JP2003210084A - 魚釣用リール - Google Patents
魚釣用リールInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は魚釣用リールに係り、クラッチ機構
の自動復帰機構に改良を加えた魚釣用リールを提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 リール本体の側板間に回転自在に支持さ
れたスプールと、スプールを回転駆動させる巻取り駆動
機構と、スプールを釣糸繰出し状態と釣糸巻取り状態と
に切り換えるクラッチ機構と、リール本体に装着した検
出手段の検出結果に基づく制御信号によりクラッチ機構
をクラッチOFF状態からクラッチON状態に自動復帰
させる自動復帰機構を備えた魚釣用リールであって、自
動復帰機構を、形状記憶合金部材と上記制御信号の入力
で当該形状記憶合金部材を発熱させる発熱手段とで構成
し、塑性変形した形状記憶合金部材が発熱手段による発
熱で元の形状に戻る復元力を利用して、クラッチOFF
状態にあるクラッチ機構をクラッチON状態に自動復帰
させるようにしたことを特徴とする。
の自動復帰機構に改良を加えた魚釣用リールを提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 リール本体の側板間に回転自在に支持さ
れたスプールと、スプールを回転駆動させる巻取り駆動
機構と、スプールを釣糸繰出し状態と釣糸巻取り状態と
に切り換えるクラッチ機構と、リール本体に装着した検
出手段の検出結果に基づく制御信号によりクラッチ機構
をクラッチOFF状態からクラッチON状態に自動復帰
させる自動復帰機構を備えた魚釣用リールであって、自
動復帰機構を、形状記憶合金部材と上記制御信号の入力
で当該形状記憶合金部材を発熱させる発熱手段とで構成
し、塑性変形した形状記憶合金部材が発熱手段による発
熱で元の形状に戻る復元力を利用して、クラッチOFF
状態にあるクラッチ機構をクラッチON状態に自動復帰
させるようにしたことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は魚釣用リールに係
り、詳しくはクラッチ機構の自動復帰機構を備えた魚釣
用リールの改良に関する。
り、詳しくはクラッチ機構の自動復帰機構を備えた魚釣
用リールの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、魚釣用リールには、リール本体に
回転自在に支持したスプールを釣糸繰出し状態(クラッ
チOFF)と釣糸巻取り状態(クラッチON)とに切り
換えるクラッチ機構が装着されており、通常、このクラ
ッチ機構は釣人の操作でクラッチON/OFFの切り換
えを行う構成が一般的である。
回転自在に支持したスプールを釣糸繰出し状態(クラッ
チOFF)と釣糸巻取り状態(クラッチON)とに切り
換えるクラッチ機構が装着されており、通常、このクラ
ッチ機構は釣人の操作でクラッチON/OFFの切り換
えを行う構成が一般的である。
【0003】また、釣果の向上を図るため、近年、回転
数検出手段で検出したスプールの回転数を基に釣糸の繰
出し量や巻取り量を計測,表示する糸長計測装置を装着
して、その計測値を基に、釣人が設定した所定の棚位置
でクラッチ機構をクラッチOFFからクラッチONへ自
動復帰させる自動復帰機構(棚停止機構)を備えた魚釣
用リールが広く知られている。
数検出手段で検出したスプールの回転数を基に釣糸の繰
出し量や巻取り量を計測,表示する糸長計測装置を装着
して、その計測値を基に、釣人が設定した所定の棚位置
でクラッチ機構をクラッチOFFからクラッチONへ自
動復帰させる自動復帰機構(棚停止機構)を備えた魚釣
用リールが広く知られている。
【0004】そして、従来、この種の自動復帰機構はモ
ータやソレノイド等のアクチュエータを備え、糸長計測
装置の計測値を入力した制御手段からの信号でアクチュ
エータが作動して、クラッチ機構をクラッチOFFから
クラッチONへ自動的に復帰させる構造となっている。
ータやソレノイド等のアクチュエータを備え、糸長計測
装置の計測値を入力した制御手段からの信号でアクチュ
エータが作動して、クラッチ機構をクラッチOFFから
クラッチONへ自動的に復帰させる構造となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、自動復帰
機構に備えたモータやソレノイド等のアクチュエータは
比較的重量が大きく、また、その動力をクラッチ機構に
伝達させる多くの部品を要するため、リール全体の構造
が複雑となって製造コストの高騰,部品組込性の悪化、
そして、部品点数の増加に伴う重量増といった不具合が
指摘されており、これらに対する改善が望まれていた。
機構に備えたモータやソレノイド等のアクチュエータは
比較的重量が大きく、また、その動力をクラッチ機構に
伝達させる多くの部品を要するため、リール全体の構造
が複雑となって製造コストの高騰,部品組込性の悪化、
そして、部品点数の増加に伴う重量増といった不具合が
指摘されており、これらに対する改善が望まれていた。
【0006】本発明は斯かる実情に鑑み案出されたもの
で、上述の如き自動復帰機構に改良を加えて、部品点数
の削減によるコストダウン,部品組込性の向上、そし
て、部品点数の削減によるリール全体の軽量化を図った
魚釣用リールを提供することを目的とする。
で、上述の如き自動復帰機構に改良を加えて、部品点数
の削減によるコストダウン,部品組込性の向上、そし
て、部品点数の削減によるリール全体の軽量化を図った
魚釣用リールを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、リール本体の側板間に回転
自在に支持されたスプールと、当該スプールを回転駆動
させる巻取り駆動機構と、上記スプールを釣糸繰出し状
態と釣糸巻取り状態とに切り換えるクラッチ機構と、リ
ール本体に装着した検出手段の検出結果に基づく制御信
号により、上記クラッチ機構をクラッチOFF状態から
クラッチON状態に自動復帰させる自動復帰機構を備え
た魚釣用リールであって、自動復帰機構を、形状記憶合
金部材と、上記制御信号の入力で当該形状記憶合金部材
を発熱させる発熱手段とで構成し、塑性変形した形状記
憶合金部材が発熱手段による発熱で元の形状に戻る復元
力を利用して、クラッチOFF状態にあるクラッチ機構
をクラッチON状態に自動復帰させるようにしたことを
特徴とする。
め、請求項1に係る発明は、リール本体の側板間に回転
自在に支持されたスプールと、当該スプールを回転駆動
させる巻取り駆動機構と、上記スプールを釣糸繰出し状
態と釣糸巻取り状態とに切り換えるクラッチ機構と、リ
ール本体に装着した検出手段の検出結果に基づく制御信
号により、上記クラッチ機構をクラッチOFF状態から
クラッチON状態に自動復帰させる自動復帰機構を備え
た魚釣用リールであって、自動復帰機構を、形状記憶合
金部材と、上記制御信号の入力で当該形状記憶合金部材
を発熱させる発熱手段とで構成し、塑性変形した形状記
憶合金部材が発熱手段による発熱で元の形状に戻る復元
力を利用して、クラッチOFF状態にあるクラッチ機構
をクラッチON状態に自動復帰させるようにしたことを
特徴とする。
【0008】そして、請求項2に係る発明は、請求項1
記載の魚釣用リールに於て、形状記憶合金部材は、クラ
ッチ機構のクラッチ切換部材に連結したバネ部材で、塑
性変形した当該バネ部材が発熱手段による発熱で元の形
状に戻る復元力を利用してクラッチ切換部材を操作する
ことにより、クラッチOFF状態にあるクラッチ機構を
クラッチON状態に自動復帰させることを特徴とする。
記載の魚釣用リールに於て、形状記憶合金部材は、クラ
ッチ機構のクラッチ切換部材に連結したバネ部材で、塑
性変形した当該バネ部材が発熱手段による発熱で元の形
状に戻る復元力を利用してクラッチ切換部材を操作する
ことにより、クラッチOFF状態にあるクラッチ機構を
クラッチON状態に自動復帰させることを特徴とする。
【0009】また、請求項3に係る発明は、請求項1ま
たは請求項2記載の魚釣用リールに於て、発熱手段が、
制御信号の入力で形状記憶合金部材に通電する通電装置
であり、請求項4に係る発明は、請求項1または請求項
2記載の魚釣用リールに於て、発熱手段が、形状記憶合
金部材に近接,配置した発熱体と、制御信号の入力で当
該発熱体に通電する通電装置であることを特徴とする。
たは請求項2記載の魚釣用リールに於て、発熱手段が、
制御信号の入力で形状記憶合金部材に通電する通電装置
であり、請求項4に係る発明は、請求項1または請求項
2記載の魚釣用リールに於て、発熱手段が、形状記憶合
金部材に近接,配置した発熱体と、制御信号の入力で当
該発熱体に通電する通電装置であることを特徴とする。
【0010】(作用)請求項1に係る発明によれば、制
御信号の入力で発熱手段が形状記憶合金部材を発熱させ
ると、塑性変形した形状記憶合金部材が元の形状に戻
り、この復元力でクラッチOFF状態にあるクラッチ機
構がクラッチON状態に自動復帰することとなる。
御信号の入力で発熱手段が形状記憶合金部材を発熱させ
ると、塑性変形した形状記憶合金部材が元の形状に戻
り、この復元力でクラッチOFF状態にあるクラッチ機
構がクラッチON状態に自動復帰することとなる。
【0011】そして、請求項2に係る発明によれば、制
御信号の入力で発熱手段が、形状記憶合金で形成された
バネ部材を発熱させると、塑性変形したバネ部材が元の
形状に戻ってクラッチ切換部材を操作し、クラッチOF
F状態にあるクラッチ機構がクラッチON状態に自動復
帰する。また、請求項3に係る発明によれば、通電装置
が形状記憶合金部材,バネ部材に通電することで当該形
状記憶合金部材やバネ部材が発熱し、請求項4に係る発
明によれば、発熱体に通電してこれを発熱させること
で、形状記憶合金部材やバネ部材が発熱して元の形状に
戻ることとなる。
御信号の入力で発熱手段が、形状記憶合金で形成された
バネ部材を発熱させると、塑性変形したバネ部材が元の
形状に戻ってクラッチ切換部材を操作し、クラッチOF
F状態にあるクラッチ機構がクラッチON状態に自動復
帰する。また、請求項3に係る発明によれば、通電装置
が形状記憶合金部材,バネ部材に通電することで当該形
状記憶合金部材やバネ部材が発熱し、請求項4に係る発
明によれば、発熱体に通電してこれを発熱させること
で、形状記憶合金部材やバネ部材が発熱して元の形状に
戻ることとなる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づき説明する。図1乃至図5は請求項1乃至請求項3
に係る魚釣用リールの第一実施形態を示し、図1に於
て、1はリール本体3のフレーム、5,7は当該フレー
ム1の左右に取り付く側板で、両側板5,7間にスプー
ル軸を介してスプール9が回転可能に支持されている。
基づき説明する。図1乃至図5は請求項1乃至請求項3
に係る魚釣用リールの第一実施形態を示し、図1に於
て、1はリール本体3のフレーム、5,7は当該フレー
ム1の左右に取り付く側板で、両側板5,7間にスプー
ル軸を介してスプール9が回転可能に支持されている。
【0013】スプール9は、スプールモータ11の駆動
やハンドル13の巻取り操作で回転して釣糸が巻回され
るようになっており、図2に示すようにスプールモータ
11は、スプール9前方のフレーム1に一体成形された
モータケース15内に収納されている。そして、従来の
魚釣用リールと同様、モータケース15内にはモータ軸
11aに装着された遊星減速機構が、また、側板5内に
は複数枚の歯車からなる動力伝達機構が当該遊星減速機
構に連結して装着されており、遊星減速機構と動力伝達
機構を介してスプールモータ11の駆動力がスプール軸
に伝達されるようになっている。
やハンドル13の巻取り操作で回転して釣糸が巻回され
るようになっており、図2に示すようにスプールモータ
11は、スプール9前方のフレーム1に一体成形された
モータケース15内に収納されている。そして、従来の
魚釣用リールと同様、モータケース15内にはモータ軸
11aに装着された遊星減速機構が、また、側板5内に
は複数枚の歯車からなる動力伝達機構が当該遊星減速機
構に連結して装着されており、遊星減速機構と動力伝達
機構を介してスプールモータ11の駆動力がスプール軸
に伝達されるようになっている。
【0014】而して、スプール軸は、スプール9の中央
を貫通してその他端側が側板7内に突出している。そし
て、その突出端側に、ハンドル13の駆動力をスプール
9に伝達させる図3の如き遊星減速機構16やクラッチ
機構17が装着されており、側板7の側部後方に装着し
たクラッチレバー19の操作でクラッチ機構17がクラ
ッチON/OFFに切り換わり、また、後述する自動復
帰機構35によりクラッチOFF状態にあるクラッチ機
構17がクラッチON状態に切り換わって、スプール9
へのスプールモータ11やハンドル13の駆動力が伝
達,遮断されるようになっている。
を貫通してその他端側が側板7内に突出している。そし
て、その突出端側に、ハンドル13の駆動力をスプール
9に伝達させる図3の如き遊星減速機構16やクラッチ
機構17が装着されており、側板7の側部後方に装着し
たクラッチレバー19の操作でクラッチ機構17がクラ
ッチON/OFFに切り換わり、また、後述する自動復
帰機構35によりクラッチOFF状態にあるクラッチ機
構17がクラッチON状態に切り換わって、スプール9
へのスプールモータ11やハンドル13の駆動力が伝
達,遮断されるようになっている。
【0015】一方、図1に示すようにスプール9の一側
面にはマグネット21が装着されると共に、当該マグネ
ット21の回転軌跡に対向して一対のリードスイッチ2
3がフレーム1に装着されており、これらはスプール9
の回転方向と回転数を検出する回転数検出手段として機
能する。そして、リードスイッチ23は、リール本体3
上部の側板5,7間に装着した制御ボックス25内の制
御手段に接続されている。
面にはマグネット21が装着されると共に、当該マグネ
ット21の回転軌跡に対向して一対のリードスイッチ2
3がフレーム1に装着されており、これらはスプール9
の回転方向と回転数を検出する回転数検出手段として機
能する。そして、リードスイッチ23は、リール本体3
上部の側板5,7間に装着した制御ボックス25内の制
御手段に接続されている。
【0016】制御手段はマイクロコンピュータからな
り、そのメモリには、特開平5−103567号公報で
開示された魚釣用リールと同様の糸長計測プログラムが
組み込まれており、制御手段は、リードスイッチ23か
ら出力されるスプール9の正転,逆転の判定信号をCP
Uに取り込んで釣糸の繰出しか巻取りかを判定すると共
に、リードスイッチ23から取り込むスプール9の回転
パルス信号をアップ・ダウンカウンタでカウントして、
このカウント値を基に、メモリに記憶された糸長計算式
をCPUで演算実行して釣糸の繰出し量を計測する。そ
して、CPUは制御ボックス25の操作パネル27上に
設けた表示器29に、この計測値を表示させるようにな
っている。
り、そのメモリには、特開平5−103567号公報で
開示された魚釣用リールと同様の糸長計測プログラムが
組み込まれており、制御手段は、リードスイッチ23か
ら出力されるスプール9の正転,逆転の判定信号をCP
Uに取り込んで釣糸の繰出しか巻取りかを判定すると共
に、リードスイッチ23から取り込むスプール9の回転
パルス信号をアップ・ダウンカウンタでカウントして、
このカウント値を基に、メモリに記憶された糸長計算式
をCPUで演算実行して釣糸の繰出し量を計測する。そ
して、CPUは制御ボックス25の操作パネル27上に
設けた表示器29に、この計測値を表示させるようにな
っている。
【0017】而して、表示器29の表示は、操作パネル
27上に装着したリセットスイッチ31の操作でリセッ
トされるが、操作パネル27上には当該リセットスイッ
チ31と共に棚メモスイッチ33が装着されており、こ
れらは制御手段に接続されている。
27上に装着したリセットスイッチ31の操作でリセッ
トされるが、操作パネル27上には当該リセットスイッ
チ31と共に棚メモスイッチ33が装着されており、こ
れらは制御手段に接続されている。
【0018】そして、表示器29の表示を見乍ら、釣人
が例えば仕掛けを水面から50m繰り出した処で棚メモ
スイッチ33を操作すると、制御手段のCPUは水深5
0mを棚位置としてメモリに記憶させるようになってい
る。そして、斯かる棚位置は、自動復帰機構35による
棚取りに使用される。また、図1及び図2に示すように
ハンドル13が取り付く側板7の側部前方には、特開平
7−222544号公報で開示された魚釣用リールと同
様、スプールモータ11のモータ出力を調節するパワー
レバー(モータ出力調節体)37が所定の角度に亘って
回動操作可能に取り付けられており、パワーレバー37
の出力増加方向はハンドル13の巻取り回転方向と同方
向とされている。
が例えば仕掛けを水面から50m繰り出した処で棚メモ
スイッチ33を操作すると、制御手段のCPUは水深5
0mを棚位置としてメモリに記憶させるようになってい
る。そして、斯かる棚位置は、自動復帰機構35による
棚取りに使用される。また、図1及び図2に示すように
ハンドル13が取り付く側板7の側部前方には、特開平
7−222544号公報で開示された魚釣用リールと同
様、スプールモータ11のモータ出力を調節するパワー
レバー(モータ出力調節体)37が所定の角度に亘って
回動操作可能に取り付けられており、パワーレバー37
の出力増加方向はハンドル13の巻取り回転方向と同方
向とされている。
【0019】而して、パワーレバー37は側板7に内蔵
したポテンショメータ(モータ出力調節手段)に連結さ
れており、パワーレバー37の操作によるポテンショメ
ータの抵抗値の変化が制御手段に入力されている。そし
て、制御手段は、パワーレバー37の操作量に応じたパ
ルス信号のデューティ比としてスプールモータ11への
駆動電流通電時間率を可変制御して、スプールモータ1
1のモータ出力をOFF状態から最大値(0〜100
%)まで連続的に制御するようになっている。
したポテンショメータ(モータ出力調節手段)に連結さ
れており、パワーレバー37の操作によるポテンショメ
ータの抵抗値の変化が制御手段に入力されている。そし
て、制御手段は、パワーレバー37の操作量に応じたパ
ルス信号のデューティ比としてスプールモータ11への
駆動電流通電時間率を可変制御して、スプールモータ1
1のモータ出力をOFF状態から最大値(0〜100
%)まで連続的に制御するようになっている。
【0020】図2乃至図4はクラッチON状態にあるク
ラッチ機構17の詳細を示し、図中、39はクラッチプ
レート41を作動させるクラッチ作動プレート(クラッ
チ切換部材)で、従来周知のようにクラッチレバー1
9,クラッチ作動プレート39,クラッチプレート4
1、そして、後述するピニオン43等は、それぞれスプ
ール9を釣糸繰出し状態と釣糸巻取り状態に切り換える
クラッチ機構17の構成要素で、クラッチ作動プレート
39は、その両側部に配置したガイド部材45に沿って
矢印A,B方向へスライド可能に装着されている。
ラッチ機構17の詳細を示し、図中、39はクラッチプ
レート41を作動させるクラッチ作動プレート(クラッ
チ切換部材)で、従来周知のようにクラッチレバー1
9,クラッチ作動プレート39,クラッチプレート4
1、そして、後述するピニオン43等は、それぞれスプ
ール9を釣糸繰出し状態と釣糸巻取り状態に切り換える
クラッチ機構17の構成要素で、クラッチ作動プレート
39は、その両側部に配置したガイド部材45に沿って
矢印A,B方向へスライド可能に装着されている。
【0021】そして、図4に示すようにクラッチ作動プ
レート39の上端側に長孔47が、また、二股状に成形
された下端側にカム49が設けられており、上記長孔4
7にクラッチレバー19のクラッチカム51に突設した
偏心ピン53が嵌入している。
レート39の上端側に長孔47が、また、二股状に成形
された下端側にカム49が設けられており、上記長孔4
7にクラッチレバー19のクラッチカム51に突設した
偏心ピン53が嵌入している。
【0022】また、図中、43はハンドル軸55に取り
付くドライブギヤ57に噛合するピニオンで、当該ピニ
オン43はスプール軸の軸線上に於て、遊星減速機構1
6の遊星歯車支持体59と側板7間に横架状態に支持し
たピニオン軸61に回転可能且つその軸方向へ移動可能
に支持されており、ピニオン43の外周に設けた凹部6
3にクラッチプレート41が配置されている。
付くドライブギヤ57に噛合するピニオンで、当該ピニ
オン43はスプール軸の軸線上に於て、遊星減速機構1
6の遊星歯車支持体59と側板7間に横架状態に支持し
たピニオン軸61に回転可能且つその軸方向へ移動可能
に支持されており、ピニオン43の外周に設けた凹部6
3にクラッチプレート41が配置されている。
【0023】従来周知のようにクラッチプレート41
は、ピニオン43と遊星歯車支持体59とのクラッチ係
合を係脱させて、スプール9へのスプールモータ11や
ハンドル13の巻取り動力を伝達,遮断させるもので、
クラッチプレート41はコイルスプリング65によって
クラッチ作動プレート39方向へ付勢されている。そし
て、図2及び図4に示すクラッチON状態で釣人がクラ
ッチレバー19を図5の位置に操作すると、偏心ピン5
3の作用でクラッチ作動プレート39が矢印B方向へ移
動し、これによりカム49がクラッチプレート41をコ
イルスプリング65のばね力に抗して軸方向に移動させ
るため、ピニオン43の軸方向への移動で遊星歯車支持
体59とのクラッチ係合が解除され、クラッチ機構17
がクラッチOFFに切り換わってスプール9が釣糸繰出
し状態となる。
は、ピニオン43と遊星歯車支持体59とのクラッチ係
合を係脱させて、スプール9へのスプールモータ11や
ハンドル13の巻取り動力を伝達,遮断させるもので、
クラッチプレート41はコイルスプリング65によって
クラッチ作動プレート39方向へ付勢されている。そし
て、図2及び図4に示すクラッチON状態で釣人がクラ
ッチレバー19を図5の位置に操作すると、偏心ピン5
3の作用でクラッチ作動プレート39が矢印B方向へ移
動し、これによりカム49がクラッチプレート41をコ
イルスプリング65のばね力に抗して軸方向に移動させ
るため、ピニオン43の軸方向への移動で遊星歯車支持
体59とのクラッチ係合が解除され、クラッチ機構17
がクラッチOFFに切り換わってスプール9が釣糸繰出
し状態となる。
【0024】また、斯かる状態からクラッチレバー19
を図2の位置に復帰操作すると、クラッチ作動プレート
39が矢印A方向へ移動し、これによりクラッチプレー
ト41がコイルスプリング65の復元力で軸方向に移動
して、ピニオン43が遊星歯車支持体59とクラッチ係
合するため、クラッチ機構17がクラッチONに切り換
わってスプール9が釣糸巻取り状態に復帰するようにな
っている。
を図2の位置に復帰操作すると、クラッチ作動プレート
39が矢印A方向へ移動し、これによりクラッチプレー
ト41がコイルスプリング65の復元力で軸方向に移動
して、ピニオン43が遊星歯車支持体59とクラッチ係
合するため、クラッチ機構17がクラッチONに切り換
わってスプール9が釣糸巻取り状態に復帰するようにな
っている。
【0025】而して、本実施形態に係る魚釣用リール6
7は、上述の如き従来と同様の構成に加え、クラッチO
FF状態にあるクラッチ機構17をクラッチON状態に
自動復帰させる自動復帰機構35を備えたことを特徴と
する。図2及び図4に示すように自動復帰機構35は、
矢印A,B方向へスライド可能なクラッチ作動プレート
39の移動方向に沿って、フレーム1と当該クラッチ作
動プレート39の上端側との間に張架した形状記憶合金
製の引張りコイルばね(バネ部材)69と、当該引張り
コイルばね69に通電してこれを発熱させる発熱手段と
からなり、引張りコイルばね(以下、「コイルばね」と
いう)69は、微弱電流を通すと発熱して形状が戻るタ
イプの形状記憶合金で形成されている。
7は、上述の如き従来と同様の構成に加え、クラッチO
FF状態にあるクラッチ機構17をクラッチON状態に
自動復帰させる自動復帰機構35を備えたことを特徴と
する。図2及び図4に示すように自動復帰機構35は、
矢印A,B方向へスライド可能なクラッチ作動プレート
39の移動方向に沿って、フレーム1と当該クラッチ作
動プレート39の上端側との間に張架した形状記憶合金
製の引張りコイルばね(バネ部材)69と、当該引張り
コイルばね69に通電してこれを発熱させる発熱手段と
からなり、引張りコイルばね(以下、「コイルばね」と
いう)69は、微弱電流を通すと発熱して形状が戻るタ
イプの形状記憶合金で形成されている。
【0026】そして、本実施形態では、制御ボックス2
5内の制御手段とリール本体に装着したボタン電池が、
コイルばね69に微弱電流を通電する通電装置として機
能し、そして、通電装置から通電された微弱電流によっ
てコイルばね69が発熱するため、斯かる通電装置がコ
イルばね69の発熱手段として機能する。このため、制
御手段とコイルばね69の両端部との間にリード線7
1,73が配線されている。
5内の制御手段とリール本体に装着したボタン電池が、
コイルばね69に微弱電流を通電する通電装置として機
能し、そして、通電装置から通電された微弱電流によっ
てコイルばね69が発熱するため、斯かる通電装置がコ
イルばね69の発熱手段として機能する。このため、制
御手段とコイルばね69の両端部との間にリード線7
1,73が配線されている。
【0027】そして、既述したように表示器29の表示
を見乍ら、釣人が例えば仕掛けを水面から50m繰り出
した処で棚メモスイッチ33を操作すると、制御手段の
CPUは水深50mを棚位置としてメモリに記憶する
が、以後、釣糸の繰出しに伴い繰出し量が50mに達す
ると、制御手段はボタン電池からコイルばね69に微弱
電流を通電させる制御信号を発するようになっている。
を見乍ら、釣人が例えば仕掛けを水面から50m繰り出
した処で棚メモスイッチ33を操作すると、制御手段の
CPUは水深50mを棚位置としてメモリに記憶する
が、以後、釣糸の繰出しに伴い繰出し量が50mに達す
ると、制御手段はボタン電池からコイルばね69に微弱
電流を通電させる制御信号を発するようになっている。
【0028】而して、コイルばね69は、図5に示すよ
うにクラッチレバー19のクラッチOFFの操作で図4
に示す状態から伸長して塑性変形しているが、既述した
ようにボタン電池から微弱電流が通電されるとコイルば
ね69は発熱して図4に示す元の形状に瞬時に戻り、こ
のコイルばね69の発熱による復元力でクラッチOFF
の位置にあるクラッチ作動プレート39が矢印A方向へ
移動して、クラッチOFF状態にあるクラッチ機構17
がクラッチON状態に自動復帰することとなる。
うにクラッチレバー19のクラッチOFFの操作で図4
に示す状態から伸長して塑性変形しているが、既述した
ようにボタン電池から微弱電流が通電されるとコイルば
ね69は発熱して図4に示す元の形状に瞬時に戻り、こ
のコイルばね69の発熱による復元力でクラッチOFF
の位置にあるクラッチ作動プレート39が矢印A方向へ
移動して、クラッチOFF状態にあるクラッチ機構17
がクラッチON状態に自動復帰することとなる。
【0029】尚、図2に示すようにクラッチレバー19
のクラッチカム51と側板7間には、クラッチレバー1
9をクラッチON/OFFの位置に振分け付勢するねじ
りコイルばね75が取り付けられているが、当該ねじり
コイルばね75のバネ力に抗してクラッチOFF状態に
あるクラッチ作動プレート39,クラッチレバー19を
クラッチONの位置に復帰させることができるように、
コイルばね69の復元力が設定されている。
のクラッチカム51と側板7間には、クラッチレバー1
9をクラッチON/OFFの位置に振分け付勢するねじ
りコイルばね75が取り付けられているが、当該ねじり
コイルばね75のバネ力に抗してクラッチOFF状態に
あるクラッチ作動プレート39,クラッチレバー19を
クラッチONの位置に復帰させることができるように、
コイルばね69の復元力が設定されている。
【0030】その他、図2に於て、77は側板7に突設
したストッパで、図4及び図5に示すようにクラッチカ
ム51の外周に設けた段部79,81が夫々ストッパ7
7に当接して、クラッチレバー19がクラッチON/O
FFの所定の位置に位置決めされるようになっている。
また、図2中、83はハンドル軸55に固着したラチェ
ットで、当該ラチェット83に、ねじりコイルばね85
で付勢された係止爪87が係止して、スプールモータ1
1駆動時のハンドル軸55の回転防止が図られている。
したストッパで、図4及び図5に示すようにクラッチカ
ム51の外周に設けた段部79,81が夫々ストッパ7
7に当接して、クラッチレバー19がクラッチON/O
FFの所定の位置に位置決めされるようになっている。
また、図2中、83はハンドル軸55に固着したラチェ
ットで、当該ラチェット83に、ねじりコイルばね85
で付勢された係止爪87が係止して、スプールモータ1
1駆動時のハンドル軸55の回転防止が図られている。
【0031】本実施形態に係る魚釣用リール67はこの
ように構成されているから、図示しない給電コードを介
して魚釣用リール67を船上の外部電源に接続すれば、
スプールモータ11が駆動可能となり、クラッチレバー
19の操作でクラッチ機構17がクラッチON/OFF
に切り換わって、スプール9が釣糸繰出し状態と釣糸巻
取り状態に切り換わる。
ように構成されているから、図示しない給電コードを介
して魚釣用リール67を船上の外部電源に接続すれば、
スプールモータ11が駆動可能となり、クラッチレバー
19の操作でクラッチ機構17がクラッチON/OFF
に切り換わって、スプール9が釣糸繰出し状態と釣糸巻
取り状態に切り換わる。
【0032】そして、魚の当たりが合った場合に、クラ
ッチレバー19の操作でクラッチ機構17をクラッチO
Nに切り換えれば、ハンドル13の巻取り操作やパワー
レバー37の操作で釣糸がスプール9に巻き取られ、ま
た、釣場の状況に応じたパワーレバー37の操作でスプ
ールモータ11が停止したり、巻取り速度が低速から高
速へ連続的に切り換わることとなる。
ッチレバー19の操作でクラッチ機構17をクラッチO
Nに切り換えれば、ハンドル13の巻取り操作やパワー
レバー37の操作で釣糸がスプール9に巻き取られ、ま
た、釣場の状況に応じたパワーレバー37の操作でスプ
ールモータ11が停止したり、巻取り速度が低速から高
速へ連続的に切り換わることとなる。
【0033】また、これらの実釣時に、釣糸の繰出し量
が計測されて表示器29に糸長が表示されるが、例えば
仕掛けを水面から50m繰り出した処で釣人が棚メモス
イッチ33を操作すると、水深50mが棚位置としてメ
モリに記憶され、以後、釣糸の繰出しに伴い繰出し量が
50mに達すると、制御手段からの制御信号でコイルば
ね69に微弱電流が通電される。
が計測されて表示器29に糸長が表示されるが、例えば
仕掛けを水面から50m繰り出した処で釣人が棚メモス
イッチ33を操作すると、水深50mが棚位置としてメ
モリに記憶され、以後、釣糸の繰出しに伴い繰出し量が
50mに達すると、制御手段からの制御信号でコイルば
ね69に微弱電流が通電される。
【0034】そして、斯様に微弱電流が通電されると、
コイルばね69は発熱して図4に示す元の形状に瞬時に
戻り、このコイルばね69の発熱による復元力でクラッ
チOFFの位置にあるクラッチ作動プレート39が矢印
A方向へ移動し、クラッチOFF状態にあるクラッチ機
構17がクラッチON状態に自動復帰して棚取りが行わ
れることとなる。
コイルばね69は発熱して図4に示す元の形状に瞬時に
戻り、このコイルばね69の発熱による復元力でクラッ
チOFFの位置にあるクラッチ作動プレート39が矢印
A方向へ移動し、クラッチOFF状態にあるクラッチ機
構17がクラッチON状態に自動復帰して棚取りが行わ
れることとなる。
【0035】従って、この棚取りの後、ハンドル13の
巻取り操作やパワーレバー37の操作で釣糸がスプール
9に巻き取られることとなる。このように本実施形態
は、微弱電流が通電されると発熱して元の形状に瞬時に
戻る形状記憶合金の性質を利用してクラッチ機構17の
自動復帰機構35を構成したので、モータやソレノイド
といった重量の重い従来のアクチュエータを用いる必要
がなく、而も、アクチュエータの動力をクラッチ機構に
伝達させる部品が不要となるため、アクチュエータや部
品点数の削減によるリール全体の軽量化が可能となると
共に、自動復帰機構の構造の簡素化が可能となって、部
品点数の削減によるコストダウン,部品組込性の向上が
図れることとなった。
巻取り操作やパワーレバー37の操作で釣糸がスプール
9に巻き取られることとなる。このように本実施形態
は、微弱電流が通電されると発熱して元の形状に瞬時に
戻る形状記憶合金の性質を利用してクラッチ機構17の
自動復帰機構35を構成したので、モータやソレノイド
といった重量の重い従来のアクチュエータを用いる必要
がなく、而も、アクチュエータの動力をクラッチ機構に
伝達させる部品が不要となるため、アクチュエータや部
品点数の削減によるリール全体の軽量化が可能となると
共に、自動復帰機構の構造の簡素化が可能となって、部
品点数の削減によるコストダウン,部品組込性の向上が
図れることとなった。
【0036】図6及び図7は請求項1乃至請求項3の第
二実施形態に係る魚釣用リールに装着したクラッチ機構
と自動復帰機構の側面図を示し、以下、本実施形態を図
面に基づき説明するが、上記第一実施形態と同一のもの
には同一符号を付してそれらの説明は省略する。図6に
於て、89は段部81近傍のクラッチカム51とフレー
ム1との間に張架した引張りコイルばね(以下、「コイ
ルばね」という)で、図6に示すように当該コイルばね
89は、クラッチON状態にあるクラッチレバー19に
対し、クラッチカム51の径方向に架け渡されている。
そして、クラッチレバー19は、クラッチカム51に設
けた段部79,81にストッパ77が夫々当接して、ク
ラッチON/OFFの位置に位置決め保持されている。
二実施形態に係る魚釣用リールに装着したクラッチ機構
と自動復帰機構の側面図を示し、以下、本実施形態を図
面に基づき説明するが、上記第一実施形態と同一のもの
には同一符号を付してそれらの説明は省略する。図6に
於て、89は段部81近傍のクラッチカム51とフレー
ム1との間に張架した引張りコイルばね(以下、「コイ
ルばね」という)で、図6に示すように当該コイルばね
89は、クラッチON状態にあるクラッチレバー19に
対し、クラッチカム51の径方向に架け渡されている。
そして、クラッチレバー19は、クラッチカム51に設
けた段部79,81にストッパ77が夫々当接して、ク
ラッチON/OFFの位置に位置決め保持されている。
【0037】また、図中、91はクラッチカム51を挟
んでコイルばね89と略反対側に配置された係止部材
で、当該係止部材91は、中央に設けたガイド孔93に
ガイド部材95が嵌入するブロック状の係止部材本体9
7と、当該係止部材本体97からクラッチカム51方向
に突設された突片99と、係止部材本体97の上部に突
設されたばね連結片101とで構成されている。
んでコイルばね89と略反対側に配置された係止部材
で、当該係止部材91は、中央に設けたガイド孔93に
ガイド部材95が嵌入するブロック状の係止部材本体9
7と、当該係止部材本体97からクラッチカム51方向
に突設された突片99と、係止部材本体97の上部に突
設されたばね連結片101とで構成されている。
【0038】そして、突片99に沿ってばね連結片10
1とクラッチカム51側のフレーム1との間に引張りコ
イルばね(以下、「コイルばね」という)103が張架
されており、係止部材91は、突片99の上下に並設し
た2つのガイド部材105,107と上記ガイド部材9
5に案内されて、コイルばね103のバネ力で突片99
がクラッチカム51の外周に常時圧接した構造となって
いる。
1とクラッチカム51側のフレーム1との間に引張りコ
イルばね(以下、「コイルばね」という)103が張架
されており、係止部材91は、突片99の上下に並設し
た2つのガイド部材105,107と上記ガイド部材9
5に案内されて、コイルばね103のバネ力で突片99
がクラッチカム51の外周に常時圧接した構造となって
いる。
【0039】また、段部79近傍のクラッチカム51の
外周には切欠き109が設けられており、図7に示すよ
うにクラッチレバー19をクラッチOFFの位置に操作
すると、コイルばね103のバネ力で突片99が切欠き
109に係止するようになっている。更にまた、図中、
111は既述したコイルばね69と同一の形状記憶合金
で形成されたコイルばねで、当該コイルばね111は、
ばね連結片101を挟んでコイルばね97と反対側のフ
レーム1に当該コイルばね97と同軸上に張架されてお
り、その両端部に、制御手段からのリード線71,73
が接続されている。
外周には切欠き109が設けられており、図7に示すよ
うにクラッチレバー19をクラッチOFFの位置に操作
すると、コイルばね103のバネ力で突片99が切欠き
109に係止するようになっている。更にまた、図中、
111は既述したコイルばね69と同一の形状記憶合金
で形成されたコイルばねで、当該コイルばね111は、
ばね連結片101を挟んでコイルばね97と反対側のフ
レーム1に当該コイルばね97と同軸上に張架されてお
り、その両端部に、制御手段からのリード線71,73
が接続されている。
【0040】そして、図7に示すようにクラッチレバー
19のクラッチOFFへの操作で、係止部材91が矢印
C方向に移動して突片99が切欠き109に係止するた
め、コイルばね111は図6に示す状態から伸長して塑
性変形するが、ボタン電池から微弱電流が通電される
と、コイルばね111は発熱して図6に示す元の形状に
瞬時に戻るようになっており、このコイルばね111の
発熱による復元力で係止部材91がコイルばね103の
バネ力に抗して矢印D方向へ移動して、切欠き109と
突片99との係止状態が解除される。
19のクラッチOFFへの操作で、係止部材91が矢印
C方向に移動して突片99が切欠き109に係止するた
め、コイルばね111は図6に示す状態から伸長して塑
性変形するが、ボタン電池から微弱電流が通電される
と、コイルばね111は発熱して図6に示す元の形状に
瞬時に戻るようになっており、このコイルばね111の
発熱による復元力で係止部材91がコイルばね103の
バネ力に抗して矢印D方向へ移動して、切欠き109と
突片99との係止状態が解除される。
【0041】而して、斯様に切欠き109と突片99と
の係止状態が解除されると、コイルばね51の復元力で
クラッチOFFの位置にあるクラッチレバー19が図6
の位置に戻って、クラッチOFF状態にあるクラッチ機
構17がクラッチON状態に自動復帰するようになって
いる。
の係止状態が解除されると、コイルばね51の復元力で
クラッチOFFの位置にあるクラッチレバー19が図6
の位置に戻って、クラッチOFF状態にあるクラッチ機
構17がクラッチON状態に自動復帰するようになって
いる。
【0042】尚、本実施形態に於ても、表示器29の表
示を見乍ら、釣人が例えば仕掛けを水面から50m繰り
出した処で棚メモスイッチ33を操作すると、制御手段
のCPUは水深50mを棚位置としてメモリに記憶する
が、以後、釣糸の繰出しに伴い繰出し量が50mに達す
ると、制御手段はコイルばね111に微弱電流を通電さ
せる制御信号を発するように構成されている。
示を見乍ら、釣人が例えば仕掛けを水面から50m繰り
出した処で棚メモスイッチ33を操作すると、制御手段
のCPUは水深50mを棚位置としてメモリに記憶する
が、以後、釣糸の繰出しに伴い繰出し量が50mに達す
ると、制御手段はコイルばね111に微弱電流を通電さ
せる制御信号を発するように構成されている。
【0043】本実施形態の自動復帰機構113はこのよ
うに構成されており、実釣時に釣糸の繰出し量が計測さ
れて表示器29に糸長が表示されるが、上述したように
仕掛けを水面から50m繰り出した処で釣人が棚メモス
イッチ33を操作すると、水深50mが棚位置としてメ
モリに記憶され、以後、釣糸の繰出しに伴い繰出し量が
50mに達すると、制御手段からの制御信号でコイルば
ね111に微弱電流が通電される。
うに構成されており、実釣時に釣糸の繰出し量が計測さ
れて表示器29に糸長が表示されるが、上述したように
仕掛けを水面から50m繰り出した処で釣人が棚メモス
イッチ33を操作すると、水深50mが棚位置としてメ
モリに記憶され、以後、釣糸の繰出しに伴い繰出し量が
50mに達すると、制御手段からの制御信号でコイルば
ね111に微弱電流が通電される。
【0044】そして、図7に示すようにクラッチOFF
状態で、コイルばね111は図6に示す状態から伸長し
て塑性変形しているが、斯様に微弱電流が通電される
と、コイルばね111は発熱して図6に示す元の形状に
瞬時に戻り、このコイルばね111の発熱による復元力
でクラッチOFFの位置にあるクラッチレバー19がク
ラッチONの位置に移動し、クラッチOFF状態にある
クラッチ機構17がクラッチON状態に自動復帰して棚
取りが行われることとなる。
状態で、コイルばね111は図6に示す状態から伸長し
て塑性変形しているが、斯様に微弱電流が通電される
と、コイルばね111は発熱して図6に示す元の形状に
瞬時に戻り、このコイルばね111の発熱による復元力
でクラッチOFFの位置にあるクラッチレバー19がク
ラッチONの位置に移動し、クラッチOFF状態にある
クラッチ機構17がクラッチON状態に自動復帰して棚
取りが行われることとなる。
【0045】従って、この棚取りの後、ハンドル13の
巻取り操作やパワーレバー37の操作で釣糸がスプール
9に巻き取られることとなる。このように本実施形態
も、微弱電流が通電されると発熱して元の形状に瞬時に
戻る形状記憶合金の性質を利用してクラッチ機構17の
自動復帰機構113を構成したので、上記実施形態と同
様、従来に比しアクチュエータや部品点数の削減によっ
てリール全体の軽量化が可能となると共に、自動復帰機
構の構造の簡素化が可能となって、部品点数の削減によ
るコストダウン,部品組込性の向上が図れることとな
る。
巻取り操作やパワーレバー37の操作で釣糸がスプール
9に巻き取られることとなる。このように本実施形態
も、微弱電流が通電されると発熱して元の形状に瞬時に
戻る形状記憶合金の性質を利用してクラッチ機構17の
自動復帰機構113を構成したので、上記実施形態と同
様、従来に比しアクチュエータや部品点数の削減によっ
てリール全体の軽量化が可能となると共に、自動復帰機
構の構造の簡素化が可能となって、部品点数の削減によ
るコストダウン,部品組込性の向上が図れることとな
る。
【0046】また、本実施形態に係る自動復帰機構11
3の構成によれば、コイルばね111の塑性変形と通電
時の発熱による復元力でクラッチレバー19をクラッチ
ON/OFFに切り換えるので、既述した第一実施形態
のねじりコイルばね75の如きクラッチレバー19の振
分け付勢手段が不要となる利点を有する。尚、上記各実
施形態では、形状記憶合金からなるコイルばね69,1
11に微弱電流を通電させてこれらを発熱させたが、図
示しない請求項4の実施形態の如く、発熱手段をバネ部
材に近接,配置した発熱体と、制御信号の入力で当該発
熱体に通電する通電装置とで構成して、バネ部材を発熱
体で発熱させてもよく、斯かる実施形態によっても、上
記各実施形態と同様、所期の目的を達成することが可能
である。
3の構成によれば、コイルばね111の塑性変形と通電
時の発熱による復元力でクラッチレバー19をクラッチ
ON/OFFに切り換えるので、既述した第一実施形態
のねじりコイルばね75の如きクラッチレバー19の振
分け付勢手段が不要となる利点を有する。尚、上記各実
施形態では、形状記憶合金からなるコイルばね69,1
11に微弱電流を通電させてこれらを発熱させたが、図
示しない請求項4の実施形態の如く、発熱手段をバネ部
材に近接,配置した発熱体と、制御信号の入力で当該発
熱体に通電する通電装置とで構成して、バネ部材を発熱
体で発熱させてもよく、斯かる実施形態によっても、上
記各実施形態と同様、所期の目的を達成することが可能
である。
【0047】
【発明の効果】以上述べたように、各請求項に係る発明
は、塑性変形した形状記憶合金部材が発熱で元の形状に
戻る復元力を利用してクラッチOFF状態にあるクラッ
チ機構をクラッチON状態に自動復帰させるようにした
ので、モータやソレノイドといった重量の重い従来のア
クチュエータを用いることなくクラッチ機構を自動復帰
させることができ、また、アクチュエータの動力をクラ
ッチ機構に伝達させる部品が不要となるため、アクチュ
エータや部品点数の削減によるリール全体の軽量化が可
能となると共に、自動復帰機構の構造の簡素化が可能と
なって、部品点数の削減によるコストダウン,部品組込
性の向上が図れることとなった。
は、塑性変形した形状記憶合金部材が発熱で元の形状に
戻る復元力を利用してクラッチOFF状態にあるクラッ
チ機構をクラッチON状態に自動復帰させるようにした
ので、モータやソレノイドといった重量の重い従来のア
クチュエータを用いることなくクラッチ機構を自動復帰
させることができ、また、アクチュエータの動力をクラ
ッチ機構に伝達させる部品が不要となるため、アクチュ
エータや部品点数の削減によるリール全体の軽量化が可
能となると共に、自動復帰機構の構造の簡素化が可能と
なって、部品点数の削減によるコストダウン,部品組込
性の向上が図れることとなった。
【図1】請求項1乃至請求項3の第一実施形態に係る魚
釣用リールの平面図である。
釣用リールの平面図である。
【図2】側板を取り外した図1の魚釣用リールの右側面
図である。
図である。
【図3】図2のIII−III線断面図である。
【図4】図1の魚釣用リールに装着したクラッチ機構と
自動復帰機構の側面図である。
自動復帰機構の側面図である。
【図5】図1の魚釣用リールに装着したクラッチ機構と
自動復帰機構の側面図である。
自動復帰機構の側面図である。
【図6】請求項1乃至請求項3の第二実施形態に係る魚
釣用リールに装着したクラッチ機構と自動復帰機構の側
面図である。
釣用リールに装着したクラッチ機構と自動復帰機構の側
面図である。
【図7】請求項1乃至請求項3の第二実施形態に係る魚
釣用リールに装着したクラッチ機構と自動復帰機構の側
面図である。
釣用リールに装着したクラッチ機構と自動復帰機構の側
面図である。
3 リール本体
9 スプール
11 スプールモータ
13 ハンドル
17 クラッチ機構
19 クラッチレバー
33 棚メモスイッチ
35,113 自動復帰機構
39 クラッチ作動プレート
41 クラッチプレート
43 ピニオン
67 魚釣用リール
69,89,103,111 コイルばね
71,73 リード線
91 係止部材
109 切欠き
Claims (4)
- 【請求項1】 リール本体の側板間に回転自在に支持さ
れたスプールと、 当該スプールを回転駆動させる巻取り駆動機構と、 上記スプールを釣糸繰出し状態と釣糸巻取り状態とに切
り換えるクラッチ機構と、 リール本体に装着した検出手段の検出結果に基づく制御
信号により、上記クラッチ機構をクラッチOFF状態か
らクラッチON状態に自動復帰させる自動復帰機構を備
えた魚釣用リールであって、 上記自動復帰機構を、形状記憶合金で形成した形状記憶
合金部材と、上記制御信号の入力で当該形状記憶合金部
材を発熱させる発熱手段とで構成し、 塑性変形した形状記憶合金部材が発熱手段による発熱で
元の形状に戻る復元力を利用して、クラッチOFF状態
にあるクラッチ機構をクラッチON状態に自動復帰させ
るようにしたことを特徴とする魚釣用リール。 - 【請求項2】 形状記憶合金部材は、クラッチ機構のク
ラッチ切換部材に連結したバネ部材で、塑性変形した当
該バネ部材が発熱手段による発熱で元の形状に戻る復元
力を利用してクラッチ切換部材を操作することにより、
クラッチOFF状態にあるクラッチ機構をクラッチON
状態に自動復帰させることを特徴とする請求項1記載の
魚釣用リール。 - 【請求項3】 発熱手段は、制御信号の入力で形状記憶
合金部材に通電する通電装置であることを特徴とする請
求項1または請求項2記載の魚釣用リール。 - 【請求項4】 発熱手段は、形状記憶合金部材に近接,
配置した発熱体と、制御信号の入力で当該発熱体に通電
する通電装置であることを特徴とする請求項1または請
求項2記載の魚釣用リール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002011235A JP2003210084A (ja) | 2002-01-21 | 2002-01-21 | 魚釣用リール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002011235A JP2003210084A (ja) | 2002-01-21 | 2002-01-21 | 魚釣用リール |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003210084A true JP2003210084A (ja) | 2003-07-29 |
Family
ID=27648758
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002011235A Pending JP2003210084A (ja) | 2002-01-21 | 2002-01-21 | 魚釣用リール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003210084A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101246734B1 (ko) | 2004-07-23 | 2013-03-25 | 가부시키가이샤 시마노 | 낚시용 릴의 클러치 복귀 장치 |
| JP5226893B1 (ja) * | 2012-11-21 | 2013-07-03 | 寛治 泉 | 底物魚と上物魚を一本の投げ竿で狙える釣法及びその釣り具。 |
-
2002
- 2002-01-21 JP JP2002011235A patent/JP2003210084A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101246734B1 (ko) | 2004-07-23 | 2013-03-25 | 가부시키가이샤 시마노 | 낚시용 릴의 클러치 복귀 장치 |
| JP5226893B1 (ja) * | 2012-11-21 | 2013-07-03 | 寛治 泉 | 底物魚と上物魚を一本の投げ竿で狙える釣法及びその釣り具。 |
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