JP2003227271A - 自動貸金庫設備 - Google Patents

自動貸金庫設備

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JP2003227271A
JP2003227271A JP2002024569A JP2002024569A JP2003227271A JP 2003227271 A JP2003227271 A JP 2003227271A JP 2002024569 A JP2002024569 A JP 2002024569A JP 2002024569 A JP2002024569 A JP 2002024569A JP 2003227271 A JP2003227271 A JP 2003227271A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】自動貸金庫設備を増設したり、複数のユニット
をセットで設置したりするにおいて、顧客の利便性を向
上させる。 【手段】ユニット1の重なり合った壁に穴46を開けて、
格納庫2の内部に、穴46を介して両ユニット1の間に収
納箱11を移し替えできる転送用コンベヤ23を設置する。
顧客はいずれのユニット1のブース3を使用できるた
め、使用者の待ち時間を無くすか又は半減することがで
きて、利便性を格段に向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動貸金庫設備に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動貸金庫設備は、多数の収納箱(金庫
ケース)を格納できる棚装置と、顧客が収納箱に物品の
出し入れ操作を行うブースと、ブースと格納庫との間に
収納箱を移動させる移動機構とを備えているが、これら
を一つのカバー板で囲ってユニット化したものがある
(例えば実公平3−62875号公報参照)。
【0003】このユニットタイプの自動貸金庫設備は、
建物に大規模な工事を施す必要がないため、銀行のみで
なく例えばコンビニエンスストアやホテル、或いは駅の
構内などの様々の場所に設置することができる利点があ
る。また、増設が簡単である利点もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記のとおり、ユニッ
トタイプの自動貸金庫設備は増設が簡単な利点がある
が、従来は、既設のユニットに新設のユニットを単に並
設して、それぞれのユニットは独立して使用されてい
た。
【0005】ところで、ユニットタイプの自動貸金庫設
備を増設するのは、言うまでもなく、既設のユニットの
使用者数が飽和したかそれに近い状態になっているから
に他ならず、このような状態では、既設のユニットの使
用頻度は必然的に高くなっている。
【0006】これに対して、新設したユニットは使用者
が少ないため、いわば遊んでいる状態が生じる。このた
め、既設のユニットには使用者が並んでいるのに新設の
ユニットは遊んでいるというアンバランスが発生して、
自動貸金庫設備全体としての能力を有効利用できないの
みならず、既設のユニットの使用者と新設のユニットの
使用者とに待ち時間の不公平が生じる虞があった。
【0007】この使用頻度のアンバランスは、新設した
ユニットの使用者数が増えるに従って徐々に解消されて
行くが、仮に使用頻度のアンバランスが解消されても、
顧客は自分の使用すべきユニットを一々確認しなければ
ならないため面倒であるのみならず、たまたま特定のユ
ニットの使用者が立て込むことにより、特定のユニット
だけに使用者が並んでいるというような状態が発生する
虞もあり、いずれにしてもユーザーフレンドリー性に欠
ける点は否めなかった。
【0008】本発明は、このような現状への不満を端緒
としてなされたもので、使用者数の増大へのフレキシビ
リティが高く、しかも、ユーザーフレンドリーな自動貸
金庫設備を提供することを課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、自
動貸金庫設備は、平面視で並列状又は直列状に配置され
た複数の格納庫を備えており、前記各格納庫には、多数
の収納箱を格納できる棚装置と、この棚装置に収納箱を
出し入れする移載装置とがそれぞれ設けられており、更
に、少なくとも1つの格納庫に、棚装置から取り出され
て搬送されてきた収納箱に使用者(顧客)が物品を出し
入れ作業を行うための操作部を併設している。そして、
各格納庫における収納箱の搬送路を転送手段によって接
続することにより、収納箱を複数の格納庫と1つの操作
部との間に搬送することが可能ならしめられている。
【0010】請求項2の発明では、請求項1において、
平面視で四角形に形成された格納庫の一端部に物品出し
入れ作業用のブースを一体に設けたものを1つのユニッ
トとして、複数のユニットを、ブースが同じ側に位置す
るようにして並列状に配置しており、各ユニットの適宜
部位に、隣合ったユニットの収納箱搬送路に収納箱を移
し換えできる転送手段が設けられている。
【0011】請求項3の発明では、請求項1において、
平面視で四角形に形成された格納庫の一端部に物品出し
入れ作業用のブースを一体に設けたものを1つのユニッ
トとして、2つのユニットを、ブースが同じ側に位置す
るようにして並列状に配置しており、各格納庫の内部に
は、水平走行するコラムに移載台を取付けたスタッカク
レーンと、スタッカクレーンの走行通路を挟んだ両側に
配置された棚装置とが設けられている。
【0012】そして、両ユニットにおいてブースが設け
られている端部に、スタッカクレーンとブースとに収納
箱を受け渡すための搬送機構を、それら搬送機構が互い
に背中合わせ状となるようにスタッカクレーンの走行経
路を挟んだ片側にずらして配置しており、これら両ユニ
ットの搬送機構の間に、当該両搬送装置に収納箱を受け
渡しできるコンベヤ等の転送手段を配置している。請求
項2に記載した自動貸金庫設備。
【0013】請求項4の発明に係る自動貸金庫設備は、
複数の格納庫よりなる格納庫群と、顧客が収納箱に物品
を出し入れ作業を行うための1つ又は複数のブースとを
備えており、前記各格納庫には、多数の収納箱を格納で
きる棚装置と、この棚装置に収納箱を出し入れするスタ
ッカクレーン等の移載装置とがそれぞれ設けられてお
り、これら各格納庫と前記ブースとを、任意の格納庫に
格納された収納箱を任意のブースに搬送できるように捌
き機能付きの搬送手段で接続している。
【0014】
【発明の作用・効果】請求項1の発明は、複数の格納
庫のうちの1つの格納庫に操作部を設けている場合と、
各格納庫ごとに操作部を設けている場合と、格納庫
が3つ以上あってその全部ではないが複数のものに操作
部を設けている場合、の3つの態様を含んでいる。
【0015】いずれにしても、複数の格納庫に格納され
ている収納箱を一つ又は複数の操作部に移動させること
ができる。従って、の態様では、1台の自動貸金庫設
備において収納箱の格納量を増やしたのと同じ状態にな
るため、顧客が立て込むことはないが容量は大きくした
場合に有益である。
【0016】との態様では、複数の操作部に別々の
格納庫から収納箱を取り出すことができるため、顧客は
自分の借りている収納箱が格納されている格納庫とは別
の格納庫に設けた操作部を使用することができる。
【0017】従って、使用者の待ち時間を無くすか又は
少なくできると共に、一々操作部を確認する手間を無く
すか又は少なくすることができるのであり、その結果、
使用者の便宜を格段に向上することができる。
【0018】請求項2の構成は前記請求項1のうちの
態様であるが、ユニット化されたものを使用するもので
あるため、部材の共通化によってコストを抑制すること
ができる。
【0019】ところで、自動貸金庫設備では、一般に、
格納庫の内部には2対の棚装置が相対向して配置されて
おり、両棚装置の間の通路をスタッカクレーンが走行す
るようになっている。棚からスタッカクレーンで取り出
された収納箱は、格納庫のうちブースの近くの端部まで
搬送され、それから、別のコンベヤによってブースに搬
送されるようになっている。
【0020】その場合、スタッカクレーンに収納箱を出
し入れするにおいて、収納箱は、スタッカクレーンの水
平走行方向と直交した方向(すなわち棚の奥行き方向)
に移動するため、コンベヤは一方の棚の側にずらしてい
る(換言すると、一方の棚の端部にコンベヤを配置して
いる)。
【0021】そして、請求項3のように構成すると、2
つのユニットのコンベヤは背中合わせのような状態にな
るため、スタッカクレーンと干渉したり収納箱の格納量
を減少させたりすることなく転送手段を設けることがで
きると共に、転送手段での収納箱の移動距離が小さくな
るため、転送速度を速くすることができる。
【0022】従って請求項3の発明によると、既存のユ
ニットをそのまま使用するにおいて特に好適である。
【0023】請求項4の発明は、ブースを格納庫群と分
離した自動貸金庫設備であり、この場合、複数の格納庫
にそれぞれ移載装置を設けているため、自動貸金庫設備
全体としてみると収納箱の出し入れ速度を大幅にアップ
することができる。
【0024】
【発明の実施形態】次に、本発明の実施形態を図面に基
づいて説明する。
【0025】(1).第1実施形態(図1〜図9) 図1〜図9では第1実施形態を示している。このうち図
1は自動貸金庫設備の外観斜視図であり、本実施形態で
は、2つのユニット1を並列状に並べた状態で重ねて配
置している。
【0026】各ユニット1は、平面視で長方形に形成さ
れた格納庫2と、格納庫2の一端部に一体に設けた操作
用のブース3とを備えている。格納庫2及びブース3と
も、その壁と天井は二重式のカバー板4で囲われてい
る。
【0027】ブース3は扉5を備えており、扉5には、
顧客に発行されているカードを読み取る入室用カードリ
ーダ6と電子錠(図示せず)とを設けている。なお、入
室用カードリーダ6はブース3の壁面に設けても良い。
【0028】.概要 図2はユニット1の構造を大雑把に示す破断斜視図、図
3はブース3の内部を大雑把に示す斜視図、図4は自動
貸金庫設備の端部の平断面図である。まず、これらの図
に基づいて概要を説明する。
【0029】ブース3の内部には、操作口7が空いたテ
ーブル8が配置されており、テーブル8には、確認用カ
ードリーダ9とタッチ式の操作パネル10とを設けてい
る。なお、確認用カードリーダ9等の機器は壁に取付け
ても良い。テーブル8は、2つのユニット1において互
いに背中合わせ状となるように偏らせて配置している
(従って、両ユニット1の扉5は右開きと左開きとに互
いに異なっている)。
【0030】テーブル8の操作口7に収納箱11が上昇
するようになっている。図3(B)からおおよそ理解で
きるように、収納箱11は、本体11aとこれに被さっ
た蓋11bとから成っており、全体としては、平面視で
ユニット1と同じ方向に長く延びる長方形になってい
る。本体11aの四周のうち長手側面には下向き鉤状の
係止部12を設けている。蓋11には錠14を設けてい
る。
【0031】更に、蓋11bは、格納庫2の側に位置し
た端部を中心に跳ね上げ回動できるように蝶番によって
本体11bに取付けられている。
【0032】テーブル8の操作口7は、非使用時には水
平移動式のシャッター13で塞がれており、使用時に
は、収納箱11が上昇した後にシャッター13が開い
て、物品の出し入れを行うことができる。本例では、収
納箱11は操作口7から取り出すことはできないように
なっている。物品の出し入れが終了してから蓋11bを
閉じて錠を掛け、それから操作パネルの返却ボタンを押
すと、シャッター13が閉じてから収納箱11が下降す
る。
【0033】格納庫2とブース3とは隔壁15及び点検
用扉16によって仕切られている。そして、格納庫2の
内部には、多数の収納箱11を多列・多段に格納できる
ラック方式の2つの棚装置17が相対向して配置されて
おり、両棚装置17の間に、スタッカクレーン18の走
行通路が形成されている。
【0034】スタッカクレーン18は、一対のマスト
(支柱)19に移載台20を昇降自在に取付けた基本構
造になっており、地レール21と天レール(図示せず)
とにガイドされて水平走行する。詳細は省略するが、移
載台20には、収納箱11を棚装置17に出し入れする
ため、スライドアーム方式等のピッキング機構を設けて
いる。スライドアームを収納箱11の係止部12に引っ
掛けて押し引きすることにより、収納箱11を棚装置1
7に出し入れすることができる。
【0035】また、棚装置17は、支柱(縦フレーム)
や補強桟、収納箱11が載る支持フレーム、或いは収納
箱11の飛び出し防止用ロック機構などを備えている
が、これらも本願発明との関連は薄いので説明は省略す
る。
【0036】格納庫2の内部のうちブース3に近い端部
でかつテーブル8よりも低い高さ位置に、スタッカクレ
ーン18とブース3とに収納箱11を受け渡す第2搬送
機構の一環を成すローラ式の中間コンベヤ22を設けて
いる。2つのユニット1においてブース3は背中合わせ
状に配置されているため、2つのユニット1の中間コン
ベヤ22も隣合った状態で配置されている。
【0037】そして、格納庫2には、2つの中間コンベ
ヤ22の間に収納箱11を受け渡す転送手段の一例とし
て、ベルト式の転送コンベヤ23を配置している。これ
らの点を、図5以下の図面に基づいて次に説明する。
【0038】.中間コンベヤ及び転用用コンベヤ 図5は中間コンベヤ22及び転送コンベヤ23の要部平
面図、図6は図5のVI−VI視図、図7は図5の VII-VII
視断面図、図8は図5のVIII−VIII視断面図、図9は図
4のIX−IX視断面図である。
【0039】中間コンベヤ22は、平行に配置された一
対の固定フレーム24と、これに適当な間隔で回転自在
に取付けられたローラ25の群とを備えており、各ロー
ラ25の一端部にスプロケット(又はプーリ)26を設
けて、これらのスプロケット26にチェーン(或いはタ
イミングベルト等のベルト)27を巻き掛けている。チ
ェーン27は図示しないモータで駆動される。
【0040】転送コンベヤ23は、中間コンベヤ22を
横切る状態で延びる一対(3本以上でも良い)のベルト
29を備えており、ベルト29は、昇降フレーム30に
設けた一対のメインプーリ31に巻掛けられている。ま
た、昇降フレーム30には、ベルト29を支持する多数
の支持プーリ32を設けている(他にテンションを掛け
るアイドルプーリを設けても良い)。ベルト29は、プ
ーリ(ギア)31に噛み合うようにタイミングベルト方
式になっており、かつ、外面にも、収納箱11との摩擦
を大きくするため細かいピッチで歯を形成している。
【0041】昇降フレーム30は中間コンベヤ22にお
ける隣合ったローラ25の間に位置しているため、図7
に示すように、ローラ25が取付く固定フレーム24に
は、昇降フレーム30との干渉を防止するため、上向き
に開口した切り開き溝33を形成している。また、図8
に示すように、チェーン27と昇降フレーム30との干
渉を回避するため、昇降フレーム30の下方位置にアイ
ドルスプロケット34を設けている。
【0042】前後の昇降フレーム30は、固定フレーム
24の箇所を除いた位置においてステー35,36によ
って一体に連結されており、このうち中間コンベヤ22
の外側に位置したステー35にモータ37を固定し、こ
のモータ37で主動軸39を駆動するようになってい
る。
【0043】中間コンベヤ22の下方に位置したステー
36には昇降ベース39を固定しており、このベース3
9に固定した可動式ガイド体40を、固定フレーム24
に固定した固定式ガイド体41に昇降自在に装着してい
る。両ガイド体40,41は蟻溝方式になっているが、
軸とブッシュとによるガイドやリンク機構による昇降な
ど、他のガイド方式を採用しても良い。なお、昇降ベー
ス39を昇降フレーム30に直接に固定しても良い。
【0044】昇降ベース39を図示しない駆動手段で上
下動させることにより、転送コンベヤ23を、その上面
(搬送面)が中間コンベヤ22の上面よりも低い下降位
置と高い上昇位置とに切り換えることができる。
【0045】昇降手段としては、鉛直方向に延びるねじ
軸を使用したねじ方式や、ラックとピニオンとからなる
ギア方式、偏心カム等のカムを使用した方式、クランク
機構を使用した方式、或いは電磁ソレノイドを使用した
方式など、様々の方法を採用することができる。転送用
コンベヤ23を固定式にして、中間コンベヤ22を昇降
式とすることも可能である。
【0046】2つのユニット1における転送用コンベヤ
23の端部は互いに近接している。また、図5及び図6
に示すように、中間コンベヤ22の外側(カバー板4に
近い側)でかつ転送コンベヤ23の外側位置には、収納
箱11の搬送位置を規制するための固定ガイド体43を
設けている。
【0047】また、中間コンベヤ22の外側でかつ転送
用コンベヤ23と重なる部位には、昇降式ガイド体44
を配置している。昇降ガイド体44は電磁ソレノイド等
の昇降手段によって駆動される。
【0048】また、転送コンベヤ23を挟んだ両側でか
つ中間コンベヤ22の外側には、当該転送コンベヤ23
による収納箱11の搬送をガイドするガイド部材45を
設けている。いうまでもないが、両ユニット1のカバー
板4には、転送コンベヤ23に収納箱11を移し替えで
きるように窓穴46が空いている。なお、両ユニット1
における互いに重なったカバー板(壁)4のうちいずれ
か一方又は両方を無くしてしまうことも可能である。
【0049】.端部コンベヤ 図9に示すように、ブース3におけるテーブル8の下方
には、搬送路に設けた搬送機構の一環として、中間コン
ベヤ22との間で収納箱11を受け継ぐ端部コンベヤ4
7を設けている。端部コンベヤ47は、左右2対ずつの
ベルト48を備えたベルト方式になっており、ベルト4
8はモータ49で駆動される。
【0050】この場合、ベルト48が巻掛けられている
プーリ50が取付けられている左右のフレーム51は収
納箱11の左右内側に位置するように配置されており、
かつ、操作口7の下方には、平面視で端部コンベヤ47
を外側から囲うように平面視でコ字状に形成された昇降
台52が配置されている。この昇降台52も搬送路を構
成する搬送機構の一環を成すものである。
【0051】昇降台52は機枠53に昇降自在に装着さ
れており、図示しない駆動手段によって昇降させること
ができる。転送用コンベヤ23の場合と同様に、昇降駆
動手段はねじ式等の様々の機構を採用できる。
【0052】.操作・制御・作動 この設備では、顧客はいずれのユニット1のブース3も
使用することができる。その際の顧客の使用手順や制御
態様、各装置類の動きの概略を、図10のフローチャー
トを参照して説明する。
【0053】顧客(使用者)が一方のユニット1の入室
用カードリーダ6にカードを通すと、センターパソコン
(中央制御装置)で正規ユーザーか否かが確認され、正
規ユーザーの場合は扉5が解錠される。これにより、顧
客はブース3に入室し、ブース内の確認用カードリーダ
9に再びカードを通す。
【0054】また、正規ユーザーであることが確認され
ると、その顧客の収納箱11がどちらのユニット1に格
納されているか否かが判断され、一方のユニット(ブー
スを使用しているユニット)に格納されている場合は、
スタッカクレーン18の走行→収納箱11の取り出し→
スタッカクレーン18の走行→中間コンベヤ22への受
け渡し→端部コンベヤ47への受け渡し→昇降台52へ
の受け渡し→昇降台52の上昇→シャッター13開作
動、という順序で作動し、これによってコンベヤは収納
箱11を使用できる。
【0055】物品の出し入れが済んで顧客が返却ボタン
を押すと、シャッター13が閉じてから昇降台52が下
降し、前記と逆の経路で収納箱11は元の格納場所に戻
される。
【0056】収納箱11が他方のユニット1に格納され
ている場合は、番地を確認したのち、他方のユニットに
おいて、スタッカクレーン18を駆動しての収納箱11
の取り出し→中間コンベヤ22への載せ換え→転送用コ
ンベヤ23及び昇降式ガイド体44の上昇→転送用コン
ベヤ23の駆動という順序で動作が行われる。
【0057】そして、他方のユニット1の転送用コンベ
ヤ23の上昇と同時に一方のユニット1での転送用コン
ベヤ23と昇降式ガイド体44とが上昇し、両ユニット
1の転送用コンベヤ23が同時に駆動されることによ
り、一方のユニット1から他方のユニット1に収納箱1
1が移し替えられ、それから、一方のユニットでは、転
送用コンベヤ23が下降して収納箱11が中間コンベヤ
22に載せ換えられ、次いで、前記と同じ手順でブース
3に搬送される。返却時は逆の作動になる。
【0058】このように、顧客は、いずれのユニット1
のブース3も使用できるため、待ち時間を無くすか又は
半減させることができて、使用者の利便性を著しく向上
させることができる。
【0059】設備全体の制御は1台のセンターパソコン
によって行われる。センターパソコンとしては、いずれ
か一方のユニットに設置されているものを使用すること
ができ、このため、設備全体としてのコストを抑制でき
る。
【0060】なお、ユニット1を製造するにおいて、転
送用コンベヤ23等の転送手段を予め組み込んだ状態で
出荷しておいても良いし、増設時に転送手段を取付けて
も良い。更に、当初から2つのユニットを一組として出
荷しても良いことは言うまでもない。
【0061】(2).第2実施形態(図11〜図15) 図11では、転送用コンベヤの別例である第2実施形態
を示している。
【0062】このうち(A)では、両方の格納庫2に、
中間コンベヤ22の固定フレーム24の間に位置した第
1転送用コンベヤ23aとその外側に位置した第2転送
用コンベヤ23bとを設けている。このようにすると、
固定式フレーム24には加工を施す必要がない。
【0063】(B)に示す例では、固定式フレーム24
の間に第1転送用コンベヤ23aをそれぞれ設け、両格
納庫2を貫通した状態で共通コンベヤ23cを設けてい
る。更に、(C)に示す例では、両格納庫2を貫通した
状態で1本だけの転送用コンベヤ23dを配置してい
る。(C)の形態では駆動の制御が簡単になる利点があ
る。
【0064】(3).第3実施形態(図12) 図12に示す第3実施形態では、転送用コンベヤ23を
格納庫2の上部に配置している。この場合は、収納箱1
1はブース3の上部に移動してからリフト機構(図示せ
ず)によって下降して使用者の手元に届くことになる。
このため、ブース3には、鉛直姿勢の扉(シャッター)
56を設けている。
【0065】(4).第4実施形態(図13) 図13に示す第4実施形態では、格納庫2の両端にそれ
ぞれブース3を設けた第1ユニット1と、格納機能だけ
を有する第2ユニット1′とを並設している。ブース3
の出入り口はユニット1の両端面に開口しているが、長
手方向に広がる面に開口させても良い。
【0066】(5).第5実施形態(図14) 図14に示す第5実施形態では、一端部にブース3を設
けたユニット1を、ブース3が互いに反対側に位置する
ようにして直列状に接続している。一点鎖線で示すよう
に、ブース3は格納庫2の外側に張り出す状態に設ける
ことも可能である(この点は他の実施形態も同じであ
る)。
【0067】(6).第6実施形態(図15) 図15に示す第6実施形態では、格納庫2の一端部又は
両端部にブース3を備えた2つの第1ユニット1の間に
格納機能だけを備えた第2ユニット1′を挟んで、2つ
の第2ユニット1で第1ユニット1の格納機能を共用し
た状態になっている。
【0068】この場合、3つのユニット1の間で収納箱
を移し替えできる転送機構を設けると、顧客はいずれの
ブースも使用できるので、より好ましい。
【0069】(7).第7実施形態(図16) 図16に示す第7実施形態で、中間コンベヤ22は端部
コンベヤ47との間にローラ方式の水平旋回コンベヤ5
5を配置し、更に、隣合った水平旋回コンベヤ55の間
に転送コンベヤ23を配置している。旋回コンベヤ55
と転送コンベヤ23とは棚装置17の外側に配置してい
る。なお、第1実施形態の昇降式転送コンベヤ23や本
実施形態の水平旋回式コンベヤ55は、収納箱11を別
々の格納庫2に移し替る捌き手段の一例である。
【0070】本実施形態では、収納箱11は水平旋回式
コンベヤ55と転送用コンベヤ23とを経由して任意の
格納庫2の間に移行できるため、ユニット1を3連以上
配置しても、任意のユニット1のブース3に任意の格納
庫2から収納箱11を呼び出すことができる。
【0071】ところで、この種の自動貸金庫設備では、
棚装置17から収納箱11が飛び出さないように、棚装
置17の裏側に、各収納箱11の係止部12に引っ掛か
るバーを備えたオールロック装置を配置しており、この
ため、平面視で棚装置17と重なる部位に転送用コンベ
ヤ23を配置すると、オールロック装置と転用コンベヤ
23とが干渉することがある。
【0072】これに対して、このの実施形態のように、
棚装置17の外側に転送コンベヤ23を配置すると、オ
ールロック装置と転送コンベヤ23とか干渉することは
ないため、従来の棚装置17をそのまま使用できる利点
がある。また、転送コンベヤ23とスタッカクレーン1
8との干渉もないため、スタッカクレーン18の通路を
横切るような状態で転送コンベヤ23を配置することが
でき、その結果、簡単な構造でありながら、3連以上の
ユニット1を接続することができる。
【0073】(8).第8〜9実施形態(図17〜図18) 図17に示す第8実施形態では、水平旋回式コンベヤ5
5をベルト方式にした例を示している。符号56がベル
トである。
【0074】図18に示す第9実施形態では、水平旋回
式コンベヤ55を昇降式に構成している。このように構
成すると、中間コンベヤ22や端部コンベヤ48等と密
接した状態であっても、上昇又は下降させることによ
り、それら中間コンベヤ22等と干渉することなく水平
旋回させることができるため、収納箱11を安定した状
態で受け渡すことができる利点がある。
【0075】(9).第10実施形態(図19) 図10では、請求項4を具体化した第10実施形態を示
している。この実施形態では、複数の格納庫2を並設し
てなる倉庫群と、複数のブース3を並設してなるブース
群とは互いに分離しており、各格納庫2と各ブース3と
は、循環式のメイン57と枝コンベヤ58とからなる搬
送機構で接続されている。
【0076】循環コンベヤ57と枝コンベヤ58とは、
捌き手段の一例としての水平旋回コンベヤ55を解して
接続されている。メインコンベヤは循環式に限らず、往
復式としても良い(但し、循環式の方が収納箱の出し入
れ効率を向上できる)。
【0077】(10). その他 本願発明は上記の実施形態の他にも様々に具体化でき
る。例えば収納箱の搬送手段やローラ式やベルト式のコ
ンベヤには限らず、様々の機構を採用できる(スタッカ
クレーンに収納箱を直接にブースに移動させることも可
能である)。
【0078】また、ユニット間に収納箱を転送すると転
送時間が掛かることは否めないから、顧客のカードに、
例えば、「Aブース優先使用」や「両方のブースで使用
できますが、Aブースの方が待ち時間は短くなります」
というように、優先的に使用すべきブースを表示(記
載)しておき、先客が使用中のときだけ他のユニットの
ブースを使用するように慫慂することも可能である。
【0079】また、既設のユニットに新たなユニットを
並設した場合、両者において格納密度に大きな開きがあ
るため、営業終了後のような適当な時に、既設のユニッ
トの契約済収納箱と新設のユニットの契約済収納箱とを
移し替えて、契約済収納箱の密度を平準化することも可
能である。転送手段を設けたことにより、このような平
準化も可能になる。
【0080】更に、ブースは必ずしも扉を設ける必要は
なく、仕切りを設けただけの構成やテーブルだけを設け
ただけの構成とすることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る自動貸金庫設備の外観斜視
図である。
【図2】ユニットの破断斜視図である。
【図3】ブースの内部の斜視図である。
【図4】自動貸金庫設備の要部平断面図である。
【図5】図4の部分拡大図である。
【図6】図5のVI−VI視図である。
【図7】図5の VII-VII視断面図である。
【図8】図5のVIII−VIII視断面図である。
【図9】図4のIX−IX視断面図である。
【図10】操作及び作動並びに制御の手順を示すフローチ
ャートである。
【図11】第2実施形態を示す図である。
【図12】第3実施形態を示す図である。
【図13】第4実施形態を示す図である。
【図14】第5実施形態を示す図である。
【図15】第6実施形態を示す図である。
【図16】第7実施形態を示す図である。
【図17】第8実施形態を示す図である。
【図18】第9実施形態を示す図である。
【図19】第10実施形態を示す図である。
【符号の簡単な説明】
1 ユニット 2 格納庫 3 操作用のブース 5 扉 7 操作口 13 シャッター 17 棚装置 18 移載装置の一例のスタッカクレーン 22 搬送路に設けた搬送機構の一環を成す中間コンベ
ヤ 23 転送手段の一例としての転送コンベヤ 46 窓穴

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平面視で並列状又は直列状に配置された複
    数の格納庫を備えており、 前記各格納庫には、多数の収納箱を格納できる棚装置
    と、この棚装置に収納箱を出し入れする移載装置とがそ
    れぞれ設けられており、 更に、少なくとも1つの格納庫に、棚装置から取り出さ
    れて搬送されてきた収納箱に使用者(顧客)が物品を出
    し入れ作業を行うための操作部を併設している自動貸金
    庫設備であって、 各格納庫における収納箱の搬送路を転送手段によって接
    続することにより、収納箱を複数の格納庫と1つの操作
    部との間に搬送することが可能ならしめられている、自
    動貸金庫設備。
  2. 【請求項2】平面視で四角形に形成された格納庫の一端
    部に物品出し入れ作業用のブースを一体に設けたものを
    1つのユニットとして、複数のユニットを、ブースが同
    じ側に位置するようにして並列状に配置しており、 各ユニットの適宜部位に、隣合ったユニットの収納箱搬
    送路に収納箱を移し換えできる転送手段が設けられてい
    る、請求項1に記載した自動貸金庫設備。
  3. 【請求項3】平面視で四角形に形成された格納庫の一端
    部に物品出し入れ作業用のブースを一体に設けたものを
    1つのユニットとして、2つのユニットを、ブースが同
    じ側に位置するようにして並列状に配置してなり、 各格納庫の内部には、水平走行するコラムに移載台を取
    付けたスタッカクレーンと、スタッカクレーンの走行通
    路を挟んだ両側に配置された棚装置とが設けられてお
    り、 両ユニットにおいてブースが設けられている端部に、ス
    タッカクレーンとブースとに収納箱を受け渡すための搬
    送機構を、それら搬送機構が互いに背中合わせ状となる
    ようにスタッカクレーンの走行経路を挟んだ片側にずら
    して配置しており、 これら両ユニットの搬送機構の間に、当該両搬送装置に
    収納箱を受け渡しできるコンベヤ等の転送手段を配置し
    ている、請求項2に記載した自動貸金庫設備。
  4. 【請求項4】複数の格納庫よりなる格納庫群と、顧客が
    収納箱に物品を出し入れ作業を行うための1つ又は複数
    のブースとを備えており、 前記各格納庫には、多数の収納箱を格納できる棚装置
    と、この棚装置に収納箱を出し入れするスタッカクレー
    ン等の移載装置とがそれぞれ設けられており、 これら各格納庫と前記ブースとを、任意の格納庫に格納
    された収納箱を任意のブースに搬送できるように捌き機
    能付きの搬送手段で接続している、自動貸金庫設備。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2012086962A (ja) * 2010-10-21 2012-05-10 Itoki Corp 自動貸金庫装置

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