=27645603
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002006984A Pending JP2003207709A (ja) | 2002-01-16 | 2002-01-16 | レンズ鏡筒 |
Country Status (1)
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