JP2003227152A - 浴槽内の残り水の再利用システム - Google Patents

浴槽内の残り水の再利用システム

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JP2003227152A
JP2003227152A JP2002027819A JP2002027819A JP2003227152A JP 2003227152 A JP2003227152 A JP 2003227152A JP 2002027819 A JP2002027819 A JP 2002027819A JP 2002027819 A JP2002027819 A JP 2002027819A JP 2003227152 A JP2003227152 A JP 2003227152A
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washing machine
washing
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JP2002027819A
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Ikuo Iida
郁夫 飯田
Masateru Doi
正照 土居
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NISSHIN TECHNO KK
Iida Kenchiku Sekkei Jimusho KK
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NISSHIN TECHNO KK
Iida Kenchiku Sekkei Jimusho KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 浴槽内の残り水の再利用システムにおいて、
浴槽と洗濯機間に、ホースを掛け渡す作業をせずに、ま
たそのホースが邪魔にならずに、浴槽内の残り水を洗濯
機に給水できるようにし、さらに洗濯水として不適な残
り水が浴槽に給水されないようにした。 【解決手段】 浴槽7の下半部を床下空間Sdに位置さ
せ、その下部内に浴槽水吸込口19を設け、これに床下
空間Sdに配管されていて浴槽7から洗濯機9に向かっ
て上り勾配に傾斜される浴槽水送水管20の一端を接続
し、この送水管20の他端を、洗濯機9内のポンプ22
の吸込口に接続した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴槽内の残り水
を、洗濯機の洗濯水として、あるいは便所の洗浄水とし
て利用できるようにした、浴槽内の残り水の再利用シス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般の家庭などにおいて、浴槽内
の残り水を、洗濯機に設けたポンプで洗濯槽内に汲み上
げて洗濯水として再利用する節水システムが種々開発さ
れ、実用に供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来の
浴槽水を洗濯水として利用するシステムでは、その浴槽
水を洗濯水として利用する度に、洗濯機内に既設される
ポンプの吸込口に、人が長いホースの一端を接続し、そ
のホースを浴槽のある所まで延ばし、そのホースの他端
を、浴槽内の残り水内に浸漬させたのち、前記ポンプを
運転して残り水を、洗濯槽まで汲み上げるようにしてい
るため、 浴槽の残り水を洗濯水として利用する都度、人がホー
スの抜差操作をしたり、それを移動したりする作業が必
要となり、それらの作業が面倒で非能率的であるばかり
でなく、労力を要する。
【0004】床上で、浴槽と洗濯機との間をホースが
延びているため、このホースが邪魔になり、特に、浴槽
と洗濯機とが離れた位置にある場合に、その傾向が大き
くなる。
【0005】ホースを長い間、放置したときには、ホ
ース内に残留した残り水がホース内で変質したり、腐食
したりすることがあって、ホースを清潔に保てなくな
り、その劣化を早め、また再度洗濯水として利用すると
き、残り水を汚損してしまうことがあり、さらに、ホー
スの接続部から残り水が外部に漏れ出すことがある。
【0006】などの問題がある。
【0007】そこで本発明は、前記問題を解決した、新
規な浴槽内の残り水の再利用システムを提供することを
目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本請求項1記載の発明は、居住空間の適所に設けら
れるサニタリーユニットに、浴室および洗濯室を設け、
浴室の浴槽内の残り水を、洗濯室の洗濯機の洗濯水とし
て利用できるようにした、浴槽内の残り水の再利用シス
テムであって、前記浴槽は、その少なくとも下半部を床
下空間に位置させて、その下部に浴槽水吸込口を設け、
この浴槽水吸込口に、床下空間に配管されていて、前記
洗濯機に向かって上り勾配に傾斜される第1の浴槽水送
水管の上流端を接続し、この浴槽水送水管の下流端を、
洗濯機内に設けたポンプの吸込口に接続したことを特徴
としており、かかる特徴によれば、浴槽と、洗濯機のポ
ンプとの間にホースを掛け渡す作業をすることなく、ま
た、そのホースが邪魔にならずに浴槽内の残り水を、洗
濯機に送給することができる、また、床下空間で浴槽か
ら洗濯機に向けて上り勾配に傾斜される第1の浴槽水送
水管は、その中に残り水が残留することなく、乾燥させ
て清潔に保つことができ、また、第1の浴槽水送水管内
に残留したままの汚い残り水が洗濯機に送給される心配
がなく、さらに該管の耐久性を高めることができる。
【0009】また、前記目的を達成するために、本請求
項2記載の発明は、居住空間の適所に設けられるサニタ
リーユニットに、浴室洗濯室および便所を設け、浴室の
浴槽内の残り水を、洗濯室の洗濯機の洗濯水、もしくは
便所の便器の洗浄水として利用できるようにした、浴槽
内の残り水の再利用システムであって、前記浴槽は、そ
の少なくとも下半部を床下空間に位置させて、その下部
に浴槽水吸込口を設け、この浴槽水吸込口に、床下空間
に配管されていて、前記洗濯機に向かって上り勾配に傾
斜される第1の浴槽水送水管の上流端および床下空間に
配管されていて、前記便所に向かって上り勾配に傾斜さ
れる第2の浴槽水送水管の上流端を接続し、前記第1の
浴槽水送水管の下流端を、洗濯機内に設けたポンプの吸
込口に接続し、また前記浴槽水送水管はポンプおよび殺
菌装置を介してその下流端を、便所の水洗タンクに連通
させたことを特徴としており、かかる特徴によれば、浴
槽と、洗濯機のポンプとの間にホースを掛け渡す作業を
することなく、また、そのホースが邪魔にならずに浴槽
内の残り水を、洗濯機に送給することができる、また、
床下空間で浴槽から洗濯機に向けて上り勾配に傾斜され
る第1の浴槽水送水管は、その中に残り水が残留するこ
となく、乾燥させて清潔に保つことができ、また、第1
の浴槽水送水管内に残留したままの汚い残り水が洗濯機
に送給される心配がなく、さらに該管の耐久性を高める
ことができる。
【0010】また、浴槽内の残り水を、殺菌して便所の
洗浄水として利用することができ、さらに、床下空間で
浴槽から便所に向けて上り勾配に傾斜される第2の浴槽
水送水管は、その中に残り水が残留することなく、乾燥
させて清潔に保つことができ、また、第2の浴槽水送水
管内に残留したままの汚い残り水が便所に送給される心
配がなく、さらに該管の耐久性を高めることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0012】まず、図1〜5を参照して、本発明の第1
実施例について説明するに、この第1実施例は、本発明
浴槽内の残り水の再利用システムを、逆梁構造のコンク
リート躯体を備えた集合住宅に実施した場合であり、図
1は、本発明浴槽内の残り水の再利用システムを備えた
集合住宅の一部の縦断面図、図2は、図1の2−2線に
沿う一部破断の拡大平面図、図3は、図2の3−3線に
沿う断面図、図4は、図3の4−4線に沿う断面図、図
5は、図3の一部の拡大図である。
【0013】図1,2において、集合住宅の骨格を構成
する、逆梁構造のコンクリート躯体Fは、水平方向に延
びて、建築物を複数の階層に区画する水平躯体部分Fh
と、鉛直方向に延びて上下の水平躯体部分Fhを相互に
連結する鉛直躯体部分Fvとを備えている。
【0014】前記水平躯体部分Fhは、居住空間Dwを
上下の階層に仕切る床スラブSfを備え、この床スラブ
Sfの左右両側には逆大梁Bb1が上向きに一体に突設
されると共に該床スラブSfの途中には、逆小梁Bb2
が上向きに一体に突設されていて所謂「逆梁構造」のコ
ンクリート躯体Fに構成されている。
【0015】各階層の居住空間Dwは、床構造体Frに
より、床上空間Suと、床下空間Sdとに仕切られてい
る。
【0016】前記床構造体Frは各階層とも同じ構造を
備えており、すなわち、逆大梁Bb1および逆小梁Bb
2間に跨がって平行に横架される、複数本の大引ビーム
1と、これらの大引ビーム1上に、それらと直交して平
行に載設される複数本の根太2と、それらの根太2上に
敷設される床板3とより構成されている。
【0017】図2に最も明瞭に示すように、一戸の居住
空間Dwの一つの隅部には、コンクリート躯体Fの鉛直
躯体壁Fvと、そこから一体に延長されるコンクリート
縦壁10により仕切られるサニタリユニットUsが設け
られる。このサニタリユニットUsには、便所4、浴室
6、洗濯室8が纏めて配置されており、便所4の仕切壁
には扉11により開閉可能な出入口12が開口され、ま
た、浴室6の仕切壁10には、扉13により開閉される
出入口14が開口される。
【0018】サニタリユニットUsには、本発明にかか
る浴槽7内の残り水(浴槽水)の再利用システムが構築
されている。このシステムは、浴室6の浴槽7内の残り
水を、洗濯室8に設けられる洗濯機9に、その洗濯水と
して送給できると共にその残り水を便所4内の便器5
に、その水洗水として送給できるように構成されてお
り、以下に、その具体的な構成を図1,2に図3〜5を
併せ参照して説明する。
【0019】図3に示すように、浴室6内の浴槽7は、
床構造体Frに開口した取付穴16に貫通支持されてそ
の大部分が、床下空間Sd内に収められており、その浴
槽7の底壁7bは、床スラブSfの近傍まで達してい
て、その底壁7bと床スラブSf間には、弾性支持部材
17が介在されている。この弾性支持部材17は、浴槽
7を支持する機能は殆ど有しておらず、浴槽7の横揺れ
を抑制する程度のものであり、浴槽7に加わる振動音
が、床スラブSfに直接伝わらないようにしてある。
【0020】また、図3に示すように、浴槽7には、浴
槽水の上限および下限水位を検出するためのフロートス
イッチ7sが付設され、このフロートスイッチ7sに
は、通気管18が連通接続されており、この通気管18
は、フロートスイッチ7sが常に正常に働くためためと
水位を安定させるために設ける。
【0021】浴槽7の底部には、その底面と上下方向に
若干の間隙を存して浴槽水吸込口19が開口されてお
り、この浴槽水吸込口19には、第1の浴槽水送水管2
0および第2の浴槽水送水管21の上流端がそれぞれ連
通接続されている。図3に示すように、第1の浴槽水送
水管20は、床下空間Sd内を前記洗濯機9に向けて上
り勾配に傾斜されて延長され、床構造体Frを貫通し
て、その下流端が洗濯機9内に常設されるポンプ22の
吸込口に連通接続されている。ポンプ22の吐出口に接
続される吐出管23は上方に延長されて、洗濯機9上方
の蛇口9aに接続されている。したがって、ポンプ22
の運転によれば、浴槽7内の残り水は、第1の浴槽水送
水管20を通して洗濯機9内に送給することができ、こ
の水を洗濯水として利用することができ、そのとき、浴
槽水吸込口19は、浴槽7の底面よりも若干高い位置に
あるため、浴槽7内底部に毛髪、塵埃などの沈殿してい
る、比較的汚れた残り水は洗濯機9に送給されることが
ない。また、第1に浴槽水送水管20は、洗濯機9から
浴槽7に向けて下り勾配に傾斜されているため、ポンプ
22の運転停止時には、第1の浴槽水送水管20内の水
は、浴槽7内に自然流下して、該第1浴槽水送水管20
内に溜まることがない。
【0022】また、図3に示すように、第2の浴槽水送
水管21は、床下空間Sd内に配設されて前記便器5に
向けて上り勾配に傾斜されて延長されており、その途中
にマグネットポンプ24が介在され、その上流端が殺菌
装置25の入口に接続されている。そして、この上流端
は殺菌装置25の殺菌槽25a内を下向きに延びて、そ
の開口下端が殺菌槽25a内の底壁近くまで延びてお
り、浴槽7の残り水の最低水位よりも下方に位置してい
る。殺菌装置25の上部には、洗浄水管26の下端が連
通接続され、この洗浄水管26は、床構造体Frを貫通
して、上方に延び、2方切換弁27を介してその他端
が、便器5の水洗タンク5aに接続されている。図5に
示すように、第2の浴槽水送水管21の端部は、殺菌槽
25内において下向きに屈曲され、その開口下端は、浴
槽7内の残り水の最低水位よりも低いレベル(浴槽水取
入口19よりも低いレベル)で殺菌槽25内に開口され
ている。したがって、殺菌槽25の底部に溜まった水
は、浴槽7内に逆流することなく、そこで殺菌消毒され
る。なお、殺菌槽25内には、殺菌剤28が収容されて
いる。
【0023】前記マグネットポンプ24の運転によれ
ば、浴槽7内の残り水は、第2の浴槽水送水管21に送
給され、殺菌装置25により殺菌消毒されたのち、洗浄
水管26、2方切換弁27を経て便器5の水洗タンク5
aに貯留させることができ、便器5の洗浄水として利用
することができる。
【0024】なお、浴槽7内に設けられる浴槽水吸込口
19には、切換弁を設けるようにしてもよい。
【0025】便所5、浴室6および洗濯室8などの排水
口に接続される排水系30は、床下空間Sdに配設さ
れ、下水道に連通される。
【0026】前記サニタリユニットUsには、前記浴槽
7内の残り水の再利用系とは、別系統の上水道系が設け
られる。この上水道系は、図3に鎖線にて示すように、
上水道源32からの上水道幹管33が、床下空間Sdに
配管されており、該上水道幹管33より、洗濯用、浴
用、および便所用の各上水道枝管34,35,36が分
岐されている。洗濯用上水道の枝管34は、床構造体F
rを貫通して、洗濯機9上方の蛇口9bに接続され、ま
た、浴用の上水道枝管35は、床構造体Frを貫通し
て、浴槽7上方の蛇口7aなどに接続される。また便所
4用の上水道枝管36は、床構造体Frを貫通して、2
方切換弁37に接続され、該切換弁37の切換操作で、
上水道水と、前記浴槽7の残り水とを選択して、便器5
の水洗タンク5aに給水できるようになっている。
【0027】つぎに、この第1実施例の作用について説
明する。
【0028】〔浴槽7内の残り水を洗濯機9の洗濯水と
して利用する場合〕図3に示すように、浴槽7内には、
再利用可能な残り水が貯留されていて、その残り水内に
浴槽水吸込口19が浸漬されている状態において、フロ
ートスイッチ7sが、残り水の利用可能水位を検出して
いれば、この検出により、洗濯機9内の既設のポンプ2
2を運転し、蛇口9aを開けば、浴槽7内の残り水は浴
槽水吸込口19より第1の浴槽水送水管20を通って洗
濯機9内に導くことができ、この残り水を洗濯水として
利用することができる。このとき、使用者は、従来のよ
うに、浴槽7と洗濯機9との間にホースを掛け渡すなど
の面倒な作業をすることなく、単に洗濯機9内の既設の
ポンプ22を運転するだけで、浴槽7内の残り水を洗濯
機に給水することができる。また、浴槽水吸込口19
は、浴槽7の底面より若干高い位置にあるので、ポンプ
22は、浴槽7内底部の毛髪、塵埃などが混入してい
る、洗濯水として不適な残り水を吸い上げることがな
い。また、前記フロートスイッチ7sが、水槽水の下限
水位を検出すれば、この検出により、ポンプ22の運転
が自動的に停止される。このとき、第1の浴槽水送水管
20は、浴槽7から洗濯機9に向けて上り勾配に傾斜さ
れていることにより、ポンプ22の運転を停止すれば、
該第1浴槽水送水管20内に残る水は、直ちに浴槽7内
に戻すことができ、これにより、残り水を洗濯水として
利用しないときは、第1の浴槽水送水管20内を常に空
にして乾燥させておくことができ、該送水管20の汚
損、腐食などを防止して常に清潔に保つことができ、第
1の浴槽水送水管20の耐久性を高めることができ、ま
た該送水管20内に残留する、洗濯水として不適な残り
水(浴槽7内の最低水位以下の水)が洗濯機9に送給さ
れることがない。さらに、第1の浴槽水送水管20は、
床下空間Sdに配置されることから、前記勾配の角度を
大きく設定することができ、該送水管20内の浴槽7内
への還流を素早く行うことができ、しかも該管20内に
残り水が滞留したままになることがない。
【0029】〔浴槽7内の残り水を便器5の洗浄水とし
て利用する場合〕図3に示すように、浴槽7内の残り水
が、その再利用水位に貯留されていて、水洗タンク5a
内のフロートスイッチ5sが、その水洗タンク5a内の
水位の下限位置を検知すれば、この検知信号により、2
方切換弁27が切換制御されると共にマグネットポンプ
24が駆動される。これにより、浴槽7内の残り水を浴
槽水吸込口19より第2の浴槽水送水管21に吸込み、
殺菌装置25により殺菌、消毒した後、水洗タンク5a
内に導くことができる。フロースイッチ5sが、貯留残
り水の上限水位を検知すれば、2方切換弁27が切換制
御されると共にマグネットポンプ24が停止され、水洗
タンク5a内には、所定量の残り水が貯留され、これを
便所4の洗浄水として利用することができる。水洗タン
ク5a内のフロートスイッチ5sが、水位の下限位置を
検知すれば、再び2方切換弁27が切換えられると共に
マグネットポンプ24が駆動され、浴槽7内の残り水
は、水洗タンク5aに導かれる。そしてこの作用は浴槽
7内の浴槽水の水位が下限位置になるまで繰り返され
る。また、浴槽水が減水して、フロートスイッチ7sが
浴槽水の下限位置を検出すれば、この検出信号を受けて
2方切換弁37が自動的に開弁され、上水を水洗タンク
5aに供給することができる。
【0030】以上のように、浴槽7内の残り水(浴槽
水)を、殺菌、消毒して便所4の洗浄水として利用する
ことができる。このとき、浴槽水吸込口19は、浴槽7
の底面より若干高い位置にあるので、マグネットポンプ
24は、浴槽7内底部の毛髪、塵埃などが混入してい
る、水洗水として不適な残り水を吸い上げることがな
い。また、第2の浴槽水送水管21は、浴槽7から便所
4に向けて上り勾配に傾斜されていることにより、マグ
ネットポンプ24の運転を停止すれば、該第2の浴槽水
送水管21内の残り水は、直ちに浴槽7内に戻すことが
でき、これにより、残り水を水洗水として利用しないと
きは、第2の浴槽水送水管21内を常に空にして乾燥し
ておくことができ、該送水管21内の汚損、腐食などを
防止して常に清潔に保つことができ、また第2の浴槽水
送水管21の耐久性を高めることができる。さらに、第
2の浴槽水送水管21は、床下空間Sdに配置されるこ
とから、前記勾配の角度を大きく設定することができ、
該送水管21内の浴槽7内への還流を素早く行うことが
でき、しかも該送水管21内に残り水が滞留したままに
なることがない。
【0031】つぎに、本発明の第2実施例について説明
する。
【0032】図6は、この第2実施例にかかる浴槽内の
残り水の再利用システムのサニタリユニットの断面図で
あり、図中、前記第1実施例と同じ要素には、同じ符号
が付される。
【0033】この第2実施例は、洗濯機に既設のポンプ
22を、便器5への残り水送給用ポンプに兼用できるよ
うにした場合であり、前記ポンプ22の吐出口に接続さ
れる吐出管23の途中には、他の3方切換弁140を介
して第2の浴槽水送水管121が接続されている。この
第2の浴槽水送水管121は、床構造体Frを貫通し
て、床下空間Sdを便所4に向けて延長されて、殺菌装
置25の入口に直接接続されている。殺菌装置25の出
口は、前記第1実施例と同じく洗浄水管26に接続さ
れ、この洗浄水管26は、2方切換弁27を介して便器
5の水洗タンク5aに連通されている。
【0034】前記ポンプ22を運転し、その吐出口を他
の3方切換弁140を介して吐出管23に連通すれば、
前記第1実施例と同じく浴槽7内の残り水を洗濯機9に
送給することができ、また、前記ポンプ22の運転後、
その吐出口を他の3方切換弁140の切換により、第2
の浴槽水送水管121に連通すれば、浴槽7内の残り水
を、殺菌、消毒後に、便器5の水洗タンク5aに送給す
ることができる。
【0035】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明はその実施例に限定されることなく、本発明
の範囲内で種々の実施例が可能である。
【0036】たとえば、前記実施例では、本発明にかか
る浴槽内の残り水の再利用システムを、逆梁構造の躯体
を有する集合住宅に実施した場合を説明したが、これを
正梁構造の躯体を有する集合住宅、戸建住宅、その他の
建築物にも実施できる。その際に前記実施例に示す残り
水の再利用システムを装備するための床下空間が必要で
ある。
【0037】
【発明の効果】以上のように、本請求項1記載の発明に
よれば、浴槽内の残り水を、洗濯室の洗濯機の洗濯水と
して利用できるようにした浴槽内の残り水の再利用シス
テムにおいて、浴槽と、洗濯機のポンプとの間にホース
を掛け渡す作業をすることなく、また、そのホースが邪
魔にならずに浴槽内の残り水を、洗濯機に送給して洗濯
水として利用することができる、また、床下空間で浴槽
から洗濯機に向けて上り勾配に傾斜される第1の浴槽水
送水管は、その中に残り水が残留することなく、乾燥さ
せて清潔に保つことができ、また、第1の浴槽水送水管
内に残留したままの、洗濯水として不適な残り水が洗濯
機に送給される心配がなく、さらに該管の耐久性を高め
ることができる。
【0038】また、本請求項2記載の発明によれば、浴
室の浴槽内の残り水を、洗濯室の洗濯機の洗濯水、もし
くは便所の便器の洗浄水として利用できるようにした、
浴槽内の残り水の再利用システムにおいて、浴槽と、洗
濯機のポンプとの間にホースを掛け渡す作業をすること
なく、また、そのホースが邪魔にならずに浴槽内の残り
水を、洗濯機に送給することができる、また、床下空間
で浴槽から洗濯機に向けて上り勾配に傾斜される第1の
浴槽水送水管は、その中に残り水が残留することなく、
乾燥させて清潔に保つことができ、また、第1の浴槽水
送水管内に残留したままの、洗濯水として不適な残り水
が洗濯機に送給される心配がなく、さらに該管の耐久性
を高めることができる。さらに浴槽内の残り水を、殺菌
して便所の洗浄水として利用することができ、床下空間
で浴槽から便所に向けて上り勾配に傾斜される第2の浴
槽水送水管は、その中に残り水が残留することなく、乾
燥させて清潔に保つことができ、また、第2の浴槽水送
水管内に残留したままの洗浄水として不適な残り水が便
所に送給される心配がなく、さらに該管の耐久性を高め
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明浴槽内の残り水の再利用システムを備え
た集合住宅の一部の縦断面図(第1実施例)
【図2】図1の2−2線に沿う一部破断の拡大平面図
【図3】図2の3−3線に沿う断面図
【図4】図3の4−4線に沿う断面図
【図5】図3の一部の拡大図
【図6】浴槽内の残り水の再利用システムのサニタリユ
ニットの断面図(第2実施例)
【符号の説明】 4 便所 5 便器 5a 水洗タンク 6 浴室 7 浴槽 8 洗濯室 9 洗濯機 19 浴槽水吸込口 19a 一方のポート(第1のポート) 19b 他方のポート(第2のポート) 20 第1の浴槽水送水管 21 第2の浴槽水送水管 22 ポンプ 24 ポンプ(マグネットポンプ) 25 殺菌装置 Dw 居住空間 Sd 床下空間 Us サニタリユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土居 正照 大分県大分市大字上宗方227番地 日伸テ クノ株式会社内 Fターム(参考) 2D032 GA00 GA11 2D039 DA03 2D060 AA03

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 居住空間(Dw)の適所に設けられるサ
    ニタリーユニット(Us)に、浴室(6)および洗濯室
    (8)を設け、浴室(6)の浴槽(7)内の残り水を、
    洗濯室(8)の洗濯機(9)の洗濯水として利用できる
    ようにした、浴槽内の残り水の再利用システムであっ
    て、 前記浴槽(7)は、その少なくとも下半部を床下空間
    (Sd)に位置させて、その下部に浴槽水吸込口(1
    9)を設け、この浴槽水吸込口(19)に、床下空間
    (Sd)に配管されていて、前記洗濯機(9)に向かっ
    て上り勾配に傾斜される第1の浴槽水送水管(20)の
    上流端を接続し、この浴槽水送水管(20)の下流端
    を、洗濯機(9)内に設けたポンプ(22)の吸込口に
    接続したことを特徴とする、浴槽内の残り水の再利用シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 居住空間(Dw)の適所に設けられるサ
    ニタリーユニット(Us)に、浴室(6)、洗濯室
    (8)および便所(4)を設け、浴室(6)の浴槽
    (7)内の残り水を、洗濯室(8)の洗濯機(9)の洗
    濯水、もしくは便所(4の便器(5)の洗浄水として利
    用できるようにした、浴槽内の残り水の再利用システム
    であって、 前記浴槽(7)は、その少なくとも下半部を床下空間
    (Sd)に位置させて、その下部に浴槽水吸込口(1
    9)を設け、この浴槽水吸込口(19)に、床下空間
    (Sd)に配管されていて、前記洗濯機(9)に向かっ
    て上り勾配に傾斜される第1の浴槽水送水管(20)の
    上流端および床下空間(Sd)に配管されていて、前記
    便所(4)に向かって上り勾配に傾斜される第2の浴槽
    水送水管(21)の上流端を接続し、前記第1の浴槽水
    送水管(20)の下流端を、洗濯機(9)内に設けたポ
    ンプ(20)の吸込口に接続し、また前記浴槽水送水管
    (21)はポンプ(24)および殺菌装置(25)を介
    してその下流端を、便所(4)の水洗タンク(5a)に
    連通させたことを特徴とする、浴槽内の残り水の再利用
    システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013519012A (ja) * 2010-02-05 2013-05-23 エバック・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 移動トイレ用のフラッシュ水のためのフラッシュ水タンクシステム

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