JP2003227735A - 光学式エンコーダーおよびそのセンサーヘッド - Google Patents
光学式エンコーダーおよびそのセンサーヘッドInfo
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- G01D5/34—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable characterised by optical transfer means, i.e. using infrared, visible, or ultraviolet light with attenuation or whole or partial obturation of beams of light the beams of light being detected by photocells
- G01D5/347—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable characterised by optical transfer means, i.e. using infrared, visible, or ultraviolet light with attenuation or whole or partial obturation of beams of light the beams of light being detected by photocells using displacement encoding scales
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- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Photo Coupler, Interrupter, Optical-To-Optical Conversion Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】光学式エンコーダーにおいて一般に使用される
二種類の代表的なスケールのいずれに対しても適用可能
なセンサーヘッドを提供する。 【解決手段】センサーヘッド100は、スケールの移動
量検出用パターンに可干渉光ビームを照射するための移
動量検出用光源122と、スケールの基準位置検出用パ
ターンに光ビームを照射するための基準位置検出用光源
142と、移動量検出用パターン12で反射された光を
検出するための移動量検出用光検出器132と、基準位
置検出用パターン14で反射された光を検出するための
一対の基準位置検出用光検出器152と、これらの素子
を支持する平板状の基板112とを備えている。移動量
検出用光検出器132と基準位置検出用光検出器152
は、yz平面投影像132aとyz平面投影像152a
が互いに離れており、zx平面投映像132bとzx平
面投映像152bが互いに離れている。
二種類の代表的なスケールのいずれに対しても適用可能
なセンサーヘッドを提供する。 【解決手段】センサーヘッド100は、スケールの移動
量検出用パターンに可干渉光ビームを照射するための移
動量検出用光源122と、スケールの基準位置検出用パ
ターンに光ビームを照射するための基準位置検出用光源
142と、移動量検出用パターン12で反射された光を
検出するための移動量検出用光検出器132と、基準位
置検出用パターン14で反射された光を検出するための
一対の基準位置検出用光検出器152と、これらの素子
を支持する平板状の基板112とを備えている。移動量
検出用光検出器132と基準位置検出用光検出器152
は、yz平面投影像132aとyz平面投影像152a
が互いに離れており、zx平面投映像132bとzx平
面投映像152bが互いに離れている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学式エンコーダ
ーに関しており、特に光学式リニアエンコーダーに関す
る。
ーに関しており、特に光学式リニアエンコーダーに関す
る。
【0002】
【従来の技術】現在、工作機械のステージや三次元計測
定器などにおいては直線方向変位量を検出するための光
学式や磁気式のエンコーダーが利用されている。
定器などにおいては直線方向変位量を検出するための光
学式や磁気式のエンコーダーが利用されている。
【0003】光学式エンコーダーは、高精度・高分解能
・非接触式であり、加えて電磁波障害耐性に優れている
との理由から、様々な分野で利用されている。特に高精
度・高分解能が要求されるエンコーダーでは、光学式が
主流となっている。
・非接触式であり、加えて電磁波障害耐性に優れている
との理由から、様々な分野で利用されている。特に高精
度・高分解能が要求されるエンコーダーでは、光学式が
主流となっている。
【0004】光学式エンコーダーは、一般に、ステージ
等の変位測定対象物に固定されるスケールと、このスケ
ールの変位を検出するためのセンサーヘッドとで構成さ
れている。センサーヘッドは、スケールに光を照射する
光源部と、スケールを経由した光すなわちスケールを透
過した光やスケールで反射・回折された光を検出するた
めの光検出部とを有している。スケールの移動量は、セ
ンサーヘッドに接続された信号処理回路等において、光
検出部で検出された信号の変化に基づいて求められる。
等の変位測定対象物に固定されるスケールと、このスケ
ールの変位を検出するためのセンサーヘッドとで構成さ
れている。センサーヘッドは、スケールに光を照射する
光源部と、スケールを経由した光すなわちスケールを透
過した光やスケールで反射・回折された光を検出するた
めの光検出部とを有している。スケールの移動量は、セ
ンサーヘッドに接続された信号処理回路等において、光
検出部で検出された信号の変化に基づいて求められる。
【0005】第一の従来技術として、レンズ等の光学部
品を必要としない小型で低コストな代表的な光学式リニ
アエンコーダーのひとつを図14に示す。このような光
学式リニアエンコーダーは例えば特開2001−174
291号に開示されている。
品を必要としない小型で低コストな代表的な光学式リニ
アエンコーダーのひとつを図14に示す。このような光
学式リニアエンコーダーは例えば特開2001−174
291号に開示されている。
【0006】この光学式リニアエンコーダーは、図14
に示されるように、反射型のスケール10Aとセンサー
ヘッド30とで構成されている。スケール10Aは、そ
の表面に形成された移動量検出用光学パターン12Aと
基準位置検出用光学パターン14Aとを有している。移
動量検出用パターン12Aは、x軸に沿って一定の周期
で反射率が変化する回折格子パターンである。基準位置
検出用パターン14Aは、これに照射された光ビームを
x軸方向に収束させて反射する例えばシリンドリカルホ
ログラフィックレンズパターンである。
に示されるように、反射型のスケール10Aとセンサー
ヘッド30とで構成されている。スケール10Aは、そ
の表面に形成された移動量検出用光学パターン12Aと
基準位置検出用光学パターン14Aとを有している。移
動量検出用パターン12Aは、x軸に沿って一定の周期
で反射率が変化する回折格子パターンである。基準位置
検出用パターン14Aは、これに照射された光ビームを
x軸方向に収束させて反射する例えばシリンドリカルホ
ログラフィックレンズパターンである。
【0007】移動量検出用パターン12Aと基準位置検
出用パターン14Aは、図16に詳しく示されるよう
に、y軸に沿って並んで位置している。つまり、移動量
検出用パターン12Aと基準位置検出用パターン14A
は別のトラックに形成されている。移動量検出用パター
ン12Aは、x軸方向に関しては、スケール10Aのほ
ぼ全体に渡って延びており、基準位置検出用パターン1
4Aは、x軸方向に関しては、一部分のみに形成されて
いる。
出用パターン14Aは、図16に詳しく示されるよう
に、y軸に沿って並んで位置している。つまり、移動量
検出用パターン12Aと基準位置検出用パターン14A
は別のトラックに形成されている。移動量検出用パター
ン12Aは、x軸方向に関しては、スケール10Aのほ
ぼ全体に渡って延びており、基準位置検出用パターン1
4Aは、x軸方向に関しては、一部分のみに形成されて
いる。
【0008】センサーヘッド30は、移動量検出用光源
42と基準位置検出用光源44が形成された半導体基板
40と、移動量検出用光検出器52と基準位置検出用光
検出器54が形成された半導体基板50と、これらの半
導体基板を支持する基板32とを有している。半導体基
板40は基板32に形成された傾斜部分に固定されてい
る。
42と基準位置検出用光源44が形成された半導体基板
40と、移動量検出用光検出器52と基準位置検出用光
検出器54が形成された半導体基板50と、これらの半
導体基板を支持する基板32とを有している。半導体基
板40は基板32に形成された傾斜部分に固定されてい
る。
【0009】スケール10Aはx軸に沿って移動し得
る。移動量検出用光源42から射出された光ビームは、
スケール10Bの移動量検出用パターン12Aに照射さ
れる。移動量検出用パターン12Aに入射した光は、そ
こで反射・回折され、移動量検出用光検出器52の受光
面に、移動量検出用パターン12Aに対応した周期的な
強度パターン(いわゆるタルボットイメージ)が生成さ
れる。このタルボットイメージは、スケール10Aの移
動に応じて移動量検出用光検出器52の受光面上を移動
する。従って、移動量検出用光検出器52の出力から、
スケール10Aの移動量が求められる。
る。移動量検出用光源42から射出された光ビームは、
スケール10Bの移動量検出用パターン12Aに照射さ
れる。移動量検出用パターン12Aに入射した光は、そ
こで反射・回折され、移動量検出用光検出器52の受光
面に、移動量検出用パターン12Aに対応した周期的な
強度パターン(いわゆるタルボットイメージ)が生成さ
れる。このタルボットイメージは、スケール10Aの移
動に応じて移動量検出用光検出器52の受光面上を移動
する。従って、移動量検出用光検出器52の出力から、
スケール10Aの移動量が求められる。
【0010】また、基準位置検出用光源44から射出さ
れた光ビームは、スケール10Aにビームスポットを形
成する。このビームスポットには、スケール10Aが特
定の位置すなわち基準位置に位置するとき、基準位置検
出用パターン14Aが位置する。ビームスポットに基準
位置検出用パターン14Aが位置すると、基準位置検出
用パターンによってx軸方向に収束された光ビームが基
準位置検出用光検出器54に照射される。従って、基準
位置検出用光検出器54の出力から、スケール10Bが
基準位置に位置することが検出される。
れた光ビームは、スケール10Aにビームスポットを形
成する。このビームスポットには、スケール10Aが特
定の位置すなわち基準位置に位置するとき、基準位置検
出用パターン14Aが位置する。ビームスポットに基準
位置検出用パターン14Aが位置すると、基準位置検出
用パターンによってx軸方向に収束された光ビームが基
準位置検出用光検出器54に照射される。従って、基準
位置検出用光検出器54の出力から、スケール10Bが
基準位置に位置することが検出される。
【0011】第二の従来技術として、レンズ等の光学部
品を必要としない小型で低コストな別の代表的な光学式
リニアエンコーダーを図15に示す。
品を必要としない小型で低コストな別の代表的な光学式
リニアエンコーダーを図15に示す。
【0012】この光学式リニアエンコーダーは、図15
に示されるように、反射型のスケール10Bとセンサー
ヘッド60とで構成されている。スケール10Bは、そ
の表面に形成された移動量検出用光学パターン12Bと
基準位置検出用光学パターン14Bとを有している。移
動量検出用パターン12Bは、x軸に沿って一定の周期
で反射率が変化する回折格子パターンである。基準位置
検出用パターン14Bは、これに照射された光ビームを
x軸方向に収束させて反射する例えばシリンドリカルホ
ログラフィックレンズパターンである。
に示されるように、反射型のスケール10Bとセンサー
ヘッド60とで構成されている。スケール10Bは、そ
の表面に形成された移動量検出用光学パターン12Bと
基準位置検出用光学パターン14Bとを有している。移
動量検出用パターン12Bは、x軸に沿って一定の周期
で反射率が変化する回折格子パターンである。基準位置
検出用パターン14Bは、これに照射された光ビームを
x軸方向に収束させて反射する例えばシリンドリカルホ
ログラフィックレンズパターンである。
【0013】移動量検出用パターン12Aと基準位置検
出用パターン14Aは、図16に詳しく示されるよう
に、x軸に沿って並んで位置している。すなわち、基準
位置検出用パターン14Bは、x軸方向に関して、一部
分のみに形成されており、移動量検出用パターン12B
は、基準位置検出用パターン14Bのx軸方向の両側の
残りの部分のほぼ全体に延びている。つまり、移動量検
出用パターン12Bと基準位置検出用パターン14Bは
同じトラックに形成されている。
出用パターン14Aは、図16に詳しく示されるよう
に、x軸に沿って並んで位置している。すなわち、基準
位置検出用パターン14Bは、x軸方向に関して、一部
分のみに形成されており、移動量検出用パターン12B
は、基準位置検出用パターン14Bのx軸方向の両側の
残りの部分のほぼ全体に延びている。つまり、移動量検
出用パターン12Bと基準位置検出用パターン14Bは
同じトラックに形成されている。
【0014】センサーヘッド60は、光源72と、移動
量検出用光検出器82と基準位置検出用光検出器84が
形成された半導体基板62とを有しており、光源72は
半導体基板62に固定されている。
量検出用光検出器82と基準位置検出用光検出器84が
形成された半導体基板62とを有しており、光源72は
半導体基板62に固定されている。
【0015】スケール10Bはx軸に沿って移動し得
る。光源72から射出された光ビームは、スケール10
Bに照射され、スポットを形成する。このスポットに
は、移動量検出用パターン12Bか基準位置検出用パタ
ーン14Bのいずれかが位置する。
る。光源72から射出された光ビームは、スケール10
Bに照射され、スポットを形成する。このスポットに
は、移動量検出用パターン12Bか基準位置検出用パタ
ーン14Bのいずれかが位置する。
【0016】スポットに移動量検出用パターン12Bが
位置すると、移動量検出用パターン12Bによって移動
量検出用光検出器82の受光面に、移動量検出用パター
ン12Bに対応した周期的な強度パターン(いわゆるタ
ルボットイメージ)が投影される。このタルボットイメ
ージは、スケール10Bの移動に応じて移動量検出用光
検出器82の受光面上を移動する。従って、移動量検出
用光検出器82の出力から、スケール10Bの移動量が
求められる。
位置すると、移動量検出用パターン12Bによって移動
量検出用光検出器82の受光面に、移動量検出用パター
ン12Bに対応した周期的な強度パターン(いわゆるタ
ルボットイメージ)が投影される。このタルボットイメ
ージは、スケール10Bの移動に応じて移動量検出用光
検出器82の受光面上を移動する。従って、移動量検出
用光検出器82の出力から、スケール10Bの移動量が
求められる。
【0017】また、スポットに基準位置検出用パターン
が位置すると、基準位置検出用パターンによってx軸方
向に収束された光ビームが基準位置検出用光検出器84
に照射される。従って、基準位置検出用光検出器84の
出力から、スケール10Bが基準位置に位置することが
検出される。
が位置すると、基準位置検出用パターンによってx軸方
向に収束された光ビームが基準位置検出用光検出器84
に照射される。従って、基準位置検出用光検出器84の
出力から、スケール10Bが基準位置に位置することが
検出される。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】通常、光学式リニアエ
ンコーダーにおいては、図16に示されるように、スケ
ール10Aか、図17に示されるスケール10Bのいず
れかが使用される。つまり、一般に光学式リニアエンコ
ーダーで使用されるスケールは、移動量検出用パターン
12Aと基準位置検出用パターン14Aが別のトラック
に形成されたスケール10Aか、移動量検出用パターン
12Bと基準位置検出用パターン14Bが同じトラック
に形成されたスケール10Bのいずれかである。
ンコーダーにおいては、図16に示されるように、スケ
ール10Aか、図17に示されるスケール10Bのいず
れかが使用される。つまり、一般に光学式リニアエンコ
ーダーで使用されるスケールは、移動量検出用パターン
12Aと基準位置検出用パターン14Aが別のトラック
に形成されたスケール10Aか、移動量検出用パターン
12Bと基準位置検出用パターン14Bが同じトラック
に形成されたスケール10Bのいずれかである。
【0019】いずれのスケールを使用するかは、光学式
リニアエンコーダーを組み付ける対象の装置等の用途や
条件などに依存して決まる。
リニアエンコーダーを組み付ける対象の装置等の用途や
条件などに依存して決まる。
【0020】例えば、非常に長い範囲に渡って移動量を
検出する必要のある用途に対しては、通常は図17のス
ケール10Bが用いられる。図16のスケール10A
は、その全長に渡って、常に移動量検出用光源と基準位
置検出用光源からの光ビームがそれぞれ移動量検出用パ
ターン12Aと基準位置検出用パターン14Aに適正に
照射される必要がある。このため、このような用途に対
して図16のスケール10Aを使用する場合には、セン
サーヘッドに対するスケール10Aのz軸に垂直な面内
でのx軸に対する傾きが厳密に調整されなければならな
い。これは光学式リニアエンコーダーの組み立てを困難
にする。
検出する必要のある用途に対しては、通常は図17のス
ケール10Bが用いられる。図16のスケール10A
は、その全長に渡って、常に移動量検出用光源と基準位
置検出用光源からの光ビームがそれぞれ移動量検出用パ
ターン12Aと基準位置検出用パターン14Aに適正に
照射される必要がある。このため、このような用途に対
して図16のスケール10Aを使用する場合には、セン
サーヘッドに対するスケール10Aのz軸に垂直な面内
でのx軸に対する傾きが厳密に調整されなければならな
い。これは光学式リニアエンコーダーの組み立てを困難
にする。
【0021】これに対して、図17のスケール10B
は、光学式リニアエンコーダーの組み立ての際に、セン
サーヘッドに対する傾きの厳密な調整を必要としないた
め、このような用途に適している。また、センサーヘッ
ドに対するスケールの傾き調整を実質的に行なえない狭
い箇所へ光学式リニアエンコーダーを組み付ける場合な
どに対しても、同様の理由から、図17のスケール10
Bの方が適している。
は、光学式リニアエンコーダーの組み立ての際に、セン
サーヘッドに対する傾きの厳密な調整を必要としないた
め、このような用途に適している。また、センサーヘッ
ドに対するスケールの傾き調整を実質的に行なえない狭
い箇所へ光学式リニアエンコーダーを組み付ける場合な
どに対しても、同様の理由から、図17のスケール10
Bの方が適している。
【0022】一方、図17のスケール10Bを用いた光
学式リニアエンコーダーでは、スケール10Bが基準位
置の近くに位置する範囲では、スケール10Bの移動量
を検出できない。このため、組み付けたスケールの全長
に渡ってスケールの移動量を正確に検出する必要のある
用途などに対しては、図16のスケール10Aが適して
いる。
学式リニアエンコーダーでは、スケール10Bが基準位
置の近くに位置する範囲では、スケール10Bの移動量
を検出できない。このため、組み付けたスケールの全長
に渡ってスケールの移動量を正確に検出する必要のある
用途などに対しては、図16のスケール10Aが適して
いる。
【0023】従来技術1の光学式リニアエンコーダーの
センサーヘッド30は図16のスケール10Aに対して
専用に設計されており、また従来技術2の光学式リニア
エンコーダーのセンサーヘッド60は図17のスケール
10Bに対して専用に設計されており、当然ながらこれ
らのセンサーヘッドは互いに交換して使用することはで
きない。
センサーヘッド30は図16のスケール10Aに対して
専用に設計されており、また従来技術2の光学式リニア
エンコーダーのセンサーヘッド60は図17のスケール
10Bに対して専用に設計されており、当然ながらこれ
らのセンサーヘッドは互いに交換して使用することはで
きない。
【0024】このため、光学式リニアエンコーダーを提
供する側は、現状では使用するスケールに応じた専用の
センサーヘッドを用意している。言い換えれば、光学式
リニアエンコーダーの提供側は、二種類のセンサーヘッ
ドを用意する必要に迫られている。このような実状は、
光学式リニアエンコーダーの製造コストの低減を妨げる
要因とも言える。
供する側は、現状では使用するスケールに応じた専用の
センサーヘッドを用意している。言い換えれば、光学式
リニアエンコーダーの提供側は、二種類のセンサーヘッ
ドを用意する必要に迫られている。このような実状は、
光学式リニアエンコーダーの製造コストの低減を妨げる
要因とも言える。
【0025】本発明は、このような現状を考慮して成さ
れたものであり、その主な目的は、光学式リニアエンコ
ーダーにおいて一般に使用されている二種類の代表的な
スケールのいずれに対しても適用可能なセンサーヘッド
を提供することである。より詳しくは、移動量検出用パ
ターンと基準位置検出用パターンが別のトラックに形成
されたスケールと、移動量検出用パターンと基準位置検
出用パターンが同じトラックに形成されたスケールとの
いずれとも組み合わせにおいても、光学式リニアエンコ
ーダーを構成し得るセンサーヘッドを提供することであ
る。
れたものであり、その主な目的は、光学式リニアエンコ
ーダーにおいて一般に使用されている二種類の代表的な
スケールのいずれに対しても適用可能なセンサーヘッド
を提供することである。より詳しくは、移動量検出用パ
ターンと基準位置検出用パターンが別のトラックに形成
されたスケールと、移動量検出用パターンと基準位置検
出用パターンが同じトラックに形成されたスケールとの
いずれとも組み合わせにおいても、光学式リニアエンコ
ーダーを構成し得るセンサーヘッドを提供することであ
る。
【0026】また本発明の別の目的は、このようなセン
サーヘッドを有する光学式リニアエンコーダーを提供す
ることである。
サーヘッドを有する光学式リニアエンコーダーを提供す
ることである。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明はひとつには移動
可能なスケールと組み合わされて光学式エンコーダーを
構成するセンサーヘッドであり、センサーヘッドは、ス
ケールの移動方向に平行な第一の軸(x軸)と、第一の
軸に直交しスケールの面に平行な第二の軸(y軸)と、
第一の軸(x軸)と第二の軸(y軸)の両方に直交する
第三の軸(z軸)とを有しており、スケールは、第一の
光学パターンと第二の光学パターンが異なるトラックに
形成された第一のスケールか、または第一の光学パター
ンと第二の光学パターンが同一のトラックに形成された
第二のスケールのいずれかであり、センサーヘッドは、
少なくとも一本の可干渉光ビームをスケールに照射する
ための光源手段と、第一の光学パターンで反射された光
を検出するための第一の光検出器と、第二の光学パター
ンで反射された光を検出するための少なくとも一つの第
二の光検出器と、光源手段と第一の光検出器と第二の光
検出器とを支持する平板状の基板とを備えており、第一
の光検出器は第一の軸(x軸)に沿って並んだ複数の光
電変換素子を有し、第二の光検出器は一つの光電変換素
子を有し、光源手段と第一の光検出器と第二の光検出器
は共に基板の一つの平面に設けられており、光源手段は
基板の前記平面に垂直に光ビームを射出し、第一の光検
出器の中心と第二の光検出器の中心を結ぶ直線は第一の
軸(x軸)とも第二の軸(y軸)とも交差している。よ
り好ましくは、第一の光検出器と第二の光検出器は、x
軸に直交するyz平面に投影された第一の光検出器の投
影像と第二の光検出器の投影像が互いに離れており、y
軸に直交するzx平面に投影された第一の光検出器の投
映像と第二の光検出器の投映像が互いに離れているよう
に配置されている。
可能なスケールと組み合わされて光学式エンコーダーを
構成するセンサーヘッドであり、センサーヘッドは、ス
ケールの移動方向に平行な第一の軸(x軸)と、第一の
軸に直交しスケールの面に平行な第二の軸(y軸)と、
第一の軸(x軸)と第二の軸(y軸)の両方に直交する
第三の軸(z軸)とを有しており、スケールは、第一の
光学パターンと第二の光学パターンが異なるトラックに
形成された第一のスケールか、または第一の光学パター
ンと第二の光学パターンが同一のトラックに形成された
第二のスケールのいずれかであり、センサーヘッドは、
少なくとも一本の可干渉光ビームをスケールに照射する
ための光源手段と、第一の光学パターンで反射された光
を検出するための第一の光検出器と、第二の光学パター
ンで反射された光を検出するための少なくとも一つの第
二の光検出器と、光源手段と第一の光検出器と第二の光
検出器とを支持する平板状の基板とを備えており、第一
の光検出器は第一の軸(x軸)に沿って並んだ複数の光
電変換素子を有し、第二の光検出器は一つの光電変換素
子を有し、光源手段と第一の光検出器と第二の光検出器
は共に基板の一つの平面に設けられており、光源手段は
基板の前記平面に垂直に光ビームを射出し、第一の光検
出器の中心と第二の光検出器の中心を結ぶ直線は第一の
軸(x軸)とも第二の軸(y軸)とも交差している。よ
り好ましくは、第一の光検出器と第二の光検出器は、x
軸に直交するyz平面に投影された第一の光検出器の投
影像と第二の光検出器の投影像が互いに離れており、y
軸に直交するzx平面に投影された第一の光検出器の投
映像と第二の光検出器の投映像が互いに離れているよう
に配置されている。
【0028】本発明はひとつには光学式エンコーダーで
あり、移動可能なスケールと、スケールの移動を検出す
るためのセンサーヘッドとを備えており、光学式エンコ
ーダーは、スケールの移動方向に平行な第一の軸(x
軸)と、第一の軸に直交しスケールの面に平行な第二の
軸(y軸)と、第一の軸(x軸)と第二の軸(y軸)の
両方に直交する第三の軸(z軸)とを有しており、スケ
ールは、第一の光学パターンと第二の光学パターンが異
なるトラックに形成された第一のスケールか、または第
一の光学パターンと第二の光学パターンが同一のトラッ
クに形成された第二のスケールのいずれかであり、セン
サーヘッドは、少なくとも一本の可干渉光ビームをスケ
ールに照射するための光源手段と、第一の光学パターン
で反射された光を検出するための第一の光検出器と、第
二の光学パターンで反射された光を検出するための少な
くとも一つの第二の光検出器と、光源手段と第一の光検
出器と第二の光検出器とを支持する平板状の基板とを備
えており、第一の光検出器は第一の軸(x軸)に沿って
並んだ複数の光電変換素子を有し、第二の光検出器は一
つの光電変換素子を有し、光源手段と第一の光検出器と
第二の光検出器は共に基板の一つの平面に設けられてお
り、光源手段は基板の前記平面に垂直に光ビームを射出
し、第一の光学パターンと第二の光学パターンはスケー
ルの一つの平面に形成されており、スケールとセンサー
ヘッドはスケールの前記平面と基板の前記平面が平行に
なる位置関係に配置されており、第一の光検出器の中心
と第二の光検出器の中心を結ぶ直線は第一の軸(x軸)
とも第二の軸(y軸)とも交差している。より好ましく
は、第一の光検出器と第二の光検出器は、x軸に直交す
るyz平面に投影された第一の光検出器と第二の光検出
器の投影像が互いに離れており、y軸に直交するzx平
面に投影された第一の光検出器と第二の光検出器投映像
が互いに離れているように配置されている。
あり、移動可能なスケールと、スケールの移動を検出す
るためのセンサーヘッドとを備えており、光学式エンコ
ーダーは、スケールの移動方向に平行な第一の軸(x
軸)と、第一の軸に直交しスケールの面に平行な第二の
軸(y軸)と、第一の軸(x軸)と第二の軸(y軸)の
両方に直交する第三の軸(z軸)とを有しており、スケ
ールは、第一の光学パターンと第二の光学パターンが異
なるトラックに形成された第一のスケールか、または第
一の光学パターンと第二の光学パターンが同一のトラッ
クに形成された第二のスケールのいずれかであり、セン
サーヘッドは、少なくとも一本の可干渉光ビームをスケ
ールに照射するための光源手段と、第一の光学パターン
で反射された光を検出するための第一の光検出器と、第
二の光学パターンで反射された光を検出するための少な
くとも一つの第二の光検出器と、光源手段と第一の光検
出器と第二の光検出器とを支持する平板状の基板とを備
えており、第一の光検出器は第一の軸(x軸)に沿って
並んだ複数の光電変換素子を有し、第二の光検出器は一
つの光電変換素子を有し、光源手段と第一の光検出器と
第二の光検出器は共に基板の一つの平面に設けられてお
り、光源手段は基板の前記平面に垂直に光ビームを射出
し、第一の光学パターンと第二の光学パターンはスケー
ルの一つの平面に形成されており、スケールとセンサー
ヘッドはスケールの前記平面と基板の前記平面が平行に
なる位置関係に配置されており、第一の光検出器の中心
と第二の光検出器の中心を結ぶ直線は第一の軸(x軸)
とも第二の軸(y軸)とも交差している。より好ましく
は、第一の光検出器と第二の光検出器は、x軸に直交す
るyz平面に投影された第一の光検出器と第二の光検出
器の投影像が互いに離れており、y軸に直交するzx平
面に投影された第一の光検出器と第二の光検出器投映像
が互いに離れているように配置されている。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について説明する。
の実施の形態について説明する。
【0030】第一の実施の形態
本発明の第一の実施の形態の光学式リニアエンコーダー
のセンサーヘッド100が図1に示される。
のセンサーヘッド100が図1に示される。
【0031】センサーヘッド100は、紙面手前側に配
置される直線的に移動可能なスケールの移動を検出する
ためのものであり、スケールと共に光学式リニアエンコ
ーダーを構成する。
置される直線的に移動可能なスケールの移動を検出する
ためのものであり、スケールと共に光学式リニアエンコ
ーダーを構成する。
【0032】センサーヘッド100は、スケールの移動
方向に平行な第一の軸(x軸)と、第一の軸に直交しス
ケールの面に平行な第二の軸(y軸)と、第一の軸(x
軸)と第二の軸(y軸)の両方に直交する第三の軸(z
軸)とを有している。
方向に平行な第一の軸(x軸)と、第一の軸に直交しス
ケールの面に平行な第二の軸(y軸)と、第一の軸(x
軸)と第二の軸(y軸)の両方に直交する第三の軸(z
軸)とを有している。
【0033】スケールは、図16に示されるように、第
一の軸(x軸)に平行な直線によって分けられ得る第一
の光学パターン12Aと第二の光学パターン14Aを有
する第一のスケール10Aか、図17に示されるよう
に、第二の軸(y軸)に平行な直線によって分けられ得
る第一の光学パターン12Bと第二の光学パターン14
Bを有する第二のスケール10Bのいずれかである。
一の軸(x軸)に平行な直線によって分けられ得る第一
の光学パターン12Aと第二の光学パターン14Aを有
する第一のスケール10Aか、図17に示されるよう
に、第二の軸(y軸)に平行な直線によって分けられ得
る第一の光学パターン12Bと第二の光学パターン14
Bを有する第二のスケール10Bのいずれかである。
【0034】つまり、センサーヘッド100は、図16
に示される第一のスケール10Aか、図17に示される
第二のスケール10Bのいずれかと組み合わされて、光
学式リニアエンコーダーを構成する。言い換えれば、セ
ンサーヘッド100は、図16の第一のスケール10A
との組み合わせによっても光学式リニアエンコーダーを
構成し得、図17の第二のスケール10Bとの組み合わ
せによっても光学式リニアエンコーダーを構成し得る。
に示される第一のスケール10Aか、図17に示される
第二のスケール10Bのいずれかと組み合わされて、光
学式リニアエンコーダーを構成する。言い換えれば、セ
ンサーヘッド100は、図16の第一のスケール10A
との組み合わせによっても光学式リニアエンコーダーを
構成し得、図17の第二のスケール10Bとの組み合わ
せによっても光学式リニアエンコーダーを構成し得る。
【0035】図16のスケール10Aにおいて、第一の
光学パターン12Aは移動量検出用のパターンであり、
第二の光学パターン14Aは基準位置検出用のパターン
である。移動量検出用パターン12Aは、x軸に沿って
一定の周期で反射率が変化する回折格子パターンであ
る。このような回折格子パターンは、例えば、アルミニ
ウム等の反射率の高い部材をガラス等の透明な部材の表
面に蒸着しパターニングして形成される。基準位置検出
用パターン14Aは、これに照射された光ビームをx軸
方向に収束させて反射する例えばシリンドリカルホログ
ラフィックレンズパターンである。
光学パターン12Aは移動量検出用のパターンであり、
第二の光学パターン14Aは基準位置検出用のパターン
である。移動量検出用パターン12Aは、x軸に沿って
一定の周期で反射率が変化する回折格子パターンであ
る。このような回折格子パターンは、例えば、アルミニ
ウム等の反射率の高い部材をガラス等の透明な部材の表
面に蒸着しパターニングして形成される。基準位置検出
用パターン14Aは、これに照射された光ビームをx軸
方向に収束させて反射する例えばシリンドリカルホログ
ラフィックレンズパターンである。
【0036】移動量検出用パターン12Aと基準位置検
出用パターン14Aは、y軸方向に関しては、それぞれ
スケール10Aの半分の領域を占めている。移動量検出
用パターン12Aは、x軸方向に関しては、スケール1
0Aのほぼ全体に渡って延びており、基準位置検出用パ
ターン14Aは、x軸方向に関しては、一部分のみに形
成されている。
出用パターン14Aは、y軸方向に関しては、それぞれ
スケール10Aの半分の領域を占めている。移動量検出
用パターン12Aは、x軸方向に関しては、スケール1
0Aのほぼ全体に渡って延びており、基準位置検出用パ
ターン14Aは、x軸方向に関しては、一部分のみに形
成されている。
【0037】従って、移動量検出用パターン12Aと基
準位置検出用パターン14Aはy軸に沿って並んで位置
している。別の言い方をすれば、移動量検出用パターン
12Aと基準位置検出用パターン14Aは別のトラック
に形成されている。このような理由から、本明細書で
は、第一のスケール10Aを「2トラックスケール」と
も呼ぶものとする。
準位置検出用パターン14Aはy軸に沿って並んで位置
している。別の言い方をすれば、移動量検出用パターン
12Aと基準位置検出用パターン14Aは別のトラック
に形成されている。このような理由から、本明細書で
は、第一のスケール10Aを「2トラックスケール」と
も呼ぶものとする。
【0038】このような2トラックスケール10Aは、
スケールの長さ全体に渡って移動量を正確に検出したい
用途に適している。
スケールの長さ全体に渡って移動量を正確に検出したい
用途に適している。
【0039】図17のスケール10Bにおいて、第一の
光学パターン12Bは移動量検出用のパターンであり、
第二の光学パターン14Bは基準位置検出用のパターン
である。移動量検出用パターン12Bは、x軸に沿って
一定の周期で反射率が変化する回折格子パターンであ
る。このような回折格子パターンは、例えば、アルミニ
ウム等の反射率の高い部材をガラス等の透明な部材の表
面に蒸着しパターニングして形成される。基準位置検出
用パターン14Bは、これに照射された光ビームをx軸
方向に収束させて反射する例えばシリンドリカルホログ
ラフィックレンズパターンである。
光学パターン12Bは移動量検出用のパターンであり、
第二の光学パターン14Bは基準位置検出用のパターン
である。移動量検出用パターン12Bは、x軸に沿って
一定の周期で反射率が変化する回折格子パターンであ
る。このような回折格子パターンは、例えば、アルミニ
ウム等の反射率の高い部材をガラス等の透明な部材の表
面に蒸着しパターニングして形成される。基準位置検出
用パターン14Bは、これに照射された光ビームをx軸
方向に収束させて反射する例えばシリンドリカルホログ
ラフィックレンズパターンである。
【0040】移動量検出用パターン12Bと基準位置検
出用パターン14Bは、y軸方向に関しては、共にスケ
ール10Bのほぼ全体に渡って延びている。基準位置検
出用パターン14Bは、x軸方向に関して、一部分のみ
に形成されており、移動量検出用パターン12Bは、基
準位置検出用パターン14Bのx軸方向の両側に形成さ
れている。移動量検出用パターン12Bは、x軸方向に
関して、その両側の部分のほぼ全体に渡って延びてい
る。
出用パターン14Bは、y軸方向に関しては、共にスケ
ール10Bのほぼ全体に渡って延びている。基準位置検
出用パターン14Bは、x軸方向に関して、一部分のみ
に形成されており、移動量検出用パターン12Bは、基
準位置検出用パターン14Bのx軸方向の両側に形成さ
れている。移動量検出用パターン12Bは、x軸方向に
関して、その両側の部分のほぼ全体に渡って延びてい
る。
【0041】従って、移動量検出用パターン12Bと基
準位置検出用パターン14Bは共にx軸に沿って延びて
いる。別の言い方をすれば、移動量検出用パターン12
Bと基準位置検出用パターン14Bは同じトラックに形
成されている。このような理由から、本明細書では、第
二のスケール10Bを「1トラックスケール」とも呼ぶ
ものとする。
準位置検出用パターン14Bは共にx軸に沿って延びて
いる。別の言い方をすれば、移動量検出用パターン12
Bと基準位置検出用パターン14Bは同じトラックに形
成されている。このような理由から、本明細書では、第
二のスケール10Bを「1トラックスケール」とも呼ぶ
ものとする。
【0042】このような1トラックスケール10Bは、
y軸方向に関するスケールとセンサーヘッドの間の位置
調整が難しい場合や、スケール長を非常に長く設定する
必要のある用途に適している。
y軸方向に関するスケールとセンサーヘッドの間の位置
調整が難しい場合や、スケール長を非常に長く設定する
必要のある用途に適している。
【0043】続く記載において、スケール10Aとスケ
ール10Bとを区別する必要のない場合には代表的に
「スケール10」と記すものとする。また、移動量検出
用パターン12Aと移動量検出用パターン12Bについ
ても区別する必要のない場合には代表的に「移動量検出
用パターン12」と記すものとする。同様に、基準位置
検出用パターン14Bと基準位置検出用パターン14B
についても区別する必要のない場合には代表的に「基準
位置検出用パターン14」と記すものとする。
ール10Bとを区別する必要のない場合には代表的に
「スケール10」と記すものとする。また、移動量検出
用パターン12Aと移動量検出用パターン12Bについ
ても区別する必要のない場合には代表的に「移動量検出
用パターン12」と記すものとする。同様に、基準位置
検出用パターン14Bと基準位置検出用パターン14B
についても区別する必要のない場合には代表的に「基準
位置検出用パターン14」と記すものとする。
【0044】センサーヘッド100は、2ビームタイプ
の光学式リニアエンコーダーのセンサーヘッドであり、
スケール10の第一の光学パターンすなわち移動量検出
用パターン12に第一の光ビームすなわち可干渉光ビー
ムを照射するための第一の光源すなわち移動量検出用光
源122と、スケール10の第二の光学パターンすなわ
ち基準位置検出用パターン14に第二の光ビームを照射
するための第二の光源すなわち基準位置検出用光源14
2と、第一の光学パターンすなわち移動量検出用パター
ン12で反射された光を検出するための第一の光検出器
すなわち移動量検出用光検出器132と、第二の光学パ
ターンすなわち基準位置検出用パターン14で反射され
た光を検出するための一対の第二の光検出器すなわち基
準位置検出用光検出器152と、これらの素子を支持す
る平板状の基板112とを備えている。
の光学式リニアエンコーダーのセンサーヘッドであり、
スケール10の第一の光学パターンすなわち移動量検出
用パターン12に第一の光ビームすなわち可干渉光ビー
ムを照射するための第一の光源すなわち移動量検出用光
源122と、スケール10の第二の光学パターンすなわ
ち基準位置検出用パターン14に第二の光ビームを照射
するための第二の光源すなわち基準位置検出用光源14
2と、第一の光学パターンすなわち移動量検出用パター
ン12で反射された光を検出するための第一の光検出器
すなわち移動量検出用光検出器132と、第二の光学パ
ターンすなわち基準位置検出用パターン14で反射され
た光を検出するための一対の第二の光検出器すなわち基
準位置検出用光検出器152と、これらの素子を支持す
る平板状の基板112とを備えている。
【0045】移動量検出用光検出器132は、x軸方向
に関してもy軸方向に関しても、移動量検出用光源14
2の両側に広がって延びている。一対の基準位置検出用
光検出器152は、y軸に沿って基準位置検出用光源1
42の両側に位置している。移動量検出用光検出器13
2はx軸に沿って並んだ複数の光電変換素子で構成され
ている。基準位置検出用光検出器152はそれぞれ一つ
の光電変換素子で構成されている。例えば、基板112
は半導体基板であり、移動量検出用光検出器132の光
電変換素子と基準位置検出用光検出器152の光電変換
素子は半導体基板112にモノリシックに形成されてい
る。
に関してもy軸方向に関しても、移動量検出用光源14
2の両側に広がって延びている。一対の基準位置検出用
光検出器152は、y軸に沿って基準位置検出用光源1
42の両側に位置している。移動量検出用光検出器13
2はx軸に沿って並んだ複数の光電変換素子で構成され
ている。基準位置検出用光検出器152はそれぞれ一つ
の光電変換素子で構成されている。例えば、基板112
は半導体基板であり、移動量検出用光検出器132の光
電変換素子と基準位置検出用光検出器152の光電変換
素子は半導体基板112にモノリシックに形成されてい
る。
【0046】移動量検出用光源122と基準位置検出用
光源142は、例えば、共に面発光型半導体レーザーで
ある。移動量検出用光源122と基準位置検出用光源1
42は、移動量検出用光検出器132の光電変換素子と
基準位置検出用光検出器152の光電変換素子が形成さ
れた基板平面に設けられており、この基板平面に垂直に
光ビームを射出する。
光源142は、例えば、共に面発光型半導体レーザーで
ある。移動量検出用光源122と基準位置検出用光源1
42は、移動量検出用光検出器132の光電変換素子と
基準位置検出用光検出器152の光電変換素子が形成さ
れた基板平面に設けられており、この基板平面に垂直に
光ビームを射出する。
【0047】移動量検出用光検出器132の中心と二つ
の基準位置検出用光検出器152の中心とを結ぶ二本の
直線は共にx軸ともy軸とも交差している。言い換えれ
ば、移動量検出用光検出器132と基準位置検出用光検
出器152は、そのように配置されている。本明細書に
おいて、「光検出器の中心」とは、光検出器が複数の光
電変換素子で構成されている場合には、複数の光電変換
素子の分布の中心を意味し、光検出器が一つの光電変換
素子で構成されている場合には、光電変換素子そのもの
の中心を意味するものとする。
の基準位置検出用光検出器152の中心とを結ぶ二本の
直線は共にx軸ともy軸とも交差している。言い換えれ
ば、移動量検出用光検出器132と基準位置検出用光検
出器152は、そのように配置されている。本明細書に
おいて、「光検出器の中心」とは、光検出器が複数の光
電変換素子で構成されている場合には、複数の光電変換
素子の分布の中心を意味し、光検出器が一つの光電変換
素子で構成されている場合には、光電変換素子そのもの
の中心を意味するものとする。
【0048】より好ましくは、移動量検出用光検出器1
32と基準位置検出用光検出器152は、x軸に直交す
るyz平面に投影されたそれらの投影像132aと投影
像152aとが互いに離れており、y軸に直交するzx
平面に投影されたそれらの投映像132bと投映像15
2bとが互いに離れているように配置されている。
32と基準位置検出用光検出器152は、x軸に直交す
るyz平面に投影されたそれらの投影像132aと投影
像152aとが互いに離れており、y軸に直交するzx
平面に投影されたそれらの投映像132bと投映像15
2bとが互いに離れているように配置されている。
【0049】ここで、一般的な光学式エンコーダーにお
けるスケールの移動量の検出動作の原理について、図1
2に示される回折格子スケールを用いた透過型エンコー
ダーのモデルを参照して説明する。ここでは簡単のため
に透過型エンコーダーを想定して説明するが、反射型エ
ンコーダーにおいても全く同様の議論が成立する。
けるスケールの移動量の検出動作の原理について、図1
2に示される回折格子スケールを用いた透過型エンコー
ダーのモデルを参照して説明する。ここでは簡単のため
に透過型エンコーダーを想定して説明するが、反射型エ
ンコーダーにおいても全く同様の議論が成立する。
【0050】図12に示される透過型エンコーダーのモ
デルにおいて、光源92とスケール94上の回折格子が
形成された面の間隔をz1、スケール94上の回折格子
が形成された面と移動量検出のための光検出器96の間
隔をz2、スケール上の回折格子のピッチをp1、光検出
器96の受光面上に形成される回折干渉パターンのピッ
チをp2、光検出器96の受光エリア98のピッチをp3
とする。なお、回折格子のピッチ方向と受光エリア98
のピッチ方向は共にスケールの移動方向に平行であるも
のとする。
デルにおいて、光源92とスケール94上の回折格子が
形成された面の間隔をz1、スケール94上の回折格子
が形成された面と移動量検出のための光検出器96の間
隔をz2、スケール上の回折格子のピッチをp1、光検出
器96の受光面上に形成される回折干渉パターンのピッ
チをp2、光検出器96の受光エリア98のピッチをp3
とする。なお、回折格子のピッチ方向と受光エリア98
のピッチ方向は共にスケールの移動方向に平行であるも
のとする。
【0051】ここで、「スケール上の回折格子のピッ
チ」とは、スケール上に形成される光学特性が変調され
たパターンの空間的な周期を意味する。また、「回折干
渉パターンのピッチ」とは、光検出器96の受光面上に
生成された回折パターンの強度分布の空間的な周期を意
味する。
チ」とは、スケール上に形成される光学特性が変調され
たパターンの空間的な周期を意味する。また、「回折干
渉パターンのピッチ」とは、光検出器96の受光面上に
生成された回折パターンの強度分布の空間的な周期を意
味する。
【0052】光の回折理論によると、前述のパラメータ
ーが式(1)を満たすとき、スケール94の回折格子パタ
ーンと相似な強度パターン(いわゆるタルボットイメー
ジ)が光検出器の受光面上に生成される。
ーが式(1)を満たすとき、スケール94の回折格子パタ
ーンと相似な強度パターン(いわゆるタルボットイメー
ジ)が光検出器の受光面上に生成される。
【0053】(1/z1)+(1/z2)=λ/kp1 2・・・(1)
ここで、λは光源92から射出される光の波長、kは自
然数である。
然数である。
【0054】このときには、受光面上の回折干渉パター
ンのピッチp2は、他のパラメータを用いて次の(2)式
のように表すことが出来る。
ンのピッチp2は、他のパラメータを用いて次の(2)式
のように表すことが出来る。
【0055】p2=p1(z1+z2)/z1・・・(2)
光源92に対してスケール94が回折格子のピッチ方向
に変位すると、同じ空間周期を保った状態で回折干渉パ
ターンの強度分布がスケールの変位する方向に移動す
る。
に変位すると、同じ空間周期を保った状態で回折干渉パ
ターンの強度分布がスケールの変位する方向に移動す
る。
【0056】さらに、光検出器96の受光エリア98の
ピッチp3は、光検出器96の受光面に生成される回折
干渉パターンのピッチp2に等しくなるように設計され
ている。言い換えれば、このようになるように、設計の
段階において、各種のパラメーターの値が決めれる。
ピッチp3は、光検出器96の受光面に生成される回折
干渉パターンのピッチp2に等しくなるように設計され
ている。言い換えれば、このようになるように、設計の
段階において、各種のパラメーターの値が決めれる。
【0057】光検出器96の受光エリア98のピッチp
3が光検出器96の受光面に生成される回折干渉パター
ンのピッチp2に等しい結果、光検出器96からは周期
的に変化する信号が出力され、その一周期はスケール9
4の1ピッチの移動(つまりp1に等しい距離の移動)
に対応している。従って、光検出器96から出力される
信号に基づいて、スケールの移動量が求められる。
3が光検出器96の受光面に生成される回折干渉パター
ンのピッチp2に等しい結果、光検出器96からは周期
的に変化する信号が出力され、その一周期はスケール9
4の1ピッチの移動(つまりp1に等しい距離の移動)
に対応している。従って、光検出器96から出力される
信号に基づいて、スケールの移動量が求められる。
【0058】以下、本実施形態のセンサーヘッド100
を用いた光学式エンコーダーにおけるスケールの移動量
の検出動作について説明する。
を用いた光学式エンコーダーにおけるスケールの移動量
の検出動作について説明する。
【0059】移動量検出用光検出器132は、前述した
ように、x軸に沿って並んだ複数の光電変換素子を有し
ており、従って、図2に示されるように、x軸に沿って
並んだ複数の受光エリア180を有している。複数の受
光エリア180は、周期p3を有する波の同じ位相を検
出する四つのグルーブ、第一すなわち+Aのグループと
第二すなわち+Bのグループと第三すなわち一Aのグル
ープと第四すなわち一Bのグループとに分けられ、同じ
グループの受光エリア180同士は互いに電気的に接続
されている。すなわち、同じグループに属する受光エリ
ア180はx軸に沿ってp3のピッチで並んでおり、隣
接する二つの受光エリア180はx軸に沿ってp3/4
のピッチで並んでいる。
ように、x軸に沿って並んだ複数の光電変換素子を有し
ており、従って、図2に示されるように、x軸に沿って
並んだ複数の受光エリア180を有している。複数の受
光エリア180は、周期p3を有する波の同じ位相を検
出する四つのグルーブ、第一すなわち+Aのグループと
第二すなわち+Bのグループと第三すなわち一Aのグル
ープと第四すなわち一Bのグループとに分けられ、同じ
グループの受光エリア180同士は互いに電気的に接続
されている。すなわち、同じグループに属する受光エリ
ア180はx軸に沿ってp3のピッチで並んでおり、隣
接する二つの受光エリア180はx軸に沿ってp3/4
のピッチで並んでいる。
【0060】移動量検出用光源122と移動量検出用パ
ターン12と移動量検出用光検出器132は、移動量検
出用光検出器132にタルボットイメージが投影される
ように設定されている。すなわち、スケールの移動量検
出用パターンのピッチp1、移動量検出用光源122の
面発光レーザーの発振波長λ、面発光レーザーの射出端
面からスケールの移動量検出用パターン面までの垂直距
離z1、スケールの移動量検出用パターン面から移動量
検出用光検出器までの垂直距離z2は、前述の式(1)
を満たすように設定されている。さらに、受光エリア1
80のピッチp 3は、前述の式(2)で表される回折干
渉パターンのピッチp2に等しく設定されている。
ターン12と移動量検出用光検出器132は、移動量検
出用光検出器132にタルボットイメージが投影される
ように設定されている。すなわち、スケールの移動量検
出用パターンのピッチp1、移動量検出用光源122の
面発光レーザーの発振波長λ、面発光レーザーの射出端
面からスケールの移動量検出用パターン面までの垂直距
離z1、スケールの移動量検出用パターン面から移動量
検出用光検出器までの垂直距離z2は、前述の式(1)
を満たすように設定されている。さらに、受光エリア1
80のピッチp 3は、前述の式(2)で表される回折干
渉パターンのピッチp2に等しく設定されている。
【0061】その結果、移動量検出用光検出器132の
受光エリア180上に、いわゆるタルボットイメージが
形成される。このタルボットイメージは、スケールの移
動に応じて、移動量検出用光検出器132の受光エリア
180上をx軸に沿って移動する。
受光エリア180上に、いわゆるタルボットイメージが
形成される。このタルボットイメージは、スケールの移
動に応じて、移動量検出用光検出器132の受光エリア
180上をx軸に沿って移動する。
【0062】+Aのグルーブの受光エリア180と−A
のグルーブの受光エリア180は位相が互いに180度
ずれた信号を出力し、それらの信号は図示しない信号処
理回路によって互いに減算されA相信号が生成される。
同様に、+Bのグルーブの受光エリア180と−Bのグ
ルーブの受光エリア180は位相が互いに180度ずれ
た信号を出力し、それらの信号は図示しない信号処理回
路によって互いに減算されB相信号が生成される。
のグルーブの受光エリア180は位相が互いに180度
ずれた信号を出力し、それらの信号は図示しない信号処
理回路によって互いに減算されA相信号が生成される。
同様に、+Bのグルーブの受光エリア180と−Bのグ
ルーブの受光エリア180は位相が互いに180度ずれ
た信号を出力し、それらの信号は図示しない信号処理回
路によって互いに減算されB相信号が生成される。
【0063】A相信号とB相信号は、外光等の影響がキ
ャンセルされた安定な信号であり、図13に示されるよ
うに、位相が互いに90度ずれた擬似的な正弦波形であ
る。これらA相信号とB相信号に基づいて、スケールの
移動方向と移動量が求められる。
ャンセルされた安定な信号であり、図13に示されるよ
うに、位相が互いに90度ずれた擬似的な正弦波形であ
る。これらA相信号とB相信号に基づいて、スケールの
移動方向と移動量が求められる。
【0064】基準位置検出用受光部152は、前述した
ように、一つの光電変換素子を有しており、従って、単
一の受光エリアを有している。基準位置検出用光検出器
152は、これに入射する光の強度に応じた信号を出力
する。基準位置検出用パターンは、スケールが基準位置
にあるときに、基準位置検出用光源142からの光ビー
ムを反射し、その反射光を基準位置検出用光検出器15
2の受光エリアに集光する。
ように、一つの光電変換素子を有しており、従って、単
一の受光エリアを有している。基準位置検出用光検出器
152は、これに入射する光の強度に応じた信号を出力
する。基準位置検出用パターンは、スケールが基準位置
にあるときに、基準位置検出用光源142からの光ビー
ムを反射し、その反射光を基準位置検出用光検出器15
2の受光エリアに集光する。
【0065】基準位置検出用光検出器152の出力信号
は、いわゆるZ相信号と呼ばれるもので、このZ相信号
は、図13に示されるように、スケール変位に対して特
定の一箇所にピークを有している。従って、このZ相信
号から、スケールが特定の位置すなわち基準位置に位置
しているかいないかが判断でき、あるいはスケールがち
ょうど基準位置に来たことを検出できる。
は、いわゆるZ相信号と呼ばれるもので、このZ相信号
は、図13に示されるように、スケール変位に対して特
定の一箇所にピークを有している。従って、このZ相信
号から、スケールが特定の位置すなわち基準位置に位置
しているかいないかが判断でき、あるいはスケールがち
ょうど基準位置に来たことを検出できる。
【0066】図1に示されるセンサーヘッド100と図
16に示されるスケール10Aとを組み合わせて構成さ
れた光学式リニアエンコーダーが図3と図4に示され
る。
16に示されるスケール10Aとを組み合わせて構成さ
れた光学式リニアエンコーダーが図3と図4に示され
る。
【0067】スケール10Aは、前述したように、2ト
ラックスケールであり、図16に示されるように、移動
量検出用パターン12Aと基準位置検出用パターン14
Aはx軸に平行な直線によって分けられ得る。つまり、
移動量検出用パターン12Aと基準位置検出用パターン
14Aは別のトラックに形成されている。このような2
トラックスケール10Aは、スケールの長さ全体に渡っ
て移動量を正確に検出したい用途に好適に用いられる。
ラックスケールであり、図16に示されるように、移動
量検出用パターン12Aと基準位置検出用パターン14
Aはx軸に平行な直線によって分けられ得る。つまり、
移動量検出用パターン12Aと基準位置検出用パターン
14Aは別のトラックに形成されている。このような2
トラックスケール10Aは、スケールの長さ全体に渡っ
て移動量を正確に検出したい用途に好適に用いられる。
【0068】図4において、スケール10Aとセンサー
ヘッド100は、移動量検出用光源122から射出され
基準位置検出用パターン14Aで反射された光が移動量
検出用光検出器132に入らないように、また、基準位
置検出用光源142から射出され移動量検出用パターン
12Aで反射された光が基準位置検出用光検出器152
に入らないように位置調整される。具体的は、スケール
10Aとセンサーヘッド100Bのy軸方向の相対的な
位置が調整される。特にスケール10Aが長い場合に
は、スケール10Aに対するセンサーヘッド100Bの
z軸周りの傾きも調整される必要がある。
ヘッド100は、移動量検出用光源122から射出され
基準位置検出用パターン14Aで反射された光が移動量
検出用光検出器132に入らないように、また、基準位
置検出用光源142から射出され移動量検出用パターン
12Aで反射された光が基準位置検出用光検出器152
に入らないように位置調整される。具体的は、スケール
10Aとセンサーヘッド100Bのy軸方向の相対的な
位置が調整される。特にスケール10Aが長い場合に
は、スケール10Aに対するセンサーヘッド100Bの
z軸周りの傾きも調整される必要がある。
【0069】このように、センサーヘッド100と2ト
ラックスケール10Aを組み合わせた光学式リニアエン
コーダーは、基準位置検出用パターン14Aにより集光
された光ビームが移動量検出用光検出器132に入射す
ることがないため、基準位置検出用パターン14Aの位
置や数に影響されることなく、スケールの全長にわたっ
て移動量を検出できる。
ラックスケール10Aを組み合わせた光学式リニアエン
コーダーは、基準位置検出用パターン14Aにより集光
された光ビームが移動量検出用光検出器132に入射す
ることがないため、基準位置検出用パターン14Aの位
置や数に影響されることなく、スケールの全長にわたっ
て移動量を検出できる。
【0070】図1に示されるセンサーヘッド100と図
17に示されるスケール10Bとを組み合わせて構成さ
れた光学式リニアエンコーダーが図5に示される。
17に示されるスケール10Bとを組み合わせて構成さ
れた光学式リニアエンコーダーが図5に示される。
【0071】スケール10Bは、前述したように、1ト
ラックスケールであり、図17に示されるように、移動
量検出用パターン12Bと基準位置検出用パターン14
Bはy軸に平行な直線によって分けられ得る。つまり、
移動量検出用パターン12Bと基準位置検出用パターン
14Bは同じトラックに形成されている。
ラックスケールであり、図17に示されるように、移動
量検出用パターン12Bと基準位置検出用パターン14
Bはy軸に平行な直線によって分けられ得る。つまり、
移動量検出用パターン12Bと基準位置検出用パターン
14Bは同じトラックに形成されている。
【0072】図5において、スケール10Bとセンサー
ヘッド100は、移動量検出用光源122から射出され
移動量検出用パターン12Bで反射された光が移動量検
出用光検出器132に入射し得るとともに、基準位置検
出用光源142から射出され基準位置検出用パターン1
4Bで反射された光ビームが基準位置検出用光検出器1
52に入射し得るようにy軸方向に関する位置が調整さ
れさえすればよい。すなわち、この光学式リニアエンコ
ーダーでは、センサーヘッド100とスケール10Bの
y軸に沿った相対的な位置に関する許容範囲とが広い。
ヘッド100は、移動量検出用光源122から射出され
移動量検出用パターン12Bで反射された光が移動量検
出用光検出器132に入射し得るとともに、基準位置検
出用光源142から射出され基準位置検出用パターン1
4Bで反射された光ビームが基準位置検出用光検出器1
52に入射し得るようにy軸方向に関する位置が調整さ
れさえすればよい。すなわち、この光学式リニアエンコ
ーダーでは、センサーヘッド100とスケール10Bの
y軸に沿った相対的な位置に関する許容範囲とが広い。
【0073】図1のセンサーヘッド100と図17の1
トラックスケール10Bとの組み合わせによる光学式リ
ニアエンコーダーは、移動量検出用光源122から射出
され基準位置検出用パターン14Bによって集光された
光ビームが移動量検出用光検出器132に入射する範囲
を除いて、スケール10Bの移動量を検出し得る。
トラックスケール10Bとの組み合わせによる光学式リ
ニアエンコーダーは、移動量検出用光源122から射出
され基準位置検出用パターン14Bによって集光された
光ビームが移動量検出用光検出器132に入射する範囲
を除いて、スケール10Bの移動量を検出し得る。
【0074】具体的には、図5の状態から、スケール1
0Bがセンサーヘッド100に対して左方から右方に移
動して来る(すなわちスケール10Bが−x方向に移動
する)と、初めに移動量検出用光検出器132に、移動
量検出用パターン12Bにより形成されるタルボットイ
メージが投影され、移動量検出用光検出器132によっ
てスケール10Bの移動量が検出され得る。このとき、
基準位置検出用光検出器152にもタルボットイメージ
が投影されているが、その入射光の強度は基準位置検出
用パターン14Bによって集光される光ビームの強度に
比べて十分に小さいため、スケールの基準位置の検出の
判断を誤らせる要因になることはない。
0Bがセンサーヘッド100に対して左方から右方に移
動して来る(すなわちスケール10Bが−x方向に移動
する)と、初めに移動量検出用光検出器132に、移動
量検出用パターン12Bにより形成されるタルボットイ
メージが投影され、移動量検出用光検出器132によっ
てスケール10Bの移動量が検出され得る。このとき、
基準位置検出用光検出器152にもタルボットイメージ
が投影されているが、その入射光の強度は基準位置検出
用パターン14Bによって集光される光ビームの強度に
比べて十分に小さいため、スケールの基準位置の検出の
判断を誤らせる要因になることはない。
【0075】さらにスケール10Bが右方に移動する
と、基準位置検出用光検出器152に基準位置検出用パ
ターン14Bによって集光された光ビームが入射し、ス
ケール10Bの基準位置が検出され得る。この時点では
まだ、移動量検出用光検出器132には引き続きタルボ
ットイメージが投影されており、スケール10Bの移動
量の検出は行なえる。
と、基準位置検出用光検出器152に基準位置検出用パ
ターン14Bによって集光された光ビームが入射し、ス
ケール10Bの基準位置が検出され得る。この時点では
まだ、移動量検出用光検出器132には引き続きタルボ
ットイメージが投影されており、スケール10Bの移動
量の検出は行なえる。
【0076】さらにスケール10Bが右方に移動する
と、基準位置検出用パターン14Bによって集光された
光ビームが移動量検出用光検出器132に入射するよう
になる。この光ビームの強度はタルボットイメージの光
強度に比べて大きいため、その間はスケール10Bの移
動量の検出は出来なくなる。しかし、スケール10Bが
更に右方に移動して、基準位置検出用パターン14Bに
よる光ビームが移動量検出用光検出器132を通り過ぎ
ると、スケール10Bの基準位置検出用パターン14B
の左側に設けられた移動量検出用パターン12Bによる
タルボットイメージが再び移動量検出用光検出器132
に投影されるため、スケール10Bの移動量は再び検出
され得る。
と、基準位置検出用パターン14Bによって集光された
光ビームが移動量検出用光検出器132に入射するよう
になる。この光ビームの強度はタルボットイメージの光
強度に比べて大きいため、その間はスケール10Bの移
動量の検出は出来なくなる。しかし、スケール10Bが
更に右方に移動して、基準位置検出用パターン14Bに
よる光ビームが移動量検出用光検出器132を通り過ぎ
ると、スケール10Bの基準位置検出用パターン14B
の左側に設けられた移動量検出用パターン12Bによる
タルボットイメージが再び移動量検出用光検出器132
に投影されるため、スケール10Bの移動量は再び検出
され得る。
【0077】図5においては、基準位置検出用パターン
14Bが右方から移動して来る(言い換えれば−x方向
に移動して行く)用途に適用した場合を示しているが、
基準位置検出用パターン14Bが左方から移動して来る
(言い換えれば+x方向に移動して行く)用途に適用す
る場合には、スケール10とセンサーヘッド100とを
共に180度回転させて配置すればよい。
14Bが右方から移動して来る(言い換えれば−x方向
に移動して行く)用途に適用した場合を示しているが、
基準位置検出用パターン14Bが左方から移動して来る
(言い換えれば+x方向に移動して行く)用途に適用す
る場合には、スケール10とセンサーヘッド100とを
共に180度回転させて配置すればよい。
【0078】センサーヘッド100を用いた光学式リニ
アエンコーダーは、2ビームタイプであり、移動量検出
用光源122から射出された光ビームがスケール上に形
成するスポットと基準位置検出用光源142から射出さ
れた光ビームがスケール上に形成するスポットは互いに
離れている。また、移動量検出用光源122から射出さ
れスケールで反射された光ビームが基板上に形成するス
ポットと基準位置検出用光源142から射出されスケー
ルで反射された光ビームが基板上に形成するスポットは
互いに離れている。
アエンコーダーは、2ビームタイプであり、移動量検出
用光源122から射出された光ビームがスケール上に形
成するスポットと基準位置検出用光源142から射出さ
れた光ビームがスケール上に形成するスポットは互いに
離れている。また、移動量検出用光源122から射出さ
れスケールで反射された光ビームが基板上に形成するス
ポットと基準位置検出用光源142から射出されスケー
ルで反射された光ビームが基板上に形成するスポットは
互いに離れている。
【0079】このような2ビームタイプの光学式リニア
エンコーダーにおいては、移動量検出用光源122の出
力と基準位置検出用光源142の出力を、それぞれ、対
応する移動量検出用光検出器132の感度と基準位置検
出用光検出器152の感度に合わせて設定できる。
エンコーダーにおいては、移動量検出用光源122の出
力と基準位置検出用光源142の出力を、それぞれ、対
応する移動量検出用光検出器132の感度と基準位置検
出用光検出器152の感度に合わせて設定できる。
【0080】以上の説明から分かるように、本実施形態
によるセンサーヘッド100は、図16に示される移動
量検出用パターン12Aと基準位置検出用パターン14
Aが二つのトラックに形成されている2トラックスケー
ル10Aに対しても、図17に示される移動量検出用パ
ターン12Bと基準位置検出用パターン14Bが一つの
トラックに形成されている1トラックスケール10Bに
対しても適用できる。
によるセンサーヘッド100は、図16に示される移動
量検出用パターン12Aと基準位置検出用パターン14
Aが二つのトラックに形成されている2トラックスケー
ル10Aに対しても、図17に示される移動量検出用パ
ターン12Bと基準位置検出用パターン14Bが一つの
トラックに形成されている1トラックスケール10Bに
対しても適用できる。
【0081】従って、用途に応じて決まるスケールの仕
様に左右されることなく、センサーヘッド100は使用
可能である。これは、光学式エンコーダーを提供する側
にとっては、用意するセンサーヘッドが一種類で済むと
いう利点を与える。これは光学式エンコーダーの製造コ
ストの低減にとって有益である。また、光学式エンコー
ダーを使用する側にとっては、スケールの種類を考慮す
ることなく常に同じセンサーヘッドを使用できる、セン
サーヘッドの交換なしにスケールの種類を変更できる等
の利点を与える。これは組み立て性や流用性の向上にと
って有益である。
様に左右されることなく、センサーヘッド100は使用
可能である。これは、光学式エンコーダーを提供する側
にとっては、用意するセンサーヘッドが一種類で済むと
いう利点を与える。これは光学式エンコーダーの製造コ
ストの低減にとって有益である。また、光学式エンコー
ダーを使用する側にとっては、スケールの種類を考慮す
ることなく常に同じセンサーヘッドを使用できる、セン
サーヘッドの交換なしにスケールの種類を変更できる等
の利点を与える。これは組み立て性や流用性の向上にと
って有益である。
【0082】第二の実施の形態
本発明の第二の実施の形態の光学式リニアエンコーダー
のセンサーヘッド100Bが図6に示される。本実施形
態のセンサーヘッド100Bは、第一の実施の形態のセ
ンサーヘッド100(図1)に似ており、図6中、図1
の部材の参照符号と同じ参照符号で示された部材は同等
の部材であり、その詳しい説明は続く記載においては記
述の重複を避けるために省略する。
のセンサーヘッド100Bが図6に示される。本実施形
態のセンサーヘッド100Bは、第一の実施の形態のセ
ンサーヘッド100(図1)に似ており、図6中、図1
の部材の参照符号と同じ参照符号で示された部材は同等
の部材であり、その詳しい説明は続く記載においては記
述の重複を避けるために省略する。
【0083】センサーヘッド100Bは、2ビームタイ
プの光学式リニアエンコーダーのセンサーヘッドであ
り、図6に示されるように、移動量検出用光源122
と、基準位置検出用光源142と、移動量検出用パター
ン12で反射された光を検出するための第一の光検出器
すなわち移動量検出用光検出器134と、基準位置検出
用パターン14で反射された光を検出するための第二の
光検出器すなわち基準位置検出用光検出器154と、こ
れらの素子を支持する平板状の基板112とを備えてい
る。
プの光学式リニアエンコーダーのセンサーヘッドであ
り、図6に示されるように、移動量検出用光源122
と、基準位置検出用光源142と、移動量検出用パター
ン12で反射された光を検出するための第一の光検出器
すなわち移動量検出用光検出器134と、基準位置検出
用パターン14で反射された光を検出するための第二の
光検出器すなわち基準位置検出用光検出器154と、こ
れらの素子を支持する平板状の基板112とを備えてい
る。
【0084】移動量検出用光検出器134は、y軸方向
に関して、移動量検出用光源142の外側(図中上側)
に位置している。基準位置検出用光検出器154は、y
軸方向に関して、基準位置検出用光源142の外側(図
中下側)に位置している。移動量検出用光検出器134
はx軸に沿って並んだ複数の光電変換素子で構成されて
いる。基準位置検出用光検出器152は一つの光電変換
素子で構成されている。例えば、基板112は半導体基
板であり、移動量検出用光検出器134の光電変換素子
と基準位置検出用光検出器154の光電変換素子は半導
体基板112にモノリシックに形成されている。
に関して、移動量検出用光源142の外側(図中上側)
に位置している。基準位置検出用光検出器154は、y
軸方向に関して、基準位置検出用光源142の外側(図
中下側)に位置している。移動量検出用光検出器134
はx軸に沿って並んだ複数の光電変換素子で構成されて
いる。基準位置検出用光検出器152は一つの光電変換
素子で構成されている。例えば、基板112は半導体基
板であり、移動量検出用光検出器134の光電変換素子
と基準位置検出用光検出器154の光電変換素子は半導
体基板112にモノリシックに形成されている。
【0085】移動量検出用光検出器134の中心と基準
位置検出用光検出器154の中心とを結ぶ直線はx軸と
もy軸とも交差している。言い換えれば、移動量検出用
光検出器と基準位置検出用光検出器は、それらの中心を
結ぶ直線がx軸ともy軸とも交差するように配置されて
いる。
位置検出用光検出器154の中心とを結ぶ直線はx軸と
もy軸とも交差している。言い換えれば、移動量検出用
光検出器と基準位置検出用光検出器は、それらの中心を
結ぶ直線がx軸ともy軸とも交差するように配置されて
いる。
【0086】より好ましくは、移動量検出用光検出器1
34と基準位置検出用光検出器154は、x軸に直交す
るyz平面に投影された移動量検出用光検出器の投影像
134aと基準位置検出用光検出器の投影像154aが
互いに離れており、y軸に直交するzx平面に投影され
た移動量検出用光検出器の投映像134bと基準位置検
出用光検出器の投映像154bが互いに離れているよう
に配置されている。
34と基準位置検出用光検出器154は、x軸に直交す
るyz平面に投影された移動量検出用光検出器の投影像
134aと基準位置検出用光検出器の投影像154aが
互いに離れており、y軸に直交するzx平面に投影され
た移動量検出用光検出器の投映像134bと基準位置検
出用光検出器の投映像154bが互いに離れているよう
に配置されている。
【0087】図6に示されるセンサーヘッド100Bと
図16に示されるスケール10Aとを組み合わせて構成
された光学式リニアエンコーダーが図7と図8に示され
る。
図16に示されるスケール10Aとを組み合わせて構成
された光学式リニアエンコーダーが図7と図8に示され
る。
【0088】図8において、スケール10Aとセンサー
ヘッド100Bは、移動量検出用光源122から射出さ
れ基準位置検出用パターン14Aで反射された光が移動
量検出用光検出器134に入らないように、また、基準
位置検出用光源142から射出され移動量検出用パター
ン12Aで反射された光が基準位置検出用光検出器15
4に入らないように位置調整される。具体的は、スケー
ル10Aとセンサーヘッド100Bのy軸に沿った相対
的な位置が調整される。特にスケール10Aが長い場合
には、スケール10Aに対するセンサーヘッド100B
のz軸周りの傾きも調整される必要がある。
ヘッド100Bは、移動量検出用光源122から射出さ
れ基準位置検出用パターン14Aで反射された光が移動
量検出用光検出器134に入らないように、また、基準
位置検出用光源142から射出され移動量検出用パター
ン12Aで反射された光が基準位置検出用光検出器15
4に入らないように位置調整される。具体的は、スケー
ル10Aとセンサーヘッド100Bのy軸に沿った相対
的な位置が調整される。特にスケール10Aが長い場合
には、スケール10Aに対するセンサーヘッド100B
のz軸周りの傾きも調整される必要がある。
【0089】調整の許容範囲は、図6に示されたyz面
投影図における移動量検出用光検出器134の投影像1
34aと基準位置検出用光検出器154の投影像154
aの間の距離dyが大きいほど、大きい。本実施形態の
センサーヘッド100Bでは、y軸方向に関して、移動
量検出用光源122と基準位置検出用光源142の間に
移動量検出用光検出器134と基準位置検出用光検出器
154が位置しておらず、距離dyが大きいので、スケ
ール10Aとセンサーヘッド100Bの位置調整の許容
範囲が比較的大きい。
投影図における移動量検出用光検出器134の投影像1
34aと基準位置検出用光検出器154の投影像154
aの間の距離dyが大きいほど、大きい。本実施形態の
センサーヘッド100Bでは、y軸方向に関して、移動
量検出用光源122と基準位置検出用光源142の間に
移動量検出用光検出器134と基準位置検出用光検出器
154が位置しておらず、距離dyが大きいので、スケ
ール10Aとセンサーヘッド100Bの位置調整の許容
範囲が比較的大きい。
【0090】このようにセンサーヘッド100Bと2ト
ラックスケール10Aを組み合わせた光学式リニアエン
コーダーは、スケール10Aとセンサーヘッド100B
に関して、後述するセンサーヘッド100Bと1トラッ
クスケール10Bを組み合わせた光学式リニアエンコー
ダーと比較して厳しい位置調整が要求されるが、基準位
置検出用パターン14Aにより集光された光ビームが移
動量検出用光検出器132に入射することがないため、
スケールの全長にわたって移動量を検出できる。
ラックスケール10Aを組み合わせた光学式リニアエン
コーダーは、スケール10Aとセンサーヘッド100B
に関して、後述するセンサーヘッド100Bと1トラッ
クスケール10Bを組み合わせた光学式リニアエンコー
ダーと比較して厳しい位置調整が要求されるが、基準位
置検出用パターン14Aにより集光された光ビームが移
動量検出用光検出器132に入射することがないため、
スケールの全長にわたって移動量を検出できる。
【0091】図6に示されるセンサーヘッド100Bと
図17に示される1トラックスケール10Bとを組み合
わせて構成された光学式リニアエンコーダーが図9に示
される。
図17に示される1トラックスケール10Bとを組み合
わせて構成された光学式リニアエンコーダーが図9に示
される。
【0092】図9において、スケール10Bとセンサー
ヘッド100Bは、移動量検出用光源122から射出さ
れ移動量検出用パターン12Bで反射された光が移動量
検出用光検出器134に入射し得るとともに、基準位置
検出用光源142から射出され基準位置検出用パターン
14Bで反射された光ビームが基準位置検出用光検出器
154に入射し得るように、y軸方向に関する位置が調
整されさえすればよい。すなわち、この光学式リニアエ
ンコーダーでは、センサーヘッド100Bとスケール1
0Bの位置調整の許容範囲が広い。
ヘッド100Bは、移動量検出用光源122から射出さ
れ移動量検出用パターン12Bで反射された光が移動量
検出用光検出器134に入射し得るとともに、基準位置
検出用光源142から射出され基準位置検出用パターン
14Bで反射された光ビームが基準位置検出用光検出器
154に入射し得るように、y軸方向に関する位置が調
整されさえすればよい。すなわち、この光学式リニアエ
ンコーダーでは、センサーヘッド100Bとスケール1
0Bの位置調整の許容範囲が広い。
【0093】このようにセンサーヘッド100Bと1ト
ラックスケール10Bを組み合わせた光学式リニアエン
コーダーでは、移動量検出用光源122から射出され基
準位置検出用パターン14Bによって集光された光ビー
ムが移動量検出用光検出器134に入射する範囲ではス
ケール10Bの移動量を検出できないものの、組み立て
時に要求されるセンサーヘッド100Bとスケール10
Bの間の位置調整の許容範囲が大きい。
ラックスケール10Bを組み合わせた光学式リニアエン
コーダーでは、移動量検出用光源122から射出され基
準位置検出用パターン14Bによって集光された光ビー
ムが移動量検出用光検出器134に入射する範囲ではス
ケール10Bの移動量を検出できないものの、組み立て
時に要求されるセンサーヘッド100Bとスケール10
Bの間の位置調整の許容範囲が大きい。
【0094】本実施形態によるセンサーヘッド100B
は、第一実施形態のセンサーヘッド100Aと同様に、
図16に示される2トラックスケール10Aに対して
も、図17に示される1トラックスケール10Bに対し
ても適用できる。
は、第一実施形態のセンサーヘッド100Aと同様に、
図16に示される2トラックスケール10Aに対して
も、図17に示される1トラックスケール10Bに対し
ても適用できる。
【0095】また、本実施形態によるセンサーヘッド1
00Bは、第一実施形態のセンサーヘッド100Aと同
様の利点に加えて、図16の2トラックスケール10A
との組み合わせにおいて、センサーヘッド100Bとス
ケール10Aとの間の要求される位置調整の許容範囲が
第一実施形態よりも格段に大きいという利点を有してい
る。
00Bは、第一実施形態のセンサーヘッド100Aと同
様の利点に加えて、図16の2トラックスケール10A
との組み合わせにおいて、センサーヘッド100Bとス
ケール10Aとの間の要求される位置調整の許容範囲が
第一実施形態よりも格段に大きいという利点を有してい
る。
【0096】第三の実施の形態
本発明の第三の実施の形態の光学式リニアエンコーダー
のセンサーヘッド100Cが図10に示される。本実施
形態のセンサーヘッド100Cは、第二の実施の形態の
センサーヘッド100B(図6)に似ており、図10に
おいて、図6の部材の参照符号と同じ参照符号で示され
た部材は同等の部材であり、その詳しい説明は続く記載
においては記述の重複を避けるために省略する。
のセンサーヘッド100Cが図10に示される。本実施
形態のセンサーヘッド100Cは、第二の実施の形態の
センサーヘッド100B(図6)に似ており、図10に
おいて、図6の部材の参照符号と同じ参照符号で示され
た部材は同等の部材であり、その詳しい説明は続く記載
においては記述の重複を避けるために省略する。
【0097】本実施形態のセンサーヘッド100Cは、
第二実施形態のセンサーヘッド100Bにおける移動量
検出用光源122と基準位置検出用光源142とが一つ
の光源に置き換えられた構成を有している。
第二実施形態のセンサーヘッド100Bにおける移動量
検出用光源122と基準位置検出用光源142とが一つ
の光源に置き換えられた構成を有している。
【0098】すなわち、センサーヘッド100Cは、1
ビームタイプの光学式リニアエンコーダーのセンサーヘ
ッドであり、図10に示されるように、スケール10の
移動量検出用パターン12と基準位置検出用パターン1
4の両方に一本の可干渉光ビームを照射するための光源
162と、移動量検出用パターン12で反射された光を
検出するための移動量検出用光検出器134と、基準位
置検出用パターン14で反射された光を検出するための
基準位置検出用光検出器154と、これらの素子を支持
する平板状の基板112とを備えている。
ビームタイプの光学式リニアエンコーダーのセンサーヘ
ッドであり、図10に示されるように、スケール10の
移動量検出用パターン12と基準位置検出用パターン1
4の両方に一本の可干渉光ビームを照射するための光源
162と、移動量検出用パターン12で反射された光を
検出するための移動量検出用光検出器134と、基準位
置検出用パターン14で反射された光を検出するための
基準位置検出用光検出器154と、これらの素子を支持
する平板状の基板112とを備えている。
【0099】移動量検出用光検出器134と基準位置検
出用光検出器154は、x軸方向に関してもy軸方向に
関しても、ずれて位置しており、光源162はそれらの
ほぼ中央に位置している。光源162は、例えば面発光
型半導体レーザーであり、基板112の平面に垂直に光
ビームを射出する。
出用光検出器154は、x軸方向に関してもy軸方向に
関しても、ずれて位置しており、光源162はそれらの
ほぼ中央に位置している。光源162は、例えば面発光
型半導体レーザーであり、基板112の平面に垂直に光
ビームを射出する。
【0100】センサーヘッド100Cは、図16に示さ
れる2トラックスケール10Aあるいは図17に示され
る1トラックスケール10Bと組み合わされて、光学式
リニアエンコーダーを構成する。この光学式リニアエン
コーダーにおいて、スケール10の移動量の検出と基準
位置の検出は第二実施形態と同様に行なわれる。
れる2トラックスケール10Aあるいは図17に示され
る1トラックスケール10Bと組み合わされて、光学式
リニアエンコーダーを構成する。この光学式リニアエン
コーダーにおいて、スケール10の移動量の検出と基準
位置の検出は第二実施形態と同様に行なわれる。
【0101】本実施形態のセンサーヘッド100Cは、
1ビームタイプの光学式リニアエンコーダーのセンサー
ヘッドであり、光源が一つで済むので、第二実施形態の
センサーヘッド100Bに比べて安価に構成され得る。
1ビームタイプの光学式リニアエンコーダーのセンサー
ヘッドであり、光源が一つで済むので、第二実施形態の
センサーヘッド100Bに比べて安価に構成され得る。
【0102】移動量検出用光検出器134と基準位置検
出用光検出器154の間のx軸方向の距離dxとy軸方
向の距離dyは共に大きくするとともに、面発光レーザ
ーから射出される光ビームの強度は必要以上に大きくし
ないために、光源162には、広がり角の大きいビーム
を射出する面発光レーザーが用いられるとよい。
出用光検出器154の間のx軸方向の距離dxとy軸方
向の距離dyは共に大きくするとともに、面発光レーザ
ーから射出される光ビームの強度は必要以上に大きくし
ないために、光源162には、広がり角の大きいビーム
を射出する面発光レーザーが用いられるとよい。
【0103】第四の実施の形態
本発明の第四の実施の形態の光学式リニアエンコーダー
のセンサーヘッド100Dが図11に示される。本実施
形態のセンサーヘッド100Dは、第二の実施の形態の
センサーヘッド100B(図6)に似ており、図11に
おいて、図6の部材の参照符号と同じ参照符号で示され
た部材は同等の部材であり、その詳しい説明は続く記載
においては記述の重複を避けるために省略する。
のセンサーヘッド100Dが図11に示される。本実施
形態のセンサーヘッド100Dは、第二の実施の形態の
センサーヘッド100B(図6)に似ており、図11に
おいて、図6の部材の参照符号と同じ参照符号で示され
た部材は同等の部材であり、その詳しい説明は続く記載
においては記述の重複を避けるために省略する。
【0104】本実施形態のセンサーヘッド100Dは、
第二実施形態のセンサーヘッド100Bに移動量検出用
光検出器134と基準位置検出用光検出器154の各々
に対してx軸方向の両側に一対のダミー光検出器が付加
された構成を有している。
第二実施形態のセンサーヘッド100Bに移動量検出用
光検出器134と基準位置検出用光検出器154の各々
に対してx軸方向の両側に一対のダミー光検出器が付加
された構成を有している。
【0105】すなわち、センサーヘッド100Dは、2
ビームタイプの光学式リニアエンコーダーのセンサーヘ
ッドであり、図11に示されるように、移動量検出用光
源122と、基準位置検出用光源142と、移動量検出
用光検出器134と、基準位置検出用光検出器154
と、移動量検出用光検出器134のx軸方向の両側に設
けられた一対のダミー光検出器136と、基準位置検出
用光検出器154のx軸方向の両側に設けられた一対の
ダミー光検出器156と、これらの素子を支持する平板
状の基板112とを備えている。
ビームタイプの光学式リニアエンコーダーのセンサーヘ
ッドであり、図11に示されるように、移動量検出用光
源122と、基準位置検出用光源142と、移動量検出
用光検出器134と、基準位置検出用光検出器154
と、移動量検出用光検出器134のx軸方向の両側に設
けられた一対のダミー光検出器136と、基準位置検出
用光検出器154のx軸方向の両側に設けられた一対の
ダミー光検出器156と、これらの素子を支持する平板
状の基板112とを備えている。
【0106】センサーヘッド100Dは、図16に示さ
れる2トラックスケール10Aあるいは図17に示され
る1トラックスケール10Bと組み合わされて、光学式
リニアエンコーダーを構成する。この光学式リニアエン
コーダーにおいて、スケール10の移動量の検出と基準
位置の検出は第二実施形態と同様に行なわれる。
れる2トラックスケール10Aあるいは図17に示され
る1トラックスケール10Bと組み合わされて、光学式
リニアエンコーダーを構成する。この光学式リニアエン
コーダーにおいて、スケール10の移動量の検出と基準
位置の検出は第二実施形態と同様に行なわれる。
【0107】一対のダミー光検出器136の各々は一つ
の光電変換素子で構成され、一対のダミー光検出器15
6の各々は一つの光電変換素子で構成されている。これ
らの光電変換素子の出力はスケール10の移動量の検出
や基準位置の検出には利用されない。言い換えれば、ダ
ミー光検出器とは、その出力がスケール10の移動量の
検出や基準位置の検出に利用されない光電変換素子のこ
とである。
の光電変換素子で構成され、一対のダミー光検出器15
6の各々は一つの光電変換素子で構成されている。これ
らの光電変換素子の出力はスケール10の移動量の検出
や基準位置の検出には利用されない。言い換えれば、ダ
ミー光検出器とは、その出力がスケール10の移動量の
検出や基準位置の検出に利用されない光電変換素子のこ
とである。
【0108】ダミー光検出器136の光電変換素子とダ
ミー光検出器156の光電変換素子は、移動量検出用光
検出器134を構成する光電変換素子や基準位置検出用
光検出器154を構成する光電変換素子とともに、半導
体基板112にモノリシックに形成されている。
ミー光検出器156の光電変換素子は、移動量検出用光
検出器134を構成する光電変換素子や基準位置検出用
光検出器154を構成する光電変換素子とともに、半導
体基板112にモノリシックに形成されている。
【0109】ダミー光検出器136とダミー光検出器1
56はクロストーク防止のために設けられている。クロ
ストークとは、対象の光電変換素子(あるいは受光エリ
ア)を外れてその近くに入射した光が、本来ならばその
光電変換素子で検出されないはずであるにも関わらず、
その光電変換素子で検出される現象である。
56はクロストーク防止のために設けられている。クロ
ストークとは、対象の光電変換素子(あるいは受光エリ
ア)を外れてその近くに入射した光が、本来ならばその
光電変換素子で検出されないはずであるにも関わらず、
その光電変換素子で検出される現象である。
【0110】移動量検出用光検出器134は複数の光電
変換素子で構成されており(別の言い方をすれば複数の
受光エリアを有しており)、これらの光電変換素子(あ
るいは受光エリア)の間においてもクロストークの現象
は起きているが、両端の二つの光電変換素子を除いて
は、クロストークの影響は互いに相殺されて無視でき
る。
変換素子で構成されており(別の言い方をすれば複数の
受光エリアを有しており)、これらの光電変換素子(あ
るいは受光エリア)の間においてもクロストークの現象
は起きているが、両端の二つの光電変換素子を除いて
は、クロストークの影響は互いに相殺されて無視でき
る。
【0111】ダミー光検出器136が設けられていない
構成においては、移動量検出用光検出器134の両端の
光電変換素子の出力は、移動量検出用光検出器134の
x軸方向の両端の外側に入射した光によるクロストーク
の影響を受け、実際にそこに入射した光の強度(あるい
は光量)に対応する出力よりも大きいものとなる。この
ため、移動量検出用光検出器134の両端の光電変換素
子(あるいは受光エリア)からの出力はオフセットが乗
ったものとなり、スケールの移動量の検出の誤差の要因
となる本実施形態のセンサーヘッド100Dでは、移動
量検出用光検出器134のx軸方向の両端の外側にダミ
ー光検出器136が設けられているので、移動量検出用
光検出器134の両端の光電変換素子の出力も、移動量
検出用光検出器134の他の光電変換素子の出力と同様
に、適正なものとなる。
構成においては、移動量検出用光検出器134の両端の
光電変換素子の出力は、移動量検出用光検出器134の
x軸方向の両端の外側に入射した光によるクロストーク
の影響を受け、実際にそこに入射した光の強度(あるい
は光量)に対応する出力よりも大きいものとなる。この
ため、移動量検出用光検出器134の両端の光電変換素
子(あるいは受光エリア)からの出力はオフセットが乗
ったものとなり、スケールの移動量の検出の誤差の要因
となる本実施形態のセンサーヘッド100Dでは、移動
量検出用光検出器134のx軸方向の両端の外側にダミ
ー光検出器136が設けられているので、移動量検出用
光検出器134の両端の光電変換素子の出力も、移動量
検出用光検出器134の他の光電変換素子の出力と同様
に、適正なものとなる。
【0112】言い換えれば、移動量検出用光検出器13
4とダミー光検出器136の全体で見れば、ダミー光検
出器136の光電変換素子がクロストークの影響を受け
るだけであり、移動量検出用光検出器134の光電変換
素子の出力はいずれもクロストークの影響が無視でき、
同じ条件下ではすべて等しいものとなる。
4とダミー光検出器136の全体で見れば、ダミー光検
出器136の光電変換素子がクロストークの影響を受け
るだけであり、移動量検出用光検出器134の光電変換
素子の出力はいずれもクロストークの影響が無視でき、
同じ条件下ではすべて等しいものとなる。
【0113】従って、センサーヘッド100Dを用いた
光学式リニアエンコーダーは、スケールの移動量の検出
が安定に精度良く行なえる。
光学式リニアエンコーダーは、スケールの移動量の検出
が安定に精度良く行なえる。
【0114】また、基準位置検出用光検出器154につ
いても同様の影響が考えられる。つまり、ダミー光検出
器156が設けられていない構成においては、基準位置
検出用光検出器154の出力は、基準位置検出用光検出
器154のx軸方向の両端の外側に入射した光によるク
ロストークの影響を受け、実際にそこに入射した光の強
度(あるいは光量)に対応する出力よりも大きいものと
なる。これは、言い換えれば、基準位置検出用光検出器
154のx軸方向の寸法が実質的に設計値よりも拡大さ
れたことに等しい。その結果、基準位置の出力信号はぼ
やけたものとなり、スケールの基準位置の検出の誤差の
要因となる。
いても同様の影響が考えられる。つまり、ダミー光検出
器156が設けられていない構成においては、基準位置
検出用光検出器154の出力は、基準位置検出用光検出
器154のx軸方向の両端の外側に入射した光によるク
ロストークの影響を受け、実際にそこに入射した光の強
度(あるいは光量)に対応する出力よりも大きいものと
なる。これは、言い換えれば、基準位置検出用光検出器
154のx軸方向の寸法が実質的に設計値よりも拡大さ
れたことに等しい。その結果、基準位置の出力信号はぼ
やけたものとなり、スケールの基準位置の検出の誤差の
要因となる。
【0115】本実施形態のセンサーヘッド100Dで
は、基準位置検出用光検出器154のx軸方向の両端の
外側にダミー光検出器156が設けられているので、ダ
ミー光検出器156に入射した光は、基準位置検出用光
検出器154との境界部分に入射した光のクロストーク
成分を除いては、基準位置検出用光検出器154では検
出されない。クロストーク成分は光の強度に応じており
安定なため、基準値検出用光検出器154の幅(x軸方
向の寸法)を理想的に設計できる。
は、基準位置検出用光検出器154のx軸方向の両端の
外側にダミー光検出器156が設けられているので、ダ
ミー光検出器156に入射した光は、基準位置検出用光
検出器154との境界部分に入射した光のクロストーク
成分を除いては、基準位置検出用光検出器154では検
出されない。クロストーク成分は光の強度に応じており
安定なため、基準値検出用光検出器154の幅(x軸方
向の寸法)を理想的に設計できる。
【0116】従って、センサーヘッド100Dを用いた
光学式リニアエンコーダーは、スケールの移動量の検出
が安定に精度良く行なえる。
光学式リニアエンコーダーは、スケールの移動量の検出
が安定に精度良く行なえる。
【0117】移動量検出用光源122や基準位置検出用
光源142を構成する面発光レーザーの光出力は一般に
環境温度等に依存して変化する。このような光出力の変
動を抑えるため、移動量検出用光源122や基準位置検
出用光源142の面発光レーザーはその光出力が一定に
保たれるように制御されるとよい。
光源142を構成する面発光レーザーの光出力は一般に
環境温度等に依存して変化する。このような光出力の変
動を抑えるため、移動量検出用光源122や基準位置検
出用光源142の面発光レーザーはその光出力が一定に
保たれるように制御されるとよい。
【0118】移動量検出用光源の面発光レーザー122
は、例えば、移動量検出用光検出器134の光電変換素
子のすべての出力の和をパワーモニター信号として制御
される。また、基準位置検出用光源142の面発光レー
ザー142は、例えば、光検出器154と二つのダミー
光検出器156の出力の和をパワーモニター信号として
制御される。
は、例えば、移動量検出用光検出器134の光電変換素
子のすべての出力の和をパワーモニター信号として制御
される。また、基準位置検出用光源142の面発光レー
ザー142は、例えば、光検出器154と二つのダミー
光検出器156の出力の和をパワーモニター信号として
制御される。
【0119】このような制御により、センサーヘッド1
00Dの移動量検出用光源122と基準位置検出用光源
142の光出力が安定化される。その結果、センサーヘ
ッド100Dを用いた光学式リニアエンコーダーでは、
移動量検出信号も基準位置検出信号も極めて安定化され
る。
00Dの移動量検出用光源122と基準位置検出用光源
142の光出力が安定化される。その結果、センサーヘ
ッド100Dを用いた光学式リニアエンコーダーでは、
移動量検出信号も基準位置検出信号も極めて安定化され
る。
【0120】これまで、図面を参照しながら本発明の実
施の形態を述べたが、本発明は、これらの実施の形態に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲に
おいて様々な変形や変更が施されてもよい。
施の形態を述べたが、本発明は、これらの実施の形態に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲に
おいて様々な変形や変更が施されてもよい。
【0121】例えば、移動量検出用光源122や、移動
量検出用光源と基準位置検出用光源とを兼ねる光源16
2は、面発光レーザーに限定されるものではなく、半導
体レーザー(端面発光レーザー)やLED等、任意の可
干渉光源が適用可能である。また、基準位置検出用光源
142は、面発光レーザーに限定されるものではなく、
半導体レーザー(端面発光レーザー)やLED等、任意
の光源が適用可能である。
量検出用光源と基準位置検出用光源とを兼ねる光源16
2は、面発光レーザーに限定されるものではなく、半導
体レーザー(端面発光レーザー)やLED等、任意の可
干渉光源が適用可能である。また、基準位置検出用光源
142は、面発光レーザーに限定されるものではなく、
半導体レーザー(端面発光レーザー)やLED等、任意
の光源が適用可能である。
【0122】
【発明の効果】本発明によれば、光学式リニアエンコー
ダーにおいて一般に使用されている二種類の代表的なス
ケールのいずれに対しても適用可能なセンサーヘッドが
提供される。これにより、用途に応じて選ばれるスケー
ルに対してセンサーヘッドを変更することなく好適な光
学式リニアエンコーダーを構成することができる。
ダーにおいて一般に使用されている二種類の代表的なス
ケールのいずれに対しても適用可能なセンサーヘッドが
提供される。これにより、用途に応じて選ばれるスケー
ルに対してセンサーヘッドを変更することなく好適な光
学式リニアエンコーダーを構成することができる。
【図1】本発明の第一の実施の形態の光学式リニアエン
コーダーのセンサーヘッドを示している。
コーダーのセンサーヘッドを示している。
【図2】図1に示されるセンサーヘッドの移動量検出用
光検出器の複数の受光エリアを示している。
光検出器の複数の受光エリアを示している。
【図3】図1に示されるセンサーヘッドと図16に示さ
れるスケールとを組み合わせて構成された光学式リニア
エンコーダーの斜視図である。
れるスケールとを組み合わせて構成された光学式リニア
エンコーダーの斜視図である。
【図4】図3に示される光学式リニアエンコーダーのセ
ンサーヘッドとスケールのxy平面への投影図である。
ンサーヘッドとスケールのxy平面への投影図である。
【図5】図1に示されるセンサーヘッドと図17に示さ
れるスケールとを組み合わせて構成された光学式リニア
エンコーダーのxy平面への投影図である。
れるスケールとを組み合わせて構成された光学式リニア
エンコーダーのxy平面への投影図である。
【図6】本発明の第二の実施の形態の光学式リニアエン
コーダーのセンサーヘッドを示している。
コーダーのセンサーヘッドを示している。
【図7】図6に示されるセンサーヘッドと図16に示さ
れるスケールとを組み合わせて構成された光学式リニア
エンコーダーの斜視図である。
れるスケールとを組み合わせて構成された光学式リニア
エンコーダーの斜視図である。
【図8】図7に示される光学式リニアエンコーダーのセ
ンサーヘッドとスケールのxy平面への投影図である。
ンサーヘッドとスケールのxy平面への投影図である。
【図9】図6に示されるセンサーヘッドと図17に示さ
れるスケールとを組み合わせて構成された光学式リニア
エンコーダーのxy平面への投影図である。
れるスケールとを組み合わせて構成された光学式リニア
エンコーダーのxy平面への投影図である。
【図10】本発明の第三の実施の形態の光学式リニアエ
ンコーダーのセンサーヘッドを示している。
ンコーダーのセンサーヘッドを示している。
【図11】本発明の第四の実施の形態の光学式リニアエ
ンコーダーのセンサーヘッドを示している。
ンコーダーのセンサーヘッドを示している。
【図12】一般的な光学式エンコーダーにおけるスケー
ルの移動量の検出動作の原理を説明するための回折格子
スケールを用いた透過型エンコーダーのモデルを示して
いる。
ルの移動量の検出動作の原理を説明するための回折格子
スケールを用いた透過型エンコーダーのモデルを示して
いる。
【図13】図1のセンサーヘッドにおいて、移動量検出
用光検出器の出力に基づいて得られるA相信号とB相信
号と、基準位置用光検出器の出力に基づいて得られるZ
相信号とを示している。
用光検出器の出力に基づいて得られるA相信号とB相信
号と、基準位置用光検出器の出力に基づいて得られるZ
相信号とを示している。
【図14】レンズ等の光学部品を必要としない小型で低
コストな代表的な光学式リニアエンコーダーのひとつを
示している。
コストな代表的な光学式リニアエンコーダーのひとつを
示している。
【図15】レンズ等の光学部品を必要としない小型で低
コストな別の代表的な光学式リニアエンコーダーを示し
ている。
コストな別の代表的な光学式リニアエンコーダーを示し
ている。
【図16】光学式リニアエンコーダーの代表的なスケー
ルのひとつである、移動量検出用光学パターンと基準位
置検出用光学パターンとが別のトラックに形成されてい
るスケールを示している。
ルのひとつである、移動量検出用光学パターンと基準位
置検出用光学パターンとが別のトラックに形成されてい
るスケールを示している。
【図17】光学式リニアエンコーダーの別の代表的なス
ケールである、移動量検出用光学パターンと基準位置検
出用光学パターンとが同じトラックに形成されているス
ケールを示している。
ケールである、移動量検出用光学パターンと基準位置検
出用光学パターンとが同じトラックに形成されているス
ケールを示している。
100 センサーヘッド
112 基板
122 移動量検出用光源
132 移動量検出用光検出器
142 基準位置検出用光源
152 基準位置検出用光検出器
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 2F065 AA07 AA09 AA14 AA20 BB02
BB18 BB27 DD19 FF02 FF16
FF23 FF41 FF48 FF51 GG06
HH15 JJ02 JJ05 JJ09 JJ15
JJ25 LL08 LL28 LL42 PP12
QQ25 QQ28
2F103 BA05 BA32 BA41 BA44 CA03
CA04 DA01 DA12 EA04 EA06
EA15 EA19 EA20 EB02 EB07
EB08 EB15 EB16 EB27 EB32
EB37 ED02 FA01 FA12 FA15
5F089 BA02 BB02 BB07
Claims (19)
- 【請求項1】 光学式エンコーダーのセンサーヘッドで
あって、移動可能なスケールの移動を検出するためのセ
ンサーヘッドであり、 センサーヘッドは、スケールの移動方向に平行な第一の
軸(x軸)と、第一の軸に直交しスケールの面に平行な
第二の軸(y軸)と、第一の軸(x軸)と第二の軸(y
軸)の両方に直交する第三の軸(z軸)とを有してお
り、 スケールは、第一の光学パターンと第二の光学パターン
が異なるトラックに形成された第一のスケールか、また
は第一の光学パターンと第二の光学パターンが同一のト
ラックに形成された第二のスケールのいずれかであり、 センサーヘッドは、 少なくとも一本の可干渉光ビームをスケールに照射する
ための光源手段と、 第一の光学パターンで反射された光を検出するための第
一の光検出器と、 第二の光学パターンで反射された光を検出するための少
なくとも一つの第二の光検出器と、 光源手段と第一の光検出器と第二の光検出器とを支持す
る平板状の基板とを備えており、 第一の光検出器は第一の軸(x軸)に沿って並んだ複数
の光電変換素子を有し、第二の光検出器は一つの光電変
換素子を有し、光源手段と第一の光検出器と第二の光検
出器は共に基板の一つの平面に設けられており、光源手
段は基板の前記平面に垂直に光ビームを射出し、第一の
光検出器の中心と第二の光検出器の中心を結ぶ直線は第
一の軸(x軸)とも第二の軸(y軸)とも交差してい
る、光学式エンコーダーのセンサーヘッド。 - 【請求項2】 第一の光検出器と第二の光検出器は、x
軸に直交するyz平面に投影された第一の光検出器の投
影像と第二の光検出器の投影像が互いに離れており、y
軸に直交するzx平面に投影された第一の光検出器の投
映像と第二の光検出器の投映像が互いに離れているよう
に配置されている、請求項1に記載のセンサーヘッド。 - 【請求項3】 光源手段は、第一の光学パターンに向け
て光ビームを射出する第一の光源と、第二の光学パター
ンに向けて光ビームを射出する第二の光源とを有してい
る、請求項1に記載のセンサーヘッド。 - 【請求項4】 第一の光源と第二の光源は共に面発光型
半導体レーザーである、請求項3に記載のセンサーヘッ
ド。 - 【請求項5】 光源手段は、第一の光学パターンと第二
の光学パターンに向けて光ビームを射出する一つの光源
を有している、請求項1に記載のセンサーヘッド。 - 【請求項6】 光源は面発光型半導体レーザーである、
請求項5に記載のセンサーヘッド。 - 【請求項7】 基板は半導体基板であり、光検出器は半
導体基板にモノリシックに形成されている、請求項1に
記載のセンサーヘッド。 - 【請求項8】 光学式エンコーダーであって、 移動可能なスケールと、 スケールの移動を検出するためのセンサーヘッドとを備
えており、 光学式エンコーダーは、スケールの移動方向に平行な第
一の軸(x軸)と、第一の軸に直交しスケールの面に平
行な第二の軸(y軸)と、第一の軸(x軸)と第二の軸
(y軸)の両方に直交する第三の軸(z軸)とを有して
おり、 スケールは、第一の光学パターンと第二の光学パターン
が異なるトラックに形成された第一のスケールか、また
は第一の光学パターンと第二の光学パターンが同一のト
ラックに形成された第二のスケールのいずれかであり、 センサーヘッドは、 少なくとも一本の可干渉光ビームをスケールに照射する
ための光源手段と、 第一の光学パターンで反射された光を検出するための第
一の光検出器と、 第二の光学パターンで反射された光を検出するための少
なくとも一つの第二の光検出器と、 光源手段と第一の光検出器と第二の光検出器とを支持す
る平板状の基板とを備えており、 第一の光検出器は第一の軸(x軸)に沿って並んだ複数
の光電変換素子を有し、第二の光検出器は一つの光電変
換素子を有し、光源手段と第一の光検出器と第二の光検
出器は共に基板の一つの平面に設けられており、光源手
段は基板の前記平面に垂直に光ビームを射出し、第一の
光学パターンと第二の光学パターンはスケールの一つの
平面に形成されており、スケールとセンサーヘッドはス
ケールの前記平面と基板の前記平面が平行になる位置関
係に配置されており、第一の光検出器の中心と第二の光
検出器の中心を結ぶ直線は第一の軸(x軸)とも第二の
軸(y軸)とも交差している、光学式エンコーダー。 - 【請求項9】 第一の光検出器と第二の光検出器は、x
軸に直交するyz平面に投影された第一の光検出器と第
二の光検出器の投影像が互いに離れており、y軸に直交
するzx平面に投影された第一の光検出器と第二の光検
出器投映像が互いに離れているように配置されている、
請求項8に記載の光学式エンコーダー。 - 【請求項10】 光源手段と第一の光学パターンと第一
の光検出器は、第一の光検出器にタルボットイメージが
結像するように配置されている、請求項8に記載の光学
式エンコーダー。 - 【請求項11】 第一の光学パターンはスケールの移動
量検出用のパターンであり、第二の光学パターンはスケ
ールの基準位置検出用のパターンである、請求項8に記
載の光学式エンコーダー。 - 【請求項12】 基準位置検出用の光学パターンはホロ
グラフィックレンズパターンである、請求項11に記載
の光学式エンコーダー。 - 【請求項13】 光源手段は、第一の光学パターンに向
けて光ビームを射出する第一の光源と、第二の光学パタ
ーンに向けて光ビームを射出する第二の光源とを有して
いる、請求項8に記載の光学式エンコーダー。 - 【請求項14】 スケール上に形成される第一の光ビー
ムのスポットと第二の光ビームのスポットとが互いに離
れている、請求項13に記載の光学式エンコーダー。 - 【請求項15】 スケールを経由した後に基板上に形成
される第一の光ビームのスポットと第二の光ビームのス
ポットとが互いに離れている、請求項14に記載の光学
式エンコーダー。 - 【請求項16】 第一の光源と第二の光源は共に面発光
型半導体レーザーである、請求項13に記載の光学式エ
ンコーダー。 - 【請求項17】 光源手段は、第一の光学パターンと第
二の光学パターンに向けて光ビームを射出する一つの光
源を有している、請求項8に記載の光学式エンコーダ
ー。 - 【請求項18】 光源は面発光型半導体レーザーであ
る、請求項17に記載の光学式エンコーダー。 - 【請求項19】 基板は半導体基板であり、光検出器は
半導体基板にモノリシックに形成されている、請求項8
に記載の光学式エンコーダー。
Priority Applications (2)
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|---|---|---|---|
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| US10/356,192 US6800842B2 (en) | 2002-01-31 | 2003-01-31 | Optical encoder and sensor head of the same |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002024482A JP2003227735A (ja) | 2002-01-31 | 2002-01-31 | 光学式エンコーダーおよびそのセンサーヘッド |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003227735A true JP2003227735A (ja) | 2003-08-15 |
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ID=27746917
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
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| Country | Link |
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-
2002
- 2002-01-31 JP JP2002024482A patent/JP2003227735A/ja not_active Withdrawn
-
2003
- 2003-01-31 US US10/356,192 patent/US6800842B2/en not_active Expired - Lifetime
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